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「劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(アニメ映画)」

総合得点
76.5
感想・評価
85
棚に入れた
347
ランキング
706
★★★★★ 4.1 (85)
物語
4.0
作画
4.1
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.2

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☆の総合評価
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劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

灰原は俺がぜってー連れ戻す。

投稿 : 2024/06/24
閲覧 : 23
サンキュー:

0

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

歴代コナン映画No.1

灰原哀や黒ずくめ系は人気ある映画作品なのですがこの作品に関しては別格ですね
何か今までのコナンの映画だけではなく自分が今まで見た映画作品の中でも屈指の名作だと思う
2020年代に入ってコナン映画来ていますね
こういう一般アニメの映画の名作にももっと注目したいですね
大まかな内容についても今回は完全に伏せます
ちょっとこの作品のネタバレで大騒ぎがあったこともあるし
Aランクアニメで500点満点中433点

投稿 : 2024/06/20
閲覧 : 41
サンキュー:

1

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2024.5.28

2024.5.28

投稿 : 2024/05/28
閲覧 : 32
サンキュー:

0

ネタバレ

おかゆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

惜しい…

長年シリーズの音楽を手掛けていた大野さんが引退され
ハロウィンの花嫁に続き菅野さんが今作の音楽も担当されているが
両作ともに従来のイントロから綺麗にメインテーマに繋げるOPだったものが
フェードで繋げるものに変わったので不自然にはっきりと曲の切り替わりがわかり
全く気持ちが良くないのが非常に残念に思っている
往年のシリーズファンは毎年OPアレンジにも期待しているものだが
その楽しみがここ最近でなくなりつつある。

肝心の内容に関しては
やはりアクションシーンから最後まで怒涛の流れになると最高に面白く
コナン映画はやっぱりいいなあとなるのだが
今回は前半の事件パートが素材はいいのに持っていき方が微妙と思った

コナンの異常な知能に気づいたレオンハルトは
業火の向日葵のチャーリー警部の様な立場になれたのに
気づいただけで何も回収されずそのままOUTしてしまった
今回は特に「人種や年齢感の差別」というワードが出てくるだけに
コナンの知能を評価して手助けする描写があっても面白かったのだが…

また赤井の使い方が雑
本来の赤井ならたった一人で海中にいるとわかっているコナンをおいて
さっさと狙撃だけして立ち去らないと思う

ということでどことなく惜しいなあという部分もありつつ
結局灰原とコナンが綺麗に締めてくれた映画だった

余談だが毛利のおっちゃんの活躍を見せて欲しい
前作ハロウィンの花嫁では灰原を庇うなど一瞬だがかっこいい部分もあっただけに
久しぶりにかっこいいおっちゃんが見られるのかと思ったのだが。

投稿 : 2024/05/23
閲覧 : 28
サンキュー:

0

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想

面白かったです

投稿 : 2024/05/19
閲覧 : 31
サンキュー:

0

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

評価が高いのも納得

今作は黒の組織が絡んでくるお話。個人的にツボだったのはFBIの赤井(シャアの声の人)と公安の降谷(アムロの声の人)の会話。まさかガンダムのセリフが飛び出すんじゃないかとドキドキしました。あとジンの「クソシステムじゃねぇか!」ってセリフにはクスリとさせられるものがありましたね。とにかく盛りだくさんな内容で、黒の組織まわりの準レギュラーのキャラがゾロゾロ登場し、結構なキャラ数なのに、みんな色々見せ場もあって、ファンへのサービスもあって、迫力ある戦闘シーンやアクションシーンもあって、なおかつ灰原の魅力も存分に出して、謎解きもちゃんとあって、それでいて話がまとまってて、終わりもバッチリ決まってるし、ファンにはかなり痺れる作品かも。

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 86
サンキュー:

5

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヒロイン灰原確定

劇場版全視聴(2024.2)
ようやく、最近は「強請りたかり少年探偵団」の出番が少なくなって安心してる私です(笑)。まぁそれでも今回も例に漏れず、園子姉ちゃん頼みなわけですが、そこはお約束ですし、園子姉ちゃんの優しさであって、たかられたわけじゃないので良しとしましょう。いつからだろうか、歩美ちゃんが無自覚の悪女にみえるようになったのは(笑)。
今回は離島という事もあって、道交法違反もなく、またお邪魔探偵団も「灰原」を除き早々に離脱という、前回同様の展開でした。
そして灰原とコナンという秘密の共有者が更に強い関係となっていくのでした。蘭姉ちゃん頑張れ!(でも俺はずっと灰原派だけどね!)
あと、むりくり、アムロ、シャア出すのやめようよ(笑)。

私のツボ:普通に海自、米潜いそうだけどな

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 53
サンキュー:

1

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

灰原の株が限界突破しました。

投稿 : 2023/12/16
閲覧 : 44
サンキュー:

0

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

今回は満足です

ええかげん 黒の組織の話 進めてよ
そして コナン 蘭じゃなくて灰原にしとけよ・・

投稿 : 2023/12/02
閲覧 : 55
サンキュー:

0

ネタバレ

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

哀ちゃんが最高に可愛くてキールがかっこよかった!

お目当ては赤井さんだったんだけど、ニキもめっちゃかっこよかったよ~
過去作の中ではランク付けてもかなり上位にくる作品。

なんといってもメインキャラが総出演っぽい今回の作品はそれぞれのキャラが好きな人にもめちゃ楽しめる内容。

でも今回のMVP?マカデミー賞?はピンガ!
初回のエンドロール観た時は衝撃だった!村瀬さんがグレースと二役!?って2回目に観た時はじっくり聞いてみたけど絶対女性声優さんって言ってもわからないよ~って思った。村瀬さんすごい!

