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「よふかしのうた(TVアニメ動画)」

総合得点
75.4
感想・評価
391
棚に入れた
1361
ランキング
817
★★★★☆ 3.7 (391)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.6

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☆の総合評価
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よふかしのうたの感想・評価はどうでしたか?

どどめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よるのまりょく

ストーリーやキャラクター自体にはそこまで強く惹きつけられるものはなかったはずなのに、それでもつい見たくなる、不思議な魅力があった。
私は子供時代から夜大好き朝苦手な夜型人間だった。とて特にこれといった理由などはない。
このアニメにもやはり、そのような夜の持つ魔力が宿っていたようである。

原作マンガは知らないのだけど、とにかく幻想的な「夜」の描き方、視覚的に素晴らしかった。
煌びやかで、どこか怪しげで、危うげな夜
光と闇のコントラスト
そういうものになぜか意味もなく惹かれてしまうよね。

もっぱらストーリー重視派で同原作者の「だがしかし」も途中ですっかり飽きてリタイアしてしまい期待していなかったのだが(すみません)、結果的に良アニメだった。

投稿 : 2022/10/09
閲覧 : 95
サンキュー:

7

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

吸血鬼やめますか?それとも人間やめますか?

中学生くらいだと女子から告白されても
戸惑うよな~分かるな~
少女漫画の影響からか
中学くらいだと女子の方が
恋愛に積極的だよな~
こち亀ばっかり読んでた自分とは
価値観違うよなw
(他にも観てたけど、DBスラダン幽白等)
{netabare}
夜中が舞台のせいか
これまで登場人物が極端に少なかったが
ここにきて吸血鬼達が多数登場。
男の吸血鬼っていないの?{/netabare}
続きも楽しみです。

全話視聴
夜の美しい背景が印象的。
BGMもオシャレなバーとかで流れてそうな、
YouTubeチャンネルのシラフ知ラズで使われてそうな
音楽が使われいて、魅惑的な夜遊びの世界を連想させる。

コウは吸血鬼であるナズナと出会って夜の世界に魅了されて自身も吸血鬼に憧れを抱くけれど、
{netabare} とある女探偵の登場で{/netabare}
作品の流れが変わる。

コウは吸血鬼になるリスクを意識するようになる。

よくよく考えたら、人の血を吸わなけゃいけなくなる訳だから相手の同意が必要だよね。それがなくイキナリ血を吸おうとすれば警察沙汰だし。吸血鬼て薬物中毒者ならぬ人間の血液中毒者のよう。

モテる奴しか向いてなさそうw

投稿 : 2022/10/09
閲覧 : 179
サンキュー:

11

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ようこそ!夜の世界へ!

中学生の夜守コウ。
夜中に家を抜け出して、夜の世界に浸っていた。
吸血鬼である七草ナズナと出会い、夜の世界にハマる事となる。

コウは、まだまだ子供でもあり、背伸びをしたら大人でもある中学生という不安定な時期。
所謂、思春期ですね。
このままでいいのか?と不安になり、今までの生活を変えたい気持ちは理解できます。

本作品の魅力の1つは、ナズナのキャラですね。
しかも、微妙にエッチなキャラ。
コウを子供に見立てているので、ナズナは大人代表といった感じでしょうか。
コウと吸血行為という肉体関係を結ぶナズナ。
完全な眷属ではありませんが、友人関係とも少し違う秘密の関係。
ナズナ役のCV雨宮天さんの演技も光っています。

何故、夜なのか。
人間は昼間に活動して夜は寝るのが普通です。
特に子供にとって夜は寝るもの。
夜に活動できるのは大人の特権です。
コウは中学生。
夜に遊ぶことは、大人への一歩なのでしょうね。
ナズナという導き役がいて、これから大人の階段を登るのでしょう。

多感な中学生のコウ。
夜遊びを案内するナズナと出会いました。
子供から大人へと成長する物語。
すでに吸血行為という肉体関係を持っています。
コウは大人になれるのか。
コウとナズナの関係性の展開に目が離せませんね。

投稿 : 2022/10/08
閲覧 : 138
サンキュー:

36

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

好きです。こういうの。

こう言った考える隙間のある話が好きです。
思春期を描くならやはり中学2年。
子供なんだけど子供である事が、いや
子供扱いされるのが嫌でたまらない時期。
まあ、大人が考える中学生なのだが。
おかしいな、自分も通った道なのに
よくわからないや。
夜に感じる非日常。
かれこれ4〜5年夜勤ばかりの自分でも
夜はどこか落ち着かない。
なんか悪い事してるみたいな気がする。おっさんなのに。
夜の怖く感じる描写が足りないな〜なんて思ってたが
探偵の登場で夜の怖さがグッと出た。
このあたりから化物語っぽさが全開。
まあ、好きだから良いのだけれど。
このクールのアニメでは今の所自分的ベスト。
観ていると手に持っていたタバコがいつの間にか灰になって
落ちていた位に集中していました。
観終わって気怠さを感じる作品が
ワンクールに一つくらいあっても良いよね。

投稿 : 2022/10/08
閲覧 : 104
サンキュー:

10

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽曲が結構印象的だったなと

この既視感のあるデザインは?と思ったところ、やっぱりだがしかしの作者コトヤマさん原作なのね。
だがしかしと同様にボーイミーツガールな作品。そして出会う女性は破天荒。違うのはいちいち発言がエッチな感じなところか。なのに、恋バナは苦手なギャップ。
思春期の葛藤・夜更かしの背徳感・ちょっとしたラブコメを詰め込んだ作品。夜の背景にも力が入っている。美術さんありがとう。

可愛らしい女の子の告白を断って他の女子から色々言われた挙句の不登校と。女の子の告白を断ったくだりのせいで主人公に一切共感できないんだよなあ。
頑張って女性を好きになろうとするっていう発想が凄い。アセクシャルってわけでもないのか?

夜に誰もいない場所を歩くのが快感なのは分かるが。特に、誰もいない夜の公園でブランコは楽しい。ですけど、何に遭遇するか分からない夜は怖いものだ。
友達がいないわけでもなく、かけがえのない人が2人もいて心強い。アキラちゃん良い娘すぎて泣けてくるよ。

男の娘もいるが他の吸血鬼との交流や恋バナ。不穏な感じだったり、ちょっと協力したり。一応、なずなちゃんとコウの関係進展に寄与している。
吸血鬼退治する探偵の女はなんか嫌いですわ。顔見たくないが彼女もまた、コウが吸血鬼になりたい気持ちの葛藤を引き出すために、必要だったのだろう。

最終話のキスは情熱的でエロい。

ラブコメとして見てしまった自分がいけないのか頑張って好きになるというあたり共感できず、モヤモヤしてしまった。それを除けば分かりやすくて良いのだが。


OP
堕天 Creepy Nuts
ED
よふかしのうた Creepy Nuts
挿入歌
ロスタイム Creepy Nuts
堕天は歌詞が流れながら映像が進行していくのが印象的。一旦、小休止して楽曲が終わったのかと見せかけてサビを流す印象的な編集。背徳的な歌詞でまさに堕天していた。リンゴっていうのがアダムとイブの原罪を表現しているのかな?
よふかしのうたのED映像でなずなちゃんがジオラマをやりたい放題ぶっ壊すのが印象的。歌詞の中身も夜更かしをしだして始めた背徳感溢れる内容。作品の雰囲気にぴったりだった。本家のMVも見たが、オードリーが流れているのはなんか笑。
いつも思うけど、R-指定てどういう経緯で付けたんだろうね?


「初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。」女子がニガテな中学2年生の夜守コウはただ今、なんとなく不登校中。さらには、夜に眠れない日々が続いている。そんなある日、コウは初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。夜風が気持ちよく、どこまでも自由で、昼間とちがう世界。コウは夜に居場所を見つける。そこに突如、謎の美少女・七草ナズナが現れる。彼女は、夜の住人・吸血鬼。コウに、夜の楽しさを教えてくれるナズナ。「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」夜に、そしてナズナに魅了されていくコウは、彼女に頼み込む。「俺を吸血鬼にしてください」ナズナは吸血鬼になる条件を教える。照れながら。それは......「人が、吸血鬼に恋をすること!」果たして恋を知らないコウは、ナズナと恋をして、晴れて吸血鬼になれるのか!?ふたりぼっちの、特別な「よふかし」が始まる__


第1夜 ナイトフライト
“眠れない”中学2年生・夜守コウは、初めて夜に誰にも言わずに外に出た。昼間とは異なる雰囲気の町中を歩いていると、フードをかぶった年齢性別不詳の人物に声をかけられた。それが吸血鬼・七草ナズナとの出会いだった。

第2夜 てかラインやってる?
吸血鬼になる方法…それは「人が、吸血鬼に恋すること」 コウは、夜の住人・吸血鬼になるため、そしてナズナに恋をするため、今日も夜中にひとり外に出た。ナズナに会うため街を彷徨う。

第3夜 いっぱい出たね
「夜守、何してんの」 ナズナとの夜ふかし帰りに、幼馴染のアキラに遭遇したコウ。学校に来なくなったコウを心配していたと話すアキラ。再会以降、ナズナと遊んだあとにアキラと会うことが習慣になっていく……。

第4夜 せまくない?
ナズナからキスされた!キスは好きな人同士がする行為…ということは僕はもう、ナズナちゃんのことが好きなのでは!?つまり“吸血鬼を好きになる”という目標は達成された? コウは意気揚々とした気持ちでナズナに会いに行く。

第5夜 そりゃ困ったやつですね
ナズナが“添い寝屋”を営んでいることを知ったコウ。正式な衣装だというナース風コスプレ姿のナズナからマッサージを受ける。意外にもツボなどを心得てるナズナのマッサージにリラックスし始めてきたところに、呼び鈴が鳴る……。

第6夜 楽しい方がいいよ
毎日同じだと飽きちまう!おもしろい遊びを考えた結果、2人でナイトプールに繰り出すことに。 “大人の世界”にのまれ気味のコウをよそに、ナズナは“お酒が飲める!”とテンションが上がり……。

第7夜 眷属作り
急な雨に降られ、高架下で雨宿りをしていたコウ。近くの喫煙所でサラリーマンが女子高生に声を掛け、振られる姿を見かける。コウの視線に気づいた女子高生は「今見てたっしょ?」と声を掛けてきた。

第8夜 どいつもこいつも
ナズナ以外の吸血鬼、セリ、ニコ、ミドリ、ハツカ、カブラと知り合ったコウ。そして、初めて血を吸われてから1年以内に吸血鬼にならなかった人間は、一生吸血鬼になれないということを知り……。

第9夜 ずるい
セリとカラオケに行くことになったコウ。セリは最近、恋愛感情を拗らせた通称ダル男に付きまとわれているようで、カラオケ中もドア越しに中を除く人物が現れる。ダル男の存在が面倒になったセリは、殺そうと決意するが……。

第10夜 盗撮画像を拡大して見る
ミドリに頼まれ彼女の勤務先のメイド喫茶でバイトをすることになったナズナ。コウは客としてナズナの動向を見守っていたが、とある盗撮事件の犯人探しをすることになって……。

第11夜 吸血鬼って知ってるかい?
ナズナに促され、添い寝屋の客引きをしていたコウ。疲れていそうな女性に声を掛け、2人で喫茶店に入る。ふと、その女性の煙草や手袋が気になり、コウは女性に職業を尋ねる。差し出された名刺には“探偵”の文字が……。

第12夜 今日ウチ親いないんだ
10年間、血を吸わなかった吸血鬼が餡子によって殺された。餡子に「君は吸血鬼を何も知らない」と言われ、悩み始めたコウ。真昼からは「吸血鬼になって何がしたいんだ?」と問われ、悩みは深まるばかりで……。

