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「ONE PIECE FILM RED(アニメ映画)」

総合得点
70.7
感想・評価
112
棚に入れた
415
ランキング
1508
★★★★☆ 3.8 (112)
物語
3.4
作画
3.9
声優
3.8
音楽
4.0
キャラ
3.7

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ONE PIECE FILM REDの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ストーリーはよいはず!!だけど、スピード感の映画でなく漫画本編でがよかった感

10/14 拝見の翌日、訂正いれました。乱暴な文でスミマセン

先ず私事です。7年ぶりくらいのインか?
50歳を過ぎた私ですが、当時激動、その後もたいへんで、まったくインしなくなり
その間、メッセージを頂いたみなさまへ。。感謝いたします!!!

当作のレビューの場ですので、はいります。
本日のフジTV ノーカットで拝見させて頂きました。ありがとうございます!

私は、そもそも ワンピースは漫画めっちゃすきですが、
映画は、本編と関係してるという制作側の主張に【その関係の程度】でいえば
「はぁ??」という、、映画は毎作、お祭り、イベント劇の感です。

結論。今作は、漫画のほーがよかった、漫画にすべきだったと感じました。
うっせぇ♫のadoさんはとっても好感の歌手ですが、
ウタという今作の主人公の物語は、漫画の世界のほーが
各シーン⇒各コマのほーが訴えられる。アニメより伝えられたと感じてしまうのです。

世界の歌姫・・・作中、世界に現れた新しい歌姫。
としての設定と起用はadoさんですごくあってますよね。
大きく伸びしろのある歌姫・・・その葛藤ふくめて、それがよかったのか!!
観たときは気づけなかった。。

観たときは、世界最高峰の歌姫で世界の7割を幸せににするですから、
葛藤する声色の魅力よりは、澄んだ歌声の方のほーが、しっくりか??
カリファナ、いとうかなことか? 個人的な趣向でスミマセン、、

もどり、今作は、映画で一気にすすめて終わるでなく
正式な【○○編】として、主たる漫画本編で、読者が読み進める
もっと時間をかけて、ゆっくりみせるスピードのほーがよかった。
そこが、全てに下ぶれで影響。魅力が減ってしまい
あまり感じることが出来なかった、、と感じ おもいましたぁあ。

ワンピースは、最終章にちかづくにつれて
登場人物の強さ、特にアニメで、描写インフレ、超人化しすぎ、、
戦闘シーンそれだけで 目をみはる、価値もの。
そのかわりに一瞬の判断や、準備の遅れ
痛覚とか、拳や蹴りや、振り下ろされる刃、撃たれる銃の【怖さ、重さ】を
等身大では感じとれにくくなつてしまって。。
すげーー カッコいい に重きでしょうが、バランス ムズカシーですね。

映画は、本作も、こころがあまりうごきませんでした。。
「ウタを、とつぜん、ルフィの幼少期、冒険のはじまりにぶっ込んで来た」感もぬぐえず。

それでも、ストーリーはたぶん、とてもよいとおもう!!!
媒体の種類と、尺があってない。もったいないとしかいいよーがない!!

気に入ったひとは、ごめんよ〜〜〜 土下座ぁぁぁ m(_ _)m 

投稿 : 2024/10/14
閲覧 : 33
サンキュー:

3

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Adoちゃんを上手く生かしてた

本作のテーマは、「歌」を通じた「自由」という渇望とその危うさ。

「自由」とは何か?
抑圧や支配、苦しみや悲しみを安直に拒否し、それらが皆無の限られた世界に閉じ籠もることは、果たして自由か。
自由の渇望とは実はとても曖昧な概念であり、それを悪意はなくとも浅く捉えてしまったとき、自由の追求そのものが独善的な狂気になり得るということ。
これは決して大仰なテーマではなく、我々の普通の生活や人生の中でも、往々にして起こることだと思う。

歌手のAdoを歌唱パフォーマンスにキャスティングし、ほぼアテ書きのと思われる「UTA」というオリジナルキャラクターを造形することで、歌い手のパフォーマンスに振り切り、そういうテーマの浮き彫りに絞ったストーリーテリングは好感が持てた。
そのテーマとストーリーは、Adoを世に出したヒット曲「うっせぇわ」のセルフアンサーのようにも感じ、作品としての立体感につながっていたと思う。

オリジナルストーリーの映画であるがゆえに、キャラクター設定やストーリー展開の強引さはある。
避けられない不運が重なったとはいえ、シャンクスが娘同然の少女を十数年も放置していたことには違和感があるし、それによってウタが辿った運命は悲痛すぎる。(そのあたりについては、せめて連載漫画の扉絵シリーズなどでフォローしてほしい)

