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「転生王女と天才令嬢の魔法革命(TVアニメ動画)」

総合得点
73.8
感想・評価
367
棚に入れた
1040
ランキング
976
★★★★☆ 3.5 (367)
物語
3.2
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.5

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転生王女と天才令嬢の魔法革命の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

アジオフライ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

このサイトでは結構評判が悪くてびっくり

 ただまあ,アニスフィアの「転生」要素が非常に薄い上に,ユフィリアの「天才」性もよく分からなかったですし,「魔法革命」は一向に語られませんでしたね.こういう分かりやすいタイトルが,内容を的確に言い表せていない状態は,決して褒められたものではないと思います.


//////////////////////////
・転生要素がほとんどない
{netabare} 主人公・アニスフィアは,前世の記憶があるいわゆる「転生者」です.…がこの設定,作中ではほとんど触れられることがありません(魔道具が現代日本の家電に酷似しているくらい).というか,作者自身が「転生前の人格は作中で描写するつもりがない」と公言しているとのこと.しかし正直なところ,そのこだわりが作品を面白くしたとは思えませんでした.むしろ転生前の描写を排したために,魔薬を服用したりドラゴンの魔石を取り入れたりと,人間でないモノになってまで魔法使いになろうとするアニスフィアの危うさを裏付ける動機が弱くなり,感情移入しづらくなってしまったように思います.もしその動機を転生前の人格に求めるべきでないのだとしたら,そもそも「異世界転生」のフォーマットに則るべきではないでしょう.
 作者はこのこだわりについて,「確定した話をしてしまうと,読者の想像の幅を制限することになる」と説明していますが,多分ファンとしても,ある程度情報を提示した方が想像しやすいのではないかと思います.「実はTSものではないか」というあらぬ疑いもかけられている現状,転生前の人格に一切触れない作劇は正しいとは言い難いのではないでしょうか.{/netabare}

・内容がシチュエーションありき
{netabare} この作品の序盤は,アニスフィアとユフィリアの親密度を上げるエピソードを,それなりに時間をかけて描写しているため,展開がスローペースで悪く言えば退屈です.ところが中盤以降になると,結構ハイペースで物語が進んでいきます.しかしそれらは描きたいシーンをプロットに書き起こした状態にとどまっていて,それらを繋ぐ論理が欠けています.
 例えば5話,国を簡単に滅ぼせるはずのドラゴンは,アニスフィアとユフィリアの友情パワーを描くために,ほとんど被害らしい被害が描写されないまま倒されます.例えば7話,魔法省からの追求を跳ね返すために設計された飛行用魔道具は,アニスフィアとユフィリアの友情パワーを描くだけで,その開発過程の一切がオミットされています.基本シチュエーションありきで積み重ねはなく,この作品の中盤以降の内容は薄いと思います.{/netabare}

・個人の感情優先の国政描写
{netabare} 終盤,アルガルドが失脚したことでアニスフィアが唯一の王位継承権保持者になりましたが,浮かない顔をし始めた彼女に理解が追いつきませんでした.ユフィリアは彼女に魔学研究を続けさせるため,突如飛び出した「精霊契約」という新設定で彼女を救うことを考えますが,アニスフィアが魔法にこだわる理由が不明瞭なので,イマイチ登場人物の心情がピンときませんでした.それどころか,アニスフィアは最終回で,転生して「真のアニスフィア」を消してしまったかもしれない罪悪感から,王女としての自分に固執していたことを語り出します.それなら王位継承権は捨てるべきじゃないし,公務を放り出して素材集めに奔走するのも違うと思います.この辺りも,シチュエーションありきの作劇によって物語が歪んでしまった所為なのかな,と感じました.
 また作中ではたびたび,貴族と平民の格差が取り沙汰されてきました.ですがこの作品の内容は,アニスフィアとユフィリアなど,主要人物の個人的な感情に焦点を当てているに過ぎず,貴族にしても平民にしても,その社会を満足に描けているとは思えませんでした.そもそも王位継承の如何を,個人の感情ベースで議論すること自体ナンセンスだと思います.{/netabare}

・百合アニメとして
{netabare} この作品のキャッチコピーは「王宮百合ファンタジー」であり,王宮ファンタジーとしての是非はこれまで述べた通りでしたが,百合ファンタジーとしても突出した出来ではないと思います.メインカップリングよりもサブカップリングの方が先にキスをしている点.王位継承権に関するゴタゴタで,作品の雰囲気が百合と関係ない方向で暗くなっている点.親密度上昇のシチュエーションがだいたい会話ベースな点.百合として…というか,恋愛劇として,盛り上げ方が巧くないな,と全編通して感じました.{/netabare}

・そういえば
{netabare} この作品のシリーズ構成・渡航氏の代表作『やはり俺の青春ラブコメは間違っている.』も,1期の段階では青春ラブコメですらなかったのを思い出しました.氏に限った話ではないですが,「続編に期待」はあまり好ましい状態ではないと思います.

・以下ただの愚痴
 『リコリコ』は百合版『仮面ライダービルド』だとする意見が結構ありましたが,個人的には『転天』の方が『ビルド』だと思います.『リコリコ』は『キョウリュウジャー』で,『ぼざろ』が『エグエイド』.{/netabare}

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 138
サンキュー:

7

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

転生変人王女が天才悪役令嬢をさらって、魔法革命を起こすおはなし?。。@1話目

公式情報は©2023 鴉ぴえろ・きさらぎゆり/KADOKAWA/転天製作委員会
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
パレッティア王国王女、アニスフィア・ウィン・パレッティアには前世の記憶がある。 魔法が当たり前に存在する世界に転生し、魔法使いに憧れるアニスフィアが夢見たのは、魔法で空を飛ぶという、破天荒で非常識なことだった。けれど、なぜか魔法が使えないアニスフィアは日夜、キテレツ王女とあだ名されながら、怪しげな研究に明け暮れるはめに。 ある夜、お手製魔女箒で空へ飛び立ったアニスフィア。暴走する箒が飛び込んだのは、貴族学院の夜会。そこでは、魔法の天才と噂される完璧公爵令嬢ユフィリアが、アニスフィアの弟・アルガルド王子から婚約破棄を宣言されているところだった。声もなく流されるユフィリアの涙を見たアニスフィアはそっと手を差し伸べる。 ──この魔法はあなたの笑顔のために。2人の少女が未来を切り開く、「転生×天才」魔法ファンタジー!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:鴉ぴえろ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」(ファンタジア文庫刊)
キャラクター原案:きさらぎゆり
監督:玉木慎吾
シリーズ構成:渡航
キャラクターデザイン:井出直美 
クリーチャーデザイン:宮澤努
イメージボード:益田賢治
美術設定:滝口勝久
美術監督:細井友保
色彩設計:林由稀
撮影監督:伊藤康行
オフライン編集:小島俊彦
音響監督:立石弥生
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:日向萌
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:ディオメディア

主題歌
OP:「アルカンシェ」花たん
ED:「Only for you」アニスフィア・ウィン・パレッティア(CV:千本木彩花)、ユフィリア・マゼンタ(CV:石見舞菜香)
{/netabare}
キャスト{netabare}
アニスフィア・ウィン・パレッティア:千本木彩花
ユフィリア・マゼンタ:石見舞菜香
イリア・コーラル:加隈亜衣
アルガルド・ボナ・パレッティア:坂田将吾
レイニ・シアン:羊宮妃那
ティルティ・クラーレット:篠原侑
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想



第一話「王女と令嬢の魔法革命」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
前世の記憶を持つ王女、アニスフィアは魔法で空を飛ぶという夢のため、日夜怪しげな研究に勤しんでいた。ある夜、アニスはお手製魔女箒の試験飛行で、貴族学院の夜会に飛び込んでしまう。そこでは、天才公爵令嬢のユフィリアが王子アルガルドから婚約破棄をつきつけられていて!?
{/netabare}
感想
{netabare}
王族なのに魔法が使えないアニスフィア(アニス)は実は転生者で
箒で空を飛ぶ夢のため、魔法科学の研究をしながら
冒険者になって魔物を倒して素材集めしたりの、変人なお姫様^^

