えりりん908 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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スキップとローファーの感想・評価はどうでしたか?
えりりん908 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ゲリオ さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
これ、序盤は今期の目玉に躍り出てた青春アニメだった。
中盤以降は思ったほど伸びずに「普通」に終わったけれど、そこは原作有り作品における尺の都合で仕方なかった部分もあるのかなぁと、詳しくは後述。
メインキャラの男子(志摩君)がイケメンなので、パッと見だと『君に届け』のような少女漫画風の恋愛アニメに捉えられがちだが、終わってみればあまり恋愛展開にはならなかったね。
男女が登場する青春作品である以上、色恋沙汰が全く無いわけではないが、まだストーリーがそこまで辿りつかなかったというか…おそらく今後の展開で発展していくと予想されるも、少なくともアニメ内のお話限りでは恋愛ものではなかった。
本作の魅力は「ハートフルな人間関係を構築していくキャラクタ―たち」であろう。
中心となるのは主人公の岩倉美津未。
見た目は至って普通の、田舎から都会の高校にやってきた15歳。
少女漫画などの女子高生が主人公の作品って「主人公が可愛くない設定」のはずなのにキャラデザがどっからどう見ても美少女なことが多々あるけれど、本作の美津未は本当に普通のルックスに描かれていることに強い拘りが感じられる。
彼女の実直で裏表ない性格に、都会の擦れた少年少女たちの心が洗い流されていく…みたいなストーリーにほっこりした。
cvを担当した黒沢ともよさん(ご結婚おめでとうございます)の演技が見事にハマっており、やもすればモブと間違えられそうな見た目の主人公の魅力を大いに引き出せていた。
三者三葉のクラスメイトの女子と仲良くなっていく過程が中盤までのハイライトで特に第5話のバレー回が個人的ベストエピ。
自分と真逆の性格の美津未のことを内心小馬鹿にしていたミカが、互いの真剣なやり取りを通じて美津未のことを認め、自身も成長していく感じが青春全開だった。
さて、この辺までは今期の覇権まであるんじゃないかと予想していたはずなのに、終わってみれば「普通の良作」に収まってしまった原因について。
それは、1クール全12話という縛りがある中で、原作の枠に区切りとなる適当なシナリオが存在しなかったことが一番に挙げられるのではないか。
や、たしかに文化祭は高校生活における重要なイベントだし、濁されてきた志摩君の過去にスポットが当てられてはいたが、そこに主人公の美津未が重要なポジションに関われず、これまで人間関係の構築の中心にいた美津未が最後の最後に本当にモブになってしまったのが残念だった。
志摩君の家族や昔の友達の問題に決着した感じはなく、モデルの女については子役時代にどんなトラブルがあったのか定かではないが、仮に今後続編アニメが作られないのであれば全カットでも問題なかったキャラだ。
なんというか作品を締め括るにはモヤモヤした最終回に感じてしまった。
とまぁ、名作になりきれなかった原因を少し述べたが、これはアニメも原作も全く悪くない、仕方がないことだ。
すべての作品が「アニメ化したときのために序盤のクライマックスエピソードを用意している」と、そんなはずがないのである。
つまるところ1クールで描くには勿体ない作品だったということがズバリな話。
まだ原作が続いてること以外、今後のストーリーは全く存じないものの、多分だけど最終的に美津未と志摩は付き合うことになるし、それから2クールのアニメを制作しても良かったのでは?と思う。
制作はP.A.WORKS。
PAさんと言えばオリジナルアニメだけど、実は原作付き作品を丁寧にアニメ化することにも定評があり、直近だと『パリピ孔明』が挙げられる。あれははっきり言ってしまえば「出オチ作品」だったから1クールアニメで全力を尽くすので正解。
一方でスキローのような安定感がある作品は、それこそ昔の『君に届け』『のだめカンタービレ』の如くじっくり20話、30話かけてアニメ化して頂きたいところ。
が、昨今の業界は簡単に数クールアニメを作るのが難しい状況にあり、特にPAはここ数年で2クールにしたことで失敗した事例が複数有るからね…
しかもPAは「2期を作らない」ことでも知られるアニメ会社。
密かに最終回後に2期決定のアナウンスがあるのではないかと注目していたけど何も無くて残念無念…
重ねて言うけど1クール作品に終わらせるには勿体ない限り。ストーリー&アニメーション&キャスティング&音楽、すべてが魅力的な作品だっただけにね。
PAさんの地力を改めて実証した作品であり、マジな話で2期お願いしたい。
みのるし さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
高偏差値高校のラブコメだとぅ?
筑波大付属みたいなスーパーキッズが全国から集まる高校での青春物語ってかよー。
へー。そらまたえらい縁遠いハナシで。
ボクのようなぼんくらにはおそらくピンとけえへん話にちがいないすわ。
…っと思って片目つぶりつつ1話見てみましたが。
うわーなんだこれー!!!
始まってすぐのOP見てもうだめだ。完全に心奪われてしまった!
かっ!かっ!カワイイ!
かわいすぎやん!
OPのダンスシーンのゲキレツカワイイったらない!
ふたり顔合わせて手ひらひらさせるとことか~。
ナニあのダンス!?
やー。オタ恋やお耳に合いましたらのダンスもよかったけどこれはそれ以上だ!!
もー配信されてるノンテロップOP何回見たことかー。
はーはー。
ちょっと落ち着こうか。
いやこれ以外にも今期はボクの心のヤバいやつとかインソムニアとか青春ものがどれもおもろい!
これは若返るなぁ・・・。
とゆーことで話の筋はともかく毎週楽しみにしております。
ボクもOPのダンス踊れるように練習するぞ!
誰と踊るんだとかそおゆうことゆわない!!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
とゆうことでですな、OPのダンスがあまりに可愛すぎたんで内容はともかく見続けとるんですけどね。
とりあえずお詫びの意味も込めつつ前言撤回します。
内容はともかくと言ったことが全く見当違いだったと言わざるを得ない。
もう毎回素晴らしい出来栄えで、ボク的には今期並みいる強豪を押さえたナンバーワンの作品なのだと言い直させていただきます。
今期はホントに大豊作で、もー見ないと気が済まない作品がワンさとあって、飲み会とかのお誘いをすべて断わらざるをえん状態に陥っております。
ああこれでまた付き合いの悪い奴だと陰口をたたかれること必至。
うーかなしー。
しかしまあこれは『よりもい』が放送されてた2018年以来かと。
にしてもこのスキップとローファー。
いったいどおなってんだってくらいめちゃくちゃ刺さってます。
どれくらい刺さってるかとゆうとそれはもうマシュマロを突き刺しジャムも流れ出てる感じですわ(謎)。…要するにヤバイってことです。
とりあえず、しま君とミツミちゃんが仲たがいして仲直りするハナシまで見たんですが、毎回気が付けばポロッポロ涙こぼれまくりです。
しかもなんでそんなに感動してしまうのかよくわからないでいます。
なので、いまのところレビューで書けることは何もありません。
ああまた素晴らしい作品と出会えた奇跡に感謝だ。
いまはそんなことぐらいしか書けることはありません。
これから先の話に ワクワク じわじわ かな?
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
最終回見てしまいました。
いやー面白かったですわ。
最高傑作でしたわ!
なんかもう気が付けば毎回涙ぽろっぽろこぼれてて、それがいったいなんでだかよくわからんくてですよ。
最後まで見てもなんでかわからんずくですわ。
まあどないやねんと強引にゆうてみれば、とにかくここにたどり着くまでにあっちこっち傷ついてて、それはそれぞれみんないい奴だったからに他ならなくて、もうこれ以上傷つきたくないぞって気持ちで用心してたら実はたまたまそこで出会った人が一生に一度出会うかで会わないかってゆうくらいの人たちで、その人たちがお互いに気持ちが通じ合っていく様になんかこう感動したんだと思いますわ。
日常を描いてるようで実は特別な関係を描いてるのかなと。
特にまこゆづ、ナオちゃんおミカのからむくだりはもう何度見ても泣く。
『せんべいくうか?』『たべる』のやり取りはめちゃくちゃ刺さりまくりでしたわ(涙)。
さてまあそんなわけで全12話最終回もあっさりと終わっちゃった感じなんですけど、コレ2期やらんのですかね~。
原作によるとこれからまた一波乱あってさらに面白くなるってハナシじゃあありませんかよ!
ここはひとつ強く2期を希望するところであります。
あとまあ少し気になってるところなのですが。。。
最近LGBT理解増進法とゆう法律が成立しまして、それにボクは反対の立場なのですが、今回のこの作品にトランスジェンダーのナオちゃんが出演しとります。
でこの人の立ち位置がどうもこうね、どっち側なのかなと。
もちろんナオちゃんのようなトランスジェンダーは全然OKなわけですよ。
ボク的にも。
要するに性自認を認めよとゆう法律なんでほんまにそうなんかどうなんかようわからんようなトランスジェンダーも認めなあかんのかとゆうところがアレなわけですよ。
ほんで、ナオちゃんですわ。
この作品的には…
ホントのトランスジェンダーはこうして誰に迷惑をかけるでなくたくましく生きてるんですってば。
だから改めて理解増進法なんかいらないんですよとゆうてるのか。
または、
ね、トランスジェンダー。怖くないでしょ?だから理解増進法があってもおかしいことになんかならないわよとゆうてるのか。
・・・高松美咲センセ!そこんところはどうなんですか!???
・・・なんか『そんなことどうでもええやんけ』とゆわれそうな気もしますな(滝汗)まあどうでもええゆうたらどうでもええすか。。。
えたんだーる さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
と、レビュータイトルには作中のある人物の台詞をいただきました。
まあ、個人的には「だけど」は付かずに小学校から大学院まで総じて学校は楽しかったわけなんですが、特に中高生の頃って楽しかったですね。
一応の主人公として岩倉美津未(いわくら みつみ)はいるんですが、趣きとしては「ミツミちゃんに感化される同級生や先輩による青春群像劇」といった感じですかね。
ちゃんと「人間」が描けている作品という意味では、大変面白くかつお勧めであります。キャラクターデザインもなかなかに趣き深いです。絵柄的に少女漫画っぽくもありますが、原作漫画掲載誌はかの「月刊アフタヌーン」らしいです。
最近のアフタヌーンは読めていませんが、歴代の名作が揃う名門漫画雑誌というイメージはありますよね。
本作の舞台は都内にある進学校なんですが、ミツミちゃんは東大に進学して官僚だか政治家だかといった形で地元石川県に貢献しようという大志を抱いてわざわざ上京してきたという強者です。
もちろんそんな生徒はレアで、概ね都内もしくは東京近郊に住む人々なのでミツミちゃんはそこにギャップを感じながらも、力強く学校生活に邁進しています。
そんなミツミちゃんの純朴さに「いまどきの高校生」然とした周りの人たちも感化されていく、といった感じのお話です。
原作は読んでいないのですが、このアニメを1クール通して観て、「そういえば高校生の頃って楽しかったよな」としみじみと思い返していたのでした。
我が身を振り返ると高校生の当時は部活であったり文化祭実行委員会であったり予算委員会であったり、子供なりに「忙しい」って思っていたはずなんですが現実問題として大人になってからの方が圧倒的に大変だったりするわけです。
私の出身校にはさすがにミツミちゃんほど遠くからやってきた生徒はいませんでしたが、それでも「2時間近くかけて通学してくる」とか「東大に入って官僚になろう」くらいの人はそれなりにいる学校ではあったので、なんとなくその頃の空気を懐かしむ感じではありました。
ただ、私の高校時代にはスマホや携帯電話はおろか、ポケベルすら高校生は持たないような世の中だったのでコミュニケーション方法には大きなギャップがありましたねぇ…。
余談: 作中作ミュージカル「The Family Singers」がどう見ても「サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)」でした。本当にありがとうございました。← 何が?
snow さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
欠点も含めて好感をいだく登場人物達の思春期の成長を描く物語。
PAが珍しく良原作を引き当てて、普段オリアニでドブに投じてる制作能力がやっと有効に発揮された秀作。
ラブコメラッシュの今期でも光るものがありました。
アフタ掲載作品で主人公が黒沢ともよなので、美津未ちゃんはこの先足を失ったり手を失ったり{netabare}頭を失ったり、一万年の孤独に放置されたり、仲間すべてを消し去ったり{/netabare}するのでしょう。
原作だと{netabare}聡介と付き合って別れてまた焼けぼっくいに火がつきそうになってる{/netabare}けど、悲しいかなこの上品な秀作に二期があるとは思えないので、あの季節は心地よい風が吹いていたなぁくらいの思い出で終わってしまうのでせう。
アニメ好きなオタク さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
gm560 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
nyamu さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
今どきならyoutubeにOPがあると思うのでもしも見ていない人がいたらそれで見るか見ないか判断してみてもいいと思う。
音楽も映像もほわほわして、見ているこちらも幸せになるような、そんなOP。本編もそんな感じ。
主人公の美津未を中心に話は展開していくのだけど、美津未は言わば触媒。
善良さや前向きさ、真面目なところや、おおらかなところ、心の奥底には誰にでもあるそういうこと浮き上がらせてくれる増幅させてくれる、そんな人。
美津未は別に前向きモンスターではないし、押し付けがましく誰かに何かを言うような子ではない。彼女自身も迷ったり言えなかったり普通にあるけれど、多分少しだけ人より前向きなんだろうと思う。
そんな美津未を見て、会話して、その誰かは自らの心で気づいて少しだけ考え方が変わる。それは自分で作った枷を少しだけ外して少しだけ生きやすくなる。
突然劇的に何かが変わるわけではなく少しずつの積み重ねで日々は変わっていくっていう、よく考えると当たり前の話なのだけど舞台も登場人物もリアル寄りなのでキャラたちの心情に寄り添いやすいと思う。
そういうことも相まって、キャラが幸せになる→見ている私達も幸せになるというサイクルで見終わったあとのふわふわ感が気持ちいい。
心が上向きになるので落ち込んでいる時期の人や、高校を夢見る若い人に見てほしい作品。
シボ さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
これ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
大貧民 さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作漫画はマガポケで読んでいます。
てっきり少女漫画作品だと思ったら、アフタヌーン掲載だったとは意外でした。
しかし掲載誌はどうであれ、作品のジャンル的には少女漫画じゃなかろうか。
田舎から進学の為に東京に出てきた女の子が主人公。
主人公が美人、美少女でないという設定は良くある話だか、キャラデザ的にも完全にモブ顔というのが少女漫画では無い所なのか?
おっさん読者目線では、言動が可愛いと思え、とても好感の持てる主人公なのだが。
様々なクラスメートが主人公の美津未に関わって、いい感じになってゆくというのがとても良い具合にまとまって読んでて心地よい。
今期作品のなかでも、トップクラスの良作な気がする。
観終わって。
今期作品の中で、万人に勧められる良い作だと思います。
当初嫌われキャラ的なポジションにも思われたミカもナオちゃんとのやりとりだったりで見方が変わったりして、キャラの一人一人それぞれが立っていて本当に良策。
マガポケの方ではもっと先まで、読めるので先の展開も知っているのですが、二期も是非期待したい。
すぴりっと さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ミュラー さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
高校入学と同時に上京した女子高生のお話。
東京の鉄道を乗りこなすのは大変だろう。
妙に自信だけはある岩倉さんの行動から目を離せない。
絵柄からは想像できないような繊細で高度なアニメ。
とにかく人間内部の描写がうまい。というか、とても高度なアニメだ。
高校生の揺れる心の中を巧みに表現し、視聴者を離さない。
そんな難しいこと考えなくとも、岩倉さんの言動を見てるだけで楽しい。
決してドラマチックな展開は無いものの、良作というにふさわしいアニメ。
志摩君との関係がどうなるのか、これからなのかなぁ・・。
天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
とろろ418 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
【魅力的に思った点】
・キャラが個性的で面白い
・描写が丁寧で感情移入しやすい
・王道かつ、ちゃんと捻りも利いている
【残念に思った点】
・側だけ見るとテンプレ少女漫画
・良くも悪くもストーリーは穏やか
【総評】
・80点
見る前は地味系女子がイケメン男子に救われるよくあるラブコメかと思ってましたが、どちらかと言えば家族や友情が主体のハートフルコメディに近い印象でした。
恋愛のほうも王道でありながら、聡介のほうが闇で美津未のほうが光という関係性で描かれていたので新鮮さも感じましたね。こういう作品って意外と美男美女側の恋の起点が曖昧だったりすることが多いのですが、本作はもうそりゃ惚れるわって感じでとても良かったです。
違うタイプの人間たちがそれぞれが違いを感じながらも寄り添おうとしてゆくとか、離れても昔馴染みとは深いところで繋がってるとかエモい感じが好きな人に特におすすめしたい作品です。
【こんな人におすすめ】
・ハートフルな作品が好きな人
・ニヤニヤできるラブコメが好きな人
横比較無用ノ介 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
常に透明、時に輝き、反射するガラスのような岩倉美津未。
傷つくことはあっても、割れることはない。
そんな美津未と接していくうちに、自らの内面を悟る志摩聡介。
主人公は美津未かも知れないが、メインストーリーは聡介の変化だった。
美津未の友人のミカ、結月、誠も良い味を出してる。
特にミカの立ち位置が良い。
聡介のルックスに惹かれ、聡介と仲の良い美津未に嫉妬しつつも、仲良くなっていく。
取り繕う狡猾さは持たず、落ち込んでも、また前に進んでいく。
ありのままである強さを持つ、美津未。
ポジティブで、一緒にいて楽しいと感じさせることができる。
こういう人が友人、知人を増やしていけるんだよね。
あと さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
田舎から都会の高校に来た純粋で朗らかな心を持って前向きに生きるみつみが周りの関係性やギャップ、高校生活に悩みながらも明るく暮らしていくラブコメで、アニメとしてめちゃくちゃ面白い、というわけではないんですが心地の良い距離感と関係性があり、キャラクターに自然に感情移入ができて楽しく見れる作品でした。
このアニメの良さとしてはなにもすべてが上手くいくわけではないし、自分と他人の距離のスペースに悩んだりすることもあって、でもそれが高校生たちの等身大な悩みで、みつみが周りを全て解決していく、というわけでもなく自分のできる範囲でやれることをやっていく上で次第に関係性が生まれる。見かけでは判断できない人の有り様や、人の心や関係も悩みも複雑でいろんなものを抱えて日常を生きている中でみつみが持つ前向きな明るさで少しだけ世界を明るくしていく、というところにこのアニメの雰囲気の良さであったり、温かさというのがあって良かったです。
また、OPは今期で一番良かったというくらい世界観の良さが表現されていてサビに入ってからのみつみと志摩くんとのダンスも彼との距離や心地いい関係性を表していて完璧でした。
くにちゃん さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
もしかしたら、数話で観るのをやめるかも…と思いながらも最後まで安定して視聴できました。
主人公の声を黒沢ともよさんの新しい演技が観られたことや、今回はじめて知った志摩役の江越彬紀さんはもう10年以上の声優歴がある方で、新人声優さんが演じてるだろうと思ってたんで軽い驚きを覚えました(決して悪い意味ではないです。リアルに高校生に近い人が演じてるんだろうと思ってました)。
さらに驚いたのは、タイトルにもある「PA.WORKS」さんの作品だと知ったことです。5、6話くらいで気づきました。近年のPAさんのオリジナル作品を幾つか観てますがいずれも途中でやめるか、惰性で観てた作品がほとんど(例外はパリピ孔明)だったので、単純にPAさんはシナリオやキャラ付けを除けばやはり一級の制作集団だと思いました。
引き続き、オリジナルはテンション低く観ていくかと思いますが、いつか素晴らしいオリジナル作品を作っていただくことを祈念しています。
やん さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
大重 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1話感想 4.2
見るとポジティブになるアニメ、だそうで。
優等生なのに色々残念なヒロインがポジティブに頑張る姿、恋愛模様を応援するアニメですね。
クオリティも高く面白かったです。
文句なく視聴継続ですね。
後は自分語りですが… まあいつものことだから良いか。
私はあまり声優でアニメを見るということをしません。
だって声優って皆上手ですから。
この人だから良い、ということはあまりなく、声優を評価する気持ちは良くわからないと思っていたのですよね。
でも、私はもしかしたら黒沢ともよさんのファンかもしれない、と思えるようになってきました。
アニメを見ていて「このキャラの声は黒沢ともよだ」と思ったことは一度もありません。
というか声優の存在すら意識せず、普通にそのキャラが生きて声を出しているように感じていたのです。
で、エンディングで名前を見て、「あ、黒沢ともよだったんだ」と知るような感じです。大体いつもそう。
それくらい自然に、キャラに寄り添う、演技ができていて…。
他の声優さんも皆、本当に上手いのですけれど、それよりさらに一段上手なのでは、と思うようになってきました。
なるほどこれが声優ファンになる感覚か。ようやくわかってきました。
他には悠木碧さんも非常に上手ですね。
この2人が私の中ではツートップで、黒沢ともよさんが1番です。
まあ別に彼女が結婚したとしても、おめでとう、としか思わないので、やっぱり声優ファンの気持ちは良くわかりませんが。
というわけでヒロインの声優の演技も素晴らしい本作、大いに楽しみにさせて頂きます。
全話感想 4.1
心が少し暖かくなる感じの良い作品ですね。良かったとは思います。
まあ地味で雰囲気の良い作品で…。
ただまあ、地味は地味ですね。基本的には等身大の悩みとかしか出てこない感じで… なので、志摩君の抱えている闇が無駄に濃い感じで、おや、と思ってしまいましたね。
いや重い経歴を抱えていちゃいけないってわけでは無いのですがちょっとチグハグな感じも受けました。
まあ基本的には良い話でした。主人公の周りの環境が実に良くて…
偏差値の高い高校って、実際雰囲気良いんだろうな…、と思えました。
受験勉強ってのは頑張る価値があるものですね。
Witch さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
【レビューNo.66】((最終レビュー)初回登録:2023/6/21)
コミック原作で2023年作品。全12話。
正直1話の段階では切るか迷ったが、お付き合いあるレビュアーさんの勧めもあり
「癒し枠」位で保留の予定でしたが、2話で評価が一転。これは侮れない作品かも。
(ストーリー)
岩倉美津未は中学卒業を機に、石川県のはしっこから東京の高偏差値高校へ進学した。
(高校を首席入学する位成績は優秀)
理想に燃えて鼻息も荒く、胸躍らせて初日の登校を迎えるも、いきなり都会の洗礼を
受け道に迷う事態に。そこで同じ学校のイケメン男子・志摩聡介に出会い、無事ピン
チを切り抜ける。美津未の周りには聡介をはじめ、個性的な仲間が集まりだして・・・
(評 価)
・第1-2話:意外としっかりした青春群像劇の予感?!
{netabare}・結構衝撃的なモブ顔の主人公
率直な最初の感想がコレ。のちに美少女改変され、詐欺とまで言われた伝説のモブ
顔「神のみ/小阪ちひろ」の再来かとwwwそんな容姿に加え、
・妙に気合が入っているが、どこか空回っている
・田舎育ちで純朴、天然なところがある
ってことで、1話の段階ではこの美津未のドジぶりを愛でるような「緩い日常系癒し
アニメ」かと思ったですが・・・
・意外としっかりした青春群像劇の予感?!
ところが2話になって、美津未の周りの人間模様が急にきな臭くなってきました。
OP映像を見た感じでは、美津未の他には聡介をはじめ6人位が物語の中心になりそ
うですが、今回気になった人物をピックアップ。
●江頭ミカ
実は1話で気になっていたのですが、後ろの席で美津未が話かけても無視だったの
に、美津未が聡介とIDを交換した途端、急にすり寄ってきたんだよな。
やはりあれは伏線だったようで、2話では露骨に聡介狙いで、聡介と妙に親しい美
津未が気に入らないらしく、妨害工作や美津未をダシに聡介に近づこうしたりと、
嫌なキャラが目に付く。(当初は「誰も傷つかない優しい世界」をイメージしてた
だけに個人的には意外な存在)
●村重結月
クールビューティ系で近寄りがたい雰囲気があるが、純朴な美津未のことは放って
おけないのか、ミカのことなどフォローはしていた。根はいい子っぽい。
ただ他の人とはまだ壁がありそうで・・・
●志摩聡介
草食系イケメン男子で人当りはよい。初っ端からいろいろやらかしている美津未に
自分にはない(あるいは失った)何かを感じているようで、美津未には好意的。
でも触れられたくない過去がある描写がラストになされて・・・
各キャラとも何かしら心に葛藤を抱えているような感じで、これらのキャラ達が純朴
で真っすぐな美津未と関わることで、お互いが成長していく「青春群像劇」っぽい物
語になっていきそうな予感?!
(個人的には「特殊設定と熱量を抜いた『ReLIFE』」的なものをイメージ?!)
個人的には2話で評価が一転、俄然面白くなってきたという印象ですね。
正直今の段階ではなんとも言えないですが、ミカのようなキャラだったり、聡介が最後
に見せた厳しい態度だったり、単に「緩い」とか「爽やか」だけでは終わらない感じで
すね。意外と厳しい「インコース攻め」とかもあるかも。
これは来週も楽しみです。{/netabare}
・第3話:作品の輪郭が見えてきたかな
{netabare}・「ReLIFE」とは少し異なる青春群像劇
やはり本作は、美津未と関わることで、お互いが成長していく「青春群像劇」とい
うのが基本路線のように思いました。ただ前回
>「特殊設定と熱量を抜いた『ReLIFE』」的ものをイメージ?!
と書きましたが、少しアプローチは異なるようですね。
・ReLIFE:主人公たちが状況改善のために動いたりして、直接的にぶつかり合って
お互いを理解し合いながら、成長していく。
・本作:美津未の純朴で真っすぐな部分に触れ、自分の心のわだかまり等に気づき
内面と向き合いながら、第一歩を踏み出していく。
(美津未がわかりやすい形で動くわけではない?!)
まあ当然、全くぶつかり合いもなく全てが丸く収まるとか、そんなご都合主義の人
間関係だけではないでしょうが、両作のキャラの魅力からすると、やはり方向性等
は異なるんだろうなっと。
・今回も気になった人物をピックアップ
●村重結月
>ただ他の人とはまだ壁がありそうで・・・
意外にもグループ内で上手くやっており、その辺りの空気を読んだコミュはきちん
取れる模様。ただ自分のようなタイプを嫌う一定層がいることも理解している感じ
で、やはり心に影がありそう。
●久留米誠
今回の新キャラ。自分に陰キャという強い思い込みがあるようで、陽キャに対しコ
ンプレックスを抱いている模様(結月や聡介は苦手なタイプ)。ただそういう自分
を変えたいという思いも持っているようで・・・
●江頭ミカ
美津未や誠に対し「引き立て役」と優越感に浸ったり、結月に「劣等感」を抱いた
りと常に他人との比較に苛まれていたり、計算高さ等が垣間見れる。やはり作中で
は、今のところ嫌なキャラ描写が目に付く。
しかし彼女のもつ毒が、この作品の「緩さ」を上手く引き締めている感がある。
終盤には、美津未に影響された誠が結月に「歩み寄りたい」という意思を表示、結月
もそれに応える様が描写され、今後どういう関係になっていくのか楽しみですね。
こうなるとやはり気になるのがミカ。一癖あるキャラだけに、美津未とどう近づいて
いくのかが、今後の見どころになりそうですね。
まだ3話ですが、予想以上に人物描写がしっかりしており、更に作品に対する好感度が
上がりましたね。{/netabare}
・第4話:美津未はアインズ様?! なんか「オバロ」の”お約束”を観ている感覚
{netabare}・前回から少し気になっていたんだが、
・久留米誠
・美津未:塩味とキャラメル味のポップコーンをほおばる。
→ 食わず嫌いで人の1面しか見ていない自分に気づく。多様性を認めることの
大切さを理解する。
・高嶺先輩(生徒会のストイックなキャラ)
・美津未:バスの時間を気にせずマイペースな振る舞い
→ スケジュールに追われ周りを見ていなかったことに気づく。もっと心に余裕
を持つことの大切さを理解する。
なんかこの構図って「オバロ」の”お約束”
・アインズ:その場しのぎ等特に深い意味のない言動
・側近たち:「さすが、アインズ様。これにはこういう狙いがあるのですね!」
・アインズ:(えっそうなの?!)
を見ているような感覚なのは私だけ?!
よくいえば「美津未の飾らない自然体の振る舞いが、周りに好影響を与える」ってこと
なんだけど、やってることがポップコーンを食べるとか、猫を拾ってくるとか、ホント
くだらないことなんだよなあwww。むしろそこから学びを得る周りのキャラの方が、
「お前らどんだけ優秀やねん!」って感じなんだがw
・高嶺先輩との絡みは、美津未の「先輩への一片の曇りのない尊敬の念」が彼女らしくて
とても微笑ましく、また「正反対のキャラを組み合せることで起こる笑い」は王道なが
らも丁寧に描いていたので楽しませてもらいました。
正直思っていたものと違ってきたので「??」ってところはありますが、作品としては微
笑ましく観れているので、今後の展開に注目ですね。{/netabare}
・第5話:ようやく王道展開、ミカ目線から美津未の人間性を語る演出は〇
{netabare}・>やはり気になるのがミカ。一癖あるキャラだけに、美津未とどう近づいていくのか
懸案だった「美津未×ミカ」回きましたね。
・美津未の方からミカにバレーボールの指導をお願い
→ ミカ「どうして村重さんじゃなく、私に頼んだの?」
美津未「今まで嘘はいってないし、江頭さんの方が忌憚ない意見をいってくれそう。」
だから、これが本来のあるべき姿でしょ。前回までの
・美津未:ポップコーンをほおばる →誠「私変わらなきゃ!」
・美津未:猫を拾ってくる →高嶺先輩「私変わらなきゃ!」
って、一体何なんだよwww
それと最後の「人格的にはそんなに褒めてないよ」はオチとして秀逸で、美津未の意外
な一面も見れて面白かったなとw
・今回ミカのモノローグ等が多かったですが
「私が嫌な人の名前を2つ覚える間に、彼女は親切にしてくれた人の名を1つ覚えるのだろう」
「メンタル強!結局あの選択ができるんだから羨ましいよ。」
「志摩君にないものは、ああいう子が持ってたりっするのかなって。」
ミカ目線から美津未の人間性を語る演出はかなりよかったですね。
・ミカは「浮かないように周りに合わせていた自分」にコンプレックスがあったようで、
それとは正反対の「素のままで周りに受け入れてもらえる」美津未に嫉妬や嫌悪感の
ようなものを抱いていたようです。
今後2人の距離がどこまで縮まっていくのかに注目ですね。
・あと「美津未×聡介」も流されるままに聡介の善意に頼っていた今の関係を見つめ直す
描写もあり、こちらも美津未の今後の動向が気になりますね。
正直3.4話の「アインズ様」展開は「??」な感じだったのですが、今回は「美津未×ミカ」
「美津未×聡介」で正統な青春像群像劇っぽい感じはよかったかなっと。{/netabare}
・第6-7話:第1部(?)終了、新たなる展開の中盤へ
{netabare}5話で「美津未×ミカ」を描いたことで、美津未との関わりが不透明だったキャラが一旦
整理され、6話からは中盤に入ったのかなって印象ですね。
やはり「ReLIFE」のような「熱さ」ではなく、日常系のような緩さやほっこり感もあるが、
それでいて、この作品らしくしっかりとこの年頃の「葛藤」や「成長」を描いていくって
感じの青春群像劇なのかなっと。
●×聡介
・美津未は「恋愛ビギナー?」らしく、聡介への気持ちが「恋なのか別のものなのか」
混乱している模様。でも少なくても友達の一人として大切だと認識しているのは確か。
一方の聡介も、「美津未は今までの女友達とは違う特別な存在」と認識しているが、
それは「恋愛感情」かは不明です。
・あえていうなら「名前のない感情」みたいな?!
でもそれがこの作品らくしていいのかなっと。最近の学園モノは「恋愛至上主義」的
な作品ばかりな感じなので、こういう「恋か友情か曖昧ながらも、まずは『お互いに
大切な存在』として、その気持ちに素直に従う」という関係性はある意味心地よさを
感じますね。無理に恋愛を前面に押し出さず、「青春の1コマ」として自然体で扱う。
そんな感じが、この作品にはちょうどいいのかなっと。
●×ミカ、×結月
・ミカは前回のモノローグで、美津未に対するわがたまりは大分氷解したように感じま
した。ただ作中では、
・皆と打ち解けて仲良くしているようで、「夏休みの女子会予定」に自分も入っている
ことに戸惑い(?)を見せる。
・6話で「聡介×美津未」を応援する描写をしながら、7話で2人で動物園に行く話を
聞いて面白くないような描写もある。
まだ複雑な心模様を見せています。ある意味ミカのキャラをよく表しているといえば、
そのようにも感じられるところですね。
美津未の相談に(いい意味で)少し毒を含んだアドバイスを返すなど、この「優しい
世界」の中では少し異質なところが、個人的には嫌いではないですね。
・一方結月は始めから美津未に好意的だった分、ほとんど掘り下げされていないんです
よね。(彼女だけが美津未に関するモノローグがない)
でも前述した通り、「自分に一定数のアンチが存在する」ことを理解しているフシが
あるので、今後その辺りからの掘り下げがあるかもしれません。
●×生徒会
・美津未は生徒会・書記に任命されたようで、活動も本格化した模様。
生徒会といえば高嶺先輩ですが、生徒会長選挙で敗れたことにショックを受けている
感じ( 現在副会長)。
ただそこから彼女なりに立ち直り、(先輩への一片の曇りのない尊敬の念の)美津未
の態度は相変わらずで、結構いいコンビですね。
・一方生徒会長の座に就いたのが、風上先輩。
・イケメンで陽キャなので、他生徒からの人気が高い。
・生徒会長になったのは「点数稼ぎ」と友達には話してた。(なので本心は不明)
今後の生徒会活動の中でその辺りの掘り下げがあるのか、尺の都合でほぼ今回だけの
キャラなのか。正直個人的には、どう受け止めたらいいのかわからんキャラですねw
7話のラストで、聡介の知り合いのモデル梨々華が登場したり(何か一波乱あるのか?)、
物語は夏休みに入るのでプライベートでの友達とのイベントや(石川への)帰省も予定し
ているようで、今後の展開が楽しみな半面、(この辺でどの位尺を使うかによりますが)
上記で中盤といいましたが、意外とキツキツな状況かもと少し気になるところですね。
(「ReLIFE」は夏休みENDでしたが、夏休みENDにするにはちとエピソードが足りない
感じがするので、2学期入りするのかなあ?そうなると尺がどうなのかと・・・){/netabare}
・第8-9話:予想に反し、あっという間に夏休み終わったな
{netabare}>そうなると尺がどうなのかと・・・
前回尺が心配と書いたのだが
(8話)
・動物園
・女子会
・聡介×梨々華
(9話)
・石川への帰省
と一気にイベントを消化したので、いい感じの尺配分になったという印象ですね。
●美津未×聡介
2人で動物園ですが、行く前はラブコメ展開を匂わせながらも、いざ始まってみるとな
んか恋愛より友達モードって感じでしたね。まあそこが本作の良さでもあるのですが。
・途中で帰ることに申し訳なさを感じる美津未
→ 聡介「またくればいいじゃん」
・帰り際に聡介の弟のことで、複雑な家庭環境を思わせる描写(お土産を渡しづらい)
→ 美津未「志摩君からもらうから嬉しんだよ!」
今は友達として、お互いを思いやる関係が心地いい感じですね。
●ナオちゃん(美津未の叔父(?)で東京での保護者的存在)×ミカ
動物園尾行や女子会等、ミカは自分の感情が上手くコントロール出来ていない行動が目
につきましたが、ナオちゃんが大人の目線からいろいろとアドバイスするという新しい
名コンビが誕生した感じですね。
たしかにナオちゃんのアドバイスは、美津未らには出来ない内容ですし、ここでナオち
ゃんが美津未以外のキャラと絡むのは、物語の幅を広げる上でもいい展開だと思います。
今後も「ナオちゃん×ミカ」の絡みがあると面白いかな。まあ直接会えなくても、スマ
ホでやりとりなんかでもいいですし。
●×結月、×誠
女子会でついに結月の掘り下げきましたね。でも意外とあっさり終わった印象。やはり
その容姿等から恋愛のイザコザに巻き込まれる等があり、中学では空気を読んでばかり
だったようで、その反省から高校では肩に力が入り、少し近づきにくい雰囲気はそれに
起因していたようです。なので今の友達関係が心地いいと。
それにしても誠は、マイペースで意外と強心臓だな。女子3人がおしゃれの話をしてても
、興味なしで会話に入る素振りすらなかったしな。一番この友達関係を謳歌してるのは
意外とか彼女かもw
(それにここ2話は「僕ヤバ・山田」ばりに、やたらお菓子を食ってた印象w)
●聡介×梨々華
子役の頃から付き合いがあり、その頃梨々華が大きく炎上する事件が起こったのだが、
その原因を作ったのが聡介であると、梨々華はずっと根に持っており、聡介もどこか負
い目を感じている描写がみられます。
この辺りも今期のうちに何か好転する流れになるのでしょうか。
●×帰省・2学期
帰るとやっぱ方言が出るようですね。家族に会って、文乃をはじめ中学の同級生に会っ
てと思ったら、半分で夏休みは終わり、早くも2学期開始ですか。でも視聴して納得。
2学期は頭から文化祭一色。そして美津未のクラスは演劇に決まり、戸惑う聡介・・・
この引きに合わせて構成した感じですね。
ということで、残りで聡介の「過去との決別」的なものを描いて、綺麗に1クールで纏
まりそうな感じですね。
美津未の純朴で真っすぐな振る舞いが「聡介×梨々華」にどんな形で影響していくのか。
最後にいつまでもウジウジしてる都会っ子どもに「石川県産・天然モノ」(本人は自称
シティガールだがw)の眩しさをバシッとかましてやってもらいたいものです。
(2023/6/2追記)
個人的には、「聡介×梨々華」は夏休み中に決着するのかな、予想してたので・・・
でもたしかに、文化祭の演劇に絡め、1期ラストの見せ場の構成の方がずっと面白いですね。
なるほど、これはやられました。(まだ確定じゃないけどねw)
これでラストが一気に楽しみになりましたね。{/netabare}
・第10-11話:文化祭という舞台装置の中で、それぞれの心理を巧みに描写
{netabare}文化祭準備〜当日ということで
●美津未×聡介
・文化祭準備で空回る美津未をそっとフォローする聡介。彼は彼女に傷ついて欲しくな
いと願うのですが・・・
「私は多少ド派手に転ぶ人間だけど、その分起き上がるのもめちゃくちゃ得意」
そんな彼女を見て、「美津未ちゃんは美津未ちゃんだ」と思い直す聡介。
また聡介はモノローグで「君がいて高校生活がちょっと楽しくなった」と語っており、
やはり美津未は特別な存在のようです。
●誠×結月
・文化祭に来てくれた誠の友達を結月に紹介するも、友達は結月が苦手そう。以前自分
がそうだったことを思い出し、友達に必死に結月のことをフォローする誠。そして結
月にも友達のことをフォローして・・・
最近お菓子を食ってる印象しかなかった誠でしたが、半年で人間的に大きく成長した
様が伺えるいい演出でしたね。
●聡介×弟
・聡介の弟の迷子騒動。気丈に振舞っていた弟ですが、聡介の顔を見た途端張り詰めて
いたものが切れたように泣き出して・・・
聡介のもうひとつの問題「家庭環境」ですが、どうも再婚だったようで、自分の立ち
位置が分からず、塾や友達の家に逃げ場を求めていたようです。そして弟との距離間
も掴めずという感じでしたが、それは弟も同様だったようです。
山田曰く「兄弟だと分かるわー、『気遣いい』良くも悪くもw」
弟にとってはこの迷子のことだけでなく、今まで溜まっていたものを全て吐き出した
という面があるのかも。
本音を見せた弟との関係が一歩進みそうな、こちらもいい終わり方でした。
全体的に文化祭を上手く使いつつ、それそれの心理を巧みに描写していた印象ですね。
女子たちは美津未に影響を受け、好転していく描写が見られる中で、聡介だけが今だいろ
いろなものに囚われて変われずにいるという・・・
聡介は他の人に比べ、子供の頃からいろいろな体験をしすぎて(ある意味自分を守るため
に)良くも悪くも一足先に大人びてしまってる印象がありますね。
しかし、家庭の問題も好転の兆しが見えてきました。次は子役時代の過去との因縁ですが、
梨々華も現れ役者はそろいました。どういう展開をみせてくれるのか、また美津未がどう
関わることになるのか、来週も楽しみですね。
あと個人的にツボだったのは演劇部の兼近先輩ですかね。自ら「借金取りのチンピラ役」
で主演とか、高校生で何ちゅう脚本書いてんだよwwwしかも「後半の伏線回収が凄い」
(友人評)とかどんな話か気になるじゃねーかw(原作ではどうなってるんでしょうね){/netabare}
・第12話:皆が少しずつでも前を向いて歩き出せそうな、成長を感じさせるラスト
{netabare}●聡介×梨々華
・聡介は梨々華に対し
・破滅的なことはやりたくないが、前向きになることなら何でも協力する。
・今は学校が楽しい。
・梨々華「自分だけ幸せになりたいから、許して欲しいといっての?」
→ 肯定
という、過去との決別を宣言します。
・それに対し梨々華は、
・「好きにしろ、その代わり2度と顔を見せないで!」といいつつも
・本当は「聡介だけが悪いのではない」ということも分かっている。
今までは負の連鎖で、過去のしがらみから抜け出せずにいた2人ですが、聡介が第1歩を
踏み出したことで、聡介だけでなく、梨々華もいずれ前を向いて進めそうなそんなエピ
ソードでしたね。
●風上先輩×高嶺先輩
これまで自分のことを語ることがなかった風上先輩ですが、
・エリートの家系に生まれ、部活も2年までと決められていた
→ 怪我で退部することに
・でも高校生らしいことを何かしたいと思った
それで生徒会長に立候補したようで、またそれで高嶺先輩が生徒会長になれなかった
ことに多少の負い目を感じていたようです。(彼女の強い思いを知っていた模様)
彼もいろいろと思うところがあったようですね。
●美津未×聡介
聡介には「スマートで大人っぽい男の子」というイメージを持っていた美津未でしたが、
今日の聡介はなんだか子供もみたいで、それがちょっと嬉しく感じられて・・・
前回書きましたが、やはり聡介はどこか大人の仮面を被っていたようで、それを脱ぎ捨
てたことで、彼もようやく素顔が出せるようになったのでしょうか。
そのきっかけを作ったのは、他でもない美津未なのですが・・・
万事綺麗に解決したわけじゃないですが、それでも皆が少しずつでも前を向いて歩き出せ
そうな、成長を感じさせるラストだっとと思います。{/netabare}
(最 終)
上述の通り、衝撃のモブ顔(笑)から一転、意外としっかりと人物描写された青春群像劇
だったなと。
前半は女子たちの心に抱えた葛藤と美津未との交わりにより変化していく様を描きつつ、
終盤は美津未に何かを感じながらも、なかなか一歩が踏み出せない聡介のドラマを魅せて
いくという、1クールの構成もよかったと思います。
それに「恋愛至上主義」の作品が多い中で、そこを下手に堀り下げなかった点も〇。
個人的には青春群像劇というとやはり「ReLIFE」と比較してしまうのですが、本作を観て
「『ReLIFE』って意外と『理』で描かれた作品だったんだな」
と、改めて気づいた次第ですね。
逆にいうと、本作は結構「感性優先」で描かれているのかなっと。
そういう意味では、本作は原作者なりの「人物描写」が見どころだと言えるのかも。
ただ個人的な好みの問題で、観ているときはそれなりに面白かったが「後日見返したい」
と思えるレベルではなかったかなっと。
何というか、少し深みが足りていないという印象ですかね。
(あと、ちょっと「優しい世界」すぎたかなっと)
はちくじまよいちゃん さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
特別に盛り上がることはなかったものの、みつみちゃんのキャラが良かったです。その取り巻く仲間たちと仲良くなる過程も見ていてほんわかしました。
のび太 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
月刊アフタヌーン掲載の漫画作品が原作です。
制作はP.A WORKS です。
原作者が富山出身だからか、力の入れようが半端ないですねw
T大を卒業し官僚になるという人生設計を実現すべく、石川県の端っこの実家を離れ、東京の進学校に入学した岩倉美津未。
首席合格を果たし自信満々で入学式に向かうが、あれよあれよと迷子になり...
話は、迷子になってるのを助けてくれた、イケメン男子と仲良くなり、人間関係が広がっていくんだけど、みんなぎこちなくてギクシャクしているのを、美津未の田舎パワーで解消していくみたいな感じです。
そして、特筆すべきが、美津未のビジュアルなんですがw
どうみてもモブの女学生Aですw
けど、このビジュアルでないと、この作品は成り立たないくらいハマってますw
ただ、こんな女の子が、利権と汚職にまみれた官僚なんてやっていけるのかな?
作中でも心配されてたけどw
案外、鉄の女とか言われて、やり手官僚とかになったりとかw
とにかく、まるちゃん並ぶくらい、愛すべきモブ風ヒロインでしたw
もけもけ さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 1.0
キャラ : 4.5
状態:----
作品は今季の中でもかなり好きなんだけど、OPの曲だけダメだ、生理的に。なんであんななよなよした歌い方する人増えたんだろ、画は好きなのに。
タック二階堂 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
薄雪草 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
入学早々、期せずして、ミツミには二つの色がついた。
言うならレッテルである。
スクールカーストに当てはめるなら、致命傷にもなりかねないのである。
だけれど、そんなのは、なんてことのないミツミなのだ。
すなわち、彼女の志をうかがえば分かる。
目指すは、T大法学部なのである。
中央官僚であり、地元の市長であり、死せば海に還ると宣(のたま)う規格外の大志が彼女の原動力なのだ。
日本を股にかけようとする未来地図には、LGBTも、陰キャも、陽キャも、言うなら世間の風聞などどこ吹く風。
踏みだす一歩がレインボーに輝くのも、何ものにも染まらず、何ものをも染めあげる大きな夢が彼女を支えているからと嬉しくなる。
このキャラはかなり特異だ。
彼女は、常にチャレンジャーであり、変革者であり、フレキシブルであり、フラットであろうとする。
性格の良さと行動の強みで周囲の者にバランスの感化と開花を与え、さらに新しい価値観を掘り起こし、伝播させる予感さえ期待させる。
いろんなジャンル、設定、キャラ付けの主人公がいるなかで、ミツミは努力に培われた知性に長けている。
おまけに、真面目で実直で、なんとなればおバカだって自信満々にこなせる度胸と愛嬌さえも。
そんな物差しで、出るところは一歩出て、控えるところはわきまえる。
彼女のモノローグに、色褪せてしまった記憶がなぜだか再映されてしまう。
その共感が不思議と気持ちいいのは、なぜなんだろう。
よく「等身大で」とか「ありのままで」とか「自分らしく」とかは言われるけれど、実のところそこを下支えするのは「なりたい自分になる」というキモチだと思う。
そこに見つけられるのは、自分への「絶対的な信頼感」だろうか。
それとも自分を叱咤激励する「自制心の高揚感」なのだろうか。
ミツミという人格は、きっとそれを体現しているのだろう。
キャラデザも、物語の設定も、声優さん(黒沢ともよ氏)も素晴らしいハマり具合だと感服している。
つまりは、そう。
新しいものを見させてもらっているという感覚になる。
なんだかものすごいエッセンスとファクターとでちりばめられている嬉しさに気づくのだ。
たぶんそれは、今を、今までを頑張ってきた自分への感謝、なのかもしれない。
一つ付け加えるなら、本作には余分な大人が登場してこない(今のところは)。
高校生ともなれば、自主自立を基本と確立する頭脳が備わる頃合いだ。
だから、その配置と演出がどうにも心憎いではないか。
よけいなノイズは不要とばかりの潔さであり、それゆえにどの世代層の心情にも訴求しうる構図がありありと見て取れる。
面白いのは、いきなりの遭遇だったモデル嬢には、思わず「のきゃ!?」と地声なミツミだったけれど、それさえも同世代間に共有しうる枠組みの内側に囲っている。
つまり、彼女のシマ君を気遣う日常風景の一コマという設定に収めてあるのだ。
しかし、この伏線には強く興味を惹かれると明かしておこう。
東京都と凧島(いかじま)町との対比は、彼女のメンタリティーのON・OFFを上手く表わしている。
そこには対立や相剋の要素は見られず、むしろ同化と融和を強く感じさせている。
スイカをかじるシャリシャリ音に、ほのかに甘いノスタルジーに絆されてしまったのは、いかにも心にくい演出と頷くばかりである。
彼女は、その甘味を新たなエナジーに変えて、東京で成長していく自分へと向かうのだ。
アニメーション制作は富山県南砺(なんと)市の「ピーエーワークス」が担っている。
東海北陸自動車道、城端(じょうはな)SAのすぐ南にあり、東京以外で元請制作を手掛けるアニメ制作企業でもある。
密かに応援しているのは「さよ朝」の美術に惚れ込んでしまったから。
もちろん、本作にも、今期一押しの期待が膨らんで仕方がありません。
楽しい!!
10話。
{netabare} 母の期待に応えたい気持ちはあっても、逃げ出してしまったヨハンに自分のキモチを投影してしまうシマ君。
自分が手放してしまったものがミツミにはあって、それに憧れてしまった気づきに、嵐へと一歩踏み出す彼なんだ。
どんなにド派手に転んでも、いつだって一つのカタチにまとめ上げていくのがミツミの強さ。
だったら、シマ君も負けてはいられないよね。
今回のキーワードは「道を選びきる」。
"小さな薔薇" の歌あわせが、二人のキモチを膨らませたんだね。
チェリーなボーイ&ガールは、コロコロ転がるほどに瑞々しいんだよね。
高みは、いつだってその手のなかにあるんだものね。
そろそろ馴染んできたローファーで、スキップも楽しみたいよね。
{/netabare}
11話。
{netabare}
シマくん、一歩も踏みだしていなくても、嵐のほうから踏み込んできましたね。
なんでもないていで日常を "演じている" シマくんだから、その舞台でしか自分を作れないし、変えられない。
その時、彼の支えになるものはなんだろう。
何を頼りとして踏ん張るんだろう。
ヒントも伏線も、ミツミの周りに張り巡らせてあったみたいだけど、ね。
{/netabare}
12話
{netabare}
天 尊く
美津未、たち 皆
こゆる 秋 ♡
めっちゃ、面白かったよぉ〜〜〜!!
{/netabare}
かんぱり さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
[見終わって・・]※最終話感想は一番下です。
ほんわかした雰囲気、ミツミのキャラに毎回和まされてました☀
能登の方言とかミツミの実家の雰囲気もほんわかしてて好きでした♡私もあそこでお昼寝したい。。
それから、出てくる子たちが悩んだり励まされたり前向きな気持ちになったりしてる姿がとても素敵で、毎回楽しみで仕方ありませんでした(^^♪
OPもEDもすごく良かったし、OPのダンスもEDのミツミが歩く姿やミツミネコも可愛かった。
人気も出たし、2期ありそうかなって思ってますけど・・
これからの展開はちょっと雰囲気変わったりするけど泣けるシーンもあるのでぜひぜひお願いしたいです。
[初回感想]
石川県から東京の高偏差値校に進学した岩倉美津未(いわくらみつみ)とクラスメートたちのほんわか学園ストーリー・・かな。(あえてラブコメとは言わない。。)
原作は月刊アフタヌーン連載中でコミックスは8巻まで既刊。原作既読です。
原作読んで「これ好きだわぁ。。」って思ってアニメ化をすごく楽しみにしてました☆
一応ラブコメ・・ではあるんだけど、私が感じたこの作品の魅力は他のところにあって。
主人公のミツミのまっすぐで天然なところにも和まされたし、周りのクラスメイトたちもそれぞれいろんなタイプの子がいるんだけど、{netabare} タイプの違う子たちがミツミを中心に仲良くなっていく{/netabare}ところもすごく好き♡
あー私も高校生に戻ってこんな風にミツミたちと友達になって学園生活したいなぁ・・なんて妄想しながら読んでましたw
で、期待ハードルを上げつつアニメ視聴!!
1話見た感じだと作画はやわらかい感じで綺麗で好印象☆
なかなか良い感じで、なんとなく久々に毎話感想書きたくなりました(^^♪
1話「ピカピカ」
{netabare} 石川の方言に癒される(´-ω-`)方言ってなんであんなにほんわかして癒されるんだろね。
イケメンに気に入られて友達になる展開はよくある展開ではあるんだけど、後ろの子とも素直に友達になってるところとか、ミツミいい子だな(*'ω'*)
遅刻しそうで思わず裸足で走ったり自己紹介まじめに考えて寝れなかったりとか、和むわ~。{/netabare}
2話「そわそわ うろうろ」
{netabare}人と人との距離感って難しいよね。
でもカンペキな正解なんてないし、ミツミみたいに考えすぎないで自然体でいくのが一番いいんだと思う。それで合わないんであればそれはそれだし。
志摩くんのこと、間違ってサトちゃんって呼んだとこ、私も中学生の時、音楽の先生がなんとなく母に似てて、間違って呼んでしまいすごく恥ずかしかったことを思い出しましたw{/netabare}
3話「フワフワ バチバチ」
{netabare}よく知らないから、見た目とかでその人を判断しちゃったり・・
この人私とはちょっとタイプ違うかなぁとか。
実際はちゃんと話してみたりすると印象が変わる人も結構多かったりするんだけどね・・
でも誠(まこっちゃん)みたいになかなか気軽に入っていけない気持ちとか、結月(ゆづ)みたいにタイプ違うって決めつけられたりする寂しさもなんかわかる。
だからまこっちゃんがスタバでみんなで撮った写真に嬉しくなって背伸びしちゃう気持ちも、メールもらってすごく嬉しいゆづの気持ちもわかるなぁ。
この作品のこういうとこ、すごく好きです♡{/netabare}
4話「ピリピリ カツカツ」
{netabare}兼近先輩に強引に頼まれたことを先輩なりに部活のために必死なんだと思う、と言ったりとか高嶺先輩のストイックなところに素直にすごいなってあこがれたり。
そんな、他人のいいところを自然と見るようにしてるミツミを見てると和みます☀
高嶺先輩も自分のスタイルに固執しないで、ミツミのマイペースなところに学んだりしてるとこもいいな。
この作品のおかげで毎週土曜朝はわたしの和みタイムになっちゃってます♡{/netabare}
5話「チクチク いそいそ」
{netabare}この話、原作読んだときから好きでした☀
心の許さじノートのシーン笑った。。
私がムカツク奴の名前を2つ覚える間に岩倉さんは親切にしてくれた人の名前を1つ覚えるんだ・・
このシーンも良かったけど
その後ミツミがミカに言った言葉がすごく良かった。人格的にはほめてないよもw
ゆづとまこっちゃんが何気ないしぐさとかで仲良くなってるのがわかるのもいいな。
みんなに浅漬け作ってくるというミツミのチョイス和むわ~{/netabare}
6話「シトシト チカチカ」
{netabare}シマくんが学校休んで心配するミツミだけど、他の女子の勝手な噂にちょっと気持ちが揺れて。
微妙にすれ違う二人の気持ち。
でもこういうのあるあるだよね。
本当の気持ちがちゃんと相手に伝わらないもどかしさというか。
ミツミがあらためてちゃんと自分の気持ちをシマくんに話して、お互いに気持ちが通じあって。
これって簡単なようでなかなかできないものだけど、ミツミらしいまっすぐさがちょっと眩しい。
逢いたいのに逃げたい
話したいのに言葉につまる
フミから聞いたそんな恋の気持ちと同じ気持ちになって動揺しちゃうとこ、かわいくて好き♡
あと、ミツミのはい゛とかおはよう゛とかの低音ボイスに笑っちゃいました。。{/netabare}
7話「パタパタ モテモテ」
{netabare}冒頭に流れるほんわかする音楽ですでに和まされちゃってるわたし。
努力して頑張ってる姿は誰かがちゃんと見てくれているものだ、ってよく聞くし、私もそうは思うけど、でもそれが報われることってなかったりすることも多いですよね。
兼近先輩の自分をさらけ出して他人を慰めようとするところ、かっこいいです♡
高嶺先輩のメモ帳、らしいなぁって思いながらも、自分をいい方に変えようってすごく努力してたりしてて、生徒会長からも学ぼうとするところも素敵だなって。
ほんと、この作品に出てくる子たちって精神的に大人な出来た子が多くて、いいオトナの私が毎回気づかされてます。。
あと、石川県産トモダチ100%にクスっと笑っちゃいました。
それから「のきゃ」にも和みました(^^♪{/netabare}
8話「ムワムワ いろいろ」
{netabare}女子4人のお泊り会🌙
4人それぞれの個性というか味が出てるところが見てて面白いし和む。。
変わりたいって頑張ってるけど自信が持てなくて傷つきたくない・・
昔の自分を懐かしく思い出しながら、ミカの背中を優しく押してあげるナオちゃんがカッコ良くて好き♡
4人で見てるホラー映画。まこっちゃんだけ平然としてるのに笑っちゃいました(^^♪{/netabare}
9話「トロトロ ルンルン」
{netabare}能登に帰省したミツミ。
空港からの懐かしい風景を見たミツミの表情。こういう細かいところも描いてるとこ好きです。
ミツミからもらったキーホルダーをさっそく付けてるお父さんとかも。
実家に帰ってお昼寝する気持ちよさ、わかる☀なんか落ち着くんだよね。
懐かしい同級生たちと方言で会話しながら花火したり。。和むわぁ。
嬉しいことをシマくんに無性に話したくなる気持ち・・それはもう恋ですね♡
シマくんの呟いた言葉からOPの眩しくて・・を思い浮かべました。{/netabare}
10話「バタバタ ポロポロ」
{netabare}文化祭!!
ミュージカルをやることになって準備に大忙しのみんな。
ミツミもあの調子で頑張りすぎてちょっと空回り。。
あーこの感じ、私も経験あるのでわかる・・
役のヨハンと自分を重ねてしまうシマくん。
ミツミの、まだ引き返せるって言葉に、起き上がるのムチャクチャ得意なんだからって言葉に勇気づけられて。
二人の即興ミュージカルすごく可愛かった♡{/netabare}
11話「ワイワイ ザワザワ」
{netabare}文化祭って昔の知り合いが見に来たりすることあるよね。
知り合いにゆづのことフォローしてるまこっちゃん見ててちょっと泣けた。。
「まだ半年って感じしないよね、私たち」ってゆづが嬉しそうに言うとこ、そしてそれを聞いたミツミがスキップするシーン、好きです。
「脚本のこととか考えていない自分が想像できない」って兼近先輩のセリフ、何気にかっこいいしうらやましい。
シマくんの弟くん、しっかりハキハキしてるように見えたのは周りに気を使ってたから。
でも身内の姿を見て安心して泣いちゃう気持ちはわかるなぁ。
とうとう次回は最終話。。{/netabare}
12話「キラキラ」
{netabare}コアリクイの威嚇ポーズ笑った。。
幼馴染って深くていいなって素直に思えるミツミがいい子で眩しい・・
文化祭が終わった後の達成感と高揚感と寂寥感と。。
それぞれの子たちの思い、悔しい気持ちも含めていい思い出になるんだろな。
ちょっぴりココロの鎧が取れて、ミツミからはいつもより子供っぽく見えたシマくん。
1期としてはいい終わり方だったと思います。{/netabare}
鬼戦車 t89 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
12話(最終話)まで観ました。2023.06.23
爽やかに走り切った感じです。シマスケとミツミちゃんの今後がとても気になります。
進学校のエリートの卵達って良いですね〜。これからも激しい競争が待っていますが、もう、人生大負けはしない感じです。
皆、自己評価が高いので、このままグイグイ積極的に頑張って能力を向上させて行くんでしょう。そして、馬鹿扱いされて、学習性無気力に陥った下層高校生と、凄まじい格差が生じるんでしょうね。
カイジの鉄骨渡りのように、すぐに転落死しかねない我が身には、キラキラ眩しすぎる青春群像劇でした。
………………………………………………………………………
10話まで観ました。2023.06.07
冒頭、シマスケの友人のクリスが、主人公達の高校でやる文化祭に対して、「イベント事に対するモチベーションスゲー!」と言いますが、まさに進学校クオリティです。
個々のスペックが高く、親も金持ちの集団なので、何でもできちゃうんです。だから何事に対してもモチベーションが高いです。
しかも、金持ち故に文化資本も獲得しているので、そこそこのクオリティのものも作れちゃう。進学校は、本当の意味で若者のモラトリアム期を提供出来ることが良く分かります。
単なる収容所の下層高校との差が歴然としています。下層校を舞台にヤンキーとして成り上がる系の物語は、ゴールが半グレ犯罪者しかなく、最近は中々ヒット作がありません。
高校モノでヒットするのは、「かぐや様は告らせたい」、「オタクだって恋がしたい」みたいに、進学校が舞台なものばかりです。「ハルヒ」もそうですね。
受験に失敗して、下層校に入ってしまっても、個人として頑張って面白いことをすることは出来ますが、高校生の集団として面白いことをやるには進学校です。
フィクションの世界も格差が…。アンチが湧くのも仕方無いかもしれません。
………………………………………………………………………
東京の、超進学校へ入学した田舎出身の主人公を中心としたハートフルコメディです。2023.05.01
超進学校なので、馬鹿や常識の無い下層階級は一切出てこないようです。
主人公も、田舎者だから少し周囲からズレていますが、馬鹿ではありません。
謎の難病で死んだり、DV彼氏に妊娠させられたり、バイクでピリオドの向こう側へ逝ったりしません。もちろん、クロマティー高校も攻めて来ません。
下層階級がワチャワチャ馬鹿騒ぎしている話は、観ていて疲れます。
携帯小説的な急展開無しに、青春物語を作るのは中々難しいですが、原作もしっかりしているようなので、観ていて安心です。
鬱展開にならないことを祈りつつ視聴継続です。
にゃん^^ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:今観てる
●君に届かなかった、物語
本作は恐らく「君に届け」のオマージュ作品なのでしょう。
美津未と志摩君は「君に届け」の主人公=通称貞子と風早君を意識しているとしか
思えないところが多分にあります。
貞子は{netabare}キャラが濃く、かなり存在感がありまして、それ故なのか
このキャラと人間関係を構築するにも相応の胆力が求められることになったのであります。
見た目は呪いの人形みたいな人見知り根暗女子ですが、見た目に反して意外な一面も
あるということで、要は濃厚接触しないとどういう女の子なのか理解できない感じの
人間性を秘めていたのであります。
そんなわけで貞子が主人公である「君に届け」はスローテンポで進行する物語だったのですが
それに比べると本作は、主人公を取り巻く登場キャラが多い割に、兎に角
ハイペースでサクサク進むという点では、対照的な物語であったようにも思えます。
尺の都合とか色々あると思いますが、「君に届け」と比較して本作について言えることは
圧倒的な「心理描写のスキップ」でありまして、一言で言えば人間関係が薄味
ということになるように思います。
上級国民が集う進学校の主人公取り巻きたちは、皆精神年齢が高く、
ある種の優等市民でありまして、基本スペックは軽く平均値を凌駕しています。
しかし如何に優等市民であっても人間なので、それぞれ短所はあるだろうということになるのですが、
それを巧いことフォローするのがエリート官僚を目指す主人公の美津未の出番というわけであります。
主人公と取り巻き達のキャラ設定は適切と言いますか、理にかなっているとも言えるのですが
むしろ噛み合い過ぎなところがあり、いくらエリート官僚候補とは言えども
まるで事務処理みたいに友人関係をサクサク処理していくのは、テンポ良すぎて
人間関係の心情面の味わいが不足しているような印象を受けたのでございます。
本作の長所はテンポがいいということになりますが、故にさっぱりし過ぎて
心には刺さらず、熱意的なものが、届かなかったように思います。
美津未が着ていたスタッフトレーナーの【8、5、13】の暗示はクラスの出し物の評価ではなく、
どうやら志摩君との関係性が深まるというものだったようであります。{/netabare}
●キャラ設定
本作に登場するキャラは進学校だけのことはあり、偏差値が高いのはもちろん
高校生という割に大人じみたところがあり、精神年齢が極めて高い傾向が見みられます。
登場キャラが多い割にテンポよく物語がサクサク進行するのも、
キャラの精神年齢の高さが関係していると言えるかもしれません。
{netabare}聞き分けの無いキャラいないことにより、イライラしなくていいというのは
ある種の本作の強みとも言えますが、本来高校生とはもっと精神年齢は幼く
人間関係の測り方がそこまで巧くないのが本分と言うべきでしょう。
主人公の美津未にとって一番重要な立ち位置にあるキャラ志摩君は、兎に角
精神年齢が高く、社交的で、その上美形男子でありますので、それこそ
高校生女子にとっては理想的なモテ男子ということになりますが、設定面で
盛り過ぎたために、高校生の物語に単に不釣り合いなだけでなく、美津未にとっても
ただのいい人でしかなく、スマート機能搭載型彼氏特有の行動規範の制約により
美津未に対してシナジー効果を与えるような要素が皆無というのが彼のキャラ性の
致命的欠陥であると言えるように思います。
恋愛物語であれ友情物語であれ、パートナーとの関係性は「50:50」であるのが理想なのですが
アドバイザーとして優秀過ぎる志摩君には、付け入る隙がなく、少なくとも同世代には
自分の弱みを見せず、あまり多くを他人に求めないポリシーの人であったりします。
進学校に通うある意味エリートなので、そういう生き方はむしろ適切と言えるわけですが
初期設定でレベル99のハイスペックキャラの冒険物語にスリルのような
ドキドキ感を期待できるかと言えば、クエストをあっさりこなして
最短コースでシナリオを消化するだけに終わるだろうという話であります。
レベル1のキャラ同士でパーティー組んで経験値を積みつつ
成長する物語こそが王道展開であると言えるでしょう。
高校生なのに敢えてスマート機能搭載型彼氏をメインキャストに登用するならば
その設定の意図するところが問われてしかるべきであります。
文化祭で美津未が着ていたスタッフトレーナーには
【☆】=【五芒星】が7つに、「13R」のロゴがプリントされています。
【☆】は「5」という数字を示し、それが7つなので
5×7=35→3+5=8
つまり【8、5、13】の法則の発動でありまして
「R」はアルファベット18番目の文字ですので【18】の暗示ということになります。
【18】=【6+6+6】
【666】は契約成立の証ですので、「※願い事」が叶うという暗示であります。
文化祭でのクラスの出し物が評価され表彰されるということなのかもしれません。{/netabare}
●「上級国民」は【獣】の種族
風早2世のような爽やか美形男子の幼馴染までもが、 {netabare}モデル業に携わっていて
如何にも上級国民らしいオーラが出まくっており、どいつもこいつも
「六本木【野獣】会」のメンバーか!?と思えるくらいにキャラ構成に
偏りを感じずにはいられません。
まるで【推しの子】の恋愛リアリティーショーを再現しているような面子にお似合いの
バイアスのかかったわざとらしい空気感が漂っているような印象を受けます。
一番わかりやすいのは生徒会長のキャラ性であります。
ある意味彼も爽やか男子でありますが、人の上に立つのが自分の宿命と自覚して
生徒会長に立候補している辺りが、完全リアルな上級国民そのものであり、
【優生思想】が滲み出てるあの独特な感じの描写も見事に決まっていたように感じました。
「六本木【野獣】会」とは、昭和時代に話題となった、六本木を拠点に芸能人などの
上級国民に属する若者たちが中心となり結成した、遊び人サークルであります。
所属メンバーには、すぎやまこういち、田辺靖雄、峰岸徹、中尾彬、大原麗子、
小川知子、井上順、ムッシュかまやつ などがおり、芸能界の勝組だらけの集まりであります。
「六本木【野獣】会」には「ナベプロ」などとの太いパイプがあり、メンバーは
当たり前のようにスカウトされ、当たり前のように「スター」になります。
芸能界とは完全なるコネ社会でありますので、上級国民は勝つべくして勝つのであります。
上級国民は世の中の仕組みを知っており、なので【ハンドサイン】の意味も熟知し
勝ち組の証として【ハンドサイン】を頻繁に世に晒します。
「【野獣】会」の最年少メンバーであった井上順はTVCMをきっかけに
【ピースサイン】を日本に大流行させました。
【ピースサイン】は【コルナサイン】の一種であり「角」を表現した【ハンドサイン】であります。
【ピースサイン】=【Vサイン】を考案したのは秘密結社「黄金の夜明け団」に所属する
【アレイスター・クロウリー】という名の【黒魔術師】であります。
【ピースサイン】というのは、「【ガンド】アーム」の【ガンド】であり
「幽遊白書」の浦飯幽助が使う「霊丸」に同じく、【呪術】の手法であります。
【ハンドサイン】は【ガンド】であり、【呪術の術式】であるのですが
(例えば「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」という「九字切り」も)
その意味を知っているのは上級国民だけということになります。
本作に登場するキャラも【ハンドサイン】をさり気なく使ったり、
LGBTに対する寛容性が強かったりと上級国民の設定固めに余念がない状況であるが
故に見ていてドン引きしてしまうわけでございます。{/netabare}
●キャラ設定に秘密が?
本作に対する謎の低評価工作員が湧いていますが、何が狙いなのでしょうか??
「君に届け」は許容出来て何故本作には抵抗を感じるのか?についての理由が判明しました。
もしも本作が完全なるフィクションならば、{netabare}「共感できない」で終わっただけなのですが
少なくとも官僚を目指す主人公についてはとても理解ができるのが厄介でありました。
偏差値が高い進学校に通う勝ち組=上級国民のキャラ設定が相応にリアルであり、彼ら特有の
独特のオーラが放たれてる感とかも巧い事描写されているために、ある種の拒絶反応が
自分に出てしまったという結論に至るわけであります。
本作は「人生の勝ち組を描いた物語」であり
それは「庶民の知らない物語」であります。
租税負担率が社会主義国並みの重さでのしかかり、生活は苦しくなるばかりの庶民の日常
それでも現実世界では、「They live」
という真実を本作は示しているのであります。{/netabare}
●人生勝ち組ランカーにおける逆転劇
本作の主人公が「君に届け」のサダコに{netabare}雰囲気が似てるため、相応の学生友情物語が
展開されることは予想できましたが、何か引っかかるものを感じます。
確かに風早君は爽やか青年でありましたが、仮に本作がオマージュ作品としても
何処か?何かが?ズレているような印象を受けてしまいます。
「異世界でチート能力を手にし~無双する」という異世界転生系の作品がありますが
ある意味ご都合主義過ぎるまでに勝ち組人生を送ることとなったその主人公と
本作に登場するクラスメイト達のポジションがどことなく似ていると言いますか
異世界転生ものだからこそ許されるご都合主義と同じレベルの学生生活が本作でも
繰り広げられているような、そんなデジャヴ感にちょっとした戸惑いを覚えるわけであります。
フィクションなので学生生活の多少の美化は許されるべきなのかもしれませんが、
本作OPのダンスシーンにしても、フィルタリング掛け過ぎで、所詮はまだ子供に過ぎない
はずの高校生の不純物やノイズみたいなものが完全除去され、高校生と言うよりも聞き分け
のいい純粋無垢なる大人のクラスの物語みたいなことになっているように思えてしまいます。
学生生活の思い出に浸りたがるのは大人特有の病であると言えるのかもしれませんが
これをやたら美化したがるのはある種の病的な現実逃避の傾向があるようにも思えます。
進学校で容姿が美しく個性的なキャラをできるだけ多く展開させようとし
しかも美しい学生生活の物語を描こうという八方美人的な考えに基づく
ストーリー設計にそもそも無理があると言えるのかもしれませんが、完璧主義者故に
必然的に出てしまう粗が物語の根本に穴をあけ兼ねない懸念を感じる次第でございます。
恰も犯罪係数アンダー10以下のシビラシステムに選ばれたような、まっさらなメンタルの
学生たちには「天国大魔境」の施設で育成される子供たちのように、何とも言えない
不自然な空気を感じてしまいます。
{/netabare}
●ハンドサインが凄い!?上級国民作品
3話まで視聴した本作の印象は要するに雰囲気アニメであります。
官僚を目指す主人公のキャラ性は悪くないと思いますが、{netabare}「君に届け」の劣化版のような感じで
高校生の日常を描いてるのが何とも言い難く、ギャップ効果よりもミスマッチ気味なものを
大いに感じてしまいます。
上級国民のような選ばれしセレブたちが通う進学校の高校生の日常は、案外普通の高校生と変わらない
ものなのかもしれませんが、セレブな美形男子や美形女子に混じり戯れる主人公の人間関係性に
何かを見出せるかと言えば、普通の高校生でも成り立ったのでは?という素朴な疑問が
頭をよぎるばかりでございます。
高校生にして官僚を目指すという明確なヴィジョンを持てるような意識高い系の人種は上級国民
以外にあり得ず、庶民とは思想性が全く違うからこそ、子役として活躍したり、ある種のカリスマ
モデルのような振る舞いが自然とできるわけであります。
上級国民とは【優生思想】に毒され、人の上に立つのが当然と信じている人種でございます。
そして【Ⅴサイン】だとか【666】の「OKサイン」だとかのハンドサインの意味を熟知しており
これを公衆の面前で然るべきタイミングで多用する習性があるのが彼らの特質であります。
「ナオちゃん」というLGBTを当たり前のようにぶっ込んでくる時点で思想性に偏りがあることは
明白でありましたが、案の定カラオケ回では「3時間600円」コースなどの表示をさり気なく背景に
忍ばせたりしていました。
サリンジャー著作の「バナナフィッシュにうってつけの日」でも【6】に
特別な意味を持たせるとともに【6】にLGBTを絡ませておりました。
3×6=18=【666】
これを【獣の刻印】と言いまして、【ソドム】の住人にもこの刻印が記されており
【ソドミー】の罪故に【ソドム】は滅んだのでありました。
【666】の刻印を持つ種族はLGBTを許容します。
LGBT自体がどうであるよりも思想的な意味をこれに見出している種族がいるという話であります。
思想的に偏りがある特別な種族による普通の高校生の日常を見せられても
微妙であるというのが当方の結論であります。{/netabare}
見ていて一番気になったのはナオちゃんでありましたのでwikiで調べて
みました。
{netabare} やはりLGBTでしたね。{/netabare}
いつも通りゴリゴリ来てます。
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