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「NieR:Automata Ver1.1a[ニーアオートマタ](TVアニメ動画)」

総合得点
69.3
感想・評価
171
棚に入れた
631
ランキング
1851
★★★★☆ 3.5 (171)
物語
3.3
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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NieR:Automata Ver1.1a[ニーアオートマタ]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

ぶっ飛んでる

アダムとイヴの最後、9sがまた死ぬことで、序盤で死んで記憶がなくなったことが効く。

レジスンスもアンドロイドなんだなとか。やっぱり人類はもういないんだなとか。自然にわかっていくのが良い。

機械生命体の存在意義とか考えさせられる。

これゲームだったらやりたいなと思ったが、ゲームなんだね。

第2クール、ナインズと呼んでてほっこりしたと思ったら、意外と2Bも敵かよという感じになり、即殺されるとか、もうついていけないほど激しい展開。

2話目で9sとの関係が明かされる。まじかよ…9sと呼び始めた理由の解釈が変わるわ。

2号とリリィのエピソード。とんでもない。

その後、終盤はめちゃくちゃ。

人類の将来ってこんな感じかもなと考えさせられるリアルさもある。

色んなエンディングを味わえる最後もよくできている。

投稿 : 2024/11/15
閲覧 : 21
サンキュー:

0

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感情は持たないでください。ヨコオタロウが描く世界が残酷すぎるから…

『ニーア オートマタ』(NieR:Automata)の原作ゲームは、プラチナゲームズ開発、スクウェア・エニックス販売のアクションRPG。
アニメ1期は全12話(2023年)。監督は『ブレンド・S』の益山亮司。シリーズ構成は、本シリーズの生みの親であるゲームクリエイター・ヨコオタロウと、本作の監督である益山亮司。制作は、『86』、『リコリスリコイル』などのA-1 Pictures。2期全12話で完結。
(2024.10.18 2期視聴後に加筆修正 11.3 推敲)

【あらすじ】
西暦5012年、人類は、突如、エイリアンによる襲撃を受け、彼らが繰り出す兵器「機械生命体」によって月へ退避。人類は、アンドロイド兵士による反抗を開始するものの、戦況は数千年に渡り膠着。
そして、西暦11945年、この状況を打破する決戦兵器として新型アンドロイド兵士「ヨルハ機体」が開発され、ヨルハ機体2Bと9Sは、機械生命体との戦いに投入されるのだった…


【原作ゲームとの違い】
本作のタイトルに含まれている「Ver1.1a」とは、ゲーム内エンディングの種類を表していて、そもそもゲーム内エンディングと異なるパターンであることを意味しています。

他にも、ゲーム内でレジスタンスのリーダーであったアネモネは、舞台・漫画『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』に登場するリリィに変わっています。

本作は、大筋のストーリーの流れがゲームと同じでも、その大まかな流れが変わらない範囲でアニメオリジナル要素の変更点が結構あります。
したがって、既存のゲームファンも楽しめる内容になっていると思います(※初見で理解することは難しいかもしれないので、本作の視聴前にYoutubeなどにあがっている「ゲームストーリーのまとめ動画」(約2時間)を観た方がいいかもしれません。)。


【膨大な設定を持つゲームをアニメ化することの難しさ】
特にゲーム原作のアニメについては、ゲームの膨大な設定をアニメの尺の都合で全部表現できないという難点を抱えていると思っています。

一応本作では、その情報を補完するため、各話の終わりに2Bと9Sの人形による「ゆるーい補足説明」がありますが、大まかな世界観の設定の説明だけなので、完全に理解しようと思うと全然足りません(笑)

もっとも、アクションシーンもあるので、ある程度は知らなくても楽しめるとは思いますし、ゲームの大まかな流れを知っていることを前提とするアニメも正直どうかとは思います。

しかし、本作にはそれを補って余りある魅力がありますし、特にアンドロイドたちの過酷な運命にまつわる設定について知れば知るほど興味がわいてくると思います。


【フルCGゲームをアニメ化する意味】
本作では、ゲームが既に美麗なフルCGで描かれ終始映画のようにぬるぬる動くため、ゲームの高画質動画と勝負しなければならないA-1Picturesは、相当苦労したのではないでしょうか。
特に第1話の流れは、ゲーム序盤とほぼ同じ流れなので見比べることができます。なので、今さらフルCGのゲームをアニメ化する意味をちょっと考えてしまいました。

本作は、もちろんストーリーのダイジェスト版という意味もあるのでしょうが、大筋のストーリーはゲームと同じですが細かい部分で異なりますし、ゲームの販売はかなり前なので販促目的とも思えません。

ただ、これは2期まで観た後での追記ですが、本作は、補完された情報や結末から考えると、物語面について、ゲーム『ドラッグオンドラグーン』から続くゲームクリエイター・ヨコオタロウ氏が描く世界の集大成という感じの作りになっています。

また、作画面について、角ばった機械の描写や爆発は、CGの方がリアルに感じるのですが、丸みを帯びた人物や人物の繊細な表情や動きは、アニメにまだ一日の長があると感じました。

ただ、本作は、そもそもフルCGのゲームが原作ということもあってか、目や口を覆って表情のわかりにくいアンドロイド(※覆われていることに意味あり)や表情のない機械生命体が中心で、CGと相性がいいものが多く登場するため、アニメにとっては、そもそも分が悪かったとはいえそうです。

とはいえ、私がゲームを知っているから、こういう評価になっているのであって、知らない人にとっては、とても綺麗に感じると思います。


【記憶の連続性と人格の同一性(※以下、ネタバレ有りの感想)】
{netabare}本作では、人類が作ったアンドロイドとエイリアンが作った機械生命体のどちらも、人になろうとしています。もっとも、機械は人になれるのかという問いは、そもそも人とはなんなのかという問題でもあります。

本作のテーマの1つとして、主に記憶の連続性が担保している人格の同一性の問題があります。つまり、我々が自分のことを同じ人だと認識している根拠の1つは、生まれた時から記憶が連続していることにあります。

本作のアンドロイドは、データのバックアップさえあれば記憶の継承が可能なため、体を破壊されても記憶をバンカーと呼ばれる衛星基地に転送して、その記憶を新しい体に移植すれば復活できます(※そういう意味で、肉体の死が死ではなくなっている)。

もっとも、2Bは、9Sがバンカーで復活するたびに、わずか数時間の記憶であっても、自分が知っていて9Sが知らない記憶の欠損があることから、目の前にいる9Sが以前の9Sと同じとは思えず心を痛めています。

仮に数時間前の記憶が戻るとしても、今、目の前にいる9Sはもう戻らないと嘆く2B。たかが数時間、されど数時間。その数時間の間に二人にとって何かかけがえない思い出あったとすれば、その数時間の記憶の欠損は、人格の同一性に重大な疑義を与えることになります。

ちなみに、これは『AIの遺電子』でウイルスに汚染されたヒューマノイドが、汚染前のバックアップデータに復帰するとわずか1週間分であっても記憶を失うことから治療を拒み、一旦死ぬことを選択した話にも通じますよね。{/netabare}


【「感情はもたないでください」】
{netabare}本作の「感情はもたないでください」というフレーズから始まるエンディング。これは、本作のアンドロイドの残酷な運命をよく表現していると思うのです。

本作のアンドロイドは、機械生命体との終わりの見えない戦いに身を投じています。そして、その設定を知れば知るほど、本当に救いのない残酷なお話だということがわかります。こういったヨコオタロウ氏が描く世界は、これでもかというくらい絶望に絶望を重ねてきます。
特にアニメでも一部紹介されているA2が参加した『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』は、機械生命体の大群を前に、達成不可能とも思えるミッションに少数のアンドロイドたちが一人また一人と犠牲になっていきます。
明るく協調性もあった二号(A2)が、今のような「やさぐれA2」になってしまっても仕方ないと思えるくらい本当に絶望的なお話です。

だから、アンドロイドは、感情をもっていると、その救いのなさに絶望して戦いを続けられなくなる(※2Bは、他に感情をもってしまってはつらくなる他の理由があるのですが…)。

