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「シャインポスト(TVアニメ動画)」

総合得点
71.2
感想・評価
141
棚に入れた
328
ランキング
1402
★★★★☆ 3.7 (141)
物語
3.6
作画
4.0
声優
3.4
音楽
3.8
キャラ
3.6

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シャインポストの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私の本気を見せてあげるわ!

※追記
デレマスの島村卯月役のへごちんちゃん(大橋彩香)が螢役でした。漢字間違え→蛍×

▩物語 4.0点→4.5点
 作画 4.0点→4.5点(最終)

疑問点について主要部分にだけ色々と突っ込みを入れておきます。(長文ですがこれでも1/3ぐらいに削りました。理解力が足りなかった人はパンドラの箱を開けるかもしれないので閲覧注意)

{netabare}先ず春がHY:RAINを辞めた理由は蓮が春の本当の実力を知ってしまい、春がグループに残り実力を出すか相手に合わせるかの何れを選択しても、絶望した幼馴染の蓮を傷つけるジレンマを抱えていたから。
自分にあって他人にないものが分かっていたので自分の居場所がなくなり、相手の気持ちを考えHY:RAINを辞めることを選択した。
話し合いの場を持っても個人の能力差の話なので解決できる問題ではなく、これ以上内容に触れ相手を傷つけないために、何も言わずにいなくなることがその時の春の胸中を考えればベストな選択だったと思います。
法律上の話になりますが、事務所側はアイドルを辞めたい人間を止める権利は一切ない( 民法の「退職の自由」に規定)ので春の考えていたことから話し合いを持つことにはならない。
じゃあ一緒に切磋琢磨してできるようにしてあげればいいじゃんという疑問が出てくるけど、それは高みを目指して頑張ったことがない人の恣意的な意見だと思います。
地方のアイドルや地下アイドルと呼ばれる人達はある程度の実力があればやっていけるだろうけど、トップアイドルになるには努力だけでは足りない立ちはだかる大きな壁の存在があり、それが才能と呼ばれるものだと思いますが、その壁を破って上に行けたもののみがトップアイドルの地位に立てる。
春はそのことを分かっていたから壁にぶつかり落胆してしまった蓮のために、自分なりに考え行動を起こしたことが判断できます。
一般には理解されにくい他人の痛みや悲しみを自分の感情のように感じるエンパス("にゃんぱすー"ではない)と呼ばれる共感体質を持つ人は自己犠牲を考える傾向にあり、自分も同様な性質と経験があるので春の考えはよく理解できる。

そのことに関連してソロのトップアイドルの螢に憧れる春がTiNgSでアイドル活動を再開したのは、杏夏と理王が春の本当の実力を知らないので、自分の実力を隠して相手に合わせていればメンバーを傷つけずにアイドル活動ができると思っていたから。
その後春が実力を隠していた事情が露わになり、葛藤を抱えていたことが分かるのですが、相手に合わせるのではなく、自分が相手の気持ちに応えてあげることでもっと高みを目指せることを理解し、グループのメンバーと共に努力していくことの大切さを知り、全力を出すため所属していたHY:RAINではなく、そのことを気付かせてくれた未完のTINGSのメンバーと共に中野サンプラザの舞台を目指し結束することが目標になっていく。
春の心の葛藤が消え、成長が垣間見えた瞬間でした。
このことからアイドルとして完璧に見える春は優し過ぎるというのが一つの欠点になるので、メンタル面の強さ(負けず嫌いの性格やリカバリーの早さ) が要求されるソロアイドルには不向きだから、本当の実力を発揮できるという意味では杏夏と理王達が支えてくれるTINGSのメンバーが春にとってはかけがえのない存在であり、探していた居場所ということが言えます。

マネージャーの嘘を見破る能力はこの作品にとっては必要。
なぜなら様々なシーンでそれが伏線になっていたから。
「どんなアイドルになりたいか、どんな夢を持っているのか」とTiNgSのメンバーがマネージャーに聞かれた時に、その能力から杏夏と理王は嘘をついていたけど、春だけが嘘をつかなかったところに含みを持たせていて、マネージャーの前で3人でダンスを踊っている時に春だけがしっかりと踊れており、杏夏と理王はバランスを崩したりタイミングが遅れ、踊り終わった後も息を切らしメンバーの中では最初から実力差が出ていた。
このことから杏夏と理王はアイドルとして活動していくことに葛藤を抱えていて、その後の課題を解決する話の展開にその能力が寄与していたことが分かります。
嘘を見抜く能力があることで反対のことを言っていることが分かり、何故嘘をついていたのか物語の核心部分に触れることができるが、その能力がないとそこで話が終わってしまい、登場人物の内心に迫れないので適切なアドバイスを行うこともできない。
だからメンバーたちの考えていることが能力を通してより伝わり、感動を与えることができた。
「君達はアイドルだ。常に自信を持って胸を張って定期ライブに臨んでほしい」とマネージャーが語っていた時に、杏夏と理王が輝いて見えた時も同じことが言え、日生直輝がTiNgSのマネージャーを引き受けた理由が"春だけが本当の事を話し輝かなかったから"なので、同僚を傷つけてしまった過去の経験から3人の関係を見て状況を把握し、「春の本気の言葉にTiNgSに希望の光を見た」と言っていたことから、嘘を見抜く能力がこの作品にとってはとても重要だったということが分かります。
そして事務所の社長が第1話で解散宣告をした本当の理由は、最終話で「解散」の言葉を口にした時に輝いて見えたことから本音ではなく、メンバーが一つに繋がり成長してもらいたいと願う社長の親心からくるものと分かり、始まりにはしっかりと理由があったことで「繋がり」というテーマに見合ったよく考えられた脚本の流れでした。
このことは社長がマネージャーとの対談で肯定的な意見を言っていた時に、嘘をついてマネージャーを試していたことからも読み取れます(要するに中野サンプラザのステージを成功させることが本当の目的ではなかったということ。あくまでも解散宣告は当て馬です)。

そのマネージャーの能力は表情や仕草、目や口の動き、声の調子などで相手の考えていることや次の行動を読み取る「ノンバーバルコミュニケーション」に該当するもので特殊能力ではないと思います。
アニメーションなので分かりやすくするために色を付けて可視化し、FBIの取調官が取り調べ時に活用する読心術のように訓練によってある程度は相手の考えていることが分かる類のもので、マネージャーはその能力が人より長けているのだと思います。
そのように考えるとSF要素やご都合展開といったものではないことになる。

以上を踏まえTINGSが本来の力を発揮し中野サンプラザのステージを成功させるには、メンバー自身での課題解決が求められていて、マネージャーが必要以上に肩入れをしなかったのはメンバーの自主性を重んじる必要があったからで、きっかけを与えるのみに留め、周りから見守るのもマネジメントの仕事だったということが分かります。
よって日生マネージャーは社長の意図を理解し、適切に行動ができていたということになりますよね・・・。{/netabare}

物語の評価はアイマスのようにプロデューサーがアイドルを売り出すために奔走したり、メンバーが営業などを行いアイドル活動で苦悩を抱えながら、経験を通して成長していく王道アイドルものですが、お手本のような脚本で、解散宣告に始まりお互いが抱える葛藤を克服してTINGSのメンバーが一つに繋がり、中野サンプラザでのコンサートへの目標途中でHY:RAINのメンバーの存在がアクセントになっていて、メンバー同士お互いを高め合いエンディングを迎える全12話よく纏まった内容でした。

内容以上に作画表現力が優れていて、制作会社がスタジオKAIなので、モーションキャプチャーを使用していたと思いますが、メンバーのダンスシーンでは実力差が分かるように使い分けがされていて、春は他のメンバーに合わせるように卒なく踊れていたが、理王はバランスやテンポ感、体力面等で動きが劣り、杏夏はその中間の立ち位置。
第1話のマネージャーの前でのダンスシーンでは3人の実力差が顕著で、第2話の定期ライブではマネージャーに掛けられた言葉に触発された春だけが突出して踊りが上手く、第4話の杏夏がセンターのライブシーンでは3人のダンスが成長に合わせるように比較的綺麗に揃っているといった、その時のメンバーの心境を映し出し作画が丁寧に描かれていました。
口や手の動き、顔の表情などもシーンに合わせ繊細に描かれていて、2Dと3DCGを組み合わせた高い表現技術があったからメンバーの気持ちを適切に捉え、レベルの高い内容に仕上がったのだと思います。

内容はシリアスよりで暗くならないように所々コメディ要素を入れ、全体的に明るい雰囲気で前向きなイメージがあり、それに伴いメンバーの個性がよく出ていました。
いつも明るく皆を思いやる気持ちが強い春の笑顔とジョークに難がある(?)が杏夏のブレないパフォーマンス、 ムードメーカー的存在のリオの懸命な努力。
それぞれの長所がTINGSを支え、雪音と紅葉を加えて一つの目標に向かいメンバーが努力していく。
テンプレなのかもしれないけど、細かな気配りができた作画や思慮を重ねた脚本において、スタッフの想いが伝わる高い評価ができた作品内容でした。


※余談
成長に合わせて「リオ・ザ・タイフーン」→「リオ・ザ・サイクロン」→「リオ・ザ・トルネード」に進化していったのがワロタw


□以下過去レビュー

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
物語は解散宣告をされたアイドルグループ”TiNgS”が、コンサートで中野サンプラザの会場を満員にすることを条件に解散を取り消してもらうため、グループのメンバーと共に手を取り合いマネージャーなどの周りのサポートを受けながら、大きな夢を抱いてアイドル活動で奮闘していく、いわゆる成長型の王道アイドルアニメ。
街頭でのチラシ配りや結成当初観客が少なくて苦労しているところは、AKB48の初期メンバーに姿が重なります。

序盤での点数評価はニュートラル付近であまり高い評価はしていなかった作品ですが、描かれているものが"できる側"の視点と"できない側"の視点、逆接関係ではなく対比関係。つまり個人に主眼を置いたものではなく、他との関係において成り立つ相対的なアビリティやポテンシャルが論点となっていて、アイドルグループという競争社会における「人との繋がり」がテーマになっていると思います。
グループから離れていた雪音と紅葉がメンバーに加わり”TiNgS”から"TINGS"へ。大は小を兼ねるという言葉から5人が一つに繋がり本当の意味での「TINGS」に。
各々が抱える苦悩や目標を各話別視点で物語が描かれており、それぞれの想いが一つに集約して未完のアイドルグループが開花していくところは、テーマに沿った形で物語の構成の巧さを感じる作品。
課題をクリアにして成長していく側と本来の実力を出す側の抱えているものにスポットを当て、深みを持たせたエピソードを挟みながら、今まで噛み合っていないかったものが重なり合い、その想いをテーマ曲にのせて届けるシーンは、展開が予想できても落ち込んだり、一生懸命だったり、唇を震わせて相手に気持ちを伝えたり、声優さんの演技もそうですが、音声映像の表現力が高いと心に響くものがあり素直に感動できます。

評価を変えるきっかけとなったのは、やはり8話辺りから明らかになる春の採った行動。
物事への考え方が成熟していない年頃なのに、メンバーを決して蔑むことなく、自分の存在を消して大人でもなかなかできないことをしてあげる純粋な心の優しさ。めちゃくちゃいい子。
「TiNgSが大好きだから本気を出してみんなを傷つけたくなかった。
自分にしかできないことを見つけはじめた杏夏ちゃん。歌声でみんなを魅了し始めた理王ちゃん。
歌もダンスもパフォーマンスもまだまだだと思ってた。だからみんなを守らなくちゃいけないと思ってた。」
そんなメンバーを思いやる気持ちを持つ誰よりも早く振り付けを覚え、誰よりも上手く踊れて、自分の才能で誰かを傷つけてしまうのが怖くて実力を出せなかった春と、春に合わせるため本気の自分たちを見せるために努力していく杏夏や理王達"TINGS"のメンバー。
第9話でその想いが結実して中野サンプラザでのコンサートへ繋げるシーンは本当に素晴らしかったです。

今期メイド・イン・アビスが今までは頭一つ抜けていたけど、この作品がストーリーの評価で並びました。

クライマックスに向けて一気に駆け抜けてもらいたいですね。

投稿 : 2023/03/07
閲覧 : 580
サンキュー:

12

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

本気出してないって?あーた!

TINGS表記とTiNgS表記って間違いかと思ってたけど、あのライバルみたいな二人のことなんだねえ。

青天国春が以前所属していた現在かなりの人気を誇るグループで他メンバーを圧倒的な実力で傷つけてしまって以来、本気出していないってなんぞそれ?
逆に傷つけてしまいそうなんだが。
最初のおとぼけは一体何だったのか。

とはいえ、本気出してない話以外はそんなにイライラポイントはなく、アイドルたちの友情は見ていて素敵だった。
私様という一人称は意味不明だが、キャラ作り大変ですね。アイドルは確かに生き残るためには本当の自分を偽ってでもキャラ作らないとですもんね。


OP
ワンダー・スターター TINGS
ED
パレットガールズ TINGS
ワンダー・スターター TINGS
一歩前ノセカイ TiNgS
Yellow Rose TiNgS
挿入歌
Sweet Surrender 螢(大橋彩香)
前奏曲 螢(大橋彩香)
TOKYO WATASHI COLLECTION TiNgS
Be Your Light!! TINGS
GYB!! HY:RAIN
On Your Mark!! TINGS
パレットガールズのメロディって結構頭に残る。癖になる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「世界中の人達にアイドルを大好きになってほしい!そのための輝く道標……それが、シャインポストだよ!」大きな夢を抱くも、小さな成果しかあげられないアイドルユニット『TiNgS』の玉城杏夏、青天国春、聖舞理王。彼女らに救いの手として用意されたのは、曰く最強マネージャー、のはずが……「僕、マネージャーはやらないよ」現われたのは、まるでやる気のない男、日生直輝だった。だが、彼には一つ特別な力が備わっていて……?これは、絶対アイドルを目指すため、君と少女たちが光り輝く物語。


1. 青天国春は《輝かない》
「君たちTiNgSには解散してもらおうと考えているんだ」。その日、アイドルグループ”TiNgS”の青天国春(なばためはる)は、所属事務所の社長にそう告げられた。メンバーの玉城杏夏(たまききょうか)、聖舞理王(せいぶりお)と共に、コンサートで中野サンプラザを満員にすれば解散は取り消されるという。頼みの綱は、突如充てがわれたマネージャー、日生直輝(ルビ:ひなせなおき)の手腕だけ。だが、そんな彼からも予想外の言葉が飛び出して……。「みんながみんなのアイドルを、大好きって大きな声で言えるようにしたい!」。はたして春は、自身が言い放つ「輝く道標(ルビ:シャインポスト)」になれるのか。

2. 青天国春は《不安定》
定期ライブのチケット完売を目指すTiNgS。同じ事務所の祇園寺雪音(ぎおんじゆきね)と伊藤紅葉(いとうもみじ)によってイジられていた。彼女たちに、マネージャーである直輝から待望の作戦が伝えられる。それは、ただ「頑張る」こと。その言葉を皮切りにTiNgSのチケット販売が始まった。必死に声を張り上げる彼女たち。それを見た直輝は、自身も「頑張り」を見せようと動き出す。「十分もあれば楽勝だよ」。あっけらかんと笑う直輝にTiNgSが連れてこられた場所とは。

3. 《引き立て役》の玉城杏夏
杏夏はあの日の夢を見る。TiNgSでセンターを務め、自分が「特別ではない」と思い知らされた、あの夢を。定期ライブのチケット販売に勤しんでいたTiNgS。その際、杏夏の熱心なファンであるトッカさんから告げられた言葉に、杏夏が不審な態度を取り始める。春と雪音が悩みを吐露するよう促すも、拒絶する杏夏。だが、さらに直輝が放った言葉に、杏夏は戸惑いの色を見せる。「本当は君もセンターに立ちたいんじゃないのか」と。

4. 玉城杏夏は《目立たない》
杏夏は思い出していた。アイドルになった理由を--。「誰かにとって特別な存在になりたい」。そう願った彼女はオーディションで不合格を繰り返しつつも、ついに芸能事務所入りをはたす。実力が認められ抜擢されたセンター。しかし、その重圧に彼女は押し負けてしまった。そして今--。彼女は誰かにとっての特別な存在になるため、「一歩前」へと踏み出す。

5. 《我侭》な聖舞理王
定期ライブも満員が当然になったTiNgS。だが、まだ大きな課題が残されていた--。中野サンプラザでのライブチケットの販売を間近に控えた彼女たちに、大きなチャンスが複数舞い込んでくる。そんななか重要度が高い一日店長ではなく、あえて地方テレビのロケに立候補した理王。その様子に直輝は違和感を抱く。当日、緊張しつつも懸命にロケを進めていく理王。そんな彼女に、最大の難関が待ち受けていた。

6. 聖舞理王は《褒められたい》
「新曲のセンターは理王」。突然のその宣告に反発したのは、自信満々のはずの理王自身だった。その場から逃げ出した理王は、アイドルになった理由を思い出す。「誰かの力になってみたい」との想いを胸に、どうにかオーディションに合格した彼女。しかし、次第に足を引っ張っている自覚に苛まれていく。そんな彼女はセンターに立って、春や杏夏を助けることができるのか。誰かの力になるために--彼女は今、歌い出す。

7. 伊藤紅葉は《戻らない》
中野サンプラザで成功を収めるため、直輝は次に採るべき方針を考える。それはTiNgSの「i」伊藤紅葉と、「g」祇園寺雪音に戻ってきてもらうことだった。ふたりが合流して初めて彼女たちは本来のTINGSに至れるはず。直輝の話を聞き、春たちはTINGSだったあの頃に戻るため、どうにか雪音を説得しようとするが、取り合ってもらえない。そこで今度は紅葉をターゲットとするのだが……。

8. 祇園寺雪音は《許せない》
「あの頃に戻りたいと思ったことなど、一度たりともない」。そう春たちに言い放った雪音。彼女は思い出していた。かつて同じ青春と夢を共有する五人だった--「TINGS」だったあの日のことを。その頃、TINGSは初の全員揃っての楽曲「Be Your Light!!」に苦戦していた。そんななかリーダー的な存在として、グループを引っ張っていた雪音。努力の甲斐あって、ついにダンスの合わせが成功する。だが、ほどなく彼女は春に纏わる重大な秘密を目にしてしまい--。

