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「転生王女と天才令嬢の魔法革命(TVアニメ動画)」

総合得点
73.9
感想・評価
370
棚に入れた
1069
ランキング
975
★★★★☆ 3.5 (370)
物語
3.2
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.5

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転生王女と天才令嬢の魔法革命の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

nflEF86214 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

大人が大人しい作品

百合作品として楽しみましょう。
チートや現代知識の無双を期待してる人には向いてなさそう。
{netabare}
自分が作品を楽しむ基準の一つに「大人が大人らしい」という点があると思っている。
例えば、未成年がロボットに乗って戦う作品だとして、以下のような基準になる。
 ・それは搭乗者が未成年である必要があるのか?
 ・それが未成年である必要がある場合、その理由は明確か?
 ・その未成年が戦っている間、大人は相当にサポートしているか?
もし、これらが曖昧で「大人が大人しい」作品だと、その点が気になってしまい、没入感が削がれてしまう。

そして今回の「転生王女と天才令嬢の魔法革命」の場合だと、特に
 ・アルガルドが反政府活動相当の行動するまで、周囲は何も気付かなかったか?
 ・アニスフィアとユフィリアが戦い、どちらかの選択で決着する以外に、各々の親は他に方法を検討しなかったのか?
  祖父の影響とアニスの転生前の知識があれば、選挙制度への移行など思い付きそうな気もするけど。
の2点が気になった。

他にも、レイニがヴァンパイア設定なら、一応は心臓を貫かれたのに復活したので「設定よりご都合主義だなぁ」とか、レイニが血を求めた時に「イリアの腕の大量出血を飲ませりゃいいじゃん」のような細かい点も気になり、後半に進むにつれて、面白さが薄れていった。

多少の省略はあれど、おそらくは原作踏襲で、アニメの脚本関係の人たちは悪くないんだろうけど。
{/netabare}

投稿 : 2023/07/11
閲覧 : 99
サンキュー:

1

ネタバレ

cugOB72684 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少年漫画✕百合

確かに百合の要素はしっかりあったけれど、話の内容としては激アツの少年漫画を見てる感覚だった。

物語前半では、自分の居場所を失ってしまったヒロインに主人公が手を差し伸べ、関係を深めて困難(ドラゴン)に立ち向かう様が描かれ、後半では、その逆で、自らの役割に押し殺されそうになっていた主人公をヒロインが救う。

こういうのでいいんだよ、こういうので。

アクションも動かすべきところをしっかり動かしてて見どころ満載だったし、本当にいい作品だったと思う。(ぶっちゃけ、リコリコに求めてたものが全部詰まった作品だったw)

難点をあげるとすると、やっぱり1クールで原作3巻は詰めすぎな点かな。展開上、必要な描写を入れるために箸休め回は出来なかったし、世界観に関する説明が最小限になってた分、没入感が足りなかったかなぁ。2クールでやってたら間違いなく神作だったと思う。

投稿 : 2023/07/06
閲覧 : 91
サンキュー:

1

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

異世界転生ものユリアニメ

異世界転生ものユリアニメ
王位継承問題で揉める内容

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 92
サンキュー:

1

JBG さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

レズが王になって跡取りどうすんの

不老不死なったから一生独裁する気?
後先考えなさすぎるでしょ

投稿 : 2023/06/29
閲覧 : 134
サンキュー:

1

あと さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

深みも余韻もない異世界なろう系百合アニメ

タイトルからとてもおもしろそうに感じたのですが、いまいち面白くなかったですね。面白そうな雰囲気だけで、心惹かれるところがなかったですし、なにより百合アニメであるのにあまりにも展開が雑というか、ストーリーの方が優先されてしまったので感情描写をもっと丁寧にやって欲しかったです。キャラの対比に関してもテンポが早すぎるせいでついていけずあまりキャラの背景が説明されていないのもあり感情移入できるというところにも限界がありました。そのへん、百合アニメなら丁寧にやってくれるものだと思っていたのですが、どちらかというと戦闘シーンだったりキャラの設定に力を入れていた印象で、あまりまとめ方もスッキリせずなんだか消化不良のアニメでした。やろうとしていることやテーマ自体は全然悪くなかったのでなんだか見せ方が良くなかったというか、後半に展開が結構動くのですがそこでの2人の心情の揺れ動きが説得力がなく、なろうっぽいご都合主義展開が目立ってきてしまう印象でした。ストーリーは悪くないのですが、全く余韻を感じられないアニメはちょっと珍しい感じです。
ただ、つまらない部分というのはない上雰囲気も悪くないですし作画も高水準で声優さんの演技も悪くはなかったです。でも過程がないとその感情の動きが空虚になってしまうというのがとっても残念でした。やるならもうちょっと関係性を作りあげて行ったりするべきで、最後に無理やり詰め込んでも筋が通っていないので、本当にカタルシスが無いんですよね。なんとも評価のしづらい作品なんですけど、とりあえず面白いとはいえなかったです。
あとEDの演出があまりにゴミすぎてリアルタイムでは普通に切ってしまったので気をつけた方がいいです。

投稿 : 2023/06/28
閲覧 : 172
サンキュー:

5

リュラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

つかみがうまい

1話目でのつかみがうまく、続きが気になり次々に見てしまう作品で、最終話までできれいに物語がまとまっている印象を受けた。
あと、同じクールで他のアニメでもこの作品の声優さんが出ているのを見ていたけど、キャラによりここまで異なる感じに表現できるのかと本当にすごいと感じた。

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 82
サンキュー:

2

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

百合っぽさはあるがくどくない

異世界転生もの、面白かったんですがあにこれの評価は低いですね(^^;美少女キャラ可愛いし、そんなに多くないけど戦闘シーンも結構良いです。
メインは、
アニス(CV千本木彩花)転生王女
ユフィ(CV石見舞菜香)天才令嬢
の二人ですが正反対の性格でやり取り面白いですね。確かに百合っぽさは感じてたんですが、決定的なシーン(そんな大げさでもない)はあります。しかし、少ないですからね、百合アニメってほどでは私はないと思うんですがどうでしょうか。ちなみに私はあからさまなシーンが多くなければ百合アニメ好きですね。

話がそれますが、2022年の私的覇権アニメは「ぼっちざろっく」なんですが、そこに登場するキャラを千本木彩花が演じていて非常に良かったんですよ。よく見かける人気声優さん、でもあまり意識したことなかったんですよ。そしてこのアニメのアニスも演技良かったですね。大ざっぱな見た目ですが繊細なアニスをよく演じていたと思います。

あとまた声優さんの話になるんですが、「放課後ていぼう日誌」の部長と「シャドーハウス」のエミリコのあまりの声の違いに衝撃を受けた声優さん篠原侑が出演していて、また全然違ったキャラで個人的に上手いなと。もっと活躍してもいい声優さんだと思うんですよね。

話も12話で綺麗に完結して、詰め込んでる感じもせず内容も面白かったです。ただ惜しいのが説明不足な部分や、不必要な要素があったように思います。一番はユフィがアニスに対して好意を持ちすぎる理由がよく分からない、百合っぽさまで出してるから何故そこまでって感じです。そしてタイトルにも入ってる転生がほとんど話に出てこず、普通の王女でいいのにと思ってしまいました。

完結したから2期はないでしょうが、なろう系だから観てない理由ならもったいないですよ。めちゃ嫌いなら無理ですが(ー ー;)
私自身面白かったらなろう系でも関係ないのでお勧めします。

2023年6月2日

投稿 : 2023/06/02
閲覧 : 187
サンキュー:

16

Yajue さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメです!

魔法を使えない王家の娘と魔法を使える貴族の娘が交錯する話です!
作画が良いのはもちろんのことですが、ストーリーや演技なども一流です!
戦闘シーンは気合いが入ってて見応えがありました!
キャラクターも個性的で大好きなアニメになること間違いなしです!

