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「江戸前エルフ(TVアニメ動画)」

総合得点
75.5
感想・評価
274
棚に入れた
820
ランキング
806
★★★★☆ 3.8 (274)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.8

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江戸前エルフの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

400年続く神社のご神体は、召喚されたエルフでした。。@1話目

公式情報は©樋口彰彦・講談社/「江戸前エルフ」製作委員会
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公式のINTRODUCTION
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東京都中央区月島。 江戸時代より400年以上の歴史を刻む『髙耳神社』。 祀られたるそのご神体は、異世界から召喚され、すっかりひきこもったエルフでした。 ご神体のエルフ・エルダに仕えるのは、高耳神社15代目巫女の小金井小糸。現代文明とオタク趣味をエンジョイするエルダに振り回されながらも、彼女が教えてくれる江戸の文化に胸をときめかせ、連綿と紡がれる月島の人々とエルダのつながりにほっこり。 でもやっぱりこのエルフ、ぐうたらすぎる! しかも他の神社のエルフ&巫女コンビまで現れて……!? 江戸と令和をつなぐゆったり下町コメディ、始まります。
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スタッフ{netabare}
原作:樋口彰彦(講談社「少年マガジンエッジ」連載)
監督:安齋剛文
シリーズ構成・脚本:ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン:小田武士
総作画監督:小田武士 中尾隆文 SAI
プロップデザイン:横山友紀
色彩設計:最相茂
美術設定:近藤由美子 柴田千佳子
美術監督:アトリエマカリア
撮影監督:久保田淳(CUE)
撮影:シアン
特殊効果:久保田淳(CUE)
編集:山岸歩奈美
音響監督:藤田亜紀子
音響制作:INSPIONエッジ
音楽:松田彬人
音楽プロデューサー:斎藤滋
音楽ディレクター:タノウエマモル
音楽制作:ハートカンパニー
アニメーション制作:C2C
製作:「江戸前エルフ」製作委員会

主題歌
OP:「奇縁ロマンス」ナナヲアカリ
ED:「おどる ひかり」Cody・Lee(李)
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キャスト{netabare}
小糸:尾崎由香
エルダ:小清水亜美
桜庭高麗:相川遥花
小金井小柚子:関根瞳
小日向向日葵:生田輝
ヨルデ:釘宮理恵
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1話ずつの感想


第1話「東京のエルフのはなし」
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公式のあらすじ
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高耳神社15代目巫女の小金井小糸は、今日もご神体のエルフ・エルダにお仕え中。ところが、600年以上生きるエルダは今やオタク趣味を満喫する引きこもり。どうして一人が好きなのか、小糸はその理由を探ろうとする。
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感想
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高耳神社のご神体は、異世界から召喚されたエルフのエルダで
引きこもりでオタクな怠け者。。

そのせいで、15代目の巫女になった小糸からは軽く見られてるけど
氏子の人たちからは好かれてる。。

今回のおはなしは、氏子の人たちは生まれると
エルダのところに連れて行かれるから、エルダが好き?

小糸が学校で、親友の高麗(コマ)にエルダのことをグチってた。。

小糸が16歳になった記念に3年間貯めたお年玉で買った
超大人っぽいバッグを見せびらかしてたけど
みんなから似合わないって言われてた。。

小糸の妹の小柚子が本殿に迷い込んで
エルダは「知らない子がいる!」って騒いでたけど
いつもエルダのご飯を作ってくれてるのが彼女だって分かって
エルダは感謝した。。

エルダの見た目が600年以上変わらないのは、不老不死だからだそう。。

東京で御神体になったのは、徳川家康にたのまれたからだそう。。

引きこもりになった理由は、60年前、近所のクソガキに
「耳長くね?」って言われたからだそう。。

小糸は将来、大人っぽい女性になって
昔、出会った白い女の人に会いたいって思ってたんだけど
エルダとケンカして神社を飛び出して近くの公園にいたら
エルダが迎えに来て、その白い人がエルダだって分かった。。



作画はきれいだったけど、
設定を並べて、そこにボケやツッコミを入れるってゆう感じのおはなしで
おもしろくもなかったし、ほとんど意味がなかったみたい。。

それに、あこがれの白い人の正体もすぐ分かったし
エルダの性格に魅力がなかったし
小糸が、自分が巫女をしているご神体をバカにしてたり
ギャグも大人のバッグが似合わないをくり返したり、ギスギス続きすぎ。。

にゃんは、あんまり1話で切らないんだけど、
1話目が、作画意外にいいところが見つからなかったから
ここでやめちゃうけどごめんなさい。。
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第2話「いこうぜ、もんじゃストリート」
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公式のあらすじ
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大好きな食玩「カエルせんしゃ」集めにハマっているエルダ。小糸が親友の桜庭高麗を連れてくると、最初は警戒していたのに高麗が食玩に興味を示したことで、なぜかドヤ顔に!どうやら江戸時代からの趣味のようで……!?
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感想
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アバンは小柚子と話すエルダのコントで
いちいち自分を通して話すエルダにうんざりしてた小糸の話し方が
「感情込めて言って」って言われて、急に感情込めたところや

小柚子が料理が得意って聞いたエルダから「小糸もか?」って聞かれた小糸が
「走るのは早い」って、遠回しに「できない」って言ってるのに
しつこく聞かれてボットになるところとかがおかしかった^^

そして、つくだ煮が好きで
つくだ煮の話になると急に語り出すところとかも^^


本編は、エルダが最近はまってる食玩の「カエルせんしゃ」のおはなしで
小糸が高麗とワクドナルドに行って、ラッキーセットを2人前たのんだから
コマがツッコんだら、カエルせんしゃとコラボしてる
ラッキーセットのオマケがほしいエルダにたのまれたんだって。。

いちいち精霊を使ってほしいおもちゃのナンバーを伝えるとかウザかったけど
「太るぞ」って言ったあと「小糸はちょっと太ったくらいがかわいいけどな」って
コマがフォローするところがイケメンだった^^


その頃神社では、エルダが
通販で買ったカエルせんしゃのブラインドボックスを開けてたんだけど
3箱ともはずれ、ってゆう結果に。。

こうゆうのってよく、YouTubeで「開封の儀」とか言ってやってるよね^^
にゃんはたいていハズれるから、買わないけど。。

そこに小糸が、コマを連れて帰って来て
会いたくないエルダに紹介したら、さっそく「やっぱ耳なげぇー!」って。。

それで落ち込むエルダに、ムリに話しをさせたら
最近の食玩がすごいってゆう話になって
エルダが得意げになってカエルせんしゃシリーズの話をしたり
日本で初めてのオマケが、富山の売り薬の浮世絵だった、とか話した。。

そしてエルダのコレクションを見たコマが
エルダがあきらめてた初期のオマケが近所のヒマなおもちゃ屋で売ってる
って言い出して「きれいなのにもったいないから見せびらかせば」とか
結局買ってきてくれることになって、評価が「イケメン」になったw

そしてコマちゃんから食玩と佃煮が届いたんだけど
月島のソウルフードが佃煮かもんじゃかで、エルダと小糸が言い争ってたら
小柚子が帰って来て、観光協会の人からもんじゃの新メニューを相談された
って言い出して、晩御飯はそのリサーチでもんじゃ屋さんに行くことに。。

美味しそうなトッピングと、いつもひとりでご飯を食べててさびしそう
ってゆう小柚子の思いやりの言葉で、エルダも行くことにしたんだけど
試してみたら、そのおいしさ、楽しさに10枚も食べちゃって
小糸のお小遣いが無くなっちゃってなみだ、ってゆうおはなし^^;



1話目でやめるつもりだったんだけど、みんなの感想読んでたら
ほとんどの人が高評価だったから、もう1話見てみたら
案外おもしろかったから視聴再会~♪

前回はバカにするようなギャグとか、ギスギスが多かったけど
今回はほとんど無くなったし
すれ違ってたかけ合いがうまくかみ合って
コントもふつうに楽しめた分、テンポも良くなったみたい☆

それと、小柚子とか、コマちゃんのキャラも良かった◎


あと、9800円って高いけど、それくらい食べてくれたら
もんじゃ屋さんも貸し切りにしたかいあったかも^^
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第3話「新米巫女と継承の儀」
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公式のあらすじ
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限定プリンをおとりよせしたエルダ。小糸と一緒に舌鼓を打ちながら、おとりよせグルメの魅力にずるずるとハマってしまい……?そんな中、小糸はエルダと共に深夜の月島を回る「継承の儀」を執り行うことになる。
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感想
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前半は、おとりよせのおはなし。。

エルダが限定の芋蜜プリンをお取り寄せして
ひとりでこっそり食べようとしてたら
小糸がエルダのために、限定のお菓子とかを買ってきてくれて
申し訳なくなって2人で分けて食べてたら、止まらなくなった^^

それで小糸が買ってきた限定アイスとか、ポテチとか
エルダが前にお取り寄せしてたお菓子とかも出して
ムシャムシャ食べてたら、食べ過ぎてご飯が食べれなくなって
帰ってきた小柚子に叱られた、ってゆうおはなし^^


エルダの「待ちわびたぞ」とそれっぽいBGMで
オタクグッズの発売?って思ったら、お取り寄せのおはなしだったw


江戸時代、氷室から取り出した氷をお取り寄せしてた
ってゆうのは知ってたけど、氷室が今の冷蔵庫みたいな物って聞くと
アニメとかでよく使われるかっこいい苗字の氷室が、急にダサく感じてw

そのあとエルダが、ガラスの容器のコレクションを見せてたけど
コレクションって集めてない人からすると、フ-ン。。ってゆう感じで
それを見て、すごい!って思うような人は
きっともう、自分でもコレクションしてるよね^^

それから舶来品のおはなしになって、ラクダやゾウなんかも来て
ゾウさんブームが。。って何だか今でもありそうなおはなしかも^^

限定商品もいいけど、1日で全部食べちゃうなんてもったいないし
この前、コマから「太る」とか言われて気にしてたんじゃなかったの^^;



後半は小糸が正式に巫女になる継承の儀のおはなし^^

夜中の儀式って珍しい?って思ったら
エルダが夜鳴きそばを食べたがって、初代巫女を困らせたことから始まってた
って、コンビニで小柚子が待ってて
2人でカップ麺を買って食べるのがメインの儀式だったみたいw


提灯の家紋の由来とか、用件入りの提灯があった
とかのトリビアはおもしろかった^^

不死はエルフにとって当たり前だから、ほめられてもうれしくない
ってエルダは言ってたけど、本当に不死だったら
周りの人間がみんな死んで、世界が終わったとしても
生き続けないといけないんだから、逆に、呪いみたいな気がする。。

小糸は、お母さんのことや、家康さんのことを聞きたかったけど
「今はちょっと心地よかったから聞くのはやめておいた」って、
聞くと気持ち良いままではいられなくなるかも、ってゆうことだったのかな?


あと、高耳神社の娘は、16歳になったら巫女になるって言ってたけど
小柚子もあと何年かすると、巫女になるのかな^^


Cパートで、大阪の神社のエルフがエルダに会いに来るみたいだったけど
いったい何人のエルフが、日本に召喚されてるんだろう?

