事情を知らない転校生がグイグイくる。（TVアニメ動画）の最新話/最終回ネタバレ速報【あにこれβ】

YOU0824 さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

設定の妙

声優の小原好美といえばやっぱり
『かぐやさま』の藤原千花。
他に『高木さん』の日々野ミナに
『まちカド』のシャミ子など
コミカルで陽気、元気の良い役は当代一だと思う。
本作ヒロインの声がその小原好美だと知った時
愕然とした。そうきたか…
確かに明るいキャラの奥にある繊細さも表現できる
稀有な存在なのだった。

アニメ第1話

「北川君ってただの人間だからな」
「西村さんは死神なんでしょ」
「クールでかっこいいからね」

太陽がそう言うと、思わずヒロインが涙をこぼす。
爽やかな風が吹いて、一瞬で世界が変わる。
その瞬間「傑作だな」と確信した。
現代版「白馬の王子様」は何の衒（てら）いもない。

キーワードは「あっけらかん」。
信田さよ子の著書『家族と国家は共謀する』の中の

「あっけらかんと不幸感や苦痛、恐怖を認めよう」

というフレーズを思い出した。
『僕ヤバ』もそう、偽悪、弱者、陰キャへの眼差しが優しい。
『スキロファ』と合わせて小中高揃い踏み、今期トップ3だな。

投稿 : 2024/09/17

閲覧 : 23

サンキュー：

1

llil さんの感想・評価

3.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

キャスト頼り、そして謎

原作は知らんが
誰向きなのか

グロイ内容だが
観れん人もいるような作画
キャストは良いのだが
それだけに
吐き気がする

特にえぐいのが
状態維持
精神上良い状態も悪い状態も兼ねて
展開する

原作のコメントでも
否定的（いじめ部分）なものがあったが
アニメ化しただけあり
肯定（ラブコメ部分）している人もいるのだが
アニメというのがネック
一つ一つの事象が後を引きずる
作画のお陰で
見所がないのも
アニメ的にどうなのかと

テンポ感がなければ
ネタも挟まず
分類すると
やはりラブコメになるのだが
ジャンルとして異色であれば
アニメとしても異色である
振れ幅がないため
やはり
悪い部分が目立つ
質も
内容も

投稿 : 2024/04/07

閲覧 : 74

サンキュー：

1

Nick さんの感想・評価

2.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態：----

なんだかねえ

いじめ×ラブコメっていう新しいスタイル。

結論から言うと3話ぐらいで終わったほうがすっきりしたんじゃないかなって思うぐらい展開がいまいち。同じような小学生・中学生レベルのショートコントの連続。おっさんがぶっ通しで見るには多分キツイ。

高田くんのキャラが好きなら多分面白い作品かもしれないが、あわない人は多分途中で断念するだろうと思われる。

総評として、悪くはないがクセが強いので視聴者を選ぶと思う。

投稿 : 2024/03/14

閲覧 : 113

サンキュー：

1

エイ8 さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

天然タラシ厨二病患者（小五）は陰キャ少女を救うの巻

『事情を知らない転校生がグイグイくる。』（じじょうをしらないてんこうせいがグイグイくる、英: My Clueless First Friend）は、川村拓による日本の漫画作品。
メディアミックスとして、2023年4月から7月までテレビアニメが放送された(wikipedia)

女子向け作品と思われる一方であまり乙女力を必要としない作品だと思いました。主人公は間違いなく西村茜（にしむらあかね）の方なのですが構造としてはどちらかというと高田太陽（たかだたいよう）が無自覚に鈍感かましまくってヒロイン（茜）を堕としていく作品のように見えます。しかも恋のライバル的要素が太陽くんの方に向かってあるんですよね。普通の女子向けなら茜ちゃんの方を狙う男子が複数いるものだと思うので、この辺が女子向けだとしたらちょっと特殊なんじゃないでしょうか。

茜ちゃんはそこそこ陰湿ないじめを受けている少女ですが、それを実質庇う太陽くんが厨二病ながらハイスペなせいかターゲットが移るということにはなりません。個人的に気になったのがいじめの主犯格とも言えるポジションの笠原すみれ（かさはらすみれ）と茜が普通に仲良くなっていくくだりです。いじめられっ子がいじめっ子に承認されるのを望むのはよくある話だと思うんですが、こういうのって美談みたいにして良いん？という気もしなくもありません。とはいえじゃあどうすんだすみれに「ざまあ」かますんか？って言われても困るわけですが、そもそもいじめられっ子をテーマにしている時点でちょっとどうにもならんところなのかも。

