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「青のオーケストラ(TVアニメ動画)」

総合得点
66.1
感想・評価
157
棚に入れた
452
ランキング
3021
★★★★☆ 3.3 (157)
物語
3.3
作画
3.0
声優
3.4
音楽
3.6
キャラ
3.3

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青のオーケストラの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画にも調和を

原作は読んでいない

主に高校のオーケストラ部を舞台にした作品だが、{netabare}いじめの話だったり、青野一の複雑な家庭事情だったりといった{/netabare}音楽と関係ない話が中心に描かれていて、音楽を中心にした物語ではなかった。作者はオケ部出身ではなさそうなので、音楽を中心にした話は描けなかったのかもしれない。音楽を中心とした物語でなくてもおもしろければ良いのだが、{netabare}青野父の不倫問題は最終話付近まで青野父の人物像が描かれないまま話が進むので興味が持てなかったし、いじめの話はけっこう陰湿だしで、話がおもしろいとは感じなかった
楽器経験者と楽器初心者の衝突の話は面白い話になるかと思ったが、あっさりと終わってしまいちょっと残念だった{/netabare}

あと、最終的な見せ場がコンクールなどの外部のイベントではなく、定期公演という内部のイベントだったので、緊張感もあんまりなかった。{netabare}しかも、23話・24話で描かれた定期公演は、演奏してる最中に回想が長時間入ってしまい、もはや演奏を見せる気がないのではと思った{/netabare}

オーケストラでの演奏シーンの作画は、実際のオーケストラ演奏を20台のカメラで撮影→3DCGにする形で制作されたらしい。大人数での演奏シーンは3話、23話、24話くらいだが、長袖シャツってそんなにシワ寄るかな?と気になるくらいシワが出来ていた。そもそも、個人的にはオケシーンにそんなにリアルさを求めていないので、アニメ的な表現でよかった。リアルな表現を求めての3DCGではなく作画の負担軽減というのであれば、文句は言えないが

演奏シーン以外の作画については、各話ごとに作画のバラつきが激しかった。毎回EDクレジットを確認していたが、おおむね中国系スタッフが多い回は作画が悪い傾向にあった。8話、10話、20話、22話は特に酷かった。物語的にわりと重要と思われる回でも作画が悪いときがあったので、正直冷めてしまった
単純に質が良くないということもあるが、キャラの目の大きさなど、作画の方向性から違っていることもあり、気が散ってしまった
制作会社は日本アニメーションという名称らしいが、こんなに外国人スタッフが多いのであれば名前を変えたほうがよいのではないだろうか

佐藤利奈、斎藤千和がお母さん役で出ていて、時間の流れを感じる。朴璐美にいたってはおばあちゃん役だった

2期があるらしいが、少なくとも制作会社が変わらない限り見る予定はない

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 25
サンキュー:

1

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.5 作画 : 1.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

オーケストラもマンガのアニメ化もどちらも再生芸術なのに・・・

原作マンガは一度読み始めるとやめられないぐらい面白いと思います。
その証拠にNHKが7巻分を贅沢にも2クール24話もかけてアニメ化しました。

でも、なんなんでしょう、このもう一歩感は・・・。
物語自体は原作に忠実だし、声優さんの声も演技もキャラにあっていると思います。
ところどころ入るギャクに至っても忠実そのものと言う徹底ぶりです。

でも、なにかが根本的に足りない気がするのです。
原作にあってアニメにないもの・・・。
さて、それはなんだろうと考えてみたのですが・・・。
私の結論は、空気感かなと思います。

原作マンガは、とにかくその時々の空気感を感じることができます。
場の雰囲気だったり、緊張感だったり、緊迫感だったり、心の情景だったり・・・。
つまり、言葉にできない感覚を感じられます。
それが、青春物語を今読んでいるんだなぁと実感させてくれます。
一方、アニメからだとそれをあまり感じることができません。
なんだか表面的なんです。
では、空気感ってどうやったら感じられるんでしょうね。

マンガだと細かい表情、仕草、光の加減、緩急等を作画で表現していました。
アニメだとそこが圧倒的に足りません。
確かにマンガだからできる表現があります。
でも、この作品だとそれはアニメでは難しいからとそのままオミットしている感じです。
それでは、だめだと思います。
そこは、アニメならでは表現で原作者の意図をこちらに伝えてくれないと。
オーケストラは、一種の再生芸術です。
そう言う意味では、マンガのアニメ化も再生芸術のはずです。

オーケストラは、作曲者の意図やイメージくみ取って観客に伝える演奏をすることです。
物語の中でも、その大切さを語るシーンがありました。
それなのに、アニメでは、それができていないと感じられるところが少し残念です。


■作画が・・・。
{netabare}
この作品を観ていて、まっさきに思うのが、作画が微妙なことです。

背景が簡素と言うか緻密さがなく、昔の量産アニメみたいな感じです。
次のシーンになるとそこにあったはずの椅子がなくなるとかおいおいって感じです。
ヒロインの顔のデザインがシーンによってちょくちょく変わるのもいただけません。

止め絵で音だけのシーンも結構気になります。
場面の切り替えの際のアイキャッチ的な感じで使う分にはまだ許せます。
でも、まわりの人が歩くポーズのまま止まっていて、主人公達だけが動いています。
なんだか、時が止まった世界に入り込んでいるみたいで怖い。

主人公のキャラデザも微妙。
確かに髪型的にはもっさい感じのキャラですが、原作では、それなりには男前。
しかし、これを動かすために線と陰影を省いてしまったキャラデザにすると・・・。
ただただ、もっさいだけに感じられてしまい残念です。

う~ん、ここまでくると低予算感がすごいのですが・・・。
でも、これNHKアニメでしょ、なぜ??
物語が進むと、ようやく、その理由がわかるシーンが訪れます・・・。
それは、肝心のオーケストラのシーンです。
{/netabare}

■オーケストラのシーンが・・・。
{netabare}
私は、どんなものを見せてくれるのかとても楽しみにしていたシーンです。
なんと、この演奏シーンは、ソロでも全体でも、3DCGを使っていたんです。
確かに100人もの楽器を持った人たちをアニメで一人一人動かすのって大変です。
それをCGだと一度モデリングしてしまえば後はどうにでも動かせます。
なるほど、ここにお金がかかっているのね!

でも、でも、でも・・・。
実は、これがまた一昔前のゲームのような動きなんです。
なんと言うか、人間味が無いと言うか、とても機械的で少し気持ち悪い感じ・・・。

アニメーターさんが手で描く絵は、多少のゆらぎがあります。
また、絵なので嘘も簡単に盛り込むことができます。
例えば、迫力を出したいシーンでは、強調したい部分をあえて大きく描くとか。
スピード感を出したいシーンは、手を弓なりに描くとか。
これらによって、人間味もでてきますし、躍動感を出すこともできます。

でも、CGだと最初に描いた絵がただ動くだけです。
すると、その動きはとても正確です。
しかし、それが逆に徒となり機械的で味気ない感じがします。

でも、それって、モーションキャプチャで解決できるのではと思うんですが・・・。
この作品では、使っていないのでしょうか・・・。
なんとなく机上論で動きを作っているような感じがしてなりません。

このあたりが、原作マンガを知っていると、一番、がっかりするポイントです。
原作マンガだと、もっと躍動感を感じられたのになぁって思うからです。
{/netabare}

■まとめ

挫折した天才の復活劇、天才に対する憧れや嫉妬。
私たち一視聴者としてはそう言うのを観たいですよね。
天才が挫折しながらも這い上がっていく姿は人を惹きつけますよね。
また、少年漫画らしく、変に暗くもならず、どろどろにもなりません。
常に前へ前へと物語が進もうとするところが良いですね。

ストーリーは、原作に忠実ですし、声もキャラにあっていて良いです。
原作マンガを読んだ後にアニメを観るとおさらいとして楽しめるかと思います。
でも、アニメからこの作品に入った場合、原作の魅力を引き出し切れていないので、
こんなもの?って思われてしまうとちょっと悲しいかなと思えました。

でも、オーケストラと言う人の手で描いたら到底やりきれないような複雑な作画を
3DCGを使って乗り越えるその試みは、なんやかんや言いつつも評価はできます。
今後に期待ですね。
ちなみに、この作品でも後半はだいぶ良くなってきたかなと感じます。
それは、救いでした。

と、言うわけで、ちょっと辛辣な感想になってしまってごめんなさい・・・。

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 86
サンキュー:

16

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

青春部活物

{netabare}
NHK放送の音楽モノアニメ。
細かいことで言いたいことは色々あるけど全体通して言えば「良かった」。

青春ドラマとしての面白さもありつつ、主人公たちの苦難や努力描写もちゃんとあって、これ系の部活モノとしても上出来だった。
途中血縁の話が入るけど、それを除けば脱線することなくずっとオーケストラ/ヴァイオリン関連の話だったのもテーマに忠実で良かったと思う。
その中で友人関係なども描かれ青春を感じられる雰囲気で良かった。

キャラも、一人だけ過剰にギスってた立花さんを除いて、他の子たちは皆好感持てる。
佐伯君とかも嫌味な天才キャラじゃなくて好感の持てるライバルって感じで良かったし、先輩たちも腕では後輩に劣る人も含めて、言動では先輩らしいかっこよさがあって良かった。
好感の持てる先輩が多かったからこそ、彼らにとって最後の演奏会は見ている側も感情移入できてよかった。
青野君も前に進もうと頑張っている姿が毎度描かれていたから、その点でもカタルシスを感じられた。

音楽や部活に関する話は良かったけど、佐伯君と青野君の喧嘩話だけは微妙だった。
青野君から喧嘩売ってたのに佐伯君が悪いみたいな流れになっていてえっ?ってなった。

あとは3Dがかなり残念だったので続編では改善されてて欲しいな...。
OPも曲はいいのに映像がボカロmvレベル。

私的評価:62点
私的ベスト回:3話、22話

{/netabare}

投稿 : 2024/02/16
閲覧 : 52
サンキュー:

0

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 吹奏楽と管弦楽という違いこそあるものの、高校の部活の楽団を扱ったということで、
思い出したのは「響け! ユーフォニアム」(以後、ユーフォと表記)。
 ただユーフォが部のレベルが低く、主人公も経験者とはいえ抜きん出たレベルではないため、
部全体も主人公も向上していく様を描いていたのに対して、本作は部自体のレベルは既に高く、
主人公である青野 一もブランクがあるとはいえ、元々はハイスペックな技量の持ち主で、
そんな青野を始めとする部員達が高レベルな部の中でやっていく大変さなどを中心に描く点が
大きく異なる。
 青野の関してはハイスペックではあるが、それはソリストとしてのもので、オーケストラの
一員としての演奏はビギナーであり、その辺の苦労が描かれるところも面白い。

