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「ミスター味っ子(TVアニメ動画)」

総合得点
65.2
感想・評価
90
棚に入れた
430
ランキング
3438
★★★★☆ 3.5 (90)
物語
3.5
作画
3.4
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.8

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ミスター味っ子の感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リアクション料理バトル漫画の原点。アニオリのどんぶり兄弟は必見。

 料理バトルの原点が「味平」なら、インフレするリアクション芸といえば本作が原点と言っても間違いないだろう(原作はそこまで過剰じゃない)。本作は原作とはかなり異なるアニメ化作品の好例として激烈なリアクション芸が有名だが、全99話を見ていくと後にGガンなどを撮ることになる今川監督の特徴が本作でも輝いているのが見えてくる。


 今川監督といえば他作品ではありえないブッ飛んだ描写がわかりやすい特徴だが、作品をちゃんと見ていくとそれだけの人ではないのが見えてくる。その一つが性癖なショタ好きな点だろう(ショタの元ネタな正太郎が出る鉄人28号もやってる)。本作でも男の娘で双子などんぶり兄弟、ウィーン少年料理団、なによりどうしてこうなった…な中江君などなど、監督好きっすねぇ〜ってのが透けて見える。


 更に重要なのは格好良いオッサンや爺さんの増量と、作品の中心に料理への、いや食べる相手への愛をよりハッキリと置いた点だろう。丸井のおっちゃんは原作とは全然違って殆ど義理の父親といっても良い大切な存在になっていく。また「ドドンガド〜ン」な香山さんなんか原作では一ボスだったのが嘘のような活躍ぶりである。そしてなにより大きいのは味皇のじいさんだろう。


 原作では陽一を成長させるため最後の壁となる味皇のじいさんであったが、本作のラストでは全然違う超展開となる。最初と最後が一つになり、最後のリアクションが、そして人の心の輝きが多くの登場人物たちの瞳に刻まれた時。料理とは利他の行為、即ち愛の象徴そのものとして描きたかった監督の想いが伝わってくる。ケレン味と愛の人、それこそ今川監督である。

投稿 : 2022/12/09
閲覧 : 446
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15

ネタバレ

じょせふん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

【現在停滞中】

【初回 2017年8月27日~】
【物語 】

【作画 】


【声優 4.0】
高山みなみさんの初々しさを感じました。
コナン等の生き生きとした高山みなみの声に慣れてるせいか、初々しいと言うか素人っぽさすら感じるほどの印象を受けました。


【音楽 5.0】
OPとEDの耳障りの良さ、覚えやすさは昔のアニメの特徴の一つだと思いますが、OPもEDも出来が良く、曲だけでも観て損の無い、口ずさみたくなる曲でした。

【キャラ 】

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 217
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0

おーいん君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ムチャクチャだけど、快活。

少年が活躍するアニメで、少年漫画らしい強引さと、爽快感のあるアニメ。

特に、この作品は漫画よりアニメの表現で世間に知れ渡った作品です。

個人的には漫画の方が好きだけれど、アニメにしか存在しないキャラなんかも面白いと思います。

現代、たくさんの面白いアニメがあるのでわざわざ視聴すべきとは思いません。
けれど、子供の頃この作品を見たことがある人なら、ちょっと見てみるのは楽しいと思います。

投稿 : 2020/04/18
閲覧 : 251
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1

40代後半のおっさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

対決グルメアニメの元祖?

料理の対決スタイルとオーバーリアクションの元祖じゃないかな。
味皇様のリアクションは回を増すごとにすごくなってたな。
陽一の料理より、対戦相手の料理がうまそうと思うのは私だけだろうか(笑)

投稿 : 2018/03/30
閲覧 : 400
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1

すねこすり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リアクショングルメ系アニメ・漫画の生みの親

グルメ系漫画のちょっと過剰なリアクション
などはミスター味っ子の影響が大きい!
あとOPとEDが本当にかっこいい。

投稿 : 2017/08/03
閲覧 : 363
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0

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大好きですが・・・アンチで否定してみます

リアルタイムで観ていた世代です。
まさに90年代といった感じがぷんぷんしてますので
いまさらお勧めはまあできません。

ギャグ、スポ根、ぶっとんだ内容、どれも
いまじゃ爆笑です。大体この漫画とおいしんぼが
グルメじゃなきゃだめみたいな風潮になってたんで(90年後半)
パスタはアルデンテじゃなきゃダメとか偏った知識植え込んでたんですよ
(私、小学生でした)

確かにうまいですけど、アメリカ人の友達のお袋の味って学校給食のソフト麺なみのやわらかいパスタに缶詰のミートソースだったりすんです。

なにがいいたいかって?

