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「スキップとローファー(TVアニメ動画)」

総合得点
80.2
感想・評価
400
棚に入れた
1196
ランキング
469
★★★★☆ 3.9 (400)
物語
4.0
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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スキップとローファーの感想・評価はどうでしたか?

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

【お気に入り】軽やかな足取りの先にある青春の踊り場

~
 田舎から上京した主人公が驚いたのは都会ではなく複雑に入り組んだ人間の心だった。その心を、前向きで真面目な主人公の性格が、人間関係に萎縮したクラスメートたちの心をあっという間に解きほぐしていく。キービジュアルを見る限りではなんの取り柄もない地味な女の子が、わけもなくイケメンにチヤホヤされるような、とりわけ同性からは嫉妬されるタイプのハーレム作品なのかなと思っていた。実際、見た目だけで言えばその通りなんだけど、分別のある主人公の行き届いた設定と、そこから紐付けられる色んな人たちとの自然な出会いのおかげで成り行きに納得ができるだけのドラマがある。(ただ、友だちになれた過程はやや薄味)。そういった、主人公にとっては恵まれすぎた物語だけど、他人に全てを委ねないで、むしろ自分の心情を鑑みる主人公の姿勢があるからこそ、この作品は評価されているんだと感じる。さらに、黒沢ともよを始めとした声優陣の高い演技とピーエーワークスの良質なアニメーションが華を添えていおり、とくにオープニングのダンスシーンは十全とも言えるクオリティー。そんな数々の場面に、観ている自分も芯から暖かく、表情は晴れやかになっていくのが分かる。そのとき、この作品のタイトルの意味を感情が理解したような気がした。

個人的評価:★★★☆☆(3.5点)

投稿 : 2024/12/03
閲覧 : 227
サンキュー:

15

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

クスっと笑えて、心理描写も上手な良作

思春期の高校生たちの繊細な心理描写と上品な感じの笑いが好きな作品でした。
{netabare}
登場人物ひとりひとりの個性が色濃く出ていて、この人にはこんなバックグラウンドがあるから、こんな感じ方をするんだみたいなところがわかりやすく、話を追っていきやすい感じも非常に好印象です。

石川県から上京した主人公岩倉美津未の人柄の良さと地方出身者だからこその物事を想ったままに話せる感じのキャラクター、失敗してもまたなんとか取り返そうとめげない感じが非常に人当たりよく、好きになれるキャラだなと思いました。
一話目の余裕かましていたら、遅刻してしまい、志摩君との出会いを果たし、そつなく代表挨拶をしたにも関わらず、先生にゲロっちゃうところは正直ツボに入りましたが、それ以外にも、自分に無理せずそのままであり続けようとする姿や相手のことを思いやる力の強くて、素敵だなと思えます。

特に岩倉さんは背景を追いやすいですが、
志摩君の元子役であり、スキャンダルの渦中にあったという背景や、容姿端麗なだけに、クラスのイザコザに巻き込まれないよう距離をとる結月、いい彼氏を作りたい、いい女性に見られたいと自己肯定感を高くしようともがくミカ、偏った価値観を美津未や結月との出会いから変えていこうと努力する誠といった登場人物もしっかりと背景が描かれ、その感情に寄り添える感じがあって、表面的な内容よりももっと深いものさしで見れる登場人物が多くて、人の内面に触れられているなと思えることが多くてよかったです。

よかった回として、6話目で美津未と志摩くんが互いの価値観の押し付け合いになってしまい、少し距離ができてしまう回がありましたが、素直になろうと決めた美津未が「本当に言いたかったのは、志摩君がいないとつまらないってこと」と話したシーンが非常に甘酸っぱく、それに対して志摩君も「変な噂に惑わされないでね」と返したところが青春を感じさせられましたね。

作画についてはさすがのP.Aさんなので、繊細な感じの作画が素敵でしたね。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/17
閲覧 : 41
サンキュー:

5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 主人公の岩倉 美津未を始めとする高校生たちの日々の生活を描いた青春もの。
 美津未の行動や言動が周りを癒し救っていくことが多いが、彼女も悩みやつまづくこともあり、
互いが互いを助けていく関係性が見ていて心地良い。

 恋や部活といった大きなモチーフはなく、大きく話が動く内容ではないだけに、よりキャラの
魅力自体が作品自体の魅力に繋がっている感じで、特に主役の美津未の前向きさが作品自体の
雰囲気を作っている感がある。
 美津未に関しては性格や考え方が面白く、傍にいると本当に楽しそう。

 外見に関して、例えばある作品で平凡な見た目の主人公と、校内一の美少女というキャラが
いた場合、漫画やアニメという媒体の特性上、主人公もそれなりに可愛くなってしまうことが
多く、結果として設定ほどの差異が感じられないことが多い。
 逆に差を明確にしようとすると、意図的にモブ顔などにすることになり、それはそれで
主人公としての華が無くなってしまったり。
 で、本作の美津未の場合、いわゆるアニメ・漫画的な可愛いデザインではないが、それでいて
モブ的に埋もれてしまうようなこともなく、彼女の前向きさが外見にも表現された絶妙な
デザインだと思う。

 他にも魅力的なキャラが多く、個としても魅力的だが、美津未、江頭 ミカ、村重 結月、
久留米 誠のようにタイプの異なるキャラが仲良しグループを形成しているのが、観ている側と
しても嬉しくなってしまう。

2023/09/23

投稿 : 2024/10/20
閲覧 : 117
サンキュー:

6

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

高校生のありふれた日常を描いた物語だが、それが不思議と心地良い

このアニメは、アニメ好きの友達から勧められました。
高校生のありふれた日常を描いていますが、それが不思議と心地良いです。

心地よさの源(みなもと)は、主人公である岩倉 美津未(いわくら みつみ)と、彼女と友達になった志摩 聡介(しま そうすけ)の素直な性格のようです。

岩倉 美津未は、石川県の過疎化に悩む田舎町から東京の進学高に入学した少女。
彼女の将来の目標は、国家の官僚になり、過疎化に悩む全国の町や村を救うことです。
高校一年生でそのような立派な考えを持っている人は、そんなにいません。だから、そのことだけでも、彼女の優しい性格を計り知ることができます。
そして美津未は、何事に対しても懸命に努力する頑張り屋さん。失敗することも結構ありますが、決してへこたれません。

同級生の志摩 聡介は、ひょんなことから美津未と知り合いになり、彼女のそんな性格に好意を持ちます。彼女をいつも応援します。
おそらく聡介は、懸命に努力することを避けてきた過去の自分を反省し、美津未のようになりたいと思ったのでしょう。聡介にとって美津未はキラキラと輝く存在です。
そして聡介は、自分の過去を語りません。よほど過去に嫌なことがあったのでしょうね。

物語では、美津未と聡介に少しずつ仲の良い友達が増えてきます。
そして聡介の過去が少しずつ明らかになってきます。
でも、ごく普通の高校生活を描いています。程度の差こそあれ、誰もが経験するようなことを描いています。
しかし、物語の内容が心地よく、続きが見たいと感じてしまいます。


ところで、
私たちは、人から意地悪されたりすると、意地悪した人の名前を憶えて恨んだりします。
でも美津未は、自分に対して親切にしてくれた人に感謝して、その人の名前を覚えるほうを優先します。
こんなちょっとした差の積み重ねが、美津未の素直な性格をつくっているのでしょうね。
私も、美津未のような素直な性格になりたいです。

