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「アンデッドガール・マーダーファルス(TVアニメ動画)」

総合得点
72.3
感想・評価
225
棚に入れた
700
ランキング
1169
★★★★☆ 3.7 (225)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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アンデッドガール・マーダーファルスの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

OPだけが悔やまれる

原作は読んでいない

作画は良いし、物語もおもしろかった。感情移入できるようなキャラはいないので、単に事件の成り行きを見守るだけの視聴スタイルにはなってしまうが、ミステリ主体の作品だし、話の展開がおもしろいので全然飽きなかった

{netabare}ただ、丁寧に製作した結果なのか、時間が足りなくなったような感じがあった。最終話はいろいろ詰め込みすぎて、かなり急ぎ足の展開に感じた

また、OP曲はK-POP風の曲の雰囲気が作品に全然合っておらず、この作品にとってマイナスでしかなかった。しかも、最終話でOP曲が流れるという本来はアツいはずの演出が、曲のせいで台無しだった{/netabare}

投稿 : 2024/09/09
閲覧 : 73
サンキュー:

2

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ファンタジー要素を含みながら、きちんとした本格ミステリーもの

『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞した青崎有吾による原作小説は、『講談社タイガ』(講談社)にて刊行中(既刊4巻、原作未読)。
アニメは、全13話(2023年)。監督は畠山守。製作は、『エンドライド』、『小市民シリーズ』などのラパントラック。
(2024.8.31投稿)

鳥籠に入った生首を持った男とメイドのビジュアルから、ファンタジー色がもっと強い作品なのかなと思っていたのですが、意外とちゃんとミステリーしてました。あとは、癖強な人物たちの会話や一風変わった戦闘シーンを楽しめる良作だと思います!


【ファンタジー要素を含みながら、きちんとした本格ミステリーもの】
原作者は、大学在学中にラノベの賞に応募してみたところ、選評で「君、ミステリー書いた方がいいよ」と書かれ、試しにミステリーを書いてみたら賞を取っちゃったという人(参考:Wikipedia)。

というわけで、本作は、不死者や吸血鬼といったファンタジー(伝奇)要素を含みながら、その要素を生かしつつも、「きちんとしたロジック」に基づいた推理で事件を解決する本格ミステリーもの。

伝奇ミステリー作品の場合、犯罪のトリック自体がファンタジー要素(魔物の特性、オカルトなど)に依拠していて、その謎解きもファンタジー要素(魔法、マジックアイテムなど)に頼ることが多い印象。
なので、本作では、ファンタジー設定は考慮されてますが、あくまで合理的なロジックだけで推理を進めていくというところが大きな特徴。しかも、探偵がおかしなところを複数挙げるなど、そのロジックがとても緻密です。

なお、探偵が名推理を開陳した後には、定番である事件の動機となるような裏事情なんかもしっかりと描かれています。


【あらすじ】
明治30年、雇われて怪物殺しの見世物をさせられていた半人半鬼の青年・真打津軽(しんうちつがる:CV.八代拓)は、鳥籠に入った生首の輪堂鴉夜(りんどうあや:CV.黒沢ともよ)と、その従者である馳井静句(はせいしずく:CV.小市眞琴)と出会う。どうも不死者の鴉夜の首から下を奪った犯人(※不死者なので頭だけでも生きている)と、津軽を半人半鬼にした犯人は、同一の外国人らしいということが判明。

そこで、3人は、ヨーロッパに渡り、怪物を専門とする探偵「鳥籠使い」として吸血鬼、人狼など怪物がらみの事件を解決しながら、鴉夜の体を奪った犯人を探すのだった…


【鴉夜と津軽と静句の関係性が面白い!】
本作で推理を担う鴉夜は、見た目は14歳の美少女だが、1000年近く生きているという「アンデッドガール」で、生首。生首なので自力で動くことができず、普段は鳥籠の中に安置されて運ばれている(→「鳥籠使い」)。
ただ、極めて論理的な思考の持ち主で、長く生きてきたため、かなりの博識。なお、皮肉好き(例えば、馬車に揺られて酔っても、(首から下がないので)私には吐く物がない…)。

鴉夜の助手である津軽は、手術によって与えられた鬼の力で半人半鬼となり、不死者をも殺すことができるほどの圧倒的な戦闘力を有しています。もっとも、普段は、お調子者で、「真打」とまではいかない噺や、鴉夜の生首にまつわるブラックジョークを披露しては、鴉夜にたしなめられています。

鴉夜のメイドである静句は、長い銃剣がついたスペンサー騎兵銃を得物とするクールビューティーで、人としては、かなりの実力者。ただ、鴉夜を溺愛しており、鴉夜と仲良くする津軽を敵対視。ことあるごとに津軽に辛らつな言葉を投げつけ、冷たい態度を取り続けます。

静句は基本的にあまりしゃべらないのですが、この3人の掛け合いがとにかく面白い。

本作では、名探偵シャーロック・ホームズ(CV.三木眞一郎)、そのライバルであるモリアーティ教授(CV.横島亘)、怪盗ルパン(CV.宮野真守)、オペラ座の怪人(CV.下野紘)など、ミステリー界隈の(著作権切れの(笑))超有名人たちが総出演してくるものの、そこに負けないだけの個性をその3人が発揮しています。


あと、声優の配役や耽美的なキャラクターデザインから、一見、女性向けとも思えますが、本格ミステリーものなので、ファンタジーものと謎解きが好きなら性別問わず楽しめる作品だと思います。


【三つ巴の異能バトル】
物語は、ある地をめぐって途中から、モリアーティ教授率いる「夜宴(バンケット)」と、ロンドンにある世界的な保険市場である「ロイズ」から派遣されたエージェントたちと、津軽たちとの三つ巴の戦闘が始まります。

本作は、まだ2期が決まってはいませんが、話自体は13話の先も続くので、各勢力の顔見せの意味合いが強いのか登場する人物が多いです。
ただ、一部埋もれちゃってる人もいますが(アニメだと尺が足りないかも…)、主要と思われるキャラのキャラ立ちには成功していると思うので、個人的には今後の展開に期待しています。

ロイズのエージェントたちは、人間なのですが、人外に対して異常なまでの敵愾心を燃やしており、ある意味、人でありながらその精神性が人外といえるかも(笑)

また、バンケットの一員であるカーミラは吸血鬼の妖艶な美女なのですが、その役を近藤玲奈さんが演じていて、その艶やかな演技にイメージがなかったこともありエンディングで名前を確認するまで誰かわかりませんでした。
あと、おまけみたいに書いて申し訳ないのですが(笑)、杉田智和さん演じる魔術師・アレイスター・クロウリーもいい味出してます。

投稿 : 2024/09/02
閲覧 : 94
サンキュー:

8

アルフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

惜しい

人によってはストーリー(謎解き)が難解でよく分からんて人がいそうですね。
花のあるような作品ではありませんがハマると癖になるといった具合です。
アニメよりも小説にて各々の脳内で補完したり想像しながら読むほうが面白いかもしれません。

投稿 : 2024/07/30
閲覧 : 80
サンキュー:

0

ピエロ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いい感じの世界観

冒頭から日本の話かと思ったら海外メインの展開だったので世界観とかが良かったです。
作画も安定しており内容もそこそこに推理ものとしても楽しめました。

投稿 : 2024/04/29
閲覧 : 170
サンキュー:

2

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

籠の中の探偵

原作未読 全12話

芝居かかった噺家のような口調の半人鬼人で主人公に誘われた助手と鳥籠の中に仕舞われている生首の主人公、その主人公に仕えるメイド姿の助手と3人である目的のためにヨーロッパに渡り難事件を解決していくお話です。

主要な舞台はイギリスやドイツで、イギリスではかの有名な探偵と探偵に関わっていた色々な人々や有名な怪盗との対決に巻き込まれてしまいます。

この世界ではみなさんも聞き覚えがある怪物と呼ばれる化け物たち {netabare}(不死の種族・鬼・吸血鬼・人狼){/netabare}が、人間に深く関わっていまね。

相手は怪物ばかりなので人間たちには到底敵いません。たくさんの人たち殺されてしまいます。

事件はそれぞれ解決しますが、本来の目的が果たせなかったのでキリのいいところで終わっています。

メインの3人の掛け合いが好きでしたね。謎解きが好きな私は結構面白かったです。続きが観たい作品ですね。

OPはCLASS:yさん、EDはAnnaさんが歌っています。

最後に、籠の中の探偵である主人公の輪堂 鴉夜役は黒沢ともよさん、黒沢ともよさんといえば響け!ユーフォニアムの黄前久美子役の方ですが、この作品はEDのテロップを観るまで誰だか分からないくらい妖艶な演技で全然違いましたね。改めて声優さんの引き出しの多さに感服しました^^

投稿 : 2024/04/26
閲覧 : 508
サンキュー:

20

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

申し訳ない

OP韓国グループで断念しました。
何を言われようとちょっとこの信念は曲げられません。

投稿 : 2024/04/18
閲覧 : 173
サンキュー:

1

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

内容もキャラもミステリアス多めで良作

23年11月22日視聴済み。

<よかったこと>
・津軽と鴉夜さんの掛け合いが絶妙
・遭遇する事件がどれもミステリアスで面白い
・シャーロックホームズ、モリアーティ絡みで謎が深まる
・声優陣が豪華
・八代拓さんの津軽がハマリ役

<うーん>
なし

コミカルさもありつつ、謎が謎を呼ぶ事件が続き、退屈せずどんどん見ることができました。
八代拓さんをこの作品で初めて認識しましたが、かなりはまり役であり、津軽の演技のかっこよさ、そして、ちょっと江戸っ子感を感じさせるしゃべり口調はなかなかです。
そして、鴉夜さん、静句さんとの掛け合いもコミカルですし、キャラひとりひとりの個性が立っていて、どのキャラクターにも愛着がわきます。
{netabare}終盤に向け、津軽と鴉夜さんの因縁があるモリアーティが出てきますが、モリアーティに協力する者たちとの闘いがなかなか白熱しており、今後の展開が楽しみですね。{/netabare}

投稿 : 2024/03/31
閲覧 : 81
サンキュー:

2

せいこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

謎解き系が好きならオススメ

正直、もっと評価されるべきと感じた作品。

ストーリー全体を通し、ミステリーアニメ独特の雰囲気と明治や中世等の昔っぽい世界観がうまく合わさり、一話目からとても惹き込まれた。

作画もよくある一枚絵を見させられているという感じは全くなく、会話と戦い両面において細かく描かれておりとても良かった。

若干異能的な要素が含まれており、謎において現実感が薄い部分もあるが、十分満足のいく作りだと感じた。

2ndシーズンがあるかわからないが、長編化に是非期待したい作品の一つ。

投稿 : 2024/03/12
閲覧 : 82
サンキュー:

2

A. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

惜しい!

物語的には良かったのに、何か色々ダサい所があるのが惜しいなーって。

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 62
サンキュー:

1

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あたくし日本からはるばるやってまいりました鳥籠使い、真打津軽と申します

怪物専門の探偵がミステリーを解いていく。マーダーファルスというぐらいなので会話劇のような口調と展開で進んでいくのが面白い。そして会話が多い分映像の魅せ方も面白い。
津軽の江戸っ子なまりは賛否あるかもだけど津軽と鴉夜のバディのやり取りは心地よく、推理展開もバトル展開も気持ちよく見れる。

人狼や吸血鬼、ルパンにホームズ、切り裂きジャック等々メジャー何処のキャラを使ってるのでキャラ立ちはしててわかりやすいし、覚えやすい。

バトルは静句さんのバトルをもっと見たい。

100点中82点

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 59
サンキュー:

2

たこわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

色々惜しい

ストーリー構成はとても良い。が、なんか他の制作会社でやってるような演出の既視感。
シャフ◯とかシ◯フトとか◯ァフトとか。
漫画とはだいぶ違うキャラクター作画ですがこれはこれでいいと思う。
ただメイドが貧相すぎ。主人公の声もなんかコレじゃない。生首お姉さんは良い。
終盤のパワポみたいな演出で苦笑い。お金無くなったのかと心配になる。
productionIGとかが続編作ってくれたら面白いのになぁ。

投稿 : 2024/01/16
閲覧 : 87
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 それぞれの作品の中で活躍していたキャラたちが一つの作品内で顔を合わせる展開は割と
昔からワクワクさせられるたちで、本作もそういった気分を満喫できる作品でした。
 19世紀が舞台ということで連想したのはコミックが原作の
映画「リーグ・オブ・レジェンド」で、着想自体に影響はあったのかも。

 既出作品のキャラばかりだとどこか借り物的印象が拭えなくなったりするが、本作の主軸と
なる輪堂 鴉夜、真打 津軽、馳井 静句のトリオはオリジナルキャラで、既出キャラに負けない
ぐらい印象度が強く、魅力的なキャラ。
 設定や出自だけでなく、その性格や語り口も魅力的で、特に真打の軽妙な喋りは落語家を
思わせる面白さ。
 それだけに個としての魅力もさることながら、それぞれのやり取りがこれまた面白い。

 ストーリー的には一つの事案に対してミステリー要素とバトルアクション要素とがあり、
いずれも楽しめる。
 ミステリー部分に関しては人外キャラが多く登場するゆえに人とは異なる特性を事件に
反映させたものが多く、その辺は通常のミステリーとは異なるところ。
 また主人公サイドと敵サイドという二極ではなく、2つ以上の陣営が関わることで一種の
カオス的状況が生まれ、そこから生じるある種の派手派手しさも楽しい。

2024/01/14

投稿 : 2024/01/14
閲覧 : 91
サンキュー:

2

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

洒落っ気のある作品。

{netabare}
これぞ質アニメって感じの作品。
不死の真打津軽と頭だけの輪堂鴉夜が、自分に害をもたらした因縁の相手を探し各国を行脚するという内容。
基本推理モノだけど、アクション要素もかなり強め、多少説からの引用キャラもいたりで、闇鍋感ある作品。
でも、その一つ一つの要素がすべて噛み合っていて素晴らしい。

この作品の一番の良さは会話劇。
物語の合間に度々挟まれる主人公の落語調の語りやジョークが純粋に面白い上、独特の空気感が醸し出せていていい。
基本西洋舞台で、出てくるキャラも外人ばかりにも関わらず、明治期の日本の雰囲気を感じることができて新鮮。

本筋の方は吸血鬼・ホームズ・人狼編の三つで構成されていて、どの話も面白かったけれど、自分は後半二つの話が特に面白かったと思う。
推理だけで3,4話だと飽きてしまうから、派手なアクションシーンがあるのはそういう意味でもありがたかった。
良作画もさることながら、先ほども欠いた通り敵とのやり取り・会話も面白く、見ていて楽しいバトルシーンだった。
色んな勢力が交錯しているところも、先の読めない大混戦感があって純粋に面白かったかな。
特段敵キャラに掘り下げがあるわけではないけれど、性格や技、キャラデザが特徴的で全員しっかりと印象に残ってる。

推理モノとしての面白さも上々。
各種族の能力や性質を前提とした推理は新鮮だった。
特に最後の話とかは複雑で分かりにくい部分も多かったけど、ちゃんと話に整合性は取れていたと思う。
人狼編の切ないストーリーは好みだった。

不満点が一つあるとすれば、他小説からのキャラの引用かな。
ホームズ、ルパン、オペラ座の怪人etcはもう色んな作品に出張しすぎていて、出てくる度「またか...」ってなる。
夏クールだけでも逃走中にも出てたし。
魅力あるキャラクターを描けるんだからオリジナルキャラオンリーで勝負して欲しかった感は否めない。

1クールで描かれたのが吸血鬼・ホームズ・人狼の三つの話というのは少し物足りないから、続きを見たい気持ちが強い。
深夜アニメの真面目な探偵モノの中では一番面白い作品だったかな。

OPは賛否あるみたいだけど、どこか抜けた雰囲気が作品と合致していていいと思う。
曲単体としても聞いてるうちにかなり好きになれたスルメ曲だった。



私的評価:87点
私的ベスト回:8,13話
{/netabare}

投稿 : 2024/01/14
閲覧 : 62
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

評価修正。作品の完成度は高いけど3つ目の話以外は物足りないかも。

 本作は3つの話に区切れていましたが、1つめの話のときはスノビズム臭が強くて「本格推理」のトリックのデータベース紹介を、オカルトと合わせて視点のズラしを狙った作品なのかなあと思いました。

 1つめの話は本格推理として、若干アラは感じますがその狙いが上手くいっていて、オカルト設定を絡めながらフェアな本格推理として成立していることに関心しました。が、まあ面白いけど飽きるかなと思いました。

 しかし、2つめの話で突然ロンドンで恥ずかしいくらいの「有名どころ」を集めて活劇を始めました。アレ?と思いましたが、結構引き込まれて行き、結果的にかなり面白いです。ルパンVSホームズ的な作品の中ではかなりレベルが高いと思います。

 話はベタな予告盗難もので、トリックというよりは仕掛けですが、これの仕掛けの大がかりですが説得力がありました。展開もいいです。主要3人のキャラも立ってきて愛着がわき出すのもあるでしょうが、上手くゲスト・サブキャラと絡まっていました。

 そして、3つめ。この活劇のままで行くのかなと思ったら、また視点が変わりました。〇〇モノと書くとそれだけでネタバレになるので書きませんが、舞台設定とキャラの動き、そして肝心な幹になるストーリーが絡まって面白い、迫力がある、考えさせられる話になっていました。

 本作全体が、推理+オカルトという題材でしたが、3つの話でその方法論が違うのに、主要キャラ・サブキャラの動きに違和感がありません。これは原作者が相当優れたストーリーテラーなんだと思います。

