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「無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~(TVアニメ動画)」

総合得点
78.3
感想・評価
420
棚に入れた
1805
ランキング
564
★★★★☆ 3.9 (420)
物語
3.8
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
3.9

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無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~の感想・評価はどうでしたか?

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シャープな異世界ファンタジー

2期13話

一応転生系の異世界ファンタジーですが、転生要素はそこまで強くないです。
転生アニメは余計な要素とか蛇足的なストーリーが結構着いてしまったりして間延びしたりしてしまうのですが、この作品は真っ直ぐに異世界ファンタジーだなぁと思います。

淡々と良質な異世界ファンタジーが見られるのは、とにかくストーリーが良いのかなと。
純粋に冒険物語を楽しみたい人にオススメかなぁと。

投稿 : 2023/11/28
閲覧 : 73
サンキュー:

5

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

下ネタメイン

内容全く覚えてなくて、「何で主人公一人で旅してるんだよ」と思って前のやつの最後見直しました。それでもよくわからなかったのですが面倒なのでそのまま続き見ました。
面白くないわけではないのですが、下ネタメインでストーリーの進展がほとんどなかったので微妙でした。個人的には6話ぐらいでまとめられたような内容だと思いました。
2クール目もあるみたいなので期待します。

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 125
サンキュー:

5

sgmKx61972 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

作画だけは良し。

エロにも色々あるがこのアニメは1期から気持ち悪い系のエロをしつこく推してくる印象。言わばクレヨンしんちゃんのエロをリアルにした感じ。
ただこのアニメは作画だけは凄い。
ここだけは非常に素晴らしい。

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 78
サンキュー:

3

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

早く本気を出しなさい!

長旅で培ったエリスとの絆。
彼女との唐突な別れで精神がボロボロになったルーデウス。

異世界で体は成長していってるのにやっぱりこの引きこもりニートさんの屈折した心の成長を観ていくのは忍耐がいります。

序盤自暴自棄ともとれるルーデウスを何かと気遣ってくれた
カウンターアロウのサラとの一件。
自分を信頼して心を開いてくれた女性を前に
あまりに稚拙な反応が残念だし、押し倒して女の子の足を滑らす
手の動きとか(実際はそうなんでしょうけど)描き方が生々しくて
いやらしい感じなんだよな~。
エッチなシーンは別にあっても良いんですけど、なんだろ・・
少年の姿とマッチしてないというか・・
あえて不快感を強調するような演出にしなくても良いのにって毎度
思っちゃうんですよね~。

自分も全く聖人君子というわけではないですけどエッチなシーンは
もう少し明るく?爽やかに描いて欲しいものです。

そんなゲスの極みの彼にはEDになってしまうという罰が待ってます。

少々愚痴っぽくなっちゃいましたけど、
中盤以降
ラノア魔法大学でフィッツ(シルフィ)の登場からは俄然、先を
観るのが楽しみになってた自分がいました。

もうシルフィが素敵過ぎて・・・・

ずっとずっと大好きだったからこそ、自分のことを忘れてたらって
思い悩んでしまう姿がいじらしくて応援したくなるんです。

やっと正体を明かすことになる
洞窟でのシーンは素敵だったな~。

初めてルディの前でサングラスを外した時の穏やかな笑み。
本当の名前を呼ばれた時の溢れでる涙。
良かったね~シルフィ!!
「もう離れないでください。ずっと一緒にいたいです・・」

こんなにも感動出来るラブシーンが待ってるなんて!!
そうなんですよ! 変に生々しいんじゃなくて
こういうので良いんだよって思ってた11話のエンディング。

最終話冒頭で、テント折れていつものに戻っちゃいましたけどね。

アリエルやルークの夜の応援は度が過ぎてて笑っちゃいましたけど
不能が治るのをクライマックスに持ってくるやっぱりな展開。
「じゃあ・どうぞお召し上がりくださいっ!」
これは家族の前では恥ずかしすぎて観れません><!

それにしても1期のエリスにしてもシルフィにしてもヒロインキャラが
最高過ぎるこの作品。
それに対して
ヒロインの可愛さにいちいち心奪われてしまっててあまり
人のことを言えたもんではないですけど、お前よりは・・・って
言いたくなるくらいのどうしようもない主人公ww。

最後の最後でプロポーズを決めたルーデウスって
女性目線では許される存在なのでしょうか?

婚姻後にも処分しないだろうご神体の行方と共に気になります。

シルフィが想いを遂げたこの先もルーデウスの物語は続いて
いくようです。
シルフィを泣かせたら許さん!! 
って思いつつ続きのクールも期待して観たいです。

投稿 : 2023/11/17
閲覧 : 148
サンキュー:

33

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

前期からかなり本気で見ないといけない作品。でも面白い!

視聴完了
2期分割1クール目
前期分割2クール視聴済み
全12話+1話(シルフィーの本編への繋ぎ話)

ジャンル
異世界転生

タイトル由来
そのまま。
無職が転生。

設定
現代日本から転生
魔物も存在する剣と魔法のファンタジー。

ストーリー展開
1期とかなり繋がりが強いので、1期から簡単に。
1期
人助けにより死に、異世界に転生することとなった主人公は、冒険者の夫婦の息子として生を受ける。
赤ちゃんの頃から転生前の自我に目覚めているため、効率的に訓練を繰り返し(子供の頃の方が成長するらしい)、魔法についてはロキシーという師匠に教えてもらいながら、前世のトラウマも克服し順風満帆な異世界生活を送っていた。

数年後、将来を見据え幼馴染のシルフィーと魔法学校に通うため、あるお嬢様エリスの家庭教師となる主人公ルーデウス。
誘拐事件や様々な困難を乗り越えながらエリスとの仲も深め、順風満帆な10歳の誕生日を迎えた、、、
後、超広域転移魔法により国?ごと全て吹き飛ばされ、ルーデウスは遥か彼方の魔大陸に。

この辺りからかなり暗く、魔大陸編、冒険してみんなで再開してハッピーエンド!とはならない。
主人公はルイジェルドという魔大陸の戦士と出会い一命は取り留めるがかなり苦労の連続となり、ルーデウスの家族はバラバラ、父親も絶望に苦しんでいる。
さらにエリスの両親は領主だったこともあり、処刑されてしまっていた。さらによく分からない龍神という存在にルーデウスが人神との絡みで一度殺されたりもする。

そんなこともありながらどうにか立ち直り、特にエリスがそれを糧に成長し、生徒として始まった守られる存在から、隣に並ぶ存在になりたいと決意。
15歳の誕生日、ルーデウスとの約束を果たした後、エリスは旅立つこととなる。
一方ルーデウスはそんな気持ちには気付いておらず、行為の後一方的に捨てられたと勘違いしそのままどん底の状態で終了する。

2期
ということでどん底の状態から始まった2期
家族を探すという義務感だけで雪国を目指して移動する中、とあるパーティに出会い、そのパーティーのお母さん的存在により次第にパーティーに参加することとなり次第にエリスとの傷も癒やされていく。さらにそのパーティーにエリスに似た女の子がいて、それによりエリスを振り切り、とある事件がきっかけでより親密になり夜のシーンとなる、が、エリスのことがきっかけでルーデウスは不能となっていた。それによりエリスに嫌われ、ルーデウス自身がその関係にトドメを刺し、その子の話しは終わり。その代わり本音で話したことにより友を得て、その友と一緒に行動することとなる。
その出会いはとても良いもので、そのおかげでパウロの元メンバーで家族を探していたドラゴンロードさんと出会えたり、泥沼という肩書きで有名になり魔法学校からの特別推薦が来たりした。
家族探しを優先したいルーデウスははじめ推薦を受ける気はなかったが、人神の助言により受けることとし、
そこには某王国の王女様と、その御付きとして成長したシルフィーがいた(仮面をつけており、ルーデウスはシルフィーだと気が付かない)
龍神や転移事件の真相なども分かりながら、シルフィーかがんばり、最後は不能も治りハッピーエンド。
2人は結婚することとなった。

感想
総評100点
良かった点
ストーリー展開、絵、キャラ、エンディング
悪かった点
なし
レビュー
満点だけど何回も見たい作品ではない。
かなり見るのに力を使う作品。それだけ本気で作られているということかもだが。
ストーリー展開にも書いたが、今期はどん底の状態から始まり、上がっては下りを繰り返すためかなり心にくる。

ストーリー自体は良くまとまっており、エリスが出てきた段階で負けヒロイン(パウロが妻が2人いる状態なので、シルフィーが捨てられるということはないが、第二婦人かなと思っていた)状態だったシルフィーの大逆転というとても感動の展開だった。

絵は前期に引き続き綺麗。
アクションシーンも派手。
キャラも前期に引き続き良いキャラが多く、特に序盤の相棒がいい感じ。あいついなかったらルーデウス終わったね。あとは学園編の魔王とかも深く関わってこないけどいいキャラ。
エンディング曲は今期エンディングでナンバーワン。

投稿 : 2023/11/17
閲覧 : 61
サンキュー:

9

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっと期待外れかな

正直一期を観て、このアニメおもしろい
と思ったから、二期にも期待してたけど
それほどでも無かったですね。
この流れだと続編もありそうですね。

投稿 : 2023/11/11
閲覧 : 81
サンキュー:

3

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ワクワクするんですよ。

最近なかなか無かったんです。
はやく次が観たい、ワクワクする感じ。
やっぱ面白い!
勃起不全でやりきるとはね。
そろそろロキシー成分が欲しい。
このところロキシーやレムが足りない、、、
一刻も早く補充したいのですが。
レムはまだまだっぽいのでせめてロキシーを。
あっ、エリスもね。

投稿 : 2023/11/07
閲覧 : 83
サンキュー:

8

さとーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

無駄なクールですかね

ちゃんと視聴しているのですが、この物語は再開シーンのつくりが下手過ぎる。
生死不明の家族や友人と命からがら再会してもそれだけ??ってパターンばっかり。どうせオカンと再会してもお疲れーって感じなのかな。

とにかく少年ともいえるようなキャラがセックスに必死だったりで下品でつまらなくなった。
シルフィが可愛いだけのアニメ。

投稿 : 2023/11/03
閲覧 : 94
サンキュー:

5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

失意のルーデウス…

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
そう言えば原作は完結しているんですよね。
メッチャ原作の気になる作品ですが、時間が無くて手に取ることが出来ないのが分かり切っています。

時間を捻出するには…
もう宝くじを買って一攫千金を狙うか、仕事を定年退職した年金生活の老後の2択しか頭に浮かびません。
しかし、私たちが老後になった時って、年金ってどれだけ貰えるんでしょうね…^^;
その前に何歳まで働かなければならないのか、さっぱり見当が付きません。

さて、そんなお先真っ暗な状況はルーデウスも一緒…
ルディに課せられた精神的苦痛が、肉体にまで影響を及ぼすようになってきました。
きっとこの辛さは体現した人にしか分からないと思います。

ルディはこの経験を経て、これまで以上に人に優しくなるのではないでしょうか。
そうあって欲しいと期待しています。


「俺は、この異世界で本気だす!」
34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。
両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。

目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!
ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓うー!

ルーデウスを待ち受けるのは、ロリっ子魔術師、エルフ耳のボクっ子幼馴染、凶暴ツンデレお嬢様、
そのほかの様々な人間との出会い。そして過酷な冒険と戦い。

新しい人生が動き出す!
「人生やり直し」ファンタジー、開幕!


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

公式サイトのINTRODUCTIONやSTORYを見ても殆ど物語の内容に触れられていません。
これは切り売りせずとも視聴者を納得・満足させられるクオリティであることを作り手の皆さんが自負している何よりの証だと思います。

こういう潔さって個人的には嫌いじゃありません。
寧ろこの作品「らしさ」を感じる気がします。

TVアニメ第1期ではロキシー師匠とエリスにスポットが当てられて物語が展開してきましたが、今回はまさにシルフィ回でしたね。

これまでルディは過酷な旅路を強いられてきました。
エリスに対する心情の変化も、あまりにも過酷過ぎた帰途の日々であったことも拍車をかけていると思います。

誰もが等しく刻まれる時間を生きてきたシルフィも、やっぱり大変だったと思います。
シルフィは元々引っ込み思案な性格なんです。
それが強制的に独りぼっちで生きていかなければならない選択を突き付けられたんです。
心を許せる人が居ないって、物凄く寂しいと思うんです。
でも、シルフィは見事その壁を乗り越えました。

そんな頑張り屋さんなシルフィも大好物ではあるのですが、個人的にはルディと接点を持った以降のシルフィの方が大好きです。
故あって身分を明かす事は出来ませんでしたが、サングラスの色味を通して時折覗くシルフィの瞳が兎にも角にもヤバい…

見た目だけでもシルフィは十分可愛いのに、演者がかやのんってどれだけ…
もう言葉になりません。
かやのんがシルフィの魅力を限界まで引き出してくれたからでしょう。
終盤は何度も萌え死にそうになりましたよ。
特に「なに…ルディ?」の台詞には電撃が流れました。
流石かやのん…
最高のシルフィを見せて頂きありがとうございます!

これから物語がどの様に動いていくかが楽しみで仕方ありません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、LONGMANさんによる「spiral」
エンディングテーマは、大原ゆい子さんによる「ムスビメ」

1クール全13話の物語でした。
今、視聴順序がメチャクチャなのでBEST10が何時作れるかは自分でも分かりませんが、間違いなくBEST10のトップクラスに入る内容だったと思っています。
第2クールは2024年の4月から放送される予定です。
あと半年…きっとあっという間だと思います。
第2クール、メッチャ期待しています!

投稿 : 2023/10/15
閲覧 : 250
サンキュー:

22

かとー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良い作品なんだけど、ちょっと絵が雑になってる?

今作もシルフィーが可愛いし、やはり面白い!
ただ、ちょっと絵が雑になってる気がするな…

でも無職転生のエッチなシーンはスキです!笑
ネタバレのために書けないけど、綺麗に第二クールにいけるね!
次も楽しみ〜

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 113
サンキュー:

5

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

0-12END

1クール目

投稿 : 2023/10/07
閲覧 : 180
サンキュー:

3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白いときとそうでないときがあるね

なかなか 先が気になりますね 続きが早く見たい

投稿 : 2023/10/07
閲覧 : 75
サンキュー:

2

でえ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

声優に支えられた2期1クール

原作小説読了済みです。
一部笑えるシーンがカットされたりしてましたが、1期のテンポの良さを2期でも継続できていたところは◎

また、登場人物を演じる声優陣の演技が本当に素晴らしく、それだけで最後まで見ることができてしまうくらいにストーリーに没入できました


ただ、あらゆる角度で見て最強クオリティだった1期と比べてしまうと作画が気になってしまった

背景や、世界観、音楽といったところは2期も良かったと思うが、メインキャラクターの動きや顔が…とにかく安定しないし動きも作画枚数も少ない

バトルシーンが少なく、2期はストーリー上ドラマパートがメインなのでなんとかなった感が否めない

監督が変わったことが原因というか、制作費か時間か人員(またはその全て)がカットされたとしか思えないレベルでクオリティが下がってしまったのが残念でならない


ベガリット大陸編もこのクオリティだと相当厳しい

投稿 : 2023/10/07
閲覧 : 81
サンキュー:

7

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やっぱり作者DTだよなぁ~どう見ても……

セックスしたから結婚って……そうはならんから……
告白して、お付き合いしてセックスって中高生じゃあるまいし
――ご飯デートから初日セックスなんて基本中の基本よ。

生物学的に女性は妊娠できる期間ってあるから
年取って子供産めなくなる前に子供を残そうって本能がある訳で
いつまでもアプローチして来ない男性なんて論外中の論外だから。
だからって〝やりたい!やりたい!〟ルーデウスみたいにガッツいてる人は余裕ないと思われてそれもまた論外だけどね。

セックス?そんなんしたければしてやるよくらいでいないとモテませんよ。

投稿 : 2023/10/06
閲覧 : 100
サンキュー:

6

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『気づけば俺のテントは倒れていた』

前世引きこもりニートのなろう系転生物の2期!

いやもう、最高すぎない?w
前作に引き続き安定の作画と演出! 

op.edも前作同様にこの作品の世界観をよく見せてて好き

今回ゎフィッツ(シルフィ)の可愛さ爆発しまくりで目が離せなかったですね

まぁでもなんと言っても、今回の注目すべき問題点ゎそこでゎない。ソレについてこんなにもストーリーゎ進むのか!!!と思ったwww


本当にこの作品の良さゎ視点のおかしな所!!
12話の朝とかこっちも泣きたかったわ。。

来年2期2クール目も決まってるからそれまでにみんな初めから見て欲しい作品

投稿 : 2023/10/06
閲覧 : 148
サンキュー:

7

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お召し上がりください・・・!?

何度も死線を乗りこえ、助け合い、励まし合ってきたルーデウスとエリス。

家族との再会、家督の再興という少年期の願いは終わりを迎え、そして二人は愛を確かめ合って・・・。

と、その翌日に、ルーデウスはエリスから遠のけられる。

青年期のルーデウスの立志立命は、この心情から始まる。

EDという過酷な難問を抱えこんだまま。



とまぁ、笑うに笑えないスタートを切ったルーデウスです。

奪われたのはエリスの処女性ではなく、ルーデウスの男性性であったとは、皮肉を通り越して、ひき肉、干し肉のような仕打ち。

ルーデウスの中身(精神性)は、童貞を卒業したばかりの青年なので、キモチもカラダも萎えきってしまうのは理解はできます。

もしも、逆設定のシナリオだったらと思うと、世の女性はきっと発狂することでしょう。
エリスの覚悟と胆力は、相当のものです。

とは言っても、失われたリビドーを回復させる魔法は師匠ロキシーの専門外。
チェリーボーイが乗り越えねばならないのは、魔法で? それとも肉体改造で? あるいは媚薬に頼って? というカオスな世界線です。

そこに降って湧いたのがシルフィーという天の恵み。
タイトルどおりの強烈すぎる "ローブロー" です。



シルフィーがルーデウスを好いているのは間違いありませんから、ルーデウスがシルフィーにどう向き合うのかが焦点でした。

冒険譚で結ばれたエリスとは違い、学園という癒しに結ばれる設定は、ややもすると、ぬるいなろう系の既視感も感じられますが、ポイントはそこではなく。

ヒトガミが授けたアドバイスの内実を思うと、ルーデウスと中の青年とのフィッティングこそが、今回のテーマだと思います。

つまり、生前の青年が完全拒絶してきた家族像。
それは、裏返せば、転生したルーデウスが求めてやまない家族像です。

乖離したそれぞれの家族像を、分かちがたく結びつけるためのストーリーライン。
それは、ルーデウスと中の青年が、理想とする家族像を一つのものに固めるためと言えるのではないでしょうか。

二人が結ばれるだろうことは初回に気づきましたし、シルフィーがフィッツを名乗るいきさつと、ふたりがアスラ王国に関わる今後の展開を思えば、ルーデウスがシルフィーに結婚を申し込んだのは、わたしは安堵できましたし、必然ではなかろうかと感じています。



それにしても、今回のスローテンポは、いい意味で "贅沢な作り" になっています。

心やすい幼なじみとのもどかしい親交。
それぞれの傷心をリカバリーしあう肌の温もり。

1期の雰囲気とは全然違いますが、今回のような穏やかなフェーズもなかなかの味わいです。


ところで、作画の劣化のご指摘が散見されますが、このレベルのままでも何とかクオリティーは保てるように感じます。

でも、今後のアニメ史にその名を残す作品になってほしいですし、望めるのなら1期のようなこだわりで創っていただきたいのが本音です。

応援しています。

投稿 : 2023/10/06
閲覧 : 131
サンキュー:

23

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そもそも原作がつまらない?ストレスと冒険が無くなってマイルドになりすぎ。

 途中冒頭があまりに冗長で辛くなって断念しましたが、1クール目のケリがついたので視聴しました。原作は、学園編の丁度本作のラスト部分までコミックス版で既読です。

 で、この2期を見ていて感じるのは、やはり1期とは違う作品かと思われるくらいのストーリーの変化でした。

 1期の面白さですけど、異世界ものとしては異例なくらい「ストレス」が多い事、暴力と残酷表現も異世界の世界観の必然として表現されていました。家族との関係と過去の自分について深みがあったこと、冒険をして世界観が壮大だったこと、命がけ戦いの連続だったこと、沢山の人と出会いと別れがあったこと、登場人物のバックボーンに奥行きがあったこと、ルーデウスに成長があったこと、特に最後にエリスの決断が素晴らしかったので非常に満足が行く出来でした。

 としたときに、この2期ですね。1か所にとどまるから冒険がない。学園内なので人物が固定され命がけの戦いがない。人物が薄い。そして、シルフィとの関係がエリスと比べて生ぬるい、などなど、角が取れて非常に丸い話になっていました。

 それとEDが治った原因なんですけど、ここが成長でも新しい恋に落ちたわけでもなく性欲に負けた(あるいは勝ったともいえますけど)だけの気がします。いい風に描いていましたけど、男だけど性欲感じる…からのですから、愛情には見えません。ここもエリスの時の描写に比べてヌルさが際立ってます。

 全体の構成を見ると冒頭のEDパートに5話かけた意味は学園で場面転換が少ないから?でしょうか。ですがあのパートの最大の欠点は話が面白くないんですよね。だからこそコミックス版ではバッサリ切ったんだと思います。

 つまり、構成とかテンポ、演出、取捨選択と言う点で、アニメの出来が悪いというのはあると思います。が、そもそも原作でも話がつまらないパートなのでは?という気がしてきました。既刊が26巻ですからその中にはつまらないパートもあるでしょう。それがこの学園編だったのかな?という気もします。

 としたときに、じゃあまあこの2期の1クール目は仕方がないとしましょう。でも、ルーデウスの恋愛、性愛の観念ですね。今のところ近場でやれる女しか好きになっていない気がします。
 引きこもりの抑圧ととることもできますけど、身近な娘全員と恋している気がするのですが。ひょっとしたら、そこがこの長大な話の趣旨なんでしょうか?

