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「劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』[前編]君の列車は生存戦略(アニメ映画)」

総合得点
72.1
感想・評価
26
棚に入れた
161
ランキング
1207
★★★★☆ 3.8 (26)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.9

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劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』[前編]君の列車は生存戦略の感想・評価はどうでしたか?

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うん、まぁ

総集編でした。。

新カットつきの

よくあるやつやね。。

2時間はちと長いなぁ。。
※映画大好きポンポさん的思考なので

投稿 : 2024/03/07
閲覧 : 67
サンキュー:

1

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新要素必要だったかは不明

これは、ある兄弟妹と、突然やってきたペンギンと、この世界の過去と未来についての物語である——。病気の妹・陽毬の命を救うため、謎のペンギン帽の命令により「ピングドラム」を探す高倉家の双子の兄弟・冠葉と晶馬。自身の運命を信じて日記に書かれた出来事を実現しつづける荻野目苹果。新たな運命を導くため萃果の日記を手に入れようとする夏芽真砂子。大切な運命の人を取り戻すために目的を果たそうとする多蕗桂樹と時籠ゆり。彼らはそれぞれの運命と大切な人の為に「ピングドラム」を追い続けたのだった。あれから10年——かつて運命を変える列車に乗り込んだ冠葉と晶馬が、運命の至る場所からひととき戻ってきた…。というあらすじ。


内容としては総集編。
地下鉄サリン事件をモチーフにしているんだっけ?
詳しく解説入っているわけではない
ああ、こんな感じだったなあと思い出す。
姉の代わりはやっぱり違うよな。
ほんで近親相姦一歩手前
自分のせいではないことでみな、悩む

主題歌
OUR GROUND ZEROES やくしまるえつこメトロオーケストラ
挿入歌
ROCK OVER JAPAN-トリプルH featuringプリンチュペンギン- トリプルH featuringプリンチュペンギン
YELLOW BLOOD トリプルH
ファクトリー トリプルH
DEAR FUTURE COALTAR OF THE DEEPERS
ED
ノルニル やくしまるえつこメトロオーケストラ

投稿 : 2023/11/23
閲覧 : 70
サンキュー:

4

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かえるくん東京を救うと銀河鉄道の夜。違う利他の形ですが…

 ゴジラ-1.0を見て、ちょっと本作のTV版に似てるかもと思い、そう言えば映画どうなったんだっけとアマプラ探したら無料でした。現在前半を見終えて、後半見ていない状態です。

 前後半の前半部分ですので、考察でもないでしょう。少し感じたことです。冒頭だからネタバレではないと思いますが、主人公の2人は「かえるくん、東京を救う」を探します。
 2人がこの作品をその題名で探すのはあるあるですね。私も若かりし頃本屋で同じことをしました。「神の子どもたちはみな踊る」というソフトカバーの中の短編です。今でもしっかり手元に持っています。

 この作品は95年の阪神淡路のあと、村上春樹氏の描いた震災文学の最高傑作です。「すずめの戸締り」はモチーフこそ「海辺のカフカ」ですが、宗像氏の一族あるいは要石はまさにカエルくんでした。ミミズと戦うことすら濁していないので異論はないでしょう。
 運命と自己犠牲。名も知らない大衆を救うという理不尽な役割。カエルくんは自分だって怖いといいます。ただ、主人公のような市井の善良な人がいるからこそ、東京を守りたい。たとえ悪人がいたとしても。だから、是非主人公には自分の戦いを応援してほしいという話です。

 TV版では「銀河鉄道の夜」が主題であることを冒頭では強調していました。「銀河鉄道の夜」は日本的キリスト教的な性善説という感じの利他であり、生命と食のような業も含めていました。
 ただ、思わず河に飛び込んで助けるというのは、どちらかといえば「竜とそばかすの姫」の母ですね。他人を助けるということと、本作TV版の家族愛…それも疑似家族を助けるということとは少しずれていたのも事実だと思います。

