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「リコリス・リコイル(TVアニメ動画)」

総合得点
87.0
感想・評価
1026
棚に入れた
2864
ランキング
174
★★★★☆ 4.0 (1026)
物語
3.7
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.0

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リコリス・リコイルの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

みーは さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

性別問わず楽しめる

おすすめしていただいて観ました。
カフェリコリコとバトルの緊迫感のギャップが大きくて、
可愛い千束とたきなが銃を持っているときの仕事モードもかっこよかったです。
最終話での真島との会話シーンが印象に残りました。
ずっと緊張を保ったままエンドまで迎えたところが、
作品の雰囲気を完成させていたと思いました。
ラストでは、和やかなところも観られて、
あんな仲間関係素敵だなと思い、癒されました。

投稿 : 2024/11/19
閲覧 : 27
サンキュー:

1

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい

開始5分で面白い確定
墨田区近辺だからテンションあがった
ちさととたきなのデートパート萌えた
クルミもかわいい!!ましまと謎に交友深めるシーンもツボだった

投稿 : 2024/10/25
閲覧 : 16
サンキュー:

0

ネタバレ

YOU0824 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

冗談は顔だけにしろよ、酔っぱらい

ずっと観たくてブックマークしていたが
なんだかんだ優先順位があって、
観る機会を作れないでいた。
シングルタスクを志しているから、
興味の範囲を無闇拡げないよう注意していたが、
アニメって魅力的な作品が多すぎる。
誘惑に負け続けている楽しさったらない。

現在の立ち位置は、
今期最高の『フリーレン』に満足し、
『呪術』も取り合えず人並みに観ておいて、
京アニの『日常』は観たけど
『小林さんちのドラゴン』はまだで、
『女子高生の無駄づかい』に感嘆して
『あそびあい』は途中、
『現代思想』誌で高橋幸が『ソードアート』
を絶賛していたから、観てみたら
やっぱり面白くて、
ついでに『コッペリオン』に手を出したが
『シャングリ・ア』も観てみたい。
そいでもって『リコリコ』に辿り着く。

「意味不明なところが私は好き」
「だから意味不明なことしてるんですね」

そしてやっぱり『リコリコ』も期待を裏切らない。

「冗談は顔だけにしろよ、酔っぱらい」

リコリスは「彼岸花」、リコイルは「跳ね返り」ってこと。

投稿 : 2024/08/26
閲覧 : 77
サンキュー:

1

ネタバレ

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

シナリオは荒唐無稽、キャラの可愛さで全部誤魔化している薄っぺらな駄作、おすすめ度★★☆☆☆

さかなー チンアナゴ〜

A-1のオリジナルアニメで、スタッフにSAOの関係者と豪華なクリエイター布陣による2人の少女のガンアクション日常ドラマ、しかし肝心の内容はガバガバすぎて、コアなガンアクションを求める層はおろか普通に見てても違和感のある描写が多い。それでも人気が出たのはひとえに千束とたきなのキャラ描写やガバを覆す勢いがあってのものだろうが…しかし今みると騒がれるほどの面白さはないように思える。

確かに千束、たきなのメインキャラ2人組は可愛かったと思う。2人のやり取りがとても可愛らしく、根底の部分はシリアスめで、千束の人工心臓の設定やたきなの良きパートナーとしての描写がきちんと描かれており、そこについては素直に評価する。逆に言うと味方サイドはこの2人にしか魅力を出し切れていない感じ。敵も微妙だし謎に人気のある真島も松岡禎丞の演技ありきで、キャラとしてはそこまでな印象。

DAやら千束の銃弾確定回避設定など、キャラの設定や根本の世界観については指摘の声も多く、批判の槍玉に挙げられている。千束のドアは貫くけど人の頭は貫かない銃弾、たきなのご都合射撃精度ジェバンニ並のハッカー、舐めプゾンビ真島など「なんでや!」と突っ込みたくなるところがいっぱいいっぱい裕一郎…(ダディー並感)

もちろんシナリオ面でもアクション優先で銃を街中でブッパしたり(ちゃんとサイレンサー付けてるんだよな?)ガバガバセキュリティや隠蔽重ねで適当に誤魔化したりなど、話の整合性ガン無視で勢いに任せた雑展開でとりあえず解決しました的に畳んでといった内容。死人出てるのにドッキリでした?舐めてんのか?

そういうとこの粗雑さは細かいことはいいんだよ!的な理論でやってるのだろうか。それが通用するのは中島かずき脚本レベルの熱血系な勢い満載のシナリオくらいのものだし、普通のアニメなら勢いで殺しきれず雑さが浮き彫りになってマイナスになる。しかもこのアニメはよりによって萌え要素はあっても大枠はスタイリッシュ系なので、その手法はかえって悪手なのでは?

モブのリコリスのデザインをわざとブサイクに描いたのはメインヒロイン2人組を立たせるためと言えば聞こえはいいが、ぶっちゃけ元よりこの作品メインヒロイン2人以外に魅力あるキャラが見た感じいないので、あんまり意味を成していない。昔のラ〇ライブのスクフェスは外部の学校の子も結構凝ったデザインで描いてるのに…(後にモブライブの子は虹ヶ咲で拾われただけ余計本作での描き方の悪さが気になる。)

作画やちさたきの可愛さに免じて評価は最悪は勘弁してやるが、ぶっちゃけ面白くないし不愉快。賛否両論あるのはもちろんそうだけど、見ていて面白いかきついかで言えばぶっちゃけきつさの方が勝る。キャラの可愛さで誤魔化せると思うなよ?

投稿 : 2024/07/30
閲覧 : 126
サンキュー:

2

ネタバレ

イチゴン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメオリジナルの最高作品!!!

アニメオリジナルですが、とても楽しめる作品です。
第1話から、分かりやすい導入。不殺の主人公。

可愛くて、魅力的な二人のヒロイン。勢いよく進むストーリー。最高です。

男の子リコリスや真島との対決など、2期は楽しみしかないです

投稿 : 2024/06/09
閲覧 : 182
サンキュー:

4

ネタバレ

インキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

男子が好きなものを詰め込んで成功している作品

相手の筋肉の動きを見切って弾道を避けるなんて厨二設定もここまでスタイリッシュに映像化されると素直にカッコいいと感じてしまう。美少女同士の百合を連想させる絡みも良い。そんなものを見せられたら、健全な男子としてはアソコ(心)が熱くなってしまう。声優さんの演技もキャラビジュアルに合っている。話はそんなに深くはないけど、最低限のラインは超えている。

投稿 : 2024/05/12
閲覧 : 98
サンキュー:

2

ネタバレ

アニき さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

なんだこれは。

言わずと知れた
「ガンスリンガーガール」の焼き直し作品。
イタリアという国内の争いが絶えない場所ではない場所の話を
無理に日本に落とし込んだせいで
導入で「テロの横行する日本」というよくわからない世界が
設定され、押し切られるところから物語が始まる。

頭から「?」である。
全ては設定が先にあり、それを語るための世界が構築されていて
悪い方向に「ご都合主義」の権化な設定だ。
オールドアニメファンにはこういうノリはついていけないだろう。

3話までは評価できる。
職務に忠実なつもりだったのに、
自分なりの正義を組織に否定されて、自分を見失った
「たきな」が主人公千束に触れることで自分を探し、
名の通り「リコリスたきな」が「リコイル(まき直し)」
する物語だった。

しかし、中盤、パンツ回を境に様相が変わる。
導師、指標であるはずの千束が
その立ち位置をほおりだしてしまう。
リコイルの話がどこかにいってしまった。
後半のどこに「リコイル」があったの?って思いながら見てたよ。

これはおそらく中途で路線を変更したに違いない。
3話までに生まれた「人気」に制作側が媚びたのだ。
肯定派はこの意見をお前の妄想だろうと否定するだろう。
でも、シンジがたきなに
「君にはもっと役に立ってもらう」と言った
あのセリフは何だったのだという話なんだ。
この布石が踏みつぶされた理由は、なんだか考えてみてくれ。

サブキャラにしても
・たいして物語の役にも立たないポンコツ黒人先生

・ロリババア枠で便利屋、敵雑魚ヒャッハー君の
ユカイツーカイお仕置き係という立場だけのハッカー。
提供するのが技術だけで人生の経験をなにも語らない。

いらねえだろうよ、こんな奴。
ミカの気持ち悪いだけのなよなよエピソードは
この物語に要らなかっただろう。
ブラックラグーンのダッチを見習えよ。
中盤ナヨナヨしすぎたせいで、最後だって、
「あいつ結局シンジにトドメさしてないんじゃねえの?」
としか思えない。
どうせ続編で「実は生きてました、千束の心臓は
トランクの奴でした」なんじゃねーのかよって思ってる。

一番気に入らないのはマジマだ。
なんでこんな中ザコをボスにしちゃったの。
そりゃ続編作るのにフルメタルパニックで言う
「ガウルン」位置が必要だからってそれはないんじゃないのかい。
このザコの後ろからアラン財団が出てくると思ってたのに
そりゃねーぜって話だ。
アランvsマジマの構図。唯一無二の能力を千束に見出して
付きまとう執拗さ。そういうのを前に出せ。
能力はすごくてもテロに明け暮れる理由付けも薄すぎるだろうよ。
せめて「アランにいいように手ごまにされている」
ぐらいの哀れさを出せば「アラン財団怖えぇー!」って
なったろうに。

アラン財団も黒幕位置のわりにショボい。
シンジに全権任せて「心臓壊したから殺人しましょうね」って
なんなのこの団体。kを悪もなんともないどころか
影薄いでしょ。
こうならなかったのは
「千束すげー」「千束かわいー」に全振りしたせいだ。

こんなできそこないを拝むファンがいるから
いいアニメが出てこないんだぜ。
面白いアニメってのは名脇役が光るお話なんだ。
他のリコリスだって、後半の作戦行動中がポンコツすぎて
なんかもうがっかりだ。修学旅行してんじゃねーよ。

勘弁してくれよ。

結論:このアニメのいいところは
最初の三話とOP EDだけだ。
あとはゴミだ。なんなら3話で終わったと思った方が
納得できるぜ。

投稿 : 2024/01/01
閲覧 : 188
サンキュー:

4

ネタバレ

PSvKf07387 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公二人が可愛い

かなり話題なってましたが極端に悪いわけではないですがそこそこ脚本ガバいのであんま話は気にしない方がいいです
とにかく主役二人が可愛い、それに尽きる
ちさともそうですが、たきなの正直言ってアニメでよく見るキャラデザから中々にぶっ飛んだキャラなのが良かったです
{netabare} 続編はやらずラスト何かふわっと良い感じにリコリス解散で〜って1期で終わらせてほしかった {/netabare}

投稿 : 2023/11/09
閲覧 : 123
サンキュー:

2

ネタバレ

たか さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

少し懐かしささえも感じる苦悩を抱えた女の子たちの戦い

孤児で優れた能力をもった女の子たちが日本の治安維持のために育てられ、戦いに身を投じていく物語。

ここ最近アニメを正直あまり追いかけられなかったけれど、友人に勧められて視聴。
こういった女の子がバチバチ戦っているアニメって一昔前あたりに流行っていた感覚なんですが(まどマギとか、もっと古いとリリカルなのはとか)、この時代に再びそういった作品が作られているのは個人的には嬉しいです。
しかもオリジナルアニメということで1クールの中で起承転結がしっかりあり、テンポもよく13話を飽きずにみることができました。

投稿 : 2023/09/28
閲覧 : 84
サンキュー:

3

ネタバレ

ゆうか さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

期待以上。

性格が正反対のヒロイン2人。
命令違反からDAから外されてしまったタキナが、チサトとリコリコ喫茶店の仲間たちと過ごしていく物語。

ガンアクションもしっかりしてるけど、ギャグ要素もありシリアスすぎず絶妙なバランスでした。
2人の友情などの感動要素もあり、終わり方も綺麗だったと思います。

オリジナルアニメなんですね、ビビりました。
edのサユリめっちゃいい。


正直作画いいけど、そこそこくらいかなぁ〜と思ってたんですが、想像以上に面白かったかも。

投稿 : 2023/09/20
閲覧 : 108
サンキュー:

6

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

JKの殺し屋?

機械の心臓を持った天才型(銃の弾避けられる)の金髪ボブと、射撃スキル抜群だけど協調性のない黒髪ロングツインテ。
2人がだんだんと仲良くなって相棒になっていく。
機械の心臓が残り2ヶ月!?
予備の心臓を持ってるやつがいる!?
何やかんやで機械の心臓を交換できたっぽい。
真島はまだ生きてるっぽいし、銃も全部回収出来てないっぽいし、続編もあるかもねー。

ほんのーり百合感・薔薇感あり。

投稿 : 2023/07/31
閲覧 : 132
サンキュー:

3

ネタバレ

カール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

正義とは、強者の利益にほかならず。by プラトン

著名な作品なので、
このレビューは視点を変えて、
今作品のラスボスである、
真島にスポットを当てて書いてまいります。

彼が重きを置くのは「バランス」
釣り合っているのが是であり、
偏っているのは非なのである。

過度な情報操作によって
ハリボテの平和を享受する日本人は、
彼の目には歪んで見え、
バランスが悪いのです。

さて、
実際の我々の世界も、
何かしらの権力によって、
情報操作がなされています。

テレビだと、
「マスコミの都合の悪いことは
放送しないぞ!」
と、息巻いてネットに真実を求めれば、

ネットはネットで、
Google先生の都合の悪いことは、
検索結果には現れない。

戦争が始まれば、
毎日ロシアの悪行がニュースで流れますが、
ウクライナにとって、
都合の悪いことは一切報道されない。

どこぞの権力者にとって
都合のいい世界を我々は見せられ、
その世界にとって
都合のいい正義を我々は掲げだす。

自分たちが選んだように思えて、
実はその選択肢は権力者が用意したもの。

真島はそんな日本人に
新たな選択肢を与える。

それが「銃」である。

何かを壊す力を手にしたとき、
果たして人は、
作られ与えられた日常を
継続するのだろうか。

ポイッとゴミ箱に捨てる。
そっとポケットにしまい込む。
総理大臣を暗殺する。
使い道は人それぞれ。

制服着た女子高生が、
飛んだり跳ねたりの
派手なガンアクションで、

一瞬たりともパンツが見えないのも、
権力者によって、
歪められ偏った世界。

それを大義名分に、
アニメ制作会社へ銃口を向けるのは、
真島の思うつぼなのである。


ありがとうございました。

投稿 : 2023/07/14
閲覧 : 109
サンキュー:

6

ネタバレ

キクト さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

最高すぎる
OPとEDが中毒がヤバい

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 91
サンキュー:

3

ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

本格的な銃撃戦を求めてる人には不向き、あくまでキャラ萌えメイン

銃撃戦×美少女コンビという美味しいとこどりしたような作風。とはいえ銃撃戦に関しては割とご都合主義展開多めなのでキャラ萌えがメインになるか…?

設定や話の根幹がかなりいい加減で、のめり込めそうでハマれなかった。あと謎も多く世界観についてはかなりモヤッた印象。

千束とたきなの2人はキャラが立ってた一方でサブキャラは芋臭いモブのリコリスだの存在感の微妙な大人枠だのでパンチ不足。他に目立ってたのはせいぜい真島くらい。

作画や主人公コンビの魅力で持ってるけどそれを抜けばわりと駄作寄りになってしまう感じが否めない。

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 135
サンキュー:

3

ネタバレ

カービィ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

物語以外は好き

作画やキャラクターなど、好きなところが沢山あるアニメです。
でも終盤のストーリーは正直キツかった。
アニメなのでご都合主義なのは良いと思うのですが、強引すぎでは?と思った次第です。

投稿 : 2023/06/06
閲覧 : 143
サンキュー:

3

ネタバレ

似非オタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

つまらないとは言わないが絶賛も出来ない

薦められて見ました。
タイトルもちょいちょい聞いていたので
ハードル上がってた部分は正直あります。

全体的な感想としては
〝いのちだいじに〟ではなく
〝いろいろやろうぜ〟な
アニメかなーと

千束やたきなをメインに見る事も出来るし
オジサン達の親目線で見る事も出来るし
真島の目線で見る事も出来ます。

よく言えば、
色々な目線で見れる、
今の時代に則した多様性ある作品。

悪く言えば、
その多様性を売り物に
良い物作りました!ってドヤ顔な感じが
見えてしまって私は冷めました。

具体的には男同士や女同士の絡み?だったり
孤児や移植、慈善事業のお話などを
少しだけ取り入れながら話が進む事。

いっそ、エージェントが活躍する
スパイものに振り切ったり
移植を受けた少女の生き様オンリーの方が
もっと高評価を得られたんじゃないかと思います。

昔、メインキャラクターが頭から喰いちぎられて
以降、一切出なかったアニメを見た際に
驚いて椅子から転げ落ちた事がありますw

そんな急展開を期待して見てたのですが…
途中から敵味方の線引きも曖昧な感じで…
(なんなら敵とダイハードについて語ったり
間接キスでジュースを分け合ったりとかw)

千束の映画の趣味は間違いないですねw
ターミネーター
ダイハード
コンエアー他
ちょいちょい入るパロディネタも
良かったです。
(都知事こそリコリスだよなぁ…排除いうてたしw)

キャラクターや絵は好きな部類だったので
安心して見れました。

主題歌は、ClariSなのに
あまりハマらなかったですね。

続きを作れる終わり方だったので
2作目があれば、そこに期待したいですね

投稿 : 2023/05/06
閲覧 : 209
サンキュー:

6

ネタバレ

Acacia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

むせる。

2023.05.04追記。どうしてもこの文章を付けたかったので

12話より
「君の為なんだ。何故わからない」
「違う。世界の為なんでしょ」
「同じことだ」

{netabare}表面的に観ると吉松の使命故の狂気に視えるが
「私にとっては君は世界と同義だ」
と愛情故の狂気とも解釈できるやりとりが大好き。{/netabare}

-------------------------------------------------------------
2023.02.24追記。ネタバレだらけです。

Blu-ray全巻購入完了。ファンブックや設定資料集にも
眼を通し、本編を通して再度観終えたので追記です。

他の方のレビューを読んでとても参考になり、
再視聴で試してみたのが、吉松の視点で物語を観てみる事。

千束側に感情移入した視聴者には、狂気を孕んだ演出と振る舞いで、千束に一方的に
望まぬ十字架を背負わせようとする狂人として
ヘイトを集めている様に見えますが、

関連書籍を読んで驚いた新事実。
1.{netabare}アラン機関が対象者に二度支援する事は禁じられている。{/netabare}
2.{netabare} 真島はアランに支援されるまで眼が視えていなかった。{/netabare}

特に重要なのが1で、吉松は千束の替えの心臓をアニメ1話が始まる前には
既に用意していた事が終盤で解ります。

愛娘の為に、禁じられた2度目の支援を…と思った矢先、
そもそも彼女が1回目の支援の時にアランと交わした契約(と、表現しときます)
「人を殺す才能」を守っておらず「人を助ける行動」をしている。

2度目の禁忌所か、1度目の支援すら問題を抱えていた。
千束の今後の運命は恐らく悪い方へと向かう事を吉松は悟ったのか、
1クールを通して、千束を救おう(人殺しをさせよう)と暗躍します。

吉松にしてみればショックだったと思います。
アランに「彼女は人を殺す才能がある」「DAに所属する彼女ならその才能で幾多の人助け(殺人)ができる」とすら上申して支援の許可を取り付けていたのかも知れません。

ここで吉松が犯した10年前の最大のミスは千束を視て「人を殺す才能」
と決めつけてしまった事。
冷血な事を書くと、人を殺すことで人が救われるケースもあると思います。
リコリスの仕事は治安維持の為の殺人ライセンスを持つ少女。正にそれです。

逆にアランに「圧倒的な眼で人を助ける才能がある」と上申したらどうなるか…?
「具体性がない」「人を助けるという曖昧な定義では支援の条件から逸脱している」
そんな返答が来ていたかも知れません。

吉松の行動を細かく追っていくと、狂ってはいるが、
娘を何としても生かしたい愛情と己の信念とで板挟みになった
悲しい父親である事が、ほんの一言の台詞、表情から汲み取れて
最終話付近でアニメーターの気合の入った彼のカットも、
狂った顔ではなく、娘を生かそうとする決意の慈しむ顔だと解った時、
吉松というキャラの奥深さを感じました。

リコリスリコイルのメインデッシュは美少女バディの美しさですが、
立場の違う人物の視点で物語を観ると、別の味が楽しめる
大変私好みの構成となっていました。

新作アニメーションの制作も決定し、まだまだ
楽しめさせてくれそうな本シリーズ。
甘々なのにこんな大人がむせる
ハードボイルドを内包している、お勧め作品です。







------------------------------------------------------------
仕事帰りの火曜日、ネトフリ配信日が楽しみな作品でした。

作品は命をテーマに
{netabare}薄命{/netabare}故か、夢見がちな勘で生きる天真爛漫な少女と
そんな少女と出会い生きる目的に葛藤する、合理的な少女(狂犬)。

快活に動き回る二人の姿は、娯楽として上質だったと思います。

自分は、ちょうどボトムズシリーズを観たばかりなんですが、
あの時代に跳弾を描いている事に驚きと共に、
本作は跳弾なんてなんのその、華奢な少女が巨漢をなぎ倒し、
ガンアクションとして拘る所は拘り、
嘘を吐く所は魅せで誤魔化す。
ファンタジーしてて、アニメらしいと思います。

口に運んだ瞬間、蕩ける極上な甘さにむせる。
口がほだされてくるとその甘味が快感になるスイーツの様な作品。
お勧めです。

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 399
サンキュー:

38

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

B. ネタバレ注意 – JKの制服は迷彩服

A-1 Pictures制作のオリジナルアニメ 原案:アサウラ

JKの制服を着た少女達が日本の治安を守るため奮闘する話


<メモ>
多分、みなさんは千束とたきなのバディ物として楽しまれたと思いますが、
私はゲイカップルが迎えた娘の育て方で揉めた話と思って楽しみました

ミカにとって幼い頃から見守った千束はかえがえのない家族だろうし
18歳ぐらいまでしか生きられないのなら好きなように人生を過ごさせたいと思うのも当然
それに、かつて(今も?)愛した吉松を敬愛し吉松のようになりたいと願う千束に本当のことが言えない

一方の吉松はアラン機関から千束を守るために千束の才能に与えた使命(殺し屋)を履行させようと自分の命を差し出す
そんな2人の父に愛された娘の話だと感じました

最初、自信たっぷりな千束が好きになれなかったけど自分の余命を知っているから達観していると知ったら切なかった

スピンオフ希望します
1.制服を卒業したリコリス達
制服しばりのリコリスが活躍できるのは18歳ぐらいまでですよね
引退したらDAのオペレーターとかミズキのようなリコリスのサポートをするのかな
ミズキが結婚したいと言っていたけど戸籍をもらえるんだろうか?

2.喫茶リコリコに転属になった たきな
今まで真面目に任務に勤しんできたであろう たきな は一般常識や世間に疎い気がするんです
フキも自販機の使い方を知らなかったし、普通の生活に馴染んでいく過程を描いてほしい

3.ハッカー「ウォールナット」
久野さんの声と演技が好きなのでウォールナットとクルミの活躍がもっと見たい
クルミって何歳なんだろう 30歳超えてる?


<主要登場人物>
喫茶リコリコ
・錦木 千束(ちさと):安済知佳    
・井ノ上 たきな:若山詩音      命令違反のため喫茶リコリコに転属

・中原 ミズキ:小清水亜美      元DA情報部員 千束たちのサポート役
・ミカ:さかき孝輔          店長 元DAの訓練教官
・クルミ:久野美咲          ハッカー「ウォールナット」 喫茶リコリコに身を隠す

治安維持組織「DA」
・春川 フキ:河瀬茉希        たきなの元パートナー
・乙女 サクラ:小市眞琴       フキの現パートナー
・楠木:沢海陽子           DAの司令官


・吉松 シンジ:上田燿司       アラン機関(天才に無償の支援をしている)の一員 ミカの旧友

・真島:松岡禎丞           テロリスト アランチルドレン


<ストーリー>
治安が良く暮らしやすい日本
実は一般人の知らない所で公的秘密組織DA(Direct Attack)が犯罪を未然に防いだり事件を抹消したりして日本の治安を守っていた。
DAは孤児の女子を暗殺者「リコリス(DAの実働部隊員)」に育て、女子高生風の制服で市中を見守っていた。
(少年の実働部隊も有 名称はリリベル)

エージェントの錦木千束(ちさと)が所属する組織の支部「喫茶リコリコ」では
DAからの要請で出動するだけでなく、一般人からの依頼で人助けも請け負う。
「喫茶リコリコ」は千束の他に店長のミカとサポート役の中原ミズキの3人で運営していたが、井ノ上たきなが本部から転属されてくる。
たきな は銃の取引現場への潜入時に命令違反をしたという理由で転属になったが、実は銃1000丁の取引の摘発に失敗した責任を被せられたのだ。
さらに、アラン機関に命を狙われているクルミ(ハッカー「ウォールナット」)を喫茶リコリコで匿うことになる。

千束は洞察力で相手の射線と射撃タイミングを見抜く「天才」。
先天性心疾患で余命いくばくもなかったのだが人工心臓を移植し生かされている。
人工心臓を提供してくれたのは支援団体アラン機関の吉松シンジ。
アラン機関は才能ある子供を支援しているのだが、支援の変わりに使命を与えている。
千束に与えれらた使命は殺人だったが、「自分が助けられたように誰かを助けたい」と非殺傷弾を使用して
決して人を殺そうとしない千束は吉松の部下に人工心臓に過充電され余命2ヶ月(バッテリーの残量)となってしまう。

そのため喫茶リコリコを閉店し、メンバーも解散となる。
電波塔・延空木(えんくうぼく)の完成記念の日、テロを企てている戦争屋の真島を止めるため出動したDAから千束に合流指示が出る と同時に
千束の携帯に真島に拘束されている吉松の映像が届く。

DAを潰す目的でテロを起こしていた真島は、10年前に自身が起こした電波塔事件を制圧した当時7歳の少女が千束だと知り戦いを挑んできたのだ。
DAに同行していた たきな は千束の異変に気づき助けに向かう。

千束は真島を制圧できるのか?
激しい戦いに千束の心臓はもつのか?
たきなは千束を助けることができるのか?
真島が町中にバラまいた銃を見つけた一般人は使用してしまうのか?
街頭ビジョンにリコリスが映し出されたが存在がバレてしまうのか?


リコリスのランク
赤の制服:ファースト
紺の制服:セカンド
ベージュの制服:サード


22.10.10

投稿 : 2023/04/30
閲覧 : 160
サンキュー:

14

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Lai2tao8 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

過大評価

作画と声に全振りした作品。

めちゃくちゃ可愛いキャラデザであり、景色の描写や光の使い方も全編通してまるでアニメ映画のような丁寧さで描かれています。

声優さんもありがちなアニメ声ではなく、宮崎駿も小言を言わなそうなリアルに喋ってる感じを演出出来ています。

ただしそれ以外は非常にお粗末で過大評価と言わざるを得ないかと。

千束ちゃんの仕事に対する詰めの甘さとかもそうですが、リアル路線なのに細かいところがテキトーだと萎えるというか、「殺さないなりに足を実弾で撃てば?」とか思ってしまいます。

松岡禎丞がロケットランチャーの爆風でも無傷のツワモノだとわかっているのだから、あんな紐で確保するのではなく、全治3ヶ月くらいの怪我をさせておけばいいでしょうという(笑)

中途半端にするのではなく、リアルなのか作り話なのか、棲み分けをハッキリさせた方がよかったように思います。

キャラの性格や進行上の葛藤についても、特に感情移入できるわけでもなく、期待はずれでした。
各キャラのビジュアルが良いばっかりに、喋ると面白みのない量産型で好きになれず残念。

間接的に仲間を散々殺されているのだし、できれば心臓を与えた恩師をためらいながらも撃ち抜いて「今日から俺がビッグボスだ」くらい言ってほしかった。

総合すると、絵だけ見て「たきなちゃんかわえー」って言ってる方が満足度は高いかなぁと思いました。

投稿 : 2023/04/28
閲覧 : 403
サンキュー:

4

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りゅーな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

令和を感じる良アニメ

休日に一気見。

とにかくキャラ、作画、音楽、本当に素晴らしかった。
見れば分かるが、かなり制作にお金と時間をかけているか感じられる作品。

【良かった点】
なんと言っても千束とたきなの関係性。
序盤はDAに戻るためしか考えてなかったたきなが、中盤あたりから千束に心を開いていく展開が良すぎる、、((百合豚
特に4話の2人の会話シーンは泣きそうになったよ、うん。

千束のキャラが王道のポジティブキャラかと思っていたが、考えが一貫していて他者に惑わされないぶれない女の子でかなり惹かれた。

作画が神!引き込まれそうになる世界観もgood!
EDの入り方の安心感は異常w

【悪かった点】
序盤から中盤のストーリーは日常バトル系で面白かったけど、真島がリコリスの破滅を実行するあたりからストーリーのガバガバ感が否めず、少し残念だったね。

よくも悪くもアニオリ特有のテンポの良さで見やすかったかな。

終盤は真島の目的がいまいち分からなかったのと、吉松が結局ただの狂人で理由もなく千束を利用しようとする悪人であったのが微妙なところ。
千束が最後まで吉松の虚偽の救世主を信じて殺さなかったのも中途半端というかさ、結局ミカに殺されたしね。
もう少しキャラの過去回を増やして2クールでも良かったかも。



全体的に見やすくストーリーもわかりやすいので、自信をもってオススメできる良アニメでした!

投稿 : 2023/04/22
閲覧 : 147
サンキュー:

11

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甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

和装ってやっぱ…萌えね???

日本の秩序などを守るために銃を所持している少女たち「リコリス」の中でも特別な才能を持った少女「錦木千束」と、クールな黒髪少女「井ノ上たきな」、そしてそれらを取り巻く仲間たちとの物語。

なんだか公式あらすじはとんでもなく詐欺な気もしないでもないですがそこはいいとしましょうww

結論から申しますと面白かったです

物語はもちろんなんですが、声優さんたちの演技がとてもおもしろい作品かなと思いました
いい意味でアニメらしくないといいますか、リアルな少女たちの会話を聞いているかのようなリアリティを感じました

毎話毎話で進展や新しい発見、名言名シーンなどがあるので構成としても飽きることはまずないのではないでしょうか

キャラクターの可愛さももちろんですが風景の雰囲気も日本らしさを感じられます

千束とたきなの百合バディももちろん最高に良いです
ですがなんだかんだでクルミが可愛いです…
真島もなんだかんだ最低なキャラには見れませんでした

さかな~とかしか事前知識はなかったのですが、思った以上に想像とのギャップが有りましたww
かわいいだけじゃない、このアニメかっけぇんすよ…

自分の先を理解した人間は強いなやはり…

最高のアニメでした

続編、期待してます

ありがとうございました

投稿 : 2023/04/19
閲覧 : 102
サンキュー:

8

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Rye さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

かなりクオリティの高いオリジナルアニメ【少し前言撤回します。】

1話目からストーリー、作画全てにおいて掴みがよくここ最近の中では1話目から面白いと思った珍しいアニメでした!
世界観が良いし、キャラクターも魅力的でメイン2人はそれぞれ違った良さがあり、両方可愛いしガンアクションの時とのギャップもいいです!
個人的にはこのまま平穏に(鬱展開にならずに)進んでくれたらなと思います......。
あと、百合好きな人が見ても楽しめると思えるぐらい、ヒロイン2人の掛け合いが可愛らしくて癒されます!
3話が最高に尊くてこの先もっと楽しみになりました!



追記
えーっと、見終わりました。
久しぶりにリアルタイムで見て毎週楽しませてもらってました!
このアニメは結構設定がガバガバで、2人のヒロインに焦点を当ててそこに対して緻密に作られているので、その他の世界観の設定がガバガバなのが苦手な人は確かに酷評するのはわかる気がするレベルで結構ツッコミどころが満載です。
逆にこの2人に目がなく本当に盲目で、この二人の関係性がとにかく尊いと思える人にはとてもいい作品だと思います!(百合と言えるかどうかかなり微妙なラインですが、公式が断言していないだけでかなり匂わせています。)
オリジナルアニメで、このまとまり方はオリジナルアニメの中ではかなり完成度は良い方なのではないかなと感じました。
この作品は確かに夏クールでトップクラスに良かったとは思うのですが、この作品が好きな自分が見ても、あまりに過大評価されすぎな気がしますし、何かにつけて、秋クールのアニメやその他の作品に対してもすぐに「リコリコみたい!」みたいな無理やりリコリコと関連付けさせるような発言をしてる1部の人を見るのはかなり不快なので、アンチの人がやたらとリコリコを叩いたり、リコリコファンが叩かれるのはここなのかなと思いますね。

投稿 : 2023/04/19
閲覧 : 258
サンキュー:

13

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waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エンタメというカーテンに差し込む光はなんぞ?

【First】

 面白い!! え?! 面白いんですけど!? 1~2話での想像よりも、濃厚でした。ストーリーがキャラの肉付きを良くしていて、ただのキャラものじゃなかったっていうね!
 しかし、リアルタイムでは2話以降見るのを止めていた作品ですた(反省)。
 理由はなんというかこういうの好きでしょ? って作られていて記号的なキャラに見えちゃったからっていうのと、好きだよチクショーってなもんでハードルを馬鹿みたいに上げていたことと、忙しい時期でして他の作品だって倍速で観て問題なさそうな1~2作品位を流し見するくらいだったので、一見してみると猫じゃらしを振ったようなキャラものでその上SFなんですよ。可愛いを愛でる余裕はあっても頭使う余裕がなくって…と言い訳しておきます。
 本当に3話目…良かったんですよね。リアルタイムであそこまで見ていたらその時完走していたと思いますね。
 Twitterで『メタルギア』の小島監督がリコリス推していてやっぱり観ないととか思ってもいたんですが…ちょっと忘れてましてね。キャッチしている人たちのレビューが上がっていたんで読む前に見ようってんで今回最後まで観ましたよ。
 リコリスによって放たれた物語のリコイルで私はやられました。

【Staff】
 
 原案             アサウラ 
 監督/シリーズ構成      足立慎吾
 キャラクターデザイン     いみぎむる
 リコリス制服原案       尾内貴美香
 声優             安済知佳

 原案は『ベン・トー』を書いたアサウラさん。
 監督には、足立慎吾さんで作画畑の方で『WORKING!!』『SAO』『映画大好きポンポさん』などでキャラクターデザインや総作監を担当していました。今作は何と言っても女の子のキャラがきゃわいいので、監督の力量が出ていますね。今作のキャラクターデザインはやってはいるけれど、実質原案を作った感じなんじゃないっすかね? 結構修正入ってるんだろうなって勝手に思っています。いみぎむるさんの作りそうなキャラ造形だけど、設定起せる…かな? (個人の感想です)。とはいえ絵の魅力は画力だけじゃないので、生み出してくれたことに感謝です。
 また、制服原案が尾内さん、こちらは乃木坂46のアイドル衣装を手掛けたかたらしいです(wiki参照)。今作の魅力の1つが彼女たちの衣装でざいんですね。私服はいみぎむるさんっぽいっすね。イラストレーターっぽい可愛いデザインでメッチャ好きです。
 シリーズ構成も監督がやっていますね。まぁ良くある事ではありますが作画畑の割りにというと失礼に聞こえますが…以外に厚みのある物語だったように思えますし、最初落として徐々にビルドアップしていく展開は12話で世界観から見せるにはいい方法だったように思えますね。
 声優さんからは千束役を担当した安済知佳さん。こんなに普通な演技ができていたっけ? ってな位です。それが逆に不自然に聞こえちゃうっていう人もいそうな感じですね。
 この場合普通っていうのは自然な感じと言い換える事も出来ますがニアリーイコールで、普通にいそうって意味です。もちろん作られたキャラなので、型になっているセリフなので、普通はないような会話でも普通に聞こえるっていう意味で今回は本当にハマっていますね。この子なしにはこの作品はここまで多くの人が惹きつけられる作品にはならなかったかもと思っちゃいます。

【Review】

 今作はSFでポリティカルフィクションでもあります。
 ってもあんまり政治の話は主題にはなっていないので、あくまでも舞台装置としてのものですね。
 どこがって話ですが、彼女らの所属するD.A(direct attack)ってのが日本政府ができるよりも以前からあって、国民の平和を守る為ならば、犯罪をしても良いというのが秘匿されながらも脈々と続いているという舞台です。
 近いものに『虐殺器官』自国テロから守る為ならば、他国での内戦してもらった方が良いという考え。これにより、私たちはAmazonで映画やアニメを見ながら、ウーバーイーツでマックを頼むっていう平和を享受することができる。平和の為ならば、殺人だって厭わない。
 これは作中の敵である真島が指摘したマキャベリズムって思想。
 また、他のレビューでチラホラ観たのですが、『PSYCHO-PASS』のシビュラシステムのような監視社会っていう…確かにと思うけれど、むしろ私には『マイノリティーリポート』だ。事前に犯罪を予知することができるシステム。シビュラシステムは犯罪する可能性のある人を片っ端から捕えたり殺したりするので、人道的にかなりヤバい。そしてこれもマキャベリズムって思想の果てだろう。
 これは今作のD.A本部にあるAIの【ラジアータ】がまさにそれではないかという事でしょう。厳密にいえば、シビュラシステムとこれは今のところ若干の違いがある。
 シビュラシステムの発想の何が怖いのか…いや気持ち悪いと直感するのかって問題を考えた時にそれは一つの嘘によるもの。
 つまり、機会の合理的判断だと考えられていたものが、実は潜在犯による集合知の随意によるものだったからだろうと思います(本当にこれ悪魔的でメッチャ好き)。
 で、凄いのは【ラジアータ】の精度だろう。事前に事件が分かるし外れないし、証拠を押さえる前に殺しているように見える。
 ここがねーそんな雑な運用して良いんか? ってなっちゃう部分ですよね。テロ行為したらその場で処刑も止む無しって公表された方がテロ減るんじゃ…とかややもすれば、そう考えちゃいますね。さてはてリアリティラインはどこでしょうか。
 いやいや、それよりもキャラを見ましょう。そして肉付けされたストーリーを見ましょう。
 とはいえ、この舞台装置があるから真島ってキャラがいて、吉松がいる。
 
 敵は悪か問題。
 敵は悪じゃない、別の正義だ。使われまくってもはやこれを軸に敵キャラを配置する傾向にありますね。
{netabare}
 千束「本当の悪はやっぱ映画の中だけ」
 真島「だから映画は面白いんだろう?」
{/netabare}
 真島ってキャラはこのリコリス達に対する反動(リコイル)として配置させられた記号的な存在だと思われます。
 アランは才能のある【人間の生き方を決める】機関で、それは世の中の為にっていう免罪符が付いています。じゃあその為ならば、人を殺す才能がある人に人殺しをさせるのは良いのかって話。
 この呪縛(リコイル)にかかるのが図らずも吉松さん…。
 実は作中で一番悲しい人かもしれないと思っています。死んだ…と思われるのも唯一かなって。見落としていて、実は生きてたりしない?
 彼については、このサイトでレビューを書いている【素塔】さんが演出意図を指摘していて、なるほどと感嘆してしまったので、ご一読を是非に。
 なんとなくはアラン機関を敵視してしまう流れになっているのは何故だろう。
 吉松(アラン機関)は最初千束の才能が【人を殺す才能】が目的で心臓を捧げた。そういう意味では生みの親といえるかもしれないですね。しかし
 実際にはそうはならなかった。なぜなら、吉松自身が救世主を名乗り、皮肉なことに助けられた事で千束が同じく救世主になろうとし、人を殺す銃を救うための銃として受け取ってしまったからですね。そして、育ての親であるミカは千束自身に使命を決めさせたから…。
 大人は簡単に行く道を変えられない。千束を本当の娘のように思ったのであれば、その命を救う事を願うはず。
 憶測ですが、きっと千束が人を殺せるという事を証明できないと、千束を殺さなければいけなかったのではないでしょうか。図らずも露呈してしまったのが暗殺者ジンを殺さなかった場面ですね。
 アラン機関から千束疑われて、確認する目的もあったのではないかと思います。
 殺せないと知ってからの吉松の葛藤は演出にはありますが、抑えられている印象。見せすぎない、語らせすぎない事によりその意志がより強く見えるからなのかもしれないですね。
 真島は千束に殺されるために吉松が用意した駒で、それも殺さないってなったら最終的に自分を殺すように言う。
 【愛する千束、私を殺してくれ】自分の眉間に千束の持つ銃を押し付けた時はこんな言葉を言いたかったのかもしれない。
 さらに、自分が殺されなかった場合、愛するミカに自分を殺させるっていう選択をしなければならなかった。
 ミカは吉松の望みも考えている事も分かっていた。だから…。
 こんなん泣くわ。

 分かりますかね。たきなの空気感。
 あれ? この子物語の中に居ない…。
 その代わりかなり重要な役回りを担っています。それは時間稼ぎですね。起承転結ってあるかと思いますが、起承までは基本彼女の成長物語風に話が進行していきます。どちらかといえば、カップリング成立までかもしれませんが(笑)
 監督は当初から暗い話にはしたくなかったみたいな事をインタビューで語っているそうです。なので、千束は明るいキャラでそれに付き合う対照的なキャラが必要だったと。要するにここで記号的なキャラが主役なのかと勘違いし当初キャラものと切り捨てちゃった自分としての読み違いが発生してしまった訳ですね。
 リコリスは皆、孤児で英才教育という名の洗脳により、人殺しをする事を何とも思わないっていうのがまずある。
 これも【人間の生き方を決める】D.Aという組織でそこから離れ、千束という自由な生き方をしている人に出会って放たれた。その反動により百合に目覚めるのであった。いや、ふざけてるわけではなくてですな。
 この後つまり3話目から彼女の行動原理はD.Aに戻りたいってものよりも千束の命を救いたい。その為ならば…。っていう動機までもっていくんです。これを自然に受け入れるに至るわけです。

 まぁもしかしたら、マンガやら小説やらも発売されているようなので、新情報などもあるかもしれないですが、読むかどうかはまだ決めかねていますね。これで結構満足した感じなので。

 さて、作画です!
 正直言って良いですよね。
 だけど、正確に言えば、ガンアクションがカッコいいってこと。動きが崩れていないとかレイアウトが良いとかっていうのもありますが、ここら辺は安心して見れるレベルの良さだと思います。
 スゴイと感嘆できる点はガンアクションとしゃべりの作画ですね。バストアップ以上の作画ではほぼ乱れもなく口パクのみで止めとかほとんどなくて、姿勢や顔の向きなどが動くんですよね。
 だからキャラがイキイキとしていてそれぞれ魅力的に映るんですね。大変だったと思いますがナイスなお仕事です。
 ガンアクションはなんていうか、そうやって動くのか! っていう斬新さと納得感があって良いです。
 弾丸を交わすってマトリックスじゃないんだからって
 レイアウトは良かったですね。変なところがあると気になってストーリーに集中できないこともあるので、安心してというか集中して観ることができました。
 とはいえ、直しきれなかったんだろうなぁっていう小さいキャラとかもあったりはしましたし、もっといい作画のアニメもあるので、最高だったとはあえて言いません。
 しっかし、キャラ可愛いっすよね。


【  .】


 今更って感じでしたが見てみて本当に良かったです。
 これもキャッチさせてもらっている方々のレビューのおかけです。

 Febriってサイトで制作関係者のインタビュー記事が載っていますので、もしよければ深堀してみてはいかかでしょうか。
 私もまだ全部読んだわけではないのでこれから読もうと思います。
 レビューするなら記事位全部読んでからにしやがれと怒られそうです。なので、もしインタビュー記事読んで更新したくなったら更新するかもしれんです。
 ビジュアル的にたきなにloveなので、今回のレビューはちょっと書いていて自傷した部分もありつつって感じですw
 レビューには特筆していませんでしたが、音楽を担当した睦月周平さんはスパイ・ファミリーも担当していたそうです。
 あれ?製作期間被っていないか? と思いつつもしかしたらこの作品製作期間結構長かったのかななんて思っちゃいますね。
 んで、この方の作品の中で『灰と幻想のグリムガル』のEDの作曲/編曲をしているって(wiki参照)。
 『灰と幻想のグリムガル』2期待ってます!

 リコリコは第2シーズンが決定しているらしいので、円盤売れるのは正義らしい。

 まさかまだ観てない人はいないと思いますが、もしいたらご視聴をおススメします。


追記~
 書き忘れていたことがあったので追記になります~。

 まぁネタの1つでして別にだからと言ってこの作品の理解度が増すみたいなことは無いと思うんですが、各話数のタイトルが曲名になっているように思えます。気づいたのは『timi will tell』宇多田ヒカルさんのなかで一番好きな曲なので、ん? と思って各話数検索してみたら色々とヒットしましたね。最近同じく曲名を話数のタイトルにしている作品の『Buddy Daddies』でも『Nothing seek, nothing find』ってタイトル使われているんですよね。
 しかし、一部はヒットしなかったりで、さてはてタイトルに何か仕掛けがあるのかしらなんて思ってもそういったパズルゲーム的な推理は全然得意としている所ではないので、知っている人いたら教えてもらえると大変うれしんぼです。

 では、よしなに。

投稿 : 2023/04/17
閲覧 : 169
サンキュー:

9

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take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「これが令和のノリか・・・」byクワトロ・バジーナ

なーんてセリフを思い出した訳です。

正しくは、ご存じのとおりかと思いますが、カミーユにぶん殴られてシャアが呟いた「これが若さか・・・」のオマージュですw。


この作品はいろいろと話題になっていたので、楽しみにしていた作品でした。
放送期間別ランキングでも上位にいましたし、他のレビュワーさんのレビューやネット記事にも話題になっていたのを散見しました。
つい先日は、アニメの聖地巡礼の雑誌(ムック?)の表紙になっていたのも目撃をしました。


で、早速の総評なのですが、おもしろかったですね。
辛口のレビュワーさんのご意見なども見させていただいたのですが、なるほどなるほどと思う点もありながら、私個人としては、とっても面白かった部類の作品となります。

ある意味アニメらしい「女子高生ルックな少女たちが銃器をぶっ放し、キレのあるアクションを披露し、喫茶店を運営する」的な非現実感を受け入れることが出来るタイプの方は楽しめるのではないかなぁ、と推察しました。
逆に「そんな女子高生いねぇよ、とかあの銃を片手で撃てるわけねえじゃん」ってタイプの方は無理かもです。

今回、視聴している最中には、いろいろな作品が思い浮かびました。
そうですねぇ、攻殻機動隊やPSYCHO-PASSシリーズ、パトレイバーなんかもかな。これはリアルな現代を舞台にしている事や、対テロリスト的なエピソード、事件解決などの共通点からですかねぇ。
もちろん、持っている雰囲気は全然違うのですけどね。

そして、バディものとしての受け止めもありそうな今作ですが、そんな中でも私の頭に浮かんだものは「ダーティぺ・・・」fdskぁsfdp@「w><;「ら、、ら、ラブリー・エンゼル」です。

さて、冗談はさておきw「ダーティペア」ですね。
私の言うところのダーティペアはいわゆる1985年に放送された初期のものなのですが、この当時やっぱりちょっと衝撃的だったんですよねぇ。
女性2人のペアもので、キャラがメチャクチャに立っており、ハチャメチャな「ノリ」で面白かったです。
ビジュアル面も当時としてはなかなかでしたしね。
やれユリ派だのケイ派だのと言うお話もアニメ雑誌なんかではあった気がしています。
WWWAに所属するトラコン(トラブルコンサルタント)っていう立場も、何となくこのリコリス~に近い感じしませんかw?

女性2人のバディものというのも珍しかったですし、なんかですね軽妙な会話や2人の関係性を象徴するような口調、ケンカや嫌味でさえちょっとイイ感じ、新しい感じだったんですよ。
それこそ大袈裟ですが時代の「ノリ」が変わっていく気がしたんですよ。
今振り返ってみれば、絶対に80年代中盤の雰囲気をもっている作品だったと断言できるのです。

そこで、レビュータイトルです。
ま、ちょっと大げさですが、千束とたきなをはじめとするキャラクタの軽妙な会話に「新しいノリ」を感じた気がしたので、そう書かせていただきました。
時代が変わるってのは大げさかもしれませんが、この作品はいろいろな部分に独特のスピード感やテンポ、それこそ「ノリ」を感じませんでしたか?
令和を象徴するとは言いませんが、なんかちょっと風変わりな匂いがする感って無いですかね?

私は千束が踊るように弾幕を交わす様にそれを感じましたし、OP/EDのキャッチーな楽曲、バックの絵にもそれを感じましたし、なんなら作品全体にその雰囲気がきれいにコーティングされていたように感じました。


と昔話を交えた自論はここまでとしましょうw。


物語は面白かったですね。
若干、甘いところや粗いところは感じましたが、今作を観た上で、今後さばいていって欲しい ⇒ 続編を見たいという要素を残しています。
私的には、思想なのか宗教なのか判りませんが「アラン機関」っていうヤバそうな組織との今後がすごく気になっています。
「正義の反対、対立軸は別の正義」っていう哲学的なところまで行きそうな気配がちょっと興味をそそられます。
あー、あえて気になったところを言うと、今作の終盤バトルは少しだけバタバタして雑味がありましたかねぇ。
最終盤のハワイ落ちなんかは、チャランポラン具合がダーティペアっぽくて良かったですかね(ケイとユリもバカンス大好き派だったしなぁ・・・)。


作画はきれいで好きでしたね。
気になる点があると書かれていた方もおられましたが、私自身は全くと言っていいほど気にならなかったです。
モノサシの差でしょうかね。


声優さんは、正直最初は千束のしゃべり口調は違和感を感じていたのですが、観ていくうちにうまい事しゃべるなぁ・・・と関心をしてしまいました。
確かに、あれは「合わない」って方もおられる気はしますが、あの独特な雰囲気はなかなか出せないモノなんじゃないかと思いました。
その他の声優さんたちもキレイに世界観を維持されていたと思いました。

音楽は先にも述べましたが、独特のキャッチーな雰囲気をもっていてよかったと思いました。
作品に寄り添うというより、キャラクタイメージに寄り添っていた感はありましたが、全然悪くないと思いました。
逆に一体感、統一感が出ていて私は好きでしたね。
キャラの立った作品世界に合っていたと思います。

キャラは喫茶店組の女子4人とも気に入っていました。
せっかくなので、ランキングをつけてみましょうwえ!?

お気に入り
1位:実はクルミw
2位:実はミズキw
3位:千束
4位:たきな

実際、3位と4位は同率くらいかなぁ。

どうでもいいですかwそーですか。



私的には、雰囲気、ノリ、作品自体もとても面白く視聴できました。
次回作があるといいなぁ、と期待をしたい作品です。

機会がありましたら、ぜひご覧くださいませ。





さてと、ところで・・・


私はケイ派でした・・・どーでもいいですかwスミマセンw。

投稿 : 2023/04/16
閲覧 : 285
サンキュー:

37

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

弾をよけちゃうやつ

弾が当たらない人,結構好きなのと,誰も知らないところで...みたいな設定も好きなので,楽しめました.
1クールでラスボス一人と,コンパクトにまとまっていたのもよかったと思います.
ラスボスは生き残ったみたいだし,アラン機関とかいう組織のこともあるし,続編がもしあるなら,また是非みてみたいと思います.

投稿 : 2023/04/09
閲覧 : 102
サンキュー:

5

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

わたしはやりたいこと最・優・先♪

 全13話。

 忙しくてアニメ見る気おきねっーってときでも毎週ワクワクしながら見てたし、最後まで楽しめた。とてもいいアニメでした。

 とてもいいバディもの。感情の起伏に乏しく常に合理的であろうとしたたきな。そして常に明るく前向き、ハッチャケてる千束。
 回を追うごとに笑顔を見せていくたきなかわいいし、また回を追うごとに切なさを見せる千束もまたいいんだよな~この二人は最高のパートナーでしたね。

 そして、毎度何かしらの記憶に残るシーンが多い。たきなのパンツ、う○こパフェ、狂犬たきな、、、とか(あれ、たきなばっかり)。制作陣、オタクの好きな要素わかってるなって毎回思いました。

 外せないのは、やはり真島でしょう。最初はかませかと思ったけど、だんだん魅力が見えてきて、千束やたきなに劣らぬ魅力を見せてくれました。
 終盤、リコリスたちを世間に晒すことをしてましたけど、あれは彼なりの優しさだったりするんですかね。世間の誰にも認知されず、人知れず死ぬリコリスの存在を世間に認知してほしかったっていう風に僕は感じました。

 世界観はガンスリ、パトレイバーあたりが下地になってそうですね(ガンスリはまだ1話しか見てないのでいつか見たい)。銃や車など拘っているところも多く、世界観も見応えありました。

 ラストはキレイに終わりましたが、やろうと思えば2期もできそう。クルミの過去、リリベルたちなど、掘り下げられる要素あるので人気次第続編やりそうでしたね。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 334
サンキュー:

58

ネタバレ

アニマル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

女子高生がかっこよく戦うアニメ

絵柄があまり好みではなく、同時刻にやっていた別のアニメを観たのでリアルタイムでは観ませんでしたが普通に面白かったです。

主人公である千束のようなお調子者キャラは基本苦手なのですが、戦った時のかっこよさのギャップや周りの人を献身的に助かる姿を見て好きになりました。

戦闘シーンの作画も良かったので躍動感のあるアニメーションが好きな人は好きなんじゃないでしょうか。

回を追うごとにたきなの千束への想いが大きくなっていき、当初の目的も忘れて千束を助けに行くシーンが良かったです。
また、強くて安心感のある主人公なので強敵が現れた時のわくわく感はアニメを見て初めて感じた感情かもしれません。

悪い点をあげるとすると、百合作品ではない(個人的に解釈)なのに友達の下着を勝手に履いたり、それを店内で晒し者にされるシーンが苦手でした。
そのシーンがある回からちょうど非オタの友達と観ようとしていましたが、あの回から見せてしまうと引かれてしまいそうなのであくまでもオタ向け作品の域は出ないかと思います。

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 157
サンキュー:

4

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本気モード、押し上げよう。

と、意訳しました。

事実は虚言と扱われ、醜態は美談に置き換わる。
嘘だと思いたいことが、マジモンとして身に降りかかってくる。
自分らしくありたいと願っていても、理不尽な圧力で意思を曲げられる。

今の世の "あるある" です。
たぶん、お話の端緒も、そのあたりにあるのかもしれません。

~    ~    ~

女子高生のファッションは、リコリスたちが、世を忍び、身を隠すためのカムフラージュ・・・。

いいえ、お話としては、それはあくまで形式的な見せかけ。
むしろ、現実的なテーマを、どストライクに描いているように感じます。


本来、女子高生たちは、青春を謳歌し、夢を人生に描いていくリコリスそのものと言えます。
ならばどうして、殺されたり、虐められたりするニュースが巷にあふれているのでしょう・・・。

これらの構図から察するに、女性から社会へのカウンターアタック、あるいはバックラッシュに近しいニュアンスが、テーマにあるような気がします。

~    ~    ~

千束がゴム弾を使っているのは、彼女なりの "鉄拳の代わり" なのかも。
敵を敵としない行動にも、きっと何かしらの意味があるのでしょう。
のちのち、彼女の心情や背景が、明かされていくのでしょうね。

リコリスは、"金色の髪を持つニンフ" を遠くに持つことば。
どうやら、千束のキャラのオリジンのようです。
となれば・・・、原典をギリシア神話に求めてもよさそうですが・・・。

今のところ、視聴は継続。
楽しみにしたい作品です。


おまけ。
{netabare}
いや、いや。すごい作品が出てきました。

1話を観たあとの印象と予想レヴューの、ぜんぜん斜め上からの展開に、ガッツンと脳天をやられてしまいました。

これは続編を出してもらって、あといくらかでも全体像を見せてくれないと、視聴する側がぜんぜん置いてけぼりの放置プレイ状態で、悶々とするだけになってしまうんじゃないかと心配になります。

そんな謎を謎のままにしておいては、残念過ぎるほどに、上質で、魅力的で、そしてとんがったお話だと私は思うんですが・・・。

ただですね。最終話のリコリコの面々の晴れ晴れとした表情を見ていると、そのままそっとしておいてあげたい気持ちにもなるのも、私の本音でもあります。

ああ~、ほんと、悩ましい!!



えっとですね。
まず、OP「ALIVE」とED「花の塔」。
画も曲も歌詞も、それはそれは上出来です。
毎回、絶妙に上げてくれてたし、神妙にさげてくる演出。
匙加減からしてどうしてすごくいい味を出しています。

とりわけても、あの「お尻キックタッチ」。
♪存在の証明♪に紐づけたなら、それはもう目からウロコの喜びです。

千束からたきなに、たきなから千束にの "あの演出" 。
どれほど語るに語れぬほどの出逢いの嬉しさを、そしてお互いの存在をリスペクトしあっているかが、じんじんと伝わってきます。


OPとEDを、私はどれだけ聴いたでしょう。
各話のストーリーに、どれほど落とし込んだことでしょう。
千束とたきなが交わしあう想いの深さに、どんなに重ねてきたことでしょう。

派手なガンアクションも、いくらかの百合っぽさも、DAと喫茶リコリコのギスギスした関係も、敵対しあう組織の抗争劇も、天賦の才能と必死の努力の交錯も、すべてが "千束の想いのなかにある構図" です。

つまり、千束はきわめて強靭なリアリストであり、同時に、緻密に計算するファンタジスタだってこと。

たきなの変化も、ミカの行為も、吉松の覚悟も、真島との語らいも、すべてが千束の才能の感化を受けてのこと。

だから、千束はハワイに行ったんでしょう?
だからこそ、シナリオに、ど太い筋が一本貫かれるってものです。

ここは、絶対チェックです。
いいえ、見落とし厳禁だと、私は思っていますよ。
ぜひ、最終話に、本気モードでアンテナを押し上げてください。

そんなわけで、私にはオール満点のカンペキな作品。
今期イチオシです。
{/netabare}

投稿 : 2023/03/04
閲覧 : 407
サンキュー:

29

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

秩序と逸脱のバランスを問い直す

超高度に発達した「管理社会」のシミュレーションとして観ることができる本作の構図には社会における「秩序」と「逸脱」のバランスをどう取るかという主題が内在している。この点、本作においてDAが「秩序」の極に位置するのであれば、アラン機関は「逸脱」の極に位置する。そして、本作はもっぱら真島というテロリストがこの「バランス」を「逸脱」の側からラディカルに問い直す役割を担っているが、本作の主人公、千束もまたこの世界における「バランス」を真島とは別の仕方で、すなわち「秩序」の側から問い直す役割を担っているといえる。

彼女は社会の「秩序」を担うリコリスでありながらもDA本部や他のリコリスほど「秩序」を自明視するわけではなく、DAのラジアータにハッキングを仕掛けた裏社会のトップハッカーであるウォールナットことクルミをリコリコで匿っていたり、テロリストの真島にさえもどこか相通じるものを見出したりと、いわば秩序と逸脱のグレーゾーンにあるリアリティこそを愛でるような生き方をしてている。そして、こうした千束のしなやかな生き方を支えているのが他ならぬ「リコリコ」という居場所である。

本作におけるDA、アラン機関、真島、そして千束の四者の行動原理は政治理論的には「基礎付け主義」「反基礎付け主義」「ポスト基礎付け主義」にきれいに割り振られる。ここでいう「基礎付け主義」とは政治や社会は何らかの普遍的原理によって基礎づけられるとする立場であり、これに対して「反基礎付け主義」とは普遍的原理など何も存在しないとする立場である。そして「ポスト基礎付け主義」とは普遍的原理による基礎付けを自明の前提としているわけでもなく、さりとて基礎付けの不在に居直るのでもなく、政治や社会はひとまず暫定的な価値によって基礎付けられるという立場である。

この点、現代ラカン派を代表する精神病理学者の松本卓也氏は『享楽社会論(2018)』においてフランスの精神分析家ジャック・ラカンの1950年代から1970年代における理論的変遷を参照し「基礎付け主義」は〈父〉という普遍的な理念を存在させようとするフロイト理論に依拠した50年代のラカンに対応し「反基礎付け主義」は〈父〉の不在を認める60年代のラカンに対応し「ポスト基礎付け主義」は〈父〉の不在を認めつつも同時に弱毒化された〈父〉を非抑圧的な仕方でサントーム(症状)として利用する70年代ラカンに対応するといいる。

そして本作においてDAやアラン機関が「秩序」とか「才能」といった特定の価値を普遍的原理とする「基礎付け主義」に依拠するのであれば、全ては「バランス」だという真島は「反基礎付け主義」に相当する。こうした中で真島とは別の仕方での「バランス」を生きる千束はいわば弱毒化した〈父〉としての「リコリコ」をサントームとする「ポスト基礎付け主義」であるといえる。

こうしてみると本作が千束に割り振った「バランス」は現実社会における「安心安全」とか「多様性」といった「秩序」から外れた「逸脱」をいかに掬い上げるかという問題に対する一つのメタフォリカルな回答であったような気もする。もちろん本作には棚上げされた問題とか未回収な伏線とかが色々と残っているので、今後の展開にもぜひ期待したい。

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 132
サンキュー:

7

ネタバレ

米饭 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

タイトルなし

非常棒

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 140
サンキュー:

6

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リコリス・リコイルのストーリー・あらすじ

東京の下町にある和カフェ「リコリコ」 。 カフェが受ける注文は、おいしいコーヒーにあま~いスイーツ……だけじゃない!? ちょっとそこまでのお届け物から心細い夜道の送り迎え、ゾンビ退治から巨大怪獣…!? なんでもお悩み、相談ください! お客さまの「困った」をなんでも解決しちゃいます! 皆さまをお待ちするのは、いつもスマイル看板娘と、クールで真面目なド新人。働きたくないちびっ子に、結婚を焦るアラサー女子? そして店長は、日本かぶれのナイスガァイ!! どんなご注文(オーダー)も、おまかせあれ♪ (TVアニメ動画『リコリス・リコイル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年夏アニメ

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