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「とある科学の超電磁砲[レールガン](TVアニメ動画)」

総合得点
90.8
感想・評価
10392
棚に入れた
41331
ランキング
48
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とある科学の超電磁砲[レールガン]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Lollipop さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

低評価です。

セリフが冗長。
御坂美琴の自分の能力を笠に着た粗暴な性格。
白井黒子の気取った話し方。
声優が中学生の声と合っていない。
作品のメッセージ性が皆無。
笑える場面が皆無。
てか精神的に未熟な中学生に治安維持活動させるってどうなのか。

木山春生と黒妻綿流は魅力的なキャラだった。
スキルアウト編以降はまあまあ楽しめたがやはり御坂美琴がでしゃばりすぎ感が否めない。
やっぱり主要キャラ二人が好きじゃないとものすごくつまらない。
禁書目録とよく比べるレビューを見るが、とある魔術の禁書目録の方が断然面白いしキャラも魅力的。

てか前半部分が本当につまらなさすぎて何度も観るの断念したがやっとレビューできた。とある魔術の禁書目録が面白くなかったらまた観る気はなかったのだが、意外と禁書目録が面白かったので一応観た。続編が面白いことを願う(泣)

投稿 : 2024/06/17
閲覧 : 301
サンキュー:

1

ネタバレ

覆面反対 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

当麻カッケー(^∇^)

7話のカエル人形爆弾…犯人に騙された女の子が初春に人形を渡そうとする→黒子に教えてもらった情報を思い出し、それを振り払い女の子を庇う初春

前に立ち塞がりレールガンを放とうとするもコインを落としてしまう痛恨のミス→「しまった…😨」という場面でさらにその前に立ち、能力封じの右手で爆弾を無効化💣🖐️

事件後…「今名乗ればアンタ(当麻)がヒーローよ😏」と口にする美琴…しかし「みんなが無事だったんだから何の問題もねえじゃんか、誰が助けたなんかどうでもいいだろ😒」と言い残し去る当麻

それに対してカッコつけちゃってムカつく…的に自販機に八つ当たりする美琴🦵 でも私はそんな捻くれた捉え方はしません…

当麻カッケー😍😂👏

それだけです…

(追記)6月9日…全24話見終わる。テレスティーナが本性表してからの言動がゲスい💀 そしてそのラスボスならぬゲスボスの野望を見事に撃ち貫く美琴の超電磁砲⚡️

投稿 : 2024/06/09
閲覧 : 59
サンキュー:

1

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

お気に入り

特に深い物語ではないけどそれが良い。キャラや友情ドラマ少し恋愛(といっても当麻と美琴だけかな)たまに戦闘でここまで面白い作品はないと思う。OPもテンション上がりますしね。

美琴が黒子でなく初春や佐天さんとも信頼を深めてく過程や当麻が出てきた時の初々しさや苦悩して成長する姿、どれも見どころでしたね。もちろんそれぞれ仲間同士の交流やドラマも良いアクセントになってました。レベルも皆バラバラなのにお互いを必要としているのがとても良いです。

とある科学の超電磁砲Fがある事を信じて楽しみに待ちます。

続編も同じ評価です。

投稿 : 2024/05/19
閲覧 : 62
サンキュー:

4

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本編の禁書目録よりも面白い

この作品は「とある魔術の禁書目録」のスピンオフ作品となりますが
個人的には本編の禁書目録よりも面白かったですね。

まず本作の魅力は何と言ってもメイン4人となる美琴・黒子・初春・佐天のキャラが魅力的で、
特に彼女達4人は能力レベルは違えど能力レベルに関係なく深い友情を結んでる所が良いですが、
とは言っても前半のレベルアッパー編は能力レベル0の佐天の悩みとかは共感出来る部分も多いけど、
改めて考えると本作は主人公である美琴のカッコ良さも魅力的なんだけど、
でも美琴とは対極的ともいえる佐天が前半の過ちを乗り越えて後半になって成長して行く所も魅力的で
個人的には佐天の成長譚としての部分が非常に良かったかなと思いながら
特に佐天に付いては最終話で皆の危機を救った金属バットの一撃には胸が熱くなる物が有りました。

後はバトルシーンは非常に面白いのと、それとOP・EDの主題歌も素晴らしい曲も多く
そしてストーリーも最後は爽やかに纏められて後味良く見られたし、
超電磁砲に関してはこの後に2期・3期と続いて引き続き面白くはあるけど、
でも1期だけでも十分に満足度の高い作品に仕上がってると思います。

【評価】

95点・3A級

投稿 : 2023/05/17
閲覧 : 263
サンキュー:

4

ネタバレ

ふひょー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観たい

美琴カワイイ!!

