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ONE PIECE FILM REDの感想・評価はどうでしたか?
みかづき さんの感想・評価
3.0
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
タイラーオースティン さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
でこぽん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
劇場で見ると、このONE PIECE FILM REDが世界中で愛された映画となった理由が良くわかりました。
大音響の劇場で、この映画を見ることをお勧めします。
今までのワンピースとは一味違います。
アニメの描写の迫力に一歩もひけをとらないAdoさんの歌唱力でした。
ミュージカル映画ではないのですが、
この映画は歌がストーリィを大いに補強しています。
世界中で愛されている歌手のウタは、シャンクスの娘でルフィーの幼馴染。
ウタは、新時代では戦いが無く誰もが笑顔になる夢を持っています。海賊王となる夢を持っているルフィーとは真逆の存在です。
今回は、ウタの強い信念が世界中を巻き込みます。
みんなを幸せにするはずだったウタの行動は、逆に皆を不幸にします。
そして最も不幸になるのはウタ自身でした。
こんなときのルフィーの行動は、いつも単純です。
世界を救うとかの難しい考えではなく、ウタを助ける。ただそれだけです。
こんな単純で素直な性格のルフィーだから、私たちはルフィーを好きになります。
そして世界中の多くの人たちも、ルフィーの考えに共感を持つようです。
ルフィーのような心を持った人が身近にいたら、心強いですね。
オープニングは「新時代」
エンディングは「風のゆくえ」
それ以外にも挿入歌は5曲ありますが、その中でも「世界のつづき」は力強い歌でした。
監督は、コードギアス 反逆のルルーシュで有名な谷口悟朗さんでした。
esso-neo さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
あまりにも長く、感慨深さすらあるほど大風呂敷のワンピース。
もはや構成された内容が80%をこえる伏線という、伏されてないレベルで出来ちゃいまいかというぐらいだが。あんまそれに腐心してもらってもそれだけじゃ満足いかないのが観客ってもんだとも思うけど。パンクハザードのチョッパーとかああいうの好きやで。
物事の大半に過去があり、何気ない環境に意味があったというのがまぁ見事だし、2年後あたりの話で見るのやめてギア5の登場でその武器が「想像力」と聞いて履修する気でドレスローザとか観てみた。んで最新話に到達してレッドも見たが。
感想はすっべすべ。ウタが可愛い?アッハイ。
シャンクスかっこいい?アッハイ。
音楽に一家言持ちのブルックは絡まない。
ワノ国直前であのメンツ・・・はまぁ目を瞑るか。揃うだろ。
ドラゴンボール時代からなーーんも変わってねえじゃん、オマツリの経験どこ行ったよぐらいのモノに感じてしまった。でも長く感じさせないぐらいにはなってたか。
とはいえギア5はまだ出てこないしチラ見せのための映画なのだから期待値上げすぎて見てるのかもしれない。まだこの映画じゃ想像力の武器とかないし、多分尺とか精錬の過程が足りて無いんじゃないかな。
Kansan さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
近年のコナンやワンピースの映画にありがちなのだが、既存キャラが多く登場しすぎていてとても見難い映画になっている。勿論、コミックは全部読んでいるしキャラ設定は全部知っている。だからこそ「この人必要?」という疑問が浮かんだりキャラに引っ張られて話のテンポが悪くなっているのが凄く気になる。多分ファンの客はとりあえず推しが出てくれば満足なんだろうし、製作陣もそれをわかってやっているとは思う。だが単に一本の映画として評価するならばこれほど見難く不恰好なアニメ作品は今まで観たことがない。ファン向けの映画だとしても明らかにやりすぎだ。加えて盛り上がり所のラスト戦闘シーン。これもアクション作画のやりすぎだ。ただえさえキャラが多すぎるのにそのそれぞれがド派手な技を撃っている所を超高速で次々見せてくるので、正直何やっているかわからないしそこにカッコいいなんて感動もない。ただガチャガチャ動いているだけ。どんなにカッコいいアクションでもそれは緩急がつけた上でここ一番でやるから感動するのであって全部が全部「急」でしかない戦闘は極めてうるさくて退屈だ。
映画全体を通してコテコテの豚骨ラーメン(麺少なめ)にアイスクリームとカレーを混ぜた様な印象の作品だった。
Adoの歌は良かった
kakizaki さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
2022年のロングラン作品!!