衝撃の哀ちゃんとコナン君のラスト水中シーンからの蘭ちゃんと哀ちゃんのシーンまで最後までびっくりの連続でした。


…一番の衝撃は赤井さんと降谷さんのスマホ越しのやりとりでしたが。。。

***************************
20230906(クロ)の日、舞台挨拶ライブビュー 一部覚書

>古谷さんのコメント、トリプルフェイスのキャラそれぞれの声音を使い分けてるって!

>哀ちゃんが130億超えの女だけど「次は僕が200億超えます」って宣言したり「13って数字が縁起悪いから140億までいきましょう~」って言ったり、まさしくだよね~
ジン?だったかな「このままずっと上映して来年2本立てで公開すればいいのに」って発言!なるほど…その手があったかってキャストがざわめくって(笑)

>ベルの「コナンくんは私の息子」発言とか(青山先生にベルの秘密を聞いたことがあるって言ったあとにこれはびっくりしちゃうよ!うっかりネタバレしたのかと思っちゃったよ^^;

>ウォッカがジンの兄貴が好きすぎて「兄貴」ってセリフ言うときに好きの感情がこもり過ぎてハートが見えてNGになったって言ってたと思ったんだけど、どのシーン??w

>ブラッククロージングのポスターを見ながらみんなでワイワイ言ってたの面白かった。ピンガもポスターに写ってたから「ピンガ、死んでないの?」って盛り上がってて、本編でも行方不明って言ってただけだったからもしかして…って思ったけどコナン君(みなみさん)が「いやいやいやいや(正体バレてるし)」って慌ててたのが面白かったり


楽しい舞台挨拶でした。

投稿 : 2023/09/07
閲覧 : 76
サンキュー:

1

ネタバレ

kaeru006 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

詰め込み過ぎ感があるが、面白い

下書き書いたまま放置してた(汗)今更ながら

哀ちゃん推しなら見に行かなくては!と初日からの映画館

いつもの映画館でいつものBESTIA(音質がよいやつ)での視聴

OPまでの流れとOPのいつもの口上は最近のなかでは一番好きだった。

目的地まではお決まりの {netabare}鈴木財閥{/netabare} のコネ笑
到着から不穏な空気があり、案の定 {netabare}警視庁{/netabare} と見るやコナンくんのいつもの暴走ー

その後は粛々とメインの施設パシフィックベイと {netabare}脆弱な{/netabare} システムの御披露目(汗)
さらに迫り来る黒の組織

そして、哀ちゃんの誘拐と黒の組織 {netabare}ピンガ{/netabare} の登場!
しかし蘭姉ちゃん強いよ...

この後はお待ちかねのタイトル回収&焦るコナンくん

哀ちゃん奪還作戦は{netabare}バーボンとキール{/netabare}の助けがあり、何とか奪還成功!
ついでに誘拐されたシステム製作者は後悔まみれでつられて哀ちゃんも号泣(かわいいからよし)

逃げられたから最終手段を実行するしかない黒の組織。
そして、システムを使って探そうとしていた、最近姿を見ないあの人とは!? どう見ても{netabare}阿笠博士{/netabare}にしか...

投稿 : 2023/08/21
閲覧 : 60
サンキュー:

1

はる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

歴代コナン映画の中で一番面白かった

映画館で観てよかった。特にストーリーが綺麗に纏まってて面白かったし、感動した。

投稿 : 2023/08/11
閲覧 : 73
サンキュー:

0

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

切な尊いっ!

「劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』」
哀ちゃんの気持ちの答えを見たような気が、、
原作は青山剛昌先生による漫画作品です(知っとるがな!)。

名探偵コナンシリーズはドンピシャな世代である私ですが、劇場版はすべて視聴しているものの、テレビシリーズを全話見られているかというとそうでもない、細かい伏線を掘り下げて考えてはいない、そんな私です。

そんな私ですが、コナンくんと哀ちゃんの相棒的関係が大好きです。
(蘭ねえちゃんすまん、、)
だって、きっと最終的に、蘭ねえちゃんは新一くんに守られる。
この二人の相思相愛は崩れない。
だからこそ、コナンくんと哀ちゃんが並んでいる姿は切なく、尊い。
ずっとそう思ってまいりました。

そしてこの劇場版。
コナンくん、哀ちゃんファンの方は特に、是非見ていただきたいっ。
是非見ていただいて、最後のシーンの解釈を教えていただきたい。

あれこれとネタバレはしません。
しませんが、最後のシーンはそういうことですか?!
哀ちゃんの気持ちは、固まったんですか??!

いやー、切な尊いことこの上ない。

本劇場版は、宣伝ポスター等を見ると黒の組織との対決に思われますし、実際にその側面も大きい。
ただ、いざ視聴してみると、名探偵コナンという物語のなかで、哀ちゃんの気持ちや立ち位置はこうですよ、哀ちゃんはそう決断しましたよ、というのを主軸に置いた劇場版だったと思えてならない。

あぁ、しばらくこの余韻から脱することは難しいだろうな。

以上、感想でした。

P.S:これを書いている今時点で、すでに興行収入がとてつもないことになっているそうですね!おめでとう!哀ちゃんの出番増えろっ!

投稿 : 2023/06/28
閲覧 : 168
サンキュー:

6

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

灰原哀推しにはたまらない!!