もっとも、特にヨルハ機体は、禁じられていても感情はあるにもかかわらず、バンカーで復活して死ぬに死ねないため、その絶望から逃れる必然性が生まれているともいえます。

そういう意味において、アンドロイドの魂の救済というテーマは、極限状態にあえて追い込んだ中での「作られた感動」とはいえそうです。
もっとも、この作られた感動に意味があるのかどうかについては、2期のエンディングで明かされることになります。{/netabare}


【2Bたちに救いはあるのか?】
{netabare}さて、2Bたちは、人類会議という「神」によって、その存在する意味、つまり、終わりの見えない機械生命体との戦いを強いられているわけです。

しかし、アダムとイヴやパスカルなどの機械生命体たちとの交流を通じて、アンドロイド、機械生命体、人間との違いより、その共通点に気づいて、この戦いの意義に疑問を持ち始めています。
もっといえば、実は(核心的なネタバレ)、{netabare}人類も侵略してきたエイリアンも既に滅亡しているので、彼らが戦う理由は既にありません。ついでにいえば、人類会議はヨルハ機体をスケープゴートにしたくてヨルハ機体に敵である機械生命体のコアを用いているため、ヨルハ機体は、そういう認識がないにしても、どっちつかずの存在だからこそ、その疑問に気づいたというのはあるかもしれません。{/netabare}

もっとも、創造主から与えられた戦い(運命)に疑問をもつということは、神から与えられた存在理由、つまり、自己の存在理由を否定することにもなりかねません。
そうなると、今までと同じ残酷な運命を繰り返さないためにも、自分たちで独自の存在理由を事後的に見つけなければなりません。

これは、西洋近代において神から予め与えられた運命から逃れ存在自体に理由を与えようとする実存主義と同じなわけですが、アンドロイドが本当の意味で自分のための人生を選択する瞬間になると思うわけです。


さて、本作ではゲーム内イベントであるオペレーター6Oの「砂漠のバラ」イベントのフラグが立っているので、2期も救いのないお話が続くと思われるわけですが…、2Bたちはアニオリ展開で救われるのでしょうか。2期に期待したいと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/11/05
閲覧 : 322
サンキュー:

9

ネッシー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

最高の神アニメ、低評価レビューの理由がわからない

とりあえず未プレイで話の内容が分からないとかで低評価付けてる奴は、プレイしてから言って欲しいw

ファンアニメで初見お断りとか言ってる人もいるけど、全然それでいいじゃないw未プレイで内容知らないまま見るのが悪いw予習して見て楽しんでください…

プレイした後にアニメ見てつまらないとか言ってる人、本当にファンですか?きちんと全エンド回収とかしました?オリジナルの話も原作通りの筋も凄い面白いですよ?

このアニメの価値も分からないのに、低評価つけてる人レビュー消して欲しいw

DODもニーアも全てプレイ済みです

投稿 : 2024/09/10
閲覧 : 109
サンキュー:

0

ネタバレ

YOU0824 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

スタイリッシュなパンモロ

「NieR:Automata」が読めなくて困った。
「ニーア オートマタ」ね。
「オートマタ」とは「自動人形」の意らしい。
インスタで作品紹介がポップアップされ、
ヒロインが魅力的に見えたのと
「この先どうなるのだろう」というコメントに
ほだされて観てみた。
コメントに
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が出てきたが、
ヒロインの声は石川由依。
どちらもスタイリッシュだ。
第1話7:20ごろ戦闘中一瞬のパンモロを見つけて
悦に入る。(こういうところな)
目隠しは『呪術廻戦』の五条先生で初めて知ったが
元祖は何なのだろうか。

「異星人の侵略によって人類が月へと追われた世界」
「地球の奪還を目指す人類側が製造したアンドロイド兵士と
異星人が製造した兵器・機械生命体による
代理戦争然とした戦い」
「これは呪いか。それとも罰か」
「命もないのに、殺しあう」

ロシアのウクライナ侵攻を思う。

投稿 : 2024/08/25
閲覧 : 89
サンキュー:

0

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間は考える葦である

この物語は、機械生命体とアンドロイドとの戦いです。

機械生命体は、本来、感情を持ちません。
しかし、長い年月の進化の過程で感情をもち始めます。
そして、その感情があつまり、やがて文明へと発展していきます。

一方、主人公のアンドロイドたちは、機械兵器です。
それゆえに感情を持つことはなく、人間の命令に盲目的に従っています。
主人公たちの目隠し風のゴーグルはそれを象徴しているのでしょう。
しかし、この物語を通じて徐々に感情を持ち始めます。

そんな人間ではない機械たちが自我に目覚めていくお話です。


■人間は考える葦である
{netabare}
自我に目覚めるとはどういうことでしょうか?
そこでヒントになるのが機械生命体の「パスカル」の存在です。
パスカルと言えば哲学者です。
「人間は考える葦である」と語ったことで有名な人です。
そうです、自我が目覚めるとは、自分で考えることです。

今まで感情がなかった機械生命体も命令に従うだけのアンドロイドも、
自分でどうしたいか考えるようになっていきます。
それは、自分は、どうなりたいかということです。
英語で言えば、「to be」。
だから主人公の名前は 、「2B」なのです。
{/netabare}

■アダムとイブ
{netabare}
機械生命体たちは、人類の知識を身に着け進化してきました。
そのなかで、家族や兄弟をもちたい、愛したいと言う感情が芽生えてきます。
しかし、所詮、機械です。
人間の真似事をして、子供を作ろうとしても上手くいきませんでした。
そして、機械生命体達は、「このままじゃだめだ」と気づきます。
その集合概念が、「アダム」と「イブ」と言う特殊個体を生み出しました。
アダムとイブと言えば、知恵の木の実を食べた人間の始まりと言われています。
アダムとは、ヘブライ語で「人間」を示します。
機械生命体達の集合概念が、なりたいと望んだ人間のような個体を生み出したのです。
また、イブは、アダムから生み出される存在ですが、その意味は、「生きる者」です。
つまり、機械生命体達は、「人間」のように「生きる存在」になりたかったのです。

ただのロボットにしか見えない機械生命体と人間にしか見えないアダムとイブ。
この作品においては、一見、その関係が分かりにくいように思えます。
しかし、感情を持った機械生命体達の想いの結晶と言う単純なものだったのです。
{/netabare}

■まとめ

物語の構図としてはとても面白いと思います。
機械生命体を使って、人類文明が誕生する様、起源を描いたこと。
命令に従うだけのアンドロイドが最後は感情を表に出すところを描いたこと。
そこから、そもそも「人間とはなにか?」を描いてみせたこと。
機械生命体とアンドロイドは、どちらも人間ではありません。
この物語では、「人間」は、一切登場しません。
それにもかかわらず「人間」と言う概念を語ろうとしたことです。
機械だけを使い、人間抜きで「人間」とは何かを語らせるなんてとても斬新です。
なぜなら、そのためには「人間」の本質を追求する必要があるからです。

そこで、パスカルの「人間は考える葦である」の登場です。
機械生命体は、人間の真似事から始めて、いろいろ考えるようになりました。
そして、最初はただの真似事だったことが、次第に感情へと変わってきました。

一方、アンドロイドは、形こそ人間を模していますが、感情を持てません。
しかし、この戦いを通じて、自分は、どうなりたいかを考えるようになりました。
それは、まぎれもなく感情です。

この作品は、機械生命体とアンドロイドの両面から「人間」とは何かを描きます。
そして、その両者の橋渡し役として登場するのが機械生命体「パスカル」でした。
全部が上手くつながっている物語だなと感心してしまいます。

エンディングテーマの歌い始めは、この物語を象徴していました。
『感情は持たないでください、それがあってはこの先きっと辛すぎる・・・』
それでも、この物語では、「感情」を持つことは、とても尊いことだと語ります。
そして、機械たちは、そんな感情を持つことを望みました。
なぜなら、たとえ辛くても、「感情」があるからこそ「人間」と言えるからです。


最後に、石川由依さんの声、とてもしっくりきていましたね。
本作の「2B」、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの「自動手記人形」。
感情を持たない機械人形を演じさせたら石川由依さんの右に出る者はいないですね。

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 127
サンキュー:

13

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

セクシーねーちゃん大暴れ。SFとしての面白さを出せれば傑作かも?全て2期に持ち越しの様です…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.06.20

 途中コロナ禍で中断、一挙放送を見逃してしまい、レビューも宙に浮いていましたが、2期前再放送でついに最後まで視聴出来ました!良かったぁ!

