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「僕の心のヤバイやつ(TVアニメ動画)」

総合得点
79.7
感想・評価
374
棚に入れた
1267
ランキング
495
★★★★☆ 3.9 (374)
物語
4.0
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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僕の心のヤバイやつの感想・評価はどうでしたか?

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

凄く、凄ぉ~く良かったです。マーベラス!!

ホント、いろいろ丁寧に造られてる作品と思いました。

良かったところが多すぎてレビュー書くのが難しいです…(^_^;) (多すぎて脳内でまとまらない 笑)

故に詳細は書かない事にしました。概ね高評価されている皆様に同意!!

2期もかなり楽しみで待ち遠しいです。

さておき、主人公2人の組み合わせを見ていると かぼちゃワイン を思い出すのはワタシだけでしょうか!?

投稿 : 2023/12/11
閲覧 : 203
サンキュー:

24

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

23年No1候補。劣等感の克服と成長、甘酸っぱい恋愛。素晴らしいラブコメです。

 23年作品のナンバー1候補ですね。「おにまい」「水星の魔女」と悩んでいます。今見返しています。

 本作を見てやっぱり気になるのが「その着せ替え人形は恋をする」と設定がかなり似ています?他の方のレビューでも比較されていましたけど。
 実は両方ともあまりに面白いので原作最新巻まで買ってしまいました。そして、似てるなあという感覚は強くなります。

 ヒロインがモデルだし、主人公の方が独りぼっちの陰キャ。ヒロインの側から好きになる。女子の取り巻きたちから後から評価されてゆく。友人らしきものが出来始め、人に頼ることを覚えて行く。そして何より劣等感の克服、成長と目標を見つけることです。なお自慰行為について隠さないのも一緒ですね。
 主人公の家族が描かれ比較的理解がある(コメディリリーフでもあります)。ヒロイン推しのヤンデレ女キャラが登場したりします。ヒロインは一般的なイケメンからのアプローチは不快に感じたりするのも共通ですね。

 実は「着せ替え人形」の連載開始が18年1月。本作原作が18年3月です。この時間差ではどっちがどっちを真似したとかではないと思います。つまり、私が最高に面白いと思うこの2作は時代の気分としての要素が描かれているのではないかと言う事です。シンクロニシティと言ってもいいかもしれません。そう言えばどちらも女性原作者ですね(つまりヤンデレヒロイン推しの女子は原作者の投影でもあるのでしょう)。

「着せ恋」の方がコスプレという世界観を提示している分高く評価していますが、恋愛の甘酸っぱさそして内面の葛藤は本作の方が圧倒的に上です。というか「着せ恋」は主人公の恋愛観が出てませんし。原作では本作の方が最新刊では面白いので両方2期が来たら本作の方が評価が上になる可能性はあります。ただ、五条くんうーん…彼もがんばってます。

 「長瀞さん(2017年。ネットでは2011年)」はかなり近い構造だし「古見さん(2016年)」もある意味では似ています。ですがこの構造がちょっと中途半端です。2018年になってこの構造の流れが花開いたのがこの2作なのでしょう。やっぱりピッタリ今の気分にはまってきます。

 モデル的美少女の承認がないと劣等感が克服できない、というファンタジーはあるものの、逆も言えます。承認を貰うためには劣等感を克服せよ、と。ルッキズム的なトロフィワイフという見方もできますが、そこは素直に「誰からもモテるスーパー美少女」は見た目とかぼっち属性は気にしない=本質を磨け、という事と取ればいいと思います。モデル級の少女にぶら下がるのではなくそれ以上の価値になるために自分を磨けという奮起ですね。そしてモデルという職業を持っている意味がまた女性サイドの自立とも取れます。

 ゼロ年代以前の価値観の人に受けている可能性もありますが、しかしいいですね。本当にいい。ネットのサジェストに「気持ち悪い」がありますので、その点も分からなくはないです。

 2期の展開不安でしたけど、原作読んで安心しました。ネタバレはしませんが、どんどん面白くなります。




以下 1回目視聴後のレビューです。

最高のラブコメ。2人の距離の変化が丁寧に描かれてます。2期来ましたが…

 非常に面白かったです。恋愛に至るプロセスが丁寧に描写されているラブコメって久しぶりな気がします。今期は本作と「転校生がグイグイ」の2本がかなり良くできていました。「スキップとローファー」もいいですけど、ちょっと作り物感が最後の方に出てしまったのが惜しいです。

 で、肝心の本作ですが、まず、主人公の市川が「我々」であることです。自分に言い訳しながら女子たちを遠目にみて、バカにしながらもコンプレックスに押しつぶされています。妄想だけ膨らませてエロいことしか考えません。まさにヤバイやつですが、多少の差はあっても、この中学生から高校生にかけての思春期マインドに覚えがある人は多いでしょう。感情移入の度合いが半端じゃないし、この市川の造形のおかげで、市川になって山田に恋をするという視点が一切ぶれません。モノローグが基本市川側というのもそれを補強しています。

 恋愛に至るまでに、図書室という狭いスペースで時間を共有し、いろんな出来事を重ねて行くうちに、お互い興味がでだします。山田にとっての市川は単にそこにいる奴、市川にとっての山田は完璧な女で劣等感と性欲のアンビバレントな感情の象徴でしたが、人間味があるだらしないところを知って行きます。

 その結果、お互い興味がでたところで6話です。手をつないだ瞬間に山田が赤くなったのが最高でしょう。制作者もかなり丁寧に描いてました。

 その後は、山田のデレが深まって行くわけですが、同時に市川が成長して自主性が出てきました。そして、劣等感の対象だった山田を守る・かばう・プレゼントをする、というところまで来ました。このプロセスが後半の見どころでしょう。

 最後は告白まで行けばよかったですが、まあ、スレスレでしょう。むしろ市川は絶対告白するという信頼がもてる終わりでかえって良かった気がします。

 自ら手を伸ばして腰の当たりでしたがなんとか触れることができました。しかも、性欲ではなく「つながり」を求めてですから。同時に自分の壁・心の壁に気が付いたのが、本、図書館での出会いからのつながりが良く効いていました。お土産も小道具として良く機能していました。こういう細かいエピソードの連なりが大きなストーリーの流れになっています。

 ラブという点の描写ではやはり本作がNO1でしょう。ストーリー・構成・演出・演技。すべてが本当に良かった。

 作画もいいし、萌え絵じゃないのも感情移入しやすくて良かったです。背景美術にも丁寧で構図が良く、遠近感や光の工夫など好感がもてました。音楽もOPEDも良かったです。

 この2,3年で見たラブコメの中では最高だと思います。もっとさかのぼってもここまで丁寧に心情の変化を描いた作品は数少ないのではないでしょうか。


追記 2期発表ありましたねえ。うーん。1期で完璧だったからこの先どうなるんでしょう?一回大喧嘩するとか、山田がNTRされるとか、別れるとかならいいですけど、ダラダラ展開でがっかりしないようにあんまり見たくないかも。