ある晩、箒の試験飛行をしてたら、コントロールを失って
弟の王太子アルガルド(アル)の通ってた貴族学院の
卒業祝いの夜会に突っ込んじゃった。。

そして、そこでは
いい子なんだけど、気が強すぎてアルから嫌われたユフィリア(ユフィ)が
婚約破棄宣言されたばかり。。

そんな、ドロドロな状況を察したアニスは
ユフィを箒でさらって、王様とユフィのお父さんのグランツ公爵に会い
ユフィを私に下さいって、お願いするつもりみたい^^



今回は、とくにアニスのキャラと設定紹介みたいな感じで
アニスは変人王女だけど、いつも明るくていい感じ^^

ついでにユフィは、なろう系小説に出てくる
良い悪役令嬢その物ってゆう感じの少女で
今回のおはなしではよく分からなかったけど、
あらすじとか見ると魔法も得意みたい。。

アニスはユフィをさらって、自分のものにするみたいなこと言ってたけど
来週のタイトルを見たら、結婚とかじゃなく助手にするつもりかも^^

1話目はちょっと変わってて
どんなおはなしになるかも想像できないから、これからが楽しみかな。。

ただ転生要素が必要ないような気がしたけど、これから関係してくるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第二話「趣味と実益の助手獲得」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夜会で婚約破棄をつきつけられたユフィリアを強引に連れ出したアニスフィア。王宮に連れていくと、それぞれの父の前で、消沈するユフィリアの名誉回復のために、自身の助手とすることを宣言。ついでに、一緒に暮らすことまで決めてしまい!? そして、二人の奇妙な同棲生活が始まろうとしていた……
{/netabare}
感想
{netabare}
アニスがユフィを連れて、父王のところに行くと
ちょうど宰相でユフィのお父さんがいて、事情を説明すると
ダメ娘に振り回される王様が、アニスを叱りながらしっかり親バカで
今までユフィに冷たく接してたユフィ父が、やさしくなった^^

そして、ユフィを自分の部屋に連れてって
魔学で作った道具とかを見せ、添い寝してユフィをなぐさめた。。



ざっとそんな感じのおはなしだったけど
ユフィを助手にするメリットとか説明しながら
百合な好みを隠しきれないユフィと王様のかけ合いがおかしかったし
テンポも良かった☆


そして、コメディだけじゃなく
とつぜん婚約解消されたユフィのショックや、ユフィ父の娘を思う気もち。。

王様も、孫を見たいとか思ってたり、叱りながらでも
アニスのことを大事に思ってるのが伝わってきた。。

それからユフィを大事に思うアニスの思いも
今までつらい思いをしてきたユフィの気持ちを分かってあげて
抱き寄せたところとか、うるうるするところもいっぱいあった☆


アニスの転生要素は
湯沸かしポットとかの魔道具のアイデアに生かされてたみたい^^

そして、魔法を使えるのは王家の血筋をひく者だけで
ふつうの民は魔法を使えないから、アニスの発明が世に出たら
庶民も魔法と同じようなことができるようになって
王や貴族の権威が下がるとか、これからの伏線にもなってたみたい。。


明るくつっぱしるアニスと、彼女を尊敬しながらも引くマジメなユフィ。。
2人は何となく「リコリス・リコイル」の千束とたきなを思い出させるけど
ムリな設定とかもないし、ただの百合系コメディかと思ってたら
ジーンとするおはなしもあって、もしかして今期1番になるかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第三話「憧憬と追憶の虹霓魔剣」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アニスフィアとユフィリアの共同生活が始まってしばらく。だが、ユフィリアは新しい環境、新しい仕事、そして、新しい立場に未だ慣れず、アニスフィアに振り回されっぱなしで、なんだか元気がない様子。そんなユフィリアのために、アニスフィアは専用の魔道具を作ろうと言い出して……
{/netabare}
感想
{netabare}
元気のないユフィのために、アニスは専用の魔道具を作るおはなしで
テンポはちょっと悪く感じたけど、今まで大事にしてたものが消えた上
いい人だけど、ただの脳筋にしか見えないアニスと
分かりえないユフィのさびしさとかが伝わってきた。。

そこにグイグイ来るアニスに引きながら
ユフィにもアニスの温かい気持ちとか
アニスに冷ややかな態度だけどかばう発言をするイリアの思いが
少しずつ伝わってきて、いいおはなしだったと思う^^


あと、国の中で、保守派と改革派が争ってるみたいだったけど
その話がどうからんでくるか、ってゆうのが気になるかな。
{/netabare}
{/netabare}
第四話「姫様と迷子の決意表明」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
新生活の気疲れからか体調を崩してしまうユフィリアだったが、アニスフィアの優しい看病と温かな言葉に心が軽くなっていく。そんなある日、イリアから自身の過去とアニスフィアの真意を語りかけられ、ユフィリアは自身の目指すべき姿をおぼろげながら見つけ始めていた。しかし、そこへ冒険者ギルドからの思わぬ急報が飛び込んできて……
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、先回の続きで、ユフィがアニスに魅かれていくおはなしかな。。

王妃としての人生を期待されてたユフィは、型にはまることしかできず
自分から行動することが難しかったけど、イリアにそう指摘されて
イリアもそうだったけど、アニスにひろってもらって
王女のアニスをバカにするような事でも言える、型破りな人になれたって聞き
悩むことは悪いことじゃないって気がついたみたい。。


そんなところに
ドラゴンが現れ、魔物たちのスタンピードがはじまったってゆう知らせが届き
アニスは高位の冒険者として、魔石を手に入れるために向かうことにした。。

そんなアニスについて、ユフィもいっしょに行くことにした。。


そして謹慎してた王子は
姉のアニスの方が有能だってゆうコンプレックスをはねのけるために
スタンピードを止める騎士団に参加する許可を求めて、王様に直訴。。

自分が王としてふさわしいことを証明しようとしたんだと思うんだけど
そこにアニスが、ユフィといっしょにドラゴンの方に向かった
ってゆう知らせが入って、自分のジャマをしようとするアニスに
対抗意識を持ったみたい。。



前半は、温かいおはなしだったけど
後半は、アル王子のコンプレックスとか、思惑が見えたりして
なんだかギスギスしてきたみたいで、イヤな感じだったかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第五話「魔薬と魔剣の魔竜討伐」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
冒険者ギルドからもたらされた魔物のスタンピード、そしてドラゴン出現の急報。王都の危機を前に、アニスフィアとユフィリアは戦場へと飛び立った。順調に魔物の掃討を続けていたアニスたちだったが、そこへドラゴンが現れる。絶望的戦力差にもかかわらず、立ち向かうアニスだったが……
{/netabare}
感想
{netabare}
アニスとユフィのドラゴン退治のおはなし。。

スタンピードに間に合って、魔獣におそわれそうになってる冒険者を
空から飛び降りる勢いで魔獣を真っ二つにして助けるアニス。。

ユフィを置いて
魔薬を飲み、ちょっと狂暴になってドラゴンに向かってくアニス。。

1人でドラゴンに向かってくアニスもかっこよかったけど
ドラゴンには、自分の魔剣も歯が立たず、やられて落ちるアニスを
助けようと走るユフィのあせる気持ちが伝わって、うるうるしてきた。。

そして、魔法使いになりたいから魔石が必要って言ってるアニスが
本当は、みんなを守りたい思いで戦ってるって知って
自分もいっしょに戦おうってするユフィ。。

ユフィは魔法にくわしくって、ドラゴンの弱点が翼だって見抜き
そこをアニスが攻撃。。

地上に落としたけど、ドラゴンのファイアーボールを避けようとして
自分が避けたら、後ろで戦ってる人たちまで消えるって知って
魔剣の出力を最大にして切ろうとするアニスと支えるユフィ。。

ファイアーボールを切る勢いで、ドラゴンまで切り倒すところは熱かった☆

でも近づいたら、死にかけたドラゴンが呪いをかけてきたのは
魂に刻み付ける、みたいなこと言ってたけどアレって何だったのかな?


あと、けっきょくアルは活躍の機会もなかったと思うから
何となくかわいそうな気がしないでもないんだけど
戦いに行ってたら、きっと死んだと思うから、まあ、良かったのかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第六話「破談と魅了の真相究明」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ドラゴンの魔石を手に入れたアニスフィアたちは新たな技術開発のために、共同研究者であり、悪友でもあるティルティの元へ向かう。またしても破天荒で常識はずれな研究にうっきうきわっくわくのアニスフィアだったが、一方その頃、王宮ではユフィリアの婚約破棄について調べが進められていて……
{/netabare}
感想
{netabare}
アニスは共同研究者のティルティのところに行って
ドラゴンの魔石についての相談をした。。

ティルティは、魔法を使うと精神がおかしくなるんだけど
それが呪いみたいだから、呪いの研究を始めた感じかな。。

それでアニスは
魔石の力を取り込むために刺青を入れてもらったみたいなんだけど
もしかしてその顔料って魔石を砕いて作ったものなのかも?


