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「陰の実力者になりたくて!(TVアニメ動画)」

総合得点
77.1
感想・評価
463
棚に入れた
1467
ランキング
646
★★★★☆ 3.7 (463)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.7

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陰の実力者になりたくて!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

闇に隠れて生きる、俺たちシャドーガーデンなのさ~♪(妖怪人間ベムのリズムで)

陰の実力者に憧れていた影野実。
異世界に転生して、シド・カゲノーとなった。
シドはシャドウという名前を使い、陰の組織であるシャドーガーデンを作って悪と戦う事となった。

全20話。
小説家になろうから書籍化。
漫画化もされて人気があるみたい。

でも、ゴメンなさい。
私にはハマりませんでした。
特に主人公のカッコよさが理解できません。
主人公が強者で俺TUEEEみたいな展開は、ある程度、理解できるようになりました。
本作品のシャドウの強さは認めます。
しかし、何故、陰に隠れているのかが、私には理解の範囲外でした。
『オーバーロード』や『魔王学院の不適合者』のように、
俺TUEEEのような主人公だったら堂々として表舞台から活躍して欲しかった。
まあ、日本の忍者のような活躍に憧れていたのであれば、
シャドウが陰にこだわるのも理解できるのかもしれませんが。

多くの人のレビューを拝読させていただいています。
シャドウの中二病をコメディとして扱うとか、女性キャラの活躍を応援するとか、
好意的な印象を持っている人が多いですね。
シャドウをコメディとして扱うには、私の笑いのツボとは違うかな。
女性キャラは美形揃いで活躍していますが、
シャドウを頭領とするには、中々整理が追いつきません。

世間の裏で暗躍する宗教団体を倒す、という目標には肯定できるかな。
その裏社会の宗教を裏社会の陰の組織が倒す。
となると、普通に平和に暮らしている一般人には関係無く、
裏社会だけで完結する物語となってしまいます。
建物の破壊や傷ついた人の治療などは目立つので、普通の表社会のお世話になると思いますが。

個人的な意見ですが、学校はいらないですよね。
シャドウが学校の生徒として身分を隠すよりも、
普通に町で生活しているほうが、陰で活躍できるのでは?と思ってしまいます。
学校生活で交友関係が増えるのかもしれませんが、裏社会で活躍するには不必要かなぁと。

まだまだ私もアニメの見方が甘いですね。
人気の理由は分かりませんが、楽しんでいる人は多いです。
もう1回、視聴して、シャドウの笑いとか女性キャラを中心に見ようと思います。
あと、dアニメストアには『かげじつ』というショートアニメがありますね。
さて、勉強するためにも本作品や『かげじつ』を視聴してきます。

全20話という中途半端な話数。
区切りの良かったところなのかもしれません。
人気があるみたいで、すぐに2期も決まりました。
2期が始まる前に、本作品の面白さに気づきたいですね。

投稿 : 2023/02/25
閲覧 : 143
サンキュー:

24

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全力で厨二!

2期決定おめでとうございます!
やっほーい

おもしれぇ!こう言うの大好物です。
厨二の妄想全開。
噛み合わない会話。
クソダサイ決め台詞。
シャドウってwww
やっぱり全身黒。マント。フード。
完璧です。
バール万能。ヌンチャク要素も必須です。
アーイ アーム アトミッッック
クッソうける。
正直伏線回収とかどうでもいい。
邪眼とか眼帯とかも見てみたい。
2期やるよね?やって下さいお願いします。

投稿 : 2023/02/24
閲覧 : 116
サンキュー:

11

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二大スターをバックに暗躍する主人公

まだ続くと思っていた中で急に二期決定という一報
異世界カルテットの再放送が流れてやっと理解できたw

まったくこの主人公最後まで自由自在やな( ̄▽ ̄)

第1話で影野実という高校生が同級生の美少女を助け
ラストカットで呆気なく事故死すると言う始まり

第2話で魔法の生成を行おうとする中で
エクスアーム的飛び出しして転生完了w

中世のような異世界で貴族の息子シド・カゲノーになり
普段は冴えないモブキャラに徹し

裏ではディアボロス教団と対決する組織
「シャドーガーデン」のシャドーとして暗躍する

正直独創性ならスマホ太郎の方があるし
他の人が評すように厨二くささ全面に押し出した作品

取り立ててヤベーと思うのはシドの立ち位置
影の実力者として暗躍するための力は
願ったものを具現化する「涼宮ハルヒ」の能力に近く

神出鬼没に現れ圧倒的な力で
敵を壊滅させるフード姿のシャドーは
僕は自動的なんだよと言って登場するブギーポップ

角川スニーカー文庫と電撃文庫の二大スターが
彼の造形を作り出しているのだ

そう思うとセカイ系のファンディスクではない
裏が気になって仕方ないのよね

恐らく最終的には異世界に召喚した神様と
シャドーガーデンが戦うような感じだろうか

異世界転生後は一つのエピソードに対し
メインヒロインがシドと絡む王道展開

シャドーガーデンのハーレ(ryもとい七影も
いわゆる本筋とは別行動で暗躍しているので
2つがクロスオーバーしていく部分はまあ気持ちいい
ストーリーは正攻法すぎるので美少女動物園と揶揄されるかも

OPで七影が女子高生になって
校舎の屋上から敵を迎え撃つカットがあったので
いつかは現世に逆転生するのと期待したのだが
まあいつかあるかもしれないからまだ待っていよう(´∀`*)

自らが核爆発する技にざわついたもののw
シドの性格はあんまり描かれていない
やたらとモブモブ言うのは途中からイラッときた

七影のメンバーはシドの伝聞で知った現代社会のシステムを
いとも簡単に具現化してしまっている時点で
システマチックに見える

アレクシアやローズ先輩はメインヒロインを張るだけあって
魅力的ではあるけれどシャドーの掌で踊らされてるから
感情移入しにくい

セカイ系のいつか急展開あるんだろう
演出も凝ったカット作ってるしさ
と思っているうちに終わってましたw

投稿 : 2023/02/24
閲覧 : 142
サンキュー:

7

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中二病全開アニメ。振り切ったものはやはり面白い!

タイトル通り。
10話まで視聴。

いやー、あらゆる意味で中二病全開だわ。
なにかに似てるなぁって思ったら…。

あー、あれだ!

「中二病でも恋がしたい」の中での小鳥遊六花の中二病設定世界観とも言うべき感じをそのままアニメにしている感じなんだ。

昔なら、メガネの「友引前史」を映像化した感じとでも言えばいいかな。
劇中BGMとも言える音楽にも色々とルーツを感じさせるのが笑える。

本当にくだらないんだけど、中二病をプロが少し本気でアニメ制作すると普通に面白くなるんだな。
ぶっちゃけ、大人になった人間が観る分にはコメディなんだけど、これ、中二病世代は絶対面白いだろ。

ちょっとハマってしまった笑



■18話まで視聴

13話あたりから、「これ、最後どう着地させるのだろう???」
と、毎話感じながら観ている。

それくらい話が広がっているのと、派生ネタが多くて、
本当に今後回収できるのか?
そもそも話が色々飛びすぎて本流というか、
ストーリーとしての本筋はどこ?

と思いながら観ている。そして、それが楽しい。
なんか中毒性を感じる。

これくらい話が飛びまくってて、
それでいて作画と脚本の言葉遣いがしっかりしているのが、
多分中毒性の一つの理由なのだろうけど。

うーん、最後まで惹きつけられそう。
着地で「おぉー!」となるか「はぁ???」となるか。


■20話まで視聴

え? これで終わり???? えーと、二期が既に準備されているんだよね???
ジャンプの打ち切りとは言わないが、壮大な尻切れトンボ感がやばい。
面白かった。作品自体は面白かった。
だからこそ、ちょっと嫌な予感がしていた、着地できるのか、これ? が悪い方に現実化した。

うーん、なんだろうね。もうちょっとしっかり着地させないと。
既に2期が準備されている、もしくは制作が進んでいるなら、まあこの終わり方でも。なんだけどさ。

20話完結という中途半端な話数、そして壮大な尻切れトンボ感。
かげじつ! までやっているのだから、まあ、二期はあるものだと期待しよう。
と思ったら、二期が発表されたらしい。だよね、この終わりで終了はないわ。

投稿 : 2023/02/24
閲覧 : 217
サンキュー:

9

大貧民 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

主人公がイカレている、ちょっと付いて行けない感じ。

厨二病の主人公がやる、厨二病なストーリー。
厨二病好きならハマるかも知れない……。

第一話は、アニメオリジナルかと思っていたら、アニラジの方で中の人が言っていたのだが、後の原作で番外として掲載されている話らしい。
コミカライズの一話は読んでいたので、てっきり、某暗殺者のアニメみたいに第一はだけはアニオリだと思ってしまった。

陰の実力者に憧れるといのは、分からなくも無いですが、勘違いし続けるというのはアタオカにしか見えないし、そうとして描かれているのだろう。
終始主人公が「茶番に付き合って貰っている」と認識しているところや、実は人の悲哀に全く興味を持っていないところなど、完全に狂人です。
そこがギャグとして面白いそうなのですが、個人的には重症パラノイア主人公に全く共感できず、結果的に助けたはずのシェリーに真実を告げることも無く、復讐に病ませるなど訳がわからない。

戦闘シーンは非常に良かった。主人公以外のキャラたちのまともな絡みは雰囲気が出ていて面白かった。
ギャグとして見えたら掛け値なしに面白かったのかも知れないが……。
実際、そう見えた人も多いようなので人気はあるようですね。
私は二期があっても見ないかな。

投稿 : 2023/02/23
閲覧 : 157
サンキュー:

4

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

★★★★☆

2023.02.23 ★★★★(4.2) 1度目観賞評価

投稿 : 2023/02/23
閲覧 : 106
サンキュー:

0

じょうのうち さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久々の神アニメ

陰の実力者に憧れた主人公は、核に対抗すべく超科学的な力、魔力を探し求めた末に何故か異世界転生し、これ幸いと修練を重ねて陰の実力者を目指す。
ある日、盗賊狩りの際に見つけた肉塊で魔力操作の修練をしていると、副次的に肉塊となっていたエルフの少女を助けてしまった。
即興で陰の実力者ロールプレイを披露したところ、なぜかアドリブで乗ってくれたので、そのまま邪神復活をもくろむディアボロス教団(架空)に対抗する組織†シャドウガーデン†を結成し、陰の実力者生活を満喫する。

シドとシャドウガーデンが全く意思疎通できていないにも関わらず何故か会話は成り立ってしまう、シリアスとギャグが同時進行するすれ違い系異世界ファンタジー。


原作はweb版を最新話まで読了。

原作ではシドのモブや実力者にこだわる描写がワンパターンに感じ、また七陰含めシャドウガーデンの描写が少なかったためアルファ以外は印象が弱く、主人公視点では楽しみ方が分からなかった。

しかしアニメとなり、絵が付き声が付き、各キャラクター像が俯瞰的・多角的に見えるようになったことで、この作品の秘めていたポテンシャルが存分に発揮されている。

アニメ化でここまで化けるとは思わなかった。

中二病全開のサイコパス主人公であるシド君は、本筋のストーリーをかき回す陰の実力者ムーブをしてツヤツヤしているだけ。なので、こいつはあくまで舞台装置であって感情移入するキャラクターではないのだと思う。

原作ではまたモブムーブかよ…と辟易していたが、それは私がシドに感情移入しようとして、この作品の楽しみ方を半分も理解できていなかっただけ。この作品の真の主人公はヒロインであるクレアであり、アレクシアであり、シェリーであり、ローズであり。
群像劇の中でシドは楽しくやりたい放題し、シャドウガーデンはヒロインたちの活躍する舞台を陰ながら支えている構図としてとらえると、新たな楽しみ方が生まれてくる。そのうえで、アニメという媒体とは非常に相性がよく感じた。

全20話で書籍版2巻までという丁寧なアニメ化は、最近では珍しいのではないか。しかし冗長ではなく、むしろテンポよく感じたのは、いかにアニメで原作の持つポテンシャルを上手く表現できているかがわかる。
アニオリで補完もしつつ、圧巻のバトル作画、中二病にこだわった演出、2クールなのに変わらなかったもののop,edは両者とも神曲に恵まれ、声優もかなり豪華。何においても高水準で、素晴らしいアニメ化だったと思う。

原作でいうと閑話の内容であったアニメ1話には賛否が分かれているようだが、時系列的にはこれで正しいし、主人公の狂人っぷりがよくわかるので個人的には良かったと思う。

結局のところギャグアニメなので、シリアス面でどんなにぶっ飛んでいても楽しめてしまい、何をしても面白い無敵の作品となっている。

総合的にここまで満足度の高いアニメはここ数年なかったように思うくらいには楽しめた。

投稿 : 2023/02/20
閲覧 : 145
サンキュー:

5

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

中二病異世界転生もの

異世界転生もの俺tueee系
中二病が異世界で中二病を満喫する内容

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 71
サンキュー:

1

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待値めちゃ低かっただけに・・

期待値めちゃ低かっただけに・・ ちょっと面白かった・・
結構 続きが 気になってきた・・

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 122
サンキュー:

2

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やりたい放題やっているのは好きだなあ

第1話がショッキングな内容。いきなり主人公死亡?
いや、ここから始まるのか。
ちょっとわかりずらいのが欠点と言えば欠点かもしれないが、
偉大なる勘違いアニメ。
陰で世界を支配したい主人公と、主人公が妄想と信じて疑わない世界。
シャドウ・ガーデンを形成している7陰のキャラに特徴があって面白い。
しかしアニメ本編では7陰の出番があまりない。
そこがまたいいのかも。
「かげじつ」という、7陰にスポットを当てたミニアニメもオススメ。
これはシリアスではなくギャグアニメなんですね。
変化球だらけだけど、何だかとっても面白い。
それぞれのキャラが自分達の好きにやっているのがいいんだろうな。

まだ続きます。
全く先の展開が読めないので、非常に楽しみ。

2/18
1期として全20話が終了。
後半のブシン祭、とっても面白かった。
シャドウ様全開のラスト、そこに至るまでの地味に徹する姿など。
見ていて飽きませんねえ。
主人公無双って嫌いなんだけど、こういうやり方なら面白くなる。

美しくて強い女性がわんさか出てきますが、
7陰のをもっと出してほしい。
胸にこだわるイプシロンとか、すごい面白いんだけど、
わずかしか描かれないので。
次があるとしたら「かげじつ」をメインにお願いしたいなあ。

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 163
サンキュー:

11

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何だこりゃ、と思いつつかなり面白い。まあ憧れる気持ちもわかりますが

1話感想 3.8 何だこりゃ、と思いつつなかなか面白い。まあ憧れる気持ちもわかりますが

内容は知りませんでしたので、突飛な展開になんじゃコリャの連続。
そこがなかなか面白いです。

作画の方は正直やや微妙… とは思いましたが、まあそこまで酷いってほどではないですし十分見れるレベル。
であれば内容が重要ですが… いや結構面白いのでは。

メインキャラの裏で格好いい、陰の実力者に憧れる気持ちはわからなくもないですね。
そんな影の実力者にあこがれて思わせぶりに振る舞っていたら、実は大体あってた、ということでしょうか。
勘違いコメディ系ですね。

それでいてバトルシーンの作画はちゃんと格好良かったり。
これは視聴継続で良さそうです。
バールは重要ですね。

全話感想
面白かったです。なんと言っても主人公が面白いですね。

全力で中二病を楽しんでいて、こうすると格好いいのでは、という道を追求している所が実に良いですね。
全体的には勘違いコメディ系で楽しいですが、そこで繰り広げられている陰謀などは本物なので周囲は本気で動いているわけで…
そこは本格的な楽しみも。普通の面白さもしっかりありました。

結局はチートではあるのですが、これだけ主人公が面白くて好きになれると活躍が素直に嬉しくなって楽しめます。

世のなろう系の何が悪いって、主人公を好きになれない点に尽きるんだなと。
主人公を好きになってしまえばチートで大活躍も面白くなるんですよね。
いきなり2クールやって気合を入れた作りでしたが、納得の面白さでした。

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 140
サンキュー:

8

ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:今観てる

禿げの実力者に なりたくなくて!

●【666】というお約束の刻印

主人公の性格がひねくれているためか物語も相応にひねくれていたようであります。

他のなろう系異世界糞作品に比べたら本作はかなりマシな部類に入るような印象を受けました。

{netabare}1話の掴みはかなり極上でありましたが、それ以降はやや失速気味で
耳付きの亜人種の取り巻きがうじゃうじゃ出てくる展開には辟易しつつも、
その一方で各種裏設定的諸要素には興味が惹かれるところあり、
トータルとしての印象は比較的良好であったように感じました。

性格に難がある主人公はモブについての持論を展開しますが、要するに
モブ=庶民を上から目線で見下し馬鹿にしているだけというのが
(裏設定的)本音のようであります。

この手の思想傾向を【優生思想】と言いまして、ヨーロッパの貴族たちが憑りつかれている
類の非常に偏ったものであります。

本作のテーマは「陰の実力者」であるため、リアルの世界でそれに相当する
種族=ヨーロッパの王侯貴族に関する諸要素をそれとなく描いている
のではないかと推測いたします。

「王族の血」、「教団」、「学園」、シャドウという「秘密結社」
ファンタジー作品でこれらの要素が出てきたとしても何の不自然も無いと考えられますが
ある特定のデザインで示される「魔法陣」、「魔眼」=【プロビデンスの目】、
そして【666】の刻印が示されるならば、見事なまでに彼らの思考回路を
完全再現できていると言って間違いないでしょう。

廚二病的な荒唐無稽な思考回路を再現しているようでいて、同時に
裏設定的テーマを完璧に描き出す「なろう系作品」はあまりに謎が深すぎて
理解が追い付きませんが、「魔眼」や【666】などの表現については{/netabare}
今後もお約束事のように繰り返されることだけは間違いないと言えるでしょう。


●糞アニメ界の陰の実力者、現る

なろう系の異世界転生ものと言えば糞 {netabare}作品で確定していると言っても過言ではない
くらい確実にその実績を積み重ねているように思えます。

糞作品を敢えて乱発する理由とは、TickTok運営がユーザーの個人情報をアルゴリズム解析
かけた結果得られた必勝パターン戦術に由来するものであると考えられます。

TickTok運営はいかにしたらユーザーを麻薬ジャンキーのようにTickTok中毒に
させられるかAIにより分析させ、得られたのは次のようなものでありました。

ただ当たり動画だけを並べるのではなく、パチスロのようにハズレの中に当たりや
たまに大当たりが組み込まれた動画配列パターンの方が、ユーザーの期待値は高まり
大当たり動画を見つけた時の満足度の効用が極限まで高まり、ギャンブル中毒にも似た
依存症的傾向が強まるというものでありまして、早い話がTickTok運営が情報解析に基づく
はめ込み洗脳情報工作をやっているというオチでございます。

そういう事情で米国ではTickTokを有害コンテンツ認定し、使用禁止を呼びかける事態に
なったわけでありますが、考えてみましたらこの手の情報工作ならば今時どこでもやっている
のが昨今の情勢であり、要はなろう系の糞作品乱発も似たような狙いがあるのだと
考えられるわけであります。

なろう系糞作品予備軍の中にあって比較的なマシな水準にある本作はユーザーから
当たり作品と認定され、トータル戦術としてなろう系異世界転生ものは生き残るという
のが制作サイドの狙いではないかとそのように推測いたします。

うる星やつらのリメイクのようにハリウッドでもリメイクやキャスティング失敗作品が
乱発されユーザーが制作サイドをぼろ糞に叩くような事態が数多くあるようであります。

ある説によればこの手のユーザーの失望は期待の現れでもあり、ハズレを引けば引くほどに
むしろ期待値は高まり、釣られやすい心理状態が形成されると言えるわけであります。

ユーザーとは情報を一方的に抜かれ完全解析される側のある意味情報弱者でありますから
制作に対し如何にマウントを取ってみたところで、情報戦においては圧倒的不利な状況にある
潜在的敗者であることは{/netabare}確定している事実であるように思えて仕方がありません。

●なるようになろう系
ここが中盤の折り返し地点であるかどうかは定かではありませんが途中経過の評価を示します。

天然設定的主人公のモブジョークや異世界天性お約束のエロネタが例えはぐらかしで
しかないとして、そしてはやりどうにも強すぎるハーレム的要素も含め、煩わしくないか
と言えば相応にネガティヴなものを感じずにはいられませんが、
{netabare} 教団の秘密としてスチームパンク的で錬金術に{/netabare}因んだ世界観を見事に表現できたことに
ついては大いに満足がいくものでございました。

単純に見て面白いというエンタメ性よりも異世界転生ものの謎を解くという観点で
視聴してる当方にとってはある種の「秘密の暴露」は加点ポイントでありますので
物語評価に加算した次第であります。

「サマータイムレンダリング」の主人公{netabare} にしても言えることですが、「目」が
何かおかしいみたいなことには極めて敏感な思考回路を持ち合わせた性分のため
本作の主人公の「片目」描写が所謂「魔眼」発動の【一つ目】小僧を意味するのだ
ということも当然のお約束パターンと認識する次第であります。

毎度毎度の【一つ目】小僧でありますが、それでも「法則」に間違いないか確認することは{/netabare}
重要なので結果は押さえておくべきでありましょう。

●発動する「スチームパンク」という奇策の惑わし
「サイバーパンク」というジャンルの作品の解釈が簡単というわけではありませんが
それに比べると「スチームパンク」作品の解釈はかなり難易度が高いものと個人的には
そう考えております。

{netabare} 【王族の血】という重要ワードにどのような意味合いが込められているのかについては
非常に興味深いものを感じておりましたが、見事に「魔人の細胞」というこれまた厄介な
概念を持ち出し、遺伝子操作という名の「錬金術」なるものを提示してこれを
謎の教団と結びつけるという展開は、中々に説得力があるように思えます。

異世界では当たり前の「魔法」とそれに関する小道具を「錬金術」という形に集約して
巧いこと描いている手法には大いに納得のいくところでありますが、アニメの知識が豊富である
専門家代表格の「岡田斗司夫」でさえ「錬金術」の説明については、ブレがあるようにも思え、
逆に言うならば「錬金術」とそれを「研究するとある機関」についての説明は、
それだけ相当に骨が折れるという話になるかと思います。

まずは「錬金術」のルーツを知り、それから「スチームパンク」作品の解釈を行うならば
かなりの部分が理解できるものと確信できますが、そもそも科学でもあり、
また科学とは別概念でもある大いに矛盾した「錬金術」というものをまともに
理解できるとしたら、それは正気の沙汰ではないということになるように思います。

急がば回れという言葉が示す通り、今は魔術的小道具、例えば「アーティファクト」のようなもの
それについての分析が肝要であり、もしも分析不能なら一旦考えるのをやめるというのも{/netabare}
一つの合理的な考えなのかもしれませんというのが結論でございます。

本作は主人公の性格を含め、クセが強いのがかなり厄介であります。




初回のインパクト、掴みは十分過ぎるものでありましたが、中盤戦以降も
今一つ盛り上がりに欠け、徐々に失速していってるような空気をも感じます。

そもそも本作は「異世界転生」ものに属するが故にやはり、{netabare} ある種のエロ描写は既定路線
お約束のやっつけ行事であると割り切るしかないのかもしれません。

肝心のメインストーリーの方は今一つ感満載でありますが、その一方で
教団・教会・学園に関する設定的なものについては、完璧すぎるまでの
リアリティをを感じずにはいられません。

召喚魔法には「魔法陣」が不可欠と言うのはもはやファンタジー界隈では常識過ぎる話で
ありますが、脱力的展開を意図的に?演出しつつもファンタステックな小道具の
扱い・描写がやけにえぐ過ぎるというギャップ感に軽く眩暈を覚えてしまいます。

一見してフィクションと見せかけて、実存する「教団」の話をさり気なく展開しくるという
このような作風はとてもクセがあり、曲がっていると言うしかないですが
「エクスカリバー」のくだりでクスリと笑わせるだけのエンタメ性?
それがあるためなお更のこと裏に秘められたテーマを読み取る厄介さについては
計り知れないものを感じます。

細かい設定ばかりに力を入れるも、話自体は大して動かない
こういう路線について行くのには相応の忍耐を要するように思います。{/netabare}


※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、
実在のものとは関係ありません。

これ↑はよく目にする定番のテロップでありますが、
本作はまるでこの文言を逆手に取ったようなところが多分にあり
主人公の性格にしても言えることですが、かなりひねくれていて
恐らく今後予測不能な変化球的展開をするものと推測いたします。

そして「チェンソーマン」以上に残酷描写もあり得るものと覚悟すべきでありましょう。

4話にて事態は急展開を迎え、非常に興味深いキーワードが何気なく出て参ります。

{netabare}それは【王族の血】でありますが、「陰の実力者」と「謎の教団」とそれが関連するとなると
これはもはや「フィクション」の領域を軽く超越したような {/netabare}
究極の「ミステリー」であると考えるべきでしょう。




あまりに怪しすぎる異世界転生もの作品については徹底マークするのが当方の基本方針でありましたが
まさか「あたしのゴーストが囁いた」通りのヤバ過ぎる異世界転生もの作品がこんな形で検出
されるなんて全くもって夢にも思いませんでした。

本作については異世界転生ものアンチ程に注目すべき作品だと言えるのかもしれません。

本作冒頭から、当方の感性はビリビリとスパークしまくっておりましたが
エンディングロールが流れる時に奏でられた音楽=ピアノのメロディを聞いて
記憶にはまるでなかったはずの曲名なのに聞いた瞬間不意にこの曲は「月光」だなと
あまりにも唐突に自分でも不思議なくらいに直感冴えわたったのは、もしかしたら
何か特別な因果があったからなのかもしれません。

糞作品乱発し尽くしてアニメファンから半ば失望感以外にはなんらポジティブな心象が得られない
既に旬が終わったはずの異世界転生ものというジャンルにおいてなおかつ
その印象をすべて覆すが如くこのような反転攻勢を仕掛けてくる動きは
甚だ怪しすぎると思わざるを得ないわけですが、かと言ってこれを過小評価し
見くびり過ぎた結果として、手痛いバックアタックを受けただただ絶句するだけ
というのも極めて間抜けな話であり、ただ醜態晒すだけの完全なる負け戦にございます。

本作1話において観測された瞬間最大風速値は
「探偵はもう死んでいる」の域を軽く超越しておりました。
「探偵はもう死んでいる」は初回こそがインパクトがあり、それ以降はただただ失速していくだけの
結果は単なる残念作品でありましたが、本作がそれと同じ運命を辿るかと言えば
現段階では予断を許さないと言う以外に言いようがないのが現実であります。

異世界転生もの作品が今後も乱発されること自体は容易に予測できましたが
まさかこれ程までに過激な強襲を敢えてかけてくるとは予想だにしませんでした。

ここにいるすべてのアニメファンの皆さんに是が非でも言いたいことは
「異世界転生もの作品には重々気をつけるように」ということ
それに尽きるのみにございます。

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 569
サンキュー:

4

ネタバレ

卍漆黒の堕天使卍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 1.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

コメディはどこ?

アニメもまあまあ面白かったのですが、小説→漫画の順で読んだ僕にとっては少し残念に感じました。原作の小説を元にアニメの制作をしてはいるのでしょうが、少々原作を活かしきれていない雰囲気が否めません。もしかすると漫画を作っていらっしゃる方の読解力が優れていて、そう感じてしまっているだけかもしれませんが。正直直ぐにアニメをリメイクして放送して欲しく思ってしまいます。その点アニメに比べ漫画は非常に優れており、特に話のテンポの良さやキャラの特徴、会話にキャラの動きなどが素晴らしいです。二期を作るのであれば、リメイクするのであればアニメはこの作品の漫画からさまざまな表現を学んで欲しく思います。この作品の面白いところはシリアスな世界線と主人公のマイペースさの乖離の激しさと、一部のキャラの個性の激しさです。その展開をうまく表すためにMr.beanや志村けんのコントから学んで欲しく思いました。また、脚本家を変えるべきとさえ思ってしまいました。この作品はとても作画が優れているので、すごく残念な感じがしました。また、原作から「このすば」のような声優のアドリブが多い様子が想像できたのですが、そんなこともなく「アニメ制作陣は本当に何がしたかったのか」と原作の小説が好きな僕はそう批判せざるを得ない作品でした。

投稿 : 2023/02/17
閲覧 : 119
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4

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

He is atomic!!!

……スキー用品ではありません。
(学生時代にアトミックのスキー板を持ってました。)

なろう原作、ラノベ原作とも未読でコミカライズ版のみ読んでいます。

男爵家の長男シド・カゲノーとして異世界に転生した、元日本人男子高校生が主人公。

転生前から厨二病的な能力やシチュエーションに憧れ、他者を圧倒できる力を持ちながら自身は表舞台に出ない「影の実力者」になることを目指し、影の実力者シャドウとしてふるまおうとするシド少年。

そんなシドの妄想から生まれ、単にその役を演じているだけのつもりのシドの想いとは裏腹に、それぞれの出会いからシャドウを信奉する七人の女性たちである「七陰(しちかげ)」を筆頭とする秘密結社「シャドウガーデン」が結成され、彼女たちは謎の「ウロボロス教団」との戦いに身を投じるのであった…。


字面だけ見るとシリアス味も感じますが、厨二病的なシド(シャドウ)の振る舞いと、すれ違っているはずなのに絶妙に噛み合う七陰たちとの会話を笑い飛ばすコメディー寄りなアニメとして観ることができます。

七陰以外にも王女など様々な女性キャラが多数出てきて若干ハーレム風味もありますが、シド自身があまり女性に関心を示さないキャラなのでそこが鼻につくことはあまりないと思います。

七陰を始めとするシャドウガーデン幹部にはギリシャ文字によるコードネームがあり頭は切れるがドジっ子のガンマ、能筋の獣人デルタ、わけのわからない物を開発するイプシロンなど様々なキャラがいますが、私がお気に入りなのは普段は小説家として活躍するベータさんですね。

2023.2.17追記:
最終回20話まで観終わりました。あえて誰のことかは書きませんが、EDクレジットで役名が変えられていたのに笑ってしまいました。特に放送直後の発表はなかったですが続編が作られそうな雰囲気ですし私としても作って欲しいです。

アニメでシャドウガーデン本拠地の様子が描かれていたのはなかなか良かったですね。作中で一番身勝手なキャラはシド本人じゃなくてお姉さんかもしれない…(笑)。

投稿 : 2023/02/17
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サンキュー:

29

ネタバレ

Lilac さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

色々斬新で最後まで見やすかった。

漫画版読了済。カッコ良くも最後まで「ふざける」というコンセプトが伝わってくる作品。
原作の設定やキャラを生かしつつ、オリジナルも入ってより作品としてのまとまりがアニメで増した印象。主人公の圧倒的な厨二病が絶妙なコミカル要素を内包していて、面白かった。
クールの話数にとらわれずに、物語の構成が組み立てられていたので、違和感もあまりなく見終わることが出来た。

投稿 : 2023/02/17
閲覧 : 67
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10

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アイ・アム……

原作未読 全20話 

異世界転生作品。幼いころから陰の実力者に憧れていた主人公は、高校生になっても未だに憧れが消えることはありませんでした。
ある日現世で交通事故に合い死亡、異世界に転生した主人公は、この異世界で陰の実力者になるべく陰で修業している過程で、あることから救い出した「アルファ」と名付けたエルフにデタラメな脅威の情報を話したことで設立した「シャドーガーデン」と共に陰の実力者になるべく陰で暗躍するお話です。

主人公は普段目立たないモブに徹している感じですが、結構目立っていましたねw

最初、その場言ったデタラメお話が実は本当に存在して、最後まで解決しないまま切りの良いところで終わっています。

異世界の学園ものでもあり、周りには美女ばかりなのに全く恋愛感情はなく、ひたすら廚二病的な妄想ばかり考えていましたw

色々な種族の部下(女性のみ)たちも出てきますが、主人公に尊敬の念あるようですが、恋愛感情全く描写がないことからもモヤモヤした感じがないところが良かったですね。

王国や敵対組織などの政治的問題に直面したり戦ったりと結構大きなお話となっています。

本人は、そんなこと関係なく自分が幼き頃より憧れている存在になりつつあることを楽しんでいる感じでしたね。

OPはOxTさん、EDは主人公に仕える「シャドーガーデン」の幹部7人がそれぞれ活躍する話で同じ曲を歌っています。

最後に、主人公が主となる「シャドーガーデン」に所属している幹部たちが、主人公の真意を理解して(理解したように思って)行動してお話が進んでいくのは「オーバーロード」のアインズとその部下たちに関係に似ていますねw

投稿 : 2023/02/17
閲覧 : 177
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16

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

物語のテーマがはっきりしている、故に面白い。

物語にはテーマ性というのが必要不可欠である。
主人公や周りのキャラの成長劇であったり、スローライフや癒しだったり、石鹸枠と呼ばれる学園異能力バトルをメインに据えたり、悲劇的で哀しい物語だったりetc……。

本作品のテーマ性ははっきりしている。

「主人公をどれだけかっこよく見せることができるか」
それ以外無い。

そのため、作者はキャラをぞんざいに扱っているのではと思って、この作品を毛嫌いしてしまう人たちもいるだろう。
それは当然である。

主人公以外は全員、脇役かスタッフなのだから。
どのキャラも主人公を映えさせるための舞台装置や小道具に過ぎず、皆がせこせこと主人公の為に舞台を整える。そのためにしか存在しない。

しかし本作品の面白さは、「主人公がその事に一切気づかない」というのがみそである。無論それは、私の嫌いなタイプのなろう系主人公、もしくは鈍感系主人公の姿そのものであり、はっきり言ってしまえば本作品の主人公に人間的な魅力は一切ない。

ただし、一度は妄想で考えた事はないだろうか。
どこからともなく颯爽と現れ、敵を倒していく。陰に潜み、人知れず悪を成敗していく。そんな厨二くさい事を。

主人公はまさしく、それを体現したキャラであり、それ以外の興味が無いため人間らしくないと誰もが口を揃えると思う。実際、私も視聴をしてみてそう感じた。ただし、それ以外にないキャラというのは、時にナイフのように鋭く、槍のようにしなやかで、斧のように一撃の破壊力が凄まじい。
この唯一無二性を持ったキャラが暴れまわるのは爽快そのものだ。

というように、本作品の良い所を述べていった訳であるが、「好き嫌いがはっきりと分かれる作品だな」とは思う。ただ本作品では、目新しく他作品にはない新鮮な体験ができるので、気になった方は是非一度視聴してみるのがいいだろう。

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 103
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6

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いつもの「なろう」異世界転生…あれっ?

詳細は略。

いつもの「小説家になろう」発の異世界転生作品です。制作はNexus。「グランベルム」「ダーウィンズゲーム」などを手掛けていますね。

主人公でもラスボスでもない、陰の実力者に憧れる主人公は、あらゆる格闘技などを修行して習得し、その実力を隠して生活してきました。

しかし、いくら自分の肉体を強化しても、兵器や大軍には太刀打ちできない。それならばと魔法を習得しようと思い至った刹那、異世界転生装置であるトラックに轢かれて昇天、異世界に転生します。

という冒頭…のはずなんですが…
(漫画レビュー系YouTubeチャンネルによる)

=====初回試聴後、所感です。
{netabare}
冒頭から、財閥令嬢で女優の女子高生が目覚めるシーンからスタート。彼女の視点で、隣の席の主人公(得体の知れない人物)を見せてくるという手法。しかも、命の危機にある女子高生を、鍛えた格闘技などで暴漢から守るという展開に。

やってくれたな、Nexus。

面白いじゃないの。
想像する原作の冒頭に比べたら、遥かに面白い。「なろう」お約束の展開にしたって面白くなるわけがないということを熟知していて、こうやって捻ってきたということですね。

とりあえず初回の掴みは良かったと思います。あとは、今後の展開次第。この作品は「なろう」異世界のご都合を逆手に取ったアンジャッシュのすれ違いコントみたいなストーリーが受けているそうです。

どこまでやってくれるか、
出オチにならないことを期待します。今期の「なろう」7番勝負は、これで3勝3敗の五分に戻してきました。あとは「虫かぶり姫」ですね。勝ち越せるか?
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
1話の期待感はどこへやら…

結局、俺TUEEEEEEEの、いつものなろうイキリ系最強アニメになりつつあるかなぁ…。2話にして、もう馬脚を現したといったところ。

最後に、ハーレム要員たちが「ここでお別れね」という必死の引きが、来週どう出るか。今のところ1話がピークの作品なのかなという印象です。
{/netabare}
=====第13話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、大風呂敷広げすぎかな。
なんていうか、こういうのってサクサク話が展開するからいいんであって、このハゲシリーズが長すぎんよ…

なんか、こんなんで2クールやられてもなって気持ちになってきました…
{/netabare}
=====第15話視聴後、追記です。
{netabare}
なにがジミナ・セーネンだよ。
この流れ、何話やるつもり?

いよいよ取捨選択を考えなければならない時期にきたようですね。豊作の冬アニメが開幕して、こんなの観続ける意味があるのか思案中…
{/netabare}
=====最終話視聴後、追記です。
{netabare}
よくある「なろう異世界モノ」から逸脱しようという意図は汲めました。これが原作準拠なのか、アニメ化にあたって工夫されたのかは分かりませんが。

ただまあ、なろう特有のくさみを消しきれているかというと、そうでもないですし、影の組織を作り上げていく過程が何もないので、ハーレム要員である女の子たちの大半はモブであり、観ているほうはキャラ名すら覚えられない始末。

1イベントに時間をかけすぎというのもネック。2クールですが、ハゲオヤジのエピソードと、ジミナ・セーネンのエピソードしかやってない。で、キャラが掘り下げられたかというと、終盤のお姫様ぐらいですかね、印象に残っているのは。

連続2クールだから、進行がまったり。と言っても、丁寧な構成といった印象ではないですね。エピソードごとにバスンバスンと切っていく感じ。

と苦言を呈してはいますが、2クール20話を完走できたということは、それなりに面白いところもあったのかなという感じ。ただ、視聴をおすすめするほどの作品ではなかったです。
{/netabare}

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 382
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

転生したら特典が「主人公補正」だった件。。@2話目

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
『我が名はシャドウ。陰に潜み、陰を狩る者……』 みたいな中二病設定を楽しんでいたら、まさかの現実に!? 主人公でも、ラスボスでもない。 普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」。 この「陰の実力者」に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。 これ幸いと少年・シドは異世界で「陰の実力者」設定を楽しむために、「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、どうやら本当に、その「闇の教団」が存在していて……? ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドを崇拝し、シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていく――。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:逢沢大介(『陰の実力者になりたくて!』/KADOKAWA 刊)
キャラクター原案:東西
監督:中西和也
シリーズ構成:加藤還一
キャラクターデザイン:飯野まこと
美術監督:李 凡善
色彩設計:田中直人、岡崎順子
プロップデザイン:北原大地
撮影監督:廣岡岳
編集:坪根健太郎
音楽:末廣健一郎
音楽制作:KADOKAWA
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アニメーションプロデューサー:中村浩士
アニメーション制作:Nexus
製作:シャドウガーデン

主題歌
OP:「HIGHEST」OxT
ED:「Darlingin the Night」七陰(CV:瀬戸麻沙美、水瀬いのり、三森すずこ、ファイルーズあい、金元寿子、朝井彩加、近藤玲奈)
{/netabare}
キャスト{netabare}
シド・カゲノー/シャドウ:山下誠一郎
アレクシア・ミドガル:花澤香菜
アイリス・ミドガル:日笠陽子
アルファ:瀬戸麻沙美
ベータ:水瀬いのり
ガンマ:三森すずこ
デルタ:ファイルーズあい
イプシロン:金元寿子
ゼータ:朝井彩加
イータ:近藤玲奈
クレア・カゲノー:日高里菜
ローズ・オリアナ:白石晴香
シェリー・バーネット:会沢紗弥
ヒョロ・ガリ:松岡禎丞
ジャガ・イモ:松重慎
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


#01 嫌いなクラスメイト
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「陰の実力者」。それは、主人公でも、ラスボスでもない。普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す存在。
影野ミノルは幼少期からの夢である“陰の実力者”になるべく、着々と準備を進めていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
2部構成で、はじめのおはなしの主人公は財閥のお嬢様で女優の西野アカネで
昔、ストーカーにレイプされたことがあったけど、毎日明るく過ごしてるJKで
そんなアカネは、隣の席の男子ミノルくんが自分のことをよく見てなく
名前もちゃんと覚えてくれてなくって嫌ってた。。

でもある時、誘拐されそうになって、覆面の男子に守ってもらった事件があり
次の日彼は、アカネのことを見て、名字も覚えてくれるようになったりして
アカネは、彼も自分と同じように影の自分を隠して生活してる気がした。。

でもミノルくんは、次の日事故で死んじゃって
本当のことは確かめられなくなった、ってゆうおはなし。。

実は、誘拐犯から守ってくれたのはミノルくんで
彼は自分なりの美学を持ってて、小さいころから陰の実力者になるために
隠れてトレーニングしてモブの不良たちをやっつけてたりしてたみたい。。


第2幕は、彼がどれだけ影の実力者になりたかったかと
現実の世界では、どれだけがんばっても核爆弾には勝てないって悟って
核にも消えない力を求めて、魔法のあるファンタジー異世界に転生。。

陰の組織のボスになり、影の実力者を目指すことになった。。
ってゆう、短いおはなし。。



ダークヒーロー物ってゆう感じで、主人公がボケっとしてるようで
実はヒロインをちゃんと見てて、実力もあって
暴力シーンはちょっときつかったけど、かっこよかった☆

前期の「ようこそ実力至上主義の教室へ 2期」の最後の方と
ちょっと「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」の出だしに
似た感じだったかも。。

ただ、まだ第0話ってゆう感じだったから、次を見てみないと分からないけど
転生前の主人公をしっかり描いてるアニメは、わりと当たりが多い気がする☆
{/netabare}
{/netabare}
#02 結成シャドウガーデン
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
魔力の存在する異世界に転生した影野は、田舎貴族カゲノー男爵家の冴えない第2子として暮らす傍ら、夜な夜な盗賊を狩り、“悪魔憑き”のエルフを救い出すなど、着々と陰の実力者への道を歩み始める。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、田舎男爵の第二子に生まれ変わったシドが
昼間はお姉さんに負ける冴えない弟を演じながら、夜は盗賊退治をしてたら
ある晩、悪魔憑きって言われる魔力暴走して腐りかけてた化物を見つけた。。

連れて帰って研究してたら、魔力暴走が止みエルフの少女になったので
アルファって名付け、そうなった理由に勇者がなんちゃらってゆう設定を考え
魔人ディアボロスを復活させようとするディアボロス教団を滅ぼす組織
シャドウガーデンをはじめたら、その設定はぜんぶ本当だった。。

そんなことだとは知らないシドは、盗賊退治のつもりで活動してたんだけど
そうしてるうち、アルファがどんどん仲間を集めて行き
仲間が7人になった。。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

そんなある晩、シドのお姉さんが寝込みをおそわれ誘拐される事件が起き
調査してたアルファが、犯人は教団幹部のせいだって報告して地図を出したら
シドがナイフで間違って指したところにお姉さんが捕まってるって分かって
その夜、アジトに乗り込むことになった。。

アジトに乗り込んだ7人が、お姉さんを捕まえてた犯人を追いつめると
犯人は逃げたけど、道に迷って遅くなってたシドの前に出ちゃったから
本気で戦ったけど、シドにとっては「ただの盗賊にしては強かった」
って思うくらいで、あっさり倒された。。

シドに解放されたお姉さんは、シドの実力を知ってたみたいだけど
シドが助けたことも知ってたのかな?

そのあとすぐ、王都に旅立ったのは、進学のためかな?
シドも2年後には行くみたいだし。。


そして、シドの前に集まった七蔭が
シドにお別れを言ったところでオシマイ^^



つまり、シドの転生者特典は「主人公補正」だった
ってゆうおはなしだったのかも?
じゃなかったらこんなに、何でもかんでも主人公に都合よく行かないよね^^

七蔭は、勝手にお別れを言いに来て、シドの目が点になってたけど
主人公のご都合主義のハズだから、きっとみんなで王都に先に行って
基盤を作って待ってる、とかじゃないのかなw

これからどんな展開になるんだろ?

それにしても最近、グロいアニメがどんどん増えてる気がする。。
{/netabare}
{/netabare}
#03 凡人の剣
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
15歳になったシドは、王都のミドガル魔剣士学園に入学。平凡な学園生活を送っていた。が、罰ゲームで王女アレクシアに告白させられたことで、安定のモブライフが激変してしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
シドが15歳になって、王都のミドガル魔剣士学園に入学し
平凡な友だちを作り、平凡に暮らしてたんだけど
学園アイドルに告白してフラれる、モブイベントをしようと
アレクシア王女にコクったら、なんとOKされちゃってびっくり!

実は王女は、取ってる魔剣クラスのゼノン先生と婚約させられないように
冴えない男子を、偽の恋人役に選んだだけ。。

それで、裏の活動資金のため、2週間ほどつき合ったけど
ちょっと言い合いになって、これが最後だと思って別れたら
王女はそのあと誘拐されたみたいで
シドが事情聴取されることになった、ってゆうおはなし^^;



いろいろ都合よく進んでたみたいだけど、モブになろうとすればするほど
目立っちゃうって、なろう系主人公あるあるだよねw

七蔭は、世界中に散らばったみたいだけど
シドは、みんな中二病を卒業していった、って思ってるのがおかしい^^

あと、アレクシアがシスコンで、何だかウザい。。

それにしても、王女の周りに警備員がひとりもいないって、あるのかな?

それと、モブになろうとしてるシドが
王女にケンカ売ってくってゆうのは、ちょっと違うんじゃないかな?って。。
{/netabare}
{/netabare}
#04 加虐への報酬
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
拉致されたアレクシアを救うため、王国最強の魔剣士と呼ばれるアイリスが陣頭指揮を執るが、手掛かりはなし。一方でシドは、“シャドウガーデン”の盟主シャドウとして、敵のアジトを急襲する。
{/netabare}
感想
{netabare}
犯人の有力候補にされたシドと、捕まって血を抜かれるアレク。。
ルックスはボロボロだけど、2人とも割とヨユーで生きてたね。。

とくに王女があんな暮らしだったら、すぐにメゲそうだったのに
持ちこたえて、真犯人のゼノンに切りかかってくってすごい!

王族には勇者の血が流れてるみたいで
アレク王女といっしょに牢屋に入れられてた魔族?が巨大化してたけど
大きくなる前にアレクを助けてくれてよかった☆


シドが、シャドウガーデンの部屋を飾ってたけど
偶然モンクの「叫び」が落ちてるわけないから                                                                                                                                                                                                                                                
やっぱり主人公補正^^

ってゆうか、早く王女を助けに行った方が良くない?
{/netabare}
{/netabare}
#05 アイ・アム……
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アイリス率いる騎士団は、王都に突如現れた謎の怪物に大苦戦。そこに“怪物の素性”を知るアルファが現れる。 一方、シャドウに追い詰められたゼノンは、不穏な赤い薬の力で覚醒するが――
{/netabare}
感想
{netabare}
謎の怪物対アルファ、ゼノン対シャドウの対戦のおはなしだったけど
ふつうなら魔剣騎士団や、そのトップのアイリスが苦戦する相手が
苦しんでいるただの少女だって見抜き
苦しまないようにあっさり倒すアルファ。。

剣の先生をするくらいの実力者が、さらに強くなった怪人を
あっさり倒すシドは「主人公補正」のチート能力をもらったけど(タブンw)
強くなったのは、ただ核に負けないようにって何回も転生して
核に何度もやられながらも、がんばってきた、ってゆう思いが伝わった。。

そして、ただ努力を続けて、究極にまで高めた“凡人の剣”を見たアレクが
自分の劣等感は間違ってた、って気づいて
お姉さんに対しても、シドに対しても、スナオになれたのが良かった☆

カッコよかった!すごくカッコよかった!!
見た男子ぜんぶが中二病患者になるくらいカッコよかった!!!


ただ、先回シドが、なかなか王女の救出に向かわなかった時にも思ったけど
シドはただの中二病で、かっこよく見せるためにやってるだけで
人を救おうってゆう気もちは、あんまりないみたい。。

今回も、先生が強化薬を飲む前にあっさり退治しておけばいいだけだったのに
ゼノンが強くなるのを待って、わざわざ街を破壊するような大技を使うって
全然正義の味方じゃないよねw

街の人が全員避難が終わってたらいいけど
病気とかで動けなかった人や、酔っぱらって寝てた人たちが残ってそう^^;

それ以前に「I am atomic」が「俺は原爆」ってゆう意味だったら
そのあたり放射能汚染で、癌とかになって死ぬ人が多そう^^;


それからアレクも“凡人の剣”を前向きに考えれるようになったのは
「シドのせいじゃないけど。。」って言ってたけど
フラれたからって、ただのモブ男子に大ケガさせるってアリエナイよね^^

実はシドの正体に気付いたんだと思う。。
じゃなかったら、ただの人殺しw


ってゆう感じで、すごくカッコイイおはなしだったけど
しっかりギャグで終わらせるから、チートだなんてツッコめなくなっちゃうw
{/netabare}
{/netabare}
#06 偽る者
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
王都にシャドウガーデンを騙る人斬りが出没する中、アイリスは古代文字解読を、王国随一の頭脳と名高いシェリーに依頼する。その頃、シドは友人と百貨店ミツゴシ商会を訪れていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
友だちと百貨店にチョコを買いに出かけたシドは人斬りのうわさを聞いた。。

そこに店員さんがアンケートに協力してほしい、って来て
連れて行かれたのがシャドウガーデンの基地。。

頭のいいガンマが、シドが話した内容を商品化して売り出し
10億ゼニ稼いだそう^^

ガンマはシドが来た理由は、人斬りのことだと思っていて
シドは人斬りの正体がアレクだと思って、調査を引き受けたら
別の組織だった。。

シドはアレクを助け、偽のシャドウガーデンを追いつめて
新メンバーのニューに引き継いだ。。

シドがお店でもらったチョコを気まぐれに上げた相手は
ディアボロス教団の跡から見つかった、アーティファクトの暗号を
王女からたのまれてる天才少女、シェリーだった。。ってゆうおはなし。。



ガンマが残念美人&天才で笑っちゃったw

シドは、こっそり金貨を持ち出してたけど
ガンマにくれって言えば、ぜんぶだってくれるハズ。。せこいw

シドが友だちから離れるときの言い訳が、下ネタなんだけど
友だちの失敗をバラすとか、やっぱりモブ友は違うよねw

でも、そうゆうウワサが、影の実力者には必要なのかも^^
{/netabare}
{/netabare}
#07 謀略と流血の剣術大会
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
シドは、剣術大会でオリアナ王国の王女ローズと対戦。モブらしいやられ方で会場をざわつかせる。そんな中、黒づくめの集団がアーティファクトで魔力を制御し、学園を占拠する。
{/netabare}
感想
{netabare}
シドは、友だちに勝手にエントリーさせられた剣術大会で
ローズ・オリアナ王女と当たり、かっこいい負け方を研究してたシドは
何度やられても立ち上がり、王女から不思議な尊敬を受けた。。

そしてチョコをもらったシェリーからは、友だちから始めましょうって
クッキーをもらったんだけど、彼女が有名人だったって知って
目立ちたくないシドは、距離を取ろうとするんだけど
シェリーはシドが気に入ったみたい^^

シドがケガを理由に5日ぶりに教室に現れたところで
アーティファクト使って、生徒の魔力を無効化する
偽のシャドーガーデンを名乗る男たちが学校を占拠して
選挙の説明に来てたローズが立ち向かったんだけど、魔剣は使えない。。

男がそんなローズに切りかかったところに、急いでシドがかばって切られた
ってゆうところでオシマイ。。



シドは、モブになろうと思って、何度もやられたり
ローズをかばったりしたけど
それってかえって目立ってることに気付かない感覚がおかしいw

シェリーがシドのことで相談に来て
自分流のコーヒーの飲み方に反対するところや
シェリーが気づかずに、アレクの神経を逆なでするところがおかしかったw
{/netabare}
{/netabare}
#08 狙われた魔剣士学園
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
黒づくめの集団に抵抗したローズが斬殺されそうになった瞬間、モブとしての役割をまっとうしたいシドが身代わりに。その後、“テロリストの学園占拠”という夢に見た展開に嬉々として暗躍し始める。
{/netabare}
感想
{netabare}
ローズをかばって死んだフリをしたシドは
生徒たちがひとまとめにされたころ動き出し
少しずつ偽シャドウガーデンを狩りだした。。

そんな中、アーティファクトを持って逃げ回るシェリーに出会って
今回の件もアーティファクトに関係してることを聞きながら
今、シェリーが持ってるアーティファクトで
魔力吸収のアーティファクトを止められることを知った。。

そろそろ暗くなってきて
シドはシャドウガーデンと動き出そうとしてるみたい^^



シドはふつうにかっこよかったと思うけど
1番はじめに殺されるのはモブの役目ってないよね^^

シャドウガーデンは待機中みたいだけど
シドくんひとりで十分なんじゃない^^
{/netabare}
{/netabare}
#09 偽りの果て
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
大講堂にたどり着いたシェリーは、“強欲の瞳”を無効化する装置を投入。学生が反撃を開始すると、シャドウガーデンも参戦。混乱の中、首謀者“痩騎士”の前にシャドウが現れる。
{/netabare}
感想
{netabare}
シェリーは
アーティファクト強欲の瞳を解除するアーティファクトをぶつけ
魔力を使えるようになった生徒たちは偽シャドウガーデンと対決はじめたけど
本物のシャドウガーデンが来て、全部引き受けた。。

敵の首謀者・痩騎士は学園中に火を放っていき
さいごはアーティファクトの資料。。

その中身は副学園長でシェリーのお父さんのルスラン。。

実は病気だったルスランは
アーティファクトで治すことができることを知り
シェリーの本当のお母さんを殺し、強欲の瞳をうばい
シェリーを引き取って、研究をさせてた悪いやつ。。

2つのアーティファクトを手に入れて、病気も治して調子に乗ってたけど
シドにあっさり負けて殺されちゃった。。

ルスランは、すべての責任をシャドウガーデンに押し付けたつもりだったけど
シャドウガーデンは、じゃなく、自分たちの道を行く集団だから
そんなことどうでもいい、ってゆうスタンスみたい^^
{/netabare}
{/netabare}
#10 聖地・欺瞞の都
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夏休み、シドはアルファの要請に応じ、聖地リンドブルムを訪れることに。聖地では、年に一度、聖域の扉が開かれる日に行われる“女神の試練”が開幕の時を迎えようとしていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
聖地リンドブルムで“女神の試練”ってゆうのがあって
アルファからの要請で、シドが向かうんだけど
そこに、いろいろなヒロインたちが出てきて。。ってゆうおはなしだったけど
アレクが下着を買いに行ったり、サービス回だったみたい^^

コメディとしても、あんまりおもしろくなかったし微妙。。
{/netabare}
{/netabare}
#11 女神の試練
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
古代の戦士を蘇らせて戦う『女神の試練』が開幕。闘技場に駆り出されたシドは、シャドウに変身し、どさくさに紛れて参加。対戦相手として蘇ったのは、災厄の魔女アウロラだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、露天風呂でシドといっしょになったアレクシアが
シドにそっけなくされたうえ
聖剣を見せつけられてあっけにとられる、ってゆうコメディで
男子サービスだと思うけど、アレクがいろいろ負けてておかしかったw

そのあとアレクは闘技場での観戦で、ベータのナツメ・カフカに対抗心を持ち
露骨に足を踏むとかイヤガラセして
お姫様なのに性格に問題があってギャップがおかしかった^^

アレクは完全に、コメディ要員になったみたいw


後半は、女神の試練が、実力のある戦士が
自分と同等の力を持つ古代の戦士を呼び出して戦うイベントってゆう説明と
なぜかエントリーされてたシドがシャドウに変身し
とつぜん現れたってゆう演出で参加。。

世界を破壊した災厄の魔女アウロラと戦うんだけど
しばらく攻撃をかわし、様子を見て
実力を出せてないって判断して、あっさり倒した。。

そのあと会場に、謎の現象が起きて
アルファがシャドウを評価しかけたところで終わり。。



コメディが多いのはいいんだけど
何だかメインストーリーがあっちこっち行って
何がしたいかよく分からないみたい。。

ディアボロス教団はどうなったの?
聖教の正体が実はそうなの?
{/netabare}
{/netabare}
#12 記憶の中の真実
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
女神の試練の会場に、聖域に続く扉が出現。アルファは、ネルソンをその中に引っ立て、教団と魔人に関する重大な秘密を暴露する。いっぽうシドは、聖域でアウロラと再会し…!?
{/netabare}
感想
{netabare}
女神の試練の会場に現れたのは、聖域に続く扉で
同じものがシドにつきまとってきたから中に入ると、アウロラが拘束されてて
シドは彼女を助けて、この聖域から脱出することに。。

彼女の説明によると、聖域はいにしえの戦いで作られた記憶の牢獄で
中心の核をこわせば、聖域ごとアウロラは消えて解放され
シドも外に出られみたい。。

はじめにアウロラは、何かの研究所の庭で泣いてる過去の自分を引っぱたいて
その改装を終わらせた。。


その頃、会場にいたシャドウガーデンたちは、ネルソン司教を連れて扉に入り
アレクとローズもついて行った。。

そこで彼らが見たのは
昔、教団が魔人ディアボロスの細胞を子どもたちに移植して
悪魔憑きにする研究をしてるところで
実験で生き残ったオリヴィエはディアボロスの左腕を切り落とした。。

教団はその腕から、なめれば莫大な力と老いない体が手に入る薬を作ったけど
その「ディアボロスの雫」は年に一回なめないといけなくて
しかも12人分しかないから、その12人がナイツ・オブ・ラウンズになり
薬を完璧なものにする研究を続けてる。。

そのカギは封印されたディアボロスの体と、アルファのような
勇者オリヴィエの血を濃く受けついだ子孫。。

ってゆうアルファの解説の後、ラウンズ第11席のネルソンが正体を現し
イプシロンたちと分断されたアルファたちを襲ってきたところで終わり。。



アウロラとシドのエピソードも、アルファたちとネルソンのエピソードも
中二病ってゆう感じの設定でいっぱいだったけど、とくにアルファの解説は
「そんなに良く知ってたら、扉に入る必要なくない?」ってw

あと、ネルソンが「やめろ!」とか言いながら
アルファの解説が終わるまで、正体を現さないのがおかしかったw


ふつうの中二病アニメだと、臭くって見てられないけど
「陰の実力者になりたくて!」は
ツッコミ待ちのボケがメインのギャグ系アクションだから
悲惨な実験のお話とかあっても、おもしろく見てられるみたい^^


あとは、アウロラと教団の実験がどうつながってくのかが楽しみかも。。
{/netabare}
{/netabare}
#13 消滅に捧げる血闘
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
聖域の中心に近づき力を増したネルソンが、アルファに攻撃する中、アウロラと行動を共にしていたシドは、聖域中心に到達。しかし、英雄にしか開けない扉に足止めされてしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
シドとアウロラ、アルファたち、イプシロンたちの3グループに分かれて。。

シドたちは幼いアウロラがいる所で、兵士のゾンビたちと戦って
幼いアウロラを切って次に進むと聖域中心に扉があって
英雄にしか抜けない剣でしか切れない鎖に守られてて
シドは英雄が来るのを待つことに。。


アルファたちは、聖域に近づいて力を増した司祭と戦うことになったけど
戦ったのはデルタで、魔法も使えないのに司祭を追いつめた。。

追いつめられた司祭はオリヴィエを呼び出し、デルタと戦わせようとしたけど
記憶の図書館で必要な情報を手に入れたイプシロンたちが合流し
聖域から脱出していったから、司祭はオリヴィエを連れて
シドたちがいる中心に向かった。。

そこでシドは
オリヴィエを恐れるアウロラに止められたけど戦い続け
彼女の剣を自分の体で受け止め、捕まえたところでオシマイ^^



シャドウガーデンのメンバーたちは
みんな悪魔憑きだった、ってゆうことなのかな?

中二病すぎて、よく分からない設定が多かったけど
どうでもいいバトルに時間を取られて、なかなか進まないから
謎も解決しないままみたい^^


シドがオリヴィエに負けないのは分かってたけど
心臓を刺されても死なないってゆうのは、どんなチート能力なんだろう^^;
{/netabare}
{/netabare}
#14 君の嘘、君の願い
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ネルソンは、聖域の強大な魔力でシドを攻撃。しかし、シドはそのパワーを真っ向から受け止め、空前絶後の必殺技を放つ。その後、シドは改めて災厄の魔女アウロラと向き合うが…!?
{/netabare}
感想
{netabare}
オリヴィエに刺されたシドは、捕まえた彼女ののどを食いちぎって倒した。。

そのあとネルソンの魔力で、たくさんのオリヴィエの複製が現れたけど
シドは魔力を使えるようになっててあっさり倒し
核の封印や聖剣ごとアイ・アム・オールレンジアトミックで吹き飛ばし
封印されてたアウロラも解放されて消えることができた。。

その時アウロラが「あなたが本当の私を見つけたら。。」って言ってたけど
そのあとのアルファたちの会話で
本当の「私」は魔人ディアボロスみたいだから、ラスボスになるのかな?

聖域のあった湖が吹き飛んで、街が水浸しってすごいけど
どんな強敵でも罠にあっても、すぐに解決してあっさり倒し
期待を裏切らないシドがカッコよかった^^

それがイヤだってゆう人も多そうだけど
どうせ主人公が勝つのが分かってるのに
やたらにバトルを長引かせるおはなしとかより、よっぽどいいと思う^^


アレクの提案で
王女2人とナツメに化けたベータは協力することになったけど
ベータが入ってる時点で、シャドウガーデンの好きにされそうだけど
実はアレクって、あんまり重要人物じゃない気がする^^


ガンマはベガルタ帝国に2号店を作ることにして
その辺の土地を買い占めて、バブルを起こすつもりみたいだけど
メインストーリーに関係してくるのかな?

ゼータは南極で何をしてたのかな?

子供のころのメンバーたちが、いっしょに暮してた回想があって
かわいかったけど、そのころシドって何歳だったのかな^^


サウナでアレクが、アイリスに報告をしてたけど
アイリスはシャドウガーデンのことを、アーティファクトで強いだけの
自分たちが何とかできるレベルだって思ってて
ブシン祭を開こうとしてるみたいですごいカン違いw

あと、話してる間、ずっと2人のハダカを映してたけど
男子サービスが長すぎて、ちょっとギャグになってたかも^^
それと、作画枚数の節約とかw


最後はローズが訓練中、何か苦しんでたけど、何だろう?



心臓の位置をずらすとか、いろんな中二設定が
ふつうだったらご都合主義で痛いけど
やりすぎてギャグになってて
あんまり深く考えなくっていいのがいいのかも^^
{/netabare}
{/netabare}
#15 最強最弱の男
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ブシン祭の開催が迫り、シドは謎の実力者として大会に現れる妄想に胸躍らせていた。その一環として見るからに弱そうな魔剣士ジミナ・セーネンに変装。街で騒動に巻き込まれる。
{/netabare}
感想
{netabare}
シャドウガーデンとかディアボロス教団はどうなったの?ってゆうのは
実はあんまり重要じゃなくって、このおはなしに大事なのは
シドがどうやってかっこよく勝つか、ってゆうことだったw

それで、アルファのところに行って相談すると
すごく弱そうなジミナ・セーネンのフェイスマスクを作ってくれて
これで武神祭に向かったんだけど、さっそく「ザコは引っ込んどけ!」
みたいなキャラのアンネローゼが登場。。

実際にからんできたのはクイントンってゆう戦士だったけど
シドは手を出さず、口だけは強気にしていたら
シドがぜんぜんダメージを受けてないことにアンネが気付いた^^

シドは、みんなには弱そうに見せても、強い人には強さを分かってほしい
って思ってるのか、アンネの登場をよろこんで
強く見せないように勝ち進んでったんだけど
アンネには、強さが分かるようにしてた。。

そうやって、思った通りに武神祭が流れて
シドが明日を楽しみにしてたら、その日の朝
ローズが婚約者を刺して逃げた、ってゆうニュースが
シドの耳に入ったところでオシマイ。。



ローズのニュースが入る前の日にシドは、ローズから
父王から婚約者を紹介されることになってる、ってゆう話を聞いてた。。

ローズは小さい頃
シドに助けられたことがあって、あこがれて騎士になったみたいなんだけど
それが、お父さんと国の方針に合ってなくって悩んでたみたい。。

その時、ローズはシドに「何があっても信じてくれる?」って聞いてきて
シドは「わかった。。いいよ」って返事をしてたんだけど
きっと、このことだったんだ。。


シドが何かしようとすると、事件に巻き込まれるようになってるみたいだけど
今回の事件もディアボロス教団に関係してるのかも?

それでアルファからは
「さすがシド様!それが分かってて武神祭に参加したんですね^^」
とかって思われそうw
{/netabare}
{/netabare}
#16 見えざる真意
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ローズが逃亡する中、仲間の誓いを立てたアレクシアとナツメが救出に動く。いっぽう、ジミナに変装してブシン祭に参加中のシドは、偶然を装いながら着実に試合を勝ち抜いていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
ローズが逃亡して、アレクとナツメが調査、って言いながら
ベータのナツメは、彼女が地下道のどの辺にいるかも大体分かってる。。

アレクはローズの父王と婚約者のドエムと会ったけど
王はドエムにあやつられてるみたい。。

あと、シドがオリヴィエに似たベアトリクスってゆう名前のエルフが
妹をさがしてるところに出会って
おどかされたからビビったフリしてた。。


そして今回のメインストーリーは、ジミナとゴルドーの試合を
「ベガルタ七武剣」の一人アンネローゼがクイントンに解説するおはなしで
アンネがクイントンの見えない、ジミナの動きを見逃さなかったけど
ジミナは首を鳴らして剣を避け、くしゃみでゴルドーを吹き飛ばしただけ!?

ジミナがゴルドーの光がまぶしくてくしゃみをした瞬間、剣を振り下ろし
それがゴルドーに当たってはね飛ばされたみたい^^

前に、シドの転生者特典は「主人公補正」だって書いたけど
今回のジミナの動きは、実はたまたまだったのかも?

あとでジミナとして、闘技場の出口でアンネと出会って
腕の重りを外して「まだ実力を見せてない」ってゆう事を見せつけた時
アンネが、ジミナの動きを自分もできるって首を鳴らしたけど
シドは意味が分からなかったから^^

アンネにはすごい動きに見えて、自分もやってみてたけど
はた目にはただ、首を鳴らしてくしゃみしてるようにしか見えなくって
おかしかったw

このおはなしって、こうゆうジミなギャグがおかしいよね^^
{/netabare}
{/netabare}
#17 闇に射す月光
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アレクシアとナツメは、ローズ保護のため王都地下道へ。ローズが事件を起こしたのは、ドエムの野心を察したからだった。そんな中、ピアノに導かれたローズはシャドウと再会する。
{/netabare}
感想
{netabare}
シドはお姉さんのクレアがアパートを訪ねて来たから
逃げるように賞金稼ぎのヒョロに付き合ってローズ探しに出ることに。。

外でヒョロをまいて歩いてると「月光」が聞こえ
行ってみるとイプシロンのコンサートだった。。

彼女からローズが地下道にいるって聞いたシドは
ホールに飾ってあるピアノを盗んで、地下道で弾いてたら
ローズがピアノを聞きつけて来た。。

ローズは、教団の手先のドエムが父王をあやつってることを知り
殺そうとしたけど、王宮の騎士たちもあやつられてて
反逆者として追われることに。。

悪魔憑きもひどくなって、あきらめかけた時
ピアノを聞いてシャドウに会い、悪魔憑きを治してもらった上
あたらしい力をもらって、教団と戦う決意をした
ってゆうおはなしだったみたい。。



シドがピアノを持って行ったところにローズが来たり
悪魔憑きを治してもらったところとかは
シドはどれくらい分かってたのかな?

ローズがアレクに事情を話さなかったのは
アレクを巻き込みたくないからって言ってたけど
教団の狙いは世界のハズだから、早めに教えてあげた方がいいと思うんだけど
ローズもやっぱり、脳筋なのかも^^



今回は、ローズがドエムを刺した理由が分かったのは良かったけど
わりと暗かったし、シドがローズに出会うところとかは
ちょっとムリヤリだった気がするから、微妙だったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
#18 刹那に賭ける
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
クレアからブシン祭のチケットを押しつけられたシド。会場に入ると隣席にはアイリスが。そうこうするうち本戦がスタート。再びジミナに変装したシドは、アンネローゼと対戦する。
{/netabare}
感想
{netabare}
シドがアパートに帰るとお姉さんが待ってて、さっそく首をしめられてたけど
このおはなしに出てくる女性って、強くってサイコな人が多いみたい。。
原作者の趣味なのかな^^;

お姉さんのクレアが来たのは、自分の試合にシドを招待するためで
お隣りに座ったのはアイリス王女^^

そこで、クラスメートたちのシドの評判がサイアクなのがおかしかったw

シドは、ジミナの評価が思い通り最低なのを確認して席を立ったんだけど
廊下でベアトリクス(ベア)から声をかけられた後の、ボケた会話がおかしかったw

買いすぎたハンバーガーをベアにもらったシドが、1個お返しするところもw


会場ではアンネ対ジミナの試合が行われ
アンネはジミナの速さを生かせないように次々にしかけたけど
ジミナの本気は、速すぎて見えないくらいに差があって、あっさり負け。。

その間、シドの席に座ったドエムが、アイリスと
ジミナについて話してたけど、全く知られてない青年。。

席を立ったドエムは、お付きの男に
ジミナの正体をさぐるように命じてたけど
裏の世界にはいろんな組織があるみたい。。

そんな中で、シャドウガーデンは女性だけの組織だと思われてるみたいで
リストから外してたけど、たとえリストに載ってても調べられるのかな?

それにシャドウガーデンが目立つ必要があるとは思えない、って言ってたから
彼らがさぐろうとしてるジミナが
まさかシャドウのボスだとは、ぜんぜん思ってないみたいだし
このあと彼らが、ジミナに接触してくるときが楽しみかも^^


そのあとアンネがジミナに握手を求めてくる、感動のシーンだったけど
ヒョロがあばれて、警備員に連れ出されて行くシーンが重なってて
おかしかったw


アイリスが勝ち進んで行き、最後に会場でベアを見かけ追いかけるところは
どんな話があったか気になった。。

シドがアパートに戻ると、またクレアが待ってて
「死んだわ、ボク」ってゆうセリフがおかしかったw


最後は壊れた学園で着替えるローズのシーンがあったけど
いつもと違くて、男子向けサービスシーンみたいのがなくって
本気が伝わってきたみたい。。


次回もいろいろなつづきが楽しみ☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#19 踊る人形
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ドエムは、オリアナ国王を操ることで、ミドガルと戦争を起こさせようとしていた。そんな中、ジミナとアイリスの試合がスタート。さらに、姿を消していたローズが会場に現れ…!?
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、ジミナとアイリスの試合がメインで
先回アイリスがベアを呼び止めたのは招待するためだったみたいで
ベアもいっしょに観戦^^

裏ではドエムが王をあやつって、ローズが来るのを待っていたんだけど
ジミナやベアまであらわれたせいでハラハラ。。

アイリスは国民の期待を受けて、自分が勝つことでこの国を安定させようと
自分で自分にプレッシャーをかけてたのが痛々しかった。。


試合は一撃で方を付けようとしてたアイリスが
ジミナの動きだけで切られたと錯覚して、下がったきり動けないでいたら
会場の「ビビった?」の声を聞き、闘志をたぎらせてツッコんだんだけど
彼が剣さえ抜いてないことに気がついた時には倒され、押さえ込まれてた。。


そして終盤、あらすじ↑だと、ドエムはオリアナ国王をあやつって
ミドガルと戦争を起こさせようとしてたみたいで
ローズが現れて、父王を殺して自分も死のうとしたけど
アイリスに勝ったジミナが飛んできて、アイリスを生かした。。

自分たちが利用されるって分かって
お父さんを殺して自分も死のうと思ったのかな?

「お前を許す」って言った王様は、殺されるのが分かってたんだと思うけど
苦しみから解放されたかった、ってゆうのもあったのかも?
かわいそうだった。。


ジミナは、観覧席を占拠してたたくさんの敵をあっさり倒し
シャドウの正体をあらわしたけど
ローズの中のシャドウは、小さいころ助けられた
スタイリッシュ盗賊スレイヤーのままだったみたいw

ドエムは仲間を呼んだけど、みんなシャドウガーデンのメンバーにやられて
誰も応援に来なかった。。

だけど、シャドウと戦いたがってたベアが参戦して
ドエムが逃げたところでオシマイ。。



アイリスは手も足も出ないどころか、戦う前から何度も負けてたってゆう
あんまり見たことのないバトルで、変わってておもしろかった。。

でも、どうせだったら、さいごまで剣を出さずに
頸動脈を押さえて気絶させたら
お姉さんに首をしめられたのが伏線になって、よかったかも。。


最後にドエムに逃げられたのは残念。。
ローズが追いかけて、捕まえてたらいいけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#20 魔人降臨
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
シャドウとベアトリクスの戦いに触発されたアイリスは、魔剣を手に参戦。王都各地で激しいバトルを繰り広げる。いっぽうシャドウに生かされたローズは、アルファと遭遇し…!?
{/netabare}
感想
{netabare}
シャドウとベアトリクスの戦いに
ミスリルの剣を持ったアイリスも参戦してバトルがはじまったけど
それでもシャドウにぜんぜんかなわなかった。。

バトルの最後は「アイアムアトミック」でしめるのかな?って思ったけど
王都中を囲む魔力で違いを見せつけて消えた。。


ローズはオリアナ王国を取りもどすため、シャドウガーデンに参加したけど
まずは戦士666番として、実力を見せないと
相手にもしてもらえないみたい^^

最後にぜんぶ捨てさせられて
シドくんのハンカチまで切り捨てられて泣いてたけど
ちょっとかわいそうだった。。

でも、自分が好きになった相手が
シャドウガーデンのトップで
この世界の王様にでもなれる人だって知ったらびっくりしそう^^



勝つためのバトルじゃなくって
自分のかっこよさを見せるためのバトルって、はじめて見たかも!

強い敵2人と余裕で戦って

無双するところや、かっこいいセリフを言ったりするけど
本人はただの脳筋中二病患者の少年で
かっこいいこと言ってるけど、中身がないってゆうのがおかしかった^^
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


表面だけ見ると強さを求めて転生した少年が
転生先で悪の秘密組織をつぶすために組織を作り、戦う
ってゆうおはなしで、主人公がカッコイイんだけど

実は主人公は、かっこいいことがしたいだけのただの脳筋
ってゆう設定がおもしろくって
ただの中二病バトル作品じゃないところがおかしかった☆









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投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 509
サンキュー:

44

ネタバレ

とまっち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的には面白い!けど...

物語 3.5
{netabare} 個人的に設定は面白いです。実力もある厨二病全開の学生が異世界転生して、無双する俺TUEEE系のお話。主人公のシドが自分の思い描くカッコイイ陰の実力者を演じるために部下を使って異世界を堪能する様子が描かれていました。コメディ要素も多く、多々、笑わせてくれる場面もありました。
主人公は知性堪能という訳ではなく、成り行きでコトをカッコよく見せてしまうご都合主義的なキャラ。まぁ、それがまた面白いので自分は好きですけど笑
ただ、万人受けするかと言うとそうでも無いと思いました。
まず1つ感じたのが七陰含む主要キャラの掘り下げが足りない。美人で一癖も二癖もあるキャラ達が揃っているのに登場シーンが限られているキャラが多く、生い立ちが不透明なまま、物語が進んでいく。そもそも作者がそういった方向性で進める意図がないのではないかというのが自分の本心ですが...笑 あくまで厨二病を拗らせた主人公の無双っぷりとコメディ要素を展開するためにその他の点においては重要視していないのかもしれませんね。
先述の通り、かなりご都合主義の展開なので主人公シドのビジョンの見えない適当な性格には嫌気がさした人もいるかもしれないです。部下の七陰の努力あってこそなのかもしれません。 {/netabare}
作画3.5
{netabare}作画に関してはこだわりはないですが、特に気になる点もなく、知名度が低い制作会社にしてはとてもよく出来ていると思います。 {/netabare}
声優4.0
{netabare}一人一人のキャラの登場回数が少ない分、いかに印象を残せるかが鍵だと感じるが、やはり、大物声優を数多く採用しているだけあって、とても良かったです。
自分の好みはデルタの声優のファイルーズ あいさん。 {/netabare}
音楽4.0
{netabare} OxTさんが担当しているオープニング曲 「HIGHEST」は良かったです。サビの雰囲気もかなりアニメに近いものを感じます。
他にもオーバーロードやグリッドマンの主題歌を担当しているグループなので流石の一言です。 {/netabare}
キャラ3.5
{netabare}個人的には七陰のキャラも学園の生徒達も癖があって好きだが、客観的に見ると先述の通り、一人一人に対して掘り下げが足りない分、インパクトに欠ける印象です。
七陰のメンバーだけでも登場回数を増やして、生い立ちやシドとのやり取りを見せるシーンがもう少しあっても良かったのではないかなと思いました。これからに期待します。 {/netabare}

最後に一言ですが今回はかなり客観的にレビューしましたが個人的には良い意味でぶっ飛んでいて満足です。
キャラ愛があれば好きになれるアニメだと思います。
2期があれば良いですね^_^

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 94
サンキュー:

4

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

笑えなかったけど、コメディなの?

イベントは程々にあって、絵もまあまあ良い。そこそこ楽しめるけど。

思い付きが現実を言い当てているのに、周りが合わせてくれていると思いこむ。
理想のモブを演じると言いながら、目立ちまくる。
単なる勘違い中二病なのか? 天才なのか?
また、女の子には興味ないらしい。と言うか、周囲に無関心。
山のように女性の部下がいるのにね。

こいつの思考について考えると、こちらまでクレイジーになってしまいそう。
主人公に感情移入できれば、一方的展開でも痛快に感じるのだが。

キャラクターはたくさん出てくるが、ほとんどモブ状態。
印象に残るのはごく少数。
美人ばかり描かれても、性格や特徴が際立ってこない。

あと気になったのは、他作品と同じような演出。
サブキャラのミニアニメや、OPのアーティストの人選とか寄せ過ぎじゃない?
むしろ、独特な演出をして、オリジナリティを出すのが普通だと思うけど...
(本編と別世界の映像を使うのは、斬新なのか?)

柳の下にいつも泥鰌はおらぬよ、KADOKAWAさん。

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 90
サンキュー:

4

九会 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒロイン?そんなものより陰の実力者だ!

小説家になろう発
なろうアニメを毎回チェックしている友人がアニメ化前からオススメしていたので見始めた作品でした。

分類としては異世界転生の俺TUEEEEモノではあるのですが、主人公が「陰の実力者」というポジションに拘っているため、学園生活では自身の考えるモブを演じて強さを隠しています。しかしながらそのモブ像がズレているため、それがギャグになっているような作品です。
モブでいようとしつつも、ついついヒロイン達のフラグを回収してしまうのは主人公あるあるのようで、少し前にみた「乙女ゲー世界はモブに厳しい」を思い出します。放送時期が被っていた「久保さんは僕(モブ)を許さない」と言い密かにモブブームなんでしようか?
主人公の「陰の実力者」ムーヴ時の部下も一応ヒロインではあると思うのですが、登場人物その1という感じであんまりハーレムモノという雰囲気ではなく、一緒にいる時間も短いです。
それよりもフラグ回収をしてしまった学園生活で登場する女の子達をヒロインとして扱うようなストーリーの描き方をしていてこちらが話の中心になっています。ただ終始主人公が「陰の実力者」にお熱の変人である為に、ヒロイン達の恋愛脳や神格化に気づいていないことや、ギャップ(認識の差)が魅力の作品だと思います。

また声優さんにも力を入れているような印象をうける作品で、緑川光さんや大塚芳忠さん、1話きりのキャラにも堀江由衣さんや小山力也さんなどのベテランキャストを配役していたのでこのキャラにこの声優さん使うの!?というような驚きもある作品でした。ヒロイン達にも人気のある女性声優さんがキャスティングされていて、作品を彩ってくれていたと思います。

総評としては、変人主人公の奇行を見よう!がコンセプトにありそうなので、主人公を受け入れる事が出来るかでだいぶ評価が変わってきそうな作品だと思います。個人的には無個性なのよりはこれぐらい癖が強くて尖ってる方が良いかなと。

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 130
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11

結城ソラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハマる人はハマる

原作(ネット・単行本)読了済み
物語は俺TUEEE系
他の作品と違うところを挙げるとするなら主人公がモブに徹しようと頑張ってることかな
話の議題が分かってない(合ってない)のにすれ違うことなくそれっぽく通す主人公には感服したけどもね

ただ、一つ言わせてもらうとするならば一話は見なくてもいいかな
本編だけ見たいなら2話から見ることを勧める

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 68
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2

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

陰実

陰の実力者に憧れていた主人公が、いつもの理由で異世界転生して、
本当に陰の実力者をやる話。

制作に遊び心があって演出が面白い。
あと、アイム声優が多いかな。

日本より、海外の方にウケているみたいだね。

20話
{netabare}
シャドウの「姉妹揃って狂犬」は納得。
王がまともで、子が狂犬だった。

3回目のアイアムを見れるかと思ったら撃たない・・・
ローズ会長は、シャドウガーデンIN。

ドエムさんの上司?役で、子安さん出てきたから、
2期はありそうだよね。

でも、消化不良な最終回だったかな。
{/netabare}

16話~19話
{netabare}
武神祭よりも、ローズ会長の波乱万丈人生が、
アレクシアより、ヒロイン感が増していった感。

ドエムさん、どうなるのかなー
{/netabare}

15話
{netabare}
ハゲの実力者編が終わり、武神祭編へ。

シャドウの変装時のジミナ・セーネン役に
緑川さんとか豪華過ぎる件。
この声でアイアムやってくれないかな?
{/netabare}

14話
{netabare}
シドの右目を閉じていた理由が判明。
魔力を練り練りしていたのね。

そして、アイアムオールレンジアトミックという新技が発動。
さらに、性格悪い王女、シドに片想いの王女、腹黒作家の同盟結成。

バイオレットさんの正体が、ディアボロスだったのは衝撃。

謎なのは、ラウンズ11席のハゲの生死は?だね。
{/netabare}

11話~13話
{netabare}
11話の温泉スパーン!からのハゲに厳しい世界の開幕。
主人公父もハゲで、嫁と娘に厳しくされてたよねw

イプシロンが、1回疑乳バレしそうになったけど、
13話では、部下に見られたけど、察した部下が見ていないと、
優しい組織。
14話で、ハゲに厳しい世界編は終わる感じかな?
{/netabare}

10話
{netabare}
トンデモ下着回で吹いたw

アレクシア、まだ主人公のこと好きだったのね。

そして、オリアナ王国の王女こと、ローズ生徒会長が、
主人公のこと好きになるとは!

