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「機動戦士ガンダム 水星の魔女(TVアニメ動画)」

総合得点
75.3
感想・評価
421
棚に入れた
1356
ランキング
826
★★★★☆ 3.7 (421)
物語
3.5
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.6

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機動戦士ガンダム 水星の魔女の感想・評価はどうでしたか?

Acacia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

私、いつのまにかガンニョムおじさんになってた。

結論から言うと余り楽しめていません。

初の女性主人公との事で
結構期待値は高かったし、PROLOGUEでの
掴みは良かったのですが、

学園で「決闘よ」と言われる度に
どうも萎えてしまって…。

医療技術、軍事企業間が裏で蠢く戦争。
現代風で、今までガンダムシリーズが表に出すことは
少なかった要素を描いており、
独創性はそこそこあると思うのですが。

ガンダム=血生臭い戦争
を、期待してしまっていた自分に驚きです。

Gガンダムも全然アリ。∀なんて最高傑作!

と思っていた自分もいつの間にか
ガンニョムおじさんになってたみたいです。

2期も継続視聴中ですが、15話以外面白いと感じてなくて…。

後、ファンネルやらドラグーンやらビットやら
それ系の兵器はマンネリしてきました。

上記の通り放送前の期待値は高かったですが、
テレビシリーズ前作である鉄血のオルフェンズに比べると
余り楽しんで視聴できていません。

私のガンダムBEST10にはランクインしない可能性が高いかな…。
このランキングに食い込むガンダムを期待しているのですが。

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 472
サンキュー:

19

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何故これをガンダムにした

実は久しぶりガンダム。シードのみ見て以来久しぶりで大河内脚本で、戦争ではなく学園ものと聞いてめちゃくちゃ期待して、最初のプロローグから中々な展開で、それでも楽しい楽しい学園物が来ると思いながら、決闘ばっかであまり視聴が進まない中での6話。そしてその後の学園お仕事系から見たいものが見れるようになってきて、更に1-5話で描いてきたキャラ達が色々と動き出してきて面白さに拍車が掛かってきた中で12話の地獄の展開

ガンダムじゃなかったらその後の事業展開や地球寮とのみんなの関わり、学園物を続ける事だって出来たのに、これはガンダムでしたね
今作の主人公や主人公機的に負け続けるってのは無さそうだけど、殺戮武人と化すパターンあり得るな。まぁこれは冗談だとしても、あの終わりで、あの親で、あの展開をしてしまってさあどうするのか
あの大河内大先生が描く脚本という事で、良くも悪くも話題にはなる展開をしていくだろうね。どう着地していくのか、不安も期待も混じりつつ、しっかり見ていきます

キャラ、今風なキャラもいればコテコテのキャラをしている子もいる。そして裏で暗躍する大人達やその子供達、今はまだ真の目的やその為の行動が見れてないから分からないけれど、子供の方は悪役側になりきれてない感じのまだ子供ながらの情や感傷的な行動は中々面白い
でも何というか決闘委員会の男連中を大体9話かけてそれぞれ関わっていく構成で、それで水星たぬきちゃんと関わっていく中で展開される物語はどれも面白く、流石だなぁと言った感じなんだけれど、その決着は全て決闘で決まっていくのはタルいというか、マジでパワーでの仕上がっていく感じは自分の好きな展開ではないかな

結構初見も多くて、色々なところで色々と様々な要素が盛り上がっている中で本編がお出しされて更に話題になっていった作品で、自分はライトな目線から楽しんでいるけれど、久しぶりにガンダム世界に入り込んでこのシリーズを追いかけながら見る楽しみが感じられて嬉しいです

投稿 : 2023/04/27
閲覧 : 219
サンキュー:

7

ネタバレ

Rye さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

これは凄い(これはきっと、幼い少年少女が毒親からの脱却を図る物語)

ココ最近のガンダムの中でもプロローグの段階ではかなり重ための内容。
ます、作画は本当にサンライズ様さまさまだなと思うぐらいモビルスーツの作画は勿論、戦闘シーンの作画まで何から何まで美しいの一言でした。
この作画がこのまま続くのであれば本当にすごいと思います!
そして、プロローグの1番の衝撃は、まず主人公側の人間が母親以外1人残らず死んでしまう所、主人公が4歳という過去類を見ないレベルの最年少でガンダムに乗り敵機を3機撃墜し、挙句純粋無垢故に「ろうそくみたいで綺麗だね!」というところ。そして、4歳の誕生日ということで敵機を3機撃墜(主人公の発言でいくとこれでロウソク三本)そして、最後のロウソクは父親の突撃した機体の爆発によるものというとても、シリアスを通り越すような描写がとてもキツかったです。
エリーはこれトラウマにならないのかな?(普通にエアリアルに乗ってるあたり、シンプルに幼い日のことで覚えてないか、あるいはエルノラに記憶を改竄されたか?)
追記
1話、2話見ました。
プロローグのあのかなり重ためのシリアスさは今は無くなっていますが、あれが完全に消えているような感覚は自分にはありません。
きっとどこかであんな感じのシリアスさは出てくると思って身構えています。
ですが、今の感じはスレッタとミオリネが中心に話が展開されており、その中でもスレッタと出会って少しずつ成長し変わろうとしているミオリネが中心に描かれている気がします!
あと、このレビューのタイトルにもあるのですが、とにかく親が毒親です。
出てくる主要登場人物の少年少女の今現時点で出てきている親はとにかく子どもを自分の良いように使おうとしてるようにしか思えない毒親ばかり。
少なくとも、ミオリネとグエルの父親、スレッタの母親(これは、ゆりかごの星での話なので恐らくといったところ)は実の子に対する態度が酷すぎます。
ミオリネは、そんな父親をスレッタと出会う前までは嫌いで、陰で文句を言うだけでした。
ですが、スレッタと出会い実の父親に対して正面切って反抗し、間違いを正そうと、戦おうとしています。
そしてグエルですが、決闘に負けただけで、父親から恥をかかせるなと打たれる始末。
ここから、ミオリネ同様反抗して自らの道を切り開いていくのかどうかはまだ未知数。
最後にスレッタですが、そもそもこの子は母親の真の目的を全く知らないので、エルノラが毒親であることを未だ認識していないと言ったところ。(ゆりかごの星と本編の話が違うならエルノラはまだ毒親と言えない可能性があります。)
あと、ちゃんと話を見てない人はキャッキャウフフ物でガンダムっぽくないとか思う人もいるかもしれませんが、そもそも今回の作品は、10代~20代前半の若者が初めてガンダムを知ってガンダムを見始めてもらえる。そんな入門のような作品になりたいという制作陣の方々のお気持ちが込められているので、正直いつものガンダムや宇宙世紀ガチ勢の人が見ていつもと雰囲気違うと思ったり、「これはガンダムじゃない!」と思うのはある種当然だと思いますが、あくまでガンダム作品なので後々しっかりガンダム作品だなと思える物になってくると信じてます。
ですが、入門編と想定し作る上でなぜ、ガチガチに宇宙世紀の戦争物にしなかったのか…。
それだとやはり敷居が高いと感じたりする人がいて、新規のファンが付かずに今までのファンの人しかガンダムを見なくなり、結局ガンダムが衰退していってしまうと製作陣側が判断されたからではないでしょうか。
今回の作品は宇宙世紀ガチ勢の人にはウケがあまり良くないかも知れませんが、普段全然ガンダムを見なかったり今回が初めてだと言う人がかなり水星の魔女を楽しんでくれている気がします!
実際に私自身の周りでもガンダムを見るのが初めての人でハマってくれてる人がいるので、初めてガンダムを知るきっかけになり、この作品からガンダムを見始めるという人がかなり見受けられるので、製作陣の皆様の入門編のような作品にしたいという狙いはとても成功したと言えるのではないかなと感じました!
3話以降もとても楽しみです!

投稿 : 2023/04/23
閲覧 : 253
サンキュー:

8

涼宮 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしいアニメ

このアニメは私がここ数年で1番楽しんだ作品です。ガンダム初心者なのでガンダムについて詳しいことは理解してませんがキャラの魅力、作画、世界観全てに惹き込まれたと言わざるを得ません。(多分ガンダム詳しくない方が楽しめる説がある)

女性主人公のスレッタはオドオドしていて何を考えてるのか分からなかったけれど、だんだん彼女の本質が見えてくる過程が素晴らしい。彼女の載ってるエアリアルという乗り物について彼女自身がどう向き合うかも見所です。一期は学園要素も沢山組み込まれてて誰にでも見やすいようなアニメになっていると思います。

本当に出会えてよかったと心から思える作品。ほかのガンダム作品も見ようと思えました

投稿 : 2023/04/19
閲覧 : 119
サンキュー:

3

ネタバレ

しろくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今まで観たガンダムで一番、序盤から見やすくとっつきやすい

大体、ガンダムシリーズは今まで、離脱したくなるくらい序盤が面白くなくてハマるまで時間がかかり最初は我慢して観るものというイメージだったけど、学園ものということもありとっつきやすく最初から苦も無く見続けられた。
百合がブームなのかとうとう百合ガンダムが爆誕したわけだけど、流行ってる事もあり耐性もついてきていて違和感なく見れている。
キャラはそこそこ良いと思うけど学園ものだからみんな若いなという感じ。もしかして今までのガンダムで一番キャラ平均年齢若いのでは。
嫌な奴がツンデレというわかりやすいテンプレなのにグエルくんの素直な可愛さにやられてしまいハマったものの終盤の急展開でえっ・・・と呆然。
キャラが若いから子供向けな感じなのかと思ったらそういうわけではないのかもしれない?

投稿 : 2023/04/19
閲覧 : 105
サンキュー:

3

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

真SFスーパー英雄(?)列伝61

蒼く眠る水の星にそっと♪という歌詞が・・・えっ?違うって
いや、だって水星の魔女の物語で女の子同士の愛があるから
うんうん、だから水の星だから水星でしょ。
水の星(の魔女)に愛をこめてって、ピッタリじゃん
(ええい、森口はバケモノか byシャア)

・・・いや、何となく連想してしまったもので(汗)

ガンダム史上初の女性が主人公で学園もの、株式会社ガンダム、もめごとは決闘で白黒つけるなどいろいろと目新しい部分があって、時代により変わっていくガンダムとして楽しんで観ました。

まあ、ガンダムなんで、ただの学園もので終わる訳がなく、裏で進行する物語が後半になって、次第に明らかになっていき殺戮シーンも描写され、後半(現在放送中)の放送も始まりましたね。
そういう意味だと、この前半だけで、どういう作品かを語るべきなのか迷うところでありますが、後半も見たいと思わせる内容でした。

ただ、これガンダムという名前を別に付けなくてもいいんじゃない?
と思いましたが、やはりガンダムという名前は商売上、必要という事なんでしょうね。

おまけ
スレッタ
「逃げればひとつ、進めば二つ」
う~む、なんていい言葉なんだ、ぜひ自分も
「逃げれば(感想を)ひとつ、進めば(感想を)二つ」
書けるという事で、後半の放送を観る事に(ぎゃ~~~~っ)

投稿 : 2023/04/18
閲覧 : 132
サンキュー:

9

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 前日譚の「PROLOGUE」がかなり血生臭い締めだったため、「本編もかなりシリアス色の強い
作品になるのかな?」と思っていたが、蓋を開けてみると学園が舞台で、モビルスーツの戦いは
いわゆる戦闘ではなく、死には至らない決闘と随分緩いノリ。
 更に主軸キャラのスレッタ・マーキュリーとミオリネ・レンブランの百合っぽい要素を
押し出していたこともあって、より柔らかい雰囲気が。
 ストーリーの方もガンダムの技術の医療利用を目的とする起業という方向性に進むが、
ガンダム系作品がそんな優しいまま終わるはずもない。
 話が進むにつれ、ベネリットグループの権力争いやスペーシアンとアーシアンの確執など、
不穏な要素が色濃くなってきて、終盤には本当の戦闘が始まるきな臭い展開で締め。
 分割2クール作品だが、学園主体の平和な世界は本作で終わりなのかな。

 ベネリットグループ以上に不穏なのが、スレッタの母のプロスぺラ。
 なまじ敵対者ではないことで、よりやっかいな存在という印象で、スレッタにとっては母だけに
その盲信ぶりもひどく、ラストのスレッタの行動はほぼ洗脳状態にあるような感じ。
 この締めはクリフハンガーとして後編へ興味を持たせるという点では、かなりインパクトの
あるもの。
 このプロスペラだが、その目的もさることながら、スレッタや彼女が搭乗するガンダム・
エアリアルに対して、何をしでかしたのかも相当怪しい。
 これはミステリー要素として、話が進むにつれ、少しづつヒントが与えられる点など、
ストーリーへの興味を上手いこと引っ張っている感があるが、真相は相当えげつないことを
やっているような気が。

 このプロスペラとスレッタだけに限らず、デリングとミオリネのレンブラン親子、ヴィムと
グエルのジェターク親子などの親子関係、あるいは大人と子供の関係が重要なファクターと
なっているが、よくよく考えるとシリーズ構成や脚本が大河内 一楼氏で、この人が手がけた
過去作品でも親子関係や大人と子供の対峙に焦点を当てた作品が多かったのだった。

2023/04/02
2023/04/15 誤字修正、表現方法の変更
2023/04/15 誤字再修正

投稿 : 2023/04/15
閲覧 : 166
サンキュー:

3

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リバースガンダム いろいろ逆転

史上初女性パイロットが主人公のガンダムですね。
テレビアニメとしては00、劇場等含めてもUC以降遠ざかっていた
ガンダムですが、久々に視聴開始。

【作品概要】
0話が作品の根幹にあり、
20年後くらいの物語が1話になります。

宇宙で生きるにはあまりに脆弱な人類。
それを補うために生まれたMS技術。
MSの最大手企業が運営する高校に、
水星育ちのスレッタ・マーキュリーが入学するところから
物語は始まります。

【作品に対する感想】
 0話と1話のギャップにかなり戸惑いました。
 基軸は当然MSとガンダムなんですけど、
 SEEDの頃からすると20年くらいたってるせいか、
 いろいろ現代風にリファインされてる印象です。

 従来のガンダムらしい価値観をぶっ壊してきます。
 Gというより∀みたいな壊し方…って印象です。

 この辺はいろいろ賛否があるところだと思いますが、
 私は今のところ肯定的です。

 この作品どの年齢層をターゲットにしてるんでしょうか?
 企業の物語だけに、駆け引きや経営判断、倫理観
 いろんな要素が絡んで割と難しい物語になってると思います。

 プロスペラやシャディクなどきな臭い思惑が絡む世界で
 踊らされてる主人公スレッタ。
 子供の世界と大人の世界が強く絡んだ状況で
 どんな物語が紡がれるのか、2期も楽しみになってきました。

1)物語
 医療技術の延長にモビルスーツがあるって設定、
 いいですね。

 色々今風っていう印象です。
 ➀スレッタとミオリネのジェンダーレスなところ
 ➁株式会社ガンダム
 
 それと従来と対称を意識している設定・演出が多かったかなと。
 ➀主人公が女性パイロット
 ➁恒例の仮面の人も女性
 ➂グエルのツンデレ発言
  「俺はお前のことなんて全然好きじゃないんだからな」
 ➃地球在住の人がアーシアンと呼ばれ
  宇宙在住のスペーシアンから見下されている

 あと決闘の「いかなる手段をもってしても勝てばいい」
 というぶった斬り感は一周回って好感持てました。
 ・負けを変に美化する日本的な感覚
 ・最近のなんでも平等、文句言えば自分に合わせてくれる
 ってのを一蹴する良い設定かと思いました。 
 根回し、下準備から戦いは始まってるってね。

 もやっと気になってるのは0話と1話の間に
 物語的なトリックが入ってる気が…。
 
2)作画
 キャラデザは割とあっさりした感じです。
 髪型は無茶苦茶 独創的ではありますが。
 
 一方MSの戦闘シーンは流石です。
 エアリアルのガンビットの動きはかなり美しかったです。

 MSデザインは旧作をオマージュしてるのかな?って
 感じました。
 イナクトっぽいのとか、フラッグっぽいのとか、
 ゾックっぽいのとか、ドムっぽいのとか。
 まあ何十年続いてるシリーズで
 あれだけたくさんのMSを描いてきたら
 似たようなものって出てきますよね。 

 エアリアルのデザインは従来のガンダムに比べ
 目が大きく、下腿部がかなり大きめですね。
 慣れるまで時間が掛かりそうです(^^;

3)声優
 市ノ瀬加那(スレッタ)
 コミュ障気味のキョドりの演技が良かったです。
 
4)音楽
 OP「祝福」
 YOASOBIが歌ってるんですよね。
 なんかすごい時代になったなって思えました。

5)キャラ
 登場人物が多すぎて把握できなくなりそうです。
 子供層でありながら裏に首を突っ込んでる人、
 または巻き込まれてる人。
 大人層の腹の探り合い…。
 1クール目ではまだよく分からないところが多いですね。

 ➀スレッタ・マーキュリー
  コミュ障気味のキョドりまくり女子。
  作中最も年齢相応なのかなって思えます。
  ただ、周りが年齢不相応な思考回路、スキル持ち
  ばっかりなので、かなり浮いた存在でした。
  (MS操縦技術以外ではお味噌)
  くわえてオカンのほぼ言いなりなので、
  自己中・自己顕示欲バリカタな方が多い
  歴代G主人公の中ではは珍しいタイプと感じました。
  他者の言いなりってのは私的にちょっと苦手なタイプです。

 ➁ミオリネ・レンブラン
  「ダブスタくそおやじ」「水星ッておカタいのね」
  など数々の迷言を残してくれたヒロイン。
  従来のガンダムからはかなり異色で
  経営のスペシャリストの卵。
  経営者らしいドライなところと
  詰めが甘い所がちょっと両極端。
  理詰めなところも含めて割と好きです。
  ただ凄惨な部屋は何とかして(笑
 
 ➂シャディク・ゼネリ
  さわやかチックな言動の裏でかなり腹黒い男。
  世界観にマッチした戦略に長けた食えない奴で
  前半は好印象でした。
  策を講じて届かなかったミオリネへの想いも含めて。
  (半分本音で半分は政治戦略の一環でしょうけど)
  ですが、人の命もコマと扱うような最後は
  流石にやり過ぎた感が強かったです。 
  こ奴は腹の中が読めません。

 ➃プロスペラ
  0話からのギャップが凄い人。
  腹の中がどうなってるのか全く読めません。
  娘もコマと扱ってるような言動は
  ブラフなのか本当に壊れた人なのか。  

6)ツッコミどころ
{netabare}
 ➀学生の決闘(≒子供の喧嘩)にどれだけ金かけるねん?
  って正直思いますが、まあその辺はアニメということで。

 ➁水星って400℃くらいの気温らしいですけど、
  どうやって人住んでるの?
  メリットは?

{/netabare}

7)印象深いシーン
{netabare}
 ➀HappyBirthdayToYou~
  道具として使いつぶされることが約束されている
  エラン4号の気持ちを推しはかることは到底できません。
  ただただどんよりした気持ちにさせられました。

 ➁頭を下げたミオリネ
  会社設立の資金のために、ダブスタくそおやじに
  頭を下げたところ、感心しました。
  結局「力がない」ってこういう事なんよね。

 ➂蚊のように潰す
  花嫁を守るためとはいえ躊躇いなく人を
  文字通り叩き潰したあの絵面はかなり衝撃でした。
  ちょっと前まで人を殺すことに怯えていたスレッタが
  笑顔で血みどろの手を差し出すのには
  かなりの違和感がありました。
  (手段としては仕方ないと思うんですけど、
   スレッタの言動がね…洗脳されてますやん)

{/netabare}

投稿 : 2023/04/15
閲覧 : 134
サンキュー:

18

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公の影響で成長していく周りの人達、その過程が素晴らしい

私はガンダムの戦闘シーンよりも、主人公の信念、そして主人公と接した人たちが何かしらの影響を受けて成長していく様子が大好きです。
そしてガンダムシリーズで女性が主人公となるのは、これが初めてのようです。


主人公のスレッタ・マーキュリーは、お世辞にも美人とは言えません。
しかも人前ではどもる癖があり、自分の意見を言うのが大変苦手な少女です。
こんな少女が水星から転校して来たのですから、「田舎者」と多くの人から馬鹿にされます。

しかし、彼女はいつも前向きです。
母からの教えである「逃げればひとつ、進めば二つ」を信念として、決して逃げません。「やりたいことリスト」をつくり、それをひとつずつ実現します。
しかも、人命救助を最優先し、会ったばかりのミオリネのために戦ったり、対戦相手のグエルやエランを心配したりと、とても心が優しい。

ミオリネは美人ですが孤高の少女。我儘でプライドが高く、今まで親友は誰もいませんでした。
それがスレッタの影響で、いつの間にかスレッタのために奔走し、スレッタのために皆の前で頭を下げることもできるようになりました。
そしていつの間にか、級友の意見をまとめ上げ、会社の社長になりました。

ジェターク社の御曹司であるグエルは、以前は学校で横暴の限りを尽くしていました。
しかし、スレッタと対戦したことでスレッタを好きになり、謙虚な心を持つようになりました。

スレッタの周りには、いつの間にか多くの友達がいるようになりました。
スレッタは、それでも「自分は何もできない」と思っているようです。
ですが、スレッタのおかげで変わった人たちは、以前よりも笑顔を見せるようになりました。
そして、これからもスレッタは、多くの人たちを成長させ、笑顔にしていくでしょう。

投稿 : 2023/04/09
閲覧 : 308
サンキュー:

32

ネタバレ

メガマインド さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

2クール目が楽しみ

リアルタイムで視聴
#珍しく各話の感想を箇条書きで書くという方式をとりたいと思います。
読みずらいと思いますが承知の程を。

☆☆☆間違いなく今期の一押し作品の一つでしょう。
初見の方はPROLOGUEからの視聴をおすすめします。

巷では女の子だ百合だ学園物だ、といわれておりますが、しっかり企業同士

の争いを描いた物語になると予想します。


・プロローグ

観る前は女の子が主人公だし、ガンダム自体とっつきずらいイメージ

で苦手意識がありましたが、

そんなことが杞憂になるほど、割とみやすいつくりで冒頭から釘付けに

なりました。

人がどんどん殺されていくし、キービジュアルから思い浮かんだ明るい

イメージとは正反対でどうやらシリアスな話になりそうな予感がしてきまし

たね。


ガンダムの機体の戦闘シーンも大迫力でなんかリアルで鬼気迫るもの感じら

れた。

主人公!?が赤ん坊ながら敵を容赦なく倒していくところは驚きましたね。



現状、プロローグでこうも主人公のただものじゃ無さを押し出しているとい
うことは

主人公の謎とかドラマをしっかり描いてきそうです。

このままシリアスな物語になっていくのか、PVのような明るい学園青春

物になるのか展開しだいで評価が変わってきそうです。


わずか24分ですが、大満足させてくれました。

第1話 

完全に新規層でもみれるガンダムを目指しているとも思える。


スレッタのコミュ障キャラ具合が面白い。

ウテナを沸騰させるつくりで、


出会いから温室での会話から決闘にいたるまでウテナすぎる。



そしていきなり主人公のスレッタとヒロイン!?ミオリネが

勝負に勝って、カップル成立となりました💦


いままでにないガンダムを作ろうという気概を感じられてよいと思いました


プロローグ、ゆりかごの星と祝福のMVは視聴必須といえる

理解を深めると個々の登場人物の関係性が分かり、より作品を

楽しむことができます。






第2話

1話がウテナすぎて、2話もまた決闘というワンパターンの道を歩むかと思い

ましたがそうではなく、安心しました。




OPとED映像が初解禁 疾走感があってかっこいい。



仮面の女も登場して、陰謀渦巻く、群像ドラマが展開されそうですね。

次回は決闘することになりますが、引きの良い終わりで気になります。



追記

ウテナ的な学園決闘アニメが始まったかと思いきや

ガンダムらしい毒親で権力をもっている親の下で、子供を利用した代理戦争

的な

お話になっているのがなかなか興味深かったです。


スレッタの正体、プロスペラの野望、

ミオリネの自立、デリングの運命


気になるキャラ、しっかり見どころらしい見どころがあり楽しめました




地球はどうなっているのかとか


地球にもとんでもない奴らが紛れ込んでいたし(笑)



多くの謎を残しました。


1クール目の最終話は今後の展開が気になる衝撃的な引きでした。

2クール目が楽しみです。


ガンダム同士の戦いとか


アクションらしい見せ場が少なかったが





2クール目でたくさんみられるといいなと思います。

投稿 : 2023/04/09
閲覧 : 250
サンキュー:

12

太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ガンダムであることをうまく活かせてる

アナザーガンダムって、どうしても今までにないガンダムを求められますが、見事にその期待に応えてるという印象。
学園もの、企業間抗争、そして百合と、意外と今までやってこなかった要素をミックスした割にはうまく纏まっている?印象。
ストーリー的には最初の方を割とほのぼの系にしておきつつ、不安な要素を見せておいて、途中から急に鬱展開に持って行こうとしている感じは、これもまたガンダムらしい。
キャラに関しては文句なしですね。絶妙にネクラな主人公をはじめ、ガンダムを構成する一通りの役者はちゃんと揃っている印象。
モビルスーツも「これガンダムである必要ある?」みたいになってなくて、ガンダムだからこその特別な感じとか底知れなさがきちんと出てて、ガンダム以外のオリジナルロボットアニメではこうはいかなかったと思う。
シーズン2が楽しみです。

投稿 : 2023/04/03
閲覧 : 113
サンキュー:

10

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

能登さんが遂にラスボス候補かぁ…。嫌いじゃないけど、みんなで会議した感。

 話題沸騰の水星の魔女ですが、私としては嫌いじゃないが大好きでもないくらの微妙な温度です。「こんなのガンダムじゃない!」とか言われるとイラッとして擁護したくなるが、そこまで大期待はできないかぁ。


 今回はバンダイが社運を賭けて盛り上げんとしてる感が伝わってくるし、「ギアス」の大河内さんだけのことはあるキャッチーで次への引きが強いように作られてるのはよくわかる(私はギアスはイマイチ派です)。


 しかし、それは一人の作家の歪んでいても強烈な作家の止むに止まれぬ想いのものというより(富野ガンダムやウテナのような)、みんなで会議してウケるように決めた感じでどうにも煮え切れないとこがある。あと、おそらく2クール作品ということもあって余裕を持ってゆったりと物語を展開できないのも厳しいところなのかも。


 それがあったらもっとじっくり学園生活での青春を描きつつ、裏で進行するダークな話も進められ、背景の社会事情やキャラの魅力も説明的になりすぎずに掘り下げられる構成になったかもなぁ…と思ってしまう。もっと「ステルヴィア」して欲しかったかな。あっちも後半はダーク気味だし。


 それでも終盤の11、12話はちゃんと盛り上がる展開で次章へ!、になったのは幸いである。ただ、お父ちゃんたち実はちゃんと子供の事を想ってました…を急に出すのはどうかなぁ?。個人的には、11話のラストの方でミオミオが想いをスレッタにぶちまけるシーンが一番グッときた。


 12話ラストのアレは、正直もっとギャア〜な展開を予想してたから正直そこまでくらわなかったかな(スレッタはガンダムを操縦するデバイスor人形であるとが判明。テロリストだけじゃなくあれやこれも大虐殺くらいあるかと)。能登さんの言葉でスレッタが一線を超える描写も、もっと「く、狂ってとる…」感が欲しかった。グエル君のアレもそんな偶発事故な感じじゃなくねぇ。


 総論としては今後も気になるけど、果たして展開が気になるのと面白いのは同じことなのか少々疑問に思える。浦沢さんの「モンスター」以降の作品とかもだが、連載で続きが気になるように引っ張ったは良いが、最終的な着地点を見るとアレ?ってなっちゃうパターンに陥らないといいけど。興味の持続より、全体の完成度の方が個人的には大切かなぁ。

投稿 : 2023/03/31
閲覧 : 568
サンキュー:

17

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

試行錯誤...

もともとガンダムは戦闘において男性を上回る女性が大勢活躍してきた作品なので,主人公が女性であることは,全く問題ないと思います.
でもなんか色々とあ~しようこ~しようと捻くり過ぎている感じがしました.
性的マイノリティ的な要素を敢えて盛り込む必要があったのかなぁ~とか.
まどろっこしい起業の話とか.
私が古い人間だからだと思うのですが,ガンダムには軍と軍のぶつかり合う泥臭い戦場の中での群像劇を期待してしまうんですよね...

後編がそろそろ始まるようなので,「ガンダム」はあまり意識せず,面白い展開になることを期待したいと思います.

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 118
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2

ビックカメラ厳選 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

潰す

主人公が頭いっちゃってて面白かった。

投稿 : 2023/03/21
閲覧 : 111
サンキュー:

0

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

水星ちゃん

全13話 全2クールの1クール目。2クール目は2023年4月放送予定。

ガンダム初の女性主人公らしいですね。0話(PROLOGUE)の前日譚あり、その後水星から来た主人公スレッタ・マーキュリーがある学園に入学するところから物語は始まります。

その学園は、問題が生じた同士でモビルスーツに乗り決闘して決着させることで学園を維持してきました。

そんな中、スレッタは色々な人たちの思惑に巻き込まれ、自身のモビルスーツであるガンダム・エアリアルで決闘することになります。

政治的側面や癖の強いキャラ達、大人の複雑な事情などに巻き込まる学生たち、裏で描かれている悲劇と、私はガンダムをそこまで観ていませんが、ガンダムらしさが出ていますね。

{netabare} 株式会社ガンダムには{/netabare} 驚きましたw

まだまだお話は、序盤→中盤という感じでしたね。スレッタと準主人公のミオリネとの今後の関係も気になりますね。

OPはYOASOBIさん、EDはシユイさんが歌っています。

最後に、終盤では不穏な動きがありましたので、この後どうなるのか4月に放送される2クール目が楽しみですね。

投稿 : 2023/03/21
閲覧 : 155
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21

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

私のガンダム知識は、具体的なタイトル名を挙げるとガノタに鼻で笑われるくらいのものでしか得られていないのですが、
今作のガンダムが忌嫌われているところや、メインキャラの傲慢さとか、非常に強い執着を持っているところが、ガンダムを観ているという感じがして楽しめる作品となっていました。
AGEを断念してから暫く長期シリーズは見ていなかったのですが、魅力的なライバルキャラクターの存在が、本作の世界観にすんなり入っていくきっかけだったのではないかと思っています。
楽しんで視聴を続けられた要因は問題提起に対する解決の速さと回数の多さ故かもしれません。
とにかく面白くて、気づいたら1クール終わっていたという感じでしょうか。
2クール目も非常に楽しみです。

投稿 : 2023/03/20
閲覧 : 115
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7

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

当社が……ガンダムだ!

分割放送の1クール目(全12話)

【物語 4.0点】
『ガンダム』としてどう転ぶか予測できない戸惑いが大きい。
だがそれが興味持続の原動力でもある。
また違和感を散らかったままにせず、適宜、伏線回収してくれそうな手応えはある。


主要な舞台を学園に設定。
これまで多くの『ガンダム』では初回で主人公少年が戦場に放り出されて、学業は何処へやら……という出だしがテンプレート。
ですが社会の縮図たる学園でやれる『ガンダム』は多いはず。
そんな欲求もあった私にとっては学園設定もマイナスにはなりませんでした。
モビルスーツ(MS)事業やガンダムを巡る企業間競争を背景にした学園内の“決闘”などは期待通りの縮図でした。

また学園設定はMSやガンダム、戦争の暴力性から子供たちを保護するフィルターでもありました。
ラスト(※核心的ネタバレ){netabare} 戦場でスレッタの本性が明らかになる展開が見事で、狂気でしたw
スレッタを青春劇でカモフラージュした一点だけでも学園物にした価値はあったと思います。{/netabare}


ガンダムは単なるロボット名ではなく、作品内外の時代を左右する概念である。
ガンダムを信奉するファン心理をくすぐる新解釈は“アナザーガンダム”ならでは。
人体機能を拡張する医療技術としての「GUND-ARM(ガンドアーム)」は、宇宙に適応する人類の革新云々を説くニュータイプ理論のバリエーションとしても興味深いです。

そして後半まさかの{netabare} 株式会社ガンダム設立w
決してお遊びの学生企業ではなく、投資に値する事業、経営が求められるシビアな一面も。
子供じみた夢に大人社会の現実を突きつける舞台装置としても重宝しそうです。
個人的には“死の商人”さえ消せば戦争は無くなるとの安直な平和思想への反証材料としても期待しています。
今後、軍需としてのガンダムを求められるミオリネたちの葛藤にも注目したいですが……。{/netabare}

春からの2シーズン目以降も、こうあって欲しいと決めつけるよりも、予想外のガンダム解釈、展開を許容する柔軟姿勢で挑んだ方が折り合いは付きそうです。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・サンライズ

キャラクター原案に採用されたイラストレーターのモグモ氏。
ケモノアバターのアートワーク集を出したりするケモナーである同氏。
なるほど、たぬきっぽい主人公スレッタを始め、どうりで学園が動物園っぽくなるわけですw
それにしてもチュチュの頭の巨大なお団子2つがヘルメットに収納される設定画。押し込み方が強引過ぎますw

集団デザイン体制のメカニック。
先に頭部ブレードアンテナを折った者が勝者という学園内の決闘(デュエル)ルール。
それも反映してかMSのフォルムも全体的に甲虫じみています。

ここまでモビルアーマーも可変型モビルスーツも登場していないのが意味深。
巨大人型で徹底したラインナップ。
近年の『ガンダム』の中では親しみやすそうな目をしたエアリアル。
人体拡張の一環としてのモビルスーツ。人類の家族、お友達としてのガンダム。
MSの自我がテーマを深化するかにも注目です。

エアリアルが初回から全開でオールレンジ攻撃を繰り出すなどバトルシーンの作画はド派手に動く。
ただ分割クールで、週を飛ばしながらの放送。
今後も燃料切れに注意しながら完走して頂きたいです。


【キャラ 4.0点】
スレッタ・マーキュリーは『ガンダム』テレビシリーズ初の女性主人公。
『ガンダム』は当初から、社会進出する女性が、限界に達した男性社会を変える可能性と現実がサブテーマだったシリーズ。
よって私は、えっ!?女性主役なの?という驚きよりも、女性主人公は初めてだっけ?との意外性の方が上回りました。

相棒の“花嫁”ミオリネさん。
伝統のマスクキャラを継承したのもスレッタの“お母さん”と女性活躍『ガンダム』ですね。
その上で女性ガンダムパイロットを「魔女」と呼称するに至った経緯。気になります。

大企業の御曹司、関係者でもあり、学内決闘の好敵手でもある「御三家」の少年たち。
ミオリネさんという“花嫁”がありながら、スレッタに次々と求婚&デートでアタックしていくのが壮観w
勝ち組の家系は恋愛面でも肉食系なのでしょうかw


反抗期のミオリネを受け止める父でベネリットグループ総裁のデリング・レンブラン。
娘にすら冷徹なその姿勢は、社内、経済界の伏魔殿ぶりや、ガンダムの闇の深さを知っているからこそ。
今後も、のぼせた子供たちに、容赦なく現実の冷水を浴びせて欲しいので、
(※核心的ネタバレ){netabare} このままくたばったら私も許しません。{/netabare}


【声優 4.0点】
スレッタ役の市ノ瀬 加那さん。
歴代少年ガンダムパイロット同様、コミュ力が乏しくコメディ要員としては使えない?と高をくくっていると、
おどおどボイスで{netabare} 「スレッタ忘れった」{/netabare} 、{netabare} 「飛べる!踊れる!エアリアルー!」{/netabare} などとゆる~く腹筋を攻撃してくるので油断できませんw

「御三家」少年役ではグエル・ジェターク役の阿座上 洋平さん。
{netabare} スレッタに尻を叩かれるわ、オヤジには2度もぶたれるわ。連敗街道驀進するわ。{/netabare}
憎めない人なんだけどポンコツなキャラを表現し、コメディ面では、まさにエース級の活躍w

“お母さん”プロスペラ役の能登 麻美子さん。
棘のある優しい声色を聞くと、毎度、背筋が凍ります。


放送中にはニカ・ナナウラ役の宮本 侑芽さんが体調不良により、白石 晴香さんが緊急リリーフ。
しかも割と普通の娘だと思われたニカが実は……という難しい場面でしたが好救援。

ABEMA TIMESがまとめている本作キャスト一覧は現在なんと109人。
『ガンダム』はアニメ界の大河ドラマですね。
2クール目から復帰する宮本さんを始め、声優陣には健康にも気をつけて役を全うして頂きたいです。


【音楽 4.5点】
劇伴担当は大間々 昂氏。
メインテーマ「The Witch From Mercury」は『ガンダム』らしい金管とストリングスの一斉砲撃に、女性ボーカルを乗せ新機軸も打ち出した大作BGM。
その一方でシンセ和音もアレンジし、SF設定を詰めてきている作風もアシストする楽曲構成。

OP主題歌はYOASOBI「祝福」
エアリアル視点でスレッタを見守る“原作小説”を元に綴った一曲。
本編中では思考を窺えないエアリアルさんですが、主題歌からは豊潤な“人格”を感じます。

ED主題歌はシユイさんのメジャーデビューシングル「君よ 気高くあれ」
葛藤を肯定し激励する青春ソング。卒業シーズンなんかにもチョイスしたい一曲。

「逃げたら一つ、進めば二つ」両主題歌ともに座右の銘をも歌詞に織り込みシンクロ率も上々。


作中では「ハッピーバースデートゥユー」が鬱陶しく、そして痛切でした。
{netabare} 強化人間の悲哀。{/netabare} これは『ガンダム』なんだなと思った一場面でした。

鬱々してきた所で株式会社ガンダム社歌を唱和してレビューを締めたいと思います♪
“ガンダム~♪ガンダム~♪希望の光~♪ ガンダム~♪ガンダム~♪未来を目指す~♪”

スレッタたちの未来に幸あらんことを。

投稿 : 2023/03/20
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23

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

百合は所詮、只の「撒き餌」なのだろうか

女性主人公、学園、そして「百合」とキャッチーな要素を揃えた新ガンダム作品の登場に、今までガンダムシリーズにちゃんと触れてこなかった私もようやくその重い腰を上げることに成功した。
流石はロボットアニメの金字塔。本作も劇中の序盤から終盤にかけての打率は高めだ。しかしseason2にバトンを繋ぐ最終話に関しては今後の展望を考えると萎えずにはいられない、衝撃的ながらもロボットアニメに“ありがち”な展開だったように感じた。

【ココが面白い:百合と学園とガンダムファイト(1)】
「百合」といってもこの作品は由緒ある『機動戦士ガンダム』シリーズの1作でもあるため、展開には尺を要するし演出も控えめ。ガンダム初の女性主人公であるスレッタ・マーキュリーも別段、女食家の気は見られない。それ以前に学校に通うのが劇中で初となる内向的な性格だ。劇中でも話す時はどもったり声が裏返ったり、そもそもろくに言葉を発せない等、他者とのコミュニケーションに苦労する様がよく見られる。なんだか親近感が湧きますね(笑)
そんなスレッタのパートナーになるのがミオリネ・レンブラン。どちらかと言えば彼女の父親であるデリング・レンブランの方がこの物語の鍵を握っており、ミオリネと結婚すればその父親が現在取りまとめている巨大企業グループ『ベネリット』を婿側の親族の会社が跡取りできるということで、様々な人物が学園全体を捲き込み婚約者の座を懸けて争っているのである。そんな自分がまるで「景品」のような扱われ方にウンザリなミオリネは令嬢として敷きつめられたレールを歩かせる父親含めて反発し、全寮制の学園コロニーから無謀な脱出を図るにまで至っていた。これがスレッタとミオリネの出会いとなる。

【ココが面白い:百合と学園とガンダムファイト(2)】
このミオリネとの婚約をモビルスーツ(以下、MS)というシリーズ通して呼称されるロボット同士のバトルで決めているのが本作の舞台『アスティカシア学園』。ここでは全ての事象を「決闘」で決めており、敗者は勝者の望みを聞かなければならない。そして決闘を制し学園で1番のMS操縦者(パイロット)となれば彼女との婚約の証でもある白い制服『ホルダー』を得ることができる。
────あとはキービジュアルも見てもらえればお察しでしょうが、これをスレッタが獲得してしまうんですよね、第1話で(笑)
シリーズ通して「ガンダム」は普通のMSより遥かに強い。オマケに令和という1つ先の時代にシフトしたこともあってかその強さもインフレーションを起こしており、なんと初めから遠隔操作型砲台(ビット。ファンネルとも)を使った全方位(オールレンジ)攻撃を披露できる大盤振る舞いな性能である。その所持者の1人が主人公のスレッタというわけでだ。そうとは知らず彼女を退学に追い込もうとしたそれまでの学園No.1パイロット、グエル・ジェタークの駆る機体が10本近い光刃で細切れにされて地に転がる様は圧巻の一言────あ、一応機体の頭部に付けられたブレードアンテナを折れば決着が着くのでパイロットは殺されませんご安心ください。
まるで10年前のラノベ作品のような展開でヒロインとお近づきになれた女主人公・スレッタ。常識と照らし合わせて女性と女性の婚約はおかしいと慌てる彼女に対し、相方のミオリネは言う。
「水星ってお堅いのね、こっちじゃ全然アリよ。よろしくね、花婿さん」
女である自分が女と婚約する。これは自分の人生を勝手に決めてきた父親や周囲の大人、学園や経済界に反逆できるいい契機だ。
そんなノリで叩いただろう彼女の軽口を言葉通り受け取ることは間違っているのだが、それと同時に「自分は同性愛に対して理解がある」とでも言いたげな余裕を持った台詞回しに今後十中八九深まるであろうスレッタとの関係への期待。百合ファンとしては彼女が主人公をリードする「タチ」になるだろうと妄想せずにはいられない。

【ココも面白い:呪われしMS、GUND-ARM】
しかし2度目だがこれは由緒あるガンダムシリーズの1作である────といっても『機動戦士ガンダム』とは繋がりの無い、所謂「アナザーガンダム」と呼ばれるカテゴリーに含まれている。対して「宇宙世紀シリーズ」と呼ばれる本編とはガンダムそのものの定義も随分と違っているようだ。
この作品においてなぜガンダムが他のMSより強いのか。それはガンダムにのみパイロットの思考と操縦と、機体の運動との間に生じるラグを解消する『GUNDフォーマット』という機構を使用しているからである。端的に書けば「MSより速く動き、よく反応し、パイロットが思考するだけで複数のビットが扱える」。そんな夢のような人型兵器を『GUND-ARM(ガンドアーム)』、略して「ガンダム」と呼称している。こういったMSとガンダムの明確な違いが説明されているのはガンダム初心者としては大変、ありがたい。
しかしパイロットという有機物がガンダムという機械──無機物──とより強く結び付いてしまうことで人体に有害が発生する。劇中でもスレッタを除きガンダムに搭乗した者は出力に応じて過呼吸を患い怪しい紋様を身体に浮かべており、そのまま乗り続けていればじきに死亡するという設定に納得できる描写がある。
パイロットの命を脅かすガンダムタイプのMSは倫理的に大きな問題があるとして本作開始時点から開発も使用も禁止されている。しかしスレッタにガンダムの副作用が一切出ないのをいいことに母、プロスペラ・マーキュリーはガンダム・エアリアルを「普通のMS」と偽って託し、彼女をアスティカシア学園へ編入させたのだった。

【ココも面白い:株式会社ガンダム】
{netabare}弁舌に長けるプロスペラ、何も知らされていないスレッタ、そんな彼女を守るミオリネの尽力で中盤までは「疑惑」に留まっていたものの、第7話で遂にエアリアルがガンダムであることが公然で暴かれてしまう。
協定によりガンダムは廃棄処分。パイロットも抹消。製造した会社もタダでは済まない。
そんな重い罰則からスレッタを守るためにミオリネが立ち上げたのが「株式会社ガンダム」。劇中ずっと忌避されてきた呪いのMS、そしてシリーズのIP(知的財産)でもある「ガンダム」の名をそっくりそのまま使った会社名には驚きと共に一抹の笑いが浮かぶ。しかしここまでの展開は至って大真面目であり、カーストの根強い学園物を描き続けた本作の大きな転機にもなっている。{/netabare}
{netabare}事業内容はガンダムという兵器を売る死の商人────ではなくGUNDフォーマットに使われている技術『GUND』を使った医療分野での研究開発。プロスペラにあるような高性能な義手や義足、最終的には過酷な宇宙環境に耐えうる「身体」を作り出すという、荒唐無稽だが実にヒーローチックな理念を掲げて無骨な学生企業は動き出す。
この回答に行き着くまでの登場人物の葛藤と軋轢、ガンダムひいては「ロボットの本質」に切り込んだ第8話は単発ながらもヒューマンドラマとして大きな見どころがあり、今後どういった形でその理念を実現させるのかを期待して物語を追える。「部活のようだ」と楽しくそうに取り組むスレッタの表情が、主人公ゆえに編入からずっとトラブル続きであった彼女の心情を鑑みるととても微笑ましい。{/netabare}

【でもココがひどい?:人殺し】
{netabare}立ち上げた会社を賭けた決闘を仲間の力で制する第9話、軌道に乗り始めた事業とスレミオのすれ違いを描く第10話、そして頼られない不安をたどたどしく告げるスレッタと「私から逃げないで」と泣きつくミオリネの尊い描写で中盤を飾った第11話────と良回が続く。ここまでは本当に最高のロボット作品に出会えたと信じて止まなかった私がいたし、終盤にシャディクが動かしたテロ組織による襲撃も2人なら真っ当に乗りきってくれるとも信じてもいた。曲がりなりにも日5(日曜17時放送)だったしね、ぶっちゃけガンダムを舐めてましたよ{/netabare}
{netabare}テロリストの標的はデリング・レンブラン。第1話でも何気に実行されようとしていたグエルパパによる暗殺計画のアレンジ。そのために開発元不明の地球産ガンダム2機が出張ってくるという未曾有の危機を描く。
重傷を負ったデリングをミオリネが単身、搬送する。顔を合わせれば互いに罵り合っていた親子関係は奇妙にも株式会社ガンダムを立ち上げた時の融資をする・受けるの関係で改善されつつあった。そして死の間際に打ち明ける「父親」の真意……まあベタだけど感動できるし、貴方が死ねば敵方の思惑通りなので視聴者も生き残って欲しいと願える場面だ。
その2人に銃口を向けるテロの構成員。絶体絶命かと思われた時にスレッタがエアリアルに搭乗して駆けつけてくれた。そしてテロリストに向けて、
「やめな────さいっ!!」

グシャッ

18mある合金の巨人の平手を振り下ろしてしまったのである。まるで机に止まった虫を叩き潰すかのように。指の間から吹き出る血飛沫にスロー演出で舞う片腕────普段は虫も殺さなそうなスレッタが何の躊躇もなく人間を殺めてしまったのは確実だ。
全ては花嫁であるミオリネを守るため。そんなことは助けられた本人も頭が良いので理解していることだろう。しかしスレッタはその後の所作が酷すぎた。
「えへへっ、締まらないなぁ。助けに来たよミオリネさん」
そう言って差し伸べた手は血がベットリと付いており、何故か笑顔。口調も不気味なほど朗らか。直前には確かに母親から「逃げたら1つ。進めば2つ。今みんなを救えるのは“あなた達”だけよ」と鼓舞されていたのだが、神の視点である私たち視聴者から観ても如何せん気持ちの切り替えが速すぎたのである。
「……なんで……笑ってるの?…………人殺し」
良心の呵責を全く見せないスレッタに対し、ミオリネが絞るように出した罵倒を最期に物語は一旦、幕を閉じる。{/netabare}

【他キャラ評価】
グエル・ジェターク
割ともう1人の主人公として観れる男性キャラクター。百合の間に挟まる男は邪魔だと他作じゃ言われがちだけども、本作は形式的な百合を描いているので逆にキャラの本心が乗った吐露する告白や見え隠れする愛情といったものが際立つ。百合ファンってお堅いのよね、私はNL(ノーマルラブ)も全然アリよ
傍若無人に振る舞うその実、パイロットとしてのプライドが高い彼はそもそも不正も是とする企業間の代理戦争の側面も持つ学園の決闘制度とはどこか相性が合わなかったかも知れない。その綻びがたった一度の敗北から生じて絶頂だった学園生活がゴロゴロと転落する様は決闘前口上の「ただ結果のみが真実」という言葉の残酷さを如実に表している。一部では「グエ△キャン」とか「泊まるんじゃねえぞ…」とネタにされていたけれど個人的にはそこまで盛り上がれなかったかな。
{netabare}父親まで殺めてしまった{/netabare}彼の今後の再起は如何に。

【総評】
今までのガンダム作品には無かった学園物と百合を取り入れつつも、これまでのガンダム作品と同じように血塗られた宇宙進出とロボット開発の歴史が根底にあり、その歴史に続くドロドロな企業間戦争も描いた見所の豊富な作品だ。
ガンダムが強く、他のMSと明確に差別化するよう一新された設定は劇中で禁忌とされつつも様々な思惑の絡む立派なキーワードとなっており、それを裏付けるバトルシーンの作画は全て動きが素早く鮮やかである。
圧倒的な部分を描きすぎてちょっと“なろう”みが出てしまっているのが玉に瑕だけども、だからこそその絶大な性能をノーリスクで引き出すスレッタやエアリアルの謎にも注目して作品を追うことができる。放映途中で配信された『PROLOGUE』や公式サイトにある短編ノベル『ゆりかごの星』から彼女らの正体を今後の展開より先んじて考察することも可能だ。
終盤には敵方にもガンダムがあることが判明し、2クール目ではさらに激しい、また機体を削り合うようなバトルが見られることだろう。
{netabare}最終話Cパートに関してはやや否寄り。シリーズでも類を見ない衝撃展開を描いたことで当時、ちょっとした話題にもなりつつ愛想が尽きかけていた往年のガンダムファンと“よりを戻す”ことが出来たようだが、やはり最初の「学園」「百合」といったものに惹かれて観始めた者からすれば“梯子を外された”ような感覚を抱いてしまうだろう。
ロボットで人を殺し、ヒロインからドン引きされる主人公という展開も新しいようで結局、往年のロボットアニメに帰属していってしまうのではないだろうか。いやむしろスレッタが生命の重さを自覚するのはこれからになる筈なので(そうでなければミオリネと行動することは今後一切あり得ない)往年の作品より時間(尺)がかかるかも知れない。
時間差で良心の呵責を抱いてガンダムに乗らなくなったり、攻撃を躊躇したり不殺を目指したりして戦いがグダグダになるといった展開が容易に考えられるような次クールへの引きとなってしまっており、そういう意味でも趣がない。
仮にそういった展開を描かない、もしくは描くのを遅らせれば遅らせるほど代わりにスレッタとミオリネの関係に罅(ひび)の入った鬱々とした展開を描かなければならず、それでは「新規ファンの獲得」を目的とするアナザーガンダムの役割すらも果たせなくなるだろう。{/netabare}
百合は所詮、只の「撒き餌」だったのか。
そんな結論しか出ないような作品ではないと信じたい。

投稿 : 2023/03/20
閲覧 : 171
サンキュー:

7

gm560 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まだまだ序章という感じ

話題作だったので気にはなってましたが
1話か2話でしばらく積んでいましたが
自分の中でちょっと気になる人に勧められて
見ましたが普通に楽しめました

本来やや苦手な日常系でしたが
苦になる事もなくさくさく見れました
学生の平和な日常の影で大人たちのドロドロした
ちょっとしたエピソードがスパイスになってるかもしれません

なんか3クールぐらいはありそうな気がしましたが
これからどんな展開になるのか楽しみです!

投稿 : 2023/03/16
閲覧 : 134
サンキュー:

7

うぐいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ガンダムってガンド・アームの略だったの

ガンダムが異端扱いの世界で田舎者コミュ障のガンダム乗り主人公が活躍していくお話。

ガンダムは初期、Z、ZZ、SEEDの半分ぐらいしか見ていず、今回評判が良かったので久しぶりに視聴。
どうしても初期のガンダムと比べてしまうが、金と力に物を言わせる決闘とか大人に対する子供の反抗期とか、随分とスケールが小さくなった。

この世界観で株式会社の仕組みがあるとか、何でも要求できるはずの決闘で謝罪を求めるとか、同性婚に対する偏見は古いとか、事業目的がガンダムの力を医療に役立てるとか、目線が視聴者に媚びすぎな感あり。
ガンダムはもっと圧倒的なスケールで描いてほしい。

主人公は極度の人見知り設定らしいが、会話に「てにをは」がなく言語障害に見えるし、天然設定も度が過ぎて知的障害に見える。

キャラ絵は悪い意味でガンダムらしいが、さすがにロボットが動くシーンや戦闘シーンは圧巻だし、OPEDも合ってる。

投稿 : 2023/02/28
閲覧 : 137
サンキュー:

8

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

新規ファン向けかな

{netabare}
新規ファン向けのガンダムかな。(自分もそんなにシリーズ見てませんが)
古いガンオタからは叩かれてたけど、YOASOBIのOPや女性主人公と言った流行の取入れは新規ファン獲得と言う目的にいいように働いていたと思う。
話題度も高かったしね。

序盤...というか終盤までは学園編。学園で自分たちの地位や禁忌扱いのガンダムを守るための決闘。
ロボ戦闘はあまり好きではない方だけど、ガンダムとなるとさすがに金の入りようが違うからなのか、ロボもかなり動くし、一人称視点などの面白い作画も多く、戦闘シーンは純粋に面白かった。
あまり戦闘する回がないのは残念だけど。

話としては、裏で色々な駆け引きが行われている中での親からの自立、自我の確立がテーマなのかな。
親の言うとおりにしかできなかったグエルが、自分の意思でガンダムを操縦したり、ミオリネも父親や大人たちに歯向かって事業を立ち上げたり、学園を通じて各キャラが他人ではなく自身の意思を貫くようになっていくのを随所から感じられて良かった。

ミオリネとスレッタも、時にすれ違いが起きたりしても、その後の和解で理解を深めていく。
些細な揉め事や、共同で行う事業などを通じて、二人の仲が強固になって行く描写が丁寧だった。
ガンダムだから意外だったけど、予想外にこの作品は百合推し。
と言っても普通の百合アニメとは違って、同性愛が普通に認められているような、要は科学技術と共にLGBT観も現実よりも進んだ世界。
集客のための百合なのか、話に関わるのかは知らないけど適当な百合ではなくて良かった。百合好きとしてはうれしい限り。

序盤は丁寧だったけど、事業を立ち上げてからは少し中だるみ。
学園編は戦闘などを単体で見れば面白いけど、何せ9話ぐらいまでずっと学園編が続くものでグダグダ感はあった。
しかも、ガンダムの認可への道を着実に進んでると思ったら邪魔が入るストレスのたまる展開。1回ならいいけど、最後までずっとこのパターンだった。
まだ学園編でも、賭け事をしながら戦闘をしている時は緊迫感もあって面白いけど、企業のCM撮影とかに関してはこの世界観で見たいものではなく...。
それに、単純にCM撮影は面白くないw
企業の経営の許可をもらうのも、特にこれと言った方針を示していないのにやたら票が集まったり、結構ご都合感が強い。
基本的にずーっと企業経営の緩い部分しか描かれないからおままごと感があった。

本格的に面白くなったのは10話から。
やっぱりガンダムはこういう戦闘をメインにやって欲しい。
まあ、冗長な学園パートも、その後の落差で戦争の悲惨さを醸し出すという意味で少しは活きていたとは思う。
死人が出てこそガンダムだよね。
13話のラストも、ここまで二人の関係性の深まりを丁寧に描いてきたからこそ絶望感があって良かった。
面白さがピークに達したところで1クール目終了で、おいって言いたくなったw

話が結構難解だったけど、2クール目まで覚えていられるか。

↓1話毎メモ
{netabare}
0話 ☆8
義手的なものが当たり前になってる世界? なんか1話から小難しくない?
マジでよく分からんかった。主人公サイコパスかな?
ガンダム反対派と賛成派で争ってる?

1話 ☆6
落ち着きのない主人公嫌い。なんかあまり面白くないなぁ…。
マジで主人公が好きになれん。世界観の割に時代遅れな慣習だな。
は? なんでこいつやねん…。
プリキュアかよ。なろう系ガンダムw YOASOBI好き。

2話 ☆7
無効可哀想。これ普通に母? 毒親 完全に百合アニメしてて草。

3話 ☆10
煽っていくスタイル。花江。何だかんだこいつ良い奴だから好き。
プライド高いけどそれも立場のことを考えたら理解できるし。

4話 ☆7
振られてて草。こいつエンドでもいいよ。ツンデレヒロインかな?
アーシアン=地球人、スペーシアン=その他? 妨害ばっかだな。
こいつらグルじゃないんかよwマジで痛そうなパンチ。

5話 ☆9
今期コミュ障多くない? ハーレムものかな? めっちゃデートしてるじゃん。
百合アニメ言うけど割と男キャラとも同等に接してる気がする。
ほんとに? 地雷踏んだ。これは勝ちフラグ。女の子!? 作画すごい。
面白いけどいつまで学園やってるん。

6話 ☆7
独占欲が強い女 これ決闘の度に修理費嵩みそう。
てかなんのためにロボ戦の特訓してるんだっけ?

7話 ☆7
大人に振り回されてる子供の話なのかな?
共鳴が起こるのがガンダムだけってことちゃんと示せよ。
これで集まったら苦労はないわな。
具体的にガンダムで何やるかも示されてないのに票入るのか…。
てかこれと協約に関しては完全に別問題だし。

8話 ☆5
てかガンダムって何だよ。会社経営アニメ ホモ?
テンプレ的にガンダムを排除するためにガンダムをネガキャンしてるパターンだろうな。浮気 クソダサソング。
もうこの妨害妨害の流れダルい。

9話 ☆5
起業禁止みたたいな重大そうな校則をそんな簡単に作成できるの?
ガンダム会社譲渡してもらって何がしたい? ふられてて草。
なんか面白くなくね? 決闘中に急にグエルの話挟むな。
やっぱプロローグの奴とスレッタ別人なの?
 
10話 ☆7
こいつ鼻に何つけてんの? 何を見せられてるんだ。は?
なんか地味な話だな。この激寒pv撮影正直全く面白くないんだけど。
こういう殺しが始まったら面白い。百合豚がキレそう。
スレッタ見た目に反して面倒くさい奴だな。ターゲットかこいつ。
次からやっと本格的に面白くなりそう。

11話 ☆7
脳が破壊される…。夫婦喧嘩か。
グエルの父親自らの手でグエルを危機に晒してるじゃん。
ミオリネ可愛い。やっとスレ違い解消。地球の魔女の響の悪さ。

12話 ☆10
ミオリネの体制w 作画すごい。地球の魔女ちゃん可愛い。
ついさっきまでふざけたCM撮ってたのに。ニカはスパイなの?
それとも偶然向こうの知識があっただけか?
親が次々死んでいく。親→子供主導にってことか。
スレッタの母は死なないんだな。ツンデレミオリネ可愛い。
草、鬼畜。サイコパスになったw

曲評価(好み)
OP「祝福」☆9
ED「君よ 気高くあれ」☆6
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2023/02/19
閲覧 : 149
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4

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

振りかえりたくなるプロローグ

ガンダムシリーズは初代と0083、THE ORIGINなどは観たこと
ありますけどそれくらいのガンダム素人です。

そして久々のガンダムで女の子が主人公ってどうなんだろう?って
観始めました。

とにかくプロローグ良かったです。

愛娘、家族を守って散った父親。
そしてそんな中、まるでゲームのごとく無邪気にガンダムにシンクロして敵を撃破する少女の姿が逆に切なくて。
エンドロールの演出からして短い時間で劇場版1本を見たかのように
この世界観に引き込まれていました。

そしてあの幼かった少女が成長して今回の物語は本当のスタートを
向えます。
(すっかりそう思ってたのですがスレッタとプロローグの少女は違うって考察を読んで??ってなってます。
以下の感想は自分がスレッタ=プロローグの少女とずっと思い込んで観てたままの感想です。)

スレッタのちょっと大袈裟に感じるくらいの自信のない動向やしゃべり方は少々ストレスに感じちゃうとこもありますけど、
それでも所々で見せる母の表情を隠した仮面の隙間からの涙、
あのプロローグを知ってしまってるからこそ。
ここに至るまでの二人の平坦じゃなかっただろう歩みが想像されて
スレッタを暖かい目で見れちゃいます。

序盤は兵器を扱うには思考が幼すぎるだろっ!?って思っちゃうくらい
決闘が稚拙に感じちゃったとこもあったけど、
大人たちの経済、主導権の奪い合いの中、
学生達は分かっててそのゲームに参加してる気がしました。

利己的な大人達への学生達の逆襲って雰囲気で楽しく観てたのに
終盤は、人死にまくりな戦争ものになってました。
まあ本来ガンダムは戦争ものか・・!?

物語はスレッタの衝撃行動によって1期は唐突に終わってしまいます。

戦争を知らない子供達の学園もの+平行してプロローグでの母親の
復讐劇って感じで楽しんでたのに
ちょっとこの状況では2期を続きを見なくては正直この作品について
評価もしようがありません。

とにかく続きがどうなるのか気になります!!

音楽はOP、ED共に最高に聴きやすくて中毒性のあるメロディーで
最高でした。

OP、YOASOBI「祝福」
もう何度聴いたかって感じだけどテンポの良い良曲でした。
ワクワクするような盛り上がりの中に少し切なさも感じるメロディー。
この曲が
気に入ったので久々にガンダムを見ようってなったとこ正直あります。

EDはシユイ「君よ 気⾼くあれ」
自分が好きな楽曲を沢山手掛けてるsupercellのryoの作品。
唐突な転調が聞けば聞くほどに癖になる曲でした。

2期はもう少し分かりやすいと嬉しいのですが・・。

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 156
サンキュー:

28

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

その魔女は、ガンダムを駆る。

この作品はオリジナルアニメだったようですね。

この作品は、「ガンダムシリーズ」に属する作品とwikiに書いてあったので「ガンダムシリーズ」をググってみると数えるのも躊躇うくらい、もの凄い数の作品が出てきました。

最近の作品は結構視聴しているつもりですが、それでも聞いたことのない作品が沢山ありましたので…
改めてこのシリーズの人気の高さを窺い知ることができました。

リアルで私の身近の方もガンダムが好きと言う方が結構いらっしゃいます。
どうやら同じアニメでも、ガンダム好きは「オタク」に分類されないようです。


A.S.アド・ステラ122――
数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。

モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する
「アスティカシア高等専門学園」に、
辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。

名は、スレッタ・マーキュリー。
無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。


公式サイトに記載されている「あらすじ」のようなモノを引用させて頂きました。
この作品の公式サイトは少し構成が変わっていました。

一般には「メニュー」があって、このメニューからストーリー、キャラ紹介やニュースなどの情報が選択できるようになっています。
ですが、このサイトには「メニュー」ボタンが無いんです。
(私が見つけられなかっただけかもですが…^^;)

そう言えば、この作品は第1話から視聴してはいけない作品なんですよ。
視聴済の方は既にお気づきかと思いますが、この作品には導入部分となる「PROLOGUE」があるんです。
このPROLOGUEを視聴しないと作品の世界観が分かりにくいと思いますので、これから視聴される方は、「PROLOGUE」からの視聴をお勧めします。

これまでのガンダムシリーズとは明らかに一線を画した作品です。
何故なら物語は学園生活を謳歌する生徒たちが主体となっているのですから…
たまに…というか、ほぼ毎回モビルスーツによる決闘が繰り広げられていますが、決して命のやり取りに発展することはありません。

この決闘も決められたルールの上での戦いなので…
ですが、大人の事情はそんな単純なモノではありません。

生きるか死ぬか、どうしたら相手を蹴落とせるか…
これまでは権力は強さそのものを意味しており、親の七光りありきで全ては既定路線だった。
そこにスレッタが入学してくることで既定路線のバランスが崩壊するんです。

そして物語は学園のみに留まることができず、終盤一気にきな臭さが増してくるんです。
正直敵味方の区別が付きにくく、物語の展開を理解したという地点には到達していないと思います。
ですが、ラストのミヨリネの一言が私たちを正気に戻してくれました。
そのくらい、大切で大きな意味を持つ一言だったと思います。

もう抗うことはできないかもしれない…
希望の光が潰えていないことに期待し、第2期の放送を待ちたいと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、YOASOBIさんによる「祝福」
エンディングテーマは、シユイさんによる「君よ 気高くあれ」
YOASOBIさん、やってくれましたね。
メッチャ格好良き楽曲をありがとうございます!

1クール全12話の物語でした。
「PROLOGUE」を足して全13話の構成でしたが、しっかり堪能させて頂きました。
これからこの作品がどこに主軸を置いて展開されるかがとても楽しみです。

投稿 : 2023/02/12
閲覧 : 451
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24

ネタバレ

にゃーん。@のんびり さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

衝撃の1話ラスト

ま、まさかの百合?

百合嫌いじゃないのですが、
ガンダムでは普通の男女の恋愛が見たかったので1話で断(^_^;)

2期あるみたいたので、終わった後ものすごく評価が良ければ見るかも?
ストーリー展開は良かったです(^-^)

投稿 : 2023/02/12
閲覧 : 140
サンキュー:

3

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

初めての人でも楽しめます

あまりメカアニメは観ないんですが、話題に少しなってたので視聴。分割2クールの1クール目、ガンダムは子供の頃ΖΖガンダムまで観た(ほぼ覚えてませんが)んですが、それ以来何十年ぶりでしょうか。だからガンダム全然詳しくないです。昔のイメージからジオン軍とかとモビルスーツで戦争なのですが、この作品はそう言うんじゃなくてパイロットなどの学校の話。

違う名で呼んでるがどう見てもガンダム。ほーカッコいいなぁ。えっパイロットこの女の子?そう言えば百合要素っていわれてたな、2人の女の子がメインですが、そんなに百合って感じは私はしませんでした。学校の話なんで生徒同士がモビルスーツで決闘とかあるんですが、敵がいないんで戦闘シーンは少なく前半はスロースタートかなと。

しかし徐々にモビルスーツ開発企業同士のいざこざなど面白くなっていきました。しかし主人公の明るさとか話し方とか何か分からないけど違和感を感じ、その母親も胡散臭い。少し気になりながら観てました。終盤主人公の違和感がわかり最後のシーンへ、なかなかインパクトありました。尻上がりに面白くなっていき2クール目が非常に楽しみです。

作画はさすがで、モビルスーツの戦闘シーンは迫力あってよく動いてます。ガンダムの武器カッコいい。数はそれほど観てないですが、他のメカアニメとは比べものにならないかと。キャラ絵は普通に良いって言うか美少女キャラを求める私が悪いです(^^;
OP曲YOASOBIの「祝福」好きなんで良かったです。

初めての人でも観やすいと思うしお勧めですよ。さすがガンダムって感じです。2クール目が待ち遠しいです。

2023年2月9日

投稿 : 2023/02/09
閲覧 : 166
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20

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「ガンダム」の名を関するに相応しい死人が出るプロローグ、からの「絶対運命黙示録」…。

そしてOP主題歌「祝福」 https://youtu.be/3eytpBOkOFA の原作小説「ゆりかごの星」が作品公式HPで公開されています。どんだけ振り幅デカいんだ、このアニメ(笑)!

ファーストやΖなどの旧作視聴世代はぜひ第0話「PROLOGUE」からの視聴をお勧めします。近頃のアニメは観てるけどガンダム旧作にはあまり馴染みのない方はいっそ第1話から観始めるのが良いのかも。知らんけど。

第0話で示された「人体の拡張としてのモビルスーツ」っていう考え方はSF的にはわりと素直な設定ですし、そこへのシンクロ率的な物を高めると人体に高負荷がかかるというのもわりと納得できる設定です。

医療ベースで始まったサイバネティクス的なテクノロジーが軍事利用されることの危惧みたいなものも理解できます。

そういうハードSF寄りな部分と第1話における謎の決闘(笑)とがどう結びつくのか困惑させられるわけなのですが、第1話作中で「トロフィー」という言葉が提示されたことで「ああ、ここからけっこう商売や政治がらみのドロドロとした話が出てくるんだ」という期待もあり、今期注目の一作と言えます。

なお、小説「ゆりかごの星」は第0話と第1話の間の補完エピソードですので、第0話に惹きつけられた方は読んでおくと良いと思います。第1話から観る方は、まあ読まなくても良いんじゃないかと…。

2023.2.6追記:
第1クール最終話を観終わって1ヶ月近く経つのに更新を忘れていました。

第11話からの「スレミオ相互理解が深まったか?」からの第12話のミオリネどん引き展開は味がありましたね。

エアリアルの射撃武装が決闘仕様から実戦仕様っぽいバスターライフル的な物になって、派手派手しい戦闘シーンがあって良かったのではないでしょうか。中断を挟んでの後半クールが楽しみですね。

投稿 : 2023/02/06
閲覧 : 335
サンキュー:

33

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そういえばコレ、ガンダムだった・・・

1979年に公開された「機動戦士ガンダム」(ファーストガンダム)やその作品の延長線上にある歴史を描いてきたガンダム作品とは何の繋がりもない、別の世界軸のガンダムがこの作品の時代設定とされている。
すなわち、アムロやシャアといった有名キャラクターが出てきた世界とは違う世界のお話であるという事を念頭に観たほうがいいだろう。

舞台は簡単に言ってしまうと、大企業同士が資金を出し合って作った、コロニー型学園である。コロニー型学園とは宇宙空間に巨大な宇宙要塞を作り、それを学園に作り替えたと言ってもいいだろう。その学園では大企業の思惑が渦巻いており、大企業の社長やその息子、令嬢といったキャラクター達の群像劇が、この作品の特徴でもある。

主人公はタイトルにある通り、水星という過酷な星から、その学園に転入してきた女学生である。そしてひょんな事からそのキャラクター達に巻き込まれていくというのが、この物語の大まかなストーリーに当たる。

率直な感想として、ガンダム作品としては異質であり、挑戦的であると感じた。今までのガンダムは、主人公が戦争に苦悩し、時には負け、時には打ち勝ち、兵士として、人間として成長していくのがいつものパターンとして存在していた。
しかし、本作では「百合」(女性同士での恋愛関係)が示唆されるストーリー展開となっており、主人公はその中で、人見知りであり、人とうまく会話できない欠点を克服しようとしていたりするのがとても新鮮だった。

学園物というもの、新しい挑戦である。その中でどうやってガンダムやモビルスーツ(ガンダムと同じような巨大ロボット)を出していくのかも非常に練られており、ガンダム作品お得意の「人間ドラマ」も、話を進めていくにつれどんどん気になるものになっている。そういった上で、挑戦的ながらも見事に仕上がっており、とても面白かった。

作画も圧巻の一言に尽きる。ロボット同士の戦闘シーンはよくCGで作られがちなのだが、歴代の作品たちと同様に「手描き」という手法が取られておりとてもかっこよかった。そしてOP、EDの選曲も素晴らしいと感じた。

ただ、この作品はまだ一期であり、今後のストーリー展開がどうなるかは分からない。本レビューのタイトルが不穏であるのもそれが原因である。
第一期はとても良く作られていた。第二期も期待しよう。

投稿 : 2023/02/02
閲覧 : 159
サンキュー:

7

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

現段階ではどう評価していいか分からない

2023/01/30 初投稿

タイトルが秀逸と感じました。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」聞いただけでワクワクします。
ガンダムと「○○の魔女」の組み合わせ,例えば「東の森の魔女」とかハウルに出てきた「荒れ地の魔女」とか思いおこさせます。

PROLOGUEはホントすごいと思いました。そして個人的にはお母さんはサンライズ史上最もセクシーなキャラと感じました(*^_^*)

そして本編!あれ?
学園物?ロボットバトル物??
1話冒頭の学校のシーンの世界観は絵的にすごいと思ったのもつかの間

決闘?
Gガンダム系統なのか?
学園物?
コードキアス系なのか?
百合なのか?
お母さんはPROLOGUEと別人にしか見えないし,裏がありそうでイヤな予感しかしない・・・

学園・百合・起業ストーリーとして楽しめばいいのか?
と思っていると
12話・・・
{netabare}
ガンダムの片鱗が顔を覗かせます
お母さんの裏の顔の気配を感じさせたあとの
スレッタの変貌
ガンドフォーマットの影響か?
とにかく,物語の性質やどんな括りになるかも片鱗しか窺えない段階での1クール終了。
{/netabare}
正直言って,なんとも評価しかねます。
 でもあえて,ここまでで評価するとしたら,今のところあんまり面白くないと言うのが率直な感想なのですが。今後に期待したいと思います。


雑談
ガンダムシリーズの父親って悲惨な最期が多いですよね・・・

評価は初期状態の★3つです

投稿 : 2023/01/30
閲覧 : 327
サンキュー:

22

ネタバレ

アニメ好きなオタク さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

12話で急展開するガンダム

評判が良かったので地上波では12話終わってからdアニメストアで見始めましたが、あっという間に全て観てしまいました。

主人公はスレッダというおどおどした女の子。ガンダムの主人公は男子という印象がありましたが、女の子を主人公に置くことでおどおどと自信をなくす姿も可愛く見れて好感が持てました。

進めば2つ、逃げれば1つ、という言葉で学園生活を過ごし(決闘ばかりであまり学園感はなかったですが…)、仲間が一致団結してガンダムの会社を設立、というなんとも楽しいほのぼのガンダムでしたが、12話で一変して戦争が勃発。あのおどおどスレッダがミオリネを守るために人を殺すものの全く動じず笑顔で血まみれの手をミオリネに差し出し、それを見たミオリネはその様子に人殺し、と吐く。すごく気になるところで1クール目を終えました。次回からの展開が全く予想できません。楽しみです。

投稿 : 2023/01/29
閲覧 : 143
サンキュー:

6

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

初心者にもやさしいガンダム

はっきりって私、ガンダム初心者です。
初代の劇場版は観たけど、90年代以降の作品は全くです。
でも何かと評判だし、初心者でも入りやすいと聞き、一機観しました。

評判が高いのも頷ける。
登場人物が個性的な上にアグレッシブです。
特に、二人の女性主人公の性格の対比が面白い。
スレッタがオドオド、ミオリネがガミガミ。
この二人のやり取りを聞いているだけでも楽しいです。

白日の学園と暗黒の巨大企業との対比も物語に欠かせない要素です。
また、アーシアンとスペーシアンの分断も重要なポイントとなるでしょう。
そんなドロドロの中で繰り広げられる人間模様がガンダムの魅力かもしれません。

ところで、ガンダムって呪いの設定ってあったのかな。
初めて聞きました。
この作品独自かそれともガンダム界では常識?
操縦者の命が削られ、悲壮感が漂うのは個人的には苦手です。

また、魔女という表現は適切かどうかわからないけど。
どこか災いをもたらす存在のように思えました。
しかし、最近のアニメ界の魔女はポジティブなので、逆に吉兆かも。
スレッタはやたらと明るくどもるし、ミオリネは異様に強くどなるし。

そういえば、女性主人公のガンダムは初と聞いたような気がします。
それに学園ものも。
そんな面から新設ガンダムといっていいかもしれません。

11話以降は{netabare}風雲急なのかな。
物語の雰囲気がガラッと暗くなりました。
2クール目に向かってシコリを残しまくりです。{/netabare}
こんな終わり方をされたら2クール目も見ない訳にはいきません。
あとが気になるシナリオ構成にまんまとはめられてしまいました。

投稿 : 2023/01/29
閲覧 : 141
サンキュー:

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機動戦士ガンダム 水星の魔女のストーリー・あらすじ

その魔女は、ガンダムを駆る。 A.S.(アド・ステラ)122―― 数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。 モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。 名は、スレッタ・マーキュリー。 無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。(TVアニメ動画『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年秋アニメ

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