投稿 : 2023/05/24
閲覧 : 135
サンキュー:

5

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

魔法革命のはじまり

原作未読 全12話

転生もの。とある国の王女が前世の記憶を思い出し、この世界の魔法に興味があるものの自分では魔法が出来ないので魔法科学という新しいことを始めました。城を飛び出し魔学に必要な素材を手に入れるために日夜魔物と戦っていました。その弟の王子と婚約していたヒロインが、一方的に悪者扱いされて婚約破棄のされる場面にたまたま主人公が出会し、ヒロインを連れ出し2人で魔学を発展させようと頑張るお話です。

主人公も明るく(どことなくリコリス・リコイルの千束に似ていましたね)、最初はちょっとイザコザもありましたが、魔学を追求する明るいお話になると思いました。

しかし、結構複雑で悲しく辛いこともたくさんありましたね。{netabare}(弟を失脚、追放、弟を後押ししていたものの排除など結構身内争いが活発でしたね){/netabare}

こちらは色々と意見が分かれるようですが、ちょっと詰め込みすぎて心情が分からない部分がありました。

この世界では魔法は上流階級の特権みたいなもので、平民には縁が遠いと思われている世界を変えるようにしたいと行動を起こしています。

色々なしがらみや葛藤を乗り越えて、これから魔法革命が始まるよ〜というところで終わっています。

OPは花たんさん、EDは主人公アニスフィア・ウィン・パレッティア役の千本木彩花さん、ヒロイン役のユフィリア・マゼンタ役の石見舞菜香さんが歌っています。

最後に、最初から百合的な感じは表現されていましたが、最後はまさかそこまで!でしたw

投稿 : 2023/05/21
閲覧 : 211
サンキュー:

19

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

テーマは良かっただけに惜しい。

{netabare}
割と期待してたアニメで、前半は期待通り面白かったけど、後半がなぁって感じの作品だった。

前半に関しては完璧。
束縛され窮屈な生活を送っているユフィとは対照的に自由を求めた生活を送っているアニスの二人の出会いから、そんなアニスに影響されてユフィがだんだんと変わっていく様子が丁寧。
王宮内の生活と自由な空の対比も上手く、魔法のほうきで空を飛ぶシーンは解放感を感じられた。
段々とユフィが心を開いていく中で、時に行き過ぎた行動を行うアニスの止めに入るようになったり、アニスとの距離が近づいていく感じが良かった。
そして、最後は自由のない女王への道を進もうとするアニスを今度はユフィが説得して救うという反対の構図。
二人の関係性に関しては完璧だった。(過剰な百合を除いて)
最終的には王にならないけど、自分の自由を捨ててでも国を守ろうとするアニスもすごいなぁと。

コンセプトに関しては本当に良かったと思うけど、アルガルドの話辺りは微妙。アルガルドの信条に同意し辛い。
この国を変えたいだとか、身分格差をなくしたいだとか言われても、ろくにこの世界の政治や格差についての描写がないわけで...。
そこがあればもっと熱い言い争いだったのかな。
長々とした会話と共にやたら長い戦闘シーンがあって、その部分はちょっと退屈だった。
その後の王位継承権問題も、初出の設定で解決というのはどうなのか。
まあ、完全に解決してるわけではないけれど。

百合要素は...。百合アニメは好きだけど、ここまでガチだとちょっときつい。
せめて、しっかりとした内面描写やバックボーンの元ならこれぐらいの百合でも許容できるけど、この作品は百合豚に媚を売ってるだけのようでかなりきつかった。仲良くしてるぐらいがちょうどいい。

話のコンセプトは良かっただけに終盤の流れはちょっと残念。
戦闘シーンは正直あまり求めてなかったけど、少なくとも作画?エフェクト?に関してはかなりの上出来だったと思う。

ED曲の映像は厨二恋同様後半でチカチカが改善されるという...w

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
PVの雰囲気的に今期一期待してる。
ほうきに乗るアニメ好き、魔女旅以来よね。とりあえずアニス可愛い。
結構政治関連の話があるのと、魔法に設定がありそうなのはいいね。
転生者? 魔法使えないのに飛べるのね。
けど、この金髪も政略結婚に歯向かう主人公みたいなキャラだなw
悪役っぽくは無い。主人公の方が政略結婚に乗り気で悪役側が反対しているのは相当に珍しい気がする。脳が破壊される。
このお転婆な感じ苦手かも。結構良かったかも。

2話 ☆9
また俺なんかやっちゃいました? 花たんで草。
まだ歌い手やっとったんか。可愛い。ガチ百合アニメかよw
ゴースト発明家。頭いい。ガチレズアニメ。話の進行がちょっと遅いな。
確かに魔学の有用性が分かったら色々ヤバそう。
思ったよりガチ百合で草。で会ったばかりなのに。ED神。点滅。

3話 ☆8
こいついっつも落ちてんな。パロディ寒い。死ぬぞ。百合に目ざめたか。
顔怖い。役に立つものも発明できるのね。木が…。OP曲名回収。
アホ毛可愛い。圧迫した宮廷内と自由な空が対比的になってるのかな?

4話 ☆10
なろうっぽい魔物が。ふけーふけー 銃声みたいな音w
正直ここまでの百合は好きくない。
ディオメディアってマジでいつの間にこんなにクオリティ上がった?
今まで王族として生活を縛られてたからか。
自由奔放なアニスを見ての段階的な心境の変化がいいね。
急になろう展開になったw 王族も冒険者やる世界…w
欲しいものってユフィか?
アルガルドも決められた道を辿るのが嫌になったか。
アニスとの間に軋轢があるのか。絶対に道化を演じてるでは無いw

5話 ☆9
なろうらしくはなってしまったけど、どうかな。麻薬じゃん。
ハイカードで見た。アニスを気にかけるユフィ好き。
マッドサイエンティストみたいになってて草。戦闘回そんなにだな。
熱血少年漫画みたいなノリで草生える。
ディオメディア成長しすぎじゃない? お前喋れるんかw なんか草。
アニス虐いいぞ。弟どうなったw
アニスは歯止めが効かなそうなタイプだからユフィがいいストッパーになってる気がする。

6話 ☆8
麻薬。アニスも似たようなもんだろw 刺青じゃん。ヤクザかな?
心臓枠か? 魅了の力という割に誰も魅了できてなくない?

7話 ☆8
血吸ってないじゃん。マジでヴァンパイアか。やっぱり嫉妬してて草。
アルガルド国王になれそうか? 所々現代語取り入れてるのなんなん。
そういやアニスは転生者だから魔法使いの空の飛び方=箒という固定観念があるのかw 飛行機じゃん。こっちの方が形状はまとも。
ここに来て転生要素が活かされてきたw
アニスを思ったユフィの言動いいね。

8話 ☆6
アルガルドも信念があるのね。判断が早い! 闇落ちしてて草。
なんやこいつw 乱心してて草。1本! 箒なしでも飛べるんかよw
リョナった。正論言われてて草。なんか見たいものと違うんだよな。
話はいいけど。

9話 ☆5
OPカット。いつの間にかようわからん武器が。
戦闘シーンは面白いんだけど。
この世界でどういう政治行われてたとかいう話あまりないし共感もクソもないな。
なんか知らないけど共感出来ない…。

10話 ☆7
唐突なデート回。魔学ってやるとやっぱりイメージが悪くなるの?
正当な判断じゃないとわかってても主張するほど好きなのか。
今回新しく出てきた要素で問題を解決はやめて欲しかったな。

11話 ☆8
男性恐怖症かな。国を守りたい気持ちもちゃんとあるのね。
勝負してどっちが勝っても不幸な結末しか待ってないな。

12話 ☆7
エフェクトがすごい。母は髪色違うんだな。転生要素ここに来てやっと。
レズ堕ち。そんなすぐに普及させられるのか。
これはハッピーエンドなのか? お前もレズだろ。

曲評価(好み)
OP「アルカンシェル」☆7.5
ED「Only for you」☆8.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2023/05/15
閲覧 : 171
サンキュー:

4

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルから想像される異世界転生、悪役令嬢ものではない

この作品の評価は今のところあまりよろしくない(コメント記入時2.9)

よろしくない理由は、おそらくタイトルから想像される展開、「異世界の王侯貴族として転生した私は、前世での知識を活かし、異世界の優秀な天才令嬢と協力して、異世界の魔法を大改良して、大活躍しました」と違うからだと思われる

つまり、甘いと思って食べたらしょっぱかったので美味しいとは思わなかったという話である

本作は、中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界に現代の価値観と知識を持つが魔法が使えない人(現代の普通の人)を魔法が使えることが王になる条件の一つである王族として転生させた場合、周囲にどういう(悪を含む)影響を与えるかを割と真面目に描いたものであり、案外話が重く俺ツエーといった爽快感はない

したがって、その需要と供給とのミスマッチ(タイトルで損をしている)によって評価を落としていると思われるものの、はじめからしょっぱいものだと思って観れば、普通の現代人が異世界に行ったらこんな苦労もありえるだろうとは思えたので、名作ではないけれど、もっと評価されていい作品だと思います

典型異世界なろう作品に飽きた方は是非!