第13夜 よふかしのうた
警察から逃げていたところをハツカに助けられたコウ。ハツカに吸血鬼を殺せる人間がいることを話し、さらに今、吸血鬼になるかならないかで悩んでいることを打ち明けた。一方、ナズナは、ニコ、ミドリ、セリに会っていて……。

投稿 : 2022/10/07
閲覧 : 174
サンキュー:

17

ぽにぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作未完でのアニメ化における一つの到達点

【総評】
サンデーで連載中の漫画原作のアニメ化。
連載中作品を1クールでアニメ化するのは実際難しい印象はあるが、
その中でも構成に無駄がなくうまくまとまっていて好印象だった。
CreepyNuts楽曲がかっこよすぎる。

以下、各評価基準ごとの詳細
◎物語の評価◎
構成に無駄がなく1クールの中で良くまとまっていた。

◎作画の評価◎
大きく崩れることはなかった印象。キャラデザのところでやや人は選ぶか。
独特な夜の描写と演出が噛み合っていて非常に気持ちいい。

◎声優の評価◎
良い。

◎音楽の評価◎
CreepyNutsが強すぎる。

◎キャラの評価◎
全員可愛い。

各星の数は3つを基準に下記で採点。
★☆☆☆☆:好ましくない
★★☆☆☆:やや好ましくない
★★★☆☆:可もなく不可もなく
★★★★☆:良い
★★★★★:群を抜いて良い

投稿 : 2022/10/07
閲覧 : 121
サンキュー:

6

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

好きなんだけど、いまいちわくわくしなかった。

「だがしかし」もそうだったけど期待した割には、冷めた感じでした。

投稿 : 2022/10/06
閲覧 : 106
サンキュー:

1

ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

「QK月」一般理論とノイタミナちゃぶ台返しして、ドテンして墜ちて逝く

「予測不能のラブコメディ?」というのはどこかで聞いたような話ですが
ノイタミナ枠の本作にも当てはまりそうな雰囲気がそこかしこに漂っております。

主人公が純情中学生ということからして、ラブコメ方向に進むのは妥当とも思えますが
ヒロインがQK月という設定が吉と出るか凶と出るかは、最終結末を見ないことには
判断できないのかもしれません・・・

ただ、今更手垢にまみれたQK月ヒロインの物語を繰り返したところで
恐らくは今までにない斬新な展開を描くことは困難を極めるものと予想せざるを得ないのが
宿命であるように思われます。

●ダンス・ウイズ・バンパイアソング
{netabare}クラスメイトとのちょっとした人間関係のもつれから不登校になり
夜の街に繰り出す主人公でありましたが、このように中学生にありがちな要素に対して
多くの視聴者は共感するところ大いにあったのであろうと予測できます。

廚二病を患う頃合の中学生にとって夜の街に繰り出すことは特別な意味があり
それ自体が神秘的でファンタジー溢れるものであったのでしょう。

本作における夜の街の情景がやたらと煌びやかだったのは、そんな廚二病的心理の立ち位置から
見える世界観を反映しているからなのかもしれませんし、またそういう
廚二病的ファンタジーの世界ならばヒロインが吸血鬼でも不自然さはなく
むしろその世界観に合っていると言えないこともないように思われます。

ただそのような廚二病ファンタジーをノイタミナ枠で押し出され、かつ
遥かに年上の大人がそのすべてを肯定的に受け止められるかと言えば、
そういう感受性も所詮は子どもの発想にしか思えず、むしろネガティブなリアクションが
帰ってくるのが必然であるように思われます。

また別の解釈として、ヒロインの吸血鬼が(エンキスで示されたように)堕落の象徴であり
ある種の堕落論的救済により主人公並びに現代人を救い出そうという意図も垣間見られますが
堕落論だけで万事解決という発想は安易であり、子供騙しにしか思えない
というのが正直なとこであります。

日々の学校生活にだるさを感じたり、夜遊びに興味津々になったり、異性に興味が出たり、
異性のことがわからず思い悩んだり、日常というレールから無性に逸脱してみたくなる衝動に
駆られたりだとか、その程度の気持ちならば理解はできますが、そこから突然?
何故吸血鬼に恋して、吸血鬼の眷属にならねばならないとかいう発想は飛躍が惨過ぎです。
あまりに発想がぶっ飛び過ぎで、理解がまるで追いつきません。

吸血鬼から見たら人間の文化や社会様式などあらゆるものがおかしいということになるのかも
しれませんが人間の価値規範とはズレ過ぎている吸血鬼のものの見方が本当に正しいのかと言えば
あまりに極端すぎて人間一般が受け入れられるものではないでしょう。

このような吸血鬼と人間の価値観の違いからくる対立関係は、
吸血鬼が存在する限りどこまでもついてくるものだと考えられます。

結局のところ人間と吸血鬼とは相対立する立場にあり、
軽いノリで互いが結ばれるものではないのが一般的セオリーであります。

恋愛のハードルが上がれば上がるほど盛り上がりもしますが、
高いハードルを越えるのにはそれなりの理由なり動機なり
強い思いがなければ不可能であるはずなのです。
問題の主人公のノリが軽すぎだけでなく説得力ももまるでないとしたら
もはやこれは設定の失敗と言わざるを得ないでしょう。

吸血鬼設定によりロミオとジュリエット的効果を狙ったのかもしれませんが
その路線で見事にまとめ上げた「Vampire in the Garden」には遠く及ばず
またラブコメの「月とライカと吸血鬼」と比べても見劣りし
更に別路線ではありますが「寄宿宿舎のジュリエッタ」と比べても
恋愛面での盛り上がりが今一つで見所も少ない本作最大の問題点は
中途半端な設定に中途半端な主人公の性格があるのではないのかという
結論に至る次第であります。{/netabare}

●悪夢的デジャヴは繰り返す
{netabare}ラブコメ展開からシリアスに急転しつつも結局最後はぬるいラブコメで終わる・・・
これは「エンキス」や「ヴェルメイユ」と同じようなパターンでありますが
更に付け加えますと本作含めすべてエナジードレイン系ヒロインという点も共通しています。

普通のラブコメに興味がない当方としましてはノイタミナ作品らしくこの展開を
華麗にぶった斬ることに密かな期待を抱いておりましたが
最後は元の鞘に収まるという結末ならば、期待が失望に変わってしまうのも
当然の帰結であると言わせていただきましょう。

純愛が悪であるとは言いませんが、吸血鬼との純愛、あるいは共存関係が
そう簡単には成り立ち得ないのは必然であり、それが大前提にあるからこそ
あの探偵というキャラが割り込んできたと考えるべきであり、
そうであるからこそ、警察という強制力に対して無力である中学生の少年が
人間社会の道理を遥かに超越しているような双方の(存在を隔てる)障壁を
いとも簡単に乗り越えらるという話にはそれなりの説得力が必要であると
いうことになるように思います。

恋には障壁があった方が盛り上がるのはその通りですが
それで吸血鬼をヒロインにするのは安易かつ既に使い古された手であり
しかもヒロインだけでなく他の吸血鬼も異常に人間に寛容というなら
主人公とヒロインの二人だけの「特別な関係性」というのも意味は薄れ
結局ただのぬるいラブコメに終わってしまうわけですが、そうであるならば
途中でシリアスな展開を挿入したことはむしろ逆効果ではなかったのか
という気がいたします。

結末の説得力の無さの背景にはもしかしたら致命的尺不足があったのかもしれませんが、
本編を見終えた個人的な印象としましては、オチに納得できない{/netabare}というのが結論でございます。



@avexの野望と計略 ~音楽についてのお話~
{netabare}ここで音楽の話をしようと思ったのには理由が2つあります。
一つは「パリピ孔明」が「あにこれ」ユーザーに好評だったこと
次に本作のOPEDを担当する「Creepy Nuts」の曲に対しても好意的な意見が予想外に多かった
という事情を鑑みそのように思い至った次第であります。
「Creepy Nuts」とはMC/R-指定とDJ/松永からなるヒップホップ系音楽ユニットです。

「ヒップホップ」の語源についてですが、
「ヒップ」にも「ホップ」にも弾ける、躍動するという意味合いがあり
それを受け作られた言葉が「ヒップホップ」ということであります。
「ヒップホップ」をもの凄く簡単に言うなら米国の黒人文化が由来の音楽やダンス、
またはそういうものを複合的に組み合わせたパーティーであるということになります。
ヒップホップとは、ラップ・DJ・ブレイクダンス・グラフィティ(お絵描き)から成るらしいですが
ここではラップ・DJ・ブレイクダンスの3つについて言及してまいります。

要するにヒップホップ音楽について焦点を絞っていこうという話ですが
ヒップホップ音楽とは何なのか簡単に言いますとダンスパーティーために
演奏される音楽ということになるのかと思います。
クラッシック音楽のようにただ演奏に聴き入るのではなく、音を体で感じながら踊るということが
重視されるという傾向があるのがヒップホップ音楽ということなのだと思われます。

「パリピ孔明」の「パリピ」とはパーリィピーポー(=Party People)のことであり
ダンスパーティー参加者を意味するのだという話になりますが、
そのパーリィに使用される音楽は当然ヒップホップということになるわけです。

パリピ孔明には「KABE太人」なるラッパーが登場しますが、もしかしたらその元ネタは
「Creepy Nuts」のMC担当R-指定その人なのかもしれません。
KABE太人はMCバトル選手権で3連覇を果たしていますが、同じようにR-指定氏も
「ULTIMATE MC BATTLE」で3連覇を成し遂げています。
R-指定氏の性格について触れますと、どうやら(病的なまでに?)神経質なところがあり
そういう意味ではKABE太人に通じるものがあるようにも思われます。

ちなみにMCバトルの「MC」とは要はラップのことを言うわけですが、
非常に大事なのがその語源で「master of ceremonies」であるということを
是非とも頭に焼き付けて頂きたく思います。
簡単に言えば司会者のことを意味しますが、お喋りという意味もあるらしいです。
また「MC」には「microphone controller」という意味合いもあるという話ですが
いずれにしてもそのマイクパフォーマンスが示すものは
ラップでありラップをする者ということになるかと思います。

MCと言えばMCハマーであり、M.C.A.Tが思い浮かびますが
MCとはラッパーを意味するものだということが再確認できるわけです。
MCハマーとか随分昔の話になりますが、
アニメ「おぼっちゃまくん」ED曲が実は彼の楽曲でありました。

MCハマーとM.C.A.Tの曲を単純比較して言えることは、MCハマーの方は歌の要素が皆無のただのラップにすぎず極論を恐れずに言えば、リズムに合わせてお経を読んでるのと変わらないのに対し、
M.C.A.Tの「Bomb A Head」などはラップの要素と歌の要素を
何とか両立させようとしてるふしがあるように思えます。

その違いの背景にはダンス音楽の文化と聞くための音楽文化の差があるのだと推測いたしますが
聞くための音楽文化に属する日本人としては音が単調なラップの音を延々と聞かされても
途中で飽きたりげんなりするのはやむを得ないことのように思われます。

@avexの音楽には個人的にはあまり興味がなかったのが正直なところですが、
このような文化の違いを踏まえて改めて考えてみると例えばTRFやgloveなどの小室哲哉が作ってきた
音楽も、ヒップホップ的なダンスミュージックを聞かせる音楽として巧いこと再構築しているという
点を考慮するならば、狙いは悪くないという結論になるのかもしれません。

@avexという企業はヒップホップなどの黒人文化やダンスミュージックに敏感に反応する若者層向けの音楽作りに的を絞り活動してきたようですが、現状日本の若者にとってラップがここまで身近になった
ことを考えたら彼らの戦略は概ね当たりだったということになるのでしょう。

4年くらい前の話になりますが、何気に赴いた音楽フェスにてオレンジレンジが「上海ハニー」を
披露した場面でそれを聞きながら若者たちが楽しそうにひたすら踊っているのを見かけました。
その時は少しばかり不思議な光景を見てるような気がしましたが、
今にして思うとパーリィピーポーはその時既に
日本に蔓延していたということを意味していたのでしょう。