いじめといっても無茶苦茶陰湿とは言い切れない絶妙な領域ですかね。ほのぼのとも言い難く微妙に扱いに困る面もあります。実際のところ太陽くんにターゲットが向かないのは不自然ですし、彼が骨折したことにより死神としての力が証明されたようなものですから実際ならもっとやばい流れになっていたように思います。作品としてはその辺のところはさらっと流れましたが、一歩間違えたらかなりじめじめしたものになっていた気がします。

それはそうと、ぶっちゃけ太陽くんの鈍感力って気づいてない振りしてあえてやる「はい論破ｗ」的で個人的にはあんまりいい感じしないんですよね。スカッとジャ〇ン系統苦手なんですよｗ

投稿 : 2023/12/10

閲覧 : 114

サンキュー：

13

STONE さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

とりあえず簡単な感想

　原作は未読。
　ジャンルとしてはラブコメなんだろうけど、多くのラブコメはメインキャラが
中学生〜社会人であるのに対して、小学生のラブコメというのは割と珍しい方。
　ラブコメと言いながら、メインの西村茜と高田太陽は小学生ゆえに恋というものがまだ
よく分かっていないようで、特に太陽は恋という自覚すらなさそう。
　現実でもこういう部分は男の子の方が幼かったりすることが多い。
　逆に言えば自覚がないからこそ、ストレートすぎる発言が多いのだろうけど。

　このストレートという部分に関しては、太陽が基本的には素直な子であるという部分が大きく、
それゆえに一般の反応とはずれた部分が多く、それが本作の基本的笑いの部分に繋がっている
感じ。
　茜に対するクラスの状況はいじめと言えるようなもので、そういう点ではコメディに
なり得ないような状況なのだが、太陽そのものの明るさや、彼のクラスの子の茜への発言に
対するずれた返しが作品を明るいコメディにしている感じ。
　高田家は姉と母も登場するがいずれも好印象を与えるような人で、太陽の素直さはこういう
家庭だからこそ育まれたのだろうな、というのがよく分かる。
　家族と言えば、茜の父も登場するが、父子家庭ゆえの苦労や茜への愛情や心配が伝わるような
描写が多く、この辺も見どころの一つといった感じ。

　話が進むにつれて、茜と仲良くなっていくキャラが増えていく展開と言い、終盤において恋と
いうものを意識するようになった茜と太陽のその後と言い、本作後の先々が気になる作品。

2023/11/19

投稿 : 2023/11/19

閲覧 : 71

サンキュー：

3

たくすけ さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

【視聴完了】いい話だよ、いい話なんだけどね

最初の投稿から3ヶ月も経ってしまった。
当然見終えてます。

捻くれ感想なので隠しました。

{netabare}
いじめられてるシーン以外はいい話しかない。
ほっこりするようなエピソードもあった。
でも自分は高田君のピュアさがどうしても無理だった。
ピュアすぎるんだよおおおおおおおお…

なんだろう、むず痒い？感じがしちゃう。
自分が捻くれてるのと汚れた大人になったからだと思いますが(苦笑)

西村さんの事を死神と呼ぶ子達の事を一切責めず、「かっこいいじゃん」で片付けるセンスというか行動力は凄いと思うけどね。
単にいじめをやめさせるのだとちょっと面白味に欠けるし話の持っていき方は良いと思う。

子供が主役のアニメに大人げない話ですが、ピュアなのが絶対に良いとは思わないんすよね。
高田君が西村さんに下心があって、西村さんやいじめっ子に対応をしたという展開の方が良いと思うんだよなぁ。
純度100％ボーイじゃなくてもいいんすよ。
小学生の高学年なら少しくらいの欲とかあっても良いと思います。

純粋すぎると将来が心配です(余計なお世話)
ファンタジーの世界だったら、「僕が平和で清らかな世界を作る」とか言ってラスボスになりそう(偏見)

結果的にいじめは無くならなかったけど、いじめを解決するアニメじゃないし、西村さんが楽しそうならそれでいいんじゃないかな。
笠原さんが目に見えていい子になっていったのは良かったし、日野君と安達さんは微笑ましかった。
日野君もピュアなんだけど別に嫌じゃないんだよなぁ。

西村さんをお見舞いに行く話だけど、西村さんの顔を赤くしすぎて症状が重たい人になってた。
苦しそうにもしてたし、お見舞いに行っちゃいけないレベル。
高田君たちに移しちゃうかもしれないし。
ちょっと熱が出たくらいの軽い風邪みたいな見せ方にして欲しかったなと思った。

最初の感想にも書いたけど、どうも担任の先生に無能なイメージが…
いじめが無くならないのは先生の責任でもあると思います。
いじめを解決する作品じゃないしいじめが話の起点になる事が多いのでまあいいんだけど…