 2B達はパンチラしつつも良く動くので、アクションモノとしては良かったと思います。ただ最終話でも、謎は明らかになりません。

 機械生命体とアンドロイド部隊の茶番バトルが続くよ〜的なラストで、ラスボスも大した事無く、衛星兵器があるならさっさと使えよとか思ってしまいますね。

 この手のSFは、宇宙空間からの高質量兵器攻撃(コロニー落としとかレールガン)が最強で、対抗手段等ないので、ガンダムの頃から地上戦いる?と言うのが疑問なんですが、茶番戦争なら仕方ないですね。

 後、3Sのやるハッキング戦が、中途半端に精神世界を描いていて、視聴者を煙に巻く役割しか持っていないのがウザいですね。

 2期では全ての伏線を回収して、スッキリさせて欲しいですね。期待はしときます。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。女型のセクシー人造人間が敵をバッタバッタと倒していきます。なかなか爽快で良いです。

 1話目は、確かにゲームっぽいです。単騎で敵の拠点に突っ込んで行って、中ボスっぽい巨大兵器に、重火器があるにも関わらす刀で斬りかかるなんて、未来のアンドロイドというより猪武者です。

 ゲームみたいに、キャラを自分で操作していれば気にならないかもしれませんが、アニメだと、主人公の知性を感じさせない特攻野郎ぶりに置いて行かれそうです。

 2話で、敵の機械生命体が描かれていますが、ロボット三等兵みたいな雑魚と、ボスボロットみたいな少しデカくて強いポンコツの集合体で、昭和っぽさが良い味を出しています。

 敵の拠点がなぜか潰れかけの町工場みたいなのも良いです。キャラデザインはどこまで意識的に狙っているのでしょうか?

 機械生命体にも知性が感じられず、気合いと場当たり的な判断で動いているようで、戦略は数で圧倒する一択です。かなり優秀な人工知能が搭載されていそうです。

 敵の地上部隊が火器を使ってこないのは、ステゴロの肉弾戦による近接攻撃こそ至上の価値があると、人工知能が書物から学んだのかもしれません。

 今の所、勝利条件がハッキリしない戦闘を繰り返しているだけですが、SF的な設定や伏線を上手く回収できれば、傑作に化けるかもしれません。続きが楽しみです。

投稿 : 2024/06/20
閲覧 : 289
サンキュー:

6

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

遠い未来の荒廃した世界。

地球外機械生命体の侵略により地上の都市は荒れ果て、わずかな人類は月に逃げる事になった。その後人類は滅びた?が残されたAI達は人類の意思を引き継ぐように地球奪還作戦を続けていた。
レジスタンスAIによる地上の調査任務も苦戦を強いられ、その後強力な新型AIによる軍事作戦を試みる事に・・・という荒廃SFアニメですね。
作画はとても良かったです。世界観もとても良かったのですが話の内容としてはどうなんだろ〜。ゲーム原作だから未プレイだと入りづらいのかな?まぁ続編に期待します。
声優さんも良かったんだけど、機械生命体の言語が聞き取りづらいのがちょい残念。

投稿 : 2024/04/21
閲覧 : 74
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

正直に言ってゲーム未プレイだと置き去りにされてるなと思いながら観てたし、
それに個人的には登場キャラに魅力も感じられなかった事もありますけど、
ただ本作において何よりも痛かったのは途中で何度も放送休止になってしまったので
そこで個人的には視聴意欲を継続できず途中断念となりました。

【評価】

40点・C級

投稿 : 2024/03/26
閲覧 : 220
サンキュー:

0

ネタバレ

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人類に栄光あれ

ゲーム原作。ポストアポカリプス物?で、ゲームの印象から絶望的な終末状況を感じを想像してたら思いのほか展開しっかりしてた。その分少しこじんまり纏まってた。
作画は素晴らしく、キャラも2Bと9Sのバディがバランスよく魅力的だった。
機械とAndroidが人間について考える思考展開は攻殻機動隊臭が若干してて懐かしかった。

100点中79点

投稿 : 2023/12/15
閲覧 : 133
サンキュー:

1

ネタバレ

*** さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界観

世界観が掴めないまま不思議〜と思ってる間に見終わってしまった。
原作がゲームだったって見終わってから知る。

投稿 : 2023/11/25
閲覧 : 108
サンキュー:

0

ネタバレ

ヒロポン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

ゲームを始めるには十分だが、終わり方ふわふわしてたな

投稿 : 2023/10/28
閲覧 : 82
サンキュー:

0

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

当事者性と主体者性のコントラスト

ゲームにはとんと疎いので知らなかったのですが、本作は人気作をアニメ化したものなんだそうです。

それが不思議なことに、のっけからキャラデザインに虚を突かれ、心を奪われ、お話を追いかけることになりました。

Aimer さんの「escalate」、amazarashi さんの「アンチノミー」は、今もよく聴いています。



ヨルハ部隊。
トップアスリートにも優る、しなやかで強靭なパフォーマンス。
クール&シャープネスを体現する高度なインテリジェンス。
そのうえで、2Bは可憐さを、9Sは謹直さをブーストしています。
そうは言っても、2Bは150kg、9Sは130kgという重さには驚きました。

彼らのコンビネーションシップは、高機動なプランニングと高次脳なフィーリング。
阿吽の呼吸に通じ合う超一流のソルジャースピリッツで邁進します。
とは言え、そのキャラデザインにはひどく戸惑いました。
なぜなら、主人公に必須のはずの "目の魅力" が完全に覆い隠されているのですから。

そんなモデリング(抽象化の一つ)が示すコンテクスト(文脈)に、私は当初、どんな心情で受け止めればいいのか分からなくて、もどかしくて、たじろぎました。
目が見えないのなら、私が彼らの目の代わりになって・・・なんて気持ちにもなりかけましたが、彼らのテクノロジーは、西暦5000年という未知の設定。

そもそも現代の知見ではなにも見通せない時代性を想起させる作品に、本当に自分の想像力のなさにがっかりしました。
ですが、本作の過酷すぎる世界観設定が、私の脳内に不均衡な相剋を引き起こし、怒りにも似た感情を満たしたのは間違いありません。

というのも、ゲームの設定では、{netabare}人類はすでに絶滅しており、ヨルハ部隊も、そのミッションも、達成不可能なボード上に存在しているというのです。
この物語には、すでにプロローグにおいて人類存続の正統性が喪失していて、エピローグにおいても人類不在のままの不透明なエンディングしか残されていない {/netabare}というのです。



こうした世界観を掴むために、わたしはレヴュータイトルに二重の意味あいを考えました。

一つは、物語 "内" のヨルハ部隊に見えるそれ。

二つは、物語 "外" の視聴者(またはゲーマー)の視点によるそれです。



一つめ。

ヨルハ部隊の主体性には、人類の復興のためという目的意識性はあっても、その任務遂行の原理に確然とした当事者性は見当たりません。
2Bも9Sも、目の前の機械生命体と対峙はしても、死に絶えた人類とまみえることは仮初めにもないからです。

ここで言う主体性は、2Bや9Sの活動性に内包されています。
彼らは、ただ司令官の命令に従うだけのアンドロイド戦士。
ヒト以上の美しい造形ながら、呼び名は記号化され、人間性たる内実は大きく歪曲され、疎外されています。

彼らには、自我の拡張性はもちろん、自律に向かう選択肢も、時代への探究性も、すべてが自己覚知の範疇には付与されておらず、不可侵の領域として制限されています。

その象徴像が、目の部分を覆う "黒布" なんだろうと思います。
ヒトの似姿にモデリングされていながら、その瞳には人間の思慮を超えて世界の真実を見てはならないとされているかのようです。

彼らに与えられるのは、ワンウェイに課される命令のみ。
ヨルハ部隊は、当事者にもならない人類の遺志によって、戦闘の主体性だけを担わされた決死隊として無機質に扱われているのです。

日々、戦闘に明け暮れ、ときに勝利を得、あるいは敗北を喫する "もっとも高度に精鋭化された存在"。
ヒトの幸福には決して届かない、ただ戦争に能うだけの "ヒト型オートマタ" のコントラストに心が痛みました。



