もんちろー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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メイドインアビス 烈日の黄金郷の感想・評価はどうでしたか?
もんちろー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
とまと子 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ヒトの想像力だけで深淵という名のたて穴を創り上げ、その奥底に向かって降り進んで行くということは、そのイメージを生み出した自らの精神の中を掘り下げていくことに他ならない…
1期〜映画を観ていて何よりも感じたのはそのことで、登場人物たちを突き動かす気持ちは「冒険心」などと呼んでしまえるようなものではない、もっと抗えない力を持った「強い引力」だと思っていました。
そして物語は進み、この2期ではもはやヒトの頭や意識の中だけではなく、ヒトになる前…母親の胎内でひとつの細胞から発生してきた歴史を辿る「胎内回帰の旅」…つまりヒトに至る”進化の歴史”を遡る「生命の旅」へと進んで来たように思います。
それは侵すべからざる領域。
だからこそ憧れ、あるいは懐かしみ
そして心臓を凍らせるような根源的な畏れを惹き起こします。
細胞は分裂増殖する中でやがてそれぞれがそれぞれの機能を持つ細胞へと「分化」していき、そしてそれは不可逆で通常では元には戻りません。もしそれをES細胞やiPS細胞のようにあえて強制的に未分化の状態にもどすならば、その細胞は持っていた機能を失ってしまいます。
そしてそこからまた再分化させようとするならば、うまくすれば新しく生まれ変わるか、あるいは畸形や癌細胞になってしまいます。
アビス深層への旅はいわば”未分化への逆行”の旅。
それ自体タブーでしょうけれど、もちろんそこから戻ってくることはできません。
今たどり着いた深界六層で起きていること、そしてここに至るまでの物語のイメージは、まるで顕微鏡で覗き込んだミクロの世界での、細胞や微生物たちの相食・分裂・破壊・再生のドラマのようです。
生命の根源は、すべての生き物を原初の姿にしてしまいます。
{netabare}ワズキャンたちの生き残りはイルミューイから作った”偽子宮”に守られることで、生命の源近くにありながらかろうじて言葉や価値を持ち続けていましたが、{/netabare}通常 体内の奥深くに侵入した分化を捨てきれない細胞は異物として捉えられ、免疫機能に破壊され取り込まれてしまうでしょう。
リコはあくまで人間として母に会いに行く旅を続けるのでしょうから、これからももっと何度もの攻撃を受け、いくつもの身体の部分を失くしていくのでしょう。
そしてついに最深部に至り母と再開するときには、いったい自分の何を残しているのか…?
そしておそらくは最深部から送り出されてきたレグのあらわにされる正体とは、最終最強のキラー細胞なのか、生命の神が作った己の似姿なのか…?
生命の歴史とは、自然淘汰と環境の粛清に抗う生き残りの歴史です。
それは苛酷であるほどいのちの強さを高め、残酷であるほど生きようとするものを魅了します。
いつか到達する最深部で暴かれる「アビスの理」とはどのようなものなのか?
まだ旅は続きます。
ささはら さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
まあ君 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
takato さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
前作とは違い原作読んだ上の視聴。原作は正直あんまりスッキリしない形だったけど、改めてケヴィンペンギンさんの音楽が奏でられながら冒険の日々が再び始まるのを見ちゃうと思わず目頭が…。ボン卿とは違い意味での狂人なワズキャンが平田さんなのも嬉しい。久野ちゃんがああなっちゃうのか…。
原作勢としては、今からアノ展開に海外勢の方ががどうなっちゃうのか楽しみ。しかし、今回のアニメの大きなマイナス点は、ラジオインアビスのリコ飯のコーナーがないこと!。これはマイナス100点案件やでぇ。どうでもええが、オーゼンの武装してる姿って特撮のゼイラムが元ネタなんかな。
いよいよ「火の鳥 生命編」みたいな恐ろしい過去回想モードかな。ただ、改めて見てみて、原作の時点で思ったが少々謎と設定のせいで物語が散漫になっちゃってるかな。設定を説明するだけな話が続いちゃってる印象。1期ではポンポン階層をまたいできたのに。かといってじっくり2クールとかけて長大な話を描くわけでもない。帯に短し襷に長し。ナナチとの出会いから、ボンドルドとの決着までを描いた5層のテンションには及ばない。まぁ、それでも並のクオリティーではない作品だが。
ついに7話で予想通り回想編に入ったが、あの切り方だとイルミューイを食べちゃったと勘違いされちゃいそう。ピュアな未読海外勢はそう思っちゃったんじゃないかと心配。
全部見終わって、やはり原作を読んだ時と同じ停滞してしまった印象が残った。だからこそ、原作でここから旅立つ時には開放感がかなりあった。やはり物語にはシンプルに強くキャラも視聴者も導く強い動機が必要だろう。ナナチからボンドルドの流れではそれがあったからこそべらぼうに面白かった。今回は、それがハッキリとした対象を欠けいて、真っ直ぐではなく散ってしまっているように思えた。ただ、久野ちゃまは最高ですねぇ。しかし、この別れ方は意味深なだけだったような…。それにしても挿入歌の「gravity」はアビス史上最高の曲なような。
サルモネラ菌 さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ようす さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
メイドインアビスの2期です。
これを観る前に1期(または総集編)と劇場版「深き魂の黎明」の視聴が必要です。
好みとしては1期の方が好きだったんだけど、
重みというか物語の厚みは2期もすごかった。
グロさもエグさもレベルアップしてるので、
目をそらしたくなることは何度もありました。
この過酷な世界の現実を最後まで見届けることができるか。
一種の精神修行のようにも感じました。笑
全12話です。
(最終話は60分なのでボリューム的には13話)
● ストーリー
底知れぬ巨大な縦穴“アビス”。
母親に会うために、
アビスの奈落の底を目指すリコ。
幾多の困難を乗り越え、
とうとう深海六層にたどり着いた。
しかし、寝ている間に大事な白笛を奪われた。
正体の分からない相手を追いかけていくと、
そこには六層の上昇負荷によって人間の姿をなくした“成れ果て”たちによる、“成れ果ての村”があった。
“成れ果ての村”に関わるもう一つの物語が交錯します。
最初はわからないことだらけですが、
物語が進むにつれていろんな背景がわかってくる。
最終話を見終わるころには、
一つの大きな作品を観終わった満足感に満たされました。
さくさくと冒険が進み、
いろんな生き物や人と出会ってきた1期とは違い、
今回は一つの場所で物語が進みます。
新たな謎が気になるので、わくわくはそのまま。
しかし、1期ほど続きをどんどん観たいとは思いませんでした。
心が疲れるからかもしれません(´;ω;`)
1期とは違うストーリー展開だけど、
この作品らしい魅力があるのは確か。
世界観はさすがです。
世界観は好きなんだよ。
ただ、容赦ない感じが強まってきていて…。
この重くて辛い展開にどこまで心が耐えられるか…。笑
● キャラクター
リコたちの冒険と、
もう一つの探検隊の物語が交錯する。
なので、最初は別の物語が始まった?
と錯覚するほど、
新しい人物ばかりだし、
話もよくわからないし、
リコたち出てこないし、
ちょっと混乱しました。笑
だけど、最終話まで観ると、
ちゃんと伏線回収してくれるので安心してください。
もう一つの探検隊の物語の主役ともいえる、ヴエコ。
引っ込み思案だけど優しい子です。
彼女の過ごしてきた冒険はかけがえのないものだったはずなのに、
どこから狂ってしまったのだろう。
物語のキーとなる、
イルミューイとファプタ。
演じる久野美咲さんの演技が圧巻でした。
可愛い声の印象のある方で、
今回のキャラも可愛い声だったのですが、
緊迫した場面のドスの利いた声もすごかったです。
見た目がこわいし、
言葉も通じないから何を考えているかわからないし、
初めは警戒したくなる“成れ果て”たちでしたが、
実はそれぞれ愛嬌のある性格をしていて、
リコたちが出会いを喜ぶのも納得。
そんな彼らにも容赦のない展開を与えてくるから、
すごいわこの作品。(降参)
● 音楽
【 OP「かたち」/ 安月名莉子 】
キャラソンではなくなりましたが、
この曲もいい。
曲も歌詞も作品や世界観にぴったりで、
大好きです。
2期を最後まで観ると、
この「かたち」というタイトルも意味深に感じますね。
【 ED「Endless Embrace」/ MYTH & ROID 】
怪しげな、
だけどどこか温かさも感じるED。
この物語の残酷さを余韻として掻き立ててくるの、
やめていただきたい。笑
でもそういう点ではこの作品のEDにぴったりなんだよなあ。
● まとめ
リコたちの冒険にヴエコたちの冒険が交錯する、
壮大なお話でした。
観ると間違いなく心は削られますので、
そこは覚悟してください。笑
可愛い絵柄でごまかされてるけど、
相当残酷なことばかり起きてますよ。
だけどこの作品の魅力からは逃れられないんだよな、
まさに美しき毒。
原作ストックが足りなさそうなので、
続編はしばらくお預けかな?
楽しみに待ちたいと思います。
あと さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
もう非の打ち所がないぐらいすごいアニメーションでした。こんなのがテレビアニメとしてやっていいものなのか…。
ここまで完成度高くないとこのショッキングな展開受け入れるの難しいし、複雑で過去や回想も大きく入り交じりキャラも大きく増える中で複雑なストーリーを1クールでしっかりまとめきるシリーズ構成がしっかりしてるから素晴らしい作品なんだと思いました。
メイドインアビスがここまでの爆発力のある作品になるとは初見時には思ってもみなかったことです。1話1話あまりにもカロリーを使い、衝撃的な展開が繰り返される。TVアニメとしてこんなすごいものは無い……。
テングタケ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ひろたん さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ポリゴン@Radio さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
しょへ さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作既読済み。
素晴らしいアニメです。
1期や劇場版に引き続き、いやそれらを超越するほどの完成度だったと思います。
舞台は深界6層「還らずの都」。
リコたちの現在と冒険隊ガンジャ隊の過去の話を同時に進み、「何があったのか?」「なぜこうなったのか?」がだんだんと判明していくストーリー構成は秀逸だと思いました。
アニメーションのクオリティはすさまじいです。
安心と信頼のキネマシトラスさんの手腕により、どこを切り取っても作画崩壊が存在せず、深夜アニメのレベルを超越したクオリティをひたすら見せつけられました。
そして圧倒的に作り込まれた背景美術、ケビンペンキンさんの解釈一致120%のサントラ。
これらにより、この作品が持つ世界観の厚みは原作以上に増しています。
メイドインアビスの最たる魅力は、その作り込まれた他では見られない重厚で独創的な世界観。
そんな原作から強く輝いていた魅力を、このアニメは最高品質のクオリティで磨き上げてみせた。
ただし一つ欠点を上げるならば原作5巻分を、1クールで消化しようとしたため、やや駆け足ぎみになってしまったところです。
初見の人から見れば「え、これ今どうなってんだよ」となるかもしません。
しかしそれを差し引いてもなお、この作品は傑作。はい、神アニメです。
Takaさん さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
つきひちゃん さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1クール12話
前期からの引き続きで主人公はリコ…あれ?
知らない人たちが出てくるなぁ。から始まります。
しばらくは意味不明な感じがするかもですが、ストーリーが進むにつれて真相や黄金郷の秘密が分かってきます。
メイドインアビス特有の鬱でグロな展開ではありますが、物語自体はやっぱり面白いのでオススメはしたい。
見ていて気持ちよく見れない描写が多々あるのですが、それが耐えられる人にはガンバッテ見てほしいと思います。
STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
とろろ418 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
【魅力的に思った点】
・積み重ねが活きている
・劇場版に劣らぬクオリティ
【残念に思った点】
・現状は全体像での位置付けが不透明
・一か所に留まっている時間が長いため、冒険感は薄れてる
【総評】
・90点
全体通してとてもよく出来ていたと思います。
ただ1期と比べるとヒューマンドラマ的な側面が強くなっており、逆にRPG的な面は弱くなっているので、人によっては好みが分かれる内容かもしれませんね。現状だとこの物語がメイドインアビスという作品のどういう位置付けなのかが不透明なので、正直評価は難しいところ。
今までの内容がこの2期で輝きを増しているように、この2期の内容も今後の物語で活きてくることを祈ってます。
退会済のユーザー さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:----
まだ初心者 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
相変わらず気持ち悪い内容でしたがめちゃくちゃ面白かったです。
途中ベルセルクかよってぐらい悲惨なシーンありました。
{netabare} ナナチとファプタのキャラがかぶるのでせめてしゃべり方だけでも変えてほしかった。見た目もしゃべり方も似すぎ。 {/netabare}
どういう展開になるか全く予想できないので見応えありました。
3期も観ます。
kyani さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
かとー さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
独特の世界観だけど、相変わらず絵は綺麗だし、雰囲気も素晴らしい!
グロさや生々しさもある作品だけど、アニメをたくさん観てる人が多いこのサイトでもランキングの最上位だし、ナナチが可愛いから見た事ない人は、ぜひ見てもらいたい作品!
nyaro さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
追記 ネタバレ警告がありましたので、修正がてらついでに性表現の意味について。
本作の上層の面白さは否定しません。話が進まなくてつまらなくなっているというのも事実です。
で、本作って何かなあと考えると、レグもリコも原作者本人なのかなあ、という気がしています。
初めからロリ、サド、スカ、リョナ、ショタ、ケモミミ、クリーチャー、スナッフ…あらゆる異常性癖のオンパレードです。アビスはすなわち深淵ですから、これは人間のイドのアナロジー、つまりリビドーと呼ばれる性衝動のことだと思います。いや、アナロジー以前に隠していないですよね。ある意味、村上春樹です。
スピンオフの「マルルクちゃんの日常」ではしっかりロープでつるされてましたし、1期の1話冒頭で「次は裸吊りではすまないからね」という言葉が入ります。サディストですよね。これは原作ではしっかり絵で表現されていました。更に人間が解体されます。これは完全にリョナ属性です。
作品としても、お腹とか腰の見せ方、時折描かれる裸の描写など、SF作品として評価を得てなければ、正直かなり閲覧注意の薄い本の絵柄に見えたりします。原作はもっと直接的にそれを感じます。
主人公として、男女に置いている意味ですね。リコはわかりやすく、徹底的に痛めつけられます。体液や排せつ行為すら描写されています。完全にマゾの対象です。
レグの力は男性的な力強さを持ちながらもショタで、しかも性器が付いたままです。女性の裸に欲情…とまでは行かなくても興奮したりします。で、彼がサドかといえば、こちらもマゾの対象です。
この2人は男として、女としてのイジメ=異常性行為の対象であるという点で原作者がサディストであることはわかると同時に、一方で自分もいじめられる立場になりたい、ということを感じます。
レグは対象であると同時に自分もその立場になりたいということだと思います。昨今流行の女子同士にならなかった理由は、リコと結ばれたいからでしょうし、自分を投影したいからでしょう。強さもまた憧れなんだと思います。
で、リコですね。ここも私は原作者の性的対象であると同時に女として、いじめられたい、排泄を見られたいという性衝動かなあという気がします。身体性が生々しすぎます。描写的に頭ではレグに、感情的衝動的には原作者はリコに乗っかっている気がします。
更にリコとレグの一体感の強さから言って、この2人を分離するのが不自然な気がします。つまり、自分の中の男と女の表現かなあと思います。
そうなると、子供=子供オトナのまま気ままに性癖を楽しむオナニーを1人でしていたい、1人というのは創作者としてのイマジネーションであると同時に、自分の中のあらゆる性癖の統合としてロリショタ合体したセルフイメ―ジです。加害者でもあり被害者でもありたいという意味性も感じます。
それは、女性との性行為はしたくない、という風にも見えますし、あるいは大人に虐められる描写が余りにも多いという点で、大人の性欲の奴隷になっている子供に対して深い業があるのかもしれません。
そして原作者は露出狂なんでしょう。自分の性癖を見て、というメッセージにも感じます。それが本作のモチベーションになっている気がします。自分の作品をオカズに出来るタイプなのかもしれません。
深層に近づくほど、描写が残酷になるのは、自分の性癖の業のような気がします。そして、最後にリコと結ばれてしまうと、そこで実はアビスの底は「大人の世界」=普通の世界だった、となる気もします。
以下 初見のレビューです。
感動ポルノ化して、SF的な意味もアビスの神秘性も喪失した気がします。
かなり楽しみにしてたので温めてました。同時に劇場版がちょっと感性が合わず心配もしてました。本作は心配の方に傾いた気がします。
本シリーズの特徴は冒険SF的な面白さと、残酷グロテスクな表現で心がかき乱されることだと思います。
実存主義的な不条理な現実の中でも自分が生き残る選択をし続ける。母のたどった道をたどる。それが人間の存在ということと見ることもできます。
この手の物語は、私は短編に限るかなあと思います。なぜかといえば残酷さもグロテスクさも、過酷な状況も、どんどん感動が薄れてくるのを避けるために、インフレが起きるからです。結果として1期の物語が茶番になってゆきます。
{netabare} しかも、劇場版および2期と、単発のエピソード、サイドストーリーなので話的にはカットできる感じがします。いやそんなに5・6層にうじゃうじゃ人がいるのかよ、みんな到達してるじゃん、というシラケにつながっています。
ストーリー展開としては、白笛の設定、あの卵みたいなやつと、レグの由来については若干説明はありましたけどほとんど進んでいないのと同義です。さらにいれば、この展開のせいでアビスの神秘性がなんでもありじゃん、という感じでした。
SF的な面白さが薄まり、残酷性、グロテスク、生死の意味性も薄まった、なんというか安心して見られるシリーズ化してしまった感じです。ナナチは死なないだろうなあと思われて、その通りになったらお終いだと思います。
リコはどこにいっちゃったの?ナナチとミーティーの物語をリプレイされてもなあと思うし、ヴエルエルコの身体を弄ばれていているとこなども、悲劇性のための悲劇性です。エピソードとして何かを描こうといしているのかもしれませんが、母性とか子供とかのワードは出てきますけど…逆にそういうところが、ある意味感動ポルノ化していないか、ということです。{/netabare}
まず、この2期を見てこれが第1印象でした。もう少し意味性を読み取らないと読み落としがあるかもしれませんが、ちょっともうシリーズを追う事自体が苦痛になってきました。
作画レベルは高いし、そうはいってもストーリー性はあるので点数は3程度は残りますが、正直20点/100点満点くらいの印象でした。
カミタマン さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2022/11/04 初投稿
2022/12/05 一部修正・加筆
絵がすごく綺麗!!画面の端から端までとにかくきれいです。
ストーリーも面白く(語弊があるかも,鬱・グロ有りです),良くできていると思います。
でもなんか,自分としてはそれほど高評価じゃないのです・・・
おそらく,「性癖」的な部分でちょっと合わない感じと言ったら良いのでしょうか・・・
一人で見ていても,性的な面でちょっと居心地が悪く感じる感覚です。
臭いフェチ的な所とか
成れ果てのデザインとか{netabare}性器を連想させます^^;{/netabare}自分がイヤらしい目で見ているだけかもw
うん〇とか
マアアのお尻とか
レグのお〇ん〇んねたとか
イルミューイの設定とか
ファプタのお尻のアップに「✕」が描いてあったり
挙げたら切りが無いほど
いろいろ居心地悪く感じます
例えるなら,人に見られるかもしれないところに全裸でいるような・・・
たぶん,そう感じる自分が変なのでしょうw・・・f^^;
論理的に捉えれば
エロい描写は生を
グロい描写は死を
表現しているのでしょう・・・
客観的には,本当に素晴らしい作品だとは思うのですが・・・
さて、度しがたい性癖なのは、作者なのか?自分なのか?あるいは両方なのか?
さて,別視点で捉えると,このようなエロとグロの描写は話題になりやすくまた,商業的なプラスも期待できるという判断も有るように思います。
しかし,作品単位の商業的成功の一因にはなり得るし,事実この作品はそれなりに高い評価を得ているように感じます。
しかし,「日本のアニメーション」とか「日本文化」,「日本人」といったイメージの面ではに見ればマイナス要因を強くはらんでいるように思います。特に本作はぱっと見が子供向けに見えるだけによけいに・・・
オマケ:アビスの「巨大な縦穴」感が,感じられないように感じます。
常にしっかりと地面があり,落下の心配とか無い感じw階層型のダンジョンみたい・・・
エイ8 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
エイガラン さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
今まで見てきたアニメの中で確実に5本の指に入る。
1期・劇場版の出来が良かったので期待値が高くなりすぎて心配だったが、期待を裏切らないどころか1期より面白かった。自分はキャラに感情移入しにくい方なのだが、今作では僅か12話で3回泣いてしまった。鬱展開に耐性ない人は見ない方が良いかも。
うにゃ@ さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
クオリティーは1期と変わらずで、作画・音楽や演出も良い。ただ1期から2期でなく間に劇場版を視聴しないとストーリー展開は繋がらない。
2期は最初スピンオフかと思える出だで始まり、突然キャラが急に増え情報量が上がるが、主人公パーティーの厚みしっかりできているので、問題なく増えたキャラに十分愛着もてる出だしとなっている。
劇場版が5層、今作6層で層を渡らなくなったのは深層に進んだので展開的に仕方ないのだろう。その分主人公を取り巻く関係性や環境が厚くなってる。リコは6層では流石に呪いは体験しなかった。
ストーリー展開は今までと同じダークファンタジーで、深層へ進むにつれ主人公たちが身を切っていって今回は主人公たちは身を切らない分、ガンジャ探索隊が盛大に身を切っていった。
気になったのは現在の水の確保とか、リコ達は飲料水どうしてるんだろうとか…
次はレグかなと思いつつ3期に期待。
100点中87点
chikuwa さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期と、劇場版の3作は視聴済です。
と久々にwikiをチラ見したところ、ゲームが発売されているのを知りました。
これまで、前後編に分けて公開された劇場版は後編がPG12指定で、「深き魂の黎明」はR15+指定になっていました。
ですが、ゲームはレイティングが18才以上のみ対象とした「CERO:Z」となっていました。
これまでも結構視聴していて「痛い」と感じる展開はちょいちょいありましたが、このレイティングを見ると、今まで以上に痛みを伴う内容になっているんでしょう。
見てみたいけど少し腰が引けてしまう…ゲームに対する心情はそんな感じです^^;
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、
今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。
アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、
いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。
リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。
深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。
リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。
ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。
そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。
リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。
しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、
一同は深界六層「還らずの都」へと進む。
そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している
「成れ果ての村」が存在していた。
公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
しっかりプルシュカの事も記載されていましたね。
プルシュカ…CVがいのりちゃんだったからなのか、今でも色々ハッキリ覚えています。
きっと、相応の痛みを伴ったからだと思いますけれど…
リコ、レグ、ナナチの3人はいよいよ深界六層である「還らずの都」に到達しました。
ここは、深度13,000m~15,000mの地点で、上昇負荷は人間性の喪失もしくは死です。
六層からの上昇負荷によって異形と化した者は「成れ果て」と呼称されています。
ここより深層への降下は致死的な上昇負荷により帰還が実質不可能となるため、「絶界行(ラストダイブ)」と呼ばれる(wikiより)。
もう二度と地上に帰ることのできない場所に足を踏み入れました。
深度が深くなるにつれ、深海の様に何も無くなっていくのかと思っていたら、3人を待っていたのはまさかの「人としての営み」だったんです。
もちろん金銭などは無いので、やり取りは物々交換が基本で、「価値」を何より大切にしている…というより価値に縛られていると言った方がより適切かもしれません。
自分の言動が自分の価値に見合うかどうかを常に監視されている、と言っても同義だと思います。
今回の作品は、深部を目指して突き進む訳では無く、「成れ果ての村」に纏わる物語が主体となります。
考えてみると色々不思議ですよね。
ラストダイブ地点の先にどうして村が存在するのか…
村人全員が第六層までの冒険を望んでいたのか…
どうして第六層だったのか…
彼らは生き延びるために何を選択したのか…
これらは物語の進展に伴い明らかになっていきます。
うーん、これ以上は何を書いてもネタバレになりそうなのでレビューはここまでにしたいと思います。
完走して振り返って思うこと…
リコは物凄い冒険をしていると思います。
しかも動機は母の存在の可能性であり、確証は何もないのです。
リスクに見合う見返りは達成感しかありません。
そしてその達成感を誰かに伝えることもきっと出来ないでしょう。
それでも歩みを止めないリコ達の選択の重さを再認識した感じです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニングテーマは、安月名莉子さんによる「かたち」
エンディングテーマは、MYTH & ROIDさんによる「Endless Embrace」
どちらも夏アニメのアニソンの一曲でした。
私は春夏秋冬のクールに合わせて、当該クールのアニソンを通勤中や車で出かけた際に聴いています。
格好良い曲は多いのですが、楽曲数も相応の数があるので殆ど覚えることが出来ません。
昔の様に、月1でカラオケに今でも行っていたら姿勢も変わるんでしょうけれど…
1クール全12話の物語でした。
まさかここで終わることは無いと思うので続編は制作されると思いますが、原作が不定期連載なので原作のストックが気になるところではありますが、こればかりは待つしか無いのでしょう。
続編の情報を楽しみにしています。
k57x83 さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。 どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。 「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。 そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。 アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。 ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。 リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。 深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。 リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。 ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。 そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。 リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。 しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、一同は深界六層「還らずの都」へと進む。 そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」が存在していた。 (TVアニメ動画『メイドインアビス 烈日の黄金郷』のwikipedia・公式サイト等参照)
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。 どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。 「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。 そうして幾度も大...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2020年1月17日
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年冬アニメ
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ジャンル:TVアニメ動画
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ジャンル:TVアニメ動画
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2017年7~9月に放送されたTVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』の続きを描く、TVアニメ2期および3期の制作が決定!なんと1年生編をすべてアニメ化。2期は2022年7月に放送、3期は2023年に放送されると発表されています。