当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「ぼくらのよあけ(アニメ映画)」

総合得点
68.4
感想・評価
16
棚に入れた
61
ランキング
2122
★★★★☆ 3.6 (16)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

ぼくらのよあけの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悠木碧という声優の凄さを改めて実感させられた作品。

詳細は公式でも。

原作は講談社『月刊アフタヌーン』に連載されていた今井哲也さんによるSFジュブナイル漫画になります。制作はゼロジー。

-----
物語の舞台は人工知能が発達した近未来、西暦2038年夏の日本。宇宙とロボットが大好きな少年・沢城ゆうまは、まもなく地球に大接近するという彗星に夢中になっていた。そんなある日、彼は宇宙から来たという"未知なる存在"と出会う。人工知能を搭載した家庭用オートボット・ナナコの体を乗っ取ったそれは自らの秘密を明かし、ゆうまとその友達たちにあることを頼む。その願いを聞くことにしたゆうまたちは、前代未聞の極秘ミッションに挑むことになる。
(Wikipediaより抜粋)

分かりやすく言えば、同年に劇場版公開された『雨を告げる漂流団地』とテーマ性は良く似ています。まあ、こちらのほうが連載されていた時期が早いので、どっちがどうということもないのですが。

こういったジュブナイルものに、取り壊される公営団地というのはつきものというか。よくあると言えばよくある話ではあります。そこにSF要素を絡めた、少年たちの冒険譚といった組み合わせは、相性がいいのでしょうね。

手放しで面白かったといえる作品ではあるのですが、それ以上に凄みがあったのが、ナナコというオートボットのCVを担当された悠木碧さんの存在感です。とにかく凄い演技でした。ラストシーンで泣かされたのは、悠木碧さんの演技があってこそ。改めて、凄い声優さんだなあと実感させられました。

まあ、そのぶん主人公・ゆうまの声優(女優さん)の存在感が希薄だったといえなくもないのですが。完全に主役を食っちまいましたw

観て損はない作品だとは思いますよ。主人公以外は実力は声優揃いですし。

投稿 : 2023/08/01
閲覧 : 130
サンキュー:

2

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

科学館(パビリオン)で観るような夢があるSF物語

主人公がかぶっている帽子のキャラって、つくば万博のシンボルですよね?
私は、直接は知らない万博ですが・・・。
つくばエキスポセンターに行くとその当時の様子を体験できます。
科学がひらく夢ある未来をテーマにした万博のようです。


この物語の舞台は、そんな夢が少し実現した世界です。
設定は、2049年で、AIが日常に少しだけ浸透しています。


■舞台設定のアンバランス感がちょっと残念
{netabare}
舞台は、取り壊し中の団地です。
同じ仕様の建物が30棟あり、給水塔もある高度経済成長期の団地。
とても古い団地ですが、一部のガジェットや行きかう車は近未来的。
でも、2049年でしょ。
もっと、いろいろ変わっている気がするけどななぁ。
説明は難しいのですが、現在に対して手近なところだけを近未来にしただけのよう。
そんな舞台設定のため、なんとも言えないアンバランス感が漂います。
{/netabare}

■結末がちょっと残念
{netabare}
最後は、主人公とやっと心を通わせることができたオートボット(人工知能)の
言わば「心」の部分が、果てしない宇宙の旅にでることになります。
地球に残されるのは、ただの抜け殻です。
これは、これで浪漫があって王道の終わり方です。
でも、やっぱり二人が引き離されるのは辛い。

このオートボットのもとになったのが現在運用中の人工衛星のAIです。
しかし、その人工衛星が老朽化して廃棄が決まりました。
物語では、その人工衛星からAI部分だけをバックアップすると言うニュースが。
「これは、何かの伏線か!」と期待したんですけど・・・。
結局、それっきりでした。

私は、このバックアップをオートボットに結び付けてほしかったです。
主人公のもとに帰らなくても地球内のネットワークのどこかにいてほしかたったのです。
そして、主人公を見守れるような位置付けになると良かったのになと思いました。
残念です。
{/netabare}

■まとめ

王道のSFでした。
それはまるで科学館(パビリオン)で観るような夢がある物語でした。
ただし、これには、実は、「良い点」と「悪い点」の2つがあります。

まず、「良い点」は、科学の先にある夢を簡潔に見させてくれるところです。
そう言う未来がやってきたらいいなと素直に思わせてくれます。

一方、「悪い点」は、簡潔だからこそ、話が少し表面的すぎるところです。
奥行きが足りないのです。
また、その奥行きの無さを補うために少し説明臭くなっているところも残念です。
パビリオンで観る映像は、説明で引っ張りつつ物語を挿入している感じが多いです。
そのため視聴者に想像の余地が残されていません。
見せられたものが全てのように感じてしまいます。
この物語も同様です。
そういうところからもこの物語が表面的に感じてしまいます。

ある意味、この作品には、この雰囲気があってはいるのかもしれません。
でも、私的には、無難な作品だったかなと言う印象になりました。

ところで・・・、
悠木碧さん演じるオートボット(人工知能)「ナナコ」がかわいいのなんの。
動き、表情、そして、声、どれをとっても、かわいいの一言。
人物キャラじゃないのにそう思えるのは、ひとえに悠木碧さんの演技力の賜物。
悠木碧さん、あらためてすごい声優さんだなと思いました。

投稿 : 2023/06/04
閲覧 : 138
サンキュー:

11

まかろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/02/18
閲覧 : 9

AKIRA777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/30
閲覧 : 11

蛍火 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/07
閲覧 : 13

Re さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/24
閲覧 : 15

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/24
閲覧 : 13

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/24
閲覧 : 27

しむらうしろ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/06
閲覧 : 33

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/05
閲覧 : 27

ぼくらのよあけのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ぼくらのよあけのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ぼくらのよあけのストーリー・あらすじ

西暦2049年の夏。阿佐ヶ谷団地に住む小学4年生の沢渡悠真は、もうすぐ地球に大接近するという彗星に夢中になっていた。そんなある日、沢渡家の人工知能搭載型家庭用ロボット・ナナコがハッキングされてしまう。犯人は「二月の黎明号」と名乗る未知の存在で、宇宙から1万2000年の歳月をかけて2022年に地球にたどり着いたもののトラブルで故障し、阿佐ヶ谷団地の一棟に擬態して休眠していたのだという。二月の黎明号から宇宙に帰るのを手伝って欲しいと頼まれた悠真たちは、極秘ミッションに乗り出す。(アニメ映画『ぼくらのよあけ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2022年10月21日

このアニメの類似作品

この頃(2022年10月21日)の他の作品

ページの先頭へ