それってもしかして
日本からエルダたちの世界に召喚された日本人の代わりだったりするのかな?
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第4話「古今東西エルフ合戦」
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公式のあらすじ
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高耳神社に、大阪の廣耳神社から巫女の小日向向日葵とご神体のエルフ・ヨルデがやってきた。エルダとヨルデは江戸時代からの友人で、何かと張り合うライバル関係。この日も、ある勝負事の決着をつけようとする。
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感想
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前半は、あらすじ↑のおはなしだったけど、沖縄の風景からはじまったから
沖縄に来たの?って思ったら、ただの旅行ごっこw

でも今は、グーグルマップのストリートビューで生えてる草まで見れるから
ひきこもりでも世界中を旅できていいかもw

ヨルデはエルダより1つ年上なんだけど、子供っぽくって
小糸が買い出しに行くと、道に迷って泣いていたから
ジェラートでなだめ、神社に連れて帰ったら向日葵が待ってて甘えてた^^

2人は同じ時期に、エルダは徳川家康
ヨルデは豊臣秀吉に召喚されたライバル同士で
今回は、リングベリ・ビョルリングの決着を着けに来たんだけど
ただの三目並べで、結局また勝敗なしだった。。

この辺、大げさな言い方とBGMで、先回と全くおんなじパターンだから
何か、くだらない勝負だと思ってたら、やっぱり^^

そのあとお土産の、551蓬莱の豚まんを出して
「下りもの」ってゆう言葉を出したらエルダが、違うって言い出して
「下りもの」関係のうんちくを語り出したから、エルダの方がかしこいって
また泣き出したから、エルダが自分も負けたことにしてなだめた。。

エルダも、自分よりわがままな相手には強く出れないみたい^^

結局2人が来た目的は、ドームでの推しのライブで、さっさと去って行ったw

そのときの向日葵は、落ち着いたイケメンキャラに見えたけど
後で小糸に来たメッセージは、めっちゃ女子だったw



後半は、エルダがカゼをひいたおはなしで
茜さんってゆうお医者さんが来てくれたけど
引退した先代の薫がいいって聞かない^^;

茜先生は「エルフの風邪は人間にはうつらない」って言ってて
ヨルデもカゼにかかったってゆう連絡があったから
エルダは「ヨルデが運んできたんだ」って言ってたけど
じゃあ、ヨルデのカゼって、どこから来たのかな?

あっちでは、エルダのせいになってそうw

それで、茜先生の家の佐々木医院には、江戸時代からお世話になってる
ってゆう話から、江戸時代のお医者さんには誰でもなれたってゆううんちくと
ヤブ医者に当たるのがイヤで、佐々木医院に診てもらうまでは
近くの神社に行って、神だのみしてたってw

それで落ち着いたから、小糸がほかの仕事に行こうとするたび
精霊に呼び出され、そろそろキレるかなって思ったら
今日の小糸はやさしくて
エルダが心細いのを心配して、付き添ってくれることに。。

その間、お母さんが看病してくれた時のことを思い出し
おかゆを作ってあげようとしたら、なぜかカレー風味になってw

いっしょにお料理してた小柚子に聞きながらご飯を洗ったりしてたけど
お米だけじゃなくお野菜なんかでも、食べ物はふつう洗剤で洗わないよね^^

できたおかゆをエルダに持ってくと
エルダは小柚子が作ったかつ丼を食べてたw

エルダは小柚子に、ガッツリしたものを食べたいって言ったみたいで
小柚子が、小糸も食べるか聞いてきたから「食べる」って返事^^

おかゆの匂いを嗅いだエルダはカレーだと思って
カツカレーにするために「かけて、かけて」って言って
よろこんでくれてよかったw

それをメッセージで送ったら、ヨルデも串カツを食べたい、って言ってて
エルフはカゼをひいたら揚げ物を食べたくなるのかも。。



今回もふつうにおもしろかったけど
ちょっとお姉さんぽいエルダとか
エルダにやさしい小糸のエピソードとかが良かった☆
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第5話「月島ガールズコレクション」
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公式のあらすじ
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エルダと小糸の連絡役である精霊が過労で弱ってしまった。しぶしぶスマホを持つことにしたエルダだが、いつしか四六時中スマホをいじり、暇さえあれば小糸にメッセージを送る“スマホモンスター”と化してしまう!
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感想
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前半は、あらすじ↑のおはなしで、弱った精霊の代わりに
小糸がエルダに使わなくなった自分のスマホを渡したら、はじめは、いらない
って言ってたのにはまって、休みなくメッセを送ってくるようになって
返信しないと、寝てる時にまで部屋に来るようになって困った。。

そんな時、使われなくなった精霊がグレて戻って来て
エルダはスマホを持たない決意をした、ってゆうおはなし。。


うんちくで飛脚のおはなしとかあったけど、ほとんど駅伝?

ダジャレのために走った飛脚さんがかわいそう、って思ったけど
逆に、仕事が増えて良かったのかな?

あと、スマホが精霊に戻っても
呼び出す回数はあんまり変わらない気がする。。

コマが「結局損してるの小糸だけじゃね?」って言ってたけど
エルダがいるから神社があるんだから、しょうがないかも?

小柚子が巫女になれば、ちょっとは楽になれるかな☆彡



後半は、おしゃれな着物や服のおはなしの話題で
神御衣を汚したエルダが「クリーニング代はお賽銭から引く」
って言われてたけど、ふだんはクリーニングに出してないのかな?
洗濯機だと難しいと思うんだけど。。

それにしても、お守りに着物の切れ端が入ってるって、ちょっとびっくり!

ふつうのお守りって中は御札が入ってて、有効期限は1年間。
または、受験合格、安産などの願いが叶ったら、神社に返納するみたい^^
でも、何げにずっとマスコットみたいになってる人も多そう^^

エルダの着物は、同じのが20着あるみたいで
バットマンとかもそうじゃなかった?

あと、スティーブジョブズも、いちいち服を決めるのが面倒だから
同じ服を何枚も持ってるとか聞いたけど、制服だと思ったらふつうかも^^

小糸が買ったトレンチコートは、似合わないって言われてたけど
エルダに着せたら似合いすぎてて
小糸がエキサイトして写真撮りまくっててw

うんちくは、江戸時代の奢侈禁止令だったけど
禁止されたら、隠れてするってゆうのがふつうの人かも。。

それで
おしゃれに見えないようにおしゃれするってゆう文化ができたみたいだけど
大根とおろし金、ってよく分からないんだけどw

エルダの着こなしを見た小糸は
成人式に着ようと思ってたトレンチコートを持て余してたら
エルダが代々耳高神社の巫女に伝わる振袖を出してきてくれたんだけど
お母さんも、おばあさんも来てた着物って、なんだかすごいよね^^

あと、エルダの押し入れって
江戸時代から、何百年分のコレクションとかもありそうなんだけど
もしかして、相当広いのかも。。

「あんまり急いで大人にならないでくれ」って言われても
18歳で成人だと2年ちょっとだから、エルフにしたらすぐかも?
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第6話「Stand by Me」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
テスト勉強に追われながらも集中できない小糸。小糸と遊べず愛想を尽かされたと不安になるエルダ。しかも小糸が学業成就のお守りを落とし、別の神社への浮気を疑われる始末!このすれ違いを解決する策とは……!?
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感想
{netabare}
前半はあらすじ↑のおはなしで
小糸がエルダにさみしい思いをさせて勉強するんだけど
ゆうほど集中できなくって、掃除とか、インスタとかはじめて
何にもしないうちに時間だけどんどん経ってくの。。

だったら歴史を教えてもらおう、と思ってエルダのところに行くと
良く知ってるんだけど、みんなイヤな思い出ばっかりで
あんまり役に立たなさそうで、小糸が部屋を出て行こうとするからエルダは
はげます言葉を言おうと「いい点取ったらうまいお寿司をおごる」って。。

エルダは、言っちゃってから後悔して
小糸がいい点を取らないように祈ったけど
時すでにお寿司で
小糸はすごくいい点を取ったという、ってゆうおはなし^^



月島って築地と豊洲の間くらいにあって、
リーズナブルでおいしいお寿司屋さんはいくらでもありそうだし
前回、小糸が、お小遣いをはたいて、もんじゃをおごってくれたから
エルダも寿司くらいおごってあげたらいいと思う☆彡

あと、エルダは、寺小屋は関東では、筆学所とか手習いって呼んでた
って言ってたけど、どうして学校では「寺子屋」って
関西の呼び方で教えるようになったのかな?



後半は、富士遙拝の儀でスカイツリーに向かう、エルダと小糸のおはなしで
東京で一番高いところから富士山を見て
徳川家康クンに江戸の厄除けを祈願する、50年に一度の大神事みたい^^

高い所が苦手なエルダが、小糸に手を引かれ
本当は神域で、入っちゃいけないところにまでいっしょに行って
お祈りしたけど、神様が神様にお祈りするって、ちょっと不思議^^


富士山の語源が不死の山、ってゆうのは分からないけど
エルダは、不死についていろいろ考えることがあるのかな?

エルダが小糸に「もう少しいっしょにいてくれ」ってゆうところは
もしかして、大人にならずに自分と遊んでほしい
ってゆうことだったのかも?

最後に、お互いのために祈ってたはずなのに
悪口の言い合いみたいになってたのがおかしかったw
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第7話「街の匂いは」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
自由研究の課題として昔の遊びを調べることになったという小柚子。エルダが教えてくれる江戸時代の遊びは、意外や意外、今とあまり変わらない!?神社の境内で懐かしい遊びに興じる小糸と小柚子だが……。
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感想
{netabare}
前半は、小柚子が宿題の自由研究で、昔の遊びを調べることになって
小糸とエルダが協力して、昔の遊びをやってみるんだけど
実は、宿題はウソで、最近忙しくて遊んでくれない小糸と遊びたかった
ってゆうおはなし^^


しっかり者で、精神年齢は小糸やエルダより高そうな小柚子だったけど
まだ遊びたいし、甘えたい年頃だったみたい^^

小糸はPCで、お知らせのチラシまで作れるって
もう、学校にも行かなくってもいいくらいかも!

イカ昇りがタコになった話は聞いたことがあったけど
それって別に、江戸っ子だからじゃなく
肉食を禁じられたお坊さんが、ウサギは2本足しで鳥だからって食べてたとか
イノシシを山クジラって呼んで食べてたり、みんな言い訳してたみたい^^



後半は、超レアのゴールデンカエルパンツァーの抽選に外れたエルダが
商店街の福引で当たるって聞いて
スタンプラリーに参加し商店街を回るおはなし^^

前に行ったお好み屋さん(カドちゃん)に入ったら、
カドちゃんの友だちが来てて、その話をしたんだけど
2人が福引をしに出て行くと、カド友がその景品を当ててたことに気付いて
急いで抽選会場に向かった。。

しばらくして、小糸と来たエルダが、その景品を当てたんだけど
実はカドちゃんたちが、福引の球を、その景品しか当たらないようにした
ってゆうおはなし^^



月島の人たちが、エルダに対してすごく優しかった^^

そこは良かったんだけど、おはなしとしては
特にギャグがおもしろいわけでもなかったし、それほどじゃなかったかも。。
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第8話「彼女とエルフの事情」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
髙耳神社に金沢のエルフ、ハイラがやってきた。エルダの「お姉ちゃん」を自称するお嬢様言葉のこのエルフ、キラキラしているけど、実はかなり問題あり!?翌日来るという巫女も最近はあまり話してくれないそうで……。
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感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
金沢からエルフのハイラと巫女の小伊万里いすずが来るおはなしで
前半がハイラ、後半がいすずがメインってゆう感じかな。。


ハイラはキラキラしたお姉さんキャラで
エルダにはお姉さんぶろうとするんだけど
実は、お土産代やホテル代まで使いこむようなギャンブル好きで
そのギャップがおかしかったw

お土産に野草ってゆうのもアリだと思うけど、問題は量だと思うw


そして後半は、いすずの登場で
冷めた感じのいすずは、そんなギャンブル好きなハイラのこと
嫌ってるみたいに見えてたけど、本当は大好きで
自作のブロマイドまで作って布教するってゆうギャップがおかしかったw

あと、もらったいすずが心の中で
(なるほど。。いらんけど)ってツッコむのもw


水茶屋は今のメイドカフェで
茶屋娘はメイドさんみたいな感じだったのかな?

昔も今も、人の考えることって、そんなに変わってないのかも^^


いすずが小糸に
「私らの方が先にいなくなるから、悲しい想いをさせないように
仲良くなんかならない方がいいって思うことない?」って聞いてたけど
生きてる間は、楽しく暮らすことだけ考えればいいんじゃないかな?

長生きのエルフにとったら、きっとずっとそんなことのくり返しだから
エルダたちだってそんなこと考えたら、きっと生きていけないと思う。。

そういえば、ハイラ役の能登麻美子さんって
「賭ケグルイ」のCMで蛇喰夢子役やってたみたい^^
(テレビアニメは早見沙織さんだけど)


それにしても、等価交換が本当なら
他のラノベとかアニメで異世界に日本人が何人も飛ばされてるんだから
日本に異世界から召喚されたエルフがもっといてもおかしくないよね?