主人公、無駄なものを全て削ぎ落しているらしいから、
恋愛経験皆無なのはいいとして、宗教勧誘と勘違いするとか、
一般常識!といいたくなる。

モブロールとシャドウ様ロール分けているの好感度高。
{/netabare}

1話~9話
{netabare}
主人公の必殺技名が、壊滅的に格好悪い。
ある意味、厨二?

主人公は、「陰の実力者」ゴッコがしたいのに、
配下が、デミウルゴス化していて、シャドウガーデンが最適に運用されていてw

ラスボスが、ボイスチェンジャー?使用していても、
個性あり過ぎて、分かっちゃうのどうにかしてー

あと、主人公の声の人、アクセラレーターと声似ているね。

芳忠さんがラスボスかと思ったら、通過点だったとは!
{/netabare}

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 256
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6

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いい味だした主人公が魅力の作品

これ面白い。
ただ、この作品が面白いのは主人公があってこそかな?と思います。
つまり物語よりシドが面白いから作品に面白さがある気がします。

何がいいって主人公の勘違いが可愛いw
例えば1話でクラスメイトが拉致られて助けに来に行きます。
陰の実力者に憧れている彼は正体を隠して助けに行きますが、正体隠せてないww
スタイリッシュ暴漢スレイヤー
恰好がダサいww

ただ、視聴者から見たら、立派な事をする厨二病の人に映るのが面白いですw
少しやり過ぎかもしれないけど、それくらいされてもおかしくはない事を犯人達はしてますからね。

それから彼は事故に巻き込まれて転生します。
転生先でも厨二病全開の陰の実力者w
転生したシドは、表はダメダメのモブキャラ、しかし裏では陰の実力者として悪をバッサバッサ切り裂く正義の闇の住人。

若干、頭の狂った敵キャラに見えなくはないけどww
なんか悪役ぽいセリフやら人体実験やらやりたい放題でしたね。
そして、彼の名乗った名前はシャドー
ヒロインの1人のアルファとの出会いに、シャドーガーデンの結成。
完全に中二病でモブ演技が大根役者w

で、この主人公……モブを理解してませんね……
……剣闘士の試合で強敵に一撃でやられる!
モブらしくて良いですねꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ
でも……いゃいゃいゃ、モブはそう何度も立ち上がりませんから(*꒪꒫꒪)
彼はモブの殺られ方のパターンを沢山見せつけたいのかもしれない……けど、モブはそんな立ち上がらないし、ただの目立ちたがり屋ww

そもそも、何度もやられて立ち上がる。
どちらかと言えば一昔前の主人公サイドではないでしょうか?

むしろモブなんてイメージはないです。
そもそもモブは記憶にすら覚えられない存在でしょう?
これじゃ、ある意味学園で有名人だよw

モブと言うよりは……そうですね……
目立ちたがり屋の勘違い野郎ですね。

シドがなんか可愛らしく見えてきますねw
ヒロインの女の子達も魅力的で可愛いけど主人公の考えや行動が面白くてなんかヒロインの魅力をシドが喰ってる感じがします。

シドの性格が物語を面白く導いているって感じですね。
にしても人生楽しく生きてますねw
ただ、シドは……回りに興味がないのかモブに徹したいのか……人に興味なさすぎ……
後、女の子への対応が酷いww
アレクシアに親指下にして「絶対ヤダ」は酷いよw
しかも、人斬りってww可哀想w

あと、シド……友達を巻く理由がw
〇〇ってなによww
高校生にしたら恥ずかしい理由ww
しかも、友達にいいふらされてるww

魔剣士学園が襲撃を受ける話は、たしかにモブって最初に斬られる場合はあるとは思う。
思うけど、庇って斬られるモブは少ない気がしますw
やっぱり少しズレた厨二病モブのイメージは面白いですねw

ただ、この事件の結末は凄く切ない気がします。
シェリーは昔お母さんを殺害されています。
身寄りのない彼女は義理の父に育てられます。
しかし、母親を殺したのは義理の父で、今回のテロ事件を企てた真犯人なんだけど……
シャドーガーデンの手により抹殺される。

彼女は義理の父がシャドーガーデンに殺されたと言う事実意外は何も知らずに義理の父の死に悲しみ留学を決意する。


シドは彼女に真実を話しませんでした。
多分、シドはシェリーに生きて欲しかったのだとおもいます。

真実を話せば彼女は受け止めきれなくなる。
彼女は凄く優しい子だから、自分を愛してくれた父が母を殺して学園でテロを引き起こしたなんて知ってしまったら……どうなってしまうだろうか……

だから、真実を隠してでも生きる理由をシドは与えたのかな?
それが、シェリーの「やらなきゃいけない事」……それがシャドーガーデンへの憎しみで復讐か?
父や母の分まで生きて幸せになる事なのか?
母や父の代わりの研究か?

理由なんてなんでもいい、ただ、やる事を見つけて生きて欲しかったのだとおもいます。
今回の事でショック受けているのに真実を知ったら多分彼女は絶望してしまうから……
それが彼の……いゃ、モブとして出来る精一杯の優しさなのかも知れませんね。

そして、シドは……会長にモテ初めましたね。
会話がカタコトになってるのがまた面白い事をしてますねww

ハゲとの戦いは……ハゲ弱いなぁ〜って……
後、シドに出会うって運がないなぁ〜ってww
皆さん、シドが言うには、内蔵を動かしたら刺されても大丈夫らしいですよ!
物騒な世の中です!一人一人が内蔵を動かす練習をして防衛手段を増やしましょう!

って!出来るかい!!(  '-' )ノ)`-' )ペシッ

↑顔文字は、左が私、右がシド

武神祭は……地味な成年として参加……
腕に自信がある人達の集まりだけど…………
シド強い……シドの思い通りの演出ww
ただ、なんだろ?猛者なんだろうけどアイリス王女を含めて強いのは話に聞いていたしシドが凄いのは解るけど……その強さが今まで描かれてないから、シドに負けても意外性がないかな?
どれくらい強かったかを見せる場面を何処かに入れてくれてたら、もっと意外性があったかもしれないけど、シドが勝っても「だろうね」って感じですね。

後、ローズ会長は婚約者のドMケツハットを刺して逃走……
けど、会長は……ドMケツハットに国王であるお父さんが洗脳されて全て罠にはめられた。
何とか逃走するもジリ貧で……そんな時にシャドーがローズに接触しローズは力を得る。

そして始まるアレクシアVSローズ
仲間の力になりたいアレクシアと仲間を巻き込みたくないローズの一騎打ち……
多分、2人に実力差はなかったと思う。
それでも勝敗をわけたものは……

シドとクレア……
この姉弟……ヤバい……弟が大事で自分を避けたり約束を破られたりすのとかが許せなかったり、自分を見ていて欲しいのだろうけど……
怒りで弟の首を締めるのは違うww
ヤバいよ……お姉ちゃん怖いよ……(>︿<。)
受け入れて何もしない弟も怖いよ(*ノД`*)・゚・。

私にも実は弟がいます。
仲はそんなに良くはありません……それでもこんなに状態にはならないよ(*꒪꒫꒪)

にしても、シドが遊んでるとは言え……周りのシドへの評価……面と向かって周りはボロっカス……これは本人目の前にして失礼すぎww

そして、遂にローズがドMケツハットの元へ……
剣を振るうローズに国王を盾にされるもローズ会長はそのまま剣を振るう。
操られてた父がドMケツハットによって罪を犯さないですむように……解放される様に……
他にやり方もあったかもしれない……でも、多分そんなに甘い状況でもなかったのかもしれません。
そして、父の優しい言葉、それが彼女の決意の背中を押した。

そして、自分も自害しようとする……

そこに現れたのは、シャドー……じゃなかった……スタイリッシュ盗賊スレイヤーさん!
何か名前がやっぱりダサいなww
そして、スタイリッシュ盗賊スレイヤーVS武神&アイリスの戦い。

これは見応えありましたね。
影実はここまで長い戦闘は少ないですからね。
力入れてました。
ただ、影実はここまでがシドの物語って感じがします。
このラストで、やっとシャドーガーデン以外のメンバがスタートラインに立った感じがしましたね。
ローズ会長もこれからどうなるか気になりますね。
2期もありそうですが、どうでしょうか。

さて、全体的には主人公の存在が強すぎて物語も面白いとは思うんですが、面白い作品ってイメージよりも、主人公が面白い作品って感じになっちゃってるかな?

主人公以外にも、もっと、カッコイイエピソードやヒロインにも可愛いって思えるエピソードが有れば私は良かったかな?
けど、主人公の活かし方は本当に上手い作品だと思う。

物語に重みを少し持たせて、ヒロイン達を生かす見せ場を作って、主人公にもっと他のキャラに興味を持たせたりしたら、きっともっと良い作品になったかな?とも思います。

後、少し表現はグロいシーンもあるかな?
けど、やっぱりシドがいいキャラしてる感は凄く感じる作品ですね。

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 112
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12

REI さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

主人公が私とは合わない

うん、主人公が私の一番キライなタイプの勘違い野郎なので無理です。
声優さんや、アニメ関係者は悪くはないですよ(^_^;)

全てのアニメ関係者に感謝を!

投稿 : 2023/02/15
閲覧 : 79
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1

キャプテン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

痒い所に手が届く作品

一部の人達かな?実はこんな作品を待っていたというか、まさかこんな作品を制作するなんて!とも思う所もあったりする。

毎話必ずツッコミつつ、これこれ!と幸せになる(一部の人達)マニアックな作品である。

投稿 : 2023/02/09
閲覧 : 154
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1

フェイルン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

ハイエース!ハイエース!

2023年冬アニメ。

ランキングでは上位なので12話までU-NEXTで追っかけ再生。

異世界転生物?

横目で観ながらなので尚更なのですが、良く分かりませんね。

何処ぞで聞いたような厨二設定がどんどん出てくるけれど、これは何処へ向かっているんだろう。

今のところグッと来る要素がほぼ無い。

投稿 : 2023/02/08
閲覧 : 133
サンキュー:

1

ネタバレ

キシリトール昆布 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

俺TUEEE~は飽きたハズなのに

いかにも転生のTUEEE~系だったので視聴をしていなかったのですが、
視聴したらハマりました(笑)


{netabare}
主人公のブッ飛び加減と

エロ・萌え要素がふんだんに出てしまいそうなキャラですが、
今のところ無いのが逆に好き。

第1話が完全にプロローグとしていて潔く気持ちがイイ!
そしてモブキャラを極める(笑)
シェリーは好きなドジっ子だったので遺恨と切なさが残りました。
{/netabare}

投稿 : 2023/02/04
閲覧 : 124
サンキュー:

3

meimei さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

人気があるのがわかる

他の異世界転生ものと違う点は主人公が厨二病でモブ好きでモブに徹っし陰の実力者として暗躍する所。
どうやったらカッコいいのか自分に酔いしれてる所が面白く、BGMや演出効果で本当にカッコよくなりよく出来た仕上がりになってます。
異世界してから力を得た「俺tueeee」系ではなく努力して手に入れた強さであることが気に入りました(泥臭い努力の部分は出てきませんが)。

投稿 : 2023/01/28
閲覧 : 130
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2

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陰の実力者になりたくて!のストーリー・あらすじ

『我が名はシャドウ。陰に潜み、陰を狩る者……』 みたいな中二病設定を楽しんでいたら、まさかの現実に!? 主人公でも、ラスボスでもない。 普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」。 この「陰の実力者」に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。 これ幸いと少年・シドは異世界で「陰の実力者」設定を楽しむために、「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、どうやら本当に、その「闇の教団」が存在していて……? ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドを崇拝し、シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていく――。(TVアニメ動画『陰の実力者になりたくて!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年秋アニメ

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