 音楽もの、いや他のアート系やスポーツものもそうだが、キャラの抱える問題がメイン
モチーフに影響を与えたり、逆にメインモチーフやそこで得た交流が問題の解決や癒しに繋がる
作品は多かったりする。
 で本作も御多分に洩れずという感じで、特に主要キャラである青野、佐伯 直、秋音 律子、
小桜 ハルが抱える問題はかなり重く大きなものであるため、こういった部分にかなり
ウェイトを置いている印象。
 そのために作風自体はあまり楽しいものではないが、その分ドラマに深みを与えている感じで、
なかなか見応えがある。
 正直なところオーケストラの方よりこういった問題の方が印象強くなってしまった感があるが、
それぞれが前向きになってきた今後はオーケストラの方に軸足が移っていくのかな。

 音の方はなかなか聞き応えがあり、劇中の場面場面で出てくる音がストーリーの説得力に
役立っている。
 その反面、演奏シーンのCG作画は「うーん・・・」といったところ。

 青野たちが通う千葉県立海幕高校だが、名前からも分かるように千葉県立幕張総合高等学校が
モデル。
 個人的にはご近所だったりするので、学校やその周辺の情景などが楽しめた。

2024/02/11

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 138
サンキュー:

2

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

それでも皆、前を向いて歩んでいく

原作未読 全24話

子供の頃、とても優秀なバイオリニストだった主人公の青野 一(あおの はじめ)はある事情でバイオリンを演奏することを止めていました。中学3年生なった青野は同級生で初心者で必至でバイオリンを練習している秋音 律子(あきね りつこ)に出会い、少しずつバイオリンとかかわっていくことになる青春群像劇です。

メインである登場人物がそれぞれ悩みを抱えていることで、それぞれのぶつかり合いが凄かったですね。
{netabare}
(父親の不倫の件でマスコミが大挙自宅を来襲したり、いじめらている子をかばいいじめられるお話や父親の不倫相手の息子とオーケストラ中で友人でもありライバルだったなど、ライバル心も物凄いものがありました)
{/netabare}
高校生に入ってからのお話が大部分ですが、けして奇麗ごとではない部分も結構描かれています。

演奏は良いのですが、人物の描き方が非常にブレることが多く、CGも一昔前の感じして、作画がとても残念でした。

それでも最終話の先生、それぞれ学生たちのセリフが実に良かったですね。

OPはNovelbrightさん、EDは粗品さんが作詞作曲、歌は「ユイカ」さんが歌っています。

最後に、何度か演奏会を観に行ったことがありますが、演奏の迫力は実際会場ではないと味わえないですね^^

投稿 : 2024/02/10
閲覧 : 466
サンキュー:

17

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

トラウマを抱える少年の成長と青春とをスローテンポに描く作品。

原作漫画未読。全24話

元天才ヴァイオリニストの少年と仲間たちとの青春ドラマを描いた作品。

人間ドラマ×青春×オーケストラがテーマになっているが、重めの人間ドラマ5:青春3:オーケストラ2の印象。ギャグ感は薄め。どのテーマだとしてもいまいち響いてくるストーリが無く、24話あったけど、全体的に印象は薄め。ギャグ感薄いので面白くもないし、感動出来るほどのストーリーもなかったな。
テンポ感も悪いので、サクサクみたい人にはおすすめ出来ません。

キャラクターたちもあまり良くない。部活ものなのに応援したくなるようなキャラが1人も出てこなかったし、それぞれ暗かったり自己中心的だったりと思春期には良くあることかもしれないけど、あまり良いキャラが居なかったのはかなりのマイナスでした。

今流行りのリアル感、生感を大切にしてるような演出の作品でしたが、いまいちキャラ達に感情移入することが出来なかったです。

3Dの作画も多く、どうしても絵に違和感があってそこも苦手でした。何年経っても3D苦手。

2クールやった割に響いてくるものが少なく、人間ドラマとしても青春としても音楽面からみても得られるものはあまり無かったですね。この作品を24話見るくらいならもっといい作品がいっぱいあると思う。2期の制作が決定しているようですか、今の所見る予定はありません。

投稿 : 2024/01/14
閲覧 : 207
サンキュー:

16

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

音楽にかける情熱で、影を照らし出すんじゃなかったの?

NHKが製作に関わっているし。
アニメ制作が日本アニメーションだし。
テーマがオーケストラ(管弦楽)だし。
いろいろ不利な条件が重なっていて、
とくに合奏シーンでの、3DCGの評判、よくないみたいですね。

でも、私は、岸誠二監督だということ、
主演が千葉翔也さんで、ココちゃんも3年生の部長役で出演してることで、
これなら「月がきれい」じゃん!
と楽しみに観ていて、{netabare}今も気持ちを裏切られることなく、
鑑賞できています(*^▽^*)

合奏シーンはたしかにクセがありますね。
それでも私には、アメリカ製CGアニメよりは全然オッケー、です!

そういった前提条件は、まあそんなところで。


中1までジュニアコンクールで優勝を総なめにして来た、
バイオリンの優駿だった少年=青野君が、
父のスキャンダルに端を発して家庭崩壊に傷ついて、
陰を抱えてしまってバイオリンを忌避して、
結局はアルコを置いてしまったのを、
中学校で、青野君に理解ある唯一の先生と、
運命のように出会った、
保健室登校のバイオリン初心者女子=律子ちゃんの二人のおかげで、
再び、
2年ぶりに演奏を再開する、
第2話の最終盤。
そのときのパッヘルベルが、
それまでさんざん、律子ちゃんの初心者的な汚い音を聴かされていたので、
ホントに秋の川原の夕空に吸い込まれていくように美しく響いて(*^▽^*)
ああ。カノンって、こんなに綺麗な曲だったんだって、
思わせられてしまいました。

第2話は、ホント、よくて!

タメの上手さが、とても素敵。

そして独奏にかぶせて、千葉さんが溜息のように心の中でつぶやく、
「ああ。。。そうか、、、楽しそうに弾くこいつ(律子ちゃん)が・・・羨ましかったんだ、、」
というモノローグ。
律子ちゃんの、青野君の独奏を初めて聴いた時の、
あまりの上手さにビックリして紅潮した顔も可愛くて(≧▽≦)

そこまでは、上手いバイオリンは、
スキャンダラスな父のパガニーニばかり聴かせて技巧全開だったからこそ、
スローでハートフルな演奏が心に沁みます。

ここから先、
ちょっと私としては苦手な高校オケ部の話に移りますが、
(オーケストラとか吹奏楽とかビッグバンドとか、苦手意識があって、それで響けユーフォニアムも直視できないのです)
ソリストとして特別に優秀だった上に、
ブランクが2年あった青野くんなので、
パート練で合わせ切れない姿や部活に不慣れな様子が、
適度なストレスと、適度なコメディで描かれているし、
オケ部という女の園ゆえに起こりがちな、恋の諍いも、
あろうことか律子ちゃんの親友小桜さんに芽生えそうで、
こういうのは好きなところだから、いい感じに鑑賞できています。

(オープニング曲とエンディング曲も、バイオリンか管弦楽で聴かせて欲しかったなぁ…というのはあるけど)

{/netabare}あまり重く暗くはならないで、
楽しく厳しい体育会系文化部の活動になることに期待して、
心地よく追いかけて行きたいと思います(^^♪

++++++++++++++++++++++++++++++++++

なんてこと思って観ていたら、
中盤以降、本当にあっさり終わってしまいました。
中1まで「神童」と称され、コンクール総なめにしていた主人公が、
高校ではコンマスはおろか第1バイオリンにもなれず、
しかも最終回の大舞台が、
コンクールでも何でもない、ただの部活の定期演奏会。
竜頭蛇尾とは、
まさにこのことだったかも知れないと痛感です。

これは「いけません!」なアニメでした。

投稿 : 2023/12/24
閲覧 : 250
サンキュー:

26

ネタバレ

llil さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

お得意の

オケ団採用

なんで
てっきりそっちの要素がメインのもんかと
思えば
冒頭
というか導入
意外な方向へ
ってところまでは
いいものの

浅い

次いで
曲の方も後半に詰めた様な有様

作画は
特徴がどうととかよりも
総じて悪いので
どうもならん

ちょっと微妙だが
優勢は
見ない方がいい感

この手の作品だったら
作画は評価のうちに入れなくていいものの
それにしても
色のなさよ

投稿 : 2023/12/17
閲覧 : 44
サンキュー:

2

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

これじゃバイオリンは弾けない

【総合評価:☆☆☆】
 クラシック音楽をフィーチャーした作品だが、音のない原作漫画ほどにも音楽の魅力が表現されていない。通常の学園アニメを、ポピュラー名曲の演奏シーンで粉飾しただけに見える。優れた演奏は、映画『戦場のピアニスト』や『シャイン』で描かれたように、魂を揺さぶり人生を変える力を持つのに。
 CGを用いた作画は、これじゃバイオリンは弾けないだろうと突っ込みたくなるほど、しなやかさに欠ける。肩や首の動きは、本来、もう少し自由度が大きい。高畑勲『セロ弾きのゴーシュ』などの手描きアニメを見習ってほしい。
 内容的には、第1/第2バイオリンの違いを細かく説明するなど、クラシック音楽をほとんど聴かない初心者を念頭に置いた作品と言えそう。ただし、「新世界より」で2つのパートを別々に演奏してみせるシーンはクラシックファンにも興味深く、評価をプラスした。

投稿 : 2023/12/01
閲覧 : 105
サンキュー:

2

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

音の方が雄弁

話は悪くないしストーリー展開もよかったが、全体的に陰キャなユーフォだった。
音楽のクラブ活動だと被って見えてしまうのは仕方ない。
青春全面でNHKって感じなんだけど、ちょっと人間関係がファンタジーすぎた。
直の存在が同学年というのは正直ちょっと現実的に受け入れにくかった。
音楽は当然最高。作画はNHKなのに少し崩れた。
後半の盛り上がりもよく、2クールで1年の夏までなのでこの先も楽しく見ていけると思う。

100点中75点

投稿 : 2023/12/01
閲覧 : 57
サンキュー:

2

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

NHKの目利きが一番の戦犯?!個人的には今年ワースト2かな/2023/11/23追記

【レビューNo.89】(初回登録:2023/10/9)
コミック原作で2023年作品。全24話。
「クソアニメのレビューを書く」という体験を1回しましたが、負のエネルギー
が体を突き動かすというか・・・
個人的にはクソアニメのレビューを書くのは、時間のムダだし腰を上げるのにそ
こそこエネルギーがいるので、基本「レビュー止めとこ」ってなるわけですが、
それでもレビューを書きたいと思うのは、相当なクソアニメってことなのかw

(ストーリー)
かつてはヴァイオリンのコンクールで数々の成績を収めていた少年・青野一。
しかし著名なヴァイオリニストの父親は不倫から家族を捨て離婚。そのため一
は父親を憎み、ヴァイオリンを止めていた。
しかし中学3年時、担任の武田先生の依頼から秋音律子にヴァイオリンを教える
ことになり、自身も自分と向き合い再び弾き始めることになる。
そして武田先生が指し示したのは、オーケストラ部の名門「海幕高校」へ入り、
音楽を続ける道だった。
秋音とともに海幕高校に進学した青野は、そこでコンクールでトップの成績を収
めていた佐伯直と出会い、ヴァイオリンの腕を競うことになる。