転生したら日本人だったエルフ、とかもいるかもW
{/netabare}
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第9話「Time After Time」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
雨の休日。堂々とお家にこもろうとするエルダだったが、本殿が雨漏りしてしまう。コレクションを移動したことで散らかる本殿。後日、荷物を整理する小糸が古いビデオテープを発見する。そこに映っていたのは?
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで、エルダはどっちにしろ外には出ないんだから
雨とか晴れとか関係なさそうw

大したおはなしはなかったけど「アクリルの器」がウケたw
フェイスシールドをしてる表紙とかwww

和傘は、6世紀くらいに仏教文化といっしょに中国から入ってきたみたいで
ググったら、高いもので1本8万円とかするみたい。。
趣味で手作りしてみたいかも^^

レインコートを合羽ってゆう理由は、いくつか説明されてたけど
にゃんは、レインコートを着て雨に濡れた人が、カッパみたく見えた
ってゆうのもあるんじゃないかな?って思う^^

ドローンが濡れるのが気になるなら
ドローンの上に傘をくっつけたらいいんじゃないかな?
でも、ちょっと強い風が吹いたら飛んで行っちゃいそうw

「雨が止んだからおうちにこもろう!」で、やっぱり!って思ったw


後半は、エルダが部屋の片づけをするおはなしで
片づけられないあるある^^

ビデオテープだけど、家にも昔、録ったテープがほこりをかぶってる^^
ディスクより磁気テープの方が寿命が長いみたいだから
後、何十年かしたころ見ると、小糸が見た、お母さんの映像みたく
昔がいろいろ分かっておもしろそうだし、泣いちゃう映像もあるかも☆彡


大掃除のあとの胴上げって、想像しただけでもわらっちゃうw

それにしても、エルダひとりで小糸を放り上げるなんてできるのかな?
って気になった^^
{/netabare}
{/netabare}
第10話「みっつの都のエルフと巫女のはなし」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
向日葵、いすずと連絡を取り合う小糸。向日葵はヨルデに振り回されながらも、どこか楽しそう。いすずは200冊目となるハイラの写真集を集大成の1冊にすると決意する。巫女とエルフ、それぞれが見つめるものは――。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は、3組の巫女とエルフを特集ってゆう感じかも。。

アバンでドキュメンタリー風に、小糸とエルダの話をエルダ目線でやって
Cパートで、同じ1日を小糸目線でやるってゆう。。

今回はうんちくもなかったし、はじめはエルダのだらけた1日で
だいたいにゃんとおんなじw

でも、にゃんは、掃除、洗濯、炊事とか
夏になったら庭の水まきとか草むしりまでしなくっちゃいけないから
引きこもってても、エルダほど時間はないかも^^

夜中、ひとりでどら焼きを食べようとして、小糸に見つかって
怒られる!?って思ったら、小糸もいっしょに食べててw


ヨルデと向日葵コンビは、幼女と親戚のお姉さんが漫才やってるみたいで
先回、東京でもんじゃが食べれなかったってゆう話から
大阪人も、毎日タコ焼きを食べてるわけじゃない、って言いながら
実は毎日だった、ってゆうオチがおかしかった^^

豚まんを半分にして、大きい方を向日葵に上げようとするヨルデと
実はアンマンが食べたい、って言って
大きい方をヨルデにゆずろうとする向日葵の話で、ぽかぽかした^^


ハイラといすずのおはなしは、いすずがハイラが好きすぎて
写真集を20冊も作ったくらいなのに、競艇に行こうとするのを止めようと
貸したお金を返せて言ったり、ハイラが撮った2人の写真をけなしたり
本当はいい子なんだけど、あんまり印象が良くないかも^^;
{/netabare}
{/netabare}
第11話「名探偵コマちゃん」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
小糸と高麗が本殿にやってくると、エルダは限定プラモがなくなったと大騒ぎ! レアなプラモであり、誰かに盗まれた可能性もある。名探偵になりきり、犯人を捜し出すと意気込む高麗。かくして大捜査が始まる!
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、高麗が
エルダの大事にしてたプラモが無くなった事件の捜査をするおはなしで
江戸時代の司法のこととかのうんちくと、ヒマな高麗の遊びにされた
ってゆう感じかも^^


探偵はもともと警察とかだった、ってゆうのは
私立探偵ってゆう言葉があるくらいだから
もともと公立だった、ってゆうのがよく分かるおはなし^^

けっきょく小糸がプラモを踏んで壊して
それを直そうとして、持って歩いてたってゆう展開。。

小糸が犯人だってゆうのは、エルダの質問に対する反応で分かったけど
ふつうのおはなしだと、小糸が悪くって反省して
エルダと仲直りしたりする、ほのぼの展開になると思う。。

でも高麗がお好み焼き屋のお姉さんとか大人2人をわざわざ呼んで裁判して
大事な物を片付けないエルダが悪いってゆう結論になったのは
意外でおかしかったし
高麗自身も連れて行かれるってw

小糸はプラモをセロテープでくっつけてて
エルダから「接着剤があったはず」とか言われてたけど
接着剤を使うと、直そうと思っても取るのが難しいから
はがして直せるセロテープで良かったと思う^^



後半は、神社の一大イベントの弓耳祭まであと1週間!ってゆうおはなしで
あと、江戸の町の運河のうんちく。。


よく分からないんだけど、御弓神事ってゆう
宮司が船に乗ってるエルダが持つ的に向けて弓を引く行事をするみたいで
でも、おじいさんが急にケガして、小糸がやることに!?
ってゆうところでオシマイ。。

前回は、2回当たりで、3回目に失敗したみたいなんだけど
小糸が「おじいちゃんうまいのに。。」って言った時
エルダが何か言いかけてやめたのって
その時の射手が小糸ママだったからかな?


弓がそんな簡単に当たる物じゃないのは「ツルネ」を見てれば分かるから
今から小糸が練習したって、遅いと思う。。

元は、エルダが船の上から的を狙ってたのが、船から落ちて交代した
って言ってたから、どうせならエルダが陸の上から
船の上の小糸の的に当てればいいだけじゃない?

これならエルダと宮司を交代するんじゃなく
エルダの射る場所を変えるだけだから、ずっといいんじゃないのかな^^
{/netabare}
{/netabare}
第12話「これが私のご祭神」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
御弓神事の射手を任された小糸だが、弓耳祭の3日前になっても的にはかすりもしない。エルダは気楽にやれと言うものの、責任が重くのしかかる。そして、いよいよ弓耳祭当日。小糸は練習の成果を発揮できるのか――。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、先回の続きで、エルダも顔に当たるのを恐れてたけど
当日、小糸はがんばってたけど2射ともはずし
3射目はせめて顔に当てないようにって、大外しさせるために打ち上げたら
エルダは外れそうになった矢を、飛んで受け止め、水に落ちた^^

エルダのやさしさが伝わる回だったけど
はじめからエルダが射た方がよかったかも^^


後半は、最近ツイてないエルダが、小糸と小柚子に協力してもらって
運気を上げようといろいろやって、自社のおみくじを引いて運試しをしてたら
3人で宮司のおじいさんに見つかって、叱られたってゆうおはなし^^

エルダの小さな不幸が、誰にでもありそうで共感できるし
その解決に付き合ってくれる、仲良し姉妹で
特におもしろいところもないんだけど
ほんのちょっと上から目線で、生暖かい目で見守りたくなるみたい^^
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


異世界から召喚された、不老不死のエルフが主人公で
神社が舞台とか、設定がちょっと変わってるけど
おはなし自体は、ちょっとおばかな女子たちが、ちょっとおばかなことをする
ほのぼの日常に、江戸時代とか東京下町の豆知識がついてくる感じ^^


作画がていねいで良かったし、町の人たちとの関わりもあって
東京なのにのんびりとした雰囲気や、年齢が離れてても友だちだったりして
東京の下町を舞台にした「のんのんびより」に近いかも。。


うんちくも知れて
日常系としては、ふつうにおもしろかったと思う◎








.

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 328
サンキュー:

47

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

変わっていくものと変わらないもの

[見終わって・・]※各話感想は下にあります
ちょっと不思議な感じな作品でした。
基本ダメエルフと女子高生巫女のほわほわコメディなんだけど、エルフと人間の生きる時間の違いにしんみりさせられたり、江戸の豆知識も面白かったりと別な切り口もあったりしてそれが味わい深い感じになってるというか。。
原作未読ですがそれなりにストックはあるみたいですし、人気も出たみたいなので続編あるかもですね。
2期があったらぜひまた見たい作品です。

[初回感想]
400年前の江戸時代に召喚されて、東京月島の神社で高耳姫として祀られたエルフのエルダが現代を生きるお話。

私なぜか江戸時代~大正時代って好きなんです。
なので、これもタイトルで気になってたんだけど、イロモノっぽい作品なのかなと思ってあまり期待してなくて、とりあえず1話だけ見てみることに。。

作画綺麗ですねー。
現代の便利で面白い物欲に負けてダメエルフっぽくなってるとこは好き嫌いが分かれるとこかもだけど、外に出ずに引きこもってる理由もきちんと語られていて、エルダの気持ちを考えるとあまり人と会わないようにしている気持ちもわかる気がする。。

これ見てて他の方も言ってましたけどエルフと人間の時間の流れの違いとか「葬送のフリーレン」を思い出しました。(この作品も大好きでアニメ配信がとても楽しみです♪)

でも地元の人たちにすごく愛されていて電気店のおばあちゃんの「変わらないものがあると安心する」って言葉にじんわり。こういうシーンがあるところ、好きかも。
私も地元に帰って、小さい頃からやってるお店が頑張ってやってたりするとなんだかちょっと嬉しくなる。応援したくなる。そんな気持ちに近いのかな・・

月島って古いものと新しいものが混在してるようなイメージがあって、この作品のテーマというか雰囲気にぴったりですね。

あとEDが実写かCGか分からないですけど凝ってたりしててすごいです!

以下、各話の感想です♪(1話については↑でだいたい書いたので2話から・・)

2話「いこうぜ、もんじゃストリート」
{netabare}佃煮の始まりとか、もんじゃの由来とか今のもんじゃと違うとか、そういう話を聞くのも楽しいですね。
月島のもんじゃは1度食べたことありますが、おやつ感覚で小ベラでちまちま食べるところも楽しかったです。
でもあれは誰かとわいわいしながら食べるのがいいのかも。{/netabare}

3話「新米巫女と継承の儀」
{netabare}芋蜜のムースプリン、実際に売ってるんですね♪
スイーツとかはネットで買ったことないんですよねー。
実際にお店回って見たりするのが好きだし送料高かったりすることも多いので・・
と言いつつ、お酒は何度か買ったことありますw
遠くのものとか手に入りにくいものもネットだと手に入ったりするからいいですよねー。
今回もお氷さまとか、ちょうちんの話とか昔の話も面白かったです。
二人でコンビニ前でカップラーメン食べてるシーン見ててなぜか放課後インソムニア思い浮かべちゃいました。{/netabare}

4話「古今東西エルフ合戦」
{netabare}他の方も書いてますが、エルダの声がキャラによく合ってる感じでなんかいいんですよね。
今回は大阪からもう一人のエルフ、ヨルデが巫女さんと東京に訪ねてくる話。
エルダと違って活発で元気な神さまみたいで今後もたまに登場するんでしょうか。(ちょっとうるさいケド)
風邪で高熱でたりしたときってすごく心細くなりますよねー。
昔独り暮らし始めたばかりの頃40度OVERの熱だしたことあったんですけど、歩くのもふらふらで、このまま死ぬんじゃないかと心配になって、母に電話してわざわざ来てもらったことを思い出しました。{/netabare}

5話「月島ガールズコレクション」
{netabare}エルダが精霊を使いすぎたので、代わりにスマホの使い方を教える話だけど・・
エルフがスマホ使ってるのはなんか嫌だなー。
やっぱり精霊とか魔法つかってほしいかも。
江戸小紋とかすごく日本らしいおしゃれな発想だよね。
高耳神社に代々伝わる振袖の話は良かった。。こういう話はほっこりして好き。{/netabare}