今作は灰原哀がキーマン!
ほのぼのパートは控えめで、ハラハラが多め。
ミーハー心で行ってきたけど、想像以上によかった。
感動するシーンも多々あった。
コナンくんは今回も大活躍。
1点だけ思うのは、黒づくめの男や灰原の過去等、
私みたいに久々にコナンを見る人はわからないところがあるかも。
まぁ、分からなくても全然問題はなかったけど。

気になってる人はぜひ劇場でみてみて!!

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 145
サンキュー:

5

あと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まずまず面白い良作アクションアニメ映画

コナン映画で黒の組織と戦う話で、灰原哀さんがヒロインにおかれた話。
とても評判が良かったのでそれなら!と結構期待して映画館に行ってみたのですが、感想としてはいつものコナン映画と言った感じで、特にこれだけウケている要素は思い浮かばなかったですが、普通に面白かったですし、楽しめました。ただ、ストーリーに結構気になるところがあったり、伏線の回収の仕方が雑だったりとで、まあストーリーに振っている作品というわけではないので気にするべきではないのですが、そこが気になってしまいました。ただ、シンプルに様々なキャラクターが登場して見せ場もあって活躍して、胸がときめくようなシーンもあるので、普通に面白い映画でした。

投稿 : 2023/05/22
閲覧 : 82
サンキュー:

1

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

劇場版
広告ありで115分

事前感想
最近恒例となっている黒の組織とのバトル会。
アイリッシュ、キュラソーとvs黒はオリキャラが出てきて作品内で退場するんだよなぁ。あとは事前情報として、海系の話・灰原可愛い・ジンの兄貴、というところくらいでいざ劇場へ。

あらすじ
日本の監視カメラを統括するシステムを世界で活用するため、ヨーロッパの監視カメラと繋がることになり、八丈島にその施設が作られた。
しかしそのシステムと中に内蔵された老若男女認証システムは黒の組織に目をつけられており、ヨーロッパシステムに物理的に侵入者が発生、職員も1人殺害される。
そのような状況の中で行われる開通式に警備として日本警察も呼ばれるが、結局システムにバッグドアが作られており、外部からハッキングを受けシステムはぼろぼろ。そんな状況の中で黒の組織は老若男女認証システムを組織用にカスタマイズしてもらうために製作者にスカウトを送っていたが断っていたある女性を拉致。
その女性がたまたま持っていたUSBに灰原とシェリーが同一人物ということを示すデータが残っており遂に組織に同一人物だとバレてしまう。
その後ウォッカとピンガが灰原をホテルまでお出迎えし、潜水艦に拉致するが、キールの裏切りにより女性と2人で脱出。
その時老若男女認証システムはポンコツだという報告がベルモットから入り、ジンは設備ごと破壊することに。

あとはピンガが、コナンと工藤新一が同一人物だとシステムで判明したという情報を持っていたが、結局ベルモットに騙されたジンが全てを破壊し、ジンたちの潜水艦もコナンが頑張って赤井が破壊したため真実は闇の中へ。

最終的にオリキャラ以外の黒の組織メンバーは無事にげおおせ、灰原の昔の知り合いも新システムの立ち上げのため見知らぬ国へ(機密情報なので言えないらしい)。途中派手な立ち回りをしたのに何事もなかったことになる、みたい。

感想
まず、面白かった!
不満点はもちろんあるのだが、やりたかったことについてはしっかりやり遂げており、伏線から最後までも筋が通っていたし、それぞれのシーンは迫力が半端ない。
また今回の個人的ベストキャラは博士。灰原は、昔から可愛いの知ってるし、いいシーンはいっぱいあったけど。それよりも普段の博士と灰原って

投稿 : 2023/05/18
閲覧 : 73
サンキュー:

0

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

灰原奪還戦

誰もが知る有名作品ですね。
一応、劇場版シリーズは全て視聴してるのですが、コナンでレビューするのは初ですね。
今回は中学生の時以来にコナンを見に行こうと思ったので書いて見ようかな?

何故、全シリーズを見てるのに過去作のレビューを私がしないのかには私なりの理由があります…………
ファンが多い作品に、この発言はブチ切れられちゃうかもしれませんが、私はレビュー書く以上は私が感じた事をそのまま書きたいので、嘘書けないので、正直に言いますが……

私は「コナン」の劇場版を見たら基本的に期待値を越えられてなくガッカリする事が多いのです。
歴代で3作品くらいしか面白いと思った事がないのです。

理由としては……
コナンの劇場版のPVの完成度のレベルが高すぎる……
他の劇場版アニメって知ってる作品は「知ってるから見に行こう」

劇場版のオリジナルアニメは「感動しそう、キャラデザ好きそう、だから見に行こう」となるんですが……

コナンはPVを見たら「今年の面白そうじゃん!めちゃ気になる」って毎年なるんです!
PVの作り方や演出が上手すぎなんです。
しかし、実際に見に行くと……山場の最初と最後以外が退屈で「まぁ、こんなもんか……」ってなるんで、PVがレベル高すぎて本編その物が、PVのレベルに追いついてない感を凄く感じてしまい。
なんだろ?最初の期待値が高くなる……PVとしても宣伝としても間違えなく大正解だし賞賛されるレベルだと思うけど、どうしてもね。

劇場に足を運ぶ事を躊躇ってしまうんです……
正直、テレビ放送が約束されてるしテレビで見ようとなってしまう(*꒪꒫꒪)
勿論、PVに使われたシーンは本編にありますし、そこは面白いです。
たまに、夢オチみたいな展開があるとなんか期待したのに悲しくなるシーンも過去にはありましたね……

で、そんな私がPVを余り深く見ずに劇場版に足を運んでみました。
テレビCMは殆ど見てない、最近、グリッドマンユニバースを3回ほど見に行ったらコナンのPVもしてましたが全てワイヤレスイヤホンつけて目を瞑って本編を待ってたので殆ど見てません。

そんな私が見て感じた。
今作のレビューがこちら!


