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「陰の実力者になりたくて!(TVアニメ動画)」

総合得点
77.1
感想・評価
461
棚に入れた
1454
ランキング
647
★★★★☆ 3.7 (461)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.7

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陰の実力者になりたくて!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

easy さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

真の異常者は『ざまあ』が無い:良かった回タイムスタンプ、音楽、台詞、演技:ベスト「S1第9話【偽りの果て】10:53-」

自分用


【本作主人公が他なろうと異なる部分・要点のみ】
 
 『陰の実力者』
 という曖昧な立ち位置が本作主人公の人生における指針なのだが、
 名声、支配、女なんぞには全く興味がない

 分かりやすい回
 第15話「最強最弱の男」07:49- わざとクイントン達にボコられる
 第16話「見えざる真意」19:42- 試合で倒すも「誰だっけ」忘れてた

『ざまあ』ですらないのだ

夢枕獏的な作品なら『男子が女子の前で』心の傷レベルの暴行を受け、
我ら常人であれば、怒る、恨む、ざまあしてやる等『負の感情』を持つが、
殴られようが、頭を踏まれようが、嘲笑われようが、全くどうでもいい
記憶すら持たない

異常者であることを強調しない、自覚がない、
ファッションではない『真の異常者』を描いた瞬間であった

- - -

アニメ版S1-S2、web版、書籍版も全て読みました
本アニメは『初報PV前にS1全20話完成、S1放送前にS2製作決定』
『非常に恵まれた製作環境+原作信者による初監督作品』なわけですが、
姉クレアのキャラ作りに対して監督「10話辺りまで手探りで~」
と仰っていて、演出が丁寧なのは手探りだったからなのでしょうか

『S1第9話【偽りの果て】10:53-』がシリアスモードのベスト
心臓に刺された剣をシャドウに抜かれながら『徐々に瞳を閉じていく視点』
大塚芳忠「お前…?(シドと察して)アハハハッ」がピーク
剣を抜いた後ではなく、抜かれている最中の視点という部分がポイント
映像もちゃんと『強欲の瞳』に掛かっている
なお書籍版とは、刺す・セリフ・抜くの内容も全く違う改変箇所です

S1第9話は放送翌月2022年12月発売・書籍版第5巻で振り返る回でもあり、
「もし貴様に出来るのなら、世界中の罪を持ってくるがいい
 その全てを引き受けよう」
この台詞は同書籍版第5巻において今後の展開を暗示する物となりました

最終話(S1第20話)は何処がどうと整理しなくても別にいいか
最終話への引き、19話ラストの音楽リレーも良かったのですが
あらためて見直すとローズがえらく推されてました
関係ないけどS1最後の無音口パク「テポドン」(web版最初期)ですよね

個人的にこのアニメ「化」は『音楽』が演出として非常に重要な要素で、
いきなり主人公がアレされる第1話最後等もお葬式のようなアレでした
記載曲目はレコチョク辺りのサンプルで「この曲かー」と分かります


ディアボロス教団・幹部戦等、最後のまとめとなる最終話を除き、
重要戦闘においては全ておちゃらけを省いているS1であり、
「S2はコメディ雑多でガッカリ」と書いた為、
なら何がいいんだテメエな部分を記録として整理してみたけれど、
原作者からして良く言えば臨機応変、悪く言うと行き当たりばったりで
反応を見て書いているようで(~劇場版迄の範囲・書籍版第4巻あとがき参照)
原作、アニメ、どちらも良い部分、ダメな部分が

- - -

第5話 【アイ・アム……】 
12:16- 音楽:Unsurpassable Magic
「アトミック」初の発動回
「この狂人が!」あろうことか準備中に攻撃→無防備な体に当たり砕かれる剣→核爆発
丁寧な修練以外のゴリ押しも出来るぞというシャドウ強者アピール回


第8話 【狙われた魔剣士学園】
16:45-
『叛逆遊戯』チームをホラー映画演出で嬲るシド君
書籍版では彼の手足がもがれていく、スプラッターから若干マイルドに
どうやって網の中に入ったのかは書籍版第6巻222Pで判明します


第9話 【偽りの果て】
7:13-
ローズが目指す理想の太刀筋+伏線1カット「スタイリッシュソード」
天井ガラス破りシャドウ着陸(※)
「我らはシャドウガーデン」配下全員「陰に潜み、陰を狩る者」(改変箇所)
※ S2転用:S2第1話21:41-+上記着陸、S2最終話・冒頭の指揮

10:58-
シド「僕は大切な物と、そうでない物を、明確に分けているので」
痩騎士に内面を語るシド君、後述決め台詞とセット

14:55-18:38 音楽:Fight in The Darkness(非常に重要)
動きは簡略化されて褒められた物ではないが、
セリフの勢い、音楽(旋律)、タイミングを完璧に計算している
S1-S2通しで、シリアスパート・ベスト演出シーン

例 
 「強欲の瞳の真価は~このようにな(影が刺さる描写・音楽がSE代わり)」
 「まずは貴様で(吹奏楽ボリュームアップ)試すとしよう」
 「あの世で誇るがよい」音楽停止(痩騎士被弾)音楽開始「やはりこの程度か」
 「だが貴様がいくら強かろうと~」音楽テンポアップ
 「我らはただ(音楽の間)我らの道を征くもの」
 「それは傲慢だぞ~」音楽停止(カウンター)音楽ピーク「体の先から中心へ突いていき~」


第10話 【聖地・欺瞞の都】
13:35-
ワインを注ぐローズ→グラスに当たる瓶→シド赤目・SEも無い魔力使用を示唆する数カット
のちに悪魔憑きが発症される場所を見ている、書籍版にも無い第17話への伏線


第11話 【女神の試練】
15:39- 
重要キャラ・アウロラ
『アーティファクト』固有演出(虚空にホログラム系)初登場


第14話 【君の嘘、君の願い】
0:00-9:47
第13話ラスト剣を刺され「つかまえた」
冒頭、少女首筋噛み食い千切る→口に血を付けて笑顔→OP


第17話 【闇に射す月光】
14:47- 音楽:Nothing to Hide
ローズ治癒
悪魔憑き治癒演出『炎を握る』登場(※)
第1話ED『月光』後、シャドウ初登場「I need more power」同アクション
第1話アクションに加え、ローズの台詞「力が欲しい」を重ねている
※ S2転用:第9話ウィクトーリア腕再生、第11話(第10話)羽ピアノ演奏