(評 価)
音楽モノってあんまり観ないのですが(特にバンドモノとか)それでも「のだめ」
をはじめ、「この音止まれ!」「ユーフォニアム」など「音楽モノに外れなし」
というのが今までの私の認識だったのですが、それを見事に覆してくれましたねw

・絶望的に魅力のない主人公
 ・陰キャっぽいビジュアルの悪さもあるんですが、なんか主人公に絶望的に魅
  力がないんですよね。
  一番の原因が、何をやりたいのかが分からず共感できない点ですね。
  まあ「メジャー:茂野吾郎」のようにギラギラしてればいいのかということ
  でもないのですが、まず最初の「海幕高校」もオーケストラ部入部も動機が
  曖昧なんですよね。
  「漠然とヴァイオリンが上手くなりたく、なんか流れのままに」
  って感じで。
 ・その後佐伯や先輩との出会いにより
  ・もっとヴァイオリンが上手くなたいという強い思い
  ・オーケストラ部のコンマスを目指すという大きな目標etc
  輪郭は強化されるのですが、見せ方が悪いのかこちらに熱く伝わるものがなく
  「ストーリー都合だけで、青野が本当にそういう思いを抱いているの?!」
  という感じで、何故か共感できないんですよ。
  ざっくりいうと、結局
  「青野一という『人間』をどう描きたいのか」
  をしっかり定めず、「設定」だけで見切り発車してるなっていう印象ですね。  
 ・あと何かにつけ「(不幸自慢の)親父が悪い」的な後ろ向きな点も。
  (この部分は、終盤で「自分の音楽の源流には父親がいる」と感じる描写が
   増え「原作者がやりたかったのはこれなんかなあ」って感じる部分はあり、
   改善の見込みはありそうですが)
 
・上っ面をなぞったようなストーリー
 ・ストーリーもなんというか、音楽モノや青春モノの外れのないテンプレ的な
  レールを集めてきて、その線路上で物語を走らせているという感じで、
  「『青のオーケストラ』という作品を観てワクワクする」
  といった満足感が皆無なんですよね。
  (以前レビューした「僕ヤバ」とは真逆だなっとw)
  王道展開というより、上っ面をなぞったようなストーリー展開って感じ?!
 ・あとストーリー構成のチグハグさも。
  主人公をろくに描いていないのに、高校入学早々秋音と(もう一人のヒロイ
  ン?)小桜ハルの中学時代の重いエピソードが展開され、そっちのキャラの
  深掘りが始まっちゃうので、なんじゃそりゃ?Iって感じで。
  それでいて青野の方は「いつ魅力的になるんや」って期待してたら、上述の
  通りでアニメ終わっちゃったよとw
  そして秋音の方も中学時代は魅力的なキャラに映ったのに、高校に入り上述
  エピソードが終わると、なんとなく埋没しちゃったなっと。 
 ・それに「名門:海幕高校」という設定も、まるで活かせていないのも致命的。
  原田や羽鳥がもっと魅力的に描かれていれば作品の見え方も違っただろうに、
  この辺も描写が甘く「ただのいい先輩やん」って。
  また顧問の鮎川先生も厳しく怖いらしいが、作品を観る限りいうほどかと?
  部の方針なのか分からんが、「ユーフォニアム」と比べてもなんか緊張感が
  足りず緩くないかと。空気にメリハリ感がなく、作品的には「名門校たる所
  以はどこにあるのか」よくわからんレベルだなっと。
  (時々それっぽいセリフや描写は入るが、作品としての一貫性が確立されて
   いないから「点」で終わり、そもそもアニメとしての演出も出来が悪いの
   で説得力がないんだよね。)
  高校では部活のシーンが大きなウエイトを占めるのに、ここに独自の面白さ
  がないとか、一体どういうことやねんとw

・最大の隠し玉も不発?!
 ・この作品最大の隠し玉は(以下重要ネタバレ)
  {netabare}「佐伯は青野の父親の不倫相手の子供だった!!」
  たしかにネタとしてはセンセーショナルなのですが、作品を観る限りなんか
  これも不発に終わったなっと。
  それによりどんでん返しがあった訳でもなく、作品の面白さに大きく貢献し
  た訳でもなく、「一体何だったんだ?!」って感じでwww
  (一応2人が完全に分かり合えたとか、青野が一皮むけた扱いになってるが、
   その辺の描写もアニメとしては・・・って出来なんだよなw)
  これなら、この設定がなくても大局には支障なかったのでは?
  (まあ原作者的には、最大のオリジナリティだから「なし」にはできないで
   しょうが。穿った見方をすれば、原作者もこの設定を思いついたところで
   満足してしまい、そこで思考停止しちゃったのかなっと。){/netabare}
 ・この作品も全体的にイベント頼みで、それに沿って人物を動かしてるだけで、
  結局「人間」をしっかり描いていないんですよね。
  個人的に魅力的だったのは、中学時代の秋音だけでしたね。
  (あとは武田先生位で、思えば中学時代がこの作品のピークだったかなっとw)

総評としては
・音楽モノをやってる割には、そこに特筆すべきエッジがある訳でもなく
・では青春群像的なものを見せたいのかといえば、「人間」をしっかり描いてい
 ないから、主人公以下主要キャラが魅力的に見えず
「『青のオーケストラ』という作品は何をやりたいのかよく分からない」
まま終わってしまったという印象ですね。
そもそも「著名なヴァイオリニストの父親」以外は「音楽モノ」である必要性が
あったのかという、根幹から疑いたくなるレベルで
「『音楽モノ』の作品として、『音楽』とどう向き合っていくのか」
という観点を軽視しすぎでは、という印象を受けました。
(それっぽい曲の解釈を入れたから、『音楽』と真摯に向き合った作品というの
 はちょっと違うだろうっと。それじゃこちらに響くものがない訳で、この辺り
 も『主人公の魅力のなさ』に大きく影響してるように感じる)
それに全般的にアニメとしての演出も弱く、センスが感じられなかったかな。
  
NHKで放送する作品って、どこか1本芯が通っていて「さすが」って感じが強かっ
たのですが、この原作のどこが琴線に触れたのか?
単純に出来の悪さなら「なろう系の量産型異世界モノ」など下はいくらでもある
でしょうが、この辺とはそもそも予算をはじめ土俵が違いますからね。
NHKがバックでこの出来とか正直救いようがねーなとw
そういう意味では、個人的には今年ワースト2の作品だといえるかも。
個人的な見解ですが、一番の戦犯は
「NHK、なんでこんな作品選んじゃったの?!」
目利きが曇ったのか、こんな上っ面だけの作品に騙されるんじゃねーよと。
(クラシック音楽という題材と「小学館漫画賞」少年向け部門受賞という看板だ
 けで選んだんじゃねーのかと)
2期決定らしいですが、なんだかなあって感じですね。
それよりも「アオアシ2期」をさっさと制作しようよとw

(訂 正)
・今年ワーストワン → ワースト2
 「Buddy Daddies」が今年のアニメってことが抜け落ちてました。
 個人的にはこの作品が断トツのワーストワンですね。
 でもそれに次ぐ印象の悪い作品かなっとw

(2023/11/23追記)
{netabare}個人的には「101匹足利尊さん」の「青臭い心の振動が響いてくる」というレビュー
が興味深く「なるほど、そういう見方もあるのか」と。

ただ個人的には「やっぱり評価できない作品かな」っていう点は変わらずで、その
辺を補足。

>一番の原因が、何をやりたいのかが分からず共感できない点ですね。
レビューを書いている時に感じたのは、逆に、
「自分がまだ未成熟で何者かわからないから、それを探していく物語」
として進めていく路線もアリじゃないかと。
でも本編をみる限りでは、そういうのをメインに置くわけでもなく
・父親の離婚という不幸自慢
・オーケストラ部の名門校
・佐伯の衝撃告白 etc
原作者は「青野という人間をどう描くか」よりも、いろいろキャッチ―なパーツは
集めたもののそこに深みはなく「どうストーリーが見映えするか」という表面的な
描写にご執心なのかなっと。
>「人間」をしっかり描いていないから、主人公以下主要キャラが魅力的に見えず
結局この原作者がやってることは「人物描写」ではなく、「彼はこういうタイプの
人間です」という「レッテル張り」レベルにしか見えなかったんですよね。

>オーケストラ部の名門校
> 原田や羽鳥がもっと魅力的に描かれていれば作品の見え方も違っただろうに、
ここも追加で書くと
・ずっとヴァイオリンを続けていた佐伯より、ブランクのあった青野の方が評価が上
 (一応青野の努力している描写もあるが、表面的でなんか軽い)
・2年のトップがダンス部と兼部のチャラい羽鳥(しかも1年に簡単に負ける)
で、名門校の威厳や演奏家の厳しさがまるで感じられないんですよね。
そして原田も凄いコンマスらしいのですが、人物描写が甘いので説明セリフメイン
で無理やり持ち上げている感じで、コンマスなんて知らなった私に一発でコンマス
の価値を理解させた「のだめ:カイ・ドゥーン」の描写とは雲泥の差だったなと。

それにストーリー構成のチグハグさも追記すると、通常2クールアニメなら
・1クール目は丁寧な下準備をして
・2クール目に入った辺りからメインテーマを解放して一気に面白くみせていく
という感じなのですが、
・1クール目で下準備ができていない
 → 中学編の導入部はよかったが、それ以降は秋音と小桜の掘り下げが始まった
   り(それが後の展開の面白さに繋がるなら理解できるが単発で終わった感じ)
   上述の通りいろいろサボってるって感じで、漠然と部活の様を見せられてい
   るだけ
・2クール目のここからというところで
 → 青野のお母さんが倒れた
 → 佐伯の衝撃の告白
 で、話の腰を折るという・・・
 しかも、佐伯の衝撃の告白はかなり重い話で、もっとここで深堀してもいいとこ
 ろだが、結局中途半端で終わり。
 これなら「部活の方針等で大喧嘩して本音をぶつけ合って分かり合えた」という
 展開とどう違うのって感じなんですよね。
 せっかく意味深な爆弾ぶち込んだなら、それをしっかりと活かせよと。
 なので、大事なタイミングでこんな話をぶち込んでくるから「この作品は一体何
 をやりたいんだ?」という評価になっちゃうんですよね。
・で、こんなことをしているから、物語的には「定期演奏会」までしか進まず
 → 定期演奏会前に長い原田らの思い出語り
   これで演奏会は演奏に集中するのかと思いきや
   演奏中にも更に思い出のフラッシュバックって、感動の押し売り演出がウザい
 しかもここに原田→羽鳥への厳しい言葉とか、ホンマ意味分からん。
 これどのタイミングで言ってたんや?!それにより物語の整合性が・・・

>上っ面をなぞったようなストーリー
こんな感じで個人的には褒められる部分がほとんどないって感じなんですよね。
しかも2クール使ってこれだと弁解の余地はないかなっと。
(エピソードは進むも、こちらに積み上がってくるものがないという・・・)
唯一評価できるとしたら
>終盤で「自分の音楽の源流には父親がいる」と感じる描写が増え
「人間としては最低だが、音楽家としては認めることができる」という流れが2期に
みられれば、青野の成長として本作の意義も少しは出てくるのかなっと。
それ以外は「『青のオーケストラ』という作品を観てワクワクする」が皆無って感じ
で、私には全く合わない作品だったかなっと。{/netabare}

