STONE さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

とりあえず簡単な感想

　原作は未読。
　不眠症で悩む中見 丸太と曲 伊咲が序盤で天文台で出会ったことにより眠れるようになると
いう序盤でいきなり問題解決と出オチ感のある始まりだったが、これで終わるようなことはなく、
以後は天文部を復活させる部活ものの面と部活動を通して二人の仲が深まっていく青春恋愛
ものの二本立てで進んでいく。

　恋愛ものとしては中見と曲の二人の関係性のみで、横槍を入れるようなキャラはいない。
　そういう点では作風こそ違うが、最近多い⚪︎⚪︎さん系などに似た図式で、良くも悪くも恋愛
部分に関しては、比較的安心して見ていられる感じ。
　主に部活動を中心とした中見と曲が仲良くなっていく数々のイベント？が描かれていく。
　これが基本的にいい子である中見と曲がちょっとハメを外すぐらいのものであることが多く、
その塩梅が凄くいい感じ。
　このイベントだが、不眠症や天文部絡みということで、夜の出来事であることが多く、
夜特有の静けさが独特のいい雰囲気を出しつつ、静的な感じが二人の恋愛を象徴しているかのよう。

　曲に関しては心臓が悪いとのことで、「最後は死んでしまうかも？」と不安になったりも
したが、そういうことはなかったので一安心。
　この手の設定の作品ではそのキャラが亡くなってしまう作品が多いから、どうも不安に
なってしまう。

　メインの二人だけでなく、友人、先生、先輩にも魅力的なキャラが多く、特に天文部OGの
白丸 結と、曲の友人の蟹川 モトコはいい味出してた。

2023/11/11

dossun さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

不眠症から始まる青春ラブコメ

24年6月14日視聴済み。

よかったところ
・夜の時間を二人で過ごす特別感
・不眠症になった二人の背景の深さ
・ちょっと不器用な二人のラブコメ展開

うーん
なし

おすすめ回
{netabare}第7話花⽕星
⇒伊咲が抱えていた不安を丸太が受け止めるシーンは感動

青春、感じるなーなんて見ることができたアニメでした。
二人はどうして不眠症になったのか、その背景をお互いが語るシーンは感動もあれば、ドキドキが募るシーンでもあります。
また、そのお互いの境遇をきっかけに天文部としての生活が始まり、星を通して二人の距離感がグッと縮まっていく感じは綺麗な物語を見ることができたと思いました。
是非、二人がこの先どうなったのかも含め、続編を見てみたいです。{/netabare}

ヘラチオ さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

不眠症同士のラブコメ？

一緒に並んで寝るならもう恋人認定してしまうな。自分なら。

高校生だと中也逆転というか睡眠相が後退しすぎて夜眠れないとはなりそう。
単に不眠症な健康ボーイと心臓の術後もあって不安を少し抱えるガールの出会いから物語が始まる感じ。

不眠症なら天文部って本当に最適だなと思う。
時にはOGの手助けもありながら部活をなんとか続けていく。
石川県能登市にも行って二人だけの楽しい時間も過ごせてハッピー。腹をくくって駆け落ちするのもgood。

一緒にいて落ち着く関係性て最高よな。
見終わってほっこりした。


OP
いつ逢えたら　aiko
ED
ラプス　Homecomings
ヘルツ　Homecomings


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「曲がいると、学校に行きたいと思う。これってどんな関係なんだろう。」不眠症に悩む高校生・中見丸太は、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で同じく不眠症の曲伊咲と出会う。二人は秘密の場所を共有することになり…？

エピソード1 - 第1話 能登星
文化祭の準備中、教室の隅で居眠りしていた中見丸太はクラスの女子に頼まれて天文台まで段ボールを取りに行く。その天文台は女子天文部員の霊が出ると噂になっている場所だった。いわくつきの天文部も今は活動しておらず、倉庫として使われている天文台に入っていくと、そこには廃棄されたロッカーの中で眠る少女がいた。その少女は、丸太のクラスメイトの曲伊咲。丸太と伊咲は同じ悩みを抱えていることを知る。

エピソード2 - 猫の⽬星
ずっと独りで眠れない夜を過ごして、悩みを抱えてきた丸太と伊咲。これからは楽しく夜を過ごそうと、伊咲は「夜のおたのしみ会」を発足させることを提案する。二人の秘密の場所となった天文台には粗大ゴミとして廊下に出されていたソファや、お互いの私物が運び込まれていく。そこに迷い込んできた１匹の野良猫。猫はそのままソファで眠りにつき、気持ちよさそうに寝息を立てる。伊咲は猫に「ツーちゃん」と名前を付けるのだった。

エピソード3 - ⼀つ星さん
丸太と伊咲が勝手にやった天文台のリフォームが、倉敷先生に見つかってしまった。この場所を失いたくない二人の願いを聞き入れた倉敷先生のはからいで、二人が天文部として活動することが学校に認められる。部としての活動実績を作るため、まずは天体写真のコンテストで大賞を受賞した経験のある卒業生・白丸結に会いに行くことにした丸太たち。何もない田舎道にポツンと立つゲームセンターで働く白丸は、一見怖そうな人物で……。

エピソード4 - 天津甕星
８月のペルセウス座流星群に向けて観測会を開くことにした天文部。伊咲はその宣伝ポスター作り、丸太は写真とメモの整理とそれぞれ作業をしていると、伊咲は丸太のパソコンにある写真データの中から花火大会の会場を見つけ出す。そんな伊咲の様子を見ながら、あくまで「写真を撮る練習」として花火に誘う丸太と勢いでOKする伊咲。その花火大会には想い人とあることをしたら両想いになれるという言い伝えがあった。

エピソード5 - ⾶び上がり星
臨海学校はずっと曇り予報。先生にも目をつけられ、夜の写真撮影は到底できそうにもない。そんな丸太に伊咲は「もし夜晴れたら、星の下の砂浜で会うの」と約束をする。いざ臨海学校が始まると、同級生たちと泊まるテントの中で一人だけ眠ることができず、焦りが大きくなる丸太。そして二日目の夜、ふと何かに気づいた丸太がテントから出て空を見上げると、そこには澄み切った夜空が広がっていた。

エピソード6 - ⾛り星
丸太が臨海学校で撮った写真は水面がうまく写っておらず、コンテストへの応募は見送ることに。そのリベンジとばかりに、今度は合宿に行くことを思いつく。どこに行こうか相談する前に、伊咲は丸太の撮った自分の写真を見て照れ笑い。候補地をリストアップしたり、行動計画を立てたり、二人の間で合宿への期待が大きく膨らんでいく。だが、別れ際に伊咲がポツリと言った「わたしを残してね」という言葉が丸太は気になっていた。

エピソード7 - 花⽕星
花火大会当日。丸太と伊咲、そして蟹川・穴水・野々たちは観測会のチラシ配りに励んでいた。やがて日も暮れた頃、丸太は受川に背中を押され、花火を見に行くという伊咲との約束を果たすために走り出す。その先には浴衣に着替えた伊咲が待っていた。二人が向かったのは、みんなで花火を見ることにしていた学校の屋上。二人だけで夜の校舎を歩いて、屋上へと辿り着く。花火が打ち上がるなか、丸太は伊咲に何かを伝えようとして――。

エピソード8 - 集まり星
夏休みを前に、観測会の計画書も無事に生徒会から許可が下りた。受川や蟹川たちに手伝ってもらって準備も着々と進み、参加希望者も50名を超え、あとは当日を待つばかり。そんななか、丸太と幼なじみの受川は、小学生の頃の丸太の思い出を語る。もともと足が速かった丸太が、ある時から急に足が遅くなって、その原因はいつまでも靴を買い替えずにかかとを履き潰していたからだという。そして観測会当日を迎える――。

エピソード9 - 星合
観測会が中止になったからこそ、合宿でコンテストに入選できるくらいの特別な写真を撮らなきゃいけない。そう意気込む丸太だったが合宿のための部費はもらえず、仕方なくバイトを探すことに。「当たってくだけろ」の精神で面接に臨むもバイトは決まらず、落ち込む丸太。父親に金銭の相談をしたくないから、必要なお金はどうしても自分の力で稼ぎたい――。そう話す丸太を見て、白丸はとある提案をすることに。

エピソード10 - 姉はん星
バイトを始めたとはいえ合宿の予算はまだまだ足りなかったが、伊咲の祖母の家を拠点とすることでその問題は解決できそうだ。伊咲の姉・早矢がお目付け役として同行することになり、天文部はいざ夏の合宿へ――。出発を前に丸太は白丸から写真撮影のアドバイスを受ける。丸太の撮った写真を見て、短期間ですごく良くなっていると感心する白丸。だからこそ次は感動的な写真を撮るのではなく、ときめきでシャッターを押すんだと言う。

エピソード11 - 夜明けの⼀番星
合宿二日目、丸太と伊咲の旅の始まりは見附島から。キャンプ場でテントを張って、明るいうちに二人は撮影ポイントを探しに回る。日没を待って撮影を開始しようとしたが、夏休み期間中、見附島は夜になるとライトアップされるという。照明が消える23時までの間、二人は見附島の近くまで行ってみることに。そこから見上げる星空は見たこともないほど美しく、空に向かって両手を広げる伊咲の姿に丸太は自然とシャッターを押していた。

エピソード12 - 迷い星
お目付け役のはずだった早矢がいなくなり、伊咲の祖母の家には丸太と伊咲の二人きり。朝から雨の日は撮影に行くこともできず、しかも食べ物がなくなってきているのに買い出しに行くこともできない。なかなかピンチな状況だが、パソコンで写真の整理をしたり、夏休みの宿題をしたり、雨のなか雨戸を閉めに行ったりして、それなりに楽しく過ごしていた。そして翌朝、雨は上がり、二人のもとに仲間たちが救援物資を持ってやってきた。