結局どんなうまいものだって、隣で誰が食べたか。そしてそのとき何したか・・・
それがずーっと記憶にのこんですよね。のこる=うまいなんです。
地元の牛って最近じゃあ高級扱いされたんですが、子供のころは普通のレストラン並みの値段だったんです。
親父に中学ん時連れて行ってもらったら400gで3000円だったんです
確かにおいしい肉でした。

10年後また食べたくなってそのレストラン行きました。
価格が400gで10倍でした。
まあその当時余裕あったんで注文して食べました。
びっくりするぐらい普通なんですよ。(大田原牛とかいう牛です)
うそだろって・・・
料理なんてそんなものなんです。(そこが品質さげたとかじゃないんです)
一人で食うのより、誰かと食べたそれ自体が味覚の記憶なんです。

・・・リア充はこの点だけでいえば、非リア充に比べたら人生勝ってるといえるわ。。。悔しいですが一緒に食べるって=一緒に○○やる、一緒に寝るぐらい重要な要素なんですよね・・・

それがこの漫画たちに対する私の30年経った答えですね。

小学生のとき部活で打ち上げで食べたジンギスカンって
笑っちゃうぐらい安い肉だろうけど
今でもほんっとわすれらんないんだよな~。

飲み屋で失敗して歌舞伎町で夜中の味源の味噌ラーメン本当に記憶ないぐらい飲んでたのに味だけはおもいだせるんだよな~。

唯一ほめられるのは、色んな知識あったほうが
自分で作るときには便利でした。それぐらいかな・・

食べるのに熱いので。。。完讀謝謝

投稿 : 2016/04/23
閲覧 : 569
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13

ネタバレ

もじゃくん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

子供の頃とやはり見る観点が違ってた

子供の頃によく観ていた作品。ふとした時にたまたま見つけて観ていたらどんどんハマって結局全話観てしまっていた。この作品でよく言われるのは、味皇こと村田源次郎のあの「うまいぞぉー!!」というお馴染みのオーバーリアクション。まあそれも面白いのだが、本当の見どころとしたら、一番は陽一の心の成長なんだよ。勝負にかける情熱だったり、一度は失敗してもそこから立ち直るところ、友情を深めるところ、人を思いやる心、味勝負のたびに心の成長を見せるところが見事に描かれている。

投稿 : 2016/03/13
閲覧 : 432
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1

Enchante さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

奇想天外の破天荒な演出で旋風を巻き起こした衝撃的アニメ

第一話から原作にはないハイテンションな演出、アクの強いキャラクター、過激な言動が展開されます。

・味皇が一流シェフに対して「30点」とダメ出しする。
・主人公の味吉陽一「料理がまずければお代はいらねえ。いや、のれんをくれてやる」と言い放つ。
・味皇がカツ丼を見るや「美しい!たまらなく美しいカツ丼だ!」と宣う。
・カツ丼を口にするや味皇の口から黄金の光線が放たれる。

これはまだ序の口の部類に属するでしょう。それ以降の話は、もっと過激なセリフと演出が繰り返されますが、キリがないので割愛するしかありません。

冷静に振り返ると、カツ丼のカツの二度揚げなど料理の基本に属しますが、視聴者(小中学生が対象か?)が料理に全く無知であるということを前提としているためか、物凄い工夫との印象を与えます。そこに演出の妙があるのでしょう。
(他にも日の出食堂だから「特製・日の出カツ丼」という安直なネーミングなのに、それに客が「はったりだ!」毒づき、主人公は「うるせえ!」とやり返すシーンを見ると、何だか凄いモノのように感じるので、演出効果って凄いと思います。)