9. 青天国春は《信じない》
揃って「HY:RAIN」のオーディションに合格した、幼なじみの春と蓮。だが、春だけがメンバーの中で飛び抜けた才能を発揮する。自分の才能が蓮を傷つけてしまった事実を知り、春はHY:RAINを脱退する。本当の春を知らなかったことにショックを受けるTINGS。彼女を本気にさせるためには、自分たちも本気をぶつけるしかない。だが、三人用の楽曲を五人で歌うことはできない。--そのとき、杏夏はあの楽曲に思い至る。

10. 黒金蓮は《戻りたい》
チケットお渡し会を通じて、これまでよりもファンの数が増えていることを実感するTINGS。販売枚数も1000枚を超え、目標まで半分を切った。だが、そこからが伸び悩む。知名度アップ大作戦を決行し、可能な限りスケジュールを埋めて様々な媒体でアピールする春たち。その輝きは届き、広がっていった。ファンのSNS活動によってついにチケットは完売し、喜ぶTINGS。だが一難去ってまた一難。彼女たちの目の前にHY:RAINの黒金蓮が現れ、衝撃的な一言を言い放つ。

11. 玉城杏夏は《挫けない》
蓮と春。仲良しだったふたりは、かつて一緒にHY:RAINのオーディションに応募し、そして合格した。もっと高く、どこまでだって行ける。そう思っていた蓮だったが、どこまでも行けるのは春だけだった……。春の脱退をきっかけに、もう一度アイドルをやり直すため、蓮は自身を鍛え直す。そして今。「HY:RAINなら春の全力に応えられる」と、あらためて春に想いを告げる蓮。そんな彼女の強い気持ちは、思いがけず杏夏にも影響を与えることになる。

12. TINGSは《輝かない》
中野サンプラザのライブを控え、身を引き締める一同。だが、蓮から「間違えない、でもそれだけ」と言われていた杏夏は、不安が拭えない。そんな彼女に春は「信じて。私たちと--マネージャー君を」とエールを送る。それを受け、杏夏もついに踏ん切りがついた。これまで関わった仲間やライバル、そしてファンが見守る中、直輝から授けられた「秘密兵器」を携えて、TINGSはステージへと踏み出す。そしてそれは、それぞれの目標に向かってのスタートでもあった--。

投稿 : 2023/02/24
閲覧 : 137
サンキュー:

8

ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

ライブシーンは凄いが、 シナリオの技術的拙さが目立つ。王道で分かりやすくとは、脚本が楽をすることじゃない。

 第1話視聴しました。
 {netabare} メディアミックスを念頭に作られたライトノベルを原作とした本作品。 このジャンルに王道で新規参入とは非常に好戦的で良いですね。

 さて、第1話を視聴しましたが、やはり目を引いたのはライブシーンですね。元々3DCGのレベルが高いのはもちろんのこと、寄りのカットでは2Dに切り替えたり、バックダンサー達も丁寧に処理されていたりしてとても魅力的でした。2分弱の尺の中に情報量が詰め込まれていて、さすがスタジオKAI と感服しました。
 全体的に見ても作画は良く、何気ない仕草やカットにも気を配っているのがわかり、これからに期待したくなるような第1話でした。
 
 しかし、だからこそ気にかかるというか、懸念材料なのはマネージャーの 日生 直輝 の存在です。
 彼の存在により若干主眼がブレてしまっているように感じました。
 他の大手アイドルモノとの差別化、これからのゲーム展開のために、このマネージャーという立ち位置があるんでしょうけど、ここにラノベ臭が詰まりに詰まっているのがなんとも不安です。
 彼のセリフ 立ち振舞い、特殊能力はもちろんのこと、彼のバックボーンについてもラノベ主人公感がプンプンします。
 今回少し語られましたが、会社で結果を出し過ぎたら他の人を傷つけるからもうやらない。ってうーん…微妙だよなぁ…。同僚もマネージャーもいい歳した大人なんでしょうよ…中高生の部活じゃないんだからさ…。
 あの同僚の担当してるアイドルの子から何か言われる とかならまだ分かるんですけど…。
 
 この先の展開次第では彼の存在は必要だったのか?という論争が起きそうな予感がします。
 基本的なものは良いのに個性を出そうした部分が足を引っ張るなんてことにはならないように願っています。 今後に期待です。{/netabare}

 第2話視聴しました。
 {netabare}2話目は「TiNgS」のライブシーンとマネージャー君の有能さを出すという目標があった話でしたね。
 ライブシーンはやはり身を見張るものがありました。1人だけテンポがずれている というのをちゃんとやるのは、キャラを揃えて動かすより難しいと思うので手間をかけられているのがわかります。
 
 もう一方の目標も全体で見ると達成できていたと思うんですが、やっぱり ドヤ顔ポエムマネージャー君は気になりますね。
 有能ということはわかるんですが、キャラが立ってなく個性がないんですよね。かと言って親しみさがあるわけでもない。
 ずっと「有能である」という''設定''を見せつけられているように感じます。なのでセリフに説得力がないんですよね。
 脚本担当は、マネージャーは丸い人物になるようスペックは高くしつつ、前に出すぎないようにした。とコメントしています。 実際、狙い通りになっているんですが、結果 一番つまらないキャラになってしまっています。アイドル達を立てようとする意識の弊害とも言えますね。
 現状、そのつまらないキャラが主軸になっているので、ベースのストーリーラインはベタですが、良いのにどこか突き抜けられていない印象を受けます。

 さらに言うと、売れないから解散、チケットの手売りは上手くいかない、グループ内の人気格差などのシビアな要素があり、それらを乗り越えるためにアイドルのマネジメントにスポットが当たっているのに、そこをライブ終わりの客を狙うことで、すぐに興味を持ってもらい、チケットが次々に売れ、すぐ翌日のライブにみんな来てくれるような''やさしい世界''にしてしまっているのはなんだか惜しいものがありますね。

 客層については、リアルにゴリゴリのアイドルファンの男性ばっかり みたいにされても微塵も嬉しくないのでこれで良いと思うのですが、あんまり''やさしい世界''過ぎるとマネジメントの面白味にしても、マネージャー君の有能さを出すにしても効果が半減してしまうように思います。
 
 今回のライブの成功により、ライブの客は見抜けたものを事務所は見抜けなかった という無能さが露呈したわけですが、これからどうなるか期待です。{/netabare}

 第3話視聴しました。
 {netabare} センターを務めることに苦手意識を持ってしまっている玉城 杏夏ちゃん。その苦手克服へと踏み切ろうとする今話でした。
 第1話で彼女がついた嘘の真意を知ることができましたね。
 これからのグループの活動方針にも関わることなのに、所属事務所の自分たちを売り出そうとしてくれているマネージャーに向かって、これ以上踏み込まないでください!はあまりにとんちんかんな気がしますが、若さ故の青さということで流しましょう。
 過去話へ至るまでのコメディパートですが、コメディは受け取り方に大きく差異が出る部分なのであまり言及しませんが、なんだか底が見えてしまったような気もします。

 さて、今週のマネージャーちゃんですが、今話は次回に続くとなったのでどうなるかわかりませんが、現状マネージャーちゃんがしたことは事情を全部教えてもらって、じゃあセンターをリトライで と言っただけで、敏腕さが際立つわけでも、嘘を見抜く能力が活きているようにも思えません。
 アイドルの彼女たちは目標未達成で解散という崖っぷちに立っているのに対して、マネージャーちゃんはノーリスクであるというのも気になるところです。
 ただ、TiNgSに引き立て役は必要ない、みんなが主役になれる力を持っている。というセリフは印象に残りました。
 この世界はソロのアイドルでも天下が取れる世界線なので、この作品がアイドルそのものとどう向き合っていくのか、TiNgSをどういう存在にしていくのか、気になりますね。 {/netabare}

 第4話視聴しました。
 {netabare}前回からの続きで杏夏ちゃんがどう自分のトラウマを乗り越えるのかというお話。

 今話で私がまず感じたことは、「脚本、楽してんなぁ」です。
 一番顕著だったのは杏夏ちゃんの過去回想のところです。キャラが勝手に自分の過去を回想をし始め、さらに自分でナレーションを入れ解説する。ってこれ よっぽどじゃない限り脚本においてタブーですよ。
 確かにわかりすいですよ? でもしかし、この技使ってしまうと、言葉を選ばず言いますが、馬鹿でも脚本書けるんですよね。
 状況も心情も簡単に説明できるわけですから、非常に安易な手です。
 ただでさえ、この作品にはマネージャーちゃんという都合の良い存在がいるのに、こんなところでも楽をしてどうするんですか。

 回想の内容自体は、彼女のオリジンと春ちゃんへの感情を知ることができたので良かったと思うのですが、少し気になるところも。
 蛍ちゃんのライブで杏夏ちゃんがサイリウムのことを棒だなんだ言っていましたが、サイリウムのことを知らないのは、アイドルのカルチャーに疎いというよりモノを知らない馬鹿っぽさが先行すると思うんですよね。
 さらに、その後の蛍ちゃんのライブを見た感想が、「私の苛立ちを晴らしてくれました。」ってこの表現で良かったんですか? 彼女の苛立ちの感情はこの日だけの感情ですよね? もっと別の言葉で効果的に今までの価値観が変わったと言えるような気がするのですが…。


 過去回想が終わってからは2人でファーストフード店でお話ししてライブへ、となるんですがこの辺り色々腑に落ちないことが多々あるんですよね。
 ありすぎるので、杏夏ちゃんを追いかけて来といて、自分もしっかりセットを頼む余裕があるマネージャーちゃんのことは流しましょう。

 杏夏ちゃんがマネージャーちゃんに言った、そんなに誰かと自分を比べなくても大丈夫。に対する、見透かさないでください!というセリフ。これは本当にそうなんですよね。
 この杏夏ちゃんの抱える問題に対して、事情を見透かしてさらっと解決に乗り出してる場合じゃないんですよ!ちゃんとマネージャーちゃんが彼女の抱えるものに切り込んでいかなくてどうするんですか!
 ここもまた脚本が楽をしている場面ですね。
 
 今話で一番大切だったのは何なのか。今一度、前話から続く杏夏ちゃんの抱える問題を整理して考えてみましょう。
 
 TiNgSがこれからさらに躍進していくためには杏夏のセンター曲もあった方がいい。
          ↓
 しかし、杏夏はやりたくないと言う。この考えは彼女の課題である。
          ↓
 彼女がセンターをやりたくない理由とは何なのか?
          ↓
 メンバー曰く、以前自分がセンターを務めたライブを失敗したことがトラウマになっているのだろうと
          ↓
 直接話を聞いても彼女は頑なにセンターを拒否する。
          ↓
 それでもマネージャーちゃんは杏夏をセンターにしてライブをすると告げる。

 ここまでが前回までの流れです。そして、今回の杏夏ちゃんの過去回想により、彼女のトラウマは2つの要素で構成されていることがわかりました。
 まず1つは、単純に大事な場面で失敗してしまったということ。 
 もう1つは、春ちゃんへの劣等感、厳密に言えば春ちゃんのような「特別」な存在への劣等感。です。
 この彼女に関する一連の話で一番大切なのはもちろん後者です。
 マネージャーちゃんはしっかりとここに切り込んでいかなきゃいけませんでした。 
 しかし 脚本の手によって、杏夏ちゃんは回想にて自分の思いを言った気に、マネージャーちゃんは特殊能力からか聞いた気にされてしまいました。これは非常に悪手であり、危険な兆候です。
 脚本の頭の中だけで成立している という事なので今後さらに大きく崩れていく可能性があります。
 
 話が少しそれましたが、杏夏ちゃんの問題点は「特別」な存在に劣等感を抱いている というのを念頭に彼らの会話を聴いてみましょう。 
 
 杏夏ちゃんの「私は教えられたことを教えられた通りにしかできない。目を引く魅力なんてこれっぽっちもないんです。」
 彼女が犯したミスは、歌い出しの歌詞を飛ばしてしまうという、教えられたことを教えられた通りにできなかったというものなので、この言い分はおかしいですね。さらに、初っぱなにミスして後は下がっていたので目を引くも何もないですよね。
 その後、私は「特別」ではないのでセンターにはなれないという意のことを言い、そんな彼女にマネージャーちゃんがかけた言葉は、「アイドルは正しい事をやるんじゃない、やりたい事をやるんだ」と返します。
 ずいぶんフワッとしたこと言いますね。じゃあ理王・ザ・タイフーンもやらせてやれよとツッコミたくなります。
 そして「本当はやりたい事があるのに、自分は向いていないと言い聞かせて我慢していた。それが君の悩みの正体。」と続けます。
 言い聞かせて我慢していた というより、春ちゃんを見て諦めた 心が折れてしまった という方が正しいような気がします。さらに、センターのことを振られるとブチギレて騒いでいたので、我慢しているというニュアンスも違うような気がします。
 これらのことプラス、杏夏ちゃんの劣等感のことを考えると、それが君の悩みの正体 という言葉には納得しかねます。
 さらに、失敗してもなんとかするのがマネージャーだよ と言ってくれましたが、前話で理王が口を滑らした時、ただ固まってた人に言われても信憑性がないですよね。

 劣等感と失敗からセンターを務める自信がなかった子に、やりたい事をやるんだ は随分的外れな気がします。最後に心で思っていた、君はすでに誰かの特別なんだよって方をかけてあげれば良かったのでは?と思いました。

 正直、杏夏ちゃんがこういう問題を抱えているなら、春ちゃんとぶつかった方が良かったように思います。マネージャーちゃんがサラッとやってしまうので、TiNgSの結束が弱いままのように感じます。

 現状、この作品の問題点は誰が話を引っ張っていくのかがあやふやなところだと思います。
 様々な大人の事情からマネージャーちゃんのキャラは前に出過ぎないように設計されていますが、結局今は彼が引っ張っています。この異質さがいまいち話がノッてこない原因だと私は考えます。 
 ちゃんと誰が主人公なのかをキチッとさせてほしいです。これからに期待です。{/netabare}

 第5話視聴しました。
 {netabare} いやぁ…。正直 つっこみどころが多すぎて何から言ったものか…。ほんと…もうちょっと考えて脚本を書こうよ。

 とりあえず、最初の方から行きたいと思います。
 社長室にて、社長とマネージャー君の話し合いの場面。
 社長の「劇場の半分すら埋められなかったTiNgSが今では満員が当たり前、着実に成長しているね。」に対し、マネージャー君は「まだまだ課題は山積み、今のままだと解散は避けられないだろうね。」と返します。
 ここで私は少し違和感を感じました。なんで解散なんて話が出ているんでしたっけ?
 
 ちょっと整理してみましょう。TiNgSはライブの集客不足を理由に解散を宣告されますが、3ヶ月後の結成1周年コンサートの会場 中野サンプラザを満員にできれば解散は撤回すると言われています。
 ……あれ?解散理由の集客不足 解消されてませんか? 会社として専用劇場の定期ライブを満員に出来るアイドルを解散させるメリットてなくないですか?
 社長の狙いは何なんでしょうか。自らスカウトし、自慢の秘蔵っ子とまで言っていたグループを9ヶ月間もほったらかしにしていた理由が分かりません。
 伝説は多い程いいと言っていましたが、自社で売り出せなかったアイドルを他所の会社から引き抜いたマネージャーが成長させるって伝説って言えますかね? 
 2話の時も書きましたが、自社の無能っぷりを晒すだけなのでは?

 この解散危機は物語の主軸となっていますが、こんなに社長が好意的なら正直ただの出来レースなんですよね。  
 元々、そういう契約または企画として1年で中野サンプラザ満員があるか、マネージャー君が啖呵を切る形でこの条件を出したならわかるんですがね。

 ここまで頑張ったご褒美として仕事を貰えることになりました。
 頑張った、て…、マネージャー君もTiNgSも特別何か頑張ったことありましたっけ…?
 コネで人気アイドルの客を狙ってチケット売り捌くハイエナ行為をしただけのような…。

 なにはともあれ、貰えるものは貰っときましょう。しかし、貰ってきた仕事の内2つがバッティングしている様です。
 いや、何してんの? そのバッティングを何とかするのがマネージャーの仕事なんちゃうの?
 
 そしてここから、謎すぎる理論が展開されていきます。
 TVのロケと洋菓子店の1日店長、重要なのは1日店長の方だそうです。
 …いや、そんなわけないやろ…。
 何でもTVは知名度向上にはなるけど、ファン獲得にはなりにくく、1日店長の方はファンの獲得に繋がりやすいんだそうです。
 ……いや!やったら圧倒的に知名度向上の方とるやろ! 
 中野サンプラザの2000人集めないといけないんですよね!? 
 ファン獲得よりもまず知って貰うことが大事なんじゃないですかね!?
 3話で実力はあっても認知度が足りず結果を出せなかったアイドルの話してましたよね!?
 マネージャー君もそれはTiNgSの課題だって言ってましたよね!?
 南青山の洋菓子店に来る客層がアイドルライブに行ってみましょってならないと思うんですけどね!?
 そのTV番組 同じ事務所の大人気アイドルの七海ちゃんも出るんですよね!?
 2話で出したアイドル好きを狙う理論はどこいったんですかね!?
 しかも、よくよく話を聞いたらその店の店長は杏夏ちゃんのファンで、ぜひうちの店を使ってくれって言ってるんですよね!?
 じゃあ! 日にちを! ずらして! 貰えば!いいんじゃないですかねぇ!!??