動画や特番とかでしか見た事ありませんが、敵も味方も魅力的なキャラばかりです。
1期OPの「only my railgun」はお気に入りで、何度も聴いています。
アニソン総選挙でベスト10入りするほどの名曲なのも納得ですね。

投稿 : 2023/04/22
閲覧 : 141
サンキュー:

6

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こっちは分かりやすい

インデックスはバトル中心なのに対して
こっちはバトルもあるけど女の子のきゃっきゃうふふが沢山見れてそれでいてみんな可愛い
個人的な推しは佐天さんかなぁ
魅力的なキャラが沢山いるし
みんな可愛いから見ていて飽きない
超電磁砲のオープニングは知らない人いないくらい有名だよね!

投稿 : 2022/08/21
閲覧 : 337
サンキュー:

7

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

御坂美琴の事件簿 その1

 全24話。

 面白かったです。ストーリーがしっかりしてましたし、メインキャラの皆がちゃんと活躍してました。

 最初の1, 2話の黒子の百合っぷりには少々引きましたがいちいち笑えますし、それ以降は小さな揉め事が後々の大きな事件に繋がるという「攻殻機動隊」的なサスペンス感があって、以外とストーリーしっかりしてて良かったですね。

 キャラについて、やっぱり一番注目なのが佐天さんですね。周りは皆能力があって、自分だけが能力がないという劣等感。この物語の前半はそういった劣等感に漬け込まれて痛い目を見ましたが、後半からはちゃんと反省し成長しました。大事なのは能力の有り無しではなく、仲間のために助けてあげたい気持ちなんだなと思いました。ある意味、今回の主人公なのかなと。

 あとは悪役について。前半の木山先生は単なる敵ではなく、子供たちのためを思っての行動だったと。だからこそ最後に子供たちに会えたシーン、そして飛行船でメッセージ伝えるシーンはうるっと来ました。
 後半の敵ですけど、これが清々しいほどの悪役っぷりwしかもCV:大原さやかさんなんですね。レイラさんやアリシアさんのイメージが強いから、なんか意外でした(* ̄∇ ̄*)。

 もともとOPがカッコいいから、という理由で視聴を始めましたが、思ってたより良作ですのでオススメです。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/03/28
閲覧 : 490
サンキュー:

25

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2021.11.3

2回目2021.11.3

投稿 : 2021/11/03
閲覧 : 227
サンキュー:

0

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

科学側外伝

1期はやはりレベルアッパーが印象深いですね。
レベル5のエレクトロマスター御坂美琴と初春&佐天さんが出会い超電磁砲エピソードのスタートの回ですね。

禁書の主人公である上条当麻も登場して美琴に絡まれたりと、最初の出会いあたりから当麻はずっと美琴に絡まれていましたねw

超電磁砲は外伝主人公の御坂美琴が主人公で科学サイドの物語となります。
レベルアッパー編は学園都市の能力開発により生まれた能力値を数値化してレベルが付けられます。
なので、レベルが全ての世界とも言えます。

ちなみに上条当麻もレベル0ですがアレはイマジンブレイカーが宿ってる為に能力が芽生えなかったみたいです。

一方、御坂側だと佐天さんはレベル0です。
そんな彼女もレベルアッパーに手を出してしまう。
レベルが全てとは言わなくて学園都市に来た以上レベル0はやはりショックだと思います。
彼女はレベルアッパーで能力が芽生えるのですがその対価として意識を失ってしまう。

美琴からすればレベルなんて関係ないと佐天に伝えていました。
ただ、佐天さんにはそれも重荷だった…きっと気を使われた様にしか聞こえない言葉だったと思います。

ラストの美琴の戦闘は迫力がありましたね。
レベル5第3位は伊達ではないですね(´艸`)*


後半は、初春と春上さんの話
初春の新しい友達の春上さん
彼女を中心に起きる怪事件の数々。
今回も科学側と言えばの名前が出て来ます。
木原…禁書目録も様々な木原が出てきます。
木原はアクセラレータも因縁が強く原作には木原はアクセラレータが対処する場面もありました。

美琴が初めて木原と関わったエピソードでもあります。
ラストのカーチェイス風バトルは面白かったですし黒子と婚后さんの登場はカッコ良かったですですし^ ^
一番活躍したのは、佐天さんでした。
彼女は能力が無くても皆んなを救える事を証明出来た素敵なエピソードだと思います^ ^

投稿 : 2021/03/25
閲覧 : 510
サンキュー:

22

ネタバレ

るぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とあるシリーズ最高傑作

物語は見るとどんどん引き込まれていきます。
スピンオフなはずなのに物語もちゃんと作り込まれています。

作画も綺麗です。

声優も違和感なくgood。

1期の主題歌only my railgunも最高です。

キャラはインデックスの主人公の上条当麻が好きではないのでマイナスさせて頂きましたら。

投稿 : 2021/02/07
閲覧 : 308
サンキュー:

5

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スピンオフ作品が売れるようになったのもこの頃くらいか

とある魔術からの科学サイドの視点という試み
外伝的なはずが売れている というのはこの頃からでしょうね


とある魔術の方ではインフレが半端ないですけど
科学の方はレベル性が少なからず活かされてるように思えました

とある科学ではアニオリ展開が2期にあるので
それが自分は有りだと思いました


とある魔術では語られてない
数日間の唐突な出来事の数々を妄想しながら見るのが楽しく見るコツかと

投稿 : 2021/02/04
閲覧 : 311
サンキュー:

7

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美琴お姉さまー!

