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「大雪海のカイナ(TVアニメ動画)」

総合得点
67.6
感想・評価
167
棚に入れた
515
ランキング
2396
★★★★☆ 3.4 (167)
物語
3.2
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.3

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大雪海のカイナの感想・評価はどうでしたか?

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:----

第一印象良さげな感じの作品だっただけに物足りなかった

主人公のカイナとヒロインのリリハのボーイミーツガールは良かったのですが、カイナにイマイチ感情移入出来なかったのが難点だったかな。宮崎アニメのコナンとかパズーのようなアグレッシブさがなく、よくいえば好青年て感じながら目立たない印象で物足りなさがありました。一方でリリハの方が要所で目立ってて行動力があったなと思います。

ストーリーの進行も遅かった印象で、普通なら数話で済むところを結構時間かけていたりと、これ1クールで完結するのかな?と思っていたら続きは劇場でというのはちと歯切れが悪かったかな。

雰囲気や世界観的に宮崎アニメを参考にしたのかなと思いますが、全体的に薄味気味でやはり物足りなさを感じましたね。

投稿 : 2023/04/05
閲覧 : 118
サンキュー:

10

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うまく料理すればもっと面白くなったのに

【総合評価☆☆☆】
 SF的設定は壮大だが、登場キャラの人物像に深みがない。うまく料理すればもっと面白くなった素材なのに、なんとももったいない残念アニメである。
 原作は、漫画『シドニアの騎士』でコアなSFファンを狂喜させた弐瓶勉の手になる(武本糸会が作画した漫画が、アニメに先行して発表された)。文明が崩壊した遠い未来なのか、水のない広大な「雪海」に点在する「軌道樹」からわずかな水を得て、人々が命をつなぐ世界。アニメ第1話では、軌道樹の上に広がる「天膜」の少年カイナが、水争いに巻き込まれ解決策を求めて雪海からやってきた小国の王女リリハと出会う。『風の谷のナウシカ』や『ケムリクサ』にも通じるワクワクする発端で、文明と自然の関わりを見据えたスケールの大きい物語を期待させる。
 残念ながら、そこからの展開は平板。軍事力で水源を確保しようとする大国の動きが描かれながら、水不足に対する切迫感が指導層に乏しい。守る側の交渉もおざなりのまま、当たり前のように戦端が開かれる。そのプロセスに迫力があればまだしも、人々の対応があまりに状況に即してひねりがないので、予想通りすぎて楽しめない。終盤になると、ほとんど伏線もなしに事態が急転し、性急な幕引きとなる。放映半年後に公開予定の劇場版につなげるつもりなのかもしれないが、テレビ版だけを見る視聴者にはいかにも物足りない。
 作画に関して言えば、背景は想像力をかき立てる見事な出来なのに、人物描写がなっていない。アニメでは、うずくまるときの体勢など脊椎の曲がり方を含めた体幹部の表現によって内面を描写するのが効果的。にもかかわらず、頭部や手足に無意味な動きが多く、漫画に比べても訴求力に欠ける。一部のキャラは口元を隠しており、体幹や眼が充分に描ききれていないせいもあって、心情が捉えられず人形のようで不気味。『シドニアの騎士』のアニメ化も行ったポリゴン・ピクチュアズが制作に当たったが、人物に関する作画技術は、むしろ後退したように感じられる。
 設定と背景画が優れているので【総合評価☆☆☆】としたが、もう少し演出に力を入れてほしい。

投稿 : 2023/04/05
閲覧 : 94
サンキュー:

5

フラハティ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

時間の無駄

新しさはなくどこかで見たような作品
世界観の作り方がへたくそ
OPEDが本編
なんかGREEEN聞くと元気になる

投稿 : 2023/04/05
閲覧 : 71
サンキュー:

1

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

はぁ?ってなった

 どうも最後何があったのか覚えてないんだけど……本当に劇場版やるのこれ……って感じだったことだけは覚えている……
どことなくジブリ風味(安易にその名前を出すことは避けたいが、多分間違ってない)で、メイドインアビス風味でもあり、東亜重工フォントが出てきていることからも二瓶ワールドの作品でもあり……ボーイミーツガールの冒険譚として素材は良かったのであろうが、どうしても結末が思い出せない……

投稿 : 2023/04/04
閲覧 : 103
サンキュー:

6

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

奮闘努力のカイナく<58>

世界設定の秀逸さはあるものの、お話としてはジュブナイル小説の冒険といった感じ。
戦える主人公ではないのでアクション面はあまりなく、世界観もどこか温め。
映画で続編といいうことなので面白い展開がそちらに回ったのかもしれず。
あと、原作者の力量が同じでも漫画のように何年もかけて少しづつ紡ぎ出してないというのもあるのかな。

カイナカイナご存知かいな?<60>
1話視聴。
オリアニだけど弐瓶勉が原作とクレジットされてるだけあって、独自の世界ってのを創造して見せる見本のような初回。
透明の地面で吐く息も白くで氷の上?にしては透明だなと思わせて、東亜重工製の地球を覆う天蓋の上。
地面は雪海に覆われてるのは地球を温室化しようとしたテラフォーミングで、地面と気温があまり変わらないようなので未完成かな。
きちんと理路が通った創造なので描写から世界情報を読み取らせることが可能なのねん。
そんな草も生えんんところで何食ってるねん、そんなの食料にしても人口維持できんやろ、ってところもきちんと描写ずみ。
ボーイがガールにミーツしてってのも違う世界の接触になるなので展開が楽しみですわ。

ところで、東亜重工製ってことはBLAMの超構造体の前日譚なんやろね。
→違う、弐瓶勉作品で特定の設定を使いまわしてるだけで作品が時系列で並ぶわけじゃない

投稿 : 2023/04/01
閲覧 : 185
サンキュー:

3

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もっと迫力が欲しかった

独特の世界観、ストーリーは良いが、印象はとても地味。
カイナとリリハの関係も、なんとも薄味。
もう少し親密になっていい。

敵キャラのバルギアの司令も、ステレオタイプ。
戦いに蝕まれ、正気を失っていった様子が感じられない。

古代兵器の恐ろしさも今一つ。
手書きアニメだったら、もっと迫力が出たと思う。


地球上の水のほとんどは海水で、淡水はわずか2.5%。
淡水の70%は氷で、残りはほとんど地下水。
利用可能な水は、0.01%なんだそう。
このアニメで描かれる水不足は、現実を反映しているとも言える。

海に囲まれ、急峻な島国に住む日本人は水不足に鈍感。
製作サイドには、環境危機を喚起する意図もあるのかな。

投稿 : 2023/04/01
閲覧 : 93
サンキュー:

2

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ディストピアの未来を照らす妙にさわやかなボーイミーツガール

【物語 3.5点】
原作・弐瓶 勉氏による王道志向のオリジナルファンタジー。

<雪海(ゆきうみ)>に覆われた世界。
<天膜(てんまく)>に住むという賢者の伝説。
など世界観、設定には斬新さも見られる。

ですがプロット自体はディストピア下の不毛な争いに、古代文明の遺物が絡む典型。
展開も昭和のジブリ風でベタベタ。
奇抜と思ったのは{netabare} 女の子が上から降ってこないで下から浮上してきた{/netabare} ことくらい。
もっともこれも捻った設定から出てきたボーイミーツガールのバリエーションですが。

物語の都合で登場人物に嘘を付かせたくないという脚本方針。
そのため純朴な主人公少年や清廉なヒロインの性格など、キャラに脚本を合わせたそうで。

これにより例えば、そんな逃げ遅れた人々など、捨て置かないと間に合わない。
まるで往年のジャンプアニメの引き伸ばしみたいでシナリオのテンポが悪い。
こうしたシチュエーションも散見。