 推理スノッブの人でもそうでない人でも楽しめる上に、ラノベ的な痛快さとキャラ萌えを両立できていると言えるでしょう。

 それを支える作画、美術、演出、声優さんの演技、構成などなどすべての要素の水準が高かった思います。OPとBGMの水準も高いと思います。

 テーマというか作品の構造ですが、仮面ライダー的あるいは人魚伝説的な根底にある不幸と、ゲストキャラの素性の悲惨さで、決して軽いだけの作品ではないです。
 ですが、それを覆い隠すエンタメ要素があるので表層ではまず楽しめる。けどやはり感じるもの、考える素材も提供してくれる感じです。1クール作品としての完成度はかなり高いのではないでしょうか。

 あまりこの辺、作品の構造を詳しく書くとネタバレになるのでこれくらいにします。シリーズとしては、主要キャラの目的は達成できていませんが、逆にもっと続いて欲しいと思わせてくれました。

 今期のアニメ、途中で嫌になる作品が多く、あまり完走した作品は多くありませんが、いまのところ作品の出来としては本作がナンバー1かなあという気がします。
 ただ、この作品を面白がれるかどうかは、人を選ぶかもしれません。その要素は…言わないでおきましょう。一つだけ言うと推理小説が好きかどうかは必要条件な気がします。

追記 23年夏のベスト1にあげていましたが訂正です。3番目のエピソードは深みがあって面白かったし完成度は高かった。ここは高く評価していいと思います。
 真ん中のエピソードは活劇として面白かったですが、ドタバタ劇だったかなあ…ここの評価は下げたいですね。
 本格推理のところも、トリックの壮大さとかハッとする感じではなかったかな。ただ、オカルトと本格推理の組み合わせは良かったです。

 評価4.7でしたが、4.3に修正します。夏の中では良かったほうには変わりないですが、ナンバー1ではないですね。



以下、視聴時の感想です。

3話 「その怪物を殺す独特な方法」による殺人を推理する?首だけの意味を出せるか?

{netabare} 1話目を見ると、初め題名にマーダーが入っているし、頭だけの存在=頭脳で勝負するという感じで、探偵ものかな、と思って見ました。
 なんだ、妖怪もの?という感じで、ただ、話の建て付けは、石ノ森章太郎氏的な改造人間の悲哀とか、人魚伝説のような不老不死の物語のような感じでした。

 ところが2話です。やっぱり探偵かい!というツッコミを入れたくなります。急におどろおどろしい感じが無くなって、古き良き探偵ものの始まりです。完全な頭脳だけで勝負の安楽椅子探偵というのがありますが、この作品は首だけでも動き回るのが面白いところですが、その首だけ設定がどこまで生かせるか?

 現状では首だけというのは、画面と設定としての面白さ以外には、あまり効果的ではないです。首だけだからこその探偵というのが描けるかどうかでしょう。あるいは、不死・改造人間問題がありますので、焦点はそこだけなんでしょうか?だとしたら、探偵ものとして描く必要があるか、です。

 Mでシャーロックホームズがいる世界ですから、オールマイティーの悪役である、モリアーティーだとしたら、ちょっと笑ってしまいますが。
 本格の推理作家の人はシャーロックホームズをネタに使い勝ちです。ですが、シャーロックホームズ的な推理はジョークネタとしてはやっても、肝心な部分の推理の組み立ては「君のシャツのエリは…」ではないと思います。

 少なくとも「ノックスの十戒」を守るとは思います。殺人に関する探偵ものとしては、トリックのズラしとして「その妖怪・怪物を殺す特有の方法」がミソっぽいですね。そこ以外は多分フェアにヒントと証拠を入れてくるのでしょう。

 ということで、設定を活かしきれるかどうかという不安はあるものの、結構妖怪殺人の探偵という流れは面白いです。
 なお、メイドはロベルタにしか見えませんでした。

 それと声優の黒沢ともよさん、さすがですねえ。あの生首っぽい声がだせてます。クレジット見るまでわかりませんでした。
 なんで生首が声だせるんだ?空気漏れないの?という疑問はさておいて。{/netabare}


4話 ちゃんとフェアな推理小説の形式になっていると思います。

 本作はやはり本格推理の様式に乗っ取り「その妖怪の特性」を作中で提示することにより、読者(視聴者)も推理可能な証拠を提示していると思います。ただ、吸血鬼編は3点ほど理解できてない部分がありました。

 ネタバレになるので未視聴の方はご注意を。

以下、トリックのネタバレ含みます。気になる点3つ。
{netabare}

1つめ。 氷のナイフによる殺人というのは非常に古典的な方法でつららを凶器にするなど、さまざまなバリエーションがります。
 そもそも、氷の凶器で人を殺せるか問題は議論があるところですが、本作は推理の古典的様式にのっとっているのでそれは不問とします。

 本作の問題は吸血鬼の弱点として「銀の杭なら殺せる」というミスリードが上手いかどうかです。
 というのは、聖水でやけどするのは明示がありましたが「聖水で殺せる」というのが明示されていない気がします。
 アリバイ工作の銀の杭が、唯一の殺せる武器だとも言っていないので、間違いではないのでしょうし血液のトリックが活きる部分ではあります。しかし、単なる杭でも心臓に突き刺せば殺せるのでしょうか?そうすると、普通の氷でもいいんじゃね?という気もします。やはり銀の杭の代替として聖水は機能するという説明は必要だったのでは?
 それと銀の杭の破壊力から言って、傷口が綺麗すぎるというのもあると思います。名探偵なら気が付くと思いますが、どうでしょうか?

2つめ。左側の血液が少ない…と言っているのは血液を採取したからという画でしたが、説得力あるかなあ?。衣服の上を流れる血液をビンで採取したんでしょうか?それにそんな左右で差がでるくらい左から採るという状況が物理的に分かりません。

3つめ。穏やかな笑顔で死んでいた、といいますが、その伏線回収が弱いです。心臓を貫かれて即死にしても、表情は変わるのでは?息子が犯人だから覚悟して穏やかに殺された、とならないと説得力がありません。本格でわざわざ言うからには、そこの説明は必要でしょう。寝てたからで終わりでしょうか?{/netabare}

 もちろん初見ですので、見落としているかもしれませんが、ここは後でフェアだったかどうか考察したいところです。

 と文句もありますが、行き詰ったジャンルとしてのパズル的な本格推理に古典的で知名度が高い妖怪の弱点を組み合わせたのは面白いところです。
 本格推理は「人が描けない」ことも特徴ですので、メインキャラへの感情移入は難しいでしょう。つまり、首だけ=頭脳の役割、鬼は怪異を殺せる以上のキャラ付けではない気もします。

 それと、予告編で今後の登場人物出てましたね。モリアーティまで出てました。これは興をそがれるなあ。

投稿 : 2023/12/22
閲覧 : 340
サンキュー:

16

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

それなりによくできた作品だが印象は薄め

近代の和風なものと洋風なものがあれこれと出てくる。
話もそれなりによくできている。
しかし印象にはあまり残っていない。

投稿 : 2023/12/16
閲覧 : 79
サンキュー:

1

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

推理物を笑劇として消化するのはどうだろうか

最初は明治期を舞台とした怪異アクション推理かと思って、どれだけこの題材で引き込まれる要素があるか逆に気になって視聴を続けようとしたら1話で結構演出面で面白いアニメだなと思い、台詞の掛け合いや口上だったりも心地よくアニメのテンポにハマってって、ゴダール編はよくあるミステリの触れだった。そこからロンドン編となり、ここからこの作品の真価というか真に楽しむ部分が見えてきた
割とちゃんとした偉人オールスター列伝で、様々な陣営が入り乱れて一つの目標に向かって対峙したり時には組んだりしながら戦っていくという要素はかなり楽しめた
主人公軍団もその偉人元キャラを完全に喰うわけでもなくキャラの一人として馴染んでてとても魅力を感じられた
そんな陣営乱れつつのバトル、そして鴉夜様の推理、津軽の軽口が軽快なテンポと飽きない演出で工夫されたアニメーションで楽しめるのがこの作品
まぁ必ずしも推理とアクションは特殊設定が無い限りは両立しにくいので、ゴダール編(推理) ロンドン シャーロック ルパン編(バトル)人狼村編(推理)と言った構成だったかな
人狼村編はかなり考察要素があって、追っていくなかでも物語的だけではなくて映像的な仕掛けもあって楽しめた
叙述トリックっぽい逆転の発想があるという見せ方で、消えている子供 そして犯人はどっちの種族なのか進んでいく中で情報は示されて展開でも情報が開示されていく中々複雑で犯人も仕掛けてくるから、予想がしづらかった
まぁ推理ものでよくある探偵役だけが気づく様に見せてる違和感の描写は好きじゃないけどね

小説出の作品らしく整った硬派な進め方もすれば、急に偏差値ガン下がりしてケレン味満載な乱戦になったりとその二極ながら決めるところはキメてしっかり引き締めているのは流石だなと思うし、安定してるからこの特異なアニメーションと構成する世界観、そしてキャラ達の関わりにとてもハマった

見終わって一通り感想を書いてから投稿するまでに結構間が空いてしまったけれど、結構熱が冷めてしまった。一番面白かったのがロンドン編の勢力入り乱れてのバトルで、それ以外の推理は完全に事後に呼ばれて推理する展開だからストーリー的に緊張感がなくて引き込まれなかったのがね。その期待が少し外れてしまったのが冷めてしまった原因かな
まぁアニメとしては意欲的で記憶に残ったので続きがあればもちろん見ると思う

