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「スキップとローファー(TVアニメ動画)」

総合得点
80.2
感想・評価
400
棚に入れた
1196
ランキング
469
★★★★☆ 3.9 (400)
物語
4.0
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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スキップとローファーの感想・評価はどうでしたか?

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

恋愛要素は薄めの青春作品

これ、序盤は今期の目玉に躍り出てた青春アニメだった。
中盤以降は思ったほど伸びずに「普通」に終わったけれど、そこは原作有り作品における尺の都合で仕方なかった部分もあるのかなぁと、詳しくは後述。
メインキャラの男子(志摩君)がイケメンなので、パッと見だと『君に届け』のような少女漫画風の恋愛アニメに捉えられがちだが、終わってみればあまり恋愛展開にはならなかったね。
男女が登場する青春作品である以上、色恋沙汰が全く無いわけではないが、まだストーリーがそこまで辿りつかなかったというか…おそらく今後の展開で発展していくと予想されるも、少なくともアニメ内のお話限りでは恋愛ものではなかった。

本作の魅力は「ハートフルな人間関係を構築していくキャラクタ―たち」であろう。
中心となるのは主人公の岩倉美津未。
見た目は至って普通の、田舎から都会の高校にやってきた15歳。
少女漫画などの女子高生が主人公の作品って「主人公が可愛くない設定」のはずなのにキャラデザがどっからどう見ても美少女なことが多々あるけれど、本作の美津未は本当に普通のルックスに描かれていることに強い拘りが感じられる。
彼女の実直で裏表ない性格に、都会の擦れた少年少女たちの心が洗い流されていく…みたいなストーリーにほっこりした。
cvを担当した黒沢ともよさん(ご結婚おめでとうございます)の演技が見事にハマっており、やもすればモブと間違えられそうな見た目の主人公の魅力を大いに引き出せていた。

三者三葉のクラスメイトの女子と仲良くなっていく過程が中盤までのハイライトで特に第5話のバレー回が個人的ベストエピ。
自分と真逆の性格の美津未のことを内心小馬鹿にしていたミカが、互いの真剣なやり取りを通じて美津未のことを認め、自身も成長していく感じが青春全開だった。
さて、この辺までは今期の覇権まであるんじゃないかと予想していたはずなのに、終わってみれば「普通の良作」に収まってしまった原因について。
それは、1クール全12話という縛りがある中で、原作の枠に区切りとなる適当なシナリオが存在しなかったことが一番に挙げられるのではないか。
や、たしかに文化祭は高校生活における重要なイベントだし、濁されてきた志摩君の過去にスポットが当てられてはいたが、そこに主人公の美津未が重要なポジションに関われず、これまで人間関係の構築の中心にいた美津未が最後の最後に本当にモブになってしまったのが残念だった。
志摩君の家族や昔の友達の問題に決着した感じはなく、モデルの女については子役時代にどんなトラブルがあったのか定かではないが、仮に今後続編アニメが作られないのであれば全カットでも問題なかったキャラだ。
なんというか作品を締め括るにはモヤモヤした最終回に感じてしまった。

とまぁ、名作になりきれなかった原因を少し述べたが、これはアニメも原作も全く悪くない、仕方がないことだ。
すべての作品が「アニメ化したときのために序盤のクライマックスエピソードを用意している」と、そんなはずがないのである。
つまるところ1クールで描くには勿体ない作品だったということがズバリな話。
まだ原作が続いてること以外、今後のストーリーは全く存じないものの、多分だけど最終的に美津未と志摩は付き合うことになるし、それから2クールのアニメを制作しても良かったのでは?と思う。

制作はP.A.WORKS。
PAさんと言えばオリジナルアニメだけど、実は原作付き作品を丁寧にアニメ化することにも定評があり、直近だと『パリピ孔明』が挙げられる。あれははっきり言ってしまえば「出オチ作品」だったから1クールアニメで全力を尽くすので正解。
一方でスキローのような安定感がある作品は、それこそ昔の『君に届け』『のだめカンタービレ』の如くじっくり20話、30話かけてアニメ化して頂きたいところ。
が、昨今の業界は簡単に数クールアニメを作るのが難しい状況にあり、特にPAはここ数年で2クールにしたことで失敗した事例が複数有るからね…
しかもPAは「2期を作らない」ことでも知られるアニメ会社。
密かに最終回後に2期決定のアナウンスがあるのではないかと注目していたけど何も無くて残念無念…
重ねて言うけど1クール作品に終わらせるには勿体ない限り。ストーリー&アニメーション&キャスティング&音楽、すべてが魅力的な作品だっただけにね。
PAさんの地力を改めて実証した作品であり、マジな話で2期お願いしたい。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 172
サンキュー:

15

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

かわいすぎやん!

高偏差値高校のラブコメだとぅ?
筑波大付属みたいなスーパーキッズが全国から集まる高校での青春物語ってかよー。

へー。そらまたえらい縁遠いハナシで。
ボクのようなぼんくらにはおそらくピンとけえへん話にちがいないすわ。

…っと思って片目つぶりつつ1話見てみましたが。


うわーなんだこれー!!!

始まってすぐのOP見てもうだめだ。完全に心奪われてしまった!

かっ!かっ!カワイイ!
かわいすぎやん!

OPのダンスシーンのゲキレツカワイイったらない!
ふたり顔合わせて手ひらひらさせるとことか~。
ナニあのダンス!?

やー。オタ恋やお耳に合いましたらのダンスもよかったけどこれはそれ以上だ!!
もー配信されてるノンテロップOP何回見たことかー。


はーはー。
ちょっと落ち着こうか。


いやこれ以外にも今期はボクの心のヤバいやつとかインソムニアとか青春ものがどれもおもろい!

これは若返るなぁ・・・。

とゆーことで話の筋はともかく毎週楽しみにしております。
ボクもOPのダンス踊れるように練習するぞ!


誰と踊るんだとかそおゆうことゆわない!!

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

とゆうことでですな、OPのダンスがあまりに可愛すぎたんで内容はともかく見続けとるんですけどね。

とりあえずお詫びの意味も込めつつ前言撤回します。

内容はともかくと言ったことが全く見当違いだったと言わざるを得ない。
もう毎回素晴らしい出来栄えで、ボク的には今期並みいる強豪を押さえたナンバーワンの作品なのだと言い直させていただきます。

今期はホントに大豊作で、もー見ないと気が済まない作品がワンさとあって、飲み会とかのお誘いをすべて断わらざるをえん状態に陥っております。

ああこれでまた付き合いの悪い奴だと陰口をたたかれること必至。
うーかなしー。


しかしまあこれは『よりもい』が放送されてた2018年以来かと。


にしてもこのスキップとローファー。
いったいどおなってんだってくらいめちゃくちゃ刺さってます。

どれくらい刺さってるかとゆうとそれはもうマシュマロを突き刺しジャムも流れ出てる感じですわ(謎)。…要するにヤバイってことです。


とりあえず、しま君とミツミちゃんが仲たがいして仲直りするハナシまで見たんですが、毎回気が付けばポロッポロ涙こぼれまくりです。
しかもなんでそんなに感動してしまうのかよくわからないでいます。


なので、いまのところレビューで書けることは何もありません。


ああまた素晴らしい作品と出会えた奇跡に感謝だ。
いまはそんなことぐらいしか書けることはありません。


これから先の話に ワクワク じわじわ かな?

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

最終回見てしまいました。
いやー面白かったですわ。
最高傑作でしたわ!

なんかもう気が付けば毎回涙ぽろっぽろこぼれてて、それがいったいなんでだかよくわからんくてですよ。

最後まで見てもなんでかわからんずくですわ。

まあどないやねんと強引にゆうてみれば、とにかくここにたどり着くまでにあっちこっち傷ついてて、それはそれぞれみんないい奴だったからに他ならなくて、もうこれ以上傷つきたくないぞって気持ちで用心してたら実はたまたまそこで出会った人が一生に一度出会うかで会わないかってゆうくらいの人たちで、その人たちがお互いに気持ちが通じ合っていく様になんかこう感動したんだと思いますわ。

日常を描いてるようで実は特別な関係を描いてるのかなと。

特にまこゆづ、ナオちゃんおミカのからむくだりはもう何度見ても泣く。
『せんべいくうか?』『たべる』のやり取りはめちゃくちゃ刺さりまくりでしたわ(涙)。

さてまあそんなわけで全12話最終回もあっさりと終わっちゃった感じなんですけど、コレ2期やらんのですかね~。

原作によるとこれからまた一波乱あってさらに面白くなるってハナシじゃあありませんかよ!

ここはひとつ強く2期を希望するところであります。



あとまあ少し気になってるところなのですが。。。


最近LGBT理解増進法とゆう法律が成立しまして、それにボクは反対の立場なのですが、今回のこの作品にトランスジェンダーのナオちゃんが出演しとります。

でこの人の立ち位置がどうもこうね、どっち側なのかなと。

もちろんナオちゃんのようなトランスジェンダーは全然OKなわけですよ。
ボク的にも。

要するに性自認を認めよとゆう法律なんでほんまにそうなんかどうなんかようわからんようなトランスジェンダーも認めなあかんのかとゆうところがアレなわけですよ。

ほんで、ナオちゃんですわ。

この作品的には…

ホントのトランスジェンダーはこうして誰に迷惑をかけるでなくたくましく生きてるんですってば。

だから改めて理解増進法なんかいらないんですよとゆうてるのか。

または、

ね、トランスジェンダー。怖くないでしょ?だから理解増進法があってもおかしいことになんかならないわよとゆうてるのか。


・・・高松美咲センセ!そこんところはどうなんですか!???


・・・なんか『そんなことどうでもええやんけ』とゆわれそうな気もしますな(滝汗)まあどうでもええゆうたらどうでもええすか。。。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 399
サンキュー:

29

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「だけど俺さ、俺……。学校、楽しいんだ。」

と、レビュータイトルには作中のある人物の台詞をいただきました。

まあ、個人的には「だけど」は付かずに小学校から大学院まで総じて学校は楽しかったわけなんですが、特に中高生の頃って楽しかったですね。

一応の主人公として岩倉美津未(いわくら みつみ)はいるんですが、趣きとしては「ミツミちゃんに感化される同級生や先輩による青春群像劇」といった感じですかね。

ちゃんと「人間」が描けている作品という意味では、大変面白くかつお勧めであります。キャラクターデザインもなかなかに趣き深いです。絵柄的に少女漫画っぽくもありますが、原作漫画掲載誌はかの「月刊アフタヌーン」らしいです。

最近のアフタヌーンは読めていませんが、歴代の名作が揃う名門漫画雑誌というイメージはありますよね。

本作の舞台は都内にある進学校なんですが、ミツミちゃんは東大に進学して官僚だか政治家だかといった形で地元石川県に貢献しようという大志を抱いてわざわざ上京してきたという強者です。

もちろんそんな生徒はレアで、概ね都内もしくは東京近郊に住む人々なのでミツミちゃんはそこにギャップを感じながらも、力強く学校生活に邁進しています。

そんなミツミちゃんの純朴さに「いまどきの高校生」然とした周りの人たちも感化されていく、といった感じのお話です。

原作は読んでいないのですが、このアニメを1クール通して観て、「そういえば高校生の頃って楽しかったよな」としみじみと思い返していたのでした。

我が身を振り返ると高校生の当時は部活であったり文化祭実行委員会であったり予算委員会であったり、子供なりに「忙しい」って思っていたはずなんですが現実問題として大人になってからの方が圧倒的に大変だったりするわけです。

私の出身校にはさすがにミツミちゃんほど遠くからやってきた生徒はいませんでしたが、それでも「2時間近くかけて通学してくる」とか「東大に入って官僚になろう」くらいの人はそれなりにいる学校ではあったので、なんとなくその頃の空気を懐かしむ感じではありました。

ただ、私の高校時代にはスマホや携帯電話はおろか、ポケベルすら高校生は持たないような世の中だったのでコミュニケーション方法には大きなギャップがありましたねぇ…。

余談: 作中作ミュージカル「The Family Singers」がどう見ても「サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)」でした。本当にありがとうございました。← 何が?

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 392
サンキュー:

46

ネタバレ

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

善男善女の成長物語<75>

欠点も含めて好感をいだく登場人物達の思春期の成長を描く物語。
PAが珍しく良原作を引き当てて、普段オリアニでドブに投じてる制作能力がやっと有効に発揮された秀作。
ラブコメラッシュの今期でも光るものがありました。

アフタ掲載作品で主人公が黒沢ともよなので、美津未ちゃんはこの先足を失ったり手を失ったり{netabare}頭を失ったり、一万年の孤独に放置されたり、仲間すべてを消し去ったり{/netabare}するのでしょう。

原作だと{netabare}聡介と付き合って別れてまた焼けぼっくいに火がつきそうになってる{/netabare}けど、悲しいかなこの上品な秀作に二期があるとは思えないので、あの季節は心地よい風が吹いていたなぁくらいの思い出で終わってしまうのでせう。

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 93
サンキュー:

7

ネタバレ

アニメ好きなオタク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

安心感のある、丁寧に描かれた高校生活

石川県の田舎町から東京の高校へ進学した主人公の岩倉美津末、同じ高校に通うちょっとワケありなイケメンの志摩総介くんを中心に描かれる少女漫画原作のアニメ。

総介くんの他にも様々なクラスメイトが登場して、暗い展開も、実直素直な美津未を通して描かれるので、暗くドロドロ…というのは少なく立ち直りが早く、安心して見られる作品でした。
なんらかのイベントやアクシデントはあるものの、高校で起きることなのでそんな突拍子のあるものはなく、目が離せなくなるほど面白いかと言われると正直そうでもないのですが、なんとなく見始めて、そのままするっと作品に入れるような…そういう作品でした。キャラクターはたくさん出ますが丁寧に描かれているので、誰この人?とは全くならず良かったです。
これが最終回なのか?っていうぐらいあっさりした終わり方だったので、二期があったら見たいです。

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 83
サンキュー:

12

ネタバレ

gm560 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ハイレベルな今季でなければ・・・

途中で視聴をやめてしまいましたが
ハイレベルな今季じゃなかったら最後まで見たかなと思います
しいて言えばイケメンに恋される真面目で地味な子という
設定はあんまりリアリティは無かったかなあと思うけど
主人公はちょっとユーモラスで面白みはありました
また気が向いたら最後まで見たいと思います!

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 101
サンキュー:

4

nyamu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良作。OPを見て良いと思ったら自分の感性を信じて見てみると良いと思う

今どきならyoutubeにOPがあると思うのでもしも見ていない人がいたらそれで見るか見ないか判断してみてもいいと思う。

音楽も映像もほわほわして、見ているこちらも幸せになるような、そんなOP。本編もそんな感じ。


主人公の美津未を中心に話は展開していくのだけど、美津未は言わば触媒。
善良さや前向きさ、真面目なところや、おおらかなところ、心の奥底には誰にでもあるそういうこと浮き上がらせてくれる増幅させてくれる、そんな人。

美津未は別に前向きモンスターではないし、押し付けがましく誰かに何かを言うような子ではない。彼女自身も迷ったり言えなかったり普通にあるけれど、多分少しだけ人より前向きなんだろうと思う。

そんな美津未を見て、会話して、その誰かは自らの心で気づいて少しだけ考え方が変わる。それは自分で作った枷を少しだけ外して少しだけ生きやすくなる。

突然劇的に何かが変わるわけではなく少しずつの積み重ねで日々は変わっていくっていう、よく考えると当たり前の話なのだけど舞台も登場人物もリアル寄りなのでキャラたちの心情に寄り添いやすいと思う。

そういうことも相まって、キャラが幸せになる→見ている私達も幸せになるというサイクルで見終わったあとのふわふわ感が気持ちいい。

心が上向きになるので落ち込んでいる時期の人や、高校を夢見る若い人に見てほしい作品。

投稿 : 2023/07/01
閲覧 : 90
サンキュー:

20

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心が弾む、元気もらえる青春ストーリー。

学力超優秀な主人公みつみが将来を見据えて田舎を出て
右も左も分からない東京の進学校へ入学します。
新たに始まる学園生活をつづる物語です。

みつみは、頭が頭が良くて将来の目標に向かって頑張ってる
良い子なのはもちろんなんですけど
知り合って友達になっていく周りのキャラ達もとても
素敵なんです。

入学初日に迷子になったみつみを助けてくれた志摩くん。
イケメンであのふんわりした雰囲気。これは癒されて好きになっちゃう
女子が多いのも納得です。
本人は意外と周りを観てるし、過去に何かありそうってのが気になります。

モデル系美女の結月。
周りが良く見えてて実は本当に気持ちを寄り添える友達が
欲しくってたまらない、そんな心が可愛い女の子です。
(実際は男はこんな子の事を一番理解出来てなかったりするんだろうな~)

地味で暗そうだな?とか逆に派手でチャラそうだなとか、外見の
イメージって先入観として持っちゃうのはある意味仕方がないのかも
しれません。
そしてその外見の印象に周りもですけどいつしか自分自身ですら
引っ張られて
無意識に線引きしちゃってるとこもあるかもしれません。

そんな外見上のイメージが重なる輪が自然にできて、何となく
似たような人達が一緒にいることになるのが普通だと思います。

メガネでちょっと暗そうな(だからそれが偏見って><!)
そんな久留米さんは
人を外見で判断するがゆえに自分の居場所を決めつけちゃってる
一人でした。

そんな久留米さんが警戒してた結月と打ち解けていく話良かったな~~。

ほんの一歩踏み込んで距離を詰めることで
個性、タイプの違う人を惹きつけていつしか本当の友達に
なっていくのがホント眩しくて、観てて嬉しくなっちゃいます!!

東京の高校生って実際はこんな良い子達ばかり?って錯覚するくらい
毎回和むんですけど~~。

5話でのクラス対抗のスポーツ大会の回。
みつみを囲む友達でも一番打算的だった江頭ミカさんまでもが、
背中を押してあげたくなるような可愛い良い子の仲間入りです!

彼女は嫌がらせを受けた先輩二人の名前を
心の許さじノートに残す決意してます。
ところがその二人の横暴を助けてくれた先輩の名をみつみが
覚えてたことに、自分との考え方の違い、彼女の心持ちについて
気づかされます。

ちょっとしたことだけど、
自分もそうありたいって思える心の持ちようを気づかせてくれる素敵で
印象的なエピソードでした。

後半は志摩くんの過去、梨々花との関係が明らかになっていきます。
人間関係で障害となるような話はその話
以外は特に大きな展開があるわけでもありません。

この物語を見てるとそんなギスギスよりも分かり合える楽しい
エピソードが断然面白く感じちゃいます。

文化祭の打ち上げで充実感いっぱいになる生徒達を見てると
高校生のイベント、きっと今の楽しい瞬間は誰も意識して
ないんだろうけど一生懸命に仲間と作り上げるってかけがえのない時間
なんだな~って羨ましくも感じます。
ああ、まだ学生の我が娘達にもその大切さを伝えたい!!
(まあウザがられて響かないでしょうけど><!)