また、きちんと料理修行をした者が中学生に負けることなど絶対にありえないのに、それは言わない約束として作品が成立しています。料理レシピも真似したら大変なことになるのは必定です。したがって、野暮なツッコミは控えます。

過剰な演出に賛否両論があると思いますが、個人的には全て面白いです。全てのキャラクターが光っていて、特に小西和也のオラオラ・ウリウリ感は最高です。

『味っ子』は極端な例になりますが、一般に漫画とアニメを比較すると、日本のアニメというのはつくづく「キャラクターの要素」が大切だと感じます。

ライトノベルがアニメと親和性が高いのも、「キャラクター小説」としての要素が色濃く反映しているからでしょう。

声優がアニメ声優の専門家として重宝されるのも、ひとえにキャラクターにとって死活問題となるからです。

もっとも、面白いアニメの本質は、それだけに集約されません。つまり、キャラクターが際立っているだけでは名作という決定打にはなりません。やはり全体を通して様々なファクターが重ね合って、後世の批判に打ち克ってこそ初めて名作と言えると思います。

『味っ子』は名作というより「怪作」と言った方が適切かも知れません。

投稿 : 2016/03/01
閲覧 : 533
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5

あーるわい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

某テレビにも出て知らなかった方にも知られるように、、

父親から継いだ料理の才能。
馬鹿馬鹿しくもありながら料理のコメントをする味王さんの演出。

漫画見ていないですがヒロインが本当は居ないなどの違いがあるようです。

ストーリー展開と呼べるようなものでは無いですが、きっちりと纏めてあるので楽しめるのではないかと思います。

これ見て料理に詳しくなれるとかは特にないのであしからず

投稿 : 2016/02/13
閲覧 : 241
サンキュー:

0

ネタバレ

yMlmw84708 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

味王すごい

口から光溢れるアニメ。

料理対決とかやる感じ。
その後の料理アニメに多大な影響を残したと思う。

投稿 : 2015/11/22
閲覧 : 327
サンキュー:

0

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うまいぞ~~

まぁ~印象に残っているのは、
審査員の爺さんが、料理を食べて『うまいぞ~~~』
と言うと、その声が宇宙まで行ったり、地球を何周もしたり
とか、なにもそこまで・・・というバカバカしい感動の仕方
が好きだったw

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 325
サンキュー:

5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

庶民的なのが良い(ただアクションはド派手)

当時、少年マガジンに連載されていた
漫画のアニメ化ですね。
原作者の画風も嫌い、料理にもほとんど興味のない
私が何故か見ていました。
それはやはり、作品に力があるからでしょう。

ただ、ロジックはそこまで整合性が取れている訳ではありません。
料理も漫画(アニメ)らしい飛び技ありです。
特に好きだったのが「カレーの天才」堺一馬と
「素材の魔術師(アニメではミスター鍋っ子)」
中江表太ですね。
特に後者は材料をほとんど自家調達
(魚も自分で漁をします。野菜も自家栽培)。

ただこの作品が「美味しんぼ」よりも庶民的に感じたのは
題材が庶民的なんですよ。カレーとかおにぎりとか、、、
なんせ、味皇料理会イタリア部主任の得意料理が
「ミートソーススパゲッティ」ですから、、

投稿 : 2014/08/19
閲覧 : 433
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

敢えて人情と熱血で勝負する

1980年代後半に放送された【ミスター味っ子】は、料理アニメに初めてロボットアニメの演出を持ち込んだアニメです。
これは天才少年料理人味吉陽一の成長の物語で、80年代の虚ろで退廃したバブル絶頂期に、敢えて人情と熱血を全面に出したアニメでした。
(世の中が平穏で生活に余裕が出来ると、最初は刺激を求めるように、反社会的な作品や、殺伐とした作品、風紀の乱れた作品が人気を得ますが、それに影響され本当に世の中が退廃すると、今度はその反動として、温もりや熱い作品が好まれるようになるんじゃないかと思います。バブル期の不倫ブームとか、マスコミが作ってましたからね。)

{netabare}登場人物たちは、下町人情風の世界で真剣に生きており、味皇が口からビームを吐いたり、食材が擬人化してプロレスを始めたり、味皇が巨大化して大阪城をぶち抜いたり、大仏が立ち上がったりしても、そんなことは登場人物たちにとってはどうでもいいんです。{/netabare}
(私はそれらの演出が大好きでした。特に怪傑味頭巾が萬屋錦之介の名作時代劇【破れ奉行】(1977年)のコスプレをして、頭巾を被り鯨船に乗るシーンが毎回楽しみでした。ちなみに破れ奉行では、後に漫画の【花の慶次】の原作者として若者にも知られるようになる隆慶一郎が、全シナリオの四分の一を担当しました。)

そして熱血とか夢を語ることが、照れくさいとかカッコ悪いと思われていた異常な80年代に、彼らは照れずに真正面から、そういう懐かしいもの(当時としては)を見せてくれたんです。
今川泰宏監督のこれらの演出は、大いに人気を博しました。
さらにその人気は国内だけにはとどまらず、ミスター味っ子は海外でも伝説の作品になったようです。

フランス後でのタイトルは【Le Petit chef】(小さなシェフ)
ガリシア語でのタイトルは【Gran Sushi】(偉大なスシ)
カスティーリャ語でのタイトルは【Ajikko: EL Rey de Sushi】(味っ子:スシの王)
カタルーニャ語でのタイトルは【Petit Chef】(小さなシェフ)
等・・・

ミスター味っ子は香港でも【伙頭智多星】というタイトルで放送されて、大人気だったみたいです。
私の遠い記憶を辿れば、ミスター味っ子が日本で放送されていた当時のアニメ雑誌には、ミスター味っ子が香港でも放映されて大人気なので、味っ子一行が香港に行く香港編が作られたとか(十代の頃の記憶なのでうろ覚え。アニメージュだったと思うんだけどな、記憶違いだったらごめんなさい。ネットでソース確認しようとしても出て来なかった・・・)
個人的には香港編の料林寺(りょうりんじ)が印象に残っています。
ちなみに香港の料理店を『味皇』や『味吉陽一』で検索すると・・・ミスター味っ子をモチーフにした料理店が今でも色々出てきます。
さてこのように香港でとても人気の高かった伙頭智多星(ミスター味っ子)ですが、1996年には香港で実写映画化されています。
とは言ってもミスター味っ子のような演出による料理対決という以外は、人物設定も舞台設定もオリジナルです。
映画のタイトルは【食神】といい、日本版のウィキペディアの『食神』のページには書かれていませんが、中国語版のウィキペディアには、『薛家燕大讚叉燒好味道(場面靈感參考日本動畫伙頭智多星)』日本のアニメ『伙頭智多星(ミスター味っ子)』に触発されたとあります。
またこの『食神』のTVドラマ版のタイトルは、そのものずばり『伙頭智多星』といいます。
(ちなみにこの『食神』、数年前に合法無料動画視聴サイトのギャオで視聴できました。ギャオの映画説明文にはミスター味っ子との関連が書かれていなかったのが残念です。映画は内容も面白く、実写なのに料理対決がとてもミスター味っ子していて楽しいです。)

最後にどうでもいいことなんですが、漫画【ミスター味っ子】(1986年~)の連載は【美味しんぼ】(1983~)の人気があった頃と同じ時代で、同じく料理対決という漫画なので、お互い意識するところもあったんじゃないかと愚考してみます。
ミスター味っ子の寿司対決の回で、霜降り肉の乗った寿司で勝利する話がありましたよね。
その後美味しんぼで、霜降り肉を乗せた寿司を出した料理人を、海原雄山がボロクソに貶す話がありました。お前は寿司のことが何も分かっていない、みたいに。
ただの偶然かもしれませんが、当時私は両方読んで、ミスター味っ子の作者可哀想だなと思いました。
ミスター味っ子が終わって【将太の寿司】が始まった時には、少し関係あるのかなと思ってみたり。
その後だんだん少年漫画的な荒唐無稽な話から、より現実的なドラマ的な話にシフトして行った印象があるんですけど気のせいでしょうか。
それがその後のミスター味っ子の続編の漫画【ミスター味っ子II】(2003~2012・全13巻)では、初めの内は抑えた演出ですが、段々と熱い少年漫画になって行きます。
それは前作の漫画ミスター味っ子よりもむしろ、より荒唐無稽だったアニメのミスター味っ子に近いのではないかと感じます。
長い漫画家人生の中で育まれた自信が、再び少年漫画に立ち返らせた(ふっきれた)のかなという印象を受けました。
以上、1読者の勝手な推論でした。