普通に面白かった。
VS黒の組織で、灰原哀の正体がバレるってエピソードですね。

何か久々に見たからか、園子と白鳥警部の声変わってる感じがしたけどどうなのかな?

後は、コナンの子供のフリがレベル高いですねw
まんま子供。

今回の鍵を握るのが「老若承認システム」
元々は誘拐犯や逃亡犯を探したり出来るシステムですが、これを悪用しようとしたのが黒の組織で、ラム的にはボスを探そす為に使おうとしてたらしく、組織的には自分達の存在をカメから消しされる事に利用しようとしていたみたいです。
結局、それを使い偶然にもシェリーでもある灰原哀にたどり着かれ誘拐されるって展開ですが、最初から結構楽しめた。

って事は、ボスは何故か姿を眩ませていて誰も居場所を知らない……これは原作の何かの伏線かな?

灰原哀の拉致からコナン、博士、蘭の灰原哀の奪還戦は見物ですね。
蘭の登場の仕方が意外とビックリしました。
蘭と黒の組織の劇場版ゲストキャラとのアクションってあったけど、ウォッカやキャンティーナとか主要メンバーの前に飛び出すシーンはビックリしました。
今まで、黒の組織相手だと、基本は博士と灰原とコナンで立ち向かってたから新鮮。

けど、アニメでもベリツリーの急行で怪盗キッドを巻き込んだりしてたし、最近の組み合わせは面白い物が多い気もしました。

そこからのコナンのターボエンジン搭載スケボーと阿笠博士のビートル、ウォッカのカーチェイスの追跡激はスピード感あり楽しかったですね。

博士の「車をぶつけてでも止めてやるわい」の必至さとコナンの「何としても博士より先に車を止めねーと」ってコナンの冷静差の差が面白いw

で、灰原哀と老若承認システムの開発者の直美の正体は灰原哀の同級生。
で、老若男女システムを開発の理由が人種差別のない平和な世界にしたいと言う、気持ちから産まれてたり、実は彼女を灰原哀が虐めから救って標的が灰原哀になっても彼女は何も出来なくて、その事をか灰原に謝りたくて、このシステムを使いって灰原哀……宮野志保を探したかったって理由には素敵なものでしたね。

結局、そうした優しい気持ちから産まれたシステムが結果的には灰原哀を追い込む形になるのが悲しいですね。

後、直美が父を人質に取られて組織に従わせられようとするシーンが生々しい…………
最悪の選択肢じゃん……エグい……
見ててホントに酷い組織だと思いましたね……
こう言うウォッカみたいな人見てると良心が痛まないのかな?と思っちゃうww

黒の組織だとCIAの水無怜奈が活躍してた印象。
今回の脱獄は彼女無しでは成り立たなかったですからね。
灰原哀の正体がバレても、キール、バーボン、ベルモットは反対してましたが、よく考えたら……CIA、公安警察、FBIに潜入された組織ってなんかある意味マヌケにもみえますねw
それだけデカい組織って事なんだろうけどなんかww
逆にそれだけのエージェントがスパイしてるのに、組織名すら分からない黒い組織ってww

後、黒田兵衛は組織とは関係ないのかな?
日本警察で唯一、組織の存在を知り独自で追ってるのが警察組織で何かの部隊の関係者か……
今回、彼のセリフに組織が絡んでいた事に気づいていて黒の組織をよく知ってそうな発言が隠されてました。

潜水艦を撃破するシーンの赤井秀一の一撃はやっぱり凄いですね。
この人が居たら安定感がますし、安室さんの情報も凄い助かる情報ばかりでしたね。
結局、灰原哀が拉致られるのもコナンが折り返しTELしてたら……
コナンの「安室さん!あの電話ってもしかして」ってセリフに私は内心、電話に気がついたのなら電話しなよってなりましたww
結構、ツッコミシーンも色々とありました。

ただ、安室と赤井って仲が悪い?
安室が一方的?だけど心の底ではお互いを認めてるのが解るシーンがあるのも良かったね。

後は、今回主役の灰原哀……
彼女は組織にビクビクしてるイメージでした。
組織の怖さを知ってるからなんですが、そんな彼女がコナンと赤井秀一が組織と直接対決する場にコナンを救うために立ち上がるのはカッコよかったですね。

今まではコナンに救われてきた彼女ですが、立ち上がるべき時に立ち上がり踏み出す事が出来る女の子なんですね。
結局、彼女が来なければコナンは死んでましたからね…………

灰原哀の中でコナンがどう言う立ち位置なのかが解るシーンも良かったですね。
人工呼吸はキスに入るのでしょうか?
人工呼吸って人命救助なんでキスに含まれないけど、蘭にキスを返すって律儀な灰原哀
キス魔になる灰原哀がなんか面白くもありますね。

最後のパシフィック・ブイを破壊するジンの意思とベルモットの破壊する意思が重なるのがなんか良かった。

ジンは老若承認システムの「とある欠点(勘違い)」からの苛立ちと今後のシステムも進化が組織の不利益を産むからって点。

ベルモットはコナンがシルバーブレッドとしてのお気に入りだから、システムが生き続けたら今回の様に黒の組織が今後、コナンの正体に気づくかもしれないからパンドラの箱としての破壊。