エピソード13 - 最古の星
丸太と伊咲が二人で泊まっていることが伊咲の両親に知られてしまった。当然、親からは今すぐ帰ってこいと言われるが、まだ真脇遺跡の撮影が残っているからと伊咲は突っぱねる。最初は穏便に済まそうとしていた丸太だったが、いよいよ親が迎えに来るとなって腹をくくる。この家をきれいに片づけて、出て行って、そのあと俺にさらわれてほしい――。二人で始めた旅のゴールに向かって、丸太と伊咲はしっかりと手を取り合い歩き出す。

llil さんの感想・評価

3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

正直くさい　くさいが…

悪いわけではなく
いいとも言えず

綺麗な終わり方ではあった

Ｂハウス さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

孤立の不安を抱える同士

元々リアタイで観ようと思っていたが
タイミング逃してしまい動画配信行きｗ

ジュブナイルというカテゴリとしては
すごくよくわかりやすい構図になっているし

ラブストーリーの視点はぎこちないシーンの
仕草を微笑ましく見る感じかな

私は本筋とは思わなかった

石川県七尾市に住む高校生のクラスメイト
中見くんと曲さんは共通の悩みを持っていた
それはいつからか夜眠れなくなってしまった不眠症

ある時学校の天体観測室に幽霊が出ると噂が広まり
中見くんが恐る恐る入っていくと
呻きながらやってくる女性の姿が

正体は曲さん
彼女は部活がない日にはこの場所で仮眠をとっていた

中見くんは自分も不眠症であると答え
一緒に寝ることに

すると何故か快眠できたため
しばらくは二人の隠れ家として使っていた

だが二人の行動が養護教諭の倉敷にバレてしまう
事情を聞かれ素直に不眠症であることと
仮眠をとって快眠できるようになったと話す

すると倉敷は天体観測室の所有を認める代わりに
天文部を復活させて活動するように伝える

水泳部の曲さんは兼部で入り
中見くんは部活の活動報告を生徒会に提出するために
天体写真を撮影しコンテストに応募する

不眠症というのは二人の出会いを作るフックであって
話が進むにつれ因果関係にそれぞれが
抱える孤立感が存在する

だから二人の呼称は最後まで苗字だったし
周りのキャラクターとの絡みでは
二人はあまり喋らない

夜の街灯が少ない空は
星が見えないと不安になるものだから
ある意味この作品のテーマとしては正しいのかも

この手の話は電話かLINEのやりとりが支流だが
ラジオ音声アプリが出てきたのはなるほどと思った

二人は同士であるけど信頼しているわけではない
だから一方向に話すことでそれぞれが共有していくんだなと

天体写真にハマる中見くんに最終回でカッコいいと
言えた曲さんはやっと信頼をできる関係になったかも

孤立感の詳細は本編見てもらう方が
より感じられるので割愛するけれど

現代人らしい距離感をジュブナイルに詰め込んだ
ファンタジー味もある怪作だったと思う

たくすけ さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

青春ものはこういうのでいいんだよ。

不眠症という共通の悩みを持つ高校生男女が出会い、天文部の活動を通して距離が近づいていく話。

この作品は押し付けがましくない。
恋愛要素が強かったり青臭さが強すぎる作品は苦手だがスッキリ見れた。

主人公は真面目だけど決してイケメンではない。
なろうアニメの主人公みたくルックスが良くて優しいのが取柄という感じではない。
ヒロインは明るくていい子だけど美少女ではないし舞台が田舎なのでイモ臭さがちょっとある。
だがそれがいい(笑)

部活と恋愛の要素どちらも見ててとても感じが良いというか、頭抱えたくなるとか冷めた目で見てしまうとかそういうのが無いんですよ。
やっぱり押し付けがましくないんですよね(笑)

他の作品を出して申し訳ないけど「スキップとローファー」は学校生活の青臭さを強く出していて、「ホリミヤ」は恋愛とキャラクターを強く出している。
そうなるとくどいというか、痛い所を突かれてる気分になるんですよ。
自分は捻くれてるし、学校行事や恋愛に明け暮れる青春時代を送ってこなかったので悪い意味で刺さる(笑)

でもこの作品はそういうのが無かった。
恋愛も天文部の活動もいい塩梅で素直に2人を応援したくなった。
恋愛ものの感想で「ライバルや障害が無いと物足りない」とよく書くけどこのアニメはそうは思わなかった。
主人公とヒロインが悩んだり、部活が上手くいかなかったり、そういうのを乗り越えて少しずつ距離を縮めていくからなんじゃないかなと。

恋愛ものはじっくり進めていく作品が好き。
「僕の心のヤバイやつ」と「山田くんとLv999の恋をする」もそれに当たる。
BLだけど「佐々木と宮野」も。
逆に「おとなりに銀河」や「着せ恋」はポンポン進んじゃうしライバル居ないから都合良くいきすぎちゃって物足りないなと思ってしまう。(駄目な作品ではない)


少々地味ではあるが個人的に見やすく面白い作品だった。
2人の恋愛の進め方、天文部の活動が丁寧に描かれているし雰囲気が良かった。
2人で話している時も強い台詞があるわけじゃなく何気ない会話してるだけなんだけど、それだけでも何かいいなぁってなるし、たまに意識してお互い照れてるのも自然な感じで良い。
ラッキースケベとかエロ要素が無いのも良かった。
作画や楽曲も良く最初から最後まで気分よく見れた。
春アニメの恋愛もので1番良かったかもしれないし、今まで見てきた恋愛作品を通しても上位に来るかもしれない。
思ってる事を上手く書けなくて申し訳ないです。


最後に野暮な指摘をして申し訳ないのだが天文台という施設があるのに活用しないで物置にしてしまっているのは学校として駄目なんじゃないかなと思いました(笑)


《余談》

山田くんの感想でも触れたけど、話題にならなかったなぁと思う。
地味だけどストレートな青春恋愛作品だし実写化もされてるのに。
OPはaikoだし。
やはり推しの子に持ってかれたか…
このインソムニアもだけど、スキローも山田くんも非オタ受けしそうな気がするのだが。
「君の名は。」がヒットした後は青春ものが流行ってた気がする。
まあ見た事無いんだけどもｗｗ
最近はジャンプアニメと東京リベンジャーズがヒットしたという印象しか無い。
青春ものがトレンドになる流れじゃないんだろうね。
嘆くほどの事じゃないし、ヒットしたらしたで捻くれた目で見てしまうのでひっそり評価が良ければそれでいいんだけど(笑)

えりりん908 さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

星空と、可愛い先輩と、人の心音の温もりと。

主人公ガンタと、ヒロインのイサキ。

それぞれの理由で、不眠症を抱えていて。

私自身には縁のない不眠症だけど、
高校生ぐらいの多感な時期、ストレスが原因でなくても、
夜更し癖が不眠症の呼び水になったりするの、何となくわかります。

ましてや、ガンタは、眠っているあいだに、
お母さんがいなくなって、それきり失ってしまったトラウマを抱えていて。

そしてイサキには、心臓病という宿業があり、
眠っているあいだに自分がいなくなってしまうかも知れない恐怖があって。

でも悲劇を前面に押し出すような品の無い展開にしていないのって、
そして、そんな難病に悩むイサキが飛び切り明るくて元気なのって、
それだけで、観ていて、なんだか心地がいいのです。


眠れない夜を二人で共有することになったときの高揚感。

二人で見上げた夜空の、満天の星々の美しさ。

夜、眠れないからこそ得られる喜び。

やがて星空の写真に熱中することになる、
ガンタの写真撮影が、実はいつも、
イサキを撮るときにドキドキしていて、
彼女の可愛らしさ、躍動感、生きる喜びをしっかり捉えている微笑ましさ。

きっと。
初めて、天文台で眠るイサキを見つけたときから、
ガンタの心の中に、彼女の面影は大きく占められていて。
そんなガンタの心音の温かさに触れられたからこそ、
イサキにとってガンタが特別な存在になっていて。
イサキにとっても、ガンタにとっても、
人の心音と温もりが隣にあるからこそ、
そしてそれが、ガンタとイサキだからこそ、
安心して眠りにつける。
そういう描写の細やかさが、
とても穏やかに、心に沁みてきます。



そして、二人を星空の撮影に導くシロマル先輩が、いいです。
クールで無口で、取っ付きにくい雰囲気を醸し出していて、
その実は、
チョロくて、面倒見がよくて、おまけに照れ屋さんで、
すぐに沸点に達して大声出しちゃう、
そんな可愛い卒業生。
いまどき「スケコマシ！」なんて、これ聞いたら爆笑しちゃうよｗ

ガンタとイサキをめぐる周囲の人たちも、優しくてよかった。
イサキのお姉さんだって、わがままで奔放だけど、
ちゃんとイサキと向き合ってる（と、思う）。
ウケガワくんやイサキの周りの女子も、一癖ありつつ、みんないい子で。


そして、ひと夏の冒険。
星空を求めて二人だけでつづける、能登半島の旅。
お互いにとって、
お互いが欠かすことのできない存在になっていることの充足。
家庭でも学校でも、過ぎる程に真面目に生活してきたガンタの、
「俺にさらわれてほしい！」という言葉の強さ。
ちょっとリアルでは恥ずかしいような、
ピュアな二人の生き様が、
心に優しく、温もりをくれた作品でした。

徳寿丸 さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

もう石川県＝能登さんなのか

原作未読(2023.8)
オジロ先生の作品は「カテキン」しか知らないんだけど、なんていうかちょっとH(エロいというよりH)なイメージだったので、何とも純粋？な青春作品だったので「おやぁ？」という感じでした。
これ最後、悲しいENDかとびくびくしてましたが、原作も続いてるようでそれはなく安心しました(わかってても嫌なんですよねぇ、歳取ると未成年が理不尽に短い一生とか見せられるの。いくら感動話だろうと･･･)。
それぞれのキャラ立ちもできていてテンポも良く作画も安定してます。特にネコを使った間の取り方がいいですね。原作もそうなんでしょうか？
10代でやりたい事を見つけてやった記憶のない自分にはちょっと羨ましく思えるいい作品です。

私のツボ：花火みれないネコ

teji さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

なんかよかった

なんかよかった　優しい気持ちになれた
話自体は紆余曲折なかぢたけどそれはそれでよかったかな

Mi-24 さんの感想・評価

4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

絆を深める二人の物語

不思議な雰囲気のアニメで、中見丸太と曲伊咲の二人が睡眠障害と天文観測を通して絆を深めていく話し。
中見と曲の二人以外は脇役に徹していて、二人が紡ぐ物語を濃厚に味わえる。
中見が夜中出歩いているのを見て金髪君が絡んで来たときは、何かトラブル話しが始まるのかと思ったが意外とあっさり終わってしまった。
悪人は出てこないし、登場人物は優しい人ばかり(睡眠障害が理解出来ない無能教師はいたが)。

雰囲気が良く優しい気持ちに成れるアニメ。

RFC さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

良きアオハルもの　普通さが逆にいい

最初スルーしてたんですけど、キャッチさんの評価が
高いようだったので、後追いで視聴開始。

【作品概要】
不眠症で眠れない中見丸太。
文化祭の準備で天文台を訪れたところ、
そこで寝ていた曲伊咲（不眠症）と出会います。
不眠症の二人が眠れないことを逆手に取った
天文部と天文観測の物語。

【作品に対する感想】
普通っぽさが逆に魅力になってる作品だと思います。
アニメっぽい奇をてらった変なキャラがいないんで、
落ち着いて視聴できます。
二人のペース、二人のゆっくりとした時間
自然なんですよね。

私は天文学はすごく好きなんですけど、
星座や天体観測は全く分からないので、
いい刺激になりました。
最後も中締めとしては綺麗でしたし。

続きがあればぜひ視聴したいですね。

１）物語
　私は不眠症という程慢性的な状態になったことはないものの、
　強いストレスがかかると人並みに眠れなくなることはあります。

　眠れないことに対する丸太の独白。
　新聞配達のバイクの音…あれ凄く共感できるんですよね。
　疲れてて寝たいのに眠れない。
　寝なきゃいけないのに眠れなかったと
　すごくイライラするところ。