投稿 : 2023/11/23
閲覧 : 550
サンキュー:

19

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まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白過ぎる

音楽系のアニメ好きなので見ました。
漫画だと画だけなので伝わりにくいですが、音の表現が加わることで感動が倍増しになります。
「こいつ…、できる!」的なバトルアニメっぽい要素もあってめちゃくちゃ面白かったです。
{netabare} 最初プロの楽団が音をあててると思ってたのですが、オーケストラ部分は学生さんがあててるみたいでびっくりしました。素人判断ですがめちゃくちゃ上手いと思います。特に23話と24話は圧巻でした。 {/netabare}
四月は君の嘘や、のだめ系の音楽アニメが好きな人は見た方がいいです。

投稿 : 2023/11/15
閲覧 : 95
サンキュー:

1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春の音が、響き合う――

この作品の原作は未読ですが、NHK制作作品なので視聴を楽しみにしていた作品です。
NHKというと、お堅いイメージがありますが結構良き作品そ輩出しているんです。

3月のライオン、つくもがみ貸します、キングダム、カードキャプターさくら、プラネテス、獣の奏者 エリン、こばと。、バクマン。、銀河英雄伝説、不滅のあなたへ、など。
他にも進撃の巨人やラブライブなど面白い作品が沢山ありますよ。


演奏することを辞めた元天才ヴァイオリニスト・青野が出会った高校のオーケストラ部の世界。
個性豊かな仲間たちが情熱を音楽にのせて織りなす、青春のアンサンブルドラマ。

世界的ヴァイオリニストである父のもとコンクールで活躍し、天才少年と呼ばれた青野 一。
とある理由からヴァイオリンを封印して無気力になっていたが、
中3の秋に同級生の秋音 律子との出会いをきっかけに音楽への情熱を取り戻す。

青野は秋音とともにオーケストラ部のある海幕高校に進学するが、そこは強豪校の厳しい練習と、
さまざまな悩みを抱えた部員たちが一つの音を作るためにぶつかり合う世界で…。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

普段からオーケストラの楽曲を好き好んで聴いている訳ではありません。
アニメだから違和感無く触れることが出来るんだと思います。

アニメだから…というのは大きくて、これまでダンス、三味線、箏など普段生活する上で、全く関わりの無いジャンルでも視聴できてしまう…
しかもそれがメッチャ面白いのだから堪りません。
これぞアニメの醍醐味なんだと思っています。

物語の舞台は、千葉県立幕張総合高等学校のシンフォニックオーケストラ部。
実在する学校で全国的にも強豪なんだとか…
部の公式サイトをググってみると、第5弾のCDが発売されたそうです。
高校の部活動でCDが発売されるなんて何とも凄いではありませんか…

私が学生時代に部活動に取り組んでいた頃、活動が商業化されるなんて微塵も考えたことありませんでした。
まぁ、私はオーケストラ部でも吹奏楽部でもありませんでしたけれど^^;

この物語の主人公は、ヴァイオリニストである父に持つ青野 一。
幼い頃から英才教育を受け、小学生から中学生のころに各種コンクールを総なめにする神童でした。
ですが、とある事件をきっかけにヴァイオリンから離れることとなってしまうんです。

無気力に過ごしていた中学時代…
担任の先生の勧めでオーケストラ部のある千葉県立海幕高校への進学を決めた矢先、保健室でヴァイオリンを練習していたヒロインの秋音 律子と出会い、再びヴァイオリンへの情熱が再燃して…物語が動いていきます。

たかが高校のオーケストラ…と言って侮ってはいけません。
強豪校あるあるだと思いますが、これまで諸先輩方の積み上げてきた伝統と実績を自分の代で途切れさせるわけにはいきません。
そして、そういう意識の高い人たちの集まりでもありました。
ひたすら上達に対して貪欲で、練習も決して生易しくはありません。

ずっと練習して、耳にしてきたからこそ分かる音の違い…
この作品はこの表現が抜群に素晴らしいと思いました。

激アツの物語…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、NovelbrightさんによるCantabile」
エンディングテーマは、粗品さんによる「夕さりのカノン feat.『ユイカ』」

2クール全24話の物語でした。
しっかり堪能させて頂きました。
そしてNHKの作品としての最大の魅力である中途半端で終わらせないこと…
それはこの作品に関しても然りで、しっかりと続編の制作が発表されています。
さすが安心・安定のNHKです。
続編の情報を楽しみにしていますね!

投稿 : 2023/11/12
閲覧 : 148
サンキュー:

15

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たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

【視聴完了】1期で部活外の話ばかりなのは良くない。

最終話視聴完了

3年生最後の活動となる定期演奏会はいい話になっていたが、ここに来るまで3年生の話が無かったので全然感動しなかった。
小桜の過去のいじめと青野の家庭事情や青野と佐伯のやり取りがメインだったのに3年生に焦点当てられても…

部活外のゴタゴタばかりで部活内の話が少なすぎ。
秋音が1番部活に向き合ってた感じするけどヒロインなのにいまいち影が薄いし、序盤に少し目立ってた意識高くてカリカリした女の子は何だったんだろう。
この2人をもっと掘り下げてくれた方が良かった。

話自体は悪くないのに微妙につまらない感じのアニメだった。
オーケストラを題材にしたアニメならオーケストラをメインに描くべきだと思います。
サイドストーリーがメインになってしまうならオーケストラじゃなくていいじゃんと思ってしまう。
スポーツアニメでキャラがわちゃわちゃしてるのばかりやるのと一緒だよ。
ユーフォニアムみたく1期は部活メイン、2期を人間ドラマメインにした方が良かったと思う。
2クールやってたのにオーケストラの事がよくわからなかったです。

-----------------------------------------------------------

21話まで視聴
響けユーフォニアムみたいなアニメかな?と思ったがあっちは吹奏楽でこっちはオーケストラ。
アニメ見始めるまで吹奏楽とオーケストラの違いを考えた事なかった。
聞いたことある言葉でも案外わかってないものです。


内容ですがつまらないとは思わないが面白くもなくいかんせん地味。
キャラを掘り下げるのは良いのだが部活のシーンが少ないので延々と掘り下げしてるように思えてしまう。

部活の内容に違いはあれど、ユーフォニアムと比べてしまう。
ユーフォニアムの1期は王道の部活アニメだった。
自分は王道の部活ものが好きなのでとても面白かった。
そういうものを期待してたのでこの「青のオーケストラ」はどうもコレジャナイ感がある。
オーケストラ部が向かっているのが定期演奏会というのも地味。
全国大会とか無いの?
詳しく知らないので定期演奏会の価値がわからん。

エピソード自体はそんなに悪くないのだが、キャラクターの過去や人間関係ばかりに焦点が当たっている。
異母兄弟とかいじめとか重たい話ばかりだし、少ない部活シーンはギスギスしてる。
雰囲気変えるような明るいキャラや明るい展開が無い。
どのキャラもおとなしめでキャラがあまり立ってない。
主人公はちょいちょい感情的になるけど。
見てる方にとってリラックスタイムのような時間が欲しい。
青春してるなぁみたいなシーン入れればいいのに。

それと部活に関しての悩みとかゴタゴタとかそういうエピソードが欲しいです。
努力の過程が少ないし部活内のオーディションはあっさりなので主人公がファーストバイオリンに選ばれても感情が湧かない。
主人公に対して頑張ってるなぁとか思わないよ。
親父がクズで可哀想だね。拗らせすぎな所があるね。とかそういう目で見ているので思ってたのと違う形で感情移入はしてる。
ライバルが異母兄弟でしたってドロドロ展開を数話かけてやるのも結構だけど部活動もしっかり見せて欲しい。

CGの出来が良くないし通常の作画も特別良いわけじゃない。
そこについてもユーフォニアムの方が…

この作品は部活ものではなくドラマものだと思わなきゃいけなかったのかもしれない。
ユーフォニアムみたいなのを勝手に期待しちゃ駄目だなと思いました。
比べちゃ駄目なのはわかってるんだけど比べちゃうんだよなぁ。

評価は最終話視聴後に。

投稿 : 2023/11/04
閲覧 : 178
サンキュー:

8

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とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

音は綺麗だが、曲とは言い難い

【魅力的に思った点】
・シーンや台詞、キャラなど光る部分が結構ある
・作者が描きたいことが伝わってくる

【残念に思った点】
・物語が整理されておらず、右往左往している
・外的要因に頼りすぎている
・設定が全然活かされていない

【総評】
・70点
  一言で表すなら、名作となり得るポテンシャルを持ちながら、技術不足により失敗してしまった作品でしょうか。
  分かりやすい例で言えばラストの演奏シーン。シーンとしてはとても感動的なのですが、驚くことにここで描かれている回想シーンのほぼすべてが初出し情報になっちゃってるんですよね。ここって本来は視聴者も一緒になって「あんなことあったな、こんなこともあったな」と思い返すところなので、ここだけでも作品として構成が破綻してることが明白です。もしかしたら23話と24話だけ見たほうが余分な情報が抜け落ちて満足度高くなるまであるかもしれません。
  設定周りに関してももっと活用して欲しかったですね。例えば青野の髪なんかは高校進学時など心境の変化を表すために切るべきだったと思いますし、名のあるマンモス校ならブランクのある青野が舌を巻くような秀才や天才がもっとゴロゴロいていいと思いました。
  あとは兎にも角にも主題から離れがちなことが大きいですかね。主題がオーケスラなので外的要因で問題が起こるなら部活内及び音楽関連で、逆に外で問題が起こるならそれらから派生して然るべきです。{netabare}例えば母親が倒れるなら、前者の場合→演奏会を見に来た際に倒れる→途中離脱して病院へ。後者の場合→練習でヴァイオリンが壊れて、それを知った母親がシフト増やしてプレゼントしてくれるが、そのせいで過労となり倒れる。など。{/netabare}
  前述の通り、ラストの演奏シーンはよく出来ているので、そこから逆算して作っていればもっと前後の繋がりがしっかりとした良い物語になっていたのではないかと思います。

【こんな人におすすめ】
・音楽、特に弦楽器やクラシックが好きな人
・名シーンのために物語の稚拙さに目を瞑れる人

投稿 : 2023/11/04
閲覧 : 82
サンキュー:

4

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

青春だ!テーマが絞りきれていない感あり。部活に全て収斂してしまうのは物足りない?