とはいえ、初期から「ONE PIECE」を読み続けているファンとしては、ほぼ初披露と思われるシャンクスをはじめとする赤髪海賊団の面々のバトルシーンと、従来の敵味方が入り混じった“ドリームチーム”に、想像以上に興奮した。(まさかブルーノが萌キャラとして登場するとは)

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 17
サンキュー:

3

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ワンピースの映画というよりはadoのミュージックビデオ

監督が「コードギアス」シリーズの谷口悟朗さんなので、脚本にどんでん返しがあり、アニメを見慣れない人にも非常にわかりやすく表現している。

そういう意味ではプロフェッショナルな仕事であり、多くの人が観に行きリピーターを出すほどの人気が出るのは頷ける。

あえてadoのPVのような作り方をしているのは、恐らくワンピースの映画というよりは「演出力の強いアニメ映画」として独立した作品として見せたかったのだろう。


そういう意味では成功している。。

しかし、アート性が優れているかという意味ではこれはあくまで「ワンピース」の映画であり、「漫画の映画化」なので、新キャラクターのウタも含めて良かったかと聞かれると疑問符が浮かぶ。

原作を知っていてファンであるからこそ、新キャラクターのウタの設定が弱いしなにより「ウタウタの実」の力の根源が余りにも突拍子なさすぎて設定としては完全に破綻している。

ただ、純粋に「アニメ映画」と見れば例えワンピースのアニメや漫画を知らなくても万人が満足いけるような作品にはなっている。

投稿 : 2023/03/15
閲覧 : 202
サンキュー:

10

ネタバレ

メガマインド さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

大海賊時代の悲哀

これはウタが主人公であり、
フィルムZのような大海賊時代の功罪を描いた作品だと思う。
ウタというぽっと出の映画だけのキャラを2時間でよく魅力的に描いた
なと思う

ワンピ―スの映画は毎回映画の顔、シンボルとなる強烈な敵キャラがでてくるが

割と年功序列の強い傾向があった。

年老いた海賊や引退した老兵とかそういうのばっかりだったが

今回は女の子というのがとにかく新鮮で期待値が上がる。

それにAdo。(この映画でファンになった)

今をときめくインフルエンサーのAdoの曲とウタというシンボルがとても印象に残る野心作で

さらに監督があの谷口悟朗(コードギアス)なのも納得。



前作バックアロウでもそうだったが複数の登場人物を魅力的に動かすことが上手い監督だと思っているので

今回も群像劇としての面白さの側面を垣間見ることができた。

キャラの掛け合いが良い


こんな豪華すぎる布陣で最高級のお祭り興行状態の映画となっている。



底抜けに明るくてかえって不気味なルフィと原宿にいそうな地雷系メンヘラ女子のようなウタ

との会話の噛み合わなさは異常を通り越して、面白い!!し

赤髪やビッグマム海賊団との共闘も熱い!!

海賊よりも一般人に寄り添った感じの話で非常に好感が持てた。

できればワンピ―スの話を分かったうえで見るとより楽しめると思う。

この作品にわかりやすい、明確な悪はいない
登場人物一人一人に見せ場があり、
何の違和感もなしに話が展開されていく。


やたらと長い回想シーンは
いろいろと解釈考察は視聴者に任せますみたいな無責任さも感じつつ

も、ウタというキャラをしっかり掘り下げられていて上手かった。


ラスボスのトットムジカでてからはお決まりの殴るだけのワンパターンであるが
ワンピ―スは水戸黄門だと思っているのでこれでいい

娯楽作品なんだから。

ラストも素晴らしい。

ラストのシャンクスとルフィがあえて会わないのは
立派な海賊になってから会う約束をしたので
今あっても、約束を破ることになるから
というキャラクターの意志をしっかり守った

制作サイドの作品に対する愛を感じられたし、キャラをしっかり大切にしている
と思えた。



原作全巻読んでいる私はワンピースが好きなんだと再確認できたし、

ワンピ―スの映画の中で一番好きな作品となりました。

投稿 : 2023/03/15
閲覧 : 100
サンキュー:

7

ネタバレ

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ワンピースと谷口悟朗のマリアージュ

【First】

 映画館で観たかった筆頭です。めっちゃ後悔してます。
 この後悔は開幕15分位でおとずれます。そこまででも観てみてもらえると嬉しんぼ。

【Review】

 原作は国民的漫画のワンピースでオリジナル劇場版です。
 ワンピースは途中で脱落してしまった勢の私ですが、去年かなり話題になっていて、良いらしいとは聞いていましたが、十数年読んで来なかったので、登場キャラ分からない。
 ってことで、映画館での視聴は避けていたのですが、Amazonプライムで見る事ができると知り、ページを開いたところ監督の名前に谷口悟朗と書いてありました。
 私の知ってるワンピースと谷口悟朗は果たしてマリアージュになるのか…? という興味が湧きまくりまして、本当に初期キャラくらいしか知らないけど観てみました。

