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「BLUE GIANT(アニメ映画)」

総合得点
76.4
感想・評価
110
棚に入れた
387
ランキング
716
★★★★★ 4.1 (110)
物語
4.0
作画
4.0
声優
3.9
音楽
4.5
キャラ
4.1

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BLUE GIANTの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

JAZZミュージックコミック モーションCGアニメムービー

断続的微震動からの燃え滾る溶岩ぶっ飛ぶ大噴火

ドルビーアトモススクリーンでの圧倒的大迫力音響、

サックスソロはもちろんだがピアノソロパートに陶酔、

溢れる涙が止まらなかった。


キャラソロパートでのモーションは敢えてとなろう
実写とも交錯すその動作を踏まえ響かす音が相乗

コンパクトに仕上げた脚本により
音楽を前面に押し出す事に成功しているアニメ映画はなかなかないでしょう。

ドルビーアトモスでの鑑賞でもちろん素晴らしい音響だったが
主人公達はスリーメンバンドと少人数で肝も各ソロパートなので
通常音響スクリーンでも充分堪能可能でしょう。

一見をお勧めします(^ω^)

投稿 : 2023/03/02
閲覧 : 116
サンキュー:

17

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

引き出し、混ざり合って共鳴する

ド直球に3人の関係性やジャズバンドを組んで一緒に演奏していく中でのそれぞれの思いやバンドとしての活動を描き切って、圧倒的熱量で圧巻させてくる作品

演出はあまりにも立川監督風味というか、『モブサイコ』シリーズで見たいようなエフェクトや、臨場感を得られるような1コマモーションなんかは個人的には『モブサイコ』シリーズだからこそサイケデリックな感じと合っていて独特ながらとても好きな演出と位置付けて堪能しきったので、この音楽作品ではちょっと予想外だった。でも、臨場感やその場の熱量をアニメとして見せてこようとするという意気込みはめちゃくちゃ伝わった
けどCGIのモデリングもモーションも結構浮いてたのが勿体なかった。手だけとかだと悪くは無いんだけど、体を写して動かすと、ステージの変化する明暗と比べてあまりに影や反射が一定すぎるのがめちゃくちゃ目立ってた。難しい。かと言って『四月は君の嘘』みたいに上からの線画で描き直したみたいなのも大変だし、実写映画みたいな大雑把な調整でも意外となんとかなったりしない、2Dアニメ絵っぽい3DCGってそりゃ難しいよ

3人の関係がめちゃくちゃ良い形で続いて物語が展開していき、そして最後に終わっていくあの構成は凄くて、最初から言っていた「ずっと同じバンドじゃない」「喰っていく」というセリフがここまで綺麗に回収されるとは思わなかった
3人でバンドしていた時も素晴らしかったという描き方、あの青い空間はあの3人だから築けた。でも大は一人でもっと高い所へ行ける。その潮時を2人が理解している故のラストの引きはめちゃくちゃ好き

音楽はどれも凄かった。ただ盛り上がる部分だけを聞かせるんじゃ無い繊細な調整で全パート聴き入る事が出来て、演奏中にその世界に入り込むのにとても大きな役割を果たしてくれた
声優も、実写畑の若手俳優が演じる劇場版ありがちなやつだけど、3人全員良かった。特に大と玉田の微妙に残ってる田舎育ち感がクリア過ぎない舌足らずな演技が合ってたし、反対に沢辺は流暢なクリアでカッコいい演技が出来る人でちゃんと選んでたと思う

そんな感じで、題材と題名以外は全く知らない作品ながら凄い作品だと聞いていて、とても期待していた映画をドルビーの拘った音質で堪能し切ったけれど、サイコーだったね。独特ながら凄い演奏演出を大画面で拘った音質で見るのが良いと思います。劇場へ急げ

投稿 : 2023/02/28
閲覧 : 126
サンキュー:

14

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

熱量が凄いw

楽器を演奏している人ならハマるものがあると思います(*^^*)
ジャズピアニスト上原ひろみの音楽監督というより本人も演奏してますがw
そこに興味を惹かれて見に行きました(〃`𓎟´〃)