ジャネットジャクソンの影響をもろに受けた安室奈美の頃から、ラップが邪魔にしか聞こえなかった「m-flo」の「come again」、それと同じような構成のアニメ「Z MAN」OPソング「Dots And Lines」やエウレカセブンOPソング「FLOW」の「DAYS」そして
無職童貞ニジウラセブンのテーマソング「HOME MADE家族」の「少年ハート」、何から何まで…
当時はダンス系ミュージックやらラップありきの音楽について深く考えることはありませんでしたが
気が付けば日本において黒人文化とその音楽が蔓延しており
だからこそEXILEというダンスパフォーマンスユニットが話題になり
三代目 J Soul Brothersなどが若者に注目されるということになるのでしょう。

ヒップホップやディスコ(今のクラブ)ブームはかつて廃れたはずでした…
結局のところヒップホップ音楽は聞くためには向いてなく音が単調ですぐに飽きられ
ブームは下火になったのですが、他の様々なジャンルの音楽に影響を与えたり、逆に影響を受けたり
相互作用を受けながら進化を遂げ、聞くに値する音楽性を兼ね備えたより複合的で奥深い
ものとなって今に至るわけです。

リズム&ブルースやらジャズやらオルタナティブロックやらそいう類の小難しい話を明快に説明できるほど音楽についての詳しい知識があるわけではないのでざっくり言いますが、
かつてヒップホップ音楽やラップソングが単調で聞くに値しないと言えても
現在のヒップホップ系ダンスミュージックが同じように単調であるとは言い切れず
聞くに値しない音楽と決めつけることも無理があるというのが正直な意見であります。

「Creepy Nuts」の楽曲がヒップホップ系以外の人から広く支持されるのも
それを物語る事象を表しているのだと思います。
「夜更かしの歌」はラップの傾向が強いですが、それと比べると「堕天」の方は歌の方向に比重を置いている感が強く聞く音楽として十分成立しているような気がします。
かつてのMCはラップができればそれでよく歌が下手だったり、歌えなくても問題なかったのですが
今時の音楽シーンにおいてはそれではヒップホップ系のファン以外からは
支持されるのは不可能ということになるでしょう。

歌えるラッパー、あるいは歌うようにラップができるのがR-指定氏の最大の強みでありますが、
そのプロトタイプとはそもそも伝説の天才シンガーマイケルジャクソンであったのだと思います。
マイケルジャクソンの音楽といえばやはりダンス系ミュージックですが、歌の才能恵まれた彼の歌は
聞かせる音楽としても十分過ぎるくらいのクオリティーがあり、
その抜群のリズム感でラップも当然器用にこなすのであります。

彼のような天才は永遠に二度と現れないであろうと思えましたが、
実に世界は広く、二人目の天才が見事に誕生するのであります。
その人の名は「Bruno Mars」、マイケルジャクソンの生まれ変わりと称されるアーティストです。

https://youtu.be/SDPITj1wlkg
DJマークロンソン&ブルーノマーズ&ビヨンセ(スーパーボール・ハーフタイムショー)

個人的にはラップというのはお経にしか聞こえず興味が持てなかったのですが、
(マイケルっジャクソン同様)Bruno Marsのラップ系ソング聞いた時は
別次元の衝撃を受けました。歌が上手いラッパーのラップは歌と区別できないくらいメロディアスで
全然別ものというのが結論でございます。

https://youtu.be/2XWq-RhjYIg
「Uptown Funk」はDJ/Mark RonsonとBruno Marsのコラボ楽曲ですが
ヒップホップ系ミュージックではDJというのが当たり前のようについてきます。

「DJ」とはディスクジョッキーのことをいい、
ダンスクラブのBGM=レコードなどの円盤を掛ける人を意味します。
今のクラブがかつて「ディスコ」と呼ばれていた由来がディスクやディスコティーク
(レコード演奏による踊り場)だということですが、現在のDJは打ち込み系音楽機器を
操作するのが主流になりつつあるようです。
小室哲哉と言えばどちらかと言うとテクノやハウス系の音楽の傾向が強い印象がありますが、
発生がヨーロッパかアメリカかの違いがあっても、打ち込み音源を基本とするダンスミュージック
という点ではスクラッチなどが特徴的であるDJプレイも、大きな意味での音楽性については
今となってはそれほど差異がないような気がいたします。

打ち込み系音源については敬遠する人もいるようですが、例えば「堕天」という曲のように
ジャズのテイストを加えたり音楽を簡単にアレンジできたりするのは、作曲側としては
大きなメリットがあると言えるのかもしれません。
そもそもヒップホップやクラブミュージックは生演奏を前提としていないと言われたら話は
終わってしまいますが、それでもヒップホップ系ダンスミュージックの躍進は
恐らく今後も止まらないだろうということだけは間違いないようです。

今時では学校の授業科目にダンスがあるのが当然となりました。
生徒も先生も踊るのが当たり前のパーリィ時代とは、
@avexにとっては笑いが止まらない状況であるのかもしれません。 {/netabare}

投稿 : 2022/10/06
閲覧 : 493
サンキュー:

7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ザ・思春期!

中学2年生の夜守コウは、深夜の街をひとり徘徊する。そこには歳上のおねえさんである七草ナズナとの出逢いがあった…。

※以下、自分語り主体であまりアニメのレビューではない気がしますが、悪しからず。

既に何十年も前の話ですが、中学2年生だった私を夜中に連れ出してくれたのは4歳上の兄でした。たぶん大学受験勉強の息抜きとか、わりと気まぐれな理由だったのだと思います。

それまでの私はと言えば、オールナイトニッポンなどの深夜ラジオを聴くことはあっても夜中は家にいるものだったように思います。たぶん年末年始などの特別な日も含めて、深夜に起きていることはあっても外出をしたことはありませんでした。

終電もとっくに過ぎた最寄り駅には既に駅員はおらず勝手に入ったり、保線作業が終わったと思われる深夜の線路に降りて隣駅まで歩いたり、見つからないかドキドキでしたがそんなことをしても誰に見咎められることもなく明け方に自宅に帰りました。

私の初の深夜での外出はそんな受け身な物ではありましたが、それでも当時の私は深夜の外出に変な高揚感があったと思います。

そんな深夜の初外出を済ませた後では、離れた大学に進学した兄がおらず独りになってもたまにこっそりと深夜外出はしてワクワクしていた記憶があります。

翻って本作の主人公であるコウくんですが、初めから自分だけで深夜の街に出て行ったものと思われます。二人兄弟の下と一人っ子との違いもあるとは思うのですが意外と行動的ですよね。

深夜の街には非日常感的なワクワクもありますが、未成年者がウロウロしているのを見つかれば当然補導対象でありましょう。

そんな深夜の街に出た記憶を持つ者には、本作は共感を以て迎えられるでしょう。

そんな深夜の街に潜む危険要素の象徴であろう人外との出逢いに、コウくんは何を感じるのか?

逢魔が時の青春ストーリー、素晴らしいですね!

余談その1: OP主題歌のアニメーションが、みんなで映画撮影をしている体になっているのが気に入っています。

余談その2: ED主題歌のアニメーションでミニチュアの街で暴れるナズナちゃんを見ていて、庵野秀明監修:「特撮博物館」に展示されていた怪獣映画用のミニチュアを再現した巨大ジオラマを思い出してしまいました。

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 369
サンキュー:

28

ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思春期の間にこういう作品で拗らせておく事は、案外大事。

 {netabare} キャラデザは原作者の個性をちゃんと掴んでいてかつ表情もよく動き、魅力的なカットも多かったですし、話の構成も良かったと思います。
 でも…なんでしょう…。こう…手放しで喜べない感じ…。
 
 個人的に気になる所が二つあります。
 
 一つ目は 夜の表現について です。
第一話の中だけでも様々な夜の表現がありました。その一つ一つはとても美麗でしたが、若干盛り過ぎな印象を受けました。 いや、この作品はシーンのほとんどが夜なので印象的なのを差し込みたいのは理解できるんですが、いかんせん 明るすぎやしませんか?

 冒頭の夜守くんが団地から出てくるところ、原作を読むと 彼は何の変哲もない夜の団地の風景をただ歩いているだけの事に静かな高揚を感じていることがわかります。 それをあんなにペカペカさせるなんて、彼の団地は映えスポットか何かですか。そりゃいい気持ちにもなるわな と思ってしまいました。

 自販機のシーンでも「夜の自販機ってこんなに眩しいんだ…。」このセリフを言うにしては、その前がだいぶ明るいですね。キャラ自体も昼間を歩いているかの如く明るいです。その後の酔っぱらいとの絡みのところは大通りっぽかったので多少わからんでもないんですが…。
 
 重ねて言いますが、これらの夜の表現はとても綺麗だとは思います。しかし、夜守くんの初めての深夜の徘徊で、彼が夜の街並みにどんな魅力を感じていたかを考えるとこれらの表現が適切なのかはちょっと疑問です。

 二つ目は EDについて です。
 この作品の夜の魅力は 「暗く 寂しいものであるが静かでどこか優しいもの」だと思います。原作3話の「ナイトフライト」でも 夜守くんは「静かでいい夜だ」と言っています。
 本作品の序盤の見せ場である肝心のナイトフライトで"Creepy Nuts"の「よふかしのうた」はハマっていたでしょうか。
 アニメ化前のMAD風のPVならばいざ知らず、このシーンの持つ意味はテンションをぶち上げることでしょうか?
 他に優先する表現は本当になかったのか。 この作品の良さを引き出すのにこの選曲でこの使い方ははたして正解だったのか疑問です。

 全体的に悪くはない第一話でしたが、この作品の良さを十二分に理解し、引き出したものだったかは微妙です。{/netabare}

 第2話視聴しました。
 {netabare} 話の流れ自体は、深夜に外や部屋で会話をしたり少し特別な体験をしたり とこの作品のフォーマットに沿ったものなので良いと思うんですが、やはりキャラの彩度などが気になりますね。
 この作品 特に初期は会話劇がメインとなります。その会話の間ずっとペカペカした背景の中くっきりと浮いているキャラを見せられるのはなんともチープに映ります。要所要所で効果的に使われるのなら良いですが、紫と黄土色の2パターンの一辺倒ではこの先苦しくなるような気がしますし、印象付けたいシーンが霞んでしまうような気がします。
 その点で言うと、終盤にあった明朝の街並みの2カットはすごく良かったと思います。ゴテゴテと盛られた夜よりもずっと綺麗だと感じました。
 その後のキャラはやっぱり浮いていましたが…。

 これから複数のキャラが登場しますがどうなっていくのか期待したいです。{/netabare}

 第6話視聴しました
 {netabare} まず、これは誉め言葉なんですが、ちゃんときしょくて良かったです。
 夜守くんはもちろんですが、その他の登場人物もこの作品が持つ独特の気色悪さがちゃんと出ていて非常に良かったです。
 原作のこの話を読んで、うわー……。と思ったところがアニメでも再現されていて、うわー……。となれたので満足です。 この痛々しさが本作品の魅力と言えますしね。
 さらに、"Creepy Nuts"を声優としてキャラの風貌も寄せて登場させちゃう制作会社のイタさも、原作のイタさと相乗効果で良かったです。

 もう1つ良かった点は、夜の使い分けが効果的だったこと です。
 あのペカペカどギツイ夜の描写も、ナイトプールの場面でようやく本領発揮することができました。
 冒頭でお姉さんが歩く夜、道の真ん中に立っていた時の夜、ナイトプールの夜、そこを抜け出して歩く夜、学校のプールでの夜、様々な夜の表情が描写されていました。
 場面場面で様々な夜の表現が''効果的に''されているのがこの作品の魅力になっていけばいいなと思います。