投稿 : 2023/11/30
閲覧 : 103
サンキュー:

9

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「物語シリーズ」とか「虚構推理」系?。。@1話目

公式情報は© 青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
怪物専門探偵<鳥籠使い>が、体を取り戻すためヨーロッパを巡る笑劇<ファルス>
第22回鮎川哲也賞を受賞した青崎有吾による「アンデッドガール・マーダーファルス」(講談社タイガ刊)がTVアニメーション化。吸血鬼、人狼、怪盗ルパン、シャーロック・ホームズ、切り裂きジャックなど二次元キャラクター達が、異能力バトルを繰り広げながら、主人公の奪われた体を取り戻すためにヨーロッパを巡る、謎に満ちたロードムービー。
アニメーション制作は『さらざんまい』『劇場版 輪るピングドラム』などのラパントラックが担当。本作でもクオリティの高い映像を表現する。また『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』シリーズや『昭和元禄落語心中』など確かな演出力で話題作を担当してきた畠山守が監督を、『キングダム』や『ゴールデンカムイ』などヒット作を多数手掛けてきた高木登がシリーズ構成を務める。さらにキャラクター原案は、新進気鋭のイラストレーター・岩本ゼロゴが担当し、美麗で繊細なキャラクター達が画面を彩る。
19世紀末。吸血鬼・人造人間・人狼など、異形な存在がまだ暮らしていた世界。首から下のない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、“鬼殺し”の異名を持つ半人半鬼の真打津軽と、彼女に付き従うメイドの馳井静句と共に、怪物専門の探偵 “鳥籠使い”として数々の事件を解決しながら、鴉夜の奪われた体を探してヨーロッパを巡る―――。
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スタッフ{netabare}
原作:青崎有吾「アンデッドガール・マーダーファルス」(講談社タイガ刊)
監督:畠山守
シリーズ構成:高木登
キャラクター原案:岩本ゼロゴ
キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤憲子
サブキャラクターデザイン・総作画監督:小園菜穂
音楽:yuma yamaguchi
音響監督:若林和弘
アニメーション制作:ラパントラック

主題歌
OP:「Crack-Crack-Crackle」CLASS:y
ED:「reversal」Anna
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キャスト{netabare}
輪堂鴉夜:黒沢ともよ
真打津軽:八代拓
馳井静句:小市眞琴
アニー・ケルベル:鈴代紗弓
シャーロック・ホームズ:三木眞一郎
ジョン・H・ワトソン:相沢まさき
アルセーヌ・ルパン:宮野真守
ファントム:下野紘
ジェームズ・モリアーティ:横島亘
アレイスター・クロウリー:杉田智和
カーミラ:近藤玲奈
ヴィクター:山本格
ジャック:斉藤壮馬
ノラ:内田真礼
ヴェラ:花守ゆみり
カーヤ:中野さいま
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1話ずつの感想


第1話「鬼殺し」
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公式のあらすじ
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明治30年、怪異が息づく時代の東京。怪物たちの殺し合いなどを楽しむ見世物小屋で”鬼殺し”として活躍する真打津軽のもとに、メイドの馳井静句を引き連れた生首の美少女・輪堂鴉夜が訪ねてくる。
その目的とは―――。
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感想
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設定とメインの真打津軽と輪堂鴉夜+メイドの馳井静句の紹介。。


舞台は明治30年ってゆうんだけど、にゃん^^たちの世界とは違って
怪物が時々現れて人を襲ったりするみたいで、政府が退治してるんだけど
裏から手に入れた怪物たちを見せる見世物小屋があって
津軽はそこで、怪物を殺すショーをやってる。。


そこに、生首状態の不死少女の鴉夜(アヤ)がやって来て
津軽が半人半鬼で、もうすぐ死ぬって言い当てて
長生きしたかったら自分を殺す様に言った。。

事情を聞いた津軽は、鴉夜の首を切ったのは
自分を半人半鬼にした犯人と同一人物みたいだからって
いっしょに鴉夜の体を取りもどすため、犯人を探す旅に誘った

さいごは津軽の寿命を延ばすため
鴉夜が彼に、口移しで唾液を飲ませるところで終わり。。



1話見た感じだと
「物語シリーズ」とか「虚構推理」っぽい雰囲気で
怪異+会話+謎解き+アクションってゆう感じだけど、萌えは少なそう。。

津軽と鴉夜の説明会話が長いわりに
物語シリーズみたいな軽いコメディが少ないからか
ちょっと眠たくなってきちゃった^^

でも、そんなに悪くなさそうだし
まだどうなるかぜんぜん分からないから
2~3話様子を見てみようかな。。
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第2話「吸血鬼」
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公式のあらすじ
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怪物専門の探偵<鳥籠使い>一行として名を馳せるようになった鴉夜、津軽、静句の3人。
彼らのもとに新しい事件の調査依頼が舞い込んでくる。それは、フランス東部で起きた人類親和派の吸血鬼が殺されたというもので―――。
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感想
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メインは推理ってゆう感じで
フランスに渡った3人は、いつの間にかいくつかの事件を解決したみたいで
怪物専門の探偵の「鳥籠使い」として、割と有名みたい。。

今回は、1989年にフランスで起きた、
人類親和派の吸血鬼ジャン・ドゥーシュ・ゴダールの婦人が殺された事件。。

3人が呼ばれ、ジャンに事情を聞き、殺害現場の見聞をした鴉夜が
一見、外部からの犯人に殺されたみたいだけど、不審な点がある、って
7つの疑問のうち、5つまでを話したところ。。



「アンデッドガール・マーダーファルス」のファルスは
茶番劇、くらいの意味みたいだけど
それっぽいのは津軽のわざとらしいコントくらいで
とくに笑えるおはなしじゃないみたい。。

今回は吸血鬼と探偵で「ヴァニタスの手記」や
ヨーロッパが舞台の推理で「憂国のモリアーティ」とか思い出したけど
ジャンルは本格推理になるのかな?


家族と使用人のうちの誰かがやったみたいで、みんな怪しく思えたけど
なんとなく、一番あやしそうなのは執事さんかも?

あとはジャンも怪しい気がしたかな?
第一発見者を疑う、ってゆうのは、捜査の基本だったりするから。。

殺したあと聖水を撒いた理由と
Cパートに出てきた、森の中のハンターみたいな人が気になったけど
まだ推理の材料が出そろってないみたいだから
考えるのは来週で、解決は4話目くらいになるのかも。。
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第3話「不死と鬼」
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公式のあらすじ
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ゴダール家で起きた吸血鬼殺害の調査を続ける<鳥籠使い>一行。内部の犯行を疑う鴉夜は、事件当時のそれぞれの行動を聞き出していく。そしてゴダール卿と共に、西の森へと出かけるが―――。
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感想
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みんなとの夜食で、さらに家族と使用人たちのアリバイを確かめたけど
長男のクロードと、執事のアルフレッドにアリバイがないみたいなんだけど
アリバイがないのは意外性がないから、こういう推理モノだと違うのかも?

その後、鴉夜と津軽は、ジャンといっしょに森に行き
そこでジャンが、怪物ハンターに矢で撃たれ
彼がハンターを捕まえるのを見て、結局ハンターを逃がしてあげてたけど
これで森に来た用事が済んだみたい。。

帰って、みんなを集めるみたいだけど、犯人が分かったのかな?



今回のエピソードで、ジャンがあやしいのは感じたけど
だとすると、銀のクイをさわったはずの手がきれいみたいだから
アルフレッドと共犯だったりするのかな?

とにかく推理は難しくって、動機も手口も分からなかったけど
津軽と鴉夜の漫才みたいな会話は、だんだん面白くなってきたかも?
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第4話「真打登場」
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公式のあらすじ
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ハンナ・ゴダールを殺害した犯人が分かったと、ゴダール家の面々と使用人を呼び集める鴉夜。そして一つ一つ疑問を解消しながら謎を解いていき犯人を絞っていく。この滑稽で悲惨なファルスめいた事件の犯人とは一体―――。
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感想
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犯人は次男だったけど
動機が「自分は人とは違う」ってゆうのは、ちょっと弱いかも。。

でもアリバイ作りに、聖水を凍らせたクイを使ったトリックとか
指に着いたクイをさわった痕を消すため、指ごと切り落として再生させたとか
ちゃんと理屈に合ってて良かった◎


あと、推理の後に犯人が襲ってきた時のために
津軽が必要だったみたいで、バカな事ばっかりする役でなくて良かったw
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第5話「倫敦の不死者」
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公式のあらすじ
{netabare}
1899年、ロンドン。鉄人フォッグの元に、若き大怪盗アルセーヌ・ルパンから人工ブラックダイヤ<最後から二番目の夜>を狙うと予告状が届き、二人の探偵に依頼が舞い込む。それは世界最高の探偵シャーロック・ホームズと、鴉夜たち<鳥籠使い>一行で―――。
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感想
{netabare}
はじめ、ルパンが“オペラの怪人”をさらうところからはじまって
フィリアス・フォッグ家に、秘宝の人工ダイヤ“最後から二番目の夜”
を盗むとルパンから犯行予告あって
鳥籠使いやホームズなど、有名な探偵たちが集められた。。

そして、その秘宝を狙ってるのはルパンだけじゃなく
鴉夜の体を盗んだ犯人たちもだった、ってゆうおはなし。。



こんどはロンドンで、鴉夜たちが杖を扱うホーン商会の顧客名簿を盗み
ホームズとワトソンに止められ、もめてるところに警察が来て捕まり
正体がバレ、フォッグ邸に連れて行かれる、ってゆう話や状況説明とかあって
情報量が多すぎて、何だかよく分からなかった^^

来週から、鴉夜たちがその宝石が盗まれるのを阻止する
ってゆうおはなしになるのかな?