あらすじはあにこれのを見てネ☆

超能力バトルに
女子の日常を足したみたいなおはなしかな


かっこよくってつよくてやさしくって
ちょっとツンデレかもだけど
こんなお姉さんいたら
黒子みたく
いつでもせまっていっちゃうかも♪

それからにゃんは
佐天さんに共感しちゃった
きっと一人だけおいてかれてるみたいで
つらかったんだよね。。。
気もちが伝わってきてにゃんもかなしかった

あと
この4人の中で初春さんだけ
あんまり目立ってなかったみたい
もっとかつやくできたらいいのになぁ☆

さいごになったけどOPもとってもいいよ♪

投稿 : 2020/11/20
閲覧 : 2490
サンキュー:

402

ネタバレ

たこわさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

木山先生のお話

作画の安定感と音楽の出来は素晴らしいと思います。
声優さんも言わずもかなです。
話の内容は難解な用語をばら撒いてさもシリアスな雰囲気出しているだけで面白くありませんでした。唐突で浅い。キャラも鬱陶しいのが多い。終盤のラスボスお姉さんも何故にそんな品のない暴言を吐くキャラにしたのか謎。
唯一、木山先生は良かったです。

投稿 : 2020/11/18
閲覧 : 244
サンキュー:

4

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

上がる音楽、疾走感にスカッと気持ちいい~!!

気になってたけど話数も多いしシリーズがいっぱいあって
いつ手を出すかと迷ってた「とあるシリーズ」です。

シリーズのどれから観ようかを「とある、順番」で調べて
『超電磁砲』と『禁書目録』の第1期のどちらでもという意見で
禁書目録のスピンオフながら
人気もあってわかりやすいと書いてあった
「とある科学の超電磁砲」からまずは試しに視聴。

結果、結構なペースで観終わって。

前半の女子中学生の日常シーンは少々退屈な時もありましたけど
ほのぼのと楽しめました。

事件の真相がわかってくる後半はスピード感がどんどん上がってきて
カッコいい超能力バトルに引き込まれました。

4人の女の子達がそれぞれ立場、能力は全く違うのだけど
魅力的だし人気なのわかります。
(普段の姿といざって時のギャップがみんな素敵なんですね)

御坂美琴
レベル5の圧倒的な能力の爽快感!レールガン気持ちいい~。
せっかくのミニスカートなのに黒子じゃないけどあのおパンツ><。
半袖シャツにベストで、ルーズソックス、
可愛いものにめっぽう弱い面もなんだか可愛いですね。
凄まじい能力なのにジャッジメントに所属してないってとこも
枠にとらわれない良い設定だなと。
悪いものは見過ごせない性格なのに、自販機蹴っちゃうとことか
何にもとらわれてない自由さがカッコいいな~。

白井黒子
レベル4ののあのクセのあるしゃべり方や美琴へのセクハラに
序盤は大丈夫かって・・。
それでもジャッジメントでの冷静な分析や、落ち着いた行動力。
4人の中でもしっかりしているのではないでしょうか。
テレポートで、急に飛び出てきて抱きついてくるところなんて
可愛くって、もう。

初春飾利
頭にお花が咲いてる癒しキャラですね。
初春と佐天さんの学校は長めのスカートの普通のセーラー服ってのも
常盤台中学と違ってていい感じ。
おっとりしてるけどジャッジメントってのが面白い。
パソコンを駆使して情報を集める凛々しい姿も見せてくれます。

佐天涙子
最初、会うたびに初春のスカートをめくるの必要?って。
そんな佐天さんはレベル0で美琴の能力に憧れてて
ちょっと切ないんですけど一番感情移入しちゃう子でした。
やってはいけないことと承知しつつも
レベルアッパーに手を出しちゃうのって理解できます。
友達の中で自分だけが取り残されてる孤独感。
力を持つことで役に立ちたい、仲間になりたいって理解出来ます。

音楽はOPがお気に入りで前期のOP「only my railgun」
後期のOP「LEVEL5-judgelight-」と両方とも疾走感あってとても
このアニメにピッタリな感じで良かったです。

最終話の高速道路でのバトルシーンでの「LEVEL5-judgelight-」の
カットイン、上がる~~!
敵の女の下品さがちょっと・・でしたけど、
美琴の「黒子~」叫びからの「これが私の全力だ~~」は
あ~スッキリした~。気持ちいい!!

研究所でのラスボス対決。
能力封じの中でのバットを振っての佐天さんの大活躍も
ちゃんとありましたね。
皆の力を結集してのラスト「only my railgun」カットインからの
レールガンにてラスボス撃退。
やっぱり良いな~~、スカッとする!!