バンド全体を映した演奏シーンはCG感満載で違和感のある限りですが、主人公達の演奏シーンの迫力はとにかく凄いです( ゚д゚)
汗1粒にしても激しさが伝わってくるかなり熱いシーンでした!
見ているこっちも暑くなったくらいww
主人公達の金のない若者という人間臭さと泣けるような展開も切ないけど良かったです(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ᵕ ก̀⸝⸝⸝)

投稿 : 2023/02/28
閲覧 : 82
サンキュー:

8

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

JAZZを知らなくても音楽好きな方に観て欲しい。そして3Dはいらない

結論からいうと号泣😭
🎷
好きだったけど
原作はJAZZドラマーの方からは現実味がないと言われたが。
好きだったけど進展がないので去年読むのをやめる
🥁
本編
ノイズになったのは絵が三種類あり
原作のテイスト
原作のテイストでハッチングというか輪郭線以外の線でキャラの丸みや心情を表すもの
そして3DCG。。。これがひどい
のだめや四月は君の嘘のように
演奏者の動きとの完璧なシンクロは無くても良いのに
演奏シーンでたびたび3D。。。
てか3Dのときに顔と体格変わるのよね
いらんなぁ
🎹
しかしまぁ
音楽は上原ひろみ
さすがに演奏は彼女
聴いてるとそのテイストが聴こえる
そして監督は立川譲さんでモブサイコの方
モブサイコは単純な絵、それに効果的なエフェクトや前衛アートのような表現を加えるなど実験をしてたせいか
本編でも
JAZZを聴いた、それが音符の綺麗さ。。。だけではない、人間の感情の揺れと感動を
見事に再現したかと。
原作ファンにも嬉しい省いてるエピソードのカットを盛り込み
原作での素晴らしい表現、聴いてる人の顔をふんだんに盛り込む

上原ひろみさんの多分演奏に
『君のピアノの演奏はひどい』はツッコミどころでしたが😆
狭間ミホさんの名前もあったような。

3Dのシーンをスルーできれば素晴らしい映画かと。
ま、このシーズンが好きだったのもあるけどね。
ブルーノー。。いや、ソーブルーのラストは観たいシーンだったので私は満足。
っと、自分もJAZZとタップは昔好きだったな。。青くて羨ましい。。なんてね。
わたしには😭の作品でした。

JAZZは死んでる。。。なんてよくみるけど
JAZZフェスとかもりあがってるからよくわからん

でもまぁJAZZ知らない方にも興味持ってもらえれば
良いかな😆

立川譲監督はやばいな、もちろんいい意味で


※ちなみにのだめで演奏下手っていうシーンはあまりそう感じなかったが、玉田のデビューライブはめっちゃズレててへたくそ感がありリアルでよかったです

劇中、演奏中に汗のつぶやシンバルを叩くと何かが弾ける描写が。。
録音された音を聴くより生で聴くと違う
漠然と思ってましたが、こういう要素もあるのかなと妄想で思ったりしました。
サックスの光の描写も嘘かもだけどホントかもに見えました👍

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 139
サンキュー:

12

藤真 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

音楽アニメ界のTHE FIRST SLAM DUNK

原作未読。
映画館で3回観ました。
CGは荒いが、演出は良かったと思う。
何より音楽と脚本が良い。
続編やるなら絶対に観ます!

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 149
サンキュー:

11

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ライブがたったの1900円。

原作は一部既読です。
というか、映画の宣伝のため
ネットで大量に無料配信されている分を読みました。
原作は、好き嫌いはありそうだけど、
男子は燃えるはず。
大みたいに真っすぐに生きられたら、かっこいいです。

無料分の知識をこさえて、
楽曲が上原ひろみ監修という期待を込めて、いざ映画館へ。

これは、なんとお安いライブチケット代でしょうw

楽曲の迫力は、映画館の音響設備にピッタリです。
他のレビューでも書かれていますが、
大の音ってこんな音なんだと実感します。

しっとりでもなく、おしゃれでもなく、
激しいジャズ。
大の若さと情熱が、音になって伝わってくるようです。

たぶん2時間中、半分ぐらいが演奏シーンでしょうか。
目をつぶって音に酔いしれたい。
そんな風に思ってしまうほどです。

ただ、これはアニメなので、
もちろん目を開けて映像を見るわけですがw

アニメに見慣れている人や、
ハイクオリティのソシャゲCGを知っていると、
やっぱりCGのクオリティが気になりますが、
この素晴らしい音源を映像で表現したかったという
作画陣の情熱も十分に伝わってきます。