有名キャラを出し過ぎて、安っぽいミステリーみたくなってたけど
期待できるのか、ちょっと心配かも。。


杖屋で鴉夜の身長を聞かれたとき、リンゴ3つ分くらいかな?ってゆう彼に
鴉夜が「津軽!」って呼ぶところは、“津軽りんご”に掛けてたのかな?

今回の雰囲気は「憂国のモリアーティ」みたいだった。。
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第6話「怪盗と探偵」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ルパンは<最後から二番目の夜>の持ち主フィリアス・フォッグに依頼を受けたホームズに接触を試みる。さらに図らずも<鳥籠使い>一行とも対面。そして予告した時刻が近づき、それぞれがフォッグ邸の中でルパンの襲来を待ち受ける。
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感想
{netabare}
ルパンがホームズたちの前に現れ、ファントムが用意した車で逃げたんだけど
その頃、津軽たちが鳥籠を取り違えてドタバタ。。

津軽と別れて鴉夜をさがす静句は、逃走中のルパンたちの車に轢かれかけ
いっしょに鴉夜をさがしてたら、鴉夜と津軽に出会い
正体がバレたルパンと津軽が戦うことになったんだけど
津軽が負けて逃げられた。。


そして犯行予告のあった当日
鳥籠使いはフォッグ邸の塔の上で見張ってたんだけど
時間になったとたん、屋敷の堀が爆破され、地下に水が流れ込んできて
ダイヤを守ってた一行も、おぼれかけたところでオシマイ。。



今回も、ガニマール警部とか現れてたけど
せっかくの濃いキャラが多すぎて、ゲーム原作アニメとかで良くある通り
キャラのムダ遣いになる気がするけど
もしかして警部か誰かが、ルパンの変装だったりするのかな?


おはなしも犯行の前にドタバタがあったりで、それも悪くはないんだけど
ルパンがビー玉をあやつって戦ってたり、ちょっと思ってたのと違うかも。。
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第7話「混戦遊戯」
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公式のあらすじ
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<最後から二番目の夜>がある余罪の間に水が流れ込んできた。絶体絶命の一行。そして、金庫は消えてしまい…。しかし、別行動する<鳥籠使い>一行には”ある秘策”があった。
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感想
{netabare}
ホームズがガニマールがルパンだと気付いたり
ルパンが金庫を盗んだ方法とかが明かされ
金庫に鴉夜が隠れてたところまでは、知恵くらべってゆう感じで
割とおもしろかったけど、そこからルパンが逃げて「ルパン三世」ごっこ。。

さらにM教授率いる、どこかで聞いたような名前の怪物たちのチームが現れ
さらにドタバタ。。

こうゆうのが「文豪ストレイドッグス」だったら
まだ、キャラを知ってるから楽しめるんだけど
あんまりなじみがないキャラが、宝物の取り合いしてても微妙で
途中で眠たくなって、ウトウトしちゃった。。


ガニマールがルパンだったり、知らないキャラのドタバタがはじまったり
にゃんが思った通りの展開になってきたみたい。。

推理とか知恵くらべならいいんだけど
よく知らないキャラのドタバタを見せられても。。ってゆう感じで
これが茶番劇なのかもしれないけど、やっぱり微妙かな。。
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第8話「夜宴」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
<最後から二番目の夜>を狙うのはルパンだけではなかった。爆発と共に現れた5人組の犯罪集団<夜宴>。その中には、かつて鴉夜と因縁があったジェームズ・モリアーティの姿も...。<最後から二番目の夜>は誰の手に―――。
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感想
{netabare}
今回もあちこちでバトルで
怪物たちの組織のボス、M教授が現れ、彼がモリアーティだと分かった。。

彼の目的は、人と怪物のキメラを作ることで
人と鬼をくっつけた被検体のほとんどは狂い死にして
逃げたのが津軽ひとりだったみたい。。

そのあとモリアーティたちのグループ、バンケットは
吸血鬼と不死の細胞もキメラに取り入れ
助手の切り裂きジャックをキメラにして
次は狼人間をさがしてるみたい。。

二番目の夜は人狼を探す鍵で
探偵グループとルパンたちを制圧して
それを手に入れたバンケットは去って行ったけど
実は津軽が、ジャックのポケットを切り裂いて、ダイヤを手に入れてた☆

そのダイヤの暗号を解いた鴉夜たちは、人狼は牙の森にいると知ったけど
ジャックもダイヤを手に入れた時、アーク灯にかざしてたから
たぶん場所はバレたんじゃないかな。。

そしてルパンも金庫を手に入れて逃走したみたいだから
また、からんでくるのかも?



本格推理というか「文豪ストレイドッグス」みたいになってる気がする。。


津軽の体に、不死の細胞も混じってるのかどうかはよく分からなかったけど
おはなしが濃すぎて、よく分からないところも多かったかも?

静句はカミーラの牙の毒にやられて、良く戦ってたけど
彼女自身もただの人間じゃないのかな?
それとも津軽みたく、鴉夜の唾液でも飲んでるのかも?


津軽は負けたように見えて
いつもきちんとポイントだけは押さえてるのがすごいと思う^^
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第9話「人狼」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ドイツの山奥にある村ホイレンドルフを目指す<鳥籠使い>一行。ホイレンドルフにたどり着くが、そこでは少女・ルイーゼが行方不明となっていた。この村では一年ほど前から少女が人狼に殺される連続殺人事件が続いており―――。
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感想
{netabare}
ホイレンドルフと言う村をさがし、ドイツに来た鳥籠使いの3人。。

1年前から人狼に少女が殺される事件が続いてるってゆう村に着いて
そこでは最近もルイーゼってゆう少女がさらわれてて
この事件を解決することになって、村人からの事情聴取と実験をしたんだけど
その村の村長は、人狼の村に行くための道を教えてくれない。。

そこで鴉夜は、2日以内に犯人の名前を教えることを条件に出した
ってゆうおはなし。。

あと、さいごに保険屋の新キャラ2人が、人狼駆除に来たけど
公式のキャラ紹介にも出てないから、また、やられるために出てきたのかな?



アバンで、8年前に村に起きた
村人に襲われた人狼が娘を連れて小屋に逃げ込み
そこに火をつけられる、ってゆう事件があったけど
人狼は悪くなさそうなのに、娘まで焼き殺すのはひどいと思った。。

今回のおはなしの流れだと、村人の中に真犯人がいそうなんだけど
犯人の動機とかが気になる。。

ただのロリコンだった、とかにはならないよね?

また、推理物になりそうで期待☆彡


あと、えんとつから枕を落とした時、すごい量のススが出てたけど
その前に人狼が飛び降りたなら、あんなにススは出ないと思うから
やっぱり内部からの犯行なんじゃないかな?
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第10話「霧の窪地」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
人狼村を探すための鍵<最後から二番目の夜>の使い方を教わるため、ホイレンドルフで起きた少女連続殺人事件の調査を始める<鳥籠使い>一行。人狼村の噂を聞きつけ、ロイスも姿を見せる。そして深夜、人狼は再び動き出す―――。
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感想
{netabare}
鴉夜と津軽が、外から来た者があやしいってゆう村長さんの証言で
医者のハイネマン、技師のクヌート、絵描きのアルマの3人に
事情聴取をして回るおはなしで、そこに保険屋の2人もやってきて
鳥籠使いの3人と決闘になりそうだった。。

でも2人は、鳥籠たちより人狼に用があり
この村の事件を解決して、人狼の村に案内するとゆう鴉夜の説得で
取りあえず休戦。。

そして夜、アルマが狂って人狼の正体を明かし、大きな狼になったのを
追っていたら、静句が滝に落ちた!?ってゆうところでオシマイ。。



せっかく3人を事情聴取したのに、真犯人はアルマで終わり!?って思ったけど
もしかしたらルイスだけは犯人が違って
今回の推理のメインはそこになるのかな?

静句が滝に落ちたのは
この謎をといた鴉夜たちと、滝の窪地で再会する伏線かも?
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第11話「狼の棲家」
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公式のあらすじ
{netabare}
人狼との戦いで滝に落ちていってしまった静句。目を覚ますとノラ・ヴェラ・カーヤという3人の人狼の少女に助けられていた。一方、ロイスを引き連れ人狼の村を目指す鴉夜と津軽だが、<夜宴>も2人の動きを探っていて―――。
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感想
{netabare}
アバンに、ローザが人間の村に来る前に
人狼の村から逃げようとして、不安定なやぐらの上で
長老のオババに審問に掛けられてた話があったけど
やぐらが崩れたドサクサで、人間の村に逃げたのかな?