投稿 : 2024/09/08
閲覧 : 502
サンキュー:

38

ネタバレ

YOU0824 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ロマンチック・ラブ・イデオロギーの終焉

「幼馴染が親友だなんて…素敵です」

ほんわかしたラブコメだろうという当初の予想を翻し、
注目すべき点がいくつかある

①田舎から東京へとか、都会から田舎へという話は
たくさんあるが、ほとんどが家族の事情か
就職、大学進学で親元を離れるもの。
本作は自分の意志で東京の高校へ進学。
『のんのんびより』のひかげもそうだった。

②その志は硬派だ。
「私はこの高校生活、ただの一度だって失敗しない」
「なぜなら私には明確な人生設計があるから」
「大学はもちろんT大」「法学部を首席で卒業」
「総務省に入省」「過疎対策に大きく貢献」
「定年後は地元に戻り市長」「財政を大幅に改善」
「死んだらお骨は日本海にまいてもらう」
「この3年間はそんな夢の土俵に立てるだけの
学力を身につけるためにある」
親の影響かと思えば、親は至って平凡で温厚。

③ヒロイン岩倉美津未は、絵的にまったく地味顔。
こういう作風なのかと思ったら、都会っ子たちの描写はツヤッツヤの
キラッキラ。まるで芸能人のよう。意識的な描き分けなのだ。

上野千鶴子や『家族と国家は共謀する』の著者信田さよ子など
フェミニストを自認する人たちは
「ロマンチック・ラブ・イデオロギー」
(結婚のもとにおける愛と性と生殖の三位一体)
という言葉を嘲笑気味に使う。
作為、幻想、解体せよと。
たしかに昭和の後半と平成の始め頃に
普遍的価値のように使われた概念で
歴史的には超短い間に流行った通念と言える。
ただアニメの世界ではドラマになりやすいので
いまだ根強い。
本作はその次につながるエポックメイキングな
作品に思える。

4月らしい「ピカピカの一年生」感ある出だし。
折しも、TVではサッシーと椎名桔平の一人暮らしを応援する
「ハウスメイト」のCMが流れる。
4月ならではの初々しさ、
都会へ出てきた地方出身者の思い、
そういったものがどっと流れ込んでくる。

よく見ると、スカート丈、ソックスが個性に合わせ微妙に
描き分けられている。
作者・高松美咲は「人の心の機微」に関心があるという。
その言葉通り、小物、言葉、動作、表情。
芸が細かい。

第4話と第5話は白眉。

「あっ、ものを教えるってね
問題に答えるより難しいんだって」
「人格的には褒めてないよ そんな特には」

さらに第8話

「そんなん、改めて言わなくていいって、恥ずかしいから。
センベイ食うか?」

お泊り女子会で、結月の打ち明け話に誠が返すこの言葉に
作品のスタンスが凝縮されてる。

そして第10話、結月の口は動いていないのに

「は?出ませんが。舞台美術とかやりますが」

心の声が語る。初め何が起こってるのか分からなかった。

「キャラ?とか気にして、嫌なこと言わなかったりとかさ
やっぱいつかは無理がくるんじゃないの」

これはクリス君。

「そこまで気にしなくても」

こちらは志摩君。この微細な視点、まさに真骨頂。

第11話、誠の中学の友だちの描写もそう。
細かいところに神が宿る。

寺崎裕香と潘めぐみ、ベテランが脇を締めて、
感服です。

投稿 : 2024/08/26
閲覧 : 92
サンキュー:

4

ネタバレ

うるうとし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

微笑ましく、爽やか

原作未知。

キャラクターと、小さな世界での人間模様が微笑ましい。
{netabare}「私がムカつく奴の名前をふたつ覚えている間に、岩倉さんは親切にしてくれた人の名前をひとつ覚えるんだろう」というセリフを覚えている。
だから{/netabare}ポジティブなキャラクターも、ネガティブなキャラクターも好き。

投稿 : 2024/07/20
閲覧 : 43
サンキュー:

2

最終回見れない さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2期に期待

物語:95点
心理描写を重くなることなく軽やかに丁寧に描いていて良かった
恋愛より成長物語要素が強いかな

作画:90点
好みは分かれそう

声優:100点
ぴったりでした

キャラ:95点
どのキャラも嫌見なく好き

投稿 : 2024/06/22
閲覧 : 80
サンキュー:

3

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続編あったら絶対観たいです 美津未と志摩くん最高だな

終って欲しくないと思う程本当に良かった。お気に入り棚整理して入れました。

美津未は何か自然体で仕草とかも可愛いしそれでいて物語的に狙ってる感じではないのが最高に良い。顔やスタイルにまるで良い所がない所が逆にかなり大きな魅力になっていると思う。友達思いだし家族思いだし、恋愛には無頓着だけどすべてが良い。。
志摩はいい奴だし最初完璧系かと思いきや過去や家庭とかにも悩みは尽きなくあって、美津未に出会ったことで楽しいと思える事や自分の問題も少しずつ解決していける人間に成長できた(まだ過程なんだろうけど)。それを見ているのも本当に良かったし美津未とはずっと仲良くしていって欲しい。ちょっと志摩目線でもいつか観てみたいな。。素敵なキャラです。
周りの友達も美津未を中心としてそれぞれが成長して魅力的な人間に変わっていく、そんな姿も見ていてぼのぼのしました。素直になれない子や嫉妬のあまり意地悪してしまう子など本当にどこにでもいそうな子たちなのがまた良いですよね。

あとは被災された石川県の子が主人公ってことで胸が痛くなりましたが、調べてみたら復興支援もされてるんですね。。素晴らしい。。

こりゃもう一回最初から観ないとだめだ。。

あとは続編絶対にやって頂きたい!!私も色々と購買してアニメ存続と石川県の応援に一役買いたいです。

投稿 : 2024/06/05
閲覧 : 62
サンキュー:

3

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少女漫画らしいなあ

このシーズンは石川県能登半島絡みが2作品あったんだなあ。

石川県から東京に出てきて東大目指す優秀な顔普通の女の子みつみと超イケメン志摩をメインにすえたような作品。

イケメンと仲良くすることを良しとしない女子はどこにでもいそうだが、そもそも学業優秀女子がそんなにイケメンと奇跡的に接することあるんかいな。ちょっとずつ好意が蓄積しているように見えるけどどちらからもいかないから、うまくはいかんだろうなあ。というか男性視点だと勉強できて周りに優しい良い女の子でも顔普通女子のことを好きになってメロメロになる高校生男子はいないのでは?偏見だけど、
あとそんなにメロメロ描写もないけど。若いときほど分かりやすい見た目や身体能力とかにいきがち。偏見
あと個人的に男女の友情は成立しないと思うのだが。あるとしたら既婚女性に対してくらいかな。

偏見にまみれてごめんなさいね。まあ、少女漫画読みすぎると理想が高くなってしまわないのかとも勝手に思ったり思わなかったり。

なんだかんだ言っても結局は悪い人いないわけで。
気さくな超美形女子や嫌味たらしかったけど、色々と努力してきた実は頑張り屋さん女子とヒロインは他充実していたのでは?


OP
メロウ 須田景凪
ED
ハナウタとまわり道 逢田梨香子


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
地方の小さな中学校から、東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未。カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は、勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちはやわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。ときどき不協和音スレスレ、だけどいつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!