 端的に行って、面白かった。

 最初はAdoさんの歌から始まったりして、商業臭がしたので、ん~? となったのですが、いやいやしっかりとストーリーに絡んで上手くワンピースの世界観と繋がっていて、数分後にはその下世話な臭いは私から出た錆びだったと切り捨てました。

 谷口悟朗らしさって何
 私は『無限のリヴァイアス』って作品が結構好きなんですよ。
 んでその監督が谷口悟朗さん。
 内容はジュブナイル系の作品で、大人との対立だったり子供から大人へみたいなテーマをぶち込んで胸を痛めながら見るという作品。
 ただ気持ちいいだけじゃないのがのこ監督の作品の良い所であります。
 他にも、『コードギアス 反逆のルルーシュ』『スクライド』『プラネテス』と名作を手掛ける監督ですね。
 彼の作品を見ていると痛いなって思う所が多く、時には胸が張り裂けそうになる。現実の世界で安定した生活を送るという事はそういう痛みから避けて生きるという事で、それに成功している人たちは、こういった作品で痛みを求めているところもあるかと思います。自傷により自分の存在を規定するとかってことですかね。
 今回の作品もこういった【痛み】の要素がよく脚本で描かれており、演出面でもその怖さや痛さ、そして楽しさを表現されていました。係わったスタッフの優秀さがとても感じられる良い作品でした。

 テーマ的な所
 現実の辛さと夢の虚構の二律背反かな
 前述してある、痛さというのが、このワンピースの世界の闇の部分である、海賊の被害者を最初に点描していく。主人公のルフィ達も人々の生活を脅かしている海賊であり、悪のなんだという事をまず認識させている。
 ここがすでに私の知るワンピースには無いくて、そういう負の部分が描かれないから漫画の作品から離れた理由の一つでもある。
 まず、ここを描いたという点で高評価をしたいまである。

 ウタっていうキャラの歌声(能力)によって辛い現実を忘れ、夢のような楽しい時間を過ごすことができる。
 もしそれに終わりが無くて、永遠だったら…?
 人は現実とどこか繋がっているから自分を規定できる。夢のような世界が現実なのかどうか。

 社会性から考えると、ネットは現実なのか夢なのか。SNSは現実なのか夢なのか。現実に繋がるための手段でもあるネットという能力は使用する側になるか、される側になるのか…。
 使っている気になっていつの間にか使われるようになっていないか、無意識にTwitterを開いてしまったり、インスタを開いてしまったりしていないか。このように投げかけられているように感じる瞬間がこの映画にはあったと感じました。
 しかも、そこには恐怖があり、このままだったらどうなるんだろうっていう恐怖です。

 時を同じくしてネットリテラシーが叫ばれる昨今、皮肉にもSNSでの炎上が現実に降りかかってしまいました。ネットは現実ではない。だからといって、夢というわけでもない。
 是非こういった繋がりをこの映画を観て感じてもらえたら良いなと感じました。

【あとに】

 最初にも書いてますが、本当に劇場版で観たかったよ!
 んでも、多分谷口悟朗監督作品だと知っていても、映画館で観ていなかったかもしれん…ワンピースが嫌いとかじゃなくて、中途半端な知識で観て楽しめなかった時の後悔が怖くて。
 しかし、本当にワンピースは色んなキャラが出てきますね。
 個性を出すために必死なのか安直なのか…んでもあのわちゃわちゃ感は面白いですね。どういう能力が~みたいなのも分からんですが、バリアーの奴あのポーズしてなきゃ使えないのかな? 謎の縛りに笑えるw
 刀使ってるボーズ頭の奴(ゾロじゃない)の声が神谷さんでなるほど、人気なキャラなんですね!って分かるのとか突然出てきたのが付き合いでみたいなので済ますのとかノリの良さがワンピースはだなぁって、そういうたのしさもあったりしました。
 いつか、、、、読破したいかも?

投稿 : 2023/03/13
閲覧 : 95
サンキュー:

5

ネタバレ

hidehide さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ウタ?

