Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
快把我哥带走(和訳:兄に付ける薬はない!)ぱ~と5
この作品の原作は未読ですが、TVアニメは第1期~第4期まで視聴済です。
中国での合計閲覧数が約30億回の人気Web漫画のアニメ化。
バイオレンスな妹が…おバカな兄を殴る蹴る!?
兄弟愛!グルメ…? 全部入りの学園コメディ。
dアニメストアのあらすじを引用させて頂きました。
いつの間にやらこの作品も第5期まで放送されたんですね。
2017年からの放送なので、凡そ1年に1期分のペースでアニメ化されていることになります。
第4期までは地上波で放送されていましたが、この第5期からはネット配信のみになったそうです。
TVでアニメを主体的に視聴している方が見れなくなるのは残念です。
これまでこの作品はずっと地上波で視聴してきました。
1話ごとにマウスで操作する必要がありますが、主題歌を飛ばせるメリットがあったからです。
主題歌は第1期こそ違いましたが、第2期以降は中国語の歌(だったと記憶しています)なので、歌詞がチンプンカンプンなんですよね~^^;
その点、dアニメストアでは1度視聴する操作をすると、最終話まで自動的に視聴ができるので捜査は極めて簡便なのですが、毎回約30秒間、意味不明な中国語の歌を聴くことになりました。
dアニメストアでも早送り機能はあるのですが、30秒先送りと巻き戻ししかないので、こういうショート作品の早送りには向いていないんです。
歌が始まって早送りすると、もう本編が始まっているので…
だから今回は早々に諦めて中国語の主題歌を聞いていました。
意味は全く分かりませんでしたが、曲調のノリは個人的には嫌いじゃありませんでした。
流石に12回もメロディを聞くと覚えますしね…^^
一方、物語の方はしっかり平常運転です。
中村悠一さん演じる時分(シーフン)と、天ちゃん演じる時秒(シーミョ)の掛け合いは相変わらず抜群でしたよ。
この作品は、このお二人が演じることによるギャップも魅力の一つだと思っています。
何故なら、中村悠一さんと言えば「CLANNAD-クラナド-」の岡崎朋也、「氷菓」の折木奉太郎、「魔法科高校の劣等生」のお兄様といったシリアス系の役を演じている方で…
そして、天ちゃんだって「一週間フレンズ。」の藤宮香織、「七つの大罪」のエリザベス、「この素晴らしい世界に祝福を!」のアクアといった比較的おしとやか系の配役が多く、またそれが本当に天ちゃんの声質に合っていると思っています。
こんなお二人が真逆のキャラを演じているのですから…
ちらちら頭に浮かんでくる色んなキャラとのギャップをを感じずにはいられませんでした。
ネット配信のみなのでお勧めするのは難しいですが、これまで視聴してきた方なら一見の価値はあると思います。
1クール全12話の物語でした。
完走後にwikiをチラ見して気付いたのが、2018年にドラマと映画化されたそうです。
ドラマは全30話でNETFLIXで視聴でき、映画は「ヤンチャな兄 どっか行け」というタイトルでAmazonprimeから配信しているとの事です。
私は、第6期に期待かな…^^;