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「僕の心のヤバイやつ(TVアニメ動画)」

総合得点
79.3
感想・評価
353
棚に入れた
1198
ランキング
505
★★★★☆ 3.9 (353)
物語
3.9
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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僕の心のヤバイやつの感想・評価はどうでしたか?

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

何が面白いのかわからなかった

人それぞれだと思うんだけど自分には合わなかった。コメディ的な面白さが足りなかったのかなぁと思う。

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 96
サンキュー:

5

taketake4 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

ワケガワカラナイヨ

山田が市川を好きになった理由がどう考えてもわからない
この手のでありがちな特別扱いしなかったから的なやつかとも思ったけど
単に特別扱いする勇気もなかったってだけだよなあ

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 101
サンキュー:

3

くまくまちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ほのぼの楽しめたけどありえない

ほのぼのしたラブストーリーで楽しめたけど、最近のアニメは軟弱な男の子が、美人でハイスペックな女の子に一方的に好意を寄せられてラブストーリーが展開する作品が多くて、どれも男性本位な自己満足作品に感じられてちょっと残念です。

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 108
サンキュー:

7

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

箍(たが)が外れていく楽しさ

"僕の心のヤバイやつ" ってキャッチフレーズが意外とお気に入りです。

あんまりストレートすぎて。

どれほどに練られたんだろうかって。


先日、自室の本棚を眺めていたら原作コミックが置いてあって。

「あれ?なんであるんだっけ?」って、私は "山田" か。

帯の「 "尊死" 者続出の極甘青春ラブコメ‼」 に思い出しました。

そうだ。「これ面白そうかも?」って買ったんだって。

原作準拠な気持ちで少し引き気味に観てますが、アニメもなかなかの出来です。





シンプルに、市川京太郎くんと山田杏奈さんの恋愛心理のタイムラグ的日常を描いています。

設定が中学2年生なので「〇木さん」シリーズとほぼ同ジャンルなんですが、いちばんの違いはヒロイン役の山田さんの大人的ポジションとグラマラスなプロポーション。

無邪気な子ども脳なところも魅せながら、学校外のアダルティ?な世界もちょっぴり知っているっていう破壊力はなかなかのモノです。

ところで市川くんのほうと言えば、自己保全と自己変革の真っただ中で・・・。
ネガティブとポジティブなめまいに「僕は頭がおかしい」とまで勘違いしています。

そんな相互尊死に忙しいセルフィッシュな二人が巻き起こす "プレ・ラブフレンドな物語" です。





"尊死" なんてキャッチワードはちょっと大袈裟かなと思うところもあるのですが、二人の心理トレーディングは断然、面白いです。

小さな妄想が見せる変化の兆しに、大きな期待値をヤバいほどに膨らませてしまう可愛らしいユーモア。

深読みしすぎな解法と、夢にも思わない正解に、どんな点数をつけあえばいいかドギマギするコメディ。

確かに "尊死" に値するシチュエーションの波状攻撃です・・・。


私としては、今のところ漫画のほうに少し分がありそうなのですが、それは止め絵効果の大なるところでしょう。

市川くんと山田さんのキモチが「ここだったの?!それだったんだ!?」ってタイミングがガッツリ描かれるので、インパクトが大きいんですね。

お話はまだ中盤に入ったところ。
「お近づきに交錯するバイアス」と「新しい世界を織りなす嬉しさ」に、ヤバヤバ・ニヤニヤな二人の展開に期待したいなって思います。

花田さんの構成・脚本です。
深読みするほど、楽しみになります。
いや、市川くんの心の声を読まないほうが、楽しめるかもです。

karte 6
{netabare}
甘口の なくもつかめば 君がチョコ 僕は溶かした 本(もと)を守りて

チョコレートを隠した時間は、ほんの数秒でしょうけど、二人の心拍数の急上昇のほうが気になっちゃいますね。

市川くんが溶かしたものって、ナンダロ?

P.S
{netabare} このシーン、物語を動かす重要なターニングポイントになっています。
12話まで観終わられたあと、もう一度、ここに戻ってきてくださいね。
{/netabare}
{/netabare}

karte 7
{netabare}
「山田しか見えない。」
中学の3年間、そんな台詞、聞いたことも、言われたこともない人間(わたし)には、尊死どころか、討死だった一里塚に塩を盛るかのフレーズです。
(言ったことは、ある。)

とにもかくにも、「見る」が、マジカルパワーワードの今回。
二人のキモチを七変化させる幾重もの伏線として、多用されていました。

クラスメイトって、最初は誰にだって see you ! だと思います。
市川くん的には、山田さんは殺◯の対象としての注視(watch)だったわけで。
look at 〜 (じっと見る)でもOKなんですが、これには(ものごとの本質を見る)って意味もあるんですねー。
てか、もはや、lock on 〜 的な立ち位置になっちゃってる市川くんなんですけどね。

ならば、山田さんは?って話です。
彼女は、市川くんを look for 〜(意識的に見ようとする)態度だし、そうなると watch にも see にも回帰してしまうんですね。
なぜって、watch は「図書室のひと時」のことですし、see には「理解する」って意味がありますから。

好きなだけでも、立派な動機。
神にもすがる一念なら、箍さえ他力で外したい証拠。
席替えは紙一重でしたが、神の一助のご褒美はしっかり授かりましたね。


もう一つは、「善処する」。
山田さんにとっては、「映画の私も観てほしい」相手は市川くん。
今は楽しく過ごせても、上映される再来年なんて、何の保証もありません。

体操服を取り間違えるとか、すんすん匂いを嗅ぐとかの「マジ、ワタシ、キモい?」どころではありません。
どんな顔して「マジ、キミ、キモい!」なんて言える山田さんなのかって話です。

わずか1日で二度もハートを撃ち抜かれた山田さん。
市川くんへの台詞に「もう言えない!」は、間違いなく春が到来したキモチでしょうね。

式典用の看板の出番は、いつだって門出を祝う春です。
その時、2人にいちばん相応しい台詞は、どんな「マジ、○○○!!」なのかしら。
だって、「善処する」は、初めての " 1 on 1の約束" なのですから。


山田さんの破顔するキモチに "尊死" したのはわたしだけ?
それに、市川くんも別の意味で "尊死" に値するタイプでしょ。

いるでしょ。
学校一のマドンナに好かれちゃう、学校一冴えない男の子って。
{/netabare}

kalte 8
{netabare}
「母のリアル&子のドリーム」

山田さんと市川くんの距離がぐっと近づいたのは、山田さんのママの頼まれもののおかげ?
それとも市川くんのお母さんとあめ玉を交換しあったウインウインの成功体験のせいかな?

お互いの健康への気遣いが一線を越えてしまうシチュエーションは・・・中学生でもぎりぎりあってもいいかなぁ?
まだ、LINEで繋がっていない二人だから、きっと身体が先に動いちゃうんだよね。

そのキモチは、大人には十分理解はできるけれど、大人だから安易に足を踏み出せないってこと。
だから・・・"尊死だ〜" って、微笑むしかなくなっちゃうんだよね。
{/netabare}

kalte 9
{netabare}
「君色オクターブ」
ここにきて、恋のコミックが劇中劇的にクローズアップです。

奥手な二人には、毎日がこけら落としのステージ。
感情を昂ぶらせたり、声を詰まらせたりする瞬間も、そんな台本をマナーブックの縁(よすが)にするにはもってこい。

この頃の私と言えば、少女コミックを男の子に渡すとか、恋バナ作品の感想を交わそうなんて、そんな発想も環境も、ぜんぜんゼロだったような。

時代が違うと言えばそれまでですが、好きな人とステディな関係づくりをするのなら、むしろ欠かせないマストアイテムなのかもしれませんね。

令和の中学生にそういうアドバンテージがあるってこと、できるってことに、まずまず羨ましい限りです。
確か、高〇さんと西〇くんも、似たようなものでしたよね。
{/netabare}

kalte 10
{netabare}
「火照るクリスマスイブ・ラブ」
山田さん、さすがに打って出ましたね。

日常が、特別な熱気とスペシャルなプレゼント感に包まれるデイト。
あれもこれも、それもどれも、ムードに全部乗せできそうなナイト。

だからアグレッシブに献身する山田さんなのに、市川くんときたら相変わらずマイペースで。
唯一、お姉ちゃんとのニアミスが、次の展開につながりそうな天の恵みになればいいけれど。

改札をぬけるときも、二人は手をつないでいたのかな?
帰宅したあとも、二人の心はLINEを贈りあったのかな??
{/netabare}

kalte 11
{netabare}
「リモートコントロールは、どっち?」

市川くんは「山田が・・・」と独りごちていましたが、「ウケ狙い」だなんて、ホントのキモチは何を狙っていたのでしょう?

それに「とりあえず友だち」だなんて、気をもたせるような遠隔操作をしたのは、市川くんのほうだったよね。

月の見えない山田さんに、見させてくれた市川くんの何気ない気遣い。
遠く寂しく想うキモチは相見互いなんだから、近く優しい喜びに満たされたんじゃないかな。


とは言え、印象操作に真っ直ぐなのは山田さんの方だったよね。
モニター越しの "肌見せ" は、まぁともかく、"直見せ" のキャミソールは、さすがに生々・アツアツで、市川くんにどれだけ思いなしているのか丸わかりです。

市川くんのコマンドに反応するのがイヌじゃなくて山田さんだったってオチも、イブの夜道の余熱と余韻のおかげで、とっても自然体。

マフラーとマスコットをお互いに交換しあえたのも、二人にはワンダフルにすぎる締めくくりでしたね。


年越しのカウントダウンは、山田さんへの正直な気持ちを、南条先輩に直接伝えた市川くんの覚悟でした。
いよいよ心と口と行いとがフルシンクロしてきそうなカウントアップの気配でしたね。

萌ちゃんの助太刀も粋だったけれど、彼の背中を押したのは、自身の純白無辜な恋心をこれ以上滑らせたくなかったのは間違いなさそうです。

「俺は山田が好き。」
控えめな "友だち宣言" から、一気に飛躍する市川くんになっていくといいですね。
{/netabare}

kalte 12
{netabare}
市川くんが、"姉とおそろのてい" で買った秋田犬のマスコット。
コミュお化けを自称するお姉ちゃんの粋な計らいが、春めく開幕を二人にしつらえてくれました。

あわやベットに重なりかけた二人のドキドキと、EDに流れた印象的なシーンの数々に、早鐘を打ちだした私の心臓。

そのさなかにまさかの2期制作の告知はあんまり嬉しすぎて、思わず「ヤバイ!」と小躍りしてしまいました。
"絶対面白くなるから!" と、太鼓判を押しておきますね。


振り返ると、各話のkalteは、自身に懊悩していた市川くんの記録タグで、自分に魅きつけたい山田さんの処方箋だったのかもと得心しています。
そんな二人の心のとばりを開く "ありがとう" の言葉は、これからを思いなすための特効薬と効くのかもしれません。

2期は、きっと3学期のイベントから始まるわけですから、アレもあるし、ソレもあるしです。
その時、二人がどんな花を咲かせ、実を成らせていくのか、ワクワクな気分に上りつめた私の心は、すっかりヤバヤバな奴になりさがっています。
{/netabare}

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 450
サンキュー:

29

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

変わった2人のラブコメ

ちょっと一風変わった感じのラブコメ

主人公の市川は山田をどうやって殺そうかと妄想するヤバい変人。
陰キャで自分を卑下する所があるが、心の中で山田や陽キャにツッコミ入れてるの面白い。センスあるなと思う。
根は優しくて行動力もあり不快感の無い主人公になってるのが良い。
エロに反応する所も思春期の男子らしくて好感持てる。
堀江瞬の声が合ってる。
声に特徴あるのとナヨった声の割には役の幅が広くて良い声優だなと思うようになった。

山田はモデルやってて可愛いしスタイルが良い。
それに胸が大きく中学生とか嘘だろ(笑)
あんなの同じ教室に居たらもう色々アレですよ(笑)
挙動がちょっと変わってる。
食い意地が張ってる。
声優は羊宮妃那でキャストに名を連ねていると安心できるなって声優になってきた。
個人的に声が好き。上田麗奈とちょっと被る。
演技も良いし声優人気が過熱してた頃にデビューしてたらグッと人気出てたと思う。

変わった2人が少しずつ意識して恋するようになるのが良い。
大きなきっかけは無いけど一緒に過ごすうちに好きになっていたという過程が良い。
市川の山田に対する恋心の葛藤は見てて微笑ましさすらあるし、市川のLINE等で嬉しそうにしてる山田可愛すぎる。
お互いの変人ぶりは面白いし変わり者同士惹かれ合うものなのかもしれない。

クラスメイトや市川の姉とかサブキャラもしっかりしてて面白かった。
男子はしょうもないエロトークしてるガキで、女子は恋愛トークしてたりませてて男女の差があるのは良かったが中学生というよりは高校生ぽい感じがしたかな。
気になりすぎる程の事じゃないけど。
チャラ男の先輩はもういいかな。
2期は障害なくていいと思う。
どうやってくっついていくかってのを見れればいい。

本筋とは関係ないとこで印象に残ったのは山田がテレビ出たけど出番が無かった事。
推しの子よりも簡単かつ手短に芸能界のリアルを見せてくれたと思う(笑)
可愛くてスタイルが良い女の子がいくらでも居るのが芸能界なのよね。

ラブコメはこういうのでいいんだよって感じのアニメだった。
山田は可愛いけどそれを押し付けてくる感じじゃないからくどくない。
久保さんみたいな女子特化型一方通行系ワンパターンラブコメはどうも好きになれないんだよなぁ。
個人的にラブコメはお互いが意識し合うってのが見てて面白い。
キャラクター性も大事だけど気持ちに動きがある事も大事なのかなと思う。
パッとしないキャラでも恋すれば魅力的になるんじゃないかと。

悪い所は特に無いと思う。
最初は変な2人の変な空間を見る感じだけど中盤からはラブコメとして面白くなってくる。
2期はもっと面白くなると思うので期待。

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 89
サンキュー:

10

ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

灰かぶりの男子たち。

唐突な書き出しで申し訳ないのですが、
僕は『シンデレラ』というお話の、
解釈の変遷みたいなものがけっこう好きであります。

はじめの頃の『シンデレラ』は、ラッキーガールの物語。

継母や義姉からのいじめをけなげに耐え、
お先まっくら生活に身をやつしていたシンデレラさんが、
小動物や魔法使いのお世話で舞踏会に行き、
『たまたま』落とした靴を王子さまにに拾われてハッピ-エンド。
まさに『他人まかせ運まかせ』の下剋上ストーリーですね。

これってもちろん、
女性にガマンと従順性が求められていた時代性が背景にあります。
「おとなしくガマンしてりゃ、いつかイイコトあるよ」
みたいな、本質的には何のなぐさめにも解決にもなっていない夢物語。
とはいえ、男性中心社会で女性たちは、
さしたる抵抗もできす王子サマの来訪を夢見るしかなかったのです。

で、そういうのおかしくね? というのが最近の読解傾向。

ジブンの道は自分で切り開く。
きびしい状況にあってもひねくれずジブンをしっかりもち、
静かに、だけど虎視眈々とチャンスをうかがう。
で、チャンス到来と見るや、
ジブンの知力だの美貌だの友だちだの使えるものは何でも使い、
継母や義姉をだしぬいて幸せを自力でつかみとる、
というのがネオ・シンデレラ像。

  従順で素直そうな笑顔を浮かべながらも
  心の中ではファイティングポーズをけっして崩さない、
  バリバリの肉食系、美しきケモノ。

                 かっけえ。


で、最近の日本アニメを俯瞰して見てみるとですね……、
ヒロイン像は『ネオ・シンデレラ的造形』が主流なのかなと感じます。
オトコに媚びて引っ張ってもらうタイプというのは、
ヒロインの引き立てモブか、
あるいは悪役的なポジションになることが多いですよね。

それで男子のほうはどうなのよということを申し上げますと、
もちろん作品にもよるわけですが、
旧式シンデレラ(ボーイ)タイプが主流じゃないかと愚考するわけです。

  シンデレラよりもいささかタチの悪い、
  なんの努力もせず自己肯定にばっか必死になってる男の子が、
  なぜか学年イチの美少女に見初められてなんだかんだ。

  やさしそうな言葉をちょいちょい口にするだけで、
  いつの間にか友だちもいっぱい寄ってきて、
  なんにもしないまま人生勝ち組ハッピーシュガーライフ。

  まあ、ユメを見るのは個人の自由ですが、
   あのねおまえね、
  とオジサン的にセッキョ-したくなる側面がなきにしもあらずです。


本作『僕の心のヤバイやつ』も、基礎フレームはそれに似ています。
中二妄想大満開のぼっち男子に、
ややポンコツだけどクラス一美人の女の子が『次第に』グイグイくるラブコメディ。

だけど、ちょっと違う。見ていて妙に面白いんですよね。

たいしたストーリーが隠されているわけでもなく、
ポンコツ下ネタてんこもり。
おまけにけっこうなご都合テンカイもあるんですが、
そういうのがほとんど鼻につかず、
わかるわかる的に見られるところがすっごく多いんです。

  ストーリーはシンプルそのもの。
  クラスになじめずおひとりさまで中二妄想満開の男の子(京太郎)が、
  ひょんなことから
  クラス一の美少女(杏奈=中身ポンコツ)と
  毎日、お昼休みを図書室で一緒に過ごすようになります。

  で、最初はフラットに接してるだけだった安奈が、
  徐々に京太郎のいいところを発見して気に入りはじめます。
  で、そのうち、とまどう京太郎を尻目に、
  マンガ貸したり家まで給食のデザート届けに来たり、
  けっこうグイグイくるようになる、みたいなおハナシであります。


で、なんでこのお話が妙に面白いかというと、
そもそも内容が『ラッキーラブコメ』なんかじゃないわけです。
ちょっと露骨な言い方をすると、
  『狩るもの』と『狩られるもの』、
  つまり、ライオンさんとうさぎさんの、ほのぼのラブストーリー
という構図になっているからなんですね。

もちろんライオンさんが安奈で、うさぎさんが京太郎くんです。

  京太郎くん、自分でジブンを闇落ちしたケダモノっぽく思ってますが、
  実体はなんにもできない草食系。
  人さまを攻撃どころか、ジブンの意見すらはっきり言えません。  

  いろんなコンプレックスがアタマの中で交錯していて、
  常に『どうせ僕なんか』モードに入っているため、
  ほとんどブレーキ踏みっぱなし。
  なんかあったとき自分のことより『相手が困らないか』を先に考える、
  心やさしきうさぎさんなんです。

  かたや安奈の方は、モデルで巨乳で高身長で美少女。
  外観的なポジションはまさしく『百獣の王』なのでありますが、
  中身はポンコツで、ただのデカい女の子。
  ご本人もヒエラルキーなんかまったく意識せず、
  食べたいものを食べ、しゃべりたい相手としゃべります。

  で、京太郎とフツーに話してるうちに何となく興味がわき、
  前足でちょんちょんとつついていたら、
  リアクションが面白いしやさしいしでさらなるお気に入りへ。
  グイグイいったら迷惑かな~とは考えず、
  お気に入りに素直にじゃれつく、まさしくライオン(ネコ科)さん。

ただまあ、どっちも『いい子』であることは変わりないわけです。
ですから見ていて嫌味も不自然さもありません。
表面上は、
おどおどしてる弱者(うさぎさん)にじゃれつく強者(ライオンさん)。
だけど中身はどっちもピュアで、しかも好きどうし。
ある意味で寓話的な、ほのぼの系ラブストーリーなんですよね。


まあ、それでもありがちな話っちゃありがちな話なんですが、
このお話のスグれているところは、
  安奈が京太郎くんを『お気に入り』にいれていくプロセス
が、きっちりしっかり、しかも楽しく描かれているところかな、と。
(このあたり、さすが女性マンガ家の原作だなあと)

  世の男子どもの多くが誤解してることなんですが、
  女の子みんながみんな、
  イケメンで高身長のスポーツマン好きということはアリマセン。

  だからと言って、安直な男性視点マンガみたく、
    たまたまこういうタイプの男が好きなオンナだったんだよっ!
  と強引に突破するのは、あまりにもランボー。

  この点、安奈はほんと等身大。
  好きもきらいもなくただ一緒にいるうちに、
  いろんな京太郎くんを発見し、
  ゆっくりじっくり一歩ずつ、彼を見る目が変わっていきます。

  イケメンじゃないけどビミョーなおかしみがあり、
  肩ひじはらず素のジブンで接しられて、
  どうやらこっちのことを好きっぽく(似顔絵くれたりとか)、
  しかも『見返りを求めず』自分に一所懸命やさしくしてくれる。

  いつ寝首をかかれるかわからないイケメンに主導権をとられるよりも、
  そういうけなげで安心できる男の子をそばに置き、
  主導権を握りながら一緒に楽しく過ごしたいというのは立派なニーズ。

  これ『からかい上手の高木さん』にも通じますよね。

  ある意味『彼氏のポチ化』と言えなくもないけれど、
  しょっちゅう発情しているハァハァ男子に辟易している女子にとっては、
  むしろこっちの方が『現実的な選択』だったりもするわけです。



僕的なおすすめ度は、特に対象を選ばないAランク。
ラブコメ好きの方はもちろん、
  あ~なんか最近のラブコメってウザいんだよなあ、
なんて思っておられる方にも、
モノは試しで最初の三話ぐらい、見ていただけたらなと思います。

  実を言うとワタクシも、
  最初はAパ-トどころかアバンで脱落したんですよね。
  キャラデが好みじゃないし中二くさいし世界観わかんないし。

  ところが、あにこれで女性からの評価がすごい高かったんです。

  女性の評価が高いラブコメは良作が多いので、
  半信半疑で再視聴してみたところ。
  妙に面白くて、結果どハマりしちゃったという次第であります。


作画は、そもそも基礎造形があまり好きじゃないんですが、
これは原作モノなので仕方なし。
いやほんと、最初ガチで抵抗あったんですが、
見ているうちにまったく気にならなくなってきました。

  あの『高木さん』シリーズのシンエイ動画+赤城監督コンビなので、
  じわっとくるタメだの素朴な演出だの、
  おさえるべきところをきっちりおさえた優良設計。

  シリーズ構成と脚本を花田十輝さんに依頼したのも大正解。
  過美・過剰な表現がひとつもなく、
  そのくせキャラの心情がひたひた伝わってくる脚本、きゅんです。


キャラ・役者さんはナニゲに豪華キャストなんですが、
みなさんリアル寄せで黒子に徹しており、
(それゆえ物語全体に妙なリアリティ出てるんですが)
目立つ部分とか『惹き』は、
杏奈を演じた羊宮妃那さんが総どりしちゃったみたいな感じかと。
{netabare}
拙個人としては、
席替えでリフジンなやきもちを焼くシ-ンがお気に入り。
ちゃんとつきあってるワケでもないのに、それ口に出すんだ? みたいな。
だけど、いじけ方と言い方がカワイイので、よし。
良くも悪くも、すっごくおトクなキャラになっております。
{/netabare}
  羊宮さんは『着せ恋』から個人的に注目していて、
  今年の四月には、
  青二のジュニアから準所属へと昇格を果たした期待の若手役者さん。

  順調に育てば上田麗奈さんみたく育つ可能性、大ありの方です。

  ただ……心配なのは、リアルもけっこう『カワイイ』んですよね。
  こういう方って、まだ新人でギャラが安いこともあって、
  ラジオだのアイドル活動だの顔出し仕事だのに引っ張り回されて、
  ツブされることがけっこう多いんです。
  ファンの方々が応援してる『つもり』で、よってたかってツブしちゃう。

  まあ、青二さんだから、そのへん大丈夫だとは思うんですが……。

  シンエイ繋がりで『高木さん』の高橋李依さんみたく、
  踊らされてるフリをして『稼ぎ場』と『本業』をしっかり区別できる、
  したたかな役者さんに育って欲しいものであります。


音楽は、ヨルシカさんのOP『斜陽』が出色のでき。
EDも悪くないし、
牛尾憲輔さんによる劇伴も、作品にうまく溶け込んでいます。

  どれもこれも派手さのあるキャッチーな曲じゃないけれど、
  作品の世界観にぴったりハマり込み、
  静かにイメ-ジを増幅させる働きかけがあって、実によき。

  こういう、
  自己主張を控えめにして世界観を大切にしている音作りって、
  僕的にはすごく好感抱けます。


青春群像劇、みたいな側面はまるでなく、
ほんとに単純な思春期どきどきラブコメディ。
人生とは、青春とは、みたいなムズカシイことは一切訴えておらず、
バカだね~と笑って見ていて、
見終わった後、ほっこりしている自分に気づくような作品です。

ムリしてまで見るような作品なのかと言えば、
決してそんなことナイのですが、
けっこう楽しい時間つぶしにはなると思います。

    御用とお急ぎでない方は、一度おためしあれ。


***************************************************************

ちなみに、
こういう『女子に見初められること』をユメみる灰かぶり男子って、
けっこう少なくないんじゃないかと思います。
ぶっちゃけ思春期の男子って、
自分ラブコメみたいなイタい妄想しているケース多いですしね。

まあ、それはそれでよし。
内面的クロ歴史というのは、誰にでも(もちろん僕にも)あるんです。
ほんと、通過儀礼みたいなものなんです、思春期バンザイ。

ただまあ、それを『選ぶか、選ばないか』は女子がきめること。
その点本作は、
原作者が女性だけに、線引きが『甘くはない』んですよね。

  ほわほわしているようで、
  実はちゃんと相手のことを『見切って』います。
  見てくれだの身長だのに惑わされず(不潔なのはたぶんダメですが)
  一線のこっちかあっちか、しっかりと。
  その境界線が、われら愚鈍男子にはわかりづらいだけでありまして。

そこんところが本作に対する評価の分水嶺なのかな、と拙は愚考しています。

  A:ありえね~、なんでこんなヤツが、ただの妄想じゃん。
  B:うんうん、わかるわかる、思春期ってこうだよね。

ABどっちが正解かなんて、もちろん答えなんかありません。
ありませんが、ポチ化を所望する男子たちは、
京太郎くんから学べること、けっこうあるように思うんですよね。
(あ、いえ、上から目線なんてそんな……ごめんなさい)

僕は、ひゃあひゃあ言いながら女の子追っかけてた側なので、
エラそうなこと言える立場じゃありません。

ほんとそういう立場じゃぜんぜんナイんですが、
いまさらにして思いますに、
あの頃、もう少し京太郎くんみたく、
  ジブンのことより相手のことを先に考えることができる
男の子であったなら、
けっこう違った青春になっていたんだろうな、と。

    ま、そういうのを『後の祭り』と言うんですけどね。

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 350
サンキュー:

29

ネタバレ

さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

なんで山田が主人公を好きになるのか分からん

モデルやってるような美少女がなんの取り柄もない陰キャを特に理由もなく好きになる…創作物とは言えなんかなー
せめて暴漢から助けてあげたとか実は幼なじみで昔仲良かったとか好意を抱く大きな出来事は必要
いやー…マジで山田は主人公のどこ好きになったのw?
下手に恋愛ものにせず2人のほのぼのコメディとかにすれば違和感なかった

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 150
サンキュー:

3

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すでに2期の心配をしています。

いやー最高でした!
なんと言うか、観てるのが恥ずかしい感じなのに
目が離せない。
市川の心の変化が丁寧で素晴らしい。
なんだかじれったいのだかそれがまた良い。
すでに2期の心配をしている自分がいます。
よからぬ波風が立つのでは無いか、
距離が離れてしまわないか、
もはや何目線で観ているのやら。
凄く素敵な気持ちになれました。
久しぶりに心の栄養を補充出来ました。
ありがとう!

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 88
サンキュー:

16

さとう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

前半微妙後半良質

前半の厨二くさい設定や雰囲気は微妙だけど後半からは高品質なラブコメが展開される。高木さん的な作風ではありながらあれとは違った謎の破壊力を感じられる良作。

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 123
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7

はろい さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:今観てる

高木さん+たまこま+聲の形+けいおん+リズ

というイメージが頭からずっと離れません。

高木さんや長瀞さんみたいなアニメはあまり考えず観られるのが好きです。
でも、このアニメは、演出などに少しこだわりを持っているので少し考えてしまいます。


スタッフの名前を観ると
赤城さん
花田さん
牛尾さん
がいると分かり、余計そう思ってしまいます。

平家物語を観た時の気持ちに似ています。
自分が悪いのですが、アニメを観て人を思い浮かべてしまうのは苦手です。


更に下ネタ要らないです。

アニメだけでは物足りず、薄い本などを求めた人など、その方面で楽しみたければそっちに行けば良いだけで、
わざわざオリジナルで中途半端に出すのは気持ちが悪いです。

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 130
サンキュー:

2

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

水分多めな二人の恋は数センチメンタル

この作品は陰キャラなチビの市川とデカ女山田杏奈の恋……というより、半分ドン引きで腰の引きまくった市川に距離感のバグった不思議ちゃん山田がべたべた近づいた結果、二人の中で化学反応があって恋に落ちた、そういう話と捕えた


距離感
少女漫画を始め日本の恋愛ものやラブコメは手が触れるか触れないかの距離を保つ作品が多い中、この作品は違った。事情を知らない山田をグイグイ来させる為に、山田の性格や知能はああいう風になったのだろうけど、これは人を選ぶ要素に一つになっている。
最初は山田杏奈を遠くから眺め、心の中で猛烈に突っ込みを入れる市川という図だったのが、やがてグイグイ来る山田からバックダッシュしながら心の中でツッコミを入れる市川に。そして最終的にずれた山田の不思議発言に、軽く突っ込みつつ軽く優しく方向を元に戻してあげる市川に変わっていく。
市川(この漫画原作アニメ、心の中のツッコミがかなり多い!)こんな感じ。

作画
この作品の作風は、作画・キャラデザ見たまんまだ。画面も作風も水分多めで汁っぽく、体温も高そう。飴をぺろぺろしてそうなキャラも多い。特にお前だよ萌子。作中でも飴がよく出てくるし、案外重要な役割を果たしてるね。人選ぶ要素その2。

BGM(劇伴)
この作品は曲による心情表現が強めで、もちろん綺麗で感動的な曲もあったけど、一番心に残ったのは市川の疑心暗鬼な心を表現した不思議な曲だった。個性的でこの作品を盛り上げ、また他作品と差別化している。そういえば恋愛ラボでよく掛かってたうにょうにょした妙なシンセベース曲にもちょっと似てるかもしれない。


後半はちょっと胃がもたれる感じで、二人にも作品にも精神的距離感や若干のいらだちを感じてたんだけど、最終話で市川の過去が明かされて、以前からちらちら画面に映っていて部屋の中のトロフィーや賞状の秘密も解き明かされた。同時に、僕の心の中のヤバイ奴の正体や背景もしっかり描写されたし、それで市川は解放され、気持ち良い最終回だったと思う。ただ自分の中ではこの作品は綺麗に畳まれた感じがするので、個人的には2期はもういいかなって思う。


追記
なんとなく作者はねえちゃんみたいなキャラが一番好きなんじゃないかなって印象を受けた。
同クールに「事情を知らない転校生がグイグイ来る」が放送された偶然もちょっと面白い。


視聴
2023/06/18

投稿 : 2023/06/20
閲覧 : 103
サンキュー:

4

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『こいつ僕の心のスピーカーか?』

地味で厨二病の主人公と可愛い天然ヒロインの青春ラブコメ

笑えるんだけど、ほっこりして、
急にドキッとさせられて応援したくなる

僕の心ヤバイってそゆことねwって感じw

2期も決まったし、楽しみにしてる!

op.ed共に最高で釘付けだった作品

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 93
サンキュー:

6

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

NUMAnimationのヤバイやつ

愛読書・猟奇本の陰キャ中二病少年。
中学生でモデルもやってて友だちも多いの長身美少女。
対照的な二人が交流し、やがてラブコメ展開を見せていく、
同名連載コミック(未読)の連続アニメ化作品(全12話)

これは観なきゃヤバイでしょ!?と時めく要素が複数重なったので視聴。

【物語 4.0点】
負の感情を燻らせる主人公少年が、陽キャヒロインの後光に照らされて、
己に芽生えた感情を恋心と判別しきれないまま、{netabare} 川に自転車投げてヒロインへのナンパを阻止する{/netabare} 等の奇行に出てしまう。

訳が分からないんだけど、何か分かるし笑えるし共感できるw
これらアオハルが生成する正体不明の劇物を配合し、感動に昇華する仕事に定評がある花田 十輝氏が巧みに脚本(←私的観なきゃヤバイポイント①)


主人公少年の激ヤバ妄想の具体的な内容。
その後方で展開される中二男子共の下ネタトーク。
クレームリスク案件もピー音で包み隠さずに表現してくれたのも、共感度アップの面からも高ポイント。
(それどころか、放送中、原作者が下ネタに呼応してノリノリでSNS実況していたという目撃情報ありw※尚、原作者・桜井 のりお氏は女性です)
忌憚なき妄想、下ネタにより俺も市川みたいなことを思って青春送っていたかも?と錯覚する導線が引かれた感がとてもありますw


各話タイトルを冒頭に提示するのではなく、青春の高揚感に合わせて、時に少しずつ明らかにする演出も味でした。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・シンエイ動画

アニメ化提案が多数殺到していたという本原作。
プロデューサーが、赤城 博昭監督ら『高木さん』チームで!などを材料に交渉し、
見事、テレ朝「NUMAnimation」枠での制作・放送権を獲得。(←私的観なきゃヤバイポイント②)

これまで名前すら認知してなかった地味枠でしたが、
今後は“沼る”アニメが期待できる枠としてマイリストに刻まれました。


平時の作画はカロリー配分して脱力した感じ。
ですが、ここぞの場面では、ヒロイン山田の睫毛の影などの細部から、撮影の光源処理も含めてギアを上げて来る。
陰の市川が、山田の光に導かれて無事“尊死”する、画面構成による心情演出も交えて描き込んで来ます。


【キャラ 4.5点】
キャラ設定でくすぐったいのが、小柄な主人公少年・市川と長身モデルのヒロイン・山田の身長差。
成長度がまちまちな中学生にしばしばある男子より体格が上の女の子。
山田が抱き寄せたら市川の顔が丁度、胸の辺りに埋まる。
凸凹なバランスから来る諸々のラブコメ展開w


ヒロイン山田の親友・小林ちひろ。
山田が美人の外面の下に秘める生態をありのまま受け入れてくれる無二の存在。
山田を男子の魔手から守る恋愛防護壁も兼ねる。
ちひろが、{netabare} “ナンパイ”ハルヤ先輩による山田攻略の出汁にされかけたのに気が付かず、
それを止めようとした山田とギクシャク{/netabare} する9話が結構好きだったりします。

その他、関根萌子や吉田芹奈など、山田の周囲の女子グループは、
醸し出す空気感や、シナリオ展開上の有用性の面でも上々。
あとは、ぽっちゃり枠の原さんとか。

それだけにナンパだの猥談だの男子のクズっぷりが際立ちますw
ただ、これも男子中学生って馬鹿だよな~wって感じで意外と悪い気がしないのが、
本作の居心地の良いところ。


【声優 4.5点】
主人公・市川京太郎役の堀江 瞬さん。
外面はオドオド。
ラブコメなどでややこしい感じになった場面実況を兼ねたモノローグや、山田の奇行へのツッコミなど、内面は強気でアブナイw
でも自身に芽生えた想いの正体に内心狼狽える様はやっぱり可愛い男子中学生。
諸々ないまぜな思春期を好演し、視聴者をアオハルへと誘う。

堀江さんはさらに、山田のペット・わん太郎役も兼任し、山田の犬にw


ヒロイン・山田杏奈役の羊宮 妃那さん。
他作品で、引き出しの多い楽しみな若手女性声優だなと感心。
メインヒロイン射止めたら是非観たいと思っていたら、早速実現したので飛びつきました(私的観なきゃヤバイポイント③)

モデルやカースト上位グループでの高嶺の花、“聖域”図書室での本性。
振れ幅にも器用に対応する期待通りの活躍。
{netabare} 猫の鳴き真似{/netabare} も超絶上手かったしw
何より菓子を頬張る山田の演技がとても美味しそうで癒やされました。
単純にモグモグしない絶妙な塩梅がオーディション突破の決め手だったとか。
脱線しますが、山田とお菓子と言えば、ねるねるねるねが未だ健在だと知り衝撃を受けましたw

メインはご両人とも、「ん゛~~~」とか「あ゛~~~」とか言語未満の心情表現も巧妙でこそばゆかったです。


市川の姉・香菜役には田村 ゆかりさんを指名。
弟のアオハルを摘み食いするみたいにキモい感嘆ボイスを上げる怪演w
でも最終話では姉視点から京太郎の人格形成の解説を補強するなど、
ネタ要員だけじゃない演技で王国の威厳を示してくれました。
ゆかりんをキャスト陣の“ヌシ”のポジションに置くと作品が締まりますね。

姉の青春観察ボイスに匹敵するくらい悪寒が走ったのは、
主人公少年の過剰な自意識を体現した“イマジナリー京太郎”役の福山 潤さんのナルシストボイス。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は牛尾 憲輔氏。
コメディパートでは、電子音でとぼけてみたり、トライアングルをチーン♪と鳴らしてみたり。
この能天気なBGM本当に牛尾さん?と疑念が生じるほどでしたがw
想いが高まるシーンでは、エコーを効かせたピアノやストリングスをエレクトロニカにアレンジした心情曲で本領を発揮。

ただ初回冒頭の市川の妄想に合わせた猟奇BGMは、これもまた牛尾氏らしいホラー曲ではありましたw


OP主題歌・ヨルシカ「斜陽」
陽の山田に照らされた陰の市川から伸びる長い影。
タイトルから作品コンセプトを拾いに行った良作青春ソング♪
OPアニメ。サビの入り際に山田のロングヘアーに跳ね上げられる市川の構図が斬新で毎回笑いますw

ED主題歌・こはならむ「数センチメンタル」
溜息にも似たブレスも交えた脱力した歌い出しから、
サビではグッと力を入れて来る歌唱の緩急で、
自制の効かない青春の衝動という作品世界観の再現を試みた意欲作。
EDアニメ。校舎廊下にて、笑顔でポケットの飴玉をこぼす山田w
山田はおばあちゃんになっても、嬉々としてお菓子配っていそうでホッコリします。


【付記】
個人的にアニメに関して本気なのか?イマイチ判然としない局だったテレビ朝日。
『僕ヤバ』では制作舞台裏の取材映像を『そだてれび』で二回流して推して来るなど、
「NUMAnimation」枠から深夜アニメに本腰を入れる意志を感じてヤバかったです。
内容もアニメってやっぱり凄いなと愛が深まる上々の特集でした。
(YouTubeテレ朝公式で配信中)

余談ですが“ヤバイ”はアブナイなど悪い意味と凄いなど良い意味が併存している変容途上にあるヤバイ日本語ですね。
“ヤバイ”のダブルミーニングを狙った作品タイトルにも含蓄があります。

ただ文中でヤバイ連発するのは大人の文章としては曖昧でダメなのでしょうね。
そういう意味で本レビューは失格(苦笑)

ま、それでも私は来年1月放送が決まっている2期でも、ヤバイ言いながら視聴するのでしょうがw

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 498
サンキュー:

34

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

毎週盛り上がる演出がいつかいつかと待ち遠しいアニメ

陰キャ男と誰もが憧れる美少女が徐々に惹かれていき不釣り合いな相思相愛になっていくというありがちなお話。
ありがちなのだが、分かりやすいが独特の演出により、ほぼ毎話盛り上がる場面待ちになる。
穏やかなBGMだったりテンポがスローになったり敢えてタイトルを出したりまぶしくしたり、、、。

しかし一番良かったのは、主人公のモノローグで進むのに、気持ちや思いなどを出来るだけ言葉にせず、キャラの表情や体の動きなどで表現するところ。
前出の演出も合わせて、より臨場感が出る。
そして、それらの丁寧な積み重ねにより、最終回の最後の主人公の山田への言葉が、より優しく素直に響く。

唯一、主人公目線のため山田の心の移り変わりが分かりにくかった。

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 102
サンキュー:

12

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まさに“尻上がり”。話数が進むごとに面白さがアップしていった作品。

詳細は公式でも。

「僕の心のヤバイやつ」というタイトル。ヤバイやつとは、高身長、巨乳、黒髪美少女でモデルの山田杏奈に見下されていると被害妄想を抱く主人公の市川京太郎が、心の中で山田に殺意を抱いているということのようです…

が、初回からすでに「なんだ、単に山田に片想いしているだけじゃん」となります。で、殺意とか言いつつ、持っているカッターを貸してあげたり、ナンパされているところに自転車をぶん投げて助けたりという。

なんだろう。嘘つくのやめてもらっていいですか。

って感じです。

制作は世界のシンエイ動画。脚本は「よりもい」の花田十輝さんです。

ヒロインの山田杏奈のCVは羊宮妃那さん。最近ちょくちょくメイン級で名前を見かける声優さんですね。天然系で屈託のない山田と陰キャの市川のラブコメ。どう展開するのか続きが気になるといえば気になります。

=====karte2視聴後、追記です。
{netabare}
大前提として、たいして面白くはないというのがあります。

図書室で「ねるねるねるね」を食いたいけど水がねえヒロイン。そのために、水くみ用のコップを家庭科室に取りに行く主人公。だけど、雑に「ねるねるねるね」を水道に持っていって食うヒロイン。食いカスを「あげる」って言うヒロイン。またゴミを押し付けられた主人公。でも、嫌じゃない。

どこが面白いのか、これが。
でもね、こういう「あの子が口に入れたスプーンもろた!」とか、そういう痛い中坊時代の片想いのトラウマ…まではいかないけど、そういうほろ苦い経験ってあるじゃん。そういうのをえぐってくる作品ですよね。

ジジイになった今でも、中学時代にわーってラッシュみたいになった時、ちょっと可愛い子のおっぱいが背中にあたった感触、覚えてるもん。

そういうお子様のリビドーをズバズバやってくるんですよ。汗かいてブラ透けとか、足元に可愛い女の子がいて勃起とか、経験あるでしょそういうの。それよそれ。

なので、うん、物語としては面白くもなんともないんだけど、「あー、あったなそういう性衝動」を思い出させてくれる、稀有なアニメだなってところです。
{/netabare}
=====karte8視聴後、追記です。
{netabare}
中盤からの追い上げは目を見張るものがありますね。今回も素晴らしい出来でした。

定番の傘がないイベントからの風邪ひきました、お見舞いイベント。
でも、徐々に明確になってきた山田の気持ちというのが、すごく伝わってくる内容でしたね。

構図として、陰キャの主人公と陽キャでモデルまでやるほどの完璧美少女(ただし天然)のラブコメ。しかも、山田もまんざらではないという、こんなの陰キャのオタが夢見ちゃうだろという解像度の高いストーリー。

しかも、非常に丁寧な造り。

うんうん、文句なしでした。
{/netabare}
=====karte9視聴後、追記です。
{netabare}
これは確かにヤバイやつですね。

やー、うん。よかったですね。
なんていうか、山田が市川にアプローチしだしてから、すっごく良くなっています。なんていうか、めっちゃ可愛いですね。

ちょっと評価を大きく見直しました。
うん、このまま行けば今期のトップも見えてくるかなと思います。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
序盤こそ、市川のダークな妄想が単なる片想いからの八つ当たりにしか見えず、低空からの発進といった印象でしたが、話数が進んで市川と山田の関係が近くなってからは右肩上がりで面白くなっていった感じです。

アニメは創作なので、あまりにも現実的すぎるとリアル世界がフラッシュバックして楽しめないわけですが、本作はほどよく「こんなことがあってもおかしくない」と思わせるレベルのリアリティなので、市川への没入感が大きいんですよね。だから、手の届かない高めの美人・山田の市川に対する好意が、なんかドキドキする形でこちらに伝わってくる。

これはもう、さすがの花田十輝脚本と言わざるを得ないです。

作品全体を通して、制作スタッフが原作を面白くアニメ化しようという意欲を感じる出来。これも、さすが“世界の”シンエイ動画といったところでしょうか。

2期も決定とのことで、続きが待ち遠しい作品になりました。
{/netabare}

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 319
サンキュー:

15

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

陰キャ少年とリア充ヒロインのラブコメ。面白いですよ

1話感想 4.1
原作既読。原作は好きです。
原作が話題になったのはもっと数年前だった気がします。
その頃アニメ化しないの? と思いましたが。秋田書店はこういう展開が遅いんですよね。
ただ、原作が十二分に溜まってから満を持してアニメ化、ですと原作を大胆に使えるというメリットもありますね。
果たして原作のどこまで行くのか、楽しみにさせていただきます。

通常私は、原作を読んでいると、そこから特別引き上げていないと見なかったりしますが、本作はすごく好きですし、アニメ化もなんかいい感じなので文句なしです。
見ます。

しかし… 主人公市川の共感性羞恥が改めてやばいですねw
いや中二病の頃はああいうことを考えるよなぁ… 恥ずかしい。
そうしてモヤモヤできるところも含めて素晴らしいです。
ヒロイン山田も可愛いのですが、是非主人公市川の可愛さを楽しみに見させていただきます。

全話感想 4.3
いや原作を読んでいるので、面白いのは知っていましたが… 予想以上に素晴らしく良かったです。
なんといっても、市川が可愛かった。
いやもちろん山田さんも可愛いのですが。
市川が可愛くて、ちょっかいかけたくなる山田さんについ共感してしまいますね。
2期決定も嬉しい限り。
楽しみに待たせて頂きます。

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 118
サンキュー:

12

リュラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

表現が最高

中学生の何気ない日常の中で恋を通し成長していく物語。別に突飛な設定ではないのだが、きれいな映像とコマ割りでとても惹かれる。最近のアニメでも特に人におすすめしたい作品。

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 64
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11

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

陰キャの僕を見下してるはずの女子が、ただの残念美少女だった件。。@1話目

公式情報は
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
市川京太郎は殺人にまつわる猟奇本を愛読する、重度の中二病男子。同じクラスの美少女・山田杏奈をチラチラと見ては、ヤバめな妄想を繰り返していた。 そんなある日、山田が市川の聖域・図書室にやってくる。一人だと思い込み、大口でおにぎりを頬張ったり、機嫌よく鼻歌を歌ったりと、思うままに振る舞う山田。予測不能な行動を繰り出す姿に、市川は徐々に目が離せなくなっていき……。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:桜井のりお(秋田書店「マンガクロス」連載)
監督:赤城博昭
シリーズ構成・脚本:花田十輝
キャラクターデザイン:勝又聖人
色彩設計:柳澤久美子
美術監督:黛昌樹
撮影監督:峰岸健太郎 竹沢裕一
編集:肥田文
音響監督:小沼則義
音響制作:マジックカプセル
音楽:牛尾憲輔
制作:シンエイ動画
主題歌 OP:「斜陽」ヨルシカ
ED:「数センチメンタル」こはならむ
{/netabare}
キャスト{netabare}
市川京太郎:堀江瞬
山田杏奈:羊宮妃那
小林ちひろ:朝井彩加
関根萌子:潘めぐみ
吉田芹那:種﨑敦美
足立翔:岡本信彦
神崎健太:佐藤元
太田力:福島潤
原穂乃香:豊崎愛生
市川香菜:田村ゆかり
南条ハルヤ:島﨑信長
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


【karte1】僕は奪われた
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
重度の中二病中学生・市川京太郎には殺したい女がいる。クラスメイトの美少女・山田杏奈だ。市川は山田の美しい死体姿を妄想し、自己嫌悪を繰り返す毎日を送っていた。ある日、市川にとっての聖域・図書室に行くと、なぜか大口でおにぎりを頬張る山田の姿が。思いもよらない出来事に動揺を隠せない市川。さらに山田は授業の資料を作り出すも、切るものが見当たらない様子。またしても予想外の行動に出る山田に市川は……。
{/netabare}
感想
{netabare}
陰キャで中二病患者の中学生・市川京太郎クンは
イラッとすると、相手を殺す妄想するようなヤバいやつ。。

クラス1の美少女・山田杏奈に対しても、自分を見下してるって思って
殺してやりたい衝動を感じてたんだけど、いつもの隠れ家の図書室に行ったら
彼女がそこにいて、美女らしくないおにぎりの食べ方をしてて
目が合ったら、口をもごもごさせながら、何か言ってきた。。

市川クンは、今が殺すチャンスか?って思ってのぞいてたら
給食食べたばかりなのに、パーティーサイズのポテチを食べはじめたり
ゴリラっぽい鼻歌を歌ったり、かと思うと、繊細な一面が見えたり
意外な彼女の日常が見えて来た。。

それでいつの間にか殺したい気持ちが消え
逆に、守ってあげたくなってきたんだけど
杏奈の涙を人に見せないようにするため、人のポスターを切り裂いたり
ナンパされてる杏奈の近くに自転車をつっこませたり、ってゆうおはなし。。



陰キャの僕を見下してるはずの女子が、ただの残念美少女だった
ってゆうところからはじまる日常ラブコメ。。


杏奈は、女子校とかだと珍しくないタイプの子だと思うんだけど
美人はおしとやかで丁寧、とか思ってる男子には意外だったのかな?

天然な杏奈と、市川クンの実況とツッコミがおかしかった^^

ただ、キャラデザのせいか、ナンパされて困ってるはずの杏奈の表情が
あんまり変わってなかったり、作画はちょっと微妙かも。。


市川クンが、ヤバい妄想をするってゆうのは、ちょっとこわかったけど
実際に動物とかを捕まえてひどいことをしてた、
とかじゃなかったら、大丈夫かな。。こわいけど。。

それから、図書室で鼻歌歌ったら、注意されそうな気がするのと
授業の発表の時、人の発表した紙をやぶいたら
先生から絶対注意されると思うんだけど
どっちにも注意する、先生みたいな人が出てこないのが気になった。。


あと、アニメとかではよくあるけど
ナンパで、逃げようとする女子の手を取ったりするのは
本当にされたら怖いから
当たり前のようにするシーンを入れるのは、止めた方がいいと思う。。

そう言えば前にYouTubeか何かで聞いた「LINEとか教えて?」って言われたら
「ちょっと待って、今裏垢作るから」ってゆう断り文句がおかしかったw

あと、杏奈がSNSをSMLと勘違いしたフリしたところは
友だちの買い物に付き合ってて、その子が洋服を見ながら
「エロイムエッサイ。。」って、呪いの言葉みたくつぶやいてたから
気になって聞いたら「L、M、Sサイズ」って言ってた、ってゆうのがw
{/netabare}
{/netabare}
【karte2】僕は死んだ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
数少ない居場所である図書室に、市川はまたしても山田の侵入を許してしまう。しかも今日の山田は“練って美味しい”アノお菓子を持ち込んでいた。ウキウキ顔で袋を開ける姿に、市川の心のツッコミが止まらない!また蒸し暑いある日の図書室では、暑がりの山田が市川の扇子で顔を仰いでいた。扇子からいい匂いがするからと、市川にも嗅がせようと手招く。市川がおずおずと扇子に顔を近づけると、そこには衝撃的な光景が。
{/netabare}
感想
{netabare}
パート1は、杏奈が図書室で、ねるねるねるねを作ろうとするおはなしで
水を汲みに行っては途中でこぼし、をくり返して、見かねた市川クンが
こぼした水を拭き取ったり、コップを取りに離れた家庭科室まで行ったり
何も言わずにやるのが、イケメンだった◎

それにしてもこの前のポテチと言い
杏奈がゴミを自然に市川クンに渡すのって、ただのおばかなの?
それとも友達だと思って軽い気持ちで渡してるのかな?

あと、ねるねるねるねは、大人向けもあるくらいだから
別に中学生が食べたっていいよね^^


パート2は
市川クンが、杏奈が図書室にお菓子を食べにくる理由を考えるおはなしで
結局、親友のちひろがアレルギーでお菓子を食べれないから、気を使ってる
ってゆうことだったみたい。。

そんなに親友思いなら、せめて学校にいる間は
お付き合いで、自分もお菓子を食べるのをやめる
ってゆうのが正しい気がするんだけど^^


男子が汗でぬれた女子のブラウスの下を気にしたり
それを確かめに行こうとする足立クンを止めるため
市川クンがわざとカッターを落としたりして
それが効果あるかはわからないけど、そうゆう気もちは良いと思う◎

杏奈たちが、涼しいから職員室の前に行こうとしてたのは
どうせなら、分からないところを相談しに職員室に入っちゃう
ってゆうのもいいかもw

あと、おんぶごっこは、くっつくからよけい暑いと思う^^;


パート3は、文化祭の準備のおはなしで
クラスの出し物のお化け屋敷の背景を手伝ってた市川クンが
お墓の家名が「山田」になってることで、男子たちから責められるんだけど
実は穂乃香が書いたのに、かばって自分のせいにしようとするの。。


市川クンが自分のクラスのことなのに他人事みたいにしてたり
穂乃香の胸に見とれて、指示だけ出して何もしてないのが気になったから
ちょっとかわいそうかもしれないけど
無実の罪で責めらたくらいでちょうどよかったかも^^;

杏奈が市川クンに「ごめんね」って言ったのは
今回の件に自分も絡んでるから、ふつうの感覚だと思うけど。。


パート4は、文化祭当日
ナンパイセンこと南条先輩と友だちが、杏奈のグループに
いっしょに回ろうって来て行っちゃって、市川クンが後をつけるの。。

途中でジャマが入って、迂回するつもりで入ったクラスの展示が
「80年前の僕らの街」で、スルーして廊下に出たら杏奈とバッタリ。。

おもしろいか聞かれて、つい「うん」って言っちゃって
いっしょに昔の地図を見てたら、彼女がいろいろ話しかけてきたり
写真撮ろうとしたら、彼女が記念写真と間違えて
市川クンのスマホでペア写真を撮ったりのラッキーイベント発生^^


南条先輩がチャラいけど、実はいい人ってゆうのが良かった^^

記念写真は「撮った写真送るからアドレス教えて」ってゆうのが
自然な流れかも。。

それにしても、今のところ
南条先輩を排除しようとする市川クンが
ただのストーカー状態なのが気になる^^
{/netabare}
{/netabare}
【karte3】僕は抱きしめたい
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
モデルをしている山田は、同級生男子の注目の的。思春期まっさかりの足立翔は、友達の神崎健太・太田力と共に「女子にエッチなことを聞く」ゲス・オブ・ゲスゲームをおっぱじめていた。山田やその親友・小林ちひろ達女子に、声をかけようとする足立。山田にそんなことを聞くなと、市川も冷や汗をかきっぱなし。さらに足立は市川に、山田へメモを渡してほしいという。メモの中身は下世話な内容に違いない。どうする市川――!?
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで、杏奈にメモを渡してくれってたのまれた市川クンは
どうせHな質問でも書いてあるんだろう、って思って
自分が描きかけのヒロインの絵を代わりに渡したんだけど
彼女はそれを気に入ってくれたみたい。。

そのせいか、体育の時間に市川クンの方を見てて
ボールを顔の正面で受け止めちゃった。。

鼻血が止まらず保健室に行った杏奈を、つい追いかけちゃった市川クンは
ベッドの下にかくれて様子をうかがってたんだけど
明日の撮影をキャンセルすることになったみたいで
お母さんに電話しながら泣く杏奈の涙につられて、もらい泣き。。

そのあと、杏奈の落としたパスケースに自分があげた絵が入ってるのを見て
市川クンは、自分が杏奈のことが好きなことに気付いた。。


翌日、杏奈が鼻にバンソーコ貼って学校に来て
ママやマネージャーさんをがっかりさせてくやしがってるのを見て
市川クンは、彼女が自分たちよりちょっと大人に感じた。。

でも図書室で、お菓子を食べてニヤついてる杏奈は
いつもの杏奈だった、ってゆうところでオシマイ。。



杏奈は、ふだんは、お菓子をひとり占めしてたり
鼻のバンソーコに、字を書かれてもあんまり気にしなかったり
くだらないことで先生にしかられたり、ちょっと子供っぽかったりするけど
お仕事のことになると、責任感が強いみたい。。

さいごに、市川クンが残したティッシュを見てたけど
書かれた字を見て、彼の字だって気が付いたんじゃないかな?


市川クンのやさしさが、ジワってくるおはなしだった☆
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【karte4】僕は心の病
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公式のあらすじ
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山田への気持ちに気づいた市川。今まで以上に彼女の姿を目で追っていると、同じように山田のことを気にしているクラスメイト・金生谷倫が目に留まる。彼女は山田の鼻にバスケットボールをぶつけた張本人。気まずくて、まだ謝ることができずにいたようだ。山田の友達・吉田芹那と共に、山田と金生谷の様子を見守るが……。そして放課後、市川が新品の自転車で帰宅していると再び山田と遭遇。しかも、「乗せてって?」と頼まれて――!?
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感想
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2人の距離が近づいて来るおはなしなんだけど
ボールをぶつけた金生谷倫が、杏奈にあやまりたくてもあやまれない
ってゆう状況の中に、市川クンが巻き込まれるってゆう感じで
ざっくり3パートってゆう感じかな。。


パート1は
杏奈が給食のミルクを残して、図書室でフルーチェを作ろうとするんだけど
雑なやり方を見てた市川クンが思わず止めて、2人で化学室に行くんだけど
そこで先生に見つかって怒られたおはなし^^;

はじめの方で市川クンが「恋愛は脳のバグだ」とか言ってたけど
バグってゆうより本能に近くって、恋愛を否定する方がバグな気がする。。

せっかく付き合ってくれたのに
市川クンには指に付いたフルーチェの味見をさせただけ、ってゆうのがw

でも、これだけお菓子とか食べてても太らないって、もしかして病気?
にゃんの家族が去年、診断されたんだけど
バセドウ病になるといくら食べても太れなくって
女性だと目が大きくなって、美人に見えることもあるみたい。。

そんな感じだと、友達がお菓子を食べれなくても、食べちゃうとか
人に分けないってゆうのも、ただのボケって笑えないかも。。

それで、倫が図書室であやまるチャンスを待ってて
それに気づいた市川クンが部屋の外に出ると
倫の友だちの吉田芹那が、心配してついてきてた。。

杏奈は倫に気付いて、顔入れ替えアプリに付き合わせて遊んでたけど
倫がボールをぶつけたことを謝ったら、はじめて知ったみたいで
自分の方こそゴメンって謝ってたけど、ぜんぜん気にした様子じゃなくて
見てて、すがすがしかった^^

そのあと、倫をけしかけてた芹那が倫に謝ったり
市川クンにまで謝ってたけど、反応がかぶったせいでチッて舌打ちされて
市川クンが悪いみたいになってたのは、かわいそうだった。。


パート2は、市川クンが自転車を押して帰る途中
コンビニから出て来た杏奈に見つかり、2人乗りをたのまれるおはなしで
何と!パピコをシェアする事態が!?と市川クンが思ったら
杏奈がくれたのはパピコの「パ」の部分w

そして、杏奈から、バスケ部をやめることになった事情を聞いて
市川クンが所属する、情報処理部にしようかな?って相談されたけど
気のないフリで返事。。

交番の前に差し掛かって、市川クンが迷ってると
杏奈から好きなパピコの味を聞かれて「コーヒー味」って答えたら
「変化を恐れるタイプだね」って言われて、「自分は元もと心の病だ!」
って自分に言い聞かせ、交番の前を2人乗りで駆け抜けた。。

最後は杏奈に、2人乗りのお礼を言われ
パピコを1本もらった時のびっくり!の、市川クンのリアクションと
彼に「パ」の部分を渡されたときの杏奈の笑顔が良かった☆


パート3は
図書室のゴミ箱から学校に持ち込み禁止のお菓子の袋が発見され
この前のフルーチェ事件の犯人の杏奈がうたがわれ
職員室に呼び出されるおはなし。。

杏奈がお菓子を禁止されると、図書室に来なくなる
と思った市川クンは、何となく悩んでると
姉の香菜につき合って入ったバーガーショップで
杏奈たちのグループを見かけたんだけど、もちろん知らんぷり。。

街で声をかけられる話をしてたけど
にゃんもひとりで街を歩いてると、必ず声をかけられる気がする。。

たぶん、あやしい宗教とか、キャッチセールスだと思うし
立ち止まると断れないから、見かけたらうつむいて全力で通りすぎてたけど
1度しつこい人に腕をつかまれたことがあって、何か叫んだか覚えてないけど目の前が暗く座り込んだら、近くのおばさんが声をかけてくれて助かった。。

それからは絶対、ひとりでは街に行かないことにしたけど
腕をつかんでくる人がいるなんて思ってもみなかった。。

それで市川クンは、香菜が話しかけてくるから注意を引かないように
何か買ってくるって席を立ったけど、杏奈がついてきてて話しかけられた。。

お姉さんだってゆう話になったら「自分は一人っ子だから友だちになりたい」
って言ってきて「ツイストソフト食べたい」ってゆう割には
お金持ってきてないし、トイレってゆうのも言い訳みたいで
結局、市川クンが気になって来ただけだったりして?

そして、シャカチキをたのむと
ついでにツイストソフトまでオーダーしちゃったけど
結局、彼女に渡せないまま通りすぎた。。

そして、呼び出された当日
気になって職員室の前にいたら、杏奈が声をかけてきて
付添いで中に入ることになった。。

杏奈に事情を聞く先生に、市川クンはよく分からない弁護をしてたけど
ふだん無口な市川クンが、一生懸命話したことで先生がよろこんで
今回はそれ以上ツッコんでこなっくって良かったw

お礼にアメをくれるって言って、2種類出したけど
市川クンが取ったのを見て、子どもだな、ってw

そして「山田でいいよ」って言い残して去って行ったところでオシマイ^^



徐々に2人の性格とかが分かってきたみたい。。

美人だけど、細かいことは気にしない大らかな性格の杏奈と
よく気が付いてそうゆう杏奈を放っておけない市川クンってゆう感じかな。。

性格だけだと、にゃんの両親に似てるかも?
結婚するとうまく行きそうw
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【karte5】僕らははぐれた
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公式のあらすじ
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職業見学に向けてクラスではグループづくりの真っ最中。市川は足立に誘われるも、人数の問題を建前に山田ら女子と合流しようということに。運よく山田と同じグループになれるかと喜ぶ市川だったが、関根主導で女子による男子の容赦ないドラフト会議が始まる……。さらに放課後、市川は図書室で山田と原さんが楽しそうに話しているところに遭遇。萌えマンガ的な空気が醸し出されるも、話題は恋バナ。会話が気になって仕方ない!
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感想
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職業見学に行くことになって、班分けは仲の良い者同士で6人ずつ。。

残された市川、足立、神崎、太田クンの4人の男子は
杏奈の4人グループと、穂乃香の4人グループに分かれて参加することに。。

ってゆうわけで、男子と女子のかけ引きの結果
神崎、太田クンたちは穂乃香のグループに
市川、足立クンたちは杏奈のグループになった。。

神崎クンが、もう少しで杏奈たちのグループに入ることになりそうなのを
杏奈が、穂乃香といっしょにさせてあげようとするところとか
市川クンが化学の成績が良いのに悪いフリをして、杏奈に気付かれてたり
市川クンは身長が低いだけでイケメンだし、意外にスペック高いのかも?


