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「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(TVアニメ動画)」

総合得点
76.5
感想・評価
1225
棚に入れた
6739
ランキング
703
★★★★☆ 3.7 (1225)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.7

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ソ・ラ・ノ・ヲ・トの感想・評価はどうでしたか?

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

音楽は世界共通の言語

この物語は、戦争アニメではありません。
音楽が言葉の壁を超えて世界中で通じる共通の言語であることを、このアニメはうたっています。

正直な話、この物語を第三話まで見た後で、この物語のテーマが何であるかが、よくわかりませんでした。

でも先輩レビューアーの方の教えに従い、最終話まで見たとき、
「あぁ、この物語は、最終話のためにあるのだ」ということが良くわかりました。
そして、オープニングのときに出てくる絵がどんな意味を持っているのかも、最終話になり、ようやく理解できました。


物語は、主人公のカナタが第1121小隊にラッパ手として配属するところから始まります。
カナタは幼い頃、トランペットを吹く女性兵士から助けられます。その女性兵士の影響で、音楽に興味を持ち、軍に入ればトランペットを吹けると勘違いして入隊します。

入隊したての頃のカナタは、吹奏が下手で、あぶなっかしく、見ててハラハラします。
でも、明るく元気で、自分の意志をしっかり持っている女の子です。

毎朝鳴らすラッパの吹奏も、最初は村人たちから下手だと言われていましたが、日々の練習で少しずつ上達していきます。
村人たちもカナタの吹奏力が上達したことがわかるようになりました。

そのカナタが、最後に奇跡を起こすのです。
まさに、音楽は世界共通の言語として、みんなの心に響くのです。

最終話まで見られた方は、きっとカナタのうったえが心に届くと思います。

OpはKalafinaが歌う「光の旋律」 名曲です。

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 720
サンキュー:

58

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

キャラデザが「けいおん!」に似てた作品

キャラデザが露骨に「けいおん!」を真似てるなって時点で微妙な印象だったし、
それに内容も日常系的な緩いノリなのか戦争のシリアスなノリなのかどっち付かずで
どうも思い付いたアイデアを適当に入れてただけで何をしたい作品なのかよく分からない印象でした。

【評価】

35点・C級

投稿 : 2023/02/01
閲覧 : 222
サンキュー:

1

ネタバレ

tot さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

戦争ものの佳作

とりあえず、カナタの動きをずっと見ているだけで癒やされる。オープニングのkalafinaの名曲「光の旋律」を毎回とばさずに聞き入ってしまう。

「エルフェンリート」の神戸守監督作品。主人公のカナタをはじめ、キャラクターの一人一人の動きが丁寧に作られており、立体感のある砦の空間描写も見事。

物語は「時告げ砦」に通信兵志望の少女カナタが赴任するところから始まる。カナタは当初は起床ラッパもまともに吹くことができないが、先輩のリオに教えてもらうことで、徐々に上達していく。

テーマは引き継がれるもの、つながるものになっていて、カナタがかつて子供時代に出会った王女の拭くアメイジング・グレイスの曲が、リオの音と重なり、最後にはカナタの音へとつながる構成になっている。平和を望んで生きて死んだ王女イリアの思いは、カナタの言葉をきっかけに彼女の記憶と向き合うことを決意したリオ、そしてカナタへとつながる。

戦争を望む狂気から人々を救い出すのがカナタのトランペットの音楽なのだが、そこで冒頭のOPテーマの背景の意味が明かされる。ミリタリー女子萌えの百合わちゃわちゃ作品と見せかけて、一つ一つの細部が丁寧につながって、骨太の物語を織り上げている。

佳作。疲れた時に見て涙を流すべし。

投稿 : 2022/12/30
閲覧 : 252
サンキュー:

5

ネタバレ

風の澪 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

戦争(人同士ではなく未知なるものとの闘い)をきっかけに衰退を続ける世界というのがベースの世界観ですが、終末観はそこまで前面には出されておらず、感覚的には20世紀初頭のヨーロッパの街の物語という感じです
前半は特に
後半に入り人間同士の戦争へと話は向かっていきますが…
総括すると戦争物でもないですし、終末物でもないですね
かといって、青春ものという感じでもないですし…
前述の終末的な世界観の中での人々の暮らしを描いたエンターテイメント作品と表現するのが私の中では腑に落ちる感じです

ストリームなどでも視聴できる作品ではあるのですが…
基本的にはテレビ未放送の2話を含めて視聴するのがおすすめです

未放送の1話はコメディ回ですが、もう1つの未放送話が重要だったりします
{netabare}
テレビ最終話である第12話は、カナタ達の頑張りで戦争が回避されるひとまずの平和を手に入れる王道的エンディングであり、ラストも今までの日常が取り戻される様が描かれ1クールアニメとして奇麗な終わりをしています
一方で作品としての最終話である13話は、大半はエピローグという内容ですが、最後のシーン、リオが語る台詞がこの作品の中で最も重要な部分だったりします
結局のところこのリオの台詞がOPにもEDにも繋がっているし、作品のメッセージ性としては一番強いものになっています
このセリフは是非に観て聴いてほしいと思うところです
{/netabare}

ストーリ展開は1クールものとしてはオーソドックスで前半はキャラクターと世界観の紹介
そこで伏線を張りつつ、段々とクライマックスへ向けて盛り上がっていく展開という感じです
ストーリ展開をギュウギュウに押し込んでいない分、前半のキャラクター紹介が足早になることなく、キャラクターの個性がしっかり描かれています
一方でストーリ展開は定型になってしまっている感はありますが、キャラクターの魅力をしっかり描いた分、そこでつまらなくなるということはありません

声優さんは初主役だった金元寿子さんを経験豊富な陣容で支えていますし、役とのはまり具合もすごいです
リオのカッコよさを崩さずに抜けている感じを出す画伯小林ゆう
フィリシアのおっとりさと見えない腹黒さを表現する遠藤綾さん
じゃれつく子犬のような可愛さと真面目さで貧乏くじを引きがちなクレハを演じるキタエリ
そして、無口ながらも色々と内に秘めているノエルの悠木碧
他のサブキャラも含めてしっかりとしています