たった半年で親友って呼べるくらい仲良くなった4人の眩しくて
華やかな笑顔に癒されまくりでした。

志摩君の心の棘となってた梨々花への贖罪の気持ちが少しずつ
変わってきた高校入学からの色々な出来事。
そしてそんな軽くなった気持ちの志摩君を見て嬉しくなったみつみ。
二人のこの先の青春物語をずっと見ていたい、そんな最終回でした。


OP 須田景凪 / 「メロウ」
眩しくて~~眩しくて~~♪
とっても明るくて元気もらえる楽曲で1度聴いただけで大好きに
なっちゃいました。
二人が踊り出す動きがとっても愛らしくて本当に癒されます。
アニメ以外でもかなりいっぱい聴いた素敵な曲でした。

キャラがみんな素敵って書きましたけど、時に風当たりが強かったり
まあこういう人もいるよねって人も当然いるし、そんなの世の中
当たり前です。
でも
心の持ちようで自分が前向きな気持ちになれるって教えてくれてる
ような、
いや・・なんか何を書いても説教臭くなっちゃうな・・・

そんなんじゃなくて感じるままに観てて本当に楽しくて元気が出る
なんかワクワクする、そんな素敵な作品でした。

投稿 : 2023/06/30
閲覧 : 166
サンキュー:

44

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作付きPA

最初は王道の恋愛ものなのかなーっと思ったら
友情やキャラクターの成長などを重きに置いたハートフルな作品でした
主人公は決して可愛くないキャラなのに
性格の良さ、純粋なところにめちゃくちゃ可愛く見えてそんな主人公と関わってくうちに周りのキャラクターも成長していったり
心理描写の描き方がとにかくすごくよかった

原作付きのPAって珍しいですよね

投稿 : 2023/06/30
閲覧 : 95
サンキュー:

8

大貧民 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

かなりの良作。

原作漫画はマガポケで読んでいます。
てっきり少女漫画作品だと思ったら、アフタヌーン掲載だったとは意外でした。
しかし掲載誌はどうであれ、作品のジャンル的には少女漫画じゃなかろうか。
田舎から進学の為に東京に出てきた女の子が主人公。
主人公が美人、美少女でないという設定は良くある話だか、キャラデザ的にも完全にモブ顔というのが少女漫画では無い所なのか?
おっさん読者目線では、言動が可愛いと思え、とても好感の持てる主人公なのだが。

様々なクラスメートが主人公の美津未に関わって、いい感じになってゆくというのがとても良い具合にまとまって読んでて心地よい。
今期作品のなかでも、トップクラスの良作な気がする。


観終わって。
今期作品の中で、万人に勧められる良い作だと思います。
当初嫌われキャラ的なポジションにも思われたミカもナオちゃんとのやりとりだったりで見方が変わったりして、キャラの一人一人それぞれが立っていて本当に良策。
マガポケの方ではもっと先まで、読めるので先の展開も知っているのですが、二期も是非期待したい。

投稿 : 2023/06/30
閲覧 : 143
サンキュー:

12

ネタバレ

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公がかわいい

頑張り屋さんな主人公がかわいいです。
これはジャンルはラブコメになるのかな?
日常系なのかな?
キャラクターは基本的にみんな好き。
(モデルの人以外…)
ギスギスが無くてほのぼの成分のみで終わってくれたら良かったなあなんて思ったりしたけど、面白かったです。

投稿 : 2023/06/28
閲覧 : 144
サンキュー:

5

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

セリフに頼らない示唆に富んだ表現が素晴らしい

高校入学と同時に上京した女子高生のお話。
東京の鉄道を乗りこなすのは大変だろう。
妙に自信だけはある岩倉さんの行動から目を離せない。
絵柄からは想像できないような繊細で高度なアニメ。
とにかく人間内部の描写がうまい。というか、とても高度なアニメだ。
高校生の揺れる心の中を巧みに表現し、視聴者を離さない。

そんな難しいこと考えなくとも、岩倉さんの言動を見てるだけで楽しい。
決してドラマチックな展開は無いものの、良作というにふさわしいアニメ。
志摩君との関係がどうなるのか、これからなのかなぁ・・。

投稿 : 2023/06/27
閲覧 : 104
サンキュー:

15

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続々私的アニメ感想簿11

さて、今期話題のスキップとロンハーの感想ですが、やはり女性芸能人の運動大会は面白い・・・
えっ?ロンハーじゃなくてローファーだって(ギクッ)
じゃあ、こう両手に構えて(それ、トンファー)

そろそろ怒られそうなので、本題に戻って
このアニメ、実は第1話を見逃して観るの止めようかと思ってたんですけど、あにこれに参加されてる皆さんの評判がいいので、コミックで最初の部分を読んだら「うん、面白い」という訳で第2話から観ました
(これだと、見終わったになるんでしょうかね?)

石川県の端っこから官僚(?)になるため上京して、東京の高校に入学した顔は明らかにモブな岩倉美津未。
そんな彼女がイケメンな志摩聡介と出会うところから物語は進み始めます。

1話を見逃してしまい落ち込む天地人
志摩クン
「そんなこの世の終わりみたいな・・・ たかがアニメの第1話じゃん?」
そ、そうなんですよ。
正にこのセリフに自分の心情がシンクロして(吹っ飛ぶ天地人)

まあ、それは置いといて(汗)
普通のアニメだったらとてもヒロインとは思えない(ホメ言葉)モブな顔立ちだけど、純粋無垢で常に前向きでいつの間にか周りを変えていく彼女。
イケメンで愛想よく、でも結構キツイセリフをさらっという志摩、この二人がすぐ恋愛関係になる展開だと、こうは面白くならなかったと思うんですよね。
そこに周りのクラスメートや昔からの友達が織りなす物語にどんどん引き込まれていき、あっという間に最終回まで観てしまいました。

実を言うと、この続きをすぐ観たいんですけど、アニメ終わったしマンガを読もうかなと悩んでます
梨々華
「あん、アンタがそれ言える立場?」
天地人
「(チ、チュウ・・・)」

おまけ
美津未
「(少女アニメを観始めたばかりの頃、漠然と思いまし。)」
「(みんなオシャレでシュッとしてるなあ~これが少女アニメか~)」
「(しかし私はあらためて衝撃を受けています・・・)」
「こんな私でもアニメの主人公を(再び吹っ飛ぶ天地人)」

天地人
「うっ・・ぜ、ぜひ2期を(バタッ)」

投稿 : 2023/06/27
閲覧 : 152
サンキュー:

15

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

陽だまりのもとへ

【魅力的に思った点】
・キャラが個性的で面白い
・描写が丁寧で感情移入しやすい
・王道かつ、ちゃんと捻りも利いている

【残念に思った点】
・側だけ見るとテンプレ少女漫画
・良くも悪くもストーリーは穏やか

【総評】
・80点
  見る前は地味系女子がイケメン男子に救われるよくあるラブコメかと思ってましたが、どちらかと言えば家族や友情が主体のハートフルコメディに近い印象でした。
  恋愛のほうも王道でありながら、聡介のほうが闇で美津未のほうが光という関係性で描かれていたので新鮮さも感じましたね。こういう作品って意外と美男美女側の恋の起点が曖昧だったりすることが多いのですが、本作はもうそりゃ惚れるわって感じでとても良かったです。
  違うタイプの人間たちがそれぞれが違いを感じながらも寄り添おうとしてゆくとか、離れても昔馴染みとは深いところで繋がってるとかエモい感じが好きな人に特におすすめしたい作品です。

【こんな人におすすめ】
・ハートフルな作品が好きな人
・ニヤニヤできるラブコメが好きな人

投稿 : 2023/06/27
閲覧 : 92
サンキュー:

9

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

眩しくて 眩しくて♪

常に透明、時に輝き、反射するガラスのような岩倉美津未。
傷つくことはあっても、割れることはない。
そんな美津未と接していくうちに、自らの内面を悟る志摩聡介。
主人公は美津未かも知れないが、メインストーリーは聡介の変化だった。

美津未の友人のミカ、結月、誠も良い味を出してる。
特にミカの立ち位置が良い。
聡介のルックスに惹かれ、聡介と仲の良い美津未に嫉妬しつつも、仲良くなっていく。

取り繕う狡猾さは持たず、落ち込んでも、また前に進んでいく。
ありのままである強さを持つ、美津未。
ポジティブで、一緒にいて楽しいと感じさせることができる。
こういう人が友人、知人を増やしていけるんだよね。

投稿 : 2023/06/27
閲覧 : 86
サンキュー:

5

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

明るく彩られていく日常と関係性を描いた雰囲気の良い青春ラブコメの良作。

 田舎から都会の高校に来た純粋で朗らかな心を持って前向きに生きるみつみが周りの関係性やギャップ、高校生活に悩みながらも明るく暮らしていくラブコメで、アニメとしてめちゃくちゃ面白い、というわけではないんですが心地の良い距離感と関係性があり、キャラクターに自然に感情移入ができて楽しく見れる作品でした。
 このアニメの良さとしてはなにもすべてが上手くいくわけではないし、自分と他人の距離のスペースに悩んだりすることもあって、でもそれが高校生たちの等身大な悩みで、みつみが周りを全て解決していく、というわけでもなく自分のできる範囲でやれることをやっていく上で次第に関係性が生まれる。見かけでは判断できない人の有り様や、人の心や関係も悩みも複雑でいろんなものを抱えて日常を生きている中でみつみが持つ前向きな明るさで少しだけ世界を明るくしていく、というところにこのアニメの雰囲気の良さであったり、温かさというのがあって良かったです。
 また、OPは今期で一番良かったというくらい世界観の良さが表現されていてサビに入ってからのみつみと志摩くんとのダンスも彼との距離や心地いい関係性を表していて完璧でした。

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 89
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11

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

PAさんは、漫画原作付きの方がいいような…

もしかしたら、数話で観るのをやめるかも…と思いながらも最後まで安定して視聴できました。
主人公の声を黒沢ともよさんの新しい演技が観られたことや、今回はじめて知った志摩役の江越彬紀さんはもう10年以上の声優歴がある方で、新人声優さんが演じてるだろうと思ってたんで軽い驚きを覚えました(決して悪い意味ではないです。リアルに高校生に近い人が演じてるんだろうと思ってました)。
さらに驚いたのは、タイトルにもある「PA.WORKS」さんの作品だと知ったことです。5、6話くらいで気づきました。近年のPAさんのオリジナル作品を幾つか観てますがいずれも途中でやめるか、惰性で観てた作品がほとんど(例外はパリピ孔明)だったので、単純にPAさんはシナリオやキャラ付けを除けばやはり一級の制作集団だと思いました。
引き続き、オリジナルはテンション低く観ていくかと思いますが、いつか素晴らしいオリジナル作品を作っていただくことを祈念しています。

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 77
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10

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

アニオタへの入口

アフタヌーン原作萌えでない日常系、「一般人に見てもらうアニメ」の代表作のようなアニメでした。ノイタミナかと思ったら違うんですね。シマスケかっこいい結月かわいい、アニメ化のキャラデザ誰なんだ?とか、ミツミ声優うまいなともよ様って誰だ、とか調べてみたあなたはもうアニオタの入り口にいます。

元コメント
だったらいいなの世界
3話まで
ともよ様出演とのことで継続視聴してました。日常系ですがそれぞれキャラが立っててテンポがよくて見れちゃいます。原作がこうなんだろうと思いますがちゃんとその雰囲気のままアニメ化されていて面白いです。
イキらず自然で過ごしたほうがみんな楽しいよって話だと思いますが、妬むしかできない多勢のザコ共を次々浄化していける親アヒル男前のチート力が重要ですね。
8話まで
かなり面白いです。我々一般人代表ミカちゃんが幸せになってくれたらいいなあ。原作未読ですが大人気だそうで、その雰囲気を出せるアニメ化ほんとすごい。8話エンドクレジットにサトヒナが、超応援です
11話まで
主役ミツミはん影薄めですが、触媒ミツミによる周囲の化学変化の話なんでこれでいいんでしょう。スチュワーデス物語ちゃんも早くミツミと直コンタクトが必要ですね。

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 295
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17

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アフタヌーン原作ですが内容は少女漫画のようですね

1話感想 4.2
見るとポジティブになるアニメ、だそうで。

優等生なのに色々残念なヒロインがポジティブに頑張る姿、恋愛模様を応援するアニメですね。
クオリティも高く面白かったです。
文句なく視聴継続ですね。

後は自分語りですが… まあいつものことだから良いか。
私はあまり声優でアニメを見るということをしません。
だって声優って皆上手ですから。
この人だから良い、ということはあまりなく、声優を評価する気持ちは良くわからないと思っていたのですよね。

でも、私はもしかしたら黒沢ともよさんのファンかもしれない、と思えるようになってきました。

アニメを見ていて「このキャラの声は黒沢ともよだ」と思ったことは一度もありません。
というか声優の存在すら意識せず、普通にそのキャラが生きて声を出しているように感じていたのです。
で、エンディングで名前を見て、「あ、黒沢ともよだったんだ」と知るような感じです。大体いつもそう。
それくらい自然に、キャラに寄り添う、演技ができていて…。

他の声優さんも皆、本当に上手いのですけれど、それよりさらに一段上手なのでは、と思うようになってきました。
なるほどこれが声優ファンになる感覚か。ようやくわかってきました。
他には悠木碧さんも非常に上手ですね。
この2人が私の中ではツートップで、黒沢ともよさんが1番です。

まあ別に彼女が結婚したとしても、おめでとう、としか思わないので、やっぱり声優ファンの気持ちは良くわかりませんが。

というわけでヒロインの声優の演技も素晴らしい本作、大いに楽しみにさせて頂きます。

全話感想 4.1
心が少し暖かくなる感じの良い作品ですね。良かったとは思います。
まあ地味で雰囲気の良い作品で…。
ただまあ、地味は地味ですね。基本的には等身大の悩みとかしか出てこない感じで… なので、志摩君の抱えている闇が無駄に濃い感じで、おや、と思ってしまいましたね。
いや重い経歴を抱えていちゃいけないってわけでは無いのですがちょっとチグハグな感じも受けました。

まあ基本的には良い話でした。主人公の周りの環境が実に良くて…
偏差値の高い高校って、実際雰囲気良いんだろうな…、と思えました。
受験勉強ってのは頑張る価値があるものですね。

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 135
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15

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【最終】モブ顔に騙された! →意外としっかり人物描写された青春群像劇

【レビューNo.66】((最終レビュー)初回登録:2023/6/21)
コミック原作で2023年作品。全12話。
正直1話の段階では切るか迷ったが、お付き合いあるレビュアーさんの勧めもあり
「癒し枠」位で保留の予定でしたが、2話で評価が一転。これは侮れない作品かも。

(ストーリー)
岩倉美津未は中学卒業を機に、石川県のはしっこから東京の高偏差値高校へ進学した。
(高校を首席入学する位成績は優秀)
理想に燃えて鼻息も荒く、胸躍らせて初日の登校を迎えるも、いきなり都会の洗礼を
受け道に迷う事態に。そこで同じ学校のイケメン男子・志摩聡介に出会い、無事ピン
チを切り抜ける。美津未の周りには聡介をはじめ、個性的な仲間が集まりだして・・・

(評 価)
・第1-2話:意外としっかりした青春群像劇の予感?!
 {netabare}・結構衝撃的なモブ顔の主人公
  率直な最初の感想がコレ。のちに美少女改変され、詐欺とまで言われた伝説のモブ
  顔「神のみ/小阪ちひろ」の再来かとwwwそんな容姿に加え、
  ・妙に気合が入っているが、どこか空回っている
  ・田舎育ちで純朴、天然なところがある
  ってことで、1話の段階ではこの美津未のドジぶりを愛でるような「緩い日常系癒し
  アニメ」かと思ったですが・・・

 ・意外としっかりした青春群像劇の予感?!
  ところが2話になって、美津未の周りの人間模様が急にきな臭くなってきました。
  OP映像を見た感じでは、美津未の他には聡介をはじめ6人位が物語の中心になりそ
  うですが、今回気になった人物をピックアップ。
  ●江頭ミカ
   実は1話で気になっていたのですが、後ろの席で美津未が話かけても無視だったの
   に、美津未が聡介とIDを交換した途端、急にすり寄ってきたんだよな。
   やはりあれは伏線だったようで、2話では露骨に聡介狙いで、聡介と妙に親しい美
   津未が気に入らないらしく、妨害工作や美津未をダシに聡介に近づこうしたりと、
   嫌なキャラが目に付く。(当初は「誰も傷つかない優しい世界」をイメージしてた
   だけに個人的には意外な存在)
  ●村重結月
   クールビューティ系で近寄りがたい雰囲気があるが、純朴な美津未のことは放って
   おけないのか、ミカのことなどフォローはしていた。根はいい子っぽい。
   ただ他の人とはまだ壁がありそうで・・・
  ●志摩聡介
   草食系イケメン男子で人当りはよい。初っ端からいろいろやらかしている美津未に
   自分にはない(あるいは失った)何かを感じているようで、美津未には好意的。
   でも触れられたくない過去がある描写がラストになされて・・・
  各キャラとも何かしら心に葛藤を抱えているような感じで、これらのキャラ達が純朴
  で真っすぐな美津未と関わることで、お互いが成長していく「青春群像劇」っぽい物
  語になっていきそうな予感?!
  (個人的には「特殊設定と熱量を抜いた『ReLIFE』」的なものをイメージ?!)