第18話 【刹那に賭ける】
13:28- 音楽:A Critical Moment
アンネローゼ戦
第9話ほどではないが、音楽に合わせて調整されているシーン
ノイズ混じりの緑川光「残像だ」からの数珠繋ぎアクション
「なるほど、それしかあるまい」切り替わりに合わせ音楽区切り、等


第19話 【踊る人形】
11:30-16:20 音楽:Lose Ground
表最強格アイリス、何も出来ず完全敗北の前半

18:35- 音楽:A Critical Moment→Unsurpassable Magic
自害乱入→回想「あれ?獣人の子じゃなかったっけ」ローズとの繋がり判明(※)→ED
乱入(シリアス)→「盗賊スレイヤーさん」(コメディ)→「貴様の戦いは未だ~」(シリアス)
クライマックス、非常に慌ただしい引き
※ S2転用:第5話ユキメ(獣人の子)回想「あれ?先輩の時って話じゃなかったっけ」

投稿 : 2024/09/20
閲覧 : 112
サンキュー:

3

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

厨二病

現世から影の実力者になりたい!という願望を、異世界で叶えちゃった!的な。

真面目そうでギャグ的なところがちょこちょこ。

投稿 : 2024/08/14
閲覧 : 54
サンキュー:

1

ネタバレ

サルモネラ菌 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アイ...アム...

アァトミィック...
あまり期待せずに見たが、ものすっごい面白かった。
こんなにワクワクしたのは、小学生の頃初めてハマったアニメ、転スラを見ていた時以来かもしれない。
なろう系の中では頭1つ抜けていると思う。
シャドウのイキりぶりが面白かった。
ハーレムではない点、話の展開、キャラクターが好み。
でも、自分は主人公には実力がバレて欲しいタイプなので見ていて少しモヤモヤ。2期で実力が誰かにバレて欲しい...。

投稿 : 2024/07/02
閲覧 : 58
サンキュー:

1

ネタバレ

カモミール さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

色々と説明が無く出現する事が多いけどそう言う物なんだと思って見た

転生前に色々な武道を修行したので強いとか、スライムスーツはどうやって入手したのかとか色々分からない事もあるが、そう言う設定なんだと納得して見ればそれなりに面白いかも。

投稿 : 2024/05/20
閲覧 : 77
サンキュー:

1

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

KADOKAWA絡みで不安だったが・・・

原作未読(2023.3)
これは「なろう系」と一括りにするのはちょっと憚れるかな。
勿論好みはあると思いますが、自分は気に入りましたね。
特に1話は秀逸です。これで主人公のいかれた純粋さと強さと間抜けさがほぼ周知される事になり、その後の物語のキモの部分となっていきます。結局これがなくただ、異世界転生して俺TUEEEが駄目な量産「なろう系」になってしまうのだと思います。この作品も1話のエピソードがなければただのこじらせ中二病御都合話になってしまう可能性すらあります。
あと特徴となるのは例えば「銀魂」でいうと話は完全にシリアス回とギャグ回が分かれている構成という感じだと思うのですが、この作品は基本的に主人公は純粋に「陰の実力者」に憧れて物事を考え行動する為、実は周りはシリアスな展開でありながらコミカルな立ち位置であり続ける所でしょうか(無論、圧倒的な力の裏付けあってのものですが)。
これは非常にうまいです。テンプレなろう作品だと、こちらもはいはい、お決まりの俺TUEEEで全部解決でしょと失笑ものなんですが、主人公が全然違う方向を向いて満足してるのが面白さの土壌を形成しその上に太い物語が立っている感じでしょうか。
他にも絶妙な間を作る会話劇だったりと中々笑わせてくれます(良い意味での素人くささやベタな展開)。
1話で興味湧いたら約2クールですがきっと楽しめると思いますよ。

私のツボ:門限と尊厳

Season2視聴済(2024.1)
相変わらず主人公の思惑とシャドーメンバーの深読みが全く違う方向なんですが最後は結果オーライな”結”がうまいです。
そして相変わらず、メンバーが誰が誰だかさっぱりわかりませんが結果オーライです。ちょっと吸血鬼話がイマイチ判然としませんでしたが・・・。まぁいいか。

私のツボ:子安さん、速水さんはいっつも・・・もう(笑)

追記:Web版最新話迄既読(2024.2)
{netabare}Web版はオリアナ王国編途中で止まってます。アニメとは全然違います(書籍版がアニメなのかな)。どっちがいいとかありませんが、作品自体うまく畳めるのかな?って思ったりします。{/netabare}

投稿 : 2024/02/09
閲覧 : 229
サンキュー:

11

ネタバレ

さばとら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久々に骨のある異世界系きた!

表では完璧なモブ
裏では実力者
俺TUEEE中二病ギャグアニメ。

類を見ない作品であり、斬新な設定が面白い。
実力者なのに完璧なモブを演じる手段にユーモアがある。
OPがOxTなのも安心感がある。

シャドウガーデンの結成時のエピソードが知りたいが、
省かれているのか、原作でもそういう演出なのか。

とにかく最強で、どんな強者相手にも全く負けるそぶりを見せない無双っぷりは、多くの作品で見習ってほしい。特に19話のアイリスとベアトリクス両者相手に圧倒する戦闘は呪術廻戦を彷彿とさせる躍動感。

暗躍系はあまり好みではないが、強さが明るみに出た時の爽快感は堪らない。

てかシャドウがルルーシュにしか見えないw

投稿 : 2024/01/04
閲覧 : 256
サンキュー:

3

ネタバレ

そらはこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

【怪作】クレイジーサイコギャグアニメ

適合率65-70%

今期は他にも
ぼざろ、チェンソー、水星の魔女
を視聴中。
個人的に、水星の魔女と同等かそれ以上に楽しみにしている作品。

作画も謎に綺麗。
これが令和の力なのか……?

この世界ではスライムが刃物なんだね!!