(以下、ネタバレを含む本作を推す理由を追記)
{netabare} 私は主人公が「転生」者であることに意味がないとは思わない(また、これに意味を見出すかどうかが本作の評価にも繋がっていると思う)

なぜなら、彼女の異世界での価値観にとらわれない生き方は、現代人の自由な価値観に基づいたものであり、中世の封建的な価値観を持つ人からみれば破天荒だからだ

そして、彼女が自由気ままに生きているのは現代人だからであり、かつ、王族で王位継承者ではないというそれが許される境遇にあるからである。また、彼女が自由に生きていなければ、弟は自分の王位継承者としての役割に疑問を持つことはなかっただろう(したがって転生者であることに意味がある)

さらに、SAOのようにゲームの世界に入り込むパターンは、周囲の人間も中身は現代人なので価値観の相違から受けるカルチャーショックはない。しかし、転生した場合は、現代人がおらず異なる歴史を歩んだ「異世界」なのだから、むしろ価値観の相違がないとおかしいはずだ

この辺りの転生者が持つ考え方の「異質さ」を真面目に捉えた作品は少ない(そこが私の評価ポイント)
例えば、現代の知識を活かして様々な発明をしたとして、それを素直に受け入れるというのは、かなり精神的なハードルが高いはずなのに、あっさり受け入れられた上に賞賛されるのがテンプレ展開だ(この点、本作の「魔学」は、現代知識と異世界の価値観との擦り合せをしようとしているように見える)
しかし、わかりやすくいえば、現代にドラえもんが現れて、「どこでもドア」を出してきたときに、あなたは、その理解不能なものを潔く受け入れ、恐れることなく利用できるだろうか(明治時代に蒸気機関車を初めて見た人が近いか)
また、運送や人の移動に革命をもたらすこの道具は、これらに従事している人たちの職を奪い、これらの人たちの反発を招くだろうから、必ずしも快く受け入れられるとは限らない

確かに、本作は、きっちりとその辺を考えているのか?と問われると疑問ではあるが、この転生者がもつ異世界での「異質さ」をある程度真面目に考慮したところが他の典型なろう作品と違う点だろう

(以下、2023年5月15日追記)
もっというと、典型異世界なろう系は、ブラック企業だったりニートだったり現実世界で辛い思いをしてきた人が異世界で救われる話(カタルシス)だ
しかし、本作は、現実世界で救われなかったという背景がなく、異世界で現実を見せられて困難にぶち当たるという典型なろう作品とは真逆のパターンなので、典型作品が持つ爽快感がない
したがって、タイトルから現実逃避を期待したら、むしろ現実の厳しさをみせられるという見たくないものを見せられた結果となる
人間、予想外のことや見たくないものは、スルーするか理解するまで時間がかかるものだ
おそらくこれが、「転生設定要る?」の正体だと思われる

ただ、必ずしも転生が現実逃避の手段である必要はなく、創作は自由なのだから、本作のような展開があってもいいはずだ(もっとも、私も本作の展開が唐突だとは思う)

だから、視聴者側の期待と本作の内容がミスマッチであり、色眼鏡でさえ見なければ、他の典型異世界なろう作品と比べても、ここまで酷評される内容ではないと思う {/netabare}

投稿 : 2023/05/15
閲覧 : 220
サンキュー:

7

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

詰め込み過ぎ。百合なのに心情が弱い。魔道具が活かしきれません。

1話 超期待枠です。アニメのクオリティが高い、ヒロインがいい。

{netabare} 異世界ものは他の皆さんのレビューまちで選ぼうと思っていましたが、アベマのサムネが良かったので視聴。
 いや、作画もいいですけど、構図も演出もキャラデザもいいですね。ボカシをつかった遠近法やおありと俯瞰の構図を取り入れるアニメは出来がいい事が多いです。アニメのクオリティに信頼がもてます。1話の引きも悪くないですし。

 「聖女の力は万能です」以来のハイクオリティな異世界です…と思ったら同じ制作会社ですね。なるほどこれは期待枠です。
 そしてヒロインの設定いいですね。可愛いです。空を飛ぶという夢も期待できます。また、対になる娘もいいですね。憂い顔がたまりません。笑顔が見たい。
婚約破棄ものですが、「守るべき節度が…」というセリフから言って原作のクオリティが高いんだろうなあと思います。

 もう原作ぽちっちゃおうかなあ、と思うクオリティでした。2話確認して、良ければ…

 追記 結局文庫をポチってしまいました。5巻品切れです。早く増刷してください。{/netabare}

2話 いいですけど王女語りすぎかな

{netabare} 王女だけでなく登場人物が気持ちをしゃべりすぎかなあと。余韻や表情で読み取れるよう出来る部分もしゃべってしまっているし、その気持ちを演出、ストーリーで見せてくれればもっといいのに、と思います。作品が安っぽくなる気がして勿体ないですし、セリフは整理した方がアニメを見ていて作品世界に入り込めます。
 なろう原作ならスマホ前提で短文でセリフ多いのは仕方ない部分もありますが、アニメのレベル上げるならセリフを整理した方がいいかも。しゃべらせたほうがテンポが良くなるという狙いもあるでしょうけど。

 あとは王女に劣等感が無さすぎなのがキャラに分厚さが出ない気もしますが、これからかもしれませんしそこも含めて転生の設定を明かしていないのが気になります。
 
 まだ、原作は読み始めてませんが、EDの感じから言って、いつか転生の理由とかわかるんですかね?そこを隠しているのがいいですね。王女のキャラ設定はそこにつながるんでしょう。

 あと、1話目よりちょっと映像が安っぽくなった?クオリティは高すぎなくてもいいですけど、アベレージを維持してほしいなあ。{/netabare}



4話 うーん。話はいいけどテンポが遅いかも。1クールでどこまでやるんでしょう?せっかくのいいキャラとポテンシャルがもったいない気がします。

{netabare} キャラも話もいいんですけどね。どうもテンポが遅いというか、しゃべりすぎ、会話劇が多すぎで展開しないというか。「聖女の力は…」の時の軽快な展開に比べてちょっと見劣りするかなあ。小説で6巻らしいので2期目を考えるとぎりぎりですけど、それを考えると間延びする気がします。5巻を1期でやり切るくらいでやらないとラノベ、なろう系は会話が多いですからどうしても薄くなるでしょう。
 種まきはいっぱいしてますよね。竜と王子とあの黒い女性の正体となにより王女は何者が何も描かれず4話ですか…

 うーん。俺たちの戦いはこれからだ、で終わらせる気でしょうか。もったいない。作品のレベルを保てないで間延びさせるのは本当にもったいない気がします。まあ、半分くらい言ったところでもう1度1話から再視聴はしてみますが。

 原作6巻分届いているので先に読んでみることにします。


 で、2話で感じた画面の安っぽい部分ですが、うーん。安っぽいというより遠景の時に気の抜けた作画がある気がします。3DCGの特徴…なんでしょうねえ。引き画の時に線の数が減るせいか、細かい部分が省略されるのか、アップでは気が付かない歪さがでるのか。ベクター処理というかフラクタル化みたいな感じで、3Dモデルで遠景になっても線のクオリティを下げない工夫が必要かもしれませんねえ。{/netabare}

5話 久々にテレビアニメで熱くなりました。ワクワクドキドキで本当に面白いと素直にいえます。

{netabare} テンポがどうとか作画がどうとか前回までいろいろ文句はいいましたが、いいですね。5話。

 魔薬(マヤク)が出てきて「フルでいくのらー」になったときはどうかとも思いましたが、熱いヒロインの熱い戦いがたまりませんでした。

 魔法にかける想いがキャラ付けに活きています。異世界ものもこういう話なら本当に面白くできるんだなあと感動しました。やっぱりジャンルじゃないですね。また、熱血だけでなくて、「魔法科学」と人体の能力、あるいはコンプレックスについてもありそうですね。そこもキャラの奥行になっています。

 いや、本当に面白かったです。{/netabare}


11話 描きたいことと異世界設定の不釣り合いで損をしているかも。

{netabare}  本作はまずギフテッド…生まれつきの才能は努力で覆るということが言えます。また、ノブレスオブリージュ、アイデンティティ、格差社会と分断や既得権益を埋めるのが技術だということ。世襲の否定、職業選択・働く女性の問題等々かなり意識して話に組み込んでいます。百合の部分、つまりLGBTの部分もありました。

 キャラごとの抱えている問題のエピソードへの落とし込みもできると思います。そういう意図については非常に好感がもてます。話の展開もこの1クール分は事前に意図して設定を作ったのでしょう。ちゃんとやりたい事を描くための舞台設定ができていると思います。
 ですが、少し語りたい事、現代的な諸問題が直接的過ぎる気がします。ともすれば非常に説教臭い感じがしなくはないです。

 単純に異世界百合ものを楽しみたい、という層からするとかなり個々のキャラにストレスがかかっています。異世界的なノーストレス展開ではないですよね。本当はそういう話を望む層に対するアンチテーゼでもあるんですけど。
 それと原作もそうですけど、11話からの展開はちょっと急ですね。もう1エピソードあって妖精を深掘りしてユフィの選択があったほうが説得力があります。