「う~ん ホント退屈しないわね、この街は・・」
この続きのシリーズも楽しめそうです。

投稿 : 2020/08/30
閲覧 : 335
サンキュー:

35

ネタバレ

カマキリ宇宙人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ入門編として是非

魅力的なキャラクターに迫力のアクションシーン、心動かされるストーリー、ワクワクする世界観など面白いアニメの要素が全て入っていると思います。
今まで色んなアニメを観てきた方が観ても勿論楽しめると思いますが、私はアニメをあんまり観てこなかったって人にこそ観てもらいたい作品だと思います。現在3期まで放送されていますが、一気見すること間違いなしです!
この作品から奥深いアニメの世界に足を踏み入れてみては?

投稿 : 2020/07/19
閲覧 : 206
サンキュー:

7

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

みんなもかわいいモルモット

正伝はパス。

能力開発を目的とする研究学園都市が舞台。このシムシティのような街が自分は好き。

24話中10話程度がシリアスパートで、後は日常のドタバタ。電撃少女の昭和アニメを思い出す。主人公がウジウジせずブレないので視聴ストレスがない。

現実でも教育とか人材開発は投資なので、目的があり、結果(富国強兵とか?)が求められる。全ての投資が成功するわけではない。そこで結果を最大化しようと、倫理の境界を超えた議員や委員、研究者、エグゼクティブが日々努力する。正義をもって、人間は様々な競争に勝ち残るため、協力するように本能に刷り込まれているから。

教育は美辞麗句で飾られる。

せめてアニメの中だけでも能力より大切なものを表現し続けて欲しいと、リアル人生能力値レベル2以下くらいの自分は思う。

投稿 : 2020/06/17
閲覧 : 289
サンキュー:

16

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

跪礼するバーミリオン

原作未読。

『禁書目録』を補助線にするとわかりやすい。こちらは美術を除く他のすべての要素において、あの「本編」よりも数段上を行っている。どうしてここまで差が付くのだろう。もちろんその一因は監督にあるのは分かる。でも長井龍雪ひとりでここまでクオリティを引き上げることなんて、どだい無理のはず、・・・となばてあはいぶかしんでみたり。

上条当麻がストーリィに絡まないだけで、ほんとうに気持ちよくお話が進む。御坂美琴の屈託は彼女の言葉や能力に相応の重みを持たせているので、彼女が誰と議論してもバトルしてもそこには納得感がちゃんと生成される。また、ただのゲンコツとちがって、レールガンを放つ際の繊細かつ迫力あるエフェクト作画はじつに格好いい。

また、エレクトロマスターをはじめとする超能力バトルも、ひとつひとつきちんと原理みたいなものが伝わるようコンテが切られていて、それもおもしろい。大味なビーム合戦ではなく、ウソはウソでありつつもそのウソを成立させるホントがしっかりベースになっているので、その派手なエフェクト作画がきちんと裏打ちされていくのだ。

ひとつひとつのエピソードをたっぷりした話数をかけて再現するところも良い。時間的な空白はちゃんと余韻を生み、せせこましくあらすじだけを追いかける作業から視聴者を解放する。長井監督の群像作劇はあいかわらず絶品で、ひとり一人の座標がそのひとにしか立てない場所であることを、細やかな心理描写で表わしていく。

もちろん『{netabare}あのはな{/netabare}』や『{netabare}ここさけ{/netabare}』と比べると長井節の濃度は下がっている。でもひとつひとつの画が、ただ説明に奉仕するだけの画にとどまらず、キャラクタの感情や感性を浮かび上がらせる色気のようなものが織り込まれているところがすごい。

そう考えると、たしかに岡田麿里脚本の長井作品は、それはたいそう素晴らしいのだけれど、それよりはベタベタにエンタメに針を振り切ったコンテンツを、一段クオリティを引き上げる瞬間にこそ、長井龍雪の本領はあるのではないだろうかとさえ、思う。監督って、やっぱりアニメの出来を左右するのだなあ的なイイ見本。

原作マンガは未読だけれど、原案はあの「本編」の作者と一緒だということであれば、彼のなかでどうしてここまで「スピンアウト」と「本編」のクオリティの差を許容しているのかとたずねてみたい。もしかしたら、原作同士を比べてみたらそこまでの差はないかもしれない。だとすればいっそう、・・・そういうことなのだ。

衝撃:★★★
独創:★★★
洗練:★★★★
機微:★★★☆
余韻:★★

投稿 : 2020/03/28
閲覧 : 323
サンキュー:

7

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

レールガン視点での日常

3期が始まって、人間関係やどのエピソードで絡んだ
キャラなのかを忘れてしまっているので再視聴しました。
インデックスの3期の時も間がだいぶ空いていたので
ほとんど忘れていて内容が入ってこなかったので。

レールガン視点での日常で、中学生活の一般的な
話もあり、超能力者として巻き込まれるエピソード
もありで、10年前くらいの作品ですが、今見ても
全然古く感じませんでした。

