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「メイドインアビス 烈日の黄金郷(TVアニメ動画)」

総合得点
81.6
感想・評価
443
棚に入れた
1664
ランキング
407
★★★★★ 4.1 (443)
物語
4.0
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.1

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メイドインアビス 烈日の黄金郷の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

安定のクオリティ。

【概要】

アニメーション制作:キネマシトラス

2022年7月6日 - 9月28日に放映された全12話のTVアニメ。
原作は、『まんがライフWIN(WEBコミックガンマ)』に連載されているweb漫画作品。
作者は、つくしあきひと。

監督は、小島正幸。

【あらすじ】

大穴『アビス』の深界五層で黎明卿ボンドルドとの戦いを終えたリコ・レグ・ナナチの3人は、
五体の揃った人の姿を失って白笛に加工された少女のプルシュカと、
プルシュカが連れていた不思議な生き物のメイニャを連れて、
深界六層「還らずの都」に「絶界行(ラストダイブ)」

リコたちがたどり着いたのは、「成れ果ての村(イルぶる)」
人では無くなったものたちが寄り添って独自のルールの中で生活しているコミュニティ。
何かを得るためには何かを手放さなければならぬ物々交換の「価値」のシステムは絶対。
それを破れば慈悲無き制裁が下される。

そして、その成れ果ての村を憎悪して滅ぼそうとしている、
少女にも獣にも似た謎の生物のファプタがいて、ある事情から「成れ果ての姫」と呼ばれている。
そのファプタは、記憶を失う前のレグと親しい関係のようだった。

【感想】

個人的には露悪とグロは好かないのですが、「メイドインアビス」に限っては受け入れてしまう…w
キャラの言葉や価値観・考えていることがたとえ意味不明であっても、
そこに行動原理やキャラクターの意思が明白に存在している。
それがたとえどんなに理不尽な展開であろうとも、物語とは本来は理不尽だらけの代物であって、
読者や視聴者の願望を言いなりに叶えるものではない。
それは、2024年の春に放送された、「響け!ユーフォニアム3」でもそうであったのと同じですね。

物語の作りとしては日本人向けに改変される前の原書の童話や神話を意識してるのかも。
どんなにいいキャラでも、幼い子供や魅力的な女性であっても、
あっさり死んだり可哀想な目に遭ったりするのは、
うーん?て感じですが、淡々と展開を受け入れてしまうのは、
映像も声優さんのお芝居も素晴らしいのにも関わらずに私がキャラに感情移入してないせいかも?
それは、地に足がついた物語ではなくて、アビスという特異な世界で起きる、
頭をハンマーで殴られるような衝撃的すぎる展開の連鎖に思考がついてないのかも?

本当の意味では、もうちょっと繊細なドラマで構成された作品が好みであって、
消費する娯楽作品としてはありですね。

原作自体が面白くて、アニメのクオリティも素晴らしいですので、
視聴者の好みが別れるところですが、一応はお勧めできる作品ではありますね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2025/01/07
閲覧 : 94
サンキュー:

21

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

レグの過去が少し分かる

レグの過去が少し分かる

色んなキャラの死が辛すぎて大号泣した…。

投稿 : 2024/09/27
閲覧 : 39
サンキュー:

3

ネタバレ

ささはら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ポジティブさが怖い

村人を惨殺し、お世話になった食堂のおばさんや宿の人らを食ったばかりのファプタを仲間にしようと思える発想が怖い…リコたちの妙なポジティブさが違和感しかない。あと、見事にリコたち3人だけ生き残ってるのも都合が良すぎる。次の層に行くまでに今回のキャラは片付けた感じがする。
プルシュカの際も引っかかったけど、あまりにも周りの死に対する絶望が感じられなすぎると
どうせ誰か次死んでも気にしないんだろうな〜と軽く取らえてしまいます。ファプタが仲間になるなら3期見たくないかも。。
アニメとして作画や動きもすごく、独特な世界観に引き込まれる作品ではあります。しんどい作品だからこそ、このしんどさを主人公たちと共感したいのにできないのが気になった点でした

投稿 : 2024/06/18
閲覧 : 67
サンキュー:

4

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょいグロ思い出しました.

劇場版と2期を続けて観ました.
1期からだいぶ空いてしまったので,記憶があいまいな部分があるのですが,劇場版が地下5階,本作が地下6階ということでよいのですよね?
本作のメインは「成れ果ての村」が出来上がる経緯と,悲惨な犠牲者の末柄の復讐劇,ムシャムシャと食い荒らせれてました.
今回も相変わらずグロかったですが,もう慣れました.
地下何階まであるのか知りませんが,たどり着くまで見届けたいと思います.

投稿 : 2024/06/09
閲覧 : 47
サンキュー:

1

ネタバレ

サルモネラ菌 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

死ぬほど面白かった。でもな

今見終わりました。最高でした。

最初、あれ?こいつら誰?から始まったけど、
すぐ物語に引き込まれた。凄い。
数十分で、キャラクターの前情報とか一切なく
面白いと思わせられるのは凄い。凄いしか言えない。
そしてガンジャ隊のキャラの魅力。
三賢のキャラはみんな個性強くて、1話目で
みんな好きになった。

最初にイルぶる(成れ果て村)見た時の衝撃が凄かった。千と千尋の神隠しみたいな気持ちになった。
あとギャラデザがいい。ワズキャンとか、パッコヤンとかベラフとか刺さるキャラが多かった。
停滞感が、とかいう人もたくさんいたけど、
自分は全然気にならなかった。
んでヴエコがマジで可愛い🥰🥰どストライクすぎた。

んでね、、まあ相変わらずエグいですね、、はい。
鬱展開がマジで。ほんと見てて辛かったけど、
無理やりじゃなくて、そりゃそうなるよなって納得できるような展開なので、(イルミューイのやつを除く。あれ人間が考えれる展開ちゃう)物語を見ているという感じではなくて、歴史を見ているような気分だった。生々しさが凄い。実際に6層に人間が行ったらこうなるだろうなぁと。

そして見ていて思ったのが、徐々に謎が解かれていくのがほんとに面白いし、逆に深まっていく謎もあり、本当に面白かった。面白いしか言えない。ほんとに。
1期と映画よりも、自分は2期が最高傑作だと思う。
この作品をグロいのは嫌とか、絵柄が嫌いとかいう理由で避けてる人は凄くもったいない。是非見て欲しい。いやあ、新年早々今年1番面白かったアニメになるかもしれない。



だがな、

ヴエコ殺したのは許さん。
絶対殺す必要なかったじゃん??リコ達と一緒に冒険続ければよかったやん😭まあヴエコに冒険する理由はあんまりないけどそれでも殺す必要はなかったと思う😭あんな適当に死んでいいキャラじゃねぇよ😭
あそこのシーンはちょっと泣きそうになったけども!!
まあヴエコ殺した以外は最高のアニメでした
3期待ってます🥲