 そうなるとやっぱり1期の家族と不倫の子供の描写、母親どうなったか?は楽しみですよね。エロスが人間の原動力で、この異世界の原理がエロスのタナトスのバランスの問題なら、なんとなくこの2期にも理屈はつくような気がします。

 アニメの出来うんぬんは、そもそも1期に比べてそれを感じられる派手な場面がないからという気がします。


 ということで、本作の楽しみ方についてはまだまだ混乱中で、よくわかりません。以前書いたレビューは冗長でEDしか話題がないのでつまらないという趣旨でしたが、まあ、言葉にすればそれだけなので消しておきます。

 影の実力者の2クール目が始まって、そっちのテンポの良さに比べてどうも尺伸ばし感がなあ…

投稿 : 2023/10/05
閲覧 : 411
サンキュー:

20

ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャプテンE.D.

世の中、たいていのことには『良い点』と『悪い点』が混在いたします。
禍福は糾える縄の如し、とはよく言ったもの。
EDのもつ最大の良点は『腹上死する危険性がなくなる』ところかと。

死というものは万人に等しく訪れますが、
その価値は、ほんとそれぞれ。
欧米では『友のための死が最も尊い』とか言われます。

  腹上死というのはたぶん、
  その対極に位置する存在ではあるまいかと。

もちろん『性欲はオレの友だ』と言い張ることもできるにはできます。
キャプツバ的に『リビドーはトモダチだよ』と爽やかに言うこともできます。
ほんとできるっちゃできるんですが、
それはあくまでも『言論の自由』というケンポ-上の話であり、
うんうんそうだね、と言ってくれるヒトは、
早くその話題を終わらせたいから相づち打ってることをお忘れなく。

  実際の話、そういう大往生をしてしまうと、
  残されたご遺族の心境もけっこうフクザツでありましょうし、
  弔辞の書き方にも困ってしまいます。
  さらに、お葬式の雰囲気も微妙なものになってしまいかねませんので、
  オトコがなるべく避けたい往生の仕方の一つと言えるでしょう。

  その心配がゼロになる、というのですから、
  EDというのもなかなか捨てたものではないのかも知れません。
  (自分がなるのはゼッタイごめんですが)


さて、本作『無職転生Ⅱ』第一ク-ルは、
エリスに去られて自己憐憫をこじらせたルーデウスがEDになり、
魔法大学でシルフィと再会してそれを克服するまでを描いたおハナシです。
完全に前作『無職転生』の続きなので、
まだ見ておられない方はまるっとおいてけぼりですね。

今ク-ルはこれまでの血わき肉踊る異世界冒険譚とは趣を異にし、
どちらかと言うとせせこましい、
ぶっちゃけ半日常系みたいな話がちくちく紡がれていきます。

とは言っても、話のすすめ方がザツ、ということはありません。

0話まるっと使ってシルフィが魔法大学に入った経緯を説明してから、
1~4話がいわゆる『泥沼編』。
大切な放送期間まるまる一か月をかけて、
ルディ(ルーデウス)の見事な自己憐憫っぷりからのED発覚、
そして魔法大学入学までを描きます。

  これを『しっかりと経緯や心情を描いている』と評価するか、
  あるいは『展開が遅くてまだるっこしい』と考えるかは人それぞれ。
  きちんと物語を描きたいカントクの意図はわかりますが、
  昨今はやりの『なぜもへったくれもない』展開になじんだ方々は、
  早よシルフィだせやゴラァ、と思うかも知れません。

  まあ実際、
  そんなに面白い・引き込まれるエピソードでもないし、
  鬱モードに入ったルディがうっとうしいし、
  プロットヒロインのサラがええとこなしでかわいそうなので、
  半分の尺でもよかったかな、とは思うところ。

そして5話からがラノア魔法大学編。

基本的に『魔法学校』という舞台設定は、
おなかいっぱいというか、創造力のないラノベ作家が選ぶド定番であります。
あまりにも亜種が多すぎてよくわかんないほどなんですが、
本作は草分け的存在なので、
発表当時はまだ鮮度が残っていたかも知れませぬ。

ただし、ルディが魔法大学に入学した目的が
向学心のためとか祖国のためとか憧れの師匠に追いつきたいためとか、
そういう内面的かつふわっとしたものではなく、
  EDの治療法を探すため
という『はっきりしていて切実』なものなので、サベツ化は充分かと。
てか、ぶっ飛んでいて好きかもです。

で、ここからはおハナシの趣がガラリと変わり、
けっこう既視感の強い、下ネタおおめの異世界学園ラブコメふうとなります。
旧キャラに加えて新キャラもけっこう出てきます。
{netabare}
  ロキシーがパンツしか登場しないため、
  萌えという絶対領域はシルフィがほとんど一人でカバ-いたしております。
  ドワーフっ子のジュリエットもかわいいっちゃかわいいのですが、
  萌えとしては、上級者向けではあるまいかと。
  ケモナ-さん向けにもふたりご用意しておりますが、扱いがリョナ。

  ナナホシという、
  今後の物語展開でキーパ-ソンになりそうな娘も再登場しますが、
  今ク-ルで何かが大きく動くわけではありません。

  ヒトガミとルディの前世姿の登場も、泥沼編の一回こっきり。
  ルディがこまめに肉体を鍛え、
  ふつうのファンタジーヒ-ロ-っぽく、かっこよくなっていきます。

  つまるところ、
  小さなプロットがけっこうあるものの、何をやっても物語の主たる関心が、
    シルフィがいつ身バレするのか
    ルディがどんなふうにEDを克服するのか
  の二点に帰結してしまうという、
  わりとミもフタもない展開のク-ルだったりするわけです。{/netabare}


それじゃつまんないんですかと問われると、
決してそんなことはなく、
熱狂するような感じじゃありませんが、ふつうに楽しく見られます。

個々のキャラの心情もしっかりと繊細に描かれていますし、
『萌え』『笑い』『シリアス』『業』『バトル』
みたいなものがきちんと、しかもほどよく配合されておりまして、
  ヨ-グルトがけグラノーラ、オレンジジュースつき
みたいな、バランスの良い朝食的仕上がりなのではあるまいかと。

  ただし『ED』というクセの強いシードが含まれているため、
  とりわけ女性の視聴者さんにおかれましては、
    えっと……笑ったらいいんですか?
    それとも同情した方がいいのかしら?
  などと、咀嚼に困惑される場合もあろうかと存じまず。

  どうぞ笑ってやってくださいまし。
  そもそもルディの未熟な自己憐憫が原因ですから自業自得ですし、
  同情なんかされたらそれこそいたたまれませんから。


拙的な本作のおススメ度は、
前期を視聴済みという前提でAランクです。
(てか、第二ク-ルから見はじめる人ってあんまいないよね)

前期みたく、
エンタメ性を存分に発揮しながらも『人間の業』に深くえぐり込む、
というキレッキレ感はあまりありません。
もちろん、ヒトガミやナナホシとの会話などで片鱗は見せるのですが、
通して視聴すると、
やっぱ下ネタおおめの異世界学園ラブコメみたいな印象かと。

  なんでそうなるのかとと言うと、
  物語全体の印象というかインパクトを、
  シルフィ(茅野さん)が全部もってっちゃってるんですよね。
  ひさびさの茅野さん無双でありまする。
   {netabare}
  とりわけラスト二話、
  シルフィの身バレとED完治が同時ではなく別プロットになり、
  茅野さんがそれぞれのプロットで披露したお芝居、
  ゴジョ-先生もまっつぁおの領域展開が、インパクトやばいレベルです。
  
  ふつうのアニメだったら、
  身バレでソッコ-完治、愛はEDを救う、みたくなると思うんですよね。
  だけど本作では、
  『それはそれ、EDはED』
  ということで仕切り直し。キビしいです。

  え~~、やっぱあっちとそっちって違うもんなんですか?
  とか女性の方から聞かれても、なったことないからわかりませぬ。

    ほんとわかんないんですが、
    何となくわかるような気がするかも、
    というのがこっち側の大半の意見なんじゃないかしら。

  でまあ結局、ふたりでクスリ飲んでキメ〇ク、という
  かなり身もフタもない解決方法に至っちゃうわけでありまして、
  まさにディ-プインパクト。ぜひもなし。{/netabare}


作画は、相変わらずの高水準ですね。

ただ、前期に比べると粗くなったという声もあり、
そう言われると確かに、
ロングやモブの描き方がザツだとか仕上げがちょっとアレかなあとか、
前期になかった「ん?」は感じますが、
それでも他社との比較論で言うならけっこうなお点前ではあるまいかと。

  今ク-ルから監督が、
  前期まで副監督を務めていた平野宏樹さんに変わっております。
  また、成長したキャラを描くにあたり、
  キャラデの担当者も前期とは違う方になっており、
  そのへんの影響は、やっぱあるでしょうね。


役者さんは、キャラ替えもなく、全員ハイレベルです。

特にルディ役の内山夕実さん。
前期からルディの年齢が変わって肉体的に成長していますし、
おまけにEDという女性には理解がムズカシイ役どころなんですが、
うまく咀嚼して『青年ルディ』を創り上げています。