超能力を持つものが住む学園都市でレベルが5段階で
分けられている世界。レベルが高い人への妬みや
低いものに対しての蔑みはあるだろうから、
レベルが低い人からしたら、レベルアッパーがあったら
そりゃ欲しいですよね。けどうまい話には裏があるとは
よくいわれたものです。そういう人間の欲や葛藤が
よく描かれていたと思います。
それと、科学者というものはどうしても
マッドサイエンティスト的な人に描かれてしまうのですね。

投稿 : 2020/01/21
閲覧 : 332
サンキュー:

16

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

決断主義からポスト・決断主義へ

周知の通り本作は「とある魔術の禁書目録」のスピンオフである。ゼロ年代のサブカルチャー文化圏の潮流の中でいえば「禁書」がいわば典型的な「サヴァイブ系」などの決断主義的想像力をベースにしているのに対して、本作は禁書の世界観を引き継ぎつつも、そこに「日常系」に象徴されるポスト・決断主義的想像力を導入している。

本作のメイン4人組、御坂美琴、白井黒子と初春飾利、佐天涙子の間にはエリート/ノンエリートの断絶があり、また黒子と初春と美琴、佐天の間にも風紀委員/一般人の断絶がある。本作はこうした異質な他者間における関係性のあり方を、いかにも禁書的な決断主義者である木山春生との対比でより鮮烈に際立たせている。

本作が本家禁書を凌駕する人気を誇るのは、「サヴァイブ系」への批判力としての「日常系」の台頭というゼロ年代サブカルチャー文化圏の潮流を物語レベルで内在化させる事に成功したからなのだろう。

投稿 : 2020/01/12
閲覧 : 337
サンキュー:

6

ネタバレ

筒井筒 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今期は、3シーズン目スタートですね。で、1機を振り返る。

科学の進歩は日進月歩。
レベルアッパー事件が起こる前触れの、無能力、低能力者の件。
そして、レベルアッパー事件を解析している間の時間の横道的なショートストーリー。
その時間の結果浮かび上がるテレスティーナの策謀。その悲哀。
超能力ものとしては、そうです。

しかし、舞台となる学園都市での住民たちの生活描写の中にある、我々視聴者に対するささやかなメッセージ、名シーンなど、糧になるものも、癒されるなるものも、共感することも、いろいろあります。

ツリーグラムのぶっ壊れた理由を知っていますか? 人の進化は、人知を超えて生まれるものなのです。彼らが、自分と向き合うことが、すでに世界の予測を揺らがせているのです。それに、機械が気付いたのでしょうね。だから、未来ある将来を描き続けるのでしょうね。

SSを見た状態での感想としては、バトルアニメっぽさ(ダークサイドの登場)が強く、娯楽性と、実験的な感情操作(「こういうのってどう思うかなぁ?」というクリエイターの疑問なんですが、答えが出ないアレです。)などを使って、SSはできています。

っと、SSの感想を上書きしていないので,それはまた後で。

投稿 : 2020/01/06
閲覧 : 390
サンキュー:

8

ネタバレ

トオル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

とあるシリーズを初めて見た者です。

主人公御坂美琴は学園都市の中の7人のレベルファイブの1人である。気が強く、気性が荒れやすい性格。そんな御坂は仲間と共に事件を解決していく。

日常的なことと事件を解決するという二つがちゃんとつながっていて面白い。

投稿 : 2019/11/28
閲覧 : 346
サンキュー:

5

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

頑張れる人と頑張れない人

みさかが主役のお話。
禁書目録よりこっちの方が私的に面白かった。
一応小さいストーリーが何本かっていう感じですが、最初から最後まで話が繋がってるとこも好きです。

1番共感できたのはさてんさんかな。
自分には何にもなくて、周りの人が羨ましくて、でも誰にもそんな自分を見せたくなくて。。。
凄い人が努力をしているのは知っててもおんなじように頑張れるわけじゃないですし。
それでも明るく笑うさてんさんは強いなぁって思いました。

久しぶりに面白いアニメに当たった感あったので見てない人はぜひ。

投稿 : 2019/10/16
閲覧 : 255
サンキュー:

7

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ジャッジメントですの。

詳細はインデックスでも。

って、そのインデックスがピンと来なかったので、
そのスピンオフであるレールガンもスルーしていた
のですが、今期(2019年夏)にアクセラレータを
やるということで、観ておこうと。

これ、面白いですねえ。
メインキャラが4人でスッキリとしていますから、
ストーリーがスッと入ってきます。
まだ1クール目までですが、展開もメリハリが
あって、非常に良いです。

続きは完走後にでも。

=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
基本的に日常系ベースで、各クール終盤にガッツリ
謎解き&バトルが入るという構成でした。

これは人気が高いのも無理はないです。
各要素とも素晴らしいクオリティでした。

ちょっとインデックスの当麻を無理やり出している
感じがありましたが……。

秀逸なのは、いわゆるラスボスの使い方が上手い
というところ。1クール目は木山。2クール目は
テレスティーナ。それぞれが、シームレスに物語に
絡み合うところが観ている側にも合点の行く内容。
また、脇を固めるキャラたちも魅力があり、24話
2クール一気に視聴してしまいました。
{/netabare}
うん。いろいろな方がいってますが、インデックス
よりも、スピンオフのこちらのほうが面白い。
(個人の感想です)
そして、名曲として語り継がれる「only my railgun」
は世界観にバッチリ合って、たしかに名曲ですね。

投稿 : 2019/07/12
閲覧 : 346
サンキュー:

7

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

確かに!

