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「大雪海のカイナ(TVアニメ動画)」

総合得点
67.6
感想・評価
167
棚に入れた
515
ランキング
2396
★★★★☆ 3.4 (167)
物語
3.2
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.3

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大雪海のカイナの感想・評価はどうでしたか?

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

姫とナイトと仲間達

童話ファンタジーのような世界観。
過酷な世界で男の子と女の子の出会ったことによって
何か変わっていくんじゃないかと期待出来そうなお話。

男の子がタイトルだけど、姫とナイトって位置づけがしっくりくる感じ。
一人じゃだめ、二人ならもしかして、仲間が増えたらもしかして...
というわくわくが楽しめる作品だったと思う。
主人公がふわっとしていて存在が強すぎないからよく出来てる。

最終回では結末を迎えなかったので、劇場版を観る必要がある。


◯作画
3D描写が多いけど違和感があまりなくなってる。背景が綺麗

◯声
組織別、地域別などの区別された人達が理解しやすい良い演技

◯ストーリー
ちょっとライトなラ◯ュタ感がある。敵も味方もどちらの存在も大事

投稿 : 2024/10/28
閲覧 : 21
サンキュー:

0

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

雪海は深いが話は浅い

1話冒頭から、この美しくもどこか虚無感のある世界観に引き込まれる。主人公は謎の防護服に身を包み、そんな中で虫を取っている。最低でも掌サイズ、狙うは両手で抱える程の巨大な羽虫だ。主人公たちはこの「昆虫」を主な食料としている。
人類の文化と呼べるようなものが滅びた世界、いわゆるポストアポカリプスな世界観の空気感をこの作品は作品全体で見ている側に感じさせてくれる。
心ない輩からは『風の谷のナウシカ』のパクりと言われているようだが、あのジブリ代表作の再来ともあれば、アニオタなら必ず押さえねばなるまい────と見始めはそう考えていた。

【ココがすごい!:世界観に合わせた高品質3DCG】
『Polygon Pictures.INC』は作品を「フルCG」で作るアニメ制作会社である。これを聴くとあまり良い印象を持てない方もいるだろうが、嘗ては同じ規格で作られた名作『シドニアの騎士』などを手掛けた制作陣でもあり、そのことが画面からも見て伝わる作り手特有の「空気感」が備わっている。そんな空気感とポストアポカリプスな本作の世界観がマッチしていることが先ず挙げられる良点だろう。
いわゆるセルルックスタイルのアニメ的なCGであり、ぬるーっと動くキャラクターのアニメーションはCG特有の癖はあるものの、それはあまり見ていて気にならない。CGの欠点でもある「無機質さ」というのがこの作品の世界観に合っており、とくに虫のリアルな気持ち悪さをより強く感じられる。
主人公が住んでいる場所は『天膜』と呼ばれるものの上だ。まるで雪や雲が固まったような大地の上で人類は暮らしており、彼らはそんな大地を貫く木の中で慎ましく生活している。限られた資源で彼らは生きることに必死だ。そして「若者」と呼べる者は主人公以外にいない。
それほど彼らの状況が逼迫{ひっぱく}していることをアニメーションで伝えている。この作品は所謂「説明セリフ」というものが少ない。世界観をあえて説明しなくとも、この世界がどういう状況なのかというのを観ている側が画面の中で描かれた情報の中で察することができる。
若者のいない天幕の上の世界、食料も限られ文明が滅び「文字」を読める人も殆どいない。そんな中で主人公が若者だからこそ未来を見ている。緩やかな滅亡ではなく僅かな希望、 天膜の下にみえる「動く光」に主人公・カイナはある可能性を思い描いている。
もしかしたら天膜の下には世界が広がっているのかもしれない。自分たち以外にも人間がいるかもしれない。そんな僅かな希望があるからこそ、彼は「天幕の下」という前を向いて生きている。

【ココが面白い?:若干ベタなジュブナイルとクライムダウン】
そんな希望は現実だ。天膜の下にはまだ人類がおり、そんな天膜の下から女の子が気球に乗ってやって来る。いわゆるボーイミーツガールだ。このベタな展開が確かに数多の「ジブリ作品」を思い起こさせる。ナウシカの様な世界観の中で下から上という違いがあるものの、2人は『天空の城ラピュタ』のシータとパズーの様な邂逅を果たす。
初めて見る自分と同い年くらいの女の子。初めて見る外の世界から来た女の子。様々な「初めて」の要素がカイナの好奇心をくすぐる。
気球に乗って来た少女・リリハにとっても天膜の上の世界は初めて見る光景だ。だが、姫である彼女は天膜の下に戻らなければならない。そんな彼女と共にカイナは天膜の上から下へ降りていく。一歩間違えば落下死してしまい、未知の生物も多い。そんな危険を伴いながら「30日」かけて『軌道樹』と呼ばれる巨木を降りていく様子は独特の緊張感がある。
その過程の中でキャラの掘り下げもしっかり行っていく。命綱を付けながらおよそ30日間も下降し続ける中で「トイレ」の問題だったり食事を介したりしながら、2人が仲を深めていくと同時に主人公とヒロインを掘り下げている。
{netabare}ただ、この時点でもう話数が3話に差し掛かっているという尺の大喰らいぶりが少し気になってしまった。この時点では世界観やキャラの掘り下げを確りやっていることの裏返しではあるのだが、簡潔に書くなら姫であるリリハが敵国から逃れつつ『賢者』を捜すために天膜にやって来たものの、カイナたちの中にそんな人物はいなかったので下界へ蜻蛉返り──それにカイナが便乗する──といった内容でまとめてしまえる。
ちょくちょくリリハのいない下界の様子を挟んだり、天膜が高過ぎて降りる手段が中々見つからずに帰りあぐねてしまうといった展開を描いたりしたのが要因でもあるのだが、アニメは昨今テンポが高速化・重要視されており、視聴者も中には「1話切り」「2話切り」といった早い判断でアニメを取捨選択していく者も非常に多い。
そういった風潮の中でリリハというヒロインが天膜へ行き、そこを物語の主な舞台にするわけでもなく直ぐに主人公を連れて折り返す。たったこれだけのことで尺を2~3話潰してしまうのは非常に勿体ない構成だ。{/netabare}

【ココが面白い:天幕の下に広がっていたのは……】
天膜の下では2つの国が戦争をしている。理由はシンプルに「資源」だ。天幕の下に広がる雪や雲のような海『雪海{ゆきうみ}』は真水にはならず、今もその嵩{かさ}を増して大地を沈め、人が住める場所を徐々に減らしていっている。「水」含む資源は限りない程に少なく、生き残っている人類は国としてまとまり別の国に「戦争」を仕掛けて資源を奪うことで漸く自分たちに潤いを与えられるのだ。
天膜の上で暮らしてきたカイナにとってこの「戦争」という概念がそもそも理解できない。リリハが持っている剣も「大きなナイフ」という認識であり、それが人に向けるものだという認識が彼には無い。いざ天膜の下に辿り着いて戦争をしている様子を見てもカイナはその意味が理解できない。

{netabare}『人が人を殺すの!? なんで戦うの死んじゃうよ!』{/netabare}

この台詞は、カイナがいかに争いの無い世界で暮らしていたかを感じさせるものだ。天膜の上の環境では人が人を殺すことなどありえない、人と人とが助け合い寄り添って暮らさなければ生きていけなかったからだ。
彼が希望を抱いた天膜の下の世界。そんな下の世界は大きく広がっており、人も天膜の上よりは多くいる。だが人が多くいるからこそそこには「争い」がある。天膜の上では話し合いで解決してきた物事も、天膜の下では殺し合いで解決している。それをカイナという主人公は理解できない。
{netabare}そんな中で姫であるリリハが敵国に拐われてしまう。自分を天膜という名の籠から出る切欠を与えてくれた、かけがえのない彼女を助けるためにカイナは彼女の弟・ヤオナと2人だけで敵国へと赴こうとする。それが雪海での最初の冒険となるのだ。{/netabare}
どんどんと海が上昇し、大地を、街を、人を呑み込んでいく雪海の世界で、人は愚かにも争い続けている。そんな世界をカイナを通じて視聴者にも伝えている。この作品の世界を、空気感を感じてほしいといわんばかりの世界観の描写にどっぷりと浸れる。