 いや、もうほんと馬鹿なんじゃないの…?おかしいところはないかとか考えないんですか…?
 そんだけ言ってた1日店長はと言うと、普通にゴリゴリに店員して、客に宣伝するだけという…。

 場面変わって、ロケ現場にてマネージャー君が七海ちゃんに「信頼は実績より実力で得るものさ」とカッコつけてましたが、いや、だからお前がこれまでに何をしたっていうねん。

 その後、ロケが始まりましたがヘラクレスオオカブトが腕に留まっていたり、トマトのいい間違いにめっちゃウケて、マネージャー君が「偶然と必然の産物だな」と意味不明なこと言ってますが、この一連の流れ単純に何が目的なのかさっぱりわからないんですが、迷走ルートに入りましたか?
 それとも本気で、腕にヘラクレスオオカブトが留まっていたり、トマトをトムトと言い間違えるのが面白いと思ってやってるんですかね。だとすると…それはそれは…なんとも可哀想に…。

 そして、採った野菜をいざ実食となりますが、七海ちゃんが嘘をついている描写を入れるあたり、とりあえずTVを下げとけばいいだろっていう考えの浅さを感じますね。 嘘と建前の区別もないのか。 
 このアニメを放送してる媒体もTVだというのに…。あまりにも考えが浅い。

 彼女を掘り下げるためにロケで失敗させて泣かせるってどんだけ話を作るセンスないねん…。

 マネージャー君も理王ちゃんもまず謝るべきは農家の方にやろ。迷惑をかけてごめんなさいというより、ピーマン食べて生産者の前で苦いとわめき散らす人間性がヤバい。

 さらに言うなら、1人でビラを配っているのも視聴者としてはわかるんですが、通行人にしてみたらアイドル衣装を着た女の子が半泣きになりながらビラを配っていたら、正直引きますよね。
 なんだったら事務所に「おたくのアイドルの女の子が泣きながらビラを配っているが、彼女はどういう待遇を受けているんだ!」と苦情が入りそうなものです。
 アイドルが悲痛に訴えかけて、同情を誘ってライブに見に来てもらって何がいいのか。
 そんなことを考えない、彼女の人間性がヤバい。
 マネージャー君も見てないで止めろよ。事務所の評判が終わるぞ。

 さて、本当に色々とやらかしていますが次回以降で取り返せるのでしょうか。ライブシーンがある時は前半どれだけグダッてもある程度締まるんですが、ない時はとても苦しいですね。
 次回に期待です。{/netabare}
 
 第6話視聴しました。
 {netabare}や…やりやがったコイツ…。またあの悪魔の手法に手を出しやがった…。

 という訳で、第6話 理王の掘り下げ回後半となりましたが、まず冒頭 マネージャー君から次のミニライブでの新曲は理王ちゃんをセンターにすると発表され、驚き拒否する理王ちゃん。 
 ……あれ?なんかものすごいデジャブなんですが? マネージャー君の手法、突然センター抜擢宣言以外にないんか?
 前回の引きで、見えたよ とカッコつけてましたが問題点が見えてもその解決方法が1つしかないならあんまり意味ないですね。

そして、マネージャー君は「今回の曲ではほぼダンスをなくすことにしたから」と続けますが、な、なんでこんな言い方するんですか…?
「次の曲は理王の歌唱力を活かしたバラードだから」で、良かったのでは?
 ダンスの出来を気にしている子に向かってそんな言い方すればどうなるかなんてわかりきってますよね!?
 コイツは人が嘘をついているかが分かるっていう、相手の心情を汲み取ることにアドバンテージを持ってるキャラですよね!?
 なんでこんなことになるんですか!?
 百歩譲ってわざとこんな言い方したにしても、自分で問題起こして自分で解決してりゃ世話ねえですね!
 これ、最後にバラードって意外性を出したいのは分かりますけど、そこへ至るまでがあまりにも下手すぎる…。

 そして、飛び出して逃げた理王ちゃんは蛍ちゃんのポスターを見て、回想シーンへと移行します。
 もうすっかり、自発過去回想からの独白という麻薬にどっぷりじゃないですか…。
 なんですか?後、3人分おんなじことを繰り返すんですか?
 もう、事務所周りの蛍ちゃんのポスター剥がしとけよ…。

 回想にて、小学生の理王ちゃん登場です。
 えっと…、小学生の頃と現在でキャラの差分はないんですね…。
 今まであまりキャラの年齢は気にしていませんでしたが、理王ちゃんは作中2022年現在14歳。蛍ちゃんのライブがあったのは2018年。つまり、4年前で理王ちゃん10歳の頃の話。
 あー…そうですか…。キャラの14歳と10歳の頃で差異を設けないんですか…。
 このアニメでキャラデザのところまで手を抜き始めたら、いよいよ救いようがない気がするんですが…。
 いや、この事が物語においてどれだけ支障があるかと言われれば、別になくても成立はしますけど、キャラクターの記号としての部分が疎かになっているので、手抜きだと言われても仕方ないですよね。
 
 さらに言うなら、この当時から 「沢山の人がいるところは苦手、そこにいると自分が消えちゃいそうな気がするから 」って自分に自信がない子が、こんな髪型にしますかね?
 アニメでの髪色や髪型に言及するのは野暮だとはわかっているんですけど、10歳の時から金髪ハーフツイン毛先オレンジメッシュ縦ロールっていう いかつい髪型しておいて自信がないって言われても説得力ないような…。
 アイドルを志した時か、オーディションに受かった時とか、口調を変えたタイミングとかで見た目も変えた。とかの方が良かったんじゃないですかね?
 それと、隣にいた保護者的な人は誰ですかね?
 
 理王ちゃんの年齢を調べていてふと気付いたんですが、杏夏ちゃんは15歳なんですね。
 あれ…?杏夏ちゃんは過去回想で、制服を着て連立方程式をやっていたような…。えっと…蛍ちゃんのライブを見に行ったのが4年前だから、彼女は当時11歳の小学6年生になったばかりなんじゃ…。
 ものすごくアクロバットな教育方針のエスカレーター式エリート私立小学校に通ってるってことですか?

 回想が終わり、1人戻ってきたところにニュッと現れるマネージャー君。そしてここから諭すパートへ。 なんかまた物凄いデジャブなんですが…。
 理王ちゃんの みんなに心配や迷惑をかけたくないってのはわかったんですけど、突然飛び出して帰ってこないっていう心配をかけたことをカウントしてなかったり、現状ダンスが下手で迷惑をかけていることをカウントしていなかったり、前回の14歳半泣きビラ配りもそうですが、変なところでは宣言通り唯我独尊ができているのは何なんですかねぇ。
 というか、マネージャー君も 待ってたよ じゃねぇんだよ!?
 探 し に い け よ!!!
 14歳の子が飛び出したまま、20時過ぎまで帰ってこないことにもっと危機感を覚えろ。
 元はと言えばオマエの失言のせいでこうなったんだろうが!!
 この 待ってたよ は朝イチの練習室の前で言うなら格好つくんですけどね。

 そして、本格的に理王ちゃんを諭していくんですが、実力が足りてなくて悩んでる子に優しい言葉で励ますだけって、コイツほんまに何してんの?杏夏ちゃんの時は心理的なものだったのでまだ分かるんですが…。
 これじゃあマネージャー君はマネージャーというより、ただのカウンセラーではありませんか?
 なんでもかんでも便利なマネージャーが励まして解決していくのになんの面白味があるというのか。こういう見透かした感じでしか、優秀な人というのを描けないんでしょうね…。
 優秀な大人、敏腕マネージャー像の想像力が貧困すぎやしませんか。

 ミニライブ本番、理王ちゃんセンターの新曲発表です。
 バラードはとても素敵だったんですけど、第1話の頃からずっとダンスが課題とされていた子が、急に上手なバラードを発表しても、「あ、歌は上手いんだ」くらいにしかならないような…。
 別にこのライブ成功のためになにかを乗り越えた訳でもないので…。
 これからのメディアミックスのためにも楽曲にバラードのようなレパートリーが欲しいのはわかるんですがね。
 やはり、ダンスについてもこのライブで多少の克服があった方が良かったような気がします。
 楽曲についても、ダンスもあって途中から彼女がセンターになってソロパートがありそこだけでも完璧にするとか、一番の見せ場としてアカペラパートがあり歌唱力で見せつけるとかの方が、今話の存在意義があったように思います。
 まあそれでも、これまで歌が上手いなんて前フリは無かったので突然になってしまうんですけどね。
 
 
 今話であったような、過去の事象に対して多角的な視点で語られるというアイデア自体は良いと思います。
 しかし、そこに至るまでが 取り敢えずセンターに任命する。とその後に励まして頑張るというのが前々回と全く同じフォーマットで進行しているのは問題だと思います。
 ただでさえ、自発過去回想の独白は悪手であるのにその他も同じであるなんてただの焼き増しではないですか。

 来週は諸般の事情から振り返りスペシャルですが、振り替えるほどなにも起きてないのがかなしいですね。{/netabare}
 
 第7話視聴しました。
 {netabare}あー…これは…なんとも…。作品のストーリーの話ではないんですが、なかなかに残酷なことになってますねぇ。大変いたたまれない気持ちになりました。
 
 というのも、今回ふつうに面白かったと思います。
 「ゆきもじ」の2人は元々TiNgSのメンバーだったことが発覚し、その2人を復帰させようとワチャワチャしているだけでしたが、それでいいし、それがいいと思いました。
 やっとTiNgSが主役になったように思います。
やはり、マネージャー君は大人しくしてる方が面白いですね。
 今回のマネージャー君はちゃんと設定された役割を全うしているように感じました。
 話の流れとして、マネージャー君がきっかけを作って、TiNgSのメンバーが話を動かしてくれて、マネージャー君が切り込む。と、今話のこの形こそが本作品のあるべき姿なんじゃないかと私は思います。
 嘘がわかる能力も第1話のときぶりに効果的に使われていました。
 紅葉ちゃんと理王ちゃんの関係も前回までのフリがちゃんと効いているのが良かったです。
 春ちゃんについてのことなど気になる引きを作って次回へとなりました。

 …おやおや?これまでの拙さはなんだったのか?
ここからが本領発揮…なのか!?
 と、思いながらEDを見ていたら衝撃。

 脚本、樋口達人さん じゃないですか!

 あぁ…どおりでちゃんとしてる訳だ…。こんなにもはっきりわかるもんなんですね…。最初にも書きましたが、これはなかなか残酷ですよ…。

 正直、私はこの作品を見ようと思った理由は、制作会社と、監督、そして脚本に樋口さんの名前があったからです。
 蓋を開けてみると期待していた感じとは違いましたが、これはこれで楽しもうとしていたところに今話です。
 今まで意識的に考えないようにしてましたが、樋口さんが全編脚本を務めるアイドルもの が見てみたかったなぁ…。

 ストーリー以外の点で言うと、ダンスのCGがちょっと残念になっていましたね。
 色々と事情があるので致し方ないことではあるんですが、ダンスパートやライブパートのCGはこの作品の生命線なのでなんとか耐えてほしいですね。
 次回に期待です。 {/netabare}

 第8話視聴しました。
 {netabare}前回に引き続き「ゆきもじ」にフィーチャーしたお話。
 雪音ちゃんを軸に語られますが、結成当時の TINGSの様子や、雪音ちゃんと紅葉ちゃんの関係性、前回から投げかけられている春ちゃんについてのことにも言及された過去回想でした。
 今までのダラダラと垂れ流されるだけの自発過去回想語りとは違いますね。

 今回の話でちょっと気になった点として、ゆきもじの2人が屋上で本気を出して踊る春ちゃんに衝撃を受けるシーンなんですが、あんまり春ちゃんの凄さに説得力がないように思いました。
 ダンスCGの流用で「歌もダンスも表現力も桁違いだ」と言われてもな…。

 もうひとつ気になったのは、「ゆきもじ」の結成は社長命令によるものだったんですね。
 社長は前のグループで上手くいかなったであろう春ちゃんを、1人でもやっていけそうなのに新人グループに放り込み、本気を出させる為に とメンバーを脱退させライバルとし、更には解散もチラつかせるって…。
 物語の当初からそうですが、この社長はずっとなにがしたいんでしょうね。
 春ちゃんの過去についてやる時に色々わかるんでしょうが、作品の様々な根幹に社長の思惑が関わっているので、これがしょうもないと作品全体が崩れてしまいますが大丈夫でしょうか。
 これからに期待ですね。

 そういえば、ついにマネージャー君は一言も喋らなくなりましたねw
 このまま影を薄くしていくのか、それとも春ちゃんの時にポエミーなことを言うために我慢しているのか。その事にも期待ですね。{/netabare}

 第9話視聴しました。
 {netabare}今回のお話で「TiNgS」は正式に「TINGS」へと戻り、メンバーと春ちゃんのわだかまりも精算されて、また目標へと向かって走りだそう!となりました。

 率直な感想と致しましては、「春ちゃんについて2週程引っ張ったわりに そんなもんか…。」です。
 これといった意外性もなく、心理描写は淡白に、展開はあっさりとして解決してしまいました。

 では、春ちゃんの過去話から見ていきましょう。
 
 またしても、自発過去回想語りで進行していきますが、モノローグの「わかっていなかったのだ」とか「やってしまったのだ」とかが連発されていて、ラノベ臭がすごいですね。 それか原作者はハム太郎でしょうか。

 センターを決めるテストで本気を出したら、幼なじみが泣いていたので、アイドルを辞めることにした春ちゃん。
 え、実際にセンターとして活動する前に辞めんの?
 徐々にメンバー達との溝が深まっていって…とかではなく?
 正直、辞める程のことか? そんなこと言い出したら事前の審査を合格した時点でその他大勢を蹴落としているような…。
 幼なじみの子にしても「春みたいに上手になりたいよ」って悔しさから泣いているなら、別に辞めなくてもなんとかなったのでは?
 辞めるに至るまでをもうひと堀り欲しかったですね。
  幼なじみの子や他のメンバー、マネージャーらしき女性との対話がないのは、HY:RAIN側からの視点がある前フリだと信じたいですね。

 
 落ち込む春ちゃんを社長がスカウトしに来ました。
 春ちゃんは「もうアイドルはしません」と言っていますが、彼女は活動前に辞めたのでアイドルだったことは一秒もありませんでしたね。
 
 春ちゃんは社長の話を聞いてもう一度アイドルをする事を決意しました。
 ……社長の話の中に、HY:RAINを辞めてすぐに社長のところでアイドルしよう!となる要素ありましたか?
 ウチの子達は傷つかないよとなんの根拠もない自信と、君にも夢があったんだろう?的なこと言われただけですよね?
 このくらいのことで考えをコロッと変える子をHY:RAIN側の事務所は止められなかったのか…?
 春ちゃんのこの行為は、HY:RAIN側の事務所からすると手塩にかけてレッスンして才能を開花させた逸材が突然辞めて、別事務所からデビューするっていうとんでもない裏切り行為なんじゃないの? 
 事務所に何の非があったって言うんだ…。社長もこんなことしたら業界からすごい干されそうですけど…。
 
 そもそも、春ちゃんはグループアイドルでなければいけない理由はなんなんでしょうか。
 憧れている蛍ちゃんもソロアイドルで、実力もあるんだからソロアイドルを目指せばいいんじゃないでしょうか?
 
 社長はウチの子は傷つかないよ的な事を言っていましたが、しっかりとメンバー全員傷ついていましたね。
 そして、メンバー2人を脱退させライバルとさせてみたりしましたが、9ヵ月が過ぎどうにもいかなくなり、解散をチラつかせてマネージャー君にぶん投げるって…。
 ひょっとしてこの社長、強キャラの雰囲気を纏っていますが実はとんでもなく無能なのでは…?

 社長の無能さがバレてしまった後、マネージャー君による春ちゃんの説得パートへと移ります。
 マネージャー君の中高生みたいなバックボーンは春ちゃんに同じ経験があるんだと言うためでしたか。
 全部を失ったのは、会社の完全なる不当解雇と当時の担当アイドルへの無責任さからくるものなのでなんとも言えませんね。
 ほんと当時担当してたアイドルの子にはなんて言って辞めたんでしょうね。
 そんな会社の人間関係で辞めた奴が、アイドルの子の熱意でもう一回マネージャーやろう! はおかしくないですか?
 前の事務所でアイドルの子といざこざがなければ辻褄が合わなくないですかね?

 お願いを聞いてマネージャーになったから、僕からのお願いも聞いてと言いますが、マネージャー君はセンターに突然抜擢 以外特になにもしてないんですよね。
 相変わらず、コイツが喋ると途端に薄っぺらくなりますね。

 春ちゃんの本気ライブでオープニング曲が登場はそりゃ結構なんですけど、いつまでもド ホームの定期ライブでやっててもなぁ…。
 この作品の目標でもある、中野サンプラザ2000人満員というリアリティラインは良いと思うのですが、そのせいか話がほぼ事務所の中だけで展開され窮屈な印象を受けます。
 過去話が本当にただの過去話で終わっているのも残念です。
 今回の春ちゃんとTINGSのメンバーとの決着のつけ方なら、別にHY:RAINの子達ともちょっと対話すれば問題なかったと思うんですよね。
 TINGSでしか為し得なかった感がありません。 絆が深まりそうなエピソードをマネージャー君がやってしまった弊害ですね。
 
 これから今一度 目標へ向かって頑張るわけですが、最早この目標死んでるも同然なんですがどうなっていくのでしょうか。
 これからに期待です。{/netabare}

 第10話視聴しました。
 {netabare} コロナの影響で制作進行が困難な中、頑張ってくださっているスタッフの方々にまずは感謝です。
 間の穴埋めもただ再放送するのではなく、特別番組を組んだことには驚きました。
 マネージャー君の薄っぺらい台詞を取り上げて、名言クイズと称してコーナー化していたのはなんとも居たたまれない気持ちになりました。
 逆に一周回ってめちゃくちゃイジッてるのかとも思いました。


 さて、10話です。 やはり、一番印象に残ったのはHY:RAINのライブシーンですね。
 二週休んだ甲斐もあってか、(前半にあった紅葉ちゃんのブレイクダンスもそうですが) ダンスにキレがあってカッコよかったですね。
 CGも丁寧に処理されていて、カットの1つ1つに見応えがありました。
 
 今話のこのライブシーンの出来は確かに良く、本作品の名場面の1つではあるんですが、裏を返すと黒金 蓮ちゃん登場のシーンまでの約14分間の話があまりに薄味過ぎるとも言えます。

 ではその薄味過ぎる話の内容をみていきましょう。
 まずは冒頭、今度は二週休んだ弊害とも言うべきか、前回の振り返りとこれまでの振り返りからスタートです。
 改めて振り返ってしまうと、やはり「中野サンプラザ満員じゃなきゃ解散」という目標の存在意義が無いことを考えてしまいますね。
 何故、解散かと言うと定期ライブの集客不足が原因なんですが、それはもう解決しているし、そもそも「TINGS」を発足させたのは社長だし、途中で分断させたのも社長だし、結局上手くいかずどっちも人気が低迷している中ほったらかしにしていたのは社長だし で、もうただの気まぐれに言っただけみたいになっており、この目標には何の効力もありません。


 マネージャー君が知名度UPのため可能な限りスケジュールを埋めてきたとタブレットを見せつけます。
 やっとマネージャー君の敏腕っぷりが発揮されるのかと思いきや、これ…そんなどや顔で見せつけるようなもんですかね? ほぼレッスンじゃないですか。
 いや、これ演出としてわざわざスケジュールの内容見せる必要ありましたか?
 アイドルのメディアへの露出のレパートリーが思い付かないなら、タブレットをメンバーに渡す、メンバーの反応、お仕事ダイジェスト で良かったんじゃないですかね?
 なんでわざわざ粗が目立つようなことを…

 目立っていたので言及します。
 そもそも「TINGS」の知名度を上げようって事なのになんでソロ活動ばっかり?
 デビューしたての雪音ちゃんに足つぼロケのオファー入る理由とは?
 せっかくの土日をまるまるレッスンとかに使うなよ!
 定期ライブってそんな週間ペースであんのか?