確かに本家より面白い!と思いました!
重い話もありますが、サラッと観られる話も結構あり好印象!
1期の方がライトでイイかもしれませんね(^^♪

投稿 : 2019/06/24
閲覧 : 268
サンキュー:

6

ネタバレ

kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私的に今まで見たアニメで一番好き

某ニコニコ動画で「only my railgun」を聞いたのがきっかけで見た作品。

この作品で「とある」シリーズを知った。

序盤を見て、禁書目録も見る事になったが、こちらの方がスピーディーで楽しめた。

美琴、大好きです。でも、佐天さんはもっと好きかも…

投稿 : 2019/06/08
閲覧 : 273
サンキュー:

9

ネタバレ

ただのアニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後まで見ないと、魅力が、伝わらない作品。

公式のあらすじ...
{netabare}東京都の西側3分の1の規模、総人口230万人の内8割を学生が占める「学園都市」。
そこでは学生全員を対象にした超能力開発実験が行われており、全ての学生は「無能力者(レベル0)」から「超能力者(レベル5)」の6段階に分けられ、様々な能力を開花させている。
学園都市でも7人しかいないレベル5の一人であり、電撃を操るその能力から「超電磁砲(レールガン)」の通称を持つ御坂美琴は、学園都市で起こる様々な事件を解決していく。{/netabare}

感想
{netabare}結構、有名っぽいですね。
最初と最後で感想が、違いすぎるので、分けて、レビューします。

前半観たときの評価:
{netabare}なんか、ストーリーとしての魅力が、足りないのかなあ...って感じでした。
というか、評価が、高かったから見てみたのに、残念って感じでした。
キャラも黒子って人と主人公以外、あんまり、個性がないような気がします。
っていか、治安、めっちゃ、悪いですね。
警察っぽいこと(ジャッジメント)を中学生にやらせるって...
ただ、OPは、良かったように思います。{/netabare}

後半見た後の評価:
{netabare}前半が、嘘みたいな、ストーリーの良さ。
もしかして、前半は、準備運動。みたいな感じだったんですかね。
キャラには、黒子と、主人公以外、あまり好意は、持てなかったです。
というか、前半と後半の差が、凄いですね。
まあ、あくまで、個人意見ですが...{/netabare}

「全体的な感想」
{netabare}この作品は、最初と最後で、とても差があると思うので、最初のほうだけ見て断念する方は、勿体ないと思います。
個人的には、結構、楽しめたアニメでした。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2018/10/17
閲覧 : 533
サンキュー:

29

ネタバレ

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最終話はとあるシリーズ屈指の熱さ

 1クール目はオリジナルがあるにはあったが、特別奇を衒った話はなく、王道的でシンプル(ちょっとした怪事件を解き明かし、最終的に友情で結ばれる佐天と重福とか)で悪くなかったし、基本的には原作をベースに時系列入れ替えや肉付け、補完が加えられていて、改良と言える。
 たとえば、強盗退治。原作だと、御坂が強盗の攻撃を避けた際に持っていたクレープを服に落として、服が汚れた事にイラついて強盗に対しレールガンを放つ。切れる理由としてはもっともだが、レールガンは少々やりすぎと思われる面もある。しかしアニメでは、佐天が強盗から子供を庇って傷つけられたことに怒りレールガンを放っている。これでもやりすぎと言えばやりすぎかもしれないが、「服が汚れた」よりは御坂の怒りに感情移入できる理由だろう。 
 プール掃除回を早々に持ってきたのも良かった。原作だと、プール掃除はレベルアッパー編の後で、「どんな理由であれ寮則を破ったことにペナルティーが必要」という寮監の理屈は分かるが、神視点の我々からすると「御坂はあれだけ頑張ったのに、いくら結果的に寮則を破ったからと言ってペナルティーは不憫」という感想を抱いていた。その点アニメでは、比較的妥当な理由でプール掃除ペナルティーを持ってきた事によって、原作で感じていた不憫さがなくなった。
 また、上条好きの自分としては、上条の出番が多少とはいえ増えたのも嬉しかった。
 12話での御坂vsAIMバーストも良かった。原作だとAIMバーストからは言葉になっていない言葉が出ていて、御坂の口上も悪くはなかったが特別感動するものではなかった。その点アニメでは、レベル0のコンプレックスを出し、それに対する御坂の口上も応援をしている感じがして良かった。オンリーマイレールガンが挿入されたのも熱かったし、特別バージョンEDも良かった。
 2クール目はオリジナルで、日常シリアスいろいろあったが、日常については面白くはなかったが劇的につまらなくもなかったので、取り立てて文句をつけることろはない。ただし、スキルアウト編はつまらなかった。よく言われる批判の一つだろうが、固法が付き合っていたという設定。これ自体嫌という人もいるだろうが、自分はそこまでは思っていない。ただ、付き合っていた相手が不良って言うのが微妙すぎる。言ってもサブキャラだからまだどうでもいいと言えばどうでもいいが、これがメイン級のキャラだったりしたら非難轟轟だっただろうし、自分もケチ付けていた可能性が高い。
 もう一つメジャーな非難どころとして、キャパシティダウンが挙げられるだろう。これに関しては後述するが、熱い展開に繋がるエッセンスとなっているので大きな不満はない。かまちー監修らしいし。原作で出てくるAIMジャマーのように、AIM拡散力場に干渉するなら、能力者ならば特別な対抗策はないように思えるが、この場合は「耳栓すりゃ大丈夫そうじゃね?」などの比較的簡単と思われる対抗策がありそうで、その辺どうなってんの説明ないの?という感想も抱かなかったと言えば嘘になるが、まあこれくらいのガバは原作でも多々あると言えばあるし、その辺のもやもやなんかどうでもいいと思える程度には、ポルターガイスト編は良かった。話の完成度自体はまあまあ程度だが、最終話の熱さが別次元。黒子と婚后の共闘から始まり、木山の力強い諦めない宣言。「黒子ーっ!」という御坂の全力の呼びかけ対し「お姉様!」と呼応し、テレポートでアシストする黒子。黒子のアシストを受けて「これが私の全力、だああーっ!」の叫びと共にレールガンを放つ御坂。御坂を運んだという意味で固法すら活躍した。挿入歌のレベル5ジャッジライトも熱さに拍車をかけた。
 後半は、初春の助言でキャパシティダウンを破壊する佐天など、力が弱いやつにも見せ場を作ったのは見事。レールガンとレールガンのぶつかり合い、つまり必殺技と必殺技のぶつかり合い、さらには敵の予測を上回るという少年漫画好きにはたまらない王道燃え展開に、挿入歌オンリーマイレールガンは最高だった。ぶっちゃけ、テレスティーナが1回目に負けた時は、「媒体を変えればレールガンの距離が変わるの分かるだろ」という気持ちもあったが、純粋に力で打ち勝ったレールガンvsレールガンは最高に熱かった。最後の最後には木山先生も救われるおまけつき。メインにも脇役にも分相応の活躍の場を作ったのは見事としか言いようがない。
 アニメオリジナルは大概クソだが、アニレーに関してはかなり良い部類。盲目的な原作信者がアニレーを叩いているが、彼らは「どのように改変されているか」、オリジナルのクオリティー如何にかかわらず、「改変されているという事実」「オリジナル回があるという事実」だけで反射的に叩いているだけだとしか思えない。

 一つ、最終話vsテレスティーナ2回戦時、御坂がレールガンを放つときにあえて伏せられた言葉について私見を述べる。
 結論から言えば、あれは「学園都市だーっ!」なのではないかと思う。口元の動き、口パク尺の長さ、それまでのやり取り、御坂の「本当退屈しないわね、この街は」などの発言を総合的に判断した結果、そのような結論に至った。
 口元の動きとしては、最後口を思い切り開けている所から「○○だーっ!」というのはほぼ確定と言っていいだろう。その直前は、口をイッーっとしているので、イ段の音で終わると推測される。さらにその直前は、口の形から判別すると、オ段の音で終わると思われる。口の動きから推察される音からすれば、「都市」は当てはまる。映像を見れば分かるが口パク尺の長さ的にも、「学園都市」なら丁度いいかほんの少し余る程度で、足りないことはない。「学園都市が居場所」との主張の御坂、「学園都市なんてサンプルの集まり」と主張するテレスティーナ、彼女らのやり取りから考えても、「学園都市」というのはそれほど不自然ではない。
 ただ、既に学園都市が居場所と主張している御坂が、改めて「学園都市」というのも繰り返しでくどいし、「○○だーっ!」の発言の前の「私の、私だけの――」の文脈とも若干合わない。「学園都市」を当てはめるなら「私の、私『たち』の――」の方がよりふさわしいはずだ。文脈で自然に当てはまるのは、パーソナルリアリティーだ。パーソナルリアリティーは『自分だけの現実』と書くので、「私の、私『だけ』の――」という文脈とも合う。文脈だけならこちらの方がふさわしいが、これだと口元の動きと合わないし、口パク尺が足りないように見える。それに、ここまで友情で押してきたのに、最後の最後で『自分だけの現実』というのも、これまでの展開と矛盾してしまうような気もする。もっとも、長井は2期で結構やらかしているので、最後の最後でやらかしただけかもしれないが。そもそも、友情が云々を言い出したら、「私の、私『だけ』の――」で既に若干アウトなのだが。
 とにかく以上から、文脈だけならパーソナルリアリティーの方がふさわしいが、「学園都市」でもそこまで不自然ではない、また、口元の動き、口パク尺、「本当退屈しないわね、この街は」という学園都市に愛着がある発言などから総合して、あえて伏せられた発言は「学園都市」だと結論付けた。
 長々と私見を述べたが、そもそもこういう「あえて伏せる」という演出自体あまり好みではない。ましてやとあるシリーズは考察よりも展開や決着の瞬間を楽しむタイプの、どちらかと言えば頭は空っぽにして見るタイプの作品だ。それなのに、作風と合っていない長井の自己満演出には辟易する。
 OPは、前期は曲が最高で、映像が若干地味。後期は曲が最高で、映像もサビからは良かった。EDは、前期後期ともに曲は良かったし、映像は地味だったが、EDで映像が派手な事などそんなにないので、映像に関しては普通。
 声優はまあまあ。田中敦子や伊藤かな恵あたりははまり役、大原さやかは安定した演技力、全体的には熱演も良かった。作画はJCスタッフがなかなか頑張った(怪しいところも散見していたが)。
 よって、総合的に良作。
 