 最終話(24話)まで観ました。2023.10.16

 最後の演奏会、メインキャラと、お前誰?の3年生とかの回想が入りつつ演奏して、3年生引退、涙の別れで24話終了です。

 丁寧に尺を使って部活にかけた青春を描き切りました。酷かった演奏中のCGも慣れたのか少し良くなった感じです。

 真っ当な作品でしたが、やはり、物足りない感じです。孤高の天才青野君が部活を通した学校内の秩序に組み込まれただけの話でした。

 部活は、ものすごいパワーを持っています。3年間、レギュラーになれずにスタンドで踊っている高校球児を見ていると、人生の無駄使いとしか思えませんが、本人たちには成長できたと勘違いさせる装置が部活です。

 一流の人物を養成する能力は無いけど、何か不条理にも耐えられる社畜を養成する装置でもあります。

 日本社会にとって、有用だけど桎梏となっている部活…、オケ部でいくら頑張っても、将来に繋がらない…。

 そうした闇も描いた響けユーフォニアムに比べると、単なる部活と青春礼賛の物語である本作品は、深みが足りない気はします。

 部活をやって、学校に来さえすれば全て八方丸くおさまるんだよ的なメッセージしか無いのに、2クールやって、更に2期決定…。

 う〜ん…。文科省の手先が製作しているのかな?捻くれた視聴者はお断りですね。

………………………………………………………………………

 23話まで観ました。2023.10.06

 青野君の毒親問題もなんか解決して、みんなで青春します。そして、先輩達とともに3年生最後の演奏会へ…。

 2期観て、今まで色々あったなぁと思う反面、キャラが多いので中学時代の律子とハルのイジメ問題、青野と佐伯の関係、その才能に誰もが嫉妬する原田先輩、3年生の面々…よくよく考えると結構エピソードが未消化な感じもします。

 これが部活の力だと言えばそうなのかもしれません。日本の学校が部活という形で文化、運動系問わずか抱え込むのは、とにかく生徒を学校に繋ぎ止めるためです。

 多少の矛盾を抱えていても、学校にさえ来て、授業に出て卒業すればそれで良いのです。

 結果に関わらず、なんかやり遂げた感と満足感があるのが部活!上手く丸め込まれている感じもしますが、次回最終回!楽しみです。
………………………………………………………………………

 17話まで観ました。2023.08.08

 青野君、楽しく高校生活しております。部活も楽しそうです。しかし…、17話にして衝撃の事実が…!

 青野君のパパが下衆男過ぎて引くレベルです。そして、因縁のあるキャラクターが血縁関係にあるという、往年のジャンプみたいな展開に…。

 北斗の拳とかそうだったなぁとかしみじみ思い出しました。惚れた女が妹だったとか良くあったなぁと…。

 ヒッキーだったくせに割と俺様男の青野君がこれからどうなるのか、目が離せません。バイオリンは関係ありませんが…。

………………………………………………………………………
 5話まで観ました。2023.05.11

 中学生編が暗かったので、高校生編も暗いのかな?と思ったら、結構楽しい青春モノになりそうです。

 吹奏楽部やオーケストラ部は、文化系最強ブラック部活の名を欲しいままにしているので、そういう路線かな?と思いましたが、ドロドロ鬱展開は無さそうです。

 偏狭な精神主義的長時間根性練や、顧問による理不尽な暴力、使えない奴や協調性の無い奴を皆で吊るしあげていじめるとか、絶対主義的上下関係を強制するとかトラウマスイッチが入りそうな展開は勘弁して欲しいです。

 演奏パートのCGが、皆さんのおっしゃる通り、出来合いの体にお面が張り付いたような感じなので、そこはもう少しどうにかして欲しいです。

投稿 : 2023/10/16
閲覧 : 391
サンキュー:

11

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

追憶の追奏曲

吹奏楽部の練習の厳しさもしっかり描写されていたし、とても面白かった!
青野君と佐伯君の関係性が好き
そして音がとても心地よく、クライマックスシーンの演奏がとても心に響きました

この作品は女子部員目線で文化系男子主人公を描いているのでぎこちなさを感じる人は多そうです
男子はやたら草食系寄りでやりとりが女性的だし、女子同士のやり取りが自然だから女性作者かな?と思ったらやっぱり女性でした
途中、主人公を放置して律子が主役みたいになっていて、青野君の物語よりもリアリティがありましたね
スポットライトを当てるキャラクターが多く、一人一人の掘り下げが足りてないのが惜しいかな?
この尺で物語を描くならもう少し目立つキャラクター減らしても良かったかも?

【ネタバレあり】
{netabare}
・青野君の父親のエピソード
これはいらないかな? 
父親の名前出てくるたびに青野君がトラウマ思い出して話の進行止まるし、話も感じ悪いだけで面白くないし、作品全体のテンポと雰囲気を悪くしていると思う、佐伯君との関係はびっくりしたけど、これを描くためにやってきたのかって思うと微妙に感じた
特に仮入部の時に青野君目の前にしてみんなでスキャンダルの話を始めたときは嫌な気持ちになりました

・律子とハルへのいじめ
さすが女性作者・・・女子の陰湿な集団イジメがよく描かれてますねー
学校は何やってるの?

・立花さん
この子と性格そっくりな子が知り合いにいて、最初はすごく苦手だった
立花さんの態度も悪いけど、律子たちが悪口言っていじめるのも感じ悪いですね
あれだけ態度最悪だった立花さんが律子達の頑張りを認めて急に態度が柔らかくなったのも
こういう素直になると急に変わる女いるよねーって思いながら見てました
{/netabare}

投稿 : 2023/10/15
閲覧 : 285
サンキュー:

27

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人という字は人と人が支え合う

音楽物ということで問答無用で視聴開始。

【作品概要】
世界的ヴァイオリニスト青野龍仁の息子、青野一。
幼いころからの英才教育で、一流のヴァイオリニストの階段を
登っていましたが、父親の浮気で状況が一変。

ヴァイオリンも捨て、何もないコミュ障の青野が
何と関わって、どう変わっていくかの物語。

【作品に対する感想】
悪くはなかったけど、ぎこちなさが目立った作品かなと思いました。
キャラの言動が不自然。

感情移入がしづらく、心揺さぶられる作品とは
言えなかったです。

1)物語
 中学時代:捨てたヴァイオリンへの回帰
 高校時代:過去との対峙と決着
 と、2クールでそれなりの長い期間が描かれています。
 
 中学時代の物語は上手く描けていたかと思いますが、
 高校時代の方はぎこちなさが目立ったかと思います。
 で、イマイチ感情移入しづらかったです。
 ・キャラが一気に増えて、深堀が出来てません
 ・行動理由がよく分からないので、NHKの道徳番組の
  子役のような不自然な良い子キャラのような言動に見えます

 とはいえ、青野がよい仲間に出会って、
 良い方向に変わっていく物語は好感が持てました。

2)作画
 キャラデザは好みでした(特に小桜ハルがどストライク)。
 
 ですが演奏シーンがCG過ぎてぎこちなかったです。
 特に弦のビブラートはロボットみたいでした。
 
4)音楽
 OPの歌詞の演出、私的にGOODでした。
 表現方法も様々なのは分かるんですけど、なんて歌ってるのか
 聞き取れない歌もあったりするんで、助かります。
 まあ、Cantabileは十分聞き取れますけどね(^^;

 定演のドヴォ9は四月は君の嘘の時のように、
 アニメーションとの親和性が良かったです。
 


5)キャラ
 ➀青野一
  演奏技術はトップクラスですが、心の方は歳相応で、
  やらかすところも含めて好感持てました。
  間違ったと気づいた後で、ちゃんと頭を下げられるのは
  いいことだと思いますし、
  割と致命的な失言してるけど許してくれる仲間と出会えたのは
  ラッキーだったんでしょうね。

  頑張り方はとうの昔に知ってる…
  人との接し方は割と受け身ですが、
  苦手なことにも努力して立ち向かう姿勢は好感持てます。

 ➁秋根律子
  上っ面に惑わされず、本質を見てストレートに言葉にする子。
  気ぃ強い子ですが、割と好きです。
  後半出番が減ったのが残念で、中学生編のヒロインって感じです。

 ➂佐伯直
  ヤなやつポジションかと思えば、天然色強めの芸術肌の兄ちゃん。
  控えめなところが日本人より日本人っぽい感じです。
  高校生編のヒロイン(笑
  本来こ奴が青野に負目を感じる必要はないと思うんですけど。

 ➃小桜ハル
  小動物属性のおっかなびっくり。
  立ち位置的には負けヒロインなんでしょうけど、
  私的には一番の推しです。頑張ってほしいですね。

  後半、キッとした眦の表情が凄く良かったです。

6)印象深いシーン
{netabare}

 ➀ソリストと合奏
  先生にソリストしては肯定されながらも
  合奏者としては微妙な評価されてたのは
  すごく納得できました。

  超絶上手いソリストだから何でもできるんでは?
  そうじゃない場合もあります。

  青野君のレベルではないですが、実体験がありました。
  ソリストとしてずっと楽器をやってきた人がいまして、
  一人では凄くうまいんですけど、
  合奏になったら全く合わずにしばらく四苦八苦してたんですよ。

 ➁「部活の上手い先輩」と、「本格的にやってきた人」のレベル
  私の感覚は、後者は前者よりけた違いに上手い。
  青野や佐伯の原田先輩への反応は
  ちょっと違和感あるんですよね。
  原田先輩も本格的にやってきた人なのかもですけど。

  ユーフォで言ったら麗奈と香織先輩みたいな。

 ➂周りの音を意識する
  言う程簡単じゃないと思います。
  青野君の力量だから、あっさり活用できたのかと。
  周りを聞くことで却って崩れる人もいるんじゃないのかな。

 ➃母が倒れて何もできないことに気づいた青野
  気づけて良かったんじゃないかな。
  自分のことを話すのって、恥ずかしいのかもしれないけど、
  話さないと伝わらないこともたくさんありますしね。
  不器用にべらべら喋る青野と
  聞いてくれる仲間がいることに
  ちょっとホッとした自分がいました。

 ➄青野と佐伯の関係
  おやじの浮気相手の子供が自分と同い年って…
  15,6で受け止めるにはキッツい事実やね。
  佐伯が悪いわけでもないんだけど、
  当たり散らさずにはいられない…。
  青野の不条理な言動も責められんのよね。
  あのオッサン、ほぼ同時に仕込んだってことよね?
  こういうだらしない人は、他が凄くても人としてどうなん?
  って思ってしまいます。
{/netabare}

投稿 : 2023/10/15
閲覧 : 71
サンキュー:

14

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

さ、く、がぁーーーーーーーーーーーーーー!(笑)

原作未読(2023.10)
まぁタイトルはあまり気にしないで下さい(笑)。
どうしても、直近視聴の作品のレベルとのギャップがそのまま印象として残ってしまうので・・・。皆さんもボンズさん、マッドハウスさん、京アニさん、動画工房さん、クローバーワークスさん等のあとはお気をつけ下さい(まぁ同時期3作受注とかの場合はお察しですが・・・)。
とはいえ、演奏部分の3DCGはともかくそれ以外はお世辞にも褒められたものではありませんよね。老舗の日本アニメーションさんですが、うーんやや昭和臭のする安定感の無さは残念です。OPのキャラ作画レベルなら申し分なかったのですが・・・大体いきなり鼻血出してティッシュつめる穴が逆ってどうよ?ちゃんと確認くらいしろよ!(笑)
クラシック系の物語だと「響け!ユーフォ」「ピアノの森」「4月嘘」「のだめ」なんかが思い当たりますが部活青春群像劇的な部分で見ると「響け!ユーフォ」との比較が一番近いのかも知れませんね。物語も演奏も登場キャラも「ユーフォ」と比べて悪くないんですが、多分、心理描写とか原作より雑。そして作画ーーーーーーーー!
後期の3年生が引退してからの、物語が楽しみです。作画はもう無理でしょうけど・・・)。後期が「ユーフォ3」と時期が被らない事を祈ります(笑)。