オートマタの語源は、ギリシャ語の automatos。
「自らの意志で動くもの」というような意味合いを持つ言葉だそうです。
でも、18世紀ころ、優秀な時計技師たちによって、その概念は改変されました。
彼らは、言葉の原義を「自動機械」と置き換えてしまったのです。

言葉に通底する文化性は、時代や背景とともに移り変わるものです。
ギリシャ人が感じた "躍動する生命感" が、時を経て "ぜんまい仕掛けの物体" へと置き換えられる意味。
そのプロセスは、ヒトの意識性に微妙な影響を与えながら、現代から未来へと引き継がれていくのでしょう。

2Bや9Sに与えらえた使命もまた、そんな人類の思想性から発しています。
そう思うと、オートマタ、アンドロイド、ヒューマノイドたちと人間とのあいだには "絶対に譲れない境界線" 、"主体性と当事者性のあいだの高い壁" があるのかもしれません。



二つめは、いささかレヴューの主旨とは離れてしまいますが・・。
本作がゲームに依拠していますので、そこから感じるところを少し述べてみたいと思います。

ゲーム上で2B、9Sを操作するのは、ゲーマーの意識性です。
ゲーマーの能動性が、彼らの目となり、頭脳となり、行動規範者となります。

ゲーム進行の当事者性は、ゲーマーの意思決定に依拠し、ゲーム内における主体者性として2Bや9Sにそのまま転移(転意)されます。

ゲーマーの視点は、いつの間にか絶滅した人類になり代わり、AIにもなり替わり、2Bや9Sの行動と渾然一体に交わり、だんだんとゲーム内の主体者性を帯びていくのです。

この立場性の交錯と視線の多重性は、アニメ視聴時とは比べものにならないほど、複層的で、双方向性なもの。
ゲームの面白さは、こうした当事者性と主体者性とを強烈に紐づけるところにあるのでしょうね。



反して、アニメの場合は、どうしても単相的で単一方向性なものになります。
どうしたってゲーマーのような深く貫入する感覚にはなりえません。
ただ、その温度差はあるとしても、共通する要素はあるかもしれません。
それが、機械生命体、アダムとイブ、A2の存在です。

機械生命体はまるっきり機械然としていますが、花を愛する精神性があるかのような場面が描かれます。
対して、アダムとイブはヒト型を模しています。
模してはいますが、彼らも人間を見たわけではありません。
もしかしたら、ヒトの心性や容姿を模するのは、人間のそれに何かしらの価値を見いだしているからかもしれません。

A2は、ヨルハ部隊の初号機のようなモデル。
でも、その立ち位置は、どちらにつくでもない微妙なもののようです。
あたかもそれは、闘争に身を置きながら、闘争を否定するかのような振る舞いです。

この戦いの主体者は、いったい誰なのでしょう?
この物語の当事者性は、誰に付されているのでしょう?
それぞれの主意主体は、いかに収束され、どのように統合されるのでしょう?

これらの複数の視点や立場性が、作品の評価に、"混乱と統一性" をもたらすのではないかと思います。
混乱は、ヒトに似せた主体者性と当事者性の温度差に感じとれる奇妙な刺激性から。
統一性は、そんなバネ仕掛けの機械たちへの、どことない "シンパシー" とも言えそうです。



少し気になったので、あらためて "NieR" を調べてみました。
その語はフランス語に由来するもので "nier"。
日本語に訳すと「拒否する」だそうです。

また、NieRは、二つの単語から成るとの解釈も。
"Ni" は「ネットワークインテグレーション」、"eR" は「操作する人」。
まとめると、「ネットワークインテグレーター」となります。

意味としては、コンピューターネットワークや通信システムの構築や利用環境の整備など、ネットワークシステム全般を "設計・開発・運営・操作する人" になるみたいです。

総じて、"NieR:Automata" を読み替えると、「機械人形の無機質性を拒否する人」となりそうです。
本作(ゲーム)から受ける全体像が、アンドロイドたちがその過酷な現状を否定したくなるような世界観で塗りつぶされているところに由来するからかもしれませんね。

このタイトルは、もしかしたらアニメを視聴するだけの "受動性" よりも、ゲーマーの "能動性" のほうが、より深く感受できるように感じます。
ゲーマーの利益は、オートマタやアンドロイドたちとの双方向的な交流のなかで得られる、疑似的な主体性と複層的な当事者性とを、二重に得られる特権にあるのかもしれません。

オートマタの存在意義や目的行動の主意性に戸惑いながら、しかし、オートマタの眼前を瞬間的に選択し、一緒に創っていくプロセス。
その面白さは、アニメのワンウェイとしての特性では、どうしても弱くなってしまうのは致し方ありませんね。

それを補う分、アンテナはしっかり立てました。
我々人間は、AIに寄せる期待値をどこに置くべきなのか。
また、AIや機械生命体は、人間に代わるベクトルをどこに向けていくのか。
戦いの先に、彼らが融和と共生しうる世界を構築する可能性は果たして・・。



望むべくは放送が中断しなければよかったのにと思います。
なぜって、当事者性と主体者性のコントラストがぼやけてしまったからです。

「コントラスト」は、EDの「アンチノミー」に通じます。
前者は、対照、対比、差異、相違という意味。
後者は、二律背反、板挟みといったところです。

2B、9Sに付与された人間への絶対的な忠誠と、亡霊たる人間の傲慢とも言える意識性(もはや呪い?)への縛りに、私は強くそれを感じます。
こうしたコンテクストは、「風の谷のナウシカ(マンガ版)」の世界観に近いですね。


ところで、ゲームはゲームの良さがありますので、そのまま100%をアニメに落とし込むのは難しいことかもしれません。
でも、私には、ある意味、お手軽にその主旨を感じることができました。

面白いゲームであればあるほどその世界観に没入できますし、ゲーマーの主意性がキャラに転写されるほど、それぞれの主体性が活性化されていきます。
そんな作品なら、途中でやめるのは難しいですよね。
アニメにもそんなタイプがあると思っていて、私にとっては、本作はそちらのタイプでした。

SFとしてのコントラスト、テーマとしてのアンチノミー。
ヒトとオートマタの取り合わせ、当事者性と主体者性の取り繕いの面白さが途切れてしまったのは、少し勿体なかったかなと感じます。
そんなわけで、今後の展開と継続を含ませる終わり方にも、いくらか徒労感が残ってしまいました。

でも、もしも次があるのなら、楽しみにして待ちたいと思います。

投稿 : 2023/10/16
閲覧 : 216
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11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

生と死を繰り返す螺旋に……我々は囚われ続けている

この作品の原作はゲームだったんですね。
完走してレビューを書くためにwikiをチラ見するまで全く気付きませんでした。

石川由依さんが出演されるということで視聴を楽しみにしていましたが、結果的にこの作品もコロナ禍の影響を大きく受けることとなりました。

元々は2023年の冬アニメとして放送が開始されましたが、コロナウィルスによって二度放送が延期されました。

コロナ禍じゃ遅延も仕方ありませんよね。
寧ろ、クオリティを落とさずに制作頂いたことには感謝の言葉しかありません。
流石、A-1 Picturesさんですね^^


西暦5012年。

突如地球へと飛来してきた<エイリアン>と、
彼らが生み出した<機械生命体>により、人類は絶滅の危機に陥った。

月へと逃げのびた僅かな人類は、地球奪還のため、
<アンドロイド>の兵士を用いた反攻作戦を開始。

しかし無限に増殖し続ける<機械生命体>を前に、戦いは膠着状態に陥る。
人類は最終兵器として、新型のアンドロイド<ヨルハ>部隊を地球へ派遣。

新たに地球へと派遣された<2B>は先行調査員の<9S>と合流し、
任務にあたるが、その最中で、数々の不可解な現象に遭遇し……。

これは人類のために戦い続ける、命なき<アンドロイド>の物語――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思う事…
キャラデザの緻密さ、繊細さがヤバいくらい凄いんですけど…!