 このころまでの長井は、とらドラとかも含めて名作製造機とも言えたのに、レールガン2期はどうしてああなった……。まあこの1期でも先述した通り、兆候はあったのだが……。

投稿 : 2018/10/08
閲覧 : 582
サンキュー:

34

ネタバレ

setuchi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これはいい。

と今更ですが、言ってみるw

「とある」シリーズは禁書目録と電磁砲で主人公が男と女で変わるお話で
基本的にどちらもその才能を駆使して一般的な倫理観から逸脱してしまった
敵役と戦うお話で、どちらの主人公も苦戦はするものの最後はきちんと
強さを魅せてくれる、そんなアニメーション。。
電磁砲は女子中学生達が奮闘するお話です。

2クールだけあり、各キャラの出会いからその変遷等をきっちり
アニメの中で魅せてくれていてキャラの魅力が上がりやすく親近感が湧く。
そんな彼女らが何かを守るために必死で戦う姿を見ていると
熱くなるし、主人公がきちんと強いのでw最後はスッキリできるw

CV 当時はどうか分からないけど、振り返れば豪華なキャスト。
  特に新井さんの才能が光りまくっていたw
  &ほぼto-loveるか。。という。。キャスト陣でした。

作画 ちょっと前のアニメにもかかわらず作画は昨今のものと比較しても
   あまり違和感がなかったです。寧ろこの画が好きかも。

音楽OP OPは凄く格好いい曲。個人的には白井さん登場のあの曲が。。
                       一番好きかなww

2クールで少し長いアニメですが、見ごたえ十分のアニメなので
私のように、長いから敬遠している様な方wいらっしゃいましたら是非。
おすすめします。

投稿 : 2018/09/28
閲覧 : 257
サンキュー:

8

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tuturu さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!

おもしろい!

投稿 : 2018/05/06
閲覧 : 276
サンキュー:

3

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とびてぇな~。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

佐天さん好き

レベル0なところが、能力のない自分と同じで、つい感情移入してしまう。
佐天さん大好き!

投稿 : 2018/02/20
閲覧 : 243
サンキュー:

4

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とある科学の超電磁砲[レールガン]のストーリー・あらすじ

総人口230万人、東京都西部のほとんどを占める巨大都市。その人口の約八割が学生ということから、「学園都市」と呼ばれるその都市では超能力の開発が行われているんですの。学生たちが能力の強さに応じてレベル0~レベル5にランク付けされるこの都市で、7人しかいないレベル5の第3位に位置する能力者、御坂美琴お姉さまが本作の主人公となる。この物語は、彼女が通うお嬢様学校、常盤台中学校とそれを取り巻く仲間たちの平和で平凡でちょっと変わった能力者の日常を描く物語ですの。(TVアニメ動画『とある科学の超電磁砲[レールガン]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2009年秋アニメ
制作会社
J.C.STAFF
公式サイト
toaru-project.com/railgun/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%81%82%E3%82%8B%E9%AD%94%E8%A1%93%E3%81%AE%...
主題歌
≪OP≫fripside『only my railgun』、fripside『LEVEL5-judgelight-』≪ED≫ELISA『Dear My Friend -まだ見ぬ未来へ-』、ELISA『Real Force』

声優・キャラクター

佐藤利奈、新井里美、豊崎愛生、伊藤かな恵、阿部敦

スタッフ

原作:鎌池和馬+冬川基、 監督:長井龍雪、キャラクターデザイン:灰村キヨタカ、アニメーションキャラクターデザイン:田中雄一、シリーズ構成:水上清資、プロップデザイン:阿部望、美術監督:黒田友範、色彩設計:安藤智美、撮影監督:福世晋吾、編集:西山茂、音響監督:明田川仁、音響製作:マジックカプセル、音楽:I'veSound/井内舞子

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