【でもココがつまらない:話の進みが遅い】
ただ、その反面でストーリー進行はかなりゆっくりだ。上記でも触れたが大して物語が動いていないのに尺の食い潰しが酷く、{netabare}拐われたリリハを救出し敵国・バルギアから脱出するまで{/netabare}の過程でおよそ5話消費と非常に長い。世界観を存分に見せたいことはよく伝わるものの、間延びしているシーンが多く、所謂「ダレ」が生まれてしまっている。
この作品はTV放送開始前から映画化されることが決まっており、1クールでは完結しない前提でストーリー構成されていることは予め周知されてあるものの、もう少し話が進んでほしいと感じるほど1話1話がだらーっとしてしまっている。いまいち意味の見出だせない描写やあらすじを何度も反芻{はんすう}するような会話も多く、視聴者が期待するよりも得られる情報量が少ない印象を抱く。1話1話の「引き」も甘い。
作品世界の謎は序盤で多く掲示されている。なぜこんな世界になってしまったのか、賢者の存在や伝説の正体は何なのか。
そういう謎がなかなか明らかにならない中で2国間の戦争をグダグダとやっている感じが強い。主人公自体は確かに冒険しているものの、その冒険のワクワク感が戦争による緊張状態のせいでいまいち伝わらず、また戦争が過激になるのも終盤に限られる上にかなりしょうもないヲチで終結するのでそちらも盛り上がらない。どちらも1クールで打ち切るための尺調整で面白さが散漫になってしまっている。
これが2クールのアニメ、もしくは1クールで完結するならばそこまで気にならないが「続きは映画で!」をやるためのストーリー構成に無理が生じている感が作品で如実に表れてしまっている。

【総評】
全体的に『シドニアの騎士』の後釜を露骨に狙ったかのような作品だ。彼の作品と同じ様に売れる・評価されることを前提としたマーケティングで制作されており、続編映画を前提としたストーリー構成もその一環であるのだろう。
序盤こそナウシカやラピュタの様なジブリ的世界観のSF要素を強めた感じになっており、その世界観の魅力と謎深さは素晴らしかった。
雲の下には何があるのだろう、この世界はなんなのだろう。そんな期待感とは裏腹に話が進めば進むほど世界観が狭まり、薄いストーリーをグダグダな展開で見せてしまっている。
{netabare}終盤には、戦争を終結させる切り札となる膨大な水資源を記した地図をやむを得ず火消しに使ってしまったり、巨神兵ならぬ巨大ロボットや『オオノボリサマ』と呼ばれる水の怪物が出現する場面には登場人物につられて驚き焦ってしまったが、オオノボリサマはロボットの左フックで撃沈、そんな最強ロボットは主人公が持っていた道具であっさりやっつけられて戦争はなんやかんやで終わり、燃えた地図はカイナの記憶と王室にある写しが難なく代わりとなり、最期は「みんなで仲良く水資源を取りに行こう!」と怒涛の展開で終わる。御都合主義には寛容なつもりでいる私だが、これらの展開には頭を抱えてしまった────てか『樹皮削り』であんな極太レーザー出せるならもっと早く使う場面あっただろ(笑) いくらカイナが看板爺の言い付けを守れる良い子ちゃんと言っても、ねぇ?{/netabare}
音響・楽曲面はEDを某恋愛ソングで有名な『GReeeeN』が唄うことが印象に残るくらいだろうか。ただ別に本作はそこまで爽やかな作品でもないので内容にそこまで合っているとは思えなかったかな。
{netabare}結局、1クールでやったことは物凄くシンプルだ。雲の上に住んでいた主人公がヒロインととともに雲の下に行き、雲の下で2カ国が水を巡る戦争状態で、ヒロインがさらわれ救出しにいき、各国の事情がわかり、巨大な水資源がある場所がわかりました。
これだけだ。意味の薄い不必要な描写や同じことを繰り返す会話といった部分を除けば11話ではなく6話くらいで描けそうな内容であり、それならば映画でやった部分と合わせて1クールで描けたのでは?と疑問を呈せずにはいられない。{/netabare}

投稿 : 2024/05/19
閲覧 : 103
サンキュー:

4

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こういう独特の世界観は良い。

転生、追放、悪役令嬢、ラブコメが多い中、こういう世界観のアニメって良いですよね〜。いわゆる変わり果てた地球という世界で奇跡的なボーイミーツガール。
幻想的であり壮大な世界をどう生きるか?
どんな世界でも人類存続のために争いは絶えないんだな〜というアニメです。
絵が綺麗という意味では作画は良い。
ただCGの強い動きにはまだ抵抗がある私です。音楽や声優さんは良かった。
続編は劇場版。劇場版できれいに完結。
という感じですね。

投稿 : 2024/04/02
閲覧 : 81
サンキュー:

4

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スカンジナビアン・リブートファンタジー

およそ終末的世界観を彷彿とさせる設定。

そのオリジンは、北欧神話にたどれそうな特異な雰囲気にあふれています。





例えば・・・「大雪海」は "バルト海" に重ねられるかも。

露西亜のバルチック艦隊のネームルーツでもありますが、好戦国バルギアのネーミングにもそのセンスを感じます。

それに、"ヴァルハラ" にもつながっていそうな気配。

バイキングの合言葉と言えば「ヴァルハラで会おう!」です。

意味は、"死してあの世(天上の城)に導かれようぞ!" というもの。


物語世界の終焉に誘(いざな)うのは、戦(いくさ)の王か。

それとも古(いにしえ)の文字が、共生する世界線への道標となるのか。

今後、どのようなオマージュやリスペクトが織り込まれるのか、まだまだ目を離すわけにはいきませんね。


~     ~


例えば・・・「賢者」は "主神オーディン" が似姿に。

知識や情報に対して、極めてどん欲な神として描かれるオーディン。

手に入れるためには自らの目や命を代償に差し出すこともあったとも言われています。

その結果として、彼の呼び名は、50とも60とも、70ともあると言われています。

言うなら、知略に長け、創造に優れ、一騎当千の働きを持ち合わせる神。
まさに「賢者」と呼ぶにふさわしい北欧の主宰神です。

"大海も、地図も、文字も" 、共通するのは「知識」です。

リリハとカイナとが歩んでいくプロセスに、きっと太古の知識を出典とし、翻訳を深めていく冒険譚が展開されていくものだと希っています。


~     ~     ~


例えば・・・「大軌道樹」は "ユグドラシル" に置きかえて。

"オーディンの馬" とも異名をとるそれは、天上世界と地下世界をつなぐ神なる木。

のちのキリスト教の聖書では "生命の木" とも称される "象徴的神髄" です。

あまりの偉大に、人の目には触れえないとされているのも、本作のモチーフとしては十分な存在性と、困難性を語るだけの説得力を持ち得ています。

また、その最下層には死者の国 "ヘルヘイム" があり、次いで根元には破壊神 "霜の巨人" が、そして上部の冷たい氷の国に "人間たち" が住んでいると伝承されているのも、なにかしらの共通項が本作に見つけられそうですよ。


~     ~     ~     ~


緻密なシナリオと、丁寧に描かれるストーリー。

そしてプリミティブな一面を見せるのも、先史的なラギッドさをゴリゴリ押し出しています。

個人的には "大長編三部作(3クール?)" と見立ててもグッときそうな期待感。

お願いだから、どうかどうか「全部見せ」してくださーい。



おまけ
{netabare}
なんだかんだで、一番印象に残っていて、ここは物語の心臓部で、絶対に欠かせないぞと思ったシーンがあります。

それは物語の前半、カイナとリリハが軌道樹を降りてくる途中の、とある出来事。

ついに生理現象が我慢できなくなったリリハが、カイナの視線を気にしながら、「聞こえませんように。どうか聞こえませんように。」と顔をくしゃくしゃにするシーンです。

国の危機を救うと大見えを切りながら、自分のプライバシーを若い男性と共にするリリハ・・。

私は、このシーンが、とても新鮮で斬新に感じましたし、嘘のない(嘘の吐きようのない)真っ当な人間性を表しているように受け止めました。

リリハが、サウナでカイナと自然体でスキンシップできたのも、こうした隠しようのない時間を一緒に過ごしてきたから、できたことなんじゃないかなと感じます。

とても良いシーンでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/02/28
閲覧 : 394
サンキュー:

16

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 水を求めて冒険

弐瓶勉原作のオリジナルアニメ
制作:ポリゴン・ピクチュアズ(設立40周年記念作品)

巨大樹の上にある雪原に住む少年と根本の雪海の王女が出会い不思議な世界の謎を追うファンタジー


<メモ>
大樹の頂近くで暮らす青年と根本にある小国の王女が出会うところから始まる物語。
大樹の上には雪原が広がり、根本は雪海が広がる不思議な世界。

雪とは言っても水を求めて争いが起きているので
雪原も雪海も大樹から降り注いでいる白い何かで溶かして飲み水にできるような氷の結晶ではない模様。
雪海の白い何かの下は海っぽいけどこれも浄化して飲み水にはできない海水っぽい何かなのかな。

大樹の上の住人と下の住人は見た目が同じだけでなく言葉が通じるので元は同じ場所に住んでいた?。
古代の遺物があったり、文字が書かれた古ぼけた看板が散らばっていたり発達した文明の子孫?
と、謎がちりばめられているし、展開が早くて最後まで飽きなかった。
ただ、続きを映画館で見るかは微妙。

映画ありきのアニメなので冒険に出よう!っていうところで終わりましたが
昨今のアニメに多い ここで終わり? というよなモヤモヤはなかったです。

火事を消すために人類にとって大事な地図を失うなんて王女は無能なの?