私のツボ:加害者側になる事を気にもしないマスゴミ

投稿 : 2023/10/14
閲覧 : 153
サンキュー:

8

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

だらだらと続けた2クール。

詳細は公式サイトでも。

小学館『マンガワン』『裏サンデー』にて連載中の阿久井真さんによるコミックのアニメ化作品です。制作は「やくならマグカップも」などの日本アニメーションです。

老舗アニメ制作会社で、かつては「世界名作劇場」を数多く手掛けた日本アニメーションですが、最近では上記「やくならマグカップも」や、いくつかの共同制作に入るといった感じ。んで、その「やくも」も古くさいキャラデザ、作画で今風じゃないなぁという感じ。

ですが、初回を観て「やればできるじゃん」と。

冒頭の主人公がヴァイオリンを弾くシーン。いい作画でした。や、のっけからキリッとした線で描かれたキャラの作画が良好だったので、日本アニメーションと聞いて、マジかってなりましたね。

話は、うん。まあ初回ですし、今後が気になる展開ではあります。ただ、やっぱり誰もが感じるでしょうけど「四月は君の嘘」っぽいよなあと。

バイオリンの天才少年だった主人公が、ボーイミーツガールでオーケストラに…という話になるのでしょうから、OPでそんなボカロ曲のPVみたいな映像にしなくてもいいのにと思っちゃいました。しかもさ、口の悪いやつなら「ハウトゥー世界征服」のパクリだとかいい出すレベル。

ED、まさかの霜降り明星・粗品さんの楽曲。まあ、ボカロやってますもんね。ていうか、OPEDともボカロ関連って、なんでしょうかねえ…

話としては王道といえば王道。手綱をNHKが握っているだけに、高品質な作品になるかもしれませんね。期待します。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
今回はアスカの過去が語られます。
「嫌い、嫌い、みんな大っ嫌い!」
という感じで、アスカはいじめの濡れ衣を着せられ、保健室登校になっています。そんな事情も知らず、シンジくんは友達いないのかとか言ってしまいます。

「ねえバカシンジ! あんたバイオリン弾きなさいよね!」
ってな具合で、バイオリンを弾くように迫りますが、シンジくんはチェロではなくバイオリンの音色は、浮気をして?離婚して出ていった父親の音。それがトラウマで弾くのをやめてしまっています。

でも、アスカの楽しそうにヴァイオリンを弾く姿に、実は羨ましがっていたということに気づくシンジくん。ついにアスカの前でパッヘルベルのカノンを弾いてみせるのでした。

という2話。

やー、さすが加隈亜衣さん、お見事です。
完璧に宮村優子さんを完コピ。キャラデザも相まって、アスカにしか見えないですね。というわけで、この文章のタイトルも変更です。

さて、次回はどうなるのでしょうね。なんか、幕張総合高校の吹奏楽部を観るみたいですが。いつ「あんたバカァ!?」が飛び出すのかも楽しみです。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
まあ、確かに演奏シーンのCG浮きは酷いですね。

ただまあ、ストーリーは部活動モノの王道中の王道といった感じ。展開が遅いなあという気はしなくもないし、余計なカットイン(しかも静止画)が多くて、まどろっこしいという印象は拭えません。

造りとしては、なんだろう。バイオリン版「タッチ」といったところかな。少しずつメンバーを増やしていき、ライバルのような存在を出し、集団競技を作り上げていくといった共通点がありそうです。

時流に合わない古くささを感じさせるのは、NHKと老舗・日本アニメーションの組み合わせだからでしょうかね。そのぶん、手堅い作りではある気がします。土曜の夕方に放送というだけあって、お子様にも安心。

深夜アニメに慣れてしまった大きなお友達には、ちょっと物足りないと感じるかもしれないですね。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
いやその、なんていうのかなぁ…

ストーリーは文句なく面白いと思うんですけど、制作レベルの低さが足を引っ張りまくっている感じがしてしまうんですよね。

たとえば、無意味な風景のカットイン。
これが長くて(尺稼ぎ?)、しかもたいした作画でもないから目について仕方ないです。学校のオブジェとか、校舎の造形とかを漫然と写して、それにセリフを重ねるシーンが何度となくあるんです。

会話の掛け合いとかも、なんか微妙な間があって、それが積み重なって違和感になっている印象。これも尺稼ぎなのかもしれないですね。

そういった作品の本筋と関係ない部分で雑音が多すぎて、ストーリーもそんなに面白くないんじゃないかと思わされてしまうという。邪魔にならないレベルの作画、演出であれば文句ないのに、今のところ完全に邪魔をしている感。

もったいないというのが本音です。本作を京アニが担当していたらと思うと、なかなかねぇ…
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
もっさりもっさり進行しています。
ぶっちゃけ、ハルのいじめの過去エピソードに2話もかけないでよ。ただまあ、最後に夜の公園でハルが「G線上のアリア」弾いて、それが特殊EDになるという流れは良かったと思います。

そして、いよいよ作画がのっぴきならない状況になってきましたね。アスカの顔のバランスが微妙になってました。ヒロインのキャラデザぐらい頑張りましょうよ。
{/netabare}
=====第12話視聴後、追記です。
{netabare}
もっさりした展開も、良く言えば“丁寧”。1クールのオーラスとなる今回、ここを山場に持ってきたかったということでしょうね。うん、よかったと思います。

定期演奏会のオーディションを勝ち抜いた青野。でも、“滝先生”は手放しでは褒めません。むしろ、コンマスになることを期待しているからこその厳しい言葉をぶつけてきました。

まあ、ね。モチーフが一緒だから、どうしても傑作「響け!ユーフォニアム」と比較されちゃいますよね。でも、これはこれで悪くはないストーリーでした。

連続2クール、全24話の折り返し。
少なくとも、継続断念する理由はないですね。面白いです。ひどいCGにも慣れてきました。
{/netabare}
=====最終話視聴後、追記です。
{netabare}
24話もやってきて、結局は定期演奏会で終了という。サクサク進めればいいというものでもないとは思いますけど、いくらなんでも24話もやって、なんらかの大会に出場するところまでいかないのは、だらだらとサイドストーリーに終始していたからにほかなりません。

最終回なんて、「新世界より」の第4楽章までフルでやっただけですからね。それで、本編にも出てこなかったサブキャラの回想を見せるってんですから…

特に部長が2年生のチャラ男を叱るシーン。いや、こんな最後についでみたいにやらないでくださいよ。

なんていうのかなぁ。たぶん原作は面白いのだと思います。それは感じるんですよ。でも、アニメとしての作りが成功したとは言い難い。それは、話をどこまで進めるかとか、どこを強めに見せたいかといった構成的な問題。あとは作画。大事な最終話を1話まるまる「新世界より」で使う余裕なんてないはずなんですけどね。

まあ、NHKだから、当然ロングスパンで制作されるのでしょう。続編含みというか、もちろん2期ありきで制作されていたのは言うまでもないでしょう。だから、こんだけ余裕かましてだらだらと構成できたんでしょうね。
{/netabare}

投稿 : 2023/10/13
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7

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青臭い心の振動が響いてくる

一度はバイオリンを辞めた元・天才少年は、高校でオーケストラ部で再び演奏し始める。
そこで心を通わせる中で生じる様々な葛藤や成長を描く同名青春群像コミック(未読)のNHK Eテレ連続テレビアニメ化作品の1期目(全24話)


【物語 3.5点】
シナリオのバランスとしては音楽作品で青春しているというより、
青春している少年少女が音楽やってる。
そこを割り切れた視聴者などとだけキャッチボールが成立する、ハマるゾーンが狭い青春アニメ。
私は割り切れたので、また岸 誠二監督、構成・柿原 優子氏の『月がきれい』タッグは波長が合うのか、結構、満足度は高め。


序盤から主人公・青野一(はじめ)の中学時代から掘り下げ、海幕高校オケ部のエピソードが始まるのは3話から。
深掘りすると決めたキャラ回では主人公以外でも例えば{netabare} 律子やハルが経験した中学時代のイジメとトラウマ{/netabare} など、
演奏は二の次にして思春期の心の揺れ動きにフォーカスし続ける。

音楽アニメとして期待したら青春エピソードが重た過ぎて入り込めない可能性大ですし、
部活アニメとして期待しても、キャラ掘り下げに尺を使い過ぎて2クールかけて、3年生最後のとは言え定期演奏会1回終えるが精一杯。
コンクールはどうしたwとなりかねません。

大体、青野や佐伯の昼ドラ並みにドロドロな過去なんて、音楽アニメに必要なの?
と問われたら、必須ではないですよねと答えるしかないです(苦笑)

ただ必須じゃないんだけど、様々な青春を生きる少年たちが、
言葉にならない想いをぶつけられるのが音楽。
性格が違う者同士でも合奏すれば一つになれる。
だからクラシックは時代を越えて何度も奏でられる価値がある。

青春の中で音楽をどう位置づけるかの整理はできている作品だと思います。

終盤21話、{netabare} 野の父・龍仁{/netabare} によるバイオリンは振動が共鳴し音を出す楽器。
心にも振れ幅があればあるほどよりいっそう音は豊かになる。
この音楽観は作品のあり方やテーマも代弁していると言えるでしょう。

あの回は青野が部活の青春を通じて心を開いて来た成果が、
過去の捉え直しを通じて感じられる。
本作らしい主人公覚醒回として印象に残っています。


21話までは物語4.0点だったのですが、ラスト2回に亘る定演回が思ったよりグッと来なかったので3.5点に。

演奏会自体はタップリ尺が取られているのですが、合奏は群像回想劇等のBGMに使われる構成。
本作を青春アニメとして割り切っている私にとっては音楽を脇に回す構成そのものには不満はないです。

ただ、その回想等の内容がサイドストーリー感があるシーン多めで、感動が脇に分散した感じ。
{netabare} コンマス原田先輩に、お前自分に甘いだろ?と喝破された羽鳥{/netabare} の件など、中々の良シーンもあるにはありましたが。

せっかく尺を費やして衝突も繰り返して青春して来たのなら、
多少重複しても良いので、メインエピソードの熱量をダイレクトに伝える回想シーンをピックアップして欲しかったです。


私の心に一番響いた演奏シーンは、定演ではなく意外と8話のバッハ「G線上のアリア」だったり。
{netabare} 律子とハル。{/netabare} 心の傷を共有する者同士が、2話分の尺と言葉を尽くしてもなお言い表せない想いを月夜に向けて音色に乗せて響かせた。
青春作品で音楽をやる意義を感じたワンカットでした。