 どちらの作品オマージュも、少し本作の主題とズレがあるような無いような、ですね。

「利他」に関する物語が本作をはじめ「すずめの…」「そばかす姫」「ゴジラ-1.0」も含めて、最近増えている気がします。
 ハリウッドでも「インデペンデンスデイ」とか「ハルマゲドン」古くは「ポセイドンアドベンチャー」でも自己犠牲はありますけど、あれは何かの型でした。最近の日本アニメにおける「利他」の描かれ方の深みは半端じゃないです。

 疑似家族ものとしては「岬のマヨイガ」とやはり「ゴジラ‐1.0」とかも震災に絡めてありました。こっちも上げればきりがないでしょう。
「かえるくん…」の中にも主人公の家族問題があって「すずめの戸締り」の環さんはここからとったのかな、と思います。

 2011年で日本の価値観の何かが崩れたとき「そういう時代」に入ったということでしょう。「そういう」を言語化するが現代の文学の最先端であるアニメの役割ということなんだと思います。疑似家族と利他。それはその大きな要素なのでしょう。


 本作はそして最後に不穏なものがありました。冠葉の陽毬に対する男女の愛のようなものが描かれます。これはTVシリーズになかった要素だったと思います。夏芽真砂子も冠葉に執着しているので愛のカタチについての対比になるのでしょうか。

 父母の家族愛についての明確な回想も入っていました。ラッコと河童も同様に親子問題みたいです。
 TV版では明確でなかったトリプルH、ダブルH問題も何か描かれそうですね。
 ペンギン桃果と赤ちゃんペンギンが何を表しているのかも気になります。

「利他」「生命の輪」「家族愛、愛のカタチ」「親の歪み」なによりも「運命」ですね。「かえるくん、東京を救う」を出した以上は、生半可な結末では許されません。是非、期待の上を行く後半でありますように。

 評価は後半見た上で。ベースとしてオール4はあっていいと思います。

 ただ、アニメ作品として見た場合、幾原氏の作家性というのはどうかな、と疑問もあります。考察のための考察になっていないか?という疑問が最近の氏の作品には感じられます。
 最終評価ではエンタメとしての完成度は映画としては求めると思います。よほどの深みがないと、後半見た上で減点する可能性はあります。

投稿 : 2023/11/14
閲覧 : 165
サンキュー:

5

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

流石イクニ!、俺たちには出来ないことを平然とやってのける!。

 カルトなアニメ監督はもはや絶滅危惧種と言っても過言ではない。しかし、そんな中でもまだまだ活き活きとした可能性を残していらっしゃる鬼才はイクニこと、幾原さんしかおるまいて。こんな偉大な才能を有している方が、充分活躍できる場が用意されてないことこそ日本コンテンツ界の恥である。黒澤が映画を撮れないとかよりも個人的には大きな損失と言いたい。


 そこで本作であるが、私の生涯ベストアニメ候補に必ず食い込む「ピングドラム」と聞いては駆けつけざるをえませんでした(ウテナの方が好きだが)。正直イクニさん的には、総集編なんてお茶を濁した仕事より、もっとクリエイティブを大暴れさせられるウテナの時のような新作映画とかをやりたかっただろうけど、10年前の本作をやってた頃はまだあった体力も包摂力も業界になくなっちゃったのかなぁ…。



 最近某作品の総集編が正直ダメダメだったので少々心配でしたが、やはりイクニは違う。本編からして「ついてこれる奴だけついてこい!」なハイコンテクスト作品だったので、本作も当然本編を何度も当然見てるよね?なスタンスで清々しい。だから総集編だけ見ようなどという、ヘソで茶をわかすような怠惰な輩は最初から入れる気ないです。そんな人はどうせ本編見てもついていけないでしょうし。


 何度も見て彼らの運命の至るところを知ってるからこそ、新規カットのopで彼らの姿と音楽が静かに響き合うのを見てると思わずじ〜んときて目頭が…。


 それにしても、とにかく手取り足取りな優しい世界じゃないとアカンという不安でビクビクなコンテンツ界に広がる病理とハッキリ距離を取っているのがイクニさんの孤高な姿は尊敬に値する。


 しかし、改めて見直してやはりイクニさんの魅力は孤高で難解さを持ちながらも、ちゃんと笑いと涙のまっとうなエンタメに足がついている点こそが私が愛して止まない点である。この両立を達成してる人は、実写も含めて私が浅学なだけかもしれんがあまりいない。


 とにかく、本作を見て改めて本編は勿論、解説動画も全部見直したい!という気持ちが猛烈に掻き立てられました。やはり総集編は総集編で、本編に比べちゃと零れ落ちるものがあまりに多くて勿体ない。というわけで、早速DVDと動画鑑賞に向かいたいと思いすが、イクニさんの才能を活かせるたっぷりとした尺を利用できるのは2つの道しかないような気がします。


 一つはプリキュアやガンダムといった敢えての王道コンテンツ路線。もう一つは、Netflixで分割式にやっていく方向。普通の1クール作品ではもうあまりに冒険できない世界になってきちゃって気がするので。


 (後編も鑑賞後)


 後編のほうがアニメ後半の1クールが無駄がない充実した作りだっただけにエピソードを摘まんじゃってる感が強く出てしまったかな。回想の演出が連続したり、1話でビシッと締めたり次への引きを作る上手い演出が活かせないのも勿体ない。やはりテレビアニメとして良く出来てたんだなぁ…と再認識。

 
 それにしても、やはりイクニさんほど創造的な方には、「ウテナ」の時のように元見てないとわけわからんが、見てる人間には他に並ぶもの無き大傑作な新作をやった方が良かったような。


 まぁ、イクニさんとしては当然そうしたかったと思うのだが、現在のアニメ界の状況では難しいのかなぁ。庵野さんはイクニとは並々ならぬ仲なんだし、カラーが出資してでもイクニに映画や新作アニメを2クールとか撮らせて欲しい。わかってて儲かってる人がお金出してくれない限りチャレンジは難しいよう。

投稿 : 2022/08/05
閲覧 : 355
サンキュー:

10

ネタバレ

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

後編次第

{netabare} 冒頭から"さらざんまい"で見た実写を用いた演出のシーンの追加,新キャラの登場 {/netabare} 最高に痺れた。

今作は所謂総集編なのであろうが、登場人物の誰に注目して見れば良いか等をしっかりと明示してくれる演出,編集でTVアニメを見ていた人にとっては「良い感じで纏めているなぁ〜」と感じられる演出になっていたのではないだろうか。

また、他にも程よく追加シーンがあり、飽きることなく見ることが出来た。



追加シーンが気になったのでそれを含めての後編の展望を考えてみる。

恐らく {netabare} 図書館の追加シーンはテレビ版のその後,2週目なのであろう。そして桃果の「きっと何者かになれる」 というセリフと{/netabare} ピンドラ等のアンチテーゼ的作品である"さらざんまい"を通った後に今作がTVアニメから再編された事などを考えると、今回の映画でTV版の結末が覆る,TV版ラストの先を描く可能性が十分にあるのではないかと思う。(運命の乗り換え後の晶馬と冠葉が何者かになれるのでは...?)


上記のように後編でTV版からの変化があるかもしれないので最終的な評価は後編次第なところはあるが、今作がよく出来た作品であることは確かである。ファンなら見るべきだと思う。

投稿 : 2022/07/07
閲覧 : 274
サンキュー:

2

ネタバレ

たかし さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白かった

ほとんど本編と同じ内容だが、BGMが全然違ったのが印象的だった。
多分全部新しくなってる。
追加シーンもよかった。
親ガチャとか無敵の人とか言われる時代にやることに意味がある。

投稿 : 2022/05/08
閲覧 : 173
サンキュー:

2

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

総集編①

夢の世界で、桃果が幼き日の冠葉と晶馬に、彼らのストーリーを見させる形で、内容はアニメ 1 クール目の総集編。

アニメの内容を個々人のストーリーとしてまとめられている。新しい追加内容はない。

後編では新しい要素は追加されるのか?

投稿 : 2022/05/06
閲覧 : 224
サンキュー:

1

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

懐かしいアニメの劇場版です。
当時、テレビ放送していた頃に凄く好きな作品でした。
ピングドラムは時に???と解りにくい演出もあったりしますが、それ以上にこの作品の独特な世界観が新鮮で面白くて好きでした。

さて、劇場版は前編、後編に別れています。
最初は知りませんでしたが、よく考えてみると…この作品を語るには映画1作では時間が足りないなぁ〜と、当然というと当然ですねw

作品全体としては総集編です。
しかし、この劇場版での目的は「運命の乗り換え」にあります。
乗り換えるのは、幼き頃の高倉冠葉と高倉晶馬です。
劇場版では、何者かわからない彼らが、アニメで言う1話の時系列に迷い込み、そこでベビーペンギンに導かれます。

そこにいたのは、例のペンギンの帽子を被った高倉陽鞠ではなく、桃果。
アニメでは桃果は終盤のですが劇場版は初っ端から来ましたね。

そこで、彼らは未来が描かれた本を渡され読むことになる。
未来で何が起きるのか…この場合は起きたのかが正しいでしょうか?
そうして、彼らが知ることになる未来をアニメで言う総集編?みたいな形で描かれます。

恐らく、乗り換えとはアニメで迎えたあのENDをひっくり返す事なのでしょうけど…
途中、何者かに桃果が襲われ、ベビーペンギンが乗っ取られます。
恐らく乗り換えをする事で都合が悪くなる者がいるのでしょうね…

さて、大まかな内容は総集編です。
この作品は家族愛が素敵ですね。
病弱な妹、高倉陽鞠は兄の高倉冠葉と高倉晶馬に凄く大切にされています。

彼らは家族です。
この世で、たった3人の家族…
そんな緋鞠の命を繋ぐ為ならならなんだってする。
冠葉はそう言っていました。
彼は実は妹に家族愛以上の愛を感じていました。
冠葉恋愛被害者の会なんて言うのが立ち上げられるくらいにはモテていた彼ですが、多分彼は色々な女性と付き合う事で自分の気持ちを紛らわそうとした、でも出来なかった。

ん〜現実問題だとどうなんでしょう?
血の繋がった家族を一人の男として一人の女として愛せるでしょうか?
仲がいいレベルはあるし、義妹とかならありえそうな気もするような?
その辺は経験ないので上手く掛けませんが…

でも、恋って落ちるものなので、好きになった人がその立場なら仕方ないのかもしれませんね。
ただ、私に解るのは、どんな気持ちでも相手を思う気持ちは素敵だと思います。


逆にやる過ぎの気持ちが荻野目苹果…荻野目桃果の妹です。
彼女のストーカーレベルはパないですね。
床下から盗聴するは、床下に住み始めて一緒に暮らしてる発言はヤバイです…
ストーカー怖っww

彼女の担当は高倉晶馬
彼は優しいですね。
荻野目苹果の最大の間違えとはなんでしょうか?
ストーカーは違います。
あれは人として間違えてますw

彼女が荻野目苹果だから間違えたのは……荻野目桃果になろうとした事。

苹果が産まれた日…ある事件で桃果が死にます。
母は言います。
「娘を忘れないであげるのが親の勤めだと」

父は言います。
「誕生日がいつまでもカレーの日桃果が可哀想だろ」

これって難しい……
桃果の命日は苹果の誕生日です。
笑ってお祝いしてあげるのが正しいし、父は桃果をしっかり見てあげたいのでしょうね。
苹果を祝って笑うのは桃果を忘れた訳じゃない…でも、お母さんの言い分も正しくて、そんな簡単に割り切れないって感じるし、桃果の命日に笑うなんて出来ないんだと思う……

だから、どちらも正しく感じてしまいます。
でも、私が桃果かなら…自分の死をいつまでも引きずられるのは悲しいかな……生きてる人を見てあげて欲しいって思うかもしれません。

苹果は両親の言い争いを聞いて……私が桃果になればいいと言います。
桃果が好きな事を好きになり、桃果が好きな人を好きになる。

でも、晶馬は「それはおかしいよ!」と言います。
うん、おかしいですよね。

だって、誰かの変わりなんて誰にも出来ないし、第1に苹果の気持ちは?
自分の気持ちなどうなるの?
万が一、桃果になれたとして苹果は?
苹果が居なくなったら結局、何も変わらない。

両親が言い争うのは、桃果が居ないからじゃなくて、家族4人で居られないからです。
桃果が居ても苹果が居なければ、2人は言い争うでしょう……だから、晶馬はおかしいと言うのです。

ペンギン帽子の言う「何者にもなれないお前達」ってのはそう言う意味かな?と思ったりもしました。

晶馬は少し頼りないですが、間違えた事を間違えだと言える凄く優しくて正しい子だと思います。
だから、苹果は彼に少しづつ惹かれていった。

高倉陽鞠

彼女はお母さんとのエピソードが印象に残りました。
お揃いのリボンでオーディションの撮影をしよう。
しかし、品切れでお揃いのリボンを買えなかった。
代わりに色の近いリボンを買って来てくれるも、彼女は母に八つ当たりをします。

「こんなの違う!お揃いのリボンじゃなきゃ意味がない!今すぐ買ってきて!」
品切れじゃ仕方ないじゃんって思う……けど、子供にしたら品切れなんて関係なくて納得出来なくて……約束だから守りたくて約束してる手前、友達に無理でしたとも言えなくて、ついつい無理を言ってしまう。
割と誰でも経験あるのではないでしょうか?

そんな、陽鞠が暴れて姿見に身体が当たり鏡が緋鞠に落ちてくる。
それを身を呈して守ってくれたのは母でした。
母の身体は鏡の破片が刺さり顔の傷は一生物になってしまいました。
それでも、緋鞠に「緋鞠?怪我はなかったのね。よかったわ、緋鞠はアイドルになるんだもんね」ってセリフは凄く優しく見えました。

母は緋鞠を守っただけではなくて夢も守ってくれたのです。
翌日の撮影では、緋鞠は撮影しないと言いだします。
だから、2人で撮ってと。

でも、2人は撮影は辞めて緋鞠の母の為に何かしようと言い出します。
撮影よりも友達の母が早く元気になるようにと…
ホッコリエピソードではありませんか‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬

母の為に鯉の新鮮な生き血をなんて泣かせるではないで……生き血!!=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
CHAOSですね(*꒪꒫꒪)
子供の可愛さと残酷さを見てしまいました。

さて、前編は簡単に書いて見ましたが、続きは後半ですね。
後半は、未来が乗り換えられるかどうかになるので、乗り換えた未来が、どう変わるのか、黒幕が誰なのかが鍵になってきそうですね。

緋鞠のペンギン帽子は「きっと何者になれないお前たちに告げる」でしたが、桃果のペンギン帽子は「きっと何者かになれるお前たちに告げる」と叫んでいたので、きっと2人には何か未来を変える可能性があるんでしょうね。
まだ、未来の描かれた本を読んでるだけですが、ここからどう動くのか……どう変わるのか。

後、今回の劇場版は映画が良かったですね。
私達の済む現実世界の風景にキャラを上手く溶け込ましている演出がよかったです!
全然違和感なく見えて驚きましたw

後半も楽しみです⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

投稿 : 2022/05/01
閲覧 : 255
サンキュー:

7

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リサイクル?いいえ、リ・サイクル

TVシリーズから10年。
この期に及んで、まさかただの総集編(リサイクル)ってことはないよね?
一抹の不安を抱える中、上映が開始されました。
すると見覚えのないシーンから始まります。

私の場合、TVシリーズは、昨年、始めて観ました。
そして、劇場に行く前に予習で少し観返しています。
つまり、記憶は、新鮮のