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「メイドインアビス 烈日の黄金郷(TVアニメ動画)」

総合得点
81.4
感想・評価
427
棚に入れた
1604
ランキング
406
★★★★★ 4.1 (427)
物語
4.0
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.1

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メイドインアビス 烈日の黄金郷の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

羅針盤は闇を指した

 全12話。原作未読。

 とりあえず3話までの感想。

 僕はメイドインアビスはそこまで好きではなかったんですけど、今回はかなり面白く感じております。冒険ものならではの未知の世界、未知の生物、多くの謎など、楽しみな要素満載ですね。

 僕が今作品を初めて見たのはまだアニメにそんなに慣れていなかったころ。だから気持ち悪い描写に慣れず、抵抗があったんです。ところがどうでしょう。今回は早速1話から気持ち悪い描写満載なのに抵抗なく見られるではありませんか。慣れちゃっんですね。今のアニメってそんなに規制が激しくない気がするんです。鬼滅と呪術でもがっつりグロイところ映してましたし、もう規制とか気にしなくてよくなっているんじゃないかな?これなら僕が楽しみにしてるあのアニメも大丈夫そうな気がする。

 3話目で気づいたんですけど、それは1話で出てきた冒険家たちはリコたちと同時代ではないということです。てっきり冒険家たちとリコたちが途中で出会うものかと思っていましたが、本当は彼らはずっと過去のキャラで、現代はもう彼らは慣れ果てになっているんですね。この先過去編がどう今に絡んでくるのか楽しみです。

 全話見終わりました。

 成れ果て村のルールは正直よくわかってないけど、ファプタの憎しみとかワズキャンの狂気さなど、その辺は見ごたえあったかと。そして作画が半端ないですね。怪獣が暴れまわるシーンは迫力ありました。

 これからどんなものが待ち構えているのか・・・楽しみです。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 230
サンキュー:

27

ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

冒険から一転、村を助ける話しに

【内容と感想】
メイドインアビスと言えば、過酷な冒険、そして慈悲の無い呪い、それでも深く深くアビスという穴に潜って行く。
と、思っていた。

しかしこの2期は、開始から6層にたどり着いており(1期は4層まで、1期と2期の間の劇場版で5層突破)、2期はこの6層のみ。
冒険と言っても、6層に作られていた村を過ごすという内容で、冒険からかなり離れてしまった。

では一体何があったか?
リコ達が6層に来るよりかなり前の探窟家が、この6層に村を作っていた。という話しが1話からあり、それの清算という感じ。

簡潔に説明すると、{netabare}一人の少女を生贄に、アビスの呪いの影響も受けない村を作った。{/netabare}

これまたこの作品の特徴とも言える、非人道的な行為。
そんな中、憎しみから生まれたファプタが村人を全滅させようとする。
因果応報、創造と破壊、全ては幻、そんな内容。
1期と方向性が違う事から、賛否分かれるのではないだろうか?

個人的には、この村が消えてなくなるのはある意味当然とも思えたし、アビスらしい慈悲の無さもあったので納得もするし良かったと思う。
ただ1つだけ気になるのは、1期でこの6層の話しがまるで出ていない事。
伏線として、6層にはこういう村があるんだよ的な感じの事を少し匂わせておくぐらいして欲しかったな~。

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 128
サンキュー:

12

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ガンジャ隊の過去エピソードは面白かったけど...。

{netabare}
良作なのは確かだけど、1期、劇場版と比べると少し落ちたかなと言う印象です。

まず、なんといっても他のアニメでは描写されないようなえげつない描写、やグロ描写などがはっきりと描かれているのは相変わらずこの作品のいいところだと思います。規制が厳しくなっている世の中でテレビ放送であそこまで攻めた表現をできるのはさすがメイドインアビスだなと思いました。

話としてはガンジャ隊の過去編がピークですかね。
ガンジャ隊のエピソードは、ヴエゴの心理描写や、ベラフの状態の変容などの描写が上手くて、段々と未知のものに体がむしばまれて行く恐怖感や、徐々に周りの人々が異形化していくことへの絶望感などがしっかりと伝わってくるメイドインアビスらしい鬱エピソードでした。
発症者が数人いつつもそれほど重く見られず、普段と大して変わらない明るい状況だった序盤から、原因の発覚や発症者の増大などによりパニック状態に陥る所まで、そこから死者(?)多数のほぼ詰み状態になるまでのキャラの心情や雰囲気の変化がリアルに描かれていてこちら側も話にすごく入り込みやすかったです。
ワズキャンは確実にクズキャラではあるけど、あのようなほかに手段がない場面なら、そういう狂った行動に出るキャラが出てしまうのもまあ納得。
ワズキャンの場合は平気で得体のしれない虫を食べていた里元から狂っていた感は否めないけどw
6層に辿り着くような有能な隊でもあそこまでたやすく壊滅するという、6層の恐ろしさも同時に伝わってきて良かったです。

戦闘シーンなどは製作がキネマトラシスかつ予算もあるので、動きや構図がかなり凝っていて戦闘アニメとしての出来も高かったと思います。

ただ、二期は戦闘と過去回以外は基本的に、個人的には微妙でした。
一期の頃に比べて未知の区画を冒険している感がだんだんとなくなっていったかなと。それどころか、映画と言い今回の村と言い、段々とアビスと言うよりも何らかの人工物を探索していて冒険ファンタジーとしての面白さは下がってきている印象。
何なら今回は村にずっと滞在しているだけで全く冒険はしていなかったし。
村がどうこう言う話よりも、アビスの謎の追及やアビスの独特な生態系、食べ物などそっち方面の話をやってくれよと思ってしまってあまり乗り切れなかった。村の価値のシステムもあれ、結局何だったんですかね。
あまり自然な感じがしなくて微妙でした。
結局2期でやりたかったことはファプタの成長物語であって、アビスに求めていたものとは個人的には違った。
本筋の話何も進んでないじゃん...と言う感想。
まあそのファプタの成長物語としての出来はかなり高いのでこうは書きつつもいい話だったと思ってはいるけど。

それと、これは一期のラストもそうだったけど、この作品お涙頂戴が露骨すぎ。毎回キャラが死ぬまでのシーンを長々と取って、それっぽいセリフを言って無理矢理泣かせようとしているのがあまり好きじゃない。
まあそこは好みだけど、さすがにミーティとナナチの話を無理やり掘り返してまたお涙頂戴しようとしてたのはどうかと思った。
あとは、作者の性癖で入れてるだろと分かり切ってしまうような展開はさすがに萎えるかな。スカとか、へそ姦とか、脱肛とか、共感性羞恥が働いてしまう。露骨に下ネタなデザインのキャラクターも少し苦手。

まあ、文句は言いつつも☆3.5未満は一切つけてないぐらいに良作ではあります。
あと、声優の演技はあまり見る目がない方ですが、この作品は本当に声優に関して、特に久野ちゃんなどはすごく良かったと思います。
あと、曲。
普段は自分は曲の良さで音楽の点数をつけてるけど、さすがにこの作品は挿入曲やEDなどがメイドインアビスの神秘的な雰囲気を際立たせていたと思うので、曲としての好みなどは抜きにして文句なしの星5つです。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
早速グロいな。メイドインアビス感ある。
夜食食べながらみるんじゃなかったw 斎賀みつき?
これ地上なんだな。謎洋楽。独自の世界観が。
黄金郷を見つけるために作られた使節団? 生存率高いな有能かよ。
汚い。スカやめろ。
この使節団の有能さを描きつつ、この隊が帰って来れなかったという事実を見せることでより絶望感が増していていい。

2話 ☆7
ゆるキャン△ 不味そう。調理法解説助かる。
腹の中で暴れてやばくなりそう。あの探索隊やっぱ誰か生きてる?
成れ果て? 6層ヤベーな。

3話 ☆6
体で。脱肛で草。ほんと作者の性癖見せられてるだけだな。こ
ういうの冷めるわ正直。地上波でよく出来るな。排泄物ネタ多すぎ…。
この料理排泄物か。

4話 ☆5
へそ姦。作者と同じような性癖だから共感性羞恥が働いてしまう…
こういう展開。汚い。あのさぁ…。
ここ数話作者の性癖を見せられてるだけで冷静に考えて面白くはないんだよな。
この性器のメタファーみたいな手w もつじゃん。
夜食しながら見るんじゃなかった。
エッッッッッ メイニャってプルシュカが連れてたやつかそういや。

5話 ☆5
道ちがいかよw なんか最近微妙じゃない? 触手プレイ? ツインテ可愛い
ちょっと最近ほんと何がしたいのかよくわからんな。
変にこの村の人につかまってしまった結果の話なんて、正直どうでもいい。

6話 ☆6
笛渡したら返してくれそう。漏らすな。久々の戦闘要素。
同じ場所に停滞して本来の目的も遠のいてるから冒険してる感があんまりなんだよな。
アビスの謎に関する話は欲しいけどあの村がどうこうという話は別に面白いとは思わない。

7話 ☆10
今回面白そうだな。こいつら頼もしいな。6層の水とか飲みたくない。
夜食しながら見るんじゃなかったって毎回思ってる。
やっぱ今回面白いな。ウミガメのスープか?

8話 ☆9
顔芸ベラフ ワズキャンさぁ…。くっ殺 憧れは止まらない
あいつ恨みの塊的な存在なんか… 残当だけど。ツインテかわいい。

9話 ☆8
ファプタって結局大丈夫なんか? なんでレグそれに協力しようとしてんの?
リコも悲しむやろ。ワズキャン△さぁ…。
こういう露骨に下ネタなデザイン嫌い。
やっぱファプタの復讐の話なのね。特殊ED

10話 ☆5
思い出した…!もうこの流れ一期でやっただろ。
一期のミーティの別れのシーンもお涙頂戴が露骨すぎて嫌いだったけど、2回目でもそんな感じだな。
てか2回も同じようなことやらなくても。完全にレグのせいだよね。
リョナしたいだけじゃん。そういや石盗られたんだったな。
ファプタ許されるん?

11話 ☆9
おう? 復讐心との間で揺れ動く描写がいい。
やっとアビスらしい生物が出てきたのもいいね。
アビスの生物に比べたらファプタも弱いのか。
前回あんな無双してたファプタでこれと言うのはアビスの恐ろしさを実感できる。

12話 ☆6
これ今回で終わるのか。スマンこのタイミングでこの回想挟む意味ある?
これあとBパートだけで終わるの? あ、1時間あるじゃん。
リコは全然成れ果てないのに。
この作品一期もそうだけど、結局キャラ殺してお涙頂戴ばかりなのがあまり気に入らない。え、結局こいつら殺すの? 殺すことで何になる?
穴空いたけどリコ大丈夫なの?
うん、まあファプタの成長物語をやりたかったんだろうな。
脱線してないか?

曲評価(好み)
OP「かたち」☆7
ED「Endless Embrace」☆6.5
1話挿入曲「GRAVITY」☆8.5
9話ED「ベラフの子守唄」☆5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 281
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

メッチャワクワクが止まらない

ダンまちの続きが楽しみ!
ベルクラネルとナナチをベットの上で戦わせたい!

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 70

ルー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなに美しい物語ないです

最終回は号泣してしまいました。
本当に素晴らしかった。
ヴエコ大好きです。

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 92
サンキュー:

5

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

生き残るための代償

潔いくらい。。。いや、わざとらしく「グロテスク」です。

おそらく演出も作画スタッフもわざと気持ち悪く艶かしく演出してると思います。ある種の作品のテーマではあるのでしょうがないですが。

作画のクオリティも1期が評判良かったのか、気合が入っています。まるでジブリアニメのような枚数を割いていると思います。

原作読んでないので今後どうなるかわかりませんが、このクオリティの高さは今期ナンバー1といっていいでしょう。

追記

こういうアニメが出てきてしまうくらい。。。世の中の切実な事情が伺えます。分断され孤立化し。。晩婚化。少子高齢化。。自殺率。。孤独死の高さ。。。

現在に生きる人間の「負」の部分を浮き彫りにさせていると言えるでしょう。

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 283
サンキュー:

14

さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

期待以上の完成度

単行本を読んだ上での視聴

原作で読んだかぎり今回のエピソードは個人的に最もエグく、辛かったものなのでこんなものがテレビで放送できるのかと不安だったがなんの遠慮もなくブチかましてくれた
規制をかけずに放送した制作チームや提供会社には本当に感謝したい


さて内容についてだがストーリーについては評価も多いだろうし原作があるので省こう
文句のつけどころがない、最高、以上。

アートワークの美しさは相変わらずのハイクオリティ
一枚絵で言えば原作者の画力があまりにも規格外なので原作より見劣りするシーンももちろんあるが非常に美しく、そして苛酷にアビスの世界を描いてくれている
重ねて言うが見劣りという表現は対する原作が凄すぎる故の表現である

今回出てきたヴエロエルコの声優の儚い演技と近めのマイク録音が非常に相性が良く心地よかった
そして特筆したいのがファプタの声優久野美咲さんの怪演
当に悲鳴と言って差し支えないほど怒り・苦しみの込められた慟哭は文字通り引き裂かれんばかり
原作よりもさらにファプタの想いが伝わってくるようで見ていて非常に苦しかった、素晴らしい

そしてそれらを一層際立てるのがここでまた光るKevin Penkinの音楽だ
彼の作る儚いまでに透き通った音像はズルい、あまりに相性が良すぎる。卑怯だ。
流れた瞬間耳を引くものの決して物語の邪魔はしない、素晴らしい塩梅
だれかの悪意があるわけでもなく、だれが悪いわけでもない、ただただアビスがそういうモノだというだけのお話
これほど彼の音楽に合う物語もないだろう


シリーズを通してこれほど完成された作品はそう多くないだろう
悲しくも温かい闇に、祝福を

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 111
サンキュー:

9

byGar61324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まさにメイドインアビス

個人的には一期の方が衝撃は強かったですね
続きが気になります

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 91
サンキュー:

4

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人の心にアビスを穿つ、素晴らしい傑作。

評価もなにも1期が素晴らしく映画も素晴らしく。

可愛いのに、あまりに厳しく苦難に満ち溢れているのに、でも未知を知っていく楽しさがある。
本当に素晴らしい作品です。

もう今期も期待しかないですね。続きが見られることをただ感謝です。
ありがたく見させて頂きます。

全話感想
いや… 素晴らしかったですね。
原作も間違いなく素晴らしいのでしょうけれど、きっとアニメの作り方も非常に素晴らしいのでしょうね。
素晴らしい原作をより高める素晴らしいアニメ化だったのではないでしょうか。

内容については悲しくも切なくも、あまりに陰惨で、あまりにも…。
でも、そこが素晴らしいですね。
人の心にアビスを穿つ、素晴らしい作品です。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 161
サンキュー:

11

やまげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ファプタの圧倒的存在感

原作は読んでいない。

今回は、リコたちや〇〇卿よりもずっと昔にアビスに挑んだらしい探検隊が物語に大きく絡んでいて、これまでのメイドインアビスのストーリーとはまた違った雰囲気があった。

ただ、この作品にしては珍しく、登場キャラが一気に増えたこと、回想が挿入される回数がかなり多かったことなどから、ちょっと物語がわかりにくいところがあった。

今回初登場のファプタは、デザインもしゃべり方もすごくかわいい。
一方で、大きな怒りや悲しみなどが現れる場面もあり、感情の振れ幅が大きいキャラだったと思う。
そんなファプタを演じた久野美咲さんの演技は素晴らしかった。原作を読んでいないので、ファプタの声を事前に想像していたりはしなかったのだが、アニメを見ると、ファプタの声は久野美咲さん以外ありえないのではないかと思うくらい完璧な配役だった。

原作のストックがほぼないらしく、今度アニメが見られるのは何年も先になりそう。何年先でもいいので、続編のアニメ化を期待。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 94
サンキュー:

9

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

孤高の傑作アニメ

やはりこのアニメは独特だ。
他とレベル的な違いを感じる、まさにメイドインアビスの世界。
決して見ていて楽しいわけではないし、つらい場面も度々あるのだけど、
リコ達の冒険をずっと見ていたい。
見ている我々もアビスの呪いにかかっているのか?
{netabare}
今回のクールでは第6層に留まってのお話。
昔この6層に来て成れ果てとなった人々と、新たに6層に入ってきた
リコ達の交流を描く。
アニメで描かれる雰囲気が素晴らしい。
この絶望的な空気感がたまらないですね。
層を進むワクワク感は無いけれど、昔と今をクロスさせ、
悲惨な昔の状況を描きだす。
{/netabare}
まったくもって素晴らしかった。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 163
サンキュー:

12

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

過酷に過ぎる

 流れ的にメインがリコとレグとナナチの活躍より、あの村が中心になるのは致し方がないところか。それ故に冒険というこの作品ならではの楽しみが若干薄れた気はするが、引き換えに過酷で危険な大穴を十分堪能できた……のか?
 

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 112
サンキュー:

7

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

過去と現在を上手く魅せている

9話まで観ました。1期や劇場版はもちろん、2期も凄く面白いです。正直1話ずつ観るよりはイッキ見したほうがのめり込めすいっていうか単純に見やすいと思うんで、今から観ようと思ってる人は最終話やるまで待ったほうが良い(自分は我慢出来ずに視聴しちゃったけど)。

ワズキャンはボンドルドとは違う系統だけど変わらずエグい奴で好きや。こっからまたやらかしてくれるのか?

最終話まで観ました。説明出来ないくらいにストーリーが濃すぎて吐きそう。考察記事や動画観てまた視聴してみるけど、とりあえずファプタとレグと絡みが好きなんや。ファプタが仲間に入って4人で冒険するの観たいわー。

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 177
サンキュー:

8

ネタバレ

さばとら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

壮大だけど難しい

1期は終盤以外微妙だったけど2期は間違いなく傑作。
2期になってよりメイドインアビスの世界観が存分に発揮されている。
映像が劇場版クオリティでファプタの演技も素晴らしい。
正直ここ最近の覇権アニメとは比べものにならない位の神作。並べるのが失礼なくらい。
でも、初見だと内容が難しく、本編とは別に考察動画などを参考にしないと十分に楽しめない。
そう言った意味では気軽に楽しめる作品ではないかも。

11話
{netabare}
泣いた。久野美咲の演技が並外れている。
正直ストーリーや設定が難しくてあまり理解できてないけど、
大切にしているものがどんどん奪われていくファプタに心苦しく感じてしまった。
これ以上何も奪わないでほしい( ; ; )
原作読んでないから最終話はどうなるのか楽しみ。
{/netabare}

12話
{netabare}
48分あり、力入れてるなと思った。
6層の魔獣をみんなで力を合わせて撃退。
ファプタはヴエコたちの意志を受け継ぎ、リコ達と旅に出るらしい。
でも、内容がとても難しく、見終わった感想としては
「壮大だった」「ファプタ可愛かった」
この2つに尽きるw
エヴァと一緒で考察動画やサイトを見てより楽しむ作品だと感じた。
{/netabare}

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 201
サンキュー:

8

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。 どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。 「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。 そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。 アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。 ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。 リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。 深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。 リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。 ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。 そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。 リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。 しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、一同は深界六層「還らずの都」へと進む。 そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」が存在していた。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:つくしあきひと(竹書房「WEB コミックガンマ」)
監督:小島正幸
副監督:垪和 等
シリーズ構成・脚本:倉田英之
キャラクターデザイン:黄瀬和哉(Production I.G) 黒田結花
デザインリーダー:高倉武史
プロップデザイン:沙倉拓実
美術監督:増山 修、関口 輝(インスパイアード)
色彩設計:山下宮緒
撮影監督:江間常高 (T2 スタジオ)
編集:黒澤雅之
音響監督:山田 陽
音響効果:野口 透
音楽:Kevin Penkin
音楽プロデューサー:飯島弘光
音楽制作:IRMA LA DOUCE
音楽制作協力:KADOKAWA
アニメーション制作:キネマシトラス

主題歌
OP:「かたち」安月名莉子
ED:「Endless Embrace」MYTH & ROID
{/netabare}
キャスト{netabare}
リコ:富田美憂
レグ:伊瀬茉莉也
ナナチ:井澤詩織
ファプタ:久野美咲
ヴエコ:寺崎裕香
ワズキャン:平田広明
ベラフ:斎賀みつき
マジカジャ:後藤ヒロキ
マアアさん:市ノ瀬加那
ムーギィ:斉藤貴美子
ガブールン:竹内良太
プルシュカ:水瀬いのり
ボンドルド:森川智之
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第1話「羅針盤は闇を指した」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
黄金郷を求めて旅する決死隊「ガンジャ」。隊の一員・ヴエコが持つ「星の羅針盤」を頼りに未開の地の航海を続けていた。ある日、激しい嵐がガンジャ隊の船団を襲う。次々に他の船が波にのまれていく中、羅針盤が屹立していることに気づいたヴエコ。隊のリーダーであるワズキャンにすぐさま知らせたその時、嵐の向こうに島が現れる。ようやく辿り着いたその島で、ガンジャ隊は見渡す限りの巨大な大穴を見つける。
{/netabare}
感想
{netabare}
昔、黄金郷をさがして旅する決死隊「ガンジャ」が
深界六層の「還らずの都」にたどり着いて、二度と帰れなかった
ってゆうおはなしと
リコたちのラストダイブ(絶界行)の状況を重ねてたみたい。。


2/3くらいがガンジャに参加してた少女・ヴエコとガジャのおはなしで
ふつうにグロいシーンもあったし
ヴエコが奴隷なみに扱われてるところはかわいそうだったけど
この世界ではきっと、これが普通だったんだろうな。。って

そのおかげでガンジャが、アビスに来ることができたし
悲しいけど、前向きなヴエコと仲間たちが暗くならないところが
ちょっと救いがあったみたい。。


リコたちの方は順調ってゆう感じだけど
公式のINTRODUCTIONを見たら映画では何かあったみたい。。

にゃんは映画「深き魂の黎明」は見てないけど、取りあえず大丈夫^^
{/netabare}
{/netabare}
第2話「還らずの都」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ボンドルドとの壮絶な戦いを終え、リコ・レグ・ナナチは二度と帰ってはこられないという「絶界行ラストダイブ」の末、ついに深界六層へと辿り着く。見たことのない建造物や生物を興味津々で観察するリコ。再び孤児院の仲間たちに手紙を書いて伝報船を飛ばすが、目の前で巨大な原生生物に邪魔されてしまうのであった。そんな中、探窟を続けるリコたちの背後に怪しい影が忍び寄る。
{/netabare}
感想
{netabare}
深界六層の様子を書いて、地上に送ろうとしたら
伝報船ごと鳥にうばわれてガッカリなリコ。。

こんどは寝てる洞穴に何者かが侵入して、プルシュカが盗まれ
代わりに、リコの絵の上に逆さのマッチ棒人間みたいのが描かれた
盗まれた手紙が置いてあった。。

あわてて、レグの嗅覚をたよりに追いかけていくと
リコとナナチの毛がつめられた動物の死骸を発見して
さらに進んでいくと「成れ果て」たちの村に着いた。。

そこでプルシュカの行方を知ってるらしい成れ果てマジカジャに出会って
プルシュカのところに案内された、ってゆうおはなし。。



プルシュカは映画版で白笛に変えられた少女みたい。。

OPがほとんど決死隊「ガンジャ」のメンバーになってたけど
メインは彼らになるのかな?
それとも彼らが成れ果てになって村を作ったとか?

あいかわらず、出さなくってもおはなしはつながるのに
わざわざ動物の死骸に毛をつめて置いておくシーンとか、微妙かも。。
{/netabare}
{/netabare}
第3話「成れ果て村」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
何者かに奪われたプルシュカ(白笛)を探すうちに、知性を持った「成れ果て」たちが棲む不思議な村に辿り着いたリコ・レグ・ナナチ。戸惑う3人は、住人の一人・マジカジャから「村の案内をする」と声を掛けられる。警戒しつつも、白笛の在りかを知っている様子のマジカジャの後をついて行くと、村の工房で成れ果てが白笛を削って加工していた。レグは慌てて止めようとするが、リコはプルシュカが嫌がっていないと感じ取る。
{/netabare}
感想
{netabare}
成れ果ての村のおはなしで
まず、プルシュカのところに案内されたけど
プルシュカは楽器に加工中で
嫌がってないのが分かったから、とりあえずそのままスルー。。


そのあとリコたちは珍しがられ、村人たちにいじくられたんだけど
メイニャが、あるなれ果てに乱暴にあつかわれて傷ついちゃった。。

それでこの村の決まり通り等価交換で、リコたちはお金をゲット。。

宿屋に泊まって、食事も出してもらったんだけど
リコがお腹をこわして、ナナチはリコたちのために
きれいな水とかを手に入れようと、レグと出かけることに。。

表に出ると、行列ができてて、そこにいたマジカジャに聞くと
どこにでも行けて、めったに姿も現さない、ってゆう
ファプタを見に行くところだって聞いて
ナナチと別れて、レグは偵察に行くことに。。

ファプタはマジカジャの説明だと、姫ってゆう意味みたい。。


さいごは、決死隊「ガンジャ」が黄金郷にたどり着いたけど
そこには成れ果てや、彼らをおそう竜のような怪物がいて
生きて行けそうな雰囲気じゃなかった、ってゆうところでオシマイ。。



次々出てくる謎を、ただ、口を開けてみてるしかないみたい^^

ガンジャのメンバーがときどき出てくるけど
ファプタの正体は、ガンジャのヴエコだったりするのかな?
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第4話「友人」
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公式のあらすじ
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レグの前に、成れ果ての姫と呼ばれるファプタと謎めいた人形・ガブールンが姿を現す。ファプタはレグのことを知っている様子だが、レグは記憶が曖昧ではっきりと思い出すことができない。一方ナナチは、お腹を壊したリコのために、村の市場で水と果物を探す。マジカジャから村での取引には「価値」が必要だと教えられ、自分にとっての「価値」とは何かを考えるうちに「ミーティ」のことを思い出すが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
ファプタはレグを知ってるみたいで
レグはファプタにさらわれて、本物かどうか調べるとか言って
レグの質問には答えずに、キズに穴をあけて血をなめたりするから
さっさと逃げた。。

ナナチはマジカジャから、価値のことを聞いて
自分にとって一番価値のあるミーティのことを思い出して話したら
マジカはミーティのことを知ってて
ミーティのところに連れてってくれた。。

そのころリコは、気がついたら2人がいなくなって
悪い予感がして、探しに出かけたんだけど
村の成れ果てたちに暗いところに連れ込まれて
乱暴されそうになったところを、この前清算されたマーに助けられた。。

それからいっしょに市場に向かったんだけど
とちゅうで入ったレストランで、言葉を話せる成れ果てに出会った。。

そして最後に
とけたコールタールでできたモグラたたきのモグラみたいな生物たちと
それらをかわいがるハダカに首輪をしたヴエコ?が映って終わり。。



レグとファプタの関係。。
消えたはずのミーティーの謎。。
その近くにいた、竜みたいな生き物。。
清算が来るのを知ってるのに
リコやメイニャを乱暴にあつかう成れ果てたち。。

今回もいろいろ謎が増えただけみたい。。
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第5話「秘匿」
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公式のあらすじ
{netabare}
マジカジャから「ミーティは三賢のべラフが使っている」と教えられたナナチ。べラフの部屋へ向かうと、そこにはお別れをしたはずのミーティの姿が…。取り乱すナナチに、べラフは「何を欲してここに来た?」と問いかける。一方ファプタと別れ、村へ戻ろうとするも道に迷ってしまったレグ。原生生物のリュウサザイに執拗な攻撃を受け、苦戦を強いられていたところをガブールンに助けられる。
{/netabare}
感想
{netabare}
レグは道に迷ってたところをガブルーンに助けられたけど
ガブの言ってることがよく分からなかった。。

盗まれたプルシュカに導く書置きは
やっぱりファプタが置いたみたいな感じだったけど
それもはっきりしなかった。。

レグはガブと同じ“干渉器”だってゆうのは分かったけど
ふつうの干渉器は層を超えたりしないから、作者は違うのかも?
ってゆうのもよく分からない。。


レストランのリコは、いろんな成れ果ての人と知り合いになって
ムーギィから言葉を少し教えてもらった。。

言葉はまだいいけど
あんな複雑な文字は、たぶん教わるだけムダだと思うw

そこで教えられた、村の秘密が眠ってるって言われてる
村はずれの“ドグープ”ってゆうところに行ってみることに。。

進むと清算の時に出て来た黒い大ナメクジみたいなのがいる場所に出て
さらに進むとヴエコのところに着いた。。

ヴエコは、この呪われた村を作るのを拒否してここ閉じ込められたけど
情報は入ってくるみたいで、リコにクサリみたいな黒いヒモを取ってもらうと
三賢ベラフのところ案内してくれた。。

そこにカジャやナナチがミーティといたんだけど
大ムカデみたいな形のベラフはーティの体液を吸ってたみたいで
ナナチは自分をべラフに売って、ミーティを買ったんだけど
べラフは自分の物になったナナチを眠らせていた。。

それでリコはナナチを買い戻す相談をすると
べラフは仮面の男が連れて来たミーティが気に入って、買おうとしたんだけど
売ってもらえなかったので、自分の体の部分を対価にして
魂までコピーしたミーティをイルぶるに産んでもらったんだって。。

それで「リコ自身を対価に。。」ってゆうべラフにリコが
「髪の毛と左手の爪5つに身に着けてる装備全部」でどうか?って聞くと
「それに、両目か 両足か 臓腑の半分をつけろ」って要求してきた
ってゆうところでオシマイ。。



やっぱりこの村は
ガンジャ探検隊の人たちによって作られた街だったみたい。。

それはいいんだけど
魂までコピーできるって、何でもありすぎな気がしてきた。。

それに、そのための対価が、ベラフの体の部分だけだったってゆうのも
等価交換になってない気がする。。

あと、ミーティを吸うって、元は人間だったのに
気持ち悪いってゆうよりアリエナイ感じ。。


「両目か 両足か 臓腑の半分」って言ってたけど、どれも大事だよね。。

でも、死なないようにするってゆう条件だったら
肺、肝臓、じん臓とかは2つあるから、1つなくなっても大丈夫だと思う。。

それににゃんのおばあちゃんは昔
胃がんで胃を半分取ったけど再生した、って言ってたし
腸とかもきっとそうだと思う。。

ただ、心臓は半分にはできないから
いっそのこと体全部を半分の大きさにして
ミニリコにしてもらう、ってゆう案はどうかな^^

でもにゃんは、ミーティを冒険に連れてくのは大変そうだし
2人はこのままでいた方が幸せじゃないかな?って。。
2人をこのまま置いていく、ってゆう選択もあるかも。。
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第6話「呼び込み」
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公式のあらすじ
{netabare}
自分自身を「価値」として売ってしまったナナチを取り戻そうとするリコ。「両目か、両足か、臓腑の半分か」とベラフに対価を迫られる。悩みながらも意を決するリコであったが、マジカジャが「何とられてもおわり」と寸前のところで止めに入る。さらにナナチも「ほっといてくれ」とミーティから離れようとしないため、マジカジャはリコを外へ無理矢理連れていくのであった。その矢先、原生生物のオオガスミが突如、村に襲い掛かる。
{/netabare}
感想
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ナナチの件はいったん中止になって
村で、外の生き物を呼び込んで狩りがはじまったんだけど
そのオオガスミは、前に狩りそこねたモノみたいで
村人たちが不利になってた。。

リコはプルシュカが心配で工房を訪ねたら、りっぱな白笛になってて
工匠はリコにそれを渡し、自分も参戦はじめて
そこにムーギィさんをはじめとした市場の人たちも加わって
リコたちは避難してたんだけど、あることに気付いて作戦を立てて参戦。。

作戦はうまく行って、オオガスミの動きは止まったんだけど
触手を出し、村人たちや、リコをかばったマアアをさらった。。

リコが叫んだときプルシュカの声が聞こえて、笛を吹くと
レグが現れてオオガスミを退治してくれた。。

そのあと、ファプタの話が出て
ナナチを助けるためにも、ファプタに会ってみようってレグが言い出し
ムーギィはヴエコの正体を知りたがって
ヴエコがイルミューイの話をはじめたところでオシマイ。。



今回は、オオガスミ退治のおはなしがメインみたいだったけど
実は、イルミューイや決死隊たちとこの村の秘密が分かる
導入回ってゆう感じだったのかも。。

それで1話を見直したら、イルミューイは決死隊がアビスの島に来た時
原住民の村から追放され、ヴエコに勝手についてきちゃったから
ワズキャンに道案内として参加を許可された子だった。。

OPのさいごにヴエコと抱き合うシーンがあるから
実は重要キャラなのかも。。


それにしても、この村の住人は外に出れないって言ってたから
ここで生まれたミーティも、やっぱり下層には行けないんじゃないのかな?
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第7話「欲望の揺籃」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
決死隊「ガンジャ」の生き残りだと明かしたヴエコは、「成れ果て村」の忌むべき成り立ちについてリコたちに語り始める。かつて「還らずの都」へと辿り着いたワズキャン率いるガンジャ隊。黄金郷を見つけたという喜びもつかの間、昇降による異形の呪いのせいで地上に戻ることができないことに気づく。隊員たちは「黄金郷で最初の民として生きていこう」と決意するが、食糧と水場の確保に難航する。
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感想
{netabare}
決死隊が飲むことができた水が寄生生物で
下痢が続き、体が溶ける病気が発生しだした。。

そんな時、水をさがしに行った3人が、卵型の透明な石を拾ってきて
形が変わって死んでいったんだけど、その石のことを干渉器たちに聞くと
「欲望の揺籃」で願いを叶える卵だけど
捕りこまれて願いが散ると3人みたくなっちゃうんだって。。

でも、子どもになら効果があるかもって言われて
ヴエコはワズキャンに相談して、石を死にかけたイルミューイに使うと
イルミューイの痛みはなくなったけど、体は変形しはじめて
ウサギみたいな子どもを産むようになった。。

でも子どもは
食べることも飲むこともできずに死んで、別の子どもが産まれる
のくり返し。。

そんな中、ヴエコも病気で動けなくなったんだけど
ワズキャンの作ったスープを食べたら助かった。。

ワズキャンは、それをみんなにも上げたみたいだけど
それはイルミューイに関係があるみたい?ってゆうところでオシマイ。。



イルミューイが子どもを産んで、すぐに死んじゃうところはかわいそうで。。

そして病気で形が変わるってゆうのも、成り果てみたいでエグかった。。

それに、ここに来て水を飲んだリコとかは大丈夫なのかな?

そして、病気を治したスープって
もしかしてウミガメ、じゃなくってイルミューイのスープだったりしない?

いろいろ、引いちゃうおはなしだった。。
{/netabare}
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第8話「願いの形」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「水もどき」に侵され、次々と倒れていくガンジャ隊の面々。ついにヴエコも発症するが、ワズキャンから与えられた“香ばしいもの”を食べて回復する。同様にベラフも回復していたが、“香ばしいもの”を食べてしまったことを深く後悔し、精神を壊していた。動揺するヴエコを、ワズキャンは落ち着いた様子でイルミューイの元へ連れていく。そこでヴエコが目の当たりにしたのは…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、水もどき病の薬はイルミューイの子どもで
それを食べて助かった人たちは
こんどは「成れ果ての村」になったイルミューイに食べられて
生まれ変わった。。

村になったイルミューイはさいごに「欲望の揺籃」でファプタを産んで
ファプタは、死んでいった兄弟たちの復讐と
イルミューイを解放するために
レグにたのんで村を破壊しようとしてるみたい。。



おはなしの流れはこんな感じで、グロいし、胸が痛くなるしで
見るのに「進撃の巨人」以上に疲れる。。

それに、よく分からないところがいっぱいあったみたい。。

イルミューイの子どもたちを食べると、どうして病気が治るの?とか
その前にワズキャンは、どうして子どもを食べようと思ったの、とか

イルミューイがみんなを治したいって思ったんだったら
どうして苦しまないといけないの?とか

イルミューイの分身のファプタが
せっかく助けた人たちに復讐しようとしてるんだったら
それが本当のイルミューイの願いってゆうこと?

だったら、イルミューイの本当の願いは子どもを産むことで
子どもを食べると病気が治ったり、イルミューイが「村」になったりしたのは
本当はワズキャンの願いだったんじゃないのかな?

でもそれだと、どうしてそんなことになったのかも謎だし
やっぱりよく分からないけど、その辺は深く考えちゃダメなのかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第9話「帰還」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ナナチをベラフから取り戻すため、レグはファプタに「一部が欲しい」と話をする。すると“ある約束”を果たすことを条件に、ファプタは迷いなく自らの体の一部を引きちぎり差し出す。心配するレグをよそに、“不滅”であるファプタは平気な様子だが、血の匂いにけものたちが狂い出してしまう。レグは急いで「成れ果て村」に体の一部を持ち帰るが、どうしてもファプタとの“ある約束”を果たすべきかどうか答えを出せず…。
{/netabare}
感想
{netabare}
レグはファプタが村に入るため、村に火葬砲で穴を開けることをたのまれて
代わりにナナチと交換するためファプタの端をもらって、村に持ち込んだ。。

それで村が怒って、分身のジュロイモーにレグをおそわせ
ファプタの端を取り上げたから、レグは火葬砲で応戦。。

ジュロイモーから端を取り返したと同時に、ファプタが村に入ってきて
村人たちに復讐を誓った。。

そのころナナチは、決死隊の夢を見て目覚めたところだった
ってゆうところで終わり。。


あとリコが、ワズキャンの目的がリコに欲望の揺籃を使わせて
リコといっしょに最下層を目指そうとして
この村が滅ぼされるのを待ってた、ってゆうのを推理して
ワズキャンに話した。。



ワズキャンの目的が最下層を目指すことだったとしたら
この村ができたのは、やっぱりイルミューイの願いだったのかな?
ますますよく分からなくなってきたみたい。。

イルミューイは子どもを産むってゆう願いと
みんなの病気を治して平和に暮らすってゆう、2つの願いがあったのに
その2つがごっちゃになったせいで、その子どもがすぐに死ぬ呪いにかかり
まだ生きてるのにワズキャンに料理されることになった、ってゆうこと?

それで村の人たちをうらんだから、ファプタが産まれたんだけど
村を守りたい、ってゆう願いもあるみたいだから
おはなしがややこしくなってるのかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第10話「拾うものすべて」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
レグの火葬砲で「成れ果て村」へと入れるようになったファプタが、復讐を誓い乗り込んでくる。村が破壊されていくなか、眠っていたナナチが目覚める。ベラフは自らの価値と記憶を託してナナチを解放するが、境界線を越えると「ミーティは消える」と告げる。ミーティと再び別れてリコとレグのところへ向かうか、留まってミーティと一緒に留まり続けるか、ナナチは選択を迫られる。
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめは、村が破壊されはじめたことを知ったベラフが
匂いで自分の記憶をナナチに伝え
ミーティといっしょに解放してくれたんだけど
村で生まれたものは境界線を越えると消えるって伝えた。。

ナナチはそれでも歩き出し
ミーティは消えていった、ってゆう悲しいおはなしだった。。


そしてメインのおはなしは
村を破壊するファプタをレグが止めようとするおはなしで
ファプタの、レグが記憶を失う前の幸せな思い出の回想で

レグは地上に大事な用があって行かなきゃだけど
帰ったらファプタを手伝うから
そのあと2人で冒険に出かけようって言ってた。。

そして今、ファプタを押さえながら
記憶はなくしたけど涙があふれるレグにファプタが
「レグはやさしいけど。。おろかそす!」
って言ったところでオシマイ。。



後半は、愛し合ってた恋人が戻ってきたら
約束を忘れて、自分を攻撃してきたってゆうくらい悲しいおはなしだった。。

ファプタは復讐なんかやめて
レグたちといっしょに冒険に出た方がいいのに☆彡

でも、そのために生まれたってゆう感じだから
悲しいけど戦うしかないのかな。。
{/netabare}
{/netabare}
第11話「価値」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ファプタの笑顔や泣き顔など、記憶の断片が蘇りつつも、依然はっきりと過去を思い出すことができないレグ。暴れ続けるファプタを止められないまま、攻撃を受けて気を失ってしまう。レグとの戦闘を終えたファプタはさらに怒りの矛先をリコに向けて襲い掛かるが、ガブールンが身を挺して止めに入るのであった。ショックを受けたファプタは、怒りが収まらず再びリコを襲おうとするが、そこへ現れたのは…。
{/netabare}
感想
{netabare}
レグの記憶がなくなったのはリコのせいだって思ったファプタは
彼女をおそってきたけど、ガブールンが止めに入って壊れ
そこにベラフとナナチがあらわれ、ベラフは匂いでイルミューイの記憶を伝え
ファプタは自分が正しいことをしてるか分からなくなって止まった。。

そこに、リュウサザイや原生生物たちが入ってきて村を攻撃し始めたから
村をこわすことだけが自分の使命だって思ってきたファプタは
怒って戦って、ボロボロに動けなくなった。。

そんなファプタを助けてくれたのが村の人たちで
みんなの体を食べて再生したファプタは
今まで知らなかった物事にふれて、自分の価値を考えるようになった
ってゆうおはなし。。


そしてナナチが
ワズキャンの目的は、ファプタを通してリコを村にして
アビスの探検をすることだったのかも。。
って考えてたけど、たぶん当たり^^;



ファプタが、自分の思った通りにならない悩みを
リコにぶつけようとして、ますます悩むってゆうおはなしだったみたい。。

人はいろんなことを知って大人になるってゆうけど
ファプタは今回、いろんなことを知って、大人になりかけてるのかも。。

見てて苦しいおはなしだった。。
{/netabare}
{/netabare}
第12話「黄金」
{netabare}
公式のあらすじ
崩壊していく「成れ果て村」の中を、マジカジャ達と一緒に避難するリコ・レグ・ナナチ。その道中で倒れて動けなくなったワズキャンと対峙する。「ここに来れてよかったかい?」とリコに問うワズキャン。そして自身が成し遂げたかったこととは何かを語り始める。一方、新たな記憶や価値に触れたファプタは、自らの役目を果たすため、村を襲う原生生物たちに再び戦いを挑む。
{/netabare}
感想
{netabare}
ファプタとガブルーンが出会い、名前を付け合う。。

ファプタがリコたちに出会い、プルシュカの声を聞き
レグがいたのは分かったけど、声をかけずにプルシュカを盗んだ。。

そんな記憶の後は、ファプタのバトルで
村人たちを食べ、ヴェコとお別れして、リコたちの仲間になって
いっしょに冒険に行くまで。。

何が起きたのかよく分からなかったけど
結局、村はほろんで、村人たちもいなくなった



いろいろ言ってたけど、何かわかるような分からない
グロいけどかわいくて、きれいで、でも何だかうるうるしてくる
そんな、よく分からない感想しか書けないおはなしだった。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


メイドインアビスの2期で、深界六層の「成れ果ての村」の秘密と
新しい仲間が1人増えたおはなしで
映画を見てないとよく分からないところがあった。。


いろいろとよく分からないところは多かったけど
グロくて、でもかわいくて、絵がきれいで
雰囲気がいいおはなしだったと思う。。


でも、グロいところと、泣かせようってしてくるところが
にゃんは、ちょっとニガテかも。。









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投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 383
サンキュー:

54

GIWEh77880 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:----

前作のメイドインアビスをしっかりと引き継いだ記録に残るアニメ作品。

メイドインアビスの登場人物にはすべて強い想いを持って生きている。
味方であれ敵であれ、残酷な環境下であれ、その想いがぶつかって、血をちらして解けていく様は、今後もこのアニメでしか体験できないと思う。
とても良い作品でした、制作のすべてに携わった人たちに感謝を申し上げます。ありがとうございました、お疲れ様でした。

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 76
サンキュー:

6

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょいとふがふがしたかな

原作でも、このシーズンはちょっとふがふが
なにやってるか今ひとつわからず

冒険のはじめからブルボン卿。。ちがうか
ボンボルド卿までは発想が面白く
グロさ無ければ大オススメ作品だったが

価値がどうのでなにしたらモンスターが暴れて
物語もキャラもなにに向かってるかが今ひとつ

それでも原作のグロさは綺麗になっていたような

背景やキャラの色も勝手にもう少し暗い東南アジアの屋台みたいなイメージだったけどカラフルでちと面食らう

新しいふわふわをゲットしてレグの過去の謎が少し垣間見れたのは良かったかな

お母さんは?
リコ死んでるんだっけ?
レグのかそうほう?ビームは限界なかったっけ?
などを全く置いといて。。って感じがちとぽかーんでした。

ま、原作も本線に戻ってくれたらいいなぁ


あ、最終回の前の声優陣での特番はプルテンになったのかとビビりました
あと最終回1時間はちょっとびっくし

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 121
サンキュー:

7

nyamu さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

制作に関わった人すべてに拍手を

音楽、映像、作画、声優さんの演技、ストーリーすべてにおいて高品質。
OP、EDは映像、歌ともに素晴らしいです。

そもそもあの原作の内容をテレビアニメで放送できるのかなと思っていたのですが内容を変えず妥協せずにテレビアニメ化したこと(できたこと)がすごいですね。

ダークなお話に耐えれる、1期とその前の映画を見た人は迷わずにGO!

慣れ果て語が実際に話されたらどんなふうになるのだろうとか、どんな色がついてどんなふうに動くのかとか、漫画ではわかりずらかったことが全て期待を裏切ることなくというか期待を上回った形でアニメ化されています。

制作スタッフは原作を本当によく理解しているのだと思わせる、制作陣に愛された本当に幸せなコンテンツ。

マアアさん、マジカジャさんは本当にかわいい。

まだシーズン途中ですが評価は変わることがないと思うので10話視聴後ですがレビューを。


追記)見終わりました。
メイドインアビスなのでアクがあるのですが数年に一度の傑作といえる作品でした!

声優さんは皆さん非常にあっていてもちろん素晴らしいのですがファプタ役の久野美咲さんが特にすごかったので上方修正。

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 136
サンキュー:

10

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完璧そす。

詳細は1期と劇場版「深き魂の黎明」を観てください。
ていうか、観ないでここから観ても理解できないと思います。

つくしあきひとさん原作、竹書房『WEBコミックガンマ』で不定期連載中のコミックのアニメ化作品です。

2017年夏アニメだから、実に5年前に1期が放送されましたね。そのころは、僕が放送前にクールNo.1の名作になると言ったら「これだからニワカは。メイドインアビスなんて覇権になるわけないだろ」とバカにされたもんです。キャラデザで、そう思った人が多かったんでしょうね。

しかし、蓋を開けてみれば数年に1作出るか出ないかの傑作となり、その後は映画にもなるといった破竹の勢い。そして、待望の2期がやってきました。制作はもちろん、一貫してキネマシトラスが担当。やっぱり、この作品に主力を投入したから、「盾の勇者」があのザマだったのでしょうか…

で、

=====第1話視聴後、所感です。
{netabare}
見たことのない女の子や、周りの人たち、船に乗って航海してきた冒険者の団体からのスタート。おや? これは誰でしょうね。

で、いよいよリコ、レグ、ナナチの3人は、「黎明卿、新しきボンドルド」に別れを告げ、いよいよ深界六層「還らずの都」へと向かうといった初回でした。

失敗のできない作品というものはあるもんで、これもそういった作品に位置すると思っています。そういうことなのかどうなのか、劇場版からも2年、1期から7年という準備期間を経ての新作になります。

初回は、さすがの一言。
冒頭の知らない人たちのキャラデザを見て、一瞬「あれっ? こんなもんだっけ?」と思ってしまいましたが、リコたちが登場し、深界の背景美術には圧倒されましたね。美しいです。

そして、美しい背景とは裏腹に、このクールもえげつない描写があることを予感させる上昇負荷の描写や、富田美憂さんの脱糞シーン(いや、リコですが)など、これがメイドインアビスだなという世界観が蘇ってきました。

まあ、大本命なのは言うまでもないでしょうね。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
リコ、レグ、ナナチの3人が、それぞれの事情で深界六層を別行動しているという回です。

ファンキーな世界観だけど、ただよう不気味さ。無遠慮なグロさ。散りばめられた謎。そして、最後にミーティー登場という衝撃展開。すべての面において完璧でした。

なんていうんでしょう。今期で言えば、「リコリコ」が華やかさで、「異世界おじさん」が変化球で話題を集めていますが、この作品は小細工なしの“横綱相撲”で覇道を突き進んでいるといった印象です。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
なんて残酷でグロテスクで美しい世界…

これはもう★オール5もやむなしですね。
あえてネタバレは一切しません。文句なしに今期どころか、ここ数年でもトップクラスに素晴らしいアニメ作品だと思います。
{/netabare}
=====最終話視聴後、追記です。
{netabare}
圧巻。完璧。

すべての要素が完璧でした。
とにかく、未視聴の方は1期から追っかける価値があります。
そうすれば、いかにこのアニメが段違いかを理解できるでしょう。

円盤売り上げ、配信売り上げでは表せない、覇権とかそういう言葉とは違う次元で素晴らしい作品。ちょっと比較にならないですね。

原作の秀逸さを、それ以上のパフォーマンスで答えてくれたキネマシトラスに大きな拍手を。
{/netabare}

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 268
サンキュー:

9

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

さあ、レベル6へ

映画のレベル5を越えて、次の階層へ
プルシュカ、貴女の意志と共に...

と思いきや、15分だけ主人公を変えてみた
船酔い体質の少女に
これはいつ頃の話だろうか、レグ達が現れる前なのだろうか
しかも、この子らはレベル6まで辿りついていた...
ここは黄金郷と呼ばれていた...

2話
やって来たレベル6
ここから戻ったら、死、あるのみ
ここには村があった
そこの住民は人の姿じゃ無かった

3話
価値観で金が急に手のひらに生成されるこの村
価値が下がってしまうと...

4話
レグはある少女と出会った。四本の腕を持っている
ナナチと同じくなれの果て
彼女はレグのことを覚えている...?

そんな中、ナナチは出会ってしまった
あの1期でレグが撃って殺めたあの...!

そしてまた新しい友と共に
下へ...

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 284
サンキュー:

6

ネタバレ

米饭 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 83
サンキュー:

0

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分がこの作品に付いていけてるかどうか不安なまま終わりました

<2022/7/27 初投稿>
4話まで見ました。

評点はとりあえずデフォルトの3.0で。
1期はかなり高い評点付けたので、2期もアニメのレベル高いしもう良い点つけてもいいかな、とも思いましたが。
でもこの先どんな展開かで気分変わるかもしれないのでとりあえず保留です。

というのも原作はちょうどこのアニメ2期4話のとこぐらいまで読んでたのですが。
読んでて???となってて。
アニメもほぼ同じ印象。

もともとおかしな世界感ではありましたが、いかれっぷりが加速してる感じ。
見てるとなんとなく不安な気持ちになってくる。

以下、私の推測含むネタバレ
{netabare}
ワズキャン率いる探検隊は、まだアビスの島に街ができるより遥か昔、黄金郷目指して、まだ白笛とかも存在しない未踏のアビスの奥底に潜っていくのでした。
そんな彼等ははアビス第六層に辿り着き、慣れ果てとなり、そこに住み着いた・・・のかなぁ
時を経てやってきたリコさん隊の三人と巡り合う。

確か、アビスって深く潜るとどんどん時間の流れが遅くなってくんですよね。
それともワズキャン隊の皆さんは慣れ果てだから不老の存在なのかな?
{/netabare}

こう書くと普通に見えるけど、いかんせん慣れ果てのみなさんが凄過ぎるというか、なんというか。

この物語はいったいどこに向かっていくのでしょう?

<2022/8/7 追記>
5話まで見ました。
確かに某レビュアーさんのご指摘の通り、原作よりアニメの方が理解しやすいですね。
絵もそうですが場面転換なども。

なにせ不思議な世界すぎて、今彼らが第六層のどこにいるのか読んでるとよく迷子になっちゃったのですが、アニメだとそれがないです。
さすがキネマシトラス
(ばらかもん2期作ってくれないかなぁ)

お話はあいかわらずゆったりとした緊張感に包まれて進んでいます。
下に降りるってだけで見てて大丈夫?とハラハラしてしまう。
かててくわえて{netabare}ワズキャン隊の生き残り?{/netabare}たちと次々と出逢い、物語は緊迫の度を増していきます。

まだまだわからないところだらけだけど
自分もまだなんとか付いていけてると思ってます。

<2022/8/17 追記>
7話まで見ました。
7話凄かったですね。
えげつないというか

アビスの苛烈さと
ヴエコたちが何に遭遇し、どうしてこうなったのか
その一端が見えた気がしました。

<2022/9/28 追記>
最終12話見ました。

うーむ。
すごい最終回だったのですが、なんかやっぱり自分が乗り遅れてる気がしてしまいました。

このラストは1期や映画のそれほどには感情をゆさゆさ揺さぶられなかったというのが正直な感想。

そして1期、映画同様に{netabare}仲間が増えて新たな旅立ちに向かうラスト。
これで4人組のユニットになりました。
いや、プルシュカとメーニャも数えて6人組ですね。

で、さらに潜っていくんでしょう。
階段を一つ二つ登っただけで、成れ果て、死んでしまう究極の環境。
{/netabare}
この先どうなっちゃうんですかね

投稿 : 2022/09/28
閲覧 : 343
サンキュー:

31

ネタバレ

AwO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

ダークなユーモアにチャンネルを合わして

[11話感想・考察]
{netabare}11話でのファプタは可哀そうの一言に尽きます。ファプタの記憶を失った悲しみからレグを傷つけ、その元凶であるリコを攻撃しようとしたのをガブに止められ、そのガブさえも傷つけてしまいます。それによってファプタは自身の行動を責めますが、それにも勝るなれ果て村に対する強すぎる怒りから葛藤することになります。そこにナナチとベラフが現れます。ファプタはベラフに対して「母の匂いが強い」と言っています。

この母の匂いですが、[4話]でレグがファプタに対して「日向の匂い」と言っていたり、[5話]でリコがワズキャンに対して「お日様みたいな匂い」と言っているのと同様の匂いです。またベラフの記憶からイルミューイがベラフのことを父親のように思ってたといった描写があります。全員体に傷があるという共通点でSpy×Familyしてたののでしょう。

レグの開けた穴から6層の原生生物が侵入。ボロボロのファプタをかばった兄弟たちやガブールンを失います。失意の果てにリュウサザイに吹っ飛ばされ、その先でなれ果て達を喰らいファプタは覚醒しますが、そこで興味深いことにファプタの目に遺物のマークが浮かびます。よくよく考えたら、ファプタは言語の学習能力が高く、腕が自在に伸び、傷の治りも早いなどとレグや干渉機と非常に似た特徴を複数有しています。{/netabare}

[レビュー]
11話まで見た上でのレビューですが、メイドインアビス2期の特徴として1~6話までは伏線は多数あっても、それ以上の情報やヒントがなく「正直見ててもよくわかんないよ」といった感想を抱いた方が多いのではないでしょうか。
ですが7話からは徐々に伏線が回収されていき、今までの謎がどんどんと解けていくのは非常に面白いと感じました。ある意味リコたちと一緒にアビスを冒険している気分になれるようなアニメなのかもしれません。
私は原作勢なのですがアニメ版は原作と比べて非常に描写が細かく、原作では読み飛ばしてしまうようなところにもアニメでは力が入っており、より分かりやすく、より引き込まれやすくなっています。

例えば村の清算時の「ピギャー」と言う甲高い雄たけびのような声ですが、[8話]ワズキャンの料理シーンで {netabare}イルミューイの子供を屠殺する際にも「ピギャー」と言う鳴き声を上げていることからも、清算時に出てくる黒いネバネバはイルミューイの子供と何か関係しているという伏線に気が付きやすくなっています。{/netabare}
また[9~11話にかけて]{netabare}レグが火葬砲によって村に開けた円い穴を背にファプタを描写することが多いのですが、この円い穴から差し込む光はさながら太陽のようであり、ファプタの強烈な憤怒を「烈日」に見立てた情景描写となっています。
原作よりも穴から差し込む光がより分かりやすく強調されており、その辺にも気が付きやすくなっているのは非常に素晴らしい原作リスペクトです。{/netabare}

個人的に一つ残念な点を挙げるとすればイルミューイの心理描写が少し物足りないことでしょう。
[7~8話にかけて] {netabare}イルミューイはワズキャンなどを筆頭にガンジャ隊の生存のために利用されることになりますが、その時の怒りはイルミューイ自身からではなくファプタやなれ果て村によって表現されています。
これまでの作風から作者のつくし先生は子供を性格的な面で醜く描くことをあまり好まないようなので、これはそういうものだとある意味納得するほかないとは思いますが、イルミューイ自身からも内に秘める怒りを感じさせるような描写が少しでもあれば、イルミューイというキャラにさらなる魅力を感じられたのかもしれません。{/netabare}

また各項目の評価の理由ですが声優は久野さんの演技がすごいという理由で☆4、キャラはワズキャンやレグ、ファプタなどが個人的に好きなのですが、基本的にみんな天然で優しく、話せば分かるといった似通った性格(たぶん作者の性格)をしているので、あまりリアリティーは感じられないので☆3.5。あとは何となくです。

[1話感想・考察] (※自分で考察したいという方にはオススメできないかもしれません)
{netabare}冒頭ではヴェコを拾ったクズの自慢話の回想から始まります。
・火の手もないのに煙を吐き続ける遺体
・両断されたままうごめき続けるもの
・中身が脱げてしまっているもの
そこでは呪いのようで、作中のどの上昇不可よりも強烈なアビスの呪い(?)を受けている者たちがいました。しかもそこはアビスではなく海の上で、船内は比較的綺麗なものの船の外観はコケだらけでボロボロです。このようなカオスな状況を生み出したもので考えられるのは、ボンドルドの言っていた「次の2000年」とやらではないかと個人的には予想しています。それが正しいと仮定するならば、ガンジャ隊はリコたちの2000年ほど前の話で、[9話]でなれ果て村ができて150年とも言っているので6層では地上の10倍ほど時間の流れが違うこともわかります。

ヴェコが回想を終え、ワズキャン、ベラフとの会話シーンがあります。特にベラフはヴェコを勇気づけるため「醜くただれようが、理不尽を前に倒れようが、立ち上がることさえ否定されようが、睨みつけ、慈しみ、あこがれ続ける。」と言っており、ヴェコはそのベラフの言葉に自身の今までの辛い経験を投影する描写がありますが、この言葉は実はベラフ自身の過去の話なのではないでしょうか。
またアニメ版ではカットされていますが、ヴェコとの会話の直前まで自身も船酔いから嘔吐していたといったコミカルなシーンもありました。

その後ガンジャ隊は嵐に巻き込まれ、10隻以上いた船団もヴェコの船以外すべて壊滅。生き残ったガンジャ隊は島を登頂しますが、そこは原生林に囲まれています。そこで原住民と遭遇しますが、原住民はヴェコの星の羅針盤を見て「大事なもの、枢機の姿」と言っています。「枢機」とは何か、アニメ版の範囲では全く判明しませんが、アビスの大事な何かと形が似ているので「枢機の姿」と言われているとこの段階では予想できます。

また1話やOPではイルミューイがワズキャンを怖がってヴェコの後ろに隠れる描写があり、その後の伏線の1つとなっています。{/netabare}

[2~6話まとめて感想・考察]
{netabare} 2話冒頭では好奇心旺盛すぎるリコが印象的です。6層の岩石と建物が融合したような風景に対してリコは3つの仮説を立てます。
・大昔の地上が飲まれてここまで来た。
・町ごと化石になった。
・結晶でできた蜃気楼。
3つめとか意味不明ですが、たぶん「遠くの町の風景を岩石が写し取って出来た」と言うことだと思います。

リコたちの第6層での冒険が始まります。1匹でクオンガタリの群れに相当する危険度のリュウサザイや、地熱の恐ろしさに翻弄されます。そして大人しい原生生物の巣から持ち帰った卵を食べようとしますが、沸騰した水で煮たのにも関わらず筋肉が壊れずに動き回っていたなど、一見大人しく見える生物でも恐るべき生命力を宿していることがわかります。

3話ではなれ果て村についていろいろなことがわかります。まずなれ果て村には力場がなく、そのため上昇不可にかかりません。なれ果て達も知性を感じるとナナチは言っています。なれ果て村には価値の市場というものがあり「価値」で物を交換できます。またなれ果て村の住人は元々は探掘家で、なれ果てる際欲に応じた姿となったようです。しかしマジカジャはナナチがイドフロントで生まれたなれ果てだと看破しており、なれ果て村でなれ果てることとナナチがなれ果てたことには違いがあることがわかります。また村で他人の価値を奪うことは最も重い罪だそうで、メイニャを傷つけたマアアさんが清算を受け酷い有様になります。

4話ではレグとファプタとのやり取りからレグの過去が一部判明します。ファプタはレグを知っており、リコにレグと名付けられる以前からレグと言う名前だったという衝撃の事実が判明しました。またリコがなれ果て村の住人に襲撃されるなど、マジカジャの言っていた通りなれ果て村では人間には相当な価値があることがわかります。ファプタを見物しに来たなれ果ての一部がリコ襲撃計画に加わっているので、ファプタを手に入れたいという衝動がリコに移ったのかもしれません。

5話ではガブールンとレグの会話からレグの正体が少し判明します。ガブールンはレグのことを干渉機だと言っていますが、ガブールンの情報にレグの存在はなく、干渉機は普通層をまたぐことはないため作ったものが同一なのかと疑問を抱いています。また食堂でのリコとワズキャンの会話の後リコはワズキャンに対して「お日様みたいな匂い」と言っていますが、[4話]でレグもファプタに対して「日向の匂い」と言っており、なぜ同一の匂いなのが疑問です。

6話ではプルシュカ白笛によってレグが覚醒します。このシーンからも本格的にレグが遺物であることがわかります。{/netabare}

[7話感想・考察]
{netabare} 7話前半ではイルミューイとヴェコ、そしてそれをそっと気遣うベラフという構図が非常に印象的です。帽子に入った原生生物をペットにしたいヴェコとイルミューイに対してはそれを後押しする方向に話を持って行ったり、イルミューイが村八分にされたことをヴェコに話しているシーンではそれを聞きながらも安易には踏み入らなかったりと、ベラフの気高く優しい性格が表現されています。

7話後半ではガンジャ隊がショウロウソウで生き残るすべを学び徐々に適応していくかに見えた矢先、見つけた水源が実は水ではなく生物そのものだったと分かり地獄が始まります。一応水モドキは煮沸してから飲んでいましたが、[2話]でリコたちが原生生物の卵を食べた際も鍋で煮た後も筋肉が壊れず動いていたという描写があるように、6層の原生生物たちは非常に熱に強い丈夫な体をしていると分かります。

水モドキの症状に徐々に蝕まれていくなか、欲望の揺籃をイルミューイに使わせることをワズキャンが了承します。欲望の揺籃を使用したイルミューイですが、熱が下がりいつもの元気を取り戻したかのように見えます。しかし変形した自身の左腕に全く動じないことに対してヴェコは違和感を覚えます。
イルミューイ自身は何を願ったのか大熱のため覚えていませんでしたが、熱や痛みをなくすことだけでなく、不安や恐怖が消えることも願っていたのだと考察できます。

そしてイルミューイが出産。その赤子ですが、外見が殺されてしまったイルミューイのペット(帽子に入った原生生物)に似ており、かつその遺骨でヴェコがイルミューイに作ってあげたネックレスのようなひし形のマークが額にあります。ファプタの角も同様です。このことからイルミューイの「ペットが欲しい」「子供が欲しい」といった願いが歪んで叶ってしまったものだと考察できます。{/netabare}

[8話感想・考察]
{netabare} 8話ではイルミューイが言葉を失います。のちに知性を失うので、知能が下がっていることが原因です。ワズキャンはイルミューイの子供が水モドキの症状を緩和するために必要との理由で生きたまま赤子を取り上げます。ワズキャンがイルミューイの子供を屠殺するシーンの「ピギィー」という鳴き声ですが、なれ果て村での清算時の声と非常に似ていることがわかります。なれ果て村で「他人の価値を奪うことは一番重い罪」なのは、おそらく子供(価値)を奪われたイルミューイの怒りから後にできたルールだからと考察できます。

イルミューイのお子様スープを口にしたベラフが罪悪感から憔悴してしまいます。ベラフはスープを口にすることにどうしても抗えないようです。なぜベラフは抗えないのか。やや飛躍のある考察ですが、イルミューイは原住民の村を「子供を産めないから」という理由で捨てられました。イルミューイにとっては「子供を産むこと」は「みんなに認めてもらえる」または「捨てられない」ことと同義です。つまり「みんなの役に立ちたいから子供を産み、水モドキを改善する」と「捨てられないためにお子様スープには依存性がある」個人的にはこのように願いが叶ったと解釈するのが妥当ではないかと考えています。

イルミューイの穴に2つ目の揺籃があることをヴェコが発見します。ヴェコが水モドキで倒れたとき「呼応」するようにイルミューイも弱っていった、だから追加で揺籃を与えた。とワズキャンは言います。イルミューイはヴェコのことを母親同然に思っているので、イルミューイは「ヴェコとずっと一緒がいい」と願っていた可能性も高いです。

イルミューイが最後の願いを叶えるために移動を開始します。「置いていけ」というベラフに対して、ワズキャンは「君が必要だ、最後まで苦しみに慣れることのなかった気高き君がね。僕らじゃダメなんだ。」と言っています。またイルミューイが原生生物達を喰らう姿を見てベラフは「頼む私を食ってくれ、君の大切なものを奪い、生き長らえてしまった。」「飢えにも痛みにも耐えてきたはずが、自負は、信念は消えた。」そしてイルミューイの体に手を触れ、「私はもはや人間ではいられない。」「頼む、私を罰してくれ、骨も心も何も何もかも食い散らかしてくれ。」と懇願します。

そして2つ目の欲望の揺籃が埋まっている穴にズームアップし、なれ果て村の入り口が出現するのですが、このシーンはイルミューイではなくベラフの願いが叶っているように見えます。実はこの一連のシーンはワズキャンの神がかりを表現した描写なのだと私は思っています。思い返してみると直前のワズキャンのセリフで「君が必要だ、最後まで苦しみに慣れることのなかった気高き君がね。僕らじゃダメなんだ。」がありますが、一体全体ベラフの何が必要で、ワズキャン達では何がダメだったのでしょうか。干渉機たちは、欲望の揺籃は雑多で複雑な成体は"適していない"と言っていますが、使用できないとは一言も言っていません。地獄の中でも気高くあり続けたベラフの純粋な願いは揺籃使用の条件を満たしており、知性を失ったイルミューイの体に触れたことで揺籃に直接触れずに願いを叶えたのではないでしょうか。{/netabare}

[9話感想・考察]
{netabare}冒頭は腕をもぎ取ったファプタとレグの会話から始まります。
ファプタはなれ果て村を滅ぼすためにレグに村に入る手伝いをしてほしいようですが、そこでファプタはレグの火葬砲のことを「書き換え」と言ってます。
「火葬砲」とはリコが名付けたものですが、レグが記憶喪失になる前は「書き換え」という名前だったことがわかります。

ワズキャンとリコの会話シーンでは2人の会話をなれ果てたちが周りで聞いていますが、ヴェコと仲の良かった単眼のなれ果てが公用語を理解できていないという描写があります。多くのなれ果てが公用語を理解できない一方、ワズキャン、ベラフ、食堂の女将さん、マジカジャなど一部理解出来る者もいることがかなり不思議です。なれ果て村の言語はイルミューイの村の言語なので、なれ果てる際に元の言語を忘れてしまうのは状況的にみて間違いないとは思いまが、その差がどこから来るのかは疑問です。個人的には公用語を理解できる者は「文字が読める者」なのではないかと考えてます。

なれ果て村の誕生にはイルミューイの嗜好がかなり絡んでいますが、イルミューイは失意の果てに言葉を失い、自分の子供の名前も呼べなかったという描写があることから、自身と同様になれ果てる際に言葉を奪ったのではないかと考察できます。失ったのは言葉であって、文字ではないので、文字で覚えている者は忘れなかったのかもしれません。ガンジャ隊の識字率は低かったことから、単眼のなれ果てなど古参の村人でも公用語が理解できなかったことの説明も付きますが、ちょっと飛躍が過ぎるかもしれませんね。

三賢のジュロイモとの戦闘で追い詰められたレグは火葬砲を放ち、ファプタを村に招き入れてしまいます。レグが村に開けた円い穴の中心にファプタが立ち、そこに外からの強い光が差しこむのはまるで太陽を背にしているかのようです。
これは2期のタイトルでもあり、ファプタの強烈な憤怒を「烈日」に見立てた情景描写であることが見て取れます(割と良い表現)。

またファプタの恨み節の中で「兄弟を、ファプタをうまそうに根め回したお前たちの目を許さぬ」と言ったセリフから、村人はファプタに対して「美味しそう」と言った感情を抱いていたことがわかります。またマジカジャの「カジャどうしよう嬉しい」と言ったセルフなどからも、村人はファプタに対して理由は様々にせよ特別な感情を抱いてしまうようです。{/netabare}

[10話感想・考察]
{netabare}冒頭ではベラフがナナチに記憶を託し、解放します。そこでベラフの目にズームアップする描写があることからも、「眼差し」を大切にするベラフが確かな意志を持って行動しようとしていることがわかります。レグの影響で村に力場が入り込み崩壊が始まり、そこでナナチは自らミーティを葬ることを決意します。オリジナルミーティーを葬った際はレグの火葬砲に任せっきりでしたが、今度はナナチ自らが選択することで自身の迷いに自分で決着をつけています。

レグとファプタの戦闘シーンではそれと同時に回想シーンも流れますが、ファプタの感情の差が印象的です。戦闘シーンではなれ果て村に対する怒りと、レグが記憶を失ったことに対する悲しみが大きく表現されている一方で、回想シーンではいつもコロコロとした笑顔でとても甘えん坊なファプタの姿が対称的に描かれており、何とも言葉では表現できないような「もうやめてくれ」みたいな悲しい気持ちに私はなりました。

またレグとファプタの本当の約束が判明しました。今まではファプタのセリフから村を滅ぼすことが約束だと思ってましたが、本当はファプタの宿命に決着を付けたら共に歩き出すこと、そして冒険をすること。だったと分かりました。実にレグらしい約束ですね。{/netabare}

[11話感想・考察]
{netabare}11話でのファプタは可哀そうの一言に尽きます。ファプタの記憶を失った悲しみからレグを傷つけ、その元凶であるリコを攻撃しようとしたのをガブに止められ、そのガブさえも傷つけてしまいます。それによってファプタは自身の行動を責めますが、それにも勝るなれ果て村に対する強すぎる怒りから葛藤することになります。そこにナナチとベラフが現れます。ファプタはベラフに対して「母の匂いが強い」と言っています。

この母の匂いですが、[4話]でレグがファプタに対して「日向の匂い」と言っていたり、[5話]でリコがワズキャンに対して「お日様みたいな匂い」と言っているのと同様の匂いです。またベラフの記憶からイルミューイがベラフのことを父親のように思ってたといった描写があります。全員体に傷があるという共通点でSpy×Familyしてたののでしょう。

レグの開けた穴から6層の原生生物が侵入。ボロボロのファプタをかばった兄弟たちやガブールンを失います。失意の果てにリュウサザイに吹っ飛ばされ、その先でなれ果て達を喰らいファプタは覚醒しますが、そこで興味深いことにファプタの目に遺物のマークが浮かびます。よくよく考えたら、ファプタは言語の学習能力が高く、腕が自在に伸び、傷の治りも早いなどとレグや干渉機と非常に似た特徴を複数有しています。{/netabare}

投稿 : 2022/09/26
閲覧 : 122
サンキュー:

4

既読です。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

倒錯の詰め合わせ。

究極のSMに
スカトロなどなど

カオスカオスカオスだらけで


さ、さっぱりソスス。

投稿 : 2022/09/18
閲覧 : 200
サンキュー:

4

なんとか さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

期待が大きすぎたのかも

まだ終わってないけど、正直、1期程面白くなかった。
自分的には、残酷で苛烈な冒険の中にも、生命のはかなさの様なものを感じられることがこの作品の魅力の一つだった。
単に内容がエグくてグロいだけの話ならあまり魅力を感じない。
3期を視聴するかは微妙かな?

投稿 : 2022/09/16
閲覧 : 186
サンキュー:

3

龙裔咲 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

深淵から来た、最も暖かい闇

他の評価の高いアニメとは異なり、深淵から推薦された人が多いにもかかわらず、深淵からは非常に冷たい作品だった。そのピットに入るのは非常に難しいので、時間コストであれ、心理的な素質であれ。深淵は表面的には作品の中のキャラクターに無限の絶望を与えているが、表面的には温かみと勇気があふれている。日増しに平穏な生活の中で、鼓動を収穫させる作品は少なくなっている。深淵から来たのは私たちの時代に恥じない冒険史詩で、私たちの生活にその失われた幻想的な色彩を補充してくれた。

投稿 : 2022/09/12
閲覧 : 119
サンキュー:

3

ネタバレ

よ! さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

待望の二期

先ず初めに。
一期を見て二期を見ようと思っている方は、二期の前に「劇場版メイドインアビス深き魂の黎明」を見てから二期をみてね。深き魂の黎明見てないと、たぶんいきなりお話が飛んでわけが分かんなくなるから。それも一話の最後の方で、「あれ?」てなるから。
一期→深き魂の黎明→二期の順に観てね。
7話ネタバレ
{netabare}
まだ7話までしか見てないのだが、とりあえずメイドインアビスだなあとしか。7話。純粋な気持ちでみんなを助けたいと願ったであろう結果、どういうわけか生まれてはすぐに失われる命。みんなに振る舞ったか。ん?何を?
……これあかんやろ{/netabare}
以上!

投稿 : 2022/09/03
閲覧 : 119
サンキュー:

4

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

1話目で挫折しかけたわ 1期は好き

なんだこれ?話しがつながってないのか?
1期おもしろかったから2期に見てみたんだけど、、、意味が分からん

がんばってみてたら16分ごろから1期のキャラでてきたわ

見せ方おかしいな
視聴者側の目線じゃない気がしてならない。
もうちょっと見てみよう。

---------
追記:
5話でおもしろくなってきた。けど、たしかにグロイ。
1期じゃなかった描写だな 耐えられるかな。。。

投稿 : 2022/09/03
閲覧 : 157
サンキュー:

2

鹿羽 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

それは生命、醜くき光の原泉

【冷静な感想】
メイドインアビスは、アニメ1期と映画、原作も見てますが今期の烈日の黄金郷があまりにも感動したので書かせていただきます。
今回の舞台は、慣れ果て村。
時間軸はリコたちとガンジャ隊の二つがヴエコを中心に交錯するように描かれています。
今回も、アビスというどこまでも神秘的で”人間にとって”どこまでも「無常」な世界での話で、とても惹きつけられます(アニメ一話の体感5分くらいに感じる、、、)。
メイドインアビスに触れて感じた魅力は、ヴォイニッチ手稿に感じたものに似てるもので”未知”に対する底知れない興味と徹底した人間中心世界の排除による人間の”生”への描写でした。
こんな、作品は唯一無二だと思います。
グロいとか、エグいとか、絵が無理とか言わずに一度は、絶対に見るべきだと思います。
メイドインアビスでのキャラクターは敵キャラという明確な二項対立の徹底した排徐が最高です。ここでのワズキャンはボンドルドを彷彿とさせますね。魅力のある敵キャラ。素晴らしいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【本音】
天才すぎる。アニメ制作者は頭おかしい(誉め言葉)
感動には、2つのタイプがあると考えています。
1つ目は、強く心が揺り動かされる作品。
2つ目は、心が動かせなくなる。只々、口を半開き、眺めることしか許されない、動けなくなる。その、反動からくるものです。
前者は、凄い胸が締め付けられたり温かさを感じてすごく長いようで短く感じる。後者はただ刹那的に時間が溶けるような感覚に陥る。
今回のメイドインアビスでの感動は後者でした。

話の内容は、まぁ月並みの表現をするなら残酷「作者やばい、頭おかしい」、無常「メンタルやばい、グロすぎる、鬱」
twitterの感想(思考力、語彙力、感受性、終わってるなぁ、、、怒)

これは、ただのグロさやエグさではなく、自分達の生きている世界での災害や戦争を誇張も脚色もなく違う形で写しているように思う。目を奪われるグロい描写やどうしようもない絶望。しかし、これに屈する事なくありのままに受け止め、歩みを止めないレグやリコの強さ。そして、ヴエコの姿に生命の輝きを感じ、大きな犠牲を伴いながらも描かれるハッピーエンドではない真の救いがどうしようもなく自分の心を惹きつけて離さない。
拙い文章で申し訳ないです。

物語の評価・・原作からもう言わずもがな

声優の評価・・違和感感じないので(声優に興味ないのでごめんなさい)

キャラの評価・・
ワズキャンの”神がかり”という能力、人間の姿をした何か、無機質な表情と光のない鏡のような瞳人間の底というか生きとし生けるものの生存本能、どこまでも冷徹で正論で感情を排した有能なリーダー
それと対比するような
ベラフのまっすぐな強く正しく、時に非情な決断も下せる男の子
ヴエコのどこまでも凡庸で無力な女の子からの視点と表現
イルミューイ、ファプタというどこまでも「純粋」で温かい闇
天才すぎるよ・・・つくし先生・・・

作画・・漫画の世界観を壊すどころが、より鮮やかに神秘的に表現、軽く神

音楽・・OPは一気のOP、ED同様で明るく冒険のワクワク感があり、最高
EDは映画と同じでMYTH&ROID、どこまでも深い悲しみを感じる神秘感、神!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

投稿 : 2022/09/01
閲覧 : 194
サンキュー:

9

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メイドインアビス 烈日の黄金郷のストーリー・あらすじ

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。 どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。 「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。 そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。 アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。 ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。 リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。 深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。 リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。 ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。 そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。 リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。 しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、一同は深界六層「還らずの都」へと進む。 そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」が存在していた。 (TVアニメ動画『メイドインアビス 烈日の黄金郷』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年夏アニメ

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