 以下 視聴時のレビューです。

第2話 脅威的な画面。技術の凄さに注目。話は毒があるけど面白いです。

{netabare} しゃべる古見さん、ハードコア高木さん、Sを隠す長瀞さん、という感じです。ですので、設定やストーリーはまあ、そういう感じだと思ってください。

 本作の見るべきところは画面です。いや、これも「おにまい」と同様、すごいアニメのレベルですね。と思ったらシンエイ動画でした。「高木さん」のところです。高木さんもすごかったですけど、更に進化しています。CGはもちろんですが、フイルムライクな色調といい、ボカシ(被写界深度)を使った遠近感といい、光の使いかたといい、構図、カメラワーク、ちょっと他社では見ないレベルの作画です。

 2話の13分18秒くらいのところの胸ユレですけど、陰影を見て下さい。アニメ的なベタ塗りの彩色ではないですよね。球体の陰の自然なグラデーションになっていました。ということはこの絵柄で人物は3Dモデルということかなあ?新技術は正直もう処理が凄すぎてよくわかりません。

 背景美術が実写を取り入れているのかもしれませんが、色調の具合で違和感なく処理できています。「ヤマノススメ」の4期とかこういう感じで作ってほしかったなあ。
(いや、実写じゃなくて3Dモデルで背景を作ってるのかなあ。テクスチャが実写取り込みなのかもしれません)

 そう3Dというかモデリングとアニメっぽさが高度に融合して新しい感覚の画面を堪能できます。

「おにまい」とは別の意味で非常に美しいアニメを堪能できます。ストーリーも何番煎じかわかりませんが、つまらないわけではないので、視聴継続ですね。

 そうそうOPEDは曲もいいですけど、本編とは違う雰囲気の背景美術がまた美しいです。{/netabare}


6話 なんか男子の妄想というには違和感があると思ったら女性原作でした。となると原作者のTS願望?

{netabare} ストーリーはしっかり「ヤバイ」ですね。性の目覚めをしっかりと描くと同時に、その時代の男子生徒の欲望とか妄想を描こうとしています…が、なんかちょっと違和感を感じるんですよね…中二病男子って女子に対してあそこまで積極的になれるかなあ??とか、もっと自分に嘘をつくだろうとか…うーん。

 と思って調べたら、女性作者でしたね。「みつどもえ」の人ですか。変態ロリJS作品の人…となると、変態ですね。変態女子が男になって美少女と付き合うというTS妄想でしょうか?不思議な倒錯感を感じる、見た目よりも爽やかでない何かを感じます。

 原さんというかなりグラマーなキャラがやけに丁寧に描いているのが気になります。原作者の理想がヒロインで現実は原さん…なんでしょうか?

 とまあ、なんとなくですけどラブコメの皮をかぶった原作者のTS妄想の気もしてきますが、1,2話が接触編で、3話以降で接近して、というプロセスがちゃんとあるし、各エピソードが面白くできているので、予想とは違う雰囲気ですが面白いです。{/netabare}


7話 なんか、悶えるんですけど。

 7話来てましたね。いや、山田さん、デレすぎでしょう。ヤキモチが可愛いです。うーん、理屈をこねましたが、〇〇さんものの中では進展がいいですね。長瀞さんと古見さんのいいとこどり?

 今週の山田さん、絵も良かったですね。気合いの問題かなあ。


9話 山田可愛すぎでしょう。心の変化が丁寧に描写されていて、非モテと美少女の恋愛もの…いや、ラブコメ全般から言っても最高です。

{netabare}非モテが気にするほど美少女はキモとか言わないというところから始まって、図書室で時間を過ごす関係、なんか面白い奴、そして…という描写に6話かけているのが素晴らしい。
 で、6話の図書室の食べ物のエピソードで手を握られて、すっかりやられてしまった山田さんですが、まあ、それ以降可愛い事。ヤキモチ妬いたり、一喜一憂したり、照れたりのそれぞれが良いです。

 その一方非モテ男の心理と言動を丁寧に描きながら、性愛…つまり美少女と言うことでエロと劣等感の対象でしかなかった劣山田のことを女性として、人間として見ていくようになるプロセスに成長が、そして恋愛感情が育ってゆく様が見て取れます。

 最高ですね。一緒にいる時間の長さと、ふれあいの瞬間と、相互理解が恋愛に発展してゆくという、昨今のラブコメとしては描写を省略するところをものすごくエモく描けています。

 一方でモテる男の振舞いの描写の対比がいいですね。黒髪短髪の子とかコロッとやられているところなんて結構リアリティがあります。もちろん、モテる男でもいい奴はいますけど…と言いたいところですが、非モテから見ればまあ「モテる男、全員死ね」ですから、痛快でした。

 あだち充さんは描けないし、「着せ恋」が描き切れない部分、非モテと美少女の恋愛。もう終わりでもいいくらいですけど、続くんですね。何か面白い視点が出てくるんでしょうか…そうか、非モテの主人公の成長…つまり、自力で告白?あと3,4話なら丁度いいかもしれません。 {/netabare}


もう11話かあ…最終回が寂しい作品は久々だなあ。

{netabare}  ああいう田舎がうらやましいなあ。民宿でいいから磨き込まれた風格のある木造の田舎づくりの建物で雪の季節に過ごしたいです。そう思わせる画面作りのレベルはやっぱり高いです。

 で、相変わらず主人公は右手を動かすことを考えてしまいますが、そこはもともと思春期の生々しさはテーマでしたし正直だと思います。美少女があの格好だとしたらそれは健全とも言えます。
 その罪悪感と恋愛感情の折り合いって、あまり描かれない部分です。最近性欲そのものを忌避する風潮を感じなくはないので、こういう部分を描く作品があってもいいでしょう。「着せ恋」の五代君は結構やってましたね。

 で、お土産を自主的に買ったり、ラインを自分から送るなど成長がいいです。この作品のいいところは山田と主人公の「変化」です。
 あの女子も指摘していましたが、主人公が山田を思ってがんばってます。これが本当に甘酸っぱい。甘酸っぱすぎて悶えますけど最高です。

 ということで、今期ラブコメは今のところ豊作でした。本作、「スキップとローファー」「事情を知らない転校生がグイグイくる」の3本ですね。「おとなりに銀河」はいいですけど、淡々としすぎですねえ。

「久保さん」はあまりにご都合主義なので早々に脱落。「インソムニア」も悪くないですが、病気が中心になりそうなので脱落です。「六道」はいつの間にかどこのサブスクで無料で見れるか忘れて放置中です。

 それにしても本作はいいです。最終回を迎えるのを寂しく感じる作品は久しぶりです。{/netabare}

投稿 : 2023/12/01
閲覧 : 458
サンキュー:

31

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

山田の愛らしさにやられてしまいました><;

令和の「かぼちゃワイン」?
ま、カップルのタイプとシチュエーションはだいぶ違うけどね。
硬派に捕らわれていた青葉春助が令和の世で、厨二とこじらせに捕らわれたと考えれば、かすってはいるのでは?
物理的なサイズ感は似たようなものだしw
女性側に少しスキがあったり、ガバがあったり、人懐っこいのは共通しているかも。

今の世でこれを言ってしまうと、叩かれることを承知で言うとすると・・・、
女性は少しスキがあったり、ガバがあったりする方が絶対にモテるし、可愛がられるし、幸せに近づきやすいと思う。
そして、(叩かれないようにw予防線を張っておこうw)逆もまた真成りという事で、野郎の方も多分そう。
中途半端にカッコつけたり、完璧にできる事なんてないのに完璧主義を気取ったり・・・、見栄を張る奴はモテねぇし、幸せからも遠ざかりがち・・・。

と、小僧時代の自分にコンコンとお話をしてやりたいくらいです。


なんて、所感を漏らしてしまうくらい、この作品の序盤を観た私は「・・・だよなぁ・・・」って呟いたのです。


正直、私はこの作品の主人公である市川くんはキライです。
なんて言うか、小僧時代の自分を見ているようで、穴掘って、また埋めなおしたいぐらい・・・、それぐらいのこっぱずかしさが次から次から、止めの無いように湧いてくるのです。
まったく・・・、まったくもって不快ですw!!