 本作はキャラは魅力的だしそれぞれの個々のエピソードもワクワクします。アニメの作画も演出もレベルが高いです。

 類似例として思い出すのが「響け!ユーフォニアム」ですが、話の展開のうまさ、オブラートにつつんでストーリーで魅せる部分では、ユーフォより劣っているかなあという気がします。本作はストレスや内面を全面に押し出して説明しすぎですね。
 込められている意図については、本作のほうがかなりアップデートされています。

 それとユフィというキャラが描き切れていない…というかキャラ設定にブレが感じられるのが惜しいなあという気がしました。そこが11話前後が急展開に感じる要因なのでしょう。

 頭使わないほうが好きな視聴者からは不評でしょうし、真面目に見ている人にとっては面白いですが、少しユフィを含めて周囲のキャラがご都合主義かなあという気がしました。
 こういう批判はレベルが高いアニメだからできるのであって、普通の異世界ものならここまではいいません。

 あと音楽性はなんとかしましょう。レベルが釣り合ってません。{/netabare}



最終話 テーマ性とヒロインのキャラ、設定はいいです。ただ…

 アニメの水準も高いし、尻切れトンボにせず2人の行く末を提示したのは評価できます。テーマ性、ヒロインのキャラ造形、設定や世界観などは非常によかったと思います。
 王女としての役割、役割、やりたい事、家族構成など、生まれと環境と個人の能力・気持ちの部分が交錯してうまいプロットだったと思います。

 ただ、前半のワクワク感と後半のテーマ性を描く部分に入ったときのギャップですね。これはユフィというキャラを扱いきれていない、あるいは設定を上手く活かしきれていない気がしました。
 特にせっかくの百合ものなのに、心情の部分でアニス・ユフィの双方の気持の部分が薄かったですね。ユフィ→アニスはわからなくはないですが、アニス→ユフィに納得感がなかったですね。

 それと魔道具についてのカタルシスがないので、アニスが何を成し遂げたのか、成し遂げるのかも中途半端でしたし、ユフィとアニスの立場の逆転的な部分も妖精設定の弱さから納得感がイマイチでした。アニスの素性についての示唆はちょっとありましたけど、そこの部分が全然描けていないわりに、2期を前提にという雰囲気でもない感じです。

 いろんな要素のレベルが極めて高いですけど、肝心のお話の部分があせりすぎたのか、詰め込み過ぎたのか、人間の行動としての説得力がいまいちでのれませんでした。むしろ前半のアニスのハチャメチャのキャラのほうが面白かったし納得感もありました。

 ということで、低い評価はつけたくないですが、最後の3話が良くなかったですね。ということで画竜点睛に欠くというか、竜頭蛇尾というか、そういう感じでした。

 評価3.9で調整しましたが、ちょっと高すぎかもと悩みどころでした。


追記 感想に変化は有りません。やっぱり相対的に点数高すぎる気がします。作画が良いのはそのまま。キャラが表面的だった分、キャラと調整で使っている声優さんの評価を落とします。3.6なら丁度いい気がします。

投稿 : 2023/05/15
閲覧 : 681
サンキュー:

21

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

転生シリーズというより…百合アニメw

1話ごとのテンポが早いので、けっこう早いペースで全話見終わってしまいますw

前半の展開としては、弟との確執が描かれてます[ ’ω’ ]
後半は女王誕生までの話です( ⚆.⚆)
弟はラスボス的な扱いかなと思ってましたが、いともあっさりと1話で片付いてしまいましたw
後半の女王誕生は、アニスが全てを諦め女王になる決心をしたところで、突然現れたくぎゅうの入れ知恵によってそれを阻止するユフィとのバトルという感じですww

結局、転生というタイトルの割には最後の方で、アニスがユフィにのみ前世の記憶があるよって言っただけで、無理に転生付ける必要あったのかなと…:( ;´꒳`;)
そして、百合アニメでした( ゚∀゚)・∵ブハッ!!

投稿 : 2023/05/14
閲覧 : 100
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2

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 序盤、メインキャラの一人であるユフィことユフィリア・マゼンタの状況が最近増えてきた
悪役令嬢ものを思わせるようなもの。
 ここでユフィを救いに来たのは悪役令嬢もののイケメン男子ではなく、快活な少女である
アニスことアニスフィア・ウィン・パレッティアということで、二人のキャラの特徴、関係性、
更に本作が百合ものであることがうまいこと表現されている。

 以後、中盤まではアニスが話を引っ張っているような印象で、彼女の明るさが作品そのものの
雰囲気をも作り出しているような感じ。
 ここまではタイトルにある「革命」とは、アニスとユフィの魔学研究による産業革命的な
ものを指すのかなと思っていたが、後半以降の展開を見るに原作者がやりたかったのは政治・
社会体制を変えていく革命の方だったみたい。
 個人的には政治劇、歴史劇は割と好きだったりするのだが、本作に関しては展開の重さが
キャラの魅力を削いでしまったような印象で、ちょっと勿体無い。
 あとアニスとユフィの活動だが、結果的には国民のためのものになったようだが、始まりは
能動的なものではなく、行き詰まっていたパレッティア王国を救うためのなし崩し的な行動で
ある点で、観ていてカタルシスを得にくいものにしているような。

 ちなみにアニスの現代社会からの転生者であるという出自は「魔学研究との関連性にもっと
大きな影響があっても良いかな」と思った。
 無駄とまでは言わないが、転生設定がなくても話自体は成立してしまう感じ。

2023/05/14

投稿 : 2023/05/14
閲覧 : 105
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2

チモクロ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

丁寧なのはいいのだが

転生した破天荒な王女と婚約破棄された天才の令嬢が組んで革命を起こすという話。

作画も良くて心理描写もとても丁寧。バトルシーンにも気合が入っている。主要のキャラたちの作画も高水準で安定しており細やかな動きや変化で心情を表現しようという点ではかなり評価したい作品。型にハマった優等生の令嬢が転生者の王女に感化されていき絆を深めていき成長していく、という点はとても好きな設定なのだが…。最後まで見ても、転生してきたという設定必要だったか?となってしまった。普通に王女でよかったと思うのだが。本人は本当の王族ではないかもしれないという不安を抱えていたのかもしれないが、その設定は普通に王女として成長しても得られるのでは?そのへんに乗り切れず、なんとなく良くわからんなという感想になってしまった。魔学というものに関してもおそらく転生前の記憶を有効活用してるのだとは思うのだが、ハッキリとした回答がない。魔法に憧れているという設定は魔法がある世界で産まれてこそ輝くのではないか?
 ともあれ、女の子同士がイチャイチャするのはとても良いが結構早めに王女側が令嬢好き好きになるのもちょっと急に感じた。普通に性的に見てる感じ?がちょっとわからない。そういう性の人なのか?
 あと、心理描写が丁寧すぎる感じもする。1.5倍くらいで見ても問題ないというか、全体的に遅い。むちゃくちゃ上手い絵をしっかり描写するからダレる。なんというのか…キャラが握りこぶしを作る動きなんかで怒りが表現できるのはわかるが、握りこむ時間が長い。
 ただ私は配信サイトで一気に見たからそう思うのかもしれない。1週間に一度の30分ならとても見応えがあると感じた可能性はある。

 平均的に高い技術で見られるし、可愛い女の子たちの関係をメインで描くファンタジーなので刺さる人にはめちゃくちゃ刺さると思う。

投稿 : 2023/05/13
閲覧 : 113
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2

さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

作画が良く毎話すぐに観終わる!