 などなどありますが、今こうして知名度UPのため奔走しているのを見ると、テレビ出演を犠牲にしてまで行った洋菓子店の1日店長ってなんだったんですかね。
 理王ちゃんはディレクターに気にいられて次の仕事に繋がってますしね。
 各人頑張っていることを描写したいのはわかるんですが、学校やら友達、身内でチケットをはけさせようとしているのは妙にリアルで嫌ですね。

 その後チケットは順調に売れ、完売となります。
 それは、まぁいいんですが、今までどうやって2000人を集客するかを散々引っ張ってきたにも関わらず、歌とダイジェストと残り枚数のカウントダウンで済ませてしまうんですね。
 具体的な数字を出したのなら、そこに向かってもっと具体的な作戦やプロデュース力を出すべきだと思うんですがね。
 ファンによる後押しとかは最後の最後でしょうよ。

 ここまでずっとダイジェスト気味に進行していたのが今話の薄味な原因の1つですね。


 ここから、黒金 蓮ちゃん及びHY:RAIN登場なんですかその間マネージャー君はずっと棒立ちで
顔だけ驚いているのはなんだかシュールでしたね。
 蓮ちゃん自身や発言がなんだかギャグっぽい扱いだったので事なきを得ましたが、もし「HY:RAIN辞めてなんでこんなとこでアイドルやってんのよ」って言われたら、春ちゃんまともに反論できないんですよね。
 HY:RAINとしてデビューが決まっていて、レッスンもつけてもらって、センターもほぼ内定していたのに、勝手にショックを受けて、急に対話もなしで辞めて、すぐ他事務所で元気にアイドルやってる訳ですから。
 連れ戻すうんぬんは、まぁさておきHY:RAINが敵みたいになっていますが、悪いのは完全に春ちゃんなんですよね。
 あぁ、だからギャグっぽかったのか…。

 とりあえず、春ちゃんはHY:RAINとその事務所に謝りに行きましょうね。社長も一緒に。

 次回に期待です。{/netabare}
 
 第11話視聴しました。
 {netabare}蓮ちゃんによる過去回想がメインと、再び杏夏ちゃんの悩みについて触れられる話となりましたが、正直この話をする必要ありましたでしょうか。
 蓮ちゃんの過去話は、ほぼ只の春ちゃんの時の焼き増しでしかなく、杏夏ちゃんの悩みも3話4話にかけて彼女についてやった事はなんだったのかという内容。
 この終盤でとんでもなく足踏みをしている印象です。
 諸事情により制作が難航する中で、シナリオにも影響があったのかは分かりませんが、放送期間を延長してまでやるような話ですかね。


 では内容の方を見ていきましょう。

 暴走気味の蓮ちゃんによって春ちゃんと杏夏ちゃんは再び彼女と対峙することに、そこで蓮ちゃんの想いが語られます。
 回想にて、幼なじみの3人は性格も誕生日もバラバラなのに仲良しと語りますが、普通 誕生日ってバラバラじゃないですかね?
 その後、春ちゃんがHY:RAINを辞めるところまでずっと知っている話が続きます。
 視点を変えた過去回想なのに、新しい情報がまるでありません。 蛍ちゃんのライブ見て感動!のくだりも、さすがにしつこいです。

 春ちゃんが辞めた後、HY:RAINのメンバーは春ちゃんの本気についていけるよう歌やダンスを頑張ったそうですが、結局 第9話の時にも引っ掛かった、何故 辞めようとする春ちゃんとメンバー同士の話し合いがなされなかったのか、どうして事務所は引き留めなかったのか。という問題に再度着地します。
 ボーカルトレーニングやダンスレッスン、食事管理などアイドルとして至極真っ当な努力が、どうして春ちゃんをセンターに据えながらは出来ないのかという話なんですよね。
 本気を支えられると言っても、TiNgSでサボっていた春ちゃんを支えられるようになったところで…というような気がします。
 そんなに強い想いがあるなら、どうして言葉をかけなかったのか、幼なじみで学校も同じだと言うのに…。本人には気まずくても第三者の金髪ドリルの子もいると言うのに…。

 というより、蓮ちゃんはHY:RAINに途中加入した蓮ちゃんとキャラデザが被りまくっている菜花ちゃんのことはどう思っているのでしょうか?
 随分と蔑ろにされているような気がします。

 
 回想が終わって、春ちゃんは蓮ちゃんに「ごめんね、HY:RAINには戻らない」と告げます。
 
 いや、春ちゃん。謝るのはそこじゃないやろ。

 「TINGSはHY:RAINに負けないよ。」とかって話じゃないねん、春ちゃん。

 まずは、ろくに話し合いもせず勝手な自分の都合だけでHY:RAINを辞めたことを謝ろう。
 それから、辞めてすぐ別の事務所でのうのうとアイドルしてたことについて釈明して謝罪しよう。 話はそれからですよ。

 社長はこんな私をスカウトしてくれた。と言いますけど、なんでちょっと被害者面してるんですかね。
 その理屈で言うなら、春ちゃんの素質を見抜きオーディションを合格させ、手塩にかけてレッスンしてくれたHY:RAINの事務所のRAINBOWの立場
がないんですけど。
 前にも書きましたが、事務所に何か非があったでしょうか。
 メンバーが彼女に心無い言葉をかけたでしょうか。
 いずれも否です。 事務所が春ちゃんの実力を見てソロデビューの方に舵を切り、HY:RAINは解体され蓮ちゃんとの溝が深まったり、事務所の方針が合わなくなっていったとかなら分かるんですがね。

 彼女は 勝手に 自分の都合と 思いこみで辞め、大変な迷惑と 多大なる不義理を働いて今があります。
 
 そしてその今も、社長 自らが集めたにも関わらず、社長によって分裂させられ、あげく解散の危機に瀕していたのだからもう意味がわかりません。
 
 この作品は特に、社長、春ちゃん、蓮ちゃん、マネージャー君の四人の言動 心情 動機 行動 のつながりの部分が曖昧かつ不明瞭なので、なんでこいつらこんなことやってんだ? というハテナが付きまといます。
 崩れかけのジェンガを見ているようです。


 とりあえずこの11話を見て率直に思ったのは、「もうさっさとライブせぇや」です。
 作中通してずっと言っていた中野サンプラザ2000人は達成され、その後降って湧いた 春ちゃんを連れ戻す戻さないの問題も、事務所関係なくいちタレントが感情で言ってるだけでしかありません。
 蓮ちゃんが納得しようとしなかろうと移籍するわけでもないので、ライブの成功の為の障害でもなんでもないんですよね。
 ですので、そこを捏ねくり回しても何も起きないんだからさっさとライブやりゃいいのにと思ってしまいます。

 今回の話をまとめると、
 蓮ちゃんの過去回想は幼なじみ設定が多少補強されたくらいで、別に得られたものは特になく、むしろ 辞める際に話し合いや引き留めがどうして行われなかったのかという謎と、もう一人の幼なじみの金髪ドリルは何やってんだ という謎が深まっただけでした。
 杏夏ちゃんは、一度解決した問題を掘り起こす二度手間なことをし始めるという、最終回を目前にやるような話ではありませんでした。

 最終回はどうまとめるのでしょうか、期待です。{/netabare}

 最終回視聴しました。
 {netabare}まずは途中、制作が困難になり放送延期が余儀なくされましたが、それでもなんとかこうして 無事最終回を向かえられたことに安堵しています。 本当にお疲れ様でした。


 さて、最終回です。
 前回の引きや冒頭で触れられた、マネージャー君の秘策とは何なのか気になりながら、いよいよライブ直前です。

 関係者席のような所で、誉ちゃんと蓮ちゃんの邂逅がなされます。
 個人的にこの2人の関係性には、前回にも書いたこともあって注目です。
 誉ちゃんは理解ある幼なじみムーヴをかまし、「わかってるよ、ずっと見てきたし」と宣いますが、じゃあ 何で今までこんなに拗れるまで2人を放置していたのか、という前回に引き続いての疑問がここでも顔を出します。
 この作品の「言動と行動が一致していない」という特徴がよく出ていますね。
 わざわざ友人Aから、幼なじみへとランクアップさせた意味がまるでありません。
 こういう設定の詰めの甘さもこの作品の特徴ですよね。

 
 楽屋にて、なにやら社長がためになる事を言ってくれていますが、これまでの行いから何の信憑性もなく、無能さをひけらかし続けている社長は黙っていた方が恥ずかしくないですよと教えてあげたくなりますね。
 そういえば 前回の回想から、昔はアイドルだったらしいことが仄めかされていましたが、触れられず終わりましたね。

 マネージャー君の立ち姿が腰に手を当てているポーズしかないのは、ちょっと可哀想ですね。
 まあこれは、ケーキ屋のおっさんがエプロンのままライブに来ているっていうネタと同じようなものなんでしょうけど、なんともねぇ…。


 シャインポストというタイトル回収のため、再びあの散々見た過去回想となります。
 2018年の蛍ちゃんのライブを大事にしたいのは分かるんですが、なんでもかんでもをここで済まそうとし過ぎじゃないですか?
 撤収作業中の会場に一般客が入り込んで、忘れ物をアイドルが届けてくれてそのまま喋るっていう違和感を黙殺してまですることですかね。
 そんでそもそも、流れとしてマネージャー君と昔会ったことがあるって情報は、本当に今、このタイミングで必要だったでしょうか。
 別にどうでもいい1話の伏線を回収してご満悦で得意顔という訳ですか。
 機を逸脱した過去回想や伏線回収ほど無様なものはありませんね。
 
 春ちゃんとマネージャー君の出会いを運命的な美談にしたいのは分かるんですけど、でもそうなるとやっぱり 出会うまでの春ちゃんのこれまでも書いた諸々の行為が気になるんですよね。
 「優秀なマネージャーとも出会えたし」じゃねぇんだよ。
 じゃあなんですか?HY:RAINのあの女マネージャーらしき人は気に食わなかったってことですか?
 その前も「大切な人を傷つけたり、辛いこともあったけど」ってなんか悔いている感じ出してますけど、春ちゃんはその事について一言も謝ってないですよね?
 これまでのことを春ちゃんが美談のように語る資格なんてこれっぽっちもありません。

 そして、春ちゃんの件で隠れがちで作中でも最初に語られたので忘れがちですが、そもそもマネージャー君が事務所を辞めた理由も社会人としてなかなか苦しい、中高生の部活みたいなものだったはずです。

 最初から美談になんてなりようもないのに、無理やりその方向に向けすぎです。


 いよいよライブパートへと突入です。
 さすが、見せ場だけあってライブパートは瞠目させられました。
 でも、しかし欲を言うと、前半のライブ前の待機列のファンの様子など明らかに手を抜いた割に、一曲だけなのか。と思いました。
 この作品はライブパートくらいしか見るところがないんだから、ゆきもじが主役、理王ちゃんが主役のもう2曲くらいはやって欲しかったですね。
 あんなに中野サンプラザでのライブを引っ張った割にえらくあっさりでした。
 3話でマネージャーが言っていた、TINGSはみんなが主役になれる力を持っている。という言葉の真意をぜひこのライブで体現していただきたかったものです。
 
 そして、蓮ちゃんを納得させるためのマネージャー君の秘策として、春ちゃんと杏夏ちゃんのツートップという答えは、良いと思います。
 ただ、それならば、このライブへ向けての杏夏ちゃんの努力の過程を省くべきではなかったと思います。
 この作品は比較的、アイドルの地道な努力やレッスンの様子などを描いてきました。
 ライブのビラを配ったり、チケットを手売りしたり等や、HY:RAINのみんなもレッスンやトレーニングに勤しむ様子がありました。
 アイドルというキラキラした世界の裏には、本人たちのたゆまぬ努力があるのだと示してきました。
 なのにここにきて、「些細な切っ掛けがあれば一晩で劇的に進化する。それがアイドル。」みたいな着地の仕方はどうなんでしょう。
 
 3話4話にて、杏夏ちゃんは努力する凡人、いわゆる秀才タイプとして描かれていました。
 今回のこのツートップという形は、絶対的センターとして、追いかける対象として春ちゃんを見ている蓮ちゃんに対して、春ちゃんという天才に並ぶため、凡人が努力して秀才となり、その秀才でも天才と並び立つことができると示した。という対比が美しいのに、そこを、杏夏ちゃんにも才能があったんだよ。としてしまうのはあまりにお粗末としか言いようがありません。
 「アイドルの才能」とかを持ち出してきた割りにこんな幕引きですか…。
 この作品はなんというか、テーマは色々出すくせにどれも一貫しませんね。

 ライブは終了し、第1話を踏襲しつつこの先ゲーム化しやすいように余白を残してENDとなりました。
 そういえば、第1話の時 練習でもライブでも本気を出さず、さらに出す気もないのに、あんなにルンルンで社長に対して、今日の私は絶好調なのに!?と叫んでいた春ちゃんは今思うとだいぶ狂気ですね。

 なにはともあれ、一応ちゃんと終われましたし、実際にライブをすることも決まったそうですし、これから色々頑張ってほしいですね。{/netabare}

 全体を通して
 {netabare} 私がこの作品の評価を低めにしているのは様々な要因がありますが、一言に集約するならば「この作品には "芯" がない。」だと思います。
 アイドルという要素を使って何を表現したかったのか。
 この作品が一番大切にしたいテーマは何なのか。
 物語において非常に基礎的な部分が不明瞭で、設定の一つ一つの詰めが甘いなんとも行き当たりばったりな印象を受けるシナリオでした。
  
 ライブパートには力が入っていましたが、ではそのライブパートが一番盛り上がる話作りになっていたか というとそうでもありません。
 雑なストーリーの尻拭いの為だけのものになってしまいました。

 
 この作品の芯の無さを顕著に表していたのは、「中野サンプラザ2000人を埋めなければ解散」という目標設定です。
 通常 結成9ヵ月で最大でも30人程しか集めたことのないアイドルが、3ヵ月で2000人を集客できるようになるのは無茶だと思います。
 この無茶な目標を敏腕マネージャーはどうやって乗り越えていくのか、そこにドラマが生まれるはずなんですが、そうはなりませんでした。
 2000人という具体的な数字や、実存する会場名を出すなどしてリアリティを出していましたが、その肝心なプロデュース内容はというと 首を傾げるものが多く、芸能活動 ひいてはアイドルそのものに対して非常に蒙昧であるとしか言い様のないものでした。

 マネージャー君がした仕事についてまとめてみます。
 ・コネを使って他所のアイドルのファンにチケットを売る
 ・杏夏ちゃんと理王ちゃんにセンターを経験してもらう。
 ・抜けていたメンバーに戻ってきてと提案だけする。
 ・仕事のスケジュールを組む
                  以上。
 
………敏、腕?…………優、秀? どこにそんなものが感じられるというのでしょう。
 いかに、芸能活動やアイドルの仕事、プロデューサー業についての知識がないか がハッキリと出てしまっています。
 優秀な人というキャラクター像も貧困で、「作者は自分より頭のいいキャラは生み出せない」という格言が脳裏をよぎります。

 何故こういった知識が足りないのに、具体的な数字や会場名を出してしまったのか…。
 目標のリアリティさだけが際立ってしまい、自分で自分の首を絞める結果になってしまいました。

 しかし、さらに問題なのがそんな目標も本編の中盤を過ぎた辺りから破綻していることがわかります。
 解散の理由だった定期ライブの集客不足は解消されていますし、急に解散を告げたのは社長ですがそもそもTiNgSを作ったのは社長であることが発覚します。
 何故、解散しなくてはいけないのか?という疑問は当然のように出ますが、スルーされてしまいます。
 最早、何の効力もない目標に頑張られてもしょうがないんですよね。
 
 本作品の大きなストーリーラインのはずなのに、破綻した目標に向かって蒙昧な活動をする というどうしようもないものに仕上がっています。

 正直、マネージャー君のプロデュース力の無さについてはこの際目をつぶるにしても、何故彼女達が頑張るのか に繋がる「中野サンプラザでのライブを成功させなくてはいけない理由」の方はもっと熟慮すべきだったと思います。


 では この作品を、彼女たちTINGSの成長の物語として見てみるとどうでしょうか。
 この要素も作品の中で大きな割合を占めますが、そうなってくるとマネージャー君の存在が邪魔をします。
 特に前半のパートについてのことなんですが、というよりこの作品は6話までの脚本が本当に酷い。
 どう酷いのかは各話の時に書いたので省きますが、キャラのそれぞれの悩みに対してマネージャー君が諭して励まして解決という手法しか取られませんでした。
 その影響で6話が終わったところでもTiNgSの絆が深まったなんてことはありませんでした。
 特に杏夏ちゃんの悩みなんかは春ちゃんとぶつかってこそ味が出るのに、便利なキャラクター マネージャー君を使うことで楽をして済ませてしまいました。
 マネージャー君は話の主軸にいるはずなのに、あまり目立たないように設計されたことによるギャップでおかしなことになっていましたね。
 そもそもの悩みについても、杏夏ちゃんと理王ちゃんで共に自分に自信がないということで被ってしまっていたのも残念でしたね。
 