それから今のおはなしに戻って、今回は静句が主人公だったみたい。。

滝から落ちて、3人組の人狼の少女に助けられた静句が
人狼村でも人間の村と同じように少女が殺されてることを知って
鴉夜に推理してもらおうって言ったんだけど、聞いてもらえなくって
村の人に見つかって、ローザとおなじ審問に掛けられた。。

でも、その途中で村外れから1発の銃声が聞こえ、村人が行ってみると
そこに静句を助けてくれたノラが撃たれて倒れていた。。

静句は特別に、その周囲の見聞をさせてもらったんだけど
結局犯人を当てることができずにいて、「鴉夜様なら!」って言ったんだけど
認めてもらえず、もう誰もこの村に入れない、って言われてた。。

そんな中、鳥籠一座と保険屋の2人は、村長から教わった宝石の使い方で
人狼村の場所を特定し、向かってたんだけど
そこを夜宴(バンケット)の怪物に襲われ、保険屋対人造人間の勝負が始まった
ってゆうところでオシマイ。。



今まで出てこなかった、裏の情報が出てきたけど
はじめにローザの話があったってゆう事は
今回の、表と裏の少女連続殺人事件の犯人の動機は
ローザのための、人間村と、人狼村の人たちへの復讐だと思う。。

そして人狼村で使われた散弾銃は、人間の村で盗まれた物だと思う。。


でも、分かったのはここまでかな?
誰が犯人なんだろう?


今回は、人間村と人狼村の2つで、同時に似たような事件が起きてたから
はじめのうち、静句がどこにいるのかよく分からなくって
状況を把握するのにちょっと時間がかかっちゃったみたい^^;

静句が活躍してたから、そのまま犯人も当てるのかと思ったけど
さすがにそこまではできなかったみたい^^
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第12話「流れの交わる場所」
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公式のあらすじ
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ノラが殺害され、静句は犯人として疑われる。一方、鴉夜と津軽は<夜宴>のヴィクターに連れられ、ある交換条件を持ち掛けられる。そして人狼村・ヴォルフィンヘーレへとたどり着いた2人は静句と再会し、事件解決へと動く―――。
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感想
{netabare}
鴉夜と津軽は、ヴィクター(バンケット)に保険屋と引き離してもらった
ってゆう感じで、しばらく協力することに。。

ヴィクターが仲間を待ってる間に静句をさがそうとしてるとヴェラが来て
事情を聞きながら静句のところに着くと、彼女からも事情を聞き
彼女を牢に残し、自分たちは撃たれたノラが見つかった場所に向かった。。

その近辺を検分した鴉夜たちは、岩の下に秘密の地下通路を発見。。

そこを通ると人間の村の
8年前に狼姿のローザが焼け死んだ見張り小屋に着いた。。

人間村で鴉夜たちはまた、殺されたルイーゼのことを調査し
秘密通路から人狼村に戻ったけど、それを見つけた保険屋たちが村人を扇動し
人狼村を襲った。。

人狼村で静句と合流し、人狼に追われることになった津軽は
追手の人狼3体をやっつけた。。

1人だけ別行動になった静句がカーヤを助けに行くと
カーミラの媚薬で抵抗できなくされ、血を吸われたカーヤを発見した。。



すごくいろいろなことが起きて、濃くて入り組んだおはなしだったけど
解決がまだなのに、鴉夜たち、夜宴、保険屋、人間、人狼がゴチャゴチャで
本当に13話でうまくまとまるのかな?
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第13話「犯人の名前」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ヴォルフィンヘーレにホイレンドルフの村人が攻め入ってくる。さらに<夜宴>とロイスが激突、そして静句も宿敵・カーミラと対峙する。
一方、鴉夜はヴォルフィンヘーレとホイレンドルフの村人たちを集め、2つの事件の謎解きを始める―――。
{/netabare}
感想
{netabare}
解決偏で、いろいろな勝負は取りあえず終わり
保険屋の2人は、やっぱりやられて終わりだった。。


結局、ノラがローザの娘、ユッテで、人狼村と人間村を行き来して
2つの村の事件を起こしてたってゆう事で、推理自体はおもしろかったけど
ノラがルイーゼと入れ替わってた、ってゆうのは
本格推理にしては、微妙だったと思う。。

たとえば、金魚の違いなんか、普通の人には分からないけど
飼い主はちゃんと分ってて、名前を付けてたりするのと同じで
どんなに似てる一卵性双子でも、微妙な顔の輪郭や位置、声や話し方なんかで
毎日会ってる人にはすぐバレるはず。。

あと、最後に明らかになった、ノラは人狼の娘たちは殺してないってゆうのも
匂いに敏感な人狼たちが、人狼の娘の匂いと、人の娘の匂いが分からないとか
冷蔵庫に入ってたわけでもない死体が
古いことにも気が付かないってゆうのも変だと思う。。

名探偵がそんなことにも気づかないってゆうのは
ちょっと雑だったと思うけど、そうゆうところを無視すれば
おはなしも濃くてテンポも良くて、おもしろかったと思う。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


不死だけど、体を盗まれた少女の姿の探偵が
同じ犯人に体を改造された半人半鬼の男と、忠実なメイドと3人で
体をさがすために、怪物専門の探偵をしながら
ヨーロッパを旅するおはなし。。


おはなしは、いろいろな要素があって
基本的には「物語シリーズ」とか「虚構推理」「文豪ストレイドッグス」
系統の、超常現象やバトル有りの推理ってゆう感じ。。


推理はうまく考えてあったみたいだけど、状況は不自然だから
結局ラノベと、あまり変わらなかったみたい。。

ただ、おはなしの流れとかテンポは良くって、濃いし
津軽のセリフとかも、おもしろいかどうかは別にしてこだわってたみたいだし
ふつう以上にはおもしろかったから
続きがあるみたいだから、また見たいな☆










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投稿 : 2023/11/17
閲覧 : 215
サンキュー:

34

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

虚構推理のような謎解きもの

明治の時代にオカルト要素を盛り込んだ内容です( ˙O˙ )
登場人物もアルセーヌ・ルパンやシャーロック・ホームズなども登場し、生首が怪異に関する事件を淡々と解決していきます(・{}・)オオー
推理ものの為、1話1話の展開スピードが早くあっという間に見終わってしまいますよw

気持ち悪さもありつつ、独特な雰囲気で話も進んでいくので虚構推理など好きな人はハマるかも( *´艸`)

黒幕組織との絡みも少ないので2期に期待したいです( * ॑˘ ॑*  )゙ウンウン
最後のヤッホー!で終わるのも、これはこれでアリだなと思いましたww

投稿 : 2023/11/06
閲覧 : 115
サンキュー:

1

nyamu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

会話劇を楽しめるかどうか

ファルス(笑劇)と謳う通り、劇を見ているかのようなセリフ回しと印象的な光の使い方、長台詞を飽きさせない配慮かと思いますが普通のアニメとはちょっと違うカットだったりアングルだったりがあるので見ていて面白いです。

飄々と掴みどころのないキャラ同士の人を食ったような掛け合いセリフ、人によってはまどろっこしいと思われるかもしれませんが私は好きですねぇ。

人外を主な登場人物としているための作品全体を覆う暗さに簡単には本心を見せないキャラ同士の軽口がブレンドされて丁度いい塩梅になっているかと。

監督の畠山守さん、シャフトにいらした方なんですね。通りでシャフトっぽい。かぐや様とか他の作品は見ていないのですが、まどマギの5話、8話の演出ということでさらに納得しました。まどマギの5話、8話はライトの当て方がまるで舞台劇のような演出がちょくちょくあったのが印象的だったので。

ストーリーの方は原作次第かと思うのでちょっとどうなるかわかりませんが、会話劇を楽しむことができたら面白く見られるのではないでしょうか。

最終評価は見終わった後に。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
最終話まで見て。

絵は終始美麗でよく動くし、キャラも立っていて良かったです。何度も言いますがこのキャラたちの会話ら好きなんですよね。演出もいい感じで特に最終話の演出は良かったです。

ストーリー的にはたぶんまだまだ序盤と言った感じでひとまず12話でヤマを作って上手く収めたものの、1クール12話での完成度はもひとつなのですが、小説が未完のためアニメとしては仕方の無いところでしょう。
とはいえ、別に悪い訳ではなくトータルで楽しめる作品だと思います。
もし2期があれば是非見たいです。

黒沢ともよさんのイメージって(スキップとローファーの美津未や宝石の国のフォスフォフィライト、ユーフォの黄前久美子のような)力を抜いた自然系だったので、今作の輪堂 鴉夜(りんどう あや)のような感じは新鮮でした。声優さんて凄いですね。

投稿 : 2023/11/05
閲覧 : 179
サンキュー:

5

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「落ち」さえうまくいっていれば、なほよろし

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
洋の東西問わず、様々な「有名キャラクター」達が活躍する、怪奇&推理モノ。「虚構推理」とか好きな方なら、合うかな~と思います。

正直、推理モノとしてはイマイチというか、そもそも現実世界の理を超えた、ファンタジー生物と推理モノは、食い合わせが悪いですね。

ただ、本作一番の魅力は、主要キャラクター達による会話劇。心地よいテンポと独特な言い回しは充分に楽しく、作画等のクオリティも悪くなかったです。

充分に☆4(高評価)の作品だと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
個人的には、ルパンやホームズ達が活躍した、ダイヤ争奪戦が一番面白かったかな。エンタメエンタメしてて。

逆に、推理の部分は、軽く流し見てたかも。特に最後の人狼編は、犯人が早めに分かってしまい、動機も、まあそんなところかなという感じ。

たまたまなんだけど、この作品の直前に、「メイドインアビス烈日の黄金郷(評価☆5)」を観てて、似た境遇にも関わらず、心理描写や背景のやるせなさに雲泥の差があり、イマイチ作品に入り込めなかったかも。

あんまり良い、アニメの見方じゃないですね(汗)

あと、これは単純に気になったんですが、最終話、急に演出の方向性が変わりました? なんか急に、シャフトっぽくなった印象でした(笑)
{/netabare}

投稿 : 2023/11/04
閲覧 : 205
サンキュー:

20

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

何か不思議・・・

原作未読(2023.10)
世界観とか割とアバウトな気がするんだけど、どういうわけか物凄くすんなり受け入れられて、サクサク視聴できました。
喋る生首美少女が鳥籠に入ってるというかなりシュールな絵面なんですが全然違和感がないという・・・(笑)。
寒いボケツッコミなんかもどういうわけかとても良いテンポでいい味出してます。黒沢さんと八代さんの掛け合いが非常にコミカルで作品に溶け込んでます。物語も一応推理要素+バトル要素を絡ませながら八代さん演じるキャラそのままに飄々と進んでいくんですが全く違和感がないんですよね。声優陣を始め監督、スタッフの作品への理解がよくできてるんじゃないでしょうか。
比較が適当かわかりませんが「探偵は死んでいる」の駄目部分がうまくいっている作品って感じでしょうか。

私のツボ:かしこい黒沢さんキャラ

投稿 : 2023/10/29
閲覧 : 136
サンキュー:

5

アニメに覚醒 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作品で勝負!

絵はとても綺麗だった!
メイン三人のキャラもとても個性的で印象的!
メインキャラの掛け合いは聞いてて飽きない!
でも、そのせいなのか、他の有名作品から出てきているキャラがいずれも少し物足りない。。
あと推理にもトリックにも無理がある気はするけどそこは人外なのでスルーしましょう!!
よく同じことかいているけどこれも無駄なラッキースケベや無駄な性描写、ミニスカ、ハイソでなんとか客捕まえたいカスな作品と違い内容で勝負したい硬派なアニメ作品!

投稿 : 2023/10/29
閲覧 : 76
サンキュー:

2

actor さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

очень понравилось! :з

довольно интересная история
приятный детектив
интересные, не картонные персонажи
одно из самых хороших аниме прошлого сезона
думаю, что оно заслужило высокой оценки
надеюсь на продолжение этого тайтла

投稿 : 2023/10/26
閲覧 : 59
サンキュー:

1

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

推理+アクション

視聴完了
全13話

ジャンル
推理+アクション

タイトル由来
不死の女の子と殺人喜劇
喜劇とはその女の子が言っているだけだが。

設定
ホームズがいるくらいの時代、吸血鬼や人狼などがいる世界観。

ストーリー展開
モリアーティーに首から下を奪われた不死の少女と、モリアーティの実験により半人半鬼となった青年が、人外絡みの殺人事件に挑みながら、少女の体を取り戻すために旅を続ける。
1話が導入で、吸血鬼・ルパン対ホームズ・人狼。

感想
総評80点
良かった点
絵、設定、ストーリー、推理シーン
悪かった点
キャラの使い方。

レビュー
まず絵は綺麗。
設定とストーリーがかなり緻密で、それぞれの話も全体の流れも綺麗にまとめられている。推理シーンは、ミステリー好きにはどうかは不明だが、ノックス十戒があることくらいしか知らない私にはとてもいい感じ。
またバトルシーンも派手で迫力がある。唯一残念なのは作風や設定から暗いシーンが多く、バトルもよく見えない。
またキャラ自体はいい感じなのだが、キャラの使い方があまりよくない。特にモリアーティ陣営がルパン達との対決に乱入したのがよろしくなく、カーミラなどのレジェンド級キャラな気がするのだが、かませもしくはモブキャラにしかなっていない。人狼編の巨人みたいに一人ずつ出していけばイメージは違ったかも。

投稿 : 2023/10/21
閲覧 : 111
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5

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

段々尻すぼみしていった

導入と最初の事件の吸血鬼編は面白かった
逆に最後の事件の人狼編は微妙だった
推理がコナン君ばりに無理矢理
てか真相の根幹であるルイーゼの気持ちが全く理解出来ない
ルイーゼは自らの有能性を示す為にユッテを人狼として告発した
その結果周り人達はルイーゼに優しくなったのに何故かそれに見切りを付けてユッテの犯行に協力する…ルイーゼの情緒どうなってんのw?
しかもユッテに利用される為に自らが殺される事すら受け入れるし…
子供の思考回路じゃねーよw
ルイーゼの存在が真犯人であるユッテに都合良すぎなんだよなぁ
ユッテもユッテで感情的なのか義務的なのか分かんないし
そもそも人狼村の巫女を逃した所で生活能力ない子供ばっかなんだから生きていけないでしょ
あとユッテの母親を殺したのは人間村の大人達なのに復讐の為とはいえ子供達を殺してるのもどうなの?
人狼村の巫女には同情して人間村の子供には同情しない理由はなんなの?
どっちの勢力も母親を死に追いやった連中って意味では一緒じゃん

緻密なストーリーを違和感なく描くって難しいんだと改めて感じる作品だった

投稿 : 2023/10/12
閲覧 : 137
サンキュー:

2

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ホームズはもういいよ…

19世紀末が舞台の推理もの。
自分はあまり考えずに見てるので推理に関してはツッコミどころ無いです。
理解力無いのでw

生首探偵の輪堂鴉夜、半人半鬼の真打津軽のキャラは面白い。
そこにメイドの馳井静句も加わった3人の掛け合いは良かった。
他の方が書いている通り、黒沢ともよの演技は良い。
今クールも安定している。
どんなキャラでも高いレベルでこなせるのは凄いし、こういう人は「これぞ声優」という感があって好き。
八代拓も良かった。
津軽の軽妙な口調が印象に残るが、今のアニメには見かけないキャラだし演じるの大変そう。
津軽のキャラ的には個人的にいけ好かない(笑)
こういうキャラって自分をさらけ出してなさそうだし何か抱えてそう。
ブチ切れたら怖そう(笑)

ここから不満点。
ホームズは飽きました。
自分はホームズ作品読んだ事無いし興味無いので全然嬉しくない。
数年前なら「あ、ホームズだ」くらいは思ってたけど。
ホームズ出てくる作品がそこそこ多い気がする。
推理ものだからって安易に出してる感じやホームズに頼ってる感じがあまり好きじゃない。
ホームズ出せば盛り上がると思ってそう。
ホームズ出てくるとワトソン、レストラード、モリアーティ、切り裂きジャックもほぼ付いてくるし、メインキャラより多いじゃねえかと。
メイン3人のキャラが良いのだからホームズ出さなくて良かったと思う。
ルパンも出てたけどルパンも別に…
キャラ評価はプラマイゼロって感じですね。

バトルが多すぎる気がする。
推理ものなのだから推理に比重を置いた方がいいような…
アクションが多いのは劇場版名探偵コナンくらいで十分でしょう(笑)


3人のキャラクターは良いけどそんな面白くなかった。
鴉夜の肉体を探して取り戻すのが目的だが話が進んでない。
これで終わりだと中途半端なので続きをやらないと。
評判や売上は知らないし、原作続いてるのでどこまで消化したのかも知りませんが。

投稿 : 2023/10/11
閲覧 : 153
サンキュー:

3

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大乱闘大衆カルチャーブラザーズ

“怪物一掃”が推し進められる架空の近代世界。
鳥籠の中に佇む主人公の“不死”の生首女探偵・輪堂鴉夜(りんどうあや)
半人半鬼の“鬼殺し”真打津軽(しんうちつがる)
鴉夜(あや)に仕える色々な意味でクールなメイド・馳井静句(はせいしずく)
怪物専門の探偵グループ“鳥籠使い”の3人が、鴉夜の奪われた身体を探し求め、
欧州各地を巡り、怪異事件を解決していく。
同名小説シリーズ(未読)の連続アニメ化作品(全13話)


【物語 4.0点】
一応の基本ジャンルは伝奇ミステリーですが、
ルパンやホームズなど誰もが知っているようなフィクションの登場人物との絡みあり、
真打津軽らとヨーロッパでお馴染みの怪物とのバトルもあり、
五体が不満足どころか皆無な鴉夜が繰り出す自虐ネタのノリは落語の小噺のようでもある。