 この先ちょっと作品のテイストが変わってきますが、どうなっていくのか期待です。{/netabare}

 最終回を終えて
 {netabare} 原作の持つイタさがアニメ化によってブーストされている。そんな印象です。
 しかし、このイタさは存外に悪いものではなく、思春期の時にこういう作品でちゃんと拗らせておくことは、後々を生きていく上で案外大事なことのように思います。
 おたふく風邪のようなものですね。

 私も中学二年生の時にこの作品と出会っていたら、きっと夜の散歩に繰り出していたと思います。
 {/netabare}

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 331
サンキュー:

8

ネタバレ

めう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

恋を知らない少年が夜の自由を知る物語

{netabare}ジャンルはラブコメと日常系、序盤は夜に外に出ることで解放感を覚えた少年が七草ナズナという吸血鬼との出会いを機に、更なる夜の世界に足を踏み入れるところから始まり、中盤以降は、かつての仲間や他の吸血鬼が出てきたりと、再開や出会いをテーマに描いていた。
 物語終盤には、主人公が吸血鬼になるか否かに葛藤する場面も見受けられるが、そこがこの物語の山場であった。
 ラブコメ要素は少し物足りなさを感じるものの、ギャグはクスッと笑える部分が多く、見ていて和む作品であった。{/netabare}

投稿 : 2022/10/03
閲覧 : 249
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「だがよふかし」

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
「初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。」
女子がニガテな中学2年生の夜守コウはただ今、なんとなく不登校中。
さらには、夜に眠れない日々が続いている。
そんなある日、コウは初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。
夜風が気持ちよく、どこまでも自由で、昼間とちがう世界。
コウは夜に居場所を見つける。
そこに突如、謎の美少女・七草ナズナが現れる。
彼女は、夜の住人・吸血鬼。
コウに、夜の楽しさを教えてくれるナズナ。
「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」
夜に、そしてナズナに魅了されていくコウは、彼女に頼み込む。
「俺を吸血鬼にしてください」
ナズナは吸血鬼になる条件を教える。照れながら。
それは……「人が、吸血鬼に恋をすること!」
果たして恋を知らないコウは、ナズナと恋をして、晴れて吸血鬼になれるのか!?
ふたりぼっちの、特別な「よふかし」が始まる
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:コトヤマ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:板村智幸
チーフディレクター:宮西哲也
脚本:横手美智子
キャラクターデザイン:佐川 遥
音楽:出羽良彰
美術設定:杉山晋史
美術監督:横松紀彦
色彩設計:滝沢いづみ
色彩設計補佐:きつかわあさみ
撮影監督:土本優貴
編集:榎田美咲
音響監督:木村絵理子
主題歌:Creepy Nuts
アニメーション制作:ライデンフィルム

主題歌
OP:「堕天」Creepy Nuts
ED:「よふかしのうた」Creepy Nuts
{/netabare}
キャスト{netabare}
夜守コウ:佐藤元
七草ナズナ:雨宮天
朝井アキラ:花守ゆみり
桔梗セリ:戸松遥
平田ニコ:喜多村英梨
本田カブラ:伊藤静
小繁縷ミドリ:大空直美
蘿蔔ハツカ:和氣あず未
夕 真昼:小野賢章
秋山昭人:吉野裕行
白河清澄:日笠陽子
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第1夜「ナイトフライト」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
“眠れない”中学 2 年生・夜守コウは、初めて夜に誰にも言わずに外に出た。昼間とは異なる雰囲気の町中を歩いていると、フードをかぶった年齢性別不詳の人物に声をかけられた。それが吸血鬼・七草ナズナとの出会いだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
恋愛がよく分からない中2のコウくんが
告白されてフった女子の友だちにつるし上げられて
不登校&夜も眠れなくなった。。

それで夜、こっそり出歩いてると、変なお姉さん・ナズナから声をかけられて
夜の楽しさを教えられたんだけど
ナズナの部屋に連れてかれて、いっしょに眠ることになって
寝たフリしてると、こっそり首筋に牙を立てられ、血を吸われた!

ナズナが吸血鬼だって知ったコウくんは
自分も吸血鬼にしてくれるようにたのんだんだけど
そのためには、吸血鬼に恋をしないといけないんだって。。

それで自分に恋をさせてくれるようにたのむコウくんを
ナズナはビルの屋上に連れてって、つき落した!って思ったら
いっしょに夜空のお散歩をするみたい。。ってゆうところでオシマイ^^



キャラデザが変わってるから、すぐ「だがしかし」を思い出したら
やっぱり原作者が同じ人だった^^


ほとんど2人だけで説明みたいな話も多かったけど、
吸血鬼で、テキトーなことやHなことを平気で言っておいて
「恋愛」にはテレたりするナズナと、根がマジメなコウくんの会話が
漫才のボケとツッコミみたいでおもしろかった^^
{/netabare}
{/netabare}
第2夜「てかラインやってる?」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
吸血鬼になる方法…それは「人が、吸血鬼に恋すること」
コウは、夜の住人・吸血鬼になるため、そしてナズナに恋をするため、今日も夜中にひとり外に出た。ナズナに会うため街を彷徨う。
{/netabare}
感想
{netabare}
コウくんが、ナズナをさがして夜の町をさまようおはなしで
前半は、なかなか見つからなくって文句ゆうコウくんに
ナズナは、ほかの人の血を吸うために探し回ってたってゆうんだけど
実はナズナもコウくんをさがしてたってバラすの。。

何だかコウくんが、好きな男の子がチャラ男でやきもち妬く女子みたいで
ナズナは一見チャラく見えて、実はカノジョにべったりな男の子みたい^^

そんな2人のラブコメみたいで、おもしろかった^^


後半は、連絡のつかないナズナをさがす意味もあって
コウくんが腕時計型トランシーバを持ってくるおはなし。。

コウくんが子供のころから本当にぼっちだった、ってゆうエピソードが
楽しい思い出みたく話されてるのが、ちょっと悲しくておかしかった^^

ナズナがHな話題でコウくんをからかうところとか
コウくんが逆襲でナズナちゃんって言ってからかうシーンは
カップルのイチャイチャを見てるみたいだし

誰もいない校舎で、2人っきりなところで血を吸うシーンは
2人だけの秘密のデートでキスするみたいで
ちょっとロマンチックだった^^


さいごに、子どものころに買って一度も使われなかったトランシーバが鳴って
背後に同い年くらいの少女がいて、声をかけて来た
ってゆうシーンで終わったけど、実は2人は幼なじみで
彼女はコウくんが好きだったってゆう展開とかありそう^^



コウくんとナズナが
無自覚カップルのイチャイチャ話にしか見えないおはなしだったけど
これでコウくんが、ナズナに恋してないってゆうのがフシギ^^
{/netabare}
{/netabare}
第3夜「いっぱい出たね」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夜守コウは、七草ナズナとの夜更かしの帰りに、幼なじみの朝井アキラと遭遇する。学校に来なくなったコウを心配していたと話すアキラ。再会以降、ナズナと遊んだ後にアキラと会うことが習慣になっていく。
{/netabare}
感想
{netabare}
ナズナとの夜更かしの帰りに、幼なじみの朝井アキラに出会ったコウくん。。

子供のころ、トランシーバを郵便受けの上に置いたら、それがアキラの家ので
背後で見てたアキラが、コウくんとの友情の証だと思っててくれて
好意を持ってくれたみたい。。

それで、久しぶりに会ったアキラと、早朝に会って話すようになったんだけど
それを知ったナズナの様子が変になって、もしかしてやきもち!?

ナズナがアキラに、コウくんの血を吸うところを見せたり
さいごに、コウくんにキスしたり、ってゆうところでオシマイ^^



小学校以来、ずっと会ってなかった幼なじみの女子に
アパートの前で声をかけられて、また交際スタートって何だかデジャブw

2人のジャマになるのが、あっちは異世界帰りのさえないおじさんで
こっちはかわいい吸血鬼なんだけど
ザックリ言ってどっちも化物で、どっちもオジサンっぽいってゆうw

それでキャラデザも、どっちもヘタウマってゆう感じだし^^


でも、こっちはどんどんラブコメモードになってきてるみたい^^
{/netabare}
{/netabare}
第4夜「せまくない?」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夜守コウは、七草ナズナからキスをされた。コウは「キスは好きな人同士がする行為……ということは、僕はもうナズナちゃんのことが好きなのでは!? つまり“吸血鬼を好きになる”という目標は達成された?」と意気揚々としてナズナに会いに行く。
{/netabare}
感想
{netabare}
キスしたせいで、吸血鬼に恋をしたって思ったコウくんは
ナズナに会って血を吸ってもらったんだけど、吸血鬼にならない。。
恋をしたってゆうのは錯覚だったみたい^^


そんなある夜、最近ずっと眠りが浅いアキラは
深夜12時前だってゆうのに目覚めて、制服に着替えて外に出たら
コウくんに出会って、いっしょにナズナのところに行くことに^^

ナズナのアパートで、3人でゲームしたり
コウくんとナズナの関係を聞いたりしたあと、3人で並んで寝ることになって
いや、いや、って、ツッコんでばっかりのアキラだったけど
いつの間にかグッスリ眠れて、起きたら遅刻寸前!?

見送るナズナに「人は満足するとよく眠れる。。満足できたかい?」
って聞かれてアキラは
「さあ、どうなんでしょうね?」って答えるところでオシマイ。。



コウくんとナズナの関係は、友だち以上恋人未満で
アキラはコウくんに、恋愛感情じゃなく友情を感じてる
ってゆう感じなのかな?

どっちにしてもコウくんのこと、心配してくれてるのが伝わってきて
いいおはなしだった☆

そしてアキラも、夜遊びの楽しさを知ったのかも^^
{/netabare}
{/netabare}
第5夜「そりゃ困ったやつですね」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ナズナが“添い寝屋”を営んでいることを知ったコウ。正式な衣装だというナース風コスプレ姿のナズナからマッサージを受ける。意外にもツボなどを心得てるナズナのマッサージにリラックスし始めてきたところに、呼び鈴が鳴る……。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、ナズナがお風呂屋さんに行ってお風呂に入り
コウくんが来たら、自分は女湯、コウくんを男湯に入れ
お風呂から上がったセクシーなナズナに興奮したコウくんが血を吸ってもらい
そのあとラブホで休憩。。ってゆうおはなし。。


後半はあらすじのおはなしで、ナズナが家でコウくんをマッサージしてると
女のお客さんが来て、疲れたナズナの代わりに、応対をたのむの。。



このおはなしって、こんなにおもしろくなかったっけ?

前半は、ナズナのお風呂シーンを見せたいだけで
後半は、コウくんにマッサージをするナズナのきわどいポーズとか。。
それで、マッサージのお客さんが来て
やっと、おはなしっぽくなってきたかな?って思ったら終わり。。

作画も、部屋と人物のバランスがおかしかったみたいだし
あんまりおもしろいところがなかったかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第6夜「楽しい方がいいよ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
毎日同じだと飽きちまう!おもしろい遊びを考えた結果、2人でナイトプールに繰り出すことに。“大人の世界”にのまれ気味のコウをよそに、ナズナは“お酒が飲める!”とテンションが上がり……。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は先週の続きで、コウくんが
仕事と飲み会につかれたOLの白河清澄をマッサージするんだけど
学校に行ってないことや夜遊びの楽しさにハマったことを話して
青春を思い出させてたら、会社から呼び出しが入った。。

夜中の2時に、泣きながら会社に戻ろうとする清澄を
ナズナといっしょに窓の外に突き落とし助けて、吸血鬼になりたい夢を話し
自分が吸血鬼になったら清澄も吸血鬼にするって約束して彼女をいやした。。


後半は、2人でナイトプールに行ったんだけど
ナンパにノりそうにしてるナズナを見て気分が悪くなったコウくんは
彼女を連れて外に出た。。

人のいない夜が好きなコウくんをナズナは
学校のプールにつれて行った、ってゆうおはなし。。



お仕事の辛さが伝わってきて、にゃんは引きこもりで良かったって^^
それにしても夜中の2時に会社に呼び出されるって、どんな会社なのかな?