Adoが紅白などでも話題になり、
ワンピースのイベントでも、ウタ一色
新時代へ乗り遅れ、映画も見忘れていた・・・
Amazonプライムで観れる、いい時代ですね
ミュージカルあり・バトルあり・ワンピースの人気キャラも勢揃いで
どの世代でも観れるいい作品でした
物語的には物足りなさはありつつ、最後まで見れたのは
Adoの歌唱力です
IMAXの映画館で、この歌聴けたらもっと感動したよな
聴きたかったな
saitama さんの感想・評価
4.0
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今更ながらにアマプラで観た。
面白かった。
映画「トップガン マーヴェリック」もそうなんだけど、ぶっちゃけストーリー性はない。物語の評価なら2点もいいくらい低い。それはトップガンも同じ。だけど名作。
つまり、映画をストーリーとして捉えるのではなく、エンターテインメントとして捉えると、映画「トップガン マーヴェリック」も、このワンピースも、ほぼ満点の作品なんだと思う。
そして、このワンピースは、ぶっちゃけミュージカルだよね。正直、アニメだから、従来のミュージカルの定義を超えたミュージカル作品が作れたんじゃないかなって感じ。そういった意味で、この作品は面白い。ところどころ、ストーリーとミュージカルの切り替えが上手くいかない部分もあるけれど、ほぼミュージカル化に成功していると思う。
映画「SHIROBAKO」の水島監督は固定観念に囚われすぎて、アニメの中にミュージカルパートをやろうとして、全てをぶち壊す糞パートを作った。ぶっちゃけ、ラ・ラ・ランド成功に影響されたんだろうけど、正直、一つの正解はこっちだったなぁ。
尾田栄一郎ってやっぱすげーな。と心底思った作品。
エンターテインメントを理解してるなぁ。
ヘラチオ さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
世界で最も愛されている歌手、ウタ。素性を隠したまま発信するその歌声は“別次元”と評されていた。そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味、ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。物語は、彼女が“シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出す―。「世界を歌で幸せにしたい」とただ願い、ステージに立つウタ。ウタの過去を知る謎の人物・ゴードン、そして垣間見えるシャンクスの影。音楽の島・エレジアで再会したルフィとウタの出会いは12年前のフーシャ村へと遡る。というあらすじ。
いつも通りの劇場版でいきなりバトルしているというだけ。
ただ、ルフィ幼少期とシャンクスの過去に割り込んでいるけど、大丈夫か?
あと、途中からキャラクターが増えすぎて原作をいまいち追えていない勢にはきつい
内容はあんまりという感じだが、Adoの歌はええと思う。
音楽メインな作品ともいえる。様々な方々が楽曲制作に携わっているようでここは力が入っている。
オープニングテーマ・劇中歌「新時代」
エンディングテーマ・劇中歌「風のゆくえ」
劇中歌
「私は最強」
「逆光」
「ウタカタララバイ」
「Tot Musica」
「世界のつづき」
まっきー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
宣伝通りの内容は期待しない方がいいけど暇つぶしに観るぐらいならいいと思う。
正直内容はぼーっと観ようかぐらいだったけど、ワンピースファンにはひとつのストーリーとして楽しめるかも!
ただ期待し過ぎは自分的には厳禁かな(^_^;)
うぇそ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Amazon primeにて視聴。
ワンピースはアニメ8話くらいまでしか見ていないニワカです。
友達から面白くないとの感想を聞いていた。
戦闘シーンの作画は劇場版なのでしっかり動いているが、アップのシーンが多く感じた。もう少し引きで動いた方が目が疲れないかな笑笑。
残念ながらストーリーは完全に子供向けだ、漫画は大人も読むそうなので期待はずれかな。
監督はコードギアスの谷口さんらしいが、何も面影は感じない。
肝心の音楽自体はadoの歌と中田ヤスタカなど有名アーティストを起用していい感じになっている。
ライブシーンはもっと良い演出にできた気がする、マクロスみたいな盛り上がりは感じなかった。
ニワカなのでキャラの評価はできないですが、ウタの能力なんて忘れてた!みたいな能天気系バカ主人公のくだりはいらないと思う。
評価の仕組み上星は2.9だが、体感の面白さは2.0だ。
nyaro さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
テレビシリーズのアニメを劇場版にするのは難しいものです。本筋をやられてしまうと映画を見ないと話がつながらないし、かといってオリジナルストーリーだと本筋との整合性で結果的に主要人物たちは現状維持という結末が見えてしまっています。となるとゲストキャラを中心とした事件にせざるを得ません。
その点において本作のゲストキャラの使いかたは上手かったです。人気の歌い手を使って前半4分の1で大いに盛り上げました。これだけで満足度は高いでしょう。私はオンデマンドで見ましたが劇場で見ると映像・音響は格別の作りだったと思います。
そして、2時間の映画として「逃避せず現実に戻ろう」というテーマ性を込めたストーリーはよくできていました。ワンピースあるいはADOさんという2つの「エンタメ=現実逃避」を使っているのでともすれば自己批判みたいな危ない話の気もしますが、原作者本人が脚本に携わったとのことで、子供でも分かる単純なストーリーラインながら大人が見ても深みが感じられるストーリーにできたのでしょう。
エンタメは別世界を楽しむときは楽しんで、その時間が終われば現実でがんばろうと取ればいいのかもしれません。またウタが神聖視されていることも否定して同じ人間であることを強調していたのかもしれません。あるいはエンタメの送り手として原作者も歌い手も命がけなんだという意味だったのかもしれません。