おまけにフジテレビお得意の続きは劇場版で!まで炸裂w

ところが、これだけ自分をイライラさせる要素があったのに、このボーイミーツガールは毎回、不思議と清々しく。
<軌道樹>に僅かにへばり付くように生き長らえている人類が、残された水を巡って戦争するディストピアで言うのも変ですが。
私は、この冬アニメの中で、観たらホッと安心できる作品として重宝しました。


【作画 4.5点】
ポリゴン・ピクチュアズ設立40周年記念作。

本作の雄大な雪海、巨大な虫、移動要塞国家パルギアなどCGが得意とする構造物の描写だけでなく、
CGが苦手な人物の表情描写にも果敢に挑んできた同スタジオ。

今回は無表情の使い方にも進歩を感じました。
CG技術が足りなくて表情が無くなっているわけではなく、
ちゃんとコンテの意志を反映した伏線も兼ねた無表情になっている。
CGアニメもここまで進化したのかと感慨を覚えました。

特にバルギアの女士官・アメロテ。
バルギア軍が他国を蹂躙し、周りが盛り上がる中でも意味深な無表情。
{netabare} 元々はバルギアに滅ぼされた国の被征服民で、実力主義の組織の中でのし上がって来た。
バルギアのやり方には思う所が多々あるが、抵抗の限界も悟っている。{/netabare}
という含みを示唆するのに十分な良い表情でした。


文明が後退し、文字が何らかの意味を示すことすら忘れられつつある世界。
こうなるともはや“看板じい”など限られた人間以外にとって、文字は刺繍や看板の模様に過ぎなくなる。
この弐瓶作品の文字もアート性がありました。
つい<東亜重工>の文字を探し出しては嬉しくなってしまいますw


【キャラ 4.0点】
<天膜>の少年カイナ。
老人ばかりになった天膜に生きる最後の子供。

<雪海>のヒロイン・リリハ。
大国バルギアに脅かされている小国アトランドの王女。
事態打開のため<天膜>に住むと伝わる<賢者>を訪ねた折、カイナと出会う。

二人の少年少女の純心が希望の光となる。

その対となる悪役がバルギア最高司令・ハンターギル。
ちょっと露骨なんじゃないか?ってくらい残虐な言動。
ただ必ずしも勧善懲悪ではなく、{netabare} 失われた文明の巨大兵器<建設者>{/netabare} の影響による狂気であることが明かされる。

この主人公サイドと悪役の両極。
どんな窮地でも人間らしい優しさを忘れないピュアな少年少女には協力も得られ道が開ける。
策を弄して、味方の{netabare} 船をも投擲する{/netabare} 犠牲まで強いる曇った近視眼で、コップの中の争いを繰り広げる大人は墓穴を掘る。
この一貫した哲学は、<樹皮削り>など高度な科学技術を誇りながら、滅び去った文明の教訓をも暗示するかのよう。

王道ファンタジーを志向するに辺り、どの点を押さえていくべきか?
キャラ対比を通じて整理できているという手応えはあり。
さわやかな余韻の一因になっているとも感じます。

この観点から再考すると、上述の主人公たちの寄り道の人助けも悪くはありません。


その他、<天膜>で長らく殺し合いをしていない村の老婆たちが、<雪海>のリリハの剣を見て長過ぎる包丁だと驚く。
リリハがこれは夢じゃない?と思って“耳”をつねる。
我々視聴者とは異なる文化、価値観を反映した所作を挟むキャラ演出も良いスパイスでした。


【声優 4.5点】
プレスコにて収録。
柔軟な調整が可能なCGの特性を活かし音声に合わせて作画することで、
声優のナチュラルなボイス素材の長所の最大化を目指す。

主人公カイナ役の細谷 佳正さん。
道中、カイナたちが主張する伝説の類を、対面したばかりの相手に即座に信じてもらわないと動かない展開があります。
でも、嘘も野心もありそうにない、ほそやんの気だるげピュアボイス。
この声色で淡々と語られると、宇宙人はいる!と主張されても信じてしまいそうですw
脚本上も大きな助力となった好演だったと思います。

ヒロインの王女リリハ。
この可憐で素敵な声は一体誰なのだろう?
時めいていたらCV.高橋 李依さんでした。
キャリアも中堅にさしかかり、りえりーは充実の一途ですね。
正統派ヒロインでもっと見たい声優さんです。


【音楽 4.0点】
劇伴担当に澤野 弘之氏もスタッフに名を連ねるが、提供したのはメインテーマ「KAINA」他、数曲。
あとは近年、澤野氏とタッグを組むことも多いKOHTA YAMAMOTO氏がシンセ成分を補強。
さらに馬瀬 みさき氏が、雪海の静寂や民族音楽風などをカバーする陣容。

澤野 弘之氏は私も好きですが、正直、ここ数年来、供給過多だなと感じてもいましてw
本作のように澤野節も用法、容量を守って活用していくことが、
限りある水資源同様、澤野氏を消費し尽くさない上でも肝要かと存じ上げます。

OP主題歌はヨルシカ「テレパス」
言葉にならない気持ちを言葉にしてくれる二人の会話が詩的な歌詞世界。
かつて文字で栄華を極めた文明が寄り添えなかった心を、
このボーイミーツガールならすくってくれるのではないか?
淡い希望を抱く静かな滑り出し。

ED主題歌はGReeeeN「ジュブナイル」
相変わらずの前向き歌詞と、さわやか高音男性ボーカルで、
“燦然なシリウス”を目指して突っ走る、ベタベタ青春ソング♪
どんなに展開が曇っても、結末が中途半端でもw
最後に手を繋いだカイナとリリハの笑顔を見れば今日も気分はスッキリ♪

投稿 : 2023/03/30
閲覧 : 603
サンキュー:

28

けん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもろかた!

なかなかよかた!

投稿 : 2023/03/30
閲覧 : 93
サンキュー:

2

hidehide さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

未来少年コナンを今風に

作画云々、内容どうこう、の前に…
未来少年コナン、パクってません?
コナンファンなら、
以下の点に必ず同意してもらえると思いますが。


天膜と老人 = のこされ島とおじぃ
カイナ = コナン
リリハ = ラナー
アトランド = ラナーの島
バルギア = ハイハーバー
軌道樹 = のこされ島(地殻変動後)
その他、
レプカにモンスリー、捕虜、奴隷などなど…
それに近似のキャラ、設定が盛り沢山。

ラナーの為にコナン奮闘。
リリハの為にカイナ奮闘。

地図があった場所にあった、何やらデカい機械。
あれを使うと軌道樹に行かれるらしいですが、
コナンでも、バラクーダ(船)を修理して、
のこされ島に行く、が結末で。

コナンを、今風の作画で作ったら、
こうなりました、みたいな、
そして、終わったのかどうなのか判らない最終話。
目新しさも何もない、作品でした。

投稿 : 2023/03/29
閲覧 : 389
サンキュー:

5

ネタバレ

あらにぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個人的には好きになれた

作品は面白い でも続編を 映画にするほどか?と思うとネット内では少し微妙な評価
個人的に絶体見に行くぞ!!
という気持ちもあるので
今は全力で期待してます
アニメを11話で終わらせたのは
非常に良かったと思います

可愛いキャラを愛でるなど 最近のアニメ
とは違い楽しみ方が少ない
作品っぽいので長く続けてダレルより
各話のスパンを丁重に区切って
短く終わらせるのがBESTだと思います

投稿 : 2023/03/29
閲覧 : 107
サンキュー:

6

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良質な純粋ファンタジー

雰囲気がジブリ…特にナウシカっぽいですね。
古き良きド直球ファンタジーが見たくなって視聴開始。

【作品概要】
 雪海という水っぽい気体?に覆いつくされ、
 陸地がほとんどなくなって人が住めなくなった世界。

 軌道樹という巨大な樹の上に住む主人公カイナ。
 彼の数人の集落の他には人がいないと思っていました。
 しかし狩りの途中に地上から上がってきた少女
 リリハと出会い、物語は動き始めます。

【作品に対する感想】
 世界観凄いですね。
 人類滅亡寸前。
 現実の世界もいつかこんなことになるのかな?