キャラクターのビジュアルが良いからか現在6話まで観ましたがあっという間という印象です♪
主役である金髪のユフィが暴れん坊で可愛いです。 百合要素もありますが信頼関係に重きを置いているあっさりめです!物語も分かりやすいので観やすいです。
(追記)
なんだこりゃ!EP8まで観たけどなぜこのような展開にしたのかよく分からない。急な展開とそこからのキャラクターの心情に共感が出来ない。

投稿 : 2023/05/12
閲覧 : 120
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2

ネタバレ

llil さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

高クオリティ

いろんな要素含む当作ですが非常にバランスの良いでき
唯、戦闘シーンにおけるチープさは拭えない
では他にハイライトの当たる要素が何処かと言われれば
首を傾げる他ない
とはいえ
異形のなろう系アニメ蔓延る今じゃ
安定する作品
演出面はディオメディア直近の作品から見る通り
細部やエフェクトの良さがあった

オーバーリアクションがなかった
酷い作品いっぱいあったから違和感を忘れていたね

投稿 : 2023/05/10
閲覧 : 98
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1

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

女の子達はカワイイ

作画は良いし女の子キャラはみんなカワイイです。
ただ、ストーリーが内輪もめだけなのでスケールが小さいというか、もう少しハッキリとした目的があって欲しかったと思いました。

投稿 : 2023/05/07
閲覧 : 110
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2

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

面白そうなの最初だけ

1.尻すぼみ
最初は良かっただけに、とても残念です。ハズレの多い今期においてこれは期待できるかと思ったんですが、途中からどんどんわけわからない方向に。もっと壮大な話になるかと思ったんですが…なんだかウジウジした感じになりましたね。登場人物は増えますが深みのある話にはならず、ただ薄味の登場人物を増やして水増ししただけ。魔法が使える・使えないの問題も、代替手段があるなら別にいいじゃん。そこに制約があって、それを乗り越えて、みたいなカタルシスは皆無。

2.爽快感がない
主人公がかげきしょうじょ!!の千本木彩花なので、サラサばりの破天荒&圧倒的存在感かと期待したんですが、その期待は裏切られ尻すぼみ。もう一人のヒロインが出てきて、悪役令嬢モノにありがちな捨てられてからの~って期待したんだけど…振り返ると、あのシーンが本作のピークでそこからはグダグダと下降線でした。画はいいのにストーリーがまったく追い付いていない印象です。

3.雑なシナリオ
弟も完全なやられ役だし、展開面白くないし、貴族の反発云々のくだりはいつの間にかなかったことになってるし、急に誰?みたいなキャラ登場するし、意外性ないし、おもしろくない。極めつけは最後の〈バトルで決着〉意味不明。「俺とお前と、どっちが正しいか拳で決めようぜ」ってどこのヤンキー漫画だよ。いや、百歩譲ってそういう展開がムネアツになる作品だってあるでしょうが、ユリアニメにいきなりぶっこんで来たな、おい。
そんで王位継承軽っ!「あいつあかんか…じゃあお前やれよ」みたいな、部活の部長決めるのでももうちょっと重たいやろ。

4.転生要素どこ行った?
そう言えばタイトル「転生王女」でしたね。途中すっかり忘れてました。最後に無理矢理入れようとしてきたが、転生要素なくても全く問題ないというか、活かさない設定は無駄。それともタイトルに転生ってつけておけば異世界なろう勢が釣れると思った?

5.唯一のオリジナリティ「ゆるユリ」
過激でないユリ。友情ではなくユリ。現実世界にもある皇位継承権に関する性別観とか、「女らしさ」を強要する社会に対して一石を投じる…のかなと期待したんですが、最後の最後でそういう崇高さ(の可能性)もかなぐり捨てましたね。これ何ていうエロゲ―?がっかりです。

投稿 : 2023/05/06
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7

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あなたの笑顔を欲した、その先にあるもの

アニメーション制作:ディオメディア、
監督:玉木慎吾、シリーズ構成:渡航、
キャラクターデザイン:井出直美、
キャラクター原案:きさらぎゆり、音楽:日向萌、
原作:鴉ぴえろ (ファンタジア文庫刊)

王宮百合ファンタジー。

そんなキャッチコピーを知ったのは、
アニメを観始めて3話くらいまで経過したころだった。
個人的には、渡航の脚本ということで期待値を上げて
観始めていたので「百合」と知っても気にならなかったし、
3話まででは、そんな方向に進む雰囲気は全くなかった。

舞台は魔法やモンスターの存在する中世風のパレッティア王国。
そこで、王位継承権を放棄した王族女性の
アニスフィア・ウィン・パレッティアと
王位継承予定の弟、アルガルド・ボナ・パレッティア、
その婚約者であるユフィリア・マゼンタたちの間で起こる、
王位継承を巡る魔法社会を変えるための物語。

見どころは、現世から転生したアニスフィアの
破天荒ともいえる性格と目指しているものだった。
魔法を使用できなければ王位継承は事実上不可能という
閉塞感のある社会。
そこで革命的な変化を起こすためにアニスフィアは奮闘する。

再度、序盤を観てみたが、やはり面白い。
キャラの特徴がしっかり描けているし、
親子関係やヒロインふたりの憧れを絵で表現できているのがいい。
序盤は、ユフィリアの苦悩するシーンが長く、
あまり気持ちの良い展開とは言えないが、
それを底抜けに明るいアニスフィアが
助けていくところが心地良かった。
アニスフィアにも苦悩があって、
魔法を使えない自分に危機感を覚えながらも
前世の記憶から魔法石を活用した研究によって、
現代的な家電製品を生み出していくのは面白かった。
そして、魔法を使える者でも空は飛べない世界において、
魔法を使えないアニスが、空を飛ぶことに
果敢に挑戦する展開も楽しかった。

ただ、この作品が良かったのは序盤だけ。
{netabare}アニスフィアの前世の記憶が活かされるのは、
家電製品の発明以外はなく、
前世の出来事が現在に関わることは全くなかった。
(原作ではこの後に出てくるのかもしれないが)
また、アニスフィアの弟のアルガルドが反旗を翻した部分に
納得感が全くなかったし、なぜこんな話にしたのかと
首を捻りたくなった。
アルガルドが敵になる展開でもいいのだが、
理由や描写が浅すぎて付いていくことができなかった。{/netabare}
ここまでなら、まだ飲み込めたのだが、
やはりいちばん意味が分からなかったのが、
最終回の締め方だろう。

{netabare}ユフィリアが精霊になって犠牲になることで、
アニスフィアを自由の効く立場のまま研究に従事させるのは、
全くハッピーエンドでも物語として面白いものでもない。
もちろん、魔法が使えない人でも活躍できる
平等な社会を実現したといえばその通りだろうが…{/netabare}
この展開にするのであれば、
ユフィリアの決断における苦悩やマイナス面を
突っ込んで描かなければ、
物語として成立しないとさえ私は感じてしまう。
そもそも、なぜアニスフィアがそれほど平民に対して
心を砕かなければいけなかったのかという部分も
今ひとつ納得することができなかった。
作者は取ってつけたような「百合」を
やりたかっただけなのかとも思える。
また、百合をきちんと描いたのは最終回だけで、
そこまでの過程がないので、観ているほうとしては
唐突過ぎて驚いてしまった。
異世界ものとはいえ、あまりにもリアリティがなさすぎる。

序盤が面白かっただけに、
そのギャップによって、より大きなマイナス印象を抱かせた
典型的な作品といえるだろう。

OP曲の花たん『アルカンシェル』や
ED曲のアニス&ユフィの『Only for you』はお気に入りだし、
千本木彩花と石見舞菜香の演技も良かった。
序盤の脚本の流れや展開もスムーズで面白かったのだが…

この魔法はあなたの笑顔ために―――

しかし、未来を想像したときに
全く笑顔になれないお話だった。
(2023年5月5日初投稿)

投稿 : 2023/05/05
閲覧 : 431
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30

アニメに覚醒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ただの百合作品です(合唱)

他のコメントで百合作品とだけ書いてあった🌸
八話目くらいまでみて、『これをただの百合作品とは何をみてるんだ!君の目は節穴か!!』と思ってたけど、最後まで見た感想は‥『ただの百合作品』ww
キャラのかわいさだけで見ていられる人以外はお勧めしません(゚Д゚)

キャラ→かわいい
絵→そこそこ綺麗
声優→かわいい
内容→スッカスカのカッスカス
   革命どこいった!転生?天才?どこいった?
   (゚Д゚;≡;゚Д゚) ドコドコ?

投稿 : 2023/05/02
閲覧 : 147
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5

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おまえらみんな、真面目かっ!

見た目や言動がストレートにド真面目なマゼンタ公爵家令嬢ユフィリア(ユフィ)はもちろん、一見ふざけた魔道具を作り普段はおちゃらけた言動も目立つパレッティア王国第一王女アニスフィア(アニス)も含めて、彼女たちの親兄弟など主要登場人物のことごとくの根が真面目という、ある意味堅苦しいアニメ作品ですね。

アニスはいわゆる「異世界転生」キャラではあるらしいのですが、具体的な転生描写はなく、転生前の記憶も断片的な物であるようです。いわゆる「現代日本知識で無双する」系のなろう的な異世界転生作品ではありません。

アニメは一応区切りの良いところで1クール終わっていますが、コミカライズはアニメに追い抜かれているため、続きの話を知りたければ現時点だと原作を読まないといけません。

本作のキャッチーな部分はアニスとユフィ、あるいはその他の女性同士のカップリングによるいわゆる「百合」描写が担っているのですが、ストーリーとしては常に「相反するふたつのポリシーの衝突」という軸で作られています。

わかりやすい対立は「既得権益の維持か万人の利便性か」みたいな辺りだとは思うのですが、とにかく衝突する当事者同士は極めて真面目に生きているので、ストーリーにある程度集中しないと置いていかれそうになるアニメですね。

ところで『聖女の魔力は万能です』とかもそうだったんですが、最近のディオメディアってけっこう異世界物を作らせるとイケてませんか?
(そう思ってるのは私だけだろうか…。)