ストーリーは原作におまかせして、
いっそのこと上映時間は1時間でいいので、
スーパークオリティのライブ映画verが観てみたいものです。

投稿 : 2023/02/21
閲覧 : 281
サンキュー:

19

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

JAZZの一等席なら、ここで。

原作は読んでいないので、アニメ化が物語としてどうなのかはよく分かりません。

紙媒体でテナーサックスの度太くも円やかな変化(へんげ)を表現できるものかと懐疑的でした。


だから手に取ることができなくて、だからこそ演出に期待していました。

タイトルが、私の答えで、作品の答えです。


~     ~     ~


パッションの激アツさに完全にやり込められました。
ほんとうに最初から最後まで3人のガッツに中てられっぱなしでした。

セッションのパンチ力には100%打ち込められました。
五臓六腑がボディーブローを食らったように抉られっぱなしでした。

ソロパートのヒートアップには息遣いさえ忘れました。
目と耳をフル回転させても全く追いつけず、脳ミソを直接受け皿にするしかありませんでした。


そんな彼らの生きざまを支える、大人輩の厳しくもあたたかい眼差しがいけません。

そんなの見せられたら防御などどうしようもありません。

もうダメ。完敗ってところです。


~     ~     ~


物語がシンプルに過ぎているので、余分な雑味は何もありません。

それはそれは、憎たらしいくらいにJAZZの魅力が満載です。


演奏シーンでは、自然と身体が揺れだしてしまうし、立ち上がりたい衝動さえ湧きあがります。

パワフルな音に酔い浸り、心臓が引っ張り出され、魂なんか何度も昇天しそうになりました。


いえ、大げさにいっているんじゃありません。

本当に、本当に、ぜひ聴いて下さい。

観てください。


劇場の一等席が、あなたがJAZZを愉しむのを待っているんです。

投稿 : 2023/02/20
閲覧 : 182
サンキュー:

20

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

🏅ジャズ🎷演奏シーンが凄すぎて月🌘まで飛ばされるかと思いました

やがて世界的なテナーサックス奏者となる宮本大(だい)の足跡を描く、
ジャズ漫画シリーズ(第1部・5巻、仙台編~東京編序盤辺りまで購読中)の劇場アニメ化作品。

【物語 4.0点】
原作は明らかに連続アニメ化した方が適した連載コミック。
ですが原作再現よりも、映像でも“本物のジャズ”を届けたいと原作者が熱望。
これを受けスタッフは初手から音響設備で音楽体験を最大化できる劇場アニメで制作する勝負に出る。

構成は4分の1がライブシーン。
あとは東京編「JASS」3人のバンド活動を中心にピックアップしシナリオを形成。
そのあおりで仙台編にて“河川敷のコルトレーン”主人公・大(だい)を芽生えさせた恩師・由井など、大幅カットされたシナリオ多数。

だが決して物語が音楽の添え物というわけではない。
アドリブソロなどで回想カットを挿入し激情を昂ぶらせリミッター解除する。
演奏能力インフレも急激となるが、そこもバイト中のエアピアノ、エアドラムのカットで補完してエモさをアップさせる。
「ジャズは感情の音楽」、故にジャズの演奏は再現不可能な一度きりのパフォーマンス。
作品がこだわる価値観や、ジャズの火力を最大化するために必要なシナリオ熱量は十分確保されている。


【作画 5.0点】
アニメーション制作・NUT

演奏シーン。私は過剰な演出を排除して、ジックリと音楽を聴かせる映像の方が好み。
ですが、本作の場合は、テナーサックス中心に音楽が怪物級に強力。
ただ奏者をキャプチャーするだけでは絵が音楽に押し負けてしまう。

よってサックスが火を噴こうが、星を出そうが、演出が時空間を超越しようが。
この音楽と対峙するなら、アニメーションも総力戦だよねと納得するしかありません。

「すべての感情を音で表現できること」を至上とする大(だい)の音楽観。
受ける作画もセリフに頼らず、時に言葉以上に感情を爆発させる必要があります。

これに対応したのが総作画監督・キャラクターデザイン・高橋 裕一氏らのスタッフ陣。
『Vivy』でも歌でみんなを幸せにしたいAIの心の在り処という難題を取り扱った高橋氏。
サックスを描くのは宇宙戦艦を描くより難しいと愚痴りつつもw
彼らの画作りがフィットしたのも私にとっては大きかったです。