2期があった場合、高田君が壁にぶつかって挙動に変化が生じるようであれば面白いなと思う。
何があっても無自覚ピュアとグイグイさで乗り切るパワープレイだったら自分は無理だろうな。

作画は癖があるけど内容的に子供も見て欲しい作品。
個人的には高田君を受け入れられない作品だった。
もっと若ければ違ったかなぁ(笑)

{/netabare}
------------------------------------------------------------

8話まで視聴
捻くれてるせいかちょっと悪い評価になってますのでご注意下さい。

{netabare}
死神と呼ばれていじめられている西村さんだが高田君のキャラに救われ恋心を抱くという流れ。
これ自体はとても良いのだが、高田君の天然無自覚女たらし(中二病の気もあり)が自分にはきついです。
ピュアすぎる(笑)
毎話キャラブレせずタイトル通りグイグイくるパターンなので飽きてくる。
正義感強い少年がいじめられてる少女を救う話であればまだ素直に見れたと思う。
それに西村さんは前向きになっているがクラスメイトがまだ死神と言い続けているのがモヤモヤする。
先生気付けよって思っちゃうし。

サブキャラの方が良い。
特に日野君は無邪気でスッキリした性格なので見てて1番安心する。
高田君の事を好きな笠原さんがどう変わっていくのかは楽しみです。

作画が苦手。
輪郭がおかしいのと手足が細すぎる。

声優は良い。
石上静香が見事に高田君にハマってると思う。
声といいグイグイ演技といいとても上手い
ただ、高田君を好きになれないのは石上静香がハマりすぎてるせいでもある(笑)

比較的早い時間に放送しているので子供が見て何かを感じることができるのなら何よりだと思います。

今期はスキロー、インソムニア、僕ヤバ、青のオーケストラ、おとなりに銀河…と青春系や恋愛系アニメが多く、優しい世界寄りなものばかりで捻くれた自分にはきつい(笑)

《余談》

8話にて遠足のバスの席決めする時に笠原さんの「普段話してない人と隣の席になるのが良いと思います」という発言を先生が承諾して「話し合って決めなさい」と言ってたけど良くないよね。
1人あぶれちゃう子が居たとか誰もが見た事あるんじゃないかなと思う。
積極的にいけなくて自分があぶれちゃって黒歴史になったという人も居るだろうし…
生徒に自由に決めさせるとそういう事になって気まずくいたたまれない空気になるからやめた方がいいと思う。
今もそういう決め方してるんだろうか？
このアニメの先生は西村さんが死神と呼ばれてる事に気付かないしバスの席の決め方の指示も悪いし、良い印象がありませんｗ

評価は最終話視聴後に。

{/netabare}

投稿 : 2023/08/19

閲覧 : 253

サンキュー：

4

くまごろう さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

編集中

視聴完了
全13話

ジャンル
ラブコメ

タイトル由来
そのまま
事情は小学生ではありがちな(本当はあってはいけないのだが)いじめ的な話

設定
現代日本小学生
今期小中高大ラブコメ小学生枠

ストーリー展開
見た目(長い髪の毛と黒い服から)死神と呼ばれクラスメイトから避けられていた少女(現状を受け入れ諦めており、深刻に悩んではいなさそう)のクラスにそんな事情は知らない田舎育ちのピュアな主人公が転校してくる。