PS.同じ今川泰宏監督の【機動武闘伝Gガンダム】の中で、キャラ同士の雑談中に、ミスター味っ子ネタが出てきた時は嬉しかったです。

投稿 : 2014/03/03
閲覧 : 522

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おいし~よっ

おなかが空くアニメ

グルメアニメのパイオニア的存在

当時、小学生の頃
「グルメアニメなんておもしろいのか?」
という気持ちで観ましたので
『おもしろい』がギャップ効果で
『ものすごくおもしろい』に昇格しました。

天才料理人ミスター味っ子こと味吉陽一が
味皇と呼ばれるじーさんと出会い
味皇料理会に招かれる。
ライバル達と味勝負を繰り広げ
知恵と工夫を凝らした料理で
味皇、審査員達を驚かせ
その道を極めて行くというストーリー

何と言っても、書かない訳にはいかないのが味皇のじーさん
日本料理界の重鎮を担う凄く偉い人です。

TV番組のグルメリポートなどは
どうしたって視聴者に味は伝わらないです。
そこで
料理を作る工程を観せたり、
材料の説明をしたり、
完成品の外観で味を想像させます。
そして重要なのがグルメリポーター
実食して
如何にリアクションして
如何にコメントして
美味しさを表現し、伝えることが出来るかに
かかっています。

それで言うと味皇は
アニメという最大の武器を使って
最高級のリアクションをして
美味しさを伝えてくれます。
これは、もうヘタにここに書くより
観て頂いた方が良いと思います。

私は私が知る限りの
数あるアニメ作品の全じーさんの中で
味皇のじーさんが
一番カッコ良いじーさんだと思っています。

『味勝負!』とか『味頭巾』とか
とにかく演出が、なんて言うか『粋』なんです。


OP、ED共に歌も良くって今でも時々カラオケで歌いますね。


子供だった私は『ミスター味っ子』で得た知識を
何とか活かしたいと思い
台所で晩ご飯を作っているお母さんの後ろに立ち
「違う!高温と低温の油で二度揚げするんじゃ」
「ちゃう!スパゲッティって言うのは・・・・」
とか自分は作ったことも無いのに
ごちゃごちゃ言ってました。
だいぶ、うっとうしかったと思います。
とうとう最後に母は
「うるせぇなアンタはもう!!!あっち行っとかれぇ!!!
もう食うな!!!!!!」
とカンカンに怒っていました。



「精進せいよ」

投稿 : 2014/01/06
閲覧 : 708
サンキュー:

19

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ルネッサーンス

情熱~♪
このオープニングを聞くだけで当時見ていた
色々な料理+味王の名言などが思い浮かびます。

大人になって私が料理をするのをとっても大好きになったのも
こんな面白くて美味しそうな料理アニメがあったからかも
知れません。今はこんな料理アニメありませんね。

オススメしたいアニメの一つです。
というより、後世に残したいアニメのひとつかな。

投稿 : 2013/11/30
閲覧 : 483
サンキュー:

5

ネタバレ

フェーリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

70点

【基本情報】
・原作:漫画(寺沢大介)
・ジャンル:テンションギャグ、料理
・製作:サンライズ他
・監督:今川泰宏
・ストーリー:亡き父が残した食堂を日々切り盛りする天才料理少年が主人公。
       日本料理界を束ねる味皇に見初められ、様々なアイデアで一流料理人と味勝負を行う。
【総評】
・原作レイプ

【良い点】
・OP曲(ルネッサンス情熱)
・ED曲(心のPhotograph)
・実際に出来そうな料理も多い
・無限を感じた

【悪い点】
・変身ヒーローアニメを凌ぐジジイのミラクルアクション料理評価
・おどりだす具材
・車椅子でドリフト
・もこみちもできそう

【好きなキャラ】
・堺一馬(鈴木みえ)

【好きな話】
・わりと全て

【関連情報】
・http://ja.wikipedia.org/wiki/ミスター味っ子


記入:2013.09.27
変更:

投稿 : 2013/09/28
閲覧 : 314
サンキュー:

1

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

C

ITM

投稿 : 2013/06/15
閲覧 : 331
サンキュー:

2

歌う猫川 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うー まー いー ぞぉおおー!!

