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「リコリス・リコイル(TVアニメ動画)」

総合得点
87.0
感想・評価
1019
棚に入れた
2838
ランキング
173
★★★★☆ 4.0 (1019)
物語
3.7
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.0

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リコリス・リコイルの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

JKの殺し屋?

機械の心臓を持った天才型(銃の弾避けられる)の金髪ボブと、射撃スキル抜群だけど協調性のない黒髪ロングツインテ。
2人がだんだんと仲良くなって相棒になっていく。
機械の心臓が残り2ヶ月!?
予備の心臓を持ってるやつがいる!?
何やかんやで機械の心臓を交換できたっぽい。
真島はまだ生きてるっぽいし、銃も全部回収出来てないっぽいし、続編もあるかもねー。

ほんのーり百合感・薔薇感あり。

投稿 : 2023/07/31
閲覧 : 126
サンキュー:

3

くまさん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ひどいこと言ったあいつらを、ぶちのめしたいんで

こんなにはまったオリジナルアニメは、なかなか無いです。
千束とたきなのダブルヒロインで、2人とも魅力おばけです。

オーディションでは、千束役とたきな役のからみを審査して、
一番、息があっている声優さんを起用したそうです。

2人とも23年第17回声優アワードで、
揃って主演声優賞、新人声優賞を受賞しております。
ということで、声優さんの演技はベリー・グッド!

ストーリーもとてもよいです。
千束が何気なく言っていった「全ての食事は美味しく」とか
「自分がどうにもならないことで悩んでもしょうがない」とか、
今、思い返すだけ、ぐっと来ます。

千束とたきなのやりとりとかも神です。
「さかな~」「ちんあなご」、「いぬ」「いん~ぬ」など。
OPでじゃれあうシーンとか、すごすぎです。
たきなが世にもかわいいキックをするんですよ~

じゃんけんに勝ったときのリアクションとか。
もう見せ場が多すぎて、語り尽くせません。

敵の真島、ハッカーのウォールナッツなど、
千束とたきなを取り巻くキャラたちも個性的です。

設定も非常に細かく作り込まれており、
まだまだ、使い切っていない状態だと思います。

陰陽になぞらえた機関。花言葉による暗示と部隊。
対になる天才。などなど。

作画も神です。スカートの押さえ方とかw
戦闘シーンも熱いです。燃えます。
至近弾でもバリバリ回避して懐に飛び込むところなど、鳥肌もんです。

ED「花の塔」は名曲ですし、いろいろと伏線も。

この作品は多くの人に見てもらいたいですね。おすすめできます!
レビューを書いていて、こんなに自分がこの作品を好きだったのか!
と再認識してちょっと驚きました。

投稿 : 2023/07/18
閲覧 : 189
サンキュー:

13

はちごー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

萌えキャラに感情移入出来るかどうか。

この作品は日常・コメディ・ギャグ・シリアス・バトルものを上手く調理し組み合わせたオリアニです。正直中身はあまりない。千束とたきなにどれだけ愛情を持てるか否かで評価が変わると思う。

投稿 : 2023/07/17
閲覧 : 125
サンキュー:

3

ネタバレ

カール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

正義とは、強者の利益にほかならず。by プラトン

著名な作品なので、
このレビューは視点を変えて、
今作品のラスボスである、
真島にスポットを当てて書いてまいります。

彼が重きを置くのは「バランス」
釣り合っているのが是であり、
偏っているのは非なのである。

過度な情報操作によって
ハリボテの平和を享受する日本人は、
彼の目には歪んで見え、
バランスが悪いのです。

さて、
実際の我々の世界も、
何かしらの権力によって、
情報操作がなされています。

テレビだと、
「マスコミの都合の悪いことは
放送しないぞ!」
と、息巻いてネットに真実を求めれば、

ネットはネットで、
Google先生の都合の悪いことは、
検索結果には現れない。

戦争が始まれば、
毎日ロシアの悪行がニュースで流れますが、
ウクライナにとって、
都合の悪いことは一切報道されない。

どこぞの権力者にとって
都合のいい世界を我々は見せられ、
その世界にとって
都合のいい正義を我々は掲げだす。

自分たちが選んだように思えて、
実はその選択肢は権力者が用意したもの。

真島はそんな日本人に
新たな選択肢を与える。

それが「銃」である。

何かを壊す力を手にしたとき、
果たして人は、
作られ与えられた日常を
継続するのだろうか。

ポイッとゴミ箱に捨てる。
そっとポケットにしまい込む。
総理大臣を暗殺する。
使い道は人それぞれ。

制服着た女子高生が、
飛んだり跳ねたりの
派手なガンアクションで、

一瞬たりともパンツが見えないのも、
権力者によって、
歪められ偏った世界。

それを大義名分に、
アニメ制作会社へ銃口を向けるのは、
真島の思うつぼなのである。


ありがとうございました。

投稿 : 2023/07/14
閲覧 : 106
サンキュー:

6

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

絶対間違いないオリアニを作ったらこうなりました

ほぼ満点。
脚本、人物、作画、声優、音楽、etc…
どうすれば一番面白い1クールアニメが出来るか、企画段階から練りに練ったような作品だったと思う。

まず、どんなアニメにもアンチはいるもので、本作にケチを付けるとしたら設定やシナリオのツッコミどころだと思われるが、ずばり言ってその批評は無視して問題ない。
そんな事は受け手側の受け取り方が間違ってるだけで、クリエイターがアニメで表現したかった部分をまるで理解してないだけ。
そもそも銃弾を目視で避けたり、精鋭集団が全員少女という時点で察しなければならない。
「ごちゃごちゃ言わんとそっちの方が面白いやん!」ってことを。

とにかく如何なる要素においても、どっちにした方が面白くなるかということに最も重きを置いているのだ、本作は。
例えば1話冒頭、女子高生がテロリストを事前に殺害して平和を保ってる世界…というあまりに明快なプロローグから始まる。徐々に世界観を明かすより一気に見せる方が視聴者に受け入れられやすいからだ。
そして千束とたきな以外のリコリスのキャラデザがあまり可愛くない件。そうした方がヒロイン2人の可愛さがより際立つからだ。
こうした方が面白い、こうした方が分かりやすい、こうした方がSNSでバズる、そういったことを追求した結果、出来上がった作品がリコリス・リコイルという作品だと感じた。

本作を名作たらしめた最大要因は、間違いなく千束&たきなというダブル主人公である。​​​​​​
見た目や仕草から、声と台詞まで全てが最高レベルに魅力的なキャラだった。
デザインを可愛く作画を綺麗に…というのは制作費をかけた作品ならできて当たり前だが、キャラの中身まで魅力的に描写するというのは、特に土台がないオリジナルアニメにおいては難題で、キャラ作りに失敗した例は過去作も多く存在する。
が、プロットを練りに練った本作ではそのような不安は全く意に介せず。
元気で活発な千束が、真面目でお堅いたきなと絆を築く過程が序盤の最大の見所に仕上がっていた。
最初はDAに戻ることしか考えていなかったたきなが、ついに千束に心を許した3話、からの4話のデート回!これはもう尊いなんて一言じゃ済まされんレベルの神回。

千束のcvを担当したのは、リアルな演技に定評のある安済知佳さん。
どちらかと言えばたきな系のクールキャラを務める印象(代表作の『響けユーフォニアム』から)だったが、真逆のキャラをキャスティングされた。
最初、悠木碧さんか上田麗奈さんに聞こえた自分は声優ソムリエ失格である。
安済さんがこういう元気系のキャラ演じたら、こんなにも魅力的なキャラが完成するとはまさかである。もちろん演技指導も細かく指示したのだろうけど。
たきな役は若山詩音という知らない方だったが、前々クールの『ハコヅメ』の主人公を怪演した人ということを知って「あー!」と声を出す。
千束にしてもそうだが、安易に過去作のキャラと照らし合わせて当該声優を起用するわけがない。オーディションなのか指名なのか知らないが、キャスティングも相当周到に選んだことが推察される。

萌え豚目線でのベストシーンは何話だったか、じゃんけんの回だろうか。
家事の担当を決めるためにじゃんけんをした結果、人間離れした動体視力の千束が全勝して、あんぐりと口を開いて顔面崩壊するたきなが笑えた回。
そのラストで攻略法を聞いたたきなが、ついにじゃんけんに勝って「やった!」と声にならない喜びを体中で表現して、そのままエンディングに入った締め、あそこがベストだった。
これ、たぶん自分だけではないはず。

本作に関与したクリエイター全員がMVPと言いたいところだが、それでも一番のMVPは監督&シリーズ構成の足立慎吾監督なのではないか。
初めて監督を担当した作品とのことだが素晴らしいオリアニを作ってくれた。
土台となる原案こそラノベ作家が担ったが、台詞回しや演出など本作で特に評価されてる点は足立監督の功績による部分が大きく、これまで積み上げてきた経験を初監督作で一気に開花させた結果であろう。
最終回は一応続編も狙えるような締めだったが、これで完結でもそれはそれで名作と呼べるのではないか。
リコリス・リコイル、本当に感服の作品だった。
いつか分からないが足立監督の次回作にも期待して待ちたい。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 113
サンキュー:

7

なか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ちさたき

ちさたきの二人は魅力的なキャラクターだが、ストーリーはあまり面白くなく、はっきり言ってガッカリした。

投稿 : 2023/06/28
閲覧 : 126
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4

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

話題になっただけはある!

極秘に任務をこなす組織に属する少女達の話ですね。テロなどの重犯罪を未然に防ぐべく銃撃戦で悪をなぎ倒すという結構ハードな組織です。天才だが能天気な少女と真面目で努力型な少女のコンビを中心に、他のキャラも個性豊かで観ていて飽きないアニメでしたね。特に喫茶リコリコのメンバーの絡みは最高でした!おちゃらけも多いけど銃撃戦はカッコいいし、悩みや葛藤なども描かれていて内容も良かったです。作画も可愛いし声優さんの演技も自然で「話題になるだけはあるな~」と思いました。2023.6現在、アニメか映画か分かりませんが新作の制作が決定してますね!アニオリなので時間はかかると思いますがとても楽しみです!

投稿 : 2023/06/23
閲覧 : 94
サンキュー:

6

ネタバレ

キクト さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

最高すぎる
OPとEDが中毒がヤバい

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 86
サンキュー:

3

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメの良さはあらすじだけではわからない

評判が高いアニメだったのでとりあえず視聴。

あにこれのあらすじを見てみたのですが、カフェ「リコリコ」の説明であってリコリス・リコイルのあらすじではないですね(^^;
本当の内容としては、日本で起こっているテロ事件を秘密裏に処理している組織「DA」の戦闘員である女子高生「リコリス」たちのお話
戦う女の子というと、ブラック・ブレッドを思い出しますねー
(あちらはどちらかといえば幼女でしたが(^^;)

主人公はいつも元気な“千束”と、まじめすぎる“たきな”の二人組。
カフェでの日常シーンと、リコリスとしての戦闘シーンのバランスが良いアニメです(#^^#)

大人組の方たちは結構歪な考えを持っている人が多い感じがしますね、、、自分が望む世界のためなら自分の身がどうなってもいいという感じ。
こういった世界に身を置いているとそういった考えになってしまうのかもです

明るい部分とダークな部分がマッチしたアニメで、高評価なのもなるほどというアニメですね(#^^#)

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 121
サンキュー:

10

ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

本格的な銃撃戦を求めてる人には不向き、あくまでキャラ萌えメイン

銃撃戦×美少女コンビという美味しいとこどりしたような作風。とはいえ銃撃戦に関しては割とご都合主義展開多めなのでキャラ萌えがメインになるか…?

設定や話の根幹がかなりいい加減で、のめり込めそうでハマれなかった。あと謎も多く世界観についてはかなりモヤッた印象。

千束とたきなの2人はキャラが立ってた一方でサブキャラは芋臭いモブのリコリスだの存在感の微妙な大人枠だのでパンチ不足。他に目立ってたのはせいぜい真島くらい。

作画や主人公コンビの魅力で持ってるけどそれを抜けばわりと駄作寄りになってしまう感じが否めない。

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 130
サンキュー:

3

ネタバレ

カービィ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

物語以外は好き

作画やキャラクターなど、好きなところが沢山あるアニメです。
でも終盤のストーリーは正直キツかった。
アニメなのでご都合主義なのは良いと思うのですが、強引すぎでは?と思った次第です。

投稿 : 2023/06/06
閲覧 : 139
サンキュー:

3

マサ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

【30点】雑ななんちゃってシリアス感が非常に不愉快。

オリジナルアニメ。DAという特殊組織に所属する2人のリコリスの物語。

シナリオ面は張子の虎。特殊組織や戦う女の子とかテロとか色々とガンアクションのお約束や魅力的な部分を詰め込むだけ詰め込んで中身はかなりいい加減で粗雑。シリアスな場面も特に印象に残らずテロ組織に関する話もイマイチよくない。あとは適当に百合要素でよろしくやっとけ的な感じで不快感が強かった。

キャラ設定もツッコミどころが多く、千束の銃撃回避やたきなの射撃能力みたいな所から始まり、地味に千束とたきな以外のリコリスをわざとブサイクに描いているのは凄く腹が立った。キャラ2人意外めんどくさくてモブは手抜きすればええか…と邪推できる。

勢いで適当にやっとけみたいな感じが非常に不快だった。あまり評価は出来ない。

投稿 : 2023/05/30
閲覧 : 202
サンキュー:

6

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

RecognizedRecord

なんか覇権アニメ候補だったらしいですね
世間の反応など露知らず、「あ、ニコニコでもやってんだあ」と言いながらテレビの録画で見てしまった民としては「波に取り残された感」が強く、全然オタクじゃない友人から「リコリコ聞いたことある!」と聞いた時はトムジェリ並に驚きました

さてそんな本当に何故か人気になった本作の評価ですが「なんでそこまで人気になったの?」というのが純粋な感想
決してつまらない訳ではなく、なんなら面白いの部類に入るのですが、正直ここまで話題になるのか理解できない感じです。「もっと他にも面白いのあるでしょう...!」と思ってしまうことを許してください

しかし、先程も言った通り、つまらないわけではなく。
設定が深く、インパクトの大きく、かつ説明口調にならずに自然な物語の導入へと繋がる展開は見事としか言いようがありませんし、序破急の使い方も無理のない範囲で動いています。さらに日常的な作画も去ることながら、戦闘シーンの作画は目を見張るものがあり、見所がいくつもある、優秀な作品であることは間違いないです。
言うなれば「アニメ初心者(主に男性)にとっては非常に入りやすいオタクへの入門」となっているわけです。
無駄なシーンも少なく、尖った内容でもなく、万人受けする作品と評価できます

ただ、私にはそんな深く刺さりませんでした
もちろん面白いとは感じましたが、ここまで話題になる理由も2週目する意味も分かりませんでした。

まぁ人にオススメされたら「わかるぅ〜」と反応しますが、恐らく自分からは勧めない作品ですかね。

{netabare}
平和を守るために女子高生に扮した孤児(リコリス)が未然に犯罪を防ぐ。命令無視をし本部配属から外れた少女(たきな)は、不殺をモットーとする主人公(ちさと)とタッグを組む。ハッカー(クルミ)を匿い、色々あって仲良くなった主人公とたきなは凶悪犯(真島)と全面抗争。リコリスの存在が知られかけたがハッカーによりなんとかなる。元々心臓に難があった主人公は恩人(吉松)の犠牲と店長(ミカ)の覚悟の元ハワイにて楽しく生活している。

どうすんでしょうね。
あんな映像見せられて「なぁんだただの予告か」となるのは些か都合が良すぎると思うのですが、まぁ平和ボケしているとすれば有り得ない話でもない気がします...実際に打たれた現場を見た人はどう思うんでしょう...
というか例え誤魔化せたとしても顔を覚えられたフキちゃんとかは処分すべきなような気がしますけどね。

主人公の異常な動体視力は分かるとしても近距離で躱せるとしたらとんでもない筋肉が必要そうですよね。実は骨が脆く筋肉ばかり、とかならワンチャン?

主人公が最後まで人を殺しませんでしたが、あまり善い印象はありません。
そういう仕事と割り切った方が楽なような気もしますが、「使命」がある以上反する方が難しいのかもしれませんね。

個人的に「さかな〜」「チンアナゴ〜」「ユニコオオオオオオオオオン(内山昂輝)」の部分が好きです
{/netabare}

投稿 : 2023/05/23
閲覧 : 141
サンキュー:

10

ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

物語は大事 設定も大事

謎の特務機関、「DA」のJK型エージェントであるところの「リコリス」
の、跳ねっ返りであるところの主人公コンビの活躍を描くおはなし。

ハイとっても面白かったですよ。中盤以降は手に汗握りハラハラドキドキ。
このコンビのキャラは良いですね。
サブメンバーもとても良い。台詞の掛け合いも小気味良いし。

まぁ作品内で自分で言ってますが色んな元ネタのパク・・・オマージュです。
リーサルなんとか、ダイ・ なんとか、

そ れ を
ジャパニーズアニメのお家芸 J K で。



ここから下、設定にツッコミまくります。

{netabare}
・何故JK?
だからナンで?何故そこまでJKに拘るのか??
無理あるでしょ。

私は中年男が主人公でも全然良いと思いますが、百歩譲って20代の美女でも別に人気に影響ないでしょ。
バイオハザードのジルだって20代でしょ。
何故無駄にリアリティを損ねる設定をするのか。
そのせいでなんかこうシャラ臭くなっちゃうんですよ。

・しかも皆JK?
主人公が特別な天才、って訳じゃなく、リコリスは皆JKですよ。
皆何の疑問も持たずに任務に励んでますが、て事は全員主人公チサト並みに訳アリって事ですかね。
そんなJK世の中にそんな居ます?無理あるでしょ。

・悪役の目的が不可解
緑の奴の成り立ちと、行動を奴の立場で追って考えてみて下さい。
まず何者かの設定からして成立し得ないし、行動もおかしいから。
ヨシさんも然りです。ブレブレも良い所です。
彼等はストーリー進行の為の道化に過ぎません。

・DAって?
警察権もまた文民統制、情報公開が鉄則です。暗殺などもってのほか。
CIAだって暗殺はしません。割愛しますが暗殺すると弊害があるからです。
「図書館戦争」とかもそうですが日本の映画とかアニメってこう言う狂った設定をシレっとします。陰謀組織とか大好きです。
多分義務教育に於ける公民の授業が足りて無いんじゃないかと思う。
アメリカドラマなんかはこの基本がしっかりしてるんですよね。
この辺やっぱり彼我の文化の差を感じます。

例えば「ダイハード」も「リーサルウェポン」も主人公がチサトと似た身の上の「アイロボット」も普通の警察組織の普通の警官が主人公です。
このストーリーを描くのに何故「謎の特務機関」設定が必要なのか。
それがJK化の為だとしたらその執念に畏れ入ります。

・戦術が駄目
人質も取らず籠城してるんだから飢えるまで放っておけば良かろう。
それかどうせぶっ放すんだから攻撃ヘリでミサイル撃ち込めば良ろし。
JK型エージェントが防盾も持たずに拳銃で白兵戦を挑む理由が分かりません。

・チサトは仕事をナメとる
「るろうに剣心」じゃあるまいに「不殺」を徹底しています。
チサトはそのせいで結果的に味方を死なせる危険があるし、実際危なかった。死ななかったのはタマタマでしかありません。
殺しが嫌ならそもそもリコリスなんか辞めちまえば良かろうに。
剣心は良いのですよ。仕事じゃないから。
{/netabare}


とか他にも色々ありますが。
「リズと青い鳥」で演出に全振りをツッコミましたが、こちらはストーリー、というか個別のシーン、アクションに傾倒しています。
設定がガバガバなので楽しく見終わった後よくよく考えると「ん?」ってなります。


なんかここんところのアニメって、演出だったり、シナリオだったり、作画だったり、単品の要素技術でそれっぽく見せてるだけなんですよね…
ジャンクフードみたいに人工的に面白いと感じるだけ。
その技術が素晴らしいだけに勿体ないのよ。


※加筆・誤記訂正あり

投稿 : 2023/05/16
閲覧 : 276
サンキュー:

15

ネタバレ

似非オタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

つまらないとは言わないが絶賛も出来ない

薦められて見ました。
タイトルもちょいちょい聞いていたので
ハードル上がってた部分は正直あります。

全体的な感想としては
〝いのちだいじに〟ではなく
〝いろいろやろうぜ〟な
アニメかなーと

千束やたきなをメインに見る事も出来るし
オジサン達の親目線で見る事も出来るし
真島の目線で見る事も出来ます。

よく言えば、
色々な目線で見れる、
今の時代に則した多様性ある作品。

悪く言えば、
その多様性を売り物に
良い物作りました!ってドヤ顔な感じが
見えてしまって私は冷めました。

具体的には男同士や女同士の絡み?だったり
孤児や移植、慈善事業のお話などを
少しだけ取り入れながら話が進む事。

いっそ、エージェントが活躍する
スパイものに振り切ったり
移植を受けた少女の生き様オンリーの方が
もっと高評価を得られたんじゃないかと思います。

昔、メインキャラクターが頭から喰いちぎられて
以降、一切出なかったアニメを見た際に
驚いて椅子から転げ落ちた事がありますw

そんな急展開を期待して見てたのですが…
途中から敵味方の線引きも曖昧な感じで…
(なんなら敵とダイハードについて語ったり
間接キスでジュースを分け合ったりとかw)

千束の映画の趣味は間違いないですねw
ターミネーター
ダイハード
コンエアー他
ちょいちょい入るパロディネタも
良かったです。
(都知事こそリコリスだよなぁ…排除いうてたしw)

キャラクターや絵は好きな部類だったので
安心して見れました。

主題歌は、ClariSなのに
あまりハマらなかったですね。

続きを作れる終わり方だったので
2作目があれば、そこに期待したいですね

投稿 : 2023/05/06
閲覧 : 207
サンキュー:

6

ネタバレ

Acacia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

むせる。

2023.05.04追記。どうしてもこの文章を付けたかったので

12話より
「君の為なんだ。何故わからない」
「違う。世界の為なんでしょ」
「同じことだ」

{netabare}表面的に観ると吉松の使命故の狂気に視えるが
「私にとっては君は世界と同義だ」
と愛情故の狂気とも解釈できるやりとりが大好き。{/netabare}

-------------------------------------------------------------
2023.02.24追記。ネタバレだらけです。

Blu-ray全巻購入完了。ファンブックや設定資料集にも
眼を通し、本編を通して再度観終えたので追記です。

他の方のレビューを読んでとても参考になり、
再視聴で試してみたのが、吉松の視点で物語を観てみる事。

千束側に感情移入した視聴者には、狂気を孕んだ演出と振る舞いで、千束に一方的に
望まぬ十字架を背負わせようとする狂人として
ヘイトを集めている様に見えますが、

関連書籍を読んで驚いた新事実。
1.{netabare}アラン機関が対象者に二度支援する事は禁じられている。{/netabare}
2.{netabare} 真島はアランに支援されるまで眼が視えていなかった。{/netabare}

特に重要なのが1で、吉松は千束の替えの心臓をアニメ1話が始まる前には
既に用意していた事が終盤で解ります。

愛娘の為に、禁じられた2度目の支援を…と思った矢先、
そもそも彼女が1回目の支援の時にアランと交わした契約(と、表現しときます)
「人を殺す才能」を守っておらず「人を助ける行動」をしている。

2度目の禁忌所か、1度目の支援すら問題を抱えていた。
千束の今後の運命は恐らく悪い方へと向かう事を吉松は悟ったのか、
1クールを通して、千束を救おう(人殺しをさせよう)と暗躍します。

吉松にしてみればショックだったと思います。
アランに「彼女は人を殺す才能がある」「DAに所属する彼女ならその才能で幾多の人助け(殺人)ができる」とすら上申して支援の許可を取り付けていたのかも知れません。

ここで吉松が犯した10年前の最大のミスは千束を視て「人を殺す才能」
と決めつけてしまった事。
冷血な事を書くと、人を殺すことで人が救われるケースもあると思います。
リコリスの仕事は治安維持の為の殺人ライセンスを持つ少女。正にそれです。

逆にアランに「圧倒的な眼で人を助ける才能がある」と上申したらどうなるか…?
「具体性がない」「人を助けるという曖昧な定義では支援の条件から逸脱している」
そんな返答が来ていたかも知れません。

吉松の行動を細かく追っていくと、狂ってはいるが、
娘を何としても生かしたい愛情と己の信念とで板挟みになった
悲しい父親である事が、ほんの一言の台詞、表情から汲み取れて
最終話付近でアニメーターの気合の入った彼のカットも、
狂った顔ではなく、娘を生かそうとする決意の慈しむ顔だと解った時、
吉松というキャラの奥深さを感じました。

リコリスリコイルのメインデッシュは美少女バディの美しさですが、
立場の違う人物の視点で物語を観ると、別の味が楽しめる
大変私好みの構成となっていました。

新作アニメーションの制作も決定し、まだまだ
楽しめさせてくれそうな本シリーズ。
甘々なのにこんな大人がむせる
ハードボイルドを内包している、お勧め作品です。







------------------------------------------------------------
仕事帰りの火曜日、ネトフリ配信日が楽しみな作品でした。

作品は命をテーマに
{netabare}薄命{/netabare}故か、夢見がちな勘で生きる天真爛漫な少女と
そんな少女と出会い生きる目的に葛藤する、合理的な少女(狂犬)。

快活に動き回る二人の姿は、娯楽として上質だったと思います。

自分は、ちょうどボトムズシリーズを観たばかりなんですが、
あの時代に跳弾を描いている事に驚きと共に、
本作は跳弾なんてなんのその、華奢な少女が巨漢をなぎ倒し、
ガンアクションとして拘る所は拘り、
嘘を吐く所は魅せで誤魔化す。
ファンタジーしてて、アニメらしいと思います。

口に運んだ瞬間、蕩ける極上な甘さにむせる。
口がほだされてくるとその甘味が快感になるスイーツの様な作品。
お勧めです。

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 397
サンキュー:

38

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うまく纏まっていて◎

飄々していて強い主人公大好き。

ストーリーも明るいわりにしっかり深さもあるという、飽きさせない内容になってる。
メインキャラも覚えやすく、何箇所か馴染みの場所の各キャラも分かりやすい。
ヘイトを向けるというかライバル対象も存在するしただ可愛いだけしゃ終わらない作りが良かった。

投稿 : 2023/05/03
閲覧 : 111
サンキュー:

8

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

B. ネタバレ注意 – JKの制服は迷彩服

A-1 Pictures制作のオリジナルアニメ 原案:アサウラ

JKの制服を着た少女達が日本の治安を守るため奮闘する話


<メモ>
多分、みなさんは千束とたきなのバディ物として楽しまれたと思いますが、
私はゲイカップルが迎えた娘の育て方で揉めた話と思って楽しみました

ミカにとって幼い頃から見守った千束はかえがえのない家族だろうし
18歳ぐらいまでしか生きられないのなら好きなように人生を過ごさせたいと思うのも当然
それに、かつて(今も?)愛した吉松を敬愛し吉松のようになりたいと願う千束に本当のことが言えない

一方の吉松はアラン機関から千束を守るために千束の才能に与えた使命(殺し屋)を履行させようと自分の命を差し出す
そんな2人の父に愛された娘の話だと感じました

最初、自信たっぷりな千束が好きになれなかったけど自分の余命を知っているから達観していると知ったら切なかった

スピンオフ希望します
1.制服を卒業したリコリス達
制服しばりのリコリスが活躍できるのは18歳ぐらいまでですよね
引退したらDAのオペレーターとかミズキのようなリコリスのサポートをするのかな
ミズキが結婚したいと言っていたけど戸籍をもらえるんだろうか?

2.喫茶リコリコに転属になった たきな
今まで真面目に任務に勤しんできたであろう たきな は一般常識や世間に疎い気がするんです
フキも自販機の使い方を知らなかったし、普通の生活に馴染んでいく過程を描いてほしい

3.ハッカー「ウォールナット」
久野さんの声と演技が好きなのでウォールナットとクルミの活躍がもっと見たい
クルミって何歳なんだろう 30歳超えてる?


<主要登場人物>
喫茶リコリコ
・錦木 千束(ちさと):安済知佳    
・井ノ上 たきな:若山詩音      命令違反のため喫茶リコリコに転属

・中原 ミズキ:小清水亜美      元DA情報部員 千束たちのサポート役
・ミカ:さかき孝輔          店長 元DAの訓練教官
・クルミ:久野美咲          ハッカー「ウォールナット」 喫茶リコリコに身を隠す

治安維持組織「DA」
・春川 フキ:河瀬茉希        たきなの元パートナー
・乙女 サクラ:小市眞琴       フキの現パートナー
・楠木:沢海陽子           DAの司令官


・吉松 シンジ:上田燿司       アラン機関(天才に無償の支援をしている)の一員 ミカの旧友

・真島:松岡禎丞           テロリスト アランチルドレン


<ストーリー>
治安が良く暮らしやすい日本
実は一般人の知らない所で公的秘密組織DA(Direct Attack)が犯罪を未然に防いだり事件を抹消したりして日本の治安を守っていた。
DAは孤児の女子を暗殺者「リコリス(DAの実働部隊員)」に育て、女子高生風の制服で市中を見守っていた。
(少年の実働部隊も有 名称はリリベル)

エージェントの錦木千束(ちさと)が所属する組織の支部「喫茶リコリコ」では
DAからの要請で出動するだけでなく、一般人からの依頼で人助けも請け負う。
「喫茶リコリコ」は千束の他に店長のミカとサポート役の中原ミズキの3人で運営していたが、井ノ上たきなが本部から転属されてくる。
たきな は銃の取引現場への潜入時に命令違反をしたという理由で転属になったが、実は銃1000丁の取引の摘発に失敗した責任を被せられたのだ。
さらに、アラン機関に命を狙われているクルミ(ハッカー「ウォールナット」)を喫茶リコリコで匿うことになる。

千束は洞察力で相手の射線と射撃タイミングを見抜く「天才」。
先天性心疾患で余命いくばくもなかったのだが人工心臓を移植し生かされている。
人工心臓を提供してくれたのは支援団体アラン機関の吉松シンジ。
アラン機関は才能ある子供を支援しているのだが、支援の変わりに使命を与えている。
千束に与えれらた使命は殺人だったが、「自分が助けられたように誰かを助けたい」と非殺傷弾を使用して
決して人を殺そうとしない千束は吉松の部下に人工心臓に過充電され余命2ヶ月(バッテリーの残量)となってしまう。

そのため喫茶リコリコを閉店し、メンバーも解散となる。
電波塔・延空木(えんくうぼく)の完成記念の日、テロを企てている戦争屋の真島を止めるため出動したDAから千束に合流指示が出る と同時に
千束の携帯に真島に拘束されている吉松の映像が届く。

DAを潰す目的でテロを起こしていた真島は、10年前に自身が起こした電波塔事件を制圧した当時7歳の少女が千束だと知り戦いを挑んできたのだ。
DAに同行していた たきな は千束の異変に気づき助けに向かう。

千束は真島を制圧できるのか?
激しい戦いに千束の心臓はもつのか?
たきなは千束を助けることができるのか?
真島が町中にバラまいた銃を見つけた一般人は使用してしまうのか?
街頭ビジョンにリコリスが映し出されたが存在がバレてしまうのか?


リコリスのランク
赤の制服:ファースト
紺の制服:セカンド
ベージュの制服:サード


22.10.10

投稿 : 2023/04/30
閲覧 : 158
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14

ネタバレ

Lai2tao8 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

過大評価

作画と声に全振りした作品。

めちゃくちゃ可愛いキャラデザであり、景色の描写や光の使い方も全編通してまるでアニメ映画のような丁寧さで描かれています。

声優さんもありがちなアニメ声ではなく、宮崎駿も小言を言わなそうなリアルに喋ってる感じを演出出来ています。

ただしそれ以外は非常にお粗末で過大評価と言わざるを得ないかと。

千束ちゃんの仕事に対する詰めの甘さとかもそうですが、リアル路線なのに細かいところがテキトーだと萎えるというか、「殺さないなりに足を実弾で撃てば?」とか思ってしまいます。

松岡禎丞がロケットランチャーの爆風でも無傷のツワモノだとわかっているのだから、あんな紐で確保するのではなく、全治3ヶ月くらいの怪我をさせておけばいいでしょうという(笑)

中途半端にするのではなく、リアルなのか作り話なのか、棲み分けをハッキリさせた方がよかったように思います。

キャラの性格や進行上の葛藤についても、特に感情移入できるわけでもなく、期待はずれでした。
各キャラのビジュアルが良いばっかりに、喋ると面白みのない量産型で好きになれず残念。

間接的に仲間を散々殺されているのだし、できれば心臓を与えた恩師をためらいながらも撃ち抜いて「今日から俺がビッグボスだ」くらい言ってほしかった。

総合すると、絵だけ見て「たきなちゃんかわえー」って言ってる方が満足度は高いかなぁと思いました。

投稿 : 2023/04/28
閲覧 : 376
サンキュー:

4

ネタバレ

りゅーな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

令和を感じる良アニメ

休日に一気見。

とにかくキャラ、作画、音楽、本当に素晴らしかった。
見れば分かるが、かなり制作にお金と時間をかけているか感じられる作品。

【良かった点】
なんと言っても千束とたきなの関係性。
序盤はDAに戻るためしか考えてなかったたきなが、中盤あたりから千束に心を開いていく展開が良すぎる、、((百合豚
特に4話の2人の会話シーンは泣きそうになったよ、うん。

千束のキャラが王道のポジティブキャラかと思っていたが、考えが一貫していて他者に惑わされないぶれない女の子でかなり惹かれた。

作画が神!引き込まれそうになる世界観もgood!
EDの入り方の安心感は異常w

【悪かった点】
序盤から中盤のストーリーは日常バトル系で面白かったけど、真島がリコリスの破滅を実行するあたりからストーリーのガバガバ感が否めず、少し残念だったね。

よくも悪くもアニオリ特有のテンポの良さで見やすかったかな。

終盤は真島の目的がいまいち分からなかったのと、吉松が結局ただの狂人で理由もなく千束を利用しようとする悪人であったのが微妙なところ。
千束が最後まで吉松の虚偽の救世主を信じて殺さなかったのも中途半端というかさ、結局ミカに殺されたしね。
もう少しキャラの過去回を増やして2クールでも良かったかも。



全体的に見やすくストーリーもわかりやすいので、自信をもってオススメできる良アニメでした!

投稿 : 2023/04/22
閲覧 : 145
サンキュー:

11

ネタバレ

甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

和装ってやっぱ…萌えね???

日本の秩序などを守るために銃を所持している少女たち「リコリス」の中でも特別な才能を持った少女「錦木千束」と、クールな黒髪少女「井ノ上たきな」、そしてそれらを取り巻く仲間たちとの物語。

なんだか公式あらすじはとんでもなく詐欺な気もしないでもないですがそこはいいとしましょうww

結論から申しますと面白かったです

物語はもちろんなんですが、声優さんたちの演技がとてもおもしろい作品かなと思いました
いい意味でアニメらしくないといいますか、リアルな少女たちの会話を聞いているかのようなリアリティを感じました

毎話毎話で進展や新しい発見、名言名シーンなどがあるので構成としても飽きることはまずないのではないでしょうか

キャラクターの可愛さももちろんですが風景の雰囲気も日本らしさを感じられます

千束とたきなの百合バディももちろん最高に良いです
ですがなんだかんだでクルミが可愛いです…
真島もなんだかんだ最低なキャラには見れませんでした

さかな~とかしか事前知識はなかったのですが、思った以上に想像とのギャップが有りましたww
かわいいだけじゃない、このアニメかっけぇんすよ…

自分の先を理解した人間は強いなやはり…

最高のアニメでした

続編、期待してます

ありがとうございました

投稿 : 2023/04/19
閲覧 : 99
サンキュー:

8

ネタバレ

Rye さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

かなりクオリティの高いオリジナルアニメ【少し前言撤回します。】

1話目からストーリー、作画全てにおいて掴みがよくここ最近の中では1話目から面白いと思った珍しいアニメでした!
世界観が良いし、キャラクターも魅力的でメイン2人はそれぞれ違った良さがあり、両方可愛いしガンアクションの時とのギャップもいいです!
個人的にはこのまま平穏に(鬱展開にならずに)進んでくれたらなと思います......。
あと、百合好きな人が見ても楽しめると思えるぐらい、ヒロイン2人の掛け合いが可愛らしくて癒されます!
3話が最高に尊くてこの先もっと楽しみになりました!



追記
えーっと、見終わりました。
久しぶりにリアルタイムで見て毎週楽しませてもらってました!
このアニメは結構設定がガバガバで、2人のヒロインに焦点を当ててそこに対して緻密に作られているので、その他の世界観の設定がガバガバなのが苦手な人は確かに酷評するのはわかる気がするレベルで結構ツッコミどころが満載です。
逆にこの2人に目がなく本当に盲目で、この二人の関係性がとにかく尊いと思える人にはとてもいい作品だと思います!(百合と言えるかどうかかなり微妙なラインですが、公式が断言していないだけでかなり匂わせています。)
オリジナルアニメで、このまとまり方はオリジナルアニメの中ではかなり完成度は良い方なのではないかなと感じました。
この作品は確かに夏クールでトップクラスに良かったとは思うのですが、この作品が好きな自分が見ても、あまりに過大評価されすぎな気がしますし、何かにつけて、秋クールのアニメやその他の作品に対してもすぐに「リコリコみたい!」みたいな無理やりリコリコと関連付けさせるような発言をしてる1部の人を見るのはかなり不快なので、アンチの人がやたらとリコリコを叩いたり、リコリコファンが叩かれるのはここなのかなと思いますね。

投稿 : 2023/04/19
閲覧 : 253
サンキュー:

13

ネタバレ

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エンタメというカーテンに差し込む光はなんぞ?

【First】

 面白い!! え?! 面白いんですけど!? 1~2話での想像よりも、濃厚でした。ストーリーがキャラの肉付きを良くしていて、ただのキャラものじゃなかったっていうね!
 しかし、リアルタイムでは2話以降見るのを止めていた作品ですた(反省)。
 理由はなんというかこういうの好きでしょ? って作られていて記号的なキャラに見えちゃったからっていうのと、好きだよチクショーってなもんでハードルを馬鹿みたいに上げていたことと、忙しい時期でして他の作品だって倍速で観て問題なさそうな1~2作品位を流し見するくらいだったので、一見してみると猫じゃらしを振ったようなキャラものでその上SFなんですよ。可愛いを愛でる余裕はあっても頭使う余裕がなくって…と言い訳しておきます。
 本当に3話目…良かったんですよね。リアルタイムであそこまで見ていたらその時完走していたと思いますね。
 Twitterで『メタルギア』の小島監督がリコリス推していてやっぱり観ないととか思ってもいたんですが…ちょっと忘れてましてね。キャッチしている人たちのレビューが上がっていたんで読む前に見ようってんで今回最後まで観ましたよ。
 リコリスによって放たれた物語のリコイルで私はやられました。

【Staff】
 
 原案             アサウラ 
 監督/シリーズ構成      足立慎吾
 キャラクターデザイン     いみぎむる
 リコリス制服原案       尾内貴美香
 声優             安済知佳

 原案は『ベン・トー』を書いたアサウラさん。
 監督には、足立慎吾さんで作画畑の方で『WORKING!!』『SAO』『映画大好きポンポさん』などでキャラクターデザインや総作監を担当していました。今作は何と言っても女の子のキャラがきゃわいいので、監督の力量が出ていますね。今作のキャラクターデザインはやってはいるけれど、実質原案を作った感じなんじゃないっすかね? 結構修正入ってるんだろうなって勝手に思っています。いみぎむるさんの作りそうなキャラ造形だけど、設定起せる…かな? (個人の感想です)。とはいえ絵の魅力は画力だけじゃないので、生み出してくれたことに感謝です。
 また、制服原案が尾内さん、こちらは乃木坂46のアイドル衣装を手掛けたかたらしいです(wiki参照)。今作の魅力の1つが彼女たちの衣装でざいんですね。私服はいみぎむるさんっぽいっすね。イラストレーターっぽい可愛いデザインでメッチャ好きです。
 シリーズ構成も監督がやっていますね。まぁ良くある事ではありますが作画畑の割りにというと失礼に聞こえますが…以外に厚みのある物語だったように思えますし、最初落として徐々にビルドアップしていく展開は12話で世界観から見せるにはいい方法だったように思えますね。
 声優さんからは千束役を担当した安済知佳さん。こんなに普通な演技ができていたっけ? ってな位です。それが逆に不自然に聞こえちゃうっていう人もいそうな感じですね。
 この場合普通っていうのは自然な感じと言い換える事も出来ますがニアリーイコールで、普通にいそうって意味です。もちろん作られたキャラなので、型になっているセリフなので、普通はないような会話でも普通に聞こえるっていう意味で今回は本当にハマっていますね。この子なしにはこの作品はここまで多くの人が惹きつけられる作品にはならなかったかもと思っちゃいます。

【Review】

 今作はSFでポリティカルフィクションでもあります。
 ってもあんまり政治の話は主題にはなっていないので、あくまでも舞台装置としてのものですね。
 どこがって話ですが、彼女らの所属するD.A(direct attack)ってのが日本政府ができるよりも以前からあって、国民の平和を守る為ならば、犯罪をしても良いというのが秘匿されながらも脈々と続いているという舞台です。
 近いものに『虐殺器官』自国テロから守る為ならば、他国での内戦してもらった方が良いという考え。これにより、私たちはAmazonで映画やアニメを見ながら、ウーバーイーツでマックを頼むっていう平和を享受することができる。平和の為ならば、殺人だって厭わない。
 これは作中の敵である真島が指摘したマキャベリズムって思想。
 また、他のレビューでチラホラ観たのですが、『PSYCHO-PASS』のシビュラシステムのような監視社会っていう…確かにと思うけれど、むしろ私には『マイノリティーリポート』だ。事前に犯罪を予知することができるシステム。シビュラシステムは犯罪する可能性のある人を片っ端から捕えたり殺したりするので、人道的にかなりヤバい。そしてこれもマキャベリズムって思想の果てだろう。
 これは今作のD.A本部にあるAIの【ラジアータ】がまさにそれではないかという事でしょう。厳密にいえば、シビュラシステムとこれは今のところ若干の違いがある。
 シビュラシステムの発想の何が怖いのか…いや気持ち悪いと直感するのかって問題を考えた時にそれは一つの嘘によるもの。
 つまり、機会の合理的判断だと考えられていたものが、実は潜在犯による集合知の随意によるものだったからだろうと思います(本当にこれ悪魔的でメッチャ好き)。
 で、凄いのは【ラジアータ】の精度だろう。事前に事件が分かるし外れないし、証拠を押さえる前に殺しているように見える。
 ここがねーそんな雑な運用して良いんか? ってなっちゃう部分ですよね。テロ行為したらその場で処刑も止む無しって公表された方がテロ減るんじゃ…とかややもすれば、そう考えちゃいますね。さてはてリアリティラインはどこでしょうか。
 いやいや、それよりもキャラを見ましょう。そして肉付けされたストーリーを見ましょう。
 とはいえ、この舞台装置があるから真島ってキャラがいて、吉松がいる。
 
 敵は悪か問題。
 敵は悪じゃない、別の正義だ。使われまくってもはやこれを軸に敵キャラを配置する傾向にありますね。
{netabare}
 千束「本当の悪はやっぱ映画の中だけ」
 真島「だから映画は面白いんだろう?」
{/netabare}
 真島ってキャラはこのリコリス達に対する反動(リコイル)として配置させられた記号的な存在だと思われます。
 アランは才能のある【人間の生き方を決める】機関で、それは世の中の為にっていう免罪符が付いています。じゃあその為ならば、人を殺す才能がある人に人殺しをさせるのは良いのかって話。
 この呪縛(リコイル)にかかるのが図らずも吉松さん…。
 実は作中で一番悲しい人かもしれないと思っています。死んだ…と思われるのも唯一かなって。見落としていて、実は生きてたりしない?
 彼については、このサイトでレビューを書いている【素塔】さんが演出意図を指摘していて、なるほどと感嘆してしまったので、ご一読を是非に。
 なんとなくはアラン機関を敵視してしまう流れになっているのは何故だろう。
 吉松(アラン機関)は最初千束の才能が【人を殺す才能】が目的で心臓を捧げた。そういう意味では生みの親といえるかもしれないですね。しかし
 実際にはそうはならなかった。なぜなら、吉松自身が救世主を名乗り、皮肉なことに助けられた事で千束が同じく救世主になろうとし、人を殺す銃を救うための銃として受け取ってしまったからですね。そして、育ての親であるミカは千束自身に使命を決めさせたから…。
 大人は簡単に行く道を変えられない。千束を本当の娘のように思ったのであれば、その命を救う事を願うはず。
 憶測ですが、きっと千束が人を殺せるという事を証明できないと、千束を殺さなければいけなかったのではないでしょうか。図らずも露呈してしまったのが暗殺者ジンを殺さなかった場面ですね。
 アラン機関から千束疑われて、確認する目的もあったのではないかと思います。
 殺せないと知ってからの吉松の葛藤は演出にはありますが、抑えられている印象。見せすぎない、語らせすぎない事によりその意志がより強く見えるからなのかもしれないですね。
 真島は千束に殺されるために吉松が用意した駒で、それも殺さないってなったら最終的に自分を殺すように言う。
 【愛する千束、私を殺してくれ】自分の眉間に千束の持つ銃を押し付けた時はこんな言葉を言いたかったのかもしれない。
 さらに、自分が殺されなかった場合、愛するミカに自分を殺させるっていう選択をしなければならなかった。
 ミカは吉松の望みも考えている事も分かっていた。だから…。
 こんなん泣くわ。

 分かりますかね。たきなの空気感。
 あれ? この子物語の中に居ない…。
 その代わりかなり重要な役回りを担っています。それは時間稼ぎですね。起承転結ってあるかと思いますが、起承までは基本彼女の成長物語風に話が進行していきます。どちらかといえば、カップリング成立までかもしれませんが(笑)
 監督は当初から暗い話にはしたくなかったみたいな事をインタビューで語っているそうです。なので、千束は明るいキャラでそれに付き合う対照的なキャラが必要だったと。要するにここで記号的なキャラが主役なのかと勘違いし当初キャラものと切り捨てちゃった自分としての読み違いが発生してしまった訳ですね。
 リコリスは皆、孤児で英才教育という名の洗脳により、人殺しをする事を何とも思わないっていうのがまずある。
 これも【人間の生き方を決める】D.Aという組織でそこから離れ、千束という自由な生き方をしている人に出会って放たれた。その反動により百合に目覚めるのであった。いや、ふざけてるわけではなくてですな。
 この後つまり3話目から彼女の行動原理はD.Aに戻りたいってものよりも千束の命を救いたい。その為ならば…。っていう動機までもっていくんです。これを自然に受け入れるに至るわけです。

 まぁもしかしたら、マンガやら小説やらも発売されているようなので、新情報などもあるかもしれないですが、読むかどうかはまだ決めかねていますね。これで結構満足した感じなので。

 さて、作画です!
 正直言って良いですよね。
 だけど、正確に言えば、ガンアクションがカッコいいってこと。動きが崩れていないとかレイアウトが良いとかっていうのもありますが、ここら辺は安心して見れるレベルの良さだと思います。
 スゴイと感嘆できる点はガンアクションとしゃべりの作画ですね。バストアップ以上の作画ではほぼ乱れもなく口パクのみで止めとかほとんどなくて、姿勢や顔の向きなどが動くんですよね。
 だからキャラがイキイキとしていてそれぞれ魅力的に映るんですね。大変だったと思いますがナイスなお仕事です。
 ガンアクションはなんていうか、そうやって動くのか! っていう斬新さと納得感があって良いです。
 弾丸を交わすってマトリックスじゃないんだからって
 レイアウトは良かったですね。変なところがあると気になってストーリーに集中できないこともあるので、安心してというか集中して観ることができました。
 とはいえ、直しきれなかったんだろうなぁっていう小さいキャラとかもあったりはしましたし、もっといい作画のアニメもあるので、最高だったとはあえて言いません。
 しっかし、キャラ可愛いっすよね。


【  .】


 今更って感じでしたが見てみて本当に良かったです。
 これもキャッチさせてもらっている方々のレビューのおかけです。

 Febriってサイトで制作関係者のインタビュー記事が載っていますので、もしよければ深堀してみてはいかかでしょうか。
 私もまだ全部読んだわけではないのでこれから読もうと思います。
 レビューするなら記事位全部読んでからにしやがれと怒られそうです。なので、もしインタビュー記事読んで更新したくなったら更新するかもしれんです。
 ビジュアル的にたきなにloveなので、今回のレビューはちょっと書いていて自傷した部分もありつつって感じですw
 レビューには特筆していませんでしたが、音楽を担当した睦月周平さんはスパイ・ファミリーも担当していたそうです。
 あれ?製作期間被っていないか? と思いつつもしかしたらこの作品製作期間結構長かったのかななんて思っちゃいますね。
 んで、この方の作品の中で『灰と幻想のグリムガル』のEDの作曲/編曲をしているって(wiki参照)。
 『灰と幻想のグリムガル』2期待ってます!

 リコリコは第2シーズンが決定しているらしいので、円盤売れるのは正義らしい。

 まさかまだ観てない人はいないと思いますが、もしいたらご視聴をおススメします。


追記~
 書き忘れていたことがあったので追記になります~。

 まぁネタの1つでして別にだからと言ってこの作品の理解度が増すみたいなことは無いと思うんですが、各話数のタイトルが曲名になっているように思えます。気づいたのは『timi will tell』宇多田ヒカルさんのなかで一番好きな曲なので、ん? と思って各話数検索してみたら色々とヒットしましたね。最近同じく曲名を話数のタイトルにしている作品の『Buddy Daddies』でも『Nothing seek, nothing find』ってタイトル使われているんですよね。
 しかし、一部はヒットしなかったりで、さてはてタイトルに何か仕掛けがあるのかしらなんて思ってもそういったパズルゲーム的な推理は全然得意としている所ではないので、知っている人いたら教えてもらえると大変うれしんぼです。

 では、よしなに。

投稿 : 2023/04/17
閲覧 : 165
サンキュー:

9

ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「これが令和のノリか・・・」byクワトロ・バジーナ

なーんてセリフを思い出した訳です。

正しくは、ご存じのとおりかと思いますが、カミーユにぶん殴られてシャアが呟いた「これが若さか・・・」のオマージュですw。


この作品はいろいろと話題になっていたので、楽しみにしていた作品でした。
放送期間別ランキングでも上位にいましたし、他のレビュワーさんのレビューやネット記事にも話題になっていたのを散見しました。
つい先日は、アニメの聖地巡礼の雑誌(ムック?)の表紙になっていたのも目撃をしました。


で、早速の総評なのですが、おもしろかったですね。
辛口のレビュワーさんのご意見なども見させていただいたのですが、なるほどなるほどと思う点もありながら、私個人としては、とっても面白かった部類の作品となります。

ある意味アニメらしい「女子高生ルックな少女たちが銃器をぶっ放し、キレのあるアクションを披露し、喫茶店を運営する」的な非現実感を受け入れることが出来るタイプの方は楽しめるのではないかなぁ、と推察しました。
逆に「そんな女子高生いねぇよ、とかあの銃を片手で撃てるわけねえじゃん」ってタイプの方は無理かもです。

今回、視聴している最中には、いろいろな作品が思い浮かびました。
そうですねぇ、攻殻機動隊やPSYCHO-PASSシリーズ、パトレイバーなんかもかな。これはリアルな現代を舞台にしている事や、対テロリスト的なエピソード、事件解決などの共通点からですかねぇ。
もちろん、持っている雰囲気は全然違うのですけどね。

そして、バディものとしての受け止めもありそうな今作ですが、そんな中でも私の頭に浮かんだものは「ダーティぺ・・・」fdskぁsfdp@「w><;「ら、、ら、ラブリー・エンゼル」です。

さて、冗談はさておきw「ダーティペア」ですね。
私の言うところのダーティペアはいわゆる1985年に放送された初期のものなのですが、この当時やっぱりちょっと衝撃的だったんですよねぇ。
女性2人のペアもので、キャラがメチャクチャに立っており、ハチャメチャな「ノリ」で面白かったです。
ビジュアル面も当時としてはなかなかでしたしね。
やれユリ派だのケイ派だのと言うお話もアニメ雑誌なんかではあった気がしています。
WWWAに所属するトラコン(トラブルコンサルタント)っていう立場も、何となくこのリコリス~に近い感じしませんかw?

女性2人のバディものというのも珍しかったですし、なんかですね軽妙な会話や2人の関係性を象徴するような口調、ケンカや嫌味でさえちょっとイイ感じ、新しい感じだったんですよ。
それこそ大袈裟ですが時代の「ノリ」が変わっていく気がしたんですよ。
今振り返ってみれば、絶対に80年代中盤の雰囲気をもっている作品だったと断言できるのです。

そこで、レビュータイトルです。
ま、ちょっと大げさですが、千束とたきなをはじめとするキャラクタの軽妙な会話に「新しいノリ」を感じた気がしたので、そう書かせていただきました。
時代が変わるってのは大げさかもしれませんが、この作品はいろいろな部分に独特のスピード感やテンポ、それこそ「ノリ」を感じませんでしたか?
令和を象徴するとは言いませんが、なんかちょっと風変わりな匂いがする感って無いですかね?

私は千束が踊るように弾幕を交わす様にそれを感じましたし、OP/EDのキャッチーな楽曲、バックの絵にもそれを感じましたし、なんなら作品全体にその雰囲気がきれいにコーティングされていたように感じました。


と昔話を交えた自論はここまでとしましょうw。


物語は面白かったですね。
若干、甘いところや粗いところは感じましたが、今作を観た上で、今後さばいていって欲しい ⇒ 続編を見たいという要素を残しています。
私的には、思想なのか宗教なのか判りませんが「アラン機関」っていうヤバそうな組織との今後がすごく気になっています。
「正義の反対、対立軸は別の正義」っていう哲学的なところまで行きそうな気配がちょっと興味をそそられます。
あー、あえて気になったところを言うと、今作の終盤バトルは少しだけバタバタして雑味がありましたかねぇ。
最終盤のハワイ落ちなんかは、チャランポラン具合がダーティペアっぽくて良かったですかね(ケイとユリもバカンス大好き派だったしなぁ・・・)。


作画はきれいで好きでしたね。
気になる点があると書かれていた方もおられましたが、私自身は全くと言っていいほど気にならなかったです。
モノサシの差でしょうかね。


声優さんは、正直最初は千束のしゃべり口調は違和感を感じていたのですが、観ていくうちにうまい事しゃべるなぁ・・・と関心をしてしまいました。
確かに、あれは「合わない」って方もおられる気はしますが、あの独特な雰囲気はなかなか出せないモノなんじゃないかと思いました。
その他の声優さんたちもキレイに世界観を維持されていたと思いました。

音楽は先にも述べましたが、独特のキャッチーな雰囲気をもっていてよかったと思いました。
作品に寄り添うというより、キャラクタイメージに寄り添っていた感はありましたが、全然悪くないと思いました。
逆に一体感、統一感が出ていて私は好きでしたね。
キャラの立った作品世界に合っていたと思います。

キャラは喫茶店組の女子4人とも気に入っていました。
せっかくなので、ランキングをつけてみましょうwえ!?

お気に入り
1位:実はクルミw
2位:実はミズキw
3位:千束
4位:たきな

実際、3位と4位は同率くらいかなぁ。

どうでもいいですかwそーですか。



私的には、雰囲気、ノリ、作品自体もとても面白く視聴できました。
次回作があるといいなぁ、と期待をしたい作品です。

機会がありましたら、ぜひご覧くださいませ。





さてと、ところで・・・


私はケイ派でした・・・どーでもいいですかwスミマセンw。

投稿 : 2023/04/16
閲覧 : 281
サンキュー:

37

しょへ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良質な萌えアニメ

見てよかったです。

ただし、終盤はシナリオと設定のガバガバさが露呈しはじめるのが、難点。
が、最後までキャラの魅力、心地いいテンポ感、演出で突っ切ってくれます。

面白いというより、楽しいアニメ。
そんな印象を受けました。

投稿 : 2023/04/10
閲覧 : 114
サンキュー:

4

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

弾をよけちゃうやつ

弾が当たらない人,結構好きなのと,誰も知らないところで...みたいな設定も好きなので,楽しめました.
1クールでラスボス一人と,コンパクトにまとまっていたのもよかったと思います.
ラスボスは生き残ったみたいだし,アラン機関とかいう組織のこともあるし,続編がもしあるなら,また是非みてみたいと思います.

投稿 : 2023/04/09
閲覧 : 99
サンキュー:

5

かなめかな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

序盤のアクションシーンは良かった。

U-NEXTにて。
あにこれ利用初回レビュー。
序盤のガンアクションシーンの出来の良さは素晴らしかった。独特なハンドガンの持ち方もカッコよかったし美少女ものってだけの作品ではないのかなって思って続けて見たけど、、、ピークは序盤のアクションだけだった。
中盤からは銃の持ち方も普通になってくるしアクションシーンも普通の作画なっている、魅力的でない敵キャラをやたら引っ張ってストーリーが間延びしている印象。設定をもっとシンプルにしてわかりやすい美少女ガンアクションものにしたほうが良かったのでは。

投稿 : 2023/04/03
閲覧 : 98
サンキュー:

3

ネタバレ

アジオフライ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「良いアニメ」ではないが「楽しいアニメ」

{netabare} 脚本は決して良い出来ではないですね.SF作品として観ると,そもそもの舞台設定の不明瞭さが目立ちます.その一方で,登場人物の心情描写に関する演出は神がかっていて,奇跡的なバランスでエンターテインメントとして大成した作品だったと思います.「良いアニメ」ではないけれど,とても「楽しいアニメ」でした.ただ後続作品は,こういう作りを追随しない方が良いでしょうね.

・舞台
{netabare} この作品の舞台は,表向きこそ世界随一の平和大国として名を馳せていた一方,犯罪者検知AI「ラジアータ」を使用する秘密組織「DA」によって,孤児の少女「リコリス」による重大犯罪者の超法規的な射殺が,秘密裏に行われている架空の日本となります.端的に説明するならば,『PSYCHO-PASS』の世界観をベースにした『GUNSLINGER GIRL』といった趣でしょうか.ただ元ネタと比べると,この設定の詰めは少々甘いように思います.そもそもラジアータの動作基準が不明瞭極まりないですし,SNSが頻出するような世界観で秘密裏の暗殺が成立するとも思えません.そして何より,治安維持のためとはいえ,孤児の少女を使った殺人が行われている点への悲壮感が全く触れられません.この作品が全編通して,結構明るい雰囲気の作風となっているのも相まって,相当不気味で強い違和感を感じました.{/netabare}

・心情描写
{netabare} 一方この作品は,主人公・錦木千束とその相棒・井ノ上たきなの心情変化が,明快かつ簡潔に描写されている点は特筆すべきだと思います.例えば3話では,DAを追われて居場所を失ったと感じたたきなが,自分の居場所として彼女を受け止めた千束に心を許す流れが,明快に示されています.そのため,千束とたきなの物語としてエンターテインメント的に割り切ってしまえば,舞台設定が詰められていない欠点もある程度許容できるかと思います.そもそもこの作品が明るい作風になったのも,『GUNSLINGER GIRL』という前例との差別化を図ったものです.ガンアクションを取り扱った萌えアニメとして新境地を開いたという意味では,その選択はエンタメ的には間違いではなかったのではないでしょうか.
 また,映像表現には強いこだわりを感じました.作画自体はよく観ると粗い作りでしたが,アクションシーンの動きに臨場感があふれているのみならず,日常生活の何気ない所作も丁寧に描く「静」の表現の妙も感じられました.{/netabare}

・人工心臓
{netabare} 中盤,千束が人殺しの才能を機関に認められた「アランチルドレン」として,虚弱だった心臓を人工のものにすることで生き永らえていたことが判明します.まるでゼロ年代の泣きゲーを彷彿とさせる展開ですが,押しつけがましさを感じないのは,登場人物が安易に涙を流さないからでしょう.また,犯罪者殺しを使命とされているDAに属しながら,敵味方問わず命を救おうとする彼女のキャラクターが,この「人工心臓」という設定を中心としているため,彼女の心情は大変分かりやすくなっています.そしてそんな千束のために行動を始めるたきなにも,感情移入しやすい構造となっているわけです.
 一方,その動きを阻もうとするキャラクターも登場します.アラン機関のエージェント・吉松シンジです.彼は世界の利益のため,千束の高い運動能力を殺しに使うよう画策します.その手段はかなり強引で,彼女の人工心臓を破損させるのみならず,代替機を自分の身体に埋め込んで,自身を殺して奪わせようとします.この作品は,登場人物が自らの主義や正義に基づいて行動しているので見通しやすく,その結論にいたるまでの感情の発露は心に訴えてくるものがあります.{/netabare}

・真島
{netabare} もう一人,この作品には千束たちに敵対するキャラクターがいます.真島と呼ばれるテロリストは,DAによって秘密裏に犯罪者が処刑され,人々が見せかけの平和と安全を享受している日本に疑問を投げかけます.そんな彼がとったのは,腕利きの若手ハッカー・ロボ太と共謀しての電波塔「延空木」ジャックと,東京中にバラまいた千丁の拳銃による民衆パニックの誘発でした.まさに『PSYCHO-PASS』の槙島聖護のようなキャラクターですね.
 しかし途中で,彼の目的は「千束との決着」になってしまいます.正直,拍子抜けでした.真島は,この作品に不可欠なキャラクターではなかったでしょう.そもそもこの作品は,キャラクターの心情描写の演出に長けている一方,SF作品としては舞台設定が脆弱だったため,作品世界の在りように疑問を投げかけるキャラクターが成立しにくいと思います.しかも作中には,既にDA(楠木)にアラン機関(吉松)にと,千束とたきなの対立軸が既に2つもある状況ですから,全13話の作品に組み込むには蛇足だったのではないでしょうか.結局物語は,真島との決着をちゃんとつけないまま,ある意味色々な要素を「投げた」形で幕を下ろしてしまいます.放送中後でかなりの人気を集めた作品ですし,私自身も非常に楽しめた作品ではありますが,突き詰めると脚本の粗が際立つ以上「良い作品」とは言えないのかな,と思います.{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2023/03/27
閲覧 : 224
サンキュー:

11

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

わたしはやりたいこと最・優・先♪

 全13話。

 忙しくてアニメ見る気おきねっーってときでも毎週ワクワクしながら見てたし、最後まで楽しめた。とてもいいアニメでした。

 とてもいいバディもの。感情の起伏に乏しく常に合理的であろうとしたたきな。そして常に明るく前向き、ハッチャケてる千束。
 回を追うごとに笑顔を見せていくたきなかわいいし、また回を追うごとに切なさを見せる千束もまたいいんだよな~この二人は最高のパートナーでしたね。

 そして、毎度何かしらの記憶に残るシーンが多い。たきなのパンツ、う○こパフェ、狂犬たきな、、、とか(あれ、たきなばっかり)。制作陣、オタクの好きな要素わかってるなって毎回思いました。

 外せないのは、やはり真島でしょう。最初はかませかと思ったけど、だんだん魅力が見えてきて、千束やたきなに劣らぬ魅力を見せてくれました。
 終盤、リコリスたちを世間に晒すことをしてましたけど、あれは彼なりの優しさだったりするんですかね。世間の誰にも認知されず、人知れず死ぬリコリスの存在を世間に認知してほしかったっていう風に僕は感じました。

 世界観はガンスリ、パトレイバーあたりが下地になってそうですね(ガンスリはまだ1話しか見てないのでいつか見たい)。銃や車など拘っているところも多く、世界観も見応えありました。

 ラストはキレイに終わりましたが、やろうと思えば2期もできそう。クルミの過去、リリベルたちなど、掘り下げられる要素あるので人気次第続編やりそうでしたね。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 331
サンキュー:

58

みか さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悲報。リコリコ、工作員に為すすべなし

ひどい。
中華系工作員と思われる人物にめちゃくちゃ点数下げられてるし...

よくこんな恥ずかしい真似できるな、はー信じられないわ。

ジャイアンだよ、スーパージャイアン。

これを放置しておく運営側も問題ありだけどね。

かぐや様は首位から陥落してるし、ウルトラロマンティックは0.4点も下げられ、周りの迷惑お構い無し。どうかしてるね。

かわいそうだから5.0点付けとくわ。

投稿 : 2023/03/21
閲覧 : 177
サンキュー:

5

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リコリス・リコイルのストーリー・あらすじ

東京の下町にある和カフェ「リコリコ」 。 カフェが受ける注文は、おいしいコーヒーにあま~いスイーツ……だけじゃない!? ちょっとそこまでのお届け物から心細い夜道の送り迎え、ゾンビ退治から巨大怪獣…!? なんでもお悩み、相談ください! お客さまの「困った」をなんでも解決しちゃいます! 皆さまをお待ちするのは、いつもスマイル看板娘と、クールで真面目なド新人。働きたくないちびっ子に、結婚を焦るアラサー女子? そして店長は、日本かぶれのナイスガァイ!! どんなご注文(オーダー)も、おまかせあれ♪ (TVアニメ動画『リコリス・リコイル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年夏アニメ

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