感想
総評点
良かった点

悪かった点

レビュー

投稿 : 2023/08/16

閲覧 : 77

サンキュー：

1

カール さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

中二病でも恋がしたい！

原作未読。

クラスで「死神」とあだ名を付けられ、
イジメられている西村さんを、
中二病の高田くんが無双して、
無自覚に救っていくお話。

かと思いきや、
物語が進むにつれ、
西村さんとのイチャラブを見せつけ、
独り身の視聴者を無自覚にイジメだす作品。

なかなか扱いづらい、
「イジメ」が根底にあるラブコメですが、
主人公の高田くんは、
先ず「イジメ」と認識していない。

クラスでは、
「死神」は忌み嫌われる存在だが、
闇属性が大好物の中二病には、
「死神」のワードは琴線に触れる。

ホラー映画によくある、
「お前ら、なにビビってんの？
情っけねえなwwwwww」

と、グイグイ進んで
最初に殺されるモブキャラ、
それが高田くんである。

しかし、
主な登場人物が小学5年生なので、
中二病の時点で
高田くんは彼らより上のステージにいる。

ある意味、俺TUEEEE状態。

小学生ごときが冗談で創った死神設定は、
純正の中二病にあっさりと論破される。

そしてもう一つ、
高田くんの特筆すべき一面が、
イタリア人気質。

西村さんを見かけるたびに、
「カワイイね」
「ステキだね」
「髪型変えたんだ。とても似合ってるよ」

と、日々のルーティーンのごとく、
褒め言葉を畳み掛けてくる。

西村さんが少しでもお洒落しようものなら、
クラスの女子は
「可愛い服着ても中身は死神なのにね」
という、分かりやすい嫌味でも、

「可愛いうえに死神だなんて、
カッコよすぎじゃない！！」
と、高田くんの中のイタリア人が顔を出す。

その後は、周囲に人がいようが関係なく、
「カワイイね」
「似合ってるよ」
「まるで天使だ！」

と、イタリア人が暴れ始め、
嫌味を言ったクラスの女子は撤退する。

人目を気にする恥の文化の日本人には、
愛を語る褒めの文化のイタリア人に、
言い合いで勝てるはずもない。

さて、こういったアニメなどで、
最強キャラが出てくると、
真似をしたくなる人も
出てくるかもしれませんが、

高田くんの真似は別に難しくはありません。
思想や言葉を変えれば、
今からでもあなたは高田くんです。

ただ、
世間が素直に高田くんを受け入れるのが、
かなり難しいところ。

現に妻帯者の方は、
帰宅後に奥さんを見かけたら、
高田くんのように、
喋りかけてみるといいでしょう。

「カワイイね」
「ステキだね」
「僕は君といるだけで、毎日が幸せだよ」

その言葉に奥さんは、
頬を赤らめる前に、
あなたの浮気を疑うはずです。

ありがとうございました。

投稿 : 2023/08/06

閲覧 : 87

サンキュー：

4

天地人Ⅱ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

続々私的アニメ感想簿２２

ナレーション
あなたは想像できるだろうか？思いを寄せた相手に指一本触れることすらできないという人生を・・・

いや、死神は死神でも、それは死神坊ちゃんと黒メイドだから（汗）
こっちの方は別に触っても死にはしませんが、はっきり言っていじめです。
小学生くらいだと、いじめてる方はそういう意識は無いのかもしれませんが、いじめられている方はたまりませんよね。

このアニメで救いがありのは、事情を知らない転校生の太陽くんが、まさにグイグイ来て、西村さんへの心無い言葉から西村さんを救ってくれるからです。
太陽クンは
「西村さん、カッケ～」
って言ってますけど、自分は
「太陽くん、カッケ～」
でしたね。

途中から、そんな太陽クン（と西村さん）に影響を受けて、変わっていく同級生の女の子の姿も良かったです。
なみにオープニングですが、この作品を知らない人が見たら
「ああ、また異世界ものか」
と勘違いしたりして（おいっ）

投稿 : 2023/07/22

閲覧 : 109

サンキュー：

6

てとてと さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

イジメが絶妙に優しい世界で微笑ましいラブコメ後押し。小学生の砂糖枠でかなり良かった

イジメられっ子で自信が無い主人公(女の子)が、空気読まずグイグイ全肯定してくれる男の子にときめいていくラブコメ。
「死神坊ちゃんと黒メイド」路線？で小学生。

【良い点】
無邪気な無自覚褒めでテレまくる路線だけど、まだ恋愛には早い小学生ならてはの微笑ましさ。
イジメというより孤立している主人公ちゃんが、唯一グイグイと全肯定してくれる男の子に惹かれていく過程が大変良かった。
転校生男子にときめいていく主人公の心情描写が丁寧かつ微笑ましく、赤面シーンが可愛かった。
構図自体はありがちかつ単調だけど、転校生のキャラの良さと、全肯定する発想のバリエーションが豊富、周囲のツッコミもあり意外と飽きさせず。
ふたりの関係も、クラスメートとの距離感も、主人公の成長も、少しずつ着実に進展する為、単調に見えてそうでもない。

主人公はイジメられている状況ながら、イジメの度合いが著しく酷くはないギリキリの塩梅なのも良い。
根は優しい世界、善意の塊な転校生のゴリ押しに巻き込まれて優しいコメディー成立していた。
クラスメートたちは根は良い子たちで、回が進むと主人公の成長もあって次第に和解していく流れも良い。
特にイジメ筆頭女子がデレてくる辺りが可愛い。
三角ラブコメめいた構図になっていく、小学生ならでは？の微笑ましさ。

