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「ヴィンランド・サガ SEASON2(TVアニメ動画)」

総合得点
73.8
感想・評価
224
棚に入れた
518
ランキング
976
★★★★☆ 3.9 (224)
物語
4.0
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ヴィンランド・サガ SEASON2の感想・評価はどうでしたか?

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

テンポ悪いな…

第1期は凄くクオリティも高くて面白い作品でした。
高評価も付けました。

期待の続編なんですが、何かテンポ悪すぎというかストーリー上こうなるのは仕方ないのかもしれませんが結構退屈です。
しかしそこ以外は相変わらずのクオリティの高い作品と感じます。
2クール以降、ストーリーも動いてきそうなのでここからが期待ですかね…!!
勿論、最後迄視聴必須です。

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 214
サンキュー:

12

ネタバレ

nyamu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待してたんだけど

1期は尻上がりに面白いままフィナーレを迎え、2期部分の原作も読んでますが「原作は」面白いのでかなり期待してました。

が、アニオリめちゃくちゃ入れる尺はあるのに原作のシーンやセリフを削る理由が分かりません。ガルザルのところは長すぎるし、ケティルが民衆をけしかけるところはyoutubeでは公開されてましたがアニメ本編には無く、youtube見てない人には無かったことに。割と重要な部分だと私は思うのですがスタッフ的にはケティルの印象を悪くしたくなかったのかなという気がしました。ガルザル、エイナルもかなり補正されてる気がしましたね。徹底的に被害者でいい人として描きたかったんだろうなと。

1期でもアニオリ部分は冗長で悪くは無いけどあまり面白くはなかったですし、スタッフはアニメを作る分にはプロですがストーリーテラーとしてはやはり原作者には及ばないんですよね。

アニメでの改編は後半に進むにつれ大きくなり、原作が面白いと思った私にはかなり不満の残る2期となり残念。とても丁寧に作られているのは分かるのですが、スタッフとの解釈違いなんでしょうか。
それでも1クール目までは面白かったのですが2クール目に入ってからはOP以外ちょっと⋯。

後はアニメになり絵が綺麗になることで原作のすごい書き込みとコマ割り、考え抜かれたアングルから来る迫力がアニメで全然表現出来ておらず、小綺麗になって迫力もうっすーいことになっているのも残念。白黒で音もない漫画よりアニメの方が迫力ないってどうなん。これはアニメだけ見てる分には気にならない部分でしょうけども。

とはいえ5話と9話はお気に入り。劇伴は1期に引き続き良かったです。

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 69
サンキュー:

7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

トルフィンの内面変化が大きな SEASON 2

1期目に引き続き、この SEASON 2 も2クールです。

数奇な運命でアシェラッドに付き従い、ノルドの戦士としての修羅の道を行く1期目のトルフィンから打って変わっての SEASON 2 です。

2期目は原作8巻の途中くらいから始まり、19話時点では原作13巻の後半に差し掛かったあたりです。

レビューを書こうとして、原作漫画の今回のアニメ化部分以降をついつい読み直してしまいました。ついつい最新巻まで読み直してしまいました。

原作、面白いですね。

1期目での葛藤や挫折があっての2期目なので、1期目を観ていない方はとりあえずここでさようなら…。




== [下記は19話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
舞台は10世紀末~11世紀初頭で、デンマークによるイングランド征服前後の話になります。主人公はトルフィンで間違いないと思いますが、デンマークのクヌート王もまた裏主人公的なポジションだとは思います。

アニメ化にあたってはいくつか台詞が変わったり無くなったりとか、トルフィンが死者にうなされる夢を見る場面が前倒しになったりとかはしていますが、ストーリー的に目立つ改変は無いと思います。

単にストーリーを追っているとそんなに意識はしないかもしれないのですが、本作ではノルド人の北欧神話的(ゲルマン的)な価値観と、キリスト教的な博愛精神とが対立的に描かれています。

世界史的にはゲルマン人全体に起こった変化なのだとは思いますが、それに先駆ける形で個人であるトルフィンないしはクヌートに思想的変化が訪れるわけです。

お話としては中世以前なわけですが、そこに近現代的な価値観をうまく落とし込んだ人物を上手く登場させていると思います。

たぶんこの2期目が終わる辺りで何故に「ヴィンランド・サガ」というタイトルが回収されると思うので楽しみです。
== [19話まで視聴時のレビュー: ここまで] ==