【作画 3.0点】
アニメーション制作・日本アニメーション

物議を醸した演奏シーンでのCG。
CG自体のクオリティは悪くはない。
むしろ大人数による息が合ったオーケストラの迫力を演出できる利点もありますし、
表情描写まで対応して好感できる部分もあります。

ただ途中まで手描きで演奏する人物を描いておいて、唐突にCGに変わるのには違和感を覚えます。
CGに切り替わる度に、視聴の集中が切れる。
それだったら、いっそ楽器持ってる人間は全部CGにしてと何度も思いました。

日常シーンでの作画カロリーの著しい低減具合から見るに演奏シーンまで手描きで行けるだけの作画兵力は恐らくない。
だからと言って、フルCGアニメにするだけの技術力があるとも思えない。
全体的に制作体制が脆弱だったのではと言わざるを得ません。


このままだと作画基準点割れは必至ですが、どうにか3.0点キープしたのは、
ブルーを強調した画面作りが、私の好物だったから。
校舎から、制服から、主題歌アニメーション、主人公の髪色、名字まで青尽くしの多幸感。
ブルーがCGへの切り替えで切れかけた私の集中力を繋いだ命綱でした。


【キャラ 4.0点】
天才バイオリニストの父との愛憎を抱える主人公・青野一。
ドイツからやって来た宿命のライバル・佐伯直。
多少言葉をぶつけ合っただけでは解決しない。本気で喧嘩しないと分かり合えない。
2人を筆頭に、1話分のキャラ回では処理しきれない豊富な設定量で
(一部視聴者を胃もたれさせつつw)
心で響かせる音楽を表現。

その設定量が、脇に至るまで敷き詰められている辺り、
本作が心を重視していることが伝わって来ます。
終盤、{netabare} 武田先生の柔道部時代からオケ部での青野父との青春{/netabare} まで掘り下げられたのには舌を巻きました。

私が地味に好きなのは秋音律子と立花静の関係性。
初心者に苛立つ経験者というよくあるギスギスの構図なのですが、
{netabare} 初心者・律子が中学時代に相容れない他者と衝突するばかりだった苦い経験を経て、
同じ轍を踏むまいと懐の深さと成長を見せる辺りが、{/netabare}
コクが深いカップリングだなと思います。


【声優 4.0点】
主人公・青野一役の千葉 翔也さん。
本作では時に声を荒らげて本音をぶつける熱い演技も交えて、
貧弱な作画ではカバーし切れない心の葛藤も好表現。

岸 誠二氏が共同監督を務めた『よう実』でも主演したチバショーならば観るというのが、私の主たる視聴動機に。

チバショーの相手になった佐伯直役の土屋 神葉さん。
序盤は繊細な美少年ボイス中心でしたが、以前主演した『ボールルーム~』でも熱情をぶつけて来た土屋さんとなら、
ライバル舌戦もヒートアップするに違いないとの期待も私の視聴を後押し。
そして、2人は期待通りの掛け合いで魅せてくれました。


【音楽 4.5点】
作中クラシック曲は洗足学園フィルハーモニー管弦楽団を基軸に、
キーキャラクターの演奏にはプロのバイオリン奏者も当てて再現。
その演奏で主人公や周囲の人生を翻弄した青野父の奏者には、米国の世界的奏者・ヒラリー・ハーン氏を招くなど、
奏者とキャラの格もグローバル規模で調整。

個人的にMVPだったのが初心者・秋音 律子の演奏を担当した山田 友里恵さん。
下手くそなんだけど、何か心を動かされる。青野も思わずまたバイオリン弾きたくなっちゃう。
このさじ加減が絶妙でした。


クラシックにはそれほど詳しくない私でも聞いたことある曲ばかりだったのが親しみやすかったです。
特にライバルとの決着を付ける曲などとしても頻出したドヴォルザーク「交響曲第9番『新世界より』」第3楽章は、
この夏の私の作業用BGMとしても重宝しました。


OP主題歌はNovelbright「Cantabile」
鬱屈から立ち上がる歌詞世界に合わせて、ストリングスもアレンジしながら高揚感を表現した良作青春ソング。

ED主題歌は「夕さりのカノン feat.『ユイカ』」
お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんが作詞・作曲を担当。
痛切さもあるOPとは対称的に楽しげなムードのED。
例え本編が修羅場でも、EDで音を楽しむと書いて音楽を感じられる貴重なひと時を提供。

ネタ作りに作曲と創作に貪欲なお笑い芸人のバイタリティーには圧倒されます。


【付記】
放送終了後、2期制作も発表。

メインキャラの過去の問題には概ね解決の道筋がついたと思われるので、続編はもう少し音楽、部活アニメ寄りにシフトするのでしょうか?
もっとも青野、律子、ハルのトライアングルに引火などしたらまた別でしょうがw
いずれにせよ続編視聴の機会があれば方向性を示すサインは見逃さないようにしたいです。

あとは作画兵力をもう少し増強していただければw

投稿 : 2023/10/12
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23

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

最終回の演奏の見せ方がこの作品を象徴している。

「新世界より」を新たな高校生活に仮託して、演奏時に想いを馳せるというのは、誰でも思いつく展開だよなあ、と思っていたので意外ではありませんでした。つまり、普通の終わり方でした。

 最終回なので、演奏にモノローグを乗せるのは邪魔ですけど、そうしないと物語にならないのは理解します。
 しかし、「のだめカンタービレ」でこの演奏の時間が終わってしまうのが残念だ、というモノローグそのままじゃないですか。それまでのドラマが個人的でオーケストラとしてのストーリーが弱い分、そのモノローグには違和感がありました。このオーケストラにそんなに思い入れするほど何かあったかなあ?と。

 で、第4楽章は黙って聞かせてほしかったなあ…せめて心情のモノローグかカットイン程度に留めて欲しかった。この辺はやはり「響け!ユーフォニアム」の1期最終回の見せ方を見習ってほしかったです。

 で、指揮者のドヤ顔。このドラマの最後の演奏で最後はそのクローズアップが正しいの?誰の物語?指揮者の物語?まあ、いい演奏ができたという表現なんだとは思いますが…

 原作はどうか知りませんが、やはり音楽アニメとしてCGを含めて、演奏の見せ方に不満が残る作品でした。

 さて作品です。部活ものとしては苦難がないとドラマにはならないでしょう。が、あまりにも苦労の作り方が、家族とか場外なんですよね…音楽に対する情熱とか、オーケストラ=いろんなパート、いろんな人がいて、その調和というドラマが必要だったのでは?指揮者の教師が強すぎて、その辺があいまいだったですね。

 楽器にそれぞれのキャラの意味性をのっけるようなキャラ付けでもないし…題名の「オーケストラ」に何を感じればいいのか全く分からないということと同様、最終回の演奏で何が言いたいのかさっぱりわかりませんでした。

 まあ、あまり深く入り込んでみていたわけでは無いので、これくらいで。演奏楽しみにしていましたが、本作に対する不満と同レベルで演奏の見せ方に不満は大きかったです。
 音楽の評価は5でしたが、最終回の不満の分、マイナス1で4とします。




以下、視聴時のレビューです。

4話 型通りの平凡な音楽もの。普通に面白いです。CGは気持ち悪い。

{netabare}  4話まで視聴。肝心の音楽が本格的に始まったらレビューしようとおもってたらここまで来てしまいました。
 音楽の漫画・アニメってなんで親との確執がいるんでしょうね?四月は君の嘘、ユーフォのあすか先輩、ましろの音…はおじいさんでしたっけ?のだめのイケメンもそうでしたっけ?何となく導入の雰囲気も似ています。
 音楽ものって、スポコン構造になるから型がきまるんでしょうか。男女混成になる分、恋愛要素も取り入れやすいし、病的な性格や家庭問題とも芸術との兼ね合いで絡みやすいのもあるでしょう。

 つまり型があるので、音楽の漫画・アニメって導入はみんなそこそこ面白いんですよね。そして本作も例外ではなく、導入はなかなか面白いです。この先がライバルとの切磋琢磨だけなら凡百な作品になるでしょうけど。話の雰囲気的に主要登場人物の音楽と家庭・性格の問題をクローズアップして解決するのでしょうか。

 要するに今のところ意外性はないですけど、普通に面白いです。できれば2クールで…といいたいですけど、無理かなあ。NHKならワンチャンあり?よくわかりません。

 で、アニメなんですけど、普通のパートはまったく問題なく見られていたんですけど、オーケストラのCGはなんとかしてほしい。あれは駄目でしょう。一番肝心の部分ですからね。

 あと海幕高校って海浜幕張の幕張総合高校がモデル?だとすると俺ガイルの稲毛高校の近くの意識高い彼のいる高校と同じ高校…かな?{/netabare}


5話 断念時のレビュー。

{netabare}  すみません。話がどうこう言う前にCGが生理的に無理です。不気味の谷の底っていう感じです。オーケストラならまだそういうものだと思って我慢しましたが、メインキャラの単独の演奏であれじゃあ…せめてOPぐらいの出来なら…秋音律子とか可愛くつくってるじゃないですか…

 まあ、もうしょうがないですね。NHKが技術協力したんでしょうか?話ではないので原作者さんのせいではありません。ただ、今週の展開でかなり平凡感はありましたけど。

 これから先、CGやめて止め画…いやイラストボードにしたらいいのでは?演奏がよければそれだけで一つの作品になりますよ?
 浅い回の断念は通常評価はデフォルトにしますが、作画だけかなり低めに付けさせてもらいます。{/netabare}


12話 追記です。「新世界より」やるのかあ…音楽だけ聴こうかなあ…

{netabare} Dアニメの12話のあらすじで「新世界より」の文字が。「新世界より」は私のもっとも好きな音楽です。生まれて初めて買ったクラッシックがこれと「くるみ割り人形」だったなあ。両方ともカラヤンです。
 高校生の頃は夏の夕方とかに聞くのが大好きでした。今でも年に10回くらいは通しで聞くくらい好きです。

 音楽「だけ」はこの作品いいので、ひょっとしたらそこだけは見るかもしれません。しかも第3楽章をクローズアップしてるみたいです。いいですねえ。バイオリンソロの主旋律も。
「響け!ユーフォニアム」では麗奈が第2楽章をやってました。あれはペットの響きがカッコいいので、そういう選曲はさすがです。
 そして「新世界より」は、高校生くらいが一番憧れる曲なのかもしれません。なんか、分かりやすいです。映画音楽みたいでカッコいいし。

 なお、ついでに話をポツポツと拾いましたが、話進んでねー…断念して良かったかも。というか、皆さんのレビュー読ませてもらいましたが、レビューもあまり進んでいない気が…{/netabare}

14話の前半の練習は良かった。音楽がいいとCGは(多少)許せました。

{netabare}  あとで音楽集は出してほしいですが「新世界より」第1楽章の練習を聞かされるとちょっと鳥肌でした。風邪をひいてしまうのではと言うくらいゾクゾクしました。

 何気にですけど、後半の第3楽章のバイオリンの練習もああいう形で聞くことがないので、良かったです。ただ、音楽の時間が短すぎです。もっともっと聞きたいです。

 この作品、オーケストラに青春をかける的なドラマとしては、残念ながらあまり琴線にはふれませんでしたが、音楽はいいですねえ…といっても、私、中学生の演奏だとしても好きな曲なら感動してしまう程度の耳なので、偉そうなことは言えませんが、14話の練習風景は非常に良かったです。

 CG受け入れるので、音楽パートをもっと下さい。

 なお、断念した、にしてますが、お話は多少追ってますが、ほぼ見てないので。音楽はしっかり聴かせてもらいます。 {/netabare}



23話 「新世界より」を演奏するということで毎週チェックしてきましたが、音楽を描きたい作品なんでしょうか?