　この描写で視聴継続決定でした。

　カメラの技術も基礎的なことなんでしょうけど、
　色々知れて良かったです。
　最近はオートでパシャってのばっかりですけど、
　そういや昔はISOとかいじって撮ってましたね。

　一方で物語のキーになりそうな{netabare}伊咲の体のこと。
　良くなったといいながら、未来のことを話すのを避けたがる。
　重大なフラグが残ったままなので、
　今シーズンでは少し点を下げてます。
{/netabare}

２）作画
　いいとこ悪いとこが両極端でした。
　➀いいとこ
　　背景とか夜空とか美術的な部分はすごくきれい
　　あと合宿での砂浜での伊咲の上目遣い。
　　彼氏目線のカットが愛しさ爆裂でした。

　➁あかんとこ
　　ここ一番で表情に違和感（強張ってるように見える）
　　ある絵がちょこちょこみられ、その辺は残念でした。
　　多分原作準拠なんでしょうけど
　
４）音楽
　OP「いつ逢えたら」
　AIKOさんなんですね。
　懐かしいです。（カブトムシくらいしか知らないんですけど）
　作品世界の雰囲気と凄くマッチしてたと思います。

５）キャラ
　キャラは割と等身大の高校生ってのが多く、
　リアリティあってよかったです。

　➀中見丸太
　　不眠症でイライラしている以外は
　　割と普通の子です。
　　ちょっと気難しい印象ですけどね。
　　ひとりで生きてきたせいか、人を頼るのが苦手なんでしょうね。
　　その辺を伊咲がフォロー。
　　相互に弱点補完するいいカップルです。

　➁曲伊咲
　　アニメのヒロインとしてはめちゃくちゃ
　　美人というわけではないですが、
　　その普通さが逆に魅力に感じます。
　　クラスの可愛い人気女子って印象です。
　　んことか含めて、適度に引っ掻き回してくれて
　　一緒にいて楽しそうです。
　　ただ同年代の男子に寝顔さらして平気だったりするのは
　　ちょっと違和感ありますけど(^^;
　　{netabare}
　　「私を残して…」もう不穏なのやめてよー‼
　　薬のカットとかもうやめて―‼
　　二人を幸せにしてあげてくりゃれ！
　　{/netabare}

　白丸店長や受川など、周りのキャラが気遣い上手で
　ええ人ばっかりですね。

　キャラデザ的には野々さん（美術部）が好きですが、
　愚直で素直な穴水さん（ソフト部）がツボりました。
　何気に野々さんは受川といい感じ？

　あとだらしないおねーさんですが、
　普通会ったばっかりの人にべらべら喋る内容か？
　いさきの立場だったら、自分の口で伝えたいことかなーって。

６）ちょっと心配
　撮影スポットは多分現実にあるところなんでしょう。
　アニメの影響で訪問者が増えたりしそうですが、
　夜中に騒ぎ起こしたり、ゴミ持ち込んだり、
　そういう事がなければいいなーって思ってます。

これ さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ダークホース

今季の中じゃ1番ダークホースだったのでは？
後半からのヒロインとのイチャイチャシーンだったり
星空のワンカットだったり
聖地巡礼したくなるくらいに魅力のある作品だった
ラジオをするシーンとかめちゃくちゃ
キュンキュンだったし
あとオープニングのアイコも曲にあってピッタリだった

にゃん＾＾ さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

リアル寄りな「よふかしのうた」。。＠1話目。。

公式情報は©オジロマコト・小学館／アニメ「君ソム」製作委員会
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
「曲がいると、学校に行きたいと思う。これってどんな関係なんだろう。」 不眠症に悩む高校生・中身丸太は、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で同じく不眠症の曲伊咲と出会う。二人は秘密の場所を共有することになり...? 青春漫画の旗手・オジロマコトの原作を、若手スタッフ陣がアニメ化。 ＜あなたの眠れない夜にも、きっと意味がある――＞
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作：オジロマコト「君は放課後インソムニア」（小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中）
監督：池田ユウキ
シリーズ構成・脚本：池田臨太郎
キャラクターデザイン：福田裕樹
美術監督：大西達朗
美術設定：平澤晃弘
美術背景：草薙
色彩設計：小野寺笑子
2Dワークス：中村倫子
3Dワークス：山崎嘉雅
撮影監督：姫野めぐみ
撮影：グラフィニカ
編集：長谷川舞（editz）
音響監督：本山哲
音楽：林ゆうき
アニメーション制作：ライデンフィルム

主題歌
OP：「いつ逢えたら」aiko
ED：「ラプス」Homecomings
{/netabare}
キャスト{netabare}
中見 丸太：佐藤元
曲伊咲：田村好
白丸結：戸松遥
受川太鳳：山下誠一郎
蟹川モトコ：Lynn
穴水かなみ：藤原夏海
野々三奈：諸星すみれ
倉敷兎子：能登麻美子
灰田塁：狩野翔
曲早矢：雨宮天
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


#01　能登星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
文化祭の準備中、教室の隅で居眠りしていた中見丸太はクラスの女子に頼まれて天文台まで段ボールを取りに行く。その天文台は女子天文部員の霊が出ると噂になっている場所だった。
いわくつきの天文部も今は活動しておらず、倉庫として使われている天文台に入っていくと、そこには廃棄されたロッカーの中で眠る少女がいた。その少女は、丸太のクラスメイトの曲伊咲。丸太と伊咲は同じ悩みを抱えていることを知る。
{/netabare}
感想
{netabare}
不眠症を隠してる中見丸太クンが、文化祭の準備中に寝てたら起こされて
倉庫まで段ボールを取りに行ったんだけど足りなさそうだったから
自殺した女子の幽霊が出るってゆうウワサの天文台まで足をのばした。。

そこは誰にも邪魔されずに眠れそうなところで
いい隠れ家を見つけた、って喜んで、ちょっと横になってみたら
横に転がってる、こわれたロッカーから、スースー音がしてて
のぞき込むと、同じクラスの曲伊咲が寝てた。。

彼女は丸太クンの気配を感じたみたいで、目を覚ますと
びっくりして逃げようとしたけど、ドアノブがこわれてて外からしか開かず
丸太クンが入ってくるとき、気付かずに締めちゃったから戻ってきた。。

彼女は丸太クンに、ここで寝てたことをナイショにするようにたのんで
彼が外に連絡しようとするのをこばむから、変だって言ったら
彼女は、不眠症で悩んでるんだけど、周りを心配させたくないから隠してる
って打ち明けた。。

それを聞いた丸太クンも、自分も不眠症なことを打ち明けて
自分には不眠症のことを話してる親友の受川太鳳クンがいるから
彼になら話しても大丈夫って説得し
電話に出ない受川クンに、事情を説明するメールを送った。。

彼が来るまでの間、幽霊話が彼女の作り話だとかいろいろ話した2人は
ちょっと打ち解けて気がゆるんだのか、いつの間にか眠っちゃってた。。

受川クンが来た時には、2人とも頭がスッキリしてて
伊咲が別れ際、ドアのダイヤル錠のナンバーを伝えて行った。。


それから丸太クンは
女子と2人切りになるのが苦手で天文台に行かなかったみたい。。

眠気であくびして、体育のサッカーボールを顔に受けたせいで保健室に行くと
たまたま伊咲もボールを顔に受けて来てて
「丸太クンがいないと眠れない」とか言ってきたから顔を出すと
部屋の片づけを手伝わされたあと、眠れない夜の過ごし方を聞かれた。。

彼が、おもしろくない夜を過ごしてることを知った伊咲は
「夜のお楽しみ会」を発足するって宣言。。


夜中に外で待ち合わせをした2人は、街を散歩することに。。

伊咲は、幼い頃体が弱くって入院してたこととか話し
2人でおまわりさんの巡回をかいくぐったりして、2人で冒険。。

丸太クンは持ってきたカメラで
すばらしい夜の景色や、楽しそうな伊咲を撮りながら
2人で朝を迎えた。。

この前まで他人だった伊咲と、楽しい夜を過ごした丸太クンは
彼女を家まで送って行きながら、2人の関係を考えてた
ってゆうところでオシマイ＾＾



キャラデザは、ちょっと実写寄りで、青春ドラマを見てる様な感じかも。。

ちょっと変わったヒロインと、今まで悩みを分かってもらえなかった男子が
魅かれてくおはなしで、伊咲も丸太クンの側にいると安心して眠れるから
おたがいに魅かれてくラブコメで、2人で夜の街の散歩するところとか
ヒロインが普通の人間の「よふかしのうた」ってゆう感じだった＾＾

ふつうにはおもしろかったけど、これからどうなるのかな？


そう言えば、保健室の先生のハンバーガーから
レタスを盗んで逃げたネコがいたけど、どうせならお肉の方が良かったのにｗ
{/netabare}
{/netabare}
#02　猫の⽬星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ずっと独りで眠れない夜を過ごして、悩みを抱えてきた丸太と伊咲。これからは楽しく夜を過ごそうと、伊咲は「夜のおたのしみ会」を発足させることを提案する。
二人の秘密の場所となった天文台には粗大ゴミとして廊下に出されていたソファや、お互いの私物が運び込まれていく。そこに迷い込んできた1匹の野良猫。猫はそのままソファで眠りにつき、気持ちよさそうに寝息を立てる。伊咲は猫に「ツーちゃん」と名前を付けるのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで、2人は秘密の場所にいろいろ運び込んで
ゆっくり眠れるように改造してたんだけど
ネコのツーちゃんがまた、レタスを盗んできて
追いかけて来た養護の倉敷先生に、改造された観測室が見つかっちゃった。。

それで、丸太クンが眠れない現状を話し
天文部員になったら部屋を使っていいか聞いたら
倉敷先生がほかの先生に話してくれて
丸太クンと伊咲が部員に、倉敷先生が顧問になることに決まったの☆



天文部員になる、ってゆう手があったのね。。
だったら、もっと早く部員になってたら
長いソファーだって持ってこれたかもしれないのに☆彡


それにしてもツーちゃんって、どうしてハンバーグじゃなくレタスなの？
先生も、レタスくらいあげたらいいのに☆彡


今回も、ラブコメはあんまり進んでなかったけど、これからなのかな？
{/netabare}
{/netabare}
#03　⼀つ星さん
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
丸太と伊咲が勝手にやった天文台のリフォームが、倉敷先生に見つかってしまった。この場所を失いたくない二人の願いを聞き入れた倉敷先生のはからいで、二人が天文部として活動することが学校に認められる。
部としての活動実績を作るため、まずは天体写真のコンテストで大賞を受賞した経験のある卒業生・白丸結に会いに行くことにした丸太たち。何もない田舎道にポツンと立つゲームセンターで働く白丸は、一見怖そうな人物で……。
{/netabare}
感想
{netabare}
天文部に入った2人は、活動実績を残すため
天文部員だった先輩を訪ね
天文写真の撮り方やそのほかのことを相談するの。。



田んぼの真ん中みたいなところにあるゲーセンに
住み込みで働く店長の白丸結に会いに行くところで
2人は道に迷ってたけど、そんな、何にもないところで間違わないよね＾＾