目的は一致するけど理由が違う2人のシンクロが良かったです。

後、ベルモットが灰原哀を助けた理由はブローチのお礼なんだろうけど、多分、コナンとの約束で幽霊船の仮装パーティーでの「シェリーから手を引く」って約束からなんだろなぁ〜と感じましたね。
けど、やっぱりブローチを渡してないとベルモットは助ける方向には動かなかったんだろうなぁ〜とは感じました。

今回の劇場版みて思ったのは、灰原哀はホントに周りの人に恵まれてるなぁ〜と感じました。
だって、こんなにも彼女の為に命を貼って助けてくれたり心配してくれたり、泣いてくれたりとか、当たり前だと思うかもしれないけど、誰かに想って貰えるのは、当たり前じゃなくて特別だと言う事を忘れちゃいけませんね。
彼女が身体が小さくなって工藤新一を頼って周りに沢山の人が居てくれて、その選択肢は間違えなかったのだと思います。

組織に見つかれば周りも危害が及ぶから彼女は姿を隠そうとする、そんな優しい彼女だからこそ多分沢山の人が動いてくれたんだろうなぁ〜

後、灰原哀の友達の直美が灰原哀の正体に気づくのは素敵な演出でしたね。
普通は思わないだろう、身体が小さくなってるなんて、そんな御伽噺だけだから、でも、彼女は確信している。
それは、灰原哀の持つ心の優しさと強さ……姿は変わってもきっと、それは変わらなかったから解るのだと思います。
友達だから。

中々、灰原哀の過去って、家族が殺害されたて、お姉ちゃんが大好きで、アポトキシン4869の開発に携わっていた。ってくらいしか明かされてなくて、こうした劇場版キャラの直美を通して彼女の過去を知れるのは良かったと思います。

そんな訳で、今回のは割と楽しました。
コナンの劇場版って昔はアニメとの関連性は無かったの途中からアニメとの関連性を繋げてくるようになったんですよね。
原作見てても劇場版をみないと変に繋がらなくなったりします。
劇場版から出始めたキャラや劇場版の話を原作で少ししたりなど。
その点も劇場版を見てもらう為の工夫なんだろなぁ〜

さて、来年は服部平次と怪盗キッドみたいですね。
私の好きなキャラ2人らしいのでその点は楽しみかな?

投稿 : 2023/05/17
閲覧 : 141
サンキュー:

7

オオカミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

コナン好きには堪らない1作

長年コナン好きには堪らない1作です。
歴代の作品のオマージュのシーンが沢山詰め込まれており
演出がとても美しい。
作画は個人的にハロウィンの花嫁が優勝なのでそこまで細かくはないですが、例年通りの迫力と爆発とアクションシーンでした。

個人的に1番好きなのはラストのedの主題歌です。
特別スピッツさんが好きではなかったのですが、高音が鯨の声にも聞こえ儚くもすっきりとも感じられる音色が最高でした

ストーリー構成もツッコミどころ満載なところはありますが
今作は、2回目3回目の視聴がしたくなる伏線が最大限に張り巡らされた作品

あと個人的多分歴代で1番4DXとかが楽しそうだなと思いました。私は未体験ですが。

是非劇場で見て頂きたい作品。

私も3回目の視聴を劇場でしていきたいと思います。(伏線の回収ができていないので…)

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 202
サンキュー:

4

ネタバレ

メガマインド さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

公式新企画!!100億を目指せ!!

横浜ブルク13にて最速上映で鑑賞!!
鑑賞終了後には拍手が巻き起こるほど、大絶賛でした。
私も拍手いたしました。

名探偵コナンはミステリーや探偵もののの皮を被ったラブコメだと
思っている。推理要素はひとつの要素にすぎないのだと。
巷では殺人ラブコメとまでいわれ、本格推理ものというよりか「名探偵コナン」という一大ジャンルなのかもしれませんね。
ミステリーというくくりではおさまらなくなりました


ミステリー、ラブコメ、アクション!?何を重視するかで本作の評価は変わってきそう。
黒の組織がらみの話だと二元ミステリーや赤と黒のクラッシュ(傑作エピソード)

映画だと、漆黒の追跡者、純黒の悪夢

が好きな私ですが
今作も結構割と楽しめました。



本作ですが
良いところもあれば疑問に感じるところもありました。



よいところ

OP    →例年通りの流れで
凝っていてよかった。


コナンと哀ちゃん

→ラブコメしていた
一部のファンは発狂する事間違いなし!!!



かっこいい。
黒の組織幹部とやり合う姿は見応え十分。

阿笠博士
→カーチェイスシーン、本作の山場になっていて、
劇半と相まって非常に盛り上がった

毛利小五郎
→眠りの小五郎が登場して、推理ものミステリーとして
もそれなりにしっかりしていた。 ←ここ重要

設定世界観
ここのところは櫻井武晴(代表作 相棒)脚本の良さが
出ていると思いました。
パシフィックブイというSFチックな世界観
と老若認証システムという技術を中心に物語が展開されたので
なかなか興味深くて、
こんなシステムがあれば犯罪抑止につながると
あれこれ考えたりする。
非常に想像かきたてられるロマンを感じるシステムだと思います。

黒の組織による魚雷での襲撃シーンは
実はガンダムのようなスペースステーションでのお話がやりたかったのかなと思ってしまった。


流行りを取り入れるのは流石コナンっていう感じです。
後、女装男子がでてきました(笑)


疑問点

ピンガの安否 →
最後爆発に巻き込まれましたが、死んだということでいいのでしょうか!?これほど、生き残ってほしかったキャラもいない
ラストシーンでおっピンガかなと思ったらベルモットだった(笑)
正直、今までのセオリーを覆してほしかったと感じた
やはり黒の組織のゲストキャラは悲劇的な結末を迎える運命なのか!?