投稿 : 2023/12/26
閲覧 : 230
サンキュー:

2

ネタバレ

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

FFの忍者を思い出した

若かりし頃の思考にお戻りなさい。
さすれば道は拓かれましょう。
              ちうに

投稿 : 2023/12/18
閲覧 : 49
サンキュー:

3

ネタバレ

はちごー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

俺TUEEEを最大限極めまくった作品。

転生先で陰の実力者を装いながら、裏で動く国家権力闘争や駆け引きが上手い具合に面白さを昇華させてますね。

投稿 : 2023/09/07
閲覧 : 147
サンキュー:

6

ネタバレ

こま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「おまえ頭がおかしいんじゃないのか!?」と敵に言われてしまう主人公()

2023年2月時点でシリーズ累計発行部数は400万部を突破している大人気作品。

1話目の所謂中二病だと分かった時点で切る人は切る、もしくは5話のアイ・アム・アトミックをASMRで聞いて視聴止めた人も多いでしょうね。
「中二病でも恋がしたい」みたいなのだったら切ってたかも。リアル寄りの中二病はちょっと苦手。まあキャラが可愛かったので一期は見ましたが(笑)
分かりやすいのでいえばこのすば(めぐみん、紅魔族)みたいな異世界ものなら平気。
自分の場合狂ってる系の主人公大好きなので、そのまま視聴継続して最後まで楽しめたので視聴後マンガも全巻購入しました。
アニメと書籍ならナイツマ、クロプラ、特撮ならオーズ、マンガだけなら最近のだと第七王子でわかる人いるかな?

主人公は最初からチートで最強ではなく、努力したのちのチート能力持ち。
アニメだとふつうの鍛えた体ですがマンガだとギャグみたいな体のシーンが。
主人公は自分の理想の陰の実力者になる為と、陰の実力者になったらやってみたい事リストを作り、それを実行してくって感じですかね。
それの為なら自分の命を賭ける事も躊躇わない。
主人公がチート過ぎるのでたとえどんな状態、状況になっても安心して見れる作品になってます。
そしてハーレムではあるものの女性に対しての興味関心が薄い、無いと言ってもいい状態。
まあそもそもの話し7陰にしろ組織にしろ、教団にしろ自分の為に協力してくれていた、協力してくれる自分の物語の登場人物達という扱い。ホント分かりやすく狂ってるのが面白いです。
それに加えて主人公の声と喋り方が分かりやすく狂ってるのが良い。
主人公の声はこの人しかいないと思わせる声優さんって凄いなと。

中二病って時点で人を選ぶ作品ですが、1つのものにしか興味がなく狂ってる主人公が好きならハマる作品だと思ってます。個人的にはオススメ作品の1つです。

投稿 : 2023/07/11
閲覧 : 262
サンキュー:

4

ネタバレ

サック! さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ギャグとして見れば

どれだけいい加減な人付き合いしてもアニメだから相手の方から話しかけてもらえるしデタラメな事を口にしても強制的に設定補正されるけど、主人公の自分以外の存在を厨二病に付き合ってもらう為の玩具としてしか見てない性格が最高に気持ち悪かった。

それをギャグコメとして見るかで話し変わるけど周囲の人達が本気でやってる中で主人公一人だけ厨二病ごっこでふざけている温度差を格好良いと思う訳が無い。
せめて本心では真面目に悪党と戦っているならマシだったけど最後までモブキャラで異世界の最強格にも厨二してる自分に酔ってるだけで初期の正義の味方になりたかったとは一体何だったのか。

自分以外の人間は玩具か何かと勘違いしてんのかね

投稿 : 2023/07/03
閲覧 : 177
サンキュー:

2

ネタバレ

よぞら! さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公、ほんと大好き。必殺技かっこよ!

影実で流れる、''月光''最高、、、
鳥肌モノ。
2期超超超期待。
カゲノー最高!

投稿 : 2023/06/29
閲覧 : 93
サンキュー:

3

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

厨二病が全開

最初の方は厨二病がひどかったりしすぎて
なんだこの痛々しい主人公はと思うんだけど
逆にここまで振り切ってると
いっそ清々しくギャグアニメ要素もあって
楽しめてしまうんですよね
似たようなアニメはあったかもしれないけどここまで振りきってるのはこの作品だけなきがします
女の子は沢山出てくるんですが
主人公が興味無い感じだからハーレムにはならないのもこの作品らしさだった

投稿 : 2023/06/14
閲覧 : 118
サンキュー:

6

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

セルフ皮肉

『陰の実力者になりたくて!』(かげのじつりょくしゃになりたくて)は、逢沢大介による日本の小説。Web版は小説家になろうにて2018年1月から掲載中。
第1期は2022年10月から2023年2月までAT-Xほかにて放送された(wikipedia)

本作を一言で言い表すとすると主人公であるシド・カゲノーが異世界で適当に劣化ルルーシュっぽくロールプレイして遊んでいたら世界の方が合わせてくれる話です。

序盤の彼は厨二病とかいう次元じゃなく現実と虚構の区別がついていないただただ本気でヤバイ奴です。昨今はちょっとでもおかしな人を見つけるとすぐサイコ〇スだなんてレッテルを貼りたがる傾向があると感じそれについて自分は批判的に見ていますが、それでも尚彼に関して言えば自分も自信をもってサイ〇パスだと断言したい気持ちを抑えられません。
彼の頭にあるのは「設定」と、あくまで主観的な俯瞰的視点から「どう見えるか、どう見られるか」だけであり周囲の人間は全てそれに巻き込まれている形となります。これが結果的に上手くいっているのはどういうわけか彼が適当ぶっこいて作った設定や行動が一々正解してしまうからなだけでありただの結果オーライです。

なろうにありがちな残虐行為は敵を「わかりやすい悪人」とすることにより相対的に正当化させますが、本作に関して言えば度を越していると言わざるを得ません。一応ちょこっとだけ義賊的な様相も呈してはいますが、少なくとも彼に関して言えば自分がなりきるために虐殺できる相手を探しているようにしか見えません。というか、実際そうなんだと思います。1話の転生前の時点で暴漢を必要以上にリンチする描写がありましたが、あれはこの男の本質としては惨殺できるものならしたいという欲求を抱えたシリアルキラーとしての現れだったと言えるでしょう。彼が転生前に殺人を犯さなかったのは法の壁があったからで、それが無い異世界ならばどれだけ人を殺そうが全く問題ないと考える、ある意味もっとも転生者向きの性格をしているとも言えます。

彼はシャドーガーデンの面々はあくまで自分のおふざけに付き合ってくれている、ぐらいの感覚のままです。この期に及んで何かがおかしいという点に気づいていないのです。作品として鈍感系或いは勘違い系にしたいのはわかりますが、それにしたってあまりにも酷い勘の鈍さのためこれも下手したら気づきたくないから気づかない振りをしているまでありそうです。ようするに結局自分本位の大量殺人を繰り返しているに過ぎません。そして大切なものをそぎ落としきったと嘯く彼はそれすら自己肯定しているのでしょう。完全にイカれた異常者の思考です。

そんな彼はやたらとモブであることに拘りを見せますが、これも実に中途半端です。彼のモブはおいしそうなシーンだけを抜き出してやってるだけでいつもは全然モブってません。普段はどちらかというといけすかないクール系、やれやれ系の方でしょう。彼はモブの役目だと言ってわざわざ執拗にローズ・オリアナとの闘いを引き延ばしたり彼女を庇って斬られたりしますが、一番最初にやられるのがモブだとしても「ネームドキャラクター」を守るのはモブの役割ではありません。彼自身もだからこそ「ネームドキャラクター」には近寄らないようにしていた筈なのに矛盾しています。
しかしながら彼は周囲からはあくまでモブとして扱われています。クレア・カゲノーという優秀で有名な姉がおり、一時的であるとはいえミドガル王国の第二王女アレクシア・ミドガルとの交際経験があるにもかかわらずです。普通であるならばモブとしていられるわけがありません。他の作品ならばいやがおうにもスポットライトの当たる場所に連れてこられる周辺事情です。しかしながらそれでも尚彼はモブと見られていますがこれも単に世界がそういうことにしているだけに過ぎません。

一方で本作では普段主人公属性の強いCV松岡禎丞のヒョロ・ガリが終始モブを熱演しています。モブを気取りながら全然モブらないシドと普段の主人公気質を抑えに抑えてモブ役に徹するCV松岡、これが制作サイドからのセルフ皮肉でないとしたら一体何だと言うのでしょう!

ところで気づいた方もおられるでしょうが本作で敵としてシドーらに虐殺されるのは「男」だけです。シドは直接的には一人たりとも女性を殺してはいません。「悪魔付き」といわれるものが女性ばかりなので何らかの裏設定はありそうですが、それにしてもここまであからさまに男女の差をつけてくる作品は意外とみかけません。これぞなろうの本懐!というべきところでしょうか。
ひょっとしたら彼の陰の実力者としての矜持の中に「女は殺さない」みたいなのがあるのかもしれません。(一応記憶?上のオリヴィエや幼少期のアウロラに関しては殺したと見る向きもあるかもしれませんが、あれはむしろ記憶上だからこそ殺せたのでしょう。しかも幼少のアウロラに対しては「ごめんね」などと謝ってもいます。とても彼の台詞とは思えません。)
もっとも厳密に言えば無茶苦茶建物を破壊したり災害を引き起こしたりしてるので何人か死んでるのが普通ですし直接死んでなかったとしても家がなくなれば間接的に死に至るケースもあるでしょう。そんなことすら一切お構いなしなのが我らが主人公シド君というわけです。
ところでアレクシアがシャドーガーデンを騙っていると誤解した時、シドは彼女を殺そうとしました。彼女が「辻斬り」であったとしてもそのことは責めず、あくまで彼の「設定」に割り込んできたから怒ったのです。ようするに彼の中での価値順位は義賊行為<女性<<<<<独りよがりな設定、というわけです。いや元々彼は自分の「設定」にしか殉じていないと思われるでしょうが、つまりその設定の中で「辻斬りを成敗する(義賊行為)<女性」と言うわけです。とんだむっつりスケベです。

本作の主人公シドには本当に嫌悪感というか、見てはいけないものを見てるという感覚が非常に強かったです。ぶっちゃけ有害作品に分類されるべきものだとすら思いました。本作は「オーバー〇ード」に似ているという声をちょくちょく聞きますし、あれもあれで有害な方だとは個人的には思ってるのですが、その一方で少なくともあちらの主人公のアインズさんは(心の声が元の人格のままというギャップをどう見るかという向きはあるものの)自分の組織を守ることに特化しているという意味では一貫していました(一期までの感想)。
一方で本作のシドの方はというと徹頭徹尾自分のことばかり。これは自分の頭にある設定だけだからこそ劇中においては存在する筈もないカメラを意識した行動までとるわけです。その一方で完全に役に入り込むとまではいかず実のところただ演じているだけであるという自覚があり、実際には本当の陰の組織を作る(作った)実力がある上にその資金すら稼いでいるにもかかわらず完全に一線を引いてお遊び以上のものとして捉えてない矛盾。そして配下であるシャドーガーデンの面々たちも同様のつもりとの思い込む。面白いのがあれだけはっちゃけてる彼が真実に自分が慕われているとは思っていないところなんですよね。世界により全てを見通している「ことにされている」彼ですが、皮肉にも彼女達の心だけはな~~~んにも見通せてないんですよ。普通の作品ならばこの矛盾が色々活きてくることになりそうですが、本作ではあくまで「鈍感」「勘違い」のコメディとして消費されるだけなんでしょうね。

とはいえそんなヤベー奴であるシド君も中盤辺りから少し事情が変わってきました。具体的に言うとシェリー・バーネットを助けた辺りから単なるシリアルキラー以外の顔を見せ始め、作品としても少しマイルドになっていきます。誠に遺憾ながら、こうなってくると結構良くできた面白い作品なんですよ。

本作はシドという主人公のキャラがぽっかりと空虚であるのに相反し、周囲を彩る女性キャラ達の人間模様は実にドラマチックに展開していきます。アレクシア・ミドガルの焦燥、アイリス・ミドガルの怨嗟、ローズ・オリアナの苦悶などは実に見どころたっぷりでした。少々性格が悪いかもですが、クソ男であるシドにハイスペ女子達が翻弄されるという見方をするのも楽しいかもしれませんw

それにしてもキャラ名があまりにもやっつけすぎ。ヒョロ・ガリもそうでしたがフシアナスとかキンメッキとか挙句の果てにドエム・ケツハットとか……名前で扱いが分かるようなのはギャグ作品だけにして欲しいです。

尚、音楽に関してはクラシックを使えば良くなるに決まってるので評価ナシ扱いとして星3つにしておきます。

投稿 : 2023/05/27
閲覧 : 116
サンキュー:

13

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒロインだと思った人間は最後には病んでいるw

オーバーロードのように圧倒的な力を見せつける転生アニメです(°○°)Wow…

でも、主人公は徹底的にモブキャラに徹するふざけっぷりです( ̄▽ ̄;)
その部分ではオーバーロードと決定的に違う部分ですw

ただ、主人公は鈍感なのか他人に興味がなさすぎるのか相手の好意を全て萎えがしろにするシーンが多いです( ˊᵕˋ ;)
なので、最終的には主人公に関わった人間達は精神的に病んでいくシーンばかりになり、ちょっと複雑な終わり方をします:( ;´꒳`;)

オープニングの七影が戦隊モノのような格好や学生のような格好をしていますが、そんなシーンは本編に出てきませんɿ(。・ɜ・)ɾ

投稿 : 2023/05/15
閲覧 : 118
サンキュー:

5

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

目立つことを嫌う最強主人公

久しぶりに見た俺つえー系の異世界もの。

主人公の厨二の心、共感できる。いつになってもそういうのに憧れる心は、男性ならあるのでは?
授業中にテロリストが来る妄想、してた時あったなぁ…


内容は主人公が正体を隠しながら進んでいく形だが、その隠したい気持ちもわかる。
厨二心くすぐられる作品ですね。

投稿 : 2023/04/25
閲覧 : 88
サンキュー:

4

ネタバレ

uQcus51094 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中二病と異世界のちょうどよいミックス

タイトルに惹かれて視聴(笑)
原作未読

タイトルからお兄様系なのだろうと思ってみました。

その通りなのですが、ギャグ=表の日常(主人公の中二感)と真面目=裏世界(異世界王道)が同時に進んでいき、しかもうまく話に絡んでくるので、飽きません。
なかなかにハマって見れました。
個性的なキャラクターが多く登場するので、そこも魅力かも。

{netabare}

主人公はギャグ担当というか、かなり面白い(壊れた)人です(笑)。
しかし、それをいかして壊れた悪役たちをバンバン倒すという新しいヒーローものです。
敵に「頭おかしい」とか言われているし…(笑)

ヒロインたち(?)が異世界ものの話を進めてくれる一方で、主人公は我が道を進みます。

・主人公のキャラ
突っ込みどころがが多すぎる、謎のこだわりが笑いを誘います。

「ここはモブの見せ所だ…!」という謎のこだわりが過ぎる(笑)
やられる48パターンてなによ(笑)
演出にこだわるところもいい。月光とか(笑)

名言集も多かったです。「I am …」「門限か尊厳か」

ストーリー別まとめ(自分のメモ代わりです)
・アリシア編
このあたりが1番面白かったかも。
アリシアのキャラもいいし、ラブコメありで、実は最強、というのがよく描けている。決め台詞「I am…」発動。
そして最後のラブコメがすごい。

・シェリー編・学園テロ編?
実はこの辺は中だるみでした。主人公が強いのはもうわかっているし、アルファたちもあまり出てこず、話もよくわからない…
次の話の伏線ですかね?

・アウローラ編?・女神の試練編?
異世界の根幹にかかわる話が出てきたり、デルタやイプシロンが活躍してようやく話が動き出した感じがあります。ここは面白かった。決め台詞発動。

・ローズ編?
急にベアトリスとか、アウローラ?とか表の新キャラで出てきますが、ローズの話がかなり大変です。ここは表も裏もまあまあシリアスだったかな。1クールの最後の締めとしてはよかったかも。20話で終わりということで、疑問でしたが構成上の演出なのだろうか?

ただヒロインたち(七陰)の紹介がないので、いまいち誰が誰だかわかりにくかった。ほとんど出番がない人もいたし…
OPに騙されて学園編があるのかと思った。

{/netabare}

投稿 : 2023/04/24
閲覧 : 84
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3

ネタバレ

kyani さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2期が見たいなー

とりあえず最初の方は、ストーリーよくわからなかったけど2話からとてつもなく面白くなり一話一話すごく面白くて、一日で1期見終わったw

投稿 : 2023/04/20
閲覧 : 92
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2

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 いわゆる異世界転生もので、ストーリーの骨子はシリアスなものでありながら、主人公の
考えていることと回りのキャラの受け止め方のずれによるコメディ要素が面白さを加味
させている点などは「オーバーロード」、「幼女戦記」などに通じる部分も。
 加えて基本ストーリーは比較的シンプルなものであるため、このずれの部分が話を重層化
させているメリットもあるかも。
 このずれの部分に関して、主人公であるシド・カゲノーがでっちあげた
「ディアボロス教団」という設定が実在するというのが大きなファクターになっているが、これは
偶然なのか、なんらかの理由があってそうなったのかが本作では分からずじまい。先の展開で
明らかになるのか?、この辺は楽しみの一つ。

 ストーリーの流れは「ディアボロス教団」の動きに対して、シドがやりたいように
やっているのだが、その本人のやりたいことが結果として勧善懲悪の世直し的なものに
なっているため、溜飲が下がるすっきりした締めであることが多い。
 観ている側としてはこの辺はなかなか心地良かったりする。
 このシドのやりたいことの根源にあるのが、タイトルにもある「陰の実力者になりたい」という
厨二病的こじらせにあるのだが、これがこじらせ過ぎて、既に狂人の域に達しているような印象。
 そういう点では作品はコメディタッチだし、シド君も飄々とした雰囲気なのだが、作品全体の
根底には狂気を秘めた怖さも感じられる。