それで今回のメインのおはなしは、アルの婚約破棄の原因調査で
レイニの話を聞いた人が、みんな彼女の肩を持つ謎の解明で
ドラゴンの刺青を入れたアニスは
彼女の心臓に魅了の魔石があることを発見したの。。

その事はアル王子も知ってて利用してたのかな。。

それにアニスが気づいたことに感づいて
何かしかけてこようとしてるみたい。。
ってゆうところでオシマイ。。



ドラゴンの魔石は大きかったから
これを体に埋め込むとしたら、大変なんじゃない?って思ってたら
そんなに沢山じゃなくってもいいのかな?

あと、ドラゴンの呪いは「知識」みたいなことを言ってたけどそれが呪い?
何か、この世の秘密とか、そんなことなのかな?
それにしてはアニスは、あんまり深刻になってなかったみたいだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
第七話「開祖と助手の魔学講演」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
保護観察と魅了の力の研究のため、離宮で暮らすことになったレイニ。アニスフィアとティルティはレイニの能力について調べ始める。二人の気の置けないやりとりを目の当たりにしたユフィリアは心中にもやもやしたものを抱えていた。そんな折、アニスフィアと対立関係にある魔法省から講演の依頼が舞い込み、ユフィリアは……
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、レイニをティルティのところに連れてって事情を話すと
ティルがヴァンパイアの話をし出して、レイニがその子孫じゃないか?
ってゆう事になって、レイニを覚醒させ
レイニは魅了をコントロールできるようになった。。

そのときユフィは、アニスとティルの仲の良さを嫉妬の目で見てたみたいで
それに気づいたティルは、ユフィと2人だけになって
アニスといっしょにいることの覚悟を求めた。。

そして後半、覚醒したレイニが
魔力不足からイリアの血を吸わせてもらうことになった話とかあったけど
メインは魔法省からの要請で、講演会をすることになるおはなし。。

講演ってゆうのは名ばかりで
実は、ドラゴン素材を取り上げるための口実作りのためだって知ったユフィは
自分が講演の中心になり、ドラゴン素材で作る魔法道具で経済がよくなること
魔法道具は精霊信仰をないがしろにするモノじゃないって強調。。

講演は成功して幕を閉じた、ってゆうおはなし。。



今回のおはなしは、ユフィがアニスとともに歩む決意をした
ってゆうおはなしだったみたい。。

レイニの謎もとけ、ちょっと変わった能力を持つキャラが仲間に加わって
これから面白くなってきそう。。


あと、ティルがユフィと2人で話をした時に思ったんだけど
このおはなしって、アニスが男子の方がスッキリするんじゃない?って。。

それなのに女子キャラにしたのは、原作者の人が百合系のおはなしが好きか
そっちの方がウケるって思ったからかは分からないけど
アニスって転生前はもしかして、男性だったのかも?って思って
ググったりしてみたら、原作者ははっきりさせるつもりはないみたい。。

でもアニスが、冒険好きだったり、女子の方が好きそうとかって考えたら
裏にそうゆう設定があってもおかしくないかも^^


そう言えばタイトルに「革命」って入ってるけど
今回の講演で、貴族たちが魔道具に関心を持つようになって
世界が変わる、とかなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第八話「怪物と凡愚の魔法定義」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
魔法省での講演を無事終えたアニスフィアたち。その慰労を兼ねた立食パーティーの最中、離宮の危機を知らせる警報装置が鳴り響く。離宮へ急行したアニスフィアとユフィリアだったが、そこには悲惨な光景が広がっていた。心臓を貫かれ、血みどろのレイニ。倒れ伏すイリア。そして返り血を浴びるアルガルドの姿が……
{/netabare}
感想
{netabare}
王子がアニスの家を襲って、サイレンが鳴り
急いで向かおうとしたアニスが、魔法省の大臣や役人たち引きとめられ
捕まりそうになったのをティルが逃がしてくれて、ユフィと家に着くと
王子が心臓から魔石を取り出したあとで、レイニが死にかけてた。。

王子はアニスに劣等感を持っていて
ヴァンパイアになるためにレイニを襲ったみたい、ってゆうおはなし。。



王子が貴族が支配する国を変えたい、って思うのはステキでいいな
って思ったんだけど、それならアニスといっしょに行動した方がいいのに
ただの劣等感で、仲間のはずのお姉さんまで殺そうとするなんて
目的がぜんぜん正義のためじゃなくって、ただのザコキャラでガッカリ。。

これならアニスが、あっさり王子を倒して終わりそうな気がするんだけど
もしかしてこのおはなしって、10話完結だったりするのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第九話「姉弟と誰がための王冠」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
レイニらを必死で治療するユフィリアが見つめる中、アニスフィアとアルガルドの戦いは苛烈さを増していた。自らをヴァンパイアへと変えたアルガルド相手に苦戦するアニスフィアだったが、弟の凶行を止めるべく、命を奪う覚悟を決め、必殺の一撃を放つ。王女と王子。愛憎渦巻く姉弟の戦いに決着がつこうとしていた……
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで、戦ったけど王子は負けて
アニスがトドメを刺そうとしたところをユフィに止められ
王子は国を追われて辺境に行かされることに。。ってゆうおはなし。。



はじめ、王子が何を言いたいのかよく分からなかったけど
結局王子は、アニスといっしょに、この偏狭な国を変えたかったのに
アニスが自分だけ王位継承権を放棄して逃げたのが恨めしかったから
事件を起こして、自分が殺されて終わりにしようと思ったってゆうこと?

別に、頭がおかしくなってたわけじゃなくって
本心ではお姉さんのアニスのことが好きで
自分たちの権益のために動いた大臣たちを道連れにしたのはよかったけど
レイニを殺さなくっても良かった気がした。。
{/netabare}
{/netabare}
第十話「諦観と激情の王位継承」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アルガルドが王都を去り、唯一の王位継承者となったアニスフィアは次期女王として立つべく活動を開始する。そんなアニスフィアの臣下として、助手として支えていこうと決意を新たにするユフィリア。しかし、すっかり片付けられてしまった魔学の研究室や無理して微笑む姿を見て、ユフィリアの胸中には迷いが産まれていた……
{/netabare}
感想
{netabare}
アニスを愛するユフィ目線のおはなし。。

王家を守るために ムリして女王になって男の人と結婚して
魔学をあきらめようとするアニスを何とかしてあげたいって悩むユフィの前に
精霊契約者のリュミが現れて。。ってゆうおはなし。。



アニスが、自由が無くなる前にユフィと街に出てデートってゆう感じで
ユフィの気持ちは分かるけど、王になるのがイヤなら逃げればいいし
それがイヤなら自分が王になって苦労するしかない
ってゆうのはしょうがないと思う。

他に方法があるとしたら、1回自分が王になって、王政をやめて
民主主義にするとかしたらいいかも。。

ただ、アニスが王になるのに反対する人もいるからリュミが現れたのかな?


今回は最終回前に、ちょっとまとめくらいの感じで
とくにおもしろいところもなかったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第十一話「失意と決意の精霊契約」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
精霊契約者リュミとの邂逅を経て、新たな王として立つ決意を固めたユフィリア。アニスフィアの夢と笑顔を守りたい一心のユフィリアだったが、精霊契約には隠された真実があった。愛しい存在と己の拠り所を失ってしまう事実を知ったアニスフィアはその重さに耐えきれず、冷たい雨が降りしきる城下へと逃げ出して……
{/netabare}
感想
{netabare}
精霊と契約して王になるって決めたユフィだったけど
精霊と契約した者は、人間の感情や思い出を失くしていって
やがて自分も精霊になるって聞いて、アニスがそれを止めるおはなし。。


ユフィは、アニスを自由にしたいと思って決めたことだったけど
アニスは、自分がいらない子になるのはイヤだから
王位を継ごうとしてるみたい。。

アニスがその場を逃げ出し、ユフィがティルのところに迎えに来て
2人で話し合い、戦って決めることにしたってゆうおはなし。。



複雑なアニスの気持ちはよく分からなかったけど
アルガルドが跡を継いでたら、自分はいらない子で我慢しようとしてた
ってゆうことだったのかな?

まあ、先回も書いたけど、日本みたく立憲君主制の国にして
政治はほかの人たちにまかせるようにしたら
王様は少しは趣味の研究とかして暮らせるようになるんじゃないかな?