 ナウシカが森、ラピュタが空。
 で、カイナは海…と言った印象です。
 
 ボーイミーツガールとファンタジー。
 いいですね。
 7)のような粗がないことはないんですけど、
 毎週心待ちにするほどには、楽しめました。

 劇場版も期待できそうです。

1)物語
 大きな世界を前に、よく分からないことも多いんですけど
 (雪海って何なの?軌道樹って何なの?とか)
 割と抵抗なく受け入れられました。
 同時期のアルスの巨獣(受け入れられなかった)と
 何が違うのかなー?

 虫を食べる…抵抗ありますねー(^^;

2)作画
 軌道樹や巨大な虫、建設者、雪海、海中
 どれも独特の雰囲気で引き込まれました。
 作品の雰囲気を十二分に表現していたと思います。 

3)声優
 高橋李依さん(リリハ)
  アニメらしくない外連味軽めの演技が
  逆に雰囲気に合ってると思います。
  「え?」とか。

 檜山修之さん(バルギア提督)
  こんな声も出せるんですね。
  アニメで聞いたことがないタイプの声で印象的でした。
  

4)音楽
 OP「テレパス」
 独白みたいな特徴的な歌い方がインパクトあります。

5)キャラ
 純朴なカイナと使命に真っ直ぐなリリハがいいですね。
 ➀カイナ
  人同士が殺し合う意味が分からない。
  ゆえに危機感がなく初動が遅れる。
  育った環境の違いだけに、しょうがないですよね。
  同年代の女の子に会ったことがないって
  色恋のあたりはどんな感じなんでしょうか?
  いろいろ想像させられるキャラでした。

 ➁リリハ
  ぱっつんは苦手なんですが、この娘は大丈夫でした。
  覚悟を決め方がすごく好きでした。
  あとはったりかましたり、機転が利く所も好印象。
  
 ➂アメロテ
  まともな感覚の敵将。
  あんな求心力がない提督なら、殺して彼女が
  施政した方がまだましな気がします。
  兜を開くと、猫耳みたいになっていとカワユし。

 ➃バルギア提督
  残忍なキャラ付けはまあアリとして、
  指揮官・支配者としては短絡的・三流すぎて
  よくあれで支配者になれたなと唖然。
  残忍+知略であればかなり怖いラスボスになったと思います。 

6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀虹
  数日かけて樹を降りていきましたが、
  食べるのは現地調達として、あちらの方はどうするんだ?
  と思ってたらやっぱり…。
  虹は斜め上の予想外でした。

 ➁カイナを性的接待すると想像して むくれ顔のリリハ
  リリハはこういうストレートな表情が魅力的です。
  まあ、そのあと自分が一番の大サービス
  しちゃうんですけどね(笑

{/netabare}

7)「?」なシーン
{netabare}
 ➀敵地ど真ん中で自殺行為
  リリハの覚悟の決め方はすごくいいんですけど、
  敵地のど真ん中で身バレを全く気にしない発言など、
  カイナや弟君の自殺行為がちょっと気になりました。

 ➁ポロリ
  ポロリに関しては、
  「やっぱアニメ的にそうせんとあかんのかね…」
  って斜めから見てましたが、好意あるもん同士、
  もういいんじゃない?って感じました。
  なにも3発もひっぱたかんでも(^^; 

 ➂優先順位見誤るリリハ
  戦争に負けたら皆殺し。
  にも拘らず目の前の一人を優先して、
  戦争を止める可能性があった旗を燃やしてしまいました。
  結果的に提督死亡により戦争は勝利し、
  大軌道樹の位置はカイナが暗記していたので
  事なきを得ましたが、為政者の判断としては誤りかなと。

 ➃最大出力やりすぎ
  賢者の遺物とはいえ、大きさと出力があまりに
  アンバランスで唖然・・・

 ➄超遠距離ヘッドショット
  マスケット銃みたいなレベルのもので、
  オリノガすげー(^^;

{/netabare}

投稿 : 2023/03/28
閲覧 : 95
サンキュー:

15

ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観特化

とにかく世界観が良い。
弐瓶勉原作のBLAMEやシドニアにはなかった透明感。
世界観に特徴のある弐瓶勉ではあるものの、カイナはアニメで見た時の美しさに特化している。
知らない世界、世界観、冒険。不思議な感覚を好む人にとっては貴重なものになるかもしれない一作。

キャラクターも画面の透明感に合わせるようにアクが薄く素朴ではあるけど、まあ特別マイナスするほどではない。
とはいえ、この物語やキャラで加点するのもまた難しい。

カイナは、放送前から劇場版込みで完結する構造らしい。
ストーリーが気になるアニメならマイナスだけど、ぶっちゃけカイナはストーリーは気にならない。
劇場三部作でやっていたら、二部以降が作れるほどの牽引力はない。

劇場版では、
{netabare}
大海溝、大軌道樹を見せてくれるらしい。
カイナにおける最高の映像的スペクタクルになるんだろう。
そこは劇場版で見て欲しい。収益も上げたい、というのはとても分かる感じがする。
何が見られるのか知って劇場に行って、見たいものを見て帰るという体験は出来そう。
{/netabare}

投稿 : 2023/03/26
閲覧 : 152
サンキュー:

6

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

話が薄すぎでナウシカすぎです。映画に行く気にはなれません。

1話 「ラピュタ」的出会いで「コナン」的少年が「ナウシカ」的世界で旅をする?

{netabare} 世界観や生物は「ナウシカ」で、オープニングは少女は上からじゃなくて下からという意味で「ラピュタ」でした。日本のクリエータに対する宮崎駿の影響力は半端じゃないです。

 生物も膜も雪も多分環境破壊か戦争の影響なんでしょう。地球じゃない可能性も捨てきれませんが、それだと面白くないかなあ。実は巨大宇宙船、巨大宇宙ステーション、植民惑星…なんでもいいですけど、それだと何でもありですから。

 ディストピアの地球…過去の経緯で世界が上下に分断された少年少女が冒険をして、世界の真実を知る…つまり、どこかに「ラピュタ」的な過去文明がある感じでしょうか。最終地点があの超文明なら「未来少年コナン」ですね。通常の冒険譚ならザナドゥつまり桃源郷です。

 軌道樹といっているので軌道エレベータのことかもしれません。温暖化を防止するために膜を張って、膜上で暮らしていたけど何かがきっかけ(虫とか)が原因で文明が滅びて、いつの間にか地表が寒冷化したとか?そういうSF発想力で今のところは楽しめているかな。

 ただ、それは設定であって結局はその発想にSF的なセンスオブワンダーがあるかですね。ちょっと宮崎駿臭が強すぎてあまり目新しさは感じられません。ストーリー展開とヒューマンドラマがあればいいですが、1話目だと宮崎駿の初期作品の集大成を「シドニアの騎士」の登場人物がやります…にしか見えませんでした。

 CGはシドニアを発展させたのはわかりますが、これも既視感がある映像でした。 {/netabare}


2話 環境・資源・高齢化・戦争・未婚。あえてナウシカをリメイクする意味は?