 ヒロインが七陰のメンバーを始め、なかなか魅力的。
 シドを心酔しているシャドウガーデンのメンバーを始め、次々とシドに好意を抱くキャラが
増えていくので、構図自体はハーレムもののようだが、当のシドは自分自身に酔っていて、恋愛や
性欲どころか、他人自体に関心なさそうで、いずれのキャラとも恋愛関係には発展しそうに
なさそう。

2023/04/02

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 110
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5

ネタバレ

メモ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

漫画がかなりギャグ寄りで面白いのでアニメも視聴したのだが、全てに力を入れすぎて中二病要素強めのアニメになっている
色々改変されて描写・雰囲気が別モノ
ギャグシーンも全体の流れのせいでイタさが売りに見える

主人公の能天気っぷりが減っているのが一番の原因か デフォルメ化が無いせいか斜に構えただけに映るのが気になる
漫画を知らなければ途中で断念していると思う

学園テロの話では主人公のノリでの行動の結果が強調されて、人情味を感じさせるセリフがカットされていたのが気になった
善悪の評判を気にしない趣旨のノリ発言の流れではあるがより後味が悪くされている

慣れもありそうだが最後の方はギャグがわかりやすい

一部のキャラが濃いめでくどくなっている

とにかく主人公の『ノリ』が全てなので本来真面目に見る物ではない作品だったのだが、アニメは真面目に見ないといけないのかなと思わせる物だった
全体的に結局バトルの作画をやりたかったのかなと感じた

-1話時点-
漫画の転生前パートは一目でギャグ漫画だとわかる描写でさっと終わったのだが、アニメは真面目に長々とやるので似た作品と間違えたのかと思うレベルだった 思ってたより気合がこもったアニメなのかも
とりあえず見続ける

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 253
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5

ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

異世界転生のハイファンタジーで、主人公が、厨二病のカッコよさを求めてで、チートで、行動が良いように解釈され、結果も伴ってっていう話が爽快で楽しいなら楽しめるのだろう。

投稿 : 2023/02/28
閲覧 : 105
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5

ネタバレ

あんにゃん♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

レベルが違う

友人にオバロみたいなアニメだって言われたから見たけど、全然違った。
長年厨二病を患ってるからわかる、本気でかっこいいと思ってこの作品を描いているのだとしたら作者は相当のヤベェやつ。厨二病に厨二病を足して厨二病をかけた物に厨二病条した現役中学生も裸足で逃げ出す妄想ストーリー。ストーリー以前にキャラが酷い。
嫌いな主人公ランキングをつけたら間違いなく上位に来るクソっぷり。
1話の転生前が一番面白いとか、暗殺貴族かよ。
まず主人公の設定が行方不明。陰の実力者らしくクールキャラかと思ったら、超鈍感のボケキャラになったり、敵を平然と切り刻み嬉々として人体実験するサイコパスになる。「俺超強えええええええ、でも気取らない俺超クール!それなのにやる時は徹底的に惨殺する俺超クレイジー!しかも女の子相手に照れずに卒なく話せる俺超イケてる!」という作者の願望じみたものを感じる。普通の厨二キャラなら嘲笑うが、こいつはただただ気持ち悪い。なんだよ所々で出る英文。なんなんだよ「I am atomic」って。一発ギャグか何かか?「まるで将棋だな」より笑ったぞ。
他のキャラは全て主人公を持ち上げるための存在。敵味方関係なく「主人公すげえええ」するだけ。ストーリーも全て主人公に都合がいいように転ぶ。色々あって主人公が成長し持ち上げられるんじゃなくて、主人公を持ち上げるためにストーリーが進む。創作業でよく言われる「キャラが勝手に動く」があるが、この作品は真逆。「作者の傀儡」
ながら見のおかげで最後まで見れたけど、そうじゃなかったら2話で切ってた。
なんか2期があるらしいが、絶対に見ない。

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 151
サンキュー:

6

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

1話がピーク

1話はワクワクした。
現実世界で誘拐された女の子を助けて事故で死んで転生。
ラストに女性キャラを侍らせた所でどんな風に動いていくのか楽しみだった。

のだが、結局は学園もの&貴族や王国が絡むというあまり面白味の無いストーリーになってしまい残念。
シャドウガーデンを率いてる意味があまり感じられなかった。
メンバーと協力してミッションをこなしていくスタイルの作品だったらなぁと…
七陰を始めとするシャドウガーデンのメンバーの出番が少なすぎて全然覚えてない。
良い声優揃えてるのに勿体ない。
EDの歌唱じゃなくて本編での活躍を見たかったんですが。
これなら主人公1人で暗躍してシャドウガーデン無くてもいいくらいだった。

とはいえ学園が占拠される話まではそれなりに面白かった。
でもその後が間延びしててこれまた残念。
ハゲの聖域の話と武神祭の話が長くてテンポ悪すぎ。
武神祭という武術大会みたいなイベントはなろうあるあるすぎて新鮮味ゼロだし、シド・カゲノーではなくジミナ・セーネンとしてのバトルも1回見りゃ十分。
裏で色々動いてるというのは良かったので、武神祭がダラダラ進んでたのが勿体ない。
サクサク進めてシェリーが復讐するために戻ってくるくらいの話でもやって欲しかった。

キャラが多すぎるのがちょっと不満。
色んな王国や貴族が絡んでくると誰がどういう立ち位置なのかいまいち分かりにくい。
このキャラはどの国の人間?王女なの?みたいな感じになってしまう。
これは自分の理解力不足でもあるのだが。

中二病全開なのは最初見てて少し恥ずかしかったけど慣れた。
学園が占拠された時に人命の事を考えず、シチュエーションを楽しむ事しか考えてなかったのは良くも悪くもキャラ貫いてるなと思った。


良かった所は作画。
作画が良かったから女性キャラが可愛く見えたし色気もあった。
主人公がかっこよく描かれてたしバトルも良かった。
金髪ドリル会長とか久しぶりすぎて笑ったw
石鹸枠アニメにしか居ないと思ってたw
中世と現代の間のような西欧風世界観も良かった。
産業革命後の西欧、スチームパンクに近い感じが好きなので。