それに結は、少年っぽい感じの女性で
丸太の評価は、ぼっちとか、自己中だったけど
おいしいカルボナーラ？を2人に食べさせてくれたりするいい人で
何となく、どうでもいいところで時間をかけてる気がした。。


そして暗くなったところで、実際に外に出て、空の写真を撮りながら
その方法を分かりやすく教えてくれてコミュ障ってゆうのとは違うみたい。。

別れるとき、天文台が物置にならないよう
時々訪ねてくれるって言ってたし、ただのいい人＾＾


それから、先輩や先生も参加して、はじめての部活の会議が行われ
丸太クンは、8月のペルセウス流星群の観測会を開く提案をし
外からの人を呼ぶために、協力してくれる人をさがすことに。。

それとは別に、丸太クンには、星空写真コンクールの入選を目指し
結の指導を受け、臨海学校で行く千里浜の夜空を撮ることにした＾＾

そんな忙しさに、2人はワクワク。。


その夜、結は、七尾城址に夜空の撮影に行き
ひとりでゆるキャン△しながら、いい写真が撮れたので
2人に送ろうと思ったら、夜中すぎて迷ってたら、ネコが勝手に送信ｗ

夜中でも関係なく、2人はすぐに返信をよこして、結は嬉しそうだった＾＾



1話目はラブコメになりそうだったのに
だんだん「恋する小惑星」っぽい部活物になってきてる気がする。。

それに、部活モノにするんだったら
先輩も、わざわざ卒業生にする必要もなくって
3年生がやめてひとりになったから止めた、とかで良かったんじゃない？
{/netabare}
{/netabare}
#04　天津甕星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
８月のペルセウス座流星群に向けて観測会を開くことにした天文部。伊咲はその宣伝ポスター作り、丸太は写真とメモの整理とそれぞれ作業をしていると、伊咲は丸太のパソコンにある写真データの中から花火大会の会場を見つけ出す。
そんな伊咲の様子を見ながら、あくまで「写真を撮る練習」として花火に誘う丸太と勢いでOKする伊咲。その花火大会には想い人とあることをしたら両想いになれるという言い伝えがあった。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
丸太クンは伊咲といっしょに花火に行く約束をした。。

臨海学校には、カメラの持ちこみ不可になったし
丸太クンは夜間の徘徊がバレて
夜眠らない奴は変だって注意した先生に
伊咲のことを考えて「バカヤロー！」とか言っちゃった。。


臨海学校は雨が降りそうで、テルテル坊主をたくさん作った伊咲は
丸太クンに「晴れたら夜に砂浜で会おう」って約束した。。


部室で寝入った彼の背中に、すがりつくように眠る伊咲は
彼の心臓の音を聞くと、よく眠れるみたい。。



今週もゆっくりで、おはなしがなかなか進まないし
丸太クンと伊咲がいっしょにいるいるシーンが少ないから
何となくムダに流れてる時間が多い気がする。。

倉敷先生は、2人のことを分かってくれてるけど
ほかの先生たちは分かってくれないから
病院に行って、ちゃんと診断を受けてみた方がいいかも？

もしかして、簡単に治る病気だったりするかしれないし
病気だって分かったら、いろんなことを大目に見てもらえるかも☆彡

それに、みんなを心配させるといけないとか言って
もし眠れないことで事故とか事件に巻き込まれでもしたら
そっちの方がずっと大変だと思うんだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
#05　⾶び上がり星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
臨海学校はずっと曇り予報。先生にも目をつけられ、夜の写真撮影は到底できそうにもない。そんな丸太に伊咲は「もし夜晴れたら、星の下の砂浜で会うの」と約束をする。
いざ臨海学校が始まると、同級生たちと泊まるテントの中で一人だけ眠ることができず、焦りが大きくなる丸太。そして二日目の夜、ふと何かに気づいた丸太がテントから出て空を見上げると、そこには澄み切った夜空が広がっていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半、学園日常や臨海学校に向かうバスとかで眠れない丸太クン
そして着いてから、朝のランニングや夕食作りとかで
眠れない時間を過ごしてた丸太クンが、夜のテントを出てみる雨がやんでて
撮影の準備をして浜辺に向かうと、そこに伊咲が。。


写真を待ちながら、シートの上で寝そべる彼に
丸太の心臓の音を聞くとよく眠れるってゆう伊咲。。

2人はいつの間にか眠ってて、気が付くと朝。。

道具とかをしまって、急いで帰る途中
わざわざ伊咲を止めて、撮る丸太クン。。ってゆうところでオシマイ。。



日常パートはとくにおもしろくなかったし
2人で海で叫んだりするところは、見つからないかヒヤヒヤ。。

とくに浜辺で2人、寄りそって寝てるところが見つかったら、って思うと
ドキドキしてた。。


こんな近くにいて、付き合ってないってアリエナイし
別に、告白なしで付き合ってる人だって多そう。。


前に伊咲が、病気だった、ってゆう話をしてたけど
その時、ちょっとお思ったんだけど
今回、薬を飲んでるシーンがあって
もしかして「四月は君の嘘」パターン？って思った。。

ラブコメにしてはのんびりしてるのって
時間を引きのばしてる感じなのかな。。
{/netabare}
{/netabare}
#06　⾛り星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
丸太が臨海学校で撮った写真は水面がうまく写っておらず、コンテストへの応募は見送ることに。そのリベンジとばかりに、今度は合宿に行くことを思いつく。
どこに行こうか相談する前に、伊咲は丸太の撮った自分の写真を見て照れ笑い。候補地をリストアップしたり、行動計画を立てたり、二人の間で合宿への期待が大きく膨らんでいく。だが、別れ際に伊咲がポツリと言った「わたしを残してね」という言葉が丸太は気になっていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで、合宿の前に観測会の準備の準備として
観測会に協力してくれる人を見つけるおはなしだったけど
丸太クンの友だちは受川クンだけだから、伊咲の友だちをたよることになって
たのみにくい伊咲に変わって、丸太クンが伊咲の友だちにたのんで回るの。。

三奈のデッサンのモデルになって、伊咲とダンスの格好をして
それがすぐに、ポスターになったり。。

モトコ(蟹)にたのんだらひどいことわられ方したのに
後から「なんで私を呼ばない!?」って来て
ただのツンデレだって分かったり＾＾

コントロールが悪いかなみに付き合って
気が済むまでキャッチボールをしたり。。

して、やっとビラ配りをはじめることができたんだけど
この部分ってなんだか「神のみぞ知るセカイ」っぽかったｗ


そして、結のところに報告と、合宿の誘いに行ったら
バカップルといっしょに行けるか！ってゆう感じで引かれて
「2人だけで行くならその辺ちゃんとしとけ」って言われたけど
丸太クンには、伊咲との仲がどんな仲なのか分かってないみたい。。

そして、モトコの家のお好み焼き屋さんで打ち合わせ。。

花火大会には、学校の屋上を使わせてもらえることになった。。

さいごに丸太クンは倉敷先生から
「心配で眠れないメンドクサイ性格が、いつか花開くときが来るかも？」
って言われたところでオシマイ。。



そう言えばモトコって、丸太クンといつも一方的に張り合ってたけど
ラブコメだと、後で好きになったりするパターンかなｗ

ちょっとラブストーリーっぽくなってきたかも？

でも、ほかの女子たちとのサイドストーリーが長かったりして
伊咲との仲はあんまり進んでないかも。。

高校生の男女2人だけで旅行になんて、常識があれば考えないと思うんだけど
誰かさそって行くことになるのかな？
{/netabare}
{/netabare}
#07　花⽕星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
花火大会当日。丸太と伊咲、そして蟹川・穴水・野々たちは観測会のチラシ配りに励んでいた。やがて日も暮れた頃、丸太は受川に背中を押され、花火を見に行くという伊咲との約束を果たすために走り出す。その先には浴衣に着替えた伊咲が待っていた。
二人が向かったのは、みんなで花火を見ることにしていた学校の屋上。二人だけで夜の校舎を歩いて、屋上へと辿り着く。花火が打ち上がるなか、丸太は伊咲に何かを伝えようとして――。
{/netabare}
感想
{netabare}
花火の日、丸太と伊咲、モトコ、かなみ、三奈で観測会のチラシ配り。。

普段着で来た伊咲だったけど
解散してそれぞれが屋台見物する間に、家に帰って浴衣に着替えた。。

丸太クンは、続いてチラシ配りをしてたけど
伊咲といっしょに出店を周らせてあげたい受川クンが代わってくれて
いっしょにお祭りの見物ができた♪

そのあと、みんなより一足先に学校に着いた2人は
屋上に上がって撮影とかの準備。。

伊咲は学校の廊下が暗いとか言って、壁をさわって歩いてたけど
月も明るいし非常灯もあるから、そんなに暗いわけないと思う＾＾

かわいい伊咲に見とれ、丸太クンが何か言おうとしたところに
モトコたち3人が来て、女子のノリにあてられた彼が
ガラにもなくはしゃいでたのがおかしかったｗ


みんなが帰ったあと、雑用をするために残った2人。。

望遠鏡の窓を開け、伊咲が窓枠に乗ってはしゃいでてバランスを崩し
丸太クンが手を取ったとき
伊咲が抱き着き、彼の顔を自分の胸に当てて心臓の音を聞かせながら
自分の心臓にはちょっと問題があって、寝る時に不安になることを話した。。

丸太クンは
自分の不眠症に何か意味があるかも？って言ってた先生の言葉を思い出し
不安な夜は自分に電話するように彼女に言って、いい雰囲気になった＾＾


それから何日かたっても、連絡が来ないから、丸太クンは
伊咲が眠れてるって思って、部室で会ったときに聞いたら
親に聞かれて何か言われそうで、電話するのをためらってたんだって。。

それで彼はアプリを使って、彼女のためだけにラジオ配信したんだけど
丸太クンの配信を聞いた伊咲も配信をはじめ
結局、電話とあんまり変わらない状態になったんだけど
彼の声を聞いた伊咲が眠れて、その寝息を聞いて丸太クンも眠れた。。



浴衣に着替えて来たのは
丸太クンに少しでも、かわいいって思ってもらいたかったのかな？

伊咲の眠れない理由の話でとりあえず、心臓は死ぬような状態じゃない
ってゆうのが分かってひと安心＾＾

ラジオ配信は、両方でやったら意味がない気がしたけど
2人とも眠ることができてよかった☆


だんだんラブストーリーらしくなってきたし
不眠症設定が効いてて、良いおはなしだった◎
{/netabare}
{/netabare}
#08　集まり星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夏休みを前に、観測会の計画書も無事に生徒会から許可が下りた。受川や蟹川たちに手伝ってもらって準備も着々と進み、参加希望者も50名を超え、あとは当日を待つばかり。
そんななか、丸太と幼なじみの受川は、小学生の頃の丸太の思い出を語る。もともと足が速かった丸太が、ある時から急に足が遅くなって、その原因はいつまでも靴を買い替えずにかかとを履き潰していたからだという。そして観測会当日を迎える――。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしだったけど、とつぜんの雨で観測会は中止。。