是非、公式サイトはご覧頂きたいと思います。
トップページでは見惚れるようなイラスト群を堪能することができますよ。

ゲームの方でも1920×1080Pの解像度でプレイできるようなので、作画にも気合が入っているのはビンビンに伝わってきます。
こういうキャラを大切にする作品は大好物です。

一方、物語の方はきっと未だ序盤…なのかもしれません。
人類が地球を奪還するためアンドロイドを地球に派遣しましたが、守るべき対象である人類をきっと私は未だ一度も見たことがありません。

圧倒的な数の暴力で迫り来る機械生命体 vs アンドロイドの構図で物語は展開されますが、石川由依さん演じるヨルハ二号B型に、目を奪われながらの視聴になってしまいました。

つい視線がヨルハ二号B型に誘導させられるかのように目で追ってしまうんです。
それだけヨルハ二号B型が魅力的だったからでしょうけれど…^^;

そして、最終話の放送後に第2クールの制作が発表されました。
今回の首謀者に関する物語は一応の完結を迎えたと思っていますが、人類は一向に出てきませんし、レジスタンス部隊のリーダーを務める女性型アンドロイドであるリリィの回想編で登場した二号についても伏線が回収されていません。
そう考えると、第2クールの制作は初めから決まっていたのかもしれませんね。
ゲームの方も売り上げがメッチャ好評らしいので、きっと資金も潤沢なんだと思います。

資金が潤沢だとそれだけプレイヤーにも還元されるのでしょうか…
私のプレイしているゲームは個人的には神ゲームだと思っているのですが、世間の評判はそれなりなので、ガチャとかメッチャ渋い感じがしてなりません。
ここが改善されたらもう少し課金しようという気にもなるんですけどね^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Aimerさんによる「escalate」
エンディングテーマは、amazarashiさんによる「アンチノミー」
どちらも冬アニメシーズンに繰り返し聞いた大好きな楽曲です。

1クール全12話の物語でした。
しっかり堪能させて頂きました。
第2期はいつ放送されるかは今後の発表を待つことになりますが、第1期同様、クオリティだけは落とさず放送されることを願っております。

投稿 : 2023/09/10
閲覧 : 436
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16

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

意外と面白い

有名ゲームが原作のアニメで気になってたので見ました。
ゲームはプレイしたことないのでストーリーは知らないのですが、思っていたより面白かったです。
キャラクターはCGではないのですが、バトルシーンなどでふんだんにCGが使われており作画がすごかったです。
2期もあるっぽいので見ます。

投稿 : 2023/09/02
閲覧 : 144
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0

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llil さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こうなるんなら…

観る意味なし
ゲームの方が断然質がいい

ゲーム後であれば全然あり
ここでゲームをやるなら
シリーズを追うというルートが出来上がる

アニメでいいところは
尺的な単純化
それによる解釈の細分化
ただ
単純化によって
両目線とも強調されてしまうが故に
アニメだけだったら印象が偏る
例えば戦争やら機械側の思考レベルやら
これらの表現がゲームよりも印象的であった

挿入曲やメインイベのイメージが
そのまま使われているというんでやはりゲームをやったほうがいい

投稿 : 2023/09/01
閲覧 : 142
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1

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

寓話的な秀作(第8話までは)

【総合評価☆☆☆☆】
 遠い未来の地球。アンドロイドと機械生命体が、支配者としての地位を賭して争いを繰り広げている。ただし、科学技術の裏付けがあるハードSFではない。きわめて寓話性が強く、その点を理解しないと、リアリティのないキャラ設定に不満を募らせてしまうだろう。
 ストーリーの上では、侵略者であるエイリアンの作った機械生命体と、人類脱出後に地球に残されたアンドロイドが戦っているという設定だが、それにしては、絵柄が奇妙である。機械生命体は、まるで中身が空っぽのブリキ製ポンコツロボットのよう。動作はぎこちなく、話す内容も幼稚だ。侵略の手兵としては、役立たずとしか思えない。一方、アンドロイドは異様なほど人間そっくりで、きわめて高度な技術に裏打ちされているにもかかわらず、戦闘能力は低い。ヨルハ部隊の隊員は、どう見ても、場違いのゴシックファッションに身を包んだ美少女と美少年そのものである。
 これは、寓話の描き方である。リアルな戦闘シーンを期待すると、肩すかしを食らわされるだろう。
 機械生命体は、外見が単なる機械なのに、ネットを介して集合すると個体にはない知性を形成する。対するアンドロイドは、人間に似た心性を持つが(あるいは、持つからこそ)、協力体制に欠け内部対立が絶えない。集合的知性として文明を勃興させつつある機械生命体と、内面は人間並みに豊かなのに社会活動が停滞しているアンドロイドという対立軸が、物語の根幹となる。
 ただし、コミュニケーション能力に関しては、ネットを使って一瞬のうちに同期できる機械生命体が、音声会話と単線的通信に頼るアンドロイドを圧倒するように見えながら、通信ハブを破壊されると一気に優位性が逆転する。このように、両者の対立・闘争は、現実のさまざまな状況を象徴して入り組んでおり、作品世界内部で完結していない。
 SFの中には、(H.G.ウェルズ『モロー博士の島』のように)寓話的な作品が少なくない。随所に科学的なジャルゴンを振りまくことで擬似リアリズムを装いながら、実は、強い象徴性を持つイメージを通じてさまざまな連想を生み出し、表面的なストーリーよりも遙かに多くの内実を語りかけてくる。鑑賞者は、リアリティの欠如に憤慨せずに、言外に示される事件の深層を読み解かなければならない。
 本アニメで私が好きなのは第7~8話の展開で、二人のヨルハ隊員による探索行を通じて、背後にある事情が少しずつ明らかになってくる。あえて謎を残していくミステリアスな語り口は、単なるバトルものを超えた深みがあり、惹き付けられた。特に、二人が海に足を踏み入れつつ、姿を見せない人類に思いを馳せるシーンでは、口に出せない悲哀がひしひしと胸に迫る。
 残念ながら、この後、コロナ禍による制作トラブルのせいか4ヶ月の中断がはさまれ、放送再開後の第9~12話では、アニメーターのテンションがかなり下がった気がする。特に、第10~11話は大味なバトルシーンが中心となり、プロモーションのために表面的な派手さが要求された第1話と同じく、内容が薄い。第12話終了後に第2期制作が発表されたが、果たして第1期途中までの水準を取り戻せるかどうか。
 OPとEDの曲は、ともに私好みである。最近は、本編の内容とは無関係に人気アーティストの楽曲を採用するアニメが多い中で、この2曲は作品の雰囲気にしっくり馴染んでいる。ちなみに、ED曲のタイトルである「アンチノミー」とは「二律背反」のことで、人間は理性で解決できない根本的難問に悩まされるというカント哲学の要となる概念である。

投稿 : 2023/08/22
閲覧 : 115
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4

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えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ゴスロリ系ミニスカワンピ美女がパンチラ全開大奮闘w

主人公の2B(トゥービー)さんが{netabare}美女かどうかは、目隠しをしっぱなしなので(仮)ですけどw
ミニスカートのワンピースが戦闘服というのは、これはまあ、なんとも言えませんwww

大奮闘なのは間違いなしで、
飛行ユニットでの空中戦から、機動装備へ変換して対大型兵器への突撃も、装備ユニットを捨ててからの、刀剣での敵ロボット部隊との近接戦闘も、
パワー&スピード全開!
パンチラも大全開w
で、頑張っちゃっています。

原作を全く知らないし、ゲームを全くしないので、
あにこれ内のみなさんのレビューで結構酷評気だったのも気にせず視聴。
結果、初回から面白く鑑賞できました!

パワー凄いし、{/netabare}パンチラというよりパンモロなの{netabare}も不思議と気になりません。

BGMで気になっていた日本のいにしえ感いっぱいな地歌風歌唱がゴースト・イン・ザ・シェル思い起こさせてくれたから、あの作品での無機質な素子が全裸でも何とも感じられなかったのと気持ちがリンクして、ついでに、テレビ版紅殻1期で派手にパ〇ツ全開で動き回ってくれていた素子がヒーローっぽさ満載でやはり気にならなかったのと同じ感じでした。

知識ゼロで、最初は人間だと思っていたのが、視聴中にアンドロイドとわかったのも、突っ込みを避けられた、かな?