悪くない作品だけど、学園とか武神祭とか出てくると結局なろうはなろうなんだよなぁって思ってしまった。
学園要素は無しで、前述したようにミッションをこなしていくスタイルで良かったのになと思う。
悪人を成敗していくうちに王国を巡る陰謀に関わっていく話だったら楽しめたかも。



自分の思い通りのストーリーじゃなくて不満という感想だけどご容赦ください。
作画と声優は良いので人気がある(のかな?)のは納得してる。

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 138
サンキュー:

7

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

闇に隠れて生きる、俺たちシャドーガーデンなのさ~♪(妖怪人間ベムのリズムで)

陰の実力者に憧れていた影野実。
異世界に転生して、シド・カゲノーとなった。
シドはシャドウという名前を使い、陰の組織であるシャドーガーデンを作って悪と戦う事となった。

全20話。
小説家になろうから書籍化。
漫画化もされて人気があるみたい。

でも、ゴメンなさい。
私にはハマりませんでした。
特に主人公のカッコよさが理解できません。
主人公が強者で俺TUEEEみたいな展開は、ある程度、理解できるようになりました。
本作品のシャドウの強さは認めます。
しかし、何故、陰に隠れているのかが、私には理解の範囲外でした。
『オーバーロード』や『魔王学院の不適合者』のように、
俺TUEEEのような主人公だったら堂々として表舞台から活躍して欲しかった。
まあ、日本の忍者のような活躍に憧れていたのであれば、
シャドウが陰にこだわるのも理解できるのかもしれませんが。

多くの人のレビューを拝読させていただいています。
シャドウの中二病をコメディとして扱うとか、女性キャラの活躍を応援するとか、
好意的な印象を持っている人が多いですね。
シャドウをコメディとして扱うには、私の笑いのツボとは違うかな。
女性キャラは美形揃いで活躍していますが、
シャドウを頭領とするには、中々整理が追いつきません。

世間の裏で暗躍する宗教団体を倒す、という目標には肯定できるかな。
その裏社会の宗教を裏社会の陰の組織が倒す。
となると、普通に平和に暮らしている一般人には関係無く、
裏社会だけで完結する物語となってしまいます。
建物の破壊や傷ついた人の治療などは目立つので、普通の表社会のお世話になると思いますが。

個人的な意見ですが、学校はいらないですよね。
シャドウが学校の生徒として身分を隠すよりも、
普通に町で生活しているほうが、陰で活躍できるのでは?と思ってしまいます。
学校生活で交友関係が増えるのかもしれませんが、裏社会で活躍するには不必要かなぁと。

まだまだ私もアニメの見方が甘いですね。
人気の理由は分かりませんが、楽しんでいる人は多いです。
もう1回、視聴して、シャドウの笑いとか女性キャラを中心に見ようと思います。
あと、dアニメストアには『かげじつ』というショートアニメがありますね。
さて、勉強するためにも本作品や『かげじつ』を視聴してきます。

全20話という中途半端な話数。
区切りの良かったところなのかもしれません。
人気があるみたいで、すぐに2期も決まりました。
2期が始まる前に、本作品の面白さに気づきたいですね。

投稿 : 2023/02/25
閲覧 : 142
サンキュー:

24

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二大スターをバックに暗躍する主人公

まだ続くと思っていた中で急に二期決定という一報
異世界カルテットの再放送が流れてやっと理解できたw

まったくこの主人公最後まで自由自在やな( ̄▽ ̄)

第1話で影野実という高校生が同級生の美少女を助け
ラストカットで呆気なく事故死すると言う始まり

第2話で魔法の生成を行おうとする中で
エクスアーム的飛び出しして転生完了w

中世のような異世界で貴族の息子シド・カゲノーになり
普段は冴えないモブキャラに徹し

裏ではディアボロス教団と対決する組織
「シャドーガーデン」のシャドーとして暗躍する

正直独創性ならスマホ太郎の方があるし
他の人が評すように厨二くささ全面に押し出した作品

取り立ててヤベーと思うのはシドの立ち位置
影の実力者として暗躍するための力は
願ったものを具現化する「涼宮ハルヒ」の能力に近く

神出鬼没に現れ圧倒的な力で
敵を壊滅させるフード姿のシャドーは
僕は自動的なんだよと言って登場するブギーポップ

角川スニーカー文庫と電撃文庫の二大スターが
彼の造形を作り出しているのだ

そう思うとセカイ系のファンディスクではない
裏が気になって仕方ないのよね

恐らく最終的には異世界に召喚した神様と
シャドーガーデンが戦うような感じだろうか

異世界転生後は一つのエピソードに対し
メインヒロインがシドと絡む王道展開

シャドーガーデンのハーレ(ryもとい七影も
いわゆる本筋とは別行動で暗躍しているので
2つがクロスオーバーしていく部分はまあ気持ちいい
ストーリーは正攻法すぎるので美少女動物園と揶揄されるかも

OPで七影が女子高生になって
校舎の屋上から敵を迎え撃つカットがあったので
いつかは現世に逆転生するのと期待したのだが
まあいつかあるかもしれないからまだ待っていよう(´∀`*)

自らが核爆発する技にざわついたもののw
シドの性格はあんまり描かれていない
やたらとモブモブ言うのは途中からイラッときた

七影のメンバーはシドの伝聞で知った現代社会のシステムを
いとも簡単に具現化してしまっている時点で
システマチックに見える

アレクシアやローズ先輩はメインヒロインを張るだけあって
魅力的ではあるけれどシャドーの掌で踊らされてるから
感情移入しにくい

セカイ系のいつか急展開あるんだろう
演出も凝ったカット作ってるしさ
と思っているうちに終わってましたw

投稿 : 2023/02/24
閲覧 : 136
サンキュー:

7

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

中二病異世界転生もの

異世界転生もの俺tueee系
中二病が異世界で中二病を満喫する内容

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 69
サンキュー:

1

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待値めちゃ低かっただけに・・

期待値めちゃ低かっただけに・・ ちょっと面白かった・・
結構 続きが 気になってきた・・

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 119
サンキュー:

2

ネタバレ

卍漆黒の堕天使卍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 1.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

コメディはどこ?

アニメもまあまあ面白かったのですが、小説→漫画の順で読んだ僕にとっては少し残念に感じました。原作の小説を元にアニメの制作をしてはいるのでしょうが、少々原作を活かしきれていない雰囲気が否めません。もしかすると漫画を作っていらっしゃる方の読解力が優れていて、そう感じてしまっているだけかもしれませんが。正直直ぐにアニメをリメイクして放送して欲しく思ってしまいます。その点アニメに比べ漫画は非常に優れており、特に話のテンポの良さやキャラの特徴、会話にキャラの動きなどが素晴らしいです。二期を作るのであれば、リメイクするのであればアニメはこの作品の漫画からさまざまな表現を学んで欲しく思います。この作品の面白いところはシリアスな世界線と主人公のマイペースさの乖離の激しさと、一部のキャラの個性の激しさです。その展開をうまく表すためにMr.beanや志村けんのコントから学んで欲しく思いました。また、脚本家を変えるべきとさえ思ってしまいました。この作品はとても作画が優れているので、すごく残念な感じがしました。また、原作から「このすば」のような声優のアドリブが多い様子が想像できたのですが、そんなこともなく「アニメ制作陣は本当に何がしたかったのか」と原作の小説が好きな僕はそう批判せざるを得ない作品でした。

投稿 : 2023/02/17
閲覧 : 109
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4

ネタバレ

Lilac さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

色々斬新で最後まで見やすかった。

漫画版読了済。カッコ良くも最後まで「ふざける」というコンセプトが伝わってくる作品。
原作の設定やキャラを生かしつつ、オリジナルも入ってより作品としてのまとまりがアニメで増した印象。主人公の圧倒的な厨二病が絶妙なコミカル要素を内包していて、面白かった。
クールの話数にとらわれずに、物語の構成が組み立てられていたので、違和感もあまりなく見終わることが出来た。

投稿 : 2023/02/17
閲覧 : 64
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10

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いつもの「なろう」異世界転生…あれっ?

詳細は略。

いつもの「小説家になろう」発の異世界転生作品です。制作はNexus。「グランベルム」「ダーウィンズゲーム」などを手掛けていますね。

主人公でもラスボスでもない、陰の実力者に憧れる主人公は、あらゆる格闘技などを修行して習得し、その実力を隠して生活してきました。

しかし、いくら自分の肉体を強化しても、兵器や大軍には太刀打ちできない。それならばと魔法を習得しようと思い至った刹那、異世界転生装置であるトラックに轢かれて昇天、異世界に転生します。

という冒頭…のはずなんですが…
(漫画レビュー系YouTubeチャンネルによる)

=====初回試聴後、所感です。
{netabare}
冒頭から、財閥令嬢で女優の女子高生が目覚めるシーンからスタート。彼女の視点で、隣の席の主人公(得体の知れない人物)を見せてくるという手法。しかも、命の危機にある女子高生を、鍛えた格闘技などで暴漢から守るという展開に。

やってくれたな、Nexus。

面白いじゃないの。
想像する原作の冒頭に比べたら、遥かに面白い。「なろう」お約束の展開にしたって面白くなるわけがないということを熟知していて、こうやって捻ってきたということですね。

とりあえず初回の掴みは良かったと思います。あとは、今後の展開次第。この作品は「なろう」異世界のご都合を逆手に取ったアンジャッシュのすれ違いコントみたいなストーリーが受けているそうです。

どこまでやってくれるか、
出オチにならないことを期待します。今期の「なろう」7番勝負は、これで3勝3敗の五分に戻してきました。あとは「虫かぶり姫」ですね。勝ち越せるか?
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
1話の期待感はどこへやら…

結局、俺TUEEEEEEEの、いつものなろうイキリ系最強アニメになりつつあるかなぁ…。2話にして、もう馬脚を現したといったところ。

最後に、ハーレム要員たちが「ここでお別れね」という必死の引きが、来週どう出るか。今のところ1話がピークの作品なのかなという印象です。
{/netabare}
=====第13話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、大風呂敷広げすぎかな。
なんていうか、こういうのってサクサク話が展開するからいいんであって、このハゲシリーズが長すぎんよ…

なんか、こんなんで2クールやられてもなって気持ちになってきました…
{/netabare}
=====第15話視聴後、追記です。
{netabare}
なにがジミナ・セーネンだよ。
この流れ、何話やるつもり?

いよいよ取捨選択を考えなければならない時期にきたようですね。豊作の冬アニメが開幕して、こんなの観続ける意味があるのか思案中…
{/netabare}
=====最終話視聴後、追記です。
{netabare}
よくある「なろう異世界モノ」から逸脱しようという意図は汲めました。これが原作準拠なのか、アニメ化にあたって工夫されたのかは分かりませんが。

ただまあ、なろう特有のくさみを消しきれているかというと、そうでもないですし、影の組織を作り上げていく過程が何もないので、ハーレム要員である女の子たちの大半はモブであり、観ているほうはキャラ名すら覚えられない始末。

1イベントに時間をかけすぎというのもネック。2クールですが、ハゲオヤジのエピソードと、ジミナ・セーネンのエピソードしかやってない。で、キャラが掘り下げられたかというと、終盤のお姫様ぐらいですかね、印象に残っているのは。

連続2クールだから、進行がまったり。と言っても、丁寧な構成といった印象ではないですね。エピソードごとにバスンバスンと切っていく感じ。

と苦言を呈してはいますが、2クール20話を完走できたということは、それなりに面白いところもあったのかなという感じ。ただ、視聴をおすすめするほどの作品ではなかったです。
{/netabare}

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 379
サンキュー:

6

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陰の実力者になりたくて!のストーリー・あらすじ

『我が名はシャドウ。陰に潜み、陰を狩る者……』 みたいな中二病設定を楽しんでいたら、まさかの現実に!? 主人公でも、ラスボスでもない。 普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」。 この「陰の実力者」に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。 これ幸いと少年・シドは異世界で「陰の実力者」設定を楽しむために、「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、どうやら本当に、その「闇の教団」が存在していて……? ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドを崇拝し、シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていく――。(TVアニメ動画『陰の実力者になりたくて!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年秋アニメ

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