歌を売りたかった。
武道館を使ってみたかった。
一味の掘り下げも、
フイルムなんとか、やらでネタが尽きたから困った…
四皇の人気者、
赤髪ならに急に娘設定でも許されると思った。
かつて、『結末はもう出来ている…by尾田』と
どえらいホラを吹いて10数年…
本編の引っ張りも限界だから、映画で濁した。

ま、そんな所ではないでしょうか。
コレ程愛した作品を、
コレ程嫌いになるとは思ってなかった。

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 137
サンキュー:

1

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ウタのライブで良いじゃん

いつもの敵の陰謀に巻き込まれて一度敗北からの一味がまた集まって各々が幹部や雑魚と戦い勝利するというプロットから離れて、一進一退の一筋縄ではいかない交錯する戦闘、ラストにはクロスカッティング手法を用いた二場面の進行という新しさに挑戦した作品

最初に言っておくとこの作品、内容に関しては“ワンピース”を観に来た自分にとっては思ってたよりは違かったと一回目観た時には正直思った。でも、2回目を観に行ったときには1回目より楽しめたし、なんならもう一回観たくなるくらいには興奮した
そもそもこの映画は初見だと、ウタの能力やシャンクスの不可解な行動、過去の話などの謎が多く、それが後半に明かされるまで結構モヤモヤしながら中盤以降を観ていて、それに加えて賛否両論ある歌唱シーンで中盤は何とか繋いでいるという構成だから、中盤は退屈な人にとっては退屈なんだと思う

ただ、初見でもライブシーンは凄いのでウタのライブとして観ると普通に楽しめたし満足
で、そのいつものワンピースから離れたはいいが、ウタの世界や計画、過去の話、戦闘経過はどれもどこかで見たことある様なツギハギ感があって、更にラスボスは人間では無い伝説の“魔王”というファンタジーとなっていて、それにワンピース的要素やファン向け要素を足して完成された作品という事になっている
そもそも赤髪が出てきて更にはその娘で更にはルフィの幼馴染を扱うということで、結構な過剰宣伝と期待を煽っていたのに、血筋の謎は出たが、出てきたものが拾った子供の壮大な計画をただ止めにきた父親で、ルフィの幼馴染要素もぶっちゃけウタの格上げの為に使われただけで、キーとなる要素とはなっていなかったかな。でも、アニメ連動エピソードを観て4/4巻を読むと良い関係なんだなって思った
足されていたワンピースのファン向けや原作要素も、キャラによって差があってなんだかなぁと言った感じだし、出てくるキャラも便利なキャラを取り敢えず集めました感はあるけど好きな人には好きなんだろうなと。ブルーノは好きになった。新キャラのゴードンさんは良い人で良かった。演技も凄い


メインとなっていたウタの計画。これはただ滅ぼす、消すという訳ではないので劇場一作品で扱うにはかなり難しく、ウタについての説明や過去話が多く、戦闘については各所にてちまちま発生している程度。その地味さをライブで吹き飛ばしているというバランス
ウタの計画は、全て自分が何をしてきたかを知った上で、皆が望んだ事を実現しようとしたと描かれていて、ただ純粋に良い世界を実現しようとした少女であるのは分かり、その苦悩も過去から現在どちらも描かれてはいたが、如何せん能力が強力すぎて、その能力を上から押し付けるだけで実現できるが故のあっさりさに、ウタが実現しようとする世界の重みが感じられなかったのが、この作品の賛否両論を分けた一番の原因だと思う

戦闘シーンに関しては、敵が魔王という人間では無い未知の生物であるしウタの能力もなんでもありすぎって感じで戦闘自体に燃えはしなかったが、前述したクロスカッティング手法を用いた麦わらの一味軍団と赤髪軍団のニ場面での攻撃は良かった
まぁ正直トットムジカ戦は足元を次第に崩していって最後にルフィ&シャンクスの一撃ドゴンではあったけれど、いまいち決着感はなかった

話題になったライブめっちゃ良かった。IMAXで観たが、初っ端の一曲目からPVでよく聞いた曲で掴みもバッチリで、映像もザ・ライブと言った感じの演出が成されていて、最初から引き込まれた
有名なアーティストを起用した劇中歌はマジでどれも良くて、それぞれがシーンに合った曲調でありながら各々の色が感じられて、個人的にFAKE TYPEが好きで期待していたらまんまいつもの曲調で、それがワンピースの世界で流れた事に感動した
あと期待していたのは澤野さんの曲だが、やっぱり凄い。激しい戦闘シーンにかかるいつものVO付き劇伴だけれど、見せ場のシーンにかかる壮大さにやっぱり燃える
ラストのエンドロールの曲も、ウタを表した曲って感じで締めとしても最高な曲調でありながら他の劇中歌に負けてない力強さもあった
これまた話題になった「ウタVo.Ado」実はAdoさんをちゃんと聴いた事は無かったが、凄かった。声の使い分けが凄く、どの曲も違った声を出せていた。まぁ呼吸とか声の力強い感じは似たように聞こえたし歌い方は同じなのかな
ただ、子供のウタの声には名塚さんの変化をとても感じたが故のAdoさんのそのまんま感は気になったかな(エンドロールの時の声と違うから多分別収録なんだろうけどそこまで子供っぽさは無かった)
最後の展開の後のエンドロール、ウタが遺した歌は聴かれ続けるという、歌でみんなを幸せにする歌姫の物語としては最高の締めだった。それに視聴者も納得出来る各楽曲のレベルの高さであり、これからもワンピースの世界でも、こっちの世界でも、聴かれ続けてほしいな