落ち込むみんなの中で、最悪だったのが丸太クンで
ぜんぶ自分のせいだ！って言って
駅に来てる人がいるかも？って、ひどい雨の中に出て行った。。

倉敷先生が打ち上げ会をするって、みんなにおごってくれることになり
連絡のつかない丸太クンをさがしに
伊咲と結先輩がそれぞれに分かれて出て行った。。


伊咲は、雨の中傘も持たずにうなだれて歩く丸太クンを発見。。

2人の初めての夜の外出で、おまわりさんから隠れた
思い出の近バス停が近くにあったから、そこで雨宿りしながら
伊咲は丸太クンにその時の話をして
「あの時からずっと、丸太クンは私の特別なんだ」って告白。。

もうちょっとでキス？ってゆうところを結先輩に見つかって
そのままみんなに合流することになった、ってゆうおはなし＾＾



失敗するのがこわくて心配してたのに
ほかの人たちまで巻き込んで失敗に終わったら
一生トラウマになりそうな事件だった。。

でも、希望的な始まりから、とつぜんの失望。。
そして、自分のせいにする丸太クンに希望を与えてくれたのは
伊咲の告白だったってゆう、いいラブストーリーだった☆

伊咲の告白が、遠回しにラジオ形式になってたところが良かった◎


途中から暗くなったけど、コメディ多めでおもしろかったし
さいごの結先輩のエビの頭を使った
2人にしか分からないパフォーマンス？が皮肉が効いてておかしかったｗ

ゲーセンで働いてたら、男の人とか多いと思うんだけど
結先輩もカレシとか作ればいいかも＾＾
{/netabare}
{/netabare}
#09　星合
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
観測会が中止になったからこそ、合宿でコンテストに入選できるくらいの特別な写真を撮らなきゃいけない。そう意気込む丸太だったが合宿のための部費はもらえず、仕方なくバイトを探すことに。
「当たってくだけろ」の精神で面接に臨むもバイトは決まらず、落ち込む丸太。父親に金銭の相談をしたくないから、必要なお金はどうしても自分の力で稼ぎたい――。そう話す丸太を見て、白丸はとある提案をすることに。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで、結局バイト先は白丸先輩のお店になった。。

あと、丸太クンの行きたいところがありすぎて
予算が足りなくって頭を抱えてたけど、合宿ってゆうことで
伊咲のおばあちゃん家を貸してもらえることになった。。

ただ、伊咲のお姉さんが付き添いで来ることになったんだけど
ってゆうおはなし＾＾


先輩の水着でダラダラぶりや
伊咲と友だちの海水浴シーンとかもあったけど
伊咲は手術痕なのかな？体にキズがあって、Tシャツを着てた。。



丸太クンが、どうして生徒会が部費を出してくれると思ったかフシギ＾＾
部費のことを調べてみたら。。

教育委員会で決められてるのは、1つの部に付き年額3000円～2万円で
あとは生徒から部費を徴収したり、甲子園に出た野球部なんかだと
OB会とか、親や地域の人たちがスポンサーになってくれるみたいだけど
つぶれかけてた天文部だから、せいぜいOBの人たちにカンパしてもらうとか？

丸太クンたちの場合だと、白丸先輩になるのかな？

店長って言ってたけど、もしかして、自分の家の商売だったりするのかな？
いつ行ってもお客さんがいなくって、バイトが必要そうには見えないし
バイト代、払えるくらいの売り上げがあるのかな？って＾＾

もしかして、弱小部の後輩たちをサポートするため
自分のお給料から投げ銭するみたいなつもりで上げてるのかも。。

でも、ほかにOBの人たちとかいないのかな？
何年前か分からないけど、あれだけの機材をそろえたころは部員も相当いて
その頃の先輩たちにもカンパをたのんで回れば
中にはお金持ちの人だっていそうだから、1～2万円くらいにはなるかも☆彡


それにしても、2人とも
どうして保護者がいなくても大丈夫だと思ったのかフシギ。。

部活なんだから、何かあったら学校とかで問題になりそうなのに。。
{/netabare}
{/netabare}
#10　姉はん星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
バイトを始めたとはいえ合宿の予算はまだまだ足りなかったが、伊咲の祖母の家を拠点とすることでその問題は解決できそうだ。伊咲の姉・早矢がお目付け役として同行することになり、天文部はいざ夏の合宿へ――。
出発を前に丸太は白丸から写真撮影のアドバイスを受ける。丸太の撮った写真を見て、短期間ですごく良くなっていると感心する白丸。だからこそ次は感動的な写真を撮るのではなく、ときめきでシャッターを押すんだと言う。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のエピソードと、家にあいさつに行った倉敷先生が
丸太パパと話し、丸太クンの小さい頃のことを聞くエピソードと

伊咲姉が合宿についてって丸太クンと話し、彼が伊咲と付き合うのは
彼女のことをかわいそうだと思ってるからじゃない、って知って
伊咲のことを彼にまかせて去って行く、ってゆうおはなしだった。。



丸太パパが学校に呼び出されたエピソードは
丸太クンがお父さんに遠慮して、新しい靴をねだれなかったからだと思うけど
にゃん兄も似たようなことがあった話を聞いたことがあった。。

その時は遠慮とかじゃなく
新しいのに履きかえるのがイヤなだけだったみたい。。

にゃんも、新しい靴を履くと足が痛くなるから
新しい靴を買っても、履かないままでいたりするけど
何かを変える時って、たぶん勢いとかパワーがいるんじゃないかな。。

まあ、丸太クンの場合は、お母さんが出て行ったのを自分のせいみたく思って
お父さんには出て行ってほしくないから、何も言わない
ってゆう感じかも？

それとお父さんも、たぶんコミュ障気味なのかも？
じゃなかったらいくら夜勤だからって、会社が休みの時があるはずだから
ほとんど話をしないって、ないんじゃない？


それから、白丸先輩が部員だったころのおはなしで
写真が表彰された時、関係ない倉敷先生がついてきてくれたエピソードは
ふつうの学校だったら生徒が表彰されるなんて自慢になるから
幽霊顧問でも、ついて来てくれると思うんだけど。。

じゃなかったら、親とかでも。。

そう言えば伊咲たちの親も出てこないけど
このおはなしってリアルっぽいのに、いろいろと不自然なことが多いかも。。

伊咲姉が、丸太クンは伊咲がかわいそうで付き合ってる、
みたいに思って注意しようとしてた。。

体が弱くって甘えてるって思ってた伊咲が、それをくやしがってるの知って
伊咲のことをかわいそうだと思わないようにしてたのは
いいおはなしだったと思う。。

けど、今の伊咲は水泳部で普通に運動してるんだから、昔はどうでも
今、かわいそうだなんて思ってる人はいないと思うけどな。。


伊咲姉は結局、丸太クンを信用できる子かどうか確かめに来たのかな？

いいお姉さんだったのかもしれないけど
意外と伊咲を一番甘やかしてたのは、彼女だったのかも＾＾

大丈夫だと思ったとたん去って行っちゃったけど、
たまにしか来ないバスを使ったり、そこから歩いたりしないといけないって
丸太クンにとっては活動時間も限られてきちゃうし大変かも＾＾；

先輩は「ときめきでシャッターを押す」って言ってたけど
2人っきりになったから、別の意味でときめかなければいいけど☆彡

マジメな丸太クンだから写真は大丈夫と思うけど＾＾
{/netabare}
{/netabare}
#11　夜明けの⼀番星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
合宿二日目、丸太と伊咲の旅の始まりは見附島から。キャンプ場でテントを張って、明るいうちに二人は撮影ポイントを探しに回る。日没を待って撮影を開始しようとしたが、夏休み期間中、見附島は夜になるとライトアップされるという。照明が消える23時までの間、二人は見附島の近くまで行ってみることに。
そこから見上げる星空は見たこともないほど美しく、空に向かって両手を広げる伊咲の姿に丸太は自然とシャッターを押していた。
{/netabare}
感想
{netabare}
アバンで映ってたのは、丸太クンのお母さんが消えた朝だったのかな。。

見附島付近で撮影し、2人だけの楽しい思い出を作り
帰ってから、いっしょに買い物に行って餃子を作ったり
ふすまを開けたまま隣り同士の部屋で眠ったり。。
2人とも、不眠症が治ったみたい＾＾

そして夕方、スイカを食べたあと、縁側で丸太クンは
眠れない理由を、明日が来るのがこわかった、って話しはじめ
泣き出した。。

そんな丸太クンに伊咲はキスをした。。

興奮した丸太クンは落ち着こうとしたのか、外に歩き出し
海に落ちて、助けてくれた伊咲と笑い合った＾＾

そして告白しようとしたら伊咲から「旅をゴールするまではこのままで。。」
って言われて、真脇遺跡で気持ちを伝える決意をした。。

その晩、眠りたくない丸太クンは、いつの間にかグッスリ眠ってた
ってゆうおはなし＾＾



メガネを取った丸太クンがイケメンすぎだったｗ

今期は、グイグイ女子が多いラブコメの中でも
性格も顔もいい男子ランキング1位かも＾＾


ただ、雰囲気に流されたんだと思うけど
2人だけの合宿でキスしちゃうのは、ちょっと違うかな、って思った。。
{/netabare}
{/netabare}
#12　迷い星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
お目付け役のはずだった早矢がいなくなり、伊咲の祖母の家には丸太と伊咲の二人きり。朝から雨の日は撮影に行くこともできず、しかも食べ物がなくなってきているのに買い出しに行くこともできない。なかなかピンチな状況だが、パソコンで写真の整理をしたり、夏休みの宿題をしたり、雨のなか雨戸を閉めに行ったりして、それなりに楽しく過ごしていた。
そして翌朝、雨は上がり、二人のもとに仲間たちが救援物資を持ってやってきた。
{/netabare}
感想
{netabare}
朝起きると雨で、撮影は延期で、食費がかさんで合宿予算がオーバー。。

どうしようかと思ってたら伊咲の友だち3人と、受川クンが
食糧持って、遊びに来てくれた♪

そして帰って行って、さびしさが残って
駅まで送って行った帰り、2人は手をつなぎながら帰ると
早矢がいなくなったことを知って、心配した伊咲の親から連絡があり
夜の真脇遺跡の撮影を待たずに迎えに来るって。。

がっかりして、つっかかってくる伊咲に丸太クンは
家の掃除をして出ようって。。

でも、それは、親といっしょに帰るんじゃなく
親が来る前に、遺跡に向かい、夜通し撮影して
始発のバスで帰ろうって。。



親が来る前に伊咲をさらって逃げるとか、丸太クン、大胆！
ご飯が豪華だったのは、伊咲の親から電話があった時
もう、その計画を立ててたってゆうことだったのかな。。

そう言えば受川クンに、「変わった」とか言われてたっけ＾＾

そんなことしたら
部活で伊咲といっしょにいられなくなったりするんじゃない？って
ちょっと心配だけど、撮影が終わったあと、大事な告白が待ってるから
ぜったい、伊咲を帰らせるわけにはいかないのかも。。