その他、今期からは新キャラで
上田麗奈さん(アリエル役)や若山詩音さん(ナナホシ役)など、
旬の実力派役者さんも参加していて百花繚乱。
プロットヒロインのサラを演じた白石晴香さんも、
けっこうアシリパ入ってたけれど頑張っておられました。

ただ、そんな中においても、
インパクトという観点においては、
すでに述べたように茅野愛衣さん(シルフィ役)が無双状態かと。

茅野さんって、
最近はご自身のyoutubeでお酒ばっか飲んでるイメ-ジなんですが、
もともと卓越した演技力をお持ちの方なんですよね。

  彼女のお芝居で拙が「マジすげえ」と思わされるのは、
  セリフの『硬度』と『温度』の使いわけです。
  これはもう、天性のものと呼んでいいんじゃないかしら。
   {netabare}
  本作でも物語冒頭、アスラ王国に飛ばされてきてすぐのときは、
  ガチガチに緊張した、バリカタの声ですね。
  それから『無言のフィッツ』として新生活になじんでくると、
  緊張がややほぐれて声の硬度が一段階さがります。
  (それでも初対面の相手と話すときは硬度かために)

  そして、フィッツとしてルディと会話している時には、
  リラックスできるのか、
  まったく同じ話し方なのに声のトーンはやわらかくおだやかに。

  こうした同じ話し方での『声の硬度』の使いわけ、
  『バリカタ』『かため』『ふつう』が自然にできてるんですよね。
  あの『氷菓』伊原摩耶花役でも披露してましたが、
  なかなかマネできない、ものすごい技術だと拙は思います。
  (たぶん、鳴らす場所や緊張させる筋肉を微妙に変えてるんでしょうね)

  で、それに加えて『声温度』の上げ下げができるんです、この方は。

  ナナホシとの会話などでは、声温度かなり低め。
  ルディとの会話でも、
  感情の起伏に伴って面白いぐらい上がったり下がったりいたします。

  そして、今ク-ルで最大の見せ場は、やっぱ最終話。
  ド-ピングの前後で声温度爆上り。
  その温度のまま究極の最終奥義、オトコ殺しの頂上セリフが炸裂します。

    どうぞお召し上がりください。

  これはあかん。
  わりと身持ちのかたい僕ではありますが、耳元でこれは殺られる。
  まさにアルテマウェポン。奥さんほんとごめんなさい。

  というか、マジなハナシ茅野さんって、
  『声バリカタ冷え冷えで』とか『声やわ激アツで』とか、
  どんなオーダ-にも応えられるすごい役者さんだと思う次第であります。
{/netabare}

音楽は、
劇伴は前期と同じく藤澤慶昌さん。
古楽器を駆使した安定した音作りで、世界観もドンピです。

OP/EDは、
前期は大原ゆいこさんが全部やってたんですが、
今ク-ルのOPはLONGMANさんが担当。
わりといいんじゃないかしら、世界観にもハマってますし。

あと、最終話のEDは大原さんの曲を茅野さんが歌唱しております。
ただし、セリフにかぶせてBGM的に使っちゃったので、
印象としてはかなり薄めかと。
(拙は初見のとき気がつきませんでした。お恥ずかしい)



いずれにいたしましても、
見て損をするようなアニメでは決してありません。
他の『なろう系』を見るぐらいならぜひこっちを、という感じかと。

ただ、前期については、
 『異世界転生もののハイエンドモデル』
と評価させていただいたのですが、
今ク-ルについては、さすがにそこまで言えませぬ。

既に述べたことだけど本作品の通奏的なテ-マは
  『人間の業と再生』
みたいなモノだと拙は愚考しているわけです。

そこんところ今ク-ルは、かなり薄味になっちゃってるんですよね。

そして『テ-マ』ではなく『ギミック』の一つである、
ルディのEDが前に出すぎちゃったことで、
なにがしたいのかイマイチわかりづらいク-ルになっちゃったなあ、と。
{netabare}

  もちろん、ルディがEDになったのって、
  エリスの真意をはかりきれないルディの『未熟さ』と、
  それがゆえの自己憐憫をこじらせちゃったのが原因であります。

  前世で死んだのが34歳だから通算年齢ほぼ50歳、
  ええ歳こいたおっさんがそんなんでええんか、自業自得やんかジブン、
  という意味では『業のなせるワザ』と言えなくもありません。

  ただ、その乗り越え方が、
  なんか頑張ってジブンの弱さを克服した、みたくリッパなものではなく、
    クスリでキメたらうまくいったぜキャホホイ
  という、リアルではあるけれどドラマ性のかけらもないものでして、
  え……あ……よかったね、としか言いようがありませぬ。

  人間の未熟さとか腐った性根というものはカンタンに治んないですよ、
  という背骨の部分は前期から一貫しているのですが、
  だからといってこの展開で、
    何かカンド-したり学んだりしろ、
  なんていうのは、さすがにムリ筋に過ぎるかと。{/netabare}


とはいえ、ルディくんの冒険譚は、まだまだ道半ば。
見てくれがいっぱしの青年になったとしても、
いきなり中身までリッパになられては、お話が回せません。

第二ク-ルは来年四月からとの由、
  とりあえず性的に充足したルディくんにどんな冒険が待っているのか、
  おパンツ以外のロキシーの姿は拝めるのか、
  ヒトガミやフィットア領転移事件の謎は明かされるのか、
  いいかげん下ネタを卒業してドラマにシフトしてくれるのか、
いろいろと興味の尽きないところであります。

今ク-ルはちょっとまあアレな感じでナニな出来ばえでしたが、
それでも面白いっちゃ面白いし、
物語自体はよく練られていてすごく興味深いものなので、
次ク-ルを楽しみに待ちたいと思います。

  あと、レビュータイトルがアレなので、
  某所からクレームが入り、
  BANされたらごめんしておくんなまし。

投稿 : 2023/10/05
閲覧 : 301
サンキュー:

31

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これはルディよりフィッツの物語ですね

一期の1クール、2クールとは毛色の違う作品。戦闘シーンはクオリティの高さは相変わらずながらも少ないし、学園を舞台にしている事もあり、学園での日々を描いている感じなんだけれども、今回も引き込まれるものがありました。

フィッツの経緯についてもよく掘り下げられていたから感情移入は容易、一方の主人公ルディに関しては一期1クールでの早熟ぶりから、他のなろうだったら無双しまくってインフレも半端ないところが、各シリーズ共にこれでもかと苦難や窮地を経験していることもあり、飽きのこない見応えのある内容となっていたといえました。

紆余曲折ありながら11話でのフィッツことシルフィとルディが本当の意味で再会を喜ぶシーンは感動もので、ペリーヌや母を訪ねてあたりの昔の名劇を思い出すものがありました。次の最終話も蛇足ではなく、むしろ続編を期待させるものがありましたね。

主人公はルディながら個人的には今作に関してはフィッツ(シルフィ)視点の方が感動できるので、1期1クールの彼女が登場した箇所を見返しつつ、今作を観るのがオススメです。

投稿 : 2023/10/04
閲覧 : 71
サンキュー:

22

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

次は遠慮します

厨二病の夢アニメなんだと、今更ながら気付かされたラストだった。前知識皆無、ネタバレも見ず杉田さんの心の声が好きで楽しく視聴していた。今までありがとう、と言いたい。おばさんは多分コノ先の話はキツい。

投稿 : 2023/10/02
閲覧 : 76
サンキュー:

3

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

他とのレベルが違う

最初から引き込まれる展開。
サイドストーリー的なところから始まったけど、物語の魅力がすごい。
1話だけですっかり魅了されてしまった。
いつも丁寧な作りに感心します。

それでもこのシリーズ、個人的にあまり高評価にしていないんだよね。
内容が中年のおっさんの妄想じゃん・・という先入観があるからなのか。
どういうわけか、名作としては評価できない感があるんだよね。
いや、もちろん各段にレベルの高いアニメだとは思いますよ。

投稿 : 2023/10/01
閲覧 : 75
サンキュー:

9

hidehide さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

結局見てるのですが…

異世界行ったら本気出す…

思春期が爆発、童貞を捨て去り、
これから、毎日ウキウキで…の矢先、
初めての相手が去り、何で!? どして!?…と、
意気消沈、自暴自棄、世捨て人の様な有様。

かろうじて奮起するも、
女性仲間を傷付け、結果 罵られ、逃げる様に街を去り、
メンタルからの不能を嘆き、再び意気消沈。
インポ治療の果てに学園へ。
運が良かったのか、そこで幼馴染みと再開し、
去った女より、目の前の女とばかりに
即座に告白、早々に身体を重ね…

…と、こんな感じですよね…たしか。

おい…母親探しはどした?

君の『本気出す』は、性生活が主軸か?

どうも、主人公が好きになれないんですよね…
その『先』を知っているのですが、それゆえに、
今、そんな事にうつつを抜かしていてイイのか?と。

ま、結果は見てるのですが…

投稿 : 2023/10/01
閲覧 : 96
サンキュー:

4

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

杉田転生Ⅱ

明らかに絵のクオリティ変わった感。
先行き不安・・・

12話
{netabare}
不能のあなたへから、まさかの1期で出た媚薬で、
不能治療完了とは・・・

そして、策士アリエルにより、シルフィエットとの結婚END
良い1クール目の〆だった。
{/netabare}

11話
{netabare}
フィッツ先輩、ダクネス化していたね(中に人同じだし)
無事、シルフィエットと認識してもらえたけど、
ルーデウスのアレは不能のあなたへのまま?
{/netabare}

10話
{netabare}
ルーデウスの1日のルーティーンと息子の再起動回。
フィッツの正体が次回判明かな?
{/netabare}

9話
{netabare}
サイレント・セブンスターとの再会。

ルーデウスからしたら、トラウマ事案だよね。
龍神と一緒にいた仮面の女性だし・・・

若山さん、リコリコから、いい役が増えて行ってる印象。
{/netabare}

8話
{netabare}
クリフ先輩とエリナリーゼの結婚を前提としたお付き合いの開始、
魔王バーディガーディの登場と今回も情報量の多い回。
{/netabare}

7話
{netabare}
リニアとプルセナを監禁する回か~
展開早いな。

ギレーヌの姪だけあって、リニア脳筋だよねー
{/netabare}

6話
{netabare}
ザノバの修行開始と奴隷購入回。

ゼニス救出までやる勢い?
{/netabare}

5話
{netabare}
魔法大学編スタート。

クリフ先輩、声合っていた感。
リニアは、フィールズさんということで、
陰実デルタからの違和感なしで、ワクワク感しかない。
{/netabare}

4話
{netabare}
ゾルダート兄貴との旅終了。

早すぎる。

次回から、魔法大学編だけど、
コミカライズ版抜いちゃいそうだね。

原作ノベルは完結したからいいのかな???
{/netabare}

3話
{netabare}
杉田劇場がひたすら面白かった!