{netabare} OPとEDがテレパスとジュブナイルという題名でした。両方合わせて歌詞を考えると、何か閉塞した気持ちで寂しくなる。同じ場所にただいるだけだと孤独になる。だから、旅立とうという感じですね。
 あるいはもっと頭を使って人の気持ちを想像しろ、そして、世界でおきていることを想像しろという感じにも取れます。安全な場所で孤独だ寂しいと言っているのではなく、世界に出て行けという強いメッセージも感じます。

 本作の話それ自体はやはり「ナウシカ」「ラピュタ」系譜の宮崎的冒険譚です。が、多分そんなことは作っている制作者側が一番良く分かっているでしょう。

 水が無くなり滅びゆく世界。そして老人しか残されていない世界の唯一の若者。争いがどこか遠くでおきている。ボーイミーツガール。
 そして「賢者」つまり答えを教えてくれる人がいない。ネット言論でいろいろ述べている人、あるいはグーグルもSNSもない世界。
 閉塞した世界から旅立てと背中を押される男女の話です。ここに「今」を重ねることができれば、メッセージは明らかですね。

 環境問題、資源問題、高齢化社会、人口減少、戦争、未婚問題。若者よ頭を使って考えろ、そして旅立て。老人=我々現役世代は若者のためにどうするんだ?という話です。話はテンプレですが、今「ナウシカ」を疑似的にリメイクする意味ですね。

 そのメッセージは萌えと百合と作画しか評価されない今では難しいかもしれませんが、頑張ってほしいです。


2話追記 さっきニュースで見たら、続きは劇場版かあ。TVアニメの戦略として今後この劇場版問題が付いて回りそうですねえ…このCGクオリティで劇場版かあ…うーん。見るのやめようかなあ。というか、どうせサブスクきても有料ですよね?{/netabare}


3話 樹を降りて1話かあ。

{netabare} ナウシカ感がいよいよきつくなってきました。クシャナとクロトワみたいのも出てきたし、船はコルベットの置き換えに見えるし。戦闘もありましたが、地味なのでどうも。
 せっかくSF設定が面白そうなのに、驚きが無さすぎでしょう。ストーリーがちょっと薄い感じです。設定も世界観ももう少し何かを小出しにしないと飽きてきます。
 そうか…なら、後で一気見の方がいいのかもしれません。1話1話だと物足りなさすぎます。

 それと人物のCGがシドニアの時はロボットの中だから気になりませんでしたけど、複雑な動きが厳しいですね。宇宙空間の戦闘ならエフェクトでいけますしねえ。冒険ものだと厳しいのかなあ。

 終わってみると飽きる気がします。どうせ映画で見せるつもりなら配信は8話くらいにして後は映画でにしないと、薄まりすぎる気がします。面白ければちゃんと見に行きますので、濃密に作って欲しい。{/netabare}



 最終話までみました。薄すぎです。映画などとてもじゃないですけど行く気になりません。なぜかと言えば、この先どうなるんだろうというワクワク感が全く提示できていません。

 ワクワク感は何でもいいんです。世界の秘密を解き明かすのか。ボーイミーツガールからの世界を救う冒険譚なのか。環境を憂える王女様の奮闘なのか。極限状況に追い詰められた人々のエクソダスなのか。SF心をくすぐるような小物や会話がありません。考察を誘導するようなプロットでもありません。

 この感じだと、実はこういう設定で世界観でした。じゃーんという感じでサプライズ的な説明で終わりそうな感じです。「設定の後だし」は私がもっとも嫌う作劇法です。

 単純な冒険譚として考えても未知のものに触れる驚きがありません。主人公の少年が触れるあたらいい文明の発展と問題点のような視点もありません。文明の矛盾を外部の人間だからこを知り王女と共感して世界の終わりの原因に肉薄してゆくような話でもありません。

 普通なら映画の冒頭10分か20分くらいで説明できる…というかストーリーに散りばめて説明すら省けるような設定のところを10話近くかけてやっている感じです。省略が下手すぎです。大海溝のところとか2話目で出てきていいレベルです。
 その割にはキャラの性格や本質に肉薄できるようなエピソードもありません。

 で、最後に盛り上がりのために見栄えのする先史文明の超兵器ですか。そしてそれを超えるさらなる超超兵器の登場です。

 別に類似性とか既視感はいいんです。もはやハリウッドですらそこは開き直っています。ただ、ハリウッドと同じで派手な絵やCG技術に感動はありません。キャラへの思い入れが大事だと思います。ただでさえVチューバ―みたいなキャラデザなのに、内面まで薄かったら正直お話になりません。それか考えさせられるようなテーマ性なのか。どんでん返しの謎の仕掛けなのか。

 映画ありきの企画だと思うのですが、下手すぎですね。テーマ性としてもエンタメ性もどちらの面からも評価できませんでした。

 そしてナウシカすぎるでしょう。どことは言えないくらい全部ですね。内容があるならいいですけど、この内容で形だけ似せて作っても…うーん、大丈夫ですか?

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 725
サンキュー:

16

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんとも中途半端

天膜とか、軌道樹とか、ナウシカを思わせる世界観で期待の作品だったのだが。

せっかくの舞台を生かせない。
巨大昆虫や巨大な木、雪海を活用する場面はほぼ見られず。
生活圏を追われた人間たちの小競り合いを描くのみ。
戦争とはいえ、石を投げあうなんて、どういう戦法なんだろう・・
緊迫感も高揚感も何もない戦闘シーン。
思い出したように救出劇を描くのは何なの?時間稼ぎ?
そしてやっぱり出てきた東亜重工の巨大機械。
でもカッコ良くない。
秋に劇場版があるようだが、どうなんでしょうね。

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 383
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8

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不思議な世界、独特な映像美に魅せられました。

弐瓶勉×ポリゴン・ピクチュアズ。
独特な世界観と3Dで描かれるちょっと見慣れないタッチのキャラクター。
かなり独特だし、どうなんだろう?って半信半疑で観始めました。

でもそんなことを忘れるくらいすぐにこの不思議な世界にどんどん
引き込まれてしまってました。
雪海や不思議な生物、創造物が迫力ある映像美で描かれててそれだけでも観て良かったと思えます。

序盤、人物に対しては少々ぎこちなさを感じてたんですけど
動き、感情が入ったキャラ達は、もはや
慣れたってよりこういう描き方が良い!って思えるくらいいつの間に
その動きに目が離せないくらいハマってました。

特にヒロインで前髪パッツンのリリハは可愛かったな~。
カイナがあんな感じなので、余計にその行動力が潔くて素敵でした。

そして何と言ってもバルギアの女騎士のアメロテ。
気位が高くて、何に対しても無関心を装ってるようで
強い相手をリスペクトする熱い心を持ってる存在感のあるキャラでした。

主役のカイナは終始マイペースというか、ちょっと
周りと温度差を感じるような
雰囲気が、熱いキャラが好きな自分としては、まだ物足りなく
感じるところはありましたけどね。

バルギアとアトランドの争いは
謎の会社名が記載された武器や巨大兵器が
圧倒的な破壊力を持っているので、戦闘場面は大味だったし
かなりあっけなく終わってしまったのがやや拍子抜けでした。

