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「すずめの戸締まり(アニメ映画)」

総合得点
77.9
感想・評価
284
棚に入れた
1024
ランキング
590
★★★★☆ 4.0 (284)
物語
3.9
作画
4.5
声優
3.8
音楽
4.0
キャラ
3.8

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すずめの戸締まりの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

厄災を閉じ込める旅 〜戸締りはしっかりしよう〜

最初は見る見ないで結構悩みました。
新海誠作品は「君の名は」は面白くて前回の「天気の子」は私には合わなかったからです(*꒪꒫꒪)

今回の「すずめの戸締り」はPVやキービジュアルも良かったので面白そうと思ってたのですが、どうするか悩んでてw

内容は、スズメが戸締りをするんだろうなぁ〜
戸締りはしっかりして防犯対策は大切だもんなぁ〜くらいで考えてました。(*/∇\*)キャ

↑そんな浅い内容ではない

で、最終的に私が行く事を選んだのが、Twitterで、もう卒業したけど22/7で佐藤麗華ちゃんに声を当ててた帆風さんが芸名を変えて、この作品の何かに声を当ててるらしく、それなら見に行こうかな?と思ったのが決めてですね。
どこに声を当てたのかは言ってなかったので探すのも楽しめそうだと感じたからです。
結局解らなかった…………多分だけど最初に話してたニュースのアナウンサーかな?麗華ちゃんぽかったけど……

さて、感想といきますか。

まず世界観は解りやすい。
スズメが厄災が飛び出すドアを戸締りするって予想通りの物語でしたw
…………はい、真面目に描きます。

物語のキーワードは「地震」
簡単に説明するなら、厄災でありドアから飛び出すミミズと呼ばれる存在。
ミミズは大地を這っていてミミズに歪みが溜まるとドアから飛び出し地震を引き起こす。

仕組みは、私達の世界で言う大陸プレートに歪み
が溜まり地震が起きるのと同じですね。
地震は自然災害でどうしようもないけど、戸締りの世界では、ミミズが地震を起こすまでに扉を閉ざし鍵を掛ければ被害を最小限に出来るって感じでしょうか。

登場キャラに猫の姿をした要石、ダイジンが居ます。
{netabare}ダイジンはスズメが何も知らずに要石を引き抜いてしまった存在です。 {/netabare}

だから、ダイジンはスズメが大好きです。
けど、物語はダイジンが敵として描写されます。
{netabare}何故ならダイジンは、草太をイスの姿に呪いを掛けてしまうからです。{/netabare}

このダイジンは作品の中でも1番感情が解りやすいキャラです。

{netabare}ダイジンは草太を邪魔だとイスの姿にしてしまう。
理由は彼が閉じ師だからです。
草太は必ずダイジンを要石に戻そうとしてくる。

きっと、彼は自分の要石としての役割に飽き飽きしていたのでしょうね。
そんな時に、スズメがダイジンを要石の役目から救い出す結果となり、ダイジンはスズメが大好きになる。

けど、ダイジンとスズメが一緒に居る為には要石に戻るわけにはいかない。
だから、邪魔者は消す。それがダイジンが草太をイスにした理由です。

このダイジンって結構意味深で悪役ぽい感じがしますが、ホントは凄く優しくて、スズメにかける言葉は優しくて彼女をしっかり守っていたり、スズメに拒否られても一緒にいてくれたり。

最後は本当はスズメと一緒に居たいのに、スズメの「私が要石になる」って言葉を聞いて彼は自ら要石に戻ることを選ぶ。 {/netabare}

要石って多分、凄く孤独と恐怖なんだと思います。
{netabare} ダイジンが嫌になるくらいに、草太が恐怖を感じ苦しむくらいに……その痛みを解る、スズメの優しさが解るダイジンだから、優しいスズメに要石をやらせたくはなかったんだと思います。{/netabare}

落下するスズメを抱き抱えて護るダイジンの姿があるのですが、ARIAのアカリちゃんとケットシーの別れのシーンを思い出しましたw

あと、{netabare} サダイジンって東を護る要石もいるのですが、{/netabare}こちらは大きくなると、夏目友人帳の年老いたニャンコ先生の様な姿でしたw


スズメと叔母さん
この2人は本当の親子ではありません。
片親のスズメの母が震災で命を落として代わりに大切に育てくれた人。

確かに、叔母さんは心配し過ぎかな?
{netabare} けど、地震の後に連絡が取れなかったり、1人で勝手に旅に出たスズメを心配するのは当然だと思う。{/netabare}
多分、私もスズメと同い年なら「重い」って伝えたと思う。

けど、叔母さんからしたら、やっぱり大切だし、自分のお姉ちゃんの子だし、家族であり他人でもあるからお姉ちゃんから預かった子って考えて大切に育てたのかな?って感じました。
{netabare} 叔母さんの不満も出てたけど……当然、思うよね。

大変な事や責任やらプレッシャーある中で、いくら姪だからって不満も負担を感じない訳なんてないんだから……

ホントの子を育てるのは実親でも大変なんだから。
それでも、育てられたのは、確かな絆があったからですよね。
叔母さんも言ってたけど大変だったけど「それだけじゃない」それが叔母さんの答え。
そもそも、負の感情しかないならわざわざ探しにもきてくれませんよね。

心配して迎えにきてくれて、怒ってくれて、話を聞こうとしてくれた、それが答えじゃん? {/netabare}

スズメと草太の旅はステキな旅ですね。
何か出会う人達が皆が皆優しかったりw
初対面でもあれだけ優しくしてくれたり助けてくれたり素敵だなぁ〜と感じました。
作品全体的に悪い奴ってのは居なかった気がしますw


後、スズメの恋はどうなんだろ?
{netabare} あまり惚れるようなやり取りはなかった気がするけど?
私が鈍感なだけ?
確かに中身は人間だけど……イス……よね?

わかりやすく言えば、初対面で1度あった人が居て、その人が話す無線マイクのついたイスと私が数日間、2人で旅をして声の主に惚れてるか?って事よね?
少し無理がある気がしますw {/netabare}
無理に恋愛を絡める必要があるのかな?とは思いますが、そうですね……

それでも惚れたと言うのならスズメは多分、草太の心に惚れたのかもしれませんねw

草太は恋愛感情あるのかな?
{netabare} 多分、気になってるとは思うけど、私は草太はスズメに尊敬や感謝の気持ちが強いのかな?と感じました、

怖い事にも臆することなく立ち向かい草太を助けてくれたり、要石から自分を救いにきてくれたりとか、そうした気持ちが強そうかな?
彼がスズメに惚れるのは、もう少し先になりそうな気がしますが、どうなんでしょうか?{/netabare}

最後の最後で伏線回収してましたね。
{netabare} 今の自分と過去の自分。
母の形見のイスの正体、何故イスの足が1本ないのかを知らない理由などが、明かされました。

でも、小さい子供が既にい居ないお母さんを探すのは心が痛いですね。
泣きながら必至にお母さんの情報伝えて、誰かに聞いていれば誰が答えてくれるかもしれない希望と、自分はこれからどうなるのだろうか?と言う絶望が入り交じるんだろうなぁ〜

だから、「未来は怖くないよ」ってスズメのセリフは優しかったですね。
お母さんが既に居ないのを知ってる子供の頃のスズメは、認めたくなかったんですよね。

それを認めたらホントにお母さんが居なくなる気がして……探して居たら、もしかしたらお母さんが目の前に現れる気がして……
何よりお母さんの居ない未来が凄く怖い。
それからたくさんの出会いを経験した彼女だから届いた言葉なのかもしれませんね。{/netabare}

さて、〆に入りますか。

世界観はわかりやすかったです。
猫を追いかけるイスとその椅子を追いかける人間の絵面が面白かったですねw
あの追いかけっ子はスピード感がしっかりあり見ていて楽しかったですね。

絵や色も綺麗だったかな?と思いました。
後、地震が題材になってるのでトラウマある人はオススメしないかもしれません。

近々大きな地震が来るって騒がれてるし、今見るべき作品なのかもしれないって気持ちもありますね。
別に、地震の対処法とか豆知識的な事は一切無い作品ですが、音とか災害後が少しリアルで地震の怖さを感じるので、少し地震に対する気持ちが引き締まる気がする。

私自身はまだ大きな震災は経験ないけど、自然災害では1番、地震が怖いですね。
上手く地震を題材に組み立てられてる気はしましたね。

キャラデザは全体的に良かったかな。
スズメも可愛かったし、草太もイケメンだったし、イスも可愛かったしダイジンも可愛かったし不敵な笑みで笑うのも不気味感出てました。

ただ、サダイジン…… {netabare} 大きすぎるよ……
あんな大きな猫居ないよ……車の座席半分占領してたじゃん……犬レベルの大きさ…………
ネコ科かもしれないけどネコじゃないよww{/netabare}

笑い要素としては、{netabare} 車が落ち込んでオープンカーの屋根が治ったけど前がボロボロで運転席のドアが外れたシーンは笑いそうになりましたww
あとは、ナビとのやり取りの「ルートが逸れてます」ですねw
だって、落ち込んでるもんねww
あのナビとのボケツッコミは見物w
最後は運転席側をガムテープでバリバリに止めてたけどクルマってガムテープで応急処置できるんですねwwww
{/netabare}
車ネタ面白かったですw

「君の名は」とはまた違う面白さがある作品ですが、こちらの方も楽しめましたね。

投稿 : 2022/11/27
閲覧 : 561
サンキュー:

18

ネタバレ

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

率直な感想

観終わって大分経ったところで、あえて感想を書いてみる。
観ている最中は楽しく見れた印象。
観終わった直後も結構、余韻はありました。

君の名は、天気の子からだいぶ熟れて、エンタメに寄った本作。
ボーイミーツガールのロードムービー伝記アクションといったところ。
ある意味挑戦的な震災を背景に持ってきたのも意欲的。
2時間の映画としてよくまとまっているのではないでしょうか。

良くない点としては・・・。
宗像に惚れたのは単なる一目惚れかい!とか、要石の設定とかがざっくり過ぎとか気になる所がないでもないですが、概ねスルーは出来ます。

個人的に一番残念だったのは・・・・主人公、宗像の声です。
いや、それほど悪いわけじゃないんです。本人もかなり努力されたとお見受けします。
が・・・、ちょっとクオリティ下げてる。
昨今の大作アニメには声優以外の俳優をキャスティングするのが当たり前になってきてますし、狙いどおりの効果を出している事も多々あるかとは思います。
本作では深津さん演じる主人公のおばさんの鬼気迫る演技や、そのおばさんに密かに恋する岡部さんのごくごく普通ぶり、神木さんの演じる芹澤など素晴らしい。
それだけに・・・。
いや、悪い声じゃないし、酷くはないんですが・・・。
唯一、本職の声優で出演されている花澤さんの声のビッタビタ感に比較すると、浅い。
動いてる絵に一生懸命演技を被せているだけでしかない。
諸々の事情は分かりますが、まあ正直、残念。
とはいえ仕方が無いか・・・。

本作には大きくふたつの批判が寄せられていて、ひとつは震災を描く事の是非。
もう一つは設定のベースにある日本神話。
前者については、十年を経て風化しつつある現状を思えば、描く価値はあるかと思います。
確かに、あれを経験した身では携帯がギョワギョワなるだけでトラウマが蘇りますが、
いずれまた確実に起きる災害を思えば警鐘は適度に鳴らす必要はあるかと思います。
まあ、それについての監督の思いをストレートにせりふに乗せるあたり、宮崎監督はどう見ているのか気になります。
後者についてはは・・・うるせえ黙ってろって感じですかね。
天皇がどうだこうだいう人は実にどうでも宜しい。

本作の見所は、前半の人々の出会いと交流。
後半の芦澤のキャラ。ですねえ。
見ず知らずの同年代がひょんなことで友達になって・・って展開はやっぱりいいです。
青春です。
芦澤は出会い印象悪いのを悉く、ひっくり返すあたり、本作の裏の主人公かもしれません。笑

芦澤と言えば、最後のシーンでタバコを吸ってるいると思わせつつ、火がついてない、という描写があったと思うのですが、その意図を探るためにももう一回観ようかな・・。
たぶん、配信待ちになりますが・・。

以上、ここまで読んで下さった方有難う御座いました。

投稿 : 2022/11/24
閲覧 : 137
サンキュー:

5

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

その姿はやっぱり『かっこええ』のですよ。

11月23日。新嘗祭の日。見てきましたですよ。いやあおもしろかったですねぇ。
ってゆうか新海監督の作品は何見てもおもしろいんですけどね。

震災のシーンがえげつなくて地中退席する観客もいるとか聞いてましたので、プライベートライアンよろしく戦場に赴いた経験のある人がPTSDになるとゆうくらいのリアルな表現がなされているのかと思っていましたが、それはそおゆうことではありませんでした。

ただボク自身阪神淡路も東日本も現地で経験したわけではありませんので実際に現地で経験された方にとってはどのような印象を持たれたかはわかりません。やっぱりえげつなかったんでしょうか。

にしても新海監督の映画ってプロモーションがすごくて公開前からあっちこっちですずめの戸締りの露出が出まくりで文字どり猫も杓子もって感じやないすか。

まあ作品に銭が集まることはええことやとは思いますのでそこに文句はないのですが秒速の新海監督ではもうとっくになくなっているところは少し寂しかったりします。

公開2週目で興行成績は40億越えと素晴らしいと言わざるを得んのですが、興行成績が100億超えの大ヒットアニメーション映画ってなんちゅうかこう『中道右派』かもしくは『保守』的なハナシになっているなあと思うのですよ。

鬼滅ももちろんそうですし、竜そばもどっちかゆうたらそう。
このすずめ戸締りもそんな感じかなと。

いやいや。

ボクはガチ保守派なんでそおゆう流れはどちらかといえば歓迎しているのですが、こおゆうクリエイティブな業界ってリベラルな考え方が主流なんじゃなかったのかなぁと。

思うわけですよ。

どおゆうところが保守的だと感じるかといいますとね、要するに誰かのために命をかけるとゆう話をとても美しく描いているところですかね。

戦後GHQが教育改革を行う前までは教育勅語をもとに万世一系の天皇制や日本の神話、民族に関係なくみな平等であるとゆう八紘一宇の思想。

それに家族・親兄弟を守るため、ひいては日本国を守るため命を捧げることを一とせよ(そこまではっきりとは言ってないか)的なアレが日本人の基本的なイデオロギーを作っておったんやとボクは思ってましてですね。

それがまあ戦後なくなってしまってですね、そおゆう保守的な発想はあかんのやとゆう教育方針のもとボクなんかは育ってきてるわけなのですな。

なので日本の神話なんて超ナンセンス。
誰かのために命をかけるなんてことは実にばかばかしい。
とゆう発想にならんとおかしいわけですよ。

だけど、そうなってないと。

まあこれは日本人のDNAなのかなんなのかわからんすけど、やっぱり煉獄さんのオカンがゆうてたように『強いものは弱いものを助けるために生れ落ちてきている。誰かを守るために命をかけよ』と。

それを全うし絶命した煉獄さんを『かっこええ』と思うわけですよ。

さてそれで新海監督なんですが、前作天気の子は面白かったんですが、昨今叫ばれております脱炭素やら再生可能エネルギーやらで地球温暖化に警笛をならすローランドエメリッヒ的な方向に行くのか!?と非常に危惧しておったのですが、今回のすずめの戸締りを見て、おおそれはないなとホッと胸をなでおろしたわけであります。

日本とゆう国の不安定要素。
今回のテーマにもなっておいます自然災害や地政学的な面、エネルギーや食糧問題もそう、そおゆうところを作品にぶっこまないでなにがクリエイターかと。

愛だ恋だとさえずって感動大作でございってそんなことやってる場合かと。

ひるがえって国会で統一教会の議論に終始して、いまそこにある危機であるこの国の不安定要素。安全保障やエネルギー問題についてこれっぽちも議論しない議員の方々はこの作品を見ろと。言いたいですな。

まあ見てもわからんか。


とりあえずボクはこの映画を見終えてそおゆう作品だったのではないかと思っています。

誰かのため、それは不特定多数の日本国民だったり、今まで旅してきて出会って優しくしてくれた人たちだったり、何気ない日本の風景だったり。

そおゆうものをせいだい命をかけて守るためにすずめは奔走します(はじめはその気がなかった思いますが)。


その姿はやっぱり『かっこええ』のですよ。


映画館のお客さんにはボクみたいなおっさんもぎょうさんいてましたが家族連れ、子供がいっぱい見に来てたのがうれしかったですわ。

子供らには震災の話はもう遠い過去の話でそんなこともあったんだ的なアレかもだし、神話をベースにした話もたぶんチンプンカンプンだろうとは思いますが、なんだかよくわかんねえけどおもしろかったぜ!すずめねえちゃんかっこよかったぜ!ってなってると思います。

それはそれでいいのだと思います。
新海監督グッジョブなのであります。


とゆうことでこの映画は左派系の方にはお勧めできません。と思います。

そこんとこよろしくです。

投稿 : 2022/11/24
閲覧 : 425
サンキュー:

17

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

“しんさい誠”3部作の集大成。いろいろとチャレンジング。

詳細は公式サイトでも見てください。あるいは、今すぐ劇場へ。

「君の名は。」では、巨大隕石の落下で街中が消失。
「天気の子」では、東京が水没。
と、震災を彷彿とさせたり、自然災害を描いてきた新海誠監督。巷では“しんさい誠”などと呼ばれたり呼ばれなかったり。

そんな新海監督の最新作「すずめの戸締まり」は、どストレートに東日本大震災を下敷きにした作品となっています。

直接的に「東日本大震災」という文言は出てきませんが、「3・11」といった表現や東北地方の沿岸部らしき描写など、誰もが震災を連想する内容。

そのため、公式にも「地震描写および、緊急地震速報を受信した際の警報音が流れるシーンがございます。警報音は実際のものとは異なりますが、ご鑑賞にあたりましては、予めご了承いただきます様、お願い申し上げます」と注意喚起をしています。

もちろん、こうした震災をモチーフにした作品を発表すると、不謹慎とか被災者の気持ちを考えろといった批判が出てきますが、そんな声を捻じ伏せるだけの作品のパワーがあります。そして、そういった的外れな批判を甘んじて受ける覚悟が新海監督にあるのでしょう。

ネタバレはしません。
作品プロモーションの謳い文句にもあるとおり、「新海誠監督の集大成にして最高傑作」は伊達じゃないです。

いろいろとチャレンジングな作品。ぜひ、劇場で御覧ください。

投稿 : 2022/11/24
閲覧 : 193
サンキュー:

9

笑ウ せぇるすまん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

美しいです。

見事な作画で素晴らしく美しい、相変わらずの新海 誠ワールドです。
細部まで実にリアルな映画。
昭和、平成、令和のてんこもりの幅広い世代が楽しめる(もりすぎです)、美しくもしらける芸術作品です!
視聴者は
主人公の岩戸鈴芽は宮﨑で暮らす少女(天の岩戸か)のかくも美しく使い古されたストーリーの冒険旅行に付き合わされます。

1,せっかくリアルな作画なのにダイジン、サダイジンのデザインがあまりにダサくてしらける。
2,閉じ師なる陰陽師がごとく存在があるならば、神戸からいきなり東京にとぶなんてありえない!
途中の京都をはずすなど西日本をバカにしすぎ!結局は東京を描きたいだけの新海さんの願望ですね。
3,わかってはいたんですけど要石となった草太の救出の旅の無駄な演出(友人はいらないキャラ)と叔母の同行。すべて無駄
4,要石の草太を抜く演出でしらけてしまいました。
お約束の宮﨑に草太が迎えにいく最後、もいいです。

結果は「君の名は」ほどの奥深い感動はありません。
新海さんのワールドに進化はありませんでした。無理かもしれませんが
シリアスな脚本を新海さんの作画で見てみたいものです。

フェアリーテール(お伽話)はマジ死にました。

お返しします!

投稿 : 2022/11/22
閲覧 : 134
サンキュー:

2

カネくれたら教える さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新海誠は変わってしまった、

ソウタを好きになるまでの過程があまりにも短く安く見てる側としては感情移入しづらかった、新海誠の作品といえば現実見があり、そこにうまくSFを溶け込ませるからこそより面白い、そして人間の心情などを素晴らしくうまく表現していたはずなのだが正直安っぽい演出ばかりでがっかりした、
君の名は、から始まり天気の子、雀の戸締まり
SF見が強くなり万人に受けやすくしたのかもしれないが、それを一番うまく表現できていたのはやはり『君の名は』まで、だったと思う、そして君の名はに囚われすぎて全てが似たような作品になっている、演出も全てが読めるような安すぎる、
秒速、言の葉のような今までの良さがすごく薄くなっている、コアな作品かも知れないがここにうまく万人に受けるように、なおかつ作り込まれた作品を頑張って作ってもらいたい
※新海誠古参中ではありませんので何卒よろしくお願いします🥺

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 138
サンキュー:

6

ネタバレ

じん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしいの一言。日本アニメ最高の更新をいくつも見ることができるとは。

新海誠の作品では最高傑作だと公式が謳っていた。
流石に、これは映画館で鑑賞したいと思ってパートナーを誘って行ってきた。

君の名は。以来の深海作品の映画館鑑賞だったが、とんでもない熱量を感じる一作だと言えるだろう。霜月故の映画館の暖房設定などではなく、実際にクリエイターたちの魂をスクリーンの裏に見たのである。

まずは作画から。シン・エヴァンゲリオンの作画を見て以来あれを超えるコンテ力を持った天才は現れないだろうと思っていたが、新海誠はそれを超える画力で描き切ってきたと思う。細部に至るまでの背景設定を徹底したデザインや、画角の使い方など語るとキリがないが日本アニメ映画の最高を更新したと私は言い切りたい。古い車が高架の繋ぎを通る時の振動、緑色に染まったトーク画面、どこを切り取っても広義のmotionがあり、登場人物の感情や設定が楽しい。まず作画が好きならこの映画は一切の空腹を与えないはずだ。本当によくやった。最高のアニメーターだよ新海!!

監督の前作である天気の子では不満があった声優も、今作では洗練された演技で違和感を感じることなく見ることができたと思う。{netabare} 芹澤の声でところどころ疑っていたが、最終的に神木隆之介でちゃんと答え合わせできた。主役級の二人も、最後までよく演技し切ったと思う。「お返し申す(します)!」ほんと素敵。最後にはこの声じゃなきゃと思うほど。深津絵里さんもいい演技だったし、染谷将太は漁協のあの人だって完全に気づかなかった。 {/netabare}

この映画の物語の総評をしながら、劇場で配られたパンフレット(どの劇場でもいつでももらえるわけではない点について注意)について触れておこう。
{netabare} この作品の企画段階での構想が書いてある。新海監督はこの作品を通じて「少しでも見た者の生が高揚することを願います」と言っている。この物語は、ミッションを通じて生きていくことにまっすぐ向き合う作品と考えて良いのだ。実際に、企画段階のコンテから常世での過去のすずめの記憶が美しい光景として刻まれると書いてある。実際に2度と会うことが叶わなかった母の形見となった椅子を与えてくれた相手は誰なのかという問いにミスリードをある程度加えながら物語は展開してゆく。日本人として多くの同胞を失い、今も日常に潜んで恐怖の渦中に落とし込む地震は絶望のメタファーとして上手くマッチしていると思う。この時点で新海監督の企画段階での構成が秀逸だったかがわかる。
日本人の向きあう課題は震災にとどまらず、本作に出てくる数多の自然災害に荒廃していく田舎や閉鎖してゆくリゾート(宮崎のホテル型リゾートらしき建物は元鹿児島県民だが頷いてしまった。)に対する過去の人々の想いなど絶えない。これに少しでも思いを馳せることができたらという監督の願いなのだろう。
主人公をすずめにして、過去の自分を越えていこうというメッセージを全面に出せたのもよかった。人の力でどうにもならない天災は日本に限らないが、地震の巣である本邦には失ったものを心の奥に隠し、それと共に生きている人間が私が見るよりもたくさんいるのだろう。当事者の解像度が低いと言われるかもしれないが、同じ国の光景として悲惨な映像を共有されてきた私も最後のシーンには胸が熱くなった。 {/netabare}

この映画についての総評は、何もかも素晴らしい新海作品の新境地かつ最高傑作は全く誇大ではないということである。君の名は。で素晴らしいと思い天気の子でアレ?となったが今作はそれらを全て過去のものにした。彼はアニメーターとして映画監督として、そしてストーリーテラーとして自らをより高い次元へと昇華し、文句ない傑作と言えるだろう。ぜひ映画館で鑑賞してほしい。

追伸
エンドロールでアニメーターの名前を見ていたが、アジアのクリエイターも多く参加していたということでアニメの制作環境のグローバル化をより感じることになった。国産国産といわれるが、より良い作品を求めた結果なのだろう。その上で、新海誠監督の元で新たなクリエイターたちが自分の限界に挑戦できる日本のアニメ市場はやはり恵まれていると思う。アニメは始まったばかりなのだ。

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 173
サンキュー:

13

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

映像、音楽、ストーリィ展開、全てに満足しました

新海監督の映画を多く見てきましたが、この映画が最も素晴らしかったと思います。
映像、音楽、ストーリィ展開、全てに満足しました。

但し、東日本大震災や阪神大震災が物語に含まれていますので、見たくない方もおられると思います。
映像や音響効果が、あまりにも迫力ありすぎるのです。
被災者の方が見られる際は気分が悪くなられるのでは…、と危惧しています。


主人公の岩戸 鈴芽(いわと すずめ)は宮崎県に住む女子高生。
ひょんなことから(実はすずめが年上の美男子が大好きなので)、すずめは青年(?)と一緒に愛媛、神戸、東京、そして東北へと旅をします。
旅をすると言っても、恋愛要素は全くありませんので安心してください。

旅の目的をすずめは理解しているつもりでした。
でも、旅の真の目的をすずめが理解したのは、旅が終わるときでした。
実はこの旅には、深い意味があるのです。

旅の途中ですずめは、いろんな人から優しさを分けてもらいます。
その優しさは、とても心地よいものでした。
そして知らず知らずのうちにすずめは、大きな愛情を各地の人々に与えていたのです。

だから、この物語は優しさを与え合う物語でもあるのです。

そういえば東日本大震災のとき、日本じゅうの心が一つになりました。
誰もが募金をし、たくさんのボランティアの方々が被災地で活躍された…
確かにあのとき、日本中の人々が優しさを分かち合ったと思います。


新海監督の映画だけあって作画はこの上なく美しい。そして迫力があります。
それに今回は音響効果も抜群で、開始10分ほどで映画に没頭しました。
しかも物語の内容も、丁寧で奥深い考慮がされていました。

この映画は多くの人にお勧めします。

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 443
サンキュー:

40

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

移動手段!

テーマは別に考えることにし移動が気になりました。

旅をするからに、移動と宿泊が問題になります。
あまりにも変だともやもやが残ります。

宮崎から臼杵港までどういったのでしょう?
結構距離があるように感じます。

八幡浜港についてから、気動車で移動したのはいいのですが
その後、偶然に実家が旅館の少女に出会い、手伝いで泊めもらったのは疑問。
その親は家出とか疑わなかったのでしょうか?

ヒッチハイクは問題。
猿岩石でもあるまいし、また「性被害」の対象になりそうです。
乗せてくれた人は、スナック経営者で、鈴芽がお店を手伝うのはやばいのでは。
やはり鈴芽の行動に疑問を抱かないのか?

新幹線はまーいいとします。

草太の住居はどうやって?

東北までの移動手段が草太の友人の車で、そんな都合のいいことがありえるのでしょうか?

もう一度見ると解消されるのでしょうか?

行動のきっかけが星を追う子供のようにはっきりしない気もします。

扉だけあると異世界食堂に行けるのかと思いました。
諏訪部順一さんが迎えてくれたたり。GATEだったり。

投稿 : 2022/11/19
閲覧 : 159
サンキュー:

13

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人の暖かさ、優しさが染みます。

中学生の娘と劇場行ってきました。

面白かった~。期待通りのとっても素敵な作品でした。

大震災の頃幼少だった娘と関東ではありましたけどあの揺れや
ニュースに触れてきた自分とは同じ内容でも感じるものは違うと
思います。
それでもそんなともすればデリケートになってしまうテーマに
真正面にぶつかって作り上げる新海監督はやっぱり凄いと思いました。

そして良いキャラ多かった。映像、音楽も良かった・・
ちょっと自分は何を書いてもネタバレなりそうなので、内容ではなくて
頭に残っちゃってること。

ダイジンの「す~~ずめっ!」。
「すずめ!」じゃなくてってのが耳に残る。可愛くて怖い。。

度々出てくる象徴的な鍵を閉める描写。
鍵を閉めて扉を出た瞬間、普段は意識することではないけど、
それこそ、事故や大地震が起きてもう帰ってくることがないかもしれない、そんな未来が待ってるかもしれない。

劇中はそんな怖い想像もちらつきながら観てたとこもありました。

視聴後はそんなことすぐに忘れて
ガチャって鍵を右に90度、勢いよく回しちゃうのがなんか上がるし
気持ちいいこの頃なんです。

最後におまけのグッズ2点について。

①劇場で貰った冊子「新海誠本」。
 これ何気に太っ腹でボリュームもあって読み応えありました。
 (視聴後に読むこと推奨)
 パンフレットも買ったのですけど、あの無料の冊子のほうが面白い
 くらいでした。

②マックのハッピーセットで貰える絵本「すずめといす」
 視聴後に娘と行ったマックでゲットしたのですけど何気に絵本観てて
 心にきちゃいました。
 これもきっと視聴前より視聴後に観るのが良いかなって思います。
 こちらは注意書きに終了もあるみたいなのでお早めにです。

投稿 : 2022/11/19
閲覧 : 241
サンキュー:

27

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝90

コロナ騒動が始まって約3年振りに映画を観ました。
最初は見る予定じゃなかったんですけど、色々ありまして時間が空いたので、映画でも観るかと思い、ちょうどやってたので観ました。

結論から言うと
「面白かった」「観て良かった」「あっという間に時間が過ぎてった。」
でしたね。
目を閉じると
「カタッ」「カタカタカタカタカタカタカタ」
の音がホラ、耳元に(おいおい)
テレビを見てれば
「ボッチだね、ボッチだね♪」の歌が(歌詞が違う)

イヤ、ネタじゃなくてホントにあっという間に時間が過ぎて気が付いたら
「面白かった」
と素直に言える内容でした。
まあ考察とかは他の方が書かれると思いますので、自分的に気にかかった部分を書きたいと思います。

①映画が終わってエンドロールが流れる中、挿入歌の文字が
「ああ、ユーミンの曲か~」
と思ったら
「俺ら東京さ行くだ」だとーっ(ズッコケる天地人)
いや、確かにカラオケで流れてたけど(う~む)

②東北へ向かう車のシーンで「ルージュの伝言」が流れたのは、ネコもいるからこれしかないというかあざといというか(苦笑)いや~っいい曲ですね。

③ドアを開けたら別の空間が・・・そこは飛び込んだら、やっぱ崖の上から落下でしょう(それ宇宙刑事)

④これじゃないと操作しながら選んだのが斉藤由貴。
で、「卒業」だと、いや確かにいい曲で好きな歌なんですけど、そこは「白い炎」にしてほしかったですね。
結局、選んだのは「けんかをやめて」でしたけど・・・
(わ~た~し~愚かな~投稿者で~す~か~♪)

本題に戻って、最後は予想通りの展開でしたけど、それだけに納得のラストでしたね。

投稿 : 2022/11/18
閲覧 : 202
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14

はる さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とても重い

何の前情報も無い状態で観たけどとても重く、そして怖かった。
リピートの予定は無いけど深く心に刻まれました。また数年後にもう一度観てみたいです。

とりあえず思ったこと、新海誠は天才。

投稿 : 2022/11/18
閲覧 : 139
サンキュー:

7

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新海誠監督3つ目の災害作品

『君の名は。』『天気の子』に次ぐ、3つ目の災害作品。あまり期待値に届く作品ではありませんでした。シチュエーションとしては十分劇的ですが、すずめのこれまで生きてきた道のりを振り返るといった点に焦点を当てるとなると、草太との恋愛をあまり劇的にする必要性は無いのかと。そういった点から前2作のようなボーイミーツガール、「出逢うべくして出逢った」といった物語を期待する人は少しがっかりするかもしれません。また草太の掘り下げが結構足りない点が多く疑問符が付く場面もあったので、総括すると及第点といった所です。災害ネタも出し尽くしたと思いますので、原点回帰といった形でまたしっとり作品を制作して欲しい所です。あの時代でしか出せない所もありますが。

投稿 : 2022/11/15
閲覧 : 149
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7

のぞみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

前作を超える完成度

個人的には「君の名は。」「天気の子」を超えたと感じた。
もう一度過去について考え直す機会を与えてくれた。
攻めた描写に賛否が分かれるであろうが、私は賛成したい。
作画や音楽は言わずもがな素晴らしいクオリティであった。

投稿 : 2022/11/15
閲覧 : 102
サンキュー:

7

ひな花凛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

しんどいけど良かった

しんどいけど良かった
とにかく観て良かった

まだ観てない人はネタバレ踏む前に劇場へ走った方が良い

投稿 : 2022/11/15
閲覧 : 124
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9

ネタバレ

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

体感時間がすごい。

最初は映画館で観るつもりではなかったのですが、
CM+あにこれ効果はすごいですね。
つい気になってしまい、鑑賞してしまいました。

視聴し終わった後、一番最初に思ったのは、
昔の新海作品にだいぶ戻ったな、ということです。
「君の名は」は作画が新海節を全面に押し出していますが、
物語の展開やセリフなどは、だいぶプロデューサーの
川村節が色濃く出ていて、すごくキャッチーな仕上がりでした。
「天気の子」もどちらかと言うと君の名は寄りでしたが、
「すずめの戸締り」は、劇場で配布される冊子に記載のとおり、
新海監督がやりたかったことを全力でシナリオに表現した
ような作品となっています。

そして、私が思う新海節とは、シナリオにおける「言葉足らず」
を圧倒的な作画で視聴者に想像させるということなんです。
本作は、たぶん新海監督が表現したかったことが多すぎて、
前半は駆け足な印象があり、後半もやっぱり駆け足気味なため、
足りない部分を視聴者が補う必要があると思うのですが、
不思議と本作は、核になるメッセージが伝わってくる。
それは、本作が3.11をテーマの一つとした作品であり、
それを経験した視聴者が自身の記憶を呼び起こすことで、
作品の評価に必要な「共感」が生まれているのだと思います。
そして、あの3.11を表現することが許されるのは、
相応の実力がある表現者でなければいけないのであって、
もはやアニメ監督の巨匠になった新海監督は、
{netabare} (ルージュの伝言とか夢の中へを使えるのはその証?) {/netabare}
本作できちんとそれに応えてくれたと感じました。

それにしても、詰め込み方がすごくて、
2時間の鑑賞時間はあっという間でしたけどねw
点数自体は低めの評価ですが、
映画館と同席した人たちとも共感できるという意味で
足を運ぶ価値がある作品だと思います。

投稿 : 2022/11/14
閲覧 : 392
サンキュー:

27

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

千引(ちびき)の岩、事塞(ことさえ)の神。

「扉の向こうには、すべての時間があった。」

このキャッチコピーの意味が、最終盤になって、ようやく明かされます。

その瞬間、カタルシスを得られるのなら、新海氏のメッセージがきっと伝わるでしょう。


3.11に、どれほど思いを寄せていたか・・・。

今も、3.11と同様に心を寄せているか・・・。

徐々に風化していく距離感と危機感とを、観る方の魂に、ダイレクトに問いかけているように感じました。



本作をひとことで言えば・・・「視聴者との対話に、重きを置いた作品」。

そんなふうに思うべきとの印象を持ちました。


~    ~    ~


というのも、

鈴芽(すずめ)が主人公である必然だったり、閉じ師と連れ合う命運だったり、九州から東北まで邁進する姿だったりは、

不思議とだれかに導かれるようにして、
果敢にみずからを鼓舞するようにして、

母を求める悲しみに屹立する過去の自分に、尊厳と愛情をもって向き合おうとする彼女の姿が、そこにはっきりと見てとれるからです。

だって、私たちは、嫌と言うほどそれを見てきているし、嫌でも体験していくだろうと思うからです。


~    ~    ~


本作には、地震を押さえ込む要石の下で、{netabare} 地獄の劫火が燃え広がるシーン {/netabare}が演出されています。

でも、よくよく考えれば、意味もなく劫火が立つわけはなく、要石があるからといって鎮火することもないのですね。

劫とは、目には見えないマイナスの因縁です。
目に見えるとしたら、それは "業" と言いかえられます。

業とは、人間の生業(日々のなりわいと暮らし向き、人への振る舞いとものの言いかた)から沁み出てくる "心の冷たさ、暗さ、重たさ" のことです。

それらが積みあがって "罪" となり、凝り固まって "穢れ" となり、ついには膨れ上がって {netabare} "異形のミミズ"{/netabare} と実体化するのかもしれません。



なれば、私たち一人ひとりはどうしたらよいのでしょう。

それは、自らを、鈴芽や閉じ師のように振る舞わせること。

千引きの岩のごとくに自分の甘さを押しとどめ、事塞の神と化身して我が身の怠りに防御の陣幕を張ることです。

そして、せめて目の前の海川山野をけがすことなく、どの人にも優しく接し、小さな声にも耳を傾けることに "本君" を置くべきなのではないでしょうか。


~    ~    ~


もう一つは、リアルに日本各地で起きている地震が気になります。

ブラジルの予言者、ジュセリーノ氏は、「11月16日に高知水道(徳島県と和歌山県の沖あい?)でマグニチュード9の地震が起きる」と著述しています。

でも、それは明日かも知れないし、クリスマスの日かもしれません。
とある田舎かも知れないし、大都会や地方都市なのかもしれません。

いざアラームが鳴ったときには、自分の勇気に対峙することになるでしょう。
また、過去の魂を修復し、未来の希望を構築する心意気も必要になるでしょう。

なれば、その前に、自衛のための準備、共助のための用意に尽力するのが人の道理かと。


~    ~    ~


すずめとは "市井の、無名の人々" の意味とも取れます。

「いってきます。」の戸締まりも、「おかえりなさい。」の戸開きも、いずれも誰ともない人たちへのエールです。

そのときのひとり一人は、きっと身近な人へのヒーローであり、遠い人へのヒロインにもなれるでしょう。



地域社会を、ひいては日本全体を守ろうとする姿勢は、どんなにカッコよく、ステキなことでしょう。

そんな暮らしが日々に送れたら、どんなに誰もが幸せになれることでしょう。


今、このタイミングだからこその "GJ" ですよ!

新海誠監督!!

投稿 : 2022/11/14
閲覧 : 635
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21

ネタバレ

GMVDY17867 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

感情移入できず

深海監督の作品は全て視聴済み
口コミの評価がよかったので劇場鑑賞
 
 出だしから説明不足なのか制作陣がそれに気付かないのか感情移入できず。
 主人公はミミズを封じようとしますが、何故ミミズが良くない兆候なのか、封じないといけないのか(倒れたら地震が起こるとのことでしたがそれだけ?)説明がないため、シリアスな場面なのに滑稽にしか感じませんでした。
 またこの監督の作品で往々にあることですが主人公の行動に共感できず、(今回の場合は通学途中でちょっと気になったイケメンを追いかけるため革靴を濡らしてまで水たまりの中に入っていったり…、そこまでするのなら視聴者に共感を得るための動機付けが必須だと思うのですが…)のっけから違和感アリアリでした。
 言の葉の庭でも主人公が雪野に怒るのが理解できませんでした。
 ダイジンが悪いものという前提で話が進んでいましたがそれも理由がはっきりせず(扉が開きそうな場所を主人公に教えていたのにも関わらず、自分自身が封印にはなろうとしなかったり)。
 最後は緻密な描写とRADWIMPSの音楽で感動的な雰囲気を作り上げており、私の周りの人は涙を拭っている様子でしたが、正直何に感動しているのか不明でした。
 東日本大震災で被災された方にとっては身につまされるようなシーンはありましたがそれはあくまで一つのアクセントに過ぎない印象であり、あえてそれに紐づけする理由は感じ取れませんでした。
 君の名は以降深海監督は長編に挑戦し続けていますが、正直脚本は別の人に任すべきではないかと三作品目を通じて感じました。今後は言の葉の庭以前のような雰囲気を大事にするショートムービーに注力していただければと思います。(多分周りがそうさせないでしょうが)
 あとオマージュをたくさん感じました。
ミミズ→だいだらぼっち(ものけ姫)
ミミズの崩壊するシーン→使途(ラミエル)の崩壊シーン(エヴァンゲリオン新劇場版破)
ダイジン→キュウべぇ(まどかマギカ)
ルージュの伝言→魔女の宅急便


 

投稿 : 2022/11/14
閲覧 : 152
サンキュー:

5

ネタバレ

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

被災者です

映像が奇麗で迫力がありセンスを感じる音楽でしたが、ルージュの伝言だけは狙いすぎでしょう。キャラクターの声を聞いたときに芸能人がその人にとって強すぎると頭から離れられなくなり、集中を欠いてしまう可能性が出てきます。なので自分はどちらかというと声優を本業にしている人を推しているわけですが、最近の若い声優も声に関して色がないなと思うわけでありまして、上手い下手の前に作品として良き判断であったと最終的には思いました。

内容は3.11がベースとなっており作画を中心にリアルに表現されています。経験者じゃないとわからない部分が多々あり、60~70人くらいいて途中退席者は1人でした。裏を返せば現実味を帯びている映像であったことが言えるかもしれません。一長一短だなと思う部分がありますが、それだけ映像として価値のあるものなんだと思います。

恋の部分はお互いが「好き」になるまでの時間が極端で短く、どちらかというと「いいな」程度の方が良かったんじゃないかなと感じており、共感できない部分が多かった印象です。「好き」になるまでの持って行き方が下手というよりも、そもそも尺の問題であると思います。

日本人は猫が大好きです。若者は特に好きで無邪気な容姿をしているキャラクターであるダイジンを悲しませるような表現はマイナスであると思ってしまいます。見た目が愛くるしいのもあり半分の人が可哀そうと感じたかもしれません。ストーリーとのバランスだとは思うのですが相当難しいでしょうね。

クライマックスは辛い思いをした人(被災者)に対してへのメッセージだと思っており、これは経験者かどうかによって共感する度合いが大きく変化します。そのため私個人としては嬉しく感じますが、みんながみんな共感してくれるか色々難しいなぁと思うのが率直な感想でした。

総合的に自分にとって良き映画ではありましたが、全体的には共感できない可能性もいくつかあったことは否めないかもしれませんね。

投稿 : 2022/11/14
閲覧 : 306
サンキュー:

9

nas さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いいロードームービーだった

予告見た時に2時間でここまで回れるのか?って感じだったけどしっかり回ったな。ボリューム的には1クールくらいで見たかったなくらいあるが。
なんかしっかりエンタメとして仕上げた「星を追うこども」感があって好きだわ。あれは面白いかと言われると微妙だけど結構好きなんだよな。
とりあえずこれでようやくノベライズが読める

投稿 : 2022/11/13
閲覧 : 131
サンキュー:

8

snn1123 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい作品でした。

不覚にも眼から体液が出てしまいました。
毎回素晴らしい作品を生み出す監督には驚嘆です。
観るのを迷っているのなら絶対に見るべき作品です。

投稿 : 2022/11/13
閲覧 : 101
サンキュー:

9

雑魚 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

攻めてる作品

 私の価値観では、この映画は満足度の高い物であった。
 この映画を見る上で誰に感情移入するか、どういう視点で見るかによって、かなり評価も変わるだろう。この映画を見る人は、自分の境遇、経験、立場、人間関係、『あの時代』の記憶、肌感覚が人それぞれで違いがある。この映画は、賛否両論がある作品であると思う。

しかし、私はこの映画で、『向き合う姿勢』に鳥肌が立ち感動した。新海さん攻めてるなぁ。

何をいってるかわからねぇと思うがつまりよかったです。はい。

 

投稿 : 2022/11/12
閲覧 : 128
サンキュー:

7

ぽにぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

国民的アニメ監督のスターダムを駆け上がる新海誠

【総評】
君の名は。で一躍有名になり、天気の子でその地位を確立した新海誠の最新作。

宣伝の映像から漂う「星を追う子ども」感は、新海誠のジブリコンプレックスを感じさせたが杞憂だった。
新海誠自身も、本作について「魔女の宅急便」の影響を受けていると話している通り、
ジブリを意識してはいるのだろうが、本作では圧倒的な背景美術と視聴者を盛り上げる演出とタイミングという
彼の武器が存分に発揮されていたと思う。

いわゆるセカイ系作品の閉じた人間関係とそれに付随するモノローグメインの心理描写を捨て、
国民的アニメ映画監督、ポストジブリの筆頭になったといっても過言ではないかもしれない。


以下、各評価基準ごとの詳細
◎物語の評価◎
宮崎を出て日本各地を巡るロードムービー
非常に良くまとまっており、冒頭の鈴芽の夢の回収もさすが。
「君の名は。」以降、新海誠は作中に東北の震災を示唆するような
災害の描写を入れることがお決まりとなりつつある。
本作のそれはやや露骨すぎる感は否めないが、先の震災の記憶を風化させまいとする意志を感じる。

◎作画の評価◎
安心と安定の背景美術。
廃墟と空と水と光を自然な形で作中に出しまくれる設定の勝利という感じ。

◎声優の評価◎
鈴芽役の原菜乃華さんをはじめ終始すばらしかった印象。

◎音楽の評価◎
相変わらず劇中楽曲の主張は激しいが、
過去2作ほどRADWIMPSのゴリ押し感(MV風演出)がなかったのが非常に好印象。

◎キャラの評価◎
主人公の鈴芽、めっちゃアクションシーンのある椅子、
戸締まりの旅を各地で支えてくれる人たち、タマキさんと魅力的な登場人物が多い。
特にダイジンのデザインと演技の不気味さは天才だと思う。

各星の数は3つを基準に下記で採点。
★☆☆☆☆:好ましくない
★★☆☆☆:やや好ましくない
★★★☆☆:可もなく不可もなく
★★★★☆:良い
★★★★★:群を抜いて良い

投稿 : 2022/11/12
閲覧 : 101
サンキュー:

8

ベル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

観てきました。

10/25の完成披露試写会に参加し、久しぶりに感想書きたくなったので投稿します。
ネタバレは無いようにお願いされましたのでネタバレ無しの感想です。これから観る人に向けて書けたらと思います。

まず、この作品は3.11の描写(津波後の街並みなど)や地震速報(リアルと少し異なるアラーム音)が多くあり、物語の大事な要素になっています。観る人によっては、かなり刺さるかなと思うので、もし実際に被災された方がいらっしゃいましたら、これを理解した上で見ることをお勧めいたします。

【キャストについて】
主人公 岩戸鈴芽役の原菜乃華さんは新海誠監督が好きそうな透き通った中に力強さを感じる声の持ち主です。高校2年生、思春期真っ只中の役どころは難しかったと思います。ただ、出演されていたドラマを拝見した時から感じていましたが、改めて...原さんの泣く演技が凄かったとお伝えしたいです。(19歳ということに驚きました...)
閉じ師 宗像草太役の松村北斗さんは、メインは低音ですが幅の広い声色の持ち主です。初めてワイドショーで使用された声と、実際のシーンだと少し違う?かな?と思っていたのですが、何度も時期を変えて撮り直していた様です。初挑戦の声の仕事だったようですが、妥協しないストイックさといい、素敵だなと思います。物語が進むにつれて違和感を忘れて観入ってしまいました。物語中はほとんどイス役だったので表情が無い分演技が難しかったと思いますが、私は個人的にぴったりな配役だったと思います。
また、公式からも発表されましたが、宗像草太の親友 芹澤朋也役で神木隆之介さんが出演されています。君の名は。の瀧くんとは似ても似つかないキャラで、神木くんと言われなければ分からないほどでした。元気に歌うシーンがあるのでお勧めさせていただきます。笑
その他のキャストさんたちも豪華なのですが、割と出番は少なめかな?という印象でした。個人的には染谷さんにもっと喋っていただきたかった。笑

【物語】
新海誠監督作品を観ている人に向けて伝えるならば、「星を追う子ども」「君の名は。」「天気の子」を合わせたような作品です。松村さん曰く、バトルシーンもあります。この中で特に、「星を追う子ども」が好きなら、お勧めしたい作品です。
今回は九州から東北までを舞台としており、フェリーや新幹線など色々な交通機関で移動します。タッチ決済での移動なのでめっちゃ今どきです。笑 ...高校2年生って1人旅出来るほどの財力あったっけ?と少し疑問にはなりましたが、すずめちゃんの性格的にコツコツ貯金していたのかなと勝手に解釈しております。笑
物語の序盤はコミカルなシーンが多くあり、クスッと笑えます。しかし、終盤にかけてバトルシーンやすずめちゃんの過去と話が繋がってシリアスなシーンが多くなります。...うるッとくるかも。涙脆い人はハンカチを忘れずに。
すずめちゃんが閉じ師の仕事を通して、過去の忘れていたこと(忘れようとしていたトラウマなのかも)や草太に対する想いの変化が描かれていて、面白いなと思いました。
ただ、映画の時間的に細々とした説明が省かれているので、少しモヤっとするかもしれません。(細々の内容はネタバレなので書きませんが)こう言う説明したんだろうなーっと自分で想像して観るのも面白いのかもしれません。

【補足】
違うところのレビューでは前作と同じような感じだから見なくていいと仰ってる方もいるようですが、作品それぞれに新海誠監督の伝えたいことがあると思うので、私は納得できるまで観に行こうと思います。
11/11公開したらまた観に行ってきます!

もう眠いので、感想はここまでとさせていただきます。
おやすみなさい。

投稿 : 2022/10/26
閲覧 : 180
サンキュー:

12

1 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/18
閲覧 : 0

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/06
閲覧 : 6

ばく さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/05
閲覧 : 0

DAIKI∞ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/04
閲覧 : 0

じろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/03
閲覧 : 0

まさむね さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/03
閲覧 : 0
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すずめの戸締まりのストーリー・あらすじ

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、
「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。
彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、
まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、
古ぼけた扉。
なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが...

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
その向こう側からは災いが訪れてしまうため、
開いた扉は閉めなければいけないのだという。

――星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、
すべての時間が溶けあったような、空があった――

不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。(アニメ映画『すずめの戸締まり』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2022年11月11日

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