サラが追い打ち、ゾルダート死体蹴り、
更にサラが追い打ち、スザンヌが追い打ち、
EDから抜けれないルート。

急接近というタイトルは、ゾルダート兄貴と急接近ね。

内山さん、迫真の演技回でもある。
{/netabare}

2話
{netabare}
ゾルダートの煽りからのまた鬱。

カウンターアローは、疫病神なのか?
ルーデウスに救われてばかりだけど、
ルーデウスの心を救ったのもカウンターアローというWin-Winな関係

次回のタイトルから、サラがルーデウス好きになるんだよね???
{/netabare}

1話
{netabare}
杉田さん、1話で立ち直る。

ロキシーのパンツで自戒するの観ていてシュールすぎる。

そして、エリスの髪を暖炉へ・・・
想いの断ち切り完了。
{/netabare}

0話
{netabare}
登場しました変態アリエル様。

ルークさぁ、アリエル警護外してご婦人の相手とか、
流石、ルーデウスの従兄弟。
{/netabare}

投稿 : 2023/09/30
閲覧 : 477
サンキュー:

7

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作文字ベースでは感じられなかったシルフィの魅力

原作ではいつも飛ばし読みしている部分です。原作のソロ冒険者時代は鬱だし、学園編も日常中心、昔のすれ違いラブコメの焼き直し。ターンニングポイントもない。といっても作品自体は共感できる部分が多く好きです。

脚本は原作文字ベースよりテンポよくまとまっていると感じます。逆に言えば、一期のような心の底に届くこだわりはありませんが、見やすくていいとは思います。

個人的なみどころは文字ベースでは感じられなかったシルフィの魅力です。10代後半のエルフの完全な造形と仕草を堪能しました。(ただし自分はエリスの魅力の上書きまではされませんでしたが)。

気になったのは、青年になりつつあるルーデウスの声が6パック青年男子のものとして聞こえないことが多くなったこと。

次は多分ロキシーですね。原作は何回も反芻している部分なのでアクションだけではなく、深みのある泣けるものにしてほしいです。

この絵の品質では難しいかもですが、なんとかエリスの再登場までアニメ化できれば歴史に残るシリーズになると思うのですが。

投稿 : 2023/09/29
閲覧 : 94
サンキュー:

12

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

新しい無職転生の可能性を見せてくれた。

いやー、よかった。
第1期、
1クールはthe転生ファンタジーを作画、音楽、キャラ、物語等高いクオリティで楽しめた。
2クールになると少し明るい雰囲気が暗転し始め甘くない辛いシーンをいっぱい見ることになり深みが増した。
そして今回第二期、
手に汗握るような戦闘は控えめ(とは言っても他のアニメよりクオリティの戦い戦闘はあった)で、ルディが立ち直っていく話し。(色んな意味で)
なんだけど、今までの冒険的な話は最初の数話で終わり学園での恋愛がメインのクールで驚いた。
でまたその恋愛がいい、シルフィも可愛いし、とにかく可愛い(笑
ドタバタラブコメって感じではなく、しんみりとした愛おしい見守っていたくなる感じ。
そして、新しいキャラクターも増えおそらくこれから物語に関係していくのだろうと想像できなおこれからの展開が楽しみになった。

最後の終わり方もちょうどいい。
いやー、よかった!と一段落つきながらも早く次が見たいと先が気になる終わり方。
主題歌も今回のクールにピッタリの世界観だった。
強いて言うなら学園内の話って事もあり今までほどの
うわー、作画すご、、、。ってのは少なかったかな。
でも、物語的にも派手なクールじゃなかったからそれも含めレベルの高い箸休めって感じなのかな。
次から話も動き出しそうだしワビサビってやつなんだろうね。
あ、でもシルフィが可愛いいと思えない人、
ワンピース体型しか好きになれない人には向いてないかも(笑

投稿 : 2023/09/29
閲覧 : 75
サンキュー:

10

ネタバレ

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

嘘偽りがない異世界恋愛ストーリー

なろう系恋愛ストーリーとしては秀逸な出来だと思います。
意味不明に主人公がモテモテになる安っぽい異世界転生ではなく、全てのヒロインに対して正直に向き合うルーデウスの姿に共感せずにはいられません!

シーズン1とは異なり、2はかなり恋愛要素が強くなりましたが、個人的にはSAO以来の恋愛ストーリーではないかと思っています。
{netabare}
こうなると当然、エリスとはどうなっちゃうの!?
と考えてしまいますが、シルフィーとの成り行きも必然としか思えないので、原作未読な私としては続きが気になって仕方ないです!
皆んな悪く無いので幸せな結末になって欲しいなと思います。
{/netabare}

投稿 : 2023/09/28
閲覧 : 98
サンキュー:

11

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

言わずと知れた「なろう」発の大物ファンタジーの2期。

詳細は公式でも。ていうか、1期を観ないとどうにもならないので。

「小説家になろう」発の原作としては「オバロ」「転スラ」「リゼロ」に匹敵するほど人気、実力ともに兼ね備えた大物作品です。制作は、この作品をアニメ化するために立ち上げられたスタジオバインド。「おにまい」で小金を稼いで、いよいよ主力の2期がスタートです。

って思いきや、初回はなんと「#0」。つまり、エピソード0ってことです。

魔力災害によって飛ばされたシルフィが、とある国の王女を救い、近衛として雇われるところから始まるストーリー。まあ、この期ではシルフィがどうやってルーデウスたちと出会うかというところも見どころなのでしょうね。

原作では、どうやらシルフィ(無言のフィッツ)の正体がルーデウスに再会するまで明かされないようですが、それはほれアニメなので。かやのんがCVやってる時点でバレバレなので、むしろ開き直って明かしていく方向で話を進めてますね。

初回は文句ない展開を見せてくれたと思います。ただ、1期で神がかっていた作画を見せてくれましたが、2期はそれほどでもないのかなという印象。これが覆ってくれることを祈ります。

=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
何ていうんでしょう。ありていに言ってしまえば、ルディのEDを治すためだけのクールだったというw

もはや王者の風格。
この内容でもじゅうぶん面白く、満足できるエピソードでした。

それにしてもロングランな作品になりましたね。
とりあえず続編を待ちます。
{/netabare}

投稿 : 2023/09/28
閲覧 : 170
サンキュー:

13

ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

【ネフィリム】の【生存戦略】

●一見するとスピンオフみたいな今期?

もちろん主人公は登場しますが、わざわざ「エピソード0」みたいな
スピンオフの展開を噛ませてくるのにはどのような意味があるのでしょうか?

本作のアンチである当方には{netabare}「シルフィ」{/netabare}なる耳長キャラには印象が皆無な状態でありまして
正直このキャラが前期で登場したかどうかも記憶があやふやであったりします。

前期では作画を含めかなりの高評価を得た本作でありますが、{netabare}この耳長キャラを
全面的に押し出したような展開には微妙なものを感じた人も少なくはなく、
恐らくは前期と比べると評価の方もかなり厳しいものとなるような気がいたします。

特に今期は、一般的に見て面白いと言える要素はほぼ無く、どちらかというと
マニア向け作品の傾向が強く、例えば円盤が普通に売れない現代にも拘らず
円盤の売り上げで奮闘してる「鬼舞い」に似たものを感じます。

熱狂的なファンには好評であるようですが、そうではない人からしてみると
高評価のポイントが今一つ見えないわけであります。{/netabare}

個人的意見では9話「白い仮面」こそが本作の本筋に繋がる展開でありまして
もっとそちらの描写に尺を割くべきであると考えるわけですが、{netabare}フィギュアやら
獣人族やら阿修羅男爵?やら、一見すると脇道それ過ぎでどうでもいいような話が
多かったような印象を受けてしまいました。

もちろん、裏設定的に考えれば耳長族のヒロインとの絡みに意味があると
解釈も成り立ち、アホ毛同士は結ばれるというのも鉄板法則と言えるのでありますが、
一般論として言えば、{/netabare}特に今期は第三者にお奨めできるほどの作品ではなかったように思います。

主人公のキャラ設定等には当然意味があるのですが、理解はできても面倒くさいと言いますか
{netabare}「ルー」+「デウス」という主人公の名前由来が【ケルト文化】であるように
ケルト、フェニキア、アングロサクソン、等々混血種族の文化的なバイアス負荷が
かかり過ぎているため車酔いにも似た感覚を覚えてしまいます。{/netabare}

「異世界行ったら本気出す」のタイトル回収のために今期の展開は必要不可欠であったと
考えられるわけですが、そのために各種の設定に「諸刃の剣」が仕込まれてしまうのが
本作の致命的な欠陥であると言えるのかもしれません。

{netabare}主人公は中身がおっさんの変態的なエロ人格者でありますが、
「異世界行ったら子作りに本気を出す」のが本作のテーマである以上
エロくなければ話が成り立たなくなるというわけであります。

結論から言いますと色々な種族と交わり「混血種」を作り出し種族を繁栄させるのが
「彼ら」=【ネフィリムの眷属の生存戦略】であります。

耳長ヒロイン=「シルフィ」の名前の元ネタは「風の妖精シルフ」でありまして
妖精とは【妖魔族】であり、【魔族】ということになります。

魔族の頂点に君臨するのは【魔王=サタン】でありまして、【堕天使ルシファー】であります。

【堕天使】とは人間の女を孕ませる衝動が抑えきれずにこの世に堕天した
【堕落の天使】でありまして、その特性は【エロ】ということになります。

【堕天使】と「人間の女」から生まれたハイブリットを【ネフィリム】と言いますが、
【ネフィリム】の第一世代は【巨人族】であり【鬼族】であるとも言われています。

【鬼族】は【ネフィリムの眷属】でありますので、頭に【角】が生えておりまして
その【角】は【堕天使】の遺伝子に由来するわけであります。

【堕天使】の血が濃い【ネフィリム】はノアの大洪水でほぼ壊滅しまして
現在に生き残った【ネフィリムの眷属】は混血化が進んだ影響もあり、人間化しておりまして
見た目では人間種と区別が不能な状態であったりするようです。

「名家」や「名だたる英雄」こそが【ネフィリムの眷属】のでありまして
例えば【オリンピアの祭典】では【黄金の魂を持つ勇者】を讃えるわけですが
【黄金の魂を持つ勇者】は後の【王家】となり、故に「王侯貴族」は【ネフィリムの眷属】
であるということになります。

「天皇すり替え説」という奇説もありますが、もしも今の天皇に「異能」の類があるとしたら
恐らくは【ネフィリムの眷属】ということになるのでしょう。

もしも「天皇すり替え説」が真だとすると本物の帝は【八咫烏】ということになるでしょう。

通常の人間には魔法の類は使えないのでありますが、【シャーマン】であった【卑弥呼】には
【呪術】などの異能が使えたようでありまして、だからこそ「邪馬台国の女王」に
なれたわけであります。

通常の人間とは違う【ネフィリムの眷属】を表すために頭に「アホ毛」を描くわけですが
その元ネタが「ゲゲゲの【鬼】太郎」の「妖怪アンテナ」であるように
「鬼の魂」を有する【ネフィリムの眷属】には【角】が生えていて然るべきというわけであります。

何度も繰り返される【人狼ブーム】についての詳細は「生首女」の方で書くつもりですが
【獣人族】、「ウェアウルフ」の類の元ネタが何なのかと言えば、神話であり古代宗教
でありまして、【人狼】に限らず亜人種の類は古代宗教の神々である故に
アニメなどでは当たり前のようにごり押しされるわけであります。

「おおかみかくし」という作品がありますが、タイトルが何故「ひらがな」表記
なのかと言えば、ダブルミーニングが仕込まれているからでありまして
「おおかみ」は「狼」であり=「大神」というわけであります。

【獣】の種族である「もののけ姫」の名は「サン」でありますが
「サン」=「sun」は「太陽」であり、従いまして太陽神「天照大神」を暗示しています。

「天照大神」は「あまてらすおおみかみ」ですが
「あまてらす【おおかみ】」とも読んだりもします。

「狼の神」と言えば【アヌビス】であり、【フェンリル】でありまして
【フェンリル】に似たものに【エンリル】というのがいまして
この【エンリル】と【エンキ】兄妹が神社にいる「狛犬」の元ネタであると言われています。

【エンリル】のことを「アッカド語」では「ベール」とも言いまして
「ベール」が転じて【ベル】となり【バアル】となるわけであります。

「狛犬」には「角」が生えていますが、【エンリル】にも「角」が生えており
【フェニキア人】の神=【鬼神バアル】そして【ケルト人】の鬼神も同様であります。

【ケルトの鬼神】その名を【ベル】と言いまして、
「ジングルベル♪ジングルベル♪鈴が成る♪」の【ベル】=「鐘」が教会やお寺に
当たり前のようにあるのは【ベル】が「神の名」を意味するからなのであります。

「12月25日」は何の日でしょうか?
「イエス・キリスト」とは全く関係ありません。
この日のルーツは【ベル】と【バアル】と【ニムロド】の物語に由来しますが
詳細については長くなるため今回は割愛いたします。

要するに【ローマカトリック教会】は謎の宗教儀式を世界に拡散しているのであります。

アホ毛の耳長族エロ女=エリナリーゼ・【ドラゴン】ロード
一見するとどうでもいいキャラのようでありますが、
「異世界行ったら子作りに本気を出す」というのが本作の主題でありますので
このエロ女キャラも伏線的な意味合いが込められているというわけでありまして
本作【8】話でそれとなく描写された決闘=求婚の儀式につながるわけであります。
獣人族の発情期が「収穫祭」と重なるわけですが、そもそも収穫祭というのは
地母神信仰に基づく宗教儀式でありまして、実りをもたらす地母神=【豊穣の女神】に
感謝の意を示す祭典であります。

豊穣の女神には様々な名があり、【イナンナ、フレア、ヴィーナス】などがありますが
これらは【金星の女神】であり、よって【8芒星】=【イナンナスター】で
暗示されるわけであります。

【金星の女神】は「エロエロ」の女神でありまして、なのでそのエロ属性を持つ
エリナリーゼがクローズアップされ、獣人族の求婚儀式に繋がるわけであります。

「イースター」は春に行われる復活祭という祭典ですが、元ネタは
【イシター】=【イシュタル、アシュタルト、イシス】という女神の名が由来でありまして
復活祭というのは大嘘であり、実は古代から伝わる女神信仰の儀式を単に
リメイクしただけだったりします。

「天空の城ラピュタ」の「シータ」もこの女神の名が由来と言われています。

本来の【イースター】では女神に多産を祈願する意味合いがありまして
そういうことで女神信仰を暗示する「収穫祭」と「子作り」が繋がるわけであります。

エリナリーゼ・【ドラゴン】ロードの【ドラゴン】と言えば【竜】でありまして
オルステッドも【竜神】ということで同じキーワードで繋がります。

【龍】も【竜」も同じわけでありまして、【竜】とは年老いた【蛇】が変化したものと言われています。

【蛇】と言えば「アダムとエバ」を誘惑して【禁断の果実】を食べさせた【サタン】でありまして
【光の天使ルシファー】であります。

【明けの明星】のことをラテン語で【ルシフェル】と言いますが
【明けの明星】は【金星】でありますので「エロエロの女神」と【堕天使ルシファー】は
等号で結ばれ、【女神アシュタルト】が【鬼神バアル】の妻であることから
【堕天使】と【鬼神族】が同じ種族であるのが見えてくるのであります。

そしてバーディガーディは阿修羅であり、カーリー、ドゥルガー、
へカントケイル(百手巨人)と一致します。

阿修羅は【鬼族】であり、へカントケイルは【巨人族】でありますので
バーディガーディ=魔王は【ネフィリムの眷属】ということになります。

【エリス】にもアホ毛が生えていまして、故に【ネフィリムの眷属】と言えるわけですが
名前がギリシア神話の不和と争いの女神でありまして、新型567変異株の名前とも一致します。

ギリシア神話の女神と言えばエロいのが当然でありまして、しかも
先代の最高神【クロノス】が【ティターンズ】=【巨神族】であることから
【エリス】なる女神も【ネフィリムの眷属】であることが確定します。

「白い仮面」の転生者が登場するわけですが、「仮面」と言えば【マスカレード】でありまして
貴族文化の【仮面舞踏会】を意味するわけであります。

【マスカレード】の発祥の地は【ヴェネツィア】でありまして、ここを拠点に
活動していたのが【ヴェネツィアの黒い貴族】であります。

「黒い貴族」と言われる理由は肌の色がスレッタ・マーキュリーのように浅黒い感じだった
からでありまして、中東から来た種族であると言われています。

「黒い貴族」は「ユダヤ人」であるという説もあるのですが、商業や金融業に向いているのは
どう考えても【フェニキア人】でありまして、しかも【マスカレード】はかなり
いかがわしい宗教儀式でありますので、ユダヤの思想とは全く接点がないことからしても
黒い貴族の正体が判明するわけであります。

【マスカレード】とは乱交パーティー的なものであるようでして、
その詳しい内容については「ベルセルク」の原作に詳しく描写されています。

ざっくり言えばダークギャザリング的な黒ミサでありまして、
「ベルセルク」ではドラッグを吸引した上で行われていました。

ヴェネツィア発祥の【マスカレード】の秘密について命がけで暴露しようと試みたのが
今は亡き「スタンリー・キューブリック」監督でありまして、その作品が
「アイズ・ワイド・シャット」であります。

そして【マスカレード】と全く同じような仮装するのが
「ハロウィンパーティー」の元ネタとなった【ケルト人】の【サウィン祭】であります。

悪霊からの攻撃を回避するために悪霊と同じ格好をしたのが仮装パーティーのルーツ
であるようですが要するにコスプレの起源も【ドルイド教】の宗教儀式にある
ということになるわけであります。

悪霊は【ケルト人】にとっての神に匹敵するため、これに生贄を捧げるわけですが
「ガリア戦記」に記されていたように彼らは「人間」を供物として捧げる
【人身御供】を行っていたと言われています。

【ドルイド教】の【サウィン祭】は【ハロウィン】に継承され、大変残念な話でありますが
【人身御供】の儀式も現在進行形で続いているわけであります。

元「サタニスト」であり現在は「クリスチャン」へと転じた「ジョン・ラミネス」の証言によれば
【ハロウィン】では人間の子供を生贄に捧げる儀式を行っているということでありまして
熱狂的な信者の信仰心というものがいかに恐ろしいかを物語るわけであります。

奴隷は【人身売買】と繋がりまして、個人的見解では【人身売買】と彼らの宗教儀式も
繋がると予想しています。

本作では【人身売買】と「ダークギャザリング」が繋がる描写はなかったようですが
【呪術文化】ではドラッグを用いた「儀式」を積極的に行っており、最終的に
主人公のEDを回復させたのもなにかしら薬物であることから、「ベルセルク」で
描写されていたドラッグを用いた性的儀式に通じる要素があると見ることができるわけであります。

「ドラッグパーティ」は芸能界にも普及しており広末涼子やキムタク、酒井法子、
ジャニーズなどがその関係者であるとして名が挙がっています。

現在進行形で騒がれているジャニーズの問題は、ある種の【人身売買】案件でありまして
大規模な人身売買マーケットの起源が何処なのかと言えば恐らくは【古代バビロン】でありますが
それが現在の形に整備されたのが【英国東インド会社】設立の時なのでしょう。

ドラッグとは【呪術文化】の宗教儀式には必須のものでありまして
【偶像崇拝】とは【呪術文化】特有の形態であります。

【呪術文化】では【人身御供】が当たり前のように行われるため人命が軽視され
【人身売買】も気軽に実施されるわけであります。

本作だけの話ではありませんが、人身売買案件を当たり前のように描写するのは
【呪術文化】の思想が背景にあるからであると考えられます。{/netabare}

フィクションなんだから表現の自由を尊重すべきだろうという意見もあるかもしれませんが
主人公の倫理観があまりに破綻し過ぎて話になりません。

倫理観が破綻した性犯罪者みたいな主人公に感情移入できるのかと言えば
それは無理というのが結論であります。

銀魂の銀さんの生き様と本作の主人公を比べると同じおっさんでも
ここまで差があるのには愕然とするしかありません。

年取ったおっさんほど清く正しく美しく生きるべきであるというのが個人的意見であります。


●「ルー」+「デウス」が示す【ケルト人】の信仰

正直ぱっと見は意味不明な変態的フィギュア回であります。
わざわざ{netabare}奴隷{/netabare}を購入してまで行おうとする壮大なるフィギュア構想・・・
更にフィギアに関するただならぬ彼らの拘りから今回事件が起こります。

正tお直当方としてはフィギュアマニアの気持ちは理解できませんので、非常に冷めた目でフィギュア回を
見送るつもりでおりましたが、 {netabare}主人公の「例の下着」に対する異様なまでの信仰心を見て
フィギアの意味するところが見えて参りました。

「フィギュア」は【偶像崇拝】のシンボルでありまして
「例の下着」も同じく【偶像崇拝】を示しているというわけであります。

【ケルト人】は【鬼神】を崇め奉るという意味では【フェニキア人】と一致します。

お宝フィギュアを破壊し侮辱した獣人2匹を拘束し顔に「呪文」の類を書き記します。
「偶像」を侮辱した2匹を断罪する【生贄の儀式】を実施したわけであります。

【生贄の儀式】では「家畜(ゴイム)」が供物として捧げられます。
半人半獣の獣人族ですので【人身御供】の意味合いが秘められているとも考えられます。

主人公は拘束した獣人に対して体を触るというエロ行為に及びますが、
このエロ行為も【偶像崇拝】の儀式を示しているのだと解釈できます。

「刺青」、【偶像崇拝】、【生贄の儀式】や「性的な儀式」
これらはすべて【呪術文化】と密接な関係があり
【ケルト人】や【フェニキア人】に繋がります。

獣人族に辱めを与える儀式を【フリーメイソン】を暗示する「魔法大学」内で
敢えて行うことに特別な意味があったという話であります。

【フェニキア人】がもたらした「黒魔術【カバラ】」と【ケルト人】の【ドルイド教】が
融合され混血の種族が誕生した真実を暗示しているように思えて仕方がありません。

【アシュケナユダヤ人】が褐色の肌ではなく白人種であるのが世界最大のミステリーでありますが
【ケルト人】と融合したと考えれば合点のいく話であります。

「ユダヤ人」とは人種に関係なく「ユダヤ教」を信じている信徒のことでありますが
「バビロン捕囚」以降の「ユダヤ教」は、パリサイ派のラビ(司祭)によって取り込まれた
【バビロニアタルムード】の影響を受け異質なものに変えられてしまいます。

「魔法大学」の元ネタである【フリーメイソン】で研究されていた【黒魔術】のことを
「ユダヤ神秘思想」【カバラ】というのもパリサイ派による宗教改変が関係している
というように推測できます。

「ユダヤ人」という人種が確実に存在していたのは【ソロモン王】以前のことであり
それ以降に発生した「ディアスポラ(=離散)」以降は「ユダヤ教」や「ユダヤ人」という概念は
曖昧になり、今ではどういうわけか180度違う意味合いのものとなったようであります。

【バビロニアタルムード】を信仰するものが「ユダヤ人」であるなら、【フェニキア人】や
【ケルト人】も「ユダヤ人」ということになり、「ルー」+「デウス」という名の
【偶像崇拝】信者も「ユダヤ人」ということになります。

日本のアニメの主人公やヒロインが白人であるパターンが多いのも、
【アシュケナユダヤ人】=【アシュケナジー】が世界の勝ち組であることを
暗示しているからなのかもしれません。

混血種を続々と生み出し彼らの子孫を繁栄させることが彼らの【生存戦略】でありまして
そして「グレートファミリー」による世界支配の構想が実現するわけであります。

【ケルト】の神の名を持つ主人公は魔法大学で【カバラ】の真理を会得し
恐らく「グレートファミリー」の眷属になるのでしょう。

「エリートになりたきゃ楽しちゃだめだよ心臓どくどくマヤマヤポン」であります。{/netabare}


●やはり本作は今期人気アニメの筆頭格か?

例えアンチの糞レビューでもそれなりの方々に読んでもらえることは有難いことでありまして
ただ作品を貶すだけではなく、わざわざ読んでくれる人に伝わるものを書くべしと
思うに至るわけであります。

「魔法大学」なるものが登場しますが、もちろん元ネタは「ハリーポッター」でもお馴染みの
「魔法学校」の類でありまして、【フリーメイソン】であります。

現在の【フリーメイソン】はただの社交クラブ化しておりまして、由緒正しき「古代メイソン」とは
まるで違うものになってしまいましたが、本来の「メイソン」は【黒魔術】研究機関でありました。

{netabare}「古代メイソン」で研究していた【黒魔術】のことを(「ユダヤ神秘思想」)【カバラ】と言いますが
「ユダヤ教」を信じてる「ユダヤ人」が【黒魔術】に精通している?という発想はそもそも
ズレておりまして、矛盾しているのでございます。

「ユダヤ人」と言えば「創造主ヤハウェ」に選ばれた「選民」でありまして
創造主との契約により選民性と創造主による特別な庇護を賜ったのであります。

父なる「創造主」は、生み出した子どもたち=「ユダヤ人」に対して律法=戒律を介して
「やるべきではないこと」を教えるわけであります。

純血の種族ユダヤ人が最もやるべきでないことと言えば、「異教徒」に関わり
「異教徒」の思想や文化に染まることでありまして、【偶像崇拝】とはまさに
創造主が最も忌み嫌うユダヤ人の最大タブーでありました。

【黒魔術】とは【呪術】とほぼ同じ種類のものでありまして、【呪術文化】で有名なのは
【古代エジプト】や【古代バビロン】でありますが、これらの【呪術文明】がユダヤ人に悪影響を
及ぼすということで、創造主はユダヤ人保護の名目で【呪術文化】の国々に災いをもたらし
容赦なく次々にこれをぶっ壊すのでありました。

創造主はユダヤ人に安住の地として「カナン」を与えるのですが、そこに住んでいた
先住民=【カナーン人】については聖絶=殲滅してよしとユダヤ人に指示するのであります。

捕虜としたり奴隷として生かす選択肢など全くなく皆殺しの一択なのは、子どもたちに
与える悪影響の芽を完全に摘んでしまおうという創造主の親心の現れでありました。

【カナーン人】は【アモリ人】と同じ血族であり、【呪術文化バビロン】の眷属であります。

【カナーン人】は【モレク神】を信仰しており、
【モレク神】を崇め奉る【偶像崇拝】の儀式にご執心でありました。

【鬼神】をかたどる【モレクの偶像】の下腹の当たりには炉が備え付けられておりまして
そこで火を焚くことができるわけであります。

【モレクの儀式】の際には「ドラム」をガンガン叩いて盛り上げて火を焚いて、そうして
【モレクの像】の火の中に子供を生きたまま投げ入れて【モレク神】に供物を捧げるわけであります。

かなり残酷な【生贄の儀式】でありますが、【等価交換の原則】により「※願い事」が
何でも叶うと言われるこの【偶像崇拝】の儀式に自分の子どもたち=ユダヤ人が嵌ることを
嫌う創造主は【カナーン人】に対して容赦することはなかったのであります。

【古代エジプト文明】は「ユダヤの預言者モーセ」を支援するために発動した
創造主の災いにより衰退し、そして滅び去りました。

【バビロンの王国】も(自分の子どもたちのために)それを望んだ創造主の預言通りに崩壊しました。

選ばれた民=ユダヤ人に対抗する勢力=【バビロン】の血族
最後に残ったのは【フェニキア人】であります。

「ノアの大洪水」、「ソドム」と「ゴモラ」、「バベルの塔」の計画も
勝つのは常にユダヤ人でありましたが、【フェニキア人】の「生存戦略」が功を奏し
「ユダヤ人の選民性」を覆すことに成功するわけであります。

ユダヤ人には創造主の鉄壁なる庇護があるため、まともにやり合っても勝てる見込みがないと
考えた【フェニキア人】は、ユダヤ最強と謳われる【ソロモン王】を懐柔する計略を企て
そしてユダヤ人を異教徒文化に染め上げて【堕落】させることに成功したのでありました。

「イスラエルの国旗」にも記される【✡】=【六芒星】は「ダビデの星」とも
【ソロモンの星】とも言われます。

【✡】を神として崇めたり、神聖視することは【偶像崇拝】と同じ意味があり
「ユダヤ人のタブー」であるはずなのですが、【✡】のことをどういうわけか
【ソロモンの星】と呼ぶのであります。

【ソロモン王】は預言の警告を無視して、【フェニキア】のティルス王である【ヒラム】と関わり
【666】タラントの報酬を得たと言われています。

【6】つの頂点、【6つ】の三角形、内部に【6】角形で構成される
【✡】は【666】を表していると言われます。

ユダヤの【ソロモン王】が【666】=【獣の刻印】を受けたことにより
ユダヤ人の「選民性」は失われます。

【フェニキア人】と交流を持ち異教徒の文化に毒された【ソロモン王】は拝金主義者となり
異教徒の宗教の影響が鮮明に表れた【ソロモン神殿】を建設するのであります。

そしてこの【ソロモン神殿】建設に関わる重要人物が、
【フェニキア人】のカリスマ石工職人の【ヒラム・アビフ】であります。

【ヒラム・アビフ】には高度な建築学の知識があっただけでなく神秘主義的な秘術に精通しており
恐らくそれが【錬金術】と呼ばれるものであります。

石工職人と言えば【バベルの塔】や【ピラミッド】を建設したのも彼らの仕事であると
言われていまして、数学や幾何学やなどに精通していただけでなく、
どうやら【錬金術】の知識もあったようであります。

【錬金術】とはほぼ魔法と同じようなものでありますので、
【黒魔術】であるとも解釈できるわけであります。

【ソロモン神殿】には【ボアズ】と【ヤキン】の柱がありまして、これと同じものが
現在の【フリーメイソン】のロッジにもシンボルとして設置されております。

【古代メイソン】で研究されていた【黒魔術】のことを「ユダヤ神秘思想【カバラ】」
と言うのですが、【ソロモン王】の堕落と【ソロモン神殿】の建設の逸話は
ユダヤ人的には災いをもたらす駄目駄目なNG行為の事例ということになります。

更に言えば黒魔術の【カバラ】にしても【フリーメイソン】にしても、そのルーツは
ユダヤ人ではなく敵対していた【フェニキア人】にあったと考えるのが妥当でしょう

「魔法大学」の元ネタは【フリーメイソン】であり黒魔術=【カバラ】であるのですが
そもそも【カバラ】と「ユダヤの思想」には明確な関係性などあるはずもなく
【黒魔術】や【呪術】なら【バビロン】の種族に繋がると見るのが自然と言えます。

【黒魔術】の元ネタとして一つに【カバラ】というものがありますが、
もう一つは【ケルト人】の宗教である【ドルイド教】の神官=ドルイドの秘術であります。

【錬金術】と言えば【古代メイソン】の石工職人との関係性が強いと言えますが
一般的な「魔法」と言うなら【ドルイド】の呪術の類というように区分できるのかもしれません。

純血の人間には魔法は使えません。

魔法が使える種族がもしいるとしたら?それはそもそも純粋な人間でない何かの混血か?
特別な【禁断の秘術】をどこかで得たということになるでしょう。

【呪術文化のシャーマン】はドラッグを服用してトランス状態になり
神々や悪霊の類と【チャネリング】します。

所謂「神降ろしの儀式」でありまして、例えば【鬼神バアル】などから啓示を受け
特別な「知恵」を賜るわけであります。

人類に【禁断の知識】を与えたのは【鬼神】であり、【ネフィリム】であり、
【堕天使】であるわけであります。

【呪術文化】に毒されたものたちは【堕天使】の種族であり【ネフィリム】の眷属であります。

「知恵」を得て「目」が開け「明るく」なることを【啓蒙】と言うわけですが、それは
【プロビデンスの目】を得たということでありまして、「光の祝福を受けた」
ということを意味します。

【イルミナティ】とは「光の祝福を受けた」者でありまして、教科書に載ってる
【啓蒙思想家】とは【イルミナティ】のことでありまして、
「フランス革命」を引き起こしたのも【イルミナティ】であります。

「光をもたらすもの」は「エデン」にいた「蛇」でありまして、
アダムとエバに【禁断の果実】を食べさせた【光の天使ルシファー】であります。

【ルシファー】は【堕天使】であり、【デーモン族】の悪魔であるので
頭に【角】が生えているわけであります。 {/netabare}

【堕天使】は人間の女に欲情し女を孕ませるため地上に降りたということで
その性質はエロで満ちております。

本作の主人公並びにエロエルフの女が「アホ毛」ホルダーであるのは
【堕天使】の血族=【ネフィリム】であることを示しています。

「アホ毛」は【鬼の角】を表し、その種族の血統を示すのであります。

「アホ毛」ホルダーは特別な知恵や能力を持っている一方で、【堕天使】のエロエロの特性も
継承しているという表現でありまして、「アホ毛」ホルダーの性格はエロでも
あったりするということであります。



「無職転生」には残念ながら悪い印象しかありません。

今期の0~2話くらいまでは主人公が大人しくしていたのでまだマシだったのですが
やはりこの作品特有の脂っこい感じのエロネタ、エロ表現が炸裂しまして
それを見るとゲンナリするわけであります。

嫌なら見なければいいというのは正論でありますが、{netabare} 何故この作品がここまで評価されているのか
気になり、分析してみたいということで視聴継続しているわけであります。

結論から言えば、前期にしても今期にしても大して面白くもなく、主人公のキャラ設定にクセが
ありすぎて、感情移入することができず、このやり過ぎ設定には多くの疑問が残ります。{/netabare}

「Re:ゼロから始める異世界生活」と本作を比べてみれば一目瞭然でありまして
人気もあり実力もありキャラ設定も機能している「Re:ゼロ」に対して本作は
{netabare}あらゆる面で劣っているわけであります。{/netabare}

前期の作画が良かったと意見については理解はできますが、物語のレベルは
せいぜい「3」がいいところで、{netabare}そこにマニアックなフィギアネタとか下ネタ
エロネタなどなどの要素を減点したら、最悪「1」にもなり得ると個人的には考えております。

一番ひどいのは主人公のキャラ設定でありまして、エロゲーマニア程度なら許容できますが
猥褻性犯罪行為を犯す主人公というのはかなり厳しく、例え原作がそうだったとして
アニメ化するなら自主規制した方が良かったのではないかと思えて仕方ありません。

成長物語を描こうとしているのはなんとなく理解できますが、その点についても
「Re:ゼロ」比べると全く描けていないと言わざるを得ません。{/netabare}

「ルーデウス」という名は「ルー」+「デウス」という形で構成されています。
「デウス」は「神」を意味します。
「ルー」は【ケルト神話】の「太陽神」=「光の神」であります。

主人公が【ケルト人】の神の名を持つことが重要なポイントでありまして
このことが極端なキャラ設定の秘密に関係するとも考えられます。

{netabare}【ケルト人】と言えば【ドルイド教】という宗教でありますが、今ではいつの間にか
日本でも祝われている【ハロウィン】は【ドルイド教】由来の宗教行事であります。

11月1日の【サウィン祭】の前夜祭に当たるのが【ハロウィン】であります。

【ケルト人】は【フェニキア人】とよく似たところがあり、宗教儀式として
【人身御供】を行います。

所謂【生贄の儀式】でありまして、【ウィッカーマン】という木でできた巨大な人型の檻に
人間を閉じ込め火を放ち焼いて供物を捧げるわけであります。

「ベルセルク」では黒ミサ的な儀式の描写が詳しく示されていますが、どうやら
【ケルト人】や他の種族の実際にあった儀式を参考にしているようでありまして
非常にリアリティがあったわけであります。

【人身御供】に最も好ましいのは「子供」でありまして、そもそも「子供」には
「供物」の意味合いがあったと言われています。

「祇園祭」でも子供を生贄に捧げる【人身御供】が行われていたとのことであります。

【フェニキア人】か【ケルト人】か他の民族かは定かではありませんが、子供を
性的凌辱する儀式の類があるようでありまして、「ベルセルク」で性的な儀式の
描写があったのと関係してくるのであろうと考えられるわけであります。

児童人身売買を暴く大ヒット映画「サウンド・オブ・フリーダム」は現実世界のタブーに
触れていまして、【グローバルエリート】たちが「ペドフェリア」であり人身売買に
深く関わっているというネットの噂話を補完する内容が描かれています。

「ペドフェリア」とは「小児性愛」と訳されますが、「ロリコン」よりも
変態性癖が強いニュアンスが含まれる言葉であります。

因みに当方が「鬼舞い」アンチな理由は「ペドフェリア」と関係する
【ジェフリーエプスタイン事件】を知ったからでありまして、ジャニーズの件も含め
現実世界の酷い有様を目の当たりにしたことにより、ロリコン変態は誉め言葉であるという
冗談めいたご意見には全く以て理解不能という立ち位置なったというのがあります。

【ケルト】の神の名を持つ主人公が「アホ毛」ホルダーであり、猥褻性犯罪を行う
「ペドフェリア」であるのが設定であるとするならば、そこから導かれる結論はやはり
【グノーシス主義】的な宗教思想というのものが作品の背景にあるということなのでありましょう。{/netabare}

投稿 : 2023/09/28
閲覧 : 287
サンキュー:

4

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

心療内科「学ぼう心因性ED治療」

1期は見ていない。この2期から見始めた。


最初、空から降ってきた変人と亡命王女の話しで面白そうだと思っていたら、突然ED根暗男の話しになってしまった。


勃起障害になった主人公が治療の為に四苦八苦する話し。
他に抱えている案件を保留にして、ED治療に全力を尽くす主人公。
何が一番大事かは各々が決める事なので、ED治療最優先は別に構わないのだが、主人公はどうにも不快で気色悪い奴だった。
主人公はつるぺたエルフにして、彼女視点で話しを進めて欲しかった。


あと一番気になったのは、主人公の奴隷制度に対する態度。
奴隷制度をあって当然として受け入れ、フィギュア製作に活用する「道具」として奴隷を物色し、購入する主人公。


奴隷制度といえば「グラント将軍」の逸話がある。
「グラント将軍」はアメリカ南北戦争での英雄だ。

戦争が始まる前、貧しい生活をしていたグラント。
奴隷制度を嫌っていたグラントは、友人の「売れば金になる」との忠告を無視して、所有していた奴隷を解放してしまう。当時のアメリカ社会では、奴隷解放は自分の財産を捨てる行為だ。
当然グラントは、元々苦しかった生活が更に厳しくなる。

奴隷制度を廃止するような権力・権限を持っていなくても、出来ることはある。


現代の日本から転生したのに、奴隷制度に何の疑問も持たずに、人を「物」として扱える。
倫理観が欠落した鬼畜・外道の主人公「ルーデウス・グレイラット」には吐き気がした。

投稿 : 2023/09/27
閲覧 : 117
サンキュー:

8

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

機能不全からの復活劇か

学校にトラウマがあるルーデウス。
でもED改善のためならって、入学。
直接的、間接的関係者がどんどん集まってきて、いつの間にやら有名人。
そしてついに…

最終盤はフィッツ先輩が主役っぽい。
嫉妬するは、妄想するはで感情動きまくり。

面白かったけど、1期のようなワクワク感は少なかった。
その部分は第2クールに期待しましょう。
まあ、学園の中だからそんなに危険じゃ困るしね。
(危険しかない学園ものもあるけど…)

若い男女が寄り集まれば、いろいろあるのは当たり前。
女の子が寄って来ても、何もしない聖人君主ものにはリアリティがない。
やはり感情移入できなきゃつまらないよね。

投稿 : 2023/09/27
閲覧 : 82
サンキュー:

9

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無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~のストーリー・あらすじ

2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されて以来絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』。理不尽な孫の手の著による本作は、多くの作品が生み出されている「異世界転生系ラノベ」「なろう系小説」のまさに先駆者的作品であり、幅広いファンを獲得している当ジャンルの代表作。働きもせず他人と関わりもせず、ただ部屋に引きこもってゲームやネットに明け暮れるだけの34歳のニート男が、ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生!少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー。
(TVアニメ動画『無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年夏アニメ

声優・キャラクター

ルーデウス・グレイラット:内山夕実
前世の男:杉田智和
フィッツ:茅野愛衣

スタッフ

原作:理不尽な孫の手(MFブックス/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:シロタカ
原作企画:フロンティアワークス
監督:平野宏樹
シリーズ構成:大野敏哉
キャラクターデザイン:嶋田真恵
美術監督:三宅昌和
色彩設計:土居真紀子
撮影監督:頓所信二
編集:三嶋章紀
音響監督:明田川仁
音響効果:上野励
音楽:藤澤慶昌
プロデュース:EGG FIRM
制作:スタジオバインド

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