転生者だったら、それくらいのアイデアを思いついても良さそう☆彡


あと、2人の決闘?だけど、次回で最終回だからすぐ終わるよね?
どうなるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第十二話「彼女と彼女の魔法革命」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「私は、貴方を王にしたくなどない」「私は、貴方にすべてを奉げさせたくない」 イリアらが固唾を飲んで見守る中、アニスフィアとユフィリア、二人の少女が互いの信念を懸けて対峙する。想い合うが故に譲れない二人。渾身の一撃を放つアニスフィアに全霊でもって応えるユフィリア。その勝負の行く末は……
{/netabare}
感想
{netabare}
アニスとユフィの勝負は、圧倒的なユフィの勝ちで
結局、ユフィが精霊契約して王女になり
今までの時代を終わらせるユフィと、新しい時代をはじめさせるアニスが
2人で国を治めることになって、メデタシメデタシってゆう感じかな。。



すごくハッピーエンドで、あれ?2人が戦った意味があった?って^^

アニスは、ユフィのため、みたいなこと言ってたけど
本当は負けて「全力を尽くしたけどダメだった」
って自分に言い聞かせたかっただけだったのかも?


あと、精霊になると、記憶がなくなっていって、永遠に生きるみたいだけど
それと前世の記憶がなくなって、永遠に生まれ変わっていくのとどう違うの?

感情が薄くなって、孤独になってくって言ってたけど
感情が無くなるなら、孤独も感じなくなりそうなんだけど。。

それに、ユフィが精霊になっても
ほかにも精霊がいるし、先輩のリュミもいるしで
孤独って言っても、それほど孤独じゃない気がする^^


それと、この2人だと子孫は残せなくって
結局王家は途絶えるんじゃないのかな?って思ったけど
アニスが死んだら、ユフィがひとりでずっと国を治めるってゆうこと?

それとも結局、誰かを養子にもらえばいいだけなのかな?

王家の問題は取りあえず先延ばしになっただけで
解決してない気がするんだけど
時代が変わったから、王家はどうでもいいのかな?
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


転生前の記憶がちょっとあるけど、魔法が使えない王女が
魔法の天才って呼ばれる公爵令嬢といっしょに
魔力がないと、みんなに認めてもらえない国を変えていくおはなし
になるのかな?


はじめのうちは軽い感じで、テンポも良かったんだけど
後半は、こじらせキャラどうしのゴチャゴチャになってきて
ちょっと共感しにくくて
はじめ思ってたのと、何かちがう感じだったみたい。。


それでも、ちょっといいおはなしや、コメディ要素も多かったし
作画がわりと良かったから、なろう系にしてはいい方かも?


百合系が好きな人にはいいのかも?








.

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 313
サンキュー:

39

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

上っ面だけ良いように装った作品

最終話まで視聴完了

アニスの言動に関しては他の方々と思ってる事はほぼ同じです。
王になりたくないというのはまあわからなくはない。
でもざっくり言えばアニスが好き放題やってきた結果、王を継ぐという状況になっているわけで…
それなのに結婚したくない王になりたくないですよって感じ出すし、ユフィの提案(良いか悪いかは置いといて)に対しては個性を奪わないでと言い出すし、「は?こいつなんなの?」とマジで思ったわ。
ユフィの優しさや気遣いをヒステリックにあしらうなよ。
ここまで良い関係になってきたのに台無しじゃん。
自分がユフィの立場ならショックで凹むかブチ切れるかだな。

追放されたアルガルド可哀想。
だいたい現王の子供2人しか居ないんだから貴重な王位継承者を追放しちゃ駄目だろって思うけど。

で、何でアニスとユフィはバトルしてるの?
アルガルドの時といい王家のいざこざをバトルで解決しなきゃ気が済まんのか。
精霊と契約すれば王になれるというのも謎だし、終盤のストーリー雑すぎませんかね。


最終話、一応丸く収まってユフィからアニスにキスをしたのが唐突すぎ。
頬を赤らめてるしいきなり発情しちゃった?w
というのはさておき、ユフィがアニスを慕ってたのはわかるけど恋愛感情があったとは思えない。
ユフィの状況的に恋してる事を表に出せないとしても、ユフィがアニスに恋をしている事を視聴者に見せておかなければならなかった。
見てる側からすれば恋愛部分の積み重ねがほぼゼロの状態なのに、一気に100近くまで上がった状況を見せられてもついていけません。
百合は特に好きじゃないけどこんなのが百合とは認めたくないね(何様)
制作サイドはやが君を10回以上見て欲しい(笑)

申し訳程度にもならない転生要素。
最後になって前世の記憶があるとアニスがユフィに打ち明けてたけどそれだけ。
前世の情報は全く無し。性別すらわからない。
転生したという設定が「アニスが抱えている秘密」という役割でしかないわけで、これなら「悲しい過去がある」とか「実は○○だった」とか何でもいいでしょうに。
打ち明けるだけに留めるくらいなら打ち明ける必要無かったと思う。
クソつまらない転生アニメでも主人公が前世の記憶を活かしてるのに、このアニメはそれすらやらない。
ユフィの天才ぶりは出てこないからどこが天才なのか全くわからないし、魔法革命はアニメの後の話らしいしタイトルに入ってる転生・天才・魔法革命どれも全然出てこないじゃん。
タイトル詐欺と言われても仕方ないのでは。


まとめ

2人の会話シーンやバトルシーンの入れておけば感やキスシーンの取って付けた感が強い

物理的に近い距離で良い感じに会話させる
キスシーン入れる
転生とかバトルとかとりあえずぶっ込む

それによって「お前ら嬉しいだろ?こういうのが好きなんだろ?」という感じに思えてしまう。
タック二階堂さんが「アニメファンを舐めきって作ったとしか思えない出来」と書いてますが自分もそう思います。(そこに至るまでの道筋は違うとは思いますが)

ツイッター見ると評判は良さげなようで…
感じ方は自由なので高評価する事を否定はしないが共感はできないなぁ。
ストーリーや設定を軽視して、上っ面の良さやとりあえずのイチャイチャや唐突なキスシーンとかで気を引くようなアニメは増えて欲しくないなと思う次第です。
ストーリーの流れがあるのだからピンポイントに入れれば良いってものではない。
上っ面の良さという部分だとスパイ教室も近いものがある(最終話見たら感想書きます)

テンプレ設定とはいえストーリーは破綻してない冰剣の魔術師の方がもしかしたらマシなんじゃないですかね…

作画と声優は良かったので平均値は高いが印象的には2.0前後。

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10話まで視聴

公式的には王宮百合ファンタジーという事だが自分は百合だと思ってない。
百合の定義は人それぞれだろうし、友情の結びつきが強ければ百合だという見方もあるので私の基準です。
片思いでも両思いでもいいので恋愛感情が無いと百合じゃないと思っています。
比較されがちなリコリコも百合と思ってません。
この作品もリコリコもバディものだと思ってます。
自分の中で百合作品と言えば「やが君」とか「あだしま」です。


それはともかく、話の展開は他の方も書いてますが百合を強調しすぎなんだろうなと。
ほぼ2人のやり取りだけで終わってしまう話があったりで退屈。
かと思いきやがっつりバトルしたりと極端というんでしょうかね。
リコリコはAパートでキャラのやり取りを見せてBパートでバトルをして2人の絆が深まってくという見せ方だったのでわかりやすかったと思う。

こっちはなんか上っ面だけなんすよねー
2人を近い距離で会話させておけば食い付くだろという作りに感じました。
アニスとユフィの絆が深まってるとあまり感じない。
見た目やキャラが良いのである程度話題になるのはわかりますがね。作画は良いし。

流石なろうという感じの都合の良さも感じる。
アルガルドはその犠牲者という感じで不憫ですな。
王位継承問題をバトルで解決なんかしなくていいのにな。
アニスとユフィの絆が十分深まった所でアニスが王位継承の壁にぶつかって、ユフィが支えるみたいな展開にでもしておけば良いエピソードになるんじゃないの?と思うが。

7話の講演シーンでアニスからユフィに交代した所は良かった。
こういうコンビプレーをもっと増やしてればなぁ。

転生王女なのに転生について説明無いのはタイトル詐欺ですかね?
見落としてるかもしれんけど。
前世は何者だったのか、どの世界から転生してきたのかとかそれくらいは説明して欲しい。
ユフィの天才という部分も強調されてないのでどこが天才なのかわからない。
魔法科学を編み出したりバトルで無双するアニスの方が天才なのでは…
転生とか天才とか活かさないのならタイトルに入れなくていいよ。


上手く表現できないのだが極端に言うと、「はい百合だよ~、はいバトルだよ~、はい新キャラだよ~どうだ?嬉しいでしょ?」って言われながら見てる気分かな…。
作り込みがいまいちなあたり、なろうアニメらしくはある。

評価は最終話視聴後に。

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 911
サンキュー:

7

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

結構真面目な内容でした。でも何か空気作りがおかしい。確かにCMでは百合ファンタジーと言っていたのですが…

1話感想 3.7 なろう系の婚約破棄系ってことでしょうか。なかなか面白い

なろう系の流行りは日々移り変わりますが、かなり長いこと女性向けの婚約破棄系とやらがトップだった時代が続いていた印象があります。
今でも全然トップなのでしょうか。

婚約破棄系とやら、あまり見ていないのですが主人公が婚約破棄されてからなんやかんやあってざまぁする、男向けが追放系なら女向けが婚約破棄系、というジャンルみたいですね。
なんか良くわかりませんが。

まあ追放系も、一度ざまぁしたら以後やることが無くてネタ切れするのでは? と思っていますが、婚約破棄系も同じじゃないのかな?
でも婚約破棄は置いといて色々やったりして長く続けるのでしょうか。

婚約破棄云々言いましたが、本作は主人公ではなくヒロインが婚約破棄されてそれを主人公が拾うという流れなのでやっぱり婚約破棄系であ無いのかもしれません。
じゃあ何系でしょうね。

主人公は作中では説明していませんがタイトルから転生した王女らしいですね。
魔法に憧れていた主人公は魔法の世界にやってきたが魔法が使えないので科学知識を使って魔法を再現しようとする、という内容かな?
作画も良好でクオリティが高く、内容もちゃんとしていて面白そうに思えました。
単純に何系、とくくれないということはそれだけ複雑ということでしょう。
これはポイント高めです。
見続けたいですね。

全話感想 3.8
ううーん、結構、語りたくなる内容かもしれません。
正直、ちょっと変で手放しに楽しめる内容ではありませんでした。
何が変か。空気作りが変なんですよ。

本作、かなり真面目な内容でした。
転生した王女はその事実を隠していて、魔法にあこがれてでも魔法が使えなくて、魔法の研究に没頭して新たな学問まで起こして… と色々重い。
凡人の弟からは嫉妬されたり。
公女の方は基本流されるだけですが王女に救われて以後王女の為に、という感じでしょうか。

そうしたキャラの環境、心情などがしっかり描かれた真面目な内容なのですが… その割にはキャラの行動がいちいち唐突で変に感じられる。

真面目に見ていいの? 見ちゃいけないの? というのがわからない、といったところでしょうか。

バカにしているわけではなく、物語を楽しむなら前提というのがあるはずなんですよ。例えばGガンダムを見るなら『生身でガンダムとは戦えない、こんなのリアルじゃない』、とか言い出したら、楽しめないわけです。
こういう世界観だ、と前提で受け入れる必要がある。

百合なら百合で、女の子同士でイチャイチャするのが当たり前、という空気が欲しかった。
確かにCMでは『百合ファンタジー』と言っていたのですが、ずーっと真面目な内容で来て、最後に急に百合展開が入るんですね。唐突にねじ込まれる百合、という印象になってしまう。

え、じゃあユフィリアがアル君の婚約者にされていたのって、悲劇なんじゃないですか? だって本来百合だった人が、男と結婚させられそうになっていたんだから。

女同士で子供が作れる世界なのか、とかも問題でしょうし、王族が後継者を残さないのは問題なわけで。
果たして百合ファンタジーをやっていて良い世界観なのか? とか。
真面目な宮廷陰謀劇をやっていて、最後に百合をねじ込まれても…。
という感じで、ちぐはぐな空気の作り方が没入感を妨げました。

まあ、何も考えず可愛い女の子達がちゅーしてて可愛い、と思っておけば良いのでしょうけれどね。


ただ、ここに違和感を覚えるのも、百合が奇異なものであるという差別なのかな、とかも考えました。
アニスが王子だったら、特に違和感は無いはずです。

でも女同士は友情なのか愛情なのかはわかりにくい。
友情だけを表現し、男を出さないことで描くソフトな百合作品が多くて、ガチ百合作品は珍しかったので…。


しかしこの、『百合なら、百合が楽しめる空気が欲しい』というのは差別的な考えなのかな? とも考えてしまいました。

こう考えるのは百合が奇異なものだと思っているからこそで、そう思っていなければ唐突に百合がねじ込まれてもなんとも思わないはずだ。
現に男女だったら違和感が無いんじゃないわけで…。

別に同性愛を差別したいとは全く思っていないのですが、かといって同性愛を特殊だと全く思わないのも不可能で、なかなか難しい問題だな、とか考えさせられました。

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 150
サンキュー:

7

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

第1話がピークになってしまう革命

主人公アニスの破天荒な性格を見せ
ラストで魔法学校卒業パーティーで
アニスの弟で次期王候補のアルに断罪される
ユフィを連れ去っていくシーンが一番インパクトあった

その後はアニスの魔学についての話
アルがユフィを断罪してレイニを婚約者に据える理由と
要素自体は出てくるけれど

本題である革命を起こす機運が盛り上がらなかったのは致命的
最終回にそれなりの回答はしているけど
取ってつけた感が半端なく感じた

百合ファンタジーというキャッチコピーも
最終盤の王位継承と精霊契約の下りで見せていくが
それまでの距離感が遠くて急に親しい間柄になったなと

ジオメディアで渡航先生作品なので
個人的には信者寄りの立ち位置なんだけど
それを差し引いてもこの作品はダメダメ

アニスの侍女でなにやら裏があるイリヤ
アニスの旧友で呪いの研究をしているティルティ
アルに利用されたバンパイアのハーフで
無意識に魅了をしていたレイニ

サブキャラクターをうまく使えば魔法革命が
もっと強調できる内容になったのに

アルのアニスに対する絶望と
強い王になるために手段を選ばない部分が表に出るから
庶民にも魔法の活用をと急に言われてもと

一番ダメなのは魔学をしっかりと説明しきれていないところ

アニスは前世の知識を加えて
この世界で異質なアイテムを作り出している

ここまでは良かったがその後はよく分からない論文を出すだけ
魔学による実際の効果に具体性がないから

反対派が陰謀を駆使してアニスを追い落とす道理が
説得力無くて神輿に担がれたアルとの協力関係も
一方的にバランスが悪すぎる

なろうの中では比較的良識的な作品だし
やりようによって新たなジャンルとして切り開けていただけに
残念な気持ちが大変強い

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 108
サンキュー:

7

ネタバレ

damedame さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 1.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

マウントを取る人の頭はすっからかん

8話までは☆4つだったけど、9話みたら評価爆下がり。
まず、王位継承者である弟(15歳)と王位継承権を放棄した姉(17歳)の対決から始まる。
通常こういう場合は喧嘩両成敗、しかも姉弟げんか、殺し合いにまで発展したが、誰も死んでない。

何故王位継承者が追放されて放棄した姉がおとがめなしなんだろう?
むしろアニスが投獄された方がストーリーに厚みが出た。
普通の考えでは王位継承者が当然身分は高い訳だし、姉は2つも年上だ。ユフィー(15歳)の婚約破棄にしても、弟君の方が遙かに説得力があり姉のばかさ加減がみっともない。

百合ものは男は排除すべきものなのか?

アニスが大嫌いになった。
ユフィーは何処が天才なのか?ただの人形じゃん。言われるがまま。
革命を起こす?レイニに対しても処分が甘すぎる。

弟君の正論が響く。自分勝手な姉を持つと大変だね。

陰実の姉は超ブラコンだったのと対照的。

ストーリーが破綻している。なんでもかんでも女の子は正義。男は悪ていうステレオタイプが気持ち悪い。

要するに姉が弟の同級生の女子を次々奪い取っていく話?
弟への愛情より弟の同級生女子への愛情が上なんでしょう。

陰実との比較になりますが、クレアとシド(シャドウ)の姉弟関係
ではクレアのブラコンぶりが炸裂してますが、その実シドもシスコン
なんですよね。悪魔憑きを治しててあげたり、誘拐されたクレアを助けて
上げたり、クレアには一切口答えできない。おちゃめなところが有りました。これ姉弟では一般的です。
女性に口でも力でも勝てないのは幼い弟です。

10話視聴感想
百合ものでもこの作品好きだったんだけど
なんで王位継承でこんなに揉めるの?
女の子同士でイチャイチャするならまだしも、ウダウダぐちゃぐちゃ
は見苦しい。変な精霊まで出てきて、丸く収めようとしているのが
あざとい。

揉めるぐらいなら王子戻せば良いじゃん。
王子のことはどうでも良いみたいでしらける。

11話感想
見ていて気が滅入る回。
お姫様にはなりたいけど、世継ぎを産むのは嫌。
男と結婚なんて絶対嫌。王位継承権はうれしいけど。
とんでもわがまま回。
お姫様(シンデレラ)シンドローム(症候群)+「こじらせ」

一言で言えば
マウントは取りたいけど責任は取りたくない。
でしょ。

ここで出すのもなんだけど、鬼滅でも妹のために命をかける
兄の姿がある。アニスは何故弟をかばわないんだ?
血をわけた肉親でしょ。最初に出会う年の近い異性だよ。
作者には姉弟、兄弟、姉妹いないのかな。

12話最終話
ユフィーが女王になり、アニスとキスして終わり。
まああざとくまとめましたね。もはや勝手にせいよ。
世界は自分たちで回ってると本気で思ってる気の毒な二人。
こんな人達が指導者?不老不死?
絶対そこの国には行きたくない。

作画も良いだけに、つまらんもん作ったな。
今期最悪。
マウントの取り合いをする、頭すっからかんの人達のすっからかん
の物語。

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 387
サンキュー:

7

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

百合なら何でも尊いって人にはいいんじゃないでしょうか。

詳細は略。

地獄の「なろう17番勝負」の第3弾です。
鴉ぴえろさん原作、脚本は「俺ガイル」の渡航氏、制作はディオメディアです。

渡航氏とディオメディア、なろう異世界転生モノという組み合わせは、「聖女の魔力は万能です」「異世界薬局」に続いて3作目かな、知らんけど。

だいぶこなれてきたんですかね。
なろう異世界転生モノの作り方は、これが今のところの最適解といった感じ。適度に転生を匂わせ、キャラの魅力を見せてから話を進めましょうといった工夫が感じられます。

ただまあ、初回はストーリーが絶望的に面白くない…

ま、ここから何らかの動きが出てきて、転生王女(CV:千本木彩花さん)と天才令嬢(CV:石見舞菜香さん)との百合風味なバディものになっていくのでしょう。

えっと、タイトルが出てこない…
ちょっと検索検索。
(この間、約10分)
あ、そうそう。「処刑少女の生きる道(ヴァージンロード)」っぽい感じがしなくもなくもない。

とりあえず3話までは様子見しますね。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
いよいよ本領発揮というところでしょうか。
やー、これでまた今期も「アニユフィてえてえ~ぶひぶひぶひ~」ってなキモオタが大量発生するのでしょうね。ディオメディアもそのへん分かっているのか、アニスとユフィのキャラデザは絶対に崩さないという強い意志を感じます。

でも、この2話もたいしたことやってないんですよね。
婚約破棄されたユフィを助手として迎え入れることに決めました。お互いの父親を説得しました。工房を案内して一緒のベッドで寝ました。
以上。

とりあえず、僕はアニスと国王の掛け合いがちょっと面白かったというぐらい。もちろん百合展開が尊いとも思ってないですし。

何クールやるつもりなんだろ…
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
いやはや、この「百合ブーム」の流れをどこまで読んでいたか分かりませんが、「リコリコ」のヒットを読んで、この方向性にしたのなら見事なマーケティングと言わざるを得ないですね。

キャラの可愛さを全面に押し出すため、とにかくアップの多用。まあ、作画的にも顔のアップを多用するほうがラクというのもありますが…

ストーリーをガシガシ進めるよりも、アニユフィのイチャコラを長回しで見せたほうが受けるという作り。そのため、ストーリーが遅々として進まない。良い言い方をすれば、1話に無理くり詰め込まず、ゆったりと進めているといった感じです。悪く言えば退屈。

あえてのことなのか、ぜんぜん本筋に入っていかないで、匂わせるだけですからね。まさか、ここまで弟王子がぜんぜん出てこねえとは思ってもみませんでしたよ。

まあ、良くも悪くも“バズる”ことを狙ったアニメですわね。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
この程度の展開を、1話まるまる使ってやることなのでしょうか。
展開が遅いにもほどがありますよ。

無駄で露骨な百合百合シーンを長々と見せるから、こういう牛歩のようなテンポになるんだと思います。

ま、話自体もドラゴンが来ましたよ、ゴールドランクの冒険者である姫様が直々に討伐に出張りますよってなことだけですからね。

うーん、微妙だなぁ…
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
なんとなく癪なのですが、渡航氏脚本の回はそれなりに面白いんですよね。前回とかね。で、今回は別の方(王雀孫さん?ワン・ジャクソンさんとお読みするのかな)。原作との差異がわからないのでなんとも言えないのですが、ただただ会話劇に終始する退屈な展開でした。

ここまで観てきて、やはりストーリーに大きな起伏がないのが面白いと言い切れないところなんですよね…

で、この作品を観ていて感じたのは、僕はあんまり百合というものが好きではないのかもしれないということです。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
で、満を持しての渡航脚本回です。おそらく、中盤の決めの回なのでしょう。アルくんが放逐されて、いったんのフィナーレという感じ。

ただ、いろいろとここまでが不足してきたせいか、なんの感動もない。
正直、壮大で派手な姉弟ゲンカでしかない。

結局、シスコンの馬鹿な弟が部下の悪だくみに乗せられただけですよね。まあ、百合要素を強調したおかげで、昨今のトレンドには乗った感じではありますが、素直に面白いとは言い難いというか、百合を前面に押し出す弊害でストーリーが薄くなっている印象です。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
懸念通り、弟との決着のあとはたいした話ではなかったですね。
アニスが女王になることが事実上決まり、絵では分かりませんが笑顔がさみしげだったという。

で、アニスに女王になってほしくないと駄々をこねるユフィ。
おやっさんにお願いに行ったとき、なんとまあ都合のいいことに精霊契約者のリュミエルが会いに来ましたよという。

「アニスが本心から笑えなくなってしまうから」という、なんとも幼稚くさい理由で女王になることを反対するユフィ。まあ、そうなるようにわざわざ街の道具屋に行って、市民から慕われている王女様というシーンを見せるわけなんですけどね。

とまあ、このように結論から逆算してキャラを散りばめるという、伏線としては下の下というシナリオ。

そのへん、制作陣もわかっているのか、こんな終盤でテコ入れに新キャラ→釘宮理恵ボイスを追加投入というところでしょうか。

正直、面白くないですね。
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
ユフィが精霊契約して人間でなくなり、王位継承権を自分が手にすることで、アニスが女王にならなくて済むように画策しました。

それに対し、アニスは「私から王族であることを奪わないで!」と。よろしい、ならば戦争だ。

は?

いやあ、どこで判断を間違えたかなぁ。
ここで切ってもしょうがないじゃないですか。いつか面白くなるだろうと、ここまで来たけれども右肩下がりで面白くなくなっていく本作。

切り時を間違えたなぁ…
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
ストーリーを重視するアニメ視聴者層には決しておすすめできないですね。

この作品は、アニメには萌えしか求めない。美少女同士の百合百合がとにかく尊いんだブヒブヒという人に向いているのかもしれないです。

それぐらいストーリーがスッカスカ。いったい、原作の何巻分を1クールでやったんでしょうか。なんていうか、シリーズ構成の方が「売れるジャンルはこれ(百合)。内容なんてどーでもいい。俺は『俺ガイル』で疲れたから、頭を使わないで作れるアニメでひと稼ぎしたい」とアニメファンを舐めきって作ったとしか思えない出来でした。

最終話も23分とは思えない長さ。冗長で、薄く引き伸ばしたストーリー。「リコリコ」も酷い脚本でしたが、同じ百合ジャンルで五十歩百歩。

そろそろ、作り手が手を抜いても売り上げが読めるような作品を迎合するのはやめたほうがいいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 455
サンキュー:

6

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

百合感強め

天才令嬢を助けた所は良かったけど、私はあなたがすべてみたいな世界観になってきた。ファンタジーとかバトルものかと思いましたが、百合感満載で最後の最後に断念しました。

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 97
サンキュー:

2

ネタバレ

螺旋常連からくり剣豪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

緩やかに国の破滅に向かってて草

小説家になろう原作のアニメ。
話は大まかに悪役令嬢と男性向け異世界転生のハイブリット。悪役令嬢のストーリーから攻略対象となるヒーローを削除し、代わりに女性キャラのアニスフィアを据えた形になります。
継承権を放棄し、自由奔放にしている主人公アニスフィアの性格はリコリコの錦木千束ほぼそのままと考えてもらって構わないと思います。現代世界の回想から彼女はおそらく異世界転生者であり、その知識を活かした魔学で文化の発展に尽力したいという夢を持っています。あとユフィリアにガチ恋しているような描写があります。
ヒロインであるユフィリアは良くも悪くも真面目系。こちらはリコリコの井ノ上たきなとは別物です。暴虐の限りを尽くすアニスフィアの弟、アルガルドに婚約破棄されたのをきっかけに自分の在り方について葛藤してしまいますが、アニスフィアとの出会いを期に、何物にも縛られない彼女に憧れ、惹かれていきます。
最新話である4話までを見ると、ゆっくりな展開ゆえに人物描写は巧みであり、登場人物に感情移入しやすい作りになっています。特に葛藤するユフィリアの描写には力が入っていますね。
悪い点は話のテンポの悪さ。異世界迷宮リスペクトかな。人物描写に注力し過ぎたのが災いしてか、肝心の話がなかなか進まない。これに関して、ユフィリアの掘り下げに丸々使った2、3話は顕著だと思います。
4話で強敵とされるドラゴン出現という新展開こそありますが、この話も半分くらいはユフィリアの描写に充てていました。

5話で展開が動くとなお良いとは思います。

8話まで
ユフィリアを掘り下げ過ぎてアルガルドをなかなか出さなかったのがちょっと悪い方向に行ってるかな。彼とアニスフィアの対立描写も足りない。アニスとの軋轢や慢性化する国内の歪なカースト制度への不満から生まれた、彼の国を吸血鬼の力で統一するという苛烈な思想は世界観にも大きく関わってくるはずなのにここまであまり深掘りしていないのは謎。
なんか百合物語だからアルガルドは出さなくて良いとか言われたりしてるけど、実際ユフィリアが話の核になってくれてるかと言われたらアルガルドたちが起こした事件の火付け役程度の役回りだし、アルガルドより重要性が低いと言わざるを得ないです。
現にアルガルドとの決戦に入ってもいまいち影薄いし、なんならサブキャラのレイニの方がキーマンになっちゃってる。
アニスもアニスでユフィリア関連が枷になって本領を発揮できてない印象。ユフィリアにばっか目を向けるんじゃなくて、彼女の魅力の大部分が詰まっているであろう魔学へのアプローチとかも演説回以外でも1話じっくりかけた形でもっと見たかった。要するにDr.STONEみたいに一から試行錯誤して発明品を作る回とか。彼女とアルガルドの関係についても同様にしっかりしたストーリーが欲しい。
何より思想を貫くべく立ちはだかってくるアルガルドに自分なりの解答をもって対峙するアニスフィアっていう本来ならクソ熱いシーンに8話から入ったのに問題点が目立つせいで物足りないのが個人的な感想になります。

9話
アルガルドとの決着回。
この話自体は良いんだけど案の定アルガルドの掘り下げは弱いまま。これまでの話で一応台詞で説明はされてるから話の流れの理解だけはできるけど彼の出番が少な過ぎて動機が薄っぺらくみえてしまうので大部分を想像で補完するしかないのが辛いところ。

メインヒロインのはずのユフィリアももっと良い活躍のさせ方があったと思う。これだと、演説以外だと常に状況に流されているプラスαのキャラでしかない。あの役回りなら当事者であるレイニやイリアにもできるからいる意味はあまり無かった。
実のところアニスとユフィの絡み自体、ユフィリアの独白が話の大部分を占めていたせいで多くないし、ユフィリアはアニスフィアとアルガルドの兄弟間の問題に関してはほとんど蚊帳の外だったから安易に首を突っ込めるだけの説得力も無い。
問題の渦中にいたレイニやアニスに十分な理解のあるイリアならともかく、積み重ねが薄いユフィリアを仲裁役に選んだ理由がメインヒロインであること以外に見当たらなかった。

メインストーリーも終わっただろうし、あと3話どうするんだろう。

10話
登場人物の思考、行動が幼稚過ぎる。この話はアニスの自由奔放な気質が完全に裏目に出た形になる。
当作品より評価が低いはずの冰剣の登場人物の方がキャラクターとしての完成度が高いと思わせるくらいにはこのエピソードでのキャラクターのものの考え方は酷いです。なんでみんな精神的にアルガルドとの決着前よりも退化してるんだ。
アニスフィアがアルガルドを止めたことで王位継承者がいなくなったので、現状王位を継承できるのは一回放棄はしているものの、王族の血を引いているアニスだけなのになんで嫌々な雰囲気丸出しで仕方なく継ぎますみたいな幼稚なことやってんのか理解できません。アルガルドの時と同様、アニス自身がこの状況を作ったくせに嫌々やるとか無責任にも程がある。アルガルドがキレたのはそういうとこだぞ。まるで成長してない。
これまでの話を見る限り、アニスフィアは覚悟を決めたからアルガルドを国に仇なす存在だと見做し、排除したんでしょ?じゃあ残された唯一の王族の子孫として課せられた責務を果たさなきゃダメだと思うんですが。
それに反発するように国の行く末を決めかねない重大な話に持ち出すべきじゃない甘ったるい理想論をどいつもこいつも振り翳して冷静な立場で正論を述べているユフィリアに強要してくるのが本気で意味不明。これに関してはユフィリアは完全に被害者だと思う。
10話時点でユフィリアの考え方が合理性の面では一番の安牌なのに、ティルティやイリアがユフィリアに対して言っていることは中身や現実味が伴ってない感情論でしかなく、話の流れではなんか論破しちゃってますが実際はユフィリアを説得するために提示しなければならない、アニスが王にならずに済むための代替案も無いままに正論を言っているユフィリアを頭ごなしに否定しているに過ぎず全く論破できてないです。
正しいことだけが良いこととは限らない、とかじゃなくてこれはアニスが一度決めたことへの筋を通す通さないの話だから。良い話風に見せて論点をすり替えようとするな。
自分のやったことの尻拭いもできないならアニスがアルガルドのやり方に口出す権利なんて無いです。アルガルドの目指す結末や実際にやらかしたことは立派な悪なので擁護こそしかねますが、スタンスがブレまくりなアニスより、曲がりなりにも最後まで国を想って突き進んでいった彼の考え方の方がよっぽど筋が通ってます。
そもそも王になるとアニスの自由が完全に無くなるってどこソース?別にアニス一人で国を全部支えろとか言われてるんじゃないんだし、それこそ補佐役として優秀な人材であろうユフィリアに細かな政策のことなんて結構な割合で投げて、自分は王になったことで得られる信頼や人材を活かして得意な魔学を広めて国の発展に尽力するとか、色々やりようがあるでしょ。
このように王位継承後にも彼女らしいことができる道はたくさんあるはずなのに、アニスが先の人生を不幸だと決めつけて一人で全部抱え込んで自滅しようとする理由が分からない。
唐突にぶっ込まれた精霊術師リュミエルのくだりもかなり酷い。ファンタジーを悪い嘘の使い方で利用してしまっており、とんでもなく悪辣なご都合主義になっている。
精霊と契約したら血筋とか関係無く王になれるとか最高に意味分からん。そんなんだったら才能さえあれば極論精霊と契約するだけでどんな馬の骨でも王位を簒奪することができるわけで、この事実が明るみに出ればあれだけ登場人物たちが大事だと強調してきた王家の血の価値が地に堕ちるというこれまでと矛盾した話になるんですが。これはしっかりまとまっていたはずのアルガルドの話すら茶番になりうる明らかなクソ設定です。アルガルドは王族の血を引いていたがゆえにあれだけ苦しんでいたのに、この設定はそれを根本的に否定してしまっています。

アルガルドの話は空きまくっている行間さえ読み切れれば面白かったのに、王位継承の話は客観性を求められる政治の話では無縁であるべきな幼稚な感情論ばかりで理解しても個人的にですが面白くないです。

11話
弟を醜い後継者争いから解放するために王位継承権を放棄→わかる
アルガルドを止めるために戦う決意を固める→まあわかる
話の流れから読み取って、王女になる決意を固めてアルガルドを倒したのにいざ継承するとなると嫌々なの丸出し→???
結婚したくない、個性取られたくない→?????

カタルシス不足のさきっちょまでたっぷりの鬱展開はとりあえず置いとくとして、アニスに王女やる気無いのダダ漏れかつ結婚したくないだのアイデンティティ奪わないでだののわがままを抱えたり喚いたりするのがまあ酷い。これ自体は納得できる理屈が伴ってればそのキャラクターの色を出せるんだけど、アニスの場合は10話からずっと心理描写がごちゃごちゃでなんで王位に固執するかに説得力が全く無いから面白くなりようがないです。
こうしたアニスの心理描写の変遷は人間に元来ある矛盾した感情表現を描きたかったのかもしれませんが、それにしても脈絡が無い。こんなよく分からない展開にするならアニスを邪魔する貴族たちを踏み越えていく方がずっと良い。
精霊契約の問題点は10話と同じ。才能あるなら誰でもなれる可能性があるので誰が犠牲になるかでゴタゴタする意味がわからない。長生きしたい人間にやらせれば誰も不幸にならないのではないでしょうか。
しかも最後はまた戦って黙らせますって流石にワンパターン。異世界薬局かな。
暴力で相手を黙らせるって最終手段なのに何回も頼るとか蛮族にも劣る。話が通じないだろうドラゴンや百歩譲って異形の力を得て暴走したアルガルドなら戦うのは分かりますが、話し合う余地のあるアニスとユフィの決着はもうちょっと別の形にならんかったんかな。

12話
そもそもこの継承者問題のこじれってアニスフィアが簡単に予想できることについて後先考えずに強引に自分のやりたいことを押し進めていったのが全ての元凶なんですよね。このことが終始枷になってアニスの自業自得だろって結論に至るから感情移入できない。
王位継承者がいなくなったらそりゃ唯一継承権を持っているアニスがやらなきゃいけなくなるわけだし、そんな猿でも分かることを見越しておらず、結果自棄になって自己犠牲で収めりゃ解決って考えに至るのはあまりに無責任。ぶっちゃけやる気無いやつに統治されるのはアルガルドの独裁政治と悪辣さのレベルは変わらないですからね。
てか他の人も言ってるんですが、なんで世継ぎが少ないんだ。普通このようなトラブルになってもリカバリできるようにあらかじめ子供は多めにこさえとくでしょ。しかも現国王であるアニスの親父が常に王宮内が何かしらのことで揉めてるのに緊張感無いの丸出しかつ、そのことについてあまり深刻に触れてないのが無能さを際立たせてる。お前の詰めが甘いからアニスは苦しんでんだぞ。
挙句ユフィが精霊契約をしてバレッティア王国最後の王になり、王国が緩やかな破滅を迎えることが示唆されました。散々百合百合した末に次代を担う子供を作らないで破滅を受け入れるとかまともな王の考え方じゃない。たまに見る魔法でふた○りになって子作りしろとかのふざけた考えの方がまだまともに見えるくらいにこの結末は酷い。ハッピーエンドに見せかけたメリーバッドエンドです。
王政の描写はヴィンランド・サガやキングダムの完全下位互換と言っても遜色ない。なろう特有の浅いなんちゃって王政じゃあれらみたいな駆け引きができるわけないし、王政の深掘りには手を出すべきじゃなかった。この辺りは同じなろうでも現実主義勇者の方がまだ見られるレベル。
百合ジャンルと考えると転生者設定が邪魔になってる。アニスの前世の性別が分からないから百合と呼んでいいのか怪しい。中身が男性だったら仮に精神が肉体に引っ張られていたとしても百合とは言い難いと思う。元ニューハーフとかならこれまでにあまり無い斬新さも相まってかなりアリだと思うんだけど、この作品はそこまで深く考えた話ではなさそうではあります。この辺りはかなり繊細で取り扱うのが難しい題材になっていますし。
まあ、どの道最低でも前世の性別については触れるべきだった。転生者設定は前世の性別関連に限らず深掘りせず軽く流してるだけで終わってるし、12話かけてこの程度の描写なら無くても良い。百合恋愛に切り込む心理描写も同様に浅いから唐突にキスする流れになっててたまげました。せめてやが君くらい濃厚な描写が無いと百合アニメとは言えないかな。

10話からの失速具合を踏まえると、今期の中では正直下から数えた方が早いレベルだと思います。

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 346
サンキュー:

9

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

世界が変わったリコリコ

魔法の国もの
金髪ヒロインの演技がリコリスのちさととよく似てる、どうも声優は違う模様。
世界が変わったリコリコとして見てる。
このクール、みんな微妙の中でとうやら一番の予感。
エロ枠が覇権じゃないしなあ、あやとらはさすがに…百合もどうかと思うが。

5話まで
ここまでアニスフィアの正体は転生者なんてくだりまったく触れてこないけど転生王女なんてタイトル付いてる訳で、回収伏線をどんどん貼っているんだろうな。
6話
婚約破棄された娘と寝取った娘を百合の手込めにするアニスフィア、修羅場だw
完走しました
最終回でさらっと転生した事を話しタイトル回収、それより百合が…完全に百合が爆発しとるw

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 185
サンキュー:

2

ネタバレ

Rye さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

物語の面白さや深みが出れば…

YouTubeにてプレミア公開された時に1話を見ましたが、作画良し、声優良し、キャラの可愛さ良し、百合成分良しでかなり冬で期待しているアニメです!
しかも、終わり方もすごく次の話数に向けてワクワクするような終わり方だったのでとても楽しみにしています!冬クールのダークホースになって欲しいという期待も込めて!




追記
最新話まで見ましたが、物語の内容的には中々あまり見えてこないものがありますが、この作品がアニスとユフィの関係の変化をとても丁寧に描きたいと思っているんだなということはひしひしと感じます。この作品はキャラがとても魅力的でたっているのが良い所だなと思います。まず、アニスは可愛くて面白くて最高だし、ユフィは可愛くて物語が進んでいくにつれて、感情表現豊かになり、可愛くなっていきますし、イリアはアニスに出会ってからなのか、とても心優しい素晴らしいキャラで、この作品には本当に愛されるべきキャラがいるなという印象です。
ここに物語の内容の面白さも入ってこればかなり良作になるのですが、そうなってくれるかどうかまだ分からないので今後に期待したいところです。このようなキャラの魅力があるアニメなので、可愛いキャラや百合が見たい人にはとてもおすすめの作品だと思います。

投稿 : 2023/03/21
閲覧 : 213
サンキュー:

5

猫好き さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/06
閲覧 : 0

ネキスト さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/11
閲覧 : 0

お鶴 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/10/11
閲覧 : 0

アース さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/19
閲覧 : 0

電光 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/26
閲覧 : 0

ニッキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/24
閲覧 : 0

【流】 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/14
閲覧 : 0

たぷくぷ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/12
閲覧 : 0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/30
閲覧 : 0

FJSDR37436 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/03
閲覧 : 4

こなちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/06/28
閲覧 : 2

ファイブ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/06/08
閲覧 : 1

月桂樹 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/15
閲覧 : 1

glashutte さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/12
閲覧 : 4

MADMOO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/26
閲覧 : 1

れみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/21
閲覧 : 5

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2024/04/06
閲覧 : 2

ゆゆゆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/26
閲覧 : 1

Zigrow さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/13
閲覧 : 2
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転生王女と天才令嬢の魔法革命のストーリー・あらすじ

パレッティア王国王女、アニスフィア・ウィン・パレッティアには前世の記憶がある。 魔法が当たり前に存在する世界に転生し、魔法使いに憧れるアニスフィアが夢見たのは、魔法で空を飛ぶという、破天荒で非常識なことだった。けれど、なぜか魔法が使えないアニスフィアは日夜、キテレツ王女とあだ名されながら、怪しげな研究に明け暮れるはめに。 ある夜、お手製魔女箒で空へ飛び立ったアニスフィア。暴走する箒が飛び込んだのは、貴族学院の夜会。そこでは、魔法の天才と噂される完璧公爵令嬢ユフィリアが、アニスフィアの弟・アルガルド王子から婚約破棄を宣言されているところだった。声もなく流されるユフィリアの涙を見たアニスフィアはそっと手を差し伸べる。 ──この魔法はあなたの笑顔のために。2人の少女が未来を切り開く、「転生×天才」魔法ファンタジー! (TVアニメ動画『転生王女と天才令嬢の魔法革命』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年冬アニメ

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