キャラデザはわたモテのもこっち路線ながら可愛さ出せている。
また主題歌がちゃんと主人公ちゃんの心情に寄り添っている。

【悪い点】
マイルドとはいえイジメがあるため若干の不快感は仕方がない。

転校生のポジティブ解釈の流れが(慣れないうちは)強引かつワンパターン。

これらで序盤はイマイチに思える。
3話辺りから慣れてくるのと、少しずつ持ち味が出てきて最終的には気にならなくなる。
が、やはりワンパターン気味。

【総合評価】7点
序盤は微妙と思いきや、かなり良い砂糖枠だった。
評価はとても良いでもよさそうな気がするが「良い」

投稿 : 2023/07/21

閲覧 : 95

サンキュー：

8

Mi-24 さんの感想・評価

1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態：観終わった

一話でネタ切れ

一話で「死神を有り難がる」ネタを使い果たしたのに、このネタだけで無理やり引っ張り続けたので、酷いありさまになった。
詰まらない駄作。

投稿 : 2023/07/10

閲覧 : 96

サンキュー：

0

og3jar さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

無防備で無批判に観られるアニメは貴重！

何周したかな？忘れました。

理屈抜きに楽しいです。
高田君の天然ぶりが凄すぎて
西村さんの冷めた独り言の突っ込みも凄くよくて
日野君のとぼけた？個性が物語を引き立てるし
雪子さんの西村さんへの可愛がり方がとてもいいし
お父さんの男の子の友達が出来たことへの心配も面白いし
笠原さんの嫉妬と成長もいいし・・・

飽きない程度に周回します。

追記　オカルトに詳しい日野君は、西村さんの『死神』に反応していません。きっと意味があるのでしょうね

追記2　EDがとても好きです。アマゾンのプレイリストにも入れました。

投稿 : 2023/07/10

閲覧 : 82

サンキュー：

4

すぴりっと さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

いぢめ撲滅

目つきやおとなしい性格から死神と呼ばれいぢめられてるヒロインが純粋無垢な転校生との交流によって救われていくお話。
ちょこっとラブ要素（お互いはっきりとは知覚せず）
途中少し変化があるけれど、基本的に一本調子だからもしかしたら完走するのに多少人を選ぶ作品かも。
毎週めちゃめちゃ楽しみーって感じではなかったけれど、僕は嫌いじゃないです。
そしてＯＰ、ＥＤ共に好き。

日常にドラマは不要だぜ！的な人には合うかも。

投稿 : 2023/07/05

閲覧 : 129

サンキュー：

2

ゲリオ さんの感想・評価

2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態：観終わった

全然ハートフルじゃない

世間と自分の評価の乖離率が今期ナンバーワン。
放送開始時からAmazonの評価が星５（現在は4.5）に大いに違和感を感じた作品。
「感動した！」「いい話！」との声が多かったが、とてもじゃないが自分はそう思えず。
過大評価というか、そもそも何を評価してるのかすら理解不能。

まず、エゲつないイジメ描写について。
ひとりの少女が「死神」と呼ばれ、クラスメートの大多数から迫害を受ける。
人は生まれながらにして排他性を有しており、物事の善悪の判断が未熟な小学生においては、クラスで孤立する子がばい菌のように扱われるのはよくある光景。
「〇〇に触られたらエンガチョ！」みたいなのは我々が子供の頃も見受けられたのでは？
ちなみに当然ながら俺はばい菌でした！自分語りをする場ではないので割愛するけど、トラウマを掘り起こすようなアニメだったことも低評価に繋がるかも知れない？ｗ

そういうイジメを「良くないこと」として主人公が是正するような作品だったら、それは当然ハートフルアニメに成り得ること。
ただし、本作はそうではない。
「死神かっこいい！」と、クラスのイジメを容認するような主人公の言動。これは「イジメられて羨ましい！」と言ってるようなもので、見方によっては自分のように不快に感じる人がいても仕方がないのではないかと思う。
もちろん作者が言わんとしたいことはイジメの肯定ではなく「イジメなんて気にするな」ということは理解している。
だが、イジメという問題をそれで済ましていいのかは疑問。
またしても自分語りになってしまうが、俺もたしかに自分がキショイことを自覚した小学校高学年から今現在までは侮辱されることを快感に感じてきたものだが、無自覚な3年生くらいまでは言葉で傷ついたこともあった気がする。
やはりイジメを描写するアニメである以上、「気にするな」で済ませてはいけないし、悪いことは悪いと反省を促すような作品であってもらいたい。

そういった意味で第9話の運動会回は救いであった。
初回から西村さんをイジメてる筆頭格のひとりだった笠原が、自らの行いを深く反省し、改心するエピソードは、まさに求めていたような話。
この回があっただけでクソアニメ判定を回避したようなもので、星１つとしたかったストーリー評価も+１とした。
一方、最後まで反省の色なしの名前は分からんモブのブス眼鏡とか、環境が違えば自分がイジメられる側だというのに。あいつは多分中学生になったら孤立すると思う。
あとボウズのクソガキ。ああいうのが自らの行いのせいで痛い目に遭う展開が見たかったのに、そういうのは全く無しなのがストレスフルだった。
最後に何気に一番クソなのは担任教師。絶対イジメ把握してるのに我関せず顔。高田が転校してこなかったらどうするつもりだったのか。