ゲストキャラのウタの声優が舞台女優でもある名塚佳織さんでした。失礼ながら最近は年齢のせいかメインキャラをやられることも少なくなりましたが、演技の実力と硬質な声の魅力で選ばれたのでしょう。こだわりを感じる人選でした。
ということで、シリーズアニメの劇場版の作りとして上手かったし、なかなか面白かったなあ、という感想です。せっかくならもう1か所ADOさんの歌の見せ場が後半にあっても良かった気がします。
正直期待していませんでしたが、いい意味で裏切られました。
ねこ太 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アマプラにて無料視聴。
事前の口コミなどをネット情報で知ってたのは、作中に何度も歌姫ウタの歌唱がちょっと・・・・って聞いてたのでどうなのかなとは思っていたけど、そんなに気にならなかった。
赤髪シャンクスも後半になってから登場してるので、シャンクスファンも納得ではないでしょうかね
ストーリーも良かったと思います。
無料で観れるなら十分満足のレベル。
ウタ役の名塚さんはエウレカで知っていたので思い入れがあって久々に声が聴けて嬉しかったかな
adoさんの歌唱も素晴らしく、ワンピースの世界と融合して良い作品になっていると思います^^
バニラコーク さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ワンピース映画は初見。
毎度アマプラには感謝です。
結論から言うと映画館にいってお金払わなくて良かった。
好きな人ごめんなさい。
歌がテーマって時点で催眠的な何かと思ってましたが、、、
自分的に楽曲が全く好みでなく響かなかった。
これは致命的。
まあ、割とお子様向けのアニメとしては良かったのでは。
やはり自分にワンピースはむかないようです。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
メガマインド さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
スィースィーレモン さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
いろいろと面白かったですね
いじりがいがあっていいですね
この映画でね
この世界の技術レベルがわからなくなりました。
さらに
シャンクスも面白くなるし、ルフィに幼馴染ポジションを作るのも良かったです。なんじゃ、こりゃぁ‼︎
最後にウタちゃんがが無限月読をするために体張っているのは評価点高いです。
waon.n さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ミュラー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
最近のONE PIECEの映画は、本編と関係ないキャラがいきなり出てきて、
すごい能力を使って世界を揺るがす大事件を起こし、
それにみんなで対峙するというパターン。
この映画もそのテンプレートに沿って、いつものお祭り騒ぎの映画。
感想を一言でいうとタイトル通り。
ということで、レビューは以上です。
ちょっとマクロ的に邦画についての感想。
もうずいぶん前からなんですが、日本の映画はアニメが圧倒的に売れる。
最近の興行収入から言っても、実写映画はアニメの足元にも及ばない。
実写どうこう言うつもりはない。
私はアニメの方が好きだから。
内容はともかく、シリーズ化して売りを計算できる映画がいくつかある。
名探偵コナン、映画ドラえもん、クレヨンしんちゃん、劇場版プリキュア、
アンパンマン・・損益分岐は不明ですけど・・
そんな中に、このONE PIECE FILMも入ってくるのでは。
作れば利益が出るのであれば、ビジネスモデルとして非常に優秀。
願わくば、グロスで多くのアニメ制作会社に受けていただき、
利益をしっかり制作会社に割り振ってもらいたいなあと思います。
鸐 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
久しぶりのワンピースです。
覇気とか伏線回収とか断片的な情報は入ってきますが、
流れで見る機会はなかったので、興味深くはありました。
とはいえ、漫画もアニメも熱がなくなって追わなくなってしまった自分にとって、知れたからどうということはなく、既存のワンピース知識だけで測っても、この映画が特段優れているようには思えません。
3Dのライブシーンは東映の最前線=日本の3Dアニメの最前線として申し分のない映像なので、それを目的にするならば良いコンテンツだと思いますが、3Dも映画のワンシーンとしてみると、うまく馴染んでおらず、自由を感じる隙も無いため、エンタメとしてはイマイチでしたね。
とぅもん さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
これは、Adoのライブ(ワンピースコラボ)です。
Adoのライブが映画の価格で聴けるのでコスパは最強です。家で見るなら評価は2段階落ちるでしょうね。
映画の内容と本編は繋らないパラレル設定となってるので見る必要性は感じませんでした。
ワンピースが好きな人よりAdoが好きな人にオススメできる作品です。
気まずいシーンもないので家族で見るなら最適でしょうね。
sMYVP12210 さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
40分で退出しました。
ただの、UTAのミュージックビデオを延々見せられるだけ。
ワンピース映画最悪の作品。
ファン舐め過ぎだわ。
hidehide さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
ゆん♪ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
とにかくシャンクス目当てで楽しみだった今回のRED
結果、若シャンクスの子守歌?にあわあわ&ニヤニヤしたし、ラストのルフィとの共闘、ウタとのシーンは涙涙でした!
シャンクスカッコ良かったなぁ。
あと、何気にやっぱり仲良しな(?)ゾロとサンジのシーンににやついてました(腐女子注意www)
ゾロがサンジに使う形容詞(グルまゆetc)のバリエーション豊かすぎん?w
エンドロールに懐かしいキャラクターてんこ盛りなの良かったな^^
なんやかんややっぱり入場特典に踊らされてますが、10月1日から配布されたカードはもらうつもりなかったけど、ウタちゃん生誕祭ライブビューイング観に行ったらバースデーカードと共にもらえた!(再販小冊子もまだ配布中だったので豪華3点盛!)
そんで、エンドカードのイラスト集?とノンテロップエンドロールがフルバージョンで見ることが出来て結果もらえてよかった^^
第一弾(と再版)でもらった小冊子で歌詞がすべてわかってたけどAdoさんの唄声がすごすぎてなかなか聞き取りにくかったライブシーン、字幕付きの上映はウタちゃんの歌詞がわかるし、海軍さん達の出撃シーンのセリフが細かくわかってより楽しめた感じ。
ソース さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:----
自分は「ワンピース」に関して、造詣が深くない。知識は東の海編,映画数本を見たレベルである。しかし、今作が興行収入を伸ばし話題作であるという点,監督が谷口悟朗さんであるという点やAdoさんを起用しているという点など惹かれる部分が多かった為、視聴した。
結論から言うととても面白かった。自分の知識が浅いため、存じ上げないキャラも居たがさほど問題はなかった。
物語序盤はウタがめちゃくちゃ歌うので「あれ?これAdoさんのライブの映画だっけ?」と一瞬思ってしまった。自分は楽しめたが、人によってはもうここら辺で嫌になっている場合もあるのかな〜と感じる。
中盤、 {netabare} ウタの能力が判明するが、この能力がいわゆる「セカイ系」を彷彿とさせる能力であることが分かる。 {/netabare} 正直この展開には驚かされた。ワンピースでこれをやりますか〜という感じ。
自分はVery Good!!と思ったが、ワンピースガチ勢の皆さんの中にはここら辺でう〜ん...という感じになる人がいるのだろうか。
また {netabare} ウタの能力や思想が判明したときに、エヴァンゲリオンや谷口悟朗監督作品で言う所の「ガン×ソード」のカギ爪の男,「コードギアス」のラグナレクの接続 {/netabare} などが脳裏をよぎった。「監督が谷口悟朗さんだから...」と釣られて今作を見た側面がある自分からしたらニヤニヤといったところであった。
00年代に名作を多く作った谷口悟朗監督だからこそ、この展開が出来たのかしら?
そして終盤
{netabare}
・ウタとシャンクスの別れの真実
・胸熱過ぎる、現実世界とウタワールドでのシャンクス達,ルフィ達の共闘
・まどマギを彷彿とさせるトットムジカのキャラデザ(意識してたと予想する)
・「ウタは俺の娘だ。」 by シャンクス
・ウタのラストの歌唱
etc.
{/netabare}
終始激熱で、さらに思わず涙が出てしまう展開もあり...ちょっと舐めてたなと感じた。多少詰め込み気味に感じる部分もあるが、大変満足出来る作品であった。
どうやら賛否両論あるようだが、個人的には今作に何を求めているかで評価がだいぶ変わるよな気がする。
テナ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
賛否両論ある劇場版ですね。
ワンピースのアニメって結構引き伸ばしが多いのです。
原作の1ページや数コマを30分で引き伸ばしたりなど、そうした点を見ると劇場版はそうしたのがなくサクサク進むのでワンピースの劇場版って結構好きです。
因みに、この劇場版は……現在のワンピースがワノ国編を最後に最終章に入ります。
その切り替え時期であり、原作でも謎が多いシャンクスがピックアップされてる事で物語の伏線になっているかもしれないって意見も多く重要な劇場版との噂ですね。
さて、今回の映画は……前回のスタンピードに比べると勢いや戦闘シーンや出演キャラに劣る今作では、海軍の3大将にビッグマム海賊団にCP0、ローやバルトロメオやコビーなども登場します。
アドの歌が話題を呼んでいる作品ですが、歌は個人的にはあまり……これは正直、ファンの方やこうした演出が好きな方には受けるかもしれません。
でも、私は普段アニソンを聴くか、サムネを見て貰えたら解る通りナナニジの曲とか聞いていているだけなんで、私には曲は刺さらなかったですね。
ファンの方、ごめんなさい(><)*。
ライブシーンもよくは動いてました。
しかし、これも好みで普通にアイドルアニメのライブの方が好きかな?
後、今回はワンピースに何を求めるかで評価事態が大きく左右する気がします。
全体的な印象としてはワンピースらしくはない気がします。
しかし、今回は考えさせられた部分や感動する部分もあり感情移入をしてしまう。
物語は凄く刺さりました。
ワンピースらしくはないけど、親子がテーマの1つであり私には新鮮でした。
劇場版のキーキャラのシャンクスの娘のウタ
彼女のポジションに驚いたのです。
{netabare} まさかのルフィ達に対立する立場として出て来ます。 {/netabare}
{netabare} 今作には敵と言うのが明確に存在しません。まっ、敵と言うなら魔王?
ウタも敵のような演出なんですが、中々憎めないキャラでした。{/netabare}
海賊に居場所や家族を奪われたり、海軍にも助けて貰えない民間人達が幸せを感じられるのがウタの歌です。
彼女の歌に心を救われた民間人達は、やがて彼女に依存してしまう。
{netabare} そんな彼女が沢山の人の救いに答えようと取った手段が彼女の能力世界に自分の歌を聞いてくれる人達を閉じ込めて何不自由ない平和な夢世界で幸せに生きてもらうと言う選択肢でした。
民間人が平和な世界を望んだから!
仕事や勉強をしないで生きれる世界を望んだから!
何不自由ない世界を望んだから!
彼女の歌をずっと聞いていたいと望んだから!{/netabare}
彼女は……気持ちに答えたかった。
でも、それを知った民間人は「帰りたい」と言う……あれだけ嫌がって居た現実世界に!
ウタはまた悩んでしまう。
{netabare} だから何も考えないでいいように更に楽しくなればと!
民間人を夢世界でお菓子や人形に変えてしまう。{/netabare}
私も思います。
自分達が望んで後から現実世界に帰りたいなんて勝手過ぎるって…
皆が望んだから力になってあげたかったのに……
でも、違う……
確かに平和な世界で争いもなくて病気もしない世界で一生遊んで暮らせるのは素敵だし幸せの1つだと思う。
けど、{netabare} ウタがした事はただの幸せの押し付けです。
自分の思う幸せに沢山の人を閉じ込めて守ってあげるよって幸せを押し付けて…… {/netabare}
もぅ……それは幸せじゃないよ。
{netabare} 幸せは押し付けたり押し付けられたりするもんじゃないもの…… {/netabare}
{netabare} 現実世界のウタが眠ってしまうと能力がリセットされ夢世界から民間人が現実世界に戻ってしまう。
皆の幸せを守る為に、現実世界のウタはネズキノコと言う眠れなくなるキノコを1人で食べるだけの日々を送ってました。{/netabare}
睡眠をしない彼女は近々死んでしまう……
{netabare} でも、彼女は死んでもいいと考えてます。
何故なら彼女が死んだら夢世界は永遠にキープされ全員が夢世界で一生暮らせるから。{/netabare}
私には彼女が{netabare} 死を覚悟してまでも誰かの幸せを守ろうと1人寂しそうにキノコを食べる姿に心が締め付けられました。{/netabare}
こんなにいい子なのに道を間違えてしまった……きっと彼女は優し過ぎたのだ……
だから、私はウタに同情してしまいました。
きっとこの子も被害者なんだ……
彼女はシャンクスに捨てられた過去がありました。
その理由はシャンクスが親だから選んだ選択肢でした。
大人は子供に事情を知らせないで勝手な事をする。
子供の為に例え恨まれようが、嫌われようが……
子供の頃は私にはそれが解らなかった。
多分、子供の私が見たら大人は勝手だ!何も説明しないで子供の為だとか言う言葉で蓋をして!
子供だって真実を知りたいし理解したいし納得したいんだって……力になりたいって。
でも、少し大人になった私には解る。
子供の気持ちは解る。
大人だって昔は子供だから……
それがわかった上でも知らなくていいんだ。
子供に悩んで欲しくないし心配かけたくないんだ。
不安も心配も悩みも抱えなくていいんだよ。
そんなものは成長すと嫌でも悩んでしまう日がくるから、その時までは、元気に楽しく遊んで欲しいって思う。
その方が楽しいでしょう?って
だから、シャンクスも{netabare} ウタに事実を隠して自分が憎まれ役になりながら元気に歌っていて欲しい。
いつか海の上で元気な彼女の歌声を聞くのを楽しみにして選んだ選択肢なんだと思いました。{/netabare}
親だから大切な子供だから別れたのだと。
ルフィはウタの友達で幼なじみ。
{netabare} でも、ルフィは最後までウタを攻撃する事はしませんでした。
「戦う理由がねぇ」彼のセリフですが、ルフィは解っていたのでしょうね。
ウタが間違えた方向に進んでいる理由も彼女が誰よりも優しい人間だと言う事を。{/netabare}
そして、ついにウタの前現れたシャンクス。
{netabare} でも、彼はシャンクスや赤髪海賊団はウタを攻撃しません。
ウタは現実世界の民間人の身体を使い赤髪海賊団に攻撃させますが、シャンクス達は何もしません。
攻撃も防御もせずにひたすら殴られ続ける。
多分、それは痛くないからです。
シャンクス達のした事って大人としては正しいと思います。 {/netabare}
しかし、親としては間違えだと思います。
{netabare} 例え子供の為でも、そこにどれだけ正当な理由があろうと、ウタを子供を置いていくなんてやってはいけない事です。
そうする事で本当に傷ついたのはウタでした。
ウタの心の傷に比べたらどれだけ痛くないか……彼女の心の傷は……痛みや悲しみや寂しさや辛さの方がどれだけ痛いだろうか?{/netabare}
多分、シャンクス達はそれが解るから親として当然の報いである思っているのかもしれません。
ウタも1年後にはシャンクス達の秘密に気づいていたみたいですが、それでもシャンクス達を許せなかったのでしょうね。
だから、シャンクス達は少しでも気が済めばと考えたのかもです。
{netabare} そんな中、海軍が一般人に発砲します。
ウタは夢世界では最強ですが、現実世界では血が流れすぎない様に泣きながら両手で止血するしか出来なくて……
夢世界でも発砲シーンはありましたが、それは直ぐに直せてたけど {/netabare}
やっぱりウタの現実世界の姿を見たら、この子は本当に優しい子なんだと感じました。
赤髪海賊団の{netabare} 「大事な娘の大切な人達を奪わせない」 {/netabare}ってカッコイイ理由だなぁ〜と思いました。
そうして、ウタの歌声によりトットムジカ……
{netabare} 魔王が降臨。
魔王はかなり巨大でしたね。
デザインはなんか……変な人形みたいな感じで魔王感はありませんねww {/netabare}
しかし、この巨体に総力戦で当たります。
巨体だとアニメだとスリラーバークのオーズ以来かな?
あれよりもかなり迫力ありましたね。
アニメでは過去にない連携ですね。
作戦組んで指示通りに攻撃はなんかワンピースの戦闘の中では新鮮味がある気がしました。
今回はシャンクスとウタの親子の絆もそうでしたが、もぅ1組…… {netabare} ウソップとヤソップですね。
この親子共演は初ではないでしょうか?
最初は指示出しがウソップが若干遅れ気味でしたが、段々とタイミングが重なり始めるのに親子の力を感じました。 {/netabare}
最後のルフィの攻撃とシャンクスの攻撃。
シャンクスは父として、ルフィは友達として……
私はこの作品を見るまで、もしも誰かが道を謝れば止めるものだと思っていました。
だから、最初はルフィもウタを止めるために説得していたしシャンクスも娘を止める為に来たのだと思っていました。
しかし、止める、では50点です。
{netabare} 「娘を救いに来た」{/netabare}とシャンクスが言ってました。
間違えた時に止めるだけでは意味がない。
{netabare} 救う事に意味があるのだと。{/netabare}
止めると間違えた道は進まなくなるけどそれだけ……
{netabare}救う事が出来るなら別の道へシフトさせてあげられる。
苦しんで悲しんで選んだ道ならそうした事から救い出すのが、家族であり友達ではないでしょうか?{/netabare}
だから、ルフィは{netabare} 友を救うために{/netabare}
シャンクスは{netabare} 娘を救う{/netabare}為に
一撃を放つ。
シャンクスはウタに薬を渡す。
{netabare} それを飲めば眠りにつきウタは死ななくてすむ。夢世界の皆も帰ってこられる……でも、夢世界に心が囚われているとウタが寝ても能力がリセットされずに皆が出られなくなります。
{/netabare}
シャンクスは多分…… {netabare} それでも薬を飲んで生きて居て欲しかったと思います。
やっぱり血の繋がりはなくても父親であり娘だから生きて欲しいって…… {/netabare}
でも、ウタは歌いたいと言う
皆を現実に呼び戻す歌を……
{netabare} 自分の命よりも皆を優先してあげられる。
夢世界が皆の幸せだと勘違いした彼女の姿はどこにもなくて…… {/netabare}
争いばかりで平和な世界じゃなくても、悩みながら苦しみながら時には道を踏み外して、泣きたくても泣けない事もあれば、泣くしか出来ない様な、今日もどこかで泣いたり命を落としたりする様な救いようのない世界にも、幸せはあって……
そんな世界だから幸せを強く感じたり出来るのかもしれませんね。
だから、彼女は歌う。
{netabare} その決意にシャンクスは何も言わない。
娘の決意を尊重する姿も親として姿を感じる事が出来ました。{/netabare}
歌の後に海軍がウタの引渡しを要求してくる。
{netabare} シャンクスは娘を守る為に覇気で海軍大将以外を気絶させるし、黄猿や藤虎もビビるらせるレベルでした。
戦わずして勝つ!とはまさにこの事ですね。{/netabare}
ウタは争いを嫌うから…… {netabare} シャンクス達からは仕掛けないけど、ウタを連れていくなら容赦はしない。{/netabare}
シャンクスらしい決意ではないでしょうか?