何より私は青の映像が大好物。
緻密に構築された青い東京の街並みを眺めるだけでうっとりしてしまうのですw


大(だい)がビッグになる未来は確定している本作。
大の伝説の始まりを関係者に尋ねるインタビュー形式の映像もしばしば挿入され、
巨星が頭角を現すスピード感を後押し。


【キャラ 4.5点】
★超新星若手ジャズトリオ「JASS(ジャス)」

宮本 大(だい)/テナーサックス……ほぼ独学でパンチ力のある演奏を体得。「世界一のジャズプレイヤーを目指す」が口癖のジャズの化け物。

沢辺 雪折(ゆきのり)/ピアノ・作曲……幼少より技術を積み上げて来た天才タイプ。大と出会うまでは才能を持て余し、片手演奏でナメプしたりしていた(ある意味これも伏線回収されるから凄い)ジャズシーンを変えると豪語するなど、大とはまた違った、ナルシスト方面のビッグマウス。

玉田 俊二/ドラム……サッカーサークルで燃焼しきれない衝動をこじらせた大学生。部屋に転がり込んで来た大に触発され叩き始めた初心者。キャリアの中で組むメンバーを変えるのがジャズバンドと割り切る2人とは対照的に、体育会系らしい仲間意識も持つ熱血漢。

以上3人の青春劇が基軸。
雪折の上手く弾きこなせているようで実は吹っ切れていない。
張り合える巨星・大に連れられ、ぶつかれる壁にまで高められることで初めて挫折と成長を知る。
器用なイケメンが不器用に足掻く様は、何度味わってもグッときます。


ノッてる若者たちを見定めるジャズ関係者の大人たちも渋くてグッド。
{netabare} 雪折にぞんざいに扱われた後、謝罪される豆腐屋のオヤジ。
玉田の成長するドラムが好きだといってくれたファンのおっさん。{/netabare}
衰退の一途をたどるジャズ。細々と語り継ぐファンのためだけに弾いていても仕方がないというのも一理ある。
ですが、巨星が出現した時、愛をもって見極めるだけのファンがいなければ、星は輝かず廃れるのみ。

ジャズだけでなくアニメ鑑賞などあらゆるジャンルの愛好家が肝に銘じたい心意気です。


【声優 4.0点】
若手俳優のメインキャスト3人の周りをベテラン声優陣が固めて安定をはかる、よくある劇場アニメの布陣。

最適解とは思いませんが、若い勢いを大人が受け止めるという構図が多発する本作ならそれもありでしょうか。

主人公・大(だい)役の山田 裕貴さん。
今年の大河ドラマでは、主君・家康にツンツンする重臣・本多忠勝役で好演中。
大口を叩くが実力もある若者の猛々しい演技が得意なのでしょう。
声だけの本作でも、その一端は発揮されていた印象。

山田さんは共演者とぶつかることで演技が引き出される憑依型の役者。
雪折(ゆきのり)役・間宮 祥太朗さん、玉田役・岡山 天音さん。
コロナ禍でも臆せず同世代俳優3人の同時収録を敢行したのも好判断だったかと。
3人のおバカな青春の掛け合いもまずまずのお味でした。


そんな若者の鼻面をへし折ったり、引き上げたりする役回りを演じたのが平(たいら)役・東地 宏樹さん。
日本一のジャズクラブを背負うプライドと責任から放たれるジャズ愛の鞭。
そこまで言ってくれるのかと私も胸のすく思いでした。


【音楽 5.0点】
Dolby Atmosにて劇場鑑賞。

担当は世界的なジャズピアニスト・上原 ひろみ氏。
劇伴だけでなく「JASS」のライブ楽曲群、EDも作曲。
宣伝のための無粋なポップス主題歌なんて要らない。全編ジャズで貫き通す潔さ。
さらには自身も雪折のピアノ演奏担当としてプレイヤー参加。

ジャズを知らないお客さんにも聞いてもらえる演奏をする。
ジャズで一番を目指すんじゃない。東京の音楽シーンのてっぺんに立つ。
作中主人公たちの大口に、現実のプロが全身全霊の音楽制作で応える。
この制作体制が既に熱いです。