 個人的には2話で評価が一転、俄然面白くなってきたという印象ですね。 
 正直今の段階ではなんとも言えないですが、ミカのようなキャラだったり、聡介が最後
 に見せた厳しい態度だったり、単に「緩い」とか「爽やか」だけでは終わらない感じで
 すね。意外と厳しい「インコース攻め」とかもあるかも。
 これは来週も楽しみです。{/netabare}

・第3話:作品の輪郭が見えてきたかな
 {netabare}・「ReLIFE」とは少し異なる青春群像劇
  やはり本作は、美津未と関わることで、お互いが成長していく「青春群像劇」とい
  うのが基本路線のように思いました。ただ前回
  >「特殊設定と熱量を抜いた『ReLIFE』」的ものをイメージ?!
  と書きましたが、少しアプローチは異なるようですね。
  ・ReLIFE:主人公たちが状況改善のために動いたりして、直接的にぶつかり合って
       お互いを理解し合いながら、成長していく。
  ・本作:美津未の純朴で真っすぐな部分に触れ、自分の心のわだかまり等に気づき
      内面と向き合いながら、第一歩を踏み出していく。
     (美津未がわかりやすい形で動くわけではない?!)
  まあ当然、全くぶつかり合いもなく全てが丸く収まるとか、そんなご都合主義の人
  間関係だけではないでしょうが、両作のキャラの魅力からすると、やはり方向性等
  は異なるんだろうなっと。

 ・今回も気になった人物をピックアップ 
  ●村重結月
   >ただ他の人とはまだ壁がありそうで・・・
   意外にもグループ内で上手くやっており、その辺りの空気を読んだコミュはきちん
   取れる模様。ただ自分のようなタイプを嫌う一定層がいることも理解している感じ
   で、やはり心に影がありそう。
  ●久留米誠
   今回の新キャラ。自分に陰キャという強い思い込みがあるようで、陽キャに対しコ
   ンプレックスを抱いている模様(結月や聡介は苦手なタイプ)。ただそういう自分
   を変えたいという思いも持っているようで・・・
  ●江頭ミカ
   美津未や誠に対し「引き立て役」と優越感に浸ったり、結月に「劣等感」を抱いた
   りと常に他人との比較に苛まれていたり、計算高さ等が垣間見れる。やはり作中で
   は、今のところ嫌なキャラ描写が目に付く。
   しかし彼女のもつ毒が、この作品の「緩さ」を上手く引き締めている感がある。

  終盤には、美津未に影響された誠が結月に「歩み寄りたい」という意思を表示、結月
  もそれに応える様が描写され、今後どういう関係になっていくのか楽しみですね。
  こうなるとやはり気になるのがミカ。一癖あるキャラだけに、美津未とどう近づいて
  いくのかが、今後の見どころになりそうですね。
  まだ3話ですが、予想以上に人物描写がしっかりしており、更に作品に対する好感度が
  上がりましたね。{/netabare}

・第4話:美津未はアインズ様?! なんか「オバロ」の”お約束”を観ている感覚
 {netabare}・前回から少し気になっていたんだが、
  ・久留米誠
   ・美津未:塩味とキャラメル味のポップコーンをほおばる。
    → 食わず嫌いで人の1面しか見ていない自分に気づく。多様性を認めることの
      大切さを理解する。
  ・高嶺先輩(生徒会のストイックなキャラ)
   ・美津未:バスの時間を気にせずマイペースな振る舞い
    → スケジュールに追われ周りを見ていなかったことに気づく。もっと心に余裕
      を持つことの大切さを理解する。
  なんかこの構図って「オバロ」の”お約束”
  ・アインズ:その場しのぎ等特に深い意味のない言動
  ・側近たち:「さすが、アインズ様。これにはこういう狙いがあるのですね!」
  ・アインズ:(えっそうなの?!)
  を見ているような感覚なのは私だけ?!
  よくいえば「美津未の飾らない自然体の振る舞いが、周りに好影響を与える」ってこと
  なんだけど、やってることがポップコーンを食べるとか、猫を拾ってくるとか、ホント
  くだらないことなんだよなあwww。むしろそこから学びを得る周りのキャラの方が、
  「お前らどんだけ優秀やねん!」って感じなんだがw
 ・高嶺先輩との絡みは、美津未の「先輩への一片の曇りのない尊敬の念」が彼女らしくて
  とても微笑ましく、また「正反対のキャラを組み合せることで起こる笑い」は王道なが
  らも丁寧に描いていたので楽しませてもらいました。

 正直思っていたものと違ってきたので「??」ってところはありますが、作品としては微
 笑ましく観れているので、今後の展開に注目ですね。{/netabare}

・第5話:ようやく王道展開、ミカ目線から美津未の人間性を語る演出は〇
 {netabare}・>やはり気になるのがミカ。一癖あるキャラだけに、美津未とどう近づいていくのか
  懸案だった「美津未×ミカ」回きましたね。
  ・美津未の方からミカにバレーボールの指導をお願い
   → ミカ「どうして村重さんじゃなく、私に頼んだの?」
     美津未「今まで嘘はいってないし、江頭さんの方が忌憚ない意見をいってくれそう。」
  だから、これが本来のあるべき姿でしょ。前回までの
  ・美津未:ポップコーンをほおばる →誠「私変わらなきゃ!」
  ・美津未:猫を拾ってくる →高嶺先輩「私変わらなきゃ!」
  って、一体何なんだよwww
  それと最後の「人格的にはそんなに褒めてないよ」はオチとして秀逸で、美津未の意外
  な一面も見れて面白かったなとw
 ・今回ミカのモノローグ等が多かったですが
  「私が嫌な人の名前を2つ覚える間に、彼女は親切にしてくれた人の名を1つ覚えるのだろう」
  「メンタル強!結局あの選択ができるんだから羨ましいよ。」
  「志摩君にないものは、ああいう子が持ってたりっするのかなって。」
  ミカ目線から美津未の人間性を語る演出はかなりよかったですね。
 ・ミカは「浮かないように周りに合わせていた自分」にコンプレックスがあったようで、
  それとは正反対の「素のままで周りに受け入れてもらえる」美津未に嫉妬や嫌悪感の
  ようなものを抱いていたようです。
  今後2人の距離がどこまで縮まっていくのかに注目ですね。
 ・あと「美津未×聡介」も流されるままに聡介の善意に頼っていた今の関係を見つめ直す
  描写もあり、こちらも美津未の今後の動向が気になりますね。

 正直3.4話の「アインズ様」展開は「??」な感じだったのですが、今回は「美津未×ミカ」
 「美津未×聡介」で正統な青春像群像劇っぽい感じはよかったかなっと。{/netabare}

・第6-7話:第1部(?)終了、新たなる展開の中盤へ
 {netabare}5話で「美津未×ミカ」を描いたことで、美津未との関わりが不透明だったキャラが一旦
 整理され、6話からは中盤に入ったのかなって印象ですね。
 やはり「ReLIFE」のような「熱さ」ではなく、日常系のような緩さやほっこり感もあるが、
 それでいて、この作品らしくしっかりとこの年頃の「葛藤」や「成長」を描いていくって
 感じの青春群像劇なのかなっと。

 ●×聡介
  ・美津未は「恋愛ビギナー?」らしく、聡介への気持ちが「恋なのか別のものなのか」
   混乱している模様。でも少なくても友達の一人として大切だと認識しているのは確か。
   一方の聡介も、「美津未は今までの女友達とは違う特別な存在」と認識しているが、
   それは「恋愛感情」かは不明です。
  ・あえていうなら「名前のない感情」みたいな?!
   でもそれがこの作品らくしていいのかなっと。最近の学園モノは「恋愛至上主義」的
   な作品ばかりな感じなので、こういう「恋か友情か曖昧ながらも、まずは『お互いに
   大切な存在』として、その気持ちに素直に従う」という関係性はある意味心地よさを
   感じますね。無理に恋愛を前面に押し出さず、「青春の1コマ」として自然体で扱う。
   そんな感じが、この作品にはちょうどいいのかなっと。
 ●×ミカ、×結月
  ・ミカは前回のモノローグで、美津未に対するわがたまりは大分氷解したように感じま
   した。ただ作中では、
   ・皆と打ち解けて仲良くしているようで、「夏休みの女子会予定」に自分も入っている
    ことに戸惑い(?)を見せる。
   ・6話で「聡介×美津未」を応援する描写をしながら、7話で2人で動物園に行く話を
    聞いて面白くないような描写もある。
   まだ複雑な心模様を見せています。ある意味ミカのキャラをよく表しているといえば、
   そのようにも感じられるところですね。
   美津未の相談に(いい意味で)少し毒を含んだアドバイスを返すなど、この「優しい
   世界」の中では少し異質なところが、個人的には嫌いではないですね。
  ・一方結月は始めから美津未に好意的だった分、ほとんど掘り下げされていないんです
   よね。(彼女だけが美津未に関するモノローグがない)
   でも前述した通り、「自分に一定数のアンチが存在する」ことを理解しているフシが
   あるので、今後その辺りからの掘り下げがあるかもしれません。
 ●×生徒会
  ・美津未は生徒会・書記に任命されたようで、活動も本格化した模様。
   生徒会といえば高嶺先輩ですが、生徒会長選挙で敗れたことにショックを受けている
   感じ( 現在副会長)。
   ただそこから彼女なりに立ち直り、(先輩への一片の曇りのない尊敬の念の)美津未
   の態度は相変わらずで、結構いいコンビですね。
  ・一方生徒会長の座に就いたのが、風上先輩。
   ・イケメンで陽キャなので、他生徒からの人気が高い。
   ・生徒会長になったのは「点数稼ぎ」と友達には話してた。(なので本心は不明)
   今後の生徒会活動の中でその辺りの掘り下げがあるのか、尺の都合でほぼ今回だけの
   キャラなのか。正直個人的には、どう受け止めたらいいのかわからんキャラですねw

 7話のラストで、聡介の知り合いのモデル梨々華が登場したり(何か一波乱あるのか?)、
 物語は夏休みに入るのでプライベートでの友達とのイベントや(石川への)帰省も予定し
 ているようで、今後の展開が楽しみな半面、(この辺でどの位尺を使うかによりますが)
 上記で中盤といいましたが、意外とキツキツな状況かもと少し気になるところですね。
 (「ReLIFE」は夏休みENDでしたが、夏休みENDにするにはちとエピソードが足りない
  感じがするので、2学期入りするのかなあ?そうなると尺がどうなのかと・・・){/netabare}

・第8-9話:予想に反し、あっという間に夏休み終わったな
 {netabare}>そうなると尺がどうなのかと・・・
 前回尺が心配と書いたのだが
 (8話)
  ・動物園
  ・女子会
  ・聡介×梨々華
 (9話)
  ・石川への帰省
  と一気にイベントを消化したので、いい感じの尺配分になったという印象ですね。

 ●美津未×聡介
  2人で動物園ですが、行く前はラブコメ展開を匂わせながらも、いざ始まってみるとな
  んか恋愛より友達モードって感じでしたね。まあそこが本作の良さでもあるのですが。
  ・途中で帰ることに申し訳なさを感じる美津未
   → 聡介「またくればいいじゃん」
  ・帰り際に聡介の弟のことで、複雑な家庭環境を思わせる描写(お土産を渡しづらい)
   → 美津未「志摩君からもらうから嬉しんだよ!」
  今は友達として、お互いを思いやる関係が心地いい感じですね。

 ●ナオちゃん(美津未の叔父(?)で東京での保護者的存在)×ミカ
  動物園尾行や女子会等、ミカは自分の感情が上手くコントロール出来ていない行動が目
  につきましたが、ナオちゃんが大人の目線からいろいろとアドバイスするという新しい
  名コンビが誕生した感じですね。
  たしかにナオちゃんのアドバイスは、美津未らには出来ない内容ですし、ここでナオち
  ゃんが美津未以外のキャラと絡むのは、物語の幅を広げる上でもいい展開だと思います。
  今後も「ナオちゃん×ミカ」の絡みがあると面白いかな。まあ直接会えなくても、スマ
  ホでやりとりなんかでもいいですし。

 ●×結月、×誠
  女子会でついに結月の掘り下げきましたね。でも意外とあっさり終わった印象。やはり
  その容姿等から恋愛のイザコザに巻き込まれる等があり、中学では空気を読んでばかり
  だったようで、その反省から高校では肩に力が入り、少し近づきにくい雰囲気はそれに
  起因していたようです。なので今の友達関係が心地いいと。
  それにしても誠は、マイペースで意外と強心臓だな。女子3人がおしゃれの話をしてても
  、興味なしで会話に入る素振りすらなかったしな。一番この友達関係を謳歌してるのは
  意外とか彼女かもw
  (それにここ2話は「僕ヤバ・山田」ばりに、やたらお菓子を食ってた印象w)

 ●聡介×梨々華
  子役の頃から付き合いがあり、その頃梨々華が大きく炎上する事件が起こったのだが、
  その原因を作ったのが聡介であると、梨々華はずっと根に持っており、聡介もどこか負
  い目を感じている描写がみられます。
  この辺りも今期のうちに何か好転する流れになるのでしょうか。

 ●×帰省・2学期
  帰るとやっぱ方言が出るようですね。家族に会って、文乃をはじめ中学の同級生に会っ
  てと思ったら、半分で夏休みは終わり、早くも2学期開始ですか。でも視聴して納得。
  2学期は頭から文化祭一色。そして美津未のクラスは演劇に決まり、戸惑う聡介・・・
  この引きに合わせて構成した感じですね。

 ということで、残りで聡介の「過去との決別」的なものを描いて、綺麗に1クールで纏
 まりそうな感じですね。
 美津未の純朴で真っすぐな振る舞いが「聡介×梨々華」にどんな形で影響していくのか。
 最後にいつまでもウジウジしてる都会っ子どもに「石川県産・天然モノ」(本人は自称
 シティガールだがw)の眩しさをバシッとかましてやってもらいたいものです。

 (2023/6/2追記)
 個人的には、「聡介×梨々華」は夏休み中に決着するのかな、予想してたので・・・
 でもたしかに、文化祭の演劇に絡め、1期ラストの見せ場の構成の方がずっと面白いですね。
 なるほど、これはやられました。(まだ確定じゃないけどねw)
 これでラストが一気に楽しみになりましたね。{/netabare} 

・第10-11話:文化祭という舞台装置の中で、それぞれの心理を巧みに描写 
 {netabare}文化祭準備〜当日ということで
 ●美津未×聡介
  ・文化祭準備で空回る美津未をそっとフォローする聡介。彼は彼女に傷ついて欲しくな
   いと願うのですが・・・
   「私は多少ド派手に転ぶ人間だけど、その分起き上がるのもめちゃくちゃ得意」     
   そんな彼女を見て、「美津未ちゃんは美津未ちゃんだ」と思い直す聡介。
   また聡介はモノローグで「君がいて高校生活がちょっと楽しくなった」と語っており、
   やはり美津未は特別な存在のようです。

 ●誠×結月
  ・文化祭に来てくれた誠の友達を結月に紹介するも、友達は結月が苦手そう。以前自分
   がそうだったことを思い出し、友達に必死に結月のことをフォローする誠。そして結
   月にも友達のことをフォローして・・・
   最近お菓子を食ってる印象しかなかった誠でしたが、半年で人間的に大きく成長した
   様が伺えるいい演出でしたね。

 ●聡介×弟
  ・聡介の弟の迷子騒動。気丈に振舞っていた弟ですが、聡介の顔を見た途端張り詰めて
   いたものが切れたように泣き出して・・・
   聡介のもうひとつの問題「家庭環境」ですが、どうも再婚だったようで、自分の立ち
   位置が分からず、塾や友達の家に逃げ場を求めていたようです。そして弟との距離間
   も掴めずという感じでしたが、それは弟も同様だったようです。
   山田曰く「兄弟だと分かるわー、『気遣いい』良くも悪くもw」
   弟にとってはこの迷子のことだけでなく、今まで溜まっていたものを全て吐き出した
   という面があるのかも。
   本音を見せた弟との関係が一歩進みそうな、こちらもいい終わり方でした。
   全体的に文化祭を上手く使いつつ、それそれの心理を巧みに描写していた印象ですね。
   
 女子たちは美津未に影響を受け、好転していく描写が見られる中で、聡介だけが今だいろ
 いろなものに囚われて変われずにいるという・・・
 聡介は他の人に比べ、子供の頃からいろいろな体験をしすぎて(ある意味自分を守るため
 に)良くも悪くも一足先に大人びてしまってる印象がありますね。
 しかし、家庭の問題も好転の兆しが見えてきました。次は子役時代の過去との因縁ですが、
 梨々華も現れ役者はそろいました。どういう展開をみせてくれるのか、また美津未がどう
 関わることになるのか、来週も楽しみですね。

 あと個人的にツボだったのは演劇部の兼近先輩ですかね。自ら「借金取りのチンピラ役」
 で主演とか、高校生で何ちゅう脚本書いてんだよwwwしかも「後半の伏線回収が凄い」
 (友人評)とかどんな話か気になるじゃねーかw(原作ではどうなってるんでしょうね){/netabare}

・第12話:皆が少しずつでも前を向いて歩き出せそうな、成長を感じさせるラスト
 {netabare}●聡介×梨々華
  ・聡介は梨々華に対し
   ・破滅的なことはやりたくないが、前向きになることなら何でも協力する。
   ・今は学校が楽しい。
   ・梨々華「自分だけ幸せになりたいから、許して欲しいといっての?」
    → 肯定
   という、過去との決別を宣言します。
  ・それに対し梨々華は、
   ・「好きにしろ、その代わり2度と顔を見せないで!」といいつつも
   ・本当は「聡介だけが悪いのではない」ということも分かっている。
  今までは負の連鎖で、過去のしがらみから抜け出せずにいた2人ですが、聡介が第1歩を
  踏み出したことで、聡介だけでなく、梨々華もいずれ前を向いて進めそうなそんなエピ
  ソードでしたね。
   
 ●風上先輩×高嶺先輩
  これまで自分のことを語ることがなかった風上先輩ですが、
  ・エリートの家系に生まれ、部活も2年までと決められていた
   → 怪我で退部することに
  ・でも高校生らしいことを何かしたいと思った
  それで生徒会長に立候補したようで、またそれで高嶺先輩が生徒会長になれなかった
  ことに多少の負い目を感じていたようです。(彼女の強い思いを知っていた模様)
  彼もいろいろと思うところがあったようですね。

 ●美津未×聡介
  聡介には「スマートで大人っぽい男の子」というイメージを持っていた美津未でしたが、
  今日の聡介はなんだか子供もみたいで、それがちょっと嬉しく感じられて・・・
  前回書きましたが、やはり聡介はどこか大人の仮面を被っていたようで、それを脱ぎ捨
  てたことで、彼もようやく素顔が出せるようになったのでしょうか。
  そのきっかけを作ったのは、他でもない美津未なのですが・・・
 
 万事綺麗に解決したわけじゃないですが、それでも皆が少しずつでも前を向いて歩き出せ
 そうな、成長を感じさせるラストだっとと思います。{/netabare}

(最 終)
上述の通り、衝撃のモブ顔(笑)から一転、意外としっかりと人物描写された青春群像劇
だったなと。
前半は女子たちの心に抱えた葛藤と美津未との交わりにより変化していく様を描きつつ、
終盤は美津未に何かを感じながらも、なかなか一歩が踏み出せない聡介のドラマを魅せて
いくという、1クールの構成もよかったと思います。
それに「恋愛至上主義」の作品が多い中で、そこを下手に堀り下げなかった点も〇。
個人的には青春群像劇というとやはり「ReLIFE」と比較してしまうのですが、本作を観て
「『ReLIFE』って意外と『理』で描かれた作品だったんだな」
と、改めて気づいた次第ですね。
逆にいうと、本作は結構「感性優先」で描かれているのかなっと。
そういう意味では、本作は原作者なりの「人物描写」が見どころだと言えるのかも。

ただ個人的な好みの問題で、観ているときはそれなりに面白かったが「後日見返したい」
と思えるレベルではなかったかなっと。
何というか、少し深みが足りていないという印象ですかね。
(あと、ちょっと「優しい世界」すぎたかなっと) 

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 855
サンキュー:

33

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろかった

特別に盛り上がることはなかったものの、みつみちゃんのキャラが良かったです。その取り巻く仲間たちと仲良くなる過程も見ていてほんわかしました。

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 88
サンキュー:

4

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

愛すべきモブ風ヒロインでしたw

月刊アフタヌーン掲載の漫画作品が原作です。
制作はP.A WORKS です。
原作者が富山出身だからか、力の入れようが半端ないですねw

T大を卒業し官僚になるという人生設計を実現すべく、石川県の端っこの実家を離れ、東京の進学校に入学した岩倉美津未。
首席合格を果たし自信満々で入学式に向かうが、あれよあれよと迷子になり...

話は、迷子になってるのを助けてくれた、イケメン男子と仲良くなり、人間関係が広がっていくんだけど、みんなぎこちなくてギクシャクしているのを、美津未の田舎パワーで解消していくみたいな感じです。

そして、特筆すべきが、美津未のビジュアルなんですがw
どうみてもモブの女学生Aですw
けど、このビジュアルでないと、この作品は成り立たないくらいハマってますw

ただ、こんな女の子が、利権と汚職にまみれた官僚なんてやっていけるのかな?
作中でも心配されてたけどw
案外、鉄の女とか言われて、やり手官僚とかになったりとかw

とにかく、まるちゃん並ぶくらい、愛すべきモブ風ヒロインでしたw

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 116
サンキュー:

19

もけもけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 1.0 キャラ : 4.5 状態:----

一点を除いて

作品は今季の中でもかなり好きなんだけど、OPの曲だけダメだ、生理的に。なんであんななよなよした歌い方する人増えたんだろ、画は好きなのに。

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 91
サンキュー:

3

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「天然しあわせインフルエンサー」が都会っ子たちを変える。

詳細は公式サイトでも見てください。

講談社『月刊アフタヌーン』連載中の高松美咲さんによる漫画のアニメ化作品です。制作は、前期「Buddy Daddies」でスマッシュヒットを放ったP.A.WORKSです。

P.Aは一時期、なんか低迷というか、いまいちな作品が多かった印象。個人的には嫌いじゃないけど「Fairy gone」あたりから微妙になっていて、「神様になった日」がどん底だった感じ。

ただ、「白い砂のアクアトープ」で少し盛り返して、「パリピ孔明」で復活。その勢いのまま「アキバ冥途戦争」「Buddy Daddies」とヒットを飛ばしているという状況ですね。

で、満を持して人気原作「スキップとローファー」を今期は担当します。漫画原作のアニメを制作するのは「パリピ孔明」に続いて2作目となりますね。

んで、初回。

=====初回視聴後、所感です。
{netabare}{netabare}
石川の田舎町から、偏差値の高い高校を求めて上京した岩倉美津未(CV:黒沢ともよさん)。お勉強はできるけれども、いわゆる天然。そんな美津未は、入学式を電車に乗り間違えて遅刻。

そんな美津未の様子を心配した背の高い金髪イケメン男子・志摩聡介が声をかけてきて、一緒に学校へ行くことになる。
{/netabare}
という初回の始まりでした。

ギャグと通常のテンションのバランスが非常に良く、キャラデザも現時点ではイモっぽいけど、磨けば光りそうな美津未という女の子を絶妙に描いています。パッと見、少女漫画のような感じではありますが、美津未の病んだ顔とかドロドロして面白いし、ホント全体的にバランス感覚が非常に優れた作品という印象を受けました。

とにかく黒沢ともよさんの演技も含めて、美津未というキャラが非常に好感が持てるのはいいですね。陰キャというわけではないけれど、垢抜けた東京の高校生たちの中にあって、すごく素朴で、言い方は悪いけどイモっぽい。なんか、応援したくなるキャラです。

作画は言うまでもないP.Aの上質なもの。今期の大本命が、文句なしのスタートを決めてくれました。これは大きな期待が持てそうです。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
2話も完璧でした。

黒沢ともよさんの演技も相まって、本当に美津未がピュアで可愛いですね。邪気がまったくないから愛せるキャラなんですよね。ヘンテコだけど。

ヘンテコだけど、いろいろと感情の機微があるのをしっかりと描いているのも好感。カラオケに誘われたとき、江頭ミカにコソッと釘を刺されたところとか。「聞きたくなかったなぁ」というセリフが非常に良かったですね。

なんか、もう本作が今期では頭2つぐらい抜きん出ちゃったかなという印象です。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
3話も完璧でしたね。

生徒会に入りたいと思った美津未は、生徒会室に行きます。ドアの前には、クラスでも陰キャで浮いてしまっている久留米誠(CV:潘めぐみさん)が立っていました。久留米はクラスで浮いてしまっているがために、所属するコミュニティを求めて生徒会室を訪れたわけですが、そこに“裏番”という別名を付けられてしまった美津未、さらにチャラ男風の志摩、ギャル美少女の結月が現れ、ドギマギしてしまいます。

といった入り。

構成、演出が素晴らしいですよね。クラスからアブれてしまった久留米だけど、美津未からすれば東京の女の子。見下したりするわけでもなく、非常にフラットに接するわけです。そして、それにつられて志摩、結月も普通に接する。放課後にスタマ(スタバね)に行っちゃったりするわけ。

秀逸だったのが、人見知りも相まってなかなか自分を出せない久留米に、ある意味「事情を知らない美津未がグイグイ来る」わけです。で、友達とカフェでお茶なんかしたことなかった久留米。だけど、すごく楽しかったんだろうな。帰り道、電車待ちしているとき、スマホにメッセージが来て、思わず口元がほころぶ。そして、なんだか照れくさいような嬉しいようなこそばゆい感情で、後ろ姿で思わず軽く背伸びをするんです。

いやあああああ、素晴らしい。これ、わかるよねー。

で、Bパートではクラスの子たちでリバイバル映画を観に行くんですが、そこは高偏差値校。金髪の男子とかも、ぜんぜんヤカラではないんですよね。こういうところも、しっかりとキャラを描いているなという。

ちなみに、高偏差値校なのに金髪OKなのかよという指摘は的はずれです。高偏差値校ほど校則がゆるい。制服のない学校も多いし、たとえば麻布高校などは金髪も多いそうです。校則は「授業中に出前を頼んではいけない」「鉄下駄で投稿してはいけない」というものだけだったと記憶してます。

それはさておき、だからこそというか、チャラ男っぽい男子もギャルっぽい女子も、レベルの低いいじめというものには発展しない感じなんですよね。中学までの自分への当たりに比べて、しっかりと向き合ってくれるということを感じて、久留米が徐々に心を開いていく様子。そして、無自覚だけど、それを引き出している美津未の姿にほっこりし、口元が緩んでしまう自分がいます。

こういうのを名作というのでしょうね。このままのペースで行ってほしいです。次回も楽しみ。

あ、ちなみにホリエモンの2022年イチオシ漫画は本作みたいですよ。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
いよいよ「天然しあわせインフルエンサー」としての本領発揮ですね。
今回は生徒会役員の2年生、高嶺十貴子の気持ちをラクにしてあげる回でした。

分刻みでスケジュール管理をし、ストイックな生活を送る超絶完璧主義者の高嶺先輩。そんな彼女に憧れ、美津未は一緒に行動するのですが、これがまた天然ですのでね。そんな美津未に触れたことで高嶺は肩の力が抜け、少し態度が軟化し、人当たりも柔らかくなるといったストーリーでした。

なんというか、美津未を見ていると頬が緩んでしまう自分がいます。
キャラデザは、あんな感じで気が抜けたような顔をしていますが、行動と黒沢ともよさんの演技によって、すごく可愛らしい、けどおもしれー女に描かれています。

というか、もう美津未というキャラが生まれた時点で、この作品の勝ちは確定しているんですけどね。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
今回も素晴らしかったですね。
校内球技大会に向け、バレーボールに参加する美津未。そんな美津未ですが、運動が苦手。そこで特訓をお願いしたのが江頭ミカ。渋々でしたが、志摩から頼まれ、引き受けることになります。

今回、秀逸だったのが体育館で練習しているとき。1年生が使う日だったのに、3年生男子が我が物顔で遊んでいます。そして、片隅で練習してる江頭にぶつかって。意を決して注意をした美津未を無視して遊び続ける3年生達に、同級生の男子が叱ってくれるというシーンです。

江頭は上履きの名前を見て「心の許さないノート」に2人の名前を刻みますが、美津未は助け舟を出してくれた人を「福田先輩カッコよかったよね」と。

「きっとこういうところだ。私がムカつくやつの名前2つ覚えている間に、岩倉さんは親切にしてくれた人の名前をひとつ覚えるんだ」

もともとイケてないぽっちゃりさんだった江頭。
でも、変わりたいと思って努力をして、イケてるバレー部に入り、イケてるグループに属し、無理をして生きてきた。そんな江頭が初めて接した、純粋で素直で無理をしていない美津未に対して、眩しさを感じた瞬間でした。

いや、もう。
こんなん泣かずに観てられませんよね。江頭さんの気持ちに共感性しかないです。脚本から構成、演出まで完璧。さすがP.A.WORKS。このまま走りきれば「SHIROBAKO」を超える傑作になる可能性すらあります。

これだけの作品だけに、脅威を感じるのでしょう。
ここの評価を捨て垢作ってオール★1にして、平均点を下げようとしている方がいるようですが、逆に気の毒に感じます。自分の【推しの作品】が堂々と勝負して勝てないかもしれないと思っているからなんですよね。

この作品なら、そんな工作しなくても最終的には今期の一番上にいるに違いありません。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
もうね、こんな神回しか作れない作品なんて、誇らしくないのかって感じですよ。

今回は美津未と志摩が、ちょっとしたすれ違いから気まずくなり、仲直りするというお話。そして、美津未が恋を意識するといった流れ。

梅雨の時期で雨がしとしと。それが、仲直りでパーっと晴れ間が広がるという演出もよかったですね。

いちばん感心したのは、今回の話の起点が石川にいるフミちゃんなんですよね。冒頭にフミちゃんが、恋を意識し始めたという話を美津未にして、最後に美津未が志摩に対して恋愛感情を意識するという流れ。完璧でした。

褒めるところしかないので、いちいち全部を拾っていっても仕方がないのでこのへんにしときますが、すべてにおいて高いレベルで安定して面白い。とても、きめ細かい人間描写がいきいきと描かれているので、このあたりはさすが女性作者&女性監督といったところ。

うん、文句なし。ただただ拍手。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
いわゆる「溜め回」という位置づけだと思うのですが、溜め回でも十分おもしろいという。

美津未が晴れて生徒会の書記として入閣。
2年の高嶺先輩は、次期会長候補だったのですが、なんと選挙で元サッカー部の風上先輩に破れるという波乱。

あとを引きずる高嶺先輩を慰めるべく、兼近先輩が過去の黒歴史自主制作映画を披露するという話。んで、Bパートは美津未が夏休みに実家へ帰るので、その前にお土産をゲットする目的で動物園にパンダを見に行こうと。

そして、なんと志摩くんに「2人で行かない?」と誘ってしまうという。

そして、ラストでは志摩くんの子役時代からの友人・梨々華の登場で、波乱の予感という回でした。

あ、ちなみに僕は本作があまりにも面白いので、原作を8巻まで購入しました
w 本当に原作のリスペクトが半端ないですね。映像にすることで、魅力をさらにパワーアップさせていると思います。

次回、ちょっとした動きがありそうですね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
乱暴な言い方をすると、傑作は特に書くこと(指摘すること)がないので、どうしてもレビューが疎になってしまう傾向があるので困ります。

珍しくアニメが面白すぎて原作を最新刊まで買ってしまったということもあるので、原作を踏まえた話をすると1期は4巻まで。今んとこ8巻まで刊行しているので、今すぐにでもP.Aは2期の制作に取り掛かってもいいという状況ですね。

2期のアナウンスはないけれど、これは2期を作る可能性は非常に高い気がします。あくまで勘ですが。とりあえず講談社はお金を出せと。

1クールを通して、すべての回で完璧でした。
これは“裏覇権”と言われても納得です。

おっと書き忘れていました。
声優さんの熱演も魅力のひとつでしたね。特に美津未役の黒沢ともよさん。これまで彼女の代表作は「響け!ユーフォニアム」の久美子だと思っていたのですが、これに塗り替えられたかもしれないです。それぐらいハマリ役でした。

すべての面で素晴らしい出来の作品でした。大満足です。
{/netabare}

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 522
サンキュー:

22

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

新しい、と思う

入学早々、期せずして、ミツミには二つの色がついた。
言うならレッテルである。
スクールカーストに当てはめるなら、致命傷にもなりかねないのである。

だけれど、そんなのは、なんてことのないミツミなのだ。
すなわち、彼女の志をうかがえば分かる。

目指すは、T大法学部なのである。
中央官僚であり、地元の市長であり、死せば海に還ると宣(のたま)う規格外の大志が彼女の原動力なのだ。

日本を股にかけようとする未来地図には、LGBTも、陰キャも、陽キャも、言うなら世間の風聞などどこ吹く風。

踏みだす一歩がレインボーに輝くのも、何ものにも染まらず、何ものをも染めあげる大きな夢が彼女を支えているからと嬉しくなる。


このキャラはかなり特異だ。
彼女は、常にチャレンジャーであり、変革者であり、フレキシブルであり、フラットであろうとする。

性格の良さと行動の強みで周囲の者にバランスの感化と開花を与え、さらに新しい価値観を掘り起こし、伝播させる予感さえ期待させる。

いろんなジャンル、設定、キャラ付けの主人公がいるなかで、ミツミは努力に培われた知性に長けている。
おまけに、真面目で実直で、なんとなればおバカだって自信満々にこなせる度胸と愛嬌さえも。

そんな物差しで、出るところは一歩出て、控えるところはわきまえる。
彼女のモノローグに、色褪せてしまった記憶がなぜだか再映されてしまう。
その共感が不思議と気持ちいいのは、なぜなんだろう。

よく「等身大で」とか「ありのままで」とか「自分らしく」とかは言われるけれど、実のところそこを下支えするのは「なりたい自分になる」というキモチだと思う。

そこに見つけられるのは、自分への「絶対的な信頼感」だろうか。
それとも自分を叱咤激励する「自制心の高揚感」なのだろうか。

ミツミという人格は、きっとそれを体現しているのだろう。
キャラデザも、物語の設定も、声優さん(黒沢ともよ氏)も素晴らしいハマり具合だと感服している。

つまりは、そう。
新しいものを見させてもらっているという感覚になる。
なんだかものすごいエッセンスとファクターとでちりばめられている嬉しさに気づくのだ。
たぶんそれは、今を、今までを頑張ってきた自分への感謝、なのかもしれない。


一つ付け加えるなら、本作には余分な大人が登場してこない(今のところは)。
高校生ともなれば、自主自立を基本と確立する頭脳が備わる頃合いだ。

だから、その配置と演出がどうにも心憎いではないか。
よけいなノイズは不要とばかりの潔さであり、それゆえにどの世代層の心情にも訴求しうる構図がありありと見て取れる。

面白いのは、いきなりの遭遇だったモデル嬢には、思わず「のきゃ!?」と地声なミツミだったけれど、それさえも同世代間に共有しうる枠組みの内側に囲っている。

つまり、彼女のシマ君を気遣う日常風景の一コマという設定に収めてあるのだ。
しかし、この伏線には強く興味を惹かれると明かしておこう。


東京都と凧島(いかじま)町との対比は、彼女のメンタリティーのON・OFFを上手く表わしている。
そこには対立や相剋の要素は見られず、むしろ同化と融和を強く感じさせている。

スイカをかじるシャリシャリ音に、ほのかに甘いノスタルジーに絆されてしまったのは、いかにも心にくい演出と頷くばかりである。
彼女は、その甘味を新たなエナジーに変えて、東京で成長していく自分へと向かうのだ。

アニメーション制作は富山県南砺(なんと)市の「ピーエーワークス」が担っている。
東海北陸自動車道、城端(じょうはな)SAのすぐ南にあり、東京以外で元請制作を手掛けるアニメ制作企業でもある。

密かに応援しているのは「さよ朝」の美術に惚れ込んでしまったから。

もちろん、本作にも、今期一押しの期待が膨らんで仕方がありません。
楽しい!!

10話。
{netabare} 母の期待に応えたい気持ちはあっても、逃げ出してしまったヨハンに自分のキモチを投影してしまうシマ君。

自分が手放してしまったものがミツミにはあって、それに憧れてしまった気づきに、嵐へと一歩踏み出す彼なんだ。

どんなにド派手に転んでも、いつだって一つのカタチにまとめ上げていくのがミツミの強さ。
だったら、シマ君も負けてはいられないよね。


今回のキーワードは「道を選びきる」。

"小さな薔薇" の歌あわせが、二人のキモチを膨らませたんだね。
チェリーなボーイ&ガールは、コロコロ転がるほどに瑞々しいんだよね。

高みは、いつだってその手のなかにあるんだものね。
そろそろ馴染んできたローファーで、スキップも楽しみたいよね。
{/netabare}

11話。
{netabare}
シマくん、一歩も踏みだしていなくても、嵐のほうから踏み込んできましたね。

なんでもないていで日常を "演じている" シマくんだから、その舞台でしか自分を作れないし、変えられない。

その時、彼の支えになるものはなんだろう。
何を頼りとして踏ん張るんだろう。

ヒントも伏線も、ミツミの周りに張り巡らせてあったみたいだけど、ね。
{/netabare}

12話
{netabare}
天 尊く 

美津未、たち   皆

こゆる 秋 ♡


めっちゃ、面白かったよぉ〜〜〜!!
{/netabare}

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 330
サンキュー:

28

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほんわか学園ストーリーのお気に入り☆

[見終わって・・]※最終話感想は一番下です。
ほんわかした雰囲気、ミツミのキャラに毎回和まされてました☀
能登の方言とかミツミの実家の雰囲気もほんわかしてて好きでした♡私もあそこでお昼寝したい。。
それから、出てくる子たちが悩んだり励まされたり前向きな気持ちになったりしてる姿がとても素敵で、毎回楽しみで仕方ありませんでした(^^♪
OPもEDもすごく良かったし、OPのダンスもEDのミツミが歩く姿やミツミネコも可愛かった。
人気も出たし、2期ありそうかなって思ってますけど・・
これからの展開はちょっと雰囲気変わったりするけど泣けるシーンもあるのでぜひぜひお願いしたいです。

[初回感想]
石川県から東京の高偏差値校に進学した岩倉美津未(いわくらみつみ)とクラスメートたちのほんわか学園ストーリー・・かな。(あえてラブコメとは言わない。。)

原作は月刊アフタヌーン連載中でコミックスは8巻まで既刊。原作既読です。
原作読んで「これ好きだわぁ。。」って思ってアニメ化をすごく楽しみにしてました☆

一応ラブコメ・・ではあるんだけど、私が感じたこの作品の魅力は他のところにあって。

主人公のミツミのまっすぐで天然なところにも和まされたし、周りのクラスメイトたちもそれぞれいろんなタイプの子がいるんだけど、{netabare} タイプの違う子たちがミツミを中心に仲良くなっていく{/netabare}ところもすごく好き♡
あー私も高校生に戻ってこんな風にミツミたちと友達になって学園生活したいなぁ・・なんて妄想しながら読んでましたw

で、期待ハードルを上げつつアニメ視聴!!
1話見た感じだと作画はやわらかい感じで綺麗で好印象☆
なかなか良い感じで、なんとなく久々に毎話感想書きたくなりました(^^♪

1話「ピカピカ」
{netabare} 石川の方言に癒される(´-ω-`)方言ってなんであんなにほんわかして癒されるんだろね。
イケメンに気に入られて友達になる展開はよくある展開ではあるんだけど、後ろの子とも素直に友達になってるところとか、ミツミいい子だな(*'ω'*)
遅刻しそうで思わず裸足で走ったり自己紹介まじめに考えて寝れなかったりとか、和むわ~。{/netabare}

2話「そわそわ うろうろ」
{netabare}人と人との距離感って難しいよね。
でもカンペキな正解なんてないし、ミツミみたいに考えすぎないで自然体でいくのが一番いいんだと思う。それで合わないんであればそれはそれだし。
志摩くんのこと、間違ってサトちゃんって呼んだとこ、私も中学生の時、音楽の先生がなんとなく母に似てて、間違って呼んでしまいすごく恥ずかしかったことを思い出しましたw{/netabare}

3話「フワフワ バチバチ」
{netabare}よく知らないから、見た目とかでその人を判断しちゃったり・・
この人私とはちょっとタイプ違うかなぁとか。
実際はちゃんと話してみたりすると印象が変わる人も結構多かったりするんだけどね・・
でも誠(まこっちゃん)みたいになかなか気軽に入っていけない気持ちとか、結月(ゆづ)みたいにタイプ違うって決めつけられたりする寂しさもなんかわかる。
だからまこっちゃんがスタバでみんなで撮った写真に嬉しくなって背伸びしちゃう気持ちも、メールもらってすごく嬉しいゆづの気持ちもわかるなぁ。
この作品のこういうとこ、すごく好きです♡{/netabare}

4話「ピリピリ カツカツ」
{netabare}兼近先輩に強引に頼まれたことを先輩なりに部活のために必死なんだと思う、と言ったりとか高嶺先輩のストイックなところに素直にすごいなってあこがれたり。
そんな、他人のいいところを自然と見るようにしてるミツミを見てると和みます☀
高嶺先輩も自分のスタイルに固執しないで、ミツミのマイペースなところに学んだりしてるとこもいいな。
この作品のおかげで毎週土曜朝はわたしの和みタイムになっちゃってます♡{/netabare}

5話「チクチク いそいそ」
{netabare}この話、原作読んだときから好きでした☀
心の許さじノートのシーン笑った。。
私がムカツク奴の名前を2つ覚える間に岩倉さんは親切にしてくれた人の名前を1つ覚えるんだ・・
このシーンも良かったけど
その後ミツミがミカに言った言葉がすごく良かった。人格的にはほめてないよもw
ゆづとまこっちゃんが何気ないしぐさとかで仲良くなってるのがわかるのもいいな。
みんなに浅漬け作ってくるというミツミのチョイス和むわ~{/netabare}

6話「シトシト チカチカ」
{netabare}シマくんが学校休んで心配するミツミだけど、他の女子の勝手な噂にちょっと気持ちが揺れて。
微妙にすれ違う二人の気持ち。
でもこういうのあるあるだよね。
本当の気持ちがちゃんと相手に伝わらないもどかしさというか。
ミツミがあらためてちゃんと自分の気持ちをシマくんに話して、お互いに気持ちが通じあって。
これって簡単なようでなかなかできないものだけど、ミツミらしいまっすぐさがちょっと眩しい。
逢いたいのに逃げたい
話したいのに言葉につまる
フミから聞いたそんな恋の気持ちと同じ気持ちになって動揺しちゃうとこ、かわいくて好き♡
あと、ミツミのはい゛とかおはよう゛とかの低音ボイスに笑っちゃいました。。{/netabare}

7話「パタパタ モテモテ」
{netabare}冒頭に流れるほんわかする音楽ですでに和まされちゃってるわたし。
努力して頑張ってる姿は誰かがちゃんと見てくれているものだ、ってよく聞くし、私もそうは思うけど、でもそれが報われることってなかったりすることも多いですよね。
兼近先輩の自分をさらけ出して他人を慰めようとするところ、かっこいいです♡
高嶺先輩のメモ帳、らしいなぁって思いながらも、自分をいい方に変えようってすごく努力してたりしてて、生徒会長からも学ぼうとするところも素敵だなって。
ほんと、この作品に出てくる子たちって精神的に大人な出来た子が多くて、いいオトナの私が毎回気づかされてます。。
あと、石川県産トモダチ100%にクスっと笑っちゃいました。
それから「のきゃ」にも和みました(^^♪{/netabare}

8話「ムワムワ いろいろ」
{netabare}女子4人のお泊り会🌙
4人それぞれの個性というか味が出てるところが見てて面白いし和む。。
変わりたいって頑張ってるけど自信が持てなくて傷つきたくない・・
昔の自分を懐かしく思い出しながら、ミカの背中を優しく押してあげるナオちゃんがカッコ良くて好き♡
4人で見てるホラー映画。まこっちゃんだけ平然としてるのに笑っちゃいました(^^♪{/netabare}

9話「トロトロ ルンルン」
{netabare}能登に帰省したミツミ。
空港からの懐かしい風景を見たミツミの表情。こういう細かいところも描いてるとこ好きです。
ミツミからもらったキーホルダーをさっそく付けてるお父さんとかも。
実家に帰ってお昼寝する気持ちよさ、わかる☀なんか落ち着くんだよね。
懐かしい同級生たちと方言で会話しながら花火したり。。和むわぁ。
嬉しいことをシマくんに無性に話したくなる気持ち・・それはもう恋ですね♡
シマくんの呟いた言葉からOPの眩しくて・・を思い浮かべました。{/netabare}

10話「バタバタ ポロポロ」
{netabare}文化祭!!
ミュージカルをやることになって準備に大忙しのみんな。
ミツミもあの調子で頑張りすぎてちょっと空回り。。
あーこの感じ、私も経験あるのでわかる・・
役のヨハンと自分を重ねてしまうシマくん。
ミツミの、まだ引き返せるって言葉に、起き上がるのムチャクチャ得意なんだからって言葉に勇気づけられて。
二人の即興ミュージカルすごく可愛かった♡{/netabare}

11話「ワイワイ ザワザワ」
{netabare}文化祭って昔の知り合いが見に来たりすることあるよね。
知り合いにゆづのことフォローしてるまこっちゃん見ててちょっと泣けた。。
「まだ半年って感じしないよね、私たち」ってゆづが嬉しそうに言うとこ、そしてそれを聞いたミツミがスキップするシーン、好きです。
「脚本のこととか考えていない自分が想像できない」って兼近先輩のセリフ、何気にかっこいいしうらやましい。
シマくんの弟くん、しっかりハキハキしてるように見えたのは周りに気を使ってたから。
でも身内の姿を見て安心して泣いちゃう気持ちはわかるなぁ。
とうとう次回は最終話。。{/netabare}

12話「キラキラ」
{netabare}コアリクイの威嚇ポーズ笑った。。
幼馴染って深くていいなって素直に思えるミツミがいい子で眩しい・・
文化祭が終わった後の達成感と高揚感と寂寥感と。。
それぞれの子たちの思い、悔しい気持ちも含めていい思い出になるんだろな。
ちょっぴりココロの鎧が取れて、ミツミからはいつもより子供っぽく見えたシマくん。
1期としてはいい終わり方だったと思います。{/netabare}

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 891
サンキュー:

48

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白いんですが、文化資本の差を可視化する地獄のような物語です。キラキラ高校生活が羨ましい!

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.23

 爽やかに走り切った感じです。シマスケとミツミちゃんの今後がとても気になります。

 進学校のエリートの卵達って良いですね〜。これからも激しい競争が待っていますが、もう、人生大負けはしない感じです。

 皆、自己評価が高いので、このままグイグイ積極的に頑張って能力を向上させて行くんでしょう。そして、馬鹿扱いされて、学習性無気力に陥った下層高校生と、凄まじい格差が生じるんでしょうね。

 カイジの鉄骨渡りのように、すぐに転落死しかねない我が身には、キラキラ眩しすぎる青春群像劇でした。

………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2023.06.07

 冒頭、シマスケの友人のクリスが、主人公達の高校でやる文化祭に対して、「イベント事に対するモチベーションスゲー!」と言いますが、まさに進学校クオリティです。

 個々のスペックが高く、親も金持ちの集団なので、何でもできちゃうんです。だから何事に対してもモチベーションが高いです。

 しかも、金持ち故に文化資本も獲得しているので、そこそこのクオリティのものも作れちゃう。進学校は、本当の意味で若者のモラトリアム期を提供出来ることが良く分かります。

 単なる収容所の下層高校との差が歴然としています。下層校を舞台にヤンキーとして成り上がる系の物語は、ゴールが半グレ犯罪者しかなく、最近は中々ヒット作がありません。

 高校モノでヒットするのは、「かぐや様は告らせたい」、「オタクだって恋がしたい」みたいに、進学校が舞台なものばかりです。「ハルヒ」もそうですね。

 受験に失敗して、下層校に入ってしまっても、個人として頑張って面白いことをすることは出来ますが、高校生の集団として面白いことをやるには進学校です。

 フィクションの世界も格差が…。アンチが湧くのも仕方無いかもしれません。
………………………………………………………………………

 東京の、超進学校へ入学した田舎出身の主人公を中心としたハートフルコメディです。2023.05.01

 超進学校なので、馬鹿や常識の無い下層階級は一切出てこないようです。

 主人公も、田舎者だから少し周囲からズレていますが、馬鹿ではありません。

 謎の難病で死んだり、DV彼氏に妊娠させられたり、バイクでピリオドの向こう側へ逝ったりしません。もちろん、クロマティー高校も攻めて来ません。

 下層階級がワチャワチャ馬鹿騒ぎしている話は、観ていて疲れます。

 携帯小説的な急展開無しに、青春物語を作るのは中々難しいですが、原作もしっかりしているようなので、観ていて安心です。

 鬱展開にならないことを祈りつつ視聴継続です。

投稿 : 2023/06/23
閲覧 : 186
サンキュー:

20

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スナオに共感できる学園青春日常(☆1つだけ評価が50くらい付いてるせいで、あにこれの評価がすごく低くなってるけど、気にしない方が良いと思う☆彡)

公式情報は©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会
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公式のINTRODUCTION
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地方の小さな中学校から、 東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未。 カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は、勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。 だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちはやわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。 知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。 ときどき不協和音スレスレ、だけどいつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!
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スタッフ{netabare}
原作:高松美咲(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
監督・シリーズ構成:出合小都美
副監督:阿部ゆり子
キャラクターデザイン・総作画監督:梅下麻奈未
総作画監督:井川麗奈
プロップ設定:樋口聡美
美術監督:E-カエサル
美術監修:東潤一
美術設定:藤井祐太
色彩設計:小針裕子
撮影監督:出水田和人
3D監督:市川元成
編集:髙橋歩
音響監督:山田陽
音楽制作:DMMmusic
音楽:カッパエンターテインメント 若林タカツグ
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「スキップとローファー」製作委員会

主題歌
OP:「メロウ」須田景凪
ED:「ハナウタとまわり道」逢田梨香子
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キャスト{netabare}
岩倉美津未:黒沢ともよ
志摩聡介:江越彬紀
江頭ミカ:寺崎裕香
村重結月:内田真礼
久留米誠:潘めぐみ
ナオ:斎賀みつき
迎井 司:田中光
山田健斗:村瀬歩
兼近鳴海:木村良平
高嶺十貴子:津田美波
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1話ずつの感想


第1話「ピカピカ」
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公式のあらすじ
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入学式の朝、今日はカンペキな一日になると自信まんまんのみつみだったけれど、電車を乗り間違え、満員電車に巻き込まれ、完全に迷子に……。駅で深く落ちこむみつみに声をかけてくれたのは、同じ高校の制服を着た志摩だった。
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感想
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石川県の天才少女岩倉美津未は、東京の高偏差値高校に首席入学し
T大法学部を首席で卒業後、総務省に入り過疎対策に貢献し
定年後は、故郷に帰り市長になって。。ってゆうカンペキな人生設計を持って
完璧な1日を目指して入学式に向かった。。んだけど迷子になった^^;

そこに通りがかったのは、同じ学校の制服を着たイケメン男子の志摩クンで
遅刻して入学式に向かうところで、案内してくれることに。。


そこでカンペキな初日の予定はくずれ
駅から学校に走って向かう途中でコケて、靴を脱いで走ったり
新入生代表のあいさつで、カンペを忘れて記憶だけで話したら緊張して
終わったとたん気持ち悪くなって、担任の先生にゲ○かけちゃったり。。

教室では、後ろの子にあいさつしたら、あっさりスルーされ
高校デビューはサイテー。。って思ったら
イケメン志摩クンが同クラで話しかけてきて、友だちになったせいか
うしろの子からも仲良くなろうって言われて、何とか成功?


帰ってから、これからお世話になるおばさんや田舎の親友には
うまく行った、って報告したけど
田舎の親友や家族には
美津未は人とちょっとズレてるから、きっと迷うと思われてた^^;


志摩クンは楽しい高校生活がおくれそうで、うれしそう^^

みつみは、明日の自己紹介が気になって眠れず、目の下にクマができてて
はじめの印象は「コワっ!」だった、ってゆうおはなし^^



高校デビューでガールミーツボーイ、ってゆうおはなしだったけど
恋愛寄りってゆうより、青春日常ってゆう感じで
主人公のみつみは天才みたいだけどドジすぎて
おばか女子の日常の方が、何となく近そうな気がする^^

にゃんは天才どころか、低偏差値高校に補欠入学したくらいだけど
緊張しいでメンタル弱そうなみつみに、何となく共感しちゃうw

これからどんなおはなしになるのかな?
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第2話「そわそわ うろうろ」
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公式のあらすじ
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クラスで自己紹介する日、みつみはとても緊張していた。ナオちゃんに励ましてもらったけれど、渾身のジョークが滑り、教室はとても寒い雰囲気に……。さりげなくフォローしてくれたのは、入学式の日にも助けてくれた志摩だった。
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感想
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だいたい3パートに分かれてて


パート1はクラスの自己紹介で、期待値の上を行く女になろうと
官僚になりたいわけを「私は人の上に立つ人間だから」って
冗談のつもりで言ったら、みんなドン引き^^;

そんな中で、志摩クンだけは、自分の自己紹介で
みつみの部下にだったらなりたい、ってフォロー^^

みつみの志摩クンへの好感度が上がってる。。


パート2は、クラスの有志でカラオケに行くことになって
友達2号のミカが志摩クンのこと気にしてて、みつみにけん制のつもりで
志摩クンは誰にでもやさしいから本気にするな、ってアドバイスしてきた。。

それでミカが美津未をばかにしてたりすることを
クラス1美人の結月に指摘され
幼なじみくらいしか友達と付き合ったことのないみつみは人間関係に悩むけど
まだ2日目で気にしてもしょうがないって割り切ってカラオケに戻った。。

そして自分の番には、空気とか読まずに
「とっとこハム太郎」っぽいアニメの歌をマジメに歌ったら
みんな知ってて、おもしろがられて、何だか友だち増えたみたい^^

帰りは、ミカがいっしょに帰ろうとしたのかな?志摩クンに声をかけたけど
「もっと肩の力を抜いた方がいい」ってアドバイスされて、逃げられた?

志摩クンは、そのままみつみを追いかけて「いっしょに帰ろう♪」って
そんな様子を見たみつみは、実家の犬と間違えて「さとちゃん」って呼んだら
「みつみちゃんって呼んでいい?」って^^

あと、結月が友だちになろうって声をかけて来た^^


パート3にタイトルをつけるとしたら「演劇とハイヒール」かな^^

次の日学校で
志摩クンが「みつみちゃん」って呼んでるのを聞いてミカがキレてた^^

クラスの話題が部活になって、みんなで話してると
とつぜん演劇部の部長がやって来て、みつみをしつこくスカウト。。

志摩クンがそれを止めると部長は彼に「どこかで会った?」って聞いてたけど
志摩クンは知らないって答えてた。。


みつみが演劇部の公演に行くと、志摩クンも来てた。。

そのとき志摩クンが部長に「カナデ君?」って聞かれて、嫌がってたんだけど
志摩クンって昔、子役か何かやってて、隠そうとしてるんじゃないかな?



天然ヒロインが好かれる日常系で
友達のフリして足を引っ張ろうとするキャラがいるところとかは
最近見たアニメだと
「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」に近いのかな。。


だいたいクラスの雰囲気が分かってきたけど
天然キャラのみつみに好きな男子を取られそうでイラつくミカと
みつみに好感を持つ、美少女キャラの結月ってゆう感じで
志摩クンも結月もモテるから、上辺だけの付き合いに疲れてるのかも?

実際にはミカみたいな子は多いと思うけど
こうゆう子って付き合うのが難しいから
あんまり近づきたくない相手かも。。


あと、みつみのおばさんのナオちゃんが、男の娘みたいだったけど
おはなしに関係してくるのかな?

今回は木之本がみつみに積極的にからんできてたけど
いい子っぽかったのにメインキャラに入ってないって、ザンネンかも。。
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第3話「フワフワ バチバチ」
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公式のあらすじ
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放課後、みつみは生徒会室へ。その扉の前に佇んでいたのは同じクラスの誠だった。クラスメイトに自分と同じように生徒会に興味がある人がいた!と喜ぶみつみだけど、誠はちょっと引き気味。実はみつみには“裏番”というウワサがあって……?
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感想
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今週は、みつみたちのクラスメイト久留米誠がメイン回で
将来は政治家を目指してるみつみが
生徒会に入ろうと思って、志摩くんや結月につきそわれて生徒会室に行くと
ドアの前に立ちすくむ誠がいた。。

誠は内気で、友達も作れないでいる内に、みんな部活とか決めてて
チャラいのが苦手な誠は、生徒会に入ろうと思って来たんだけど
気後れして、立ちつくしてたみたいで、みつみが話しかけるとびっくり!

みつみは、吐いた子とか裏番とか呼ばれてて、気味の悪い子ってゆう印象で
さらに付き添ってきてるのが、美人で有名な結月と、チャラそうな志摩クンで
自分には縁がないと思ってた子たちだったから、生徒会で話を聞いた誠が
2人と別れてさっさと歩き出したら、後ろからみつみが追いかけて来た。。

スタマ(スタバ)にさそわれて、ビクビクしながらスタマに行って話したら
みつみが以外に面白い子で、志摩クンも良さそうな人だって分かって
連絡先交換もすぐにして、記念写真とか取ったりして
楽しい時間を過ごしたみたい^^


次の日は誠の方から映画のお誘いがあって
課題小説の映画だったから、みつみが喜んでOKしてたら
次つぎ人が集まってきて、結局7人で行くことになっちゃった。。

ミカはおめかししてきてて、みつみと誠の服装を見て
ダサい。。引き立て役になっていい、とか思ってたけど、レストランに行き
結月がシンプルな服で目立ってるのを見て、劣等感を感じてたら
志摩クンが声をかけてくれて、空気が変わった。。

誠はみつみにばっかり話しかけてて、結月が何度か話題に入ろうとしたけど
そのたびに誠が引いたから、結月は無視されたみたいになった。。

映画館に向かう途中で、結月がみつみとの間に割り込んだことを謝って
自分がニガテだったら、あえて話しかけないでいい、って伝えた。。

誠は、結月みたいな子って、自分みたいな子をバカにしてるんだろうな
って思って、縮こまっちゃうから、すぐには友達になれないって思ってた。。

でも、映画館で、無邪気にポップコーンを食べるみつみを見て
スタマでおしゃれなドリンクをおいしいって思えた自分を思い出し
誠は思い切って「ニガテだったのは本当だけど、変わろうと思ってて
あなたのことも知りたい」って結月にメッセを送った。。

みつみは2人の仲が悪そうなのを気にしてたけど
映画が終わって、誠に話しかける結月の笑顔を見てホッとした^^

みつみが、この街が好きになりそうだ、って思ったところで終わり。。



誠がさびしくなくなって良かった◎

彼女がひとりでいるのが好きだったらいいんだけど
そうでなかったら、友達は何人かはいた方がいいかも。。


ミコがマウント取りたがるのは、劣等感の裏返しなのかも?

他人の格好とかに優劣なんかつけるから
結月とくらべて自分が劣ってるなんて思って、苦しくなるんじゃないかな。。
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第4話「ピリピリ カツカツ」
{netabare}
公式のあらすじ
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演劇のこととなると強引な兼近先輩は、みつみが演劇部への勧誘を断ったと
勘違いしていることにつけ込んで、自分に協力してくれるようお願いする。兼近がみつみに見せたのは、志摩のとある過去の映像で……。
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感想
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やっぱり志摩クンは子役やってたね。。

兼近先輩に、彼の出てたドラマを見せられ、演劇部にさそってくれないか?
または、演劇を止めた理由を教えてもらってほしい、って言われて
悩んで失敗ばっかり。。

それで体育の授業中、ボールが顔に当たって保健室に行ったら
近くに水を飲みに来てた志摩クンがいて、兼近先輩からたのまれた話をすると
子役だったけど、母親の期待に答えようってがんばるのがつらくなったから
止めた、ってゆう話を聞いた。。

それで、自分が苦しいとき
幼なじみの文乃に餃子を食べに連れて行ってもらったことを話し
彼にやりたいことができた時、いっしょに何か食べに行こうって約束^^

先輩にははっきり断って、友達だからって、理由も話さなかった◎


後半は、G.W.に、ナオちゃんに東京見物に連れてってもらったみつみは
自分がぼうっとしてる間、みんなが中間試験に向けてがんばってるって知って
花園先生に相談すると
生徒会の高嶺先輩が学校一ストイックだって教えてくれた。。

それで、高峰先輩と行動を共にして、先輩のやり方を見学させてもらったけど
先輩は中学受験に失敗してて、バスに乗り遅れる悪夢をよく見るみたいで
今回も外に用事があって出かけた時、バスを1本逃がしてあせってたら
ぜんぜん気にしないでネコと遊ぶみつみを見て、ちょっと変われたみたい。。

バスに置いてかれる悪夢が、バスでネコと楽しむ夢に変わった^^

高峰先輩にあこがれたみつみは、徹夜でスケジュールノートを作ったけど
先輩に話すと「あんまり参考にしないで」って言われた。。

先輩は中学受験で失敗したけど、人それぞれだから
ってゆうことだったみたい^^

そして、高峰先輩は、部費の交渉に来た生徒たちにも
ちょっとやさしくなれたみたい、ってゆうおはなしだった。。



前半は、志摩クンが、お母さんの期待に答えようとしてがんばりすぎて
役者になるのをあきらめたおはなしだったけど
期待されて伸びる人と、期待されてストレスになる人がいるから
やっぱり、その人に合ったやり方がいいんだと思う^^


後半は、高峰先輩が、自分で作った分刻みのスケジュールに追われ
いつもイライラしてたのが、みつみののんびりした姿を見て
それでもいいんだ、ってゆう考えになって
気が楽になった、ってゆうおはなしかな。。

みつみはみんなから、のんびりしてるって思われてるかもだけど
ストレスに弱くって、何かあると眠れなくなっちゃうみたいだから
みんなから誤解されてたりするのかも。。


それにしても、T大を目指す人たちが集まる学校って
IQ高い人が集まってると思うんだけど、そこに首席で入るみつみって
本当に天才だと思う。。

にゃんの中学の時、お隣のクラスに学年1頭がいい人がいて
その時にゃんは忘れる天才だったから、記憶術の本を読んでたんだけど
その通りやろうとしても難しくって、体育でいっしょになった時
その人に10個の物を言って、覚えてるか試したら、ぜんぶ正解!

それだけじゃなく、次の機会にまた先回の物を覚えてるか聞いたら
1週間以上たってたのに覚えてて、頭のいい人はそんなくだらないことでも
1度聞いただけで覚えられるってスゴイ!って関心したことがあった。。

みつみもきっと、家で勉強なんかしなくてもT大に合格できるような子かも?

以前聞いた話だけど、T大ってそうゆう天才がごろごろしてるから
一生懸命勉強して入った人は、いくら自分が寝ずに勉強しても
遊んでる天才に追いつけなくて、おかしくなったりすることが多いとか。。

みつみはたぶん本物の天才だと思うから
のんびりしてた方が実力を出せていいのかも。。
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第5話「チクチク いそいそ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
前期クラスマッチでバレーに出ることになったみつみ。運動音痴なので、せめて迷惑をかけないよう、元バレー部のミカに教えてもらって自主練をすることに。笑顔で教えてくれるミカだけど、ちょっと当たりがきつい時も……?
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感想
{netabare}
クラス対抗球技会でバレーをやることになったみつみは、実は運動オンチで
志摩クンに相談して、経験者のミカに教えてもらうことにしたってゆう
ミカ目線のおはなしで、はじめはブツブツ言ってたミカだったけど
みつみにつき合う志摩クンと話すことができて、それなりに良かったみたいw

でも、みつみからお礼にって、菓子パンとかたくさん時は
ミカは太るのを気にしてお弁当も小さめにし、スクールカースト上位を目指し
努力してるのに、みつみが天然で志摩クンたちに気に入られてるのを見て
くやしい思いをしたり。。


体育館に行くと、1年生の番の日なのに使ってた3年男子が
ぶつかってあやまりもしないし、みつみが文句を言いに行った時
ミカには、小学生の頃太ってた自分が、掃除中あそぶ男子たちに注意できず
くやしい思いをした記憶がフラッシュバックしてた。。

結局、別の3年生が注意してくれて、その人たちは出て行ったんだけど
悪い2人の先輩を覚えたミカに対しみつみは注意した先輩の名前を憶えてて
ミカは、みつみのそうゆう性格が好かれるんだって分かってて
みつみのような性格にも、結月みたいな美人にもなれない自分に劣等感。。

その時みつみに、どうして結月じゃなく自分を選んだのか聞いたら
きつい時はあるけど、はっきり言ってくれそうだったからで
教え方も上手だし、すごい努力してきたのが分かる、って言ってくれて
ミカは、今までの努力が報われた気がして、泣きそうだった。。

そんなところに「人格的にはぜんぜんホメてないよ」ってツッコむみつみは
ひと言よけいなんだけど、天然だからね^^;

それで熱くなったミカは、寄ってきた結月と誠に
猛練習する宣言して、協力するように命令w

そこに帰ってきた志摩クンが「江頭さん、がんばれ!」って声をかけてきて
ミカは心の中で「がんばる!」って。。

今までのミカなら、志摩クンが来たところでデレたりしたのかもだけど
ミカもちょっと変わったのかな。。


後半は試合の日。。
何か、ミカとみつみたちとの距離が近くなったみたいで、よかった^^

浅漬けを作ってきたみつみは、志摩クンに渡そうと思ったけど
バスケの応援に行ったら女子に囲まれてて、渡せずにみんなで去ろうとしたら
兼近先輩が、クラスにおにぎりを作って持ってくところに出会った。。

みつみたちにもくれたから、渡せない浅漬けといっしょに食べようとしたら
先輩は、みつみたちの話しをぜんぶ聞いてたみたいで
「志摩クンは、遠慮されることも多くてさみしいだろうな」ってひと言。。

それでみつみは、自分にとってはこっちで初めてできた大親友だけど
志摩クンにとってのみつみは、たくさんの友だちのひとりなんだ、って考えて
今までちょっとさびしい思いをしてきたけど、彼もさびしいのかも?って
どうして彼は自分なんかと友だちになってくれたんだろう?って考えた。。

がんばったけど、自分たちの試合は準優勝。。

その試合が終わるとすぐ、みつみは浅漬けを持って彼のところに駆けて行き
ミカが「あのメンタルがうらやましい。。」ってゆうと、みんなが
ミカも志摩クンが好きなの?って聞いてきて、思わず「違う」って否定。。

でもミカは、もしかしてみつみは
志摩クンが持ってないものを持ってるのかな?って考えてたから
今は友達の2人が、いつか恋愛になるのかも?って思ったのかも。。



前半は、ミカのメイン回ってゆう感じだったのかな?

昔の自分がイヤで、変わろうって努力してきたミカはまぶしかったけど
ミカにはミカなりの悩みがあって、それが正解ってゆう訳じゃなかったみたい

でも、努力して、がんばってきたところは共感できた☆


後半は、みつみが志摩クンもさびしさを抱えてるんじゃ?って
気が付くおはなしだったのかな?

最後のミカのひと言が、恋愛フラグだったりしたのかな?
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第6話「シトシト チカチカ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ふみに好きな人ができた!親友と初めて恋バナをして、みつみはちょっとふわふわ気分。でも、今日が期末考査の出題範囲の発表日だと気づくと、そんなものは吹き飛んでしまった。みつみの準備は万端だったんだけど……。
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感想
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親友のふみに好きな人ができたって聞いたみつみは
ふわふわした気分で学校に着いたんだけど
期末考査の出題範囲が発表されて、そんな気分は吹き飛んだ。。

でも、志摩クンがカゼで休みって聞いて、心配してメールしたら
ただのサボりみたいで、中学の時、同じ学校だった男子からも
人に迷惑をかけない範囲で、適当にサボってたって聞いてたら
志摩ファンの女子たちが話題にノってきた。。

その子たちが、志摩クンが「夜な夜な遊んでた」とかウワサしてるの聞いて
ウワサを詮索するのはやめようって思ったみつみだったけど
その晩、志摩クンが、退学届けを出しに校庭にバイクで乗り付けた夢を見て
心配MAXになってたら、低気圧で頭がいたいとか言って遅刻してきた。。

みつみは心配してたのに
平然としてる志摩クンを見たせいか、挨拶されても無視。。

放課後、学級代表の仕事をたのまれて残った2人。。

志摩クンはみつみが怒ってないか聞いてきて
みつみは、怒ってないけどテストが近いし休まない方がいいし
「夜遊びしてるなんて言われるのイヤじゃん!」って言って
ムッとした志摩クンが「それはみつみちゃんにとっては、でしょ?」って。。

その言葉は、前にみつみが言ったことのお返しに聞こえて
言っちゃった志摩クンも、言われたみつみも、気になりだした。。


志摩クンは、前の友達の家に行って相談。。

その時、受け流すのが得意な志摩クンが、って言われて
仲のいい女子だったから、言われたくなかった、って答えてた。。

最後は投げやりなセリフで終わったけど、友達は志摩クンが
人間関係の話をしただけで、すごいことだ、って思ってた。。


学校での志摩クンはいつも通りにしてたけど、何かよそよそしくて
みつみはずっと彼のことを考えてた。。

それで、本当に言いたかったことは何かを考えてたら
志摩クンが休むとつまらない、ってゆう事だったって思い出し
放課後、彼を呼び出してそうゆうと、彼もみつみの手を取りかけて放し
家の事情や中学の時のことや、心配するような夜遊びなんかしてないって。。

それで、自分がキレたのは
みつみがそんな話をちょっとでも信じたかもしれないってゆうことだから
もう、そんな話を信じたり、聞いたりしないでほしい、ってたのんで
みつみも「もう聞かない!」って約束して、仲直り^^

こんな大げさな仲直りは小学生ぶりだwって言って笑う彼に
居たたまれなくって、逃げ出したくなるのを感じたみつみは
この気持ちが、ふみが言ってた恋する気持ちに似てるって気づいて
赤くなった。。

「女の子とこんなにちゃんと友達になるのははじめてかも?」
ってゆう志摩クンの言葉に、ますます赤くなって
走り出してふみに電話して「こんな友情もあると思う!」って
叫んだところでオシマイ。。



友だちになってはじめての大げんか、からのラブコメ展開だったけど
6話目でやっと主人公が、これは恋!?ってイシキする展開は
ラブコメにしては遅い気がするけど、このおはなしって
そうゆうラブコメなのかな?それともラブコメがメインじゃないのかも?

そう言えば志摩クンの深い話って、まだなかったけど
どんな子どもで、どんな家庭だったんだろう?
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第7話「パタパタ モテモテ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
7月、みつみはめでたく前期生徒会の書記に就任。新生徒会長を目指していたストイックな高嶺先輩は惜しくも落選、副会長となっていた。ショックから立ち直れない高嶺先輩を見て、兼近先輩は何か思いついたようで……?
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感想
{netabare}
前半は高峰先輩が前期生徒会の副会長になったおはなしで
余裕で会長になれる、って思ってた高峰先輩が
サッカー部の次期主将って言われてた川上先輩に負けちゃって
くやしい思いをしたおはなし。。

兼近先輩がそれを知って、自分が小学生の時に作った
黒歴史の動画を持ってきて、高峰先輩に見せてたけど
ちょっと癒されたみたい^^

川上先輩は、内申書によく書いてもらいたくて
わりと軽い気持ちで立候補したみたいだったけど
高峰先輩も、肩の力を抜けたみたい^^

ちなみにみつみは書記になった^^


後半は、夏休みが近づいて、好きな子の連絡先を聞こうとする生徒が増え
志摩クンも、たくさんの女子から連絡先を聞かれて断ってた。。

あの時、志摩クンに出会ってなかったら、自分も?
って考えるみつみだったけど
夏休みに実家に帰る前に、動物園にはじめてのパンダを見に行って
グッズを田舎へのお土産にしようと思って志摩クンに相談。。

その時つい「2人で行かない?」って聞いたら「いいよ」って返事が返って
これはデートか
それとも彼は自分のことを、ただの友だちだとしか思ってないのでは?って
みつみが悩んでると、志摩クンのところに電話がかかってきた。。

それで「先に帰る」って出て行った志摩クンと入れ違いに
ミカに案内された他校の女子が入ってきて
戻ってきた志摩クンがあわてて連れて出て行ったんだけど
その子はミカの読んでる雑誌に出てるモデル!?ってゆうところで終わり。。



今回は、前半はみつみが主役ってゆう感じじゃなかったけど
兼近先輩のやさしさみたいなのが伝わってきてよかった◎

後半は、みつみと志摩クンに恋愛フラグが立ってたみたいで
志摩クンが、いろんな女子に断ってたのに
動物園に2人で、って言われて、あっさりOKだし
その時の志摩クンは、一瞬動きが止まってた^^

みつみは夏休みに帰省する予定みたいだけど
2人はどれくらいの時間、いっしょに過ごせるのかな。。
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第8話「ムワムワ いろいろ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
みつみと志摩が動物園に出かけることを耳にして、よくないと思いつつ後をつけてしまうミカ。みつみ、結月、誠との女子会でも、素直になれずに途中で帰ろうとしてしまう。そんな彼女に、ナオちゃんは少しだけお節介をすることに。
{/netabare}
感想
{netabare}
みつみと志摩クンのデート
みつみの家でいつもの友だち4人でお泊り会
それに、志摩クンの過去のおはなしがちょっとってゆう感じかな?


ミカが2人のデートのあとをつけた時、ナオちゃんも心配で来てて
2人で後をつけたんだけど、ナオちゃんは
ミカが志摩クンのことが好きだけど、素直になれないことに気が付いて
女子会を早々に退散しようとするミカを呼び止めた。。

根がマジメだけど、傷つきたくなくってスナオになれないミカに
昔の自分を重ねて見てて「ちょっとでも泊っていきたいって思ってるなら
予定が違ってたって言って、戻ったらいい」ってアドバイス。。

恥ずかしいってゆうミカに「恥ずかしいくらいの方が可愛げがある。。
本当の友だちができるチャンスなんてそんなにないから」って^^

それでミカは戻って、みんなと楽しく過ごせたみたいでよかった☆


それから志摩クンのことだけど、弟に動物園でお土産を買ったのに
家庭の事情がフクザツみたいで、持ってたことを思い出し
返そうかと思ってたらみつみから「志摩クンからもらうからうれしいんだよ」
って言われて考えを変えてた。。

それと、夏期講習のあと
子役時代の幼なじみでモデルの西城梨々華に呼び出され
「自分だけ高校生活を楽しもうとするな」って脅かされてた。。

子役時代に彼女は、志摩クンにさそわれて悪い仲間と遊んでたのがバレ
炎上した黒歴史があって、それを引きずってるみたい。。

これは海外留学でもしないとしようがないかも。。
ほかのところでも書いたけど、引きこもるってゆうのも手だけど
誰にでもおススメできることじゃないし。。

あと、志摩クンの家庭の事情と子役時代の黒歴史は、何か関係があるのかな?


結月は中高一環の中学で浮いてて、そうゆうのがイヤでつばめ西を受け
高校デビューで気張ってたら
脱力系のみつみを見つけ、そんなに気張らなくっていいんだって
気が付いて、ダサい系のみつみや誠と友だちになったみたい^^

クラス一、ヒエラルキーが低そうな誠と
正反対な結月が、そんな周りの思いとか気にせず仲良くしてるのが良かった☆



「僕の心のヤバイやつ」を見はじめたせいで、このおはなしと「僕ヤバ」
それと、ちょっとだけど「推しの子」が重なって見えてきて
どれかを見てるとデジャブを感じて、ちょっとヤバイかもw

とくに、「僕ヤバ」は学園青春ものだし
美人の結月と天然のみつみを足した様なキャラが「僕ヤバ」の山田杏奈で
自分を卑下して、結月やみつみに劣等感を持つミカが
スナオになれない市川クンに重なってるみたい。。

今期は、学園ものに芸能人が関わってくるアニメが多いかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第9話「トロトロ ルンルン」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夏休みも後半に入り、みつみは凧島町に里帰り。懐かしい実家に帰って、中学の友だちと会って、親友のふみとも遊んで……たっぷり充電できたみつみは、ふたたび都会へ。元気いっぱいで新学期を迎えたけど……?
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、みつみの里帰り。。

ふみが男の子と付き合うことになった話とか聞いたり
久しぶりに帰ってきたせいか、家族からも何となく大事にされて
中学の時の友だちと同窓会やったり、ふみや兄弟と遊んだり
楽しい夏休みを過ごした。。


後半はみつみの新学期。。

クラスの友だちで夏休み明け初めて会ったのが志摩クンで
テンション上がったけど、彼にお土産を渡そうとすると
何となく避けられてる様な空気があって、なかなか渡せないでいた。。

生徒会で、つばめ西の文化祭が盛大になることを知ったみつみは
誰かに話したくって、目に付いた志摩クンのところに
お土産を持って駆けて行き、思いっきり話した。。

志摩クンはいつものように聞いてくれたけど
元気のない彼に、イカせんべい3枚あげて去って行った。。

彼は、自分には楽しい学園生活を送る資格がない
って思ってて、みつみたちがうらやましかった。。

そして文化祭。。
みつみたちのクラスは演劇をやることになって
志摩クンの顔が曇ったところでオシマイ。。



志摩クンは彼女の気持ちを考えて、自分だけが。。って思うんだろうな。。

そして演劇からも逃げられなさそうだけど
マイナス×マイナスはプラスになるって聞いたことあるし
楽しくっちゃいけないんだったら、思い切って芸能界復帰してみたり
苦しい方向に行ってみてもいいかも?

それでもダメなら、全力で逃げたらいいと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第10話「バタバタ ポロポロ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
もうすぐ文化祭。1年3組は演劇をやることになったけれど、みつみは生徒会の仕事があり、クラスの準備にはあまり参加できずにいた。無理して脚本の打ち合わせに協力しようとしたものの、寝坊して遅刻してしまい……。
{/netabare}
感想
{netabare}
1年3組は「サウンド・オブ・ミュージック」っぽい劇をやることになって
自分で“断わらないキャラ”だって思ってる志摩クンも
役をやることになっちゃった。。

みつみは生徒会の仕事で寝る暇もないほど忙しいのに
脚本の手伝いまで引き受けたけど、朝の打ち合わせに遅れて
結局、みんなに迷惑をかけた。。

そんなみつみを見ながら、志摩クンは子役時代
お父さんとケンカばかりで泣いてたお母さんをなぐさめようと
一生けん命だった自分のことを思い出してた。。

大変そうなみつみをはげまそうとしてくれる志摩クンに気づいたみつみは
いやがってた演劇を志摩クンにさせちゃったことや
簡単に仕事を引き受けたりしてみんなに迷惑をかけたことを
周りが見えてなかった、って悔やんで泣いた。。

そんな簡単に泣くみつみを見て、これなら傷つかずに済むように
田舎で明るくすごし、変わらずにいてほしい☆彡って願う志摩クンだったけど
クラスの劇の話になり、みつみを相手に劇をやってみたら空気が変わった。。

友だちと会うのが気まずいんじゃない?って心配する志摩クンに
みつみは、その子に話したいことがあるって、すぐにクラスに戻ると
時間をけずるアイデアを話して、自然に仲間の輪に入って行った。。

そんなみつみに、幼いころの自分が癒されたような気がした志摩クンだった
ってゆうおはなし^^



みつみが志摩クンに
「私はド派手に転ぶけど、その分起き上がるのもめちゃくちゃトクイ^^b」
って言ったところで、急に涙があふれそうになった。。

このおはなしがバトルヒーロー物だったら、ヒーローのみつみが
敵にやられてボロボロになって、立ち上がることも難しく見えるシーンから
「でも、負けない!」って立ち上がる、感動のシーンだったからだと思う☆

そんな、変わらないみつみに
志摩クンと見てる人たちが勇気をもらったおはなしだった☆
{/netabare}
{/netabare}
第11話「ワイワイ ザワザワ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
いよいよつばめ西高の文化祭がスタート。みつみのクラスの劇は好評で、志摩も楽しんでいるみたい。中学時代の友だちを招待するクラスメイトも多くて、東京に知り合いのいないみつみは寂しさを感じていたけど……。
{/netabare}
感想
{netabare}
いよいよ文化祭当日で、前半は結月のメインの回ってゆう感じ。。

美術部(たぶん)の結月は作品の展示の店番をしてて
男子に声をかけられることが多いけど、みんな彼女の絵なんかより
美人の彼女に興味を持ってるのが見え見え。。

あと、誠の中学の友だちが来てたんだけどオタ系で、誠に紹介されても
リア充で自分たちとは関係ないってゆう感じで
結月は避けられてるみたいな感じ。。

でも、仲良しの4人が集まって話してて、半年しかいっしょにいないのに
本当の自分を見てくれる親友ができたことをよろこんでる結月を見て
東京におな中の友だちがいなくって、さびしい思いをしてたみつみだったけど
自分が間違ってたことに気付いて、思わずスキップした^^


後半は、志摩クンのお母さんが3歳の弟といっしょに来て
はぐれた弟クンが、行き先が1年3組だったことを思い出し
みつみたちのクラスにひとりで来て、出てた志摩クンがいそいで戻ると
それまで笑ってた弟が急に泣き出した。。

今まで、どう付き合っていいか分からないで避けてた志摩クンだったけど
気を使いやすいところが似てるって友だちに言われ
弟と仲良くなれそうな志摩クンだった。。

そして、お母さんが生徒会室にいるって聞いた迎えに行ったみつみが
お母さんを連れて、クラスの前まで来ると
そこに梨々華も来てて、2人が顔を合わせたところでオシマイ。。



にゃんは、小学生の頃、おじさんたちと家族旅行に出かけた時
駅で忘れて置いてかれちゃったことがあって、
パパが次の駅ですぐ引き返してくれたけど、泣いちゃった。。

志摩くんの弟って強いなぁって感心しちゃった^^


あと、志摩クンの家庭の事情が気になったけど
お母さんは本当のお父さんと別れて、再婚したのかな?

でも、その事より
お母さんと梨々華が出会って、何が起きるかの方が気になる。。

たぶん来週で終わりだから、うまく決着がつくといいんだけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第12話「キラキラ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
文化祭最終日。1年3組には志摩の母と弟、さらには志摩の幼なじみでモデルの梨々華も見学にきたけれど、なんだか微妙な空気に……?高校に入学してから自分の中で何かが変化していっていることに気づいた志摩は、梨々華に今の正直な気持ちを話しはじめて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
自分がに嫉妬してることに気が付いた志摩クンが
志摩ママにイヤミを言ったり、自分の過去をバラす梨々華に、ホンネを話し
前向きに生きるならいくらでも協力するって約束し
梨々華が、本当は自分が悪いことに気付くおはなし、だったのかな?

梨々華は、志摩クンが幸せそうに見えて、嫉妬してるだけ?

暗い思いを持ってて、自分と同じレベルに落とそうとしてるとか
そんな感じだったけど、彼が明るく接してきたから
自分が嫉妬してるだけって分かって、恥ずかしくなったのかも。。


あとは、文化祭が終わって、バタバタしてたけど
みつみは充実してた☆



おはなしはそんな感じかな。。

スキャンダルに巻き込まれたことを志摩くんのせいにしてた梨々華だったけど
実は自分にも問題があったことや
勉強できないことまで志摩クンのせいにしてるみたいで
志摩クンはそれほど悪くなくって良かった◎

志摩クンも、学校が楽しいって思えるようになってよかった☆

梨々華も、みつみみたいな子に出会えてたら
わざわざ志摩クンを不幸にしに来なくっても良かったのに☆彡

でも、クリスくんがいてくれるから、まだよかったのかな?

ただ、クリスくんには下心もありそうだから
純粋に梨々華のために、ってゆうのと、ちょっと違う気もする。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


学園日常コメディー(ラブコメ入り)ってゆう感じのおはなしで
田舎から出て来た純粋でスナオな少女、みつみに
いろんな悩みを持った子たちが影響を受け、仲間ができて学校が楽しくなる
ってゆうおはなしだったのかも。。


ちょっとイジワルな子がいたりするけど、それほどギスギスもなかったし
こんな学校なら、悩みとかあっても、楽しいだろうな☆って思える
気持ちの伝わる、いい学園コメディーだったと思う^^









.

投稿 : 2023/06/23
閲覧 : 462
サンキュー:

64

ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:今観てる

ナオちゃんは女の子??

●君に届かなかった、物語

本作は恐らく「君に届け」のオマージュ作品なのでしょう。

美津未と志摩君は「君に届け」の主人公=通称貞子と風早君を意識しているとしか
思えないところが多分にあります。

貞子は{netabare}キャラが濃く、かなり存在感がありまして、それ故なのか
このキャラと人間関係を構築するにも相応の胆力が求められることになったのであります。

見た目は呪いの人形みたいな人見知り根暗女子ですが、見た目に反して意外な一面も
あるということで、要は濃厚接触しないとどういう女の子なのか理解できない感じの
人間性を秘めていたのであります。

そんなわけで貞子が主人公である「君に届け」はスローテンポで進行する物語だったのですが
それに比べると本作は、主人公を取り巻く登場キャラが多い割に、兎に角
ハイペースでサクサク進むという点では、対照的な物語であったようにも思えます。

尺の都合とか色々あると思いますが、「君に届け」と比較して本作について言えることは
圧倒的な「心理描写のスキップ」でありまして、一言で言えば人間関係が薄味
ということになるように思います。

上級国民が集う進学校の主人公取り巻きたちは、皆精神年齢が高く、
ある種の優等市民でありまして、基本スペックは軽く平均値を凌駕しています。

しかし如何に優等市民であっても人間なので、それぞれ短所はあるだろうということになるのですが、
それを巧いことフォローするのがエリート官僚を目指す主人公の美津未の出番というわけであります。

主人公と取り巻き達のキャラ設定は適切と言いますか、理にかなっているとも言えるのですが
むしろ噛み合い過ぎなところがあり、いくらエリート官僚候補とは言えども
まるで事務処理みたいに友人関係をサクサク処理していくのは、テンポ良すぎて
人間関係の心情面の味わいが不足しているような印象を受けたのでございます。

本作の長所はテンポがいいということになりますが、故にさっぱりし過ぎて
心には刺さらず、熱意的なものが、届かなかったように思います。

美津未が着ていたスタッフトレーナーの【8、5、13】の暗示はクラスの出し物の評価ではなく、
どうやら志摩君との関係性が深まるというものだったようであります。{/netabare}

●キャラ設定

本作に登場するキャラは進学校だけのことはあり、偏差値が高いのはもちろん
高校生という割に大人じみたところがあり、精神年齢が極めて高い傾向が見みられます。

登場キャラが多い割にテンポよく物語がサクサク進行するのも、
キャラの精神年齢の高さが関係していると言えるかもしれません。

{netabare}聞き分けの無いキャラいないことにより、イライラしなくていいというのは
ある種の本作の強みとも言えますが、本来高校生とはもっと精神年齢は幼く
人間関係の測り方がそこまで巧くないのが本分と言うべきでしょう。

主人公の美津未にとって一番重要な立ち位置にあるキャラ志摩君は、兎に角
精神年齢が高く、社交的で、その上美形男子でありますので、それこそ
高校生女子にとっては理想的なモテ男子ということになりますが、設定面で
盛り過ぎたために、高校生の物語に単に不釣り合いなだけでなく、美津未にとっても
ただのいい人でしかなく、スマート機能搭載型彼氏特有の行動規範の制約により
美津未に対してシナジー効果を与えるような要素が皆無というのが彼のキャラ性の
致命的欠陥であると言えるように思います。

恋愛物語であれ友情物語であれ、パートナーとの関係性は「50:50」であるのが理想なのですが
アドバイザーとして優秀過ぎる志摩君には、付け入る隙がなく、少なくとも同世代には
自分の弱みを見せず、あまり多くを他人に求めないポリシーの人であったりします。

進学校に通うある意味エリートなので、そういう生き方はむしろ適切と言えるわけですが
初期設定でレベル99のハイスペックキャラの冒険物語にスリルのような
ドキドキ感を期待できるかと言えば、クエストをあっさりこなして
最短コースでシナリオを消化するだけに終わるだろうという話であります。

レベル1のキャラ同士でパーティー組んで経験値を積みつつ
成長する物語こそが王道展開であると言えるでしょう。

高校生なのに敢えてスマート機能搭載型彼氏をメインキャストに登用するならば
その設定の意図するところが問われてしかるべきであります。


文化祭で美津未が着ていたスタッフトレーナーには
【☆】=【五芒星】が7つに、「13R」のロゴがプリントされています。

【☆】は「5」という数字を示し、それが7つなので
5×7=35→3+5=8

つまり【8、5、13】の法則の発動でありまして
「R」はアルファベット18番目の文字ですので【18】の暗示ということになります。

【18】=【6+6+6】
【666】は契約成立の証ですので、「※願い事」が叶うという暗示であります。

文化祭でのクラスの出し物が評価され表彰されるということなのかもしれません。{/netabare}



●「上級国民」は【獣】の種族

風早2世のような爽やか美形男子の幼馴染までもが、 {netabare}モデル業に携わっていて
如何にも上級国民らしいオーラが出まくっており、どいつもこいつも
「六本木【野獣】会」のメンバーか!?と思えるくらいにキャラ構成に
偏りを感じずにはいられません。

まるで【推しの子】の恋愛リアリティーショーを再現しているような面子にお似合いの
バイアスのかかったわざとらしい空気感が漂っているような印象を受けます。

一番わかりやすいのは生徒会長のキャラ性であります。

ある意味彼も爽やか男子でありますが、人の上に立つのが自分の宿命と自覚して
生徒会長に立候補している辺りが、完全リアルな上級国民そのものであり、
【優生思想】が滲み出てるあの独特な感じの描写も見事に決まっていたように感じました。

「六本木【野獣】会」とは、昭和時代に話題となった、六本木を拠点に芸能人などの
上級国民に属する若者たちが中心となり結成した、遊び人サークルであります。

所属メンバーには、すぎやまこういち、田辺靖雄、峰岸徹、中尾彬、大原麗子、
小川知子、井上順、ムッシュかまやつ などがおり、芸能界の勝組だらけの集まりであります。

「六本木【野獣】会」には「ナベプロ」などとの太いパイプがあり、メンバーは
当たり前のようにスカウトされ、当たり前のように「スター」になります。

芸能界とは完全なるコネ社会でありますので、上級国民は勝つべくして勝つのであります。

上級国民は世の中の仕組みを知っており、なので【ハンドサイン】の意味も熟知し
勝ち組の証として【ハンドサイン】を頻繁に世に晒します。

「【野獣】会」の最年少メンバーであった井上順はTVCMをきっかけに
【ピースサイン】を日本に大流行させました。

【ピースサイン】は【コルナサイン】の一種であり「角」を表現した【ハンドサイン】であります。

【ピースサイン】=【Vサイン】を考案したのは秘密結社「黄金の夜明け団」に所属する
【アレイスター・クロウリー】という名の【黒魔術師】であります。

【ピースサイン】というのは、「【ガンド】アーム」の【ガンド】であり
「幽遊白書」の浦飯幽助が使う「霊丸」に同じく、【呪術】の手法であります。

【ハンドサイン】は【ガンド】であり、【呪術の術式】であるのですが
(例えば「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」という「九字切り」も)
その意味を知っているのは上級国民だけということになります。

本作に登場するキャラも【ハンドサイン】をさり気なく使ったり、
LGBTに対する寛容性が強かったりと上級国民の設定固めに余念がない状況であるが
故に見ていてドン引きしてしまうわけでございます。{/netabare}


●キャラ設定に秘密が?

本作に対する謎の低評価工作員が湧いていますが、何が狙いなのでしょうか??


「君に届け」は許容出来て何故本作には抵抗を感じるのか?についての理由が判明しました。

もしも本作が完全なるフィクションならば、{netabare}「共感できない」で終わっただけなのですが
少なくとも官僚を目指す主人公についてはとても理解ができるのが厄介でありました。

偏差値が高い進学校に通う勝ち組=上級国民のキャラ設定が相応にリアルであり、彼ら特有の
独特のオーラが放たれてる感とかも巧い事描写されているために、ある種の拒絶反応が
自分に出てしまったという結論に至るわけであります。

本作は「人生の勝ち組を描いた物語」であり
それは「庶民の知らない物語」であります。

租税負担率が社会主義国並みの重さでのしかかり、生活は苦しくなるばかりの庶民の日常

それでも現実世界では、「They live」
という真実を本作は示しているのであります。{/netabare}


●人生勝ち組ランカーにおける逆転劇

本作の主人公が「君に届け」のサダコに{netabare}雰囲気が似てるため、相応の学生友情物語が
展開されることは予想できましたが、何か引っかかるものを感じます。

確かに風早君は爽やか青年でありましたが、仮に本作がオマージュ作品としても
何処か?何かが?ズレているような印象を受けてしまいます。

「異世界でチート能力を手にし~無双する」という異世界転生系の作品がありますが
ある意味ご都合主義過ぎるまでに勝ち組人生を送ることとなったその主人公と
本作に登場するクラスメイト達のポジションがどことなく似ていると言いますか
異世界転生ものだからこそ許されるご都合主義と同じレベルの学生生活が本作でも
繰り広げられているような、そんなデジャヴ感にちょっとした戸惑いを覚えるわけであります。

フィクションなので学生生活の多少の美化は許されるべきなのかもしれませんが、
本作OPのダンスシーンにしても、フィルタリング掛け過ぎで、所詮はまだ子供に過ぎない
はずの高校生の不純物やノイズみたいなものが完全除去され、高校生と言うよりも聞き分け
のいい純粋無垢なる大人のクラスの物語みたいなことになっているように思えてしまいます。

学生生活の思い出に浸りたがるのは大人特有の病であると言えるのかもしれませんが
これをやたら美化したがるのはある種の病的な現実逃避の傾向があるようにも思えます。

進学校で容姿が美しく個性的なキャラをできるだけ多く展開させようとし
しかも美しい学生生活の物語を描こうという八方美人的な考えに基づく
ストーリー設計にそもそも無理があると言えるのかもしれませんが、完璧主義者故に
必然的に出てしまう粗が物語の根本に穴をあけ兼ねない懸念を感じる次第でございます。


恰も犯罪係数アンダー10以下のシビラシステムに選ばれたような、まっさらなメンタルの
学生たちには「天国大魔境」の施設で育成される子供たちのように、何とも言えない
不自然な空気を感じてしまいます。
{/netabare}

●ハンドサインが凄い!?上級国民作品

3話まで視聴した本作の印象は要するに雰囲気アニメであります。

官僚を目指す主人公のキャラ性は悪くないと思いますが、{netabare}「君に届け」の劣化版のような感じで
高校生の日常を描いてるのが何とも言い難く、ギャップ効果よりもミスマッチ気味なものを
大いに感じてしまいます。

上級国民のような選ばれしセレブたちが通う進学校の高校生の日常は、案外普通の高校生と変わらない
ものなのかもしれませんが、セレブな美形男子や美形女子に混じり戯れる主人公の人間関係性に
何かを見出せるかと言えば、普通の高校生でも成り立ったのでは?という素朴な疑問が
頭をよぎるばかりでございます。

高校生にして官僚を目指すという明確なヴィジョンを持てるような意識高い系の人種は上級国民
以外にあり得ず、庶民とは思想性が全く違うからこそ、子役として活躍したり、ある種のカリスマ
モデルのような振る舞いが自然とできるわけであります。

上級国民とは【優生思想】に毒され、人の上に立つのが当然と信じている人種でございます。

そして【Ⅴサイン】だとか【666】の「OKサイン」だとかのハンドサインの意味を熟知しており
これを公衆の面前で然るべきタイミングで多用する習性があるのが彼らの特質であります。

「ナオちゃん」というLGBTを当たり前のようにぶっ込んでくる時点で思想性に偏りがあることは
明白でありましたが、案の定カラオケ回では「3時間600円」コースなどの表示をさり気なく背景に
忍ばせたりしていました。

サリンジャー著作の「バナナフィッシュにうってつけの日」でも【6】に
特別な意味を持たせるとともに【6】にLGBTを絡ませておりました。

3×6=18=【666】
これを【獣の刻印】と言いまして、【ソドム】の住人にもこの刻印が記されており
【ソドミー】の罪故に【ソドム】は滅んだのでありました。

【666】の刻印を持つ種族はLGBTを許容します。
LGBT自体がどうであるよりも思想的な意味をこれに見出している種族がいるという話であります。

思想的に偏りがある特別な種族による普通の高校生の日常を見せられても
微妙であるというのが当方の結論であります。{/netabare}



見ていて一番気になったのはナオちゃんでありましたのでwikiで調べて
みました。

{netabare} やはりLGBTでしたね。{/netabare}
いつも通りゴリゴリ来てます。

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 802
サンキュー:

5

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春

これは面白いですね。
まずはOPも凄くテンポもいいし、曲と映像のシンクロ率がいいですね。
ミツミと志摩君の振り付けも楽しくも可愛らしい動きで見せてくれるのが何と言ってもいいですね!

後、キャラデザも可愛いし、キャラに凄く好感が持てる。

皆さんはアニメキャラの高校生キャラってのはどんなイメージがあるでしょうか?
私はどの作品でも多くの場合で、アニメの高校生キャラって考え方や立ち回りが大人っぽいなぁ〜と思う作品が多く感じます。
勿論、それはそれで面白いし別に気になるって程ではありません。

しかし、スキップとローファーは凄く高校生らしさがあるんですよね。
高校の友達はこんな感じだったなぁ〜とか私もこんな感じだなぁ〜などなど共感出来たりするのは、この作品を見てからビックリした点であり高評価ポイントだと感じます。

キャラの悩みや考え方や動き方が本当に学生ぽく感心します。

例えば、最初の友達の作り方が解らなくなったりする話は、私も入学した後に友達ってどうしたら出来たんだっけ?
何を話したらいいんだろ?とか考えた事はあったし気持ちは解るかな。

少し周りが解らなくなって、地元の友達に会いたくなったりってのも、寂しい時や辛い時にそうした気持ちになるよなぁ〜とか。
まぁ、高校生じゃなくてもあるでしょうけど……


部活も悩むよなぁ〜
部活に入るか、帰宅部になるか。
部活をするなら何をするか……
基本は3年間つづける物だし沢山迷ったなぁ〜って。

他にも学生の連絡先交換も、好きな人が連絡先聞かれたり、教えてたら不安になるよねw
けど、私は出来ないかな?

なんか、関わりない人に連絡先を聞いたら、なんで?ってなるか、お前気があるんじゃね?的なオーラ出ちゃいそうで、何か好きな人相手だとプチ告白になりそうで私には難易度高かったなぁ〜ww

だから、こう言うの見ると皆、頑張ってるなぁ〜って応援したくなるけど、志摩君は全部断ってたみたいですねw


後、高校での喫茶店の席順も男女で行くとこんな席順になるよねww
こんなのだったわ、って何か思い出したw

文化祭の準備はいいね!
文化祭は私が1番好きなイベントかな。
当日は勿論、準備も楽しいですし色々思い出しましたね。


そうした、雰囲気や悩みから高校生らしさも凄く感じ取れた作品。


さて、この作品の主人公のミツミは何事も一生懸命で凄くマジメな女の子です。
新入生代表の挨拶の紙を忘れたのにしっかり挨拶出来たのは毎日練習して覚えていたからですね。
その点や入学式に遅刻しないように裸足で走るシーンを見てマジメな女の子なんだと思いました。

後は友達想いだし家族想いだし、何よりも1日1日をしっかり生きている感じがしました。
入学式やテスト期間や自己紹介など学校での行事や友達との時間も大切にしてる印象は強いです。
まっ、それが空回りしてる時も多々有りw

学校行事って実際学校に行ってると面倒なだけなんですよね……
寝坊したら学校に行くのダルいし、たまにはサボりたくもなるけど、いざ卒業すると、あの時参加していたら、やっていたら、もっと友達と一緒の時間を過ごせたのにとか、実際全てが終わって思い残す事もあるかもしれません。

学校に行っている時は、面倒と思うけど卒業したらその面倒さが掛け替えのない時間だった事に気がつく事があるかもしれません。

私は学校なんて面倒だと思ってたけど、卒業したら毎日当たり前に会ってた友達との時間の大切さや学生だから出来たイベントも出来ないのかと考えたら寂しくなりました。

だから、高校生活の1日1日を大切にしてる、ミツミを見て素敵だなぁ〜と思います。
多分、もぅ1度だけ高校をやり直せたら私もミツミの様に必死に大切に過ごすと思いますw

後、ミツミの夢はいいですね。
高校の時に自分の、やりたい事、夢があるってのは羨ましいですね。
私にはなかったので……
早い段階で夢が見つかるのはやりたい事に努力出来る時間に余裕が出来るわけですからね。

後、ミツミはいいですねw
時に悩みながらも自分らしさって物を持っていたり、分け隔てなく人に接して、一人一人をしっかり見てるから相手の些細な事や気持ちに気づいたりと、彼女の何気ない言葉や行動に救われてる人も少なくはなさそう。
志摩君にお土産を渡すシーンはそんな感じが凄くしました。

後、責任感が凄く強いかな。
人の事も自分の事も背負っちゃう、だから些細な事でも傷ついちゃう。
友達の事も自分の事の気づいて気持ちを考えてあげられるミツミちゃんは強くて優しい女の子なんだとおもいます。

「ド派手に転ぶ事が多い人間だけど、その分起き上がるのもめちゃくちゃ得意なんだから」ってセリフが素敵ですね。

転ぶのが頑張っているからです。
人は必至に頑張っているから時には周りが見えなくて転ぶけど、転ぶ事は恥ずかしい事じゃなない。
起き上がればいい。
何度転んでも起き上がればいいだけだもんね。
簡単な様で難しいけど、起き上がる事に意味があるのかな?と感じるセリフです。


志摩君はイケメンですね。
マイペースな男の子
彼の考え方は自分なりの考え方をしっかり持ってますね。
「迷うような事は結局、対した事じゃなかったと思うようにしてる」って彼なりの問題解決作なんだろうね。
私はよく迷って迷ってするから簡単に割り切る事が出来ないから、私には出来ない考え方を持ってる志摩君は尊敬出来ますね。

後、志摩くんのサボりの話しで、学校を休んでしまい、心配するミツミに志摩君がサボっているかもしれないと思って変な噂を耳にしてしまう。
そんな彼女に志摩君の「みつみちゃんはそう言うの信じないでよ。ってか聞かないで」ってシーンはいいですね!

これは解る!
他の誰かが噂をするのは正直いい気分はしないし気にならない訳じゃない。
けど、ミツミだけには変な噂を真に受けないで欲しい。
他の人なら何とか我慢出来る、割り切れる。
でも、彼女にだけは誤解して欲しくないって事ですよね⸜(* ॑꒳ ॑*  )⸝
青春だꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ


そして、元子役歴があります。
けど、それを隠しているのですが、文化祭でミュージカルをする事になってしまう!


志摩君には弟がいます。
ですが、志摩君は弟との接し方が解らなくて……
ずっと悩んでたみたいです。
実は私にも弟が居て仲良くはありません。
昔は一緒に遊んだりとかしてましたが、弟は凄く生意気だったのですが、私が思春期に入ったくらいに、そうした態度にカチンと来る事も増えてよく喧嘩して、そうしてる内に接し方が解らなくなってしまい、それからズルズルと今に至りますねww

志摩君の両親は再婚で連れ子って立場や小さい子と接し方が解らなくなってって理由なんですが、弟との接し方が解らないって点は同じだなぁ〜と思いました。

志摩君は文化祭で本当の弟の気持ちを知ります。
志摩君は多分弟と仲良くなれそうな気がしますね。

志摩君は自分ってのが解らないんだね。
「やりたい事があると嬉しいの?」「それって苦しくない?」彼の心の疑問です。

やりたいことを見つけるって嬉しいよね。
ワクワクするし、やっぱり夢ってある方がいいよね。
確かに時には苦しくなる。
叶うか叶わないかの2択でしかないし……
辛くて苦しくて泣いて挫折して絶望するかもしれない。

けどさ、私は1番苦しいのは志摩くんの様に何もやりたい事を見つけられない事だと思う。
私も志摩くんと同じくらいの時に夢がなくて……
皆はやりたい事を見つけてるのに私には何もなくて、夢を探すってステージにすら立てないで壇上の下で夢に突き進む友達を見ている様な感覚で、夢で悩んだりする事も出来なかった…

だから、志摩くんの気持ちは凄く解ってしまいます。
けど、彼は1歩を踏み出す。
リリカとの決着、アレは志摩くんのやりたい事の1つ。
彼の意識、誰かに合わせたわけじゃなくて、彼の第1歩なんだと思います。

だからこそ、私は志摩くんに「やりたい事」を見つけて楽しい学園生活を送って欲しいです。



志摩君の友達のモデルのリリカ。
彼女と志摩君は過去に何かあったみたい。
何やら炎上騒ぎがあったらしくて、「アンタに付いて行ったせいで」や「自分だけ楽しく高校生活やれると思わないで」など志摩君を脅す発言が多く意味深でした。

この子、性格悪すぎ!
私が嫌いなタイプでした。
学園祭でも志摩君のお母さんに嫌味言って追い返したりとか、このお母さんも何かあるのかもしれないけどさ、多分、芸能界を引退した息子がただ頑張ってる学園祭を見たかっただけなんじゃないかな?と思う。

最後の志摩君とのやり取りで泣きながらタクシーに乗ってたけどさ。
ただの嫉妬じゃんって……
けど、この子は解ってたんだね。
自分の悪さも志摩君が全て悪いわけじゃないのも。

ただ、志摩君に気を使わず接して欲しかったんだって……
でも、私にすればさ、泣くくらいならさ、どうしてそんな意地悪な言い方しか出来なかったのかな?って。
そこまで気づいてたなら尚更ですよ。
けど、再認識したならもぅ大丈夫だよ。
その気持ちに。


ミカちゃんはオシャレな女の子で努力で女子力上げてる女の子ですが、腹黒いなぁww
志摩くん目当てで、ミツミと連絡先交換交換したり、カラオケにミツミの名前だして誘ったりもしてましたね。
けど、彼女もまたミツミと関わる事で彼女を知っていく。

ミツミには少し当たりが強かったし少し嫌味な部分はあったけど、そうした嫌味も前向きに捉えられて、自分の嫌味が情けなくなったのかな?
こうした少しのきっかけで改めて仲良くなれるのは素敵ですよね。

私から見たらミカちゃんって凄く素敵な女の子なんだけど、周りからの見られ方を気にしていて……
周りからの見られ方が気になるって高校生あるあるですよね〜

お泊まり会もさ。
夜になると始まりそうな恋バナを聞くのが嫌って理由で家族と外食って抜けようとしたりとかさ、ミツミから志摩君の事を聞くのがねw

けど、文化祭ではミツミの事を恋愛的な意味で心配する部分もあり自分の気持ちもミツミの気持ち大切にしてる部分もあるのが良い!
青春ですねw
恋が楽しく苦しい時期ですからねw
本当に青春って感じがするww




ユヅキは天然の美人さんで性格もいいなぁ〜
勝手なイメージでは読モとか出来そうな雰囲気の女の子ですね。
最初の段階から、ミカちゃんにミツミが利用?されてる事に気がついて声を掛けてくれた優しい女の子かな?
だからこそかな、久留米さんの話しは見ててユヅキちゃんが可哀想に見える……

仲良くなろうと必至に歩み寄ろうとしてるけど、苦手意識持たれるって心が痛いですよね……
多分、この子、しっかり人を見てるタイプなんだと思います。
だから、ミツミがミカちゃんに利用されてる事にも気づけたし、自分がどう久留米にどう思われてるか気がついたのかな?って。
あからさまに避けられてたけど、多分、それが相当心に来てたんじゃないかな?って思いました。

中学の時のグループに自分との違和感を覚えて居たりとかは、学生にもありそうですね。
私は中学の時も楽しく固まってましたのでグループとの違和感はありませんでした。
私の場合は大人になった時の方が感じる気はしますww

大人になると趣味や世代も違ったりするし違和感ってなるとそのイメージだけど、ミカちゃんが言ってたような事は確かに学生の時に見たり悩んでた子居たきがしますね。

ユヅキの絵は可愛い♪
ワンちゃんだ!
ただ、このユヅキの絵をナンパの話題にする男子は最低過ぎる!
確かに、彼女が言うように、ユヅキ目当てでユヅキの頑張った作品を見もしないなんて失礼な話ですよね。

だって、それって、ユヅキをちゃんと見てないじゃん?
ただ、可愛いからとか仲良くなりたいとか自分意見だけ主張してるだけだし、こう言う失礼なナンパが成功するなんて考えてる馬鹿なモブ男子です。

久留米さんは眼鏡系女子。

第1印象でミツミに裏番、ユヅキちゃんに派手ギャル、志摩君にヘラ男などの悪印象を持っていたみたいで孤立しかけてた女の子なんですが、ミツミ達と関わる事となり、徐々に友達になっていきます。

第一印象って絶対にあって、あの人は仲良くなれそうにない、怖そう、面倒そう、とか思うかもしれないけど、見た目では判断出来なくて話してみるまでは解らないものですよね。
結局、イメージなんて所詮イメージで、接してみて仲良くなれるかなれないかを決めるのもありだとおもうなぁꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

けど、久留米さんは自分の友達をユヅキ達に紹介したら友達が、ユヅキを警戒しちゃうんだけど……それを見てユヅキの良さや頑張りを友達に伝える久留米さん優しいなぁ〜って思いました。
まぁ、自分もそんな感じだったからって話してましたが、やっぱりどんな理由であり素っ気ない態度やギクシャクした雰囲気は悲しいもんね。



兼近先輩は……なんだろ?テンションが暑苦しいし演劇Loveすぎて志摩君への勧誘アピールも面倒くさいですね。
多分、悪気がないけど、思った事を素直に吐き出すタイプだから後先考えずにデリカシーない事も言うけど、皆を笑わそうと自分の恥ずかしい1人映画をみせたりと優しさもしっかりあるキャラかな?

そして、この先輩の志摩君が遠慮される事を寂しいと思っるかもしれないと言う言葉をミツミに伝えた時の先輩はカッコイイですね

これもなぁ〜普段は仲良くしてくれてるのに周りが遠慮していつもの様に接して貰えないと、やっぱり寂しく感じますよね。
これは誰もが経験ある「寂しさ」な気がします。
友達なら変な気遣いじゃなくてさ、気にしないで接して欲しいかなあ?と私は思う。



さて、これは面白かったです。
本当に違和感なく高校生ぽさはあるし、発言も名言と言えるセリフもあるし、内容も楽しく明るい物が殆どでOPやEDも高評価です。

これも是非続編して欲しいなぁ〜

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 272
サンキュー:

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スキップとローファーのストーリー・あらすじ

地方の小さな中学校から、 東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未。 カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は、勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。 だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちはやわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。 知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。 ときどき不協和音スレスレ、だけどいつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!(TVアニメ動画『スキップとローファー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

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