6話「Stand by Me」
{netabare}試験勉強が忙しくてなかなか会いに来てくれない小糸に淋しくなるエルダ。
エルダにとっては一緒にいられる時間のとらえ方が小糸とは違うからこその淋しさなのかな。
スカイツリーに一緒に上って、神域に小糸を引き入れたのもそんな気持ちの表れなのかも。
それから小糸が勉強中に掃除とか他の事に夢中になるやつ、あるあるですよねw{/netabare}

7話「街の匂いは」
{netabare}凧あげの名前の起源知りませんでした。毎回勉強になります。。
小糸と小柚子が仲良くしゃぼん玉を飛ばしている姿を優しい笑顔で見ているエルダのちょっぴり憂いの感じる横顔が印象的でした。
エルダが街の人たちからすごく愛されてるのがわかる福引きの話はほんわか和まされました♡{/netabare}

8話「彼女とエルフの事情」
{netabare}またまた新たなエルフちゃんが登場です。
今度は金沢で、前田利家が召喚したみたい。
普通に見てる分には面白いし、悪くはないんですけど・・
こう、ぽんぽんとエルフが増えちゃうと・・なーって。
個人的には5話や6話みたいな話を掘り下げてくれると嬉しいかな。。
あでも会話爆弾処理シーンは笑っちゃいました♪{/netabare}

9話「Time After Time」
{netabare}エルダの押し入れから出てきた、古いビデオテープ。
変わらないエルダと今はもういない人・・
これ見た小糸はどんなことを思ったんだろう。
私も身内が亡くなってるので、昔の映像とかなんとなく見れないんですよね。
でもちゃんと残しておきたいとは思うんです。
小糸も私と同じ気持ちか分からないけどテープをエルダに預けたのはわかる気がします。{/netabare}

10話「みっつの都のエルフと巫女のはなし」
{netabare}電子媒体と紙媒体。
私は気に入ったものは基本紙媒体で買ってます。
エルダじゃないけど、最初電子で読んでたけど気に入って紙で買いなおすこともあったりw
大阪の二人の会話、漫才聞いてるみたいで面白い♪
金沢の二人もいいコンビだし、それぞれのちょっとした日常を覗いてるみたいで面白いです。
小糸視点のCパート。こういう何気ない日常がとても素晴らしいんだって後になって思うんだろうなって静かなピアノの音を聞きながら思いました。{/netabare}

11話「名探偵コマちゃん」
{netabare}「エイチジー144分の1・・・」って長セリフ何回も言わせてて笑った。。声優さんすごい!
苦手なジャンルのアニメ一気見させられるのは確かにキツイかな。
でも私ガンダム見たことないから意外と新鮮な感じで見れちゃったりするかも??
小糸のとなりで楽しそうに早口で解説してくれてるエルダが面白いw
ゆみみみまつりって10回言ってと言われたら噛みそうw
射て人の祖父がケガをして小糸がすることになって・・で次回に持ち越し。
最終話のお祭りのお話、楽しみです♡{/netabare}

12話「これが私のご祭神」
{netabare}エルダが弓が上手かったり、船からジャンプして矢に的を当てたりする身体能力の高さなど、エルフらしいところが垣間見られてちょっと嬉しいかも。。
この話が最後じゃなくて、その後のエルダが厄除けする話で終わらせるところがこの作品らしいなって。
見ててとても楽しい作品でした♪{/netabare}

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 597
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36

ネタバレ

taketake4 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こういうのでいいんだよ・・・的な?

エルダの趣味が男オタ的なのはともかく
キャラが表情豊かなのがいい

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 97
サンキュー:

1

anikorepon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

癒やされる

ひきこもりエルフと巫女のたわいもない日常を見て和む。
そして、ちょっとした江戸知識が得られる作品。

物語的に大きな山も谷もないのだが、そういうのは別の作品で楽しむとして、これはこれで何もないのがとても良い。
何とも言い難い心安らぐ不思議な魅力。

とてもツヤツヤのピカピカでキラキラした絵柄が特徴的でそれだけでも見る価値あり。
覇気のない緩い声色で話すおっさん趣味全開の綺麗なダメエルフが良いね。
しっかり者のようで、そうでもない巫女。
誰よりもしっかり者の妹。
その他、ポンコツエルフと愉快な仲間たち。
作者が好きなものを全部載せにしたような、もんじゃ焼きみたいなアニメ。

本当に大した内容ではないのに、変な中毒性が有って、ついつい見てしまう。
心が疲れた人におすすめの癒やされる作品だ。

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 75
サンキュー:

7

ミサキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった。

簡単に。
今期2番目に好きなアニメでした。

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 81
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2

sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヨルデの出番をもっと・・・

折り返しの6話目まで視聴(公式サイトを見るに全12話)。
・・・というか、今期リアルタイムで観てるのはもうこれだけになった。
最近は1話目を観てよほど気になる作品以外は、VODでの後追いとなっている。
まぁちょっと気になる程度のアニメは、結局そのまま放置となるんだけど。
実はこの歳になって某ソシャゲにハマり、アニメ熱が大幅ダウン中www
そんな状況だけど、この作品だけは見逃せないんだよなぁ。
俗物エルダ(と中の人)の魅力が強力過ぎるんだわ(笑)

■最終話まで
正直なところ、11話目と12話目で勢いが落ちた感。
そこがちょっと残念ということで、BD購入は見送りとなった。
代わりにOP曲のハイレゾ音源を購入済み。
あと、釘宮ヨルデの声をもっと聞きたかったかな・・・(笑)

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 156
サンキュー:

6

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本当に良いアニメってこういうのを言うのでは

600年以上生きて、神社に神としてあがめられているエルフと、
巫女として仕える女子高生の交流をえがく。
生きている時間が桁違い。
そんな長生きのエルダが時折見せる、物憂げな顔が小糸は嫌いだそうだが、
私は好きだ。
何百年も生きないくせに、不老長寿を分かったように描く人間だが、
でもこんな顔するだろうなあと思ってしまう。
一体何回巫女との別れを経験したのだろうか。
{netabare}
第9話、掃除の時に出てきた、ベータのビデオテープに
小糸のお母さん(先代の巫女)が映像として映っていた。
何でか涙が出ちゃうね。
エルダは小糸に、テープをあげようかと聞いたが、
小糸はエルダに持っていてくれと言う。
こういうちょっとしたシーンが素晴らしい。
このアニメについては、エンディングの歌詞が明確に語っているので、
その一節を紹介。

たまには会いに来て、たまには話を聞かせて
たまには会いに来て、たまには抱きしめたい
君は最後に笑って、手を握ってくれた
荒れた手に気付いた、なのに君にもう会えない
隅田川に降る夕陽、ビルの間の5月
世界はまだ続いてく
だからさ、変わらないで待っているよ
{/netabare}
こんな神社、日本のどこかにひっそりとあったら素晴らしい。
東京月島の人情や人のやさしさに触れられるこのアニメは素晴らしい。
平和な日常がいつまでも続いて欲しいと思わせる。
本当に良いアニメだったのではないでしょうか。

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 121
サンキュー:

13

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神なきエルフのカミサマ活動

東京月島にある高耳神社

400年前徳川家康に召喚され
この神社のご神体となったエルフ・エルダ

エルダに仕える巫女として代々受け継いだ
15代目の高校生小金井小糸

この二人を中心に周りの人々や
同じように召喚されたエルフたちとの日常を描いた作品

気を悪くされたらごめんだが
私の第一印象はずばり「くまみこ」だった

人見知りで家に引きこもり
ネットでゲームや漫画を買いあさるエルダ

大人な女性に憧れて風呂上りに1リットル牛乳飲んだり
高校生としては派手なバックを持って学校通う小糸
似た構図でどう違いだすんだろうと

この作品は神事と言うものをさらっと出すことによって
二人の特別感と言うものが出ていたし

周りの人間がエルダを慕っている様を見せているので
ヲタクエルフとタイトルで書かれているが
神様として仕事してるんだなぁと思う

まあホントに数シーン程度で
殆ど部屋でゴロゴロニート生活しているんだがw

エルダと同様に戦国武将に召喚されたエルフたち

豊臣秀吉に召喚された大阪・博耳神社のご神体ヨルデ
小糸と同じ15代目で同い年の巫女小日向向日葵

前田利家に召喚された金沢・麗耳神社のご神体ハイラ
インスタでインフルエンサーとして活躍
小糸たちより年上の巫女小伊万里いすず

ヨルデは見た目がこどもで声はくぎゅ
やっぱり小さいものとくぎゅはから揚げとポテトのように
ベストマッチですなw

巫女の向日葵はヨルデをあやしているお姉さんみたいな構図

キャストが「水星の魔女」親子でざわついたハイラは
ギャンブル好きで金がない時の凌ぎとして
神社に食用草を栽培しているw

巫女のいすずはハイラに憧れているのを拗らせて
何百枚もハイラの写真を取ってはファイリング

小糸にハイラを褒められた際には
寸志としてラミカードにしたハイラを進呈したw

小糸とエルダが他と比べると
優劣ない対等な付き合い方をしており
それがこの作品のクオリティを保っている

初回だったり最終回の弓のシーンでは
エルダがすっとカッコいい所見せているんだけどね
キメ顔数秒しかもたないけどw

ずっと生き続けるエルダと
限りある生を巫女として関わる小糸

小糸のお母さんが先代の巫女だったり
お母さんが亡くなった直後に居なくなった小糸を
エルダが一人で探すシーンは

恐らくこの物語の本質的な部分なんだろうけど
取りあえずゴンゲム43話を見ようず

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 126
サンキュー:

9

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

江戸前エルフって、そういうことか!地雷を上手く回避したコメディの良作です。

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.24

 作画も良く、安心感のあるコメディでした。ただ、皆様のレビューにあるように、薄味テイスト気味です。

 エルフ以外の登場人物も、生病老死の四苦から解脱したような穏やかな人物しかいません。

 人間ってもっと、ドロドロした業を背負った生き物だろ?リアルな人間だったら不老不死のエルフを放っておくはずもありません。

 江戸時代のウンチクが、守貞漫稿の上澄みでしかないのは、ディープ江戸がヤバいからです。

 江戸時代は基本平和で、人々の寿命も伸びましたが、医療はそれ程発達してないので、あらゆる病に苦しんだ時代でもありました。

 縄文時代の発掘人骨は、健康そうな骨が多いですが、江戸時代人骨は、骨まで病理が及んでいるものが少なくありません。

 縄文時代は、健康そうでも何かあるとすぐに死亡したけど、江戸時代はかなり病状が進むまで生きながらえたということです。特に、すぐには死なない、慢性疾患の性病が猛威を振るっていました。

 そのため、少ない医療資源を求めて、人々が暗闘した時代でもありました。効くか不明な薬石、ご利益のある御札や縁起物なんかを皆とても欲しがりました。

 淋病治療には女性の経血を男性器に塗ると良いなんていう怪しい民間療法を本気で信じる人もいました。

 エルダの体液を求めて、江戸中の淋病患者に神社を包囲される位のエピソードはありそうです。

 幕末になっても、薩長兵、幕府兵ともに戊辰戦争で討ち取った敵兵の肝を健康のために切り取って喰うような連中ですよ。不老不死のエルフなんて、問答無用で襲われそうです。
 
 江戸っ子地雷や不老不死、信仰、出オチに対する地雷などを上手く回避した佳作でしたが、制約が多いので、大爆笑痛快コメディとはいかなかったのは、少し残念です。
……………………………………………………………………… 

 7話まで観ました。2032.05.22

 非常に分をわきまえた作品です。あくまで江戸前であって、江戸っ子エルフではありません。

 江戸っ子を詐称すると、江戸っ子コミュニティの地雷を踏みかねないですが、月島、豊洲、押上と微妙に江戸から外れた地域を描いて、地雷を回避しています。

 都会は開放的と言われていますが、実際のコミュニティは閉鎖的です。神田浅草とか江戸っ子の誇りを持っている地域は特にそうです。

 開放的に見えるのは、単に貨幣経済が発展していて、行政のパワーもあるので、コミュニティやら中間団体に属してなくても寄生虫的に生きていける環境だというだけです。

 江戸っ子は、隅田川以東すら江戸だと認めていません。私の友人の江戸っ子は、深川に遊びに行って、店の店員の何気ない一言で、川向うの田舎者に地方人扱いされた!とガチギレするほどの狭量さです。

 あくまで江戸前でやらしてもらってますという、謙虚さがコメディとして上手く機能している作品なので、私の友人も安心して観れる良作です。いや〜素晴らしい!

………………………………………………………………………

 3話まで観てのレビューです。2023.04.23

 段々世界観が分かって来ました。どうも記紀神話→江戸時代→現代という世界線のようです。

 古代の仏教伝来も無し、中世以降国家の庇護を無くして武装、自衛し、戦国時代に世俗権力と死闘を繰り返し(僧兵と同じで、武装神人は世俗権力の悩みの種)、江戸時代に権力側に取り込まれた経緯も無し、神仏習合も無し、明治維新や太平洋戦争の敗戦も無し…。

 ヤバい歴史は無かったことにし、江戸時代の浅い歴史ウンチクのみが有効なようです。

 まぁ、コメディだから…。エルダは生きた御神体ですが、モノ扱いなのか?宗教行事に近隣を巻き込むのは信教の自由に抵触するんじゃ?

 キナ臭い話は気にしてはいけないようです。私の様な設定厨は、思考停止し、疑問を持つなということでしょう。

 エルダが可愛いからそれで良いのだ!

………………………………………………………………………

 前回、神社や世襲巫女が胡散臭い存在だとレビューに書きましたが、本作品はそんな現実が気にならない程の魅力があるなぁと、1話を見返して思いました。2023.04.16

 月島が舞台なところが良いです。月島は空襲の被害も無く、江戸情緒が残っている上に、タワマンが林立するハイパー現代的な街でもあります。

 上手いこと、伝統と現代を使い分けできる便利な環境と言えます。

 都会は、どんどん人が入れ替わるので、自分がイノセントな住民だと思いんで生きることができます。

 先祖代々住んでいると、どこどこの誰とは昔から仲が悪いとか、地域がピンチな時期に協力しなかったとか、澱のように怨念が溜まっていきます。

 私の地元も、農村地域から都市化したために、農家が土地を売ったり、共同住宅にしたりしてウハウハ地主になっています。

 ただ、農家の土地は敗戦後にGHQの土地改革で旧地主から取り上げて分配されたものです。

 なので、今だに古い住民同士が喧嘩すると、小作あがりが生意気だとか、水呑百姓が上手くやりやがってとかの怒号が飛び交います。

 農地改革から何年経ってるんだか…。

 何が言いたいかと言うと、400年も地元にいるエルダは変わらなさを体現する存在では無く、地域のトラウマとスティグマを蒸し返しかねない化物だということです。

 エルダに好感を抱いている地域住民は、江戸の伝統を引継いでいると言いつつ、新住民なのでしょう。

 エルダが先祖代々の記憶を持っていたら、ヤバい話の一つや二つはあるでしょう。覚えていなくても、可能性があるというだけである種の住人には脅威です。

 また、エルダが引きこもりのオタク的ニートで、あまり人に興味が無いのも良いです。

 エルダがネチネチ色々細かいことを記憶していたら、世襲巫女が何か言っても、400年分の知識でいちいち過去の話を蒸し返され、ウィキが元ネタのひろゆきさんの比じゃないほど論破され、15の小娘の人格なんて簡単に崩壊します。

 住人の移動の少ない田舎にエルダがいたら、〇〇村シリーズのラスボスです。

 口を開くたびに、因習と怨念を吐き、人々の思考と行動を支配することでしょう。よくネットに上がっている「自治会に入らなかったら苛められた件」なんて生易しいです。

 すげぇ化物とのハートフルコメディがどんな風に展開するのか、早く2話が観たいです。

 東京の街を見て回る展開になりそうですが、エルダの記憶が炸裂すると、単なるダークツーリズムになってしまうので、知能低めでお願いします。
 
………………………………………………………………………

 1話を観てのレビューです。

 400年前に月島の神社に神様として召喚されたエルフと新米巫女のお話。

 巫女の態度が悪いです。600年以上生きている知的生命体に対するリスペクトが無いのは酷いです。

 原作者は本地垂迹説を知らないのでしょうか。教典や教条の無い神道は、長らく仏教の傘下にあり、神仏習合で神は仏の別の姿とされていました。

 仏教を敵視した明治政府が維新後の仏教弾圧政策で神仏分離を行い、神社も今の形になっています。現在の多くの神社が説明している、仏教の影響を排した縁起は、ほぼ嘘と捏造です。

 エルフも最初は、仏教系の信徒に召喚されたのかもしれません。寺も神社も流行により宗派や神様が変わる事は珍しくありません。
 
 あの外見では太平洋戦争中も弾圧されてそうです。400年間ずっと信仰対象になっていたといのは珍しい事です。
 
 現代の平和な感じの神社組織がずっと続いて来たわけではありません。

 かなりハードな世界を400年生きてきたエルフ(神)をギャグキャラ扱いする本作は、神社が現在も信仰の対象であることもあり、どこかで地雷を踏みそうで、とても不穏なものを感じてしまいます。

 ただ、宗教史に興味のある私には、これからどう描かれていくのかが気になります。

 巫女のエルフに対する酷い態度も、前提として日本の寺社が抱える矛盾が背景としてありそうです。

 寺も神社も、本来は信仰心を持つ檀家や氏子が支えるものなのに、坊主や神主は家業として相続しています。

 これは、明治維新や戦後の国家神道解体の結果、ドサクサに紛れて、たまたまそうなっただけで、寺社の本来の在り方ではありません。

 伝統的宗教法人の運営者が信仰心に基づいていないため、本作のように世襲で家業の手伝い的にやっている女子高生巫女がキャラクターとして成立してしまうのです。

 本作品は、面白さとは別次元で日本の宗教・民俗学的興味から、視聴継続しようと思います。

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 557
サンキュー:

8

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

小さくまとまった秀作。

詳細は公式サイトでも見てください。

講談社『少年マガジンエッジ』連載中の樋口彰彦によるコミックのアニメ化作品です。制作は「魔女の旅々」「転生したら剣でした」「便利屋斎藤さん、異世界に行く」のC2Cです。

前期の「斎藤さん」も非常に丁寧な造りで、一定以上の評価を得てきているC2Cが手掛ける日常コメディ作品ですね。C2Cは高アベレージの作品を作り続けているのに、もうひとつ跳ねないのは作品に恵まれていないからという側面もありそう。や、上記で挙げた作品たちも悪くはないけれども、ドカーンとバズる作品ではなかったということ。今秋の「シャングリラ・フロンティア」で確固たる地位を確立することになりそうですね。

んで初回。

なんだろう。「干物妹うまるちゃん」のような引きこもりゲーム大好きの御神体エルフ・エルダと、新米巫女・小糸を中心に、下町(ではないけれど)の月島の人々と繰り広げるハートフルストーリーといったところでしょうね。

実に原作に忠実なキャラデザ。話も、まあ予定調和感のある初回のストーリーではありましたが、無難な立ち上がりといったところでしょうか。今期「スキップとローファー」に並ぶ新作アニメの大本命候補。無難な立ち上がりを見せたといったところでしょうか。

ちなみに小糸のCVですが、んー、サーバルちゃんの頃からそれほど上達したという印象は受けませんでしたね。エルダが小清水亜美さんということで、引っ張ってもらえればワンチャン…てところでしょうか。

=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
特に途中のレビューを書かなかったわけですが、なんというかケチを付けるところが何もなかったからという感じなんですよね。

すべての回で高いアベレージのクオリティ。
日常モノとして文句のつけようがない作品だったと思います。

ただ、裏を返せば爆発するような、いわゆる“神回”というものもない。野球で例えれば、中日の大島選手のように長打はないけれど、常に高い打率をキープするような作品だったという感じです。

個人的には、同じ曜日に放送されていた「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」のように、三振かホームランかという荒っぽいアニメのほうが好みだったりします。

「魔女の旅々」「便利屋斉藤さん、異世界に行く」もそうですが、C2Cは小さく上手にまとまった作品を制作するのが得意なのかなという印象です。ぜひとも秋クールの「シャングリラ・フロンティア」では突き抜けていただきたいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 240
サンキュー:

9

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【最終】だから「異色の組み合わせ」で「ハートフルコメディ」やるならこういうのやれよな!!

【レビューNo.67】((最終レビュー)初回登録:2023/6/24)
コミック原作で2023年作品。全12話。
これもタイトル切りしかけたんだが、たまたま観たPVで「想像していたのと違うかも」
ってことで視聴してみることに。

(ストーリー)
月島で江戸時代から400年以上続く「高耳神社」を舞台に、異世界から召喚されご神体と
して祀られてきたエルフ「エルダ」と、そして巫女を引き継いだ女子高生「小糸」による
ハートフルな日常コメディ。

(評 価)
・第1話:「エルフ」という設定がきちんと生かされている上々の滑り出し
 {netabare}本作で一番感心したのはこの部分ですね。
 ・エルフのくせに現在文明にどっぷり浸かり、引きこもりの駄目ニート
  {netabare}・エルフ →文明を嫌い自然を愛する神秘の一族である(作中解説より)
   いやいや、ゲームにアニメにしっかりハマって、現在人以上に現在文明を満喫し
   てますからw
   ・単にゲームやアニメ観てるとかだけでなく、本堂でエアブラシ使ってプラモデ
    ルを完成させるとか、なかなかのマニアックな描写が個人的にはツボ
   ・本来なら酒や米等を奉納する、氏子さんからの神饌も
    → ポテチやファ●タ、果てはVRゲーム機等みんなエルダのことが大好きで、
      好みをちゃんと把握している。
      (VRゲーム機は「ハードを渡しておけば、ソフトはウチで買うしかない
       だろ」というオチまでつけているのがGood!)
   ・そもそも神体として祀られても「神通力とかないからなあ」
    こういう細かいセリフ回しが上手い!
    (精霊魔法は使えることと上手く対比させてる点がGood!){/netabare}

 ・エルフという長寿を生かした構成
  ・召喚されてから400年この町を見届けてきたという、エルフ設定がきちんと生かさ
   れている。神を引き受けた理由が
   {netabare}→ 「自分の代わりにこの江戸・国の行く末を見守ってくれ」400年前に友と約束
      を交わしたから →  {netabare}その相手が「徳川家康」という盛大なオチまでw{/netabare}
  ・それゆえエルダにとっては、自分が知るこの町が目まぐるしく変化していくことや
   愛する人との死別等は悲しい出来事 → だから引きこもりになった。
  ・そしてその思いを察した小糸は
   「その友達はエルダに未来を見てほしかったんだと思う。世界が変わっていくこと
    はきっと悪いことじゃない。だから私と一緒に東京を観て回ろう。」
   というハートフルなオチで1話を締めくくるという・・・{/netabare}

 単なる「エルフの現世での駄目神ぶりを愛でる」浅い作品かと思いきや、このエルフ(ご神体)
 は「高耳さま」と呼ばれ、神社共々皆に愛され生活に根付いている。そんな下町情緒溢れる
 古き良き伝統を背景に、しっかり心情等を描いているので、今後が気になる作品ですね。
 コメディはベタなところが多いですが、よく言えば王道ですし、エルフネタを生かしたり、
 上述のような細かいネタにセンスを感じ、個人的にはツボでした。
 とはいえ「出オチで終わらず、1クール乗り切れるのか」という不安もありますかね。
 しかし、ハートフルなエピソードを丁寧に描いていけば、結構いい感じに展開していける
 んじゃないかなと期待もしています。

 最後に、「異色の組み合わせ」で「ハートフルコメディ」やるならこういうのやれよな!
 安易に「幼女」×「ヤクザ・殺し屋」という奇抜さだけで、後にそれを生かしたストーリー
 が作れないのなら、思い付きで手を出すんじゃねーよと。
 この作品が成功例となることを願いつつ、今後に注目していきたいところですね。{/netabare}