直美アルジェントの父の生存の謎 →
結構胸糞悪いシーンでした。
みせしめで撃たれた、殺されたと思ったらEDでまさかの生還でびっくりしました。
生きていたので正直ほっとしましたが
赤井さんが助けたのかな。という描写もなかったのでなんで助かったのかがとにかく謎な部分でした。
ターゲット一人すらしとめられない黒の組織大丈夫かとなった。




メインはコナンと灰原ですが割とゲストキャラに興味をそそがれました。
大味でつっこみどころ満載で、なんで助かったの!?とか
コナン映画で気にしても野暮というかけっこう曖昧な感じで描かれたところもありましたが
でも欠点を覆すくらい、すべての登場人物の活躍が描かれて面白かったし、
おなかいっぱいになるほど満足しました。

灰原哀やコナンやいつものメンツに加え
今回はウォッカがいつにまして目立っていたり意外な一面をみせたり、
いい所見せるかと思いきや
結局ドジ踏んだりとそのキャラならではのお約束の範疇でした。

さらにいつにまして予告詐欺でもありました。


黒の組織の思惑だったり現在個々のキャラがどういった思いで動いている
かとても気になりました。
ラストは今後にかかわりそうな!?気になるような終わり方で心がざわつきました。
とても好きです

刺激的なファンサービスも満載で誰かと盛り上がったり、
観終わった後誰かと色々考察したくなりました。

制作サイドが本気をだして、SNSとかあらゆるところで力を入れている
のがうかがえますね
100億を目指せ!!
新企画でもはじめたのでしょうか!!

あまり興行収入にとらわれずに、しっかり作品の魅力で勝負してほしい
ところです。

残った疑問点を解消すべくまた映画館へ足を運ぶのであった

投稿 : 2023/04/23
閲覧 : 90
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4

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

それでも善意を向け続ける意義

【物語 4.0点】
表層は八丈島周辺を舞台にしたお祭り海洋アドベンチャー。
ユーロポールだの、FBIだの。
世界規模に広がってしまった“黒ずくめの組織”関連の大風呂敷w

せっかくだから焦点の灰原さんや、{netabare} 老若認証{/netabare} がゲームチェンジャーとなり得る防犯カメラ情報分析のための巨大海洋施設「パシフィック・ブイ」を巡って、潜水艦も交えてド派手に楽しもうぜ。
コナンの必殺シュートも、蘭の空手も、赤井さんの狙撃も絶好調だぜ♪


一方シナリオの土台は孤立空間「パシフィック・ブイ」を舞台に、犯人及び内通者を探り出す素朴なミステリー。
“眠りの小五郎”にも、不確定容疑者の漆黒シルエット“犯人の犯沢”さんにもTVアニメ版同様ちゃんと出番があります。


“黒ずくめの組織”エピソードは重苦しい俺たたENDになりがち。
ですが本作は深層に流れるテーマが希望を抱ける方向に導いてくれるので比較的、余韻はスッキリ。

善意が不幸を生むこともあるが、悪意はまず不幸しか生まない。
向けた善意が知らぬ間に返ってきて救われることだってある。
だから善意を持って行動することを躊躇(ためら)ってはならない。
思い切って行動できるのは痛みを知って動けなくなってしまった大人より子供。
{netabare} 「子供の言葉や行動で人生が変わることもある」{/netabare}
整理された人生観が、コナンや灰原さんら組織に翻弄される人間心理の深掘りにも貢献。


その上で、冒頭から、これ?どこで使ってくるのだろう?との思わせや伏線芸、複数回鑑賞を誘う要素も豊富。
その他、{netabare} 阿笠博士{/netabare} 魂のカーチェイスあり、ラストではラブコメ面でも魚影(ぎょえ~)と驚く(※原作者のオヤジギャグよりw)展開もあり。

これで興行収入100億いかなきゃ、一生いけないって位の内容は用意してきています。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・TMS/第1スタジオ

シナリオは潜水艦ありき→魚雷戦がやりたい→巨大海洋施設を浮かべてみよう。
立川 譲監督の構想を具体化するための素材画を提供したのは幸田 和磨氏。
ゲーム『NieR:Automata』コンセプトアートなどでも見せる無機質な造形美。
「パシフィック・ブイ」の逆三角錐の異形も引き立てる。


“聖地”となった八丈島の観光要素もウリ。クジラ見物のクルージング再現も良好。
ただクジラ自体は、エンジョイした少年探偵団共々、あまり本筋には絡まずムード演出に留まる。


情報関連施設らしくディープ・フェイク等も絡むミステリー。
それ故、撮影角度、仕草などの管理には繊細さも求められるが、
そこはTVアニメ版でも異様に手が込んだトリックに付き合って来た同スタジオならお手の物。

私は犯人はこの人物で来るだろうなという感は当たりました。
ですが作画で示されたトリック解明の手がかりは拾えず。
上映後、周りからは口々に今回は簡単だったね~との感想が。
原作、TVアニメを真面目に履修しているファンと、サボりの私との格差を痛感w


【キャラ 4.0点】
メインの灰原さん。長年かけてデレて来た彼女。
本作では意外と優しい所がシナリオの起点として抽出。
“組織”との狭間で葛藤し、崩れそうになる灰原さんの脆い部分もいっそう高純度で取り上げられる。
黒ずくめでSFだが、案外エモーショナルだった作品の空気は灰原さんによる部分が大きいです。