コウくんが、ナズナとのキスよりお金が欲しいって
自分に言い聞かせようってしてるみたいだったけど
ちょっと恋に近づいてる?

プールでナンパされてるナズナに、ヤキモチ妬いてたみたいだったし^^


今回は、清澄や、共感するコウくんの気持ちが伝わってきたし
ラブコメ展開もあって、おもしろかった☆
{/netabare}
{/netabare}
第7夜「眷属作り(こづくり)」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
急な雨に降られ、高架下で雨宿りをしていたコウ。近くの喫煙所でサラリーマンが女子高生に声を掛け、振られる姿を見かける。コウの視線に気づいた女子高生は「今見てたっしょ?」と声を掛けてきた。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじの通り、駅でギャル系JKに声をかけられたコウくんは
人気のないところに誘われて、血を吸われそうになった時
ナズナに助けられた。。

吸血鬼の間には眷属にするか、じゃなかったら血を吸いつくして殺す
ってゆうルールがあるみたいで
いつまでたってもコウくんを保留状態にしてるナズナにキレた桔梗セリが
コウくんに手を出しに来たみたいでナズナとセリのバトルがはじまった。。

その間に仲間の本田カブラがコウくんをさらって行った。。

コウくんが着いたところには、平田ニコ、蘿蔔ハツカ、小繁縷ミドリがいて
コウくんに事情を話し、4人の中で誰が好みか聞いてきて
誰がコウくんを眷属にするかでモメてると、ナズナが来て
みんなでナズナに、これからのコウくんとのプランを話せって迫った^^

ナズナが吸血鬼仲間の間でもコミュ障気味で、眷属を作ろうとしないのに
カレだけ特別扱いなのはナゼ?
自分たちをだまそうとしてるんじゃ?って問いつめてくる4人にコウくんは
「ナズナは、好きになりたかったら好きにしろって言ってくれた」って。。

それを聞いた4人は、ナズナが照れ隠しにそう言った、ってゆうことになって
2人の関係をとりあえず認めたけど、コウくんが
「何年かかっても吸血鬼になるつもり。。」って言ったら
みんなの目が点になり、ナズナが「あっ!」って言ったところでオシマイ。。



さいごの意味は、眷属になるのには期限があるってゆうことなのかな?

今回も話が多かったけど、声優さんは豪華だから
聞いてても退屈はしなかった^^

コウくんが、モテて当り前って思ってる子たちをあっさりフるところとかw


それにしても、眷属を作るってゆうのがそんなに大事なら
世界中、あっとゆう間に吸血鬼だらけになっちゃうと思うんだけど。。

たとえば1人が1年に1人眷属が増やすとしたら
世界の人口80億人が吸血鬼になるには33年くらいだから
今みたいな吸血鬼が100年前に生まれたとしたら
とっくに世界中の人が吸血鬼になっててもおかしくないはず^^

それが吸血鬼は、実は短命だってゆうなら
そうならない理由が分かるし
コウくんが何年もかけて吸血鬼になろうとするのが
ダメな理由も分かるんだけど。。


あと、吸血鬼が女子ばっかりなのも気になったけど
吸血鬼は顔がいいとか言ってたから
吸血鬼になると誰でも美女になれるのかな?男の人でもw

それとも吸血鬼にも、青年部とか婦人部とかがあるのかもw
{/netabare}
{/netabare}
第8夜「どいつもこいつも」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ナズナ以外の吸血鬼、セリ、ニコ、ミドリ、ハツカ、カブラと知り合ったコウ。そして、初めて血を吸われてから1年以内に吸血鬼にならなかった人間は、一生吸血鬼になれないということを知り……。
{/netabare}
感想
{netabare}
初めて血を吸われてから1年以内に吸血鬼にならなかったら
適性がないから吸血鬼になれないって、吸血鬼たちから聞いたコウくんは
それをアキラに報告すると、1年以内に吸血鬼になれなかったら
殺されるんじゃない?って言われて、コウくんはビビった。。


それから昼間のおはなしで
アキラがコウくんと共通の幼なじみの真昼クンに学校で会って
最近彼が、年上の人と付き合って夜ふかししてるって聞くんだけど
吸血鬼のことは知らないみたい。。


そして夜
好きになるってゆうのが分からないコウくんは
セリからデートプランをアドバイスしてもらって、ナズナを誘ったんだけど
変わり者のナズナには合わなくってダメ出しされちゃった。。

でも、おなかがすいたナズナは
家に帰ったコウくんのところに行って、夜空のお散歩に連れ出して
デートプランの最後の、夜景を見ながら食事をしたってゆうおはなし。。


さいごは、コウくんが1人で歩いてると
友だちと話しながら歩いてる真昼クンとすれ違って
知らんぷりして歩いてると、彼から肩をたたかれて
しばらく公園で話すことに。。

真昼クンは、コウくんに話しかけてくれる数少ない友だちで
コウくんがひそかにあこがれてる少年。。

そこに通りかかったアキラも参加して
コウくんが年上の女の人と付き合ってる話をすると
勇気が出たって言って、彼女との待ち合わせの場所に向かっていった。。

そして、さがしてたナズナに会うと
さっき真昼クンが女の人と手をつないでるのを見たナズナが
コウくんに手を差し出して、2人は手をつないで歩いた
ってゆうところでオシマイ。。



コウくんの友だち・真昼クンの登場回で、いい子みたいだけど
相手の人が、吸血鬼だったりするのかな?って思って見てたけど
この前の5人とは違う人みたい。。

あと、吸血鬼のことにくわしい人間は殺されるって言ってたけど
ときどきコウくんに会って、吸血鬼のことを聞いてるアキラの方が
ねらわれやすいんじゃないかな?って^^
{/netabare}
{/netabare}
第9夜「ずるい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
セリとカラオケに行くことになったコウ。セリは最近、恋愛感情を拗らせた通称ダル男に付きまとわれているようで、カラオケ中もドア越しに中を覗く人物が現れる。ダル男の存在が面倒になったセリは、殺そうと決意するが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
コウくんが、悩みがありそうなセリの相談に乗ってあげるおはなしで
付きまとわれてる男を殺そうとするセリを止めるの。。

それで話しを聞いてみると、セリは吸血鬼の本能で
つい男の人が自分のこと好きになるようにさせちゃうから
そうゆうのメンドウで、ただの友だちとして付き合ったのに
相手が恋愛対象として自分を見てくるようになったから、ウザくなった。。

それで消そうとした、ってゆうのが分かって
セリはこんな関係をやめようと。男性に正体をバラしたけど
カレはセリの眷属にしてほしいって言ってきたから、セリは彼を眷属にして
4人でお祝いにカラオケに行った、ってゆうおはなし。。



悩み相談に乗ろうとするコウくんは、いい人だと思う◎

セリが相手に気を使わないのに、相手が好きになってくれるんなら
別にいいんじゃないのかな?

あんまりピンと来るおはなしじゃなかった。。
{/netabare}
{/netabare}
第10夜「盗撮画像を拡大して見る」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ミドリに頼まれ彼女の勤務先のメイド喫茶でバイトをすることになったナズナ。コウは客としてナズナの動向を見守っていたが、とある盗撮事件の犯人探しをすることになって……。
{/netabare}
感想
{netabare}
メイド喫茶のメイドをしてるミドリは
急に来れなくなった子の穴埋めをさがしてたんだけど
吸血鬼だとモテて、自分のお客さんを取られるかもって思って
ナズナに声をかけて来た。。

それでコウくんはナズナについてきて
お店でナズナが働く前に1番人気だったアリサと知り合ったんだけど
そんなときミドリのところに、お店のメイドの盗撮写真が送られて
コウくんがその事件を解決することになった、ってゆうおはなし。。



にゃんは途中で、犯人が分かったけど
推理アニメってゆうより、いつもの日常に事件が起きたってゆう感じで
犯人に、病気だとか、おかしいって言っちゃうけど
それでふつうなんだって、肯定してくれるミドリが良かった☆

ただ、今回のおはなしは、ちょっとテンポが悪かった気がする。。
{/netabare}
{/netabare}
第11夜「吸血鬼って知ってるかい?」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ナズナに促され、添い寝屋の客引きをしていたコウ。疲れていそうな女性に声を掛け、2人で喫茶店に入る。ふと、その女性の煙草や手袋が気になり、コウは女性に職業を尋ねる。差し出された名刺には“探偵”の文字が……。
{/netabare}
感想
{netabare}
メイドをやってお金の味を知ったナズナにそそのかされて
コウくんは添い寝屋の客引きをしたんだけど
その時、探偵で秋山昭人をさがしてるってゆうお姉さんと知り合った。。

別の日、夜中にアキラ、真昼クンとコウくんが学校に忍び込んで遊んでたら
10年前に学校から消えた先生があらわれるってゆう教室で
アキラが男の人におそわれた。。

コウくんは、すぐに彼が吸血鬼だって気がついたんだけど
彼は今までの吸血鬼と違ってて、血を吸うのがイヤみたいで
10年ガマンしてきたのに、こんなところにいるお前らが悪い
みたいなことを言ってた。。

そこにこの前の探偵さんがあらわれて、コウくんが止めた吸血鬼に近寄ると
彼にリングを渡すとハグして「あなたを人間として死なせてあげたい」
って言ってなだめ始めて、そのままにしてたら朝が来て
吸血鬼は消えて行った。。

探偵さんは、自分は鶯餡子だって自己紹介して
人探しをしてて吸血鬼に会うこともあるから
わりとくわしいみたいなことを言ってた。。

それで、吸血鬼が殺されたことでショックを受けたコウくんがとがめると
誰も吸血鬼になりたくってなるわけじゃないって言ってきて
「キミは吸血鬼を何も知らない!」って。。

そして最後はコウくんも
「ボクはまだ、吸血鬼を何も知らない。。」ってつぶやくところで終わり。。



餡子は吸血鬼を「化物」って言ってたけど
人間とあまり変わらない気がする。。

ただ、1年以内に吸血鬼になれなかったら、死なないといけないんだったら
血を吸われるのは、殺されるのと変わらないのかな?

今回のおはなしを見てたら、
吸血鬼は、10年間1度も血を吸わなかったら死んじゃうのかも?

それだと吸血鬼は、殺人鬼とあまり変わらないから
化物って言われてもしょうがないかも。。


あと、餡子が彼に持たせてたリングは、何だったんだろう?
婚約者からのだったりするのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第12夜「今日ウチ親いないんだ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
10年間、血を吸わなかった吸血鬼が餡子によって殺された。餡子に「君は吸血鬼を何も知らない」と言われ、悩み始めたコウ。真昼からは「吸血鬼になって何がしたいんだ?」と問われ、悩みは深まるばかりで……。
{/netabare}
感想
{netabare}
コウくんが、どうして吸血鬼になりたいか悩むおはなし。。

真昼クンからそう聞かれ、ナズナに聞いてみると
コウくんは非日常を楽しんでるだけで、実際は吸血鬼も退屈だって聞かされ
吸血鬼を殺そうとする餡子からは、夜遊びができないように
警察に中学生くらいの不審人物がいるって通報されちゃった。。

それで公園に隠れ、ナズナに会いたいって思いながら
迷惑はかけられないから部屋にも行けないって悩んでたら
そこにたまたま、ハツカが来たところでオシマイ。。



餡子は、コウくんが吸血鬼にならなかったとしても
1年後までに吸血鬼をぜんぶ殺すから、コウくんは安全だ
みたいなことを言ってたけど
秋山昭人クンも見つけられない餡子には、できないんじゃないかな。。

それに、元先生の吸血鬼を殺したのだって
彼が悩んでて協力的だったから、朝日で殺すことができたけど
ふつうの吸血鬼を殺すのは、そんなに簡単じゃないんじゃないのかな?


あとコウくんが、自分の血はおいしいのに
餡子の血がまずい理由を考えてたけど、餡子ってもしかして
自分自身が吸血鬼で、吸血鬼になったのを後悔して
吸血鬼を滅ぼそうとしてるとかかも?
{/netabare}
{/netabare}
第13夜「よふかしのうた」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
警察から逃げていたところをハツカに助けられたコウ。ハツカに吸血鬼を殺せる人間がいることを話し、さらに今、吸血鬼になるかならないかで悩んでいることを打ち明けた。一方、ナズナは、ニコ、ミドリ、セリに会っていて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
コウくんはハツカに吸血鬼になるかどうかを相談。。

そのころナズナは、吸血鬼にならなさそうなコウくんを守るため
ニコたちにたのみに行ってたけど
ハツカにニコがキレてるってゆう連絡が来て、コウくんに知らせると
コウくんも気もちが決まって、走ってナズナを助けに行った。。

コウくんがニコたちのところに着くと、ナズナはもう帰ったって聞いて
街をさがしまわってやっと見つけて

「ナズナちゃんに会うまではずっと退屈だった。。
オレはナズナちゃんを好きなる!退屈なんかさせない、オレといよう!」
って告白。。

ナズナは「ちゃんとコウくんが惚れるような吸血鬼になるから」
って思いながら、彼にキス。。

ナズナが交渉に来た時、ニコが言ったのは
「コウくんを惚れさせろ、自分たちがサポートするから」
ってゆうことだった^^ってゆうおはなし。。

最後ナズナがコウくんに「仲良くやろうや」って言ったところで終わり。。



メインのおはなしはそんな感じだったけど
実はハツカが女装男子だった、ってゆうのが分かったのが
最終回にしてはインパクトありすぎで、びっくりだった^^


最後は、コウくんとナズナが両想いになって
メデタシメデタシってゆう感じの終わり方だったけど
ハツカくんの会話で、コウくんが恋愛不感症?ってゆう疑いが出てきて
結局、キスした以外2人の関係は、前とあんまり変わらないかも?って。。


あと、中学生で退屈って
きっとイジメとかなかったんだろうな。。よかったね☆
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


吸血鬼のお姉さんと夜に出歩く不登校中学男子の日常ラブコメ
それと少年の成長物語、みたいなおはなしかな。。


日常系で、とくに盛り上がるところもなかったけど
夜の静かな街がほかのアニメと違う変わった雰囲気を持ってて、
ちょっと変わった人たちや吸血鬼たちのキャラとか会話がおもしろくって
ユニークなおはなしになってたみたい。。

あとラブコメって書いたけど、ラブになる前のおはなしってゆう感じかも。。








.

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 425
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47

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 1.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

性癖に刺さるかどうかが鍵

1話観ました。タイトルの通り深夜に観たほうが気分的に乗れそう知らんけど。

画も声優さんの演技も悪くない。ストーリーが今後どうなるかが気になる所。一応ラブストーリーになるのか?

曲はあまり好きじゃないかなー。

3話まで観ました。かなり好きなやつかも。キャラデザ(特に目)が特徴的だけど個人的にはイケる。そして雨宮さんの演技力素晴らし過ぎる!公式サイト見る限りまだ登場してないキャラがまだまだいるのでこの先も楽しみ。

ただ曲(OP&ED&挿入歌)は全て自分好みじゃないってのが本当に惜しい。こんなに聴きたくなくなるアニソンは初めてかも。

最終話まで観ました。終始奇怪な感じを漂わせていて中々楽しめました。ハツカちゃんが男なのは普通にビビったし、最終話で判明するんかいって。他の吸血鬼達やサブキャラも良い味出してました。特に沢城さんが担当してた探偵はめっちゃ好きでした。

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 280
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6

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

クォリティは正義やねー<59>

この作品って、敵っぽく出てきたキャラが日常の登場人物に着地する展開だからそのオチを知ってるとあんま視聴意欲がわかなかったのねん。
視聴順位低めで未見の回を積み上げてたんだけど、原作気に入ってるけどアニメのクォリティが微妙なやつとか、原作に手を出してないからこの機会になどというやつを抑えて、結局これ観てる方がいいやと完走。
アニメのクォリティって大事やね。
最終話は話としての区切りがないところを、初回の印象的なシーンを配置替えてとか、ナズナの葉ってハート型なんやなーそれが揺れとるわーとか、原作尊重した上で最終話らしさを演出で盛っててよろしおしたなぁ。

ネオン照りまくり<51>
2話視聴。
体は求めるけど恋だの愛だのは照れる、と吸血と言うまぐあいでは男女逆転してるのねん。
1話でも好きとか解らないとかうっざーいことを(以下、アニメに関係ない愚痴なので省略)
原作者の作風とはいえコメディーはゆるめで原作数話束ねた分量のアニメ1話は長さを感じたり。

印象的なネオンカラーの夜ってのは売りなんだろうけど、団地全体を照らしてるネオンがあったら光害だよね。
始めはただの夜の風景にして、夜の外出のわくわくを口にしたとたん転調するとかして主観ですとやったほうがよかったかなぁ。

ネオンの照り返し<53>
1話視聴。
ネオンカラーで照らされる夜の作画というか絵作りがいいじゃない。
吸血鬼設定のアレヤコレヤとか自分探しってなテーマがあるけど、基本ゆるめなコメディ調で進むのねん。
原作的に尖ったものはないけど、アニメのデキがよさそうなので抑えの位置くらいで。

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 205
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7

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

吸血鬼アニメの快作

【総合評価☆☆☆】
 優等生なのに不登校になった中学生のコウは、眠れないままに夜の街をさまよい歩くうち、吸血鬼の美少女・ナズナと出会う。社会のしがらみに束縛されない吸血鬼の生き方に憧れ、ナズナに血を吸わせ眷属になることを願うが…。前向きな引きこもり少年と、奔放なのに照れ屋の吸血鬼少女---絶妙な取り合わせによって、生きることそのものの豊かさが浮かび上がってくる。吸血鬼アニメの快作である。
 特に、泣くほど嫌な仕事でも上司からの呼び出しには常に応じる女性のエピソード(第6話Aパート)は、感動的だ。それ以外は、出来不出来の差があるものの、メイド喫茶で働く女性を取り上げた第10話は、なかなかの佳編。
 夜の街の住人は、皆どこかエキセントリックで、それがかえって人間の本質を感じさせる。彼らが闇の奥に息づく静かな街には、昼間には味わえない独特の情感が漂っており、そうした雰囲気を巧みに描き出した作画は、味わい深い。
 OPとEDも出色だが、特に、Creepy Nutsによる「よふかしのうた」(ニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」のために作られた楽曲)とナズナの動きが見事にシンクロしたEDアニメは、何度見ても面白い。

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 133
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10

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

The Night Flier

コウ君はもう中学生? いやまだ中学生?
人を好きになるって、自我が崩壊する部分もある。
そんな、本気の恋は未経験。
吸血鬼のナズナも似たようなもの。

そんな2人も、やっとフェーズ1終了ってとこでしょうか。
さて今後の2人はどうなる?ってところでアニメはおしまい。

夜は活動している人は少なく、社会常識が薄まっているような感じがある。
だが、同時に危険でもある。
解放感と緊張感を同時に感じられる、特殊な時間帯。
そんな夜の描写は、上手くできていたのかなと思う。

浪漫飛行、最高にマッチしてるじゃん。OP差し替えて欲しいよ。

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 111
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4

ネタバレ

カモミール さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

吸血鬼のオリジナル設定がつまらない

ソファーで話し込んだり、井戸端会議だったり、動きが無くうだうだと話してるシーンばかり。吸血鬼のオリジナルの設定もあまり面白く無い。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 110
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3

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『夜の街』『耽美』『フェティシズム』『好きになるとは?』

<2022/8/5 初投稿>
原作は未読。
点数はとりあえず5話まで見てのものです。

放送開始前のCMの時から気になってたんですよね。
ノイタミナだから高品質は約束されてるだろうし。

いざ見てみたら、楽しい
「面白い」より「楽しい」作品。

『夜の街』
まず夜の雰囲気が好き。
中学生の頃ぐらいから、夜の街とか夜明け前の紫色の空とか大好きで。
意味もなく徹夜してました。
ANNとか聴きながら

本作では夜の色彩がかなり極端。
でも夜に不慣れな子供の眼からすると、真夜中の街灯や自販機の光ですら相当に刺激的なもんです。
中学〜高校の頃思い出します。

『耽美』
耽美とは
「美を最高の価値として、ひたすらその世界に心を傾け陶酔すること」
なのだとか
漫画漫画したキャラデザなのに、妖しくやらしー美しさを追求しようとしてる。
それがなぜかうまくはまってる。
(この原作者さんの描く女性キャラって妙な色気感じますよね。寄り目だからかな?)

『フェティシズム』
吸血という偏愛の象徴のような行為。
吸血鬼ものの漫画・アニメとか絶えないですけど、それっておそらく「血を吸うという行為に妖しい魅力を感じる人」が多いってことですよね。
本作では一際やらしく、じゃなかった妖しく描かれてます笑(吸うとこは隠してるけど)

こうしてみると「謎の彼女X」とちょっと似てる気がしてきた。
謎の彼女は夜ではなく夕暮れで、血ではなく涎(よだれ)ですが

OP「堕天」、ED「よふかしのうた」はCreepy Nutsの楽曲も映像もクセになる。
他の方のレビューに書かれてたの読んで知ったのですが、本作、元々Creepy Nutsの「よふかしのうた」に触発されて作られた漫画だったんですね。
どーりでぴったりなわけです

そしてED映像。
なずなのイラストにだんだん色がシミのように広がっていくところ
これ、いいなー。
なんか何度も見てしまう

毎話変わるアイキャッチもいいですね。
雰囲気のある丁寧なイラストがかなり良い。
アイキャッチのセンスが良いアニメって、中身も面白いこと多い気がするのは気のせいでしょうか。
「シドニア」とか「DARKER THAN BLACK」とか
今季なら「リコリス・リコイル」もそう


というわけで、あんまりストーリ展開を楽しむ感じではなく、かといって日常ものともちょっと違う本作

自分は『夜の街』『耽美』『フェティシズム』を楽しんでます。

<2022/8/26 追記>
第7話まで見ましたよ。

{netabare}「コウが吸血鬼になるには、コウがナズナを好きになってる状態で、ナズナがコウの血を吸うこと」
{/netabare}
となっておりますが。
前から、これ少し違うんじゃないの?と思ってるのです。
つまり{netabare}「コウとナズナが相思相愛の状態で、ナズナがコウの血を吸うと、コウは吸血鬼になれる」{/netabare}となっておりますが

そうではなく
{netabare}「恋の仕方を知らないのは、コウだけではなくナズナも。そんな二人が恋の真似事を積み重ねながら・・・」{/netabare}という感じだったら可愛らしいなーとか思ったり

実際のとこ、どうなのかはわかんないんですけど
なんかこの方がニヤニヤできそうではなかろうか?

という願望でした。

あと、酔っ払い三人組モブに子安さんがおるとこもツボw

<2022/9/2 追記>
第9話まで見ました

なぜかの「浪漫飛行」
どっちかと言えば「夜間飛行」って感じだけど、まあでも浪漫飛行は名曲ですよ。

それにしても9話良かったですね。
ここまでで一番良い。
ここに来て本作のテーマみたいなものが見えた気も。
良い〜
なので評点UP↑です♪

あとダルオくんの声は吉野さんでしたか
EDテロップ見るまで全然気づかなかった
やっぱよっちんさんは凄腕声優ですね

<2022/9/16 追記>
11話見ました。
また予想外な展開。
ここに来て{netabare}ヴァンパイアハンター{/netabare}Dや、{netabare}傷{/netabare}物語のような展開とは

なんか「ほんわかあったか〜いスープにドライアイスぶち込んだ」ような展開

嫌いじゃない
むしろ好物

<2022/9/30 追記>
最終13話見ました

9話のレビューでも書きましたが、本作の大きな柱となっているのは「人と人との関係」なのかなと

友人関係とか、好きになるとは、とか
そんな人と人の間に芽生える感情について、
先入観やいろんな前提を取り払って、
突き詰めて考えてみようと

もちろんそれは玉ねぎの皮を剥く作業にも似た、不毛な考察ではあるのですが

そういうのも結構楽しい

あとですね
{netabare}コウくんはおそらくもう吸血鬼になりかかってるんでしょうね。
11話の閉まった学校の門を飛び越えるシーン
最終話の歩道橋から飛び降りて猛スピードで逃げ去るシーン
人間離れしてますし。
つまりもう、なずなのこと好きになってんじゃないの{/netabare}

原作がまだ連載中なので、終わりという感じの終わり方ではなかったのは残念。
続き見たいけど、好き嫌いの好み分かれる作品のようだから2期はないのかも。

原作読もうかな。。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 549
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38

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この独特の雰囲気は病みつきになりそう

夜想曲というタイトルがぴったりな、抒情的アニメ。
思春期の揺れ動く不安定な感情が良く表現できている。
ストーリーが特にあるわけではないけれど、
見ていて飽きないのはなんでだろう。
何と言っても夜の景色の美しさの表現が素晴らしい。
こんなに雰囲気を楽しむアニメは記憶にない。
背景作画が素晴らしいので、それを十二分に生かしたこういうアニメ作り。
今まで無かったのでは?
そんな夜景ばっかり褒めていたら、最終回はホントに綺麗に締めてくれた。
いやあ、素晴らしい。
またお気に入りアニメが増えてしまった。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 134
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15

nyamu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人を選ぶ作品・・・なのかな?

ここのレビューは厳しめが多い印象だが漫画の人気があるからアニメ化されたのだろうし、と思って漫画のレビューを見に行くと漫画はかなりの高評価。では漫画とアニメが違うのかというとそうでもなさそうで昨今の流れに沿って原作にほぼ忠実なアニメ化っぽい。
ということは、あにこれレビュー層とよふかしのうたが受けている層が違うのだろうと思われる。

なので、ちょっと気になったら見てもいいかもしれない。ここの評価がいまいちでも「大好きです!」となる可能性は十分にありそうだ。


自分の評価としては脱落せずに見終わったもののいざ点数をつけようとするとこれといって高評価のつけどころがない(ここの評価ポイントでは)。かといって好き嫌いはあるにせよマイナスをつけるほどでもない。


作画は毎回綺麗でくずれることはなかったし、毎話入るアイキャッチはいい感じで好きだった。また、特に背景の色彩で表現されていると思われる演出は楽しめた。
基本会話劇なので派手な場面はほぼなしだが、動くときはバトルアニメ並みに動くので、手を抜いているというわけではなくきっちり作られているという印象を受けた。

どぎついまでの色彩で描かれる明るすぎる夜空の表現は自分の好みではなかったがあれが綺麗といって好きな人もいるだろうとは思うし、自分にはうるさすぎたOP,EDもすごく好きという人はいるだろうと思う。
基本会話劇なのでそれを楽しめるかどうかが作品評価の主な分水嶺になりそう。

ということで好き嫌いがはっきり分かれそうな作品という印象。
人の評価などは気にせず自分の目と感性でお試ししてもらいたい作品。


唯一文句をつけるとしたら
「あれで恋をしていないというのは無理があるのでは???」
いや、もう恋してるようにしか見えないのですが、なぜ頑なに「恋してない」ことになっているのか。
恋したことにすれば話終わっちゃうし、ラブコメってその焦らしを楽しむもなのかもしれないが、お前らもう認めちゃえよ、みたいな。



1話最後で主人公のコウがナズナにお姫様だっこされるのは、自分にはちょっと衝撃的だった。
今の時代だったらエヴァのシンジくんは男らしさを求められることもないし、「逃げちゃだめだ」ってなっても異世界から帰ってきたおじさんが「逃げてもいいんだ。それでいいんだよ」って言ってくれそうだ。時代は変わったなぁって感じた。

コウはとある理由でいろいろ面倒臭く感じて登校拒否をしているわけだがそれで思い悩んでる風でもなく、周りも特に咎めたりしない。
抑圧が無いがゆえにもてあまして退屈なところで自分とは違う世界に住んでいるナズナに会う。誰にも責められず非日常の夜に解放感と楽しみを感じて夜を楽しむ。

そんなぬるいモラトリアムが続くお話かと思っていたら探偵さんがでてきて面白くなりそうな感じがしたのが11話。
・・・え、これ2クールじゃないの?13話で終わりなのに遅すぎじゃないですかねぇ。スロースタートがもったいないよぉ。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 111
サンキュー:

5

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

夜ふかしはムダ

最近夜ふかししなくなったもんで
夜ふかししてた頃を思い出すと
大したことしてなかったなぁと。。
##閑話休題###
さて今期観るものなかったので
リコリスと同様早見案件

吸血鬼もの、人間の異性とのやりとり、ギャグ
とのことでうる星やつらをイメージしたけど
ギャグが面白くない、自分には。

背景をなくしてキャラを中央にポツーンと残すボケシーン?が乱発しすぎててその都度なんかさめる

最初は不登校や感情をうまく出せない若者の代弁かと思ったら社会人の叫びみたいのも出てきて
それは悪くないと思ったら
吸血鬼女子高生の手首吹っ飛ばしバトルもの?
その後メイド喫茶でのクッション回のような探偵ものはいり
あ、まだゆるい世界か
その後学校に凶暴な吸血鬼が出て。。またバトルもの?

っと
アンケートの結果が芳しくないので色んなものを試しまくってる末期のジャンプ漫画のような方向転換

前半好きな人はバトル展開受け付けなく、逆もまたしかりかなと

これってこの後バトル系になるんだっけ?なら大半のゆるい展開は駆け足で良かったのでは。。。

まぁなんか毎回早見でみても長いなぁという感じの話でした

opの歌と作画
本編中の夜の描写も
最初は良いと思ったけど
本編が退屈すぎて良いと思ったこれらも最後には飽きてました

もったいない

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 224
サンキュー:

8

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ノイタミナ的ジュブナイル

ノイタミナってこの作画はセンスいいでしょ?
アピールが強いからあんまり見る事ないんだが

今作は雨宮天ちゃんが駄女神さまで鍛えた
オヤジ力をいかんなくなずなにぶつけていたので
完走する事が出来た

物語としてはフラット夜中に出歩いた中学生コウ
そこでなずなと出会う

しかしなずなは吸血鬼で
コウの血をいきなり吸うと言う流れ

吸血鬼の話は偶然の出会いが常道で
血を吸われた相手はいやいや眷属になるのが多いけど

コウは吸血鬼の存在に憧れ
その為にはなずなに恋する必要があり
よなよな逢瀬を重ねていく

なずなが最初はガンガン下ネタ言うのに対し
コウは冷静に聞き流しているので
中学生と妙齢な女性の関係を見事にひっくり返している

この作品の吸血鬼は血を本能で求めるタイプよりも
サキュバス的に魅了しているキャラが多くて

ジュブナイル的な二人の関係に対して
ある意味レクチャーしている感もあった

コウの幼馴染であるアキラや小学生時代の友人真昼
この3人が学校の怪談探しに小学校に忍び込んだら

夜な夜な現れる先生に遭遇
失踪したのは吸血鬼にされたからだった

アキラが襲われ大混乱になった所で
一人の女性が吸血鬼を成仏させる

彼女は鶯餡子
探偵で吸血鬼の討伐も仕事にしていた

餡子はコウに吸血鬼になるのは身勝手な夢といい
辞める等に強く諌める

目の前で吸血衝動の怖さを感じたコウは
本当に吸血鬼になりたかったのか思い悩む

最後は二人ともお互いが必要と感じ
再び吸血鬼を目指すべく夜ふかしするのだった

楽曲のクリ―ピーナッツは作品にハメてくれて
凄く好感は持てたけども

OPをリリックビデオにしたのはダサいよねw

監督さんはシャフト時代物語シリーズ担当していたみたいだが
全体的に見ると普通で味気なかった

唯一評価できるのは
なずなちゃんがエロく見える部分が多い事かw

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 148
サンキュー:

8

ネタバレ

ショウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

期待通り。

話を先に知っていても圧倒される。作画・演出・音響どれをとっても今季アニメでトップクラスだった。アニメ勢の多くの人が思ったであろう『よふかしのうた=日常アニメ』が、第11夜からぶち壊される。その反応がまんま想像してた通りで面白かった(笑)
第11夜〜第13夜でシリアスホラー展開を出す、というのは個人的には好きでした。このアニメの注目すべきところは、作画でもなければ音響でもない。『演出』です。このアニメは演出が本当に上手です。今作を観れば分かるあの興奮は、7割演出だと思います。
また観てない方は、是非夜に観てください。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 180
サンキュー:

5

ネタバレ

うぇそ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

わからん

3話まで視聴。主人公が好きになろうって決めてからヒロインを好きになる過程は気になる。
この物語の核となる、よふかしの歌がそもそも好みではない。
背景もあんまりかな、夜の良さを表せてない。
気が向いたら見ます。

投稿 : 2022/09/26
閲覧 : 132
サンキュー:

4

ネタバレ

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

シャフトっぽさに駄菓子かしwそこに雨宮天wさあ川口探検隊の発動じゃ~

はいwこれを聞いて水曜日を想い出す方‼私の友と書いて強敵です♪アレ、逆じゃなきゃダメかwいやいやいや。やっぱあのぐらいやらせなきゃw昨今はガチじゃなきゃ速攻アウト!MMRだってこいつぜってー薬キメテんじゃね?ぐらいの理論でしたよw

2000年には何もなくてよかったね♪で終わった突っ込み満載でワシは25で人生終わるもんだって本気で信じてた信者だったのにw

ワシの人生そっからですよw宗教と自分切り分けたのってね。予言なんて言ったもん勝ちでプラグマティズムになりつつあったのもそんぐらいかな?

い、いかん!久々書いたらラグーンのあいつら呼びたくなった!じゃあいくぜ!
後は書き殴りじゃ~~~ww

ヤポンスキーが言いたいこと言ってるってあにこれから依頼あったんだけどそれは貴方でいいのかしら?

(ゲ!フライフェイス!)いえいえ私なんぞはホテルモスクワ様から見れば酒飲んで言いたいだけのとるに足りない輩ですよ。わし姉御と呼んでよいですか。

あら、嬉しいじゃない。だがね(これから先は銃口突き付けられたあのシーンだ!!)さあ踊れ!

これが何かって?これが自分の生きがいですよwロックとは台詞が違うけあんただって死人じゃないですか。死人は生きてるやつが妬ましい。わしだってジョンドゥー2等兵ですからね。そうは思いませんかジェーンドゥー大尉殿?

死人どうしの言い合いかw飽きるわね♪まあいいわ。今日は只警告に来ただけよ♪ヤポンスキー長生きしたければよく考えることね♪それともダッチに愉快痛快を天丼させようかしら♪

JBよかクールじゃないですよw
じゃあね~

寸劇終わりw
死ぬかと思ったわ!でもこれマヂな話で人って死ぬって分った1時間前に人生分かるんですよね。100年後には死んでる。真実ですよ。

不惑こえだし人生語っていいかな?じゃあ画面の前の貴方はどこに向かうのがいいの?だって結論出ないもん。

この戦争の後俺結婚すんだ!で、生まれてきた子供が戦士になるw笑うしかないんですよ。結局戦争自体は終わらない。ほぼ確実。親は戦争したくないのにね。

んー、もうわけわかんないよーwでもこの理不尽さとシュールなんが人生かもって最近思ってきましたわw10歳の1年と50歳の1年は実は1年であって1年じゃないんですよね。簡単に言うと実年齢分の一がその人の1なんですね。グラフにすると20歳で皆さんピークにw後は超早いw1日が速いのは20歳と50歳じゃ多分、体感で倍ぐらいの違いあるんですねw

変な話ですが80歳の1日は40歳の時の半分w5億年だって精神世界なら240年ぐらいだってw理系の人なら計算ですぐ出せますねw

あのアニメは視てないけどね!

まーたレビューしてねーww

まあええわ。最初はコメディーだけかなって思ったけどちゃんと駄菓子かしだし、シャフトですよ。でもなー。なんか中途半端。テイストをちゃんと残すとこうなるのかな?

化物語やまどマギに拘ってるのか?ダメだいい意味でちゃんと見てます。もっといい感じにとらえよーゼ!ナズナさんに怒られるw音楽、夜の世界観、映像はほんとええ。でもなんか違和感あるのが主人公の大前提

人を好きになることw

あー俺マジでムリだわ。だって人ってみんなこれなきゃみんな殺しあっているのが正常。親だっていらねーって思った瞬間次の日には家族いなくなる。どんぐらい死人出んだろ?

本当に好きって愛なんかな?いや違うな。嫌いでも穏便に済ますこと。が普通なんでしょうねw言い出すときりないけど嫌いなものを嫌いっていうのが悪なんでしょうね今のご時世w

ふざけんな!大衆迎合はしてほしくねー。あにこれレビュアーさんには絶対に言いたいこと信念は貫いてください。どんなにけなそうと自分が書きたいなら書きゃええ。まあキャッチ減ってもしゃーないって思ってねwでもさ、その生き方っていい生き方じゃん?なんで折れる必要あんの?それ謎ですw

一流のレビュアーさんと思ってる方って自分の世界観あって普通。で、文才、センス、笑かし方wだってどっか普通の人じゃ想えないのが一流だって思うんだけどな―。(超わし目線ww)

まあええわさw

おもろいんで視てねー♪

おわり~!

と思いきや、やっぱ11話でわしの違和感にこたえてくれて急展開ですか。此のアンサーなきゃマジで無理でしたがいい感じになってきました。そうそうこれだぜ‼最後まで待てなくてフライングですがええんよ。もっと重いかんじでもなくライトにどういう方向にもっていくのかね?まあ来週も視てみたいですよね♪

投稿 : 2022/09/24
閲覧 : 174
サンキュー:

11

さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

二次元愛好家からの感想

『レンタル彼女』のシーズン2から南宮天の2番目のアニメを見に来ましたが、実は私もこのドラマの主人公と同じように深夜に歩いて、走ったり買い物をしたりして家に帰りました。
この劇の主人公がどのくらいの時間に夜に出かけたのか分からないが、私は午前中に深夜に出かけたようだ。2:00~4:00時に買い物に出かけて帰ったのでしょう。

『よふかしのうた』このドラマは吸血鬼を題材としたアニメで、私の「夜行」のスタイルにぴったりです。私は主人公が少し羨ましいです。深夜に歩いているとヒロインに出会った。なぜ私にはこの運がないのかと思う人もいるかもしれません。他の人が何を考えても構わないが、どうせ独身の方がいい。

投稿 : 2022/09/14
閲覧 : 143
サンキュー:

2

overnao さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

奇抜系に見えて実は癒やし枠かも

背景美術、ヒロインのキャラデザ、登場人物のノリ、そしてR指定の楽曲が好きかどうかで評価が変わりそうです。かなり癖が強い作品なので好き嫌いが分かれそうですが、私はかなり好みです。
癖強めな要素で構成される作品ではありますが、ストーリーは案外普通に理解できる感じで、バランスが取れてます

投稿 : 2022/09/09
閲覧 : 163
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3

大貧民 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

夜の背景が印象的

連載の原作は既読中。
中学生男子の目から見た夜の情景は、妙にいい感じ。
ナズナの声が、雨宮天はイメージ無かったが、意外にハマってて良い。

始めの数話は、コウとナズナの二人がとにかく中心だが、徐々にキャラは増えてゆき、他の吸血鬼が増えだすと話もちょっと複雑になってゆく。
アニメでどこまでやるか分からないが……。

主人公のコウは中学生男子としては、居そうな感じもある。
ヒロインのナズナは下ネタ好きだが、恋愛話には赤面するよく分からない性格。原作勢はもう馴れたかもしれないけど。
原作もそうだけど、所々エロい、フェチ的ににも絵面も。

OP/EDは初見はちょっと「ん?」となったが、すぐに馴染んでピッタリに感じるようになった。

投稿 : 2022/09/01
閲覧 : 130
サンキュー:

5

ネタバレ

アンデルエレーラ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よふかしのうた~♪

不登校中の中学2年生、夜守コウは夜に眠れない日々が続いていた…
ふと外に出たある日の夜、謎の美少女・七草ナズナが表れる。

中2の男子と少し変わった{netabare}吸血鬼{/netabare}の日常?作品。

「夜」を舞台にした、独特な雰囲気の作品ですが、
二人の日常というか二人の関係性が、すごく魅力的で、見ていて心地良いです(^^)

誰しもが職場や学校で感じる人間関係の窮屈さみたいなものに対して、
もっと自由に、もっと気楽に考えることの大切さを教えてくれますね。

ー8話ー
正直好きな雰囲気の作品だけど、2・3話で飽きるかなと思ってました。
けど…
{netabare}アキラだったり、真昼、他の吸血鬼たち{/netabare}が登場して、ストーリーが展開していったのが〇

まあ見てるこっちとしては、{netabare}もうとっくに好きになってるのでは?{/netabare}とも思ってしまいますが(笑)

投稿 : 2022/08/31
閲覧 : 148
サンキュー:

9

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

寄り目!寄り目!寄り目!

詳細は公式でも。

「だがしかし」作者のコトヤマ氏による小学館『週刊少年サンデー』連載中のコミックのアニメ化作品です。制作は今期「咲う アルスノトリア すんっ!」と掛け持ちのライデンフィルム、放送枠はフジテレビ「ノイタミナ」です。

OPEDは全面的にCreepy Nuts推し。悪くはないけど、特に響いたという感じはありませんでした。

告ってきた女の子を振ったことで、女子たちから責められて不眠症になってしまった中2男子の夜守コウが、深夜徘徊していると謎の美女・七草ナズナと出会うというボーイミーツガール。でも、ナズナはなんと{netabare}吸血鬼{/netabare}だったのです。

という始まり。

いろいろ会話劇があったり、空飛んだりしたんだけど、もうとにかく「寄り目」が気になって気になってどうしようもないです。これ「だがしかし」のキャラもそうなんですが、この人のキャラデザって異常なほどの寄り目なんですよね。そのせいで、真面目なシーンでもコミカルに見えるという。

下駄箱に手紙を入れて告ってきた爆乳女子。足元からパーンして顔にカメラが寄ると、うわあ黒目も寄ってる!
屋上から突き落とされ、慌てるコウ。でも、空を飛んでお姫様抱っこをするナズナの顔にカメラが寄る。うわああ、青目が真ん中に寄ってるううう!!!
「だがしかし」のココノツにそっくりな主人公・コウ。白目バーンの中にゴマみたいに小さな黒目。で、その黒目も、うわああああ寄ってるううううううう!

これしか目に入らないもんね。
ライデンも原作に忠実なのかもしれませんが、もう少し普通の目に近づけるよう改変しても良かったのでは?
誰がどう見てもおかしいでしょ、この寄り目は。

ということで、初回の印象は「寄り目」しかないです。この変なキャラデザに慣れるのか、それとも我慢の限界を迎えるのか、しばらく様子見です。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
吸血行動がセックスのメタファーなのはいいとして…

なんつーんだろうな。そのライトエロが、中学生男子の股間を狙い撃ちといった感じがどうにもね…

話はな~んも進展してないです。深夜徘徊して、一緒に寝て、血を吸って。

最後の数秒で、昔になくした腕時計型のトランシーバーが受信して、登場したのは…

めっちゃ寄り目の幼馴染女子でした!
寄り目!寄り目!

背景の雰囲気とか、作画は良好です。
ナズナのCVも、ちょっとやさぐれた感じで悪くないですね、雨宮天さん。一瞬、沼倉愛美さんかと思いました。

作品から「どうです?オシャレでしょ?今っぽいでしょ?」と全力でアピールされている感じ。R指定だかなんだかをOPEDで起用して、若者向けを全力アピ。内容も、今の若い男子の象徴ともいうべき「フニャチン感まるだし」の女性に主導権を委ねる設定。「高木さん」「宇崎ちゃん」「式守さん」などなど、こういう今の若者を具現化した時流に乗っている作品ともいえます。

でも、そのOPEDがイマイチだし、なんといってもストーリーが壊滅的に面白くないです…

うーーーん…
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
日笠ボイスのOLキャラの話は、まあ悪くはないとして、後半のBパートはなんだったんですかね…

やることねー→ナイトプールに行こう→ナズナがナンパされる→主人公が手を引っ張って連れていく→がんばれよ少年→ブスッとしている主人公をフォローすべく、中学校のプールにダイブ

なんでしょう。OPED主題歌を担当するラッパーたちを出演させたいがための、特に内容もないストーリーをぶち込みました?

そんなにアニメに出たいのかねぇ、世界ナンバーワンDJが…

パリピのナンパ師が、中房に女を持ってかれて「頑張れよ少年」じゃねーんだわ…

うーーーん、いろいろと足りないというか、微妙というか。ラストシーンのナズナのおっぱ●も、作画が微妙ですねぇ。なにひとつエロさを感じない垂れっ垂れのおっ●い。BBAかっての。

なんとも言えないですね、この作品も。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
あー、もう気持ち悪い。観てられない。

話を動かすために新キャラ出すのは常套手段。でも、そんなにわんさか吸血鬼を出されても。しかも、どいつもこいつも、どこ見てるか分からない焦点が合わない「寄り目」!

慣れるかと思ったけど、無理だわ。
なんか、コミカルさもない、視点の定まらない寄り目の大群を見せられて、ホント気持ち悪い。

これが「リコリコ」のキャラデザなら、ワンチャンありだった…かもしれない。やー、話がミニマムなので、やっぱり無しかなあ…

とにかく、話がイマイチでキャラデザが不快な以上、継続は難しいですね。お好きな方にはごめんなさいね。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/20
閲覧 : 568
サンキュー:

6

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よふかしのうたのストーリー・あらすじ

「初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。」 女子がニガテな中学2年生の夜守コウはただ今、なんとなく不登校中。 さらには、夜に眠れない日々が続いている。 そんなある日、コウは初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。 夜風が気持ちよく、どこまでも自由で、昼間とちがう世界。コウは夜に居場所を見つける。 そこに突如、謎の美少女・七草ナズナが現れる。 彼女は、夜の住人・吸血鬼。 コウに、夜の楽しさを教えてくれるナズナ。 「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」 夜に、そしてナズナに魅了されていくコウは、彼女に頼み込む。 「俺を吸血鬼にしてください」 ナズナは吸血鬼になる条件を教える。照れながら。それは…… 「人が、吸血鬼に恋をすること!」 果たして恋を知らないコウは、ナズナと恋をして、晴れて吸血鬼になれるのか!? ふたりぼっちの、特別な「よふかし」が始まる__ (TVアニメ動画『よふかしのうた』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年夏アニメ

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