近代は、教育の普及による庶民の識字率の上昇と共に、
彼らに向けた大衆文学や新聞などのマスメディアが急速に発達した時期でもあります。

本作の近代世界においては“怪物一掃”により、
怪物は人間を襲撃せず共存を誓った「親和派」以外は撲滅される一方。
ですが、実際は近代こそが、怪物だの怪盗だの、
庶民の妄想ワールド(切り裂きジャックにまつわるゴシップなども含む)が急拡大した時代。

ジャンル横断的な展開は闇鍋感たっぷりで、悪く言えば的が絞れていない感じもしますが、
本作は大衆文化のオールスター展開により表現された、
近代空想世界の爆発的なエネルギーを浴びる作品なのだと思います。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・ラパントラック

始まり地・明治日本や欧州各地などの多彩なロケーション。
多種多様な怪物たちやその社会性を反映した建物、小物。
再現すべき要素は多いが無難に対応。

バトルシーンも極上と言うわけではないですが、
広い空間を躍動する人物や怪物のスピード感には時々目をみはる。

表情変化の描写もまずまずですが、
脳裏に焼き付くのは、いつ何時でも変わらない生首探偵・輪堂鴉夜の不敵な笑みw
作中では一度、{netabare} 馬車に轢かれて真っ二つになった後でも微笑み続けた{/netabare} 不気味なことこの上ない不死の生首ですが、
900年以上生きている間に鴉夜様が泣いた夜とかあったのでしょうか?

尚、作画も闇鍋なので唐突に部位欠損や出血多量が飛び出したりしますが、
主人公が生首でも視聴するような奇特な方なら心の準備はできているでしょう。


【キャラ 4.0点】
津軽による真打とは名ばかりの前座レベルのネタを
鴉夜(あや)に吹っ掛けてはヤレヤレといった感じで流される。
津軽の落ちないネタを、メイドの静句(しずく)の毒舌に痛打される。
灰汁が濃い掛け合いが珍道中の定番。

生首だの鳥籠だの、こんな濃厚な闇鍋メインキャラ要るの?
となりますが、オールスター級の面子を相手に事件に挑むなら、
むしろ、これくらい濃くないとメインがゲストに負けて埋没してしまいます。

某話にて、{netabare} 鳥籠使いの3人が名探偵らと共に、怪盗の挑戦を受ける展開があって、
これは灰汁の濃い闇鍋が出来上がったな。そろそろ灰汁取らないとアブナイな。
と思っていたら、引きでさらに、怪物界隈の“夜宴(バンケット)”の一味が横槍を入れて来まして。
闇鍋にまだゲテモノを放り込むのかと、私は胃もたれしながらも、ブラックな笑いに酔い痴れましたw{/netabare}


鬼の力を持つ津軽だけが“不死”の鴉夜を殺せる。
死を願う鴉夜に、津軽が、肉体の捜索がてら、もう少し人生を楽しんで頂きましょう。
といった感じで始まったこの欧州行脚。

落ちたら旅も人生も終わってしまう。
だから津軽の話は滑ったまま落ちなくて良いのですw


ただ持ち越しとなったシナリオの方は決着して欲しい所。
鍵となる黒幕の夜宴(バンケット)首魁・{netabare} モリアーティ。{/netabare}
不死を求めていると思しきラスボスが、不死に飽きて来ている鴉夜とどう対峙していくのか。
拡大し続ける大衆文化の妄想ワールドの大風呂敷を鮮やかに畳む一手はあるのか。
鴉夜様の本気。是非見てみたいです。


あとはパリの新聞特派員・アニー。
メディア・スクラムを通じてマスコミの発達と弊害が印象付けられる中、
真っ直ぐな14歳記者がどんな取材で食い込んで来るのか。
私が地味に楽しみだった隠し味です。


【声優 4.5点】
鴉夜役の黒沢 ともよさん。
動けない生首でも、探偵は頭脳さえあればできる職業などと鴉夜様は述べられますが、
数分間、人外含む曲者相手に論理的な推理に傾聴させるなど、
口車が回らなければ出来ない芸当でもある。

津軽役の八代 拓さん。
時に落語の演目も拝借しつつ鴉夜や静句や怪物たちに減らず口を叩き続ける。
こちらもスタミナが要るタフな役柄。

メイン2人には噺家の如き長尺のセリフをオーディションの段階から要求し選出。

前期『スキロー』みつみ役で主演を務めた、ともよさんのロスを埋めるように本作を観始めた私ですが、
田舎出のほんわかJKから不敵な生首探偵へ。この落差w
聞く度に毎回ニヤニヤが止まりませんでしたw


【音楽 4.0点】
劇伴担当はyuma yamaguti氏。
ジャズやクラシックを軸に伝奇ミステリーを演出。
民族音楽を想起させるコーラスや、電子音なども幅広く取り入れる大胆なアレンジもまた、
ジャンルをまたぐ作品の志向性を後押し。


OP主題歌はCLASS:y「Crack-Crack-Crackle」
明治日本、近代欧州と来て、主題歌はK-POPともはや何でもアリですがw
トレンディーなダンス音楽が、混沌としたOPアニメーションと割りとマッチしていたのが意外性。

ED主題歌はAnna「reversal」
不気味な電子和音に乗せて生首探偵の矜持を述べる怪作バラード。
いくら常識に囚われた人間が浅はかだからといって、
脳の蜜を吸い取ってしまうのはあんまりなので、
鴉夜様落ち着いて欲しいのですw


【余談】
掛け合いも独特な本作の余韻に浸ろうと。
また、落ちない津軽の講釈ばかり聞いてないで、たまにはちゃんと落ちる話を聞こうとw
先日、落語の寄席に行って参りました。

正真正銘の落語の真打の演目はラスト、少々の感動も伴いながら、見事にストンと落ちました。
俺たたENDとなった本作のモヤっとした気分も晴れて、今はスッキリとした気分。

続編のアニメ化は微妙なラインでしょうが、無心で待ちます。

投稿 : 2023/10/08
閲覧 : 326
サンキュー:

22

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かなり面白かった

コナンドイルに無理やり日本人混ぜたかんじですかね
ま 基本 推理物は好きですから 謎解きも理にかなっててよかったかな

投稿 : 2023/10/08
閲覧 : 98
サンキュー:

3

ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

旅路の先にあるものは

【魅力的に思った点】
・雰囲気が良い
・主要キャラが個性的で掛け合いが面白い
・物語の大枠は〇

【残念に思った点】
・敵キャラの掘り下げが甘く、魅力に欠ける
・推理ものとしては不足気味
・論理の展開には問題ないが論理の構成には問題がある
・物語の進捗度が分かりにくい
・一部のアクションシーンがカッコ悪く感じる

【総評】
・75点
  世界観や物語の構成、演出など全体的な品質が高く、キャラ通しの掛け合いも面白かったので終始退屈することなく楽しめました。
  ただ怪物や超能力等が前提となっていて、視聴者に与えられる手掛かりが不足気味のため、ミステリーとしてはお世辞にも良い出来とは言えませんかね。探偵の見せ場を盛り上げるのはもちろん大事なことですが、もう少し視聴者に推理する余地を残してほしかったです。
  物語のほうも全体像はいい感じなのですが、細部で気になる部分が結構ありました。特にバンケットはもっと深く描写するべきだったと思いますね。モリアーティ以外は組織に属してる理由すら分からないので行動原理が不明瞭になってしまっているのがとても残念でした。{netabare}人狼編に至っては目的達成したかすら描かれていないので、なんのために来たねんって状態でしたし。{/netabare}
  進捗的にはおそらくまだ序盤だと思うので今後どうなるかは分かりませんが、とりあえず現時点では肩肘張って推理しようとさえしなければ十分楽しめる作品だと思います。

【こんな人におすすめ】
・ライトなミステリーものが好きな人
・個性的なキャラが好きな人
・キャラ同士の掛け合いや洒落た口上が好きな人

投稿 : 2023/10/08
閲覧 : 77
サンキュー:

7

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これ続編やらないと駄作評価になるぞ

主人公が躊躇なく相手殺すし、死んでる奴――敵でも味方でもない――の心臓ぶん投げるし達観し過ぎてるな。

あらゆる怪物・偉人をミックスした世界観でワクワクしてたけど中盤から観たいのはコレジャナイ感が凄かった。

投稿 : 2023/10/06
閲覧 : 107
サンキュー:

4

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アンデッドガール・マーダーファルスのストーリー・あらすじ

19世紀末。吸血鬼・人造人間・人狼など、異形な存在がまだ暮らしていた世界。首から下のない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、“鬼殺し”の異名を持つ半人半鬼の真打津軽と、彼女に付き従うメイドの馳井静句と共に、怪物専門の探偵 “鳥籠使い”として数々の事件を解決しながら、鴉夜の奪われた体を探してヨーロッパを巡る―――。(TVアニメ動画『アンデッドガール・マーダーファルス』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年夏アニメ

この頃(2023年夏アニメ)の他の作品

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