投稿 : 2023/04/24
閲覧 : 588
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25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この魔法は、きっと、あなたの笑顔のために。

この作品の原作は未読ですが、私にとって「視聴する」選択肢しかありえない作品でした。
まず、キャラデザがムッチャ私好み…
加えて声優陣が最高と来たら、もう視聴するしかないでしょう。

主人公のアニスを演じるのは千本木さん…
千本木さんの実力は、これまで演じてこられた作品を見たら一目瞭然です。

そしてもう一人の主人公であるユフィを演じるのは、まなてぃ、こと石見舞菜香さん。
同時期に放送されていた「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」で椎名真昼を演じていらっしゃいましたよね。
その他にも、くまちゃんや「その着せ替え人形は恋をする」の心寿ちゃんを演じた羊宮さんも出演するんです。
私にとって、耳が幸せになる作品でした。


パレッティア王国王女、アニスフィア・ウィン・パレッティアには前世の記憶がある。
魔法が当たり前に存在する世界に転生し、魔法使いに憧れるアニスフィアが夢見たのは、
魔法で空を飛ぶという、破天荒で非常識なことだった。

けれど、なぜか魔法が使えないアニスフィアは日夜、
キテレツ王女とあだ名されながら、怪しげな研究に明け暮れるはめに。

ある夜、お手製魔女箒で空へ飛び立ったアニスフィア。
暴走する箒が飛び込んだのは、貴族学院の夜会。

そこでは、魔法の天才と噂される完璧公爵令嬢ユフィリアが、
アニスフィアの弟・アルガルド王子から婚約破棄を宣言されているところだった。
声もなく流されるユフィリアの涙を見たアニスフィアはそっと手を差し伸べる。

――この魔法はあなたの笑顔のために。
2人の少女が未来を切り開く、「転生×天才」魔法ファンタジー!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まず主人公である「アニス」の設定が秀逸だと思いました。
王家に生まれながら魔法の適正を持たず、それでも魔法への情熱を諦めきれず、独学で魔学という新たな技術体系を確立するんです。

加えて前世の記憶持ちなので、現在の文明の一部を魔法を用いて再現しているんです。
だから彼女の身の回りには今の私たちにとっては見慣れているモノでも、異形のモノとして目に映るのでしょう。
周囲からキテレツ王女呼ばわりされていましたから…

「魔法は誰かを笑顔にするためにあるんだよ…」
アニス王女の根源とも言えるこの台詞が大好きでした。

簡単に言える台詞ではありません。
王女が魔法を使えないなんて前代未聞…
さらに精霊の力を使わない魔学に対する周囲の貴族からの風当たりは強く、それでも、アニスには魔学に縋るしか術はないんです。

いつも周りを明るい気分にさせてくれる屈託の無い笑顔は、沢山の涙、血の滲むような努力と魔法に対する憧れが下支えしていたのだと思います。
そしてそれこそが、彼女を王女たらしめる所以…

ですが、この作品はこんなアニス一辺倒の物語ではありません。
侯爵令嬢であるユフィとの接点が生まれてから、この物語…アニスとユフィの人生が大きく変わることとなるのです。

一方、ユフィには持って生まれた天賦の魔法の才能がありました。
加えて努力を怠らない勤勉さも持ち合わせており、誰もが羨む存在だったと思います。
きっと少なからずアニスだってそんな感情を持ち合わせていたのではないでしょうか。

自分の本分を全うする…
口にするのは易しいですが、実際に実践するのはとても難しいことだと思います。
そして時に本分は変化することだってあることをこの作品では教えてくれています。
その自分の本分に対してどう向き合うのか…

「本分」が気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
千本木さんとまなてぃの演技も相まって、私には涙無しには見れない作品でした。

オープニングテーマは、花たんさんによる「アルカンシェル」
エンディングテーマは、アニス(千本木さん)、ユフィ(まなてぃ)による「Only for you」
どちらも通勤中にヘビロテして聴くほど好みの楽曲でした。

1クール全12話の物語でした。
アニスとユフィの数奇な運命が主軸となっていたからか、アニスの前世の記憶持ちの設定はあまり出てこなかった気がします。
きっとこれから推し進める改革に大きく関わってくるのでしょうけれど、ここで物語を切る構成は悪く無いと思いました。
まぁ、続編が制作されたら絶対見ますけどね^^
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2023/04/23
閲覧 : 138
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18

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ジムスナイパーⅡ

2023/04/23 初投稿

自分は割とB級アニメが好きなのです。
とりわけ,量産型異世界転生・召喚物が好物だったりしますw
何にも考えず,頭を空っぽにしてボーッと寝っ転がりながら眺める,そんなスタイルで楽しみたいのです。

そして何かよさげな作品は無いかと物色して目にとまったのが本作『転生王女と天才令嬢の魔法革命』ですwタイトルからは量産型異世界転生臭しかしません。ぷんぷん臭ってきますw見るしか無いでしょう!!


ファンタジー世界に転生した主人公がチートな能力でお気楽に大活躍して,「あーっスッキリw」みたいな展開を期待したのですが・・・
1話から胸くそ展開
なんかスッキリしないんですけど・・・
さらには,1話終盤のナレーションに高揚感と期待しか無いw
意外に襟を正して見るタイプの気配が感じられました。

が,2話以降しばらくは割と量産系の雰囲気もする日常的な話が続きます。1話最後のナレーション「二人の少女の魔法革命の物語」はどこに行った?(元々お気楽を求めて見始めたのですがw)
全体的にはほぼほぼテンプレなのですが,キャラデザ,作画,演出などなど各要素はそれぞれ平均以上の気がします。

中盤も過ぎ終盤にさしかかる頃に
{netabare}
物語が大きく動き始めます。
禅問答のような受け答えをしながらの熱いバトルシーン
対するのは,異なる正義。少々ゆがんでいるものの,国の将来や国民の幸せを祈り自分なりの最適解に迫ろうとする者。納得は出来ないけど理解は出来る,そんな敵との戦い。

そしてハッピーエンドかと思わせ(それにしては話数の残りが多いw)新たな対立。
お互いの目的が真っ正面からぶつかり,互いに相手のことを考えるからこそ絶対ゆずれない戦い。

転生設定にほとんど触れられないと思っていたら
最終盤,自分が常々転生物に抱いている違和感に触れられていました。

物語終盤は何かと忙しいです。


とにかく,この作品は良きにつけ悪しきにつけこれまでの日本アニメが積み上げ築いてきた上に成り立つ作品と思いました。
キャラクターデザイン
アクション
長い演説
禅問答しながらのバトル
正義と異なる正義の対立
百合^^;

2023年時点での本気のテンプレートw
自分的には最も近い作品はガンダムシリーズ
{/netabare}

予想に反して,気合いを入れてみるタイプの作品で,そしてかなり面白かった!!

一応量産型だけど高性能な量産型
自分の好きなジムスナイパーⅡ的な作品でしたww

オマケ

アニスフィアの中の人はどう考えても男ですよね?もしかしたらユフィリアもアニスに男を感じてる?そう考えれば百合では無い?

アルカンシェルは虹だそうで
それに定冠詞のラが付くと,ラルクアンシエルだそうです。
アルカンシェルとラルク アン シエルの違いが気になったので調べました。
気になった人が多いと思うので参考までに

投稿 : 2023/04/23
閲覧 : 392
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21

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何も考えずに気楽に見よう(真剣にみるとご飯の上に生クリームをかけるような気持ち悪さ)

視聴完了
全12話

ジャンル
ファンタジー
(一応異世界転生だが、転生がマイナスに働いている)

設定
(世界観やアニメが始まる前の時点での状況)
魔物がいて剣と魔法がある世界。
とある王国が舞台で、その国では魔法が使えることが家族のステータス。
主人公はその世界の王女だが、転生者であるが故に魔法が使えず、周囲からも期待されていなかったため、自ら王位継承権を捨て、科学と魔法の理論を組み合わせた魔学の研究に没頭する。

ストーリー展開
ある伯爵が主人公の弟を利用し出世を目指すが、王女がその計画の途中不意に現れたドラゴンから力をもらった(呪いらしいが)ことにより、伯爵の建てたチャーム作戦や、王子強化作戦は崩壊。結果王子は廃嫡となり王女が唯一の後継者へ。
しかし弟子であり天才公爵令嬢ユフィに、本当は王になりたくないことをみぬかれ、血統はないが溢れる才能から精霊契約を行える立場となり、その資格により王家に養子入りする。
王女と公爵令嬢お互いに相手を思いやり自分を犠牲にしようとするため、決闘で決めることに。結果は公爵令嬢が勝利。
最後公爵令嬢王は伝統を破壊し革命を起こした、
というナレーションで終了。