エピソード1 - ピカピカ
入学式の朝、今日はカンペキな一日になると自信まんまんのみつみだったけれど、電車を乗り間違え、満員電車に巻き込まれ、完全に迷子に……。駅で深く落ちこむみつみに声をかけてくれたのは、同じ高校の制服を着た志摩だった。

エピソード2 - そわそわ うろうろ
クラスで自己紹介する日、みつみはとても緊張していた。ナオちゃんに励ましてもらったけれど、渾身のジョークが滑り、教室はとても寒い雰囲気に……。さりげなくフォローしてくれたのは、入学式の日にも助けてくれた志摩だった。

エピソード3 - フワフワ バチバチ
放課後、みつみは生徒会室へ。その扉の前に佇んでいたのは同じクラスの誠だった。クラスメイトに自分と同じように生徒会に興味がある人がいた!と喜ぶみつみだけど、誠はちょっと引き気味。実はみつみには“裏番”というウワサがあって……?

エピソード4 - ピリピリ カツカツ
演劇のこととなると強引な兼近先輩は、みつみが演劇部への勧誘を断ったと勘違いしていることにつけ込んで、自分に協力してくれるようお願いする。兼近がみつみに見せたのは、志摩のとある過去の映像で……。

エピソード5 - チクチク いそいそ
前期クラスマッチでバレーに出ることになったみつみ。運動音痴なので、せめて迷惑をかけないよう、元バレー部のミカに教えてもらって自主練をすることに。笑顔で教えてくれるミカだけど、ちょっと当たりがきつい時も……?

エピソード6 - シトシト チカチカ
ふみに好きな人ができた! 親友と初めて恋バナをして、みつみはちょっとふわふわ気分。でも、今日が期末考査の出題範囲の発表日だと気づくと、そんなものは吹き飛んでしまった。みつみの準備は万端だったんだけど……。

エピソード7 - パタパタ モテモテ
7月、みつみはめでたく前期生徒会の書記に就任。新生徒会長を目指していたストイックな高嶺先輩は惜しくも落選、副会長となっていた。ショックから立ち直れない高嶺先輩を見て、兼近先輩は何か思いついたようで……?

エピソード8 - ムワムワ いろいろ
みつみと志摩が動物園に出かけることを耳にして、よくないと思いつつ後をつけてしまうミカ。みつみ、結月、誠との女子会でも、素直になれずに途中で帰ろうとしてしまう。そんな彼女に、ナオちゃんは少しだけお節介をすることに。

エピソード9 - トロトロ ルンルン
夏休みも後半に入り、みつみは凧島町に里帰り。懐かしい実家に帰って、中学の友だちと会って、親友のふみとも遊んで……たっぷり充電できたみつみは、ふたたび都会へ。元気いっぱいで新学期を迎えたけど……?

エピソード10 - バタバタ ポロポロ
もうすぐ文化祭。1年3組は演劇をやることになったけれど、みつみは生徒会の仕事があり、クラスの準備にはあまり参加できずにいた。無理して脚本の打ち合わせに協力しようとしたものの、寝坊して遅刻してしまい……。

エピソード11 - ワイワイ・ザワザワ
いよいよつばめ西高の文化祭がスタート。みつみのクラスの劇は好評で、志摩も楽しんでいるみたい。中学時代の友だちを招待するクラスメイトも多くて、東京に知り合いのいないみつみは寂しさを感じていたけど……。

エピソード12 - キラキラ
文化祭最終日。1年3組には志摩の母と弟、さらには志摩の幼なじみでモデルの梨々華も見学にきたけれど、なんだか微妙な空気に……? 高校に入学してから自分の中で何かが変化していっていることに気づいた志摩は、梨々華に今の正直な気持ちを話しはじめて……。

投稿 : 2024/06/01
閲覧 : 54
サンキュー:

4

ぬぬ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろいよ

頑張り屋の女の子が不安を背に、地方から東京の進学校に入学します。
学校でみんなに早く馴染もうと努力するのですがそんな不安をよそに、持ち前の明るい性格でいつの間にか色々な性格の人達を引き付け、友達の輪が広がっていくストーリーです。
観てるとほんわか暖かくなっていく感じです。たまに出るなまりもカワイイです。
悪い人が出てこないので、安心して観る事ができます。
みつみちゃんと志摩くんの今後が気になるので、二期をやってほしいです!

投稿 : 2024/05/14
閲覧 : 59
サンキュー:

3

ネタバレ

llil さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バランス★★★★★

ラブコメ+日常
PAがいい感じ
嬉しいな

キャラデザが合わなかったら
残念ってくらい

投稿 : 2024/04/12
閲覧 : 59
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主人公の三白眼の容姿が微妙

いきなりキャラデザにケチを付けるのはどうかと思いつつも
やはり主人公の容姿が三白眼というのは微妙だよなと思ってしまい
どうにもキャラ的な華やかさに欠けて見栄えが悪いかなと。
別に美津未のキャラ自体には別に不快とか嫌いって思う部分は無いけど
でも好きになれるかというと個人的には特に好きになる部分は無かったですね。

それと作品自体の内容も基本的には爽やかさを全面に押し出した青春ストーリーって感じで
パッと見の印象としては万人受けしそうな作風には見えるというか
実際に本作の評価に関して世間的には高くされてるけど
個人的には本作の陽気な部分とか眩しさというのが過剰に見えてしまい逆に乗り切れなく、
それに好きになれるキャラも居なかったので個人的にはあまりハマる所の無い作品でしたが、
この作品に対する印象としては凡庸な少女漫画的な作品としか感じられなかったです。

【評価】

45点・C級

投稿 : 2024/04/10
閲覧 : 54
サンキュー:

2

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

映像が味気ない。

【概要】

アニメーション制作:P.A.WORKS

2023年4月4日 - 6月20日に放映された全12話のTVアニメ。
原作は、漫画家・高松美咲によって『月刊アフタヌーン』で連載中の漫画作品。

監督は、出合小都美。

【あらすじ】

岩倉美津未は15歳。石川県のはしっこの過疎地で生まれ育ち、
地元では成績優秀な神童らしい。中学を卒業して東京の旧帝国大学に入って、
卒業後は官僚になって地元に恩返しする人生設計。そのために上京して、
東京の進学校の、つばめ西高校にに入学。

ところが入学式の日、都会の駅はわけわからなくて迷子になって、
通勤ラッシュでくたくた。こんなときに一緒に学校まで案内してくれたのが、
おなじく入学式に遅刻しそうな少年の志摩聡介。
実は同じクラスである聡介といっしょに高校にたどり着いた美津未は、
新入生代表の宣誓をやり遂げた直後に気分が悪くなって体育館で嘔吐したり、
いろいろとインパクトある行動で人生設計が躓きかけるのだった。

【感想】

黒沢ともよさんが主演ということで観てみました。

人間の心の機微を大事にして等身大の思春期を描こうとする素朴な漫画が原作で、

美人ではない頑張りやさんのヒロインの愛嬌、そして性格の良いイケメンとの距離感や、
いろんなキャラクター同士の関係の変化を楽しむ作品であるとは思うのですが、

主人公の美津未が美人ではない三白眼で黒目が小さいとかは自分には問題ではなくて、
美津未の口の形が∇であるとか、志摩くんの笑顔がお面みたいだったりだとか、
表情に一切の魅力を感じさせない原作の作画のままのアニメの映像が、
そのまんま作画のお芝居のつまらなさから情緒をくすぐらないアニメとして、
周囲の高評価に反して、自分には盛り上がるところがひとつもなくて、
淡々と消費するだけのアニメでした。