・第2話:無難な日常回 →エルダにとってのいろいろな第一歩
 {netabare}1話を受けて2話どうするの?感じでしたが、無難に日常回を入れてきましたね。
 ・妹の小柚子と親友高麗の紹介
  まずは使えるサブキャラを育てるということで、上述2人をエルダに絡ませてきました。
  ・小柚子:小学生なのに料理が凄く上手で、町内でも一目置かれる存在。
  ・高麗:快活で歯に衣着せない言動もあるが、性格は男前(江戸っ子ぽさがある)
  2人ともキャラは悪くなく、今後も期待できそう。
  エルダにとっても小糸以外の初顔合わせで、ぎこちない感じであったがまずは第一歩。
 ・「佃煮とカエルキャラの食玩」で乗り切るAパート
  っで、Aパートの話のメインは「佃煮とカエルキャラの食玩」という・・・
  いやあ、この原作者なかなか大胆だなw特に「カエルキャラの食玩」については(1話で
  も感じたが)オタクへの理解度というか描写がめちゃリアルでしっかりしているんだよ
  な。本人も何かのオタクなのかなw
  個人的にはエルダのキャラがより鮮明になって高評価だが、この辺は評価が分かれるかな。
 ・地元密着のもんじゃで締めるBパート
  (小柚子のもんじゃ新メニュー開発依頼のリサーチを兼ねて)もんじゃを食べに行くとい
  う話でしたが、月島ということで地元密着を印象付ける上手い流れでしたね。
  そしてエルダにとっても初の外食(いつもは本堂で一人で食事している)という、ここで
  も第一歩を踏み出します。

 緩い日常回ながらも、エルダのキャラの輪郭をより明確にし、人間関係や外食して皆で食事
 するという、エルダの閉ざされた世界が少しづづ変わっていくのを感じられた、意外とよく
 練られた構成だったかなと思います。{/netabare}

・第3話:いろいろと作品の今後が見えてきた回
 {netabare}・Aパート:お取り寄せグルメ/Bパート:小糸の巫女・継承の儀
  可もなく不可もなく、緩い日常回って感じでしたが、
  ・(冷凍技術等)今とは違う、江戸時代の宅配事情
  ・きれいなガラス瓶に愛着 → 舶来品のギヤマンとして心躍らせていた過去
  等、400年生きてきたエルダの「江戸時代の生活ぶり等の豆知識紹介」がこの作品の鉄板
  ネタのひとつになるのかな。
  また「小糸の巫女・継承の儀」では、先代巫女の「小糸の母」とのちょっとした思い出を
  懐かし気に語るなど、(小糸は母との思い出が少ない感じで)こういうハートフルなネタ
  も織り交ぜていくのかなっというのが垣間見えた回でしたね。
  「エルフ設定」を上手く生かしつつも、ただこれだけだと「あと10話ほど大丈夫か?」
  って不安もあったのですが・・・
 ・Cパート:新キャラ登場
  終了間際に、大阪在住らしき「新エルフ」を突っ込んできました。さすがにその辺はきち
  んと考えられているようです。次週は東京のエルザに会いにいくようで、この作品が
  「出オチで失速とならず、今後に繋いでいけるか」
  次週は結構重要な回になるかもですね。{/netabare}

・第4話:コメディ展開の限界が見えてきたんだが・・・
 {netabare}・前回下記のように書いたんだが
  >終了間際に、大阪在住らしき「新エルフ」を突っ込んできました。さすがにその辺はきち
  >んと考えられているようです。次週は東京のエルダに会いにいくようで、この作品が
  >「出オチで失速せず、今後に繋いでいけるか」
  >次回は結構重要な回になるかもですね。
  図らずも不安が的中した感じですね。
  大阪のエルフ「ヨルデ」はエルダより1歳年上らしいが、幼稚で面倒くさいキャラ。個人的に
  は笑いどころが一つもなく「なんでこんなキャラ設定にしちゃったの?」と苦言を呈したく
  なるレベル。救いは大阪在住だから出番は少ないかなっと。
 ・Bパートはエルダが風邪を引き、小糸が世話を焼くという話だったが、こっちもこの2人でコメ
  ディ展開していくのは厳しいって感じだったかな。
  ・親友の高麗を上手く使うor新キャラでの打開
  ・地元民とのふれあい&ハートフルなエピソード
  ちょっとこの辺の割合を増やさないと、エルダも小糸も自分から面白展開を作っていけるキャ
  ラじゃないので、誰かが火付けてやらないと面白く話が回っていかないという印象ですね。
  (で、今回ヨルデを入れてみたものの、大きく期待を裏切ったかなっと)
  それにエルダの声優「小清水亜美さん」の演技、少し愁いを含んだ回想などは、400年の歳月の
  重みを感じさせ、今のところこの作品の一番のウリかなと思うので、その辺をもっと上手く活用
  して欲しいところ。
  今の感じだと次回もちょっと心配かなあ。{/netabare}

・第5話:これがこの作品の1つの理想パターンかな
 {netabare}>・親友の高麗を上手く使うor新キャラでの打開
 >・地元民とのふれあい&ハートフルなエピソード
 >ちょっとこの辺の割合を増やさないと、今の感じだと次回もちょっと心配かなあ。

 まあこちらの声が届いた訳でもないだろうが
 ・エルダの駄目っぷりをベースにしつつも
 ・飛脚や江戸のおしゃれ事情の豆知識は面白く
 ・Bパートで高麗が入ると、会話の流れに変化が生まれ〇
 ・最後に歴代巫女たちを偲ばせる、ハートフル展開でホロリとさせる
 なんだ~、やればできるじゃないですか!
 やっぱり前回のヨルデに問題があったようで・・・
 飛びぬけた面白さではないですが、この作品らしい味のある構成だったかなっと。
 あと、エルダの顔のアップは◎。やはり作画のレベルは高いので、そういうところも活かして
 いけばいいんじゃないですかね。{/netabare}

・第6-7話:エルダが外出するとやはり話が広がり面白い
 {netabare}(6話)
 ・Aパート:テスト勉強/Bパート:50年に1度の大神事
  ・テスト勉強でエルダに歴史のことを聞いたり、大神事では富士山が見える場所ということ
   でスカイツリーに登りながら富士山の名前の由来等、エルダの豆知識多めでそこは面白い。
  ・ただ2人だけのコメディ展開は、(個人的には)やはりちと厳しい印象ですね。
  ・そして小糸は時折見せる、エルダの愁いを含む(?)笑顔があまり好きじゃないとのこと。 
   はじめはよくわからなかったのですが、EDの歌詞で
   「たまにするその顔~遠くにいってしまいそうで~好きじゃなかった♪」
   とあり、そういうことなのかなっと。こういう描写が入ると作品が締まってGood。

 (7話)
 ・Aパート:昔の遊び/Bパート:福引き
  ・Aパートは小柚子回。
   ・小柚子の自由研究で「昔の遊び」を調べるとのことで、エルダが「私に任せろ」と。
    「いかのぼり→たこあげ」になった経緯等、エルダの豆知識はやはり鉄板。
   ・しかしこの自由研究は、実は小柚子の嘘で、最近忙しくあまり構ってもらえない小糸に
    遊んでもらいたかったから。
    ・普段のしっかり者キャラとのギャップ
    ・実は寂しがり屋だが甘え下手
   ハートフルな展開で、小柚子の新たなる1面が見られた非常に優れた構成でしたね。
  ・Bパートは商店街へのお出かけ回。
   ・前回やったエルダがハマっている「カエルキャラの食玩」のレアアイテムが限定販売。
    → 抽選が外れて落ち込んでいるエルダだが、商店街の福引き景品にあることが判明。
    ということで、2人で福引きのために商店街のスタンプラリーに参加することに。
   ・エルダを見つけると、陰から「高耳さま」と拝む町の人々。この辺り皆エルダとの付き
    合い方を心得ているようです。
   ・そして商店会を回りスタンプを集め終わると、いざ福引きへ!
    → 見事5等で念願のレアアイテムをゲット!!
     → しかしこれには商店街の皆が裏で協力していて・・・
   エルダが町の皆に愛されていることが改めて伝わる、こちらもいいエピソードでした。

  エルダが外出するとやはり話が広がり断然面白くなりますね。
  そもそも1話で「だから私と一緒に東京を観て回ろう」といった割に、神事以外ではほとんど
  外出していないというw 作品も後半戦、エルダがいろいろな東京を観て回る展開が増えると
  いいですね。{/netabare}

・第8話:新キャラ登場 →ギャンブルはエルフをも狂わすw
 {netabare}今回は久々に新キャラ登場でした。4話でヨルデたちを出したきりなので、タイミング的にも悪
 くないですね。金沢のエルフと巫女のようです。
 ・ハイラ
  ・前田利家に召喚されたという、エルダより100歳程年上のエルフ。そのためエルダを子供扱
   いする。(エルダにはお姉ちゃんと呼ばれたいようだが、エルダは拒否)
  ・糸目で上品な話し方をするので、普通にしてれば高貴な雰囲気が漂う。
  ・でも、重度なギャンブル狂w
 ・小伊万里いすず
  ・8歳から麗耳神社の巫女をしている。小糸と同じ16歳の女子高生。
  ・インスタのフォロワー15万人を誇るインフルエンサー。
  ・実はハイラのことが好きすぎて、給料の大半をハイラのブロマイド作りに費やしている。
   (こいつもちょっとおかしいやんw)

 2人は「金沢物産展」のお手伝いをするために、今回上京。ハイラ曰く
 「金沢は愛する氏子たちが住む街。だからこんな機会にお返しをしたい。」
 と、立派な志を持っているのかと思いきや、やっぱりダメエルフだったかwww
 しかも東京競馬場目当てのようですしw
 (でも一番の目的は、エルダに200年ぶりに会いたかったらしい)
 ハイラが道中ギャンブルで宿代をスッたため、2人は高耳神社でお世話になることに。
 最初はハイラと最近上手くいっていない影響で、小糸に対してもツンケン気味ないすずでしたが、
 小糸と同じで「ハイラの隣にいてもいい位かっこいい大人になりたい」といった思いを語り合い
 ながら、すっかり打ち解けたようです。

 今回一番面白かったのは、恒例のエルダの豆知識で「水茶屋娘」の話ですかね。
 ・水茶屋(今でいうカフェ)にアイドルばりの人気の町娘がいた。
 ・あまりの人気振りに「茶屋娘見立て番付」というランキングまであった。
 ・(一介の町娘が)当時最先端のメディア「浮世絵」にも描かれていた。
 これって今のアイドル事情そのまんまやんけ!!江戸時代からすでにそんなシステムが存在して
 いたのは驚きでしたね。

 別れ際にいすずからこう問われます。
 「寿命の短い私たちの方が先にいなくなる。それなら仲良くしないで、悲しい思いをさせない方
  がいいと思うことはない?」
 「あるよ。でもきっと間違ってる。」
 それにいすずも同意。2人がエルダたちを思っていることが分かる、ほっこりとした締めでしたね。{/netabare}

・第9-10話:コメディ展開もこなれた感が出てきて〇
 {netabare}(9話)
 ・Aパート:雨降り/Bパート:部屋の片づけ
  ・エルダ「雨は好き、堂々と引きこもれる」 →まあ晴れても引きこもるんですけどねw
   2人で漫画を読んでいると、雨漏りが!
   → エルダのオタクグッズや押入れのものを退避
    → まさかBパートへの伏線だったとは・・・
  ・小柚子「傘をさすと片手がふさがって不便」
   エルダ「ドローンに逆開きの傘をぶら下げるのはどうだ!」
   → エルフのくせに、人間よりハイテクに詳しく、柔軟な発想してるの草www
  ・雨も上がり、屋根の修理も終わり、出した荷物を片付けているとビデオテープが出てきて
   → 小糸の世代になるとビデオテープを知らないんだな・・・
     (まあ「ReLIFE」でMDを知らないのをネタにしてた位だしなw)
     しかも1本はβテープとか、またマニアックなw
  ・そのビデオテープを観ると、小糸と同じ頃の母親が映っていて・・・
   エルダ「そのテープ小糸にあげようか?」
   小糸「ううん、エルダが持ってて」
   → 行間を読むような「間」の演出といい、やっぱハートフル展開はさすがですね。