音楽は終末という部分と街・キャラクターの雰囲気にに合わせたものが多く、作品にマッチしています。
その中で『アメイジング・グレイス』印象的に差し込んできて、トータルで出来が良い感じです
OPとEDはイメージがかなり違いますが、両方とも作品の世界観をしっかり表現したものになっています
OPが衰退していく世界を
EDはその中で前向きに生きていく少女たちを
前述した作品としての最終話の13話を観ると特にそう感じます

パッケージの方にはおまけのドラマCDもついていたりと、個人的にはかなり良く作られた作品で満足度は高いですし、おすすめ度も高いです

なかなかパッケージを買ってまでとは言いにくいですが、『物語シリーズ』などと同じように、テレビ放送されていない部分まで合わせて楽しめる作品(といいうか前述のとおり、作品としての最終話を見ないと本当の意味でのこの作品の良さが感じられない)ので、今は中古で手に入るかだとは思いますが、購入も考えてみては?という作品です

投稿 : 2022/07/19
閲覧 : 239
サンキュー:

5

ちあき さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんかおしい……

良い話っぽいのに、感情移入できなかった……。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 657
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラッパがならいたくて軍隊に入った女の子のおはなしだけどバトルとかほとんどない日常のおはなしでちょっと感動しちゃうおはなしが多かったかも

そらみカナタってすなおだけどドジな女の子^^

女の軍人さんがふいてたラッパの曲をきいて
あこがれて軍隊に入った女の子で
セーズってゆう街の小さい部隊で
お仕事することになった

そこってあんまり敵がこないところみたいで
カナタを入れてたった女の子5人しかいないのw

隊長さんはフィリシアさんで
軍隊だけど
みんなが名まえでよんだりできるようにしたりって
とってもやさしいみんなのお母さんみたいな人^^

その次にえらいのがリオ先輩で
ちょっと男っぽいけど
でも
あんまりうまくならないカナタに
一生けんめいラッパを教えてくれるやさしい人

あとノエルってゆう
戦車の整備とかしてるおとなしい子と
クレハってゆう
カナタのことライバルみたいに思ってる子がいるの^^

景色がとってもきれいで
人の顔は「ココロコネクト」みたいかな

とちゅうまでは女子校で部活してるみたいな
いちお軍隊だけど戦争とかおきなさそうで
ラッパのおはなしとかみんなの紹介みたいな
ほのぼの日常みたいだった^^

でもまん中へんからかなぁ。。
戦争はないけど
{netabare}銃とかヒミツのおしごと{/netabare}とか
ちょっとづつ暗いおはなしがふえて来たみたい。。

さいごの方は
やっぱり戦争中だったんだぁ。。って
そうゆうおはなしだったけど
感動しておわったからよかった^^

はじめはどんなおはなしかって
よく分からなかったけど
しばらく見てて
みんなのことがよく分かってきたら
気もちとか思いとかつたわってきて

音楽も聞いてるだけで
なみだが出てくるみたいな曲だし
にゃんが泣いちゃったおはなし多かった。。

ちょっと昔のおはなしみたいだったけど
{netabare}ほんとはすごい未来のおはなしだったりって{/netabare}
フシギな感じ

ヨーロッパのおはなしみたいなのに
ときどき日本のものとか漢字とかあって
なんとなく見やすかったかな^^

最近のだと
「たまゆら」とかににた感じかな。。
だから
とちゅうで眠たくなっちゃうこともあるかもw

でも
音楽も景色もきれいで
毎日のちょっとしたこととかで感動して泣いちゃったり

ほのぼの日常みたいなおはなしが好きだったら
おすすめだって思うケド
戦争なのにあんまりバトルとかアツいおはなしとかないから
そうゆうのを見たかったらたぶんハズレだと思う☆

投稿 : 2021/09/26
閲覧 : 1527
サンキュー:

183

GIWEh77880 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

過小評価されていると言わざるを得ない映像作品

数年前にアニメを探している際に、ふと見つけたアニメが『ソラノヲト』だった。一応見るリストに入れて放置してから先月、メモ帳を整理している際に偶然発見し、視聴をしてみることにした。

実のところ、どのようなアニメなのかネットでざっくりと先に調べたが、アニプレックスと東京テレビのオリジナルアニメでありながら、高評価や低評価が多い少ない以前に、『評価』自体が非常に少なかった。YouTubeにも今作品の関する映像は一切アップロードされておらず、知名度の低さが顕著であるように感じた。

低評価も一定数見られたが、特に深いネタバレや意見を見ることなく、全話を2週間で視聴。アニメ自体は作画、音楽、声優、構成、どれも非常に良いクオリティだった。『音楽』を題材にしているだけあり、BGMやOPの質も高かったが、映像も非常によく動き、作画崩壊など微塵も感じさせなかった。

個人的に気に入ったのは、独特な世界観である。舞台は世界の最終戦争後が舞台であり、兵器の技術力のみ高いものの、電話やテレビ、ラジオなどの機器は壊滅しており、多くの文明や文化も捨てられている状況である。

しかし、アポカリプスを舞台にした作品にしては、非常に明るいのだ。終末に向かいつつあるが、確固たる文明や人の命がそこにあり、それらの活気が希望を作っているように感じた。主人公が時より言う「たくさんの人が世界が終わるというけれど、私は元気です」というセリフが、世界観全体の雰囲気を表しているように感じる。

そして、終末世界を表すようなサラダボウルのように混ぜられた文化、風習の映し出される世界観は見ていてとても楽しい。ドイツ軍の軍服を着る日本人。日本人でありながら、日本語は書けないが、名前の漢字だけ残っている。基本的にはアルファベットが主流であり、国にはアジア人以外にも欧州人も多くいる。神は日本の神道を信仰しているものの、教会が司祭の場とされており、どこかキリスト的である。ワンパターンな中世ファンタジーが溢れている2021年の今から見れば、このような世界観には惹かれざるを得ない。

物語の展開も五人の女兵士という不思議な構成だ。要塞の兵士といえど、武装は明らかに第二次世界大戦のドイツ軍であり、たびたび現れる戦車やライフル、軍用車は、日常アニメの様相を持ちながら物騒であり、そのギャップが心地よい。このような構成のアニメは他にあるのか気になるところである。