・出版社
・ファストフード
・パン工場
・長崎ハット
・コンビニ

の5つの職業に6人ずつだと、2年3組は30人なのかな?

どうでもいいけど長崎ハットは
「長崎ちゃんぽん リンガーハット」のことだと思うけど
どうしてそこだけ「ラーメン店」とかじゃないのか気になったw


そして、図書室に穂乃香を呼び出した杏奈。。

杏奈は穂乃香に恋バナをせがみ
神崎クンといっしょに遊びに行く仲だって聞き出した^^

そして穂乃香の逆襲で、杏奈には今までカレシがいたことが無い
ってゆうのが分かったけど、記念写真を撮ったせいで
本棚の向こうで市川クンが立ち聞きしてたのがバレたw

その時、ダイエット中の穂乃香が、チョコパイは食べてて笑っちゃったw

穂乃香は、市川クンになら聞かれても大丈夫って言ったあと
「2人はいつも図書室にいるの?」って聞いてきて
「仕事が無い時はだいたい」ってゆう杏奈と、言い訳する市川クンを見て
いろいろ察したみたい^^

「進展があったらおしえて?」って聞く杏奈に
「お互いに」って言って去ってくところもおかしかった^^


後半は雨の下校時、杏奈が、市川クンのところに来て
傘を買いにコンビニ行くから、合羽を貸してほしい、って言い出すの^^

でも、彼女はカバンを忘れてって
中にお財布が?って気づいた市川クンが届けに行くと、、
傘代わりに両手を彼の上に差し出し、カバンに入ってる財布を取ってくれ
ってたのむから、中をさぐると折り畳み傘が出て来た。。

杏奈は「それは壊れてて」って言い訳してたけど
お財布を渡すイベントを済ませて学校に戻ると、傘はふつうに使える。。

市川クンは、傘忘れイベントをやってみたかったのか?
お菓子が欲しかっただけかで悩んでたけど
お菓子なら、傘さしてコンビニに寄ればいいだけだから
目的は1つしか考えれないよね^^

帰ってきたらさっそくチョコミントアイスを出して
「市川はチョコミント好き?」って聞いてきた。。

テキトーに答える市川クンに「じゃあ私はどっちでしょう?」って聞いてきて
チョコミントアイスを差し出し「別のがいい?」って聞く杏奈に
彼は、自分が本等に心の病にかかってる、山田が好き、って気づく。。

そして別れ際、さっきの質問の答えの「大好き!」を叫ぶ杏奈に
市川クンは「チョコミントがなー!?」って生涯一大きい声出した。。


職業見学の日。。

秋田書店に来た6人だったけど
みんなのボケと、そのボケに市川クンが心の中でツッコむのがおかしかったw

「バキ」の生原稿に、見たい思いをかくしてクールにしてた市川クンを
杏奈がみんなをかき分けて前に出してくれたり
エレベータで接近して来たかと思えば
じっと見つめて来たりのイベントがあったりで、2人の仲も接近^^

そして、帰りの駅で市川クンがトイレに寄ったら
待っててくれた杏奈以外の4人は先に行っちゃってて
「僕らははぐれた」ってタイトル回収でオシマイ。。



はぐれたって言っても都内だし、ケータイくらい持ってるよね?

だったら見学は終わったし
杏奈は傘を忘れたフリまでして、市川クンといっしょにいたかったんだから
後は2人だけの時間になって良かったかも^^
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【karte6】僕は溶かした
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公式のあらすじ
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職業見学の帰り道、市川と山田は電車に乗り遅れてグループからはぐれてしまう。みんなに声をかけなかった自分のせいだと思わず泣いてしまう山田。そんな山田に市川がとった行動は……。そんなドキドキの職業見学から数日後、市川は掲示板の前で深刻な顔をした山田を見つける。視線の先には「図書室で飲食禁止」の張り紙が。お菓子を食べられないなら山田が図書室に来る理由もない。つまり……2人の時間も終わりってこと!?
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感想
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みんなとはぐれた市川クンと杏奈だったけど
杏奈は「自分のせいだ」って言って泣き出し
市川クンは自販機で紅茶を買ってご機嫌取り。。

受け取った杏奈は、赤くなってうつむいてたけど、市川クンが
「自分がもっと大々的に宣言してから行ってれば。。」って言ったのを聞いて
想像したらおかしかったみたいで、笑い出した。。

そして市川クンが、杏奈から距離を置こうと離れようとしたら
バックパックをうしろから捕まれ
「またはぐれるから!」ってささやかれた。。

そして穂乃香たちの班の話から、穂乃香と神崎クンの恋バナになり
「同じクラスで付き合うの凄いけど、私は秘密なほうが楽しいと思う。。」
って言ったあと「市川はどう思う?」って、彼にフってきたけど
テンパった市川クンは、テキトーな返事。。、


朝、市川クンが昨日の話をするとお姉は「その話はもう聞いた」って
言いながら「最近学校楽しそうだね^^」って。。

彼が「そんなことない」って自分に言い聞かせながら学校に着くと
校門で杏奈が待ってて「今日は早退だから」って
この前の見学の時に話してたマンガを渡してきた。。

重大なネタバレをサラッと話す杏奈に引きながらも
市川クンは本を受け取り、いっしょにクラスに向かおうとする杏奈に
「誰かを待ってたんじゃないの?」って聞いた。。

彼は、杏奈が待ってたのが自分だって気付いてないし
そう言われた杏奈も、彼を待ってたなんて言えずに、また校門に戻った。。


杏奈が「今日は早退するから図書室には行かない」って言ってたから
市川クンが油断してたら、急に彼女が来て
貸したマンガを読んでない、とか文句を言ってきて
モメてるうちに彼女の胸が彼にぶつかって、2人で「ごめん」。。

去ろうとする彼女を、市川クンはつい呼び止めちゃって
口に出たのは「明日学校くる?」。。

杏奈は「絶対行く、図書室も行く!」って返事。。


家に帰った市川クンは、彼女から借りた「君色オクターブ」を読み始めたけど
集中できずに頭に入って来なくって、次の日、読んだか聞かれて
「いや、まだ。。」って言葉をにごしてたら、その様子を見てた足立クンが
市川クンを呼び止めて、杏奈に好きな人がいるか聞いてきた。。

市川クンは、杏奈をHの対象にしか見てない様な足立クンの話を聞いて
不快感がわいてくるのを感じたけど、自分の中にも同じ気持ちがあって
自分は本当に杏奈のことが好きなのか、また悩みだした。。

そんなことを考えて図書室に行くと、杏奈が掲示板に見入ってて
見ると「図書室内飲食禁止」のポスターが大きく張りだされてた。。

杏奈は、自分はお菓子の袋を図書室のゴミ箱に捨ててないのに
急に張り紙がされた経緯が気になって、市川クンを連れ
職員室の図書委員の先生のところに行くと、アメの包み紙が落ちてたって。。

それを聞いた杏奈は、何も言えなくって、2人で図書室に引き返すと
「元々リスク背負って食べてるから、張り紙があったって特に変わらない」
って、聞いた市川クンがドン引きする中、チョコを食べ始めた^^

それで彼が「さっきの先生に見つかったらまずい」って言おうとしたら
ちょうど先生が来て、市川クンは見つからないように
チョコを持つ彼女の手を思わず握りしめたら
先生は生徒同士のじゃれ合いと思ったか、咳払いしてすぐに行ってくれた。。

杏奈の手には溶けたチョコがついてて、市川クンは、洗うように言ったけど
彼女は彼を追い払うと、その手をなめてた^^;

別れ際、市川クンは、彼女が図書室に来る理由がなくなるのにもかまわず 
「今後お菓子はひかえた方がいい」ってマジに忠告したけど
相変わらず杏奈は図書室に来てて、お菓子を食べてたw

「お菓子はちゃんと控えることにしたよ。。3分の2に!」ってゆう彼女に
「量の問題じゃないんだよ。。」って言いかけたけど
変わらずに図書室に来る彼女に、市川クンはちょっとホッとしたのかも
ってゆうおはなし^^



サブタイトルの「溶かした」は
もしかしてチョコと、彼女の心、の2つにかかってるのかな?

好意を持ってる男子が、手を握ってきたりしたら
ただの好きから、大人の好きに変わってもおかしくないよね^^


Cパートに、おまけのエピソードで
市川クンが杏奈のゴミを持ち帰った話があったけど
彼は「図書室のゴミ箱だと、問題が起きそうな気がしたから持って帰った」
って、答えればよかったんじゃない^^
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【karte7】僕らは入れ替わってる
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公式のあらすじ
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イベント行事も案外悪くないと感じ始めていた市川。今日は体育の持久走。並んで走る市川と山田だったが、山田は体操着を前後逆に着ていることに気づき、その場で腕を抜いて服の前後を入れ替え始める!思わず目が離せずにいる市川。一方で山田も、市川のゆれる前髪から覗く右目を初めて見たと笑いかけきて……。その後、教室に戻るも山田は間違って市川のジャージを着ていた!市川はこの事実を一刻も早く伝えようとするが――!?
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感想
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あらすじ↑のおはなしで
やたら、杏奈の胸が揺れるところを映すのが気になったけど
こうゆうシーンを入れるノルマとかあるのかな?


今回は、市川クンが、杏奈は芸能人なんだ、ってイシキする回だった。。


ネットで秋野杏奈を検索して
バラエティ番組に出てるのを発見したんだけど
今週分はちょうど終わって見れなかった。。


体育の持久走では、杏奈が体操服を後ろ前に着てるのに気づいて教えたら
走りながら直すのをちらちら見たり。。

その時、市川クンが預かったジャージが自分のと混ざり
授業中杏奈が、自分のジャージを着て授業を受けてるのに気づいて
早く取り換えなきゃ!ってドキドキするイベントがあって
お昼にやっと保健室で着替えたりした。。

その時杏奈は、知らなかったフリしてたけど
誰かの前に出るときは、いつも名前を隠してたから
もしかして確信犯だったのかも^^

市川クンに返す前に匂いをかいでたから、そうかもって^^


そして保健室で身長測定ごっこをしてたら
杏奈がつまづいて、体重測定までしちゃって
見た?見ない!見たでしょ!?。。って言い合いってゆうかイチャイチャw


市川クンは、クラスの男子が、杏奈が映画に出るって話してるのを聞いて
さびしげにしてる杏奈が「愚民との階級の差に一抹のさびしさを感じている」
んだって考えてたけど
杏奈がそんなこと考える性格じゃないって、まだ分からないのかな?


それから席替えで、杏奈が斜め前に座ったせいで黒板が見えない市川クンが
隣の席の穂乃香のノートを見せてもらうためにくっついたら
杏奈がやきもち妬いて荒んでたのがおかしかったw

(穂乃香は)優しいしほわほわだし可愛いし。。って
市川クンにイヤミを言ってくる杏奈に「授業中。。山田しか見えない。。」
ってゆうとカン違いしてたみたいだけど「。。から、黒板が見えない」
まで聞いて、自分のカン違いに気付いたみたい^^

そして席替えは最終的に、市川、足立クンが一番前に2人並んで座って
その後ろに、穂乃香と杏奈が座ることになった。。


放課後、いつものように図書室に集まった2人は
市川クンが映画の件を杏奈にフったせいで
杏奈の役作りの協力をすることになって、人がいない狭い倉庫に行った。。

映画の公開が、再来年の春ころって聞いた市川クンは
その頃、杏奈といっしょにいられるかどうか考えてたけど
「見てくれる?」って聞く彼女に「見られるように善処する!」って
言いきったら、彼女はよろこんで、セリフの練習は終わり。。

好きすぎて「マジキモい」って言えなくなっちゃったからみたい^^


杏奈が出てる「発見!コロンブス学園!」を見た市川クンは
彼女のセリフがひと言も無かったことに、ちょっと安心したんだけど
きっと彼女は傷ついてるから、なるべく触れずにおこうって思ってたら
次の日友達に「けっこう映ってたよね」って自慢する彼女がいた。。

最後は市川クンが、悪ふざけする杏奈を見ながら
あれで良しなら、山田の大女優への道は遠い。。めちゃくちゃ遠い
って、つぶやくところでオシマイ。。



杏奈は体重計を気にしてたけど、52~53キロくらいかな?
身長のわりには痩せてるって思うんだけど、モデルとしてはギリなのかな?
でも、気にするわりに
ダイエットしよう、ってゆう気がぜんぜんないのがうらやましい^^

まだ中2だし、もしかしてまだ身長が伸びるかも?


杏奈はセリフが無かったって、市川クンは安心してたけど
一流監督の映画に、セリフのある役がもらえるってすごいし
ゴールデンタイムの番組にレギュラー出演してるって
実はかなりの人気があるんじゃないかな^^
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【karte8】僕は夢を見た
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
地獄の三者面談の日がやってきた。母親と一緒にいるのが照れくさい市川は陰から様子を伺うが、そこで山田と母親が話しているところを目撃する!気が気でない市川をよそに、2人の会話は弾んで……。また雨の日の放課後、山田の忘れ物を届けに行った市川が雨に濡れたせいで熱を出してしまう。ひさしぶりに学校を休みひとりで家にいると、突然チャイムの音が。門の外に見えたのは山田の姿で……!?
{/netabare}
感想
{netabare}
アバンで千尋がカゼで休んで、相方がいなくなった杏奈が萌子にからむと
萌子は胸をもんできて、キレた杏奈がアンタッチャブル・エリアを発表
ってゆうおはなしがあって、今回の枕噺(伏線)になってたみたい^^

それにしても、触っちゃいけないとこ多すぎw


そのあと杏奈が、宿題をちゃんとやる自慢をはじめて
その秘密を見せに、ちひろを図書室に案内すると
ちひろはちゃっかり市川クンに勉強教えてもらってて、杏奈がやきもち^^

その時、杏奈が市川クンの話をよくしてることがバレたw

杏奈が変ってゆうので、ちひろが話した
顔に付いたクリームを、クリームで取ろうとした話はおかしかったw

それを聞いて笑う市川クンにちひろが
彼がふつうに笑ったり、話してるだけで、ちょっと感動してて笑ったw


そして三者面談で、市川クンの次が杏奈だから
市川クンが来るのを待ってる市川ママのとなりに杏奈と杏奈ママが座ってて
厳しい杏奈ママが杏奈の姿勢を叱るたび、市川ママが姿勢を正しててw

そして市川ママが「京ちゃん。。」って言ったのを聞いて、反応した杏奈が
市ママを見つめてから自己紹介がはじまり、アメの交換w

杏ママが、また注意してたけど、これだけ注意されてたら
そのうち、聞いても、またか。。って思うだけになっちゃいそう。。


図書室で、杏奈が「市川ママめっちゃかわいいね」って言って
交換したアメをテーブルの上に置いて勉強を教わってたら
急に先生が来て、市川クンが「アメ隠せ」って言ったら
耳も感じやすかったみたいで、びっくりして逃げるようにして転けた。。

市川クンはとっさにアメを隠して
その場は杏奈がうずくまっただけで済んだけど
アンタッチャブル・エリアに耳が加わった。。


雨の日、カッパを忘れた市川クンが自転車で下校中、傘を持った杏奈に会い
いっしょに帰ろうか、ってゆう話になったけど
杏奈はこれから仕事だってゆうから、結局市川クンはひとりで帰ることに。。

別れてしばらくして、自転車のかごに、彼女の買い物袋を発見した市川クンは
中身を見て、女子にとって無いと困るものかも?って思って
急いで駅に向かうと、彼女はまだそこにいた。。

「明日でも良かったのに」って杏奈は言ってたけど
市川クンのやさしさを感じたみたい。。


次の日、カゼで休んだ市川クンが
大小の杏奈に襲われる悪夢を見て目が覚めると、呼び鈴が鳴り
知らんぷりしようと思ったけど、カメラで外を見てみると杏奈がそこに。。

急いで出て見たら、給食のいちごババロアを届けに来てくれてて
つい、お茶でも?って呼び止めちゃった。。

お湯をかけた市川クンは、汗のにおいが気になって、部屋に着替えに行ったら
そこで気を失って、杏奈に介抱され、抱きしめられる夢?を見て気が付いたら
お姉がいて、ババロアと杏奈のメッセを渡してくれた。。


熱が下がって学校に行こうとすると、お母さんが
昨日の夕方、杏奈が家の前に来てて、市川クンの容体を聞いてきて
明日には行けるって答えると涙を流して笑って帰って行ったって話し
「少し変な子ね」って^^


登校中、杏奈に会って、夢を見てた話をすると
「どんな夢?」って、しつこく聞いてきた。。

ちひろが来て、杏奈ののどの調子が悪そうなのに気づいて
「おととい、ババロア食べずに持って帰ったし。。」って
あのババロアが杏奈の物だったことをバラしても
市川クンは(山田でもカゼひくんだな。。)って思っただけ。。

いや、市川クンのが写ったんだと思う^^



夢だと思ってたけど市川クンがヒロインしてたね。。
ハダカで倒れてる彼を介抱する杏奈はドキドキだったかも^^

気持ちの伝わってくる、良いラブコメだと思けど
その分、杏奈の天然なところが目立ってて、良いアクセントになってそう^^
{/netabare}
{/netabare}
【karte9】僕は山田が嫌い
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
山田に突如、「LINEやってる?」と尋ねられた市川。“友達がいなくてもLINEくらいやるだろ!”と心のツッコミをいれながら、ついつれない態度を取ってしまう。そして教室では、山田の友達・関根萌子が、彼ピ欲しさからクラスの男子全員とLINEを交換しようと言い出す。名案とばかりに山田は、さっそく市川に声をかけようとするも、関根はそれを遮る。しかも関根が市川とLINEを交換して楽しげな様子。そんなふたりに山田は――!?
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
市川クン目線のおはなしなんだけど、主役はどう見ても杏奈の方。。

ラインを交換したい杏奈が、それとなく言い出そうとするんだけど
からかわれてる?って思う市川クンが
冷たくするから言い出せなくって遠回り。。ってゆうおはなしだった。。


言い出せなかったせいで杏奈は
萌子が先に市川クンとライン交換してイラッ!としたり
無理やり、好きでもない男子と交換させられそうになった時
市川クンの奇声に救われたりした。。

ナンパイセンの南条先輩から、ゲームを誘われた時
守ってくれるはずのちひろが落とされて
それは私狙いだ、って言い出せなくって
彼女と気まずい雰囲気になったり。。


図書室で市川クンに話しかけてると、南条先輩の取り巻きの子がやって来て
カレシがいるかを聞いてきたから「いない」って言ってるのにしつこくて
誤解されそうだから大きな声を出して、市川クンに向かって否定したら
その子には杏奈は市川クンが好きだって伝わったみたい。。

それで南条先輩を連れて戻って来たから、杏奈は市川クンを引き寄せ
顔を近づけ、抱き合ってるっぽいシーンを2人に見せたけど
市川クンは、杏奈が何をしたかったのか分からないでいた。。

そんなことを考えながら市川クンが歩いてると
ちひろが萌子に、南条先輩は杏奈を釣るためにちひろを利用した
って言われてて、彼は
杏奈も南条先輩を避けるために自分を利用した!って思いこんだ。。

それから市川クンは図書室にも行かなくなり
教室でも杏奈をロコツに避けるようにしてたら
逃げるように帰ろうとする彼の手をつかみ
人気のないところまで行くと、いきなり壁ドン!

泣いて「怒ってるの?なんで!?」って聞いてくる杏奈に市川クンは
自分が前に行ったことを気にしてる?って思って
「違う」ってひとこと言って去ろうとすると杏奈が「ごめん。。」って。。

それで、うまく利用しようとした奴に嫌われてプライドが傷ついたか?
って思いかけたけど、泣いてる彼女を見て、こいつはそんな奴じゃない
って、やっと気が付いた。。

自分がそう思うのは、どうせ手に入らないのに好きになるのがこわくって
近づいてくる彼女を嫌いになる理由が欲しかっただけだって。。

それで
避けてるように見えたのは用事があっただけで、怒ってたわけじゃない
って伝えたら、杏奈がハグしてきた!

それで「仲直りのハグ。。近いのイヤだったよね?ゴメン!」って
離れようとする彼女のうでをつかんで「イヤじゃない」ってゆうと
杏奈はハグを続けた。。

そして、いっしょに帰る道で
関心のない話を続ける杏奈に市川クンが
「やっぱり山田とは、好みや感性が違うんだな。。」って考えて
ムリに話題を合わせようとしたら、話が冬休みの計画に変わった。。

市川クンが借りてたマンガを返すと、どこが良かったか聞かれ、答えると
杏奈も、自分もそこが良かった♪って盛り上がり
月曜日に続きを持ってくるって言って別れたんだけど
持ってくるの忘れた。。

「じゃあ明日」ってゆう杏奈に市川クンが
「明日から休み」ってツッコんだら
「待ち合わせて渡す!」って、自然な流れでライン交換を申し込んできた^^

その夜、ラインで話しながら、明日の待ち合わせを決めると
もう今日になってた。。ってゆうところでオシマイ^^



壁ドンからの熱いハグ!って、市川クンが完全にヒロインになってた^^

クリスマスイブだから、ただマンガを貸して終わり、なんてならないし
それだけのためにわざわざ、洗足駅近くから渋谷まで行って
待ち合わせなんかしないよね^^

ステキなデートになるといいな☆彡


あと、おとりに使われたちひろが、萌子からネタばらしされるところが
冗談みたく描かれてた分、痛かった。。
{/netabare}
{/netabare}
【karte10】僕らはゆっくり歩いた
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
マンガの続きを山田から借りることになった市川。待ち合わせ場所はクリスマスイブの渋谷。いつにも増してかわいい山田は、少し照れながらも市川を繁華街に連れ出す。オシャレなカフェに入るものの、慣れない空間に気後れした市川は、小さなやらかしをいくつも重ねてひとり落ち込んでしまうのだった。その後、山田の服選びの買い物に付き合い、試着室の前で彼女を待っていると、よりによって市川の姉・香菜が来店してきて――!?
{/netabare}
感想
{netabare}
よくある、男子が女子の買い物につき合うってゆう感じのデート回で
後で市川クンが反省してたけど、すごく卑屈になりすぎだと思った。。

待ち合わせの時間より早く来た杏奈が、本物かどうか確かめるとか
「初めてのデートは。。」って言ってるのに、これがデートだと思ってないし
彼女は自分のことをただの友だちだとしか思ってない、と思うんだったら
格好つけないで「お金持ってないから、コーヒーで」って言えばいいのに。。

そして、服選びでお姉さんと出会いそうになって
思わず隠れる、ってゆうのも卑屈。。

杏奈が食べてる動画を取ってたら「実物も見て」って
アゴをクイっと持ち上げられるとか
どう見ても、友だちにはしないと思うんだけど。。

あと、おごられてマイナスポイントになってたけど
今回は完全に、市川クンがヒロインになってたと思う^^


服の試着で、試着室に連れ込まれてドキドキは
ラブコメとかでよくあるけど、男女いっしょに試着室に入るって
多目的トイレの渡部さんじゃないけど、絶対やっちゃダメだと思う^^;

杏奈が「いつならいい?」って問いつめるところは
背の高さや、杏奈の耳飾りが市川クンの目の位置に来てなみだみたく見え
大人が子供をイジメてるみたいに見えた。。

似合ってるって言われて、試着してた服をあっさり買っちゃう杏奈は
モデルや、ゴールデンタイムの番組にレギュラー出演してるって
事務所から、大人並みのお給料とかもらってそうだから
やっぱり立場は市川クンがヒロインよね^^


後半、連れまわしたことを謝る杏奈に
自分はイヤなことははっきりゆうから「楽しかったんだと思う」
ってゆう市川クンは、オドオドしてたけど言いたいことを言ったし

電車の中で握られた手が離れた時に、自分の方から手をさし出したところは
積極的じゃないけど、はじめのころの卑屈さがだいぶ変わってきたみたいで
良かった◎


杏奈が「よいお年を」をって言いかけた市川クンを止めてたけど
年内にまた会うフラグを立てたのかな^^


前から何となく思ってたけど
このおはなしのヒロインって市川クンの方だよね^^
{/netabare}
{/netabare}
【karte11】僕らは少し似ている
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
年の瀬のファミレスに、深刻な顔で黙り込む市川がいた。腕には包帯。隣には関根、そして「ナンパイ」こと南条ハルヤの姿が……。時間は4日前に遡る。市川は家族で秋田の実家に帰省していた。山田とLINEをするようになった彼は、雪景色の写真を彼女に送ると約束する。ところがよい写真を撮ることに夢中になってしまい、足を滑らせ腕を骨折してしまう。夜、そのことをLINEで伝えると、すぐに山田から“ビデオ通話”の着信があって……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
秋田で骨折した市川クンは、ウケ狙いで杏奈に報告したら
心配した杏奈から、ビデオ電話がかかってきたんだけど
秋田のいなかで夜になんか出歩いたら、クマでも出てきそうな。。

通話中、杏奈の謎の動作の指示は、マンガのシーンをなぞったのかな?

骨折して、早目に帰ることになり
市川クンは杏奈に、おそろいで犬のマスコットを買った。。


マンガを返すついでに、それを渡しに出たら
杏奈の方から犬を連れてやってきた。。

犬の名前を紹介するとき「犬だよ」って笑っちゃったw

かと思うと、市川クンに犬に命令出させて、自分で芸をしちゃうw

ベンチで、2人で手を握りながら
マフラーは市川クンに上げるつもりだったって言ってたけど
好きでもない男子に、こんなことする女子っていないよね^^


そして南条先輩にコンビニで運悪く出会った先輩に
萌子といっしょにファミレスに連れてかれ、杏奈のアドレスを尋問され
きっぱり断った。。

それにしても、他の人から杏奈の連絡先をしつこく聞き出そうとするなんて
怖いよね。。ちょっと寒気がしちゃった。。

こうゆうのって、絶対教えちゃダメなヤツだよね。。
もし聞かれたら「直接本人に聞いてください
本人がイヤだったら、僕も教えられません!」って、断るべきだと思う。。

市川クンははっきり断ったから、萌子からも友だち認定されたみたい^^

そして、萌子を送って行くって言いわけして2人で店を出て、歩きながら
市川クンは萌子に「俺は山田が好き。。かな」って言えたから
声が聞きたくなって電話したら、送って行ったはずの萌え子が入って来て
すぐに電話を切ったけど、いつかコクろうって決めた。。



だんだんラブコメらしくなってきて
市川クンもちょっとはっきり言えるようになってきたみたい^^

でも、杏奈はかわいくて、性格も悪くないけど
割とだらしないってゆうのが分かった^^

市川姉じゃないけど、付き合うなら
周りが見えてしっかりしてる萌子の方がいいんじゃないかな?

実際、萌子が友だち認定してくれただけで
好きになりかけたくらいだから
これから市川クンが女子と平気で話せるようになってきたりしたら
杏奈以外の子にも目が行きそうで、ちょっと不安かも^^;
{/netabare}
{/netabare}
【karte12】僕は僕を知ってほしい
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
新年を迎え、一緒に初詣へ行こうと約束した市川と山田。市川は家族で参拝した後に会うつもりでいたが、約束の時間のだいぶ前から待っていた山田を見つけて驚く。山田が市川の家族に挨拶すると、そのままみんなで参拝することに。さらに山田のことが知りたい香菜は、山田を市川家に誘う。愛弟と山田の関係に可能性を感じた彼女は、恋のキューピッドよろしく、卒業アルバムを開きながら弟の小学生時代を語って聞かせるのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
まあ、あらすじ↑の通りで
家族と行った初詣で、杏奈とのアポは30分ずらしておいたから
「大丈夫だろう」って思ってたら、彼女は早く来て待ってて家族と鉢合わせ
ってゆう感じだったけど、ふつうだったらお母さんがツッコんできそう^^

お父さんは市川クンと杏奈との関係には、関心なさそうに見えたけど
あとでこっそり、お母さんに聞いてたりするのかも^^

でも、市川家ではツッコミ役は、お姉さんが受け持ってた、ってゆうか
事情を知らないお姉さんがグイグイ来た感じw

家に連れてってアルバムを見せながら、市川クンの過去の話をしたから
彼がお受験に失敗し、ヤバい本を読んでたせいでクラスデビューにも失敗して
1年の時は、よく学校を休んでたみたい。。

グイグイ来るお姉さんと、グイグイ来る杏奈にはさまれて
困る市川クンがかわいかった^^

1年の時や小学生の時もかわいかったけど
ヤバい本が好きになったのは、いつごろからだったんだろう?

女子って、人にもよるけどちょいワルくらいの男子が好きな子が多いから
市川クンもあんまり、気にすることないかも☆彡




市川姉がからんできて
市川クンが杏奈に“心の中のヤバイやつ”のことを知られたけど受け入れられ
癒されたってゆう感じのおはなしだったのかな。。

初対面で「お姉ちゃんって呼んでもいいですか?」って聞く、天然な杏奈と
あまりに意外でキモくなるお姉さんがおかしかった、ってゆうか
今回はお姉さんがグイグイからんできて
杏奈とのやりとりで、いつもの倍くらいおかしかったw
{/netabare}
{/netabare}
 

見おわって。。


よくある「高木さん」系学園ラブコメだったけど
「高木さん」よりずっと、主人公の内面を出してる感じ。。

自分を悪い人間だって思いこもうとすることで
心の中のバランスを取ってた市川クンが
クラス内ヒエラルキトップにいる様な、自分とは正反対のキャラから好かれ
受け入れられて、癒されて行くおはなしだったみたい。。


主人公でぼっちな市川クンがウジウジしてるうちは
それほどおもしろくなかったけど
後半、ヒロインに対する思いが固まって来て
いろんな人がからんでくるようになって、おもしろくなってきたみたい^^

最後はこれから、ってゆうところで終わったから
2期があるといいな☆彡





.

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 375
サンキュー:

49

ネタバレ

og3jar さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

俺ガイルに匹敵するかも・・・

中・高生の頃の女性への不信感を思い出した。バレンタインデーはセクハラデーだと思っている。山田杏奈殺害計画も、彼女をよく知らなかった市川君には、心のバランスを取るには必要な事だったと思う。

でも、それは一種の妄想だと、このアニメは教えてくれる。自分の心を守るためのバイアス。

心を守るためのバイアスが、自分を逆に閉じ込めている。そこから抜け出すには『成長』しかない。でも、『成長』と口で言うのは簡単だ。『成長』には塗炭の苦しみが伴う。

だから、苦しみを伴わない『成長』を希望して、山田杏奈を求める需要があるのだと思う。

最後に2期の告知があったので、凄く嬉しかった。

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 136
サンキュー:

16

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

山田さんはレベル99の恋をした

いわゆるボーイミーツガールものではあるけど
定番だったたまたまクラスの隣同士からという設定ではなくて
図書室での出会いというのがこの作品のオリジナリティかな

主人公の市川はぼっちというよりはヤバい奴
いつも殺人関連の書籍を持っており
度々妄想で殺人候補を探っていた

ある時図書室にいると
同級生でタレントをしている山田さんが
怪しい行動をしているのを目撃する
彼女は人目を忍んで図書室でお菓子を食べていた

元々そのスタイルの良さから勝手に恨みを抱き
殺人対象にしていた市川は思いがけない山田の動きに
目が離せなくなりやがて二人で話をするようになる

初めは秘密の共有者としての関係だった二人
しかしお互い話をしていくうちにどんどん親密な間柄になり
そしてお互いが意識をするようになる

ストーリーラインは王道で
表層的な部分で山田さんを評価している周りに
一人憤慨する市川や

市川の態度によっていちいち表情が変わる山田さんの
膨れた顔がなんともこそばゆくそして尊い

二人の関係が山田の親友で萌や
市川の姉が気付いていく展開になるけれど

焚き付けるわけもでもなく二人を近づけようともしないので
個人的にはすごくいいキャラクターだなと

今季はホリミヤの再放送が高校生同士
山田くんの方はMMOギルド仲間の大学生と高校生
そして本作は中学生と

いろんな角度でラブコメが放送されているけれど
ジュブナイルらしさがあって一番見るのが楽しかったかな

原作者はみつどもえの方だそうで
本当王道をガチレンジャーしてくれましたw

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 93
サンキュー:

8

ネタバレ

taka_2 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

陰キャ具合が激しいラブコメ

始まりました。Twitterマンガとかで有名になったやつな気がする。原作マンガも好きで途中までは読んだ。

陰キャ主人公男と、陽キャ女子という組み合わせ。よくあるやつな気がするけど、陰キャ具合が結構振れているので、そこが面白いのかも?現実ではこんな二人がくっつくとか200%ありえんだろ。
先の展開はまあまあ知ってるので、思い出しつつ楽しみたい。

山田が市川を好きな理由がいまひとつ分からないのだが、、ところどころで見せる地味なやさしさに惹かれたのか?謎である。全て気づいてしまっているが暖かく見守る萌と、ウザキモい市川姉のキャラが好き。

とりあえずコミックは最新8巻まで全部買った。連載も読み始めた。
2期制作も決定しておめでたい!楽しみに続きを待つ。

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 99
サンキュー:

4

ネタバレ

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2期決定!やったね!

これ好き、面白い、原作欲しい、アニメ終わったら買う。
…つもりが、待ちきれなくなって全巻買っちゃった。

可愛い山田さんと優しくて実はカッコよくないですか?な市川くん。
2人の友達も良いキャラで、まあまあ扱いの酷いおねえもお気に入りです。
漫画で既に読んでても面白い。
修学旅行編で区切る感じかなあなんて思ってたから最終話ここで、あーでもこれはこれでありかもーからの2期決定!
来年の楽しみが出来ちゃいました。
うん、早く夏終われ!暑いから。

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 164
サンキュー:

9

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヤバいやつ

いやーヤバい作品でした、正直かぼちゃワインどころではなかったです。原作者いったいナニモノなんだろ、少年心理をわかる女性もしくは逆かですね。アヴちゃんみたいな?生々しくなるので詳しく書きませんが、成長途上チョロインの魅力をこれでもかと毎回見せてくれる、理解してるアニメ制作会社の仕事でした。芸術の行き着く先はやっぱり炉方面なのかもしれません。
二期決定とのこと、本当に楽しみで生きる理由ができました笑

元コメント
JCってのが
罪が深いですね。今のご時世JKだとヘラブナ並みにスレてますので、明日ちゃん同様その界隈ではJCがトレンドなんでしょう。釣りごろ釣られごろ。思春期で恋で性でがうまく表現されていて、アニメの演出も丁寧で本当に面白いんですが、おっさんがこんなのを好きで毎週楽しみに見てるというのは誰にも言えない秘密です。
三話まで
進化版かぼちゃワイン、なるほどおもしろくないワケがないですね。
四話
あかん萌え死ぬ、、、おっさんには毒の危険すぎるアニメです。花田大先生の本領発揮ですね。
七話
まだ7話なのにすでに尊死しました。こんなんがあと5話もあったら命がいくつあっても足りません。おっさんに残る少年をくすぐる原作と脚本演出で一番楽しみです。

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 373
サンキュー:

16

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ありえないお話でしたね

なんか 似たような作品が多い
ただ 1番 現実感がなさすぎる ま!漫画なのでそれはそれでいいのだが 
ただ言えるのは疲れた現実を逃避するのに2期も間違いなく見ます

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 175
サンキュー:

3

ネタバレ

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ラブコメシンクロニシティ期の覇者<83>

桜井のりおが他作品の雑誌連載を抱えながら、ネットオンリーで趣味的に初めた作品。雑誌の方はみつどもえの縮小再生産的なとこで終わったけど、こちらが大バズリでアニメ化、という流れ。
何故か同じ期に同じような作品が重なりがちなアニメ業界、今期はラブコメがひしめいておりました。
期待的には本作がNo1で、見終わってみても同じく。

キャラ立て&深掘りの剛腕に加え、本職のコメディ部分と二人の距離を詰めていく部分の緩急もお見事。
ただ、アニメは小ネタのカット・ギャグはさらりと流してとキレイなラブコメ方向に寄せられていたのが少し残念。
わかりやすいところでは、おねえはもっとキモく…いや違うの、キモイと言っても蠱惑的なキモさで…、といったあたり。
アニメでは普通のいいお姉さんすぎるよね。おねえが出てくるシーンはぼっち主人公の単体アニメとしても通せるくらいにギアチェンジしてほしかったところ。
つっても秋田書店のアニメだし、みつどもえのスポイルさに比べたら満足なデキでございました。
最終回で2期予告と分割制作は最初から決まってた様子でめでたい
{netabare}みつどもえはあまりにもウケが悪すぎて2期が8話に短縮されたんじゃよ…{/netabare}

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 92
サンキュー:

5

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【最終】ちゃんと「『僕ヤバ』という作品を観てる」という満足感がある

【レビューNo.65】((最終レビュー)初回登録:2023/6/18)
コミック原作で2023年作品。全12話。
何かでこの漫画が面白いって紹介されてて、原作買うか一時期悩んだんだよな。
(結局この時は「青年少女よ、春を貪れ。」を買っちゃたw)
そうこうしているうちにアニメ化されたので、これはラッキーと(^^♪
(まあ「青年少女」はアニメ化の可能性がかなり低いですしね)

(ストーリー)
市川京太郎は厨二病を患う中学2年生で、日々殺人の妄想を繰り広げていた。彼は自分と
対照的な同級生・山田杏奈から見下されていると思い込んでおり、特に彼女を殺したい
と思っていた。
そんなある日、市川が図書館にいると、山田が入ってきて突然お菓子を貪り始めたのだ。
「完璧な美少女」と思っていた山田のそのギャップを見て、市川は・・・

(評 価)
第1,2話:「からかい上手の高木さん」を等身大の中学2年生で描いたようなラブコメ?!
 {netabare}・冒頭は厨二病全開・市川のヤバめなモノローグで始まりますが、2話観た時点では上
  述の印象ですね。「高木さん」ってある意味この年頃の「ピュアな部分を純粋培養」
  して作った感があり、そういう純粋な部分でキュンキュンしつつも、中学生の恋愛
  モノとしては、「少々幼すぎるのでは?」という違和感があったんですよね。
  (西方の度が過ぎる恋への無自覚さやからかいの幼稚っぽさetc)
 ・その点この作品は、(厨二病患っているからではなく)しっかり中学2年生を描いて
  いるのかなって感じました。{netabare}例えば発育のいい女子の胸を目の前にした市川ですが、
  ・高木さんではそもそもそういうシーンが皆無
  ・通常のギャグアニメでは、ラッキースケベ扱いの演出
  → 本作ではいけないと思いつつも、興味には抗えない的な微妙な少年の心を上手く
    描いているなっと。
    他の男子のエロトークもあるが、その描写もある意味「年相応の健全な男子」ら
    しさがあって、個人的には「高木さん」より好感が持てるかな。
 ・またここまでは、まだ明確に「恋心」を自覚していない市川ですが、
  「殺したい対象」→ 「つい山田の言動が気になってしまう」→ 「陰で山田をフォ
   ローする行動をしてしまう」→ 山田の無自覚の行動に「(2話タイトル)僕は死んだ」
  って感じで、心の移ろい加減が「中学2年らしく丁度いい」という印象ですね。{/netabare}

・市川と山田のキャラがしっかり立っている
 (市 川)
 {netabare}・市川は下手するとイジメの対象となりかねないキャラですが、クラスではモブ的立ち
  位置を確立しているらしく、それなりにクラスメートともコミュニケーションも取れ
  るようで、妄想以外は思ったより普通の子って感じですね。
 ・でも妄想力はたくましく結構重度な厨二病。物語の多くはこういう「厨二病的なモノ
  ローグ」だったり「心の中の突っ込み」であったりするのですが、これが絶妙に面白
  い。声優・堀江瞬さんの好演が光る感じですね。
 ・それに厨二病といいつつも、基本「ヘタレ」なので、現実ではかなり日和る描写がリ
  アリティがあり、むしろかわいさすら覚えてしまうレベルですね。 
 ・また彼を含め、基本不快なキャラがいないこともこの作品よさですかね。
  → 文化際で山田たちをナンパしてくる先輩が登場するが、その先輩は市川のピンチ
    に真っ先に動いてくれた人だったり、それを素直に認めることのできる市川のよ
    さだったりの描写が上手い。
  → 市川自身も山田や空気を読んで他人を庇う行動を見せたりと、その辺りのさじ加
    減が非常に上手く、キモい妄想癖はあるが、あまり不快なキャラと認識しないで
    済む作品になっているのかなっと。{/netabare}
 (山 田)
 {netabare}・山田は美人でスタイルもよくこの年でモデルとして活動もしてる、そして市川のよう
  な男子にも分け隔てなく接してくれる、一見完璧なヒロインです。
  でも、天然でマイペース、そして間の抜けた言動も多く、作品では結構ポンコツ扱い
  されている面もあります。
  つーか作中では、やたらお菓子ばっか食ってる印象なんだよなw
 ・この山田をフォローしてる、しっかり者の親友小林(市川曰く「彼氏さん」)との掛
  け合いが面白く、上手く互いの良さを引き出しているなという印象ですね。
 ・今のところ市川に対し、無自覚に「近すぎる距離感」を取ることが多く、それに対す
  る市川の反応を愛でるというのが、作品の基本フォーマットになっています。{/netabare}

 他のレビュアーさんも触れていますが、
 ・制作会社:シンエイ動画
 ・監督:赤城博昭
 ということで、どうも「高木さん」のゴールデンコンビらしいです。なので(原作のこと
 もあるが)「高木さん」っぽい作品というところも、なるほどって感じですね。
 上述の通り、個人的には「高木さん」の年不相応の「ファンタジー感」がちょっとと思っ
 ていたので、今のところ本作の方が私好みかなっという感じですね。

 ただ懸念材料が2つ
 {netabare}・これから明確に恋を自覚したら、市川はどうなっていくのか?
  ・彼の成長とともに、厨二病は卒業していくのか?
   → そうなると彼の個性やこの作品のウリがなくならないか?
  まあそうなったとしてもしっかり「等身大のラブコメ」を描いて、「高木さん」との
  差別化は図ってもらいたいところ。
  (所詮「出オチで終わった『高木さん』の劣化版」だったとならないように)
 ・スタートが中2の2学期なのか?早くも文化祭が終わったのだが。
  (1学期に文化祭を実施する学校ってだけなのかもしれないが))
  ・いやいや2話で文化祭が終わる学園ラブコメって前例ないやろ?!
  → 中3に進級させ、進路の問題とかなにか狙いがあるのか?{/netabare}
 この辺は継続視聴で、どうエピソードを進めていくのか今後に注目!{/netabare}

・第3話:巧みな市川の心理描写→転換期となるのか
 {netabare}・冒頭は厨二病らしく、異世界モノ小説の構想を練る市川。キャラデザも考えるのです
  が、ヒロインのイメージはどう見ても・・・
  しかしこれがまさかの伏線で、詳しくは本編を観てほしいのですが、これは構成が本
  当に秀逸だった!! {netabare}→ 市川がついに山田に対する恋心を自覚します!{/netabare}
 ・そして終わり間際の、市川こその気づき
  「山田は僕らより少し大人なんだ」
  この原作者、こういう中学2年らしい心理描写がホント上手いな。
 ・「高木さん」の男子キャラは会話がガキっぽかったので、それへの当てつけではない
  だろうが、こっちの男子は逆に口を開けば「エロトーク」しかしていないんだよなw
  市川曰く「覚えたての言葉をいいたくなるアレか!!」w
  この辺りは今後の課題かな。
 ・今日の市川の名言
  {netabare}「いつの間にか頭の中の虫が下半身に移動している」www{/netabare}

  俗に「3話切り」なんて言われますが、このタイミングで早くも市川の心を動かしてき
  たのは評価。それで来週以降市川に何らかの変化がみられるのかが注目ですね。
  あとラストで山田の心中を察し、市川が隠れた気遣いを見せるのですが、これを山田ら
  しいオチで回収するというw
  こういうところをセットで(緩急をつけながら)この作品らしい色を出してる点は本当
  に見事。全体を通し「『僕ヤバ』という作品を観てる」という満足感がありますね。{/netabare}

・第4話:これが「僕ヤバ」流ラブコメ展開?!
 {netabare}・前回山田への恋心を自覚した市川ですが、「これは恋愛の好きじゃない!」と屁理屈
  をつけては、否定しようとしています。テンプレ展開ではありますが、この辺の描写
  がホント中学2年らしく相応に見えるのは、やっぱり上手いなと感心させられます。
 ・山田はあいかわらず市川との無自覚(?)な距離感で市川をドギマギさせています。
  しかし山田も「実は市川を意識してるのか?!」とも見える描写もあり、ちょっと先
  が気になる展開になってきましたね。
 ・やってることは純情ラブコメっぽい感じで、「『高木さん』に寄せてきた?!」とも
  感じるところもあったのですが、そこは市川と山田のキャラを本当に上手く活用し、
  「『僕ヤバ』流ラブコメ」できちんと差別化できている点は評価。
 ・あと山田の友達周りの話を入れたり、市川姉を登場させたりと自然な感じで物語に幅
  を出してきてる構成もよかったかな。
  (市川姉もちょうどいいかわいさで、弟思いのキャラっぽいのは〇)

 ただ当初の懸念通り市川の「毒」が薄まってきたような・・・。まあ薄まるなら薄まる
 で、市川の成長と上手くリンクしていけば、それもアリかと個人的には思っている部分
 ではありますが。
 その辺りも含め、来週以降の展開に注目。{/netabare}