将軍はすぐ死ぬにしてもアメロテももう少し葛藤なり裏切りなり
はっきりとした活躍が欲しかったな。カイナも・・。

国同士の小競り合いが終わって、人類が生き延びるために
水を求めてこの不思議な世界の謎を
明かにしていくだろう続きも期待して待ちたいです。

音楽はOPが好きでした。ヨルシカ「テレパス」
淡々としたリズムピアノが延々と広がる不思議な世界を表現してる
ようで一回聞いただけで好きになりました。
「想像で~~世界を 変えて~♪」
サビはカイナ達のドラマティックな冒険劇を思わせるようなワクワク
するようなメロディで改めてヨルシカさん、好きだなって思う曲でした。


10月公開予定の劇場版の予告動画観ましたけど
この不思議な世界、謎の文明がこれから徐々に明かされていく
のかなって感じで面白そうでした。
(でも出来れば2期として観たかった。)

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 173
サンキュー:

21

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クオリティも高く、独自性のある美しくも絶望的な世界観が素晴らしい。でも地味。

1話感想 4.4 クオリティも高く、独自性のある美しくも絶望的な世界観が素晴らしい。必見

今期アニメはクオリティが高く面白いのが多く嬉しい悲鳴をあげている所ですが…
その中でも随一に気に入ったかもしれません。

原作弐瓶勉、ポリゴン・ピクチュアズはシドニアの騎士の組み合わせですね。

美しい映像美。
そして世界観が素晴らしいですね。
滅びに瀕した世界は胸を打ちますね。
そしてボーイミーツガール。
うーん、完璧な第一話ですね。素晴らしい。
早く先が見たいです。

全話感想 
うーん、いや、世界観は良かったですし、私は好きです。
ただ本当にすごく面白かったかと言われると、それは微妙。

主人公が基本、活躍しないんですよね…。
なろう系はやり過ぎですが、やっぱりある程度は、主人公の活躍を期待して見ているところはあるわけです。

漢字が読めること、古代の遺物を所持していること、狩りの腕など、もう少しカイナの活躍をはっきり表現することもできたのでは。
終わってみれば意外と活躍していたという感じですが、魅せ方もあると思うのです。
どうにも淡々とした、地味な印象になってしまいました。

まあ嫌いというわけではなかったですが、期待が高すぎたので…。

最後駆け足過ぎたのも何だろう、と思いましたが、続きは映画でしたか…。
そういうことなら仕方ないですが。

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 184
サンキュー:

9

ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終わる世界の物語

事前評価で「オール4」の予想を立ててみましたが、
{netabare}「俺たちの戦いはこれからだ」的な劇場版へ持ち越しというオチでありました。

見てて退屈はしませんでしたが、絶賛できるほどとも言えず
悪くもないが優れて良いというわけでもない程度だったように思います。

提督が少しばかりちょろ過ぎたのは気になりましたが、「禁断のテクノロジー」を得て
完全に浮かれており、しかも「ケンセツシャ」が故障してることを知らないわけですので
自滅的な結末を迎えるというのも辻褄はあっていると言えるのかもしれません。

「ケンセツシャ」には「東亜重工」の文字が記されていますので、その正体は
「建設社」の土建ロボットいうことになるのかと思います。

土建事業で経済発展していった我が国日本を暗示しているかのようであります。

「アトランド」とは【アトランティス】が由来だと考えられますが、そうだとすると
超古代文明と現代文明の時間的関係性が逆になってるようなことになります。

歴史ループ説というものがありますが、これはスピリチュアル系の人が唱えるもので
オカルト傾向が顕著過ぎるため説得力には乏しいものを感じます。

ループ説に似たものになりますが人類は大洪水以外に2、3度滅んでいるという説が
ありまして、それだと【アトランティス】の前にある種の文明があっても辻褄は
合うということになるのかもしれません。

しかしながら【アトランティス文明】を描くとしたら、「ふしぎの海ナディア」や
「ラピュタ」程度のテクノロジーがあってしかるべきでありますが、アトランドの文明水準は
かなり低く、【アトランティス文明】とは別ものと考えるべきなのかもしれません。

ただ「軌道樹」は明らかに【世界樹】=【ユグドラシル】を表していますので
【アトランティス文明】とは無縁ではないということになるのかと思います。

【ユグドラシル】というシンボルだけでなく、「昆虫食」の予測プログラミングを{/netabare}
当たり前の如く強引にねじ込んで来るお約束には、いつものワンパを感じずにはいられません。

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 417
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7

nyamu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観は良かった

序盤はワクワクしました。

特に天幕の上の世界、まるでオーロラの上を歩いているかのようなどこまでも広がる世界は長く見ていたいほどに綺麗でしたね。

また、天幕の上の世界で、リリハの持っていた剣を見ておばばたちが「大きな包丁だねぇ」と言うことでカイナの環境には戦争や大きな争いがないということを表す、というようなセリフで全部説明ではなく状況で理解させるというのも好きでした。

世界観というか設定がかなり作り込まれているんだろうなと感じられるところは好感が持てて、1クールのアニメでこれはもったいないだろうと思っていたら続きの映画があるとのこと。
続きの映画で世界の謎?などを明かすと思われるため、本編ではそちらには踏み込まず。

それ自体に特に不満はないけれど、如何せん登場人物が基本いい人たちばかりで肝心の本編のストーリーが盛り上がらなかったのが勿体無い。

緊迫している中でもテンパらないカイナの緩さは微笑ましく、キャラとしてとても魅力的だったので戦争ではなくボーイミーツガールの冒険物語であの世界をもっと見せてくれていたらもっと面白かったように思う。

続きの映画が10月という事なのですが、本編に惹き付けられる強烈な何かが無かったので10月には忘れてそう……。

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 121
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7

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

親方!地上から女の子が登ってきたァ!

詳細は公式でも。

フジテレビ系「+Ultra」枠で放送されるポリゴン・ピクチュアズ40周年記念作品。原作は「シドニアの騎士」の弐瓶勉氏です。

ポリゴン・ピクチュアズ制作だけに、フル3DCGで作られていますが、周年記念作品だけあって初回の作画は非常に気合いの入ったものでした。

ストーリーは典型的なボーイ・ミーツ・ガールもの。空高く氷が張る大雪原に暮らすカイナと、地上から浮遊虫の気球に乗って上がってきた姫・リリハとの出会いまでが描かれる初回でした。

まあ、物語はこれからなのでなんとも言えませんが、非常に奥行きを感じる雰囲気。かなり期待が持てそうです。まあ、全編フル3DCGなので、今期「転天」でブヒブヒ言っている層には受けないと思いますが。僕? もちろん継続視聴ですよ。

=====最終話視聴後、追記です。
{netabare}
うーーーーん…

いや、序盤から中盤までは面白かったんですよ。スケール感もあって、本格ファンタジーだなと。適度にピンチもあり、ハラハラもしたりしてね。

結果的に、バルギアとアトランドの対峙に尺を割きすぎた印象。そのわりに、あっさりと建設者を倒しちゃったもんだから…

随所にジブリを意識しているところが散見されました。バルギアに捕らえられた国の人達の衣装とか、あんな感じのジブリのキャラいたよねって。きのこみたいな帽子被った民族衣装のね。

展開も、これジブリかなってのが拭えない。それでいて、ポリゴン・ピクチュアズの3DCGだから、駿監督作品には遠く及ばないという。まあ、吾郎レベルと言えば、そうなるんでしょうかね。

んでもって、ずいぶんと佳境でぶった切りまして、続きは10月の劇場アニメを待てときました。いや、嫌いじゃない作品だけれども、続きを劇場に観に行くレベルかっていうと、うーーーーん…

僕は、このパティーンで劇場まで足を運んだのは「メイドインアビス~深き魂の黎明~」だけです。じゃあ、この作品が「メイドインアビス」クラスの傑作かといわれると、うーーーーん…

まあ、1クール11話をアマゾンプライムビデオ先行配信でガッツリやってたんで、ほとぼりが冷めた頃に劇場版も配信されるべ。それまで待ってもいいかな。
{/netabare}

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 200
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7

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

壮大美麗な、ボーイ・ミーツ・ガール

カイナ・ミーツ・リリハ、なんですけど{netabare}ね。
こう連想した方、多かったのじゃないでしょうか?