敵の、小さいロボ群がR2D2みたいだったのも、
攻撃目標の巨大機械兵器が造船所や建設現場にあるみたいな重機風なのも楽しかったと思います。

飛行ユニットが小さくて、機動形態に変換してもロボットというより強化外装備っぽかったのも好感でした。

そして何より、戦闘中も、戦闘以外で{/netabare}も、とにかく作画が美麗で、魅せられてしまいます!

こういうところって、さすがのA-1ピクチャーさんという感じで{netabare}「抜かり無し」ですねw
これって、私が1話目から楽しめたのと同じで、
原作ゲームが好きだった方より、原作未知の方の方が向いているのかな?とか思いました。

感情を持つことを自ら否定していながら、
初回の2Bも9S(ナインエス)も実に感情豊かで、
こういうところが、
敵であるはずの、地上を席巻している機械生命体が、
1話でも少し描写されていましたけど、
決して単なる攻撃兵器なのではなくて、
2話目では暴力を捨てて、花を育てることだけに特化される個体が続出していく描写とかの、
あわれでもあり、慈しみも感じられるところでもある演出に生きていて、
とても美しく、{/netabare}先の展開が楽しみになったりしてもいる。
そんな風に思うわけです。


;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
9~12話の一挙放送、
観終えました。
リアルタイムで観てはいたのですが…
{netabare}
ちょっと上手く、感想を言葉に出来ない。
そんな感じで。

第1話冒頭の、2Bの慟哭と絶望が、
このエンディングではどうにも結びつかなくて。

ポストアポカリプス的な世界観、
人類滅亡後の地球圏、
果てしない戦闘を続ける機械生命体とヒューマノイド。

好きなハズのこういう設定でありながら、
どうにもぼんやり感じてしまう不満。

「2号」の存在もあやふやなまま。
突然変異機械も案外たいしたものでもなく。
ラストシーンの、人類会議?の不気味な笑顔のスクリーンも意味不明。

最後まで健気に戦ってくれた、2Bと9Sにも、
結局納得いく落ちどころはなしで。

とてもとても
残念。
そんな感じでした。{/netabare}

投稿 : 2023/08/20
閲覧 : 317
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25

オカルトマン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

感想

ゲームやりました。
理由は2Bが魅力的だからが9割
後はなんとなくの世界観が2Bにマッチしてるから。

アニメの方はストレスたまりましたね。
なんで全部見終わるのにこんな時間かけなきゃならないんだろって思いました。
作成延期とか。。。
途中まで見てた人は、熱が冷めるよね?

どーでも良いアニオリも面白くなかった。

総評
ゲームもアニメも2Bの魅力意外良いとこ無し。

投稿 : 2023/08/18
閲覧 : 109
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3

ノエル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゲームをやってみたいかな

ゲームが原作のアニメは観ていてすぐに分かりますし、観れるものと、苦手なものにはっきり分かれますが、これは普通に観れました。途中で設定の説明もありましたし、ゲームは面白いんだろうなと感じました。
今回は8話という中途半端なところで終わってしまいましたが、続きをやる時は観ようと思います。

追記
4ヶ月経って、9話から12話の放送がありましたが、何だか無理矢理っぽくて、8話までと違う印象でした。感動的に見えるラストにしてありましたが、決定してる2期を見たいという気にもなれませんでした。

投稿 : 2023/08/07
閲覧 : 155
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1

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

失われた目的のための不毛な戦い 

嫁がこれのゲームやってて(私は内容を知りませんが)
なかなか物語的にヘヴィというので視聴開始。

【作品概要】
 地球が機械生命体という地球外の何かに占拠され、
 人類は宇宙に避難。
 地球を奪還するためにアンドロイドを地球に派遣している
 という物語です。

【作品に対する感想】
 紆余曲折ありましたが、
 不毛な戦いの物語の救いの無さ・・。
 そんな感想でした。

 不毛の先に相互理解に至れたら、まだ救いがあったのかなぁ。

 人間って同じフォーマットの生き物の間でですら
 相互理解が難しいんだから、
 「出来なかった」って終わりもまたリアルなのかなぁ。

 しんどい物語も、救いや得られるものがあってこその
 エンターテインだと個人的には思ってるので、
 ただ不毛でしんどいだけだと
 ほんとにただ疲れるだけなんですよね。

 で?結局どうなるの?な終わり方だったんで、
 ゲームやアニメの続編の販促的な立ち位置の作品なのかな?
 とは感じました。


1)物語
 登場するのは人間の形をしたアンドロイドと
 露骨なロボットの機械生命体。
 西暦は5000年くらいだったかな?

 {netabare}
 途中
 「もしかしたらアンドロイドたちは地球奪還の使命を
  帯びたまま戦い続けているも、人類はすでに滅亡している?」
 って思っていたら、やっぱりそうだったんですね。

 人類滅亡の後を見る…というのは私的に結構ストレス。
 FF13-2もそういったシーンがありましたが、
 言葉にまとめられないストレスを感じるんですよね。
 あるべきものが無いってのがストレスなんでしょうか。

 この作品においても、例にもれずにストレスを感じます。

 団地の跡、ショッピングモールの跡、居住区の跡…
 いるべき人がいない違和感がストレス。

 だからこそリアリティがあるとも言えます。

 ちょっとマブラヴのBETAを連想します。
 {/netabare}

 機械生命体が人類を学習して模倣しているのも
 得体のしれないストレスですね。

 得体のしれない気色悪さがストレスですが、
 それもまたこの作品の魅力なのかもしれません。

2)作画
 バトルを含め高いレベルだったんじゃないかと思います。

 主人公2Bのフィギュア見る限り、
 ちょっと肉感的過ぎて抵抗あったんですよね。

 しかしアニメの方はシュッとしてて杞憂に終わりました。
 そして瞳がきれい。

 ただあのゴスロリメイド衣装を採用したのは
 作中のどういった立場の人なんだろう…
 とは気になりました(^^;

投稿 : 2023/08/06
閲覧 : 124
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19

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人気ゲームを実にハイクオリティなアニメ化。ゲームのデータも使ってる?

1話感想 4.4 
私はゲームは好きなつもりなのですが、日々忙しくてなかなかね…。
ちゃんとプレイしている頃であれば、間違いなく購入していたかと思います。
でも、できていなくて… いつかやりたいとは思っていました。
なのでアニメ化は嬉しいですね。
ヒロインが非常に人気なのは知っています。ツービーと呼ぶのですね。にびーと読んでました。鉛筆か。

まず作画は素晴らしい。ゲームのデータとか使っているんでしょうかね?
CGを活用してとにかくハイクオリティ。

…何より良いのは2Bのアクションですね。いやチラチラ見えて最高です。
最初一瞬だったのでお!? となってついコマ送りしたら、割りとバッチリ見えてましたね。最高です。

それ以外にも世界観とか雰囲気とか非常に良かったです。
でも9Sは想像よりチャラい性格っぽかったですね。
もっとショタ感のある坊やなのかと思っていました。
エンドのおまけも楽しかった。

これは文句なしに視聴継続です。このクオリティが毎週見られるなら素晴らしいですね。

全話感想 4.3
スケジュール的には大変だったようですが、一挙放送で終了したようです。
世界観は非常に良いですね。

人類は既に滅んでいるのに、人類のためにと言いながらアンドロイド達が奮闘していると。
そういう世界観非常に良いですね。

でもまあ、人類は滅んでも人類が生み出したアンドロイドが生き残っているなら、それが新たな人類ってことで良いんじゃないですか。

敵である機械生命体達も面白かったですね。
雰囲気やアクションなど非常に良かったです。良作でした。

ただあくまで雰囲気重視でしたね。うーん、何が傑作にまで至らなかったのか。
主人公が無感情なのであまり共感させてくれなかったのが少しだけ減点ポイントかな。

投稿 : 2023/08/02
閲覧 : 167
サンキュー:

8

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

精神と物質。思考は物理現象なのか

原作ゲームの『NieR:Automata』は未プレイで話しの内容は知らない。

中盤までは抽象的な表現が多くて中々物語が進行しなかったが、終盤は怒涛の展開で一気に決着。話しのテーマは興味深い内容で色々と楽しめた。


どれだけの期間争っていたのか分からないが、地球侵略宇宙人の「機械生命体」と地球人類の「アンドロイド」。

結局人類は滅亡していて人口知能「人類会議」が人類の復活や復元を試みている話しだったが、アンドロイド「レジスタンス」は悲惨だった。

脆弱な存在で、生身の人間と対して変わらない強度しかないアンドロイド「レジスタンス」。
人類の雛型として造ったアンドロイド「ヨルハ部隊」に、様々な任務を通して色々な刺激を与えるのが本来の目的だから、レジスタンスは機械生命体の相手を適当にこなしてくれればいい。レジスタンスによる機械生命体の殲滅など期待していないし、求めてもいない。
自分達の本当の役目を知らされずに必死に活動しているレジスタンスが、余りにも哀れだった。


人口知能の人類会議は「人間」の定義を持っているのだろうか?
アンドロイドのレジスタンスとヨルハ部隊は、現状で既に「人間」と言えるような知性や人格を持っているように見えた。人類会議はまだ不十分と判断していたが、「人間」の定義がはっきりしていないと、終わりなく永遠に取り組む事になってしまう。


この作品の不満点は、エネルギー問題の設定。
過去の遺産を細々と使うような描写はなく、人類会議は潤沢なエネルギーと資源を使っていた。
世紀末作品でギャグテイスト以外なら、エネルギーと資源調達の問題解決の設定はしっかりとして欲しかった。

投稿 : 2023/07/31
閲覧 : 121
サンキュー:

4

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人形たちの記憶

A-1 Pictures制作。

異星人が生み出した機械生命体により、
地球を侵略された人類は絶滅の危機に陥る。
月へと逃れた人類は新型アンドロイド、
ヨルハ部隊を地上へと派遣し反撃を開始する。

物語全体を俯瞰しなければならない。
{netabare}初回は大胆にも戦闘描写だけに終始し、
第二話は物語の根幹に触れるかのような、
哲学的な脚本であったように思う。{/netabare}

これは演者が揃えば面白くなりそうだ。

廃墟の街、とある機械は宝物を見つけた。
{netabare}機械たちに目覚める意識、認知、感情、記憶、
彼らはついに心を持つに至ったのか、
彼らにどこか悲哀を感じさせる演出である。{/netabare}

私には物語の顛末は悲劇的に思えるが、
その予感が当たらないことを願うばかり。

最終話視聴追記。
両陣営の衝突が迫力ある戦闘描写で描かれ、
{netabare}学習進化により意識を持つに至る機械生命体と、
命令に従順なアンドロイドとの対比が表現されている。
人が持つ心の神秘に魅せられた機械たちの、
やはり悲劇的な物語であるように思う。
行く末を案じるが、停戦の糸口は見つからない。{/netabare}

期待して次の物語を待ちたいと思います。

投稿 : 2023/07/30
閲覧 : 413
サンキュー:

33

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

映像は良かったのになあ

映像はさすがに素晴らしいと思います。
ストーリーは・・。
とっても難解ですね。
というかこのアニメ自体が9Sと2Bというヨルハ部隊の2名を中心に
描かれているので、それ以外の情勢が全く分からず。
放送自体も、8話まででいったん中断。9~12話まで一挙放送となりました。

このシーズンでの最大の敵と思われるアダム。
うーん、カッコ悪い。
他のキャラが美形揃いなだけにね・・。
なんだか子供の落書きみたいな造形で、ズッコケもいいところじゃない?
せっかくの強い敵なんだから、何とかならなかったの?
そこをクリアしてくれたら、もう少し評価は上がったのになあ。

2期の製作が決まったようで。
難解なストーリーが解明されるときが来るのだろうか。

投稿 : 2023/07/28
閲覧 : 298
サンキュー:

11

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あんちのみ〜♪

マスター・オブ・パペッツ(人類会議)は、きっと『水銀燈』のファンなのだろう。
そして変態さんである。
何と言っても“目隠し”ゴーグルである。
背徳感以外の何物でない。
栗本慎一郎をご存知だろうか?
『パンツをはいたサル』である。
パンツは脱ぐためにある。
そう、目隠しを外した2Bさんに萌えるのだ。

ストーリーは、皆さんご指摘の通り。
何ともベタベタなエビの連続攻撃に辟易したものの、自らの汚れた心に鞭打ち、ロスト・パラダイス寸前で踏み止まることができた。
これぞ正にアンチノミー。
機械仕掛けの愛、その行先を見届けようと…。

そして怒涛の一挙放送である。
なかなか面白かったのである。
少しだけ、ガイナックスの呼び声が聞こえたような…。

投稿 : 2023/07/26
閲覧 : 300
サンキュー:

17

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラが良く動いて面白かったですが、SFとしては凡庸でした。

 途中中断があって、それ以前はまだ見返してない状態です。

 作画、画面、キャラデザは素晴らしかったと思います。CGの出来も良かったと思います。1話だけ雰囲気が違いすぎなのとゲームゲームしていて、嫌いな絵柄なのでどうなることかと思いました。

 2Bはやはり出色のキャラデザでした。リアルよりとはいえやはり日本のアニメ感がある美少女感は最高です。戦闘シーン迫力ありました。色気と言う点でも、レオタードっぽいのがスカートの下からチラチラするのが何とも言えず、絶対領域では「ライザのアトリエ」よりも格段に上だと思います。唇の下のホクロがあざとすぎですし。唯一、目が見えないのが物足りないですけど。
 声優さんは良いんですけど、声質のバリエーションが少ないのか他の作品のキャラとかぶりすぎるのが難点といえば難点でした。

 で、肝心のストーリーなんですけど…SFとして言うなら、単純すぎ?意外性が全然ないと言うか、ロボットの知能化とか宗教とか、人類会議の正体が怪しいとか、結構、過去何度も描かれてきたテーマですし、想像した通り過ぎな気がしました。
 話は展開してるんですけど、場所が途中から固定してしまったせいか、同じ場面を何度も見せられているような停滞感がありました。
 それと9S万能すぎと、いいところに現れすぎなので、ご都合主義感は強かったです。あとA2でしたっけ?彼女はどこ?
 
 ただ、アニメ作品としてのストーリー展開としては、キャラたちの魅力、特に2Bと9Sのコンビの話は良くできていました。それぞれのエピソードの見せ方、謎かけなどは良く機能していて楽しませてもらったと思います。

 ゲームやってないので何ともいないですけどね。ただ、視聴者というのはゲームを見てない人間も沢山いますので、その人間も含めて視聴するのがアニメです。したがって、アニメだけで評価すると、尻切れトンボとSFとしての凡庸さでの減点は大きいですね。
 再視聴したいと思うかといわれると、1話から見返すにはかなり気合がいると思いますので、ストーリーは3でしょう。

 ですがキャラの良さがありますので4.5、作画は1話のマイナスがあるので4.5です。音楽はまあ普通より少しいいかなで4。
 声優は皆さん迫力のある演技でしたが、ちょっと石川由衣さんの声が耳につきすぎて「聖女の力は…」の小鳥遊セイにしか聞こえなくなったのでマイナスして4とします。



1話 期待値の割には…既視感すごいし…ですが、最後でとどまりました。

{netabare} 普段見ている本作のコスプレやイラストのレベルが高いせいか、がんばったんでしょうけど、今回のアニメだとちょっと物足りないですね。拡張デバイスらしきものも3DCG臭いし、そのCGとアンドロイドがうまくなじんでいなかった気がします。

 全体的にゲームのプレイ動画というかそれの劣化版というか、ちょっと魅力という点では、画面に引き付けるものがありません。「不気味の谷」というより「レベルの谷」あるいは「無感動の谷」とでもいうんでしょうか。アニメ、3DCGのどちらから見ても、感じるものがありません。

 変形の時の許可申請に意味があるのか不明だし、そもそも言語での通信もアンドロイドっぽくないし、感情捨てろと言っている2Bが一番感情的だし、何がしたいんだろう?と思ってしまいます。
 どこかのアニメで見たような映像ばかりで、バルキリーみたいなものや工場が巨大ロボットになるなど、SF的造形は今のところ目新しい映像表現はなかったです。エフェクトも安っぽいし。ということでTVアニメの作画としてはかなりレベルは高いのでしょうが、期待値からいって拍子抜け感はありました。
 なお、最初の方で敵の機械兵が機械兵にオイルをかけているところが、SFを感じてここが唯一の見どころだったですね。このセンスで全体が描けるかでしょう。

 11945年3月10日といえば、1945年3月10日が東京大空襲ですから何か意味があるのでしょうか。

 で、まあSF好きとしては見るところは少ないかなあと思ってたら、最後の開き直ったマルチエンディング宣言ですね。これで世界観を明らかにするんですかね?ここの部分での工夫が楽しみです。

 最後のこの部分が無ければ断念でした。何パターンかみたいですね。ただ、目を映さないのは感情移入しずらいなあ。いつか見えるんでしょうか?{/netabare}


2話 これならちゃんと見られます。普通にSF世界観に興味がもてます。

{netabare}  実質これが1話目でしょう。1話目の戦闘シーンばっかりなのは最悪のスタートでしたが、ちゃんとストーリーがあるなら世界観とあいまって物語として見られます。

 1話目は掴みを狙ったんだとは思うんですけど、2話目がまともな話だけに作品の構成は失敗したのでは?正直、私は逆に先週ので視聴断念になるところでした。

 機械側のストーリーはありきたりではありますが、知識の集約が知性あるいは感情を生むような話でした。仲間の死との対比で生命に興味が出たのかもしれません。1話目で唯一引っ掛かった機械兵が機械兵に油をかけるシーンが活きてきます。
 アンドロイドVS機械兵ということで、アンドロイド側の非人間性との対比にはなりそうですね。こういうのがちゃんとできるなら最初からやろうよ、と言いたいです。

 作画の風合いがゲームの3DCG風なのと、地上に取り残された部隊の車両とかアニメ用の安っぽいのが混在していてもうちょっと何とかならないかとも思います。

 アンドロイドの知能・感情設定がまだ良くわかりませんけど、どうなんでしょう?人間が出ていないのがみそなんでしょうか。実は人間でした、人間の脳でした、人間のコピーでした、とかあるんでしょうか?あるいは人類は既に滅びていて、アンドロイド側も知性を獲得した機械の種族だった…とか?

 水がエネルギーというのはまあドラえもんのエネルギーがどら焼きみたいなものでしょう。

 2話の感じならちゃんと見続けます。普通に面白いです。{/netabare}

3話 1話の仕込みはそういうことですか。壮大なSF感が出てきました。

{netabare} 1話の戦闘で2Bと9Sは破壊されてそのデータが軌道上のステーションに送られて新しい個体になった。それを延々と繰り返して1話からかなり時間がたった、という世界観ですね。その間にロボットが更に進化したという設定ということでしょう。油をかけるシーンが活きています。

 2話の人類からの放送も同じデータの繰り返しなんでしょう。ということは月面の人類はもういないか既に文明を喪失しているか。AIか何かが司令を発し続けヨルハ部隊が動いているんでしょうか。

 3話で1話で破壊された巨大ロボットが遺跡にようになっています。これが良かったです。つまり時間経過ですね。かなりのオーダーの時間でしょう。

 最後のほうに出てきた進化したロボットとアンドロイドの合体版みたいのはなでしょうね。復活する様子からいって映像でしょうか。この世界そのものがAIの中のシミュレートの可能性もありますが、それだとありきたりです。ハッキングされた?できれば機械ロボットの進化は実際に起こったほうがSF的に面白いですけど。

 2話でロボットによる親殺しのような映像もありましたので、人間性の獲得でしょうけどどうもまともではない感じです。3話で人間の性行為を機械が真似ていました。人間のタナトスとエロス、破壊衝動と性衝動がゆがんだ形で機械に伝わったような雰囲気もあります。

 一旦原始的な王国が出現した感じです。あるいは宗教国家か。それが「いつか」「どこか」ですね。

 異星人からの影響の部分です。人類の進化を歪な形で機械が踏襲する。マルチエンドの人形劇で2Bたちが動物に乗るという話もあります。人類の発生の起源として類人猿も同じように異星人の影響だった。それと同じ影響が機械に起きたと考えればいいのでしょうか。いずれにせよ、どこかで人類の進化、機械の進化の問題が交錯してるのでしょう。

 SF的な仕込みが結構すごいですね。これは期待できます…が延期ですか。クオリティ落とさないためにはしょうがないでしょう。完パケ…は資金的に難しいのかなあ。{/netabare}


8話 SFをしっかりやろうとしているのがとても良いです。

 延期になって放置してましたが、いつの間に進んでたんですね。

 A2号の髪ってなんで伸びてるんだろう?とか、あの兄弟はどういう存在なのか?機械生命に見られる人間らしさとか、そもそもヨルハの組織とかいろんな仕掛けがあって、想像力をかき立てられる仕掛けが沢山あります。

 もちろん記憶の連続性とか身体の部品の交換などアイデンティティ問題とか2Bに関わる部分もテーマになっています。そして今後はあの兄弟と「知恵」のテーマの部分ですね。これと機械生命・ヨルハの関係が非常に気になるところです。

 初めは目が見えないので感情移入しづらかった2Bですけど、見ているうちに入り込んでいました。で、8話。目を見せる場面がありました。もともと造形はいいキャラなので一つの小さなカタルシスがありました。

 とにかく本格的にSFをやろうという重厚感がたまりません。「VIVY」以来の頭を使うハード系SFですね。間があいたので1話から多分見直すと思います。

 2号とA2の声優さん、ちゃんと同じ声優さんでしたね。

投稿 : 2023/07/25
閲覧 : 634
サンキュー:

15

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作画やアクションシーンは、すばらしい出来栄え。

この手のアニメにありがちな、ややこしいストーリーや難解なセリフさえなければもっとたのしめるのに。

投稿 : 2023/07/25
閲覧 : 133
サンキュー:

3

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

26個のエンディング?笑っちまうwww

このアクションRPGは長い...(兄貴がやりました)

ヨルハ二号B型=ミカサ、ヴァイオレット、みのり
ヨルハ九号S型=ファルコ・グライス、竈門炭治郎
ヨルハA型二号=皇まとい、ルリ(農民関連~)

しっかしデッカイ機械やwwwガンダムよりもデカいかも
いやこれ、巨人だ...!腕はデッカイローラーだけど

4話
2B達はレジスタンス部隊と出会った
悪いが水は必要ない、体内から補充されるから
どんな体だろうなあ~

ここも防振りと同じく遅れることに...
しかし、あやかしトライアングルと同じく、途中で切られてしまった...

その後夏に再開

9話
9Sが行方不明に
探しに行った2Bだが、訪れた街は幻?
へ?アダムだと?

機械に感情は必要なものだろうか

投稿 : 2023/07/24
閲覧 : 583
サンキュー:

0

taka_2 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人気ゲームのアニメ化作品

最近やり散らかしたゲームの一つがアニメ化されていることを知って見てみた。
デッカイやつ倒して、月に戻って、地球に降りてってところくらいまで。このアニメだと4話くらいまでかな。

地球人類が他の星からの機械生命体に侵略されて月に退避。地球を奪還すべく開発されたアンドロイドや、その特別な機体がヨルハ部隊で戦闘用の2Bや情報収集用の9Sなどがある。
というような説明がなされており、ゲームやっててもなんもわからーんって感じだったのが分かって良かった。

またゲームやりたくなってきた。

投稿 : 2023/07/01
閲覧 : 135
サンキュー:

3

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NieR:Automata Ver1.1a[ニーアオートマタ]のストーリー・あらすじ

西暦5012年。 突如地球へと飛来してきた<エイリアン>と、彼らが生み出した<機械生命体>により、人類は絶滅の危機に陥った。 月へと逃げのびた僅かな人類は、地球奪還のため、<アンドロイド>の兵士を用いた反攻作戦を開始。 しかし無限に増殖し続ける<機械生命体>を前に、戦いは膠着状態に陥る。 人類は最終兵器として、新型のアンドロイド<ヨルハ>部隊を地球へ派遣。 新たに地球へと派遣された<2B>は先行調査員の<9S>と合流し、任務にあたるが、その最中で、数々の不可解な現象に遭遇し……。 これは人類のために戦い続ける、命なき<アンドロイド>の物語――。 (TVアニメ動画『NieR:Automata Ver1.1a[ニーアオートマタ]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年冬アニメ

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