サックスなどの音圧の強さが目立ちますが、繊細さも併せ持ちます。
こじんまりとした店のピアノは敢えて調律を甘くしてもらった
との上原氏のこだわりは、素人の私には高度すぎて分かりませんがw
真摯な音作りから醸される情熱はビンビン伝わって来ました。

繊細なのは音響も同様。
ライブ会場で熱狂する観衆などは臨場感があり没入させられました。

地味にお気に入りなのは、主人公が天候に合わせた選曲意図を汲んだ一コマ。
それが{netabare} ジャズバー「TAKE TWO」店主アキコとそこを練習場にする「JASS」の縁{/netabare} の始まり。
雨音とジャズが一体となった素敵なシーンです。


【感想】
2023冬アニメ。私の大本命が期待通り、いや想像を超えたパフォーマンスで魅せてくれました。

やはりライブシーンが圧巻。
{netabare} 星はあまりに高音になると赤を通り越し青く燃えるのだ。{/netabare}
アニオリだという演出も交えてタイトル回収されたクライマックス。
感極まった私の目頭もヒートアップ。劇場から出たあと鏡で見た自分の眼が赤すぎて恥ずかしかったですw

音楽アニメとしては今年随一とか、近年屈指とかではなく、
私の生涯の中でも指折りのインパクト。
青々と魂を燃焼される演奏シーン。必見です♪

投稿 : 2023/02/20
閲覧 : 686
サンキュー:

30

ネタバレ

AJzXp66824 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

音楽は素晴らしかったがストーリーが...

映画で初めてブルージャイアントを見ました,原作は読んでいません.
原作を読んでいる方はそこまで違和感がないのかもしれませんが,初めて見る私としてはストーリーが急ぎ足すぎる気がしました.物語がとんとん拍子でうまく進んでいくので,主人公最強系アニメ味がすごかったです.加えてキャラクターの3Dモデルの演奏シーンがくねくねしすぎて...違和感しか感じませんでした...あとドラムだけ3Dではなくアニメとして描かれていたのは何故なのでしょうか.
ただ肝心の音楽に関しては最高です,何の文句もありません.初めてTOHOシネマズのプレミアムシアターで映画を見た影響もあるかもしれませんが,やはり一流の方が演奏されてるだけのことはあると感じました.

投稿 : 2023/02/20
閲覧 : 180
サンキュー:

9

ネタバレ

メガマインド さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

初期衝動

余計なラブシーンがなくテンポよく、3人の若者のジャズに対するひたむきさが伝わる青春映画としてピカ一。
思わせぶりな部分もありますが、そこにはジャズに打ち込む男の世界
がありました。



仕事と両立してジャズを練習している彼らの姿をみて、自分も頑張らなければなと思いました。
ライブシーンは圧巻の一言。
クライマックスでさらに舞い上がりました。

好きなことを全力でやることはいいことだ。
やりたいことがあれば信じて、やればいい。



どんな結果があっても
自分が抱いた初期衝動を大切にしていきたい。
とても勇気をもらえました。

東京編で終わってしまいました、ぜひ原作の続きを読んでみたいと思えました。

投稿 : 2023/02/19
閲覧 : 90
サンキュー:

15

鈍物語 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

熱くてクール、そして青い

原作ファンでしたがこれは最高の映画化でした。
一発目、大のサックスの音を聴いた瞬間に泣いてしまった。
想像するしかなかった大のサックスが聴こえる。
開始10秒で満足してしまいそうでした(笑)
ストーリーは大が上京してSo Blueの舞台に立つまでで
大分、端折っていますが
2時間の尺上仕方無いのかなと
この映画の肝はJAZZ
上原ひろみが作曲。この人はやっぱり天才か
演奏曲全てがカッコいい
上原ひろみのJAZZを聴く為の映画といっても過言でないくらい

玉田の努力、壁にぶつかる雪祈、どこまでも真っすぐな大
熱くてクール、そして青い
10代の少年達が本当にカッコいい
ラスト20分くらいはずっと泣きながら観てた。
人生で初めて何回も映画館で観ようか迷うくらい
1つマイナス点を上げるとすると演奏シーンにちょいちょい
CGが使われているが
違和感が凄かった
キングダムのアニメの1期ぐらいのCGレベルで
これなら全て手書きで行って欲しかったかなとは思いました
でも、全然満足する映画なのでぜひ行って欲しい
今後、アニメ化してほしいけどjass編を映画化したってことは無いのかなぁ
ドイツ編期待したいけど
普通のアニメより金かかりそうではあるなぁ(笑)

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 85
サンキュー:

13

ネタバレ

ドウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

音楽アニメの最高峰(My favorite anime)

~あらすじ~
{netabare}ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大(ミヤモトダイ)が、卒業を機にジャズのため、上京。
高校の同級生・玉田俊二(タマダシュンジ)のアパートに転がり込んだ大は、ある日訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈(サワベユキノリ)と出会い、ジャズバンド結成を目指し、ジャズ音楽の道を歩んでいく...。{/netabare}
(一部公式サイト抜粋)

ジャズ音楽は、最高に熱い音楽だと知りました。
たぶん自分が映画館で観た映像作品の中で、一番泣いたかもしれない作品でした。
見てきたアニメ作品の中でも、歴代トップ10に入るくらいお気に入りとなりました。観終わった後身体が熱かったです。

迫力のある演奏シーンも見所でした。
ジャズをメインに置いた、音楽アニメですし。より音響を楽しめる劇場などでの鑑賞が、よりお得な作品かと思います。
2023年2月17日から公開中なので、時間のある方は劇場での視聴をオススメします。

本当にこの作品に出会えて幸せでした。
自分はグッズも買いましたし、ブルーレイとかも出たら買うかと思います。
面白かったです。

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 126
サンキュー:

16

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジャズってアツくてかっけーんだ!

石塚真一先生原作の劇場アニメーション作品。ジャズの知識、楽譜も読めないが、3年間ひたすらにサックスを吹き続けてきた主人公、幼少期からジャズピアノに全てを捧げてきた雪祈、ドラム初心者の玉田。以上の3人で紡いでいく作品。

120分に収めているということもあり、キャラクターの心情や展開に急ぎ足を感じる部分があったが概ね許容範囲。アニメーションも文句なし、演奏シーンの3Dも迫力を感じるものであり、音楽と共に自然と身体が動く。俳優3名が担当するメインキャストのお芝居も特に問題はありません。そして何よりの注目点は、上原ひろみ氏手掛ける音楽。どの楽曲も素晴らしく、終始鳥肌モノです。

投稿 : 2023/02/17
閲覧 : 162
サンキュー:

9

risa さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/15
閲覧 : 2

DAIKI∞ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/20
閲覧 : 3

まかろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/19
閲覧 : 1

こはく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/13
閲覧 : 2

のは さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 0

SK さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/27
閲覧 : 5

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/07
閲覧 : 6

KpFwG61030 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/03
閲覧 : 5

anikorepon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/25
閲覧 : 7

はる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/18
閲覧 : 6

3mei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/09
閲覧 : 7

たかし さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/24
閲覧 : 7

Porco さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/24
閲覧 : 7

hiw さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/16
閲覧 : 6

tea さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/03
閲覧 : 8

Zakkii さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/16
閲覧 : 8

アニメガタリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/15
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BLUE GIANTのストーリー・あらすじ

「オレは世界一のジャズプレーヤーになる。」
ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大(ミヤモトダイ)。
雨の日も風の日も、毎日たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。
卒業を機にジャズのため、上京。高校の同級生・玉田俊二(タマダシュンジ)のアパートに転がり込んだ大は、ある日訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈(サワベユキノリ)と出会う。
「組もう。」大は雪祈をバンドに誘う。はじめは本気で取り合わない雪祈だったが、聴く者を圧倒する大のサックスに胸を打たれ、二人はバンドを組むことに。そこへ大の熱さに感化されドラムを始めた玉田が加わり、三人は“JASS”を結成する。
楽譜も読めず、ジャズの知識もなかったが、ひたすらに、全力で吹いてきた大。幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈。初心者の玉田。
トリオの目標は、日本最高のジャズクラブに出演し、日本のジャズシーンを変えること。
不可能と思われる目標に、必死に真摯に、激しく挑む---。(アニメ映画『BLUE GIANT』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2023年2月17日

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