今までとは違う“ワンピース映画”の側面を気にいるかは別として取り入れた意欲作だが、内容の既視感とツギハギ具合は正直求めて無かったのがちょっと残念だったというのが内容に関して

持論だが、“映画”というものは必ずしも内容だけじゃない、見ることで得られる映画体験というのも結構重要だと思う
それは、映画館で体験出来る大迫力の映像や音響、美しい映像描写、アトラクション的体験など、映画を評価するにあたり内容だけではない、"映画館で見るから" "劇場版だからこそ"の部分も評価に加算されるべきだと思っている

ワンピース映画初のIMAX対応で、Dolby cinemaと迷ったけれど、公開遅いしアニメ作品だしという事でIMAXで観たが、4K&IMAX6 trackで堪能する極上のライブシーンだけで満足した!素晴らしい映画体験だった。音が綺麗なDolbyでも良いが、IMAXの大音量で音に包まれる体感は最高だった

今年のコナン映画は「いつものコナン」とは違った、映画としては邪魔になることもあるお約束を排除して普通に面白い作品が出来たと思っているが、ワンピースの場合は「いつものワンピース」の形である程度成功していたが、Z以降のマンネリ化を打破する為にそれを敢えて壊して新しい道を見つけようとする姿勢は応援したいと思う

最後に
{netabare}
別にそんなに年を食ってない自分がこうやってボヤくこと自体が意外だけれど、今作の宣伝方法や劇中歌の上映日より前の公開などは、言うなればネタバレガンガンしてでも話題性を保って上映日を迎えたという印象で、公開前に『ウタカタララバイ』(これは当日だけど)みたいな不穏さ全開の楽曲を公開して、なんとなくストーリーが予想されうる事を良しとする製作側や一般の空気感に置いてけぼりにされた
自分は初見で全て完全な形で出されるものを堪能したい派なので、第2弾PVまでは見たけれど順々に公開されるMVは映画を観るまで一切見なかったし、感想やそういう類の検索は避けていった

そういうSNSを活用した話題性の作り方やネタバレ有りでも知りたいという人を否定するつもりは全く無く、時代の流れをこういう所で改めて感じたというおはなしでした。おわり
{/netabare}

投稿 : 2022/09/14
閲覧 : 139
サンキュー:

6

ナオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/11/02
閲覧 : 2

みつき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/13
閲覧 : 4

AQuaARIA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/26
閲覧 : 4

mikotodx さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/29
閲覧 : 11

神城 悠 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/27
閲覧 : 8

りゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/20
閲覧 : 9

Lovesing さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/01/23
閲覧 : 9

チャリア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/20
閲覧 : 8

nattyanish さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/24
閲覧 : 12

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/10
閲覧 : 12

ukymd さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/17
閲覧 : 13

sarari さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/23
閲覧 : 19

シン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/03
閲覧 : 15

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/03
閲覧 : 16

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/02
閲覧 : 16

stkTQ05559 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:----

投稿 : 2023/08/29
閲覧 : 18

カスメロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 15

ゆた さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/26
閲覧 : 12

Akua さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/21
閲覧 : 14

レコ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 14

itafu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/15
閲覧 : 16

takekaiju さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/14
閲覧 : 16

結香 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 11
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ONE PIECE FILM REDのストーリー・あらすじ

世界で最も愛されている歌手、ウタ。素性を隠したまま発信するその歌声は“別次元”と評されていた。そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味、ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。物語は、彼女が“シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出す。「世界を歌で幸せにしたい」とただ願い、ステージに立つウタ。ウタの過去を知る謎の人物・ゴードン、そして垣間見えるシャンクスの影。音楽の島・エレジアで再会したルフィとウタの出会いは12年前のフーシャ村へと遡る。(アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2022年8月6日

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