“黒ずくめの組織”が絡むと、変装、モグラ、二重スパイ、見た目は子供頭脳は大人が乱立。
油断すると、このキャラの正体や本当の所属何だっけ?が多発し、迷宮入りしかねませんw
ここは年初鑑賞した『灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン』(現在はサブスク等でも配信中)での予習復習が私の命綱でした。


黒ずくめの中核・ジン。
最新科学技術には乗っかって活用させてもらうけど、重要なことは実際にこの目で確かめないと納得できない。
行動メンタルが、ITに無理解で現場を振り回す日本のブラック企業幹部みたいになっちゃってますw
強引に墓穴がこじ開けられる様を見ていると、凶悪な“黒ずくめの組織”もコント集団みたいで何か憎めませんw


全てを見透かすAI。変装、変身に依拠したコナンと“黒ずくめの組織”の人物相関は今後存続可能なのか?
メタ的に問われている気もした本作。
フェイクで煙に巻く場当たり的対応も何時まで通用するのか。

いい加減、組織に目標や大義など無かったことを認めて、大風呂敷を畳んだ方が良いのでは?
との私の疑念はさらに深まる結果にw


【声優 4.5点】
事件の鍵を握る「パシフィック・ブイ」エンジニア・直美・アルジェント役には種崎 敦美さん。
子供役だけでなく、今回のように子供に心を動かされる大人の役もこなすエース級の演技。
善意という作品テーマの深化に大きく貢献。

万能ぶりに改めて舌を巻いたのが(※核心的ネタバレ 必ず鑑賞後開けること)
{netabare} ピンガ役の村瀬 歩さん。性別の壁を難なく越える声質の柔軟性。
組織も今回限りでお払い箱にするのは惜しい貴重な声優さんです。{/netabare}

重要な役にお客さん扱いのタレントを置く間違いをおかさず、しっかりと実力者を起用する。
円熟のメインキャスト陣の上で、これができるのは強すぎます。


【音楽 4.5点】
劇伴担当は菅野 祐悟氏。
大野 克夫氏によるお馴染みのメインテーマもアレンジしつつ『コナン』を演出。
『PSYCHO-PASS』でも流れるようなハードSF要素も交え、IT、AI技術を巡る黒ずくめの乱戦に華を添える。


ED主題歌はスピッツ「美しい鰭(ひれ)」

正直、本編が終わり、善意というテーマを理解、消化した段階でも尚、
素朴なミステリーと派手な海洋アドベンチャーが乖離する違和感を拭えなかった私。

時代の変化等により様々な表情を見せ人間を翻弄してくる人生の大海原。
邦楽界屈指の宇宙観を持つアーティストに泳ぎ方を諭され、ようやくストンと腑に落ちた感じ。

スピッツ良いバンドだけど何でまたスピッツ?
鑑賞前は起用にミステリーも感じていた私。

終わってみれば歴代『コナン』主題歌の中でも名曲の部類だと思います。


挿入歌ではクライマックスで流れた{netabare} 「キミがいれば」{/netabare}
これが灰原さんで来るとは魚影(ぎょえ~)です。

投稿 : 2023/04/20
閲覧 : 684
サンキュー:

14

ネタバレ

じょうのうち さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

うーん、天国へのカウントダウン!!

ほぼ情報無しで視聴。海回ということすら知らんかったw

映画単体として見ればめちゃくちゃ面白いが、シリーズ全体としては二番煎じのオンパレードな作品。だがそれでいい。古き良きコナン映画の伝統を貫いてくれ。

ミステリー要素は無いも同然で草だった。
ハンドサインのシーンは国籍偽ってるだけで犯人ではないというミスリードかなって深読みしたワイがアホだった。

灰原さんメインな訳だが、恒例の死ぬ死ぬ詐欺挟んできて、いやもう見飽きたがなってなったw
これだけは絶対要らなかったと思うw
天国へのカウントダウンのクライマックスでやったことじゃんよ。

コ哀が一層強まったのは良かった!!
『キス、しちゃったんだよ。』
これだよなあ…。
まあ、もっと前にやっておくべきだった感はあるけどね。蘭に遅れを取りすぎててw

ところでメインヒロイン(当社比)である歩美ちゃんのコナンくんLoveアピールが最近少ない気がするのは気のせいだろうか。

黒の組織が毎度おなじみでポンコツ可愛いところも見所だった。もう壊滅だろこの組織。
特にウォッカさん。捕虜は別の部屋に拘束しとけよw
逃げられてるしw
マヌケすぎてジュラル星人に見えてきた、愛すべきアホキャラだなあw
ジンはジンで、例のごとく鋭いようで抜けてるしなあ。インターポールが導入するシステムが欠陥だらけな訳ないやろ。
ピンガさんは存在が示唆された瞬間に死んだわこいつって思ったねw
何度目だよ映画オリジナルの黒の組織ww
最期が楽しそうでなによりだったよ。

こういったお決まりパターンでニヤッとしちゃうわけですな。

緋色の弾丸以降はそれまでのコナン映画史における暗黒の10年間(個人の感想)を塗り替えるような作品が続いており、今作もかなり楽しめた部類である。

結局のところコナン映画に求めているのは、ダークな本格ミステリーとかキッズ向けの教養とかド派手なアクションシーンとかではなく、それぞれのキャラクター性なのだ。

例えば本作では、灰原さんが連れ去られそうな危機を感じて宿の部屋を出ようするときに、歩美ちゃんのはだけた毛布を直してあげるシーン。こういう細かい描写にグッと来るわけですね。あー、灰原さんは歩美ちゃん大好きだからそうするよね、と我々も感心してしまう。