西村さんは大人しいとはいえ、性格はどう見ても良い子だし、イジメの要因は絶対髪型だよね…
服とかには気を使えるんだから、あの鬼太郎へアーさえ変えれば逆にモテるのではないかという疑問。
主人公の高田くんについては、特に言うことない。発達〇害やん。仮に運動音痴で容姿も悪ければあるいは…
中盤、西村さんの母親が故人であることを知って「死神」というワードの重大さに気づく展開は凄く良かった…はずなのに結局は「死神でOK」となるのは「違う、そうじゃない」って感じたのは自分だけ？
西村さんは強い子だからいいけど、普通は悪口に耐えられない子の方がほとんどじゃないのか。女の子は特に。
本当に根本からズレてる作品であると、それが本作の一番の印象だ。
自分の感性がズレてるのか分からんから、各自で判断して欲しいという意味でオススメ度は低めにしないでおく。
ちなみにイジメ云々を除いたストーリーは普通につまんないと思いますｗ

投稿 : 2023/07/04

閲覧 : 129

サンキュー：

4

Ｂハウス さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ネガティヴとポジティブそして恋

レビュー４００作品目が本作というのは個人的に嬉しい
ラブコメ作品が乱立してた２０２３年４月期

小学生二人のボーイミーツガールだが
設定に関してのうまさを感じる名作だと思う

小学五年生の西村茜は内気でおとなしい性格と
大きな目に髪で片方隠れているという容姿から
周りの生徒達に「死神」と呼ばれていじめられていた

そこに現れたのが転校してきた高田太陽
社交的で誰とでも気さくに話ができる彼に
周りから茜の事は「死神だから近付くと呪われる」と言われる

しかし太陽は「死神と言われるなんてかっこいい
僕も死神になりたいから友達になりたい」と言って
茜にグイグイ迫っていく

初めは自分を面白半分で相手しているのだろうと
一歩引いた目で見ていた茜だが

夏休みに墓参りで出会った際
母親が亡くなったから死神と呼ばれるのかもと打ち明けると
自分はどうして死神と気安く呼んでしまったのかと号泣する

そこで太陽の誠実さと素直さを感じることで
茜の中に友達としての信頼とほのかな恋ごころが芽生えるのだった

この設定というと私度々レビューで書いている
「こどものおもちゃ」が似た構図ではあるけれど
少女漫画原作なので「花より男子」テイストなタッチに対して

こちらはガンガン連載もあって茜のネガティブなイメージを
太陽がことごとく覆すポジティブな切り返しが
基本的なパターンとして描かれている

いじめっ子の構図もある意味ギャグ要素の面が強く
太陽のポジティブぶりに毎回キレる感じがお約束

茜の友達として現れる大地と海美は
いい意味でマイペースであり大人びているかな

タンクトップしか興味ないだけの大地と
ふたりの恋心をいち早く理解する海美の差は大きいけど

太陽と友達になったことで茜自身も変化が起きる
夏休みの計画を太陽に引っ張られる形で計画立てられ
運動会では自発的に頑張ろうと奮闘し
家に招待する際に倒れるくらい力入れておもてなしをする

太陽の存在がなければ彼女はずっと影だったし
運動会のリレーで思い切っていじめられていた
すみれに走って欲しいなんて多分なかった

このエピソードによってすみれは茜を知ることになり
太陽への恋心を見せる茜といい意味でライバルに
なったなと

もう一つ挙げると二人の両親もいいね

太陽のお母さんは骨折した息子の事を
泣いて謝る茜に勝手にやったことと言って笑うあたりは
この母にしてこの子ありだしｗ

茜のお父さんは内向的な性格を心配して
いつもお弁当に味玉を複数作って
友達が一人でもできればと応援している

キャラクターの動かし方や役割が
無職転生並みにしっかり作り込んでいるのは素直にすごい

最終回はバレンタインエピソードを出さず
アニオリの展開でさらりと締めているが
６年生編が進んだら続き見たい

余談

本作の最大の強みは小原好美さんでしょうな
シャミ子と同じく声質でキャラの魅力が増していた
まぁ〜毎回顔を赤らめるシーンも個人的にはかわいかったが

投稿 : 2023/07/03

閲覧 : 97

サンキュー：

8

ワライタイ さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ちびまるこの別バージョン？

わたしは浄化されてます♡

6.27　最終回、見ちゃった。
「花田少年史」以来の
毎回、笑って泣かせてくれた作品でした。
いやーいいもん見たわ♡
過去回でしばらく楽しみます

投稿 : 2023/06/27

閲覧 : 164

サンキュー：

1

タック二階堂 さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

もったいない…

詳細は公式でも。

まあ、タイトル通りなんですけど、クラスのみんなから「死神」とあだ名されて無視されたりしているいじめられっ子の西村さん。そんな事情を知らない転校生の高田くんが、死神なんていう二つ名はかっこいいとグイグイ絡んでくるというお話。

なんていうか、まあ、すごく広義でグルーピングするなら「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！」のような。目つきがギョロッとしていて無口だから、みんなから相手にされず死神だの、呪いがうつるだのいじめられている西村さん。もう自分はこれでいいんだと諦めていたとき、無邪気にカッコいいからと話しかけてくれた転校生の高田くんに惚れてしまう。

逆に言えば、高田くんは無邪気な女ったらし。こんな感じで来られたら、そりゃ好きになっちゃうよね。

こういう関係性というか、キャラの設定が見事。少しずつ西村さんが心をひらいていく物語になるんでしょうね。春アニメの初動では、この作品がダントツにいいですね。制作はスタジオサインポスト。ぴえろの子会社です。前身はぴえろプラスで「群青のマグメル」とか「不機嫌なモノノケ庵」とか担当していたようです。

西村さんのCVは小原好美さん、そして高田くんのCVは石上静香さんという「魔法陣グルグル」コンビふたたび、です。

これは楽しみな作品が飛び出しました。当然、継続視聴です。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
いちおうね、高田くん姉とか出して変化をつけようとしている努力は見られます。ただ根本的に、クラスの意地悪男子「死神が運んだカレーなんて食えるか」→高田くん「え？そうなの？じゃあ、君の分のカレー、僕が食べてもいい？」→意地悪男子「く、食わねえなんて言ってねえだろ、変なやつ」という繰り返し。

西村さんとのやり取りも、西村さん「高田くん、あんまり私と一緒にいないほうがいいよ」→高田くん「どうして？」→西村さん「死神の呪いが…」→高田くん「えー？死神の呪いなんてカッコイイじゃん！それに、僕は西村さんと一緒にいたいんだよ、好きだもん」→西村さん「(｡>﹏<｡)//////」の繰り返し。

ちょっとね、なにか変化をつけてこないと飽きられますよね。

初回では気にならなかった（目をつぶっていた）作画もね…
タンクトップの日野ちゃまと話している西村さんのシーン。いや、その立ち位置で、西村さんの顔、デカすぎね？遠近法って知っていますか？

このレベルだもの。
別に神作画を求めるような作品じゃないけども、最低限、見られるレベルにしてほしいです。

次回から夏休み。
はたして、クラスの友達と強制的に会わされる日々じゃないテーマで、どう面白くできるのか、期待しましょう。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
とりあえず、夏休みに入ったものの、学校のプール開放というエピソードによって、いじめっ子たちとも顔を合わせる展開にできました。

いやまあ、ワンパターンではありますが、飽きさせないものがありますね。

今回、秀逸だったのは夏休みの予定を作るエピソード。
雨が降っていて、傘のない2人。下校時刻が過ぎているのに、こっそりと図書室で一緒に予定表を作ります。そのとき先生が…

机の下に隠れますが、プリントが出ていたため見つかってしまいます。お説教をしたあとに帰す先生。ここです、秀逸なのは。これがね、普通のアニメなら仲良く帰路につく2人を微笑ましく見送る先生の顔とかを見せちゃうと思うんです。でも、あえて後頭部のみで感情がわからない。

そのあと、家に帰って予定表を見ている西村さん。そしてAパートが終わります。そのアイキャッチが予定表なんですけど、西村さんの予定表に赤ペンで先生が「楽しくなるといいですね」と。

素晴らしい演出ですよね。これによって、先生も高田くんによって疎外感が薄れてきた西村さんの心情を感じ取って、喜んでいるという描写になっているんです。つまり、いじめに関して気づいていない、あるいは見て見ぬふりをしているわけではないんだよというところがわかります（いや、見て見ぬふりはしていたのかもしれないけど）。

気の抜けたようなキャラデザ、作画ですが、意外とというか、なにげに考えられているんだという印象です。小原好美さんボイスの西村さんも、ほどよく淡々としたツッコミが秀逸です。いや、このアニメはいいですね。好きですよ。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
あまりこういう言葉は好きではないのですが、あえて言います。

神回でした。

内容は詳しくは書きません。観れば分かります。
んーっと、ここまでも十分面白い作品ではありましたが、ここへきて二の脚を使ってくるとは思いませんでした。ちょっと涙が出ました。

なんていうか、高田くんも単なるおバカで素朴なキャラではないし、西村さんが影がある女の子というのは、そういった理由も関係しているのかもしれないというところでしょうか。

そして、いやもう、西村さんのCV、小原好美さんの演技が素晴らしかったですね。これはベストキャスティングですね。

絵が微妙なのを補って余りある秀逸なストーリー。文句なし。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
痛し痒し。これが、この回の印象です。

前回、あれだけの大技を繰り出してきただけに、今回が真価を問われるなと思っていました。ただ、非常に難しい舵取りが必要だなとも。

というのも、高田くんがひとつ大人になったというか、相手の気持ちを慮れる人間になることで、ここまでのグイグイくるというテーマから外れる懸念がありました。で、そうなると面白くなくなるリスクもあるわけで。

その意味では、作者が選択したのは西村さんにテンションを3話まで巻き戻させるという選択でした。「私は嫌じゃないから、今まで通り死神って呼んで」と。

で、そのあとは3話までと同じく、高田くんが死神パワーをもらいたくて手をつなぐ。日野ちゃまと3人で夏祭りで大はしゃぎ。写真コンテストがあるからと、いろいろな場所で写真を撮りますと。

これではワンパターンと言われても仕方ない。

でも、じゃあ前回の流れを引きずってしまったら、それはそれで重いし、日常系として良いとはいえない。それだけ、母親との死別と入れ替わりのように生まれてきた過去という劇薬は、リカバリーが大変だったということです。

ま、この選択しかなかったとは思います。思いますが、前回の神回を受けてのこれ、というのはどうしても評価が下がらざるを得ないですね。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
んーっと…

なんか、クラスの子たちが西村さんをいじめるのがワンパターン過ぎて、そこに関しては飽きてきた感があります。そのスパイスを、たとえば笠原さんが翻意するところにもっと尺を使えばいいのに、サラッとちょこっとだけなんですもん。

今回で言えば、Aパートのワンパなくだりを圧縮して、西村さんの家に遊びに行く→熱を出して中止→お見舞いに行くというBパートをもっと見たいのに、そこに尺を使うべきでは？と思いました。

まあ、終盤に向けて、笠原さんの心が変わっていく流れになるんでしょうけどね。でも、それをOPでネタバレしちゃダメなんじゃない？
そして、いじめてる連中がOPに出てこないのも、そういうことなのだろうという想像がつくわけでね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
なんていうか、すごくもったいない作品だったなぁというのが最後まで観た感想です。

テーマとして、いじめられて孤立している女子（西村さん）を、そんな事情を知らない脳天気な転校生（高田くん）が好き？になり、仲良くなりたくてグイグイ来る。それに西村さんが照れながらも、少しずつ自分の居場所を得て、笑顔になっていく。ということだと思うんです。

で、実際そういうストーリーで、現に最終話のCパート。これが初回の陰のある暗い顔をした西村さんから、朝迎えに来た高田くんに笑顔を向ける西村さんへと変わりましたという落とし方は完璧でした。

1クール13話のうちで、しっかり西村さんのお母さんの話とか、友達がいなかった西村さんに高田くんを介して日野ちゃまとか安達さんとか、さらには率先していじめていた笠原さんまで友達になったとか、泣かせるシーンも多く、すごくいい話になっていると思うんです。

それだけに、なんというか制作サイドの未熟さといっていいのかわからないけど、名作の域まで行けたのではないかという欲があるんですね。

それはまあ、たとえば作画面とか、構成とか。
そこまで話を盛り上げておきながら、回が変わるとリセットされて、あいかわらず坊主頭の北川くんは死神死神とからかってくるし、それを受けて高田くんは「すげえ、西村さんカッコいい！」というワンパターン。

たとえば、ここまでずっと書いてきた、当事者である笠原さんが西村さんと無二の親友になるまで描くとか、そういったカタルシスが欲しかったんですよね。少なくとも、ここまででは「雪解け」レベルでした。

とはいえ、非常に高いレベルでの期待感が大きすぎたため、そこまでには達しなかったという評価になりましたが、単体で見ればじゅうぶん楽しめる良作の部類だったと思います。
{/netabare}

投稿 : 2023/06/26

閲覧 : 429

サンキュー：

4

にゃわん さんの感想・評価

2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：今観てる

ポジティブとは

事情を知らないとは言え
相手の踏み込んでいけないところに
グイグイいきすぎ
小学生だから、で転校生の言動は許されるかもだが
姉も同じ思考の持ち主

死神というワードでいじめられてるのに
かっこいいは違う
明るさとポジティブで
他の生徒とは違う、信念と主人公と
仲良くしたいと思うところはいい

主人公もいじめられてるとは言え
ネガティブになりすぎてるし
家族に言ってほしい
いじめをテーマにしてる作品は見てて
気持ちがいいものではない
不快