感想
総評40点

よかった点
キャラ、ストーリー展開
悪かった点
設定
レビュー
本編が始まった後の展開はテンポも良く、明るく楽しげなキャラと相まってすごくいい感じ。

と思ったのだが、そのストーリーの根本となる設定があまり良くない。
剣と魔法の世界で、ドラゴンレベルの魔物がなんの前触れもなく街の近くまで襲撃してくるような世界観なのに、魔法が強い人が権力を持つって。
それじゃあ王様とか高位貴族がドラゴンとか危険な魔物と戦うのかな。その戦いで死んでしまったら国の運営どうするんだろう?
この魔法至上主義は貴族の思想だけでなく施作にも反映されているらしく、魔力を持たない王女の排斥だけでなく、魔力を持つ平民の貴族化や持たない平民への差別も広がっており、これをなんとかするために王子は動いている。のだが、そもそも主人公は王女であり、その親は当然王と王妃。王は情に厚いけど責務は果たす性格らしく、王妃は賢く優しくすごくできる人なイメージ。
そんなキャラたちがこの惨状をほっといているのである。しかも王子の話だと全王は改革に乗り出して失敗したらしい。その時点でいいキャラでテンポよく進むストーリーがすごくチグハグに感じられてしまう。

王子が失脚した後に王女が挨拶回りしていた有力貴族たちもマジでゴミの集まり。胸くそなセリフしか吐かない。
どんだけ国の根管部分が腐ってるんだよ。

また、王妃が他の貴族たちに迎合しようとしてるのも気に入らない。これも作中で王女(王の子)であり、守ってきたものを受け継ぐためみたいな話をしていたのだが、なぜ王がその現状を守ってきたのかがわからないから意味不明。しかも公爵令嬢王はその現状をぶち壊したらしいし。
最初にも書いたが、設定がご都合主義すぎて真剣に考えるとどうにも気持ちが悪い作品だった。
真剣に見なければ面白い。

最後に、終盤公爵令嬢が王に立候補し、親友に相談した際、親友が全てを捨て2人で旅に出ようか、と相談するのだが、ほんとうにそれでよかった。
むしろ追放になった王子と実はまだ繋がっていて公爵令嬢とヴァンパイアっ娘と何か裏がありそうなメイドと革命で腐った貴族は掃除。で良かった。

投稿 : 2023/04/20
閲覧 : 160
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2

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「転生感をあまり感じられない王女」と「天才感を完全には発揮できていない令嬢」の魔法革命序章

最初に言っておきます。
{netabare}最終的な王女アニスと令嬢ユフィーの関係は、個人的には残念でした。
そんな百合百合しなくても・・・というのが正直な感想です。{/netabare}
けど、ガールミーツガールものの展開としてはダイナミックで充分楽しめました。

「てんせい」と「てんさい」
この言葉遊びが物語の根幹となります。
転生してきた故に、アニスは魔法が使えない。
一方、ユフィーは魔法の天才。
このことが二人を近づけるきっかけとなります。

魔法が使えない庶民のために魔学を実用化したいアニス。
それは、転生前の空を飛びたいという純粋な気持ちによるもの。
アニスとの関わりを通じて、その思いに次第に共感するユフィー。
そんな二人の関係性の深化がこの作品の見所と思います。

本アニメで好きなキャラその1は、イリアです。
アニスに献身的に尽くすイリア。
時にはたしなめ、時には優しく。
幼少期からアニスの真っすぐな性格を見、信頼しているからなのでしょう。
そんなイリアのツンデレチックな言動が心地いいです。

本アニメで好きなキャラその2は、ティルティです。
呪いの研究をする眼下クマ女で、明らかに不眠症かつ神経質です。
マイペースながらも、アニスの魔学研究を最も理解しています。
アニスのことを陰ながら親身に考えているところが好印象です。

「魔法革命」はやっと端緒についたばかりかな。
ユフィーの実力もまだ完全に発揮されているようには見えないし。
このままでは不完全燃焼なので、是非2期を制作してほしいものです。

投稿 : 2023/04/16
閲覧 : 288
サンキュー:

20

ネタバレ

太郎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「王宮百合ファンタジー」に偽りなし

タイトル通り「転生王女と天才令嬢の魔法革命」だったし、「王宮百合ファンタジー」の触れ込みも偽りなし。

綺麗な作画と美しいキャラクターが特徴。アニスの性格上、もっと明るい話を想像してましたが、{netabare}物語が進むに従って話が不穏な方にばかり進んでいき、アニスの明るさが失われていく展開はなかなかハード。{/netabare}個人的には期待していた内容とはだいぶ違ってましたが、そういうものとして最後まで見れました。

{netabare}「過去の古い慣習にとらわれず、自由をもたらす」という作品のテーマが、王族・貴族社会のあり方や、魔法が使えるかどうかで人生が決まってしまうような国に対してだけでなく、LGBTの話まで広がるとは驚き。{/netabare}
なるほど王宮百合ファンタジーの名は伊達じゃない。

ただ、普通の百合を期待して見ると面食らうかも。百合は百合でもガチめなので、正直言ってレズビアンと言った方がしっくりくる。(意味は同じなので、言葉の持つ雰囲気だけの問題ですが)

ところでアルくんどうなったんですかね。

投稿 : 2023/04/15
閲覧 : 148
サンキュー:

8

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

百合がなければ...

最初のインパクトよりどんどん展開が変わって引き込まれていくストーリーは良かったのだけれど、敬愛とか友愛?とかまでにとどめればかなり良いのになー。

その先は不要だと強く感じた。
後半のストーリーなんか、先の読めない不安定さや他に打開策はないのか...と悩んだり色んな感情が生まれるのに勿体無い。
そういう描写は思考停止させるし気持ちを曇らせる要素になる気がする。

原作も知らないし忠実に作られた作品かも知れないけど、ストーリーが良かっただけに複雑だった。

投稿 : 2023/04/12
閲覧 : 168
サンキュー:

6

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界転生物のテンプレから何処まで自由に飛べるか肝が試される

原作小説は小説家になろうweb版、富士見ファンタジア文庫ラノベ版共に未読。


【物語 3.5点】
ま~た異世界転生物か?テンプレばっかしでツマラナイ。
こうした批判は声がデカくてよく響きますし、私も言いますがw

その実、いざ、お約束と違うことをされて自由に飛び回られても、
惰性で乗れずに、上空からふるい落とされる。

そんな感想がまず残った物語でした。


中盤までは、旧来の異世界転生物のパターンを踏まえて観ても付いて行ける程度に、適度な距離が確保。
今までにあまりない新鮮な異世界転生物だな。いい百合だった。5話で{netabare} ユフィはアニスに何度、愛の告白をするのかw{/netabare}
といった感じで、前半は、転生アニメ乱造を嘆きつつも、新味を期待して、つい観てしまう層に訴求。

ところが、後半に入ると、さらに捻りを加えつつ、新展開へと飛翔。
アニスもシナリオも暴走?と戸惑う方もいたかもしれません。


後半、折り合いのヒントにしたいのが、原作者・鴉 ぴえろ氏が『魔法少女リリカルなのは』の大ファンだということ。
“十分に発達した科学は魔法と見分けがつかない”を地で行く魔法及び「魔学」の設定、世界観。
何より終盤、{netabare} 泣いてる金髪のあの娘を助けるために全力全開で撃ち倒しに行く件などまんま『なのは』w{/netabare}

結局、異世界転生物のテンプレから自由になって、濃い目の百合で『なのは』みたいな萌え&燃え友情バトル作品がやりたかったのだろう。
というのが私の結論です。


私はアニスがユフィに贈った魔道具「アルカンシェル」を見て、
『なのは』2期の次元航行艦アースラの決戦兵器と同じ名だと嬉しくなる程度には『なのは』厨なのでwこの展開は大歓迎。

ですが理解の拠り所を持たない視聴者のためにも、もう少し伏線、誘導が欲しかったかなとも思います。
例えば終盤の{netabare} アニスの葛藤の裏には転生者ゆえの孤独もあったはず。
そこはテンプレを嫌わずに、折に触れて強調しておけば尚良かったかなと思います。
アニスからユフィだけに伝えた前世の記憶。アニスを娘として受け入れているとの母の涙。
この辺りはもっと感動度が上がったのではと愚考します。{/netabare}