{netabare} 例えばふざけているように見える「のだめカンタービレ」が名作なのは、才能とオリジナリティ、練習環境、師匠と弟子、恋愛と表現、演奏会とは?音楽大学とは?そういったものが丁寧に描かれていて、音楽とヒューマンドラマが相互に絡み合っていました。

「響け!ユーフォニアム」になると、スポコンものっぽく、多少「音楽の練習、表現論」と言う点で物足りなさはあるものの、モチベーション、定期演奏会に対する取り組み方、自分を確立するような表現があって、それを上手くブラスバンドの部活と絡めて表現していました。
(1期だけの評価。2期は本作と同じ。ヒューマンドラマ化しました)

 さて、本作です。本当に音楽が描きたくて描かれていますか?と聞きたくなります。前半でこそソロのうまさとファーストバイオリンの違いみたいなところはありましたけど、それだけだしなあ。
 父親の関係がどうのこうのとかなんかホームドラマで良くね?という話です。

 その姿勢はアニメを見ていると感じられますが、フルの演奏がほとんどありません。上にあげた2作と比較して極端に演奏シーンが少なくないでしょうか?そもそもCGが噴飯ものですけど。つまり、演奏をマンガ・アニメ表現として見せたいと思っていないということです。

 たまたま私が「新世界より」が好きだったので、楽しみにしていましたけど、出てくる音楽が「くるみ割り人形」に「四季」に「カルメン」って…まあ、好きなんですけどあまりにメジャー中のメジャーです。これでは原作者が交響曲を愛していると思えませんし、生演奏を楽しんでいる人の作品ではない気がします。しかも、2クールのアニメでフルで演奏見せないとかありえないでしょう?1クールのユーフォですらあれだけ音楽に尺使ったのに…

 マンガ作品ですから、すべてにおいて経験や愛着が必要ではありません。脳みそで舞台設定をしてテーマを決めて描けるのがマンガのいいところです。ですけど、この作品からは何か「このテーマのマンガが書きたいという」熱いものが伝わってきません。つまり取材不足か音楽への興味が薄いのか。原作者の熱量がヒューマンドラマに向かってしまっている気がします。要するにBLに見えます。
 しかもそのドラマが薄いというか…この程度のドラマなら1クールで結末つけてよ…と言いたい感じです。音楽が上手くなるのが要するにメンタルの問題に帰結しているだけだし。

 新世界よりは全部で46分くらいだと思いますので、2話で全部演奏してほしい。{/netabare}

投稿 : 2023/10/11
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16

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作画崩れ等多少文句はありつつも内容は良く面白い

1回感想 4.1 文句なしに面白いので楽しみです。岸誠二監督にも期待
音楽ものですね。
音楽ものには四月は君の嘘や響けユーフォニアムといった傑作があるのでつい期待感が高まってしまいますね。
まあ音楽があるという点で、音楽ものとアニメは相性が良いのですよね。

音がなかった漫画からはクオリティが高まることがほぼ保証されるわけで。
動きがあるのに原作より劣っていることが多々ある中で、まず原作より良くなるというのは凄いことですね。

とはいえ音楽以外が良いかどうかはやっぱりアニメの作り次第なので、どうなるかですが… 岸誠二監督ですか。
私はこの方は名監督の一人だと思っているので期待感が高まりました。

内容は普通に面白くキャラにも共感できました。
ヴァイオリンを教えてくれた父がそんなクズならヴァイオリン自体嫌になるのはそりゃそうですね。
頑なな主人公の心をヒロインがどうほぐしてくれるか、気になります。

文句なしに視聴継続。楽しみです。

全話感想
うーん、当初期待からすると、ちょっとあれっという感じかな。
途中作画崩れがあり微妙でした。まあそこは目をつぶるにしても…
いや、基本的には音楽も良く、悪くは無いのですが…。
後はオーケストラですからね。
優れた個人が居ても突出して目立ってもいけないですし…。
また作中殆どは練習で、実際の演奏の機会はほぼ最後に限られていたというか…。

後は作中のトラブルについて、いや中学生の男子が親が起こした問題に苛つく気持ちなど当然だとは思うのですが、うーん、でも完全に共感できない状態の視聴者からすると面倒に思えましたね。
一番のクズは間違いなく父親なんですが、それを佐伯君に当たり散らしたり… うーん、いや気持ちはわからなくも無いですけれど。でも、冷静に考えれば生まれた子はむしろ被害者であって当たり散らして良い相手じゃないですよね。
でもまあ、当たり散らす気持ちもわかるはわかるんですが…。

まあとにかく、モヤモヤする展開も多かったですね。序盤のいじめからして、まあいじめたヤツがきっちり報いをうけるようなことも無いですし仕方ないんですが…。
まあ、なんかもやもやする展開は多く、思ったほど面白くない印象になったかも。
あれ、不満ばかり言いましたが… でもまあ、それも青春、ということで、少年少女の悩みやらぶつかり合いやら、もちろん面白い面もちゃんとあったので最後まで見たのでした。
でも2期決定と聞いてそこまで嬉しくはならなかったので、やっぱり手放しに好きだったわけでは無いようです。

投稿 : 2023/10/11
閲覧 : 282
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6

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

鬼太郎にしか見えん

原作未読。不愉快な家庭環境はストーリー上必要なの?。気持ちよくコンマスを競る話で良くない?不倫で家を出てった経緯も分からんし、能天気な母親もある意味毒親。あれだけ有名なバイオリニストなら充分な慰謝料と養育費は取れるはず。だから凄い貧乏設定も意味不明。青野くん、すごい悲劇のヒーローすぎて佐伯も被害者である視点が欠けている。とにかく音楽以外の出来事が浅く、青野の髪型も不快だった。

投稿 : 2023/10/10
閲覧 : 87
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4

CrpfA13147 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニオリもしっかりとしていて感動

演奏シーンのCGは他のアニメにはなく、最初少し慣れなかったが自然と演奏に聴きいるほどの凄さ。一つ一つの話に蛇足がなくとても完成されていた

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 88
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0

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待してただけに・・

期待してただけに・・ すこし 残念 ・・

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 65
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2

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

オケと直接関係の無い、場外の不幸話ばかり

高校オケ部が舞台の作品ということで、視聴前は音楽アニメとして期待していたのですが、始まってみると演奏シーンが少ないうえ、登場人物達の悩みや葛藤の話ばかりで明るい話が少ないので、視聴していて楽しくなかったですね。
ラスト2話はそれまでの分を取り戻すかのように、ほぼずっと演奏シーンでしたが…。

私が作品タイトルから想像した内容とはかなり相違がありました。
不幸話は青野君と佐伯君だけで充分で、秋音さんや小桜さんまで不幸な過去を作る必要は無かったと個人的には思います。
実は音楽アニメではなくて、家庭環境やいじめがテーマの社会派アニメですか?
音楽でもスポーツでも主人公がそれ自体の壁にぶつかり、悩み、葛藤し、成長していく作品は面白いと感じますが、場外の不幸話を持ち込んで主人公がそれに振り回される話が続く作品は好みではありません。

2期が決定したのでまた視聴しようとは思いますが、主人公の青野君が感受性の強いネガティブな性格なので、あまり期待できないかも。

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 93
サンキュー:

10

meimei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

派手さはないけど面白い

ランクインするような派手に魅了する面白さはないけど観てると面白いです。
音楽あり青春ありドロドロありと月ドラのような展開ですね。

投稿 : 2023/10/08
閲覧 : 55
サンキュー:

1

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

CGはやめーい!

演奏シーンを作画って楽器等の音楽的知識も必要だし、単純に作画量的にもキツイのわかるけど――
――やっぱCGは受け付けないな……。

もしこれを手書きの作画でやってたら名作は間違いないとは思うんだけどな。
ストーリーは文句ないしね。

投稿 : 2023/10/06
閲覧 : 80
サンキュー:

3

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

某吹奏楽アニメの足元にも及ばない

ヴァイオリンの非凡な才能を持ちながら、
父親の影の影響で辞めてしまっている主人公。
どうやって復活するのか、というお話かな。

褒めるところが演奏しかない。音だけね。
映像の方はちょっとね・・。
演奏部分をCGで作っているのだが、モーションがしょぼすぎる。
体が動かずに腕だけ動かしたら、違和感アリアリ。
ロボットじゃないんだから、もう少し工夫して欲しい。
動きもそうだがカメラワークが単調でつまらない。
「響けユーフォニアム」を参考にして欲しいと思ってしまった。

全体的に単調な演出。
なんでこんな淡泊な感じになってしまったのか。
せっかく青春の1ページを描いているのに・・
家庭の軋轢を抱えて高校生活を送っているのに・・
葛藤のドラマをこんな淡々と描いてていいのか?

2クール、全24話のようだが、ここまでは高い評価ができない。
後半の盛り上がりに期待します。

10/4
後半になっても、特にいうべきところがない。
何書いても批判になってしまいそうなので、やめときます。

投稿 : 2023/10/04
閲覧 : 318
サンキュー:

7

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青のオーケストラのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

青のオーケストラのストーリー・あらすじ

バイオリニストの父の影響で中1まではコンクールで活躍していた青野一(あおの・はじめ)。父親が家を出たことでバイオリンから離れ、無気力になってしまう。しかし、中3の秋に秋音律子(あきね・りつこ)と出会い、初心者の彼女にバイオリンを教えることで再び音楽と向き合っていく。 音楽の楽しさを再確認した青野は、秋音とともに強豪オーケストラ部のある海幕(うみまく)高校に入学。ライバルや仲間たちと切磋琢磨し、自分自身や過去と対峙し才能に磨きをかけていく。青野だけでなく、家族や才能をめぐるさまざまな悩みを抱える部員たち。それぞれに乗り越えながら、定期演奏会に向けて自分たちの演奏をともに作り上げていく。音楽で心を通わせていく、青春群像劇。(TVアニメ動画『青のオーケストラ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

声優・キャラクター

青野 一:千葉翔也
秋音 律子:加隈亜衣
佐伯 直:土屋神葉
小桜 ハル:佐藤未奈子
山田 一郎:古川慎
立花 静:Lynn
羽鳥 葉:浅沼晋太郎
原田 蒼:榎木淳弥
青野 龍仁:置鮎龍太郎

スタッフ

原作:阿久井真
監督:岸誠二
シリーズ構成:柿原優子
キャラクターデザイン:森田和明
音響監督:飯田里樹
音楽:小瀬村晶
アニメーション制作:日本アニメーション
制作・著作:NHK NHK エンタープライズ 日本アニメーション

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