私が幼い頃に再放送でよく観て、十数年後、今から何年か前にも再度観ました。

幼い頃の具体的な感想は殆どありません。
ただ、面白かった。
あれこれ考えながら観るような視点は幼い頃だったので持ち合わせていません。

成長した今観ると過剰な演出にツッコミを入れざるをえない。
しかし、過剰な演出はアニメというスタンスにおいては有効であり、重要でもあり面白いと感じます。
某コメント付加の動画サイトなどで正式に放送したらツッコミコメントだらけで相当面白くなるはず。

一番の見所はやはり食べたときのリアクション。
波が押し寄せたり、ときには空を舞い、ときには食材が勝手に・・・
ビームなんかも出ちゃったり。

定食屋さんにコミックが置いてあったので読んだ事がありますが、原作とアニメはリアクションが全然異なります。
アニメから原作の順に見ると、かなり物足りなく感じるほどアニメの表現は凄まじい。

あまり声優には詳しくないですが、wiki情報では高山みなみさんのデビュー作なのかな。
初々しさの残る演技も必聴です。

投稿 : 2013/03/10
閲覧 : 274
サンキュー:

3

葱塩ホルモン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

おいしそう!

学生と料理人の2足のわらじの親孝行息子。
味王と出会ってからは、ほとんど店ほったらかし状態・・・ということは置いておいて、面白いです。

投稿 : 2012/09/30
閲覧 : 266
サンキュー:

1

che さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

味王ではありません、味皇さまです。

なぜか不意に思い出しましたw
ヨウイチ君の料理のアニメです、ガキの頃みてました!
結構好きでしたwなぜだろうその頃料理に何の興味もなかったのにねw
料理バトルの先駆けじゃないでしょうか?
なんし、味皇様のキャラが濃すぎますw
すぐに口からビームだして、ご当地ランドマークに変身したりしますw
荒唐無稽です、でもそんなの何でもいいんですだって子供のアニメだもんw
懐かしくなった、おっさんはyou tubeで味皇と検索したら、味皇様の「う~ま~い~ぞ~」シーンが見れますw
それで満足できますw

こんな人にオススメ

おっさんの人
エセ料理の人
子供の子
味皇様のファンの人
丸井のおっちゃんのファンのコアな人

投稿 : 2012/04/15
閲覧 : 483
サンキュー:

2

みり仔 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

おなかすきます

おいしそうです
料理バトルみたいな感

食べた後のリアクションに注目!

投稿 : 2012/02/18
閲覧 : 429
サンキュー:

3

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

口偏に未(いまだ)と書いて味と読む!!

好きな人は大好きなGガンの今川さんの代表作。

ちいさい時の作品だけど、はっきり覚えてる。
友人の兄が原作好きであまりのアニメスタッフの魔改造っぷりに子供ながら驚嘆した。原作もいいがやはりこれはアニメ版。
そういった点では、この時代ではポジティブ原作クラッシュはかなりめずらいしいかもしれない。

うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉっつ!!

って叫ぶ、アニメ版だけの真の主役、味皇。龍になったり城になったり・・、車椅子で口からジェット噴射しながら走ったり・・。とにかくうまさを表現するのにちょうド派手な演出で視聴者を楽しませる。
これは酷いと考えるか、料理の評価でよくここまでと考えるかは人それぞれ。

仲良くなった飲食店でふざけて、うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉっつ!!すると大体反応してくれる。まず料理人で知らないヤツはいない。
友人の店だったりもっと親密になったら最後に『精進せいよ』と言ってあげると喜びます。

すごく好きだったのが味皇料理会のテーマ。
味皇料理会会歌 だっけな。
すげえカオスでかっこいいので必聴です。




投稿 : 2012/01/31
閲覧 : 690
サンキュー:

9

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

当時の個性が強烈

アニメ版はvs味皇帝編と味王の記憶取り戻そうの二部構成。
最終的に丸井のおっちゃんと良一の母さんが再婚したことがあまりに衝撃すぎた!

投稿 : 2011/11/14
閲覧 : 463
サンキュー:

0

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

料理のうまさを別のメディアでやるというのは大変だな、と…

 いま、『味っ子II』を読んでるんだけど、
 『美味しんぼ』しかり、『焼きたて!!ジャぱん』しかり『クッキングパパ』しかり。「料理」に関する話を漫画で伝えるというのは、たいへんなことだと思うのだけれども、よくもまあ、こういう路線を開拓してきたなあ、としみじみ思う。
 あらためて読むと、これってすごく難しい漫画で、

1.レシピ本としての側面
2.料理のうまさを表現する食文化への批評的側面
3.少年漫画としてのバトルものの側面

 の三点に気を配りながら、すすんでいくのね。
 いやぁぁーーー、これは難儀だぞ、と思う。
 そもそも料理が好きでないとかけない、というのはあるけれども、料理のうまさを伝えるっていうのは、大変だと思うけど…まあよくやってるよね。『焼きたてジャぱん』とかだと、完全にギャグにいってしまっているけれども、味っ子とかは、まだ比較的まっとうにグルメ的な言語で勝負しようとしていて、そこはほんとに立派だな、と思う。ほんと。(むろん、それでも『焼きたてジャぱん』の源流になっているような過剰リアクション漫画でもある、という側面は多分にあるわけですが…)
 まあ、うまい/まずいを一次元的な尺度で表現せざるをえなくなっている、というあたりは、『美味しんぼ』よりも、ターゲット層を広げるための方策として仕方がないというのはあるけれども、その制約のなかで寺沢さんはほんと頑張ってるな、と。わたしなんかは、料理の関する感覚は、そもそもこんなに言葉がでてこないので、さいきん、美味しんぼとか、味っ子とか久々に読みなおして、料理に対する感覚がわたしよりも遥かに研ぎ澄まされているのを見るのがたのしい。
 
 食文化は、なにげに批評的なアプローチや分析概念が、物語文化などと比べるとはるかに貧弱な世界なので、その意味でもよくやってるな、と感心する。

投稿 : 2011/11/14
閲覧 : 728
サンキュー:

7

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

◎「ルネッサンス情熱 僕のこの手は いつも何か探し燃えている」
「um誰だって um一人じゃない um悲しみを umさけないで」

原作コミックも好かったけれど、上手くアニメ化している良い例だと思います。
それにしても 凄いリアクションでしたねw

味皇料理会VS味将軍グループは どうなったの?
堺一馬と中江兵太のライバルも好いし、料理対決面白かったですね。
特にラストの味吉陽一VS村田源二郎の勝負が熱かったです。
ブラボー!! by須原椎造w

投稿 : 2011/08/09
閲覧 : 487
サンキュー:

1

ダイクニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2023/05/28
閲覧 : 11

たま さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 15

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 112

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/22
閲覧 : 46

カメa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/04
閲覧 : 60
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ミスター味っ子のストーリー・あらすじ

味吉陽一は中学生でありながら、母親と一緒に日の出食堂をささえる名料理人だ。ある日、味皇こと村田源次郎が食堂に現れた。陽一から出された「特製超極厚カツ丼」を食べた味皇は、その美味しさと創意工夫に驚く。 味皇ビルに招かれた陽一は、ひょんなことからイタリア料理部主任丸井とスパゲティ勝負をすることになる。陽一の斬新なアイディアを盛り込みながら食べる人のことを思って作られたスバゲティに丸井は負けを認める。そして、陽一とライバル達との料理の新しく美味しい味を求めた勝負が始まるのだ!!「週刊少年マガジン」に連載された寺沢大介のコミックをアニメ化。,「講談社漫画賞」を受賞したグルメ漫画が原作の料理対決アニメがCS初登場!天才料理人・味吉陽一が美味を求めて勝負に挑む!(TVアニメ動画『ミスター味っ子』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1987年秋アニメ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%91%B3%E3%81%A3%...
公式サイト
www.sunrise-inc.co.jp/works/list/detail.php?cid=141

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