 (10話)
 ・アバン:エルダの1日/Aパート:大阪ヨルデたちの日常/Bパート:金沢ハイラたちの日常
  /Cパート:小糸の1日
  ・エルザ
   ・7時起こしてもらうの起きず →10時起床~4時就寝。
    という夜型エルフに染まってる1日の紹介。
  ・ヨルデ
   ・こちらはエルダと違い、一人でウメダの地下街へ買いものに行き迷子になったり、食べ物
    を奉納してくれた氏子さんにお礼にいくと言ってたり、積極的に外へ出歩いている模様。
  ・ハイラ
   ・いすずはハイラ好きが高じて、前回のブロマイドに続き、ハイラ写真集も作っている模様。
    (200冊目)
  ・小糸
   ・巫女の朝は早い →5:20~23時就寝。
    久しぶりに高麗が登場。
  それぞれのエルフの日常を切り取り、対比で見せる構成はなかなか面白かったかな。

  原作未読なので推測でしかないが、始めの頃のコメディ展開は。無理に笑いをとろうみたいな肩
  に力が入ってたように感じたのですが、だんだん作品の方向性が固まってきて、コメディ展開も
  自然でこなれた感ができてたように思いますね。
  話数が進むほどに作品がよくなっていく感がいいですね。{/netabare}

・第11話:緩い日常回 →ラストは最終回への布石なのか?!
 {netabare}・Aパート;探偵/Bパート:弓耳祭り
  Aパートはガッツリ高麗ちゃん「暇だしな!」。
  ・エルダのオタクコレクション・ゴンゲムの限定プラモデルが見つからず、エルダは
   「盗まれた」と大騒ぎ。 →遊びにきてた高麗が「探偵ごっこ」を始める。
  ・「探偵」も江戸時代の捜査を行う者(同心・与力等)「探偵方」と呼ばれたのが始
   まり。今の形になったのは明治になり「私立探偵」現れてから。(エルダ豆知識)
  ・推理で犯人を暴き出すと、今度は裁判を始める高麗。
   そしてエルダの豆知識「町奉行所」ネタ。

  Bパートは弓耳祭り。
  ・海の平安を願う、高耳神社のお祭り →「お弓神事」宮司が船に乗り矢を射る。
   エルダはその的を持つ係。(昔は矢を射てたが、誤って川に落ち溺れたのでやめた)
   ここでも豆知識「徳川家康の運河整備」ネタ。
  ・ところが宮司(小糸の祖父)が怪我をしたため、今年は小糸が矢を射ることに・・・
  
  もうラスト周辺ですが、緩い日常回で終わりましたね。弓耳祭りを描くのか思ったら、
  その手前で終わったし。もしかしたら来週が最終回でそこで描くとか?!
  このままだと、ちょっと消化不良な感じがしますね。{/netabare}

・第12話:「エルダダイブ」にコメディもキレッキレで満足感高かった
 {netabare}・Aパート:お弓神事/Bパート:辻占
  >もしかしたら来週が最終回でそこで描くとか?!
  やはりラストは弓耳祭りで来ましたね。
  ・怪我で欠場する宮司(小糸の祖父)に代わり、矢を射ることになった小糸ですが、なか
   なか上手くいきません。
   で、エルダが見本をみせるのですが、さすが腐ってもエルフ!見事に中心を射抜きます。
   「コツは風(の精霊)の声を聴くこと」さすがコツもエルフですw
  ・ついに弓耳祭り当日。ラブコメ等の夏祭りイベントとは違い、しっかり神事としてその
   過程で町の人たちが信仰している様子を描いていたのは、さすがですね。
  ・そしてお弓神事本番。やはり2本の矢を外し、最後の矢を「エルダに当たらないように」
   と大きく外した小糸。それを見てエルダは、なんと矢に向かって大きくジャンプ!!
   盛大に海にドボン。でも矢は中心を射抜いていました。
   このまさかの演出は心に響きました!!そして、島田のばあさんが「小糸の母」の時の
   神事を振り返りホロリをさせるという・・・最終回神がかってるな。
  ・さて神事も終わり、日常に戻ったエルダたちですが、エルダには小さな不幸が立て続け
   に起こり、エルダは不安に陥ります。
   そんなエルダに小糸は本神社のお守りをおススメしますが、
   「この私をご神体に祭るような神社のお守りは頼りない!!」
   と、言い切っちゃいます。どうした最終回、ギャグもキレッキレだぞw
  ・で、「辻占」に頼ることにしたエルフ。
   (江戸時代に流行った占い。夕方に辻(神の通り道)に立ち道行く人々の声を聞いて占う)
   「ご祭神がよその神さまの声に頼るのはちょっと・・・」小糸のツッコミもキレッキレw
   でも引きこもりのエルダが人通りの多い街角に立てるはずもなく・・・
  最終回にしては、特別なこともなく普通の日常で締めましたが、お弓神事での「エルダダイブ」
  やら日常のコメディにも切れがあり、結構見所は多かったかなと思います。{/netabare}

(最 終)   
「『異色の組み合わせ』で『ハートフルコメディ』やるならこういうのやれよな!」ですが・・・
1話のレビューで書きましたが、特殊設定を打ち出してきたならそれを出オチで終わらせず、最後まで
その設定を活かしたストーリー展開をこちらは期待するわけですよ!
その点本作はしっかり最後まで、エルフという特殊設定をちゃんと活かせていたのではと評価。
そして他の方も「小清水劇場」と書かれていますが、エルダ役小清水亜美さんの「ダメエルフの緩さ」
や「400年の歳月の重みを感じさせる、少し愁いを含んだ回想」等はホントハマり役で、彼女の熱演
を楽しむだけでも、この作品を観る価値はあると思います。
あとエルダの顔のアップなど、やはり作画のレベルも相当高かったのではないかと。

ただこういう緩い感じのコメディはあまり見ないので、個人的にはコメディ展開の当たり外れはあった
かな。でも上述したように回を追うごとに「こなれてきた感」が出てきて、良くなってきてましたが。
あと個人的には「ハートフル要素」はもう少し多めの方がよかったかな。その方がエルダのキャラや
小清水さんの演技が活きたような。
それに「私と一緒に東京を観て回ろう。」と言っておきながら、全然東京巡りをしていない点も。
やはりエルダがもう少し外出した方が、展開に変化が生まれより面白くなったのではと思いますね。
この辺り、もし2期があればそういう機会も増えるのかもしれませんが。
それでも(出オチで終わり失速するのを懸念していましたが)最後までしっかり完走してくれたかなと
思います。


(追 記)
エルフの長寿命を生かした作品としては「葬送のフリーレン」が有名ですが(今年アニメ化)
・江戸前エルフ:「少年マガジンエッジ」2019年7月号~
・葬送のフリーレン:「週刊少年サンデー」2020年22・23合併号~
ということで、本作の方が先輩らしいので。

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 1182
サンキュー:

22

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

薄味もんじゃ

ギャグ、人情、歴史情報。みな薄め。
作品の色がはっきりしていない感じ。
もっとギャグ寄りにした方が、統一感が出たような気がする。

常に怠惰で、時に優雅。そんなエルダの声にも違和感がある。
菊次郎じいさんを登場させたら、話題性が増したのでは?
まあ、原作の雰囲気を大切にしたってことでしょうか。


徳川家康と知り合いで、月島に祀られたってことは、恐らく住吉神社がモデル。
当時は月島ではなく、佃島。漁師さんたちの島。面積もかなり狭かった。
埋め立てが進み、月島になったのは明治時代だそう。

漁師の島で引きこもっていたら、江戸の文化に触れる機会は少なかったはずだけど...
白魚を将軍に献上してたから、引き換えでいろいろもらったのかな。

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 104
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

起伏がなく新キャラ頼りのせいか、いつの間にか見なくなっていました。

1話は高水準。ただ出落ち感は強い。3話以降で真価が問われますね。

{netabare} これまた作画が面白いですね。各社急激に作画技術が上がってきたのは頼もしい限りです。逆に言えば、旧来のレベル止まりの会社はどんどん見劣りしてゆくので淘汰が始まるのでしょうか。

 本作のように短いエピソードでギャグ系のマンガのアニメ化は演出と構成、作画等アニメ技術の差がでますので、その点では高水準だったと思います。

「異世界おじさん」と非常に強い類似性を感じますが、本作の特徴は異世界云々ではなく「現代日本において変わらないものが如何に貴重か」をエルフの長寿と絡めて表現したことでしょう。まあ「おじさん」も視点をひっくり返すことで俺TUEEEギャグと懐古厨ギャグをやり切ったのはすごいんでしょうけど、本作の方がテーマ性や物語性を感じます。

 その変わらないエルフがエナドリ、ひきこもり、ゲームに興じるところがコミカルに描かれています。笑いのパワーは弱いですが、品はいいですね。
 月島の神社という舞台設定とあいまって、ほんのりとテーマ性があるのが非常にいいと思います。

 アニメの水準、設定、ストーリー、どれも1話は引き込まれる水準でした。ただ、逆に言えば面白い部分も読み取るべきテーマ性もここで出尽くしてしまった出落ち感が凄いです。

 本作は2話までは面白いでしょう。問題はその先でしょうね。学校、新キャラ、旅にでる(出かける)、新しい役割を持つ…視点を新しくしていかないと話にはならないでしょうね。この先の展開でどうなるのか期待と不安が入り混じる感じです。{/netabare}


多分5話か6話くらいいつの間にか見なくなっていました。

 面白くないわけではないと思いますが、起伏がなくて「楽しみ」とか「続きが気になる」がないせいか、いつの間にか見なくなっていました。

 新キャラの大阪のエルフを早々に出したところで結局出落ちだった感じがしたのかもしれません。江戸時代のなんらかの出来事の解決のためにエルフを召喚した過去とかそういう伏線でもなさそうです。
 なぜ、見なくなったかはもう1ヶ月以上前の話なので忘れました。今期は面白い作品も多いので優先順位の問題でしょう。

 あと、出てくるキャラが結局美少女ばかりで、下町設定が活かしきれなかった気もします。その点では妹が面白そうだったのに、単発でした。

 一応、ファッションの回とかで不老不死と年齢の部分を感じさせるセリフがありましたし、江戸あるあるとか時間経過とエルフの長寿、現代的な少女の掛け合いとしては、面白い部分はあったと思います。

 本作を脱力系日常として、楽しみに見ているという人がいてもおかしくない出来だとは思います。私は一旦断念ということで。作画は素晴らしいと思います。

 私は普段声優にそれほどこだわらないのですが、エルダの声質と演技には違和感がありました。声優さんが下手というのではなく、私の感覚に合わないという意味です。

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 187
サンキュー:

11

ネタバレ

Rye さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

ハートフルだけど…

1話時点での感想ですが、今期様々な名だたるタイトルの作品がある中でこちらの作品をとてもいいと評価されているのを見たので視聴してみました。
まず、出てくるキャラ達がみんな優しくてとても心温まる作品になっていくんだろうなと思ったのが第一印象でした。
ですが、この作品に出てくるエルフの視点でこの作品を見ると1話目から来るものがありました。
このエルフは基本引きこもっていて主人公の女の子から引きこもってばっかりいるなと言われていましたが、正直不老不死のエルフのことを思うと、好き好んで引き篭っている訳では無いんだろうなと思いました。
自分は不老不死で見た目も歳を取らないけど、自分が接する人間は不老不死ではなく、当然ながら月日が巡れば歳をとっていき、最後には死を迎えることにより人生を終えていく。
そしてこのエルフ確か年齢が612歳?(うろ覚え)なので、それを思うとこれまでどれだけの一方的な別れをされてきたんだろう、とても親しかった人達と幾度別れを告げられ1人孤独な時を過ごしたんだろうと考えると、本当に身が引き裂かれるような悲しさや、孤独があったんだろうなと思います。
そんな思いをするぐらいなら、引きこもって1人孤独に生きる方が、傷つかず気が楽でいいじゃないかと自分なら考えてしまいます。
もし、エルフもこのような気持ちでいるなら引きこもっていることに何の違和感も抱きませんし、辛い別れがあったんだろうなと思います。
ですがそう考えると、このエルフ主人公とはかなり密に接している(主人公が巫女であるためそうせざる負えない?)ことに違和感を覚えるのでここから先どのように物語が進んでいくのか、ハートフルなまま終えるのか、シリアスよりになっていくのかとても気になりますし、最後まで見届ける予定でいます。
そして、1部では百合要素?があるとも囁かれているため、年の差の百合や、ハートフルに興味がある方は1度見てみてもいいのではないでしょうか?