原作の解釈の正しさと忠実な映像化がされているアニメではあると言えますが、
派手な展開や演出が一切存在しない地味な物語のアニメだからこそ、
日常の芝居の積み重ねでキャラの魅力が培われていけばいいなと思いつつ、
定型的な作画芝居が原因でのアニメーションとしての表現力の乏しさが、
どうにも自分にはつまらないです。同じシナリオでも作画と演出のやり方次第で、
いくらでも印象が変わって心に染みると思うのですよね。

強調された演出とか視線を誘導するようなカメラワークをしているアニメは、
政治家が聴衆を惹きつける演説のプレゼンテーションの技術で心理誘導をしていたり、
写真撮影がカメラマンの技術次第であるように、きちんと目的を持って演出を駆使しています。

この作品にも映像と演出の意図はあるのでしょうが、
これがこのアニメの作風であるにしても。あまりにも素朴で絵面にメリハリがなさすぎてて、
アニメーション自体の魅力を全く感じられませんでした。

日常系の地味なアニメでも面白いものがいくつかありますので、
地味なものが悪いわけではないですけどね。


とりあえず、自分には全く合わなかったものとして、
これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/03/25
閲覧 : 143
サンキュー:

29

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こりゃテーマが良い!

学園アニメです。みんなで成長するんです。そしてシュールですw
設定がいいですね〜。東京の高校受験に合格して田舎から出てきたダサかわ女の子。
都会に戸惑いながらも成長して行く主人公。
そして素朴な主人公に影響されるようにまわりの友達も成長するんです。ちょっと色恋沙汰もありますが、みんなの成長がホッコリできる感じでとても良かった。
あと何よりシュールなコメディも良かったです。

投稿 : 2024/02/06
閲覧 : 76
サンキュー:

5

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

君に届かないのはどう考えてもお前らが悪い?

地方から官僚を目指して東京の進学校へ進学してきた女の子の高校生活のお話。

はじめ「わたモテ」みたいな痛い女子の話か、はたまた「君届」みたいな乙女妄想展開かと思いましたが、ごく真っ当な正統派青春学園群像劇でした。
率直に「若いって良いなぁああ」とボヘえっと観られる感じでした。

文化祭ねえ…何で人は大人になると忘れるんでしょうね。あの感じ。

物語評価ですが4には惜しくも届かず。
非常に良作だとは思いますが複雑な話でもなく、またこの作品ならではの展開と言うものも感じられなかったので3を付けました。

しかし観て損はないです。お勧めです。

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 122
サンキュー:

7

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

みつみ!今こそ行動を起こす時だよ!

募金ぐらいしか出来ないけれど。
ガンバレガンバレ!!

やっと久美子臭が抜けた。
久々の当たり役でしたね。

アニメはイマイチでしたが
原作はとても面白いです!
原作読んでからアニメ観た方がいいかも。

原作を5巻まで読んで
増々結月が好きになりました。
8巻まで読んで、みんな好きになりました。

「君に届け」3期やるなら
この作品も2期やるべし。

投稿 : 2024/01/27
閲覧 : 193
サンキュー:

6

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

美津未は自然体の自分でいいのだと思わせてくれる存在

有名作品ということで、あらすじなどは省略。もっとも、ここでレビューを書き始める前は、確実にタイトルで判断して観ていない作品です。

なぜなら、少女漫画っぽい画と、タイトルの「スキップ」?とか久しくしてないし、「ローファー」?学生がよく履く靴だから、あーどうせ学生がスキップしたくなるようなウキウキした恋愛の話なんでしょう?みたいな(笑)
(ちなみに、原作漫画は『月刊アフタヌーン』に連載されているので、青年向けみたいですが、未読。)

しかし、色々な方のレビューを見て、どうもそうではないらしいということで観始める。

結果、偏見・決めつけはよくない(笑)。面白いものを観る機会を喪失していたと反省。最近、確実にアニメの守備範囲が広がってますね。

本作は、恋愛要素がほとんどなく(続きがあるとすれば恋愛要素も絡んできそうですが…)、もっぱら男女がくっついたり離れたりする話ではないので、タイトルから私と同じ想像をしている方は、それは違うとだけはいえます。


じゃあ、本作の魅力は何なのか?

私は、周囲の人間が主人公の美津未と触れ合う中で、その人たちが仮面を捨てて自然体になっていく開放感だと思いました。

特に都会の人間は、人が多く、その場限りの付き合い、もしくは、仕事だけの付き合いが多くなるので、場面場面にあわせて期待された振る舞いをする仮面(ペルソナ)を被って生きている。それは、社会を円滑に生きていくために必要なことなのだけれど、仮面を被り続けることは、ストレスになる。

そのストレスから彼らを開放する救世主が、美津未なのかなあと。

美津未の自然体の純粋さが、周囲の人間の仮面、心の壁を取り払っていく。
彼女は自然体の自分でいいのだと思わせてくれる存在。

仮面を被ったままでは、深い人間関係はできない。しかし、実際に仮面を外したら、今まで少なくとも表面的に良好だった関係の相手に嫌われるかもしれない。だから、我々は、彼女たちの自然体の交流を魅力的に感じるのだと思うわけです。

作品が一般に広く受け入れられる背景には、その作品の持つメッセージ性が今の社会を反映していることがあると思うわけですが、本作は、仮面を被って生きることの多い現代社会にも通じる話だと思いました。

投稿 : 2024/01/13
閲覧 : 277
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13

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ちょっと抜けた堅物主人公から元気をもらえるアニメ<追記;令和6年能登半島地震>

奥能登から希望を胸に上京した女子高校生、岩倉美津未。
ちょっとドジだけど、楽天的で前向きな性格。
ていうか、どちらかと言うと前のめり。
そんな魅力的な彼女に引き寄せられた人々の穏やかでトリッキーな日常を描くアニメです。

それにしても、美津未は志が高い。
T大から官僚、政治家ってお堅いこと。
しかし、入学式からやらかすなんて大笑い。
なんか、その辺の滑稽なギャップが楽しいです。

恋愛色の薄いラブコメディー。
ていうか、圧倒的に友情成分が多いよう。
美津未の友人たちも、主人公に負けず劣らず個性派揃い。
絶対に諦めない美津未を見ていると、色々思うところがあるようで。
トラウマとはいえないけれど、心に鬱屈したものを持っているようで。
みつみの言動に、明らかに影響を受け成長しています。

出会いはいつも偶然そして突然。
衝突しつつも人と人との交わりの中で変わっていく。
そんなドキドキな高校時代がうらやましく、そして眩しい。
楽しくて目の離せない、キラキラ感が半端ないアニメです。

<追記;令和6年能登半島地震>
{netabare}令和6年1月1日16:10、能登半島北東端を震源とするM7.6の大地震が発生しました。
震源域が能登半島北部から佐渡近くまでの約150kmに及ぶ、戦後最大の直下地震です。

このアニメの主人公美津未の出身地は鈴市イカ島町。
実際の地名は珠洲市蛸島町です。
その可愛くてユーモラスな響きは印象深く、JR能登線(能登鉄道)の終点として、私は昔から知っていました。

報道より、市内の古い家屋の大半が全壊したとのこと。
また、海岸沿いの一部が津波の被害を受け、斜面災害により孤立する集落が多数のようです。

復興を考える時期ではないのですが、将来的には困難な問題が多数あるように思います。
その最大の課題は少子高齢化、つまりは美津未の話していた過疎化問題です。

ただでさえ、先細りの片田舎にさらに過度な負担が加わり絶望的になります。
地殻変動で隆起した港の復興、大規模斜面崩壊や地すべりへの対策、住環境の整備。
生きていくために必要なインフラ整備は膨大な労力とお金を必要とします。

日本政府が行うことには限りがあります。
少し落ち着いたら、地方自治体自らが率先して長期的かつ総合的な復興および産業の創出をしていかなければならないでしょう。
町の魅力を引き出すための知恵が必要とされるところです。

このアニメで描かれた海や山の美しさ。
それを生かすことが街を活性させるヒントのように思えます。

21世紀初頭に旅行した能登半島。
数年後にはまたじっくり訪れてみたいです。{/netabare}

投稿 : 2024/01/08
閲覧 : 300
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32

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とてもキラキラしていて癒される、そんな作品

イケメンの男子が出てきて、絵柄的にも作風的にも少女マンガチックなところがあるけれども、少女マンガによくありがちなドロドロした感じが一切なく、むしろ笑いや時に癒されたりするので幅広い層に楽しんでもらえる作品に仕上がっていたと思います。

主人公のキャラが良いですね、地方の中学校出身の神童て感じで真面目で将来の事もしっかり考えている一方で少し抜けたところと素朴な見た目が相まって親しみやすいところがあります。周りの人も個性的ながら良い人ばかりでノンストレスで観られるのも好印象でした。

ジャンルとしてはラブコメかもしれないけど、個人的には青春群像劇で、誰もが日々の出来事の中で成長していくさまを爽やかなタッチで描いているというのがしっくりきます。

二期もぜひやって欲しいですね。

投稿 : 2024/01/07
閲覧 : 160
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14

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ほんわか学園アニメ

どうも作画が好みではなかったので
ずっとスルーしてたアニメです。
でも観たいアニメが他になかった
ので、観る事にしました。
なんかほんわかした感じのアニメ
ですね。これで好みのキャラ顔
だったら最高でしたね。

投稿 : 2023/12/30
閲覧 : 112
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5

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

明るく真っ直ぐな主人公

原作未読 12話

田舎で過疎地暮らしの優秀な少女が都会の進学校(高校)へ入学して、その真っ直ぐで裏表のない少々ドジな性格ゆえに周りにも良い影響があり、友人の輪が広がっていくお話です。

その中でも裏表のあるw男子と距離が近づいていきます。

絵柄も爽やかな感じで、何より主人公の岩倉 美津未(いわくら みつみ)さんの真っ直ぐでドジも多いけど結構色々と鋭いところが(よく周りを見ていますね)良いですね。

メインの友人たちでは、村重さんがお気に入り。一見クールそうな外見ですが、仲良くなるととても友人思いの良い子でした。

まだまだ恋愛までに至っていないけど気になりだした2人の物語、続きがみたいですね。

OPは須田景凪、EDは逢田梨香子さんが歌っています。

最後に、田舎から都会というと方言が気になりますね。 美津未ちゃんは標準語みたいですが、私は田舎から都会に転校したので結構恥ずかしい思いをしました〜

投稿 : 2023/12/30
閲覧 : 255
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30

きゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かった〜

早く続きが見たい〜

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 79
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3

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公役の声優が良い。

普段見ないジャンルのアニメですが、たまたまyoutubeの宣伝動画を見て面白そうだったので見ました。
女性向けの内容ですがめちゃくちゃ面白かったです。

まず、主人公役の声優が自然な感じの演技でとても良かったです。調べたら、自分が見ないジャンルのアニメばかり出ている方で全く知らない声優さんでした。演技や声がかなり好みです。(黒沢ともよさんという声優さんです)
あと最近だと推しの子アイ役とるろ剣の薫役の声優さんの声もめっちゃ好きです。(高橋李依さんという声優さんです)

どう考えても女性向けで、主人公も可愛くはないので美少女アニメ系が好きな男性にはキツいかも知れません。アニオタじゃない一般層の方であれば男性でも高評価してくれるアニメだと思います。
自分の様に、普段男性向けアニメばかり見ている人にこそオススメしたいアニメです。

投稿 : 2023/12/15
閲覧 : 86
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6

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

令和の「君に届・・・」、いや、失礼。

どうにも、こういった書き方=
「何かに似てる、何かと近い感じがした、同じような印象を受けた」をするのは大変失礼な事だとわかっているのに書いてしまうのは自身のバカさ加減故だろう。

往々にして、「なんとかに似てるー、何とかと一緒じゃん」というくだりが、ディスりだったり、ネガティブな方向性の表現になる事が多いのは承知をしているのだけれども、そういった意味で言っているのではないことが伝わると大変うれしいのですが・・・。


でもなんか、イイ感じの雰囲気が似ていたもので、つい書いてしまいました・・・w。
ちなみに「君に届け」もオッサンが言うのは、はばかられるのですが、大好きな作品です。何回観たかなぁ。
どうやら、こちらも近いうちに3期が制作されると聴いています、原作も確か終了しているはずですが、一つ形になった作品のその後がどう描かれるか気になりますね。


さて、このアニメ作品についてのお話に戻りましょう。



この作品の原作者さまは、私の住まいしている県のご出身という事になっております。
なんなら、仕事関連の話題の中で、ご本人様やお父様のお話が話題になったりしたこともあるくらいの距離感ではあるのですが、しっかりと赤の他人、お目にかかったこともないバリバリの赤の他人なので、このお話はここまでw。
でも、やっぱりこの作品を観て、ちょっと嬉しかったり、誇らしかったりしました。
気に入った作品、皆様に良い方向での評価を多く受けている作品という事がです、ファン心理ってやつでしょうか。





さてと・・・、
物語は、
地方の田舎から東京の学校へ進学した岩倉美津未を中心に描かれる高校生活。
美津未の天然というか、素直というか、真っすぐというかな性格を存分に生かした友達関係や人間関係のあれやこれやが描かれます。
そんな中には、当初から美津未と出会って物語の中心となるイケメン君:志摩聡介くんもいました。
当然、志摩くんとのあれやこれやも描かれる訳なのですが・・・。

って感じですかね。

差しさわりのない程度に書いてみました。

作画は超良いというほどでもなかった・・・ですよね。
ただ、この超良いって言うのは特筆すべき点がある、作品の武器として作画が超効果的と言う意味になるかと思います。
そこまででは、無かったという意味で「よろしくない」という事では決してなかったです。
普通に良かったとは思いました、特別に破綻があった訳でもないですし。
色使いが何か・・・作品の雰囲気づくりなのか、少しだけフワッとした色使いだったような気がしましたが、これは、作品の「カラー」を演出するためなのかな、アリだったと思います。


声優さんについては、個人の意見として特筆すべき点をば一つ。
美津未役の黒沢ともよさん・・・凄かった。
もう1話の登場シーンから、引き込まれました。
美津未への興味をぐっと高め、一気にキャラの魅力に変えていっていたと思います。

黒沢さんと言えば、私が印象に残っているのは「~ユーフォニアムの黄前久美子」と「宝石の国のフォス君」。
久美子は、まあ、フツーの学生だったので、フォス君の方が強烈だったかな。
フォス君も特徴的な声質とやる気のある様な無いようななんとも言えない雰囲気、後半イケイケになってきた時の変化していく様子などなど、キャラの成長と相混じって上手だなぁと思っていました。

今作でも、美津未をとても表現豊かに演じておられました。
独り語りの際も、少し冷めた感じ、迷いをはらんだ感じ、自虐的な感じと多彩。友人との会話の際にも、やかましかったり、元気だったり、嬉しそうだったり、とにかく表情、表現が豊かでした。
ちょっと、私のボキャブラリーでは語りつくせないので、ここまででw。
少し高めのトーンの澄んだ声質でピンと張りがあり、とても印象的でした。
私はキンキンする声は、あまり得意ではないのですが、そのほんの手前のなんともいい塩梅のお声でした。

とにかく、美津未というキャラの動きから目が離せなくなってしまいました。

凄かったです。



音楽もOP/EDとも、作品の雰囲気に合っていました。
「らしい」曲でしたね。
心地よく、作品にマッチしていたと思います。


キャラクタは・・・。
いやー美津未しか勝たんって感じでした(個人の感想ですw)
美津未中心に、お泊り会をするような女子チームが結成されていく様も、友人たちとの関係が深まっていく様も、仲間が増える系が大好きな私にとってはとても楽しかったのですが、いずれにしても、美津未中心のサブキャラとしか見えなかったです。
でも、女子会ズは割と好きでしたかね。



これって・・・続くアニメシリーズのご予定はないのでしょうかね。
個人的に、すごく続きが観たいという気持ちのまま終わってしまいました。
物語の続きを見たいという思いももちろんですが、美津未の活躍(?)、今後をもう少し観てみたいという気持ちが大きいです。

いろいろなキャラの心の動きも多く描かれていましたが、美津未の真っすぐ、素直な気持ちが反映されているのか、視聴感がとても心地の良い作品に仕上がっていたと思います。
機会がありましたら、ぜひ視聴してみて下さい。



あ!?恋の行方も、ちょっとフワッとしたままですしね。
ここら辺も、少し気になっちゃいますね。

投稿 : 2023/12/12
閲覧 : 355
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31

ネタバレ

ナノトリノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

同級生の光に焼かれるとき

江頭が好きでした。
彼我の戦力差を冷静に分析し強きは避けて通り弱きをなめてかかる。自分の立ち位置を見定めランク上げの為の自分磨きやトロフィーゲットに余念がない。見透かされないよう虚勢を張り傷つきそうな時はそろっと逃げる。絵に描いたような小物ムーブに親近感が湧きます。根が真面目で繊細なんです。

それも束の間、やがて主人公ミツミちゃんの光に当てられ少しずつ変わっていきます。一度は格下と見做したクラスメイトの光に当てられて焼かれていく自分の中のつまんなくてくだらなくてでも大切にしてたちっぽけな黒い塊。変わっていく自分。どんな気持ちだったんでしょう。だがしかし彼女は認め、受け入れます。

賞賛すべきは存在そのものが光属性なミツミちゃんの方なのかもしれない。でも受け入れた江頭だってすごい。それって簡単なようでとても難しいことです。
少なくとも私からは、江頭もまたまぶしい存在になりました。

そう遠くない未来に彼女は『心の許さじノート』を捨て去ってしまうのでしょう。それこそスキップするかのように軽やかに。
彼女もまたかしこい女の子だったのです。

投稿 : 2023/12/09
閲覧 : 52
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5

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

再追記 違和感があり低評価でしたが8巻まで読んで理解しました。

23年11月 再追記 原作8巻まで読みました。

 ああ、なるほどね、という展開でしたね。そういう事をちゃんと見越していたんですね、としか言いようがありません。

 群像劇の中でコンプレックスあるいは逆コンプレックスとか気持ちのすれ違いとか生きづらさみたいな、結構痛いところの描写が厳しくなってゆきますね。それが見たかった部分ですので本作の原作評価は上がりました。
 1期までだと初めの掴み以外は、みつみが「ハチミツとクローバー」のハグちゃん的なモンスター(ただしスケールは小さめ)になるのかな、と思っていましたが…なるほどなと。みつみがちゃんと描かれて良かったです。もちろん原作ネタバレなので、内容は書きません。

 しかし、私が思っていた疑問というかこの作品に対する不満に対して展開上織り込んでいたのはさすがです。ということはキャラ造形は作者の計算通りということでした。

 評価はアニメの評価なので本来は評価をかえるべきではないでしょうが、それを見越しての違和感を作ったなら大したものです。ただ、2期がきていない以上、そう過大評価もできません。ストーリーを3.5から4、キャラを3.5から4に変更します。

 ただ、やっぱりだったら2クールで作れ、と言いたいです。1期で4巻なら2期で8巻分。つまり2クールで消化できたはず。2クールなら名作だったと思います。

 ですが、本作は5巻以降が私の好みでした。2期早く作ってください。



以下 23年7月レビューです。

 志摩と赤毛のモデル以外は良かったと思います。特にミツミとサブキャラとの絡みが良くて、ほっとすると同時に、サブキャラの成長が見られました。

 が、志摩の1話のルールに縛られないようなのびのびした行動と、ミツミの関係が良かったのに、なんか赤毛のモデルが出てきておかしくなったなあと思います。話にストレスがあるのは構いませんが、事件のための事件というか、ヒロインと係わらないところで動いて、アリクイかあ…

 あと幼馴染グループの太目の男子ですけど、お前が志摩を縛ってるんじゃね?と思わなくはないです。タクシーの中の会話ですが「どっかいったりしない」と言うマインドじゃなくて、志摩は志摩の世界を作っているんだから、帰る場所という発想じゃないとなんかおかしい気がしました。

 で、そうなったときに、なんとなく志摩のミツミへの気持ちが逃避というか、無いものねだりに見えてきます。美少女モデルとの対比で田舎育ちの普通の子がいいというのが、ここにきて、なんとなく不快な気がしました。

 全体としては、前半は面白かったんですが、赤手モデルの子が出てきからつまらない部分が増えました。ストレスならストレスで志摩とミツミの成長を見せて欲しかったです。

 前半だけなら75点くらいつけたいですけど、後半は50点以下な気がしました。
 この展開で赤毛モデルと志摩がくっつくなら評価は爆上がりでした。

なお、23年春のラブコメランキングを付けると、ヤバい奴、グイグイ、本作、銀河、インソムニアかなあ。
 ダークホースで「百合はお仕事です」が、キャラの内面が描けていました。ヤバい奴と同列かも。


追記 志摩と赤毛のモデル、リリカの物語上の違和感についてです。

 志摩については、物語の初めの頃の好き勝手にやりたい事をやっている奔放な性格と、最後の方の母から演劇をやらされリリカからは自分への隷属を要求され、自分になりたいことがないという状態にギャップを覚えました。

 初期の奔放さが志摩の過去の事件でヤケになっているのだとすると、それは志摩の本質ではなく、ミツミの表面的志摩の印象、見せかけに対する憧れは、嘘になるのでは?と思います。

 次に志摩がミツミへの「嫉妬」という感情に気が付いて学校にいるのがやりたいことで「がんばろう」と思うところです。
「やらされている感」がどうやって解消されたのか。ミツミを見て「嫉妬」「頑張ろう」に気が付く感情の動きが、ミツミの表面を撫でて自分を納得させているだけに見えました。志摩は果たしてミツミの本質に触れるほど、彼女の何を見ていたのかが分かりません。

 さらに嫉妬に気が付いてなお、志摩がミツミに惹かれる感情に乗れませんでした。そこは志摩の成長だともとれますが、どうでしょう?成長したら、ミツミへの憧れが無いものねだりだったと気が付くのではないでしょうか?

 だから、幼馴染グループに心を残している、あるいは過去の事件であんなことになってなおリリカを気にかけているなら、リリカの感情に気が付いて二人がくっつくほうが話としては納得感があるかな、と思いました。
 ミツミは志摩のスケールに納まらない子で諦めるところだろ?と。その方がミツミを中心とした青春群像劇としては自然かな、と思いました。

 どうせなら演劇のところの「やらされ感」と自分の欲求が薄いところで、母との関係だけでエピソードにした方が活きるのかなと思いました。つまりリリカが余計なキャラに見えました。

 ということで、志摩とリリカ関係のエピソードが不自然だしノイズだと思いました。志摩とリリカがくっつくなら青春群像劇として自然で深かったのに、と思ったわけです。






1話 量産型平成的イケメンと優等生のラブストーリーという感じ?

{netabare} 羽海野チカさんの原作あるいはアシスタント言われても驚かないくらい雰囲気がそっくりです。ただ、導入の感じはもっと単純で量産型の昭和の少女マンガの文脈を崩した平成の少女マンガ的な超テンプレな匂いがする作品です。

 世間知らずの普通の優等生が、ルール無視で好きな事をやっている図々しい感じの女の子に慣れているイケメンと恋に落ちる感じでしょうか。まあとにかく平成に入って量産された、「そこそこ真面目で勉強ができる。でも冒険できない普通より少し可愛くない」という自己認識の女子が感情移入する類の話です。

 我儘で自己認識の高い女子とか、優等生タイプの男子とか出てきたら本当にテンプレですね。ちょっと親問題が絡んだり、学校からにらまれたりかな。
「スキップ」「ローファー」は両方とも足に関わる単語ですから成長課題なんでしょう。スキップは気分の高揚なのかとばして行くという意味か。ローファーは高校生…いや優等生かな。

 まあ、女子向け青春ものはストーリーやテーマ性ではなく エピソードあるいは場面が大事ですからね。舞台設定はテンプレでいいのかもしれません。一瞬で入り込めて一瞬で泣けるのがいいのでしょう。

 ただ、キービジュアルを見た感じ、女子の世界の話の可能性もあります。お決まりの百合展開ならげんなりですけど。

 私としてはそういうテンプレラブストーリーとか流行の百合ものとか話ではないことを祈りつつ、数話見たい感じです。同時期に「インソムニア」がありますので、導入はそっちに軍配かなあ。
 なお、このところ出来が悪いPAの作品なので、やめようかとも思いましたが、原作付きなのと「色づく世界の明日から」の演出をやった人が監督さんみたいなのでちょっと確認したくなりました。{/netabare}


5話 テンプレですが女性誌的ギャグと周囲のキャラが上手くかみ合っている気がします。

{netabare}  アニメの第一印象は羽海野チカさんでしたけど、見続けているとどちらかと言えば佐々木倫子さん的でしたね。

 ヒロインは、田舎少女、優等生、天然ボケ、自意識という何となく少女マンガ的に共感されるような要素をより集めた抽象的な存在です。ヒロインの内面描写にちょっと疑問が残る展開ですし、類例も過去沢山見てきたしテンプレ要素は多いです。

 ただ、周囲の人間の側の視点でヒロインを見ることで、ギャグと周囲のキャラが影響を受けて成長するところは「明日ちゃんのセーラー服」的の構造もあるかなあと思います。
 テンプレ…というより抽象的なキャラであるヒロインとヒロインのギャグにも見える素朴さ、素直さが、周囲のキャラに影響を与えて行きます。その組み合わせが上手いので、作品自体の下手さは感じますが面白みや深みが生まれているのかもしれません。それは各話のサブキャラに注目するとよくわかると思います。特に5話のミカは良かったと思います。

 下手さの部分での例で5話の「漬物」のところですが、この浅漬けはクラス皆の塩分補給のための差し入れです。これを志摩君に個人的に渡して照れるという心情というのは自然なんでしょうか?こういうところはちょっと疑問が残る部分です。肝心のヒロインの言動が「田舎者」キャラ造形のために歪んでいないかは、気になります。

 間の採り方が大事なので、ゆったり進むのはいいですが、成長ものだとすると1クールでの結末が気になります。
 美少女と子役もやっていたイケメンの2名に認められる、という構造がともすればヒロインをペットの地位に落としているような感じもあります。この2名の負の面の描写があるともう少し深みが出てくる気がしますし、1クールだとするとそこ今後のヤマにしてほしいなあと思います。この2名の美男美女とヒロインの内面がカタルシスになるなら、今のヒロインの描写にも納得感はあります。{/netabare}


7話 高瀬先輩よかったです。ゲストキャラの方が話が面白いかも。ただ、中盤ですのでそろそろガツンとストレスがある展開が欲しいかなあ。

{netabare} 6話があまあま過ぎて、アレ?ちょっと普通のラブコメになっちゃった?と思ったら7話良かったです。むしろゲストキャラが絡んだほうが面白い話になります。

 辛いですよね。生徒会長選挙。小学生~高校生に選挙をやらせる残酷さは、昔から思っていました。ルッキズムとかポピュリズム…つまり、校内の人気とノリで投票結果がきまる。それが現実ですけど民主主義を勘違いしますよね。基本的に人を選ぶのが選挙ですが、本来的には政策×実行度の期待に投票するのが正しいのでしょう。

 一方で、挑戦した高瀬先輩に幸あれ。その調子で大人になって欲しいです。ただ、真面目過ぎて折れないように息抜きもしてほしいです。今回の話は高瀬先輩の感情というか折り合いの持っていき方が上手かったと思います。

 それにしても本当にコメディに関しては 6話で暴走族のイメージを出すあたり佐々木倫子の後継者ですね。佐々木倫子よりも女子が上手く書けてる分、ラブコメとしての完成度が高い。というか佐々木倫子はラブコメはかけませんね。この作者、東村アキコまで化けるでしょうか。

 まあ、赤髪の彼女はどうせ姉、親戚なんだろうと思います。ただ、この話にからんで志摩の負の側面が見たいなあ。何となく伏線はある感じだし。{/netabare}


8話 昔の因縁の作り方が不自然で下手すぎ。他は良いのになあ…どしたの?