このように明らかに良作品でありながら、評価は依然として芳しくない。調べてみたところ、二つの大きな理由が出てきた。一つ目は、放送された当時2010年は、『Fate』『Angel Beats!』『ハルヒ(劇場版)』『WORKING!!』など、明らかなアニメの有名作品が集まった年であった。激戦区だった当時、アニメオリジナルの作品には、過大な期待が寄せられており、その作品の一つが『ソラノヲト』であった。評価に対する内容の落差、スタッフの愚痴などで最終回後は小さな炎上騒動に発展したとされる。
二つ目は、作品の内容が中盤まで読めないこと。ガタガタと軍服を着ていながら、戦闘描写は存在せず、オリジナル作品らしく世界観もわからないまま物語は進行する。日常アニメかと思えば、シリアスな戦争や終末世界が背後に広がっている。つまりは、なんともジャンルが決めにくく、固定ファンを掴みにくい作品だったと言える。

この二つの要素が災いして、結果的には日の当たらない作品になってしまったと感じる。

しかし、これらの要素は、過度な期待と興味不足によって招かれた偏見に近い評価であり、放送から11年経った今、この無名アニメを何も知らないまま見たら、ほとんどの人が見て良かったと感じるクオリティであるのは間違いない。

戦争、日常、音楽、終末、戦闘ロボットなど、今までに見ない複雑な要素が絡み合った今作を、ぜひ視聴してみてほしい。上の要素で一つでも興味があるジャンルがあれば、見てもきっと後悔しないはずだ。

投稿 : 2021/09/18
閲覧 : 594
サンキュー:

8

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

その「音」は色褪せない

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
テレビ東京とアニプレックスが展開した、オリジナルアニメプロジェクト「アニメノチカラ」の第1弾作品である。

ジャンルとしては、ポスト・アポカリプス系であり、日常系でもある。

かなり有名な作品ではあるんだけど、実は今(制作から10年以上経った2021年、コロナ禍で出歩けないので、お盆休みを使って)、初めて観た。

感想としては、「面白いものは、いつ観ても面白い」というのと、「面白いものは、優秀な人材によって作られている」ことかな。

もしまだ観ていない人がいたら、全然古臭く感じないので、是非観てほしい作品の1つ。

アニオリ作品は特に制作陣が大切なので、紹介したい。( )内は、同様の仕事を務めた作品。

監督 神戸守(エルフェンリート・君と僕・約束のネバーランド 等)

シリーズ構成&脚本 吉野弘幸(舞-HiME・マクロスF・ギルティクラウン 等)

キャラ原案 岸田メル(花咲くいろは・神様のメモ帳 等)

キャラデザ 赤井俊文(ココロコネクト・マギ 等)

メカデザ 石垣純哉(マクロスF・機神大戦 ギガンティックフォーミュラ 等)

音楽 大島ミチル(鋼の錬金術師・のだめカンタービレ 等)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
あまり自信はないが、ようは、昔、世界を巻き込む大戦争(大断絶)があり、なんらかの兵器(谷底の悪魔)の暴走により、現代文明が崩壊。

ヨーロッパはノーマンズランド(砂漠)化。逃げてきた人々が文化や風習を持ち込んだ(もしくは侵略した)地が、日本(ヘルベチア)だった。

んで、再び起きる戦争を止めた、歌の力。

ストーリーとしてはわりとありがちで綺麗すぎる感じはあるけれど、伏線を小出しにしていく演出や、日常系としての面白さ(7.5話の酔っ払いコントは☆5つけたw)、萌えのツボを押さえたエロの塩梅、主人公のトランペットの上達とタケミカヅチの修理という縦軸の安定感などが素晴らしく、非常にバランスの良い作品になっている。

本作は、音楽の持つ普遍的且つ不変的な力を訴える作品でもあるが、放送から10年後に観た私にとっては、別の意味でそれを感じることになった。

Kalafinaさんである。

OP「光の旋律」は名曲。荒廃した世界の中、それでも前向きに生きようとする人々の生命の輝きを感じさせるような、繊細で力強い歌声と、やや民族音楽を感じさせるようなメロディ。3.11の復興支援に歌われたのも頷ける(個人的には、この歌を聴くと「ナウシカ」を連想してしまう。ピッタリな気がする)。

Kalafinaさんの曲は、いつでも作品に「格」を与えてくれる。

個人的に素晴らしいなと思ったのは、「光の旋律」をOPに持ってきて、EDに戸松遥さんの「Girls be ambitious」を持ってきたセンスの良さ。普通なら、逆にすると思う。

本作は、シリアスな世界観と可愛らしいキャラデザのギャップに魅力があると思うが、OPにKalafinaさんを持ってくることで、「ただの萌えアニメとは一味違う」と襟を正される感じが毎回あった。これは、「ガルパン」の1話冒頭の映像表現で感じた感覚に近い。「これは凄い(A級の)アニメだぞ」と認識させられるというか。

で、少しシリアスに寄りすぎたときも、戸松遥の明るくハッピーになれる歌を聴くことで、フッと気持ちが軽くなり、次への視聴意欲に繋がる。

私が一気に観たからというのもあるかもしれないけど、かなり計算して作られているように感じた。

にしても、Kalafinaさん。本当に解散が悔やまれる。2021年の今でも、アニソン界でトップレベルの力があると思う。

Kalafinaさんへの敬意を、作品の主題と合わせて、「その音は色褪せない」というレビュータイトルにしました。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
美しい作画に音楽。どの方向に流していくアニメになるのかな?

2話目 ☆3
日本人名が気にはなっていたけど、学校も日本式。なんかあるだろうな。普通、OPとEDが逆だよな。わざとかな?

3話目 ☆4
永訣の朝かな? そこは病人ほっとかないで、熱冷ますのが基本では?

4話目 ☆3
ガラスの音を。一瞬で上手くなったな。

5話目 ☆4
オッサン好きだったとは(笑) 遠足。世界の果て。チィ、こんな山奥でも、バスタオル巻くんやな(笑)

6話目 ☆4
いつもとは違う作風。運命か偶然か。OVAみたいな作品だな。

7話目 ☆4
ちょっとシリアス入れてきたな。色々裏側がありそうだよな。

7.5話目☆5
ただの酔っぱらい達のコントじゃねぇか(笑)

8話目 ☆3
放尿系は、あんまり好きくないな~。

9話目 ☆4
ピーマンの天ぷら、旨そうだな~。こういう不意打ちでパンツ(下着)姿を見せてくるあたり、ズルいな(笑) 男として、格好良いな。

10話目 ☆3
人生、何に価値を求めるかは、人それぞれ。え? 戦争で死んだとかじゃないんだ。腹違いの妹。

11話目 ☆3
おっぱい揉むなや(笑) 異なる歴史、共通する音楽。

12話目 ☆4
動くところまできたんだな。流石に民衆は殺さないか。共通の音楽で戦争が止まるか。一瞬、ならそれもありかな。政略結婚という、犠牲は払いながら。もう、ローマ語話せるんかい(笑) 姫の身で、こんなワガママ、許されるんかい(笑) 綺麗に決まりすぎ感はあるが、まあ、いいか(笑)

13話目 ☆5
ヘルベチア、がっつり日本だったな。つか、ローマはこれ、関西くらいか? つまり、ヨーロッパで何らかの厄災がおき、ノーマンズランド(砂漠)化。逃げてきた人々が文化や風習を持ち込んだ(もしくは侵略した)地が、日本(ヘルベチア)だった。夢についていくのが夢。可愛いお嫁さん、、、泣いた(笑) 良い最終回だな。
{/netabare}

投稿 : 2021/08/14
閲覧 : 268
サンキュー:

13

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ほのぼの、シリアスどっちかに全振りした方が良かった作品。

物語  ★★★☆☆

キャラ ★★★☆☆

ギャグ ★★☆☆☆

感動  ★★☆☆☆

鬱   ★★★☆☆

音楽  ★★★★☆



【良かった点】
・世界観が素晴らしい。他とは違う面で攻めてた。

・主人公がとにかく可愛い

・主人公以外のキャラにも焦点を当てて、目立たせたり過去を掘り下げたりして印象付けさせていた。

・挿入曲がすごい好み
 

【悪い点】
・ん〜前半は『ハナヤマタ』みたいな感じでなんの前触れなく急展開が始まるためついてけない。3日風や小さい女の子が家から落ちそうになるシーンとか。さらに後半も急展開は加速するが一応話に繋がりがあるため不快なく見れた。

・ほのぼの、シリアスを行ったり来たり。ほのぼのしてる時に急に重い話が来るため見てるこっちもついてけない。シリアスの回想起こすなら話の全体も徹底的にシリアスで、ほのぼのの話にしたいなら全体を明るくした日常で描いた方が良かった気がする。『琴浦さん』のように{netabare}視聴者の気を引くために冒頭で飛びっきり鬱展開を盛り込んで後半でほのぼの展開の{/netabare}作品だったらまだしも。

・主人公のトランペットの成長過程をもっと忠実に描いてほしかったし、途中からトランペットの要素が忘れ去られてた。せっかくいい素材があるのに活かしきれてない。これだったらソラノオトという題名じゃなくてもよかった気がする。後主人公も絶対音感を有しているのだからそれをもっと活かしてほしかった。

・なんか印象に残りづらいアニメだった。前半から中盤まで特に起伏がなかったイメージ。


感想: シリアスかほのぼのどっちか全振りにしたら、ものすごいいい作品作れた気がするのがもったいないぜぇ。そんなことより主人公がカワイイ!って感じのアニメだった。ま、可愛ければなんでもOKだね!

この話の中だと8話がものすごい好きだったな。女の子の下着がある洗濯物に突っ込んだ司祭様がシスターに見つかって子供と一緒に怒られてるところとか、すごい面白かった笑

後9話 少佐の吐いたセリフ「クレハに伝えといてくれ、こいつは俺の人生の中で最高の名誉の負傷になったってなぁ」やべぇぇ、(ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )少佐カッケェ。こんなの聞いたら惚れるよ!

12話 あの挿入曲いいねぇ。あの最終回の盛り上がりで評価が大幅に変わった。勿論プラスの意味で

投稿 : 2021/05/22
閲覧 : 153

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

幼い頃に空深彼方は、トランペットを持つ女性兵士に救われ、兵士になればトランペットを吹けるようになるという勘違いから軍への入隊を決意する。
というのがあらすじ。
感想は、世界観といい雰囲気や背景は素晴らしかったと思う。
しかし、基本的に日常を描いてる為シリアス要素は軽めになってしまい、ミリタリー作品であるのに対して、なんとも納得がいかない中途半端な作品になってしまった。この手の作品はやはり、重めでパッドエンド寄りの作品にした方が、さらに良い作品となったのではないかと思う。

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 140
ネタバレ

匿名 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2020/11/19
閲覧 : 214
サンキュー:

1

ネタバレ

マスラヲ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

方位ヨシ!荷物ヨシ!アニメヨシ!

後味がいいアニメ。
主人公がもっと感情的にぶつかって、泣いたり怒ったりして欲しかった。
その分、周りを固めるキャラ達はよく感情的であった。
死人も特に出ず、哀しみもほぼないので軽く楽しめる。
主人公は途中から、目的を失い、ラッパ吹きになっていた。でも最終的に演奏がうまくなっていたのは良し。
ということで、もう一回見て関係性の調査に入る。楽し。

あと、機械オタクで口数の少ないキャラ。こういう子はキレる(覚醒)と極端に性格が変化する。顕著だ。だがこれが面白い所で、追い詰められて発狂したり、眼つきがガラリと変わったりするのがこういうキャラの面白さ。
(ノワールの夕雲ちゃんみたいな)

投稿 : 2020/07/26
閲覧 : 291
サンキュー:

7

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

時告げの砦のカナタ。

詳細は公式でも。

タイトルから気になっていた作品。
新型コロナ禍で、自宅で時間ができたので腰を据えて
観てみようかと。

アバン観て、一発でA-1 Picturesとわかるくらい
作画のクセが出ていますね。
キャラ原案は岸田メルさんです。

メインヒロインのCVが金元寿子さんということで
観ようかなと思いました。

ストーリーなど総評は視聴後にでも。

=====最終話視聴後、感想です。

すごくナウシカでした。

いや、否定しているわけではないです。
この手の世界観は大好物です。
終盤までは、国境付近の“時告げ砦”の守護兵たち
のゆるい日常と街の人達との交流物語でしたが、
最終盤に来て、まさにナウシカのような展開に。

そもそもKalafinaのOPも、かなーりナウシカとか
ラピュタっぽい感じだし、そもそも設定が、かつて
栄えた文明が大きな戦争の後に崩壊して、ディス
トピアな世界観というのもナウシカっぽい。

天真爛漫で心優しく、しかも行動力のあるヒロイン
空深彼方(カナタ)が非常に好感の持てるキャラ。
カナタを取り巻く第1121小隊の面々もキャラが立ち
ゆる日常のストーリーを微笑ましく見てました。
カナタのCV:金元寿子さんも好演でしたね。

のちに「花咲くいろは」のキャラデを担当する
岸田メルさんのキャラデザも良かったですね。
2010年の作品とは思えない作画。今でも全然、
上位と思える美しさでした。

まあ、この作品は1クールがちょうどいい感じ。
下手に2クールにすると、中だるみしてしまい、
飽きちゃうかもしれなかったので、ギュッと凝縮
したストーリー展開が好印象です。

今観ても古さを感じない、レベルの高い良作です。

投稿 : 2020/06/03
閲覧 : 377
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ミリタリー?

ミリタリー?
非戦闘員の独特のゆるい日常が続いて入り込むのに時間がかかったが…

やはりこの手の終末、破滅物はイデオンとまではいかなくても、バッドエンドがベストである。
集中砲火を受けて大破していく戦車。
そこで挿入曲でアメイジンググレース。
俺的にこれだと泣けるね。
エピローグで草木が茂り、海や川に魚の群れがいて、伝説の天使となった少女たちを未来の子どもたちに語り伝える老婆とかな。

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 247
ネタバレ

わがしやのせがれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見かた次第

 当初「軍事もの」だと思っていましたので、視聴して始めの感想は少しがっかりでした。
 しかし、視点を変えてみると意外にも最後まで見切れました。キャラは個性的で可愛かったですし、音楽はopの「光の旋律」(Kalafinaさん)に加えて挿入歌のアメイジング・レイスが作品全体を支えていて、流石「音」と冠しているだけあるといった感じでした。それから作画ですが、キャラクターの絵は正直好みが分かれると思います。何せ見ての通り「けいおん!」に似ていますので、特に既にあちらをご覧になっている方にはどう映るか分かりません。背景や動き、服装などは良いと思いました。
 ただ、ストーリーがやや安直過ぎるかと思いました。途中ここをもっと活かせればといった展開や設定もありましたし、ストーリー次第ではより良い物が出来ていたと思います。

投稿 : 2020/02/23
閲覧 : 325
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クラナドは人生なら、ソラノヲトは音楽

最後のアメイジンググレイスだけで全てが理解る

音楽というものはたった1パート、たった1メロディ、たった1音で全てを語ってくれることがあるけどまさにそれと似ている

隠れた名作という言葉がよく似合う作品

投稿 : 2020/02/18
閲覧 : 305

既読です。 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

1話で断念したの初めて。

不思議な世界観を醸し出そうと
その意欲は解りますが
そこに全然入り込めなく
wikiを読んで

これムリがある

と撤収。

投稿 : 2019/11/09
閲覧 : 329
サンキュー:

3

ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

監督が夢見た世界

綿密なロケハンを経て、『時告げ砦』と谷間の村が異常な執念と共に再現されている。
後で知ったのだが、ここは、スペインのユネスコ世界遺産、クエンカという街だそうだ。
監督の趣味であろうクリムトの世界に裏打ちされた“炎の乙女”の伝承と祭が話の根底に流れる。

これは、ファンタジー小説のお約束だ。作者は如何にしてその世界にリアリティを持たせるかに腐心する。
そう、多くのページを衣食住を以て住人の生活、人となりや文化、それらを取り巻く自然や空気感を描こうとするのである。
そして、その通過儀礼をくぐり抜けて初めて本編に立ち入ることが許される。

後は、それぞれの登場人物のエピソードを楽しめばよい。

外の世界と繋がる伝令クラウスとクレハの物語。

同じく電話はクライマックスへの起点となる重要なアイテムだ。

そして、あのエピソードの緊張感と言ったら半端ない!
イカちゃんが流れ星になった時、多くの視聴者が感じたカタルシスは想像に難くない。

周辺部への偵察訓練、ノエル、ハイデマンのエピソードを経て、ラストへと一気呵成に進んでゆく。

不思議な余韻の残る。
良質な連作短編を読んだ気持ちに包まれる作品だ。

投稿 : 2019/10/03
閲覧 : 279
サンキュー:

7

はなぬゆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良作だが傑作ではない

けいおんとナウシカを足して2で割ったような作品。オープニングがクリムトで、色々な影響を受けている感が半端無い。良いものの影響を受けたので良い作品でしょ、っといった感じが鼻につくところもあり、良作だが、傑作にはなれない少し残念な作品。多分、傑作は影響を受けてもそれを消化して、その影響を感じさせない作品なのだろうと思わせる作品でした。

投稿 : 2019/09/30
閲覧 : 276
サンキュー:

4

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

それでも私達は生きている

視聴理由 特になし

序盤 kalafina!?

中盤 深いな

終盤 正直舐めてた

この話は大規模戦争が終わった後の田舎での軍隊の話
ジャンルは「ほのぼの」
正直舐めてましたがこの話から得られる道徳があると思うんです
「それでも私たちは生きている。」「この世界にきっと意味はない。なら作ればいいじゃない」
前半は日常回がほとんどですが、後半になってくると今作の世界情景やキャラの過去などがわかりシリアス展開になります

opはkalafinaさんの「光の旋律」神曲
キャラはかわいく、好感しか持てない。みんな優しいね。そしてこういう職場にめぐり合いたかった。
声優さんも役にあっててよかった

総合的に結構良い作品だった
割とおススメ

投稿 : 2019/06/30
閲覧 : 291
サンキュー:

18

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「今」を生きゆく乙女達

今観終わりました

いや~良かったです。色々気になる所はありますが、こまけえ事はいいんだよ精神です。

1度は現代より進んだ文明が衰退し、緩やかに滅びに向かっていく世界が舞台です。かつての大戦は旧時代の遺物となり、神話のように語り継がれています。

主人公は砦を守る5人の乙女たちです。全員兵士ですが、どちらかと言うとかつて世界を滅ぼした伝承の存在を慰める巫女みたいな位置づけの存在ですね。
(私の解釈です、間違ってたらすいません)

簡単に説明。新米喇叭(ラッパ)手のカナタは幼少期、寂れた砦で金髪の女性兵士に聞かされたトランペットに魅せられて、兵士になれば同じ様に吹けると思い込み、喇叭手に志願します。

配属されたのは第1121小隊。そこは「時告げ砦」と言う場所を護る女性だけの部隊でした。
優しい隊長のフィリシア、熟練喇叭手のリオ、無口な整備士ノエル、最年少のクレハ。
軍隊でありながらどこかゆるく、楽しい日常に素直なカナタはすぐ順応し、小隊の仲間たちや町の人々と交流する中で、打ち解け成長していくのでした。

確かに重箱を突っつくような(突っつかなくとも?)
ツッコミ所は満載です。
旧時代の大戦が神話になるような昔にあったとは思えない事。
砦にあるタケミカヅチの動力はどうしてるのか?
過去のフィリシアが闘っていた相手は何者なのか?
他にも沢山ありまくりますが。

この世界の歴史の流れがよく整理されてないように感じてしまいます。たぶんナウシカみたいな世界観にしたかったんでしょうがちょっと不十分でした。

が、冒頭にも書きましたがこまけえことは良いんです。5人の乙女は可愛らしいし、主人公のカナタもとても素直な良い子です。あといつも元気な娘役が多い悠木碧さんが無口なノエルを演じてたのも新鮮で良かった。最後の終わり方も優しい感じです。
まったり日常系アニメが見たい方にはオススメです。

投稿 : 2019/05/18
閲覧 : 307
サンキュー:

18

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

割と日常系

軍とかなんとかだけども、中身は日常系でほのぼのとした話が多い。OP映像は結構神話的な感じするんだけど、あんまりそんなでもない。そこそこ面白いし、安定感はある。とは言っても戦後で、平和とは言えない状況下なのだが。そして、ラッパやタケミカヅチと呼ばれる多脚洗車が鍵を握っているかな?そう言えば所々、重い話をぶつけてきたような。{netabare}敵国の女性兵士を保護して匿う話とか。過去のトラウマ話とか{/netabare}
考えてみると日常系の中に戦争にまつわる出来事が大量に紛れている。

ドジっ娘でラッパをふくのが下手な空深彼方を主人公として教官?みたいになってる和宮梨旺、ツインテールのツンデレ墨埜谷暮羽、天才少女の寒凪乃絵留、小隊長フィリシア・ハイデマン、他にも尼僧ユミナたちと話を繰り広げる。

最後のほうが急展開とは言っても、じわじわとそういった流れにはなっていたかな。{netabare}開戦間近になってしまうが、敵国である正統ローマ帝国皇帝の婚約者となったリオからの、ローマとの講和がなされ、カナタはこの信号を開戦直前の戦線まで届けて一件落着。{/netabare}

OP
光の旋律 歌 Kalafina 神話的な感じをより強めている曲に自分は感じた。
ED
Girls, Be Ambitious. 歌 戸松遥 元気溢れる曲。メインキャラクターたちが仲良くしている映像が印象的。

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 響ク音・払暁ノ街
幼い頃、打ち捨てられた廃墟で迷子になったカナタは、ひとりの女性兵士に助けられました。その女性兵士の手には、金色に輝くトランペットが。「軍人さんになれば、トランペットが吹けるんだ!」ちょっとした勘違いをしたまま、カナタは喇叭手に憧れ、軍への入隊を決意します。新米兵士カナタが配属されたのは、セーズという街にある小さな駐留部隊・第1121小隊。着任当日、セーズは「水かけ祭り」の真っ最中で――。

2. 初陣・椅子ノ話
第1121小隊駐屯地・通称「時告げ砦」で始まったカナタの新しい生活。時告げ砦でカナタを迎えてくれたのは、優しい隊長フィリシア、先輩喇叭手リオ、無口なノエル、最年少隊員のクレハ。どこかのんびりとした雰囲気の隊生活に、カナタもさっそく馴染んでいきます。そんなカナタにさっそく与えられた任務。それはなんと――!

3. 隊ノ一日・梨旺走ル
雲一つない払暁の空に鳴り響く、下手くそな起床ラッパ――。喇叭手としてはまだまだだけれど、隊での生活にもすっかり慣れたカナタは毎日元気いっぱいに、楽しそうに過ごしていました。けれどある日のこと、カナタは熱を出して倒れてしまい……。

4. 梅雨ノ空・玻璃ノ虹
今日のカナタの任務は、街へ出て物資を調達してくること。カナタは渡された購入品リストを持って、ノエルの運転するジープに乗り込みます。見るものすべてが新鮮なカナタの疑問に、きちんと正しく答えてくれるノエル。だけれどそんなノエルにも、なかなか解けない問題はあって――。

5. 山踏ミ・世界ノ果テ
初夏、クラウスの手で時告げ砦に届けられた複数の手紙。手紙の差出人を見て喜ぶカナタと、嬉しそうなノエル。忌々しげに悪態を吐くリオと、そんな皆を少し寂しそうに眺めるクレハ。第1121小隊の隊員達は、それぞれに違った反応を見せます。そしてフィリシアの元に届いた一通の手紙。そう、その手紙がカナタ達の運命を左右する、すべての始まりだったのです

6. 彼方ノ休日・髪結イ
セーズにやってきてから初めての休暇に、カナタは張り切って街に出ました。偶然にもその日は、街の中央広場で市が開かれる日。初任給を手にあちこち見て回っていたカナタは、教会の修道女・ユミナと出会い、孤児院から抜け出した女の子・ミシオの捜索に巻き込まれていきます。しかしそんなカナタとは別に、時告げ砦では別の事態が進行していて――。

7. 蝉時雨・精霊流シ
蝉の声が響く夏のある日。どこか元気のないフィリシアを、カナタたちは心配そうに見ていました。フィリシアの脳裏に浮かぶのは、かつての戦場での光景。戦火のなか生き残り、瓦礫の山と化した街をさまようフィリシアに、兵士の亡霊は問いかけます。「こんな世界で生き延びることに、意味はあるのかい…?」一方、セーズでは灯籠を流し死者の魂を慰める“フィエスタ・デュ・ルミエール”の日が近づいていました。

8. 電話番・緊急事態ヲ宣言ス
その時、カナタは椅子に座り、じっと堪えつづけていました。割れたビン、濡れた洗濯物。荒れた食堂の様子は、カナタに反省と後悔の気持ちだけを植えつけます。あの時ああしていれば、この時我慢していたら――。涙目のカナタの前には、未だ鳴らない一台の黒電話。空深カナタ二等兵。彼女は今、本営直通高度緊急非常事態用指令伝達回線保守確認任務中だったのです。

9. 台風一過・虚像ト実像
クレハの憧れの人・クラウス。彼はかつて「砂漠の狼」と呼ばれた伝説的な戦車乗りだったそうです。台風で立ち往生し、砦に留まることになったクラウスとの会話に胸を弾ませるクレハでしたが、そこに飛び込んできたのは、教会の孤児・セイヤが行方不明になったという知らせでした。大荒れの天気のなかセイヤを捜すために立ち上がった小隊メンバーたち。はたして、無事セイヤを見つけ出すことができるのでしょうか……。

10. 旅立チ・初雪ノ頃
軍事年鑑のあるページを開き、どこか塞ぎ込んだ様子のリオは、ずっと悩み続けていました。自分のすべきこと、自分にできることとは一体なんなのか……。そんなリオを心配するカナタでしたが、うまく言葉を伝えられません。それぞれがもどかしい気持ちを抱きながら過ごす冬の始めに出会った、一人の老婆。彼女の生き様は、リオに大きな影響を与えることになるのです――。

11. 来訪者・燃ユル雪原
砦に届いたのは、東部国境の敵軍が移動を開始したという不穏な噂。カナタたちは不安に揺れながら、それでも明るく日々を過ごしていました。そんなある日、カナタとクレハは雪原で傷ついた一人の少女を見つけます。しかしその少女の正体は、敵国ローマの兵士だったのです――!

12. 蒼穹ニ響ケ
敵国の兵士を匿ったことで、反逆の罪に問われたカナタたち。しかしそれでもカナタたちは、自分たちが正しいと信じる道へと進みます。両軍が睨みあい、開戦間近の緊張した空気が漂う国境付近。開戦を阻止するため、小隊メンバーが取った行動とは――!

投稿 : 2019/03/15
閲覧 : 421
サンキュー:

11

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジャンルに迷いますが、素敵な作品です

軍隊が舞台ですが、戦闘がメインでもありませんし、むしろ前半は日常の中での人間関係にスポットが当たっていると感じます。

女子ばかりの部隊がメインなので、一見日常系のようなストーリー展開ですが、やはり軍服を着ているので、否が応でも戦争が隣り合わせな状況だということをを意識させられます。

そして、終盤はメンバーが抱えるトラウマが明らかになるとともに、軍隊の話に。
なかなか世界の成り立ち等が説明されないので、手さぐりになると思いますが、素敵で面白い作品でした。

投稿 : 2019/02/12
閲覧 : 361
サンキュー:

21

funamushi さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もう一つなにか。

ジブリ的で名作ぽいです。が何かもう一つって感じです。
カラフィナの主題歌、良かったなぁ。
個人的には好きな作品です。

投稿 : 2019/02/01
閲覧 : 247
サンキュー:

8

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラも背景もすき、世界の終わりもすき

真剣に今の文明って適当に崩壊する予感がするので、その後の世界設定で話を作るアニメがすき。戦争が背景にあるのでどうしてもテンプレ戦争トラウマアニメになりがち。でもヒロインが頑張ってくれた。明るいヒロインと同じように明るい単純な話に終着したが(1クールなので)。

情けないですが、フィクションです。私達の世界では当然、ラッパで紛争は止められません。

巨大天使の化石や、終末期の黄昏に意味はないという亡者兵士との対話は膨らませば、漫画ナウシカにも通じるものがあったのですが。

投稿 : 2018/12/20
閲覧 : 329
サンキュー:

14

ネタバレ

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争中の町の砦の軍隊の少女たちのお話

A-1Pictures制作のTVアニメ。
監督は神戸守。
全12話+特別編2話。
アニメノチカラ第1弾。

話は、トランペットを吹きたいと思って軍隊に志願したカナタがセーズの街のはずれの砦に1121小隊に配属されるところから始まる。

時告げ砦は小さな砦で、カナタ含め5人の女性兵士しかいないが、劇中ではセーズの町の人々との交流を描いている。

感想はとても日常でほのぼのしてるシーンはほのぼのしており、一方で任務をしているシーンは緊張感あり、ただの日常系ではないと思いました。とてもシリアスなシーンとコミカルなシーンのバランスが良かったです。
また、「アメージンググレース」がとても効果的に使われているのも良かったです。

投稿 : 2018/09/14
閲覧 : 362
サンキュー:

24

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かわいいけどもったいない・・

キャラが、けいおんっぽい感じがして観てみたのですが、
観続けるかどうか、ストーリー的に微妙な印象・・
だったところ、ストーリー展開に期待して最後まで視聴。
結果は・・・
ぶっちゃけ、観なかったとしても後悔するような気はしなかったですね。
{netabare}
大作感のあるタイトルですがストーリーの根幹とも言えないし、
せっかくいい設定なのにシリアス感に欠けるし、
ストーリー展開が残念。
{/netabare}
なんか、もったいない・・・

投稿 : 2018/08/13
閲覧 : 374
サンキュー:

11

ネタバレ

アバスチン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

じわじわと引き込まれる感覚

序盤はちょっと世界観のある日常系かなって思ったら、中盤で風向きが変わり徐々に物語に引き込まれていく。
キャラもいいし、彼女たちの思いや責任感の描写が上手く表現されてるのも引き込まれる要因でもあったかな。
全体的にはもう少し物語の展開があっても良かったかなとも思うけど、しっかりまとまった良作だと思います。

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 277
サンキュー:

7

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エロビのモザイクは薄目で見れば無くなるんです

【酷評閲覧注意】
日本が多民族国家となった世界で萌え萌えキュンな空想物語。


名前や貨幣は日本の名残。街並みや生活様式、武器、車は第二次世界大戦時のヨーロッパ。文明は医療のレベルを考えたら更に相当衰退していそうなのに第二次大戦時の車両が維持できる技術をもつ。メインウエポンは超未来。超未来から何らかの争いが要因で文明が衰退したのだろうがかなりハマりが悪い。
もうこれってそれだけでチャンポンですよ。チャンポンってかなり量があるんですよね、単品で。この先にレビューしている事柄で麺も大盛、更に野菜やなんやかんや乗せたら食べ終わるころには麺も延びて味にも飽きる。サイドメニューだと良かったんだけどね。あとチャンポン好きですけど。

カナタとリオに無理矢理はめ込んだパズルのピースのように感じたのは声とセリフの中身。
レンガの床に布団を直(じか)にひくとか。相当寒いよ?冷えるよ?木工でそれなりに家具や家屋が作られている文明ならベッドぐらいあるやろ。無理に日本風にはめようとしているのか。
教会で名付けは寺や神社の機能が融合してそうなのだがそうなると数百年の経過レベルでは無いような。仏教、神道なら他宗教との融合は考えやすいがキリスト教にしろ他の宗教にしろ唯一神の宗教は排他的なもが多いんですよねぇ。と、やっぱりハマりが悪い。
リオさん、指切っただけであの包帯は・・・ないなぁ。自己紹介は相手のテリトリーに入る前にするやろうしなぁ。そこでなんで自己紹介するよ?やっぱりハマりが悪い。

スーパーテクノロジーと割りに合わないローテクの融合で操縦、爆音だらけの戦場での伝令はどう考えても非合理かつ伝達の確実性が著しく低いラッパ。いや、車やバイクあるんならモールス残ってるやろ。ライトあるやろ。あるやんけ!電話もあるやんけ!ロボもあるやん、超戦車まじないわぁ、信号伝達技術は何故乏しい。
捕虜を治療してやる、までは分かるが終わったら拘束した状態で寝かせるやろがぁぁぁ!前線なのに戦闘も散発的にすら無い、女性でしかも若年層しか居ない小隊とかなんなんだ?説明ないならないわぁ。軍の機能にこれだけ合理性がないと絵本の物語。国家間戦争とは思えないレベルの設定と展開。戦争を絡めるなら大切な要所は作り込んでおくれよぉぉぉ、空気じゃないかぁぁぁ!
電話や郵便がありながら地方間の情報伝達が未熟なとこにも齟齬がある。有りすぎて困った。困ったと言うより見るに耐えない。

世界設定を曖昧に暈し視聴する人間が考えるっての嫌いじゃないのたが合わせないと妥当じゃ無くなるところを「この程度ええやろ」で済ませた感覚を覚えた。と言うより空中分解したものを私の弱い脳ミソじゃ拾いきれなかった。
伝えたいものは人として大切なものなのだろう。良いこと言ってるんだけどハマってないピースのヒロインたちが熱く語ってるもんだから「キザ」にしか感じれなかった。
この違和感はここまで粗だけしか見えないとニュートラルな視点での視聴が全くできない。萌えな日常だけでいいやん。


分かってます、フィクションなんでそんなリアリティ求めてはダメなんです。ただバラバラで壮大な世界設定、都合にしか合致しない軍機能の設定で必要性を感じない軍の存在、合わないセリフと演技。これもう単にキレイな背景とちゃんと動く萌えキャラクターが作製できる会社なんだし戦後ヨーロッパで頑張る姿の物語でえーやん、アメイジンググレイス流したかっただけか?貧相であるべき世界のOPでkalafinaはどーなんだ?kalafina単体は良いのにもったいない。等とアニメに対して甚だしくズレた考えしか持てず良いところが数行しか書けない私の目は腐ってるんだろう。

制作会社の思惑か周辺からの雑音でここまでズレたのかは知らないが「薄目で見てもモザイクは無くならなかった」ってのが私にとっての総評。

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 540
サンキュー:

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ソ・ラ・ノ・ヲ・トのストーリー・あらすじ

『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』はA-1 Pictures制作のYVアニメ。月刊コミック電撃大王にて連載も予定。略称は「ソラヲト」。テレビ東京とアニプレックスが展開するオリジナルアニメプロジェクト「アニメノチカラ」の第1弾作品。

空深カナタは廃墟で女性兵士と対面する。彼女はトランペットを手にしていた。喇叭手に興味を抱き、軍に入隊すればトランペットが吹けると勘違いしていたカナタは軍に入隊することを決心し、セーズの街の駐留部隊である第1121小隊に配属される。彼女が水かけ祭りの日にセーズで騒動に巻き込まれる所から物語は始まる。(TVアニメ動画『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2010年冬アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
www.aniplex.co.jp/soranowoto/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BB%...
主題歌
≪OP≫Kalafina『光の旋律』≪ED≫戸松遥『Girls, Be Ambitious.』

声優・キャラクター

金元寿子、小林ゆう、喜多村英梨、悠木碧、遠藤綾、福圓美里、石塚運昇、八十川真由野

スタッフ

原作:Paradores、キャラクター原案:岸田メル、 監督:神戸守、脚本:吉野弘幸、キャラクターデザイン:赤井俊文、セットデザイン:青木智由紀、プロップデザイン:北田勝彦、メカニックデザイン:石垣純哉、色彩設計:中島和子、美術監督:甲斐政俊、撮影監督:尾崎隆晴、編集:瀬山武司、音響監督:清水勝則、音楽:大島ミチル、協力:月刊コミック電撃大王

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