追記
最新話まで見てますが、今のところシリアスになる雰囲気はなく、本当にハートフルで心温まる日常系で「こういうのでいいんだよ」って言葉がついでるぐらいこの作品の空気感や、キャラたちの会話が微笑ましく素敵です。
あと、{netabare}エルダ以外のエルフ{/netabare}もそれぞれみんな違った良さがあり個性があって素敵だし、それに伴って、{netabare}そのエルフに仕えている巫女も{/netabare}素敵な子達ばかりです。

投稿 : 2023/06/15
閲覧 : 205
サンキュー:

5

ネタバレ

HAL9000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

日常系、時々ものすごい中毒になります

 江戸時代に召喚され神として崇められるエルフのエルダはオタク、巫女の小糸との日常を描く。


 いつも日常系は特に期待して見始めるわけではなく、ゆるーく見続けられるならなんとなく続けて視聴する感じ。
 特に際立って感情が高ぶったり胸膨らませるということはなく(もちろんそういうジャンルでないわけで)、なんかほんわかするとか、ニコニコしながら見ていられたら私にとってそれは日常系ジャンルの及第点でよい作品なのだ。
オタクエルフで神社住み、行動エリアも町内で完結、地味~~だけどそれでいい。

 ところがこのジャンルには時折り潜在的な爆発力?をもつものがあると思っていて、しばらく見ているうちに、ある時から突然何かの要素にドハマりしだして中毒のようになってしまう。日常系なので、その要素は当然戦闘やらキメ台詞やカッコいいシナリオとかの短いシーンではなくて、もっと全体のふわ~~っとした感じのものであることが多い。

※過去視聴したもののうち定期周回は、日常もののメジャーどころでは、らきすた、のんのんびより、メイドラゴン、くまみこ。また、フライングウィッチ、女子高生の無駄遣い、それでも町は廻ってる、男子高校生の日常など。何回周回して再視聴しても楽しめている。(それぞれもう何回みただろう・・ でもまた観たくなると思う)

 はい、これもオープニング曲ハマりました。サビの「運命の~」に突然ハマって100回以上リピートしているので完全に中毒。EDもすき。

まだ視聴中、8話。
引き続き楽しんで観たいと思います。カエル戦車のくじ引きの回がすきかな。エルダのヲタクっぷりがいい、声優さんもうまい。小糸も妹の小ゆずもかわいい。

さて、皆さんの感想読みにいこう。楽しみです



 

投稿 : 2023/05/28
閲覧 : 104
サンキュー:

10

OYJ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

作画

皆さん言われている通りまず作画が高水準で安定しすぎている
キャラデザが合うならもう大丈夫だと思います
内容は、可愛いキャラが会話する物がメインで
恋愛とか争いとかそういう物を見たい人には合いません
総合的に見て面白いです

投稿 : 2023/05/24
閲覧 : 76
サンキュー:

3

ネタバレ

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オタクエルフと江戸トリビア

評判が良かったので観てみたら面白かったです。
作画も良いし、頭からっぽにして楽しめます。

舞台は東京都中央区月島。
400年続く高耳神社の御神体は召喚されたズボラエルフのエルダ。
現代に馴染みまくっていますが、
60年前近所の子供に、耳長くね?と言われショックで
それからずっと本殿に引きこもってます。

エルダはこの国の行く末を見ていてほしいという
友人徳川家康との約束を守るためにずっと神社に住んでます。
数百年もの間、色んな人たちとの別れを経験してきたため
時々すごく悲しい顔をします。

この作品は基本エルダとか巫女の小糸のやり取りに癒されるだけで
良い作品だなと思います。あと毎話エルダが江戸時代トリビア
を語って少し勉強になったりします。

エルダは精霊を使って、レッドブル買ってきてとか
ハッピーセットのオマケは1番と6番を選べとか
くだらない指令を小糸に伝えてるのも癒されます。

5話ではエルダがスマホ操作を覚えて、精霊ちゃんが
グレてしまったのも楽しかったです。

基本誰も傷つかないゆったりコメディなので
ゆるく癒されたい人にはオススメです。

投稿 : 2023/05/16
閲覧 : 176
サンキュー:

18

つぼ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

人類共通の死生観と希望。

〇おすすめ度 6/10 全性別全年齢向き 深夜枠でなくとも通用する健全アニメで安心・安全・家族円満、みんなで視聴できます。

〇物語はこんな感じです
江戸時代「家康君」に召喚された不老不死のエルフ「エルダ」が高耳神社の御神体「高耳さま」となり、それからなんやらかんやらにわちゃわちゃ現代にまでのび~のび~するコメディー、です。


〇挨拶です
「初夏・新緑の爽やかな季節になりましたね、みなさまはいかがお過ごしでしょうか、風のない日は少し汗ばみます、そうです、私を含む中年諸兄におかれましては汗とともにミドル臭・加齢臭が隠し切れない緊張感ある季節となりました、はい、つぼです。」

〇総評っス(はやっ!!)
人間には二つの「死」があります、一つ目は生物としての死です、
そして、二つ目の「死」は、家族・関係各所各位からあなたが存在した記憶が消える「死」です、生物的な死を迎え、あなたを知る人々の全てが死を迎えた時、あなたは完全な「死」を迎えます。

はい、そうですね

この物語には不老不死であるエルフ「高耳さま]があられます

あなたの事を忘れる事なく、いつまでも記憶し続けてくれる、
神通力・奇跡を起こす所謂人間が創造する神ではなく、いつまでも「私」を忘れないでいてくれる尊い存在、

こんなに有難いことは無い
 

投稿 : 2023/05/13
閲覧 : 149
サンキュー:

15

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

普通におもしろい

普通で良い

投稿 : 2023/05/09
閲覧 : 96
サンキュー:

1

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

はいはい

第3話まで見たけど個人的に今期トップだわwwwwwwwwwwwwwwww

投稿 : 2023/04/23
閲覧 : 124
サンキュー:

2

賭けくるい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

絵が綺麗でキャラも可愛い

基本ギャグで笑わしてくるが、侘び寂びを基調としたストーリー。

出てくるキャラも可愛くて最高。

こいとの妹のこゆずが完璧妹な所と
エルフがポンコツなところが程よくバランスが取れてる。

姉妹仲良いのも見てて微笑ましい。

近年稀に見る傑作。

投稿 : 2023/04/22
閲覧 : 134
サンキュー:

1

猫好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

今季一番の押しアニメの一つ!

400年前の江戸時代に異世界から召喚されたエルフ(エルダ)が月島の神社でご神体をやっており高耳様と慕われている。でも、そのエルフは美人と言えどオタクな引きこもりでダメな奴でした、、、

という、設定からしてゆるーいアニメなのは間違いないw

月島は土地勘があるところなので、実際、これってありそうとかおもちゃうところがグッドです

今やどこの土地も老齢化。生き残っている老人たちが幸せかというと、知り合いはどんどん減っていくし、子供たちが増えてるわけでもないので家族は増えていかない、むしろ減っていくばかり。結果、孤独が増していくだけ

その中で高耳様は、昔と変わらずそこに居てくれる。オタクでも、ダメな奴でも、それでも変わらずそこに居てくれる。たとえ不老不死の彼女からしてみたら彼女の思い出の場所がもう存在しなくなってても、今いるみんなのためにそこに居てくれる。そんな江戸時代からがんばっているありがたーいエルフ様の物語

一話目見たけど、キャラデザインはしっかりしてるし、作画もきれいだと思う

高耳様のダメなゆるさと、主人公の巫女小糸の、あこがれの白い女性のように早く大人になりたいずれたまじめさがギャグの基本。これは楽しめそうだわw

--
第二話目見て、評価をさらに上昇

引きこもりのエルフ様を外に連れ出そうって頑張る小糸。エルフ様に何気に親切にしてあげる彼女の親友コマちゃん。そして高耳様がやってくるって聞いて貸し切りにしてくれたもんじゃ焼きのお店の店長(でも、食べた分はしっかり請求してくる)。いいキャラがぞくぞく出てきて嬉しいわね

今季素直にお勧めできるアニメの一つなのに間違いない

投稿 : 2023/04/19
閲覧 : 148
サンキュー:

3

ネタバレ

ビックカメラ厳選 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

エロい

顔面と背景の作画が良い。止まってるときの絵が上手い。恐らく殆ど動かさない方針なのだろう。
何が目的なのかよくわからん作品。エルフ様が引きこもり生活を止めて外出すればいいのだろうか。それだとご神体的なポジションじゃなくなってしまうので不都合が起こりそうなものだが。むしろエルフ様が引きこもっていてくれた方が、神社側としても有難いんじゃないのか?信徒から崇め奉られているエルフ様がシャバに出て経験値を増やし、自ら教団作って独立したちゃったりすると神社としても困るはずだが。そうした市場原理は働かない設定なのだろうか。
作中でエルフ様は「引きこもってゲームばかりやっていてろくに働かないダメな奴だ」と酷評されている。そもそも、このエルフ様の仕事ってのが何なのかわからない。ただ居るだけで尊いとかそういう存在なんじゃないのか?巫女が求めるエルフ様の仕事は、信者に向かって愛想を振りまいたりファンと一緒に写真(有料)を取ったりSNSでマーケティングしろとかそういう事なんだろうか。
エルフ様が信徒から見えないところでどういった生活をしていようと、神社側としては全く問題ないはずだ。むしろ、関係者しか知り得ないエルフ様の私生活を喧伝する巫女の態度こそ問題だろう。いやヤバいのはお前だよ、と指摘してくれる友達を持たない巫女は哀れだ。
作中では金の話が出てこないので、エルフが仕事をしない事で神社や巫女にどういった損害が出ているのか見えてこない。そもそも「働かない奴は役立たずのクズ」という価値観や思想が前提の作品という事なら話は別だが。しかしそうなると信仰の対象をクズ呼ばわりしていることになるので、多かれ少なかれ信心を持っている人からすると、この巫女は罰当たりな存在ということになるだろう。
そろそろ考えるのが面倒くさくなってきた。次回からは一切疑問を持たず、思考停止して本作を鑑賞しようと思う。

投稿 : 2023/04/11
閲覧 : 204
サンキュー:

3

楼蘭 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

巫女の子、残酷すぎ

祖先が勝手に召喚しておいて、使えないエルフ!とか呼んでるの、エルフに申し訳無いとか普通思うだろうに、酷過ぎ

投稿 : 2023/04/08
閲覧 : 123
サンキュー:

1

さくら さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/13
閲覧 : 1

ぷーぷーまる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2024/10/28
閲覧 : 1

鷹の爪 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/15
閲覧 : 1

SK さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/29
閲覧 : 3

月桂樹 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/07
閲覧 : 3

電光 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/26
閲覧 : 4
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江戸前エルフのストーリー・あらすじ

東京都中央区月島。 江戸時代より400年以上の歴史を刻む『髙耳神社』。 祀られたるそのご神体は、異世界から召喚され、すっかりひきこもったエルフでした。 ご神体のエルフ・エルダに仕えるのは、高耳神社15代目巫女の小金井小糸。現代文明とオタク趣味をエンジョイするエルダに振り回されながらも、彼女が教えてくれる江戸の文化に胸をときめかせ、連綿と紡がれる月島の人々とエルダのつながりにほっこり。 でもやっぱりこのエルフ、ぐうたらすぎる! しかも他の神社のエルフ&巫女コンビまで現れて……!? 江戸と令和をつなぐゆったり下町コメディ、始まります。(TVアニメ動画『江戸前エルフ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

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