投稿 : 2024/03/10
閲覧 : 243
サンキュー:

7

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

謎が謎を呼んで

付いて行けずにもうどうでもいい感じです。
これちゃんと整合性とか考えて作ってるのかな?不思議な能力を持つアイテムとか出したらもう何でもアリなんでしょうか。
シリーズ売りであるグロは最初から飛ばしてます。ゲロに排便に下痢にカニバリズムと何でもアリです。エロ担当のヒロイン格が早すぎたんだ状態になった時はさすがにゾワッとしました。
重要キャラクターのファプタの声質があんまり良くなく、感情のノリがイマイチで何言ってるか聞き取れない場面も多かったです。まあ難しい役だと思いますソスが。
絶賛されている方も多いようですが、面白いか面白くないかと言えば確実に面白くなかったです(個人的感想)。3期は要らないかな。

投稿 : 2023/11/17
閲覧 : 123
サンキュー:

2

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「アビス(abyss)」、そこは、「終着点(end)」なのか!?それとも、「終わり無い(endless)」ところなのか!?それを想像するだけでもわくわくする作品。

すごいな、この作品・・・。
観終わった後の率直な感想です。

とにかく、きれいに落ち着くだろうと予想するたびに、ことごとく裏切られます。
つまり、いかに自分の予想が楽観的すぎるかと言うことです。
でも、考えてみれば、何があるか分からない奈落と思えるほどの「深淵」に向かう冒険。
自分の希望的な方向に行くことの方がむしろ少ないはずです。
理不尽なまでに自分の予想、いや、希望と呼ぶべきものとは反対の結果が次々と起きます。
つまり、度し難いのです、この物語は。
でも、だからこそ、本当の冒険なんだろうと、つくづく思うのです。


■「MYTH & ROID」のエンディングテーマの曲名が重要なヒント!?
{netabare}
「MYTH & ROID」の曲は、作品のテーマにちなんだタイトルをつけますよね。

例えば、「Re:ゼロ」の「STYX HELIX」。
これは、螺旋(輪廻の連想)と冥府の河(三途の川に相当)を組み合わせた造語です。
このタイトルによって、「Re:ゼロ」と言う物語そのものを表していました。

って、ことは、この作品も?ってことで、さっそく曲のタイトルを見ました。

『Endless Embrace』

直訳では「終わり無い抱擁」となるのでしょうか。
でも、この作品に限っては、どうしてもEmbraceの別の意味の方がしっくりきます。
それは、つまり、「終わり無い性交」です。

私の場合、この作品に対してはそのような印象を抱かざるを得ないのです。
それは、「性交」をどう解釈するかにあります。
私は次の世代へ生命を紡ぐ手段だと考えます。
そう考えると、『Endless Embrace』とは、生命が誕生して35億年、
そして、これからも続く生命誕生のドラマを表しているのではないかと思うのです。

「性交」は、女性が男性を受け入れて初めて成り立つものです。
そう考えると、Embraceの別の意味をつかって「終わり無い受け入れ」とも言えます。
ずっと続いてきた生命の営みとは、この「終わり無い受け入れ」の結果なのです。
その象徴が"アビス"なのではないかと思うのです。
{/netabare}

■物語の随所にちりばめられたヒント
{netabare}
私が"アビス"を終わり無い生命の営みそのものだと思うのには理由があります。
それは、やはり物語の随所にちりばめられたヒントがあるからです。

例えば、瀕死の主人公が助かったのは子宮を模した生命維持装置があったからです。
そして、不思議な力を宿した生命の白い笛は、女性器を模しています。
少なくとも私にはそう見えました。
セリフでも「官能的だ」と言っていましたのでたぶん間違っていないと思います。
また、物語の中では、「交尾」や「子ができる」等のセリフも登場します。

また、今期の準ヒロインである「ファプタ」。
彼女は、「成れ果て」達が住む村の中には入れないそうです。
なぜなら、その村はかつての母親の中だからです。
つまり、母親から生まれた子は、再び母親の中に帰ることはできないのだと言います。
これは、生命の根源的なことです。

と、ここまでの状況証拠を積み上げると、考えられるのは1つ。
"アビス"は、女性、特に「母親」を象徴しているのだろうと言うこと。

物語の中で言っていました。
"アビス"は、人々を引き付け、人々はその「深淵」と言うゴールを目指すと。
しかし、一方で、"アビス"は、そんな人々を簡単にゴールへは近づけまいとします。

これはまさしく生命の誕生のドラマがモチーフではないかと思えてしまうのです。

生命は、「母親」の中で誕生します。
だから、メイドインアビスなのです。

この物語の結末はまだ分かりません。
ですので、この解釈もはたしてあっているかどうかも分かりません。
いつも通りの私の勝手な解釈です。
でも、もしそうだったとしたら、この物語はとても面白いなと私は思うのです。

生命の誕生や営みを暗喩的にモチーフにした作品はいくつかあります。
でも、この作品は、恐らくそれらの作品の中でもひときわ傑作なのではと思うのです。
{/netabare}

■まとめ

この作品は、表面的には、度し難いぐらいにエグい冒険物語です。
しかし、物語について掘り下げるほどにとても深い意味を感じることができます。
それこそ、「深淵」、その意味が示す通り「物事の奥深さ」を感じられる物語です。

「深淵」とは、英語で"abyss"です。
これは面白いことに『悪魔の辞典』によると「進化の終着点」を示す言葉のようです。
すなわち人間の行き着く最後の未来を意味します。

この物語は、まだまだ続きます。
果たして、たどり着いた「深淵」にはなにがあるのか。
そこは、人間の「進化の終着点」なのか・・・。
それとも、人間の「永遠に続く生命の営み」なのか・・・。

物語の中では、よく人間の「成れ果て」が登場します。
そう考えると、「進化の終着点」と考えるのが自然な答え!?
と、思わせつつ・・・、
実は、真のテーマは、「永遠に続く生命の営み」だったら実に面白いなと思うのです。

生命は、「母親」の中で誕生します。
だから、メイドインアビスなのです。
そして、この物語は、主人公が「母親」を探す冒険です。
それは、つまり、生命誕生を探求する冒険でもあるのです。

そうやっていろいろ思いを巡らすと、ますますわくわくしてしまう作品なのです。

投稿 : 2023/10/26
閲覧 : 182
サンキュー:

25

ネタバレ

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

謎の生物 ジブリ感!

謎の生物や概念にジブリ感を感じた!
マアアさんがものすごく印象的だった!

投稿 : 2023/08/17
閲覧 : 74
サンキュー:

1

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

烈日の黄金郷

5年ぶり待ってた!

1話はグロ・胸糞注意だね。
主人公変更?と思ったのだけど、
ワズキャン率いる決死隊「ガンジャ」の黄金郷を目指す冒険~今現在、
リコ達は、「ガンジャ」が「成れ果て」となった現在に訪れているので、
通して見ないと分かり難いかも。

主人公のリコ視点で進んでくれれば分かり易いのだけど、
レグ、ファプタ、ヴエコ視点(過去回想含む)で進んで行くので、
それも分かり難い要因かもしれない。

業が深かったキャラ
ワズキャン>>>>>ベラフ

被害者
イルミューイ>>>ヴエコ>>ファプタ

ファプタは、リコ達の仲間にならなかったけど、
レグと過去会っていたのは確定していたから、
後に仲間になる???
レグの記憶欠損はどこから、何が原因で、そうなってしまったのだろう?

3期早くこないかなー

投稿 : 2023/06/04
閲覧 : 240
サンキュー:

5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 1期、劇場版「深き魂の黎明」に続き、相変わらずえげつなく容赦ない世界観と展開。
 重い展開がずっと続き、気楽に観られるような作品ではないため、個人的には気合を
入れないと試聴できない作品。
 それでも不快感や嫌悪感が生じないのは、見せ物的な刺激だけを求めたものではなく、
ストーリーやテーマに根ざしたものだからかな。
 作品世界が非現実的なものゆえに、作品内での肉体的精神的苦痛や生理的嫌悪感の生々しさは
視聴する側に作品のリアリティを感じさせる重要なファクターになっている感も。

 ストーリーは深界六層の慣れ果て村「イルぶる」を舞台にしたものだが、リコたちが村を
訪れた現在と、「イルぶる」成立の元となるガンジャ隊の軌跡を描いた過去とが描かれ、
「イルぶる」の因果因縁の精算といったような内容。
 本作の鬱展開メイン担当のワズキャンは、目的のためなら冷酷になれるという点などは
ボンドルドと同じだが、純粋な探究心が行動の源になっているボンドルドに対して、隊員の命を
救うためだったり、皆の故郷と呼べる場所を作るためだったりと、根本的な部分は異なる印象。
 まあいずれもいかれてはいるのだが。

 いかれていると言えば、ワズキャンも看破したように、リコもアビスに魅入られていると
いう点では、「ワズキャンやボンドルド同じ側の人間なんだろうな」と改めて思ってしまった。
 このリコだが、深界六層に来たということで上昇負荷でいよいよ戻れない状態に。
 多くの冒険探検モノが、冒険探検で得たものを持ち帰る前提で話が進んでいるため、本作に
対してもなんとなく「上昇負荷の問題をどうやってクリアするのだろう?」と考えていたが、
自身の好奇心探究心を満たすための冒険探検なら、帰還は必須条件ではないわけで、リコも
あまりその辺は考えてないのかな。

 「イルぶる」の住人の焦点を当てた内容のため、いつもの主軸であるリコ、レグ、ナナチは
今までに較べるとやや影が薄くなった印象がある。
 それでもプルシュカの笛による白レグへの覚醒や、複製されたミーティがナナチの前に
現れたりと、見どころもあり。

 演技的にはイルミューイ/ファプタの久野 美咲がとにかく素晴らしかった。
 久野 美咲に関してはテレビ放映時期だと、他にも「サマータイムレンダ」のハイネ、
「リコリス・リコイル」のクルミを始め、このクールは彼女の好演が目立っていた印象。
 本作では他にはヴエロエルコ役の寺崎 裕香も印象に残る。

2022/12/04
2023/03/25 誤字修正

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 234
サンキュー:

2

ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大筋の物語としては滞留、停滞かもしれないが見ごたえは十分!!

第1話:予想どおり、苛烈な境遇のキャラクタが描かれる、しかし、その後の未知の冒険に向かう際の彼らは何ゆえにあそこまで眩しく描かれるのか。
人の未知への探求心はそれほど強いものなのか、未知なる世界への希望というものはそれほど人を駆り立てるものなのか。
そして、この探求心そのままにリコ一行の現在の姿が描かれる。
彼らもまた、新しい階層への冒険に向けての前向きな姿勢を持ちつづけていた。
・ ・ ・からの、厳しい現実がまず描かれるw。
リコの生理現象・ ・ ・。
閉鎖空間での・・・に苦笑いをしながら、視聴者である私は、これからの物語は、こんなレベルでおさまる訳はない、と思うのであった。

第2話:比較的静かなエピソード回。
リコ、レグ、ナナチの冒険の様子が描かれる。
ナナチの名言っぽいセリフの直後に通信船がモンスターにぶんどられるあたり、地味にアビスらしい。
そんな中で盗まれたプルシュカ(白笛)を追ってとある場所にたどり着くのだが・・・。

いやー、最後の一言が重いって・・・。

第3話:なれはての村でのエピソード。
まだまだ衝撃度は低いものの、やはりアビスの厳しさが垣間見られる。
なれはての村では外から来たものにとっては、理解、納得できなくても厳格な「ルール」が決まっている。
いかに度しがたいルールであってもどうしようもできないことってある。

最近のリアル世界では独り善がりなルール解釈やわがままで世を騒がせているバカが見受けれれるが、そういう輩をアビスみたいな厳しい環境へ放り込んで見たいと思ったり、思わなかったりw。
おっと、また余計なことを書いてしまった。

物語はリコパーティーと過去にアビス深部へ進行したパーティーの2軸で描かれているが、このラインが一致した時、イヤな予感しかしないのはこの作品故だろう。

しかし、冒険者達の渇望と同様に私自身もこの作品の視聴を止めることができない。
・・・因果なものだ。

第4話:なれはての村でのエピソードがつづく。
レグはどうやら自身を知る者にあったよう。レグの過去に繋がる展開が見られるのかと期待したが、そこはまだまだという感じ。
そしてナナチも自身の大切な者に巡り会う。

まったく・・・、何がどうなるのか、見逃すことができない。
キャラクタ達の過酷な状況、複雑な感情を見続けようとする視聴者も間違いなくアビスの呪いに取りつかれている気にさせられる。

第5話:
・・・やはりアビスは、慈悲深い・・・。
判明しているルールはルールとして厳格だし、交渉も成り立つ。
選択肢まで示してくれる(皮肉ですよ・・・もちろん)。

・・・・・・選べん選択肢だがな。

まったくどこまでも人に期待をさせ、どこまでも人を絶望させる物語だこと・・・。

そこに痺れる憧れる〜ってかw・・・。


第6話:
・・・すんでのところでマジカジャに決断を止められたリコ。
決断力のあるのと覚悟があるのは立派かもしれないけども、やっぱり危ういよ、リコは。
ただし、即決断できるのは優柔不断な私からしたらうらやましい限りだが・・・。

さて、第6話では白笛(プルシュカ)を返してもらい、その事によって新たなレグとのつながりが描かれた。
戦いの中でだけど。
それにしてもナナチが気になる・・・。
そして、ブエコ。
なんだかかわいくて気になるキャラなんだけど、ちょっとあきらめ口調な所が気になる・・・なんかあるんだろうなぁ。

もちろん声で一致していることで、いろいろと察し始めてはいたのだけれども、いよいよ、いろいろなポイントで決死隊「ガンジャ」パーティの行く末が見え始めてきた。

ふぅ・・・。
しかし、私も大穴の魅力に取りつかれた身、視聴をつづけようか。

第7話:ガンジャパーティーの過去と行く末が描かれる過去(回想)回。

リアル世界でもどうしようも出来ないこと、どうにもならないこと、大きな絶望を乗り越え、あきらめ、ごまかし、忘れ、折り合いをつけながらなんとか生きているものだが・・・。

ガンジャパーティーに降りかかった悪夢、狂気の絶望感はこれらを凝縮してアビス色に染め上げた様だ。

想像するだけでも、いや、想像もしたくないな。
自分ならどうしたか、どうするかなんて・・・。

第8話:ついに「なれはての村」の成り立ちとブエコの思いについて描かれる。

さまざまな人の思いと選択が描かれるが、正直どれが正解で何が正しく、何が間違っているのかは私には解らなかった。
ただ、受け入れやすいものと拒絶したいものはあったかな。

そんな中でも、何かをした者、しなかった者それぞれの心には傷が残った様だ。
そして、それを罪と感じる者も、罰と感じる者も、予測した者も受け入れた者もいたようだ。

私は「ふーっ」ため息を一つ漏らしたのであった。

第9話:面白かったし、いろいろと判明したこと、思いの吐露もあったけど、次回へのブリッジ回かな。
それにしても「お姫様」の怒りたるや、想像に難くない。

あとは・・・探掘家って奴ぁ、やっぱイカれて(アビスに捕らわれちまってる)んだなと。
150年定住してても、まだチャンスがあったら潜りたいなんて、立派なジャンキーだよ。
そういう人達がアビスの世界を前進させてきたんだろうけどさ。

第10話: なんと、レグ・・・。
お前、そのふるまいは世間知らずの「お姫様」からしたら、ガチ王子様にみえちやうぞ。

いよいよレグの物語も見え始めるのか、って感じの回。

ナナチ・・・、再会できてよかった(?)のかもだけど、また別れを体験しないといけないとは辛すぎる・・・。
だが、今回は子どもみたいに泣きじゃくりながらではなく、前を向きながら、前へ進みながらの別れだった。
強くなったなぁ・・・(しみじみ)


第11話:シーズンエンドに向けてのつなぎ回、整理回かな。
ファプタの気持ちが整理されていく感じ。
シーズンエンドを向かえるにあたり、ひとまずの決着を図らなければならないというリアルで、仕方のない事情がかいま見えた感アリ。
しかし、げに恐ろしきはアビスの原生生物たち。いかに強力な力を持とうとも彼らの前では歯が立たない。

それぞれのキャラクタの物語にとっては重要で意味のあるかけがえのない出来事のはずだか、アビスという大きな奈落の中ではちっぽけな出来事に過ぎない感が恐ろしい。

ナナチの覚醒、騎士っぽいな。
姫と王子と騎士ねぇ。

第12話:悪いわけではないんだけど、今期シリーズエンドへ向かうためにまとめにかかっている⇒即ち、ある程度の結末、落としどころへ向かう≒物語の方向性、ベクトルが一時的ではあるものの予測可能になる≒スーパーバッドエンドはないだろう、と。

って感じで、何が起こるかわからない、どんな理不尽さや、過酷さがあるかわからない、方向性がわからない、という「アビス」という存在が一瞬、ほんの一瞬ブレる。

って思ってしまった。言っていること解ってもらえるだろうか。
仕方が無い事なんだけど、そういう風に感じてしまった。


これは、私自身もアビスの得体のしれない魅力に捕らわれているのかもなぁw。

でも、このシーズンは終わらなければならない。
そして、そのエンドはいろいろな事を飲み込んだうえで、少しだけ、穏やかなものになっていた気がする。

もふもふ好きにはより一層楽しみが増えただろうソス。
かくいう私もモフりたいと思ったソス。



今作は、冒険という意味では前進ではなく、滞留、停滞だったかもしれないけど、アビスという環境、世界観を今一度、多彩で魅力的なキャラクタ達を使って描いてくれたのではないかと思った。

そして、今後の物語も恐れながらも、楽しみにしてしまっている。
今の私の目は、アビスへ向かう冒険者と同じような光を放っているかもしれない。

さて、私も次の物語が描かれるまで、しばし待つとしようか、なあに150年はかからないでしょうw。

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 170
サンキュー:

21

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

シフト

シフト

投稿 : 2023/01/30
閲覧 : 115
ネタバレ

kyani さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

予測が全然できない!

自分がメイドインアイス、好きな一番の理由は、全然兄が起こるか予測できないことです。キャラは、すごくオリジナリティがあるしストーリは、全くこうなるのかなと思うと予測を遥かに覆してくるところがマジ最高!キャラ一人一人に愛着湧くし作画は、まじ美しすぎる!!!

投稿 : 2022/12/28
閲覧 : 103
サンキュー:

3

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

美談製造器

『メイドインアビス』は、つくしあきひとによる漫画作品を原作とした日本のテレビアニメシリーズおよび劇場版作品。
第2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』(メイドインアビス れつじつのおうごんきょう)は、2022年7月から9月までAT-Xほかにて放送された(wikipedia)

良かった点
1・マアアさんがBOXセット買いに行かしてもらえず泣いたシーン(CM)
2・ぼのぼの(CM)

そんなところでしょうか。
それにしてもアレですね、こういう可愛い描写のキャラ達にエグいことするってのは何が原典なんでしょうかね。広い意味ではまどマギと同様の括りになるんでしょうが、それ以前のってちょっとわかんないですね。あ、エヴァやハンターハンターも一応そんな感じだっけ。

個人的にはアビスは苦手なんで2期はあんまり観るつもりなかったんですがちょっと録画失敗なんかもあったので見放題のうちに消化しておこうと方針変更、結論から言うと今までの中では一番マシでした。2>1>>>>映画って感じ。

ていうか映画が酷すぎたんですけどね。1期はグロくても一応ある程度合理的な意味合いがあったと思うんですが、映画は本当に嗜虐性の権化みたいなものでもうガチにヤバかった記憶。某レビューの中には「子供が観ちゃったじゃねーかどうしてくれるんだ」みたいな書き込みがあって、それに対して「いや本作はR15+だから観させる方が悪い」っていうアンサーもあったりしてそりゃ確かに正論なんだけどあんなイメージイラストの作品がヤバいだなんて普通思わないだろっていう親御さんの気持ちも理解できて、まあなんというかこんなのが絶賛されてる時点で世も末なんだろうなと思わなくもありません。どっちかっていうと今って新世紀の部類の筈なんですが。

自分も映画のレビュー書こうと思ったんですが、内容思い返すのもしんどくなったので途中で止めました。なのでこの2期もそういうことになるかなーとも思ったんですがとりあえずセーフ。amaz〇n基準では各話ごとには13+だったり16+(!?)だったりあるものの作品全体としてはNRなだけあって少々マイルド(ちなみに一期は13+)。ただ映画観てないとつながりがわからないってのは酷ですよね。原則15歳未満はおいてけぼりってわけですから。

これがもうちょっとマイルドなら王道の冒険譚なんでしょうが、ちょっと悪意が過ぎるかなっというのが率直な感想です。可愛いキャラ達をこれでもかと言わんばかりにグッチャグチャにしておきながら最後美談風(あくまで「風」なのがミソ)にして終わることによって辻褄を合わせる……例えて言うならアレですかね、不祥事起こした運動部とかがマスコミ使って無理筋な美談に仕立て上げてる的な。
感動を演出するために苦難を与えるっていうのはやり方としては普通なんですが、この作品に関して言えば「感動」を餌におどろおどろしい偏愛に付き合わされてる感じがすごくします。驚くのはこの作品を好きだと言う人も多かれ少なかれそのことに気づいてる人が結構いるのに、それでも尚ファンで居続けられるという……いけない事、本当ならば観てはいけないものを垣間見させてくれるという一種のフェチズムの現れなんじゃねーのと思わなくもなかったりするわけなんですが実際のところどうなんでしょうかね。少なくとも可愛い描写のキャラ達がエグイことされてるのを観るのが好き!って「公言」してる人はあんまりいない感じはしますが。

2期の内容を一言で言い表すとすると復讐ものの反対側からの視点。ファプタの憎しみはそりゃまあ当然、と思いつつもイルミューイから実質パージされたところをみて案外イルミューイ自身の怨念をファプタという形にして外側に「捨て去った」のかもしれないとちょっと思ったり。だからそこにヴエコの記憶がない(彼女自身に対する悪感情は無いから)。どう?結構いい線突いてません?だからどうというものでもありませんが。

イルミューイのくだりとか本当無駄にグロいよな~とか思いつつも何かどっか既視感あるなって感じで、ああきっと昔読んでたやっべえ漫画とかで見たんだろーなとか考えてたら、あ、これひょっとして火の鳥なんじゃね?って気づきました。何篇かも忘れたけど子供育てるために変な植物になった女性、あれを思い出したんですよ。もっともあっちは自らの意志でアビスの方は願いを悪意に捻じ曲げられ地獄見せられてるわけですから全然違うと言えば違うんですが。そういう意味ではどちらかというと笑うセールスマンの方に近いのか。

まあ何というか、冷静に見ると結構ストーリー雑な気がするんですよね。ナナチがミーティと再会するのも、そんな偶然ってある?って感じですし、最後ヴエコがわざわざ階段昇る意味も微妙。ほんと成れ果てさせるためだけって感じでした。そもそもファプタがこっそり石を村に届けるのも何だか変、彼女のレグへのこだわりからしたらちょっとおかしくないですかね。

更にそもそもの話をすると、この話ってあくまでヴエコら一行の話であってリコ達ほとんど関係ないんですよ。強いて言うなら笛を強化させるためだけのイベントに箔をつけたぐらいのもん。しかもそれはファプタによって届けられてるという親切強制イベント。リコ班は事情をほとんど知らないから夢?の中で教えてもらって親近感得るといったご都合主義。リコ目線で言うなら本来ファプタとかどうでもいい話で親近感湧くとしたらあくまでマアアさんとか村で出会った人たちの方の筈なのに彼らが死ぬことに対して特に何とも思わず。いやいやそれがアビスという場所なのですよというのなら彼女は何故メイニャにはこだわってるのでしょう、出会って間もないのに。喋られない小動物風だから?まあさすがにこんなこと言うのは無粋ですかね。酷い目にあった筈のマアアさんが何故かリコにこだわったことに疑問を呈するのと同じぐらい無粋でした。

それにしても二度ほどもリコにスカットなことをさせてたけど、いやほんまそういうとこやぞ?っていう。マジでいらんやろそんな描写。その辺の変態描写も含めて美談風に仕立て上げることにより辻褄を合わせ感動を誘うスタイル、やっぱ好きじゃないですわ。実際雰囲気と音楽で誤魔化してるだけで正直別に大していい話とも思えなかったですし。

あと何となくの予感なんですが、最終回は夢も希望もないくらいグッチョグチョにして幕を閉じそう、それ以上見てもらう必要ないわけですからね。というか本当にちゃんと大団円迎えることが出来るのだろうか……

投稿 : 2022/12/03
閲覧 : 168
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13

ネタバレ

chikuwa さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何が起きても憧れは止められない 冒険ダークファンタジー

※本作は「劇場版 メイドインアビス -深き魂の黎明-」の続編です(1期→深き魂→本作(2期))
一応「深き魂」を見なくても本筋は理解できる作りになってますが、見ると見ないとで面白さがかなり変わるので「深き魂」視聴後に視聴することをオススメします

【感想(最終回までのネタバレあり)】
原作既読
{netabare}
・サブタイトルの「烈日の黄金郷」にもあるように2期のキーワードは「黄金」。各キャラクター(特に2期から登場するキャラ)にとっての「黄金」(作中の表現では「価値」「ハク」とも)が何であり、いつ、どこで、どんなことが起きて、気付き(あるいは再確認し)、得られたのかを探すとより深く楽しめる
・その「黄金」は、他の人には全く理解できないものから、友人や家族や愛といった分かりやすいもの、何気ない日常や思い出のような青い鳥まで、人によって異なるものの、どれも結論だけならどこかで見聞きしたものだが、そこに至るまでのプロセスが強烈で本作が唯一無二の作品であることを改めて証明している
・特に7話と8話は「どうしてこんな話思いついちゃったの…」と思わずにはいられない

・2期もこれまで同様アニメオリジナルが随所に見られ、上手く原作補完している。また、原作で分かりにくかったアクションシーンや、背景や小道具の色・音・質感が色付きのアニメーションになることで分かりやすくなり、作品の解像度を高めている
・一方、ファプタや一部成れ果てのセリフが聞き取り辛く、原作片手に見ないと正しく聞き取れないことがあった。特にファプタは声だけで心震わせるくらい素晴らしい熱演であったが、それ故に一部単語がかすれたり潰れたりして、ただでさえ癖のある片言が更に聞き取りにくくなっていた。また、「成れ果て語」と「片言の共通語(日本語)」の区別が音だけだと分かりにくく、成れ果て語だと思って聞き飛ばしたところが実は日本語で意味のあるセリフだったこと何度かあった

・総じて、原作通りなので仕方ないが、冒険感やスピード感が薄れてしまい1期や深き魂と比べるとやや見劣りするものの、1期や深き魂で耐性のついた視聴者に新たな刺激と感動を与えた本作も度し難い良作だった
{/netabare}

【各話評価】
{netabare}
基本は○、良いと○→☆→☆☆と星が増える、悪いと○→△→×となる

1話 羅針盤は闇を指した ○
2話 還らずの都 ☆
3話 成れ果て村 ☆
4話 友人 ☆
5話 秘匿 ○
6話 呼び込み ☆
7話 欲望の揺籃 ☆☆
8話 願いの形 ☆
9話 帰還 ○
10話 拾うものすべて ○
11話 価値 ☆
12話 黄金 ☆
_______________________________________________________________________________
☆☆☆☆ 超神回:1年に1回あるかないか  ☆☆☆ 神回:1クールに1回あるかないか
☆☆ 優秀回:何度も見るくらい面白い    ☆ 良回:非常に面白い
○ 並回:普通に面白い  △ イマイチ:一部面白いところもある  ×:つまらない/視聴断念
{/netabare}

【全体評価】
{netabare}
基本は各話評価の平均点、突出して良かった回悪かった回や最終回の良し悪しで多少変動

上の下:非常に面白い  各話評価平均点 0.75(9/12)
_______________________________________________________________________________
☆:1つにつき1点 ○:0点 △:-1点 ×:-2点 視聴断念:-100点
上の上(あにこれ評価 5.0)1.3点以上:数年に1つあるかないか
上の中(あにこれ評価 4.8~4.9)1 ~ 1.3点:1クールに1つあるかないか
上の下(あにこれ評価 4.5~4.7)0.5 ~ 1点:非常に面白い
中の上(あにこれ評価 4.0~4.4)-0.2 ~ 0.5点:普通に面白い
中の中(あにこれ評価 3.5~3.9)-0.4 ~ 0点:普通
中の下(あにこれ評価 3.1~3.4)-0.4 ~ -1点:イマイチ
下(あにこれ評価 3.0)-1点以下:つまらないor視聴断念
{/netabare}

投稿 : 2022/11/16
閲覧 : 119
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5

ネタバレ

k57x83 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

間の息抜きかそれともこのまま下降か

2022/11/12初稿

1期と映画から継続して視聴
原作未読


1期と映画が良すぎたので期待が高いまま視聴
今回は光るところも多かったが1期や映画に比べると少し残念な印象
(感性が慣れてきている・・・?)
そして1期のカタルシスを悪い方に上書きしたのはちょっと残念でした


良い点:
相変わらずこちらを納得させつつ
グロい感じに持っていくのは流石というほかない
(これは原作から?)
願いをかなえる遺物と、それを使ってしまったが故の結果、
それを悪用(と言っていいのかは私には分からない)され、その結末
このあたりは見事に描き切っていると思う

作画的な動きは非常に良かった(気がする)
音楽も相変わらず良い。特にOPED



悪い点(悪くない順):
・複線回収できていないのあった気がする
(ナナチがまさかな、と言っていたの
ってちゃんと回収した?(あれで回収したつもり?))

・理由が不明な行動がちらほら。
 なんでマアアさんはメイニャ潰した?
 なぜナナチはミーティと残ることを決心した?
 (殺してほしいとお願いした割にどういう心変わり?)
 描写不足かはわからないが話が少し飛んでいるような

・そして最悪なのは、上にもあるがミーティ再登場
 1期の最後、涙腺が破壊された想い出を汚されたような気がした
 (これは原作からかもだけど)
 このあたりは感動ポルノと言われても仕方がない
 確実にミーティは出てこないほうがよかった


想い出を想い出としてそのまま残したかった
非常に残念な一手で、これがなければ記憶に残っていたと思うが
もしかしたら数年後忘れていることすら有り得るレベルになってしまった
さて次(あるかも知らない)挽回できるか

投稿 : 2022/11/12
閲覧 : 144
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8

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をぬ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こえー。

超個性的な世界観にファンシーな絵柄なのにめちゃグロい。
きっと作者は変態に違いない。

リコが自衛出来ないのに好奇心と冒険心でグイグイ行くのが観ていて恐ろしいです。
レグの正体は次回ですか。
楽しみに待ってます。

投稿 : 2022/11/09
閲覧 : 108
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2

ネタバレ

ノエル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

劇場版「深き魂の黎明」の続き

1期同様、キャラの絵はかわいいのに、エグいしグロいですが、話は良かったです。
内容的には、大分暗くて悲しい話で泣けますが、キャラのせいか、観ててそんなに悲壮感は感じず、アニメを観てるというより、RPGのゲームをやってるような感覚になりました。

投稿 : 2022/11/01
閲覧 : 161
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4

ネタバレ

カモミール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

映画版でプルシュカの話を観ておいてよかった

村の住人達や村が出来るまでの話しなど面白かった。

投稿 : 2022/10/30
閲覧 : 102
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1

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝77

メイドインアビス烈日の黄金郷を、よ~やく見終わった天地人。
「そうだ!あにこれに感想書こう!ここ何と深界六層なのよ!リコさん隊の偉業を知らしめなくては!」
ついに書き上げた感想
「信じようぜ。前のはサンキューもらった。あれも必ずもらえるって」
「さあ送るわよ・・・(あっ)」
怪物に喰われる投稿(涙)
「今日はもう寝ようぜ(うん)」

こうして昨日は感想を投稿出来なかったのですが(ウソ)
いよいよ人としていられる境界となる第6層にたどり着いたリコ達
ここに入ることは、人を捨てオタクになってしまうという恐ろしい現実が
(そんな訳あるかっ!)
扱わらずのカワイイキャラとグロ描写に、ドキドキしながら観終りましたそす。

第1話でリコ達よりも昔に黄金郷を探しに訪れた決死隊「ガンジャ」
そして彼らがどうなったのかが描かれる中盤、そしてその報い(?)を受ける終盤、富野さんもビックリの殺戮シーン。
いや~っ、終盤は一気見でしたね。
「ガンジャ」一行がよ~やく探し出した唯一の飲み水が、実は水に擬態して産卵する宿主を探す原生生物の「水もどき」だった事実。
飲んでも死ぬし、飲まなくても死ぬ現実に、助かる道は・・・
これはかなり来ましたね(う~ん)
そうして長い年月を経て成立した成れ果て村に訪れる最後の時
この気持ちをどう表現すればいいのか。

マアア
「マアア~っ」
ワズキャン
「我々こそが、あにこれ最初の投稿者となるのだ!」
ファプタ
「足らんそす…この高ぶりを止めるにはこの程度の感想では足らんそす…!」
カジャ
「カジャいつかこんな(感想を書く)日が来る思てた。ミスケソーもガウメも言ってた。」

よし、それなら最後のネタを(待て)

はるか昔某南の大陸にて

ルンルンルン,ルッルルルン(ぺペロ~)
預言者のワズキャンよ~ 大きなマントを広げて
このぼくを エル・ドラドへ
幸せのまつ エル・ドラドへ
連れて行ってお~く~れ~♪

こうしてワズキャンと共に大海原に船で旅立ったぺペロはついに黄金郷へ
(アンデスの少年ペペロファンの方ゴメンナサイ)

投稿 : 2022/10/21
閲覧 : 175
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12

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今回も出来が良いし面白かったけど冒険感が欲しかった。

内容は他のレビュアーさんのをお読み下さい()
正直100%理解してない。

相変わらず出来が良い。
強烈な世界観に強烈な描写にその作画。
癖が強いじゃ済ませられないキャラクター。
声優の演技も申し分ない。
インパクトの強さは他のアニメとは全く違う舞台に居るなと感じる。

内容自体に文句は無いのだが説明が多くて少々退屈。
自分は冒険ものが好きだし、このアニメも1期の冒険してる所が好きだった。
そこにシビアな展開が加わって刺激的な面白さがあった。
2期はずっと同じ場所に留まってるから話が進んでる気がしないし(進んでるけど)冒険してる感が無くなっちゃって物足りないというか微妙な気持ちになった。

まあ2期ってこういうものだとは思う。
リゼロも同じようなもので1期はあちこち舞台を移してあれこれクリアしてたけど2期はほとんど舞台が変わらず死に戻りばかりで説明が多いしで退屈だったので。
メイドインアビスにしてもいつまでも冒険を描くわけにはいかないだろうし、アビスの謎を明かしていかなきゃいけないのはわかっているが…

劇場版も冒険の途中で寄った場所が舞台だけど、当然テレビシリーズより時間が短いしきちんとまとまってて面白かった。
今回のアニメも劇場版で良かったんじゃないかなと思う。
2時間じゃまとまらないかな。
1期みたく前後編の総集編を作ってくれるなら見たい。

軽く文句みたくなってるがつまらないわけじゃなく面白いし凄いアニメだと思う。
制作側も凄いけど作者も凄い。
どうやったらこんな設定作れるんだろ。
作者ヤバすぎ(褒めてる)

投稿 : 2022/10/16
閲覧 : 123
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6

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

話が理解できなくても引き込まれる

全12話

1期と映画は視聴済みです。

映画の終わりからの続きになりますがとても面白かったです。。
話は抽象的な内容なので、頭の悪い私には考察できるほど理解はできませんでしたが、それでも毎話息を飲んで視聴させることのできる圧倒的な世界観と演出に引き込まれました。

ヴエコ達探索隊の過去話はイルミューイのことを中心に相変わらずのエグさとグロさがありました。
どうすればこんな話が思い浮かぶのかいい意味で作者は頭がおかしいと思います。
登場する成れ果ても個性的でいいキャラが多かったので最後は悲しくなりました。

背景、戦闘作画は1期、映画に引き続き素晴らしく、特に終盤の戦闘シーンは映画レベルでした。

次は映画なのか3期になるのか分かりませんが続きを楽しみにしたいと思います。

投稿 : 2022/10/10
閲覧 : 131
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6

ネタバレ

567 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作だと分かりにくい部分がアニメだと鮮明に...

キャラ ← ☆★☆ → 物語

漫画を先に読んでいるのですが、連載間隔が広いため
どんな話だったかな...?
のようになることが多々あります。

黄金郷編ではそれが顕著だったように思います。
なのでアニメで補完しながら楽しんでました!

原作ストックが少ないので、次回は結構先になりそう...

投稿 : 2022/10/07
閲覧 : 86
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4

ネタバレ

出オチ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

(面白さが)遠ざかってくみたい

つくしあきひとという平成の稀代が構築する"アビス"とは、慟哭と絶望だけが木霊する団子の様な世界で強迫観念、自己破壊、新たな価値観の創生を情に訴えながら僅かながらの愛を添える、最後には快哉を叫びたくなる確かに大穴と呼ぶには言い得て妙な世界である。

しかし、黄金郷にはそれがない。
鼻を摘みながら度し難いと膝を叩く様な激情が生まれない。

だって、対岸の火事だから。

ナナチ、プルシュカはリコと強い握手で結ばれた切っても切れない仲である。では、ヴェコはどうだろうか。リコからすれば村の成り立ちとイルミューイを知る重要人物というだけで特筆する繋がりはない。先述した二名に該当するキャラは"マアアさん"である。
そんな見知らぬ人物とイルミューイの擬似親子関係をまじまじと見せつけられても・・・マアアさんの別れのほうが悲しくならない?というのが俺くんの本音である。

唯一無二の作家性ないしつくしあきひとというベースメントは強固な物ではある。それ故にメイドインアビスという題材からはかなり乖離した外伝の様な異物感を汲み取った。(ドラクエ4とトルネコの大冒険みたいな。)
古代文字と高潔な精神、これまでの人生経験から六層の知識を継承したナナチ、白笛を完成させたリコ、純粋強化のレグ、ファプタの獲得(?)と、成果だけ見れば黄金郷の価値も確かに担保されているだろう。しかし、それが為にガンジャ隊・イルぶる・ファプタを巻き込んだ話に1クールも使うのか、そもそもこんな話じゃなくても別の基軸でスマートにやれたのではと疑問が残る。
ファプタも結局はレグとの関係性も口約束程度。オーゼンの語ったライザとの共通点のほうがレグという象徴的側面に触れているのではないか。

至上命題は存在せず、あるとすれば使命と復讐の果てにある存在証明をファプタ自身が自認する事であろう。故に話の推進力はまるで無く、どこか知らない世界をふわふわしながら、適度に映し出される露悪ポルノを白けた顔しながら脳内に刻みこまれていき、気づいたら着陸していた、そこは最終回だった様な感覚。

演出面でも疑問が残る。
パッコヤンはヴェコと一晩かけておがみ倒す仲であったが、カットされている。(そりゃそうだ)
故に最終回の再開も原作勢じゃなければ「誰だよ(ピネガキ)」と思わざるを得ないだろう。
ベラフ。記憶を取り戻した描写が無いため、人によっては気が変わっただけと解釈するのが正解だろう。
最終回。とにかく感動ポルノ。独白と回顧が入り交じる白昼夢からの解放もここまでされては逆に情に縛られて妙な不快感しか残らない。
ワズキャン。「やるだけやらないとダメ」「ただ祈るだけの者に何を与えるかな?」という発言から、諸悪の根源を取り除いたウイルクの様な存在だが、如何せん吐き気を催す邪悪に仕立て上げるにはキャラが弱く、リコ由来の既視感がある。クズと呼んでる手合いは美樹さやかや上条恭介を嫌ってそう。

批判ばかりだが良いところもある。
マアアさんは可愛いし、OP・EDは原作補完を交えた神懸かり。作画は油断なく再度まで同じクオリティを維持している。素晴らしい。声優の血の通った演技も熱のこもった心持ちにさせてくれる。

だからこそ、絶望的に話が面白くないのである。

総評としては、無駄な贅肉を削ぎ落とした結果、心のボディまで削ぎ落としてしまい、気づいたら露悪・感動ポルノしか残らなかった。露悪好きのスノビズムなら感動するだろうが、アビスの神秘に酔いしれたい側からすれば肩透かしを食った、といった所か。

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 277
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5

ネタバレ

qQdsi02419 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

「死」と「グロさ」

「黄金郷」の内容は風の谷のナウシカの腐海とモンスターハンターとベルセルクの蝕が合わさった感じだった。

「死とグロさ」で構成されている以上...変化は無く...物語の進行もメリハリも感動と呼べる部分も「死とグロさ」が中心すぎに感じられた。
それに登場人物達の「成長」も死とグロさにかきけされてあまり感じられなかった。

「死とグロさ」に頼りきってこの先、死とグロさポルノにならない事を祈りつつ続きを待ってます。

投稿 : 2022/10/03
閲覧 : 122
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2

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

羅針盤は闇を指した

 全12話。原作未読。

 とりあえず3話までの感想。

 僕はメイドインアビスはそこまで好きではなかったんですけど、今回はかなり面白く感じております。冒険ものならではの未知の世界、未知の生物、多くの謎など、楽しみな要素満載ですね。

 僕が今作品を初めて見たのはまだアニメにそんなに慣れていなかったころ。だから気持ち悪い描写に慣れず、抵抗があったんです。ところがどうでしょう。今回は早速1話から気持ち悪い描写満載なのに抵抗なく見られるではありませんか。慣れちゃっんですね。今のアニメってそんなに規制が激しくない気がするんです。鬼滅と呪術でもがっつりグロイところ映してましたし、もう規制とか気にしなくてよくなっているんじゃないかな?これなら僕が楽しみにしてるあのアニメも大丈夫そうな気がする。

 3話目で気づいたんですけど、それは1話で出てきた冒険家たちはリコたちと同時代ではないということです。てっきり冒険家たちとリコたちが途中で出会うものかと思っていましたが、本当は彼らはずっと過去のキャラで、現代はもう彼らは慣れ果てになっているんですね。この先過去編がどう今に絡んでくるのか楽しみです。

 全話見終わりました。

 成れ果て村のルールは正直よくわかってないけど、ファプタの憎しみとかワズキャンの狂気さなど、その辺は見ごたえあったかと。そして作画が半端ないですね。怪獣が暴れまわるシーンは迫力ありました。

 これからどんなものが待ち構えているのか・・・楽しみです。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 239
サンキュー:

27

ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

冒険から一転、村を助ける話しに

【内容と感想】
メイドインアビスと言えば、過酷な冒険、そして慈悲の無い呪い、それでも深く深くアビスという穴に潜って行く。
と、思っていた。

しかしこの2期は、開始から6層にたどり着いており(1期は4層まで、1期と2期の間の劇場版で5層突破)、2期はこの6層のみ。
冒険と言っても、6層に作られていた村を過ごすという内容で、冒険からかなり離れてしまった。

では一体何があったか?
リコ達が6層に来るよりかなり前の探窟家が、この6層に村を作っていた。という話しが1話からあり、それの清算という感じ。

簡潔に説明すると、{netabare}一人の少女を生贄に、アビスの呪いの影響も受けない村を作った。{/netabare}

これまたこの作品の特徴とも言える、非人道的な行為。
そんな中、憎しみから生まれたファプタが村人を全滅させようとする。
因果応報、創造と破壊、全ては幻、そんな内容。
1期と方向性が違う事から、賛否分かれるのではないだろうか?

個人的には、この村が消えてなくなるのはある意味当然とも思えたし、アビスらしい慈悲の無さもあったので納得もするし良かったと思う。
ただ1つだけ気になるのは、1期でこの6層の話しがまるで出ていない事。
伏線として、6層にはこういう村があるんだよ的な感じの事を少し匂わせておくぐらいして欲しかったな~。

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 138
サンキュー:

12

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

生き残るための代償

潔いくらい。。。いや、わざとらしく「グロテスク」です。

おそらく演出も作画スタッフもわざと気持ち悪く艶かしく演出してると思います。ある種の作品のテーマではあるのでしょうがないですが。

作画のクオリティも1期が評判良かったのか、気合が入っています。まるでジブリアニメのような枚数を割いていると思います。

原作読んでないので今後どうなるかわかりませんが、このクオリティの高さは今期ナンバー1といっていいでしょう。

追記

こういうアニメが出てきてしまうくらい。。。世の中の切実な事情が伺えます。分断され孤立化し。。晩婚化。少子高齢化。。自殺率。。孤独死の高さ。。。

現在に生きる人間の「負」の部分を浮き彫りにさせていると言えるでしょう。

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 299
サンキュー:

14

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

孤高の傑作アニメ

やはりこのアニメは独特だ。
他とレベル的な違いを感じる、まさにメイドインアビスの世界。
決して見ていて楽しいわけではないし、つらい場面も度々あるのだけど、
リコ達の冒険をずっと見ていたい。
見ている我々もアビスの呪いにかかっているのか?
{netabare}
今回のクールでは第6層に留まってのお話。
昔この6層に来て成れ果てとなった人々と、新たに6層に入ってきた
リコ達の交流を描く。
アニメで描かれる雰囲気が素晴らしい。
この絶望的な空気感がたまらないですね。
層を進むワクワク感は無いけれど、昔と今をクロスさせ、
悲惨な昔の状況を描きだす。
{/netabare}
まったくもって素晴らしかった。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 171
サンキュー:

12

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

過去と現在を上手く魅せている

9話まで観ました。1期や劇場版はもちろん、2期も凄く面白いです。正直1話ずつ観るよりはイッキ見したほうがのめり込めすいっていうか単純に見やすいと思うんで、今から観ようと思ってる人は最終話やるまで待ったほうが良い(自分は我慢出来ずに視聴しちゃったけど)。

ワズキャンはボンドルドとは違う系統だけど変わらずエグい奴で好きや。こっからまたやらかしてくれるのか?

最終話まで観ました。説明出来ないくらいにストーリーが濃すぎて吐きそう。考察記事や動画観てまた視聴してみるけど、とりあえずファプタとレグと絡みが好きなんや。ファプタが仲間に入って4人で冒険するの観たいわー。

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 193
サンキュー:

8

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メイドインアビス 烈日の黄金郷のストーリー・あらすじ

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。 どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。 「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。 そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。 アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。 ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。 リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。 深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。 リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。 ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。 そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。 リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。 しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、一同は深界六層「還らずの都」へと進む。 そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」が存在していた。 (TVアニメ動画『メイドインアビス 烈日の黄金郷』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年夏アニメ

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