・第5-6話:普通のラブコメっぽくなってきたが、中身はしっかり「僕ヤバ」なのはさすが
 {netabare}・>普通のラブコメ展開になり、市川の「毒」が薄まってきたような
  前回そう書いたのだが、どうもそれが本流のようですね。市川が明確に「恋心」を自
  覚した以上、そう展開していくのが必然ともいえるでしょう。
  むしろ市川の世界観が変わったことを上手く視聴者に印象付けている感があり、原作
  者や制作スタッフの技量を評価したいところですね。
 ・それでいて、キャラの特徴を生かした「僕ヤバ」らしい小ネタギャグがテンポよく入
  っくるなど、きちんと作品の色が出ていて、やはり原作者の上手さが際立ってますね。
  (例えば、市川が山田から借りた漫画を仰向けで読んでいると、お菓子の欠片が落ち
   てくるとかw
   それに6話終盤の図書館でのシーンは「恋心×コメディ×2人のキャラ描写」を同時
   に成立させるという、やっぱこの原作者天才だわw)
 ・山田も市川を意識してるのかなっという描写が多くなってきて、ちゃんと2人の恋の
  行方が気になる流れになってきているのもさすが。
  高木さんはこの辺り老獪さ(?)があり、普段は西方にそういうそぶりを見せることな
  く接しながらも、不意を突いた西方の無自覚攻撃がクリティカルヒットしてキュンと
  なるところで、中学生らしい純情を見せてくれましたが、山田はその辺り不器用そう
  なので上手く両作品の差別化が図れているように感じましたね。
  (山田ギャグでうやむやにして、視聴者に(いい意味で)モヤモヤさせるみたいな)
 ・男子は「エロトーク」のリーダー格が足立ですが、6話で山田への片思いを市川に打ち
  明けるなど「神崎×原」を含め、サブキャラにもいろいろ動きがでてきましたね。
  とはいえ、足立の話の8割はやっぱり「エロトーク」だったというwww
  しかしそれをきちんと「市川の恋心」に繋げていく流れは、やはりこの原作者技量が
  高いなと感心させられますね。

 なんだかんだいいつつも、しっかり「僕ヤバ」という作品を観てるという満足感は継続
 しており、改めて原作者の技量の高さを感じる作品だなっと個人的には評価。
 ちょうど折り返し地点で、後半どういう形で2人の関係性を描いていくのか楽しみですね。
 あと個人的には定番ながらも、職業見学の「秋田書店」見学で関根の
 「私、漫画には詳しいよ。好きな漫画は、『ワンピ』『ハンタ』『進撃』」
  → 全部別出版社の作品じゃねーかwww
 は意外とツボったw{/netabare}

・第7-8話:他のレビュアーさん「市川は少女漫画の主人公」→ なるほど!!
 {netabare}・順調にラブコメ展開進行中
  市川は主人公なのでモノローグがありますが、山田はそうじゃない分そういう描写で
  心情を表現していくのですが、市川に対する恋心の描写を細かく積み増さねながら、
  8話後半で一気に爆発させた神回となりましたね。でもそれは直接市川に伝わらず、
  → タイトル「僕は夢を見た」
  で、今後に繋いでいくという・・・やっぱり上手いな。
 
 ・細かい描写もさすが
  >市川に対する恋心の描写を細かく積み増さねながら
  これも非凡なんだよな。直接的な2人のやりとりだけでなく、友達の何気ない会話から
  「それ言っちゃダメ!」本人だけがあたふたするような絶妙なラインとか。
  それに「いちごババロア」に代表されるように、その中二加減さが本当に絶妙。
  「原作者は中二恋愛の教祖様なのか?!」と思える程に、程よいラインを突いてくるの
  は脱帽モノですね。

 ・「市川は少女漫画の主人公」はなるほど
  ・他のレビュアーさんの「市川は少女漫画の主人公」という意見が散見されたのですが、
   言われてみれば、なるほどですね。
   前にも書きましたが、市川って結構山田のことをしっかり見ているんですよね。
   そして山田の心情をおもんばかり、彼なりに実際に行動に移すことができるという。
   それを山田ギャグで台無しにされるというパターンもあり、決してスマートに決まる
   わけではないですが、たしかに「山田の王子様」という表現は言い得て妙だなっと。
   (そして陰ながらさりげなくという点がポイント高い)
  ・「言い得て妙」といえば、とまと子さんの
   「山田が市川を見つけた物語」
   「市川→山田」は分かるのですが、「山田→市川」って考えたときあまりピンと来な
   かったのですが、なるほどそういう見方があったのかと!!
 
 原作のよさもさることながら、作画やカメラワーク等さすが「高木さん」で培った制作陣
 って、「高木さん」から明らかに進化してるだろコレ?!
 特にここ一番の見せ場では期待を裏切らない仕事ぶりで、中二の恋愛を描いていても全然
 安っぽさを感じずに目を奪われてしまうという・・・
 最後に7話での市川名言 
 {netabare}「本当に何も変わらないんだな。好きだと分かったところで。」
 「再来年の春、僕は山田と一緒にいられるのだろうか・・・」
 (山田出演の映画公開時期を聞いて){/netabare}{/netabare}

・第9話:1話内での「起承転結」が気持ちいい優れた構成だった
 {netabare}・市川とLINE交換したいが、上手くできない山田から始まり
  ・彼氏さんがナンパイに誘われる。
   → 山田を釣るために利用されている。
  ・それを踏まえて市川も
   → 自分もナンパイからのガード役として、山田に利用されているのでは?
    → 山田に冷たくしてしまう。
  ・その態度に泣き出してしまう山田。
   → 山田はそんな奴じゃない。
    → 嫌いになる理由が欲しかった。
      欲しくてたまらなくても、どうせ手に入らないから。
      一緒にいてどんどん好きになるのが怖いから。
  ・和解して、一緒に帰る。その帰り道に山田に借りていた少女漫画を返す。
   → 山田:続きを明日持ってくると約束
  ・少女漫画を忘れてきた山田。でも明日から冬休み。
 ・連絡を取って続きを渡したいから「LINE教えて」。

 要約すると、市川と山田がLINE交換するだけのエピソードですが、そこまで
 の展開が凄く練られておりホント素晴らしい。
 しかも、待ち合わせの約束をした明日はクリスマスイヴとか・・・
 初見では「少女漫画を忘れたのは、いつもの山田ギャグ」と流してましたが、
 レビュー書くために見返したら →これ確信犯じゃないか?!
 
 それに山田が泣くシーンで使っていたティッシュは、3話で市川が山田のため
 に用意したものでした。あの時は「山田ギャグで気遣い台無しやん!」って
 感じでしたが、まさか市川の仕業と気づき大事に持っていたのか?!
 そうなると、山田はなかななか侮れませんな。
 
 最後にナンパイに利用されそうになった彼氏さんですが、この巧妙な
 ストーリー展開のために、原作者にも利用されていたのか?!
 そんな彼氏さんにも幸あれ(^-^)/{/netabare}

・第10-11話:安定のラブコメ展開。ゆっくりと――でも着実な歩み。
 {netabare}(10話)
 ・山田に仕組まれた(?)クリスマスデートでしたが
  ・陽キャと陰キャの壁を改めて感じ、気が重くなるも
  ・自分の事ばかり考えていて、山田に気を使わせていたのかもと反省し、
   そのことを言葉にして「僕」のことを少し語り
  ・(2人で観る)イルミネーションがこんなに綺麗だなんて初めて知り
  ・帰りの満員電車で繋いだ手を離すタイミングが分からず、そのまま
   「僕らはゆっくり歩いた」の見事なエピソードタイトル回収。

 (11話)
 ・市川は秋田帰省も右腕を骨折したため、トンボ帰り。
 ・借りてたマフラーと漫画を返すため待ち合わせするも、待ちきれないよう
  で、市川の家の近くまで来ていた山田がかわいいです。
 ・マフラーは実は市川にあげようと思っていたもの、(少し迷っていたが)
  市川の秋田土産も無事山田に渡すことができました。
 ・大晦日の夜、コンビニに出かけるとナンパイたちと遭遇。
  何故か関根も一緒にいる。
  そのままファミレスに拉致され、ナンパイから山田のラインを聞かれる市川。
  知らないで通していたが、山田からラインが来て噓がばれる。
  → さらにしつこく迫るナンパイに、Noを突き付けた市川
   → その様子を隠れて見ていた関根が助け舟。「友達なんで家まで送って」
 ・帰り道、成り行きで関根に「山田のことが好き」と話す市川。
  → 「知ってる、めちゃくちゃ分かりやすいからな」と返す関口。
 ・「好きだと声に出して言えた・・・」その高揚感から山田に電話する市川。
  → 新年のあいさつをすると、そこに関根が帰ってきてw
    (山田は友達と共に年越ししていた模様)
  「いつか僕から好きを伝えたい」と決意する市川で締めるという・・・

 そもそも山田とは初詣にいく予定だったのでは?!この後日中にでも行くの
 でしょうか。
 市川はついに「山田のことが好き」だと声に出して言いました。
 そして、それを「山田本人に伝えなきゃ」という思いも。
 原作未読なのでどうなるのかは不明ですが、例えばアニオリ的な市川の「告白
 エンド」という可能性もあるんですかね。
 (告白がアニオリかどうかは知らんけどw)
 話数的には次回で終わってもおかしくないところ。最後どういう形でアニメは
 締めるのかに注目ですね。{/netabare}

・第12話:最後に今一番伝えたい言葉は・・・原作者のセンスに脱帽
 {netabare}・やはり市川と山田は初詣に行くようです。でも市川は先約の家族と初詣
  し、30分後に山田と待ち合わせの計画でしたが、早く来ていた山田と鉢
  合わせw
  → 山田は市川家と合流することに。
 ・そしていろいろあって、山田が市川家に招待されることに。
  市川姉が気を利かせて外出することに(両親もまだ外出中)。去り際に
  「ありがとね、京ちゃんと仲良くなってくれて。それが嬉しいんだ、私」
 ・ドキドキ展開等いろいろあって、市川のアルバムの写真をスマホで撮る
  と帰り際に「今度は私のアルバムを見せるね。」
  → 「それって山田の家に・・・まさかな。」
 ・市川の回想(夢)。中学受験失敗~ボッチになっていく様を思い出す。
  そしてイマジナリー京太郎。
  「本当は曝け出したいと思っているんじゃないのか、心を。」
 ・冬休み明けの登校。朝から山田に出会い、2人きりになり何かを伝えよう
  として、市川は気づきます。
  ・(殺人の本を見て)学校に来れたのはこの鎧があったから。
  ・馴染めなかったのは、これのせいにしてきたから。
  ・そして僕はこれをいいたかったんだよな・・・
  「ありがとう」(暫し抱き合う2人)
 前回は「山田のことが好きいう気持ちを本人に伝えなきゃ」という流れで
 したが、それよりも山田を知り、今まで目を背けていた自分と向き合う勇
 気をくれた山田に今一番伝えたい言葉・・・
 「市川の心の成長」で締めるという、この原作者のセンス脱帽だわ!{/netabare}

(最終)
初めは上述のように「『高木さん』っぽい作品が始まったのか」いう印象でしたが、
・厨二病でしっかり「入り」を掴むと、そこから主人公の心の成長を描き、それ
 に合わせて違和感なく作品を変化させていく柔軟さ。
・市川や山田等そのキャラを活かしたコメディ展開や恋愛模様の描写の巧みさ。
 → 「原作者は中二恋愛の教祖様なのか?!」と思える程に、程よいラインを
    突いてくるシナリオ展開や日常描写の「中二加減」の絶妙さ。
・「高木さん」で培ったノウハウを更に進化させた作画や演出等制作陣の凄さ。
という感じで、競合作品の多いジャンルの中で
「ちゃんと『僕ヤバ』という作品を観てる」
という満足感を毎話得られたのは、ホント賞賛に値しますね。
原作者の技量の高さには脱帽!!「お気に入り」への追加作品、今年の第1号ですね。 

で、2期決定ですね。(2024年1月より)
1期で市川の心の成長を描ききった感があるので、2期はラブコメ全振りみたいな
イメージなんですかね。
2期も「僕ヤバ」らしさを失わない作品を期待!

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 814
サンキュー:

28

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラブとコメのバランスが最高!

美人なのに天然キャラの山田と、
根暗で殺人マニア?の市川。

序盤はコメディ色が濃いが、徐々に恋愛に発展していくストーリーが絶妙です。
よくあるハーレム系のように初めから主人公が理由も無しにモテモテになるのではなく、回を重ねる度に自然に惹かれ合う姿は見ていて違和感がない。

下ネタが多いが見ていていやらしく無い程度で、コメディ要素もレベルが高い。
作画はキャラの個性を活かしていて非常に好感が持てます。

原作未読ですが続きがあるなら絶対2期をやって欲しいです!

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 123
サンキュー:

10

ネタバレ

まっつ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

嫌なキャラがいない!

1話冒頭から、何この男きっついな!と思いながら見てて、自転車を川にわざと落とすところとか結構引きましたが、見るにつれて面白いなと思いました。
市川のツッコミ(心の声も)が鼻で笑うぐらいに笑えていい味出してます。
山田のキャラも、あの見た目なのにすかしてなくて好きです。嫌味がないです。
ぱっとみ市川はクラスの構図的には視界にも入らないキャラかと思いきや、クラスメートと適度な距離感で思ったより馴染めています。
原作未読ですが、今のところ嫌なキャラは1人もいません。
ちなみに自分は1.3倍速で視聴しているのですが、市川のマゴマゴした話し方が苦手な方にはおすすめです!

(追記)
12話(1期最終話)まで見ました。
自分的には今期1番面白かったです。山田も市川も魅力的なキャラだと感じました。山田が可愛いのは勿論ですが、市川も可愛いです。めちゃくちゃ可愛いです!
原作がどうかは分かりませんが、アニメでは下ネタがやんわりとしてて露骨すぎず丁度いいです。中学生って感じの下ネタです。
これで中学生か⁈と思う所もありますが、東京リなんとかに比べれば全然中学生です!
意外にも丁寧な恋愛模様で久々にアニメできゅんとなりました。特に最終話最後のシーンがよかったです。

キャラも、絵も、声も、ストーリーも、全てにおいて良かったと思える作品でした。

最終話のエンドカードで初めて原作絵を見ましたが、ちょっと癖のある感じがアニメでは少し癖が抜けててこっちの方が好きかなと思いました。見た事ある絵と思って調べたらみつどもえの作者さんとは!
2期制作決定との事で、楽しみに待ってます〜

最初は1.3倍速で見てましたが、恋愛色強くなったら間とかに引き込まれ、普通に再生して見てました。
2人の表情とかは一時停止してまで見てしまいました。

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 100
サンキュー:

10

なんとか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

いいです

たいして期待せず見始めたが、ひょっとすると今期ではこれが一番面白かったかもしれない。4~5話あたりからグイグイ引っ張り込まれるようなストーリーだったし、ほんと、丁寧に作られた作品だった。最近のラブコメ枠だはナンバーワンかも・・

投稿 : 2023/06/11
閲覧 : 83
サンキュー:

7

Tハル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

魅力的な二人

少しの事で悩み、
一つのフレーズで
ドキドキする。

この感じ
今の世代に伝わるのかな?

人が人を好きになっていく
過程が丁寧に描かれている

イチカワ君、応援してます。

投稿 : 2023/06/10
閲覧 : 79
サンキュー:

5

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僕の心のヤバイやつのストーリー・あらすじ

市川京太郎は殺人にまつわる猟奇本を愛読する、重度の中二病男子。同じクラスの美少女・山田杏奈をチラチラと見ては、ヤバめな妄想を繰り返していた。 そんなある日、山田が市川の聖域・図書室にやってくる。一人だと思い込み、大口でおにぎりを頬張ったり、機嫌よく鼻歌を歌ったりと、思うままに振る舞う山田。予測不能な行動を繰り出す姿に、市川は徐々に目が離せなくなっていき……。(TVアニメ動画『僕の心のヤバイやつ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

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