・・・つまり、それぐらい「深く共感」してしまったのです。

思えば、山田さんほど、積極的にでは無かったかもしれませんが、いろいろと女子にかまってもらった案件に、前述したような市川パターンで応えてしまったような記憶がうっすらと、しかも次々に浮かんできてしまいました。

まったくもってバカですね。
男女間の仲という意味でも大馬鹿ですが、人間同士のコミュニケーションという意味でも大バカです。
振り返ってみれば、失礼極まりなく、(色恋と言う訳だけではなく)相手方の思いも踏みにじっていたかもしれません。
そういった、
人の思いを粗末に扱うヤツがモテる訳ないんすよ・・・+_+;。
と言う訳で、私の学生時代は本当にツマラナイモノニナリマシタ。

この点については、後悔というよりも、そういう対応をした皆さんに申し訳ない思いでいっぱいになってしまいました。


 今、その時代を生きている皆さんがいるとしたら、かまってくれる人の好意は「素直」に受けましょうw。
相手に純粋な興味を持ち、つまらない見栄を張ったり、カッコつけたりしないで等身大の自分で向き合った方が絶対にいい方向に進むと思います。
感謝こそすれ、絶対に人の「思い」や「関心」を粗末に扱ってはいけませんよ。
オジサンからのアドバイスです。





いやぁ、こっぱずかしい事を書いてしまいました。

さて、作品のお話に戻りますね。

いつもどおり、内容について縷々書くことはしないのですが、私の記憶の恥ずかしいところと共通しそうなキャラ、市川くんが少しづつ変わっていくところは良かったですね。
変わっていく市川くんが「その年代なりのバカ」なのはその年代を過ごした同性としては共感できます。
まぁ、そんなもんです。
そして、山田さんとイイ感じになっていく様は、ちょっとうらやましかったですねw。

そして、山田さんですw。
まー、いいキャラクタですねぇ。
実際、こういう女子がいたら大変でしょうねぇ(どっかにいるかもしれませんが、もはや私には関係のない世界なのでw他人事ですが)。
アニメの中の人として見ても、とても可愛らしく、魅力的でした。
まずもって、観ていて楽しいw。
性格も素直ですし、女子らしい計算もしているようです(ガバですが)、そして大食い、もとい美味しそうに楽しそうにものを食べる。
重ねてになりますが、本当に楽しいキャラだと思います。
私は市川くんを見ていると恥ずかしいので(何がw?)、山田さんを見る事に全振りしていました。

あと、取り巻きの女子たちもいいキャラしていましたね。
特別にフィーチャーされる回、エピソードは少なかったように思いましたが、ガヤガヤ、ワイワイと楽しかったです。
個人的には、何かあるとよかったかな、と思っています。
どうやら2期が既に決まっているというお話も聞きましたので、今後何かあるかも知れませんね。
そんな中、原さんは少しスポットが当たっていました。
過去の例を参考に推察すると、案外このような女子が男女的に進んでいることが多く、早々にいいお母さんになったりすることが多い気がしますが、まぁ、これも追々何かあるのかもしれません。


最終盤では、市川くんのお姉さん:香菜さんも山田さんに絡んできて面白さ倍増しそうな勢いです。

山田さんは、モデル他芸能活動もしていますし、今後、いろいろな壁や障害が出てきそうですが、そこらへんもどうなるのか楽しみです。


市川くんを見るのは、これからも、こっ恥ずかしさ満点な気がして怖いのですが2期も楽しみになってしまいました。

個人的には少しネガティブな感情、記憶も蘇ってきましたがw
こういった事を思い起こさせてくれるアニメも楽しいし、そういったアニメを受け止めて視聴できる自身の振り幅もキライじゃないし、なによりも多彩なジャンルのアニメーション作品が存在すること自体が素晴らしいと再確認できました。
やっぱり、アニメは面白く、楽しく、素晴らしいエンターテインメントの1つだと。

投稿 : 2023/11/27
閲覧 : 517
サンキュー:

37

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

中学生のもじもじ恋愛

初回放送時はタイトルから「猟奇バトル物」と勝手に思い込んで見ていたので、再放送していたのを全話再視聴した。

やっぱり名作は何度見ても面白い。
各話最後の『“桜井のりお”の解説』も良かった。


主人公の「市川京太郎」

彼はまず
「山田杏奈の名誉を守る」
「山田杏奈が不利益を被るのを回避する」
を、第一に考えて行動する。

そのあとで自分が恥を掻いたり、不利益を被ったりしてあたふたしている。


好きな相手に対して、ひたすら誠実なのがいい。(まあ、性的な興味が旺盛な中学生男子ではあるが)

このアニメ内にも出ていた『Re:ゼロから始める異世界生活』。
「リゼロ」の主人公スバルは、好きな子が困った状況になる事も平気でやる。
スバルは
「○○が好きな“自分が好き”」
なナルシストなので、「好きな子の状態」に感心がないのは、まあ当然だろう。

「リゼロ」のスバルが善人の振りをした悪人なのに対し、市川京太郎は「山田杏奈の状態」を常に気にしていて、非常に対照的だ。


おかしな行動をするマイペースな山田杏奈。それに一人で突っ込みをする市川京太郎。

それだけでも十分面白いが、山田の市川に対する「興味が好意に」変わった後。モジモジしながらもガンガン攻めてくる山田も面白い。


二期が楽しみな作品。

投稿 : 2023/11/01
閲覧 : 152
サンキュー:

17

ネタバレ

ナノトリノ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よい出来。2期も期待。

原作既読、大好きです。
丁寧にアニメ化された本作は出来栄えも充分。
2期も決まり更なる期待が膨らみます。
願わくば一期を超える二期というアニメでは珍しい部類の発展を望みます。

{netabare}
以下ぼんやりとした印象やふわっとした感情・個人的趣味嗜好だけで書きます、と前置きをした上で。

よいアニメ化でした。
だけどもっと行けたでしょうってのが第一感。
激戦区と謳われた春アニメ組でも間違いなくカースト最上位の部類でしょう。が、自分の中では春組でぶっちぎって(自分の中の)学年一位あるいは校内一(ここ3年で最高)まで狙えるポテンシャルがあると思っていました。

個人的にはアニメの絵は綺麗過ぎます。
原作絵が持っていた荒いけど生々しい身体性のようなもの、エロいとかとはまた別の、思春期男子の隣の席からグイグイ来る女子の制服越しに触れている腕から伝わってくる伝導熱とか、その体温高そうな全身からオーラのように発せられて頬に感じる輻射熱とか、別に何も匂ってくるわけでもないのに鼻腔に感じる湿度みたいな。なかなかキモイな。そういった「近さ」がアニメ化の際に削られたように思います。

原作由来の下ネタも今の時代よくやるなというレベルで映像化されていますがさすがに完全準拠は避けています。なにしろ自転車二人乗りすら厳しいご時世です。アニメ化するに当たり色々ととんがってるところは丸め込むのが順当です。
結果「刺さる」タイプだった原作が「沁みる」系にクラスチェンジしたように感じます。

この辺は個人的印象と好みの問題ですのでなんとも。
現に割と人を選ぶであろう原作に比してアニメはより広い層の支持を受けることができたようにも思います。

{/netabare}

投稿 : 2023/10/23
閲覧 : 70
サンキュー:

10

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんともヤバいふたりが・・・♡

この作品、スタート直後に、0話切りしかけてしまいました。
だって放送開始早々、主人公の市川はクラスで目立つ美人の山田杏奈を、
「いたぶって殺して鑑賞する」という暗い暗い欲望に支配されていて、{netabare}
これ、ムリ~って思っていたんですが・・・
それが、
1話終盤で、山田を守ろうと、まさかまさかの自転車投げ!www
あれ?これはちょおっと面白くなるかも?って・・・


山田と市川の二人の、セリフやキャラ設定といった描き方が、
丁寧で細やかで、
思春期男子特有の性衝動も含めて、
実にリアリティあふれる感じで。
こういうお話なら、性欲についても、
くどくならない程度に描くのが自然。
そう思える説得力があると思えました。

市川が、自分の欲望が殺意ではなく、恋愛感情だと気づいて、
知らずに涙がこぼれ落ちてしまうシーン!
私の気持ちは、これで市川に、大きく傾きました。
(正直、それまでは、陰キャでおチビさんで、
頭の中だけで言葉がグルグル回っているキモキャラでした)
「好き」を自覚してからの、市川の山田に向ける視線と行動が、
可愛くて、魅力的でした。
近くで眼に入れてしまうとドキドキ(=欲望?)が止まらなくなるのに、
それを断ち切ろうと目をつぶるとか、とても優しい。
(それでも匂いとか息遣いとかにヤバくなるけどw)
山田を思いやっての行動を無自覚的にやってしまうのに、
自分は陰気なキモキャラだから。と、一歩引いて、
スタンドプレーに走らないところが、とても誠実。

そんな市川を見て、最初は好奇心から近づいて来た山田が、
出版社での無邪気な市川の笑顔や、自分に向ける思いやりに、
好意を抱いて行くようになる過程が、とても素直で丁寧です。

「山田しか見えない!」と叫ぶ市川の言葉に、
単に黒板を見るのに山田がジャマってことなのに、
それを聞いたときの山田はもちろん、
誤解される言い方しちゃったことに気づく市川まで、
二人揃って照れまくるところとか、
笑うところなのに、キュンキュンしちゃってww

最初のうちは、ほとんど頭の中のヤバい妄想と、
言葉を発することの出来ない無言ツッコミと、
悲しい自虐的な気持ちだらけの、
市川のモノローグに縛られていたストーリーが、
山田の、無邪気で天真爛漫でドジっ子すぎる行動に振り回されて、
二人と、それを取り巻く世界が徐々に広がっていく様子が、
自然で、きれいで、可愛くて。
「ああ。中学生だなー7!」って微笑ましくて。

「マジ、キモい」という映画のセリフの練習をしていて、
市川のひと言に「もうムリ!」と笑う山田の満面の笑顔がなんとも素敵すぎて、{/netabare}堪りませんでした。


{netabare}羊宮さん、去年から活躍著しい感じですけど、
この作品でも素敵な演技で、魅力満点でした。
セリフや場面でコロコロ変わる声色って、
アニメ的には本来良くないかもですけど、
こと、この作品では山田杏奈の人物像を、
すごく素敵にしてくれていたと思います!


2期制作が決まったようで、ラストに告知が出ていて、
「キスまで〇日」と書かれていましたけど、
その手前まで、その辺がいちばん面白いし、
観ていて楽しいと、なんとなくそう思えてしまう。
できればその手前でエンドマーク打って欲しいなんて思ってしまう、
そんな二人の幼い恋物語、満喫出来たのでした。{/netabare}

投稿 : 2023/08/27
閲覧 : 320
サンキュー:

36

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私の大好きな場所

最初は市川君がかなり痛々しくてこんな主人公のラブコメ見たくないなーって思ったけど、痛々しいのは最初だけでしたね、好きな作品です!

{netabare}
人が人を好きになる理由って人それぞれですよね、どこに惹かれるのか、なにがきっかけになるのか
この作品の魅力は、人が人を好きになる理由、きっかけに説得力があるところ
(からかい上手の高木さんと一緒で、放課後の図書館に二人きり?っていう不自然な二人だけの世界はあるけど)
市川君の人のよさを描くだけじゃなくて、ちゃんと安達やチャラ先輩っていう悪い例も見せて山田が市川君のどんなところに惹かれたのか視聴者に想像させるところが上手いと思いました

見ていていいなーって思えるエピソードが多くて応援したくなる関係でした、近くで二人のことを見守れる山田の友達がうらやましい
山田さんと市川君の人がらの良さと純粋な気持ちに感動しました!
温かい気持ちで見守れるとてもいいラブコメでした!

{/netabare}

【山田と市川の関係が素敵】
{netabare}
わたしは山田も市川も人としては好きだけど、ラブコメのキャラとしてはあまり好きなタイプではないです
それでもこの作品には強く惹かれました

市川君はずっと僕のような陰キャを山田が好きになるわけがない、山田が困っていたら助けたいけど声をかけたらきもち悪がられると本気で思っていて、いつもさりげなく山田を助けようとします、自分がしたことだとは気づかれないように
山田が好きだからっていうのもあるんでしょうけど、山田に好かれたいから助けるんじゃなくて困っているから助けたいっていう純粋な気持ち
それを山田が気づいて、外見じゃなくて中身を見て惹かれていくのがすごくいい関係で二人の事を応援したくなる

「長身モデルで明るくて人気者の美少女が背が低くて陰キャの男を好きになる」
「陰キャの妄想!?」ってふつうは思いますよね
この作品のテーマは、そんな恋物語もあるんだって視聴者を説得することだと思う

まず、山田ってぽんこつで不思議ちゃんなところあるけど
家では優しいけど外だと厳しい母親とか仕事への姿勢とか見ると育ちがいいというか、ちゃんとした親のしつけをうけた子なのはわかります

育ちがいい人って、人のことをよく見ていて付き合っちゃいけないタイプとは自然と距離をとる人が多いような気がするんです
山田さんもきっとそうなんじゃないかな?って
作中で山田は安達やチャラい先輩に言い寄られていました
きっと、こんなしょうもない男にいっぱい言い寄られてきたんでしょうね
山田さんは軽薄で中身がない男のアピールにうんざりしているところを、市川君の打算のない優しさに惹かれていったんじゃないでしょうか?

私的な意見になっちゃいますが、実際に山田と市川君みたいなカップル身の回りにいるので、あり得ない話じゃないんです
172cmある可愛い女子と160cmくらいの無口な男で、びっくりするくらいこの二人にそっくりです
どういうところが好きなの?と聞いてみると、無口で怖いと思っていたけど困っている人を放っておけない優しいところを何度も見て好きになったって言っていました。彼氏さんには話を聞けなかったけど、彼女さんいわく、チビなんて相手にされないと思っていたと言われたそうです
なんか、市川君と似ていますよね

{/netabare}

投稿 : 2023/08/24
閲覧 : 496
サンキュー:

42

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「んなわきゃない」のオンパレード

厨二病キャラが好きで面白そうだったので観ました。
さえない陰キャの主人公のことをなぜかハイスペック女子が気に入るという不可解な内容ですが、主人公とヒロインのキャラが可愛かったので見れました。
普段はまず見ないジャンルのアニメですがたまにはいいかもです。ただ、2期を見るかどうかは微妙です。

投稿 : 2023/08/19
閲覧 : 170
サンキュー:

5

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

視聴完了
全12話

ジャンル
ラブコメ

タイトル由来
主人公の気持ち

設定
現代日本中学生

前置き
たまたまだが小中高大のラブコメ
(事情を知らない転校生がグイグイくる、僕の心のヤバいやつ、スキップとローファー、山田くんとれべる999)
をほぼ同時期にまとめ視聴しており、感想が歪んでいる可能性あり。

ストーリー展開
厨二病でヒロインの子を汚したいと思っている陰キャ系主人公が、ヒロインと関わることにより変わっていく話。
最後は心が通じ合ってハッピーエンド

感想
総評70点
良かった点
キャラ(主人公ヒロインもだが登場人物全員いいキャラ)
悪かった点
特になし。
レビュー
リアル中学生恋愛もの。
そのため大きく盛り上がるシーンもないが、日々の成長と展開はいい感じ。
またそれぞれのキャラと行動に違和感がなく、中学生離れの容姿を持ちモデルもこなす大人な外見な一方、校則を平気で破るが、好きな人との待ち合わせには早く来ると言う中学生らしい無邪気な面を持つヒロインや、エロ坊主などすごく自然。

印象は薄いが、面白い作品だった。

投稿 : 2023/08/16
閲覧 : 111
サンキュー:

7

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

中身はかなり良かった。
久々に恋愛系アニメ面白いと思った。

初めはヒロインデカすぎ!とか主人公小さすぎ。
とか思ったけど、見ていくうちに愛着湧いてきた。

あとタイトルが、もうちょっと他の無かったのかねー・・・
って思った。

まぁどのアニメにも言える事なんだけど、
普通、主人公みたいな陰キャが、クラスのアイドルとあんなに話したりしてると、ヒエラルキートップの奴等からイジメの標的になるよねw
そこが現実離れしてるわw

周りの奴らも、良い奴ばかり。

投稿 : 2023/08/10
閲覧 : 106
サンキュー:

9

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

僕の心のヤバイやつ(タイトルとは違う意味でf^^;)

2023/08/05 初投稿

正直言って,あまり期待もせずに
冒頭はやっぱりダメなヤツだ・・・くらいの感じで見ていたのですが・・・
山田がいい!!
山田が全てをひっくり返して
個人的には中学生の恋愛物として
「月がきれい」と双璧を成すと思っています

中学時代のことを色々思い出して甘酸っぱい感じです
これの前に見た「スキップとローファー」から更に遡った感じでした

中学時代思いを寄せていた子が「勉強おしえて」ってウチに遊びに来たことを思い出したりしました。(遠くを見る目w)
チキンな自分はそこから攻めていけませんでした・・・
そんなすっかり忘れていた記憶を思い出させたりする感じです。


ところで,この作品ちょっとエロ要素強くないか?
と問いかける自分の心の声があるのですが(自分基本アニメに関してはエロ否定派なのですが・・・)
何故高評価なのかというと
そこは,作品タイトルで且つ本レビュータイトルでもある「僕の心のヤバイやつ」に訴えかけてくるからです。
恥ずかしいので畳んでおきますが
{netabare}
例えば元バレーボール日本代表のK村選手とか自分的にど真ん中なのです・・・
後は察して下さいw
{/netabare}
そんなわけで山田が愛おしすぎるのですw

静まれ,僕の心のヤバイやつ!!ww

投稿 : 2023/08/05
閲覧 : 358
サンキュー:

32

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

山田を好きだとわかった所で山田はぁぁぁ

高木さん系作品だと思われる作品。元をたどれば初期のタッチの達也と南を連想してしまうのだが…。僕ヤバは他の高木さん系に比べカップルの落差が大きい。最初は主人公の陰キャっぷりが強いが5話から二人の距離感が近づき面白くなる。
山田が市川が好きな所は安定の王道だが、市川の山田への惹かれ方がヒロインっぷりがたまらない。
この系統はお互いの気持ちが平行線になりがちなのに、後半も盛り上がっていく。成長要素が強いと面白いなぁって改めて思わしてくれる作品だった。

市川姉の声はやっぱり華があるなぁ

100点中79点

投稿 : 2023/08/05
閲覧 : 89
サンキュー:

11

ネタバレ

zuru さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

なにがいいんだか?

2話まで視聴。
ヒロインが主人公に無意味に懐くのはなんだかなあ。いろいろ理由が語られそうだけど、基本的に女の子って主人公みたいなのキライだよね。

投稿 : 2023/07/31
閲覧 : 98
サンキュー:

6

ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

曲目当てで観てみたらハマった(2期楽しみ)

原作未読
1,2話は個人的に主人公のキャラがあまり好きではなく微妙、3話の展開で流れが変わり、一気にラブコメらしくなる。主人公がコミュ障のはずだが急にヒロインと吃らず喋れるようになるのは少し不自然(3話辺り)だがこの先の展開と尺を考慮すると英断だとも思える。(追記:2期あるなら距離の縮め方をもう少し丁寧に描いて欲しかった。)ラブコメでよくいる鈍感系主人公ではなく、自分を俯瞰的に見つめている所が好感。光の演出が物凄く印象的。地味に下ネタを濁さずに発言していて一驚。作画も高いレベルで安定していてキメのシーンは凄い。主人公とヒロインの絡みは今期でもかなりの癒しで久々にニヤニヤ、ずっと観ていたくなるタイプの作品。これは原作を買いたくなる...

投稿 : 2023/07/30
閲覧 : 249
サンキュー:

19

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春ラブコメ!!大好き、キュンキュンする!!

少し前に漫画で読んではいたが、面白かった記憶があったのでアニメも視聴。
前話見た感想としては……すごいよかった!!
物語は文句なく面白い。
ちょっとずつ二人の仲が縮まっていく感じがいい。
山田は美人なのにかかわらず天然なところのギャップがまたいい。最高。
市川は最初は変なキャラを強調していたが、中盤あたりからは普通の陰キャだった。
音楽はヨルシカでめちゃくちゃよかった。
アニメを見ようと思ったのはこのOPがあったから。

総評として、これぞ青春ラブコメって感じでキュンキュンするポイントがいっぱいあって、めちゃくちゃ刺さった。
早く2期みてぇー!

投稿 : 2023/07/29
閲覧 : 96
サンキュー:

19

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見た目は大人、頭脳は子供!

……僕の心のヤバいやつ、山田杏奈!

身長を始めとして各部位の成長著しく、華やかなクラスの人気者。

そんな山田を視界の端に捉えつつ、クラスメイトにも馴染めない自身と対照的な山田に殺意すら覚え「殺すノート」に書きつける市川京太郎。

だが、山田杏奈の実体は学校にお菓子を持ち込み食べ散らかすのを始めとして欲求のままに我が道を行く女だった(笑)!


市川も山田もそれぞれに思いやりはあるし、いろいろ気が回るし中学生としてはかなりの物なんじゃないですかね。この年代なら特にそうなんでしょうけど、自身の想いには女の子の山田の方が自覚的な感じで、いろいろと市川との距離を詰めるための行動が微笑ましいですね。

……まあ、主人公市川やヒロイン山田の周りには市川の姉ちゃんや山田の友達女子たちを始めとしていろいろなキャラが出てきますけど、基本的にはみんないい人な優しい世界なんじゃないですかね?(ナンパイ、こと南条先輩を除く)

なお、2期目制作決定らしいです。しらんけど。

投稿 : 2023/07/28
閲覧 : 333
サンキュー:

30

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

恋愛もの

恋愛もの
中学生の恋愛ストーリー

良作

投稿 : 2023/07/27
閲覧 : 79
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3

ダマサキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

数年ぶりにアニメ再開

原作の漫画を先に読んでいたので、アニメが放映されていたと知りすぐさま視聴。漫画にも負けない出来だと思う。簡単に言ってしまうと、不器用な二人の恋模様を描いた作品だが、良い意味で真面目一辺倒の雰囲気ではない。主人公以外のキャラも立っていて、プッと吹き出してしまうギャグも多い。舞台の多くは学校なので、学園物好きな人にも楽しめると思う。

投稿 : 2023/07/24
閲覧 : 81
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9

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読だったが、視聴後に読破。
 ⚪︎⚪︎さん系、あるいはそれに類した構図の作品と同系統の作品だが、これらの作品の多くが
主人公とメインヒロインの1対1の関係に終始しているの対して、本作は南条 ハルヤ、足立 翔と
いったメインヒロインの山田 杏奈に思いを寄せるキャラが登場するのがちょっと違う。
 まあ、話を大きく動かすようなキャラではなかったけど。

 この系統の作品はメインの二人の関係性を主軸に描いていくため、メインキャラの魅力が
作品自体そのものの魅力に繋がっている感があるが、その点では本作のメインである
市川 京太郎と山田のキャラの立て方は見事。
 特にメインヒロインの山田が欠点だらけというところが良かった。
 この系統の作品の基本的構図は
「パッとしない男性主人公が美少女キャラに好かれてしまう」という
逆シンデレラストーリーであり、ストーリー上におけるキャラ設定という点では、
メインヒロインは欠点のない完璧美少女のようなキャラでも良いのだが、隙や穴が多いキャラは
逆に人間的な魅力が増すし、リアリティも感じさせる。
 山田のような欠点はやり方によってはイラッとさせたり、あざとくなってしまうきらいも
あるが、この辺はうまいこと山田というキャラの可愛さに繋がっているように思えた。
 加えてコメディとしての笑いどころでもあるという。

 この系統の作品は「メインヒロインがどうして主人公を好きになったか?」が
描かれなかったり、描かれたとしても割と他愛ないものであることが多い中、本作ではかなり
多くの尺を割いて、そこを描いているのが印象深い。
 個人的にはあくまで二人のいちゃつき具合を描きたいだけでその理由はあまり重要視
していない作品なら、「それはそれでいいかな」と思うし、現実でも過程などない一目惚れも
あるわけだが、本作のように恋愛感情を抱くに至る過程や、その後の二人の関係性の変化を
ていねいに描いてくれると、やはり作品世界における二人の恋愛に対する説得力が増す。
 市川と山田が仲が深まっていく過程においては、それぞれの頑張りも大きく、そういう点で
恋愛ものというだけでなく、市川と山田の成長物語の要素も強いが、ここでは二人の欠点の
多さが伸び代として良い振りになっているみたい。
 こうした関係性描写やキャラ作りのせいか、設定や展開自体はそうあるものではないのに、
作品自体はやけに生々しいものを感じる。

 付き合っているような仲の良さなのに付き合っていない状態が続いていくのは、他の同系統
作品と同じく。
 これらの作品群がなかなか付き合うに至らない要因の一つが男性主人公の自己評価の低さに
あり、本作もそんな感じ。
 ただ、本作の面白いところはメインヒロインの山田も自己評価が低いところ。
 側から見てると、可愛くてモデルもやっているスクールカースト上位の陽キャだが、
本人的には可愛いぐらいしか取り柄がないといったところなのだろうか。

 男性主人公視点中心では話が進んでいくところもこれまた同系統作品に多く見られるもので、
市川の心情はモノローグで語られることが多いのに対して、山田の心情は彼女の行動、仕草、
発言などから推しはかるところが多かったりする。
 ちなみに割と抜けているところの多い山田だが、こと市川と接近するようなことに関しては
頭が回る策士になるところが面白い。
 この市川のモノローグだが、山田のボケが多いため、山田に対するツッコミにもなっており、
笑いどころとしてもうまいこと機能している。

 市川と山田にばかり言及してしまったが、他のキャラも魅力的で、特に同級生同士の
やり取りなどはなかなか楽しかったりする。

2023/07/22

投稿 : 2023/07/22
閲覧 : 82
サンキュー:

7

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良いアニメです。キュンキュンします。

原作読んでますが、アニメになって更に好きになりました。

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 134
サンキュー:

8

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現実にはあり得ない恋だが山田さんが良い

主人公が根暗の陰キャで男らしさもなく、会話も下手で話題も振れず、ファンションセンスも皆無で
山田さんの様な美女が恋する訳もなく
現実にはあり得ない恋だが――しかし山田さんが良い。

投稿 : 2023/07/09
閲覧 : 93
サンキュー:

6

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

文句ない傑作。後からもっと評価されるのではないだろうか

まずはヨルシカのオープニング曲最高に好き。
抒情詩的な歌詞が流れるなか、おもむろに山田が腕を上げる先に、
「うまい棒」があった・・
もう、このアニメを象徴しているかのような描写。
山田の可愛さ爆発のこのアニメ、最高に面白かったです。
というか、ヤバイです。
{netabare}
オープニングの歌詞の内容は市川の心情に合っているのかな。
最終回はそんな市川が心から素直に言った「ありがとう」。
これまでの自分を語り、自分のことを話すことのできた市川。
そしてそれを優しく抱きしめる山田。
傑作ラブコメとしての地位を確立した素晴らしいシーンでした。
{/netabare}
漫画原作も人気があるようだが、確かにそうだろうね。
謎の多い描写が多いらしく、SNSでは謎解きが流行っているそうだ。
アニメでも素晴らしい演出、音楽。欠点なんて無い。
あとから見返すと、いろんな発見がある。
中学生同士の不器用なラブコメだけど、
こんなに感動できるのは演出の素晴らしさだろう。
作画も素晴らしすぎる。
キャラに対する愛が溢れているのでは?

2期が早々に決定したようで、山田と市川の今後が見られるのは嬉しいです。

蛇足ですが、秋田書店だから職業訓練先は「秋田書店」だったのね。
「バキ」や「BEASTARS」が実名で出ているのもその辺があるんだろうね。

投稿 : 2023/07/09
閲覧 : 182
サンキュー:

27

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

意外とコッテリ恋愛ものだった

中2クラスでブツブツと殺害計画を立てるコジらせ男子のイチカワ君と長身モデルでカースト最上位(実はド天然)の山田さんが仲良くなるラブコメ。

天然の「高木さん」、あるいは逆「古見さん」的な流行りの奴ですが、結構盛り上がって往年のトレンディドラマくらいキュンキュンイベント満載の濃いい味でした。

回が進むほど、ラブ>>>コメ なので恋愛物ガッツリ楽しみたい方にはお勧めです。


ところで主人公のイチカワ君ですが中身がイケメン過ぎます。
見た目も割とイケメンです。
「ターミネーター2」のショーン・コナーみたい。

なんだろう、、本物のコジらせ中2男子は中身がコジれてるんであって実際はこうはならないんですけどねー。
何故詳しいかはお察しください。


今回の聖地は洗足。
昔日蓮大菩薩が足を洗ったとかなんとか。これ豆なー

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 98
サンキュー:

10

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思春期ラブコメ

女性作者の作品とは思えない思春期男子のエロ事情を生々しく描く、あっいまヌイたなw前半

後半はヒロインがどんどんデレてもともと近い距離感がより密着して、いい感じになっていったな。

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 75
サンキュー:

4

ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

癖は強めだが面白さは保証できる

主人公の性格や下ネタを連想させる発言には多少嫌悪感を催すが、ラブコメとしては初々しさが胸に来る良作。なんだかんだで市川は良い奴だし山田も可愛い。サブキャラもまあまあ個性立っててキャラ面では不快感を感じたのは最初だけであとはストレスなく見られたかな。

あと脚本が反人類糞作でお馴染みの花田十輝だけど原作ありならいいアニメ作れるのか…何はともあれ2期が楽しみです!

投稿 : 2023/07/05
閲覧 : 85
サンキュー:

6

ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2期まで感想我慢できない!

最終回でまさかの2期発表~!(パチパチ)
来年1月ということで、事前に決まっていた分割2クールなのか、好評を持しての2期決定なのか微妙なライン。
どっちにしても続きが見られるというのは最高の朗報だ。
分割アニメは全部見終わったらレビューというのが基本スタンスだが、あまりに良いアニメだったので我慢できず、ここまでの感想は書いてしまいたい。

個人的には青春アニメの中で所謂"高木さん系"は苦手としていたので、当初の期待度はかなり低めで視聴を始めた作品である。
実際に序盤は「可もなく不可もなく」という具合の評価であった。
ところが本作は作品全体が一気に面白くなる明確なターニングポイントが存在する。
それはヒロインの山田杏奈が主人公の市川に恋愛感情を抱く場面からだ。
具体的には5~6話の中盤に差し掛かかる付近からで、7話以降は視聴意欲も最上位となるくらい加速度的に面白くなる。
なので、今から視聴する人で、もし序盤微妙だと感じても切らずに視聴継続することを絶対オススメしたい。

自分はこれ系の作品において、主人公よりもヒロインの方が強キャラで男子にマウントを取るようなキャラクターは元来苦手であったが、本作ヒロインの山田は、見た目は中学生離れした美人なのに中身は少しポンコツでやや幼さが残る女の子なところが見事に刺さった。
あきらかにカースト下位の市川に対して、上から目線じゃなく正面から接し、淡い恋心を募らせていく過程が無茶苦茶愛おしく、あざと過ぎない天然具合もベストだった。
過去の全アニメと比較してもヒロイン力が最も高いヒロインだったと言っても過言ではないのではないか。

逆目線で主人公の市川の成長も注視すべき。
はっきり言って序盤の市川はキモい。遠くから目にする美少女を独りでブツブツ批評した上でしっかりオカズにする陰キャの中の陰キャ。
そんな彼も、やはり中盤を境に人が変わり、勇気を持って言うべきところは言う、行動すべきところは行動する芯のある男子になった。
第9話における山田からの過剰なスキンシップに対し「もしかして山田は僕のこと…でもそんなはずは…」と困惑する様子も、鈍感系主人公でもなく自意識過剰でもない中学生らしい自然な塩梅で良かったと思う。
そもそもモノローグにおける一人称が「僕」なところからして誠実な性格が見受けられ好感が持てる男の子であった(ゆえに何度かあった自慰ネタは不要に感じた)。

少し残念だった部分を挙げるなら、山田が市川を好きになった理由がやや弱かったこと。
単なるクラスメイトくらいの認識でしかなかった市川のことを「泣いてるときにお茶を買ってきてもらった」「アクシンデントで手を握った」程度でそんな意識することあるかね?っていう…
え、ある?まあ、ブサイクが美女にちょっと何かされたら落ちることは沢山あるだろうが、逆はないんじゃない?w
いずれにせよ、フィクションなんだからさ、もっと深みのある理由付けが欲しかったとは思うのでストーリーの評点だけ少しマイナスにした。
でも物足りなかったところはそのくらいかな。
それ以降の恋を育む過程は文句なし。

最終回は、小学生の頃は普通だった市川がなぜ中学で陰キャになってしまったのかが明かされるとともに、山田に出会うことで救われたことを改めて自覚、声に出して感謝を示すことが出来た重要な回。
第1話であんなキモかった市川が、大好きな子に素直に「ありがとう」を言えるようになった成長ときたら…次は「好きです」をいつ言えるかかな?父ちゃん応援しとるけん!
あ、あと!市川姉が作品を彩る最高のサブキャラだったことにも触れておかねば。
弟のことを溺愛しながらもキーホルダーをさり気なく置いていくなど、気遣いも出来る最高のお姉ちゃん。ゆかりんボイスも何気に完璧な配役だった。
物語はまだまだ続くとはいえ、1クールの締めとして切りのよい最終回であり、ラストシーンで満足感&喪失感ともに最高潮に達し、エンディングからの2期発表のエンドカードで万々歳となった。

余談だが原作者の桜井のりお先生といえば、10年以上前にハマったアニメ『みつどもえ』の作者さんということで、当時から時を経てこのような青春作品を描くようになったことは非常に感慨深い。
自分の勝手な思い込みかもしれないが恋愛経験のない漫画家さんの描くラブコメは凄く面白いと思う。…違ったらすみません(笑)
そんな先生の作品を、脚本&作画ともにこれ以上ないくらいの仕上がりで完成させたアニメスタッフも最高の仕事をしてくれた。
テレ朝深夜枠のアニメでは史上最も面白かった作品だったことは間違いなく、まだまだ上振れの余地あるアニメだと思うので1月からの続編も大いに期待したい。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 81
サンキュー:

13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

僕はまだ恋を知らない

この作品の原作は未読ですが、ヒロインの山田 杏奈役を羊宮妃那さんが演じると知り、視聴を決めた作品です。
羊宮さんもこのところの活躍が半端ありません。
以前のレビューでも触れましたが、これで青二プロダクションの同所準所属というのだから声優さんの業界の厳しさが如実に分かると思います。


“尊死”続出で大反響!
今一番応援したくなる、青春初恋ラブコメ!!
コミックス累計発行部数は 300 万部を突破。
「このマンガがすごい!オトコ編」に2年連続ランクイン、
「次にくるマンガ大賞 2020 Web マンガ部門」では1位を獲得し、
注目を集めている『僕の心のヤバイやつ』。

大人にも刺さる甘く切ないスト―リーながら、
くすりと笑える展開に中毒者が続出し大きな話題を呼んでいる。

そしてついに、2023年4月にTVアニメが放送決定。

監督を務めるのは叙情的な演出に定評のある赤城博昭(『からかい上手の高木さん』)。
シリーズ構成・脚本は細やかな人物描写を得意とする
花田十輝(『ラブライブ!』『響け!ユーフォニアム』)、
キャラクターデザインは勝又聖人(『五等分の花嫁∬』)、
音楽は牛尾憲輔(『映画「聲の形」』『チェンソーマン』)が担当。
アニメーション制作は色彩の美しさに定評のあるシンエイ動画が務める。

さらに市川京太郎役に堀江瞬、山田杏奈役に羊宮妃那を迎え、
市川と山田が織り成す初恋模様をリアルに表現。

原作の紡ぐ世界観、そしてもどかしいほどゆっくりと近づいていく
ふたりの心を丁寧に描いていく。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
そしてあらすじがこちら…


市川京太郎は殺人にまつわる猟奇本を愛読する、
重度の中二病男子。
同じクラスの美少女・山田杏奈をチラチラと見ては、
ヤバめな妄想を繰り返していた。

そんなある日、山田が市川の聖域・図書室にやってくる。
一人だと思い込み、大口でおにぎりを頬張ったり、
機嫌よく鼻歌を歌ったりと、思うままに振る舞う山田。

予測不能な行動を繰り出す姿に、
市川は徐々に目が離せなくなっていき……。


INTRODUCTIONに記載されている“尊死”って…!?
ググってみると、「あまりの素晴らしさによって天にも昇りそうになること。」なんだそうです。

「尊い」という単語はアニメを視聴しているとちょいちょい耳にすることがあります。
いえ、私は「尊い」と思っていただけで、皆さんは「尊死」と言っていたのかな?
「とうとい」と「とうとし」って、文字にすれば全然違いますが言葉にすると発音が似ていますからね。

という訳で、私は「尊死」という単語をこの作品を通じて知った訳ですが、今ではこの作品が「尊死」と言われているかがハッキリ理解できます。

主人公の市川京太郎とヒロインの山田杏奈の立ち位置は真逆…
そりゃ重度の中二病を患う陰キャと、スタイル抜群の美少女で、モデルとしても活躍する学校の有名人ですからね。
本来なら接点が生まれること自体が有り得ないと思うのですが、それが単なる学校のクラスメイトというささいな接点がきっかけで物語が動いていきます。

正確には、市川は最初から山田を意識していました。
理由は、自分は見下されているという被害妄想があったから…
ですが、山田は市川の事は単なるクラスメイトとしてしか見ていなかったと思います。

一昔前に「高学歴、高収入、高身長」という意味の「三高」という単語が流行っていましたよね。
これが当時のモテる条件だった訳ですが、現時点の市川はどれにも当てはまりません。
まぁ、私自身も当てはまっていませんけれど…^^;

そう言えば、最近では結婚相手に求める条件は「三高」より「三低」の方が人気があるそうです。
「低姿勢、低依存、低リスク」で「三低」なんだとか…
こちらこそ、今の市川に当てはまっているかは分からないですね^^;

ささいな接点って、殆どは何事もなく通り過ぎるのだと思います。
きっと、自分自身もそういう接点を山ほど見逃してきた気がします。
ですが、市川と山田の様にその接点に気付き、それを助長させる…
お互いの何気ない…或いは咄嗟の一言に相手を意識せずにはいられなくなる…

この一連のやり取りそのものが、この作品が「尊死」と言われる所以なんだと思います。

物語の後半にもなると、山田の態度は露骨でしたね~。
あ、これは悪い意味じゃないですよ。
自分が望むのにあと少しの勇気が足りなくて踏み出せないことってありますよね。
それをあっさり友達に出し抜かれたりすると、やっぱり面白くありませんよね。

あと少しの勇気が足りない時なんて山ほどあります。
大概はそのまま収束してしまうのですが、山田は違いました。
本当に大切なモノを掴み取るには、時には自身で動かなければならないことを知っている女の子でした。
あとは、物語を実際に視聴してキュンキュンになて欲しいと思います。

オープニングテーマは、ヨルシカさんによる「斜陽」
エンディングテーマは、こはならむさんによる「数センチメンタル」
ヨルシカさんの「斜陽」はムッチャ胸に染み入る楽曲でした。

1クール全12話の物語でした。
しっかり堪能させて貰いました。
当然続きも気になっているのですが、既に2024年1月より第2期の放送が決定しています。
きっと最初から続編ありきで制作されていたんでしょうね。
あと半年後…なんてあっという間です。
冬アニメでの放送を楽しみにしていますね。

投稿 : 2023/07/03
閲覧 : 114
サンキュー:

28

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

身悶えする

 内面にかなり無理をして危なっかしい感じを演じている、文字通りの厨二……じゃなくて中二男子と、外見に内面が追い付てない危なっかしい感じの同い年の女子とのラブコメ……いやいやこれ……原作は渋谷デート辺りから読み始めたけど、それ以前っから結構こんなに甘い感じだったのか……
 男子だったら百人中百人が目を奪われてしまうような見目麗しい子がクラスに居るだけで青春の良い思い出となるだろうに、なおかつお近づきになれるとは……まあこれも主人公がそれなりに良い奴だから成立するお話で……羨ましくなんてないやい!本当だぞ!これくらい盛られてると純粋にファンタジーと割り切れてよいものだと思います。

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 77
サンキュー:

13

ひなぼたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

それって僕の感想ですよね?

青春ラブコメ
からかい上手の高木さん見れるならこちらも見れる筈

ここから気持ち悪い感想
過ごしてきた学生時代によって評価がガラッと変わる系

①女子と全く交流なかったタイプ
嫉妬に狂うか共感できない為視聴困難、若しくは恋愛妄想が捗りアリなのか?

②女子と少しではあるが交流があったタイプ
共感ができ「これって俺じゃん!」と高評価!

③女子と普通に交流があったタイプ
異性としてあまり見てなかったか、陽キャの気質で共感できない為視聴困難

④ヤリチン
そもそも見ないか視聴切安定

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 72
サンキュー:

6

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

どっちがヒロインなのか

非常に面白かったので、久しぶりに感想を書いてみようと思った作品でした。映像もよかった。
山田がヒロインなのですが、見てると市川がヒロインに見えてきました。
壁ドンされ、ハグされるのは市川で、どう見ても市川がヒロインでしょ。
タイトルからして最初は闇深な鬱作品なのかと思ったけど、ラブコメストーリーでした。
2期もすでに決定したのはうなずけます。この先どう進むのか楽しみですが、原作未読のまま2期を待ちたいと思います。
姉訳の田村ゆかりさんは流石ですね、いつまでもあの声を保持し続けるのは。
それにしても山田はいつも食ってるな。

投稿 : 2023/07/01
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僕の心のヤバイやつのストーリー・あらすじ

市川京太郎は殺人にまつわる猟奇本を愛読する、重度の中二病男子。同じクラスの美少女・山田杏奈をチラチラと見ては、ヤバめな妄想を繰り返していた。 そんなある日、山田が市川の聖域・図書室にやってくる。一人だと思い込み、大口でおにぎりを頬張ったり、機嫌よく鼻歌を歌ったりと、思うままに振る舞う山田。予測不能な行動を繰り出す姿に、市川は徐々に目が離せなくなっていき……。(TVアニメ動画『僕の心のヤバイやつ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

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