最後は……多分、ウタは…………
EDは止め絵でしたが{netabare} 懐かしい場所やキャラが沢山出ていたし、ウタの歌がどれだけの世界の人に聞かれて居るのかが良く伝わるEDで{/netabare}よかったですね。
最後まで見ると誰も本当は悪い人なんていなくて……
守りたい者の為にそれぞれが戦ったのだと感じました。
今回のテーマは「親子」「幸せ」ではないでしょうか?
親子の絆の強さや形、誰かにとっての幸せとは?など沢山沢山考えた作品でした。
ワンピースは人気作品で感動の名シーンも多いと聞きます。
でも、私はワンピースで良い話だなぁ〜くらいの感じは経験ありますが、感情移入や泣きそうになる事はありませんでした。
多分、ファンの方がキレてしまう発言でしょうね。(このレビュー1つで私色々なファン層の方に怒られそう……ごめんなさい)
しかし、私はそれくらいに今作は感動するものがあったと思います。
正直、最初はあまり期待してませんでした。
スタンピード程の人気キャラのオールスターでもないし注目はシャンクスくらいでキャラが全体的に弱いと思ってましたので、しかし見終わってここまでの物語に仕上げて来たのかと関心でビックリしてしまいましたw
また、見たくなる様な話でしたね。
ハニワピンコ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
【まえがき】
ひとり語り多めの長文なので折りたたみw
{netabare}『ONE PIECE』は私にとってはハマる要素が多いはずなのに何故か入り込めない不思議なコンテンツ。
原作未読。劇場版鑑賞は本作が初めて。TVアニメも10年以上観ていないはず。
私は『パイレーツ・オブ・カリビアン』全作観る程度には海賊好きですし、
昔、観たエピソードも弱きを助け強きを挫く王道で、感動的だとも思いました。
が、キャラデザが合わないのか、
にしても涙腺脆すぎでしょ?啼泣だけが泣きじゃない。との感性の違いなのか。
観てはハマり切れずを繰り返す内に、自分は『ワンピ』とは縁が無いのだろうと距離を取っていた感じ。
だから私も最初はAdoさんが歌唱した本作の主題歌を耳にしても「うっせぇわ」って感じで聞き流していたのですが、
聞いている内に段々とウタに洗脳され、この歌かっこいいな♪となり、
脳内でヘビロテする中毒症状が現れたので、
Dolby Atmosでこじらせてみようと劇場に飛び込んだ次第。
尚、一部で、ウタの歌ばっかしで物語がおざなり。
タイトルや事前情報から、シャンクスが掘り下げられると期待したのに裏切られた。
といった雑音も耳に入った上で、ウタのライブに行くつもりで挑めばいいんでしょ?