 まとめると、キャラとして、グループとして大きく飛ぼうとしているのに、マネージャー君の介入によって無難な結果になり、伸び悩んでしまった印象です。
 一人一人のキャラが、何故そう考えるのか、何故そういう行動をしたのか、何を思ってその言葉を口にしたのか、をキチンと考え向き合うこと。これがこの作品に足りなかった要素だと思います。


 キャラについて、春ちゃんのことは各話の時に散々書いたので省くとして、今一度社長について考えたいと思います。
 正直、この作品がワケわかんなくなっている元凶はこの人です。
 様々な切っ掛け作りをしていましたが、本当に何がしたかったのかわかりません。
 このくらい意味不明な行動をするならば、いっそのこと既に他界してしまっている、くらいやってもいいような気がします。
 その方がマネージャー君との親族という関係性も活きてきますし、アイドルをスカウトしてきたことにも特別な意味が出てきそうですし、生前の行動がどれだけワケわかんなくてもその真意はもう聞くことはできない…と出来たように思います。
 派生して、事務所倒産の危機!?とかアイドル部門廃止!?とかにもできそうですね。

 マネージャー君について補足すると、あの嘘が分かるという設定はなんだったんでしょうね。
 作中での嘘は別に光らなくても嘘だとわかりますし、嘘だとわかってところでそれが面白さにも繋がるわけでもありませんでした。
 典型的な変な設定で、完全に出オチでしたよね。


 最後に
 この作品は一応原作としてのライトノベルが存在するのですが、こんなことを言うのは大変不遜なことは重々承知の上なんですが、王道アイドルものを書けないならちゃんと書けないと言いましょうよ…。
 作者は普段ライトノベルを読まない層にも向けて王道を意識した。と語りますが、もうこの時点でちょっと色々履き違えてますよね。
 王道とは展開作りを楽にすることでは決してないはずです。
 そして結果隠しきれない特殊能力などのラノベ要素が変な違和感を生むことになっています。
 
 同時期にやっていたアニメで「Engage Kiss」という作品があります。シナリオをラノベ作家が担当し、アプリゲーム化も見据えたオリジナルアニメ、と共通点の多い作品です。
 ジャンルが違うので一概に比較は出来ませんが、少なくともこの「Engage Kiss」という作品はラノベ作家としての自分の得意を活かした作品だったと思います。
 それに比べてこの作品はどうだったでしょうか。
 王道ってこんなもんでしょ という浅はかさに加え、話作りとして難しいところ、テーマとして重要な部分からは逃げ、向き合うことをしないそんな作品です。
 この作品は、細かいことも大きくことも気にならない、ただアイドルであればそれでいい人や、考えることが面倒臭くなっちゃった人にオススメです。{/netabare}

投稿 : 2023/02/14
閲覧 : 1118
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6

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 アイドルものは、後発作ほど既発表作との差別化を図るためにも付加要素が増えている感が
あるが、本作は設定と言い展開と言い、至極オーソドックスなものといった印象。
 主人公である日生 直輝が嘘をつく人が輝いて見えるという超能力的設定があったが、これも
他人の嘘に敏感な人を映像的に表現した演出とも言えなくない範疇のレベル。
 「TINGS」のマネージャーになった日生が温厚なメガネ君ということもあって、
「THE IDOLM@STER」を思い出したりした。あっちはマネージャーじゃなく、
プロデューサーだけど。

 「TINGS」のメンバーそれぞれに問題があり、それを解決していくことで「TINGS」自体も
進んでいくという展開も割と無理がない感じで、単話としてもいい感じ。
 この各メンバーの問題に関わる、それぞれの長所短所なども「そういう設定です」と
言うだけでなく、映像や音でうまいこと表現されている感があった。
 まあ内容自体は良くも悪くも定番の範疇で、斬新さはないが、正統派アイドルものの楽しさを
堪能できるもの。

 アイドルものに関しては既にブランドイメージを確立しているシリーズが人気で、後発作品は
大変な印象があるが、本作のような秀作は評価されてほしいなとは思う。
 キャラクターデザインや絵の感じは個人的には結構好みでした。

2022/12/11

投稿 : 2022/12/11
閲覧 : 192
サンキュー:

3

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

光り輝く道標

アイドルユニット『TiNgS』の3人組である、青天国春、聖舞理王、玉城杏夏。
社長の日生優希に呼ばれて、コンサート会場を満員にさせないと解散させる、と言われる。
敏腕マネージャーの日生直輝の手助けもあって、地道なアイドル活動を続けて、
『TiNgS』解散を阻止しようとメンバーが頑張るのであった。

センターの重圧に耐えられなかった玉城。
ダンスが下手な理王。
実力の格差に悩む春。
アイドルという出発地点には立っていますが、中々先に進めません。
各々が課題を克服して成長していく様は、視聴していて気持ちいいですね。

3人組のTiNgS。
コンサートを成功させるために、祇園寺雪音と伊藤紅葉を加えた5人組のTINGSとなります。
最初は売れないアイドルでしたが、だんだんと活動を大きくしていくTINGS。
マネージャーの日生の指摘とメンバーの地道な努力。
努力の積み重ねで、成功への階段を登っていきます。

アイドル物として作品をみたら、成功の部類ではないでしょうか。
同時期に『ラブライブ!スーパースター!』2期があったので、知名度は低いのかもしれません。
自前の劇場も埋められない所から、中野サンプラザを満員に。
グループ解散通告という劇薬があったとしても、成長は著しいですね。

本作品はコロナの影響で、特別編という実写が2回あります。
最近の声優さんは、歌やダンスもしないといけないのですね。
春役の鈴代さんが働きすぎという感じもしますが……

アイドル物としては良作。
春の実力が他のメンバーと桁違いという事も、グループを成長させるために必要だったのでしょう。
嘘を吐くと人物が光って見える日生の特殊能力は序盤は必要でしたが、終盤は……
すでにゲーム化される事は決まっているみたいですが、そちらのほうは微妙かも。
でも、アニメは見ないと切腹させられますよ。

投稿 : 2022/11/19
閲覧 : 137
サンキュー:

19

ネタバレ

マッシュー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ダークホース!

今期、最強の大穴ダークホース。
ぶっちゃけ純粋に面白い。

投稿 : 2022/11/02
閲覧 : 102
サンキュー:

1

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てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

結成して時が経過している不遇アイドルの成長サクセスストーリー。遅れてきた正統派の良作だが若干華に欠けるか

全12話。
鳴かず飛ばずなアイドルグループの女の子たちを、「嘘が輝きで分かる」異能持ちのマネージャーが導く。

【良い点】
売れないアイドル物として王道ド真ん中で、良い意味で泥臭くストイックな内容。
既に結成して時が経過し挫折しかけているアイドルたちが、各々の課題や葛藤を経て成長していく。
甘えた憧れの段階ではなく、挫折からスタートしての正統派の成長譚を1クールで丁寧に描き切った。
主要ヒロインを三人に絞り、各キャラのドラマを丁寧に掘り下げている。
特に一見自信家な理王様の挫折から吹っ切れていく成長はかなり良かった。一番可愛かった。
天才肌メインヒロイン・春の闇と、成長した仲間たちの葛藤ドラマからの真にアイドルグループとして完成する展開も申し分ない。

アイドルに真摯に向き合うが故にギスギスもあるが、各キャラの性格が良いためか、比較的ストレスは控え目。
掛け合いや日常の雰囲気は良好かつキャラ絞っている分、関係性が良いのもある。
ギスギスや落ち込みに無駄が無く必要な過程だとちゃんと分かり、各々着実に成長していくため、安心して見守れる。

主人公(といっても脇役に徹する)マネージャーの「他人の言動や態度の嘘が光って見える」異能の活かし方が上手い。
普通ならば「輝いている」は無条件にポジティブになりそうなもの、本作は不安や自信の無さ、偽りの笑顔を輝きと捉え、「輝かない」輝くアイドル像を見せてくれる。
メインヒロインの春だけが輝かない、一見快活な自信家な理王(りお)は輝いてばかり、だから春が本物で理王はアイドルの資格無し…?と思わせて、回が進むと春の抱える闇や、理王の葛藤や殻を破る成長を見せる。
偽りが無い事が真のアイドルとも限らない、アイドルとして輝くって何だろう?を真摯に描いたストーリーはかなり良かった。
主人公の立ち位置も絶妙、要所でしっかり導きつつ、あくまでアイドルたち自身に考えさせ成長促している。
主人公は地味だが欠かせない存在感あり、輝かないアイドルたちとの交流で彼もまた成長する。

キャラデザの可愛さ、ライブシーンなどの作画は申し分ない。
楽曲も各キャラのテーマに沿っていて良質なドラマを盛り上げていた。

【悪い点】
難癖気味で悪い点ではないはずだけど、王道そのものなアイドル成長系で地味。
不人気アイドルが地道なレッスンと活動する話が続き、途中経過でのカタルシスが無い。
ライバルチームの凄さが分りづらく、また当初の目標設定も有耶無耶など、徐々に盛り上げていく勢いは弱かった。

ストーリーが真面目で重くなりがち。

メイントリオの中では杏夏(きょうか)ちゃんが若干見劣りする。
ドラマ自体は十二分に丁寧なんだけど。

難癖気味だけど、スター性というか、華に欠ける印象。
うまく表現できないが、何となく…

【総合評価】7~6点
既に出尽くしている感のあるアイドルアニメとしては正統派の良作。
マネージャーの異能とは裏腹に、奇をてらわぬ誠実なアイドルアニメで完成度は高かった。
女子アイドルアニメが好きな視聴者ならば満足度が高いと思われる。
ただ、絶賛する程面白かったかと言われると、若干迷う。
評価はとても良い(8点以上)が妥当とは思うが、厳しめの「良い」

投稿 : 2022/10/30
閲覧 : 180
サンキュー:

9

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たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

全体的な出来は良いがストーリー面でもう1歩足りないかな

まーたアイドルアニメかと思ったけどガチガチのアイドルアニメはセレプロ以来だと思われる。
CUEも似たようなものだけどね。

それはともかく感想を。

【良かった所】
ちょっとだけ設定が他のアイドルアニメとは違った事。
大抵のアイドルアニメはグループ結成前後から始まる事が多いが、シャインポストはグループ結成からある程度の時間が経っている。
それだけでも「いつもとは違うかも」と思うくらいアイドルアニメはありきたりな作品が多いんですよ。
それに解散しないために中野サンプラザを満員にするという目標があって、これは面白そうだなと思った。

作画が凄く綺麗だしキャラは好みじゃないけど可愛いと思う。
それなりにキャラ数居るけど話の中心はTiNgSとマネージャーだからごちゃごちゃしてなくてアイプラやセレプロより見やすい。

曲も結構良い。というかアイドルアニメは曲が良くないと駄目。
作画が良くてライブシーンの出来が良いためか曲が映えてた気がする。

ストーリーはメンバーの掘り下げができてるし、過去の事もしっかり描かれている。
斬新なエピソードがあるわけじゃないけどハマれば感情移入できて楽しめると思う。


【イマイチなところ】
中野サンプラザを満員にするという当初の目標が薄れた。
自分がハマらなかったのはたぶんこれが原因。
そこをメインに見せてくれるのだと思ってた。
目標にしっかり向き合う話は最初と申し訳程度に終盤に少し触れるだけで後はメンバーのエピソードばかりだし、最終的な目標がHY:RAINの黒金蓮が納得するパフォーマンスを見せるのが目標になってた。
中野サンプラザを埋めるのは特に労せずあっさり。

目標が変わるのは悪くない。
中野サンプラザを満員にするというのが良くなかった気がする。
最初からHY:RAINに勝つくらいの目標で良かったのでは。
何よりマネージャーが呼ばれた意味が薄れる。
優秀という触れ込みなのに活かされた場面がほとんど無かった。

中野サンプラザを満員にするという目標があるならどういう策を練ってチケットを売っていくのかというパリピ孔明みたいな路線でやって欲しかった。

最終話の最後にHY:RAINとの対バン的なライブが決まったけど、本編で見たかった。
ベタだけど対決要素は欲しい。

自分の見落としかもしれないが絶対アイドルの螢の存在感がほぼ無い。
目標になるスーパーアイドルはどのアニメにもほぼ居て、よく語れる存在なのにこのアニメでは全然話題に上がらなかった気がする。
居た意味があまり無かったような。


【その他】
何人かのキャラをアイドルが演じてたけど決して上手くはないが無難で良かったと思う。
その中でも玉城杏夏をアイドルが演じてるけど、TiNgSはリアルでもライブやるからパフォーマンス的な部分では現役のアイドルが入ってると声優に好影響を与えると思うし良いと思う。
絶望的に下手だったり、某クイズアニメみたくあからさまな政治的キャスティング(しかもあのアニメはメチャクチャ棒だった)じゃなければ誰が声優やっても良いかなと思うところはある。



【総評】
悪くはない…悪くはないけど刺さらなかった。
場合や内容によるけど目標はブレない方がいいと思います。
良い所が結構あるけど売れるのかというとドルオタの力を借りても厳しそうな気がする。
アイドルアニメで売れるのはやはり難しいなと思う。

出来が良いのでスタッフも演者も頑張ったんだろうなというのは伝わってきたので不満はあれど嫌な気はしない。


【余談】
結構メインキャラ演じてるけど鈴代紗弓の1.5軍から抜け出せない感。
ハイスコアガールで知ってから期待はしてるんだけどなぁ。

シャインポストはTiNgS、神クズ☆アイドルはZINGS
紛らわしいと思ったのは自分だけだろうかw

投稿 : 2022/10/23
閲覧 : 150
サンキュー:

8

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

輝き

アイドルアニメですね。
最近、アイドルアニメって増えましたよね。
こちらもその作品の1つです。

あまり売れない小さなステージでライブを頑張る3人のアイドルのティングルス。
やる気はあるけど人気が追いついて来ないグループです。
そんな彼女達は解散を言い渡されます。

回避方法は3ヶ月後の1周年記念ライブで会場を満員にする事!
その為に、マネージャーとして選ばれた青年の
彼には1つ特殊能力がある。
それは嘘を見抜く力があるのです。

そんな彼はその力に悩みを感じていました。
人は本音と嘘を使い分けます。
嘘じゃなくてもお世辞とかも嘘にカウントされてしまう為に、彼にとって他者の言動は本心か嘘でしかない。

嘘が解るって辛いですよね。
言葉を聞く度に傷ついてしまう……
正直メンタルが持たない……だから彼は最初はマネージャーを断るけど、真にアイドルに向き合う女の子がいました。

青天国 春

唯一輝かないアイドル
マネージャーは嘘をついた人間は輝いて見えるのですが、彼女はアイドルへの意気込みやマネージャーをして欲しいって気持ちに一切の嘘がないから、だから輝かないアイドル。
それはアイドルに対する向き合い方に嘘がなくて、彼はそんな彼女に惹かれてマネージャーを引き受ける。




玉城杏夏

彼女はトラウマがありました。
以前のライブで彼女のセンターで新曲披露で頭が真っ白になって歌詞を忘れてしまう。

杏夏自身もセンターには興味があったけど……怖かったのです。
1度大きなミスをしてしまうと同じ事をしようとすると心が恐怖震える……また、同じ事になったらどうしようと……乗り越えないといけない事と知っていても、簡単に切り替えることは出来ない……だから彼女の勇気を持てない気持ちも痛い程にわかります。

それでも彼女は自分に何かが足りたいと思った学生時代、アイドルのライブを見てアイドルが自分にとっての特別な存在になる。

「自分も特別な人間になりたい」と自分がそう感じられるアイドルに出逢えたから。
自分も誰かの特別な存在になれたらって、自分が感じていた違和感を埋めてくれたアイドル。
そんな自分の様な人達の特別に自分もなれたらって。


杏夏は言います「ティングルスは春がいるからこそ成立しているグループ」

チームに置いて誰かが居るから成立するなんて事はありません!
グループなんです!グループなら全員が居るから成立するし、全員が居るからグループの色がでるのです!

杏夏「私には平凡な才能しかない」

誰もがそうです!
平凡な才能が殆どです!
でも、それじゃダメなんです……平凡な才能だと自分の才能を押さえつけて、平凡だから自分に出来ないなんて思い込む為の理由にして踏みとどまるなんて……自分の才能を開花させてあげられるのは最終的に自分自身です!

杏夏「目を引く魅力なんてない」

これは私は違うと思う。
しっかりファンが居るし、今の事務所にもスカウトされたのは魅力があるからじゃないでしょうか?
彼女の場合は熱心なファンもいてくれてるし、しっかり周りを見てあげて欲しい。
誰かの応援してくれてる気持ちを、目を引く魅力がないなんて理由で気づかないなんて、きっと応援してくれるファンは寂しいんじゃないかな?

結局……
多分、プロのパフォーマンスとしては歌詞を飛ばすなんてあってはいけない事だしステージ関係者など沢山の人に迷惑が掛かったり後から厳しく注意されたりするかもしれません。

でも、完璧な人間は存在しません。
案外、それでも最後はファンは理解してくれると思うんですよね。
彼女にも熱心な女の子のファンが居ました。
彼女はずっと聞きたかった杏夏がセンターで歌う曲が聞きたい。
握手会で無剥きになって気持ちを伝えようとするくらいに。

でも、最後はセンターとしてトラウマを克服出来ました。
やっと彼女は1歩踏み出せたのですね。
そうして、少しアイドルとして何か成長した気がしました。

そうして、ティングルスに1日店長の話が来るけど、杏夏が選ばれる。
彼女がセンターで踊る姿を見て店長がファンになったんだって♪
あるじゃん♪目を引く魅力♪


聖舞理王

彼女はなんだろ?
ファンが少ないのかな?
チケットが1人中々受け取って貰えなかったり……握手会しても1番先に列が途切れるのは彼女で………
で、少しパフォーマンスも苦手で、それでも必至に頑張って、1番努力家かな?