<主要登場人物>
・カイナ:細谷佳正      天膜に住む青年

・リリハ:高橋李依      小国アトランドの王女
・ヤオナ:村瀬歩       リリハの弟
・オリノガ:小西克幸     アトランドの親衛隊長

・アメロテ:坂本真綾     バルギアの士官
・ンガポージ:杉田智和      〃   アメロテの副官
・ハンダーギル:檜山修之     〃   最高指導者


<ストーリー>
巨樹「軌道樹」の上にある大雪原「天膜(てんまく)」で5人の老人と暮らす少年カイナ。
「軌道樹」の水が枯れはじめ他の村が滅び最後に残った唯一の村だったが
水が減り若者もいないため村の先行きは絶望的だった。
カイナは看板を集め読み方を研究している看板じい(千葉繁)から読み方を習っていたが意味不明なものが多かった。
遥か下方に見える光が動いているので雪海にも人が存在しているのではないかと考えていた。

ある日カイナは浮遊虫に乗って天膜まで登ってきたリリハという少女を見つける。
リリハは「軌道樹」の根元にあるアトランドの王女で水を求め侵攻しようとしているバルギア国を止めるため、昔 母から聞いた「賢者」を探しにきたのだという。

賢者がいないと分かりアトランドに戻るというリリハに老人達に背中を押されたカイナが付き添う。
「軌道樹」の幹を削り数日かけて雪海にたどり着いたリリアとカイナだったが、待ち受けていたバルギアにリリアが囚われてしまう。

リリハを助けるためカイナとリリハの弟ヤオナは雪海の中を歩いてバルギアの船を目指す。
リリハを無事奪還することができたが、船からの脱出はできずバルギアの移動要塞に降り立つことになってしまう。
カイナは要塞で知り合った窃盗団の子供の「すべての人を養える大きな軌道樹があるとお婆さんから聞いた」という話に天膜でその大軌道樹を見たという話をすると船を託されアトランドに戻ることができた。

戦争を止めるためリリハの父親のアトランド王に大軌道樹の話をするが信じてもらえない。
カイナがアトランドの地下で見つけた旗が巨大な軌道樹への地図なのではないかと考え、その地図を調べている最中にバルキアが攻め入ってくる。
バルギアの最高指導者ハンダーギルが賢者の時代の遺物の巨人兵器「建設者」を操りアトランドを襲う。

カイナが看板じいからもらった樹皮削りで「建設者」を倒し、親衛隊長のオリノガがハンダーギルを殺し停戦となる。
アトランドとバルキアで協力して大軌道樹を目指し旅へ。
続きは映画で。


23.4.22

投稿 : 2023/11/19
閲覧 : 139
サンキュー:

7

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

行き当たりばったりハッピーエンド

視聴完了
全11話

ジャンル
冒険もの?ファンタジー?

タイトル由来
大雪海という地域に降り立った元別の地域の主人公カイナ

設定
水不足により世界が崩壊しつつある世界。
水は木からしか取れないらしい。

ストーリー展開
領土を持たない国バルギアは、水を求め他国に戦争を仕掛けており、ヒロインであるアトランドの姫様は、古の伝説により天幕に住む賢者を目指して天幕ないくが賢者はいなかった。自力で天幕から降りることができなかったため、ヒロインを送るという名目でカイナも天幕の世界を捨て下の世界に。
降りてきたところバルギアの強襲を受けヒロインは捕まってしまう。
カイナとヒロインの弟派ヒロインの救出に向かい、船の中で救出した上でうまくやり過ごして敵の本拠地に。
敵の作戦により捕まりそうになるも、助けてくれる人たちがいて脱出。そんなことをしてるうちに戦争は始まっていた。ヒロインは争いを止めるため、原因である水不足問題の対抗策である巨大樹の存在をカイナと共に発見、するもその前に全面戦争に。
敵のボスが余裕ぶっこいて前線に出てきたところを、カイナが効果もよく分からない道具で敵のロボを破壊して、油断している敵のボスを、アトランドの兵士長が狙撃。和解したアトランドとバルギアは協力して巨大樹を目指すこととなる。

感想
総評20点
良かった点
雰囲気
悪かった点
行き当たりばったりな感じ
レビュー
ジャンルで悩んだがそもそもなにを見て欲しいのかよく分からない作品だった。なんか歴史博物館とかにあるプチ映画を見てるような感じ。
さらに、主役のカインは天幕という別の世界の出身なのでいろんなことを知らない上、ヒロインは戦争を止めるという思いで暴走する女の子なので、なんだかよく分からない状況で行き当たりばったりな行動が多い。
船の中で調べられたら1発アウトの箱の中に隠れたり、戦争を止める鍵となるはずの地図を人命を助けるためになにも考えずに燃やしたり(これについては先に王様のところにも写しがあることが判明しているので、内容だけ覚えれば地図自体は燃やしても問題なかったのだが、そういう逡巡もない。)、とりあえずヒロインを助けるために前に出てきた上、やっちゃいけないと言われていたフルパワーで破壊兵器を使ってみてビームが出て敵を倒したり、偶然兵器が壊れたことにより出てきた敵の首領を偶然銃を持っていた兵士長が狙撃したり。
物語の根幹となる展開を動かす出来事が、全て偶然なので全体的に物語がペラッペラ、というよりも実際にあった史実を見ているような感じ。行き当たりばったりなハッピーエンドは最悪だなぁと改めて実感した。

投稿 : 2023/11/15
閲覧 : 159
サンキュー:

5

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

CG抜きにしても酷過ぎる

世界観を軽く言うと
かつて栄えていた人類の文明が滅び、資源に乏しく日々の飲み水すら枯渇した中、争いが絶えない世界で
文字すらも失われた時代背景。

う~ん、常識的に考えてさ文字が生まれない世界なんてないでしょ。
私達の世界でもわかるように、古今東西どこを探してもある。
かつての文字が失われていても、新たな文字が生まれるんだよね。
それは人々が生活する中で意思疎通を図る手段であり、記録を残していく為に必要だから。
それこそ生活水準が低く、原始的かつ民族的な文明水準であれば文字もないのはまだ納得も行くが
今作は火薬兵器や、建築物の造り等から見ても最低でも中世以降の文明水準と見られる。
なのに文字が一切使われていない世界観とするのは、余りにも設定が拙い。


続いてストーリーが拙い。
バルギアという帝国主義国家が他国を侵略し、この世界で貴重な〝水〟を略奪する様は他国からは恐れられていた。
そして次に目を付けられたヒロインの国アトランド、姫様(ヒロイン)は古から伝わる伝説の賢者を探して
主人公と出会い、人々が皆困らない様に大軌道樹にあるとされる大量〝水〟を手に入れれないかと模索する中で
侵略して来たバルギアと戦争終結で物語は終わる。
え?大軌道樹を目指すのはどした?って
――それは劇場で公開予定なので〝金〟払って観てね(笑)とのこと。

上記の簡単なあらすじからはそこまで酷く思わない在り来りの内容だが
説明にあった帝国バルギアの提督関連が酷い。
提督様は自分に逆らう者、気に入らない者、それ以外の者――要するに誰でも――容赦なく殺す。
恐怖支配制は理解もできるし、有効な手段ではあるが長くは続かないのは我々の歴史を見ても明らかである。
しかもこの提督は胡麻を擂る部下とかもおかまいない為、どう考えても誰かに暗殺されるだろう。
それこそ創作物にありがちな超人設定があったりすれば話は別だが、銃という子供でも大人を殺せてしまう武器がある中で
――〝暗殺されない訳がない〟――
よってちぐはぐ感が拭えない。
付け加えると提督の演技が演技演技し過ぎて、観てて違和感。

もっと酷いのは最後2、3話で突如として前触れも無く〝おおのぼり〟という神が登場。
帝国の侵略を救ってくれるのか?と思いきや数分で提督の操る巨大兵器に倒され退場……
出す意味あった??
更には主人公カイナがそんな巨大兵器を最後一瞬で焼き殺す。
しかも当の本人は使い方もわからずとのこと。
じゃ何でその工具出したんや!?って思います。
余りにも酷過ぎて開いた口が塞がらないとはこのこと。


最後に演出が酷過ぎる。
先に書いた大軌道樹の手掛かりとなる地図を姫様があっさり燃やしたり。
巨大兵器からアトランドを救ってくれた国家レベルの英雄に銃を突き付けたり。
知らない見ず知らずの人間であれば警戒するのもわからなくもないが
ヤオナ(王子)という知り合いが兵士達の傍にいても銃を向けさせるのを止めないという……
かつてないレベルの酷い演出……


こんな作品に果たして金を落としてまで劇場に観に行く人がどれだけいるのかって感じずにはいられない。

投稿 : 2023/10/26
閲覧 : 725
サンキュー:

5

ネタバレ

トーリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

設定ちゃんと考えたんですか?