それにしても、夏のバナナって傷みやすいのに
あんなにたくさん買ってきても、食べれなさそうｗ
{/netabare}
{/netabare}
#13　最古の星
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
丸太と伊咲が二人で泊まっていることが伊咲の両親に知られてしまった。当然、親からは今すぐ帰ってこいと言われるが、まだ真脇遺跡の撮影が残っているからと伊咲は突っぱねる。最初は穏便に済まそうとしていた丸太だったが、いよいよ親が迎えに来るとなって腹をくくる。
この家をきれいに片づけて、出て行って、そのあと俺にさらわれてほしい――。二人で始めた旅のゴールに向かって、丸太と伊咲はしっかりと手を取り合い歩き出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
親が迎えに来る前に逃げて、真脇遺跡で撮影。。

夜空に向けてカメラを仕掛けて、丸太クンは伊咲に告白。。

丸太クンが「好きです。ずっと。一生！」ってゆうと伊咲は
しゃがみこんで「生まれてから一番うれしい♪撮って」って言って
2人で向き合ってお互いを撮った。。


それで後半は、その後のおはなしを伊咲のモノローグで説明して
伊咲は怒られて、夏休みが終わるまで家で謹慎。。

それでも、丸太クンの写真が入賞したみたいで
予算が出るようになるみたい＾＾



告白ってゆうか、プロポーズってゆう感じで
伊咲をひとりで帰さない、って腹をくくった丸太クンがかっこよかった☆

ちゃんと、おばあちゃん家を片付けて出て行くってゆうのも
大人っぽい態度で良かった◎


前半は、最後の夏休みに、一生の思い出ができたくらい青春してたけど
後半、せっかくのアニメなのに
口で説明して流しちゃうって、どうなのかな？って。。


2人は、親から逃げて2人だけの夜を過ごしたんだから、駆け落ちといっしょで
親だったら、そんなことさせた男の子といっしょの部に行かせるとか
悪くしたら、同じ学校に通わせることさえ抵抗あると思うんだけど
謹慎がとけたらふつうに通わすってゆうのは、ちょっと不思議かな？

きびしい親だったら、部活の先生まで責任取らせようとしそうだから
案外、伊咲の親って、甘い方なのかも？

それに学校も、生徒が金髪に染めても大丈夫なくらいだから
実は私立とかで、そんなに厳しくないところなのかな。。

その辺はあんまり、リアルっぽくなかったかも。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


不眠症の男子高校生が、おなクラの不眠症の女子と出会って
天文学部を再生させたりしながら、2人が恋に落ちるまでの
ラブコメってゆうより
リアル寄りのラブストーリーってゆう感じのおはなしだった。。


他のラブコメみたく、変に素直になれなかったりして
そんなにウジウジしなかったのは良かったし
自分を隠さないでも好いてくれる、気持ちが伝わる相手と出会える
スッキリしたラブストーリーで良かった☆







.

すぴりっと さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

綺麗に終わるならここだよね

これも全巻大人買い。
貯金がー貯金がーです。

夜眠れない２人の物語。
大事な場所を失わない為に立ち上げた天文部での活動を通じて更に惹かれあっていき、告白する所で締められています。
漫画では当然その先も描かれていますが、１クールでの締めとしては絶妙だなあと思いました。

あー、これネタバレになっちゃう！
なんというかね、一言でいうと良いです笑

テナ さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

辛かった時間を楽しい時間に

今期は原作が読みたいと思った作品が4作品で、こちらもその中の1作品であります。
ちなみに原作はまだ未読……

皆さん、夜は眠れてますか？
不眠症の方も少なくはないみたいですね。
私も年に0~3回くらい眠れない日ありますが単に眠れないだけなんですが、そんな時は私は不安になります。

次の日が仕事や学校なら「早く寝ないと」「眠くて倒れたらどうしよ」「寝るってどうするんだったかな？」「もぅ、1時間……2時間たった」など焦りと不安で眠くない時はアニメ見たり、ゲームしようかな？と考えますが、それしたらオールになりそうで、それはそれで怖いから眠れない日の夜は嫌いです。


この作品の主人公の丸太とヒロインの伊咲も眠れない夜を過ごしていました。
不眠症と言うのかな？
たまに眠れない私でもこんなに焦るのに、こんな夜を毎晩毎晩経験してる彼や彼女の気持ちを考えたら辛くなりますね

そんな夜を眠れない2人が知り合いお互いの悩みを共有し特別な時間に変えて行くって話なんですが…………

私はこの作品は好きですね。
自分の悩みって打ち明けるのも勇気が必要ですが、2人は偶然……
いゃ運命的にお互いの悩みを知り合い天文台の部室を2人の共有のスペースにし睡眠場所を手に入れ夜に眠れない2人の時間を共有する「夜のお楽しみ会」を発足する。
眠れない夜を1人で過ごす時間を2人で過ごす事にする。
1人過ごしていた時間を他人と共有する時間にするってのがロマンチックだなぁ〜

これいいですね。
眠れない辛い時間をお互いに理解出来るからこそ、2人で少しでも楽しい時間にしようって考え方は私は好きでした。
2人で夜の街を散歩する1話は私は凄く好きで私も眠れない日は悩んで居ないで気分転換に出ようかな？って思いますね。

伊咲は周りに心配掛けたくて周りに打ち明けられなかった。
私も心配事って人に打ち解けられなくて1人で悩む事も多くて、そんな時に私はネットで自分の悩みを打ち込んで検索して、同じ悩みを持ってる人の書き込みを見て、｢悩んでるのは私だけじゃないんだ、この人も大変だけど頑張ってるんだ……私も頑張ろう！｣って勇気が貰えるんです。

だから、伊咲と丸太の様に同じ悩みがある人と出会えるのってお互いに凄く勇気を貰えたんじゃないかな？って思うんです。
でね、この苦痛でしかない悩みから2人が出会い絆が強く結びついて行くのが凄く好きなんです！

苦痛の時間が出会いを呼んで青春を色づけて行く。
そして苦痛の時間が少しづつ楽しい時間に変わるってのが私には凄く素敵に感じます。

で、そんな場所が倉敷先生にバレてしまう……
うん……そうだよね……丸太の気持ちも解るけどさ、先生としては見逃せないよね。
気持ちを解ってよ……先生って私も思ったけど……先生は正しいよね。

けど、丸太の伊咲の為にも自分の為にも天文部部屋を守りたいと、廃部した「天文部に入りたい」って気持ちは素敵ですね！
倉敷先生が天文部として部室を使えないかって職員会議で話してくれたらしくて良かった〜
倉敷先生サイコーだ！

白井先生の「天文部の顧問は倉敷先生がしてくださるそうだ！先生は中見になりたいぞ！」って、この先生は下心丸出しじゃないか……
早速この先生の好きな人解ってしまったw
別に興味のない情報を視聴者に伝えなくてもいいのにねw

丸太の天文部の部室を守るためにも天文部の活動を頑張る姿は素敵だなぁ〜ってw
確かに、大前提は守る事だとは思うんだけどさ、天文の事やカメラの勉強をしたりとか惹かれる物があったんだろうなぁ〜って、私は勉強とか凄く苦手で大嫌いなんです。

興味ない事なら尚更……
だからこそ解るのですが、興味ない事や苦手な事ってご褒美があっても、あそこまで真剣に集中して出来ないと思うんです。

誰ですか！今、それはお前だけだ！と思った人は！お前が丸太なら即廃部だと思った人は！
否定出来ないではないですか！ww

夜空の撮影って何かソロキャンみたいw
先輩の夜空の下で撮影してパンケーキ焼いて読書とか素敵だw
ソロキャンした事ないけどww

で、丸太が夜空の撮影に夜中に外出していた事がバレてしまう(*꒪꒫꒪)
クラスメイトに見つかってた( ᵕ̩̩ ᵕ )
で、先生にチクられて先生の「健全な人間なら夜は眠る、眠れないならどこか変なんだ」は問題発言だよ！
他人の悩みなんて全ては理解出来ないかもしれないけどさ、健全な人間ならとか変とか、それはないんじゃない？

確かに、眠れないって聞くと夜更かししてるとかイメージされたり、中々理解して貰えない問題だとは思うけど、健全とか変とか、多くの誰かが出来る事が出来ない人達だって沢山いて、それで1番悩んだり傷ついてるのは本人で、丸太の悩みを何一つ知らない人が変とか健全とか口にするなよって思います。

誰にも当てはまる普通なんてそもそもないんだよ。
自分の考える普通を誰かに押し付けて傷つける発言は絶対しちゃいけないよ。
先生ならそんな事くらい理解してて欲しい。
だから、丸太が先生に怒る気持ちは凄く解りましたね。
だからこそよく怒鳴り返した！って私は思います。

最初は眠れないと聞いた先生ならそんなもんかくらいに感じたのですが、丸太が悩んでる事や頑張ってきた事を見てきた視聴者側からしたら最後の発言にはイラッときましたね。

臨海学校でのスマホNGはキツイね……
3日間ってTwitter溜まるしLINEも溜まるでしょう、ゲームのログインボーナスも貰えないし辛くない？

テントで寝るのとか外でカレー作ったりとか楽しそうじゃない？
私、こう言うの経験なくて憧れる。
小学校の授業で親子で飯盒炊飯したんだけど、ご飯は外炊きだったけど、カレーはレトルトで家庭科室でお湯を沸かしてたし、外で1からカレーしたりテントで寝たりしてみたいかもw

伊咲との約束は素敵⸜(* ॑꒳ ॑*  )⸝
このシーンも好きだわ。
星空や水飛沫が綺麗だし、 水面に反射した星の光と星空の下を遠くから丸太と伊咲を捉えたシーンとか凄くいいと思う。

やっぱり、1人で眠れない時間ってイライラするし苦痛だけど、誰かが側に居るだけで、そうした感情を忘れられるって素敵だと思う。
この2人を見てると自然とそん感じがしてきます。

流星群の観測会のチラシ配りは大変ですよね。
チラシって中々貰ってくれないよね。
「自分も断るだろ？悪気なく」ってセリフ聞いて確かに……って思いました。

昔、メイドさんがチラシを配って居て私に渡そうとしてくるから友達も居たし軽く頭を下げて手でいいですってサインしたら舌打ちされて周り込まれて足止めされて渡された事あります。


乱暴なやり方だけど多分、誰も貰ってくれないからイライラしてたのかな？
まぁ、それくらいに大変なんだろうね。
因みに私はポケットティッシュは受け取りますww

にしても、請川君がカッコよすぎる。
バイトの休憩中に丸太の元に来て残りのチラシを全て引き受けて、「伊咲ちゃんとの夏祭り回る約束してれだろ？｣って背中を押してくれるってカッコよすぎるない？
友情がエモい。

伊咲の眠れない理由は心臓にありました。
生まれつき問題があり手術していたらしく、心臓が半分しかなくて、眠ってる内に心臓が止ってしまうんじゃないかって不安だったみたい……伊咲の「私の事も撮ってね、私を残してね」って意味深な言葉の答えだけど……