でも、努力するだけで人気は上がらなくて……
それでも、自分が出来る事を探してチラシ配りしたりして、新しいファンになるかもしれない人に見てくれるのが自分じゃなくても、メンバーの凄さとかを訴えて、2人をみてくださいってチラシ配れたり、優しい子だなぁ〜頑張り屋だなぁ〜ってのが第一印象ですね。

ただ、彼女は自分に自信が無さすぎるかな?
彼女は言葉は偉そうだけと、その言葉は去勢で自分に自信をつけようとしてるかのように見えました。

偉そうにセンターに立候補したのにセンターに選ばれると否定しちゃうw
彼女の虚勢は弱い自分を隠す為の皆に心配を掛けないようにする為の彼女の精一杯の武器だから……

彼女はセンターになりたくないと逃げ出してしまう!

彼女はアイドルのライブで、アイドルの凄さに魅了されてアイドルを目指した。
誰の力になれる!誰かに元気を与える事が出来ると思いアイドルになった。
それでも、アイドルの道は厳しく……ダンスが上手くいかない彼女の選べた唯一の道。

それが、虚勢を貼り自信があるように見せかける事、笑われてバカにされても仲間に心配させないようにと……

本当はダンスを教わりたい……それは彼女にとってはメンバーに迷惑をかける事を意味する……自分が下手だから、その時間を自分達の為に使ってほしいから誰かに教えてとは言えずに……

でも、マネージャーに元気付けられる。
「何も持っていない人がアイドルになれるわけがない。」
アイドルになれた理王には誰かを助ける力を持っている。

観客は理王には特に期待していない。
だから、理王がセンターで歌う事に唖然となる。

私は素敵な舞台で彼女は歌えたのではないかと思いました。
周りが誰も期待していない。
だからこそ理王のイメージを覆す事が出来るし出来た時の衝撃が大きくなる。
プレッシャーが凄い分成功した時の感動も凄い。

何より理王の凄さを知っているからマネージャーは彼女にこのステージを与えたのでしょうw
最後は虚勢の仮面も剥がれてステージで泣きまくりw
よく頑張ってたなぁ〜って少し感動しましたw


TINgsがまだ未完成なユニットであり本当のユニット名は大文字のTINGSが完成系だったのはビックリしました。
アレだけデビューしてライブしてて実はユニット名は未完成でしたってwww

さて、それには2人のアイドルの存在がありその雪音と紅葉……
2人は元々TINGSのメンバーだったそうで、分裂した時にユニット名も少し変わった。

しかし、分裂のきっかけは……
突然の事だった。
2人は理由も言わずTINGSを脱退する。
そこで、マネージャー達は2人を連れ戻そうとする。

この2人はTINGSに戻らないの一点張り。
言葉も厳しいけど……それ以外は優しくて、実はメンバー思いな1面もあり最初は脱退理由が全然解らずでした(*꒪꒫꒪)

雪音はTINGSに戻りたいけど、その半面頑なに戻らないと言う紅葉……原因はハルでした。
1度も全力でライブをしたことが無い青天国 春……
彼女は「私は、全力でしてるよ」って言った春が初めて光った。
嘘をついたら輝いて見えるマネージャーの能力に彼女はそう映った。


祇園時 雪音と紅葉

雪音はリーダー気質。
自分には女優の経験があるからこそ見える物がありメンバー、一人一人をしっかり見る事が出来るし練習メニューもしっかり考えている。
彼女は本気だった……だからこそ……許せない。

紅葉は雪音がカッコよく振る舞う演技をしていた事を見にく観察力がある。
彼女は雪音の理解者だった。
そんな彼女はハルの演技を見抜いた……ハルは本気をだしてなかった。

そんな2人はハルの秘密の個人レッスンを目撃してしまう……
それは驚く程別人だった。
練習では、そんなに下手ではないけど上手ではないレベルだと思われたハルはそこにいなくて……
そこにはアイドルとしてレベルが違うハルがいた。
人を魅せるアイドル。

その姿を見た雪音と紅葉はショックをウケる……
社長からハルが本気を出さない理由を聞く、ハルが本気をだしたらレベルが違いすぎる……だからハルは本気を出さない……
メンバーが、自分との差に絶望して傷つかない様に……

だから、2人はライバルとして彼女を本気を出させる為にグループを抜けて雪文字を結成したのです。

これはショックだね。
多分、雪音は本気だった。
全員が本気でアイドルに取り組んでいると信じていたから頑張ってこられたのだと思います。


で、ハルの本気を出さない理由ですが……
正直、私は理解出来なかった。

彼女は友達のレンとアイドルオーディションを受けて2人とも合格し、アイドルとしてのデビューの為に行なわれたセンターオーディション……圧倒的な実力差でハルがセンターに決まる。

その後、彼女は見てしまう。
レンが一人で泣き崩れている姿を……ハルはアイドルを辞める

そんな彼女は今の事務所に入る条件に「今は本気を出さない条件」で契約します。

本気を出したらきっとまた皆を傷つけて全部失ってしまう……だからTINGSが自分と同等レベルになるまで本気を出さない。

私には、ハルの気持ちは理解出来ないかな……
それだけ大切なグループがTINGSってのは解るけど……

正直、ハルが友達を傷つけたオーディションですが……オーディションってそうですよね?
選ばれるのには限りがある。
センターなら1人。

圧倒的な実力で掴み取った?当然でしょう?
その為に沢山練習してるんだよね?

実力が足りなかったから落ちた?当然でしょう?そんなのは全員理解してる。
そりゃ、落ちたら泣くよ……涙はそれだけ頑張ってきた証だよ。

けど、レンがわざわざ別室で泣いたのは、その姿を見せたくなかったから……
彼女は傷ついてないと思います。
傷ついたよりショックって感じかな?
彼女は「私もハルみたいに上手になりたいよ」って泣いてました。

自分にはその実力がまだない。
そんな悔し涙です。
それを見て傷つけたと思ったみたいですが……
結局はただ、ハルがそう感じた思い込みではないでしょうか?

正直、ハルがアイドルを辞めるって……
どうなの?
レンからすれば溜まった物ではありません。
辞めてたからセンターオーディションをもう1回しますってオーディションして合格しても喜べないかな……

TINGSメンバーにとってもそうです!
結局、杏夏の言う様に信じて貰らえなかったと思われても仕方ないレベルです。
本気を出せない理由な自分達のせい?それはメンバーを見下してるのと同じです。
本気を出したら傷つく?勝手に決めるなよって思いますよね。
寧ろ、そうして気を使われる方が傷つくよ。

実力差があるなら実力差を埋める努力をすればいい!それが、簡単じゃない事も解ってる。
けど、上手いならアドバイスして欲しいって思うよ。教えてほしいよ!
そうして、頑張っていく事が大切なんじゃないかな?

でも、このエピソードでTINGSがギューと引き締まったのが解るエピソードですよね。

5人での初ライブの時は怒ってました。
当然です。
本気を出せなかった理由にされたり、守らなきゃいけない存在にされていた。
同じステージに立ってるのに。
だから、当然の反応。

ライブでのトークはお客さんに気持ちを伝える中でハルにも気持ちを伝えてくれました。
その言葉や表情は凄く優しくて、ハルは優しい子だから1人で背負い込んでしまう。
そんな彼女に優しく伝えてる気がする言葉でした。

ライブ後は心強い言葉がありました。
ハルの全力は凄かった。
全員が息を切らす程に消耗する。
けど、ハルは動じません。

多分、メンバーは自分達のパフォーマンス。
ハルに比べたらまだまだだったと思う。
やっぱりレベルは違う……けど!彼女達はハルに食らいついてきました。
彼女達のパフォーマンスは証明です。
私達は成長出来るんだ!頑張ってるんだ!実力差なんかで傷つかない!
その証明はライブの後の彼女達の姿です。

彼女達はの言葉は前向きでした。
まだまだ成長出来ることを感じました。
少なくともハルと同等までは成長できる!
前向きな言葉がメンバーから出てきてましたね。

ハルはそのパフォーマンスと言葉を信じる事にしたのだと思いました。
TINGSの1歩目ですね。


【ハイレイン】

ハルが以前所属していたグループで友達のレイがリーダーをしている人気アイドルグループ。

レンがハルを連れ戻しにくる。
自分達は1から鍛え直した。
ハルと一緒にステージに立てるレベルまで。
だから、迎えにきたと……

多分、レンは気にしたんだろな……
結果的に自分の実力不足でハルが辞めたのだと……だからハルに帰ってきて貰いたくて頑張った。

そして、ハルと一緒にアイドルをする。
そう約束していたみたいでそれを果たそうと……
レンって、ハル以外には当たりがキツイけど、毎回、お土産持っていったり律儀ですよね。

ハルが去ったのは自分に実力がなかいからだと思い込んで居たんだろうね。
だから、約束を果たさなかったんだって……

でも、ハルの「ハイレインには戻らない」って言葉聴いて私は少し安心したんです。
TINGSの皆の気持ちがしっかりハルに伝わっていたのだと安心しました。
「もぅ1度本気出してみようかな」と思えた場所。

そして、次のライブでレンと1つの約束をします。
TINGSのステージでレンにTINGSを認めさせると言う掛け……認めて貰えなければ、ハルをハイレインに連れ戻す。

その一方で、杏夏が悩み初めます。
レンから「…………間違えない、ただそれだけ」と言われたからです。
他のメンバーは長所があるけど自分には目立った長所がない……それはアイドルとして自分が目立ってないと言う事……

「間違えない事」は私は羨ましいかな?
それって長所じゃないかな?
間違えないのは裏を返せばパーフェクト。
ずば抜けた才能ではないしわかりずらい武器だけど、磨けばパーフェクトにもなれる可能性を秘めた才能に私は思いました。

そして、間違わない彼女にマネージャーが提案したのは……
なるほど、そう来ましたか、確かにこれなら活かせますねw

要するに、黒子のバスケの黄瀬涼太のパーフェクトコピーみたいな感じにハルをコピーする。
覚えた事を間違えない彼女だから出来た技ですね。
6人になったしダブルセンターはいいですねw

さて、LIVEなんですが……
短すぎません?
なんだろ?最近のアイドルアニメにしたら少し短いかな?
一昔前ならこのくらいのライブシーンでも違和感ありませんが、最近は1話の3分の2くらいライブシーンを入れてるアニメも多いし、私は音楽も好きなので、バンバン音楽を流す1話を使ったライブシーンって好きなんですよね。
だから、ライブシーンは物足りない……
全13話にしてでも時間作って欲しかったなぁ。

ただ、キャラも衣装も可愛いし曲もいい。
ライブシーンも動いてたし楽しい。
特に最後のステージは力入ってたしよかったけど、最後のライブシーンが短いのが残念かな……
このライブを目標に頑張っていたのだから、そのライブを思い切りして欲しかったかなw

でも、素敵な作品です(੭ ›ω‹ )੭

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 152
サンキュー:

16

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは驚きの傑作アイドルアニメ

数あるアイドルアニメの中でも、トップクラスの素晴らしい出来でした。
オリジナルアイドルアニメでまだこれだけのものが作れるのね。
すごい!

とにかくクオリティに感動する。
{netabare}
ようやく5人のTINGSとなった9話での「Be Your Light」のダンス。
位置取りからステップから5人すべて異なっていて、
どんだけ手間かけたのというくらいだ。
演出が素晴らしいのと、声優の演技も素晴らしい。
それぞれの個性を生かした演出と映像と演技。
全てがマッチしているのがすごい。
とくに天然キャラであるはずの杏夏。
締めるところをしっかり締めて、たいしたものだ。

満を持して出てきたHY:RAIN。
いや、いままでのTINGSのダンスがいかにバラバラであったのか分かる、
素晴らしいダンスシーン。これをアニメで表現するなんて、
いや、それが分かるように表現しているのがすごい。天才か?

とにかくこのアニメ、とっても微妙な表現に特化している。
MMDもやったことあるから分かりますが、
モーションはホントに細部の動きが大事なんですよ。
わずかな唇の動き、手の動き、肩のうごき。
そういうところに注意を払っているからこそ、
登場人物の心情が伝わるというもの。
HY:RAINのダンスを見て鳥肌が立ってしまった。
最終話のTINGSのダンスもすごかったが、HY:RAINのキレの方が
上だったかな。
アニメでダンスのキレの違いが判るなんて、アニメの進歩もすごいなあ。

表面的な表現ばかり褒めてましたが、内容もまずまず面白くて、
毎回とても楽しみにしていたアニメでした。
終わってしまってとても寂しいです。

最終話のTINGSのコンサート、もっとガンガン曲とダンスを出してくれたら、
ケタ違いに評価上がったかも。
さすがに、作画カロリーめちゃ高そうなすごいダンスを
いくつも表現するのは無理だよね・・。
{/netabare}

「切腹」の電話の相手は予想通りでした・・。

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 154
サンキュー:

11

ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この完成度に何が足りなかったのか

夏アニメのアイドル枠。
アイドルは既に食傷気味ということに加え、オンエアも後発の日テレ深夜枠であったことから、視聴をスルーするところだったが結果的に見て良かった。
ストレートにアイドルを題材とした作品としては、おそらく歴代で一番面白いアニメで、もっと話題になって然るべきだったと思う。

制作を務めたのは"ウマ娘シリーズ"の及川啓監督とスタジオKAI。
さすがは神アニメ請負陣というべきか、活き活きと躍動するキャラクターとテンポのいい会話劇は、まさにアイドル版ウマ娘を彷彿させた。
ストーリーもアイドル物と侮るなかれ。それぞれコンプレックスを抱えるメンバーの葛藤が毎回分かりやすいヒューマンドラマに描写されており、視聴者にしっかりと感動を与えてくれる。
ここ最近のシナリオでここまで心に響いたのはウマ娘Season2以来じゃないかと。
単純に同じ制作陣様なので演出の仕方が自分好みだったこともあるが。

キャラクターについて、主人公の青天国春が実は最初からステイタスMAXの完璧超人で、むしろ欠点のある他のメンバーを補完する形のエピソードから描かれる。
具体的には第3話の杏夏回からメンバーの成長描写が始まるのだが、見視聴の人はとりあえずそこまでは視聴してもらいたい。
第2話は正直なところ特徴のないテンプレアイドル回だったので、そこは乗り越えて3話以降までぜひ…
そして5話~6話の理王回はまごう事なき神回(ウマ娘で例えればライス回やターボ回に匹敵)。
アイドルとしてのパフォーマンスが出来ない劣等感とメンバーに対する申し訳なさから、表面上だけはいつも自身満々キャラを演じるも、内心ずっと悩んでいた可哀想な理王たん。彼女が初めて報われる感動エピが第6話であった。
よく考えれば「長らく地下アイドルやってて今更歌が上手いことが判明」なんて虫のいい話があるかって感じだが、そんな些細なツッコミは演出力でカバー。
理王役演じる夏吉ゆうこさんが歌う特殊エンディングも素晴らしかった。この方、こんな歌唱力があったとは知らなかった。
キャストを全員新人声優にせず、春と理王にはそれなりに実力実績のある声優さんを起用した点はバランスが取れていたと思う。

メンバーのエピソードが一通り終わったところで最後に訪れるのが、パーフェクトアイドルであるが故の春の葛藤だ。
アイドルアニメで在りがちな終盤の主人公の闇落ちはシナリオ的に失敗するケースが多々あるが、本作は失速することなく抜群の安定感で乗り切った。
そんなシナリオを支えたのが優秀なアニメーターが死力を尽くした作画力だ。
特に本作のライブシーンは(皆さんが嫌いな)3DCGではなく、丁寧な2D作画で描かれたことは特筆すべきであろう。
しかも全員一律のキレッキレのダンスではなく、ダンスが苦手なキャラはそれと分かるようにスピードや角度をズレさせるなどして、メンバー間の実力差を明白に映像で表現している。
テンプレと化したアイドルアニメにおいて、ここまで映像に拘りを示した作品がかつてあっただろうか。いやない。
このように単純にアニメーションとしての出来が抜群であり、アイドルアニメ好きの人にも、普段アイドルアニメ見ない人にも、絶対おすすめしたい作品だ。

べた褒めレビューになったので少し不満というか「?」と思った点をひとつ。
視聴者の大半が感じたことかもしれないが、マネージャーの特殊能力は必要だったか?ということ。
嘘をついてる人が光って見えるという、作中で群を抜くフィクション要素に序盤は注視されたが、終わってみれば別に意味なかった気がする。
マネジメント力に大きく起因したわけでもないし、う~ん。
この辺はシナリオを担当したラノベ作家さんの手腕が足りなかったと思う。
あとは最終回がそれまでに比べて少し味気なくて喪失感みたいなのがあまり感じられなかったのがな…まぁ、同クールの某アイドル作に比べれば何十倍も良かったけど。

最後に何故この作品が「ウマ娘になれなかった」あるいは「リコリコになれなかった」について述べたい。
第1にアイドル物が飽和状態であることから0話切りされてしまったこと。
第2に不運なことに昨今の社会情勢から制作に大幅な遅れが生じてしまったこと。
第3に上記2点に起因してSNSで話題にならなかったこと。が挙げられる。
毎クール数十作品もある今のアニメ業界で、大多数の視聴者が取捨選択するポイントは「話題になってるかどうか」だ。その点でシャインポストは同クール"リコリス・リコイル"に敗れてしまった。
終わりの方になってネット上にも本作を絶賛する声がチラホラと散見されるようになったが、もはやあまりにもエンジンが掛かるのが遅すぎた。

新規参入が極めて厳しいアイドルアニメでこれほど完成度の高い作品を生み出したことは称賛に値する。が、現状から新たなムーブメントを創り出すことは、やはり無理なのではという諦めも同時に感じた。
メディアミックス作品として来年ソシャゲがリリースされる予定だがどうだろう。
半年でサ終という悲劇が待ち受けてる気がしてならないし、本作を評価してる自分だってソシャゲはやろうとは思わない。そのビジネスモデル自体が今や通用する手法ではない。
結局、優秀だったのはアニメの制作陣であり、シャインポストという企画自体は最初から無謀な取り組みだったのかもしれない。
こうなったらこれまで数多現れたアイドルアニメの最終完成形として、ひっそりと存在する隠れた名作みたいになるも一興ではないかと。
以上長文レビューでした。

投稿 : 2022/10/19
閲覧 : 173
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

わりとお金をかけてるのが分かるアイドルアニメ。。

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
「世界中の人達にアイドルを大好きになってほしい!そのための輝く道標……それが、シャインポストだよ!」大きな夢を抱くも、小さな成果しかあげられないアイドルユニット『TiNgS』の玉城杏夏、青天国春、聖舞理王。彼女らに救いの手として用意されたのは、曰く最強マネージャー、のはずが……「僕、マネージャーはやらないよ」現われたのは、まるでやる気のない男、日生直輝だった。だが、彼には一つ特別な力が備わっていて……?これは、絶対アイドルを目指すため、君と少女たちが光り輝く物語。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:コナミデジタルエンタテインメント/ストレートエッジ
世界観設定/小説執筆:駱駝
監督:及川啓
シリーズ構成:SPP
脚本:駱駝/樋口達人
キャラクターデザイン原案:ブリキ
キャラクターデザイン/総作画監督:長田好弘
サブキャラクターデザイン/総作画監督:宗圓祐輔
総作画監督:坂本俊太、清水慶太
美術監督:松本浩樹
色彩設計:中野尚美
撮影監督:松井伸哉
CGディレクター:吉良柾成
編集:髙橋 歩
音響監督:森下広人
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:西木康智、伊藤 翼
音楽プロデューサー:木皿陽平(Stray Cats)
アニメーション制作:スタジオ KAI
{/netabare}
キャスト{netabare}
青天国春:鈴代紗弓
玉城杏夏:蟹沢萌子
聖舞理王:夏吉ゆうこ
祇園寺雪音:長谷川里桃
伊藤紅葉:中川梨花
螢:大橋彩香
黒金蓮:芹澤優
唐林青葉:高瀬くるみ
唐林絃葉:久保田未夢
氷海菜花:高柳知葉
苗川柔:香里有佐
日生優希:小松未可子
虎渡誉:富田美憂
ナターリャ:古賀葵
広瀬実唯菜:齋藤樹愛羅
兎塚七海:野口衣織
梨子木麗美:ファイルーズあい
陽本日夏:木野日菜
菊池英子:種﨑敦美
日生直輝:山下大輝
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第01話 青天国春は《輝かない》
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「君たちTiNgSには解散してもらおうと考えているんだ」。
その日、アイドルグループ”TiNgS”の青天国春(なばためはる)は、所属事務所の社長にそう告げられた。メンバーの玉城杏夏(たまききょうか)、聖舞理王(せいぶりお)と共に、コンサートで中野サンプラザを満員にすれば解散は取り消されるという。頼みの綱は、突如充てがわれたマネージャー、日生直輝(ひなせなおき)の手腕だけ。だが、そんな彼からも予想外の言葉が飛び出して……。
「みんながみんなのアイドルを、大好きって大きな声で言えるようにしたい!」。
はたして春は、自身が言い放つ「輝く道標(シャインポスト)」になれるのか。
{/netabare}
感想
{netabare}
最大動員数37人のアイドルグループ・TiNgSの3人が
社長に呼ばれて行ってみると
3か月後の中野サンプラザを満員にしないと解散って言われた。。

その代わり、専属のマネージャーをつけてくれるって言われて
来たのは日生直輝さん。。

優秀なマネージャーなんだけど
ウソをついてる人が分かる能力を持ってて
そのせいで前の事務所をやめたみたい。。

ここには事務とか雑用をしに来たつもりで
マネージャーをする気はないって!?。。

社長から説得するように言われた3人は、ダンスレッスンを見てもらったあと
アイドルになりたいって思った動機を聞かれて、2人はウソをついてたけど
春の「シャインポストになりたい!」ってゆう夢を聞いて
マネージャーを引き受けることにした、ってゆうおはなし^^



原案は、コナミデジタルエンタテインメントとストレートエッジで
「俺を好きなのはお前だけかよ」の駱駝さんが小説
ブリキさんがイラストを描いてる小説を元にしてるから
おはなしはふつうにおもしろいし、キャラもかっこかわいい^^

はじめに、春がアイドルを目指すきっかけになったアイドルのダンスが
3DCGだと思うけど、よくできてた◎

主役の3人のキャラもふつうってゆう感じで
「それが声優!」に出て来てもおかしくない感じ^^

マネージャーの日生さんは、ウソをついてるのが分かるってゆうキャラで
キツイのは分かるけど、それだとどんな仕事をしてもおんなじだから
引きこもってるか、人と話すときは目をつぶった方がいいかも。。

声は山下大輝さんだけど
ちょっと低くて聞き取りにくいかも。。

理王は日生さんの質問に、2回ともウソをついてたけど
ホンネを隠すキャラなのかな?

あと、公式のINTRODUCTIONで言ってるのが
「これは、絶対アイドルを目指すため、君と少女たちが光り輝く物語」だから
たぶん、ゲームのマネージャーポジションがプレイヤーで
キミって呼ばれてるんだと思うけど、
リアルでマネージャーさんを「きみ」って呼んだりするのはちょっと。。
{/netabare}
{/netabare}
第02話 青天国春は《不安定》
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
定期ライブのチケット完売を目指すTiNgS。同じ事務所の祇園寺雪音(ぎおんじゆきね)と伊藤紅葉(いとうもみじ)によってイジられていた。彼女たちに、マネージャーである直輝から待望の作戦が伝えられる。それは、ただ「頑張る」こと。その言葉を皮切りにTiNgSのチケット販売が始まった。必死に声を張り上げる彼女たち。それを見た直輝は、自身も「頑張り」を見せようと動き出す。「10分もあれば楽勝だよ」。あっけらかんと笑う直輝にTiNgSが連れてこられた場所とは。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、TiNgSは雪音と紅葉も入れて5人になるはずだけど
TiNgSってゆう名前は、5人の名字の頭文字になってるところを見ると
はじめから社長は、雪音と紅葉をTiNgSに入れるつもりだったのかも?


それで、がんばってもチケットが売れない3人を、日生さんが連れて来たのは
有名アイドルユニットのゆらゆらシスターズのライブ会場で
目の肥えたファンを、自分たちのところに呼ぶ作戦。。

それで,TiNgSのライブ会場はいっぱいになったんだけど
目の肥えた人たちだから、TiNgSの足りないところは良く見えてたけど
日生さんは4つのポイントで、その人たちを感心させようとしてたみたい。。

そのうち3つは出てたけど、あと1つは誰のことだったのかな?


おはなしは、ちょっとおもしろくなってきたみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第03話 《引き立て役》の玉城杏夏
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
杏夏はあの日の夢を見る。TiNgSでセンターを務め、自分が「特別ではない」と思い知らされた、あの夢を。
定期ライブのチケット販売に勤しんでいたTiNgS。その際、杏夏の熱心なファンであるトッカさんから告げられた言葉に、杏夏が不審な態度を取り始める。春と雪音が悩みを吐露するよう促すも、拒絶する杏夏。だが、さらに直輝が放った言葉に、杏夏は戸惑いの色を見せる。「本当は君もセンターに立ちたいんじゃないのか」と。
{/netabare}
感想
{netabare}
先週のあと1人は杏夏で
杏夏はかくそうとしてたけど、雪音がゆうには
以前、杏夏がセンターになった「一歩前ノセカイ」で
歌詞が出なくって失敗したことがあって
それがトラウマになってるみたい。。

それが分かった日生さんは、こんどのライブで新しい試みとして
理王がMC、杏夏をセンターにすることにした、ってゆうおはなし。。



杏夏の声は悪くないんだけど、声が上ずってるみたいで
とくに長いセリフだと、アラが目立つかも。。


おはなしは、杏夏がトラウマを克服してく感じで
よくあるけど悪くないと思う。。

でも、セリフが大人っぽすぎて、腕組みしながら
「認知度が低すぎて結果が出せなかったグループを私はいくつも知ってます」
って、まだ15歳の女の子が、それも、学校と練習でいそがしいはずの子が
結果が出なかった認知度のないグループをどうやっていくつも知ったの?

あとマネージャーに「あなたはTiNgSにとってはなくてはならない存在だけど
これ以上ふみこまないでください!」って
それを決めるのはマネージャーなのに、どうして上から目線?^^;

杏夏が20歳過ぎくらいで、グループリーダーとかだったらまだ分かるけど
15歳にしては大人っぽ過ぎて、かわい気がないと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第04話 玉城杏夏は《目立たない》
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
杏夏は思い出していた。アイドルになった理由を――。「誰かにとって特別な存在になりたい」。そう願った彼女はオーディションで不合格を繰り返しつつも、ついに芸能事務所入りをはたす。実力が認められ抜擢されたセンター。しかし、その重圧に彼女は押し負けてしまった。そして今――。彼女は誰かにとっての特別な存在になるため、「一歩前」へと踏み出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
杏夏が友だちに連れられて、絶対アイドル・螢のライブに行って
アイドルに目覚め、誰かにとっての特別な存在になりたいって
自分もアイドルを目指すようになって
オーディションを次々受けるけどぜんぶダメ。。

そんな時、声をかけてくれたのが、今の事務所の社長で
いっしょにTiNgSを結成したけど
春が輝きすぎててちょっと劣等感を感じてたみたい。。

そんなところにセンターの話が来て
歌いはじめたら歌が飛んじゃって
やっぱり春がセンター、って思いこむようになったみたい。。

それで日生さんから
「アイドルは正しいことをするものじゃなく
したいことをするものだ」って説得されて、センターに立って
ライブを成功させた、ってゆうおはなし。。



まあ、ふつうによかったんじゃないかな^^
杏夏もふつうの子ってゆう感じだったし。。

でも、おはなしが、ちょっとメンドクサイ感じだったかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第05話 《我侭》な聖舞理王
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
定期ライブも満員が当然になったTiNgS。だが、まだ大きな課題が残されていた――。
中野サンプラザでのライブチケットの販売を間近に控えた彼女たちに、大きなチャンスが複数舞い込んでくる。そんななか重要度が高い一日店長ではなく、あえて地方テレビのロケに立候補した理王。その様子に直輝は違和感を抱く。当日、緊張しつつも懸命にロケを進めていく理王。そんな彼女に、最大の難関が待ち受けていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、地方ロケに行った理王が
野菜の収穫や野菜を使ったお料理の実食をするんだけど
ピーマンが食べれなくって、ひどいリアクションをして失敗。。

そのあとのチケ販でも、一日店長をしてファンを増やした2人に負けて
頭に来た理王は、勝手に飛び出して行ったけど
実は、道行く人たちにビラを配って
春と杏夏のパフォーマンスを見てください、ってお願いしてた。。

その姿を見た日生さんは
はじめて本当の理王が分かった、ってゆうおはなし。。



今回は、生意気な話し方をしてる理王が、実はちゃんと挨拶できる子だったり
子どもみたいに勝手なことをすると思ったら
カゲで一生けんめい努力してたり、ってゆうのが分かって、良い回だった^^

ピーマンが食べれない、ってゆうのは
子どもじゃないんだから。。って思ったけど
にゃんも生ガキとか、ナマコなんかは食べれないから
そうゆうものが出てきたら、同じことしちゃうかも?って。。

さいご、理王が泣いてると、通りすがりのお姉さんが
別にチケットを買ってくれたわけでもなく
ただ、ビラを受け取ってくれたってゆうだけで、何だか感動しちゃった^^
{/netabare}
{/netabare}
第06話 聖舞理王は《褒められたい》
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「新曲のセンターは理王」。突然のその宣告に反発したのは、自信満々のはずの理王自身だった。その場から逃げ出した理王は、アイドルになった理由を思い出す。「誰かの力になってみたい」との想いを胸に、どうにかオーディションに合格した彼女。しかし、次第に足を引っ張っている自覚に苛まれていく。そんな彼女はセンターに立って、春や杏夏を助けることができるのか。誰かの力になるために――彼女は今、歌い出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、理王がセンターに選ばれるんだけど逃げちゃって
アイドルになろうとしたきっかけを思い出して、センターを受け入れると
理王のための新曲のメインはダンスじゃなく理王の歌で
聞いてたお客さんは、今まで気づかなかったTiNgSの才能を発見したの^^



弱気なところを見せれないってゆう思いから出た、強気なキャラだけど
本当は自信がなくって、いつもみんなに迷惑かけないようにしてたけど
今回、自信を持てるようになったみたいでよかった^^

そして、迷惑をかけることをおそれずに
紅葉にダンスを教えてくれるようにたのめるようになったのも良かった☆


一つひとつのエピソードはありふれてるけど
それを積み上げて行ってる感じかな。。

あんまりインパクトないけど、キャラに親しみが持てるようになるみたい^^


あと、日生さんがときどき電話してる相手って、やっぱり蛍だよね?
{/netabare}
{/netabare}
第07話 伊藤紅葉は《戻らない》
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
中野サンプラザで成功を収めるため、直輝は次に採るべき方針を考える。それはTiNgSの「i」伊藤紅葉と、「g」祇園寺雪音に戻ってきてもらうことだった。ふたりが合流して初めて彼女たちは本来のTINGSに至れるはず。直輝の話を聞き、春たちはTINGSだったあの頃に戻るため、どうにか雪音を説得しようとするが、取り合ってもらえない。そこで今度は紅葉をターゲットとするのだが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
TiNgSはもともと5人で活動してたのが、紅葉と雪音が抜けて3人になった
ってゆうのが分かって、中野サンプラザで成功するため
紅葉と雪音に戻ってきてもらおうとするんだけど、雪音はガンコで
紅葉は雪音をひとりにできないからって戻ろうとしない。。

でも春が、2人がTiNgSのことをいつも心配してくれてることを指摘して
説得しようとしたら、ついに雪音のホンネが聞けた。。

それは春が本気を出そうとしてないことで
日生さんも、それが気になってたってゆうのが分かったけど
春が、それでも隠しつづけようとするところでオシマイ。。



にゃんも
TINGSの頭文字が5人のメンバーの頭文字だってゆうのは気づいたけど
もともと5人だった、ってゆうのはちょっと意外。。

でも、雪音が出て行った理由が、春が本気を出さないからってゆうのは
隠しておくことなのかな?

それってTINGSを抜けるとき
春にはっきり言わなきゃいけないことだったんじゃないのかな?

それで傷つくんなら、アイドルなんてやめた方がいいし
もしかして、自分でも気がついてなかったりするかもだから
ちゃんと言ってあげて、それでも春が本気を出せないってゆうんだったら
相談に乗ってあげるとかした方が良かったと思う。。

ってゆうか、そんな大事なこと言わないで抜けるとか、ありえなくない?
{/netabare}
{/netabare}
第08話 祇園寺雪音は《許せない》
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「あの頃に戻りたいと思ったことなど、一度たりともない」。そう春たちに言い放った雪音。彼女は思い出していた。かつて同じ青春と夢を共有する五人だった――「TINGS」だったあの日のことを。その頃、TINGSは初の全員揃っての楽曲「Be Your Light!!」に苦戦していた。そんななかリーダー的な存在として、グループを引っ張っていた雪音。努力の甲斐あって、ついにダンスの合わせが成功する。だが、ほどなく彼女は春に纏わる重大な秘密を目にしてしまい――。
{/netabare}
感想
{netabare}
雪音の掘り下げ回ってゆう感じで、役者をしてた雪音が役作りで悩んでた時
お母さんから勧められて行った蛍のライブで感動して
アイドルを目指してTINGSに入って
芸能界の先輩として、みんなのリーダーになっていっしょにがんばってた。。

そんなとき雪音は紅葉に「春は本気を出してない」って言われて
信じられなかったけど、1人で練習してる春を見たら
キレッキレのダンスをしてて、自分たちがダマされてたって気がついた。。

そこに社長が来て、春が本気を出さないのは君たちの力が足りないためだから
彼女にホンキを出させるため
2人でユニットを作り、春のライバルになってくれって言われて
「ゆきもじ」をはじめた。。

そして今、まだ本気を出さない春を目の前に、雪音が
自分たちはがんばって来たのに、まだ本気を出さないの?って言ったら
「ダメ。。やったらみんなを傷つけちゃうから。。」って
ひとりで先に帰って行った。。

そこに社長が来て、春が以前
「HY:RAIN」ってゆうアイドルユニットのメンバーだったことを話しだした
ってゆうところでオシマイ。。



春が「みんなを傷つけちゃう」って言ったのは「HY:RAIN」だったころ
本気を出してみんなを傷つけちゃったからなのかな?

素人の仲に、ひとりだけオリンピック選手みたいな人がいたら
みんなビビッて自身を失くしちゃうのは分かるけど
その人から教われば、自分もうまくなれるって思わないのかな?

ゆきもじの2人もやめる前に、春の本気が素晴らしかったから
自分たちに教えてほしいって、たのんだ方が良かったかも。。


春は、自分が本気を出したらみんなを傷つけちゃうって思ってるけど
もう2人に見られてて、それでも2人は傷ついてなんかいないし
もっとがんばろうって思ってるんだから、本気を出してもいいと思う。。

それでも、歌もダンスもパーソナリティも
みんなとくらべ物にならないくらいすごいなら
「蛍」みたくソロアイドルになった方がいいんじゃないのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第09話 青天国春は《信じない》
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
揃って「HY:RAIN」のオーディションに合格した、幼なじみの春と蓮。だが、春だけがメンバーの中で飛び抜けた才能を発揮する。自分の才能が蓮を傷つけてしまった事実を知り、春はHY:RAINを脱退する。本当の春を知らなかったことにショックを受けるTINGS。彼女を本気にさせるためには、自分たちも本気をぶつけるしかない。だが、三人用の楽曲を五人で歌うことはできない。――そのとき、杏夏はあの楽曲に思い至る。
{/netabare}
感想
{netabare}
幼なじみの春と蓮が「HY:RAIN」のオーディションに合格し
ほかのメンバーたちと5人でいっしょに練習をはじめたんだけど
センター決めのテストで春は、みんなにすごい差をつけて蓮を泣かせちゃって
アイドルをやめた。。

そんな春のところに、今の社長がリクルートしに来て
春は、みんなに実力がつくまで本気を出さないってゆう条件で
TINGSに参加することになった、ってゆう過去があった。。

それで4人は
こんどのライブで春に自分たちの本気を見せようってがんばって
最初に5人のために作られた曲を練習して
ライブ当日、参加した春に、みんなの本気を見せた。。

そして、春の本気も見て
5人で新たに中野サンプラザを目指すことになった、ってゆうおはなし^^



春の本気を、みんながすごいって言ってたけど
にゃんがダンスに詳しくないせいか
アニメだとそんなに差があるみたく見えなかった。。

ただ、春が4人から受け入れられて、トラウマが消えたみたいで良かった☆

たぶん、蓮を傷つけたって思ったのは、春が敏感すぎたせいで
蓮は、それほど気にしてなかったんじゃないのかな?