一話をみて、天膜の世界が美しかったのでそこで続きを見ようと思いました。

雪、生き物、樹、水、移動帝国?、それぞれの国、文字等々
商業作品として見せるレベルまで設定作りましたか?
子供の思い付きぐらいの内容でした、スタッフの間で疑問点とか整理しないものなんですかね。

とにかく酷かった、反省して欲しい。

作画と声と音楽はちゃんとしてます。
OP曲はすごく良かったです。

投稿 : 2023/09/15
閲覧 : 341
サンキュー:

1

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

劇場版が予定されていても、TVシリーズはちゃんときっちり終わっているのがいい

最初のシーンから世界観に引き込まれます。
えっ、なんかすごい、わくわくする、そう言う感じの世界観です。
と、同時に、おいおい、まさかそれ食べるの!?とも思いもしましたが・・・。

内容は、王道のボーイ・ミーツ・ガールのジュブナイル冒険物語です。
私は、とても好きなジャンルです。
ですので、最後まで一気に楽しく観ることができました。

ただ、視聴しているとどことなくナウシカがちらつくように感じるのも事実です。
確かに、それだけ、ナウシカは偉大なのでしょう。
でも、この作品の持っている世界観は、やはりこの作品ならではのものです。
そして、それがとても魅力的でもあるので、それだけでも見る価値はあります。


■女性キャラが魅力的
{netabare}
キャラも良かったと思います。
特に高橋李依さん演じる王女リリハ、坂本真綾さん演じる敵国の士官アメロテ。
どちらも魅力的な女性キャラでした。

リリハは、芯が強くて果敢な性格です。
こう言う王女キャラって、王道なんですが、とても潔くてスカッとするので好きです。
また、高橋さんの声によって気丈でも柔らかさも感じられるところがよかったです。

アメロテは、クールでリリハとはまた違ったなんとも言えない魅力があります。
坂本さんの低めの声の演技っていいと思いました。

また、この作品は、この二人のキャラのコントラストが魅力になっています。
最後にこの二人が相通ずる状況を見るとやっぱりこの二人が軸なんだと思わされます。

キャラ自体は、CGで描かれていて、凝った感じでもありませんでした。
しかし、違和感はまったくないですし、逆に愛嬌があってよかったと思います。
{/netabare}

■音楽
{netabare}
オープニングテーマは、ヨルシカさん、メインテーマは、澤野弘之さん。
どちらも好きなアーティストさんです!
特にオープニングテーマいいですね。
なんとも言えない哀愁感が、ポストアポカリプスの物語によく合っていると思います。
{/netabare}

■ちょっと自問自答
{netabare}
「その展開は、少々都合が良すぎるでしょ」って言う場面はあることはありました。
でも、許せる範囲内だと思います。
だって、少年漫画ですよ。ジュブナイルですよ。そんなのご愛敬ですよ。
なぜなら、この世界観が子供に与える影響の方がずっと価値がある気がしますから。

最近ちょっと話題になっていた、「オタクが急に趣味にハマれなくなった話」。
その考察として以下のようにおっしゃっている方がいました。
・人生経験を経ることで、他人の人生をトレースから得られる情報の新鮮味が落ちる。
・たくさんの作品に触れ、過去作品の焼き直し感を覚える。
まぁ、そんなこんなで、作品に触れても「心が動かなるそう」です。
むむむ、これはかなり危険信号。
もう、心は若くないってこと!
私も、ナウシカがちらつくと言っている時点でもう危ないのか?そうなのか?
ちょっと自問自答。
と、言いつつ、この作品は、結構、楽しめましたのでまだまだ大丈夫!
そう、思いたい・・・。
{/netabare}

■まとめ

劇場版が楽しみな作品です。
と、言っても、TVシリーズが中途半端で終わっていると言うわけではありません。
ちゃんと、きっちり終わっています。
ですので、もやもや感は残らずとても楽しめると思います。
それでいて、この先、どう言う結末が待っているのかがさらに楽しみって感じです。

投稿 : 2023/09/12
閲覧 : 210
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21

GGWTR81591 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

世界観は素晴らしかったが・・・

PV見てナウシカっぽい、世界観に魅力を感じて観覧。
が・・・、オリジナルのアニメということもあってか、物語が稚拙。
この展開はありえんだろって何度思ったか。
ぐいぐいと引き込まれるような楽しさは皆無でした

投稿 : 2023/08/20
閲覧 : 329
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1

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

それなりに面白い

ベタな内容でまあまあ面白かったのですが、ちょっと雑な部分が多くて気になりました。最後バタバタ話を畳んだ感があるのであと1話あったらよかったと思います。映像はCGアニメなので綺麗でした。

投稿 : 2023/08/08
閲覧 : 183
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2

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

希望の目盛りかぁ。

蟲とか大きな樹とか、女の子が降ってくるのでなく浮いてきたとか。。。ナウシカとラピュタを足したような感じだなと思いながらも王道大好き。少年少女の冒険物。
ストーリー展開もわかりやすく、最初にナウシカとラピュタの雰囲気を連想してしまったので最後まで建設者が巨神兵が脳裏をよぎってしまった。。。でも王道なのでよし!
最終話のタイトルが良かったなぁ。展開含めそういう事だったのかと感心してしまった。家の柱の下敷きとなった人を救う所から、最終話のタイトルの振りだったんだなぁと。

ポリゴン・ピクチュアズの設立40周年記念作品だけに声優もよかった。なんかGONZOの10周年のラストエグザイルを思い出した。

100点中85点

投稿 : 2023/08/07
閲覧 : 187
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3

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続きは劇場版でって事かな

オリジナル(2023.7)
「ポリゴン・ピクチュアズ」さんの40周年記念作品との事。
雰囲気は宮崎駿氏の「風の谷のナウシカ」のように遠い未来の環境が大きく変化した地球って感じかな。実際ストーリーやキャラなんかも何か似てるなぁと感じさせる部分がある。
水や食料の枯渇を想起させ近未来の地球が迎える問題にも踏み込んでいる・・・のだろうか?
正直、視聴が進む作品ではなかった。ラストの方は劇場版の為か、無駄に引き延ばしてる感さえあった(それとも1クールで畳むのが無理と判断して間延びさせたのかは定かではない)。劇場版に足を運びたいと思わせるだけの魅力は感じなかったかな(私感)。うーん、子供向けとして見ればありかも。

私のツボ:雪海の水蒸留して飲めないの?

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 124
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1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 作中人物はファンタジー的世界に身を置いているようだが、かって存在したか、あるいは別の
場所にあるのかは分からないが、優れた科学文明があるようで、こういった内的には
ファンタジーだが、外枠にSF的世界観がある設定は結構好きだったりする。
 この科学文明の痕跡には「東亜重工」の文字が。
 原作者の弐瓶 勉氏の他作品も登場する「東亜重工」だが、本作が他作品と同じ世界観にある
繋がりがあるものなのか?、単に弐瓶作品であることを示す署名的なものなのか?。

 Boy Meets Girlから始まる少女を助けるための冒険譚という点など、基本的展開は
「未来少年コナン」、「天空の城ラピュタ」といった往年の宮崎 駿を思わせる。
 とは言え、カイナとリリハの行動などは正直なところ少年少女冒険もので感じられるドキドキ
ワクワクハラハラといった感情の盛り上がりがあまり感じられないまま終わってしまった感じ。
 フルCGによるものか、作画の印象がクールなもので、これがキャラの熱さを出しにくかった
要因の一つだったのかな?。
 逆に大雪原の白を基調した背景にはこのCG作画はマッチしていたように思えたけど。

 終盤のバルギアとのアトランドの本土決戦がクライマックスといったところだが、ここでも
カイナとリリハが活躍して⋯といった感じではなく、ハンダーギルの暴走とロスト
テクノロジーの「樹皮削り」のラッキー的能力発揮でなんとなく解決した感じ。
 まあ特段優れた能力があるわけでもない少年少女がそうそう活躍できるわけもなく、という
意味でのリアリティは感じるが。
 そんな感じで意外とあっさりとした感のあった本土決戦だったが、どうやら本当の
クライマックスはこの後の軌道樹探しの旅のようで、本作はその前段に過ぎず、「続きは劇場で」
ということらしい。
 最近はこの手の作品が多く、そういう営業戦略なら文句を言う筋合いではないが、正直な
ところ「続きを見に劇場を行こう」と思わせるほどのものはなかったかなあ。

 軌道樹探しに関しては文字が読めることで軌道樹への地図を認識できたカイナのお手柄だが、
アトランドが現代日本語を読めないのはともかく、アトランドの文明レベルで文字そのものが
ないというのは、さすがに無理がありそう。

2023/06/25

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 200
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4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雪海に沈んだ世界に空から少年がやってきた――

この作品の原作は未読です。

ポリゴン・ピクチュアズの設立40周年記念作品なんだそうです。
因みに、設立30周年記念作品は「シドニアの騎士」で、その時の原作者が
今回の作品も手掛けられているそうです。

シドニアの騎士からもう10年が経つの…!?
とビックリしましたが、シドニアの騎士の放送は第1期が2014年なので正確には9年前になりますが、それでももう9年も…という思いで一杯です。

そう言えば、シドニアの騎士と言えばテレビアニメが第2期まで放送されて、その後どうなったんだっけ?
物語としては未完のはず…と思ってググってみると、劇場版が制作されているではありませんか!
「シドニアの騎士 あいつむぐほし」だそうです。
これは見なきゃですね!
dアニメストアで視聴することができるようですよ^^


「雪海」が拡がり続ける異世界――。
人々は巨木「軌道樹」から広がる「天膜」の上で
かろうじて暮らしていた。
天膜の少年カイナと、雪海の王女リリハが出会うとき、
滅びかけた世界を変える物語が、始まる――。

本作は、世界各国から高い評価を受けている漫画家・弐瓶勉と、
弐瓶勉作品を圧倒的なクオリティでアニメ化してきたポリゴン・ピクチュアズによって、
生み出されるプロジェクトです。

漫画連載は『獣の奏者』の武本糸会、TVアニメは安藤裕章(代表作:「LISTENERS リスナーズ」「亜人」)を
監督に迎え、壮大なファンタジーストーリーを描きます。

長い構想期間を経ていよいよ始動する本作は、ポリゴン・ピクチュアズ設立40周年記念作品としても公開。
ぜひ、ご期待ください!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

なんと、獣の奏者のイラストレーターが起用されていたんですか!
獣の奏者と言えば、NHKで放送された「獣の奏者 エリン」ですよね。
超が付くほど大好きで、私のお気に入りの棚34位の作品です。
作品も素晴らしいのですが、エリンと言えば前期OPだったスキマスイッチさんの「雫」が最高過ぎて…
ホント、「こばと。」や「キングダム」など、他にもまだまだありますがNHKの本気って本当に凄いと思います。

なんか、脱線ばっかり…^^;
しばらくレビュー書いていなかったので感覚忘れちゃったのかな^^;

主人公のカイナを演じるのは細谷さんで、ヒロインのリリハを演じるのはりえりーです。
もうこの組み合わせを聞いただけで期待できるレベルだと思います。
その他にも坂本真綾さんや小西克幸さんなど、ベテラン層の演技も素晴らしく起用する声優さん一つで作品の印象が大きく変わることを体現させて貰いました。

一方、物語の方はシンプルで、人間が生きていく上で必要なモノが枯渇しつつある中で、力で以って略奪しようとする一方と、自分たちの生活を守ろうと必死で抵抗する方がぶつかり合う、という感じの物語です。

序盤に「看板爺さん」というキャラが登場し、何やら訳の分からないことを呟くのですが、その呟きがやがて大きな希望の光となるんですよね。
その道筋が見えてきたところで物語は終わり…

キリが良いと言えなくもありませんが、メッチャ続きが気になるところで終わってしまったのが残念…
でも、きっと10月から上映される劇場版『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』で続きが描かれるのでしょう。

続きは劇場版というケースが最近ホントに多いと思います。
商業的にはその方が儲かるのかなぁ…
「鬼滅の刃」の事例を見ると成程と思わなくもありませんが、全部が鬼滅の刃の様にヒットする訳ではないでしょう。
また劇場版で物語がしっかり終わってくれるか、或いは続編の制作を発表するなどその後の展開が分かると安心して視聴できるんですけどね。
これまで中途半端な状況で終わっている作品が少なくないので、本当に勿体ないと思います。

という訳で、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ヨルシカさんによる「テレパス」
エンディングテーマは、GReeeeNさんによる「ジュブナイル」
ヨルシカさんの楽曲はお気に入りの一曲でした。
GReeeeNさんがアニメに作品に楽曲を提供するのは、恐らく本作品が初めてなのでは!?

1クール全11話の物語でした。
視聴タイミングは遅くなりましたが、撮り貯めて一気見しようと思っていた作品で、視聴を始めたらあっという間に見終わってしまった感じなので、相当面白かったんだと思います。
続きの劇場版が視聴できるのを楽しみにしています。

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 148
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17

ネタバレ

llil さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いつもの3Dって思うじゃん?

まぁそうなんだけど
悪くはない
40周年だからかね
静止表現が改善されてたっていうのが
でかい。
アクションもすごくいい

3Dアニメ映画と戦えるかも

難点はストーリー面だね
当たり障りのない感じでいいんだけど
最終話にかけて纏めるのが下手

いやぁ
期待してなかっただけあって
楽しく見れた

(ついでにシャニマスが際立つぅ)

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 111
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1

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

劇場版へのプロローグ

オリジナルTVアニメですが、原作者としてクレジットされているのは漫画「シドニアの騎士」の作者として知られる二瓶勉先生ですね。

ざっくりいうと、まったく異なる環境で生まれ育った男女(カイナとリリハ)が出会うボーイ・ミーツ・ガール物のSFジュブナイル作品です。

とりあえず「水は希少」ということと「陸地はほとんどなく惑星表面の大部分は何らかの液体で出来た大雪海と呼ばれる物で覆われている」といった世界で、大雪海を航行する移動要塞国家であるバルギア帝国と、水の確保が可能な軌道樹の周りに定住する人間による小国アトランドとの間での水を巡る資源争奪戦争が繰り広げられます。

制作が「シドニアの騎士」のアニメ化でもタッグを組んだポリゴン・ピクチュアズということもあり、3DCGによる人物やメカの動きなどは両者でけっこう似た感じに仕上がっていると思います。

本作は「現代文明が滅んだ遠い未来の話」ということだとは思うのですが、作中に出てくる天膜、大雪海(おおゆきうみ)、軌道樹といったものの成り立ちはおろかそもそも舞台となっているのがいま我々が住んでいる地球なのかそれとも違う星なのかということ自体が、作中では明らかにされていません。

ただ巨大昆虫は出てくるので、生態系に現代との何らかの連続性は示唆されていますね。本筋とは直接関係ないけど何億年も前から生き延びている昆虫すごいぜ!

予定されている劇場版では、もしかしたらその辺りが明かされるかもしれません。知らんけど。このTVシリーズでは戦争は決着しますが、全体のストーリーとしてはプロローグという感じで劇場版が本編っぽいです。

放送中は間違いなく毎回楽しく観ていたんですけど、1クール観て得られる満足感という意味ではTVシリーズだとそんなには得られない気がします。

以下、余談:

1. 大雪海の成分は結局何なんだろう?
気密性が不十分そうな服で潜っていても人体に害はなさそうなんですが、蒸留して飲用できる物でもないらしい。謎…。

2. サウナの謎
作中で蒸し風呂が出てきてロウリュみたいなこともやってるんだけど、水は貴重なんじゃないの?
蒸気トラップ的な物で回収して環水を飲料水として利用するんだろうか…。

3. レーザートーチの謎
カイナが持ってる工具のエネルギー源は何なんだろう?

4. 文明の残滓(ざんし)
機関が付いてる船とかロケット兵器っぽい物とか、意外といろいろな物が残っているといえば残ってますね。まあ、このあたりは「未来少年コナン」とか「風の谷のナウシカ」とかでもそうかも…。

投稿 : 2023/05/23
閲覧 : 518
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23

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

世界観だけ・・・

{netabare}
シドニア原作者さんの作品。
王道なボーイミーツガール、独自性のある世界観・・・と序盤は冒険譚の開幕として申し分ない出だしだったが、一話以降は目立っていい点もなく、最後までグダグダしたまま終わってしまった。
天膜や軌道樹、大雪海、そして水を巡って対立する二国と、世界観だけは本当にワクワクさせられた分残念ではある。
ポストアポカリプスモノは好きなんだけどね。
ガバガバな部分が多いのと、話の運び方が下手くそすぎた。

序盤はバルギアにつかまったリリハの救出。
リリハが捕まってそれをカイナが捕まえに行くという王道な流れは良かったけど、救出劇がなろう以上にご都合。
何で見つからないんだよってツッコミを入れたくなるシーンが大量に。
とは言えその辺りは緊張感があってまだ普通に面白いレベルではあった。

本格的におかしくなったのはバルギアとの戦いが始まったところから。
まず敵の王様さんが共感の余地もないただのわかりやすい悪役でガッカリ。
自国の民のために仕方なく...とかそんな人物ではなくただただ悪意のある侵略者で面白みに欠ける。
そしてバルギアの兵器は謎のロボット。
文明崩壊後の世界なんだろうけど、あんな巨大で汎用性も薄そうなロボット一体何のために作ったんだろうか...。
あんなロボで味方の軍を投げまくってたら指揮が下がりまくるだろうけど、バルギアの王は馬鹿なのかな。
と言っても、あのロボさえあれば何人でかかろうと無双できるというチート設定なので机上の空論なのかもしれないけど。
ここまで敵いようのない兵器を出されると正直萎えるだけ...。
最後は主人公が持ってた謎の超強力レーザーで呆気なく撃沈。
全く脈絡もなく盛り上がらない展開。

それでいてこのアニメの終盤は苦境を無理やり作ってる感が強い。
投石による橋の破壊だったり、とってつけたように出てくる救済の必要のあるけが人のモブだったり。
おまけには終盤に限らず勝手にピンチを作ってるシーンまである。
リリハが急に敵の本拠地で名乗り出たり、なぜか火を消すのに地図を使ったり、先の展開ありきでそれに合わせて展開を作ってる感じ。
地図が燃えるのは段々と目標が遠のいているようで見ていてダルい。

水不足問題の解決もご都合。
軌道樹の地図を家の地下で見つけ、更には浮遊を可能にする謎技術まで見つかるという。映画の展開も読めてしまって面白くないね。
映画は崩壊した文明の方にも焦点が当たるならちょっと気になるなぁとは思うけど。
最後のシーン、天膜での再会のシーンはダイジェストで流しちゃダメでしょ...。
あと、アメロテさんももうちょっとうまく掘り下げできなかったのかなぁ。

それと、意味ありげに出てきたと思ったら、瞬殺即落ち二コマだったおおのぼり様は何だったんだろうw

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
シドニアの作者。ヨルシカじゃん。ポストアポカリプスもの?
普通におるやんw この敵は人間なのか? GReeeeNで草。

2話 ☆7
これで反映できるね。まずそう。アポカリプスものでは無かったか。
普通に生きてたか。普通に国もあるのか。卵か? 天膜に未来無いしな。
集落の救世主かもしれないのに、リリハの気持ちを優先して優しく送り出してあげる村人たちの優しさがいい。

3話 ☆7
こいつらも普通に人間なのか? 賢者の話しようわからんな。
急にエロあるの草。
ずっと平和な世界に生きてきたカイナには想像できないか。あの高さいくら雪でも死ぬだろw

4話 ☆7
この状況でカイナはなんで殺されないw 服装が変わってるからか?
ちゃんと直ぐに言うこと聞くの偉い。言語は通じるのか。

5話 ☆5
賢者の弟子に対する期待が深まっていく。
まあ、普通に戦うわな。捕まってるじゃん。

6話 ☆7
世界観はいいけどイマイチ面白くないな。警備ガバガバやん。賢いな。
情報持ってそうな味方を殺す無能。
これ系の箱に隠れてる時、大抵最後開ける瞬間に諦めてくれるよねw

7話 ☆5
こっちも水不足は変わらないか。自業自得で草。姿ぐらい確認しろ。
なんでこの状況で大声で叫ぶんだよ。
スラムのこそ泥ガキのために初回されに行くのアホだろ。
ガバガバ軽微すぎて草。
その軌道樹でみんな助かりましたオチなら最悪だな。

8話 ☆7
この世界の風習の描写とか、ほんと世界観はいいんだが。
普通に辿り着けるのか。テコ入れ回? 大軌道樹見つける流れか。

9話 ☆4
象形文字? 海が雪海に置き変わったのか?
ご都合的に原料が見つかっていくw もうオチが見えたな。
唐突にロボアニメになって草。
戦闘機ならわかるけど、何でロボなんて非現実的なもの。

10話 ☆2
このクソアニメ感w このモブ助けるパートいらねえよw
で、この兵器は元々なんのための兵器だったんだよ。
投石しかしないじゃんw 水じゃん。おのぼりって何だよ。
味方の船潰したら指揮下がるだろ。おのぼりさんなんだったんだよ。

11話 ☆3
何でもありだな。地図燃えてどんどん遠回りになっていくのがだるいな。
ただでさえ長そうな道のりなのに。
何でアメロテと協力関係になってんの? 東亜重工。
ロストテクノロジーにロフトテクノロジーで対抗w
いや、なんだよその威力w
まあ何かしらがないとこれは倒せなかっただろうけどさ。
なぜそんなとこまで信仰されてるw
船投げたりするせいでバルギアの指揮が下がってたせいか?
その小さい形状であんな威力出るんかよw 反動もやばそうだけど。
今更だが畑とかないけど食料どうしてんだろう。
期待してたのにマジで酷かった。

曲評価(好み)
OP「テレパス」☆4
ED「ジュブナイル」☆7
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2023/05/13
閲覧 : 272
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3

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

大事の前に中身を見よう

原作を弐瓶勉とするアニメ漫画同時展開のメディアミックス作品で、音楽に澤野 KOHTA OPにヨルシカ、EDにまさかの GReeeeN、制作は老舗ポリゴン・ピクチュアズで、久々に硬派な世界観の作品を見せてくれるのかと期待はしているけれど、まぁ正直「+ultra」枠って結構狙ってる割には滑ってる作品多いというか、大きく出過ぎて「ん?」となるような作品が多いし、今度こそ頼むぞという部分でも期待をしていた

結局人対人の争いかーって感じ。世界観も結局よくわからない割には謎の冒険、謎の争い、二人の関係もなんだか微妙でもういいかな

今回も、アニメアニメしてないのをアイデンティティとしたはいいが結局中身はそれにすら及ばない、謎の世界観と鍵を握る少女とそれに惹かれて巻き込まれていく主人公系ボーイミーツガールとかいう何回も見たような設定のオンパレードな作品は、果たしてワールドワイドで通用すると思っているのでしょうか。もうこの枠の予算をノイタミナに回さない?

投稿 : 2023/05/11
閲覧 : 144
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4

しろくま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

うーん

最初は世界観というか地形が面白いと思ったけど、終わってみると別にあの地形そんなに重要でもなかったなと。
良い所が地形と声優が豪華以外見つけられなかった。ストーリーも何かよくわからなかった。これはもうどうやってもこれ以上面白くなりそうな気にもならない。
この地形を活かして全く別の物語を観たいくらい地形に可能性を感じる。

投稿 : 2023/05/08
閲覧 : 118
サンキュー:

2

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続きは映画で。2023年10月公開予定!

<2023/5/3 初投稿>
原作未読です。
全11話をイッキ見してみました。

弐瓶勉ワールドとポリゴン・ピクチュアズの組み合わせの本作は「シドニアの騎士」「BLAME!」に続く第三弾。
ということでよいのかな?

弐瓶作品なので世界観は共通な部分ありそうとか思いながら見てました。
{netabare}案の定、ラスボスの「建設者」は東亜工業製でした。
おそらく建設者ぶっ倒した「樹皮削り」のエネルギー源はヘイグス粒子なんだろな。あの威力だし。ほっとけば勝手に充電されそうだし。
もしかしたら「ヒカリ(おおのぼり)」の正体は奇居子(ガウナ)さんか?笑{/netabare}

舞台は天空を天幕という謎の幕に覆われ、地上?を大雪海という謎液体の海に覆われた摩訶不思議な惑星。
出会った少年とお姫様が、文明レベル=中世の人類同士の水の奪い合いに巻き込まれて・・・というお話。

やはり弐瓶作品なので世界観とSF設定が凝りに凝りまくり。
そういうの好きな人は好きだと思う。

キャラはみなさんテンプレな感じだけど、キャラを愛でる作品ではなかろう、ということで笑
まあ、でもそのせいかボーイミーツガールものとしてはちょっと魅力が薄かったかも。
長道とつむぎはドキドキできたのに、本作のお二人はなんかね。

背景は弐瓶作品なので独特の綺麗さが凄い。
天幕の景色、大雪海の景色、軌道樹の景色
確かに映画館で見たい類の絶景です。

ストーリーは絶望感がかなり高め。
そこはやはり弐瓶作品なので(こればっか笑)
それはそれとして、イッキ見したのにそこまで没入できなかったのはなぜだろう?
展開のテンポは良かったのに。
お話そのものも結構良かったのに。
今年10月に公開される映画の序章と考えた方が良いのかも。

総じて好みの作品ではあるけど、少し物足りなさを感じてしまいました。

投稿 : 2023/05/03
閲覧 : 348
サンキュー:

22

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ボーイミーツガールなディストピア作品。

二瓶勉といえばシドニアの騎士。
なんか似たようなディストピアと言っていいのかそんな感じ。
昆虫食しているものな。生でいくのはさすがに怖すぎ。

カイナとリリハが偶然の出会いを果たすことで物語が始まる。
おばばたちは若い女性がいないものだから、カップルになることを期待している感じが凄い。そうしないと次世代に繋げていけないものね。

移動要塞のバルギアが水を求めて小国アトランドと小競り合いから戦争にまで発展しそうな折、賢者を求めてリリハが犠牲を伴いつつもなんとか天膜へ。

過去のテクノロジーを駆使して樹皮を削ったり、戦ったり。
あの技術ってシドニアの騎士の時代と関係してる?
シドニアの騎士時代よりもかなり後とか??そんな疑問がちらつく。

バルギア自体は張りぼての要塞で元々は人々を助けていたのに、狂った指揮官が攻め込んで一部は捕虜にして兵士にしてという具合。

アメロテもそんな指揮官に嫌な気持ちを抱いていたのだろう。最後はあっさり降伏。意外とあっさりめでたい終わり方だったかな。
11話だけだったからしょうがないとは思うが。

高橋李依さんの演技は良かったです。なんか乙女だった。

結局、オオノボリとは何ぞ?

劇場版が公開予定らしいので、彼らの冒険はまだ終わらんのやな。


OP
テレパス ヨルシカ
ED
ジュブナイル GReeeeN
楽曲はどちらも良かった。ヨルシカの落ち着いたサウンドと冒険譚的なものが意外とマッチしていたかも。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「雪海」が拡がり続ける異世界--。 人々は巨木「軌道樹」から広がる「天膜」の上でかろうじて暮らしていた。 天膜の少年カイナと、雪海の王女リリハが出会うとき、滅びかけた世界を変える物語が、始まる--。


1 - 天膜の少年
雪海が広がる世界にそびえ立つ軌道樹。その上の天膜にある小さな村で、少年・カイナは暮らしていた。一方、軌道樹の麓の小国アトランドの王女・リリハは、天膜にいるという賢者を求め、決死の覚悟で浮遊虫に乗ろうとするのだが...。

2 - 雪海の王女
カイナは気を失った少女を見つけ、村に連れて帰る。目を覚ました王女・リリハは、「雪海には人々が住んでおり、水を巡る争いが起きている」と語り、「賢者に助けてほしい」と懇願するが……。

3 - 軌道樹の旅
看板じいから受け取った道具と村の人たちが編んだロープを頼りに、軌道樹を下りていくカイナとリリハ。2人はお互いのことを語り合いながら、雪海を目指す。しかし時を同じくして、雪海ではアトランドとバルギアの両国がリリハのことを捜索していた。

4 - 鎧の戦姫
雪海に飛び込んでバルギア軍の追手から逃げるカイナとリリハ。アトランドの親衛隊長であるオリノガは、王女を救うため、敵艦へ乗り込み、アメロテに一騎打ちを仕掛ける。

5 - 救出作戦
カイナはバルギアの人質となってしまったリリハを助けるため、彼女の弟であるヤオナと共に雪海の中に伸びる軌道樹の根を歩いて交渉場所へと向かう。そのころ、アメロテと対峙したリリハは、何とか戦争をやめさせようと「カイナは賢者の弟子である」と嘘をつく。

6 - 籠の中のリリハ
バルギアの最高司令官であるハンダーギルの手によって、檻に入れたまま艦に吊るされたリリハは、命をもてあそぶ無意味な仕打ちに悔しさをにじませる。一方、艦に潜入したカイナとヤオナは、見張りの隙を狙ってリリハの救出を試みるが……。

7 - 要塞の国
艦の荷物に隠れたままバルギアの移動要塞にたどり着いたカイナたちは、脱出手段を探すはずが物取りに荷物を盗まれてしまう。3人が途方にくれていると「バルギア軍がアトランドの王女を処刑する」という情報が流れる。

8 - 漂流
バルギア下層で暮らす少年少女の盗賊団から信頼を得たカイナたちは、彼らの作った船を託され、バルギアから脱出する。一行は、暗い夜の雪海で励まし合いながら、アトランドを目指して航行を続ける。

9 - 古王宮の旗標
カイナは、雪海の世界で失われてしまったはずの文字で記された「何か」がアトランド王宮の地下にあったことを思い出し、大軌道樹の手がかりを求めて探索に向かう。しかし、そのころバルギアはアトランドへの攻撃を開始してしまう。

10 - 建設者
大軌道樹への地図を手に、国王のもとへ向かうカイナたち。しかし、激しい戦場でカイナとリリハは分断されてしまう。そして、ハンダーギルが起動させた「化け物」によってアトランドは甚大な被害を受ける。

11 - 希望の目盛り
ハンダーギルと強大な建設者。軌道樹の民に伝わる「オオノボリ」を前にしても止まらない、人々が畏怖する狂気の姿。アトランド、そしてカイナとリリハの運命は?

投稿 : 2023/04/17
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12

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

恐らく、原作者とは個人的に意見が合わないと思う

一応SF作品ですが、「ブラム」にしても「シドニアの騎士」にしても原作者の弐瓶勉さんとは感性がどうやら合わないみたいです。。。

綺麗に世界観設定、キャラクター描写をしていますが、何が面白くて何がつまらないのかといったクリエイターとしての方向性が合わないと思いました。

なんというか、良くも悪くも「地味」なんですよね。

昔から少年ジャンプやアメコミ好きの自分にとってキャラクターが面白くないと感じてしまうんです。

これはもはや好みの問題としか言いようがないです。

投稿 : 2023/04/13
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3

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

この手の物語でラピュタやナウシカより面白いものを作るのは難しい。戦闘描写にセンスがなさ過ぎるのも気になります。

 最終話(11話)までやっと観ました。

 皆さんのレビューで、続きは映画で観てねエンドだということは知っていたので、ラストはまぁこんなものかなぁと思いました。

 最初の頃の、主人公と王女が大樹から降りながらイチャイチャしてたのがピークだったような気がします。

 下の世界に行ってからはあまり盛り上がらない展開でした。皆さんのレビューにあるように、戦争する展開が良くありません。

 文明崩壊後の世界の戦争で胸熱展開にするには、超古代兵器や崩壊後の兵士が使う兵器にリアルティが無いといけません。

 何となく、昔っぽい単発式の銃(滑腔銃かな?)や大筒、投石機に弓矢や剣で戦うのですが、文明水準がどのへんにあるのか不詳です。

 何で、主人公側は、変な動物に載った騎士団がいるのに活用しないんでしょう?

 バルギアの鈍重な船に対して銃を使ったヒットエンドランを仕掛ける描写があるのに、ワザワザ投石機や弓の射程範囲でウロチョロしたりする意味が分かりません。火薬玉を投げ込む位のことは出来そうです。

 騎士団に凄い機動力がある描写があるのに、王女の情報からバルギアの内情が分かった時点で本拠地に夜襲をかけて、インフラや操舵機能を破壊するなり、忠誠心のない民衆を扇動するなりの破壊工作もしません。

 何で正面から上陸して剣で戦うのか?飛道具があるのに活用しません。超古代兵器だって、搦手でいくらでも対応可能そうです。

 実際、最終話で騎士がバルギアの提督に対して単騎でゲリラ攻撃をかけています。何で最初からやらない?

 両陣営とも、希少資源を巡る殲滅戦を行っているのに、王から下級兵士に至るまで頭がお花畑です。

 後、飲水も無いほどバルギアが疲弊しているのも良くないです。何を食べてるのか?というツッコミ以上に、水が無かったら全ての産業が成り立ちません。

 船も武器も鎧も全て蟲から作ってるんですか?物語の舞台の世界は、技術的に何が出来て何が出来ないのか視聴者には分からないので、ハラハラ感が足りません。

 主人公側の方が資源に余裕がある描写があるので、バルギア側の民衆を扇動するのは簡単そうです。工作員が水を配ればすぐ裏切って蜂起しそうです。

 やはり、ラピュタやナウシカを産み出した宮崎監督がいかに凄いかということを再認識しただけで終わってしまいました。

 宮崎監督の描く軍隊は、滑稽で無力な人間集団として道化的役割を負わされていますが、軍事的には理に適った行動をしています。

 センスの無い奴が、物語を盛り上げるのに戦争を安易に使うなと言いたいです。

 意欲的な作品であるので、話数を増やすなどして、きちっとキメてくれた方が良かったと思います。

投稿 : 2023/04/11
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6

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『馬鹿は承知…か、心得た。』

雪に覆われた世界と天膜に住む少年の壮大ファンタジー

美しい世界観と作画。文句なし!
CGを使わないのも私的にゎポイント高め!


お人好し多めw

前半のワクワクが良かった

中盤ちょっとストーリーが霞んだ気がするけど、ラストゎ続きを見たくなる前向きな感じでよかった

続きゎ映画で!みたいなのゎやっぱり苦手。配信を待ちますw

op.edともに高評価🙆‍♀️
いろんな面から見ても前向きになれる作品

投稿 : 2023/04/10
閲覧 : 143
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5

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gSEAt02306 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーん。

異世界ものに飽きてたので、世界観は楽しめた。
が、ストーリーが単調。
11話の最後の展開は急ぎすぎな感じ。
ハンダーギルを倒した後、大国バルギアの人達と交流しているシーンやハレソラのアメロテの行動にも、違和感しかないし、
降りたら帰ってこれないはずの天膜なのに、お爺さんたちと再会してる矛盾に腹落ち出来ないのです。

投稿 : 2023/04/10
閲覧 : 83
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2

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こういう世界観は嫌いじゃないです

ポリゴン・ピクチュアズによるオリジナルアニメでいいのかな?

人間の超文明が崩壊した後の世界。
地表は雪海に覆いつくされ、人々は、軌道樹にすがって細々と生存を続けていた。

超文明が滅んだ後の世界とか、その遺物を使っての侵略とか、宮崎駿のオマージュ的な世界観ですねw
こういう世界観は嫌いではありませんけど。

シドニアの騎士を制作した、ポリゴン・ピクチュアズによる3DCGも違和感はありません。

しかし、続きが映画ですか。。。

まあ、この後世界がどうなるのかは気になりますw

予定調和のような結末にならなければいいけど。

投稿 : 2023/04/09
閲覧 : 119
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17

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たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

コレジャナイ感

【良かった所】
世界観、作画、声優、序盤

ジブリを思わせる世界観にボーイミーツガールの始まりは新鮮味は無いが
雪海、軌道樹、天膜など世界を作っている部分が良いので面白く感じた。
作画もワクワクさせるには十分。
3D作画には慣れたので。
声優は間違いない人を揃えている。
高橋李依は色んな役をこなすけど女の子らしいヒロイン的な役が1番上手くしっくりくると思う。(他作品だと高木さんとかレムとか)
そのあたりの事はトモちゃんの感想で書く。


【悪かった所】
戦争アニメになっちゃったこと。
良い世界観があるなのに勿体ない。
序盤は冒険アニメのような感じだったのに。
戦争になるのは駄目ではないが戦いに突入するのが早すぎたんじゃないかなと思う。
最後に巨大な人型兵器みたいなのが出てきたのはナウシカの巨神兵のオマージュなんだろうか。
最近のアニメ、終盤に巨大な敵を出しておけばいいと思ってるんだろうか。
なろう系でもそういった作品があるくらいだし。
迫力あるし盛り上がるし作画班の腕の見せ所だと思うがこのパターン多すぎ。
作画が良いので見応えはあるのだが面白味には欠ける。
戦いが終結したのはいいのだがそれで終わってしまっているので余韻が無さすぎる。
え?これで終わりなの?と思ったくらい。

ワクワクしたのは最初だけで基本重ための雰囲気。
笑い的な面白さがほとんど無い。
カイナがリリハの裸を見てしまった事くらいかな。
あのシーン、わざわざサウナで話す意味あったのか?
エロを入れるアニメじゃないと思うが制作のお遊びという事にする。

バルギアの最高指令ハンダーギルが残虐すぎ。
すぐに人を殺しちゃう相手勢力のボスというのも最近多いんだよ。
特にオリアニはそういうイメージ。
明らかに悪い人物にした方がカイナ達に感情移入できるのかもしれないけど愛される敵役でも良いと思う。
残虐キャラにするにしても感情任せで動くのではなく、冷静で残虐なキレたら怖いタイプの方が魅力的だと思う。

カイナが主人公なのにいまいち地味。
活躍してないわけじゃないが巻き込まれ主人公で終わっちゃった感じ。
もうちょっと見せ場が欲しかった。
オリノガの方が目立っててかっこいいんだが。

EDのGReeeeNは嫌いじゃないけど明るすぎる気がして合ってないような。
内容が重ためだから明るい曲にしたのかもしれないが、客寄せ的な気がしてしまう。


【まとめ】
食材は良いのに調理ミスした感じ。
良い作品に出来たはず。

ジブリを参考にしたかはわからないが、ジブリ作品(昔のしか見てないけど)には及ばない。
例えばラピュタはボーイミーツガールで始まり、ドーラ一家とのドタバタ追いかけっこの笑っちゃう展開があったり、ムスカに捕まったり色々ありつつもラピュタについて説明してくれて想像力を掻き立ててくれる。
後半に入ってもバトルじゃなくラピュタを存分に見せてくれる。
ムスカと本格的に対峙するのは最後だけ。
色んな要素を無駄なく2時間に詰め込んでるジブリの凄さよ。

ラピュタのように作ってくれというわけではないが、世界観的に自分が求めていたものとは違う方向にいってしまった。
決め付けちゃいけないけど他のレビュアーさんの感想見ると視聴者的にもそうなのではないかなと思う。

続きは映画でという事だが金払ってまで見たいとは思わない。
予告見る限りだと今回のアニメより面白そうだけど10月公開は遅い。
その頃にはたぶん忘れてる。

投稿 : 2023/04/09
閲覧 : 114
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7

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

終わったことに気づかなかった。

作画は独特であまり好きにはなれなかった。
あと声は少し演技臭さがあった。
ストーリーについてだけど独特な設定で興味は引かれた。
でも、いろいろと都合がいいなーって場面が増えて結局一人の暴走で終わった。
最終話もあ、終わり?ってなって少し残念。
世界観だけで十分特別だったから戦争とかじゃなくあの世界を巡って美しさを強調したほうがよかったんじゃないかなーって思った。

投稿 : 2023/04/07
閲覧 : 83
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1

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日没の記録、冒険譚

弐瓶勉×ポリゴンピクチュアズ。

雪海が広がる世界にそびえ立つ軌道樹、
その上の天膜にある小さな村で、
人々はかろうじて暮らしている。

少年カイナは日々の糧を得ようと、
狩りの途中、雪海の王女リリハと出会う。

壮大な世界観、圧倒的に美しく楽しい。

{netabare}地表を覆う大雪原、滅びゆく生物たち、
過酷な環境下で生き抜く人々の希望とは、
弐瓶氏の描く物語はいつもこうである。{/netabare}

決死の覚悟で生き抜く人々への、
慈愛の物語であるなら応援すべきだ。

4話視聴追記。
古代の遺物と得体の知れない生態系、
壮大な冒険は決まって落下から始まる。
{netabare}軌道樹下の雪海では水を巡る争いが勃発している。
賢者を求める王女リリハ、相対するバルギアの戦姫、
カイナの旅路は世界の理に辿り着くのだろうか。{/netabare}

最終話視聴追記。
{netabare}古代兵器を操る提督の死によって、
水を巡る争いもひとまずは停戦を迎える。
カイナは賢者時代の遺物によりアトランドを救う。
ただ地図が指す大軌道樹への道は残されたままだ。
生命の源、水を求め、カイナの冒険は続くのだろう。{/netabare}

美麗な映像と世界観、今後も期待は尽きない。

投稿 : 2023/04/05
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大雪海のカイナのストーリー・あらすじ

拡がり続ける「雪海」により、大地が消えかけた異世界――。 人々は巨木「軌道樹」の根元や頂から広がる「天膜」の上でかろうじて暮らしていた。 天膜の少年カイナと、地上の少女リリハが出会うとき、滅びかけた世界を変える物語が、始まる――。(TVアニメ動画『大雪海のカイナ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年冬アニメ

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