{netabare}  あの赤髪のモデルの娘との因縁…昔のスキャンダル?小学校6年が飲酒でって…それが本人のスキャンダルになりますか?高校1年生の4年前でっていうところに縛られて不自然すぎる気が…世間は時に非常に愚かですが逆にそこまで倫理的には狂ってないとは思います。

 せっかく若干荒唐無稽でご都合主義でも、自然なキャラの言動だったのに、なんか非常に8話のスキャンダル話がノイズになります。
 作中に入って考えても、メタ的に外から見ても、非常に不自然です。もうちょっとナントかならなかったの?
 まあ、暗い面を出してきたのはいいんですけど…結局赤髪のモデルが彼を好きだっていう話にしか見えないです。

 連載ものでしょうからすべてが完璧にはいかないでしょうけど、あまり出来がいいストレスとも思えないので、さっさと次のエピソードに行ってください。 {/netabare}


10話 志摩のキャラが1話から変わりすぎ?素朴なヒロインへの憧れでいいんじゃないでしょうか?

{netabare} ここにきて志摩のキャラ造形が作り物っぽくなってきましたねえ。あの赤毛のモデルの娘との因縁もそうですけど、モノローグがかなり多くなって、初めのはつらつした規格外がどこかに行ってしまいました。なんか1話で描いていたキャラと違う方向にいっちゃってる気もします。

 まあ、連載なら良くあるとは思いますが、お話のために内面とか過去とかを捻じ曲げちゃったかなあという気もします。そんなにモノローグで語らなくても…というくらいちょっと8話以降感情丸出しすぎでしょう。

 ヒロインに対して変わらないでほしい気持ちは、ヒロインの素朴がつまり癒しであるいう風に見ていたので、この後どうなるんでしょう?
 お互い成長していって、お互いの本質が見えてなかったね。やっぱり恋愛とは違うよねとなるなら、キャラの内面出し過ぎ問題は別として、この流れでいいと思うのですが、くっつくならそれは成長か?とも思います。

 なぜ成長にこだわるかというと、スキップとローファーというタイトルから言って、成長課題だろうなあ、と思って見ているからです。

 志摩のキャラ付けというか、変化がなあ…成長に見えないしやっぱりちょっと不自然に感じるなあ…ヒロインは相変わらず楽しめるんですけど…うーん。{/netabare}

投稿 : 2023/11/22
閲覧 : 884
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30

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

イケメン化する三つ編み

『スキップとローファー』は、高松美咲による日本の漫画作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2018年10月号から連載されている
メディアミックスとして、テレビアニメが2023年4月から6月まで放送された(wikipedia)

必要乙女力指数+60%

雰囲気からして名作感漂う作品w

内容的には実にアフタヌーンらしい男性でも見れる女性向け作品という感じ。
構図としては実にテンプレ的で、「純朴な田舎者」と「擦れてしまった都会人」といった対比の中で田舎出身の岩倉 美津未(いわくら みつみ)が都会出身者たちにピュアな影響を与えるという形。

創作ものでは田舎人の心が綺麗過ぎるというのはよくある話なのでこの点を突っつくのは無粋かとは思うものの、これが鼻につくかどうかが本作を好意的に捉えられるかどうかの最大の関門であるような気もするwとはいえまあ、ナオちゃんのようなタイプを受け入れられる上に娘を預けるとか、まあほんとすごく進歩的な田舎人だなあとは思わなくもない。

女性が主人公であるためヒロイン役は男性の志摩 聡介(しま そうすけ)。元子役でシュッとしたイケメンw(というか、この「シュッとする」という表現って関西人限定的なものかと思ってたけど違うのね)。美津未の友人の一人にはこの志摩くんを狙う江頭 ミカ(えがしら ミカ)がいる。彼女は努力型で過去の容姿的コンプレックスを乗り越えハイスペのカレシを作ろうと躍起になってるタイプ。まあ動機が動機なので彼女がそのまま志摩くんとどうこうなるということはなさそう。

一方美人枠である村重 結月(むらしげ ゆづき)の方はハイスペがどうとかじゃなく自分を利用しようとしない心を許せる人と友達になりたがるタイプ。そういう意味では何でここにミカが合流しているのかはちょっとわからん感じではある。見た感じ友達(美津未)の友達だから、という感じでもなさそうだし。
ただまあこういう美人を理由に利用されるのが嫌ってタイプなのにどうしてこんな派手な格好を維持するのだろうと思わなくもない。そんなに嫌なら誠ちゃんっぽくすりゃいいのにw

そんな久留米 誠(くるめ まこと)は典型的陰キャラだったものの結月との出会いから徐々にクール系へと転身するw
実際最初は本当に暗いタイプって感じだったのにお泊り会の時のホラー上映会で見せたイケメンムーブには見てるこっちもキュンと来ました。そりゃあんなん見せられたら結月じゃなくても惚れるというものです(異

それにしても美津未のキャラは良いですね。四白眼女子主人公なんてあまり記憶にないですが現状嫌な所が一つもないほどの完成された純朴系を維持しています。基本的には女性向け作品のため志摩くんみたいなシュッとしたタイプが彼女に惹かれていくという流れになっているみたいですね。正直こういうタイプの子は必ずしも色恋の方向に進まなくても良いとは思うんですが、ジャンルみたら「ラブストーリー」とか書いてるのでそうなっていくんだろうなあ。ま、冴えないモブ男子に美少女が惚れまくる男子向け作品に比べたら美津未ちゃんはちゃんと魅力ある方ですが。

本作の一番のハイライトはやっぱりナオちゃんでしょうか。最初彼女の声を聴いた時、随分と女声出すのが上手い声優さんだなと思ったらガチの女性声優さんでした……失礼しました……。いやでもほんと完全に騙されました。というわけで声優の評価5にしときましたw

投稿 : 2023/10/23
閲覧 : 160
サンキュー:

24

ネタバレ

はちごー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

動物園回がピーク

文化祭入ってかなり失速しましたね。この作品に求めてるのはシリアスじゃないんよ。りりかがなぁ。

投稿 : 2023/10/20
閲覧 : 114
サンキュー:

4

そうま先生 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やさしい青春

あまずっぱいね!キャラも空気になっていないし、深堀するところはしているし。
よく、1クールでまとめたなぁ・・・。と感動

観てよかったです。

ゆるいアニメなので(でも明るい気持ちや楽しい気持ちになれる)
万人受けです!

投稿 : 2023/10/04
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3

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公が魅力的なスタンダードラブコメ

視聴完了
全12話

ジャンル
ラブコメ

タイトル由来
主人公の性格

設定
現代日本、東京の高校

ストーリー展開
官僚になるために東大を目指し都内の高校に進学した田舎生まれの主人公が、都会の高校と高校生の間で繰り広げる青春恋愛もの。
入学式の日に出会った男の子はかつて天才子役と謳われており色々としがらみがありそうな感じ。
そんな中で素直でまっすぐな主人公と日々を繰り広げていく。

感想
総評100点
良かった点
ストーリー、キャラ
悪かった点
なし

レビュー
小中高大ラブコメ高校編
主人公は田舎暮らしならではのまっすぐでフレンドリーな性格だが、男の子をはじめ友人は色々抱えている人が多い。そんないろいろな感情が渦巻く中で前向きに、まるでローファでスキップするように、快活に進んでいく主人公がとても魅力的。

最後は一応男の子の問題が解決するが、根本的には解決しておらず、2期以降に期待

投稿 : 2023/09/22
閲覧 : 119
サンキュー:

8

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スキップとローファーのストーリー・あらすじ

地方の小さな中学校から、 東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未。 カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は、勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。 だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちはやわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。 知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。 ときどき不協和音スレスレ、だけどいつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!(TVアニメ動画『スキップとローファー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

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