じゃなかったらトラウマになった蓮の方が、アイドルをやめたと思う。。

そして学校ですれ違ったとき、蓮が春を無視したのは
春が自分に相談なしで、勝手にやめてったからじゃないのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第10話 黒金 蓮は《戻りたい》
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
チケットお渡し会を通じて、これまでよりもファンの数が増えていることを実感するTINGS。販売枚数も1000枚を超え、目標まで半分を切った。だが、そこからが伸び悩む。知名度アップ大作戦を決行し、可能な限りスケジュールを埋めて様々な媒体でアピールする春たち。その輝きは届き、広がっていった。ファンのSNS活動によってついにチケットは完売し、喜ぶTINGS。だが一難去ってまた一難。彼女たちの目の前にHY:RAINの黒金 蓮が現れ、衝撃的な一言を言い放つ。
{/netabare}
感想
{netabare}
目標数の半分まで売れたけど、そこから伸びないサンプラザのチケット。。
メディア露出作戦でついに完売♪ってTINGSがよろこんでたら
親友で、いっしょにHY:RAINをはじめた蓮があらわれて
「時が来た!」って。。



春がやめた後、何とか春に追いついて呼び戻そう!ってがんばってたのかな?
そんな蓮の気もちも分かるけど、武道館ライブを成功させるくらいになった
HY:RAINのほかのメンバーの気もちだってあるはずなのに
春にこだわるのって、ちょっとひどくない?

あと、杏夏の自信なさげな態度も気になった。。
センターの件の時、自信がついたんじゃなかったの?


それから、TINGSのファンが、ほとんど女性なのも気になった。。
HY:RAINのライブには、前列に男の人の方が多かったのに
TINGSのお渡し会には女性ファンばっかりって、おかしいよね。。

熱心なファンが女性でもいいんだけど、アイドルが女性だから
サポートのファンは男性の方がバランスがいいと思う。。

あと、人類の半分は男の人なんだから
男性ファンを女性ファンと同じくらいに増やせば
チケットの売り上げが2倍にだってなるかもw
{/netabare}
{/netabare}
第11話 玉城杏夏は《挫けない》
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公式のあらすじ
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蓮と春。仲良しだったふたりは、かつて一緒にHY:RAINのオーディションに応募し、そして合格した。もっと高く、どこまでだって行ける。そう思っていた蓮だったが、どこまでも行けるのは春だけだった……。春の脱退をきっかけに、もう一度アイドルをやり直すため、蓮は自身を鍛え直す。そして今。「HY:RAINなら春の全力に応えられる」と、あらためて春に想いを告げる蓮。そんな彼女の強い気持ちは、思いがけず杏夏にも影響を与えることになる。
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感想
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蓮が春のところに来て、近くにいた杏夏に
2人が幼なじみで、いっしょにアイドルになろうって誓った話をし
HY:RAINに誘って、杏夏は自分が間違えないだけって劣等感を感じるんだけど日生さんが杏夏にしかできない方法があるってはげますの。。



春を取り合う2組のおはなしだけど
もともとHY:RAINが春を追い出したわけじゃなく、春が勝手に出て行って
勝手にTINGSに入ったんだから、蓮が迎えに来るのも正しいし
TINGSでいっしょにやるのも正しいから、どうするのがいいのかな?

やっぱりサンプラザのライブを見て、決めた方がいい気がする。。
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第12話 TINGSは《輝かない》
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公式のあらすじ
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中野サンプラザのライブを控え、身を引き締める一同。だが、蓮から「間違えない、でもそれだけ」と言われていた杏夏は、不安が拭えない。そんな彼女に春は「信じて。私たちと――マネージャー君を」とエールを送る。それを受け、杏夏もついに踏ん切りがついた。これまで関わった仲間やライバル、そしてファンが見守る中、直輝から授けられた「秘密兵器」を携えて、TINGSはステージへと踏み出す。そしてそれは、それぞれの目標に向かってのスタートでもあった――。
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感想
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前半はライブ前で、実は春は会場に忘れ物を取りに戻ったとき
蛍に会ったのがきっかけでアイドルになるって決めた、ってゆうおはなしと
そのとき日生さんともあってた、ってゆうおはなし^^

そして後半はライブで
春と杏夏の2人センターで会場が盛り上がったおはなし。。



前半は運命的な出会いで、ちょっと感動☆
ふつう、アイドルに直接会うなんてないよね^^

後半は、2人センターでみんなをびっくりさせたのはいいけど
杏夏が「間違えない、それだけ」状態から
変わってないような気がしたんだけど、気のせいかな。。

ライブはもう1話くらいよゆうがあって、何曲か聞きたかった☆彡

あと、やっぱり日生さんと電話してたのって蛍だったね^^
いい人だと思うんだけど、いちいち「切腹」ってゆうのはちょっと。。

それと、日生さんのウソ発見能力が、あまり役に立ってなかった気がする。。
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見おわって。。


TINGSってゆう、売れないアイドルグループの5人が、
はじめての大きなライブを成功させるまでのおはなし。。


タイトルにもしたけど、おはなしはふつうによかったし
作画もていねいで、アイドル物としては、良かったと思う^^

ただ、さいごがちょっと、バタバタって終わったみたいなのと
マネージャーさんの特殊能力って必要だったのかな?










.

投稿 : 2022/10/19
閲覧 : 416
サンキュー:

31

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

遅れてきた大物

アイドルマスターゼノク(ryが放送されて以降
さまざまな男女アイドル達が喜び、苦しみ
そして舞台上では笑顔を見せ歌い踊ってきた

世はまさに大アイドルアニメ時代

そんな中かつて「ときめきメモリアル」で
ギャルゲーというカテゴリーを産み出した
コナミが満を持して参戦

監督はウマ娘プリティーダービーを
担当した及川啓氏を招聘し

制作スタジオはスタジオ櫂

果たして今回はどんなアイドル達が
我々の前に姿を現すのか!

バンドリのゆにこ風に書いて見たけどどうっすかw

作品の構造はアイマス、アイドリープライドのように
男性視点からアイドル達の等身大を描き

ストーリーラインはラブライブと同様
1周年コンサートで中野サンプラザ埋めないと解散のヤマを作り
その後は各キャラクターについているカセを解きほぐしていく

アイドルアニメとしてはオーソドックスで
評価が上がらないタイプだと思うけど

高評価にしたのはなんだかんだ言って
TINGSの各キャラクターを応援したくなる

みんながアイドルを目指すきっかけはホタルのライブを見てから
それぞれ夢や希望を膨らませアイドルになったものの
現実は厳しく定期ライブで100人の半分も埋まらない

理緒や杏果は目の前に突きつけられた現実を痛感し
次第に自信を失っていた

序盤は二人に対してマネージャーの直輝が
それぞれの武器を見つけてセンターに立たせる事で
自信を取り戻させる

本来5人で組んでいたTINGSだったが
雪音と紅葉は突然脱退し二人組で活動していた

その理由はセンターである春が実力を隠していたことを
雪音が知ってしまい

本気を出させるために所属事務所の社長
優希が指示して別れさせたものだった

ユニットとして再び5人組に戻す為
直輝、理緒、杏果がそれぞれを説得しようとする

春が本気を出さない理由
それは幼馴染だった蓮と一緒に
かつてハイレーンとして選抜されていた

センターオーディションで抜きに出た実力を見せつけた春
蓮が人知れず悔し涙を流しているのを見て
すべての人を笑顔にさせたくてアイドルになった春は
ショックを受け事務所を退所する

優希がスカウトしてTINGSに加入したが
同じ傷をつけたくないという思いから
本気を出せずにいた

だが4人は本気を出した春について行く
怖がるなと言って励まし再び5人組となる

この設定が傲慢と評する人も多いけれど
春は理緒や杏果にダンスの差があるのを
考えてバランサーの役割をしていたと序盤にあるので
個人の性格として成立していたと思う

まあ〜だからラブライブに似ていると書くんだがw

5人組に戻り中野サンプラザのチケットを完売させたが
ここで今や人気アイドルに成長したハイレーンの蓮が登場

春が別のアイドルユニットで活動していると知り
同じステージに立てるよう懸命な努力をしてきた

今の実力なら一緒にできると語り
ハイレーンに戻るように春を誘う

杏果はTINGSから渡すつもりはないと突っぱねて
中野サンプラザのコンサートで実力を見せ
その結果で勝負すると決めることに

他の4人にはそれぞれ持っている武器があるが
自分には人に合わせることしか出来ないと
悩む杏果に直輝が再び助言をする

中野サンプラザのライブで春と杏果が
ツインセンターのフォーメーションで歌い
そのパフォーマンスを見た蓮はTINGSの実力を認めた

かいつまんで書いて見たが結構強引だな
しかも杏果役の声優さん(リアルアイドルの方)は
日テレアニメ特有「ナナマルサンバツ現象」で
棒に聞こえていたからそこで切った人は多いだろう

しかしライブ作画は毎回安定していたし
理緒が二人よりワンテンポ振りが遅れている部分なんて
チャーミングと感じるほど可愛く仕上げている

楽曲の作詞ヤマダヒロシさんは
ソニーレコード所属のリアルアイドル楽曲を書いていて
アニメのタイアップだとTOKIOの「19時のニュース」
個人的嗜好では椎名へきる女史の「愛のてんこ盛り」を書いており
アイドルソングとしてのクオリティは畑亜貴先生を凌ぐ

ウマ娘には及ばないけど
クオリティの高い良い作品だったなと

ちなみに今度リアルライブするが
TINGS以外にハイレーンとホタルも歌うのだとか
それはアイドルフェスじゃなぁ〜い

老婆心になるが春役の鈴代さん
結束バンドのイベント被らないように
芳文社とコナミはちゃんと話つけようなw

余談

そういやゼノグラシアって制作サンライズ
脚本花田十輝先生だったんだよな

スーパースターはラブライブのゼノグラシアなんだよ
ロボ出てこないけど(爆)

投稿 : 2022/10/19
閲覧 : 160
サンキュー:

8

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

クオリティは高いし話もそこまで悪くないけど・・・

3話で視聴断念

マネージャーが嘘をついた人が光って見えるという能力を持っており、売れないアイドルを人気が出るようにプロデュースしていく作品です。

マネージャーの設定は新しいですがそれ以外は良くあるアイドル物でそれ以上でも以下でもないといった感じです。

ライブシーンから日常シーン含め全体的に作画は良かったです。
声優に関してはアイドルアニメにありがちな棒読みが何人かいたのは残念でした。

3話時点では切ってしまうほど面白くないわけではありませんが、私自身アイドルアニメがあまり好きではないので最後まで見て良かったと思えるビジョンが湧かないのでここで切りたいと思います。

但し、アニメーションとしてのクオリティは高いと思いますし、設定や話の進め方は悪くないと思うのでアイドルアニメが好きな方は楽しめる作品ではないかと感じました。

投稿 : 2022/08/29
閲覧 : 282
サンキュー:

3

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

アイドルアニメのど真ん中!!真っ向勝負が素晴らしいですね♪

今観てます~~めっちゃ面白いですね!!

今期はラブライブスーパースターが1番楽しみな作品でしたが、今のところシャインポストが私の中ではナンバーワンですね!!

アイドルマスターのような、売れないアイドルと男性プロデューサー(マネージャーですが完全にプロデュースもやってるので)の二人三脚の成長物語ですが、
ひねくれた所の無い真っ向勝負のスタイルで素直に面白いです!

ちょっと変わった要素として、主人公の能力として、相手が嘘をついていたり、不本意だったりすることを見抜ける特殊能力があり、ファンタジー要素みたいになってますが、現実でも近い能力の人いますもんね
やたら空気が読めると言うか、仕草、目線とかで察したり

作画も乱れませんし、女の子も魅力的で可愛らしいです。
やたら出来が良いなあって思ってスタッフを見たらウマ娘プリティダービーの及川監督とスタジオKaIなんですね、納得です

正直話題になってるかと言うと微妙ですが観てる方には魅力は伝わるかと思いますのでこのまま継続して行って欲しいです

ちなみに私のイチオシはワガママキャラを演じてるけど本当は優しい頑張り屋の理王様ですね!!
5話と6話はとても感動しました

今期1番、毎週楽しみな作品になりました、期待して観たいと思います

投稿 : 2022/08/20
閲覧 : 142
サンキュー:

12

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

もういい加減、アイドルアニメは飽和状態。

詳細は略。

「ウマ娘プリティーダービー Season 2」を制作したスタジオ櫂、「ウマ娘」シリーズ監督(あ、「俺ガイル」も)の及川啓氏を起用。脚本には「俺好き」の駱駝氏を招聘。コナミとストレートエッジが共同で仕掛けるメディアミックスのアニメ作品です。このほか、ライブやゲームなども展開する予定だそうです。

んーっと…
ぶっちゃけ、アイドルアニメは飽和状態だと思います。正直、冒頭からの展開は「このアニメじゃなきゃ!」というものを何ひとつ感じません。

ありがちな、ちょっと不思議ちゃん入ってる元気娘の主人公。ツンデレ風味の金髪女子。控えめだけど芯があって冷静、だけど何でもかんでもドッキリだと思う子。もうね、こういうのさんざん見せられてきていますから。

キャラデザはいいですよね。逆に言えば、キャラデザがダメなら意味ないですから、アイドルアニメなら。

マネージャーをやることになる男性も、なんというか…
なんか「WAKE UP!GIRLS」とカブらない?

CV、鈴代紗弓さん、夏吉ゆうこさんは安定していますが、指原プロデュースのそこのあなた! あなたはダメだ。ほかの2人との落差が大きすぎます。僕のような素人が聞いても下手なのがわかります。

良かった点は、ライブシーンを手描き(でしたよね)でやったところでしょうか。バックダンサーはCGなのかな? でも、わからないくらい手描き感があったのは良かったんじゃないでしょうか。

ストーリーはねえ…
なんで3人娘が、初対面の男性にそこまでマネージャーをやってもらうことに期待感を抱いているのか、そのムーブがよくわかりませんでした。
ただ、その男性が人を見て輝いて見えるんだけど、主人公だけは輝かなかった。実は{netabare}嘘をついている人は輝いて見える{/netabare}というミスリードは悪くなかったかと思います。

とりあえず続きを観てみますが、アイドルアニメにそんなに興味ないので、いつまで継続できるか未知数です。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
さすがは「ウマ娘」でアイドルモノをさらなる成功に導いたスタジオ櫂。ラストのパフォーマンスは手描きで実に見事なアニメーションでした。キャラも、この手の作品ならキャラデザが乱れたらアウト。そこは十分理解しているスタッフなので、とにかく可愛らしくキープしていますね。

ですが、ストーリーが本当にお粗末。

こういう創作物の設定にケチをつけるのも憚られるのですが、こんなアイドルのライブを子連れのファミリーや年配の人たち、もっと言えば女性がここまで多く観に来るわけねーだろ! 客なんて男性率99%で、しかもドロドロのアイドルオタクしか来ませんよ。

神宮球場から出てくる観客の層を見てビックリしましたよ。なんですか? いま絶好調に強いヤクルトの試合で、村神様でも見に来た人たちですか?

そして、別のアイドルのライブ後に、手売りしてる地下アイドルのチケットを、そんな我先に買うわけねーだろ! 屋台でたこ焼き売ってるんじゃあるまいし。

それに、主人公のこのパフォーマンスで、観客が「あの子、まさか」的な引っ張りをしていますが、イライラするだけ。どーせたいしたことない謎を次への引きにするとか、愚策もいいところ。さっさと言えよとしか思いませんでした。

もともと興味のないアイドルアニメでしたが、ストーリーがこんな感じでは観続けることは難しいです。可愛いキャラが歌って踊っているだけで満足という人にはおすすめですけどね。
{/netabare}

投稿 : 2022/07/21
閲覧 : 246
サンキュー:

1

はるまき さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/03
閲覧 : 2

あにこれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/12
閲覧 : 3

ネコだワン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/20
閲覧 : 4

ゆゆゆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/26
閲覧 : 4

kochan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/01/27
閲覧 : 8

TEDY さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/08
閲覧 : 7

月桂樹 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/20
閲覧 : 9

ソーマ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/12
閲覧 : 11

たむじゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/30
閲覧 : 14

ミュー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/05
閲覧 : 13

tachikoma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/22
閲覧 : 12

マサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/22
閲覧 : 23

ねこ1号 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/13
閲覧 : 10

_〆(´ڡ`๑) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/21
閲覧 : 12
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シャインポストのストーリー・あらすじ

「世界中の人達にアイドルを大好きになってほしい!そのための輝く道標……それが、シャインポストだよ!」大きな夢を抱くも、小さな成果しかあげられないアイドルユニット『TiNgS』の玉城杏夏、青天国春、聖舞理王。彼女らに救いの手として用意されたのは、曰く最強マネージャー、のはずが……「僕、マネージャーはやらないよ」現われたのは、まるでやる気のない男、日生直輝だった。だが、彼には一つ特別な力が備わっていて……?これは、絶対アイドルを目指すため、君と少女たちが光り輝く物語。 (TVアニメ動画『シャインポスト』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年夏アニメ

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