緋色の弾丸以降は、制作陣のキャラ愛が伝わってくる作品ばかりで見応えがある。
今作は、ストーリーとしては同じ灰原さん回だった天国へのカウントダウンの方がハラハラしたし好きだけど、焼き直しとしては高クオリティだったので、世代的にも天国へのカウントダウンが刺さってていない方にはおすすめしたい作品。

来年も期待しています。

投稿 : 2023/04/15
閲覧 : 128
サンキュー:

1

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんか違うんだよな

{netabare}
純黒以来の組織がらみの映画。
組織がらみ系の中では一番微妙だったかな...。
その部分が微妙なだけで他に関しては良かったんだけど。

名探偵コナンの映画はSFチックというか、AIなど最新のトレンドを取り入れがち。今回もPacific-Vという老若男女認証システムが物語の要。
漫画のコナンではあまりないような要素で、そこに関しては面白かったように思う。
その認証システムのせいで哀ちゃんの正体がばれてしまうという結末は、暗にほぼ監視社会状態の老若男女システムにプライバシー観点からの問題点を指摘しているのかな。
相変わらず映画なので規模はおかしい。
あの大きさでかつ近未来的な建物の破壊は資金的な損失も世間からの信頼の損失もやばそう。
国家プロジェクトを簡単に破壊する黒の組織さん、流石。
潜水艦のみならず魚雷まで所持した状態で領海にまで普通に侵入しているとなると、自衛隊や政府内にも根回しがあるのかなw

この辺は面白かった点だけど、他は正直かなり滅茶苦茶で期待外れ。
まず、これは本編からの問題でもあるけど、黒の組織にもう天国へのカウントダウンや漆黒の追跡者の頃のような怖さがない。
純黒の悪夢はラムが得体のしれない存在だったからまだ得体のしれない恐ろしさは少し感じられたけど、今回はダメ。
組織内に味方が多すぎてね...。
キール、バーボンのみならず、ベルモットまでほぼ味方のようになってしまっている始末。
ベルモットは新一を殺したくないというところ以外は敵役であってほしい...ミステリートレインまではまだそんな感じだったけど、ここまで味方ムーヴをするようになったのはいつからだろう。
キールに関してもFBIの任務より自分の任務を優先すると言って黒の組織に再び潜入したはずだけど、ここまで自分の身を挺して味方ムーヴをされるとなんか違うなってなってしまう。
潜水艦内でのシーンは茶番感しかなくて残念だった。
安室さんもなんかなぁ...。
それに、老若男女認証システムが組織に利用されたとして困りそうなのは、警察にも時より顔を見せている安室さんだろうに特に焦っている様子はなかったのも違和感があった。
まあそこは今回は安室さんメインの作品にしたくなかったということである程度納得は行くけど。

組織絡みとは言え、今まで通り通常の殺人もあったけど、その推理も微妙。
女装してるだけの男が口紅を拭く動作をするかな...。
フランクフルトでの事件時に通常の姿だったことを鑑みるとあの変装をしたのはごく最近のことだろうに。
あと、直美さんの父はなんで助かった?

ピンガはキュラソーほどの出番があるわけでもなく、蘭にやられた揚げ句、正体を見破られ、黒の組織に見捨てられ、散々。
唯一のかっこいいシーンは工藤新一を見抜いたところか。
有能さんはジンに消されるといういつものパターンw
ジンに妬みをもっている組織員というキャラ付けは面白かったから、ちょっと本編への逆輸入も期待したけど、例に漏れず死んでしまった。
明確に死んだとはされてないからワンチャンはあるかもしれない。

組織関連に関しては結構不満があった映画だけど、今回は哀ちゃんの出番は多めで自分としては嬉しかった。
嬉しかったけど、最後のシーンを見る限り、コナンのヒロインはやはり蘭なのかなぁという気分にもなったけど。
アクションシーンもコナン映画なのでよくできていてそこは例年通り面白かった。

映画での組織関係の新情報は、
・ベルモットが認証システムの性能を誤魔化そうとしたこと。
・あの方の不在。
の二つ?
前者はコナンを助けようとしたから...ではなく、よく見る考察だけど、自身の不老を隠すことが目的...?
後者の情報は謎。
烏丸が生きているわけがないから、若返って変装していると思ってたけど、変装ならベルモットが隠し通せたように、あのシステムでの特定は無理なはず。
そのはずなのにわざわざ、あのシステムを用いて不在のあの方の居場所を突き止められるかも、なんて発言をラムにさせるかなってちょっと思った。
単にラムの想定の範囲外だったってだけなのかな。
{/netabare}

投稿 : 2023/04/15
閲覧 : 332
サンキュー:

2

鷹の爪 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/28
閲覧 : 0

Mazinga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 3

しょ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/01
閲覧 : 3

てたい さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/15
閲覧 : 3

HJRPV00916 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/16
閲覧 : 6

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/20
閲覧 : 9

sarari さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/04
閲覧 : 8

anikore818 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/01
閲覧 : 6
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劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』のストーリー・あらすじ

今回の舞台は東京・八丈島近海。世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」の本格稼働に向けて世界各国のエンジニアが集結する中、顔認証システムを応用した、ある「新技術」のテストが進められていた。一方、園子の招待で少年探偵団とともに八丈島を訪れたコナンのもとへ、沖矢昴から「ユーロポールの職員がドイツで黒ずくめの組織・ジンに殺害された」という連絡が。コナンが施設内に潜入すると、1人の女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生し、彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう。そして灰原哀のもとにも黒い影が忍び寄る。(アニメ映画『劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2023年4月14日

この頃(2023年4月14日)の他の作品

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