【作画 4.0点】
アニメーション制作・ディメディア。

上々。

掛け合いにリズムを生み出すキャラの各種顔芸。

魔力を持たない転生者アニスが憧れるに値するきらびやかな魔法エフェクト。

魔法の有無により固定化された貴族制、身分制下で荒廃と矛盾を抱えた社会。
それでも、あなたがいる世界は美しい。

これらを作画、背景美術から体感できる水準にあるのは大きいです。


何より箒型の魔道具にまたがった金髪王女に自由の大空へと拉致されていく銀髪令嬢は最高に絵になります♪


【キャラ 4.0点】
アニス&ユフィについては【3話までの感想】で触れたので割愛して、ここでは脇について。

アニスに仕える赤髪の侍女・イリア。
主人のオテンバぶりに釘を刺せるのは、主従の信頼関係あってこそ。
世間と摩擦を起こしてばかりのアニスにとっては、
ユーモアの効いた毒舌が数少ない心を許せる場所だったのではないでしょうか。

そういう意味ではダウナーな呪い探究家・ティルティも、
魔学に理解を示す懐の深さで、アニスに毒づいてくれる貴重な友人でした。

イリアは特殊な事情を抱えるレイニの癒やしとなり、
ティルティはアニスとの関係に悩むユフィに助言を与えたりと、
脇が人間関係を動かす潤滑油として機能していました。

イリアの入れる紅茶。私も一杯頂きたいものです。


【声優 4.0点】
アニス役の千本木 彩花さん&ユフィ役の石見 舞菜香さん。
百合沼に落ちると溶解力が凄まじそうなボイスの持ち主。
実際、{netabare} キスまで昇りつめた{/netabare} 二人は尊かったです。
お二人とも自由を抑圧された苦しさと、自由を得た解放感も、落差のある表現で好演。

アニスの弟でアルガルド王太子役の坂田 将吾さん。
序盤はユフィとの婚約を破棄した無思慮な未熟者。
と油断させておいて、後半は、アニスの王位継承権放棄も含む、王国の諸々の歪みを一手に引き受けた故の狂気も体現。


興味を惹かれたのがレイニ役の羊宮 妃那さん。
ユフィからアルガルドを略奪するポジション。
だが悪役令嬢じゃない。
ここもテンプレ打破を狙った風変わりなキャラでしたが器用に対応。
感心の余り、私はこの春、羊宮さんがヒロイン役を務める『僕の心のヤバいやつ』見てます。

作家のみなさん。どんどん凝ったキャラ作って、羊宮さんに無茶振りしちゃいましょうw


【音楽 3.5点】
劇伴担当は日向 萌氏。
優雅なオーケストラにより宮廷や空中戦を演出。
百合が深化する場面では、恋愛作品の音楽提供のキャリアも活かし、
アコースティックギターなども交えムードを盛り上げる。

OP主題歌は花たん「アルカンシェル」
ED主題歌は本編終わってもまだイチャつきたいw
メインヒロイン2人によるデュエット曲「Only for you」

自由な空に飛び立つ歌詞世界が心地よい両曲。
EDは終盤になるにつれ、歌詞の真意と百合の味わいが滲み出る内容。




【3話までの感想】破戒と自由をもたらす異世界転生娘

長いので折りたたみw
{netabare}
相変わらず異世界転生、なろうファンタジーの乱造傾向が続く今期アニメ。
加えて今冬は人間不信に陥った主人公がどうこうという筋書きも目立ちます。
対人関係で負った心の傷と向き合う。
異世界転生物、ファンタジーとして真面目で良いとは思います。
が、揃いも揃ってウジウジされてもちょっと……。
人間を信じられないのは分かったから、もう少しパーッと明るい奴はおらんのか?
そこで本作である。


アニス……魔法の才能はないが、魔法への憧憬から奇妙奇天烈な「魔学」にのめり込む変人金髪王女。御自ら素材集めにものめり込み上級冒険者「狩猟の略奪姫(マローダ・プリンセス)」としても畏怖される超問題児。

ユフィ……魔法の才能にも恵まれたエリート銀髪公爵令嬢。将来の王妃となるべく研鑽に励むが、許嫁の王太子から婚約破棄を通告され途方に暮れていた所、アニスに攫われ、魔学の助手になるよう引きずり込まれる。

プロットは破天荒なアニス王女が、生真面目な令嬢ユフィに、道から外れた人生の楽しみ方を教えていく、定番凸凹お嬢様ストーリーのバリエーション。

本作はアニスの自由奔放な生き様の理由付けに、
異世界転生者としての前世の記憶を設定しアップデートを図る。
これが中々イケてる味付け。

伝統的な封建社会において与えられた役割を外されたユフィのような人間。
先もなければ、先を切り開く発想も文化もない。
もう「何もしなくても良い」と父から言われたら心の芯まで固まる他ない。

そこへユフィにもたらされるアニスというインパクト。
近代的自由が潜在意識にまで染み込んだ異世界転生者はタブーを知らない。
才能に基づいた魔法を根拠とした王国を根底から覆しかねない魔学も、
血縁に基づいた王宮貴族社会を解体しかねない百合の波動も、
好きなことを好きなだけやってしまう近代人アニスはお構いなし。

ハチャメチャで明るい作風の本作ですが、
その光源には人は誰もが自由に空を飛べるはずという人間讃歌が輝いているのです。
3話の{netabare} ユフィの涙{/netabare} には説得力があり共感しました。


魔法エフェクトなど作画水準も良好で、コメディ対応も顔芸を始めとして遊び心があって楽しい。
硬派な世界観に偏りがちな今期アニメの中で、希少なギャグ枠としても依り所にしたい作品。

ただ、アニス王女の奇行に振り回される国王陛下の心労が憂慮されますw{/netabare}

投稿 : 2023/04/12
閲覧 : 591
サンキュー:

29

猫好き さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

転生物である必要ある?

なかなか評価が出せないアニメ。そろそろ終わりそうだけどそれでもまだ分からない

アニスフィアって、現代日本(?)から転生して、魔法の国の王女に転生したって設定だったと思うけど、それって何か意味があった?普通にその国に生まれて、魔法を直接扱う能力はなかったけど、魔法大好きで魔術を発展させて人々の為になるように頑張る、ついでに普通の女の子のように男の子は好きじゃなく、女の子好きで、その愛のために頑張るならまだ話はわかる、私もそれなら応援できる

でも、なんかそうじゃないよね。転生した先のお父様お母様や自分の役割としての王族としての役割を果たしたい???

あのさぁ、今時、百合なら百合でいいのよ。やりたいことあったらやればいい。そしてしがらみがあってそうは言っても色々あるから悩む、のはわかる

でもアニスは変だよ。この話、色々な流行と要素を取り入れようと頑張り過ぎて辻褄が合わない。そもそも転生物である必要がない。無駄。アニスは生まれてから自由奔放な百合だけどそれでも家族や自分の定めには逆らえなくて苦悩するならすんなり受け入れられたと思う。

でも違う。アニスはアニスなりに守りたいものがあった、ユフィリアはその手助けをしようとしたけど、必ずしもユフィリアが必要なものではなかった、それを二人がどう乗り越えて行くのかって話であるべきだと思う

簡単に言ってしまえば百合である以上、子供が作れない王様なんて意味が無い(でもアニスは王であることを受け入れようとしている)、それをどう乗り切って行くか、はたまた乗り切れないか、それとも国を捨ててどこかへ行くかが主題であるべき

その点が煮え切らない

とにかく最終話を待つけど、あんまり期待できなそうな予感はしてる

ーー追加

というわけで最終話も見たわ。アニスがどうして父母の期待に応えたいのかという説明はあった。転生した世界で自分を可愛がってくれた両親の期待を裏切りたくない、、、なんというか、唐突な説明。それは育ててくれた自分の両親の期待を裏切りたくない同性愛者の普通の感情で、転生がどうのこうとは本当に関係ない

やっぱり欲張りすぎの残念アニメになってしまった感じは否めないわねぇ

投稿 : 2023/04/12
閲覧 : 188
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転生王女と天才令嬢の魔法革命のストーリー・あらすじ

パレッティア王国王女、アニスフィア・ウィン・パレッティアには前世の記憶がある。 魔法が当たり前に存在する世界に転生し、魔法使いに憧れるアニスフィアが夢見たのは、魔法で空を飛ぶという、破天荒で非常識なことだった。けれど、なぜか魔法が使えないアニスフィアは日夜、キテレツ王女とあだ名されながら、怪しげな研究に明け暮れるはめに。 ある夜、お手製魔女箒で空へ飛び立ったアニスフィア。暴走する箒が飛び込んだのは、貴族学院の夜会。そこでは、魔法の天才と噂される完璧公爵令嬢ユフィリアが、アニスフィアの弟・アルガルド王子から婚約破棄を宣言されているところだった。声もなく流されるユフィリアの涙を見たアニスフィアはそっと手を差し伸べる。 ──この魔法はあなたの笑顔のために。2人の少女が未来を切り開く、「転生×天才」魔法ファンタジー! (TVアニメ動画『転生王女と天才令嬢の魔法革命』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年冬アニメ

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