と天邪鬼に天邪鬼で返す、捻くれた姿勢での鑑賞となっているのでご容赦下さいw{/netabare}
【物語 3.5点】
監督には谷口 悟朗氏を三顧の礼で迎える。
海賊作品としては異色。
原作者の「伝説のジジィ描くのに疲れちゃった」との意向を汲み(←おいおいw)
ヒロインおよび敵役でルフィの幼なじみの歌姫少女が「ルフィ、海賊やめなよ」と、
“大海賊時代”を否定する“新時代”の理想を語ってくる異例のシナリオが展開。
ベクトルの違うウタの能力には、
作品世界の序列やセオリーをリセットするシナリオ効果があり、
従来の能力インフレ下では出番無さそうなキャラにもワンチャンあり。
オールスター企画との相性は良好だった印象。
音楽アニメとしても異色。
通常、音楽で押す作品を観たら、やっぱり音楽っていいな~♪となる単純な私ですが、本作の場合は
{netabare}大海賊時代で疲弊した一般市民の想いを代弁したウタが、歌の力により、
ライブで感じる幸せが永久に続く、ウタウタの精神世界に人々を連れ去ろうとする攻防。{/netabare}
というプロット。
私もライブ会場からの帰り道、これ終わったら現実に戻るのか……と抱いた寂しさを思い出してみたり。
近年、動画配信等で、面倒なリアル社会との関わりを飛ばしてアーティストが才能をダイレクトに世界に広める良い時代になったなぁ~と思っていましたが、それも度が過ぎると考え物だなと思い直してみたり。
こんな苦い余韻が残る音楽アニメはチョット記憶にありませんw
構成は冒頭いきなりウタのライブ→寸劇→ライブと続く。確かに歌の猛攻w
ただライブばかりで物語が削られているというのは少し感覚が違うと思いました。
ウタの歌はウタウタの実の能力であり、ライブシーンは言わば戦闘エフェクト。
アクションアニメで技が飛び交うのは自然な成り行き。
『マクロス』でも視聴する感じで挑めば折り合えると思われます。
とは言え、キャラめっちゃ多いな~と思ったのも事実(苦笑)
どちらかと言えば、ウタも含めたキャラたちの能力描写に物語の尺が食われる、
お祭り作品あるあるな感覚の方がシックリくるかと。
【作画 4.5点】
アニメーション制作・東映アニメーション
ライブ空間を再現した劇場体験には臨場感があり、
鑑賞者もウタウタの世界へと誘う引力があります。
それ以上に、本作は現実とウタウタ双方の世界にまたがるファイナルバトルの作画は、360°法則無視。
諸々の境界が溶けて行くようなフリーダムな作風。
これなら、{netabare}ルフィがシャンクスに再会したら麦わら帽子を返してシリーズが完結してしまう
というジレンマも越えて“共闘”も可能ですw{/netabare}
【キャラ 3.5点】
今回はシャンクスより“娘”のウタの話と開き直るのは良いのですが、
ウタの物語として見ても、シャンクスの掘り下げ不足と感じます。
(※核心的ネタバレ){netabare}ウタを傷付けないために真実を隠し罪を被ったという点。
ゴードンは真実を告げる勇気がなかった大人の弱さとしても、{/netabare}
シャンクスはそこまで弱い海賊なのかな?という疑問が残りました。
この辺りについてはルフィの幼馴染としてのウタより、
“シャンクスの娘”としてのウタの描写により力を入れることで、
シャンクスの“父性”の詳述から、彼の言動の真意を理解することで、納得したかったです。
具体的には20歳のシャンクスおよび赤髪海賊団にウタが愛されていく過程がもっと欲しかったです。
【声優 4.0点】
ヒロイン・ウタ役は名塚 佳織/Adoの演者と歌い手の分担。
クセのある歌い手にいたずらっぽい声質で合わせる名塚さんの対応力が光る。
ルフィに対する「でたぁ、負け惜しみ~」には、
幼少期から外の世界と隔絶されて育ったウタの変わらぬ無邪気さと狂気性が混在しており印象深いです。
ウタの育ての親・ゴードン役には津田 健次郎さんを据え盤石。
脇に置くべきゲストタレントを重要キャラに起用する間違いは犯しません。
ルフィ役・田中 真弓さん、シャンクス役の池田 秀一さんなど、
他作品では、失礼ながら流石に往年のパワーはない?と感じることもあるベテラン声優陣ですが、
『ワンピ』だと元気いっぱいですね♪
大御所だからとスタッフが遠慮しないこと。作品自体にパワーがあること。
ベテランを活かす秘訣です。
【音楽 4.0点】
劇伴担当は中田 ヤスタカ氏。同氏はウタが歌う主題歌「新時代」も提供。
ウタの振り付けにはPerfumeでも組んでいるMIKIKO氏を起用し、
タッグでウタのライブシーンの“攻撃力”を磨き上げる。
ウタ歌唱担当にAdoさんと聞いた時は毒キツ過ぎない?と懸念しましたが、
鑑賞後は、天使の歌声から{netabare}魔王の召喚{/netabare}まで振れ幅の大きさをカバーするには彼女の表現力が不可欠だったと納得。
低音域の唸り声には“パンチ力”がありました。
その他、ウタの歌は、
海賊を流儀ごとねじ伏せるMrs. GREEN APPLE提供の「私は最強」
澤野 弘之氏提供の闇落ちソング「Tot Musica」などの挿入歌群。
EDは秦 基博さん提供の「風のゆくえ」で締める全7曲の豪華絢爛な“作曲村”方式。
興収狙うならフェス感があって上策なのでしょうが、
作曲村はテーマの一貫性が保てないと感じ私は正直苦手です。
(自分が中田氏が全部担当したらどうなるか聞きたいだけという説もありw)
【付記】
次『ワンピ』を観るのは何時になるかは分かりませんが、
今度はキャラを絞って伝説のじじぃに挑む無難な海賊バトル作品をチョイスしたいですw
ナオ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
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