「親方!、地の底から女の子が浮き上がってくるよ!」byパズーってww

まさに王道中の王道な、ボーイ・ミーツ・ガールの滑り出し。
滅びゆく天幕世界の、絶望的な状況の下で、
ほんのささやかではあるけれど、希望の灯を燈してくれる、
新たな人との出会い。
天幕の最後の村の人々は村の存続に思いを馳せて喜ぶけど、
カイナは、遥か下界の地表に人々が暮らしていると知って、
別の期待を膨らませて。

このあとの、村の老人たちの言動が潔くて悲しいです。

村の将来の、唯一の担い手である若者=カイナを、
リリハの案内役として、下界への冒険へと送り出します。
これは帰り得ぬ片道切符。
老人たちにとっては、ひと時でも希望の灯と映った、若い女の子の登場が、
自分たちの行く末を悲しく決定づけてしまうのです。
でも、気持ちよく送り出す、優しい人たち。

美しい、と思います。

そして、たぶん酸素が薄くて、極寒の天幕から、
雪は地表を埋めているけど、ずっと暮らしやすそうな、
雪海へと舞台は移って行きます。

地表は、残り少ない「水」をめぐって、
巨大な軌道樹の根本の小国と、
定住せずに軍艦で略奪を続ける巨艦の国との、
天幕の世界とは真逆な、浅ましくもあり、醜くもある、存亡を賭けた戦いの世界。

汚れ切っている、と思います。

ただ、それでも、
敵国の戦姫も将兵もその容貌は見事に綺麗で、
戦姫さまが場違いな猫耳?と思ったら、フェイスシールドをおろしたときに、
頸を守る仕様になっていたんで、「おおなるほど!」なんて感心。
そして何よりも、
世界は無辺で広大で、茫漠としていて、
見たことも無い風景に満ちていて、
この、地球かどうかさえ判らない星の描写が、
独特で、壮麗で。

リリハは敵対する巨艦の国に囚われてしまいます。
そしてここから、カイナの冒険が、本格的に始まるのです。
正統派ファンタジー世界の、優れた描写と物語。
賢人さまを巡る謎解きとか、オープニングで描写されている謎の巨人らしき存在も気になりますし、
これからの展開{/netabare}、おおいに期待しています。

初回から{netabare}出てくる、大型の昆虫を捕食する描写、「アンチ飯テロ」過ぎるうえに、描写があまりにリアルで、
これは世界観の悲壮さを嫌が上にも理解させる、いい仕掛け。
でも気持ち悪さ、果てしなくて{/netabare}、ウゲェってさせられます。

ポリゴンピクチュアズさんの作画、相変わらず美しい!!
しかも3DCGっぽさを、だんだん薄めていて、
あれ?セル画?なんて思ったりする場面も増えていて、
この作品の世界観の形成に大きな貢献です!
そして何より、動画が自然!!!
以前のポリゴンピクチュアズさんの、
スピーディな場面は人がきれいに動くのに、
日常場面でぎこちなかった動きが完全に払拭されています。
この「絵」を観るだけでも、価値あり!と思っています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんか行ったり来たり、もたもたしてるなあ。なんて思いながら、
視聴しつづけたのは、ポリゴンピクチュアズさんの作画の美しさと、
高橋李依さんと坂本真綾さんの演技あればこそ!だったかなと思います。
でも考えてみれば、行ったり来たりって、「ボーイ・ミーツ・ガールの名作」=ラピュタでも同じだし、
見せ方、演出の役割りなはずで、ちょっとチカラ不足だったかも…

ただ、最終回{netabare}の建設者の侵攻と壊滅は壮麗だったし、
アメロテの立ち居振る舞いが綺麗だったので、
私としては楽しく観終えられて、結果オーライ(≧▽≦)オッケーでした。
なんか、ナウシカで出て来た巨神兵とクシャナ姫みたいでしたね。
これから先に大問題が控えているのに、ここでエンドマークというのも、
ナウシカ劇場版みたいでww{/netabare}、これでお話たたむのは無理だろうなと思っていたら、
案の定、続きは劇場で!だったけど、
これはまあ、しょうがないかという感じ。

{netabare}本編終了後、15秒だけの劇場版予告が面白そうだったから、
これはきっと、観に行っちゃうだろうなあwwww{/netabare}

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 234
サンキュー:

23

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

続きは劇場版とは・・・

最後までやってほしかったけど、面白かったしいいかなぁ。劇場には行かないと思うけど続きは気になる。ちょっと不完全燃焼気味です。

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 138
サンキュー:

4

u-i さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

面白い……んだけど遅い

ポストアポカリプスのSFチックな設定と中世ファンタジー的な社会背景の組み合わせに、ほんのちょっとジブリみ(主にナウシカ?)を効かせたような独特の世界観が素晴らしいです。

物語は王道のボーイミーツガールな冒険譚ではありますが、上記の世界観からうんざりするほどの既視感はありません。
キャラクターに関しては、原作が弐瓶勉ということもあり、シドニアの騎士を見たこと、あるいは読んだことのある人ならば、親しみのある雰囲気だと思います

世界観のおかげで物語の先が気になるタイプのアニメであり、そういうのが好きな人ならば、おすすめできる作品だと思います。

が、ただ一つだけ大きな欠点が。この作品、アニメと漫画のメディアミックスで、1クールでは確実に終わりません。また、漫画連載は月刊紙ということもあり、アニメ以上に進みが鈍いです。

そういう事情もあり、展開がとにかく遅い。1クール見てもまだ物語全体から見ると序盤なのかな、くらいの進行度。最もおすすめできるポイントに挙げた「世界観」についても、それ自体は大きな魅力を持ちながらも、物語の中で核心に触れる頻度が少なく、多少苛立ちを感じるくらいです。

このため、見る前の心構えとして、長い目で見れるかどうか、ということに注意する必要があります。

投稿 : 2023/03/16
閲覧 : 159
サンキュー:

5

Tomo-Q さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

独特な世界観を堪能できる!

最近、似たようなアニメ(異世界なろう系)ばかりで辟易していたので
このような独自の世界観を持つアニメは貴重。もう、それだけで満足。
辛口レビューが多いけど、なんでなん?
私はにっこにこや!

投稿 : 2023/03/14
閲覧 : 126
サンキュー:

5

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

設定厨×正統派

コテコテ王道ボーイミーツガールの復権か。
弐瓶勉原作の正統派すぎるファンタジー。

いかにも大資本商社が好きそうな感動巨編大作臭が匂い立つクサいキービジュアル。
弐瓶勉がこんな大々的に宣伝される日がこようとは感慨深い。人形の国も頼む。
大きいプロジェクトなので多分押し付けのプロットに味付けしただけって感じ。
細かいディテールの説得力によって生まれる没入感は流石の一言。
キャラデザは漫画の方がいい。

物語・あまりに正統派に過ぎる
作画・ザ・ポリピク
声優・一般向けディレクションかな
音楽・大作感出すならやっぱこの人
キャラ・一般向けだとしても、もうちょっと可愛くしても許されるのでは

OP・合ってる
ED・ぐりーんかあ

01二人が出会う
02木から降りる
03雪海に着いた
04助けにいくぞ
05間に合ったぞ
06助かったぞう
07バレそうだぞ

08無事戻ったぞ

サクサク詰め込みツギハギアニメが多い中でお金をかければこれだけじっくり描くことが出来るのか、という希望というよりは絶望が深まるのみのメディアミックスプロジェクト。

小さい船なら落ちるに決まってるというツッコミどころの穴を丁寧に潰していくさまはさすが。こういうとこ。エロゲやラノベはミスで展開を作るが補強のために使うのがSF作家。船上の籠からのリリハ奪還を除けばね。でもあれやらないとバルギア内で名乗り出る場面が作れないというジレンマ。あれで挽回できないレベルで一気に子供騙し感が出てしまったので丁寧にやって欲しかった。要塞内の下層住民は被災難民の寄せ集めだし底辺兵士の忠誠心もないのであんなもんでしょう。脱出経路の人が通れちゃう開口部も安易に雪海に出たらほぼ死ぬので雑な作りで構わないのでしょう。

売れる感動大作巨編作ってね♪みたいな老害ジジイに渡されたガバガバなプロットになんとか説得力を持たせようと頑張ってる感は感じる。大筋から逸脱しない細部の演出だけなら二瓶らしさを微かに感じとることは可能。

というか王様もっともてなせや。というかマジでリリハを黙らせたいならカイナにあてがって籠絡させて仲違いさせるのが自然な戦略ってもんでしょう。現状の王の立場ならカイナが英雄視されても困るわけで。うんまあ全年齢なのでこれでいいんですけどね。ここに来て謎で引っ張るヒキが出てきた。大軌道樹編は映画で!って感じなのかな。

面白いかと問われれば凡庸、好き嫌いなら好き、良し悪しならヨシ。
不思議なアニメ。

投稿 : 2023/03/02
閲覧 : 321
ネタバレ

NzcoQ42485 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

ドキドキよりもイライラの募るファンタジー作品

物語の既視感、無表情な作画と無感情な声、ポリゴン作画によるなんとも言えない雪海の表現。どれを取っても、最初の壮大さのイメージとはギャップがあり、苦痛でした。
特に、これまで共に過ごした小さな家族との別れがコンビニに行くくらいにあっさりしていたり、何とか一命を取りとめて潜入した敵国で異国者3人が堂々と歩いていたり…。
観ていて、そうはならないだろうという気持ちでイライラが募りました。
ヨルシカの主題歌「テレパス」は、作品の雰囲気とも合っていてとても良いです。

投稿 : 2023/02/25
閲覧 : 820
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

「少年少女終末旅行」になるのかな?。。@1話目

公式情報は© 弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
拡がり続ける「雪海」により、大地が消えかけた異世界――。 人々は巨木「軌道樹」の根元や頂から広がる「天膜」の上でかろうじて暮らしていた。 天膜の少年カイナと、地上の少女リリハが出会うとき、滅びかけた世界を変える物語が、始まる――。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:弐瓶勉(東亜重工)
監督:安藤裕章
シリーズ構成:村井さだゆき
脚本:村井さだゆき、山田哲弥
アニメーションキャラクターデザイン:福士亮平、小谷杏子
ビジュアルコンセプトデザイン:片塰満則
プロダクションデザイン:田中直哉、勅使河原一馬
CGスーパーバイザー:石橋拓馬、多家正樹
美術監督:久保季美子
3DBGマットペイントスーパーバイザー:松本吉勝
色彩設計:野地弘納
チーフレイアウト/アニメーションスーパーバイザー:井澤一勝
音響監督:土屋雅紀
メインテーマ:澤野弘之
音楽:KOHTA YAMAMOTO、馬瀬みさき
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

主題歌
OP:「テレパス」ヨルシカ
ED:「ジュブナイル」GReeeeN
{/netabare}
キャスト{netabare}
カイナ:細谷佳正
リリハ:高橋李依
ヤオナ:村瀬歩
アメロテ:坂本真綾
オリノガ:小西克幸
ンガポージ:杉田智和
ハンダーギル:檜山修之
ハレソラ:堀内賢雄
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第1話「天膜の少年」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
雪海が広がる世界にそびえ立つ軌道樹。その上の天膜にある小さな村で、少年・カイナは暮らしていた。一方、軌道樹の麓の小国アトランドの王女・リリハは、天膜にいるという賢者を求め、決死の覚悟で浮遊虫に乗ろうとするのだが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
SFで終末世界のおはなしみたいだってゆうのは分かったけど
あらすじを見ると、雪海が広がる世界に軌道樹ってゆうのが生えていて
そのてっぺんに天膜ってゆう半透明な膜があって、世界を覆ってるみたい。。

で、その膜の上にはカイナってゆう少年と
何人かのお年寄りが住んでて、カイナが捕まえてくる
巨大な虫を食べて生きてるみたい。。

膜の上にはほかにも、集落みたいのがあったらしいんだけど
そこから流れてきて死んだ人によると
今では人が住んでるのはここだけみたい。。

お年寄りたちはそう信じてて、自分たちが死んだ後の
カイナの将来を心配してるんだけど
カイナは雪海に現れる光を見て、人がいるんじゃないかって思ってた。。


そんな世界の下の雪海の世界には人がたくさんいるみたいで
軌道樹のふもとにあるアトランド王国は、ほかの国に攻められてるのか
そこのリリハ王女は部下たちに守られながら、敵の攻撃をかわし
彼女だけ、浮遊虫にぶら下がることに成功。。

彼女の目的は、天膜にいる賢者に会うことみたいなんだけど
天膜の穴から出てきた彼女をカイナが見つけて助けた時には
彼女は気を失ってるみたいに動かなかった、ってゆうところで終わり。。



世界観が違いすぎて、何が何だかよく分からなかったけど
地表に雪が積もってる惑星があって、そこに膜があるってゆうんだから
テラフォーミングが行われた世界なのかな?

その惑星を膜でカプセルみたく包むために、軌道樹を植えて支えたのかも?

でも、その膜の上に住んでられるし、虫も飛べるって
空気があるってゆうことだから、高度はそんなに高くないはず。。

でも、どうして膜の上に人が住んでるか考えたら
昔、地上で核戦争でもあって、人間は膜を作って避難してきて
膜の上で生活をはじめたのかな?

その膜のせいで、光が届きにくくなった地上には雪が降り積もったとか?

さいごに王女が、賢者に会いに来たみたいだけど
どう見ても雪海の世界に役に立ちそうな人がいるとは思えないんだけど
もしかして、あの看板に書いてあることが役に立ったりするのかな?


取りあえず考えれるのは、そんな感じだけど
最初に書いた通り、世界観がにゃんたちの世界と違いすぎだし
謎も多すぎだから、見てて眠くなってきちゃった。。

最後はボーイミーツガールになって
これから2人で世界を救う冒険が始まるのかも。。

でも1話目だけだと、世界が違いすぎて
どうなるのが良いことなのかも分からないし
とくにコメディもないから、にゃんは興味がわかないんだけど
ほかの人たちが面白そうって言ってるから、イチオ何話か見てみようかな。。
{/netabare}
{/netabare}
第2話「雪海の王女」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
カイナは気を失った少女を見つけ、村に連れて帰る。目を覚ました王女・リリハは、「雪海には人々が住んでおり、水を巡る争いが起きている」と語り、「賢者に助けてほしい」と懇願するが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、王女リリハがカイナたちに雪海の世界の問題を話すおはなしで
雪海でも水が少なくなり、大国が水を得るために小国を襲ってて
リリハは、水を無限に出せるってゆう伝説の賢者に会いに来たんだけど
天膜にも賢者がいないって知って、帰ろうとするけど方法がない。。

それで後半は、おばあさんたちが話し合い
カイナをリリハの護衛にして
雪海までの一方通行の旅に送り出すおはなし。。



何だかこの、先がない感じがさびしいけど
リリハが天膜に住み続けても、先がないのは変わらないから
2人を雪海に送り出すのって、当たり前のことなんだと思うけど
別れたら2度とみんなに会えないのに、カイナが元気すぎる気がしたかな。。

これからいろいろあって
最後は2人で水を出す方法を見つけるんじゃないかと思うんだけど
はじまってすぐ、続きは劇場版で、って発表されたから
にゃんはどうしようかな。。

劇場版までフォローしてる時間がないから、ふつうは見ないんだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
第3話「軌道樹の旅」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
看板じいから受け取った道具と村の人たちが編んだロープを頼りに、軌道樹を下りていくカイナとリリハ。2人はお互いのことを語り合いながら、雪海を目指す。しかし時を同じくして、雪海ではアトランドとバルギアの両国がリリハのことを捜索していた。
{/netabare}
感想
{netabare}
灯りがアトランド軍に発見されてて、軌道樹の下で待ち伏せされてたんだけど
2人はその後ろに、リリハをさがすバルギアの騎士たちがいるのを発見。。

捕まりそうになった2人は、いったん浮遊虫の上に飛び乗って
そのあと、浮遊袋を持って海に飛び降りたところで終わり。。



木にロープをかけるとき結んでるけど、降りるときにロープが2本見えるから
本当は1本の長いロープの両端を体に固定して
ロープの真ん中あたりを木に引っかけ
そのすぐ下の2本になったところをつかみながら降りるんじゃないのかな?

アレだとロープが回収できないから、たぶん原画の人のミスだと思う。。


カイナが捕まえた虫を、そのまま食べるシーンとか気持ち悪いけど
虫はエビとかカニの仲間だって思ったら、食べれないことはないかな。。

でも、あれだけ大きかったら、カラもけっこう固いんじゃないのかな?


敵が待ち伏せしてるところはお約束だったけど
冒険ものってゆう感じで良かった。。

だけど、仲間に助けてもらっても、そのあと船から逃げるのは大変そうだから
もしかして、船を奪って逃げるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第4話「鎧の戦姫」
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公式のあらすじ
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雪海に飛び込んでバルギア軍の追手から逃げるカイナとリリハ。アトランドの親衛隊長であるオリノガは、王女を救うため、敵艦へ乗り込み、アメロテに一騎打ちを仕掛ける。
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感想
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リリハたちは捕まって、親衛隊長のオリノガが助けに行ったけど
バルギア軍のアメロテが強すぎて、傷つき、やられそうになったから
リリハは彼にカイナをたのみ、人質としてバルギア軍に捕まった。。

アトランドに戻ったオリガノは、王様たちにカイナを紹介した。。

王様は、バルギアがリリハと交換に降伏を迫ってくるって考え
リリハを見捨てて、戦争をする覚悟みたい。。

カイナは部屋を与えられて休むことになったんだけど
そこにリリハの弟のヤオナ王子がこっそり訪ねて来て
2人は交渉場所の隣の世界樹まで
世界樹の根の上を歩いて、リリハを救出しに行くことにした。。



おはなしは、冒険ものでおもしろいけどふつうかな。。
背景がきれいで、やっぱり映画向けなんだと思う。。


カイナは戦う気はほとんどないみたいだけど
そんなので、リリハを取り返せるのかな?

それにこっそり連れ出せたとして、どうやってアトランドに帰るつもり?


けっきょく戦争は、水がいっぱい出ればいいだけみたいなんだけど
おはなしは、そっちの方に行くのかな?
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第5話「救出作戦」
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公式のあらすじ
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カイナはバルギアの人質となってしまったリリハを助けるため、彼女の弟であるヤオナと共に雪海の中に伸びる軌道樹の根を歩いて交渉場所へと向かう。そのころ、アメロテと対峙したリリハは、何とか戦争をやめさせようと「カイナは賢者の弟子である」と嘘をつく。
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感想
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リリハはアメロテに、自分は賢者に会って、助けてくれる約束をしたから
バルギアが武力を使うなら賢者に滅ぼされるってウソをついて
カイナを賢者の弟子ってゆう事にしたけど
アメロテはあんまり信じてなかったみたい。。


カイナとヤオナはいろいろあって、交渉場所近くに着いたけど
カイナは気絶して、気付くと交渉時間を過ぎててガッカリしたけど
船の上にくくり付けられてるリリハを見つけた、ってゆうおはなし。。



それほどファンタジーでもなくって、グロくない
「メイドインアビス」ってゆう感じかな。。

いろいろあって、冒険はそれなりに面白いし
絵も幻想的できれいなんだけど、やっぱりテンポが悪いみたい。。

あんまり意外な展開もなくって、何となく先が読めるし
7話のあらすじが発表されたから見てみたけど
まだリリハを助けられてないみたい。。

このままダラダラやって
最終回は映画に行きそうだからにゃんは止めちゃうけど
クオリティはとっても高いと思う☆
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第6話「籠の中のリリハ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
バルギアの最高司令官であるハンダーギルの手によって、檻に入れたまま艦に吊るされたリリハは、命をもてあそぶ無意味な仕打ちに悔しさをにじませる。一方、艦に潜入したカイナとヤオナは、見張りの隙を狙ってリリハの救出を試みるが……。
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第7話「要塞の国」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
艦の荷物に隠れたままバルギアの移動要塞にたどり着いたカイナたちは、脱出手段を探すはずが物取りに荷物を盗まれてしまう。3人が途方にくれていると「バルギア軍がアトランドの王女を処刑する」という情報が流れる。
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.また来週ノシ

投稿 : 2023/02/22
閲覧 : 325
サンキュー:

26

ぺろりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

間違いなく間違いない

弐瓶勉の壮大な世界観に、ポリゴンピクチュアズの実力と澤野弘之の音楽、大物声優そろい踏み。

滅びゆく世界での古典的ボーイミーツガール展開という王道すぎる題材ゆえに既視感を覚える点もあるが、往々にして事前の期待を下回ることが多いこの手のプロジェクトと比較して、現状では十分以上の出来と感じる。

アニメ人口のすそ野を広げる役割をもった良作。
素直に楽しみたいと思う

投稿 : 2023/02/12
閲覧 : 176
サンキュー:

3

*** さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

オマージュなのかなと思いつつ

宮崎作品へのオマージュ的な1話目なのかな?と思いながら視聴した。

2話目は育ての親たちとの今生の別れが描かれたのだけど、あっさりしすぎだし故郷と家族を捨てる、捨てさせることに対し主人公2人に一切の葛藤がないのがちょっと怖かった。

生きる環境が過酷すぎると人間らしい情が失われるのかな。「転がり込んできた繁殖可能な相手を逃したらいかん!」が勝ったんだろうかと邪推しながら見てしまった。

投稿 : 2023/01/21
閲覧 : 246
サンキュー:

2

ゆた さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 8

うめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

投稿 : 2024/08/18
閲覧 : 10
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大雪海のカイナのストーリー・あらすじ

拡がり続ける「雪海」により、大地が消えかけた異世界――。 人々は巨木「軌道樹」の根元や頂から広がる「天膜」の上でかろうじて暮らしていた。 天膜の少年カイナと、地上の少女リリハが出会うとき、滅びかけた世界を変える物語が、始まる――。(TVアニメ動画『大雪海のカイナ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年冬アニメ

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