2023.06.21追記:
最終話まで2クール観終わりました。想定通り作品タイトル「ヴィンランド・サガ」については、SEASON 2 の最終話までで一応回収。

1期目が終わるときには「ここまでがプロローグ」みたいなことを書いていた気もするのですが、結局 SEASON 2 を終わってもヴィンランドには辿り着かないわけで、結局「この後からが本番」みたいな言葉を繰り返す羽目になるのかなあという気もします。

最新刊が26巻に対して今回のアニメ化は15巻の頭くらいまでなので、この先も長いですよね。原作も完結はしていないわけで、最後までアニメ化されるものなんでしょうか…?

アニメ化を待てずに原作漫画を読んでしまう人もそれなりにはいそうですね。まあ私としてもそれがお勧めなんですが…。

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 239
サンキュー:

21

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

刻め、魂の慟哭を

【魅力的に思った点】
・圧倒的な完成度
・キャラが魅力的
・重厚な人間ドラマが味わえる

【残念に思った点】
・一歩を踏み出すまで足踏み状態なこと

【総評】
・90点
  とりあえずこの点数付けてますけど、この主な理由は現状3期があるか不明だからです。内容自体にはちゃんと意味があるのを感じられますし、なによりも人間ドラマのほうがしっかりと描かれていて見応えもあるので、この停滞がちゃんと今後に繋がるのであれば100点満点付けても全然おかしくない作品だと思います。
  あとは私から特に言うことはないかと。なによりも自分の目で見て自分なりの何かを感じるのが一番重要な作品だと思うので。

【こんな人におすすめ】
・魂が震える作品が見たい人

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 254
サンキュー:

8

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

私は原作派。

原作既読です。
ということで、ストーリー展開を知ってるわけですが、
アニメ版もほぼ原作に準拠して作られていました。

原作のあのシーンを映像化するとこうなるのか、
という新鮮味はあったのですが、
なんだろう、原作の方が胸にくるんですよね。
(ただ、エイナル役の武内さんは良かった。
すごく、エイナルしてましたw)

たぶん、原因はみなさんも言ってるように
テンポなんだと思います。
本当は1.5クールぐらいがちょうど良くて、
半クール分が長尺に引き延ばされた分、
感情に訴える力が少なくなってしまったのかな。
推しの子や鬼滅の刃みたいに、
ロング回を作れば、1クールできれいに収まったかも
しれません。

原作のアルネイズ編も大事なストーリーですが、
おもしろさでいうと、この続きの方がおもしろいです。
しかも次こそ、新キャラが増えて、トルフィンが
ある大きな決断をするまでの壮大な話になるので、
2クールでじっくりやってほしいです。

とりあえず、原作ファンとしては、
アニメ化を続けてくれてありがとうという気持ちです。
(すごくNHKっぽいのにNHKから外れたのは
なんでだろう)

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 202
サンキュー:

18

ネタバレ

アンデルエレーラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

無感情

個人的に待ちに待っていたヴィンランド・サガの続編

シーズン2はまさかの{netabare}奴隷{/netabare}スタート。
{netabare}アシェラッドを亡くし{/netabare}、生きる目的を失ったトルフィンだったが、
エイナルと出会い、農場の人々と出会い、少しづつ、自分の過去と向き合い始める…

比較的静かな物語の立ち上がりから、{netabare}クヌートとの再会までの流れはお見事!

レイフのおっちゃんの努力も実を結び、
トルフィンが故郷へ帰る様は、感慨深いものがありますね。{/netabare}

ただ、ただ… 全体の印象としては…
期待していたほどではありませんでした:(
1期が凄すぎたかな〜

2期は簡単に言えば、トルフィンの{netabare}心の成長物語{/netabare}な訳ですが、
その過程で、好きだった、「トルフィンらしさ」が無くなってしまったんですよね。

{netabare}「非暴力」{/netabare}の道を進む中でも、
もっと感情むき出しの、猪突猛進の、バカだけど絶対に諦めない
そんなトルフィンが見たかったというのが本音です。
 

ー余談ー
制作会社が1期のWIT STUDIOから、MAPPAに変更になりましたが…
ど〜したMAPPA? 作画・演出共に、1期の方が数倍良かった(T_T)

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 92
サンキュー:

8

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしいクオリティ。しかしこの展開は… 目が離せませんでした。

1話感想 素晴らしいクオリティ。しかしこの展開は… 目が離せませんでした。
1期は大変素晴らしかったです。
クオリティは抜群に高い。さすがMAPPA。
2期もただただ楽しみですね。

しかしこの展開は…。目が話せませんね。
今後とも楽しみです。

面白い作品にはそれ以上語ることがないですね。黙って見守ります。

全話感想
大変素晴らしかった。作画が美しく内容も重厚で素晴らしい。

しかし、最初からほぼ最後まで奴隷ぐらしという、非常に地味なシーズンでしたねw
前回は戦場を駆け巡る華のあるシーズンでしたが。
しかしその中でも、トルフィンを始めとするキャラクター達の成長が見られる、心に染みるシーズンになりました。

このままヴィンランドを目指すぞ、で完結するのかな? と思うくらいに美しかったです。
でもまだ連載は続いて、本格的にヴィンランドを目指していくのですね。
ではいつか3期を楽しみにしています。

しかし最終回の姉ちゃんが全部持っていきましたねw
100発耐えぬいたトルフィンが1発でw 笑いました。

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 174
サンキュー:

6

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっとレベルが違う

ストーリ、演出等、すべての面で、他のアニメ作品とは一線を隔すような出来。
しかしながら、話が進まない。
ずっと農場を耕していたが、1クール目の終わり、12話くらいまできて、
ようやく面白くなってきた。
どんだけ長いんだよ。
でも、クヌート王の立つ塀にヤモリが歩いている描写を入れるところなど、
製作側の余裕を感じられる。
第2期は全24話のようだが、果たしてどこまでいくのやら。

6/20 追記
全24話。壮大な物語もいったん区切り。
綺麗に終わってくれた。
前半よりも盛り上がったとは思うが、結局農場が舞台だった。
Season1が世界を股にかけた戦いの物語だっただけに、
今回は地味にまとまってしまったという印象。
もちろんトルフィンの行動を非難するつもりはないし、立派だと思う。
ただ、エンタメとしてはどうなのと思った次第。

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 170
サンキュー:

13

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なかなかの見応えだった

長かったけど 見応えあった
大河より見応えあった

投稿 : 2023/06/20
閲覧 : 76
サンキュー:

1

ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

「戦記もの」というジャンルにおける屈指の名作候補

●This is 【グノーシス主義】

2期の見どころの一つは主人公の成長がいかに描かれているかと言うところであります。

あまりに血生臭過ぎた{netabare}1期とは対照的なまでに何が何でも戦いを避けようとする
主人公の姿勢には好感が持て、成長の跡を感じることができます。

戦闘狂のヴァイキングだからこそ反戦主義者にもなり得るという発想には
とても共感できるところがあるわけですが、しかしながらこの反戦主義的な
主人公に対して、真っ向から強烈なカウンターを見舞うのが英雄王クヌート殿下であります。

バビロン、ソドム、ゴモラは住人の罪故に滅びました。
大洪水以前の人類も同様であります。

人が罪を犯すのは【禁断の果実】を食べたアダムの遺伝子によるものでありまして
この遺伝的で宿命的な罪のことを【原罪】と言います。

人は誰しもが生まれながらに罪人でありますので、ヴァイキングが略奪や殺人の罪を
犯してしまうのも必然であるということになります。

【原罪】故に宿命的に罪を犯してしまう人類を、無慈悲に断罪する神に対し抗議し
【反逆の意志】を示すクヌート殿下は、まさに【グノーシス主義】の申し子と言えましょう。

アダムが【禁断の果実】に手を出し、堕落して、【反逆者】として楽園を追放されたのも
そもそもアダムに自由意思を与え、アダムをそのように生み出した創造主の側に落ち度がある
のではないか?という発想こそが【グノーシス主義】の本質であります。

救ってくれない神に対して【反逆の意志】を示し、自らが「救世主」になると宣言する
英雄王様は【反逆のカリスマ】であり、「ユダヤキリスト教アンチ」の急先鋒ということになります。

そもそも「ヨムスヴァイキング」は北欧神話の神々を信仰している種族であり
キリスト教との相性は最悪であると考えられますが、ヴァイキングの一族は「ルーン文字」
を使用していたことから【呪術文化】に属しており、ヴァイキングは海賊の一派であることから
【フェニキア人】との関係性があるとも考えられるわけであります。

今は無きアシュラッドの故郷「ウェールズ」は【ケルト人】の文化圏であり、
【ケルト人】の【ドルイド教】には間違いなく【フェニキア人】の思想が
反映されていることが明確に見て取れることから、【ケルト人】は
【フェニキア人】の血族であると考えられるのであります。

英国王室は「ユダヤ人」との血縁関係があるという話がありまして、それが本当だとすると
土地を追われ北方に新天地を求め移住した【フェニキア人】と行動を共にしたと言われる
【ダン族】がその「ユダヤ人」に当たると推測されるわけであります。

「ウェールズ」出身のアシュラッドは「デーン人」のことを酷く嫌っていたことから
「デーン人」と【ケルト人】や【フェニキア人】には民族性に違いがあったということになりますが
「ヴァイキング」が優れた航海術を持つ【海賊】として活躍できていたのならば
【海賊の種族】である【フェニキア人】の技術を何らかの形で伝承していたのではないか
という予測が成り立つわけであります。

もしもノルマン人やヴァイキングが独自の高度な文明を由来に優れた航海術を有していた
とするならば、その高度な文明力を拠り所に略奪経済という原始的なものには頼らずに
【フェニキア人】のように海上貿易で発展でき、ローマ帝国に匹敵できるくらいの支配地域を
獲得できたはずでしょう。

英雄王クヌート殿下の活躍により後に北海帝国が建設されるわけですが
それでもローマ帝国には遠く及ばず、中途半端な印象しか持てません。

逆に言えば【フェニキア人】の文明水準が異常なまでに高かったということになるわけであります。

クヌート殿下による【反逆の意思】表明とヴァイキングの「救済宣言」は滅ぼされた
【カナーン人】の立場を代弁しており、【フェニキア人】の思想に一致するわけであります。

「ケルト人」と「デーン人」は対立関係にあったようでいて、結局は
共に【フェニキア文化】に飲まれていたという結論になるように思います。

そもそも「デーン人」のクヌート殿下が「ユダヤ人」と【フェニキア人】の宗教対立を前提とした
【グノーシス主義的】大演説をするのは、おかしいわけでありまして
確かに「聖書」を示唆するシーンはありましたが、ヴァイキングを統べる王が
聖書の内容を理解しており、しかも【反逆の意】を示すなど矛盾しているということになります。

クヌート殿下はケルト人の末裔アシュラッドと手を組んでおり、彼の死後は
彼の意志を受け継ぎケルト人の思想も受け入れたというのならば、
矛盾なく話が成り立つわけでありますが、このことにより明確になるのは
【グノーシス主義】連合を取りまとめているのは、やはり【フェニキア人】
であるという結論になるわけであります。{/netabare}



前期は間違いなく完成度が高く、心を釘づけにされた作品でありました。

今期は農奴となった主人公が農業を始めるという感じで、かなり地味な展開であり
その一方でそれでもやはり本作独特の重さが随所に感じられる作風のため、
前期以上に人を選ぶような状況になっているように思います。

それ故に人気作品にはなり得ないような気がいたしますが、それでもずっしりと重みを感じるような
物語には独自の魅力があり、一度見始めたら心を捉えて離さないような印象を受けます。

すべてを失った主人公が似たような悲劇にあった男と出会い
日々の暮らしをともにすることにより変化の兆しが現れる。

そんな地味な展開でありますが、主人公が今後どのように変わっていくのか
とても興味深く感じ、期待値は俄然高まるわけであります。

結局のところ前期からの流れを知らないと何が面白いのかさっぱり不明な類の作品ですので
まず前期を抑えることが必須であると思います。

{netabare} 7話にしてエイナルがかなり重要な発言をしたので取り上げてみようと思います。

彼曰く農作物栽培に必要なことは【祈る】ことであり、【供物】が必要ということであります。
そして祈るべき神として【ヤハウェ】(の神)と【フレイヤ】(神)の名を
連ねるようにして取り上げます。

【ヤハウェ】とはユダヤ教の神にして、人類の【創造主】である唯一絶対神的存在に対し
【フレイヤ】とは多神教であるところの北欧神話の愛と美の【豊穣の女神】であります。

【豊穣の女神】と言うと多くの場合、性欲を持て余す感じの超自由恋愛的行動が顕著で
要するに「エロエロの女神」であるというのが定番となっています。

「エロエロ」だから生命力に溢れ、多産であり、実りの女神であるという論法で
【豊穣の女神】は「エロエロ」であるのがむしろ望まれたということであります。

ちなみに【フライヤ】は「Fryday」=「金曜日」の語源でもありまして
【ヴィーナス】と同一視される女神であります。

【ヴィーナス】は【金星】でありますからそれを表す【八芒星】すなわち
【イナンナスター】と女神たちは1本の線で繋がるというわけであります。

【ヤハウェ】と【フレイヤ】と何気なく並べられた2つでありますが
その実は水と油でユダヤ教にしても(本来の)キリスト教にしてもエロエロの女神など
問題外でありまして、考え方は真逆ということであります。

【ローマカトリック教会】や【イエズス会】が【聖母マリア】信仰と称して
行っているのはその実太古の昔から世界中に伝わる「女神信仰」でありまして
どれもこれも本来のキリスト教に反する行いであります。

豊穣の女神信仰に欠かせないのが【供物】でありますが、
この【供物】について深堀すると色々と他作品にも繋がる発見があったりします。 {/netabare}

それについては別の機会にでも触れてみたく思います。

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 236
サンキュー:

4

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

新規やライトな方は厳しいかも

原作未読の新規の個人的な意見ですが、

『クオリティ高いが中だるみは否めない』というのが率直です。
ファンとアンチでもめてる?様子ですが、新規の自分としては
叩くほどではないが、言われてしまう要素はあると思います。
アンチが言うほど悪い作品ではないと思いますし
ファンが勧めるほど完成されてるわけではないです。




映像や世界観は1期と変わらず高クオリティです。
背景が個人的には好きですね


問題が1点あります(というかこの点で争ってる印象)



その問題なのが『展開、テンポが悪すぎる』っていう感じです
憶測ですが原作準拠でその原作の怠い部分がアニメにも影響及ぼしてる感じです。
1期のバンバンと話が進んでいく展開を見たい所ですが
必要かと思うほど中盤に葛藤みたいなシーンを見せられます。
葛藤を描いているといえば聞こえはいいですが
物語、見世物という性質上
凝縮してくれたら見やすかったです。

テンポ的には1期のまま2期にしてくれたら争いが起きなかったと思う……





ファン的には嬉しい感じの作りだと思います
逆に言えば自分のような新規やライトな方は厳しいと判断します。

世界観やキャラ作りはしっかりしています
ですが見せられてる感が強いので、1期はお勧めしたいですが
1期のノリで2期はお勧めは難しいと考えます。

投稿 : 2023/05/30
閲覧 : 151
サンキュー:

4

四万十たろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

好きです

原作未読。
1期もよかったですが、2期のほうが好きです。
奴隷として農場でゆっくりと話が進みますが、一人一人の心情がしっかり描かれており、時には何を考えているんだろうと考えさせられる描写に惹かれてしまいます。
物語は徐々に盛り上がりを見せており、今期のアニメ一番に毎週待ち遠しく感じております。

投稿 : 2023/05/09
閲覧 : 98
サンキュー:

5

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

原作からしてそうなんですが

ちょっとドラマ作りとしては真面目に作りすぎかも知れないですね。

「プラネテス」はいい感じに纏まっていたんですが、もしかしたら長期連載に向いていない人なのかもしれません

投稿 : 2023/04/13
閲覧 : 147
サンキュー:

2

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

大河のように、大地のように物語は悠々と進む。

 衝撃のラストだった前期からうってかわって、緩やかに物語は進む。土地を武力で奪うのではなく、毎日毎日毎日自延々と単なる言葉ではない文字通りの農業という果てない労働を通して育て上げる日々。それと同じように相棒のエイナルとの関係性も時間をかけて築き上げられるからこその尊さがここにある。


 剣を握るためではなく、農業をするための手にトルフィンが変わったことを映像で表現する演出も見事。同時にトルフィンがやってきたことの罪深さとも向き合うことになる。この深さが某紫なアニメにはなかったなぁ…。


 そんな中にぽんと入ってくる「大きすぎる富は災いを産む」という言葉一つとっても、個人の話だけではなく、国家一般にも、クヌート王のやろうとしていることも示唆しているように思える深さがある。悠々とした広がりと深さ、生き急ぎ過ぎで多産なようで多様性が失われがちな現在の日本アニメで稀有な骨太さは今期も変わらない。


 

投稿 : 2023/03/04
閲覧 : 227
サンキュー:

11

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

ファームランド・サガ編から漫画読みの支持を得る

1期は子供が親の復讐する成長?を追いバトル要素も多めでした
週刊少年マガジン連載なのでバトルを主成分に方向性がなされた時期

2期はアシェラッドの最後の言葉に向かう物語です
「トールズの言った世界のその先へトールズの子のお前が行け」
「それがお前の本当の戦いだ、本当の戦士になれトールズの子」
仇から次へ進めという助言が効いてくるのです
青年誌に引っ越してバトル濃度はかなーり抑え目です

トルフィンが新たに目標を見つけるファーム編から漫画読み達のハートをつかみます
やっぱ青年誌だとバトル控えめな減塩ヘルシーさがうれしい
奴隷・主人・客人と立場が違う状態から本当の戦士を目指せんのかな?
もう一人の主役格であるクヌート殿下が絡んでから事態は大きく動くことになる
とてもヘルシーに思えませんがどうなるんでしょう


ファーム編が終わってから漫画読みからの評価はさらに跳ね上がります
1期を振り返って視点を変えて見ると、
「よくも父上を殺したな!」と言われる側になっていく話です
トールズを追うことになるトルフィンの苦痛はここから本編であり、
ヴィンランド編のスタートになります

NHKが下りた不安もありますが3期があることを祈りましょう
外国視聴が高いからやると思いますし、
もしかして海外ドラマ化もある?などと思っています

投稿 : 2023/02/11
閲覧 : 260
サンキュー:

4

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

1話視聴時点

1期を見てから原作を一気読みしたクチです

現状1話のみ感想

1期はバトル主体にしつつも命の尊さ、人や動物、自然の営みや無常を描いた名作だったがおそらく今期は評価をされづらいであろう農場編

冒頭のノルド語によるポエムに始まり少しづつ、だが苛烈にヴィンランドの濃密な世界を叩き付けてくる構成は素晴らしかった
迸る様なやり様のない憎しみ、怒り、無力感
これらの表現の如何に卓越したことか
そして最後に描かれる幾千の揺れる稲穂の美しさ…本当に素晴らしかった
演出ももちろんだが音楽の功績がかなり大きいだろう
そこから繋がれる愁いを帯びたLMYKのEDもまた素晴らしかった

これはもう文句なしに期待していいだろう

素晴らしい作品をありがとうございます

PS:どうでもいいのだけれど彼の名前は海外でこう…取り沙汰されたりしないのだろうか(笑)

投稿 : 2023/02/07
閲覧 : 101
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

とても好きです

足を速めて生きる意味を探せ!トルフェン!

投稿 : 2023/02/06
閲覧 : 92

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

タイトルなし

4話を見て、とても満足して、トルフェンの成長を楽しみにしています!

投稿 : 2023/02/06
閲覧 : 83

きよたか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/09
閲覧 : 0

テンテンテン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/12
閲覧 : 0

liWfU59792 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 8

月桂樹 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/17
閲覧 : 2

かなまり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 1.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/07/23
閲覧 : 3

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/16
閲覧 : 11

アニオーター さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/14
閲覧 : 4

ケモ耳♡後輩 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/12
閲覧 : 9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:----

投稿 : 2024/05/18
閲覧 : 6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/16
閲覧 : 6

okiku さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/04
閲覧 : 7

MADMOO さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/26
閲覧 : 10
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ヴィンランド・サガ SEASON2のストーリー・あらすじ

新たな千年紀を迎えたデンマーク・ユトランド半島南部。仇敵・アシェラッド亡き後、生きる目的を失ったトルフィンは、「奴隷」として地主・ケティルに買われ、彼が所有する農場で開墾作業に従事していた。そこで、同じく奴隷の身分へと堕ちた青年・エイナルとの出会いをきっかけに自らが犯した罪と向き合い、生きる意味を見出していく。一方、イングランド王に即位したクヌートは「楽土」の建設に向けて、さらなる版図の拡大を目論んでいた。これは“本当の戦士の物語”プロローグのその先にある“償いと救済の物語”。(TVアニメ動画『ヴィンランド・サガ SEASON2』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年冬アニメ

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