多分、いつの日か自分が居なくなっても自分が居た事を残して欲しいって意味なんだろうけど……これって悲しい結末にならないよね？
少し心配。

伊咲の「中見の心臓の音を聞いたら安心する」ってセリフは、力強く鼓動する心臓の音が心地よくて、自分の小さな心臓の音が意識してドキドキして高鳴るから心地いいんだろうなぁ〜

丸太のラジオいいですね。
誰かが自分の為に自分の時間を割いてくださる事は本当にありがたいです。
きっと伊咲も嬉しかったんだろなぁ〜
丸太の「曲が寝た」って笑いは素敵だなぁ〜
誰かが眠れて自分の事の様に喜べて笑えるって本当にその人の事を心配したり想っているからこそだと私は思うんです。


で、観測会当日……豪雨……中止
丸太は「俺の……せいだ」と自分を責め始める……
「順調に進んでいても最後には台無しになる……いつもそうなんだ俺｣って言うけどさ、私に言わせれば、理由が正直に言うとしょうもない……

天気なんて仕方ないじゃん？
雨なんて誰のせいでもないしさ。
そんなのが丸太のせいじゃないのは誰でも解るじゃない。
世の中上手くいかない事ばかりだよ。
毎回そうなるのは丸太だからじゃないよ。
何も誰も悪くない
それなのに自分を追い込んで傷つけてさ。
1人でいじけてさ。

けど、それは彼が自分自身が1番楽しみにしていて、沢山の人に協力して貰って感謝している。
頑張って準備もしてきた。

だからこそ、どうしても成功させたかったって沢山の色々な気持ちがあったからじゃないのかなと思うんです。
だから、彼の「自分のせい」ってのは理解出来ないし納得も出来ないけど、気持ちの理由はなんか解る気がします。

で、探しに来た伊咲といい感じになって、探しに来た先輩に見られるww
コラ！先輩！2人の前でエビとエビでキスさせないwww
いい雰囲気が、ガラリとオチがつくのが楽しい演出ですねw

天文部合宿へ行く申請をするも……
部費は出ないらしく……
バイト先を探す。

彼には父親が1人で丸太を育てて居て、彼はお父さんと気まずい関係らしくて……
色々あってお金の相談をしたくなくて、理由の1つが父親が過剰だからって理由で、子供の頃に丸太がゲーム機が欲しくて、理由をカメラ機能でカメラごっこをしたいと話したら高級カメラを買ってくれた。

丸太は父親は母が出ていった事を気にしての気遣いで過剰だと話してたけど、私にはお父さんは丸太に好きな事を見つけて欲しかったのかな？って思いました。
写真に興味を持ってるなら、ゲーム機より立派なカメラがいいと考えたのかな？って。

確かに子供に高級カメラでカメラごっこしろなんて過剰かもしれないけどさ。
お父さんは丸太は自分を頼ってくれたのが嬉しかったし、せっかく興味持ったのなら写真を好きになって欲しかったのかな？ってw

で、合宿に何故が保護者として、伊咲の姉のアヤが同伴……
合宿にお姉ちゃんくるとか絶対嫌ww

さて、この作品に私に似てるキャラ出てきました。
何か似てる……家族への態度が……

伊咲の姉のアヤですねw
家族への接し方や発言が私に似てる……

例えば、子供の頃にアヤが「旅行に行きたい」ってセリフで母が「今からおばあちゃん家に行くでしょう」ってやり取りを、私もよく言っていて、ウチの母もよく「おばあちゃん家に行ってるでしょう」って毎回返されるんだけど……

私は家族旅行はした事がなくて……
お泊まり旅行に行きたかったんだけど、日帰り旅行しか連れて行って貰えなくて……
おばあちゃん家は旅行じゃないよ⤵︎⤵︎⤵︎

後は、トイレットペーパーがない時の「Helpme」のシーンみて、私もよく無くし物したり、疲れたら「Helpme」を使ってた小学生時代ww

後は伊咲の事で何処かに行けない時の発言の「留守番してればいじゃん」ってアヤの発言も私もよくしてました。
私には弟が居て、何処かに行けない理由が弟の時は、「置いて行こう」「黙って行こう」バージョンもありましたね……

後は顔の落書き！
子供の頃に「ポケットモンスター」を見てプリンってポケモンが居るのですが、プリンは歌を聞いて欲しいのに歌を聴いたら皆が眠ってしまいます。

そんな寝た人の顔にプリンが怒って落書きするのを見てて、私も弟の顔に真似をして落書きして……
母に「どうしてそんな事するの！」ってお説教に「プリンが書いてた｣って言い訳をしてましたね。

この作品でも、アヤが伊咲の顔に落書きしてて、見たら笑うレベルの仕上がりでしたが、この落書きがめちゃツボでした。
私の落書きは頬に赤のマッキーで渦巻きでしたね。

後は私は住んでる街も田舎だし、おばあちゃんの家も両家とも田舎で……田舎に飽き飽きしていたのも同じかな。

流石に全て私は子供の頃だけど……
アヤ見てたらなんか私に似てた……
他人に見えない……

後、アヤのセリフ「伊咲はやめときな、普通と違うのはアイツが1番解ってる可哀想じゃない子が他にいるでしょう」ってセリフはさ。

違うよなぁ〜って。
だってさ、可哀想だから辞めとくとかそんなんじゃないよ。
可哀想なんてただの他人の勝手な評価でしかない。
可哀想なんて勝手な哀れみを押し付けるのは違うと思うんだ。

100歩譲って、その人が可哀想で普通と違うとして、その人を好きになるってのは全て含めて好きになったからだよ。
それが、その人を好きになる事を辞める理由には絶対ならなくて。

丸太の「伊咲さんはカッコイイんです！僕には凄く眩しい人です！」ってカッコイイなぁ〜って。
丸太は伊咲の事を全て知った上で受け止めてるし、それを可哀想とは思ってないってのが素敵だなぁ〜って。
誰しも好きな人には特別扱いをすると思いますが、丸太の特別扱いの理由が可哀想ではないのがいいですね(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

アヤの伊崎の過去の回想で、伊咲は心臓が悪くて、学校でも特別扱いで、アヤにはそれに甘えてる様に見えて、クラスメイトは優しくて、リレーで伊咲が遅れたら皆が手を引いて全員でゴールする。

これって見た感じは凄く素敵な事に見えるけど……私には伊咲の立場で見ると残酷に映る。

心臓が悪い子を気にかける事は素敵です。
学校でも気を使って特別扱い……
これはさぁ、優しいけど、本人からしたら辛いよ。
その特別扱い……優しさがエグいよ。

特別扱いって良いように見えるけど、裏を返せば皆と同じように扱って貰えないって意味だから……
それが寂しいと感じる場合もあれば、原因が自分にあるからって考えたら悔しいよ…

クラスメイトがリレーで遅れた伊咲の手を引いてゴールもさ。
伊咲からしたら皆と一緒で競走して欲しいよ。
だって、他の子となら競走するでしょう？
友達の優しさは嬉しいけど、友達だからこそ友達として対等に接して欲しいって思う気もするんだよね。

勿論、それは伊咲の立場で見たらって話で、学校側やクラスメイトの対応も素晴らしいとは思うんですけどね。
人への気遣いは大切なんだけど、時には悪口や心無い言葉より、優しさが1番心に刺さって痛い場合もあるから難しいよね。

伊咲の悔しがる姿を見たアヤは伊咲が「甘えてるように見えていた」事に気づいて伊咲を「可哀想だと思うのを辞めた」って話があるのですが……
これもさ、本人からしても伊咲の頑張り全てが甘えてる様にしか周りに映らない現実が悔しかったんだと思う。


例えば、リレーで一緒にゴールしてもらうよりも、ビリでボロボロになろうとも「頑張ってたね」とか「よく最後まで走ったね」とか伊咲の精一杯の頑張りを評価して欲しかったんじゃないかな？って思いました。

だから、アヤが合宿の保護者を勝手に辞めて彼氏と旅行に行くのは、丸太が伊咲の事を「可哀想だから特別扱い｣をしない人間で伊咲を任せられると確信したからなんだと思います。
パッと見は最低な保護者だけどアヤの心情を考えたら、私にはそんな風にみえましたね。


で、合宿……めちゃくちゃ青春してるじゃんw
正直、羨ましいレベルで楽しそうw
この作品の空気の演出？雰囲気？楽しそうな雰囲気の出し方が凄く上手だなぁ〜と思いますね。

一緒に撮影して買い物をしてご飯作って食べて、寝るまで隣の部屋同士でLINEで遊んで本当に楽しそう。

丸太の眠れない理由……朝が怖い、明日がくる、明日は今日より酷い事になる。
そう言って彼は泣くんだけど理由は彼は解らなくて、そんな彼に伊咲はキスをする
ｷｬ───(*ﾉдﾉ)───ｧ
青春過ぎるねwww
そして、丸太は嬉しくて驚いて海にドボンww

私は彼の眠れない理由は父がチラリと話していた。

「母が出ていったのは丸太が寝てる時だった」ってのが怪しい……
もしかしたら、当時の丸太はお母さんが出ていったから、寝たらお父さんや大切な人が居なくなると思ったのかな？
それとも寝たらお母さんがずっと戻らないと考えたのか、起きてたらお母さんが帰ってくる気がして、ずっと眠れないのかな？

多分、そうした昔のトラウマが尾を引いてるのかな？って。
理由が解らないのは、その時の悲しみや寂しさを克服するには忘れるしかなかったのかな？って……
だから理由を忘れて残ったのは眠る事への恐怖だった。

で、雨か続いて持ちこんだ食材や資金が尽きかけた時に友達が救援物資を持って遊びにきてくれる！
いいね！コレはいい！
何か楽しそうでいい！
皆で机囲んでお好み焼きを食べたり、花火したりさ(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

私が通ってた高校はクラス替えがなくて、1年の時にクラスで親睦会も兼ねて終業式の日の夜にクラス皆で花火しようってなって、それが毎年夏の恒例行事になりクラスも4分の3くらいの参加率で卒業しても1年間は同じくらいの参加率を継続して4年間毎年、皆で花火大会してたのですが楽しかったですw
だから、丸太や伊咲達もきっと思い出になると思うなぁw

でさ、丸太と伊咲の会話で伊咲が言うには丸太は将来は頑固爺になるらしくて、伊咲は「どんなお婆さんになるんだよ？」って丸太の質問に
「そんな未来の事は知らない」と答えるけど……
…………

もしかしたら、伊咲って何かあるのかな？
彼女の心臓は小さいらしいけど、あまり伊咲は未来を見てない様な意味深なセリフが作中でいくつか出て来るんのです。
何か彼女のセリフ聞くと心配になるセリフが多い気がするんですよね……

で、合宿中に姉が自由気ままに出て行った事がバレて伊咲の両親に戻る様に言われる、理由は男女2人きりだから、まぁ〜親からしたらね。
本人たちにその気はなくても両親からしたら心配になるかな。

それに「帰らない」と反発する伊咲に「迎えに行く」と言う母親。
丸太は「母親と話し合うべき」と意見するも……

伊咲の気持ちと自分の気持ちを考えて悪い事と知りながらも「俺に拐われて欲しい」と言う。
何よコレww
お前は何処の王子様だよwww
青春しすぎじゃんラブコメの主人公かよww
そんな恥ずかしいセリフをスラスラとwww

いいね！いいね！コレ！
他の人なら「何言ってんの？」ってなるけど好きな人に言われるってのがポイントで、コレは拐われたくなりますねwwww

で、このセリフのポイントは伊咲の両親に「僕が無理やり連れ出しました」って言えば伊咲を悪者にさせないって点がポイントかと思います。

大喜びの伊咲w
そして2人の最後の旅が始まる！
丸太の「後で一緒に叱られよう」はいいね！
2人でならねwwなんかいいww

間脇遺跡での2人のやりとりがラブいww
青春じゃんwwww
やっぱりこの作品の2人の雰囲気の描き方は上手いですね！

後、丸太が星に惹かれた理由ってもしかしたらお母さんにあるのかな？
回想でお母さんと一緒に星を見たシーンがありましたし。

丸太の告白は素敵ですね(*´˘`*)♡
回りくどいのじゃなくストレートな告白がいいね。

で、駆け落ちの代償は外出禁止
高校生になって外出禁止ってww
私も小学生の頃に友達と近く場所で遊ぶって話して黙って隣りの地域まで足を伸ばしたら怒られて外出禁止をうけた覚えがありますw
曲家はなんか私の子供の頃のエピソードを思い出す事が多いww

けど、伊咲と丸太の「後悔してない」ってセリフはいいよね。
まっ、やらないよりはやって後悔の方がいいかな？
きっと、2人で行かなければ多分後悔してたと思う。
確かに心配かけたし褒められた事じゃないけど、2人が後悔してないなら、それが正しい選択だったんだって思いましたね。

さて、一応は星の話もあり天体観測もするしそうした描写もありますが天体観測アニメではありません。
専門用語とか星の見方や道具の紹介もほとんどありません。

だから、天体観測目当てでみた人はガッカリするかもしれませんが、そうした人には受け入れられないかも？しれませんね。

ただ、これは眠れない2人が眠れない夜を楽しい時間に変えて掛け替えのないも物を手にすると言うのがテーマになっているので、合う人にはハマる作品かと思います。

2期も欲しいですね。
強く希望したいww

ミュラー さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

これだけ風景に感動できるアニメって素晴らしい

あまりにも美しい青春の恋物語。
石川県七尾市の街並み、自然を存分に生かした素晴らしい傑作。
登場人物というより、七尾市の自然が織りなす風景が、最大の主演俳優なんじゃないだろうか。
{netabare}
不眠症に悩む高校生男女の恋物語。
女子高生、曲の明るい性格がとっても清々しいアニメ。
難病を患っていたからこそ、みんなに可哀そうと思われるのが心底嫌だったという気持ち、とてもよく分かる。
そして中見と曲のまっすぐな想い。お互い過去を話し合い、想いが重なっていく。
中見がファインダー越しに見る曲の美しいこと・・
というかそれを表現しているアニメの作画に感動しちゃいました。
{/netabare}
そういえば、実写版も製作されているそうですね。
しかし、アニメには絶対かなわないと思います。
なぜって？
星空を写真に撮ろうとした経験のある方なら分かると思いますが、
星の明るさってほんとにわずかで、
よほどカメラの感度（ISO値ですね）を上げないと取れないんです。
でもそんな暗闇では、人物なんて写せないですよね。
アニメにある、人物と星空が一緒に写っているシーン、
あれは完全にファンタジーです。
だからこそ素晴らしいんだと思います。
素晴らしい満天の星空の元、中見と曲が楽しそうに笑う姿。
実写では絶対にできない映像が、アニメではできてしまう。
そこに虚構で作られたアニメの良さがあるのだと思います。

青春っていいなあと思いますよね。
こんな美しい作品を作っていただき、とても感謝です。

タック二階堂 さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

あたしの守った心はあなたがくれたもの。

詳細は公式サイトでも見てください。

小学館『ビッグコミックスピリッツ』連載中のオジロマコトさんによるコミックのアニメ化作品です。6月には実写映画も公開されます。制作は「よふかしのうた」のライデンフィルムです。

うん、いい雰囲気。これ、めっちゃ好きですね。

キャラデザは、検索してみたら原作にめっちゃ忠実という感じ。ただ、僕としては原作に忠実だから是ということでもないという気持ち。欲を言えば、ってところですが、これ制作が京アニだったら、めちゃくちゃいいのになって思ってしまいました。失礼な話で申し訳ないのですが…

いや、ライデンもかなり力を入れているのは観ていてわかるのですが、ちょっとのっぺりしたライデン特有の絵の感じは、正直あんまり好きではなく…

でもまあ、そんな欲を感じてしまうぐらいには初回の印象はよかったです。
眠れないふたりが共有する秘め事。夜がふたりの距離を近くする。いい雰囲気のアニメだなぁ。これは楽しみです。

あ、昼寝するから寝れないんだろというツッコミは野暮なのでやめましょうね。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
先生に秘密基地（昼寝用）がバレ、天文部として活動するなら自由に天文台を使ってよし。センセは顧問になるぞいといった話でした。

やー、ラブコメとして非常にいいですね。
クラスの子達にバレるのはまずいので、秘め事として連絡はスマホでやり取りとか、こういうウブさが非常にいい。

ヒロインの無邪気さと、意外と気も遣える感じが好感持てますね。
立派な天文台＆高倍率の天体望遠鏡があるのはSSH（スーパーサイエンスハイスクール）だからだそうです。へえ、じゃあこの子達は非常に頭がいいんですね。

ちなみに、この作品の舞台は石川県七尾市。七尾市でSSHといえば、石川県立七尾高校ということになりますね。

ストーリーは原作から人気で問題なし、声優もヒロインの伊咲役に、ほぼ新人の田村好さんを大抜擢。これがまたハマり役ですね。そして音楽もOPにaikoを起用するなど、力の入り具合が尋常じゃないです。

それゆえ、ライデンの絵がどうにもなぁ…
前回も言いましたが、失礼を承知で制作が京アニなら…。あるいは、この絵柄なので「サマータイムレンダ」のOLM TEAM KOJIMAなら…。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
ちょっと話が性急すぎるなぁ…
原作知りませんが、もう2人が天文部立ち上げというのが公認の事実になってしまっている感じで、前回あれだけ隠そうとしていた（スマホで連絡）のが遠い昔のような状態。

いいんですよ話は。白髪の先輩も後輩にいろいろと指導するという展開も、話的にはすごくいいんだけど、デレるの早くね？

作画も、ほんの少しずつですが悪化しつつあるというか、なんかキャラの動きが硬いというか、ぎこちないというか…
そのくせ、ヒロインの競泳水着で飛び込む後ろ姿のおしりとか、なんでそこまで気合いを入れるのというぐらい頑張っているという。

で、もう天文台に入り浸る先生と白髪先輩。
星空観察会を開きましょうと。なんだろう。トントン拍子って感じ。
話は悪くないんですよ。むしろ好き。ただ、そういった作りの荒っぽさが目につくというか…
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
うん。よかったです。
大谷の160km/h直球ぐらいストレートなラブストーリー。

最終話の曲の「ねえ、撮って。生まれてきて、いま、いちばん嬉しい。あたしの顔、残してほしい」というセリフに鳥肌が立ちました。こんなこと女の子に言われてみたいよなぁ、DT諸君！

全体を通して、すごく真っ直ぐな、奇を衒わないストーリーに好感が持てました。実写映画も公開されてますが、いや、こっちで十分ですよね。ただ、曲の役が森七菜さんはベストマッチ。というか、アニメのキャラデが寄せた？

特殊Cパートもすごくいい。
尺余りの想い出語りと言うなかれ。これはこれですごくよかったと思う。
視聴後感が爽やかで、遠い日の青春ストーリーというアニメで大満足でした。
{/netabare}

keeen さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態：途中で断念した

今季最もムカついた主人公

7話で切りました。
主人公の中美の性格が受け付けられない。
高校時代に不眠症経験はあるが、不眠症は退屈な授業中でも眠くならない。
5話でオレだけ何で不幸なんだよムーブをかましてたにも関わらず、
7話では早速主人公の思考が変わる。
根が良い不良に会った瞬間速攻で露骨に嫌な顔をする。（心の中の台詞に留めろ）
こんな主人公みたいな奴がクラスに居たら、普通に嫌われるだろなと思ってしまった。主人公に感情移入できないので切りました。

Rera さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：今観てる

青春賛歌

等身大の高校性を描く青春賛歌。明るく積極的な女子と真面目な男子というよくある組み合わせだが、二人だけの天文部という設定も相まって二人の関係性がみずみずしく描かれている。今季最も好きな作品。作画も今のところ問題ないので最後まで崩れず頑張ってほしい。

れるびい さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

インソムニアの夜は長い

オジロマコトによる漫画が原作です。
実写映画ももうすぐ公開される予定です。

不眠症の主人公中見丸太（なかみ　がんた）は学校の天体観測室で
同じく不眠症で悩む曲伊咲（まがり　いさき）と出会います。

天体観測室を使うために廃部になっていた
天文部を二人で復活させることになります。

オジロマコトさんの作品は大好きでして、本作は11巻まで既読。
他の作品では、

「猫のお寺の知恩さん」と「富士山さんは思春期」を読みました。
スローな日常系は大好物だし、特にヒロインがかわいく魅力的で
些細な表情や仕草がとてもリアル。
恋愛と呼べるのかわからない様な時期の繊細な描写も絶妙です。
やっぱり、女性が描く女の子はなぜかすごくかわいく見えます。

この人の作品がやっとアニメ化されたか、と思いました。

そして何を隠そう僕も現在進行形インソムニアです。
一睡もしないまま仕事に行く事には、もう慣れてしまいました。

今は、寝れなかった次の日にどうするべきか、色々と
決めごとを設定してるので深刻に困る事はかなり減りましたが、
当初はかなり悩みました。
本作は自分のためにある様な作品だと思いました。

作中で主人公とヒロインは「夜のお楽しみ会」と称して
夜中の街を散策しています。
同じ悩みを共有できる理解者の存在はとても重要。

寝れない事はかなりのストレスで、
明日の事を考えて、ものすごく焦るし苛立ちます。
長引くともちろん身体的に色々不調も出てきます。

休日は寝れるだけ寝て体を回復させないとしんどいので
周りからはズボラ扱いされてしまいます。
理解してくれる存在が一人居るだけで随分と救われます。


原作もまだ完結していないので、期待と不安半々ですが、
メッチャ楽しみにしてます。

アルキハイネン さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

kuroneko さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

ナノトリノ さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

yasshi_7 さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

suzan7 さんの感想・評価

3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

ゆた さんの感想・評価

2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態：観終わった

月桂樹 さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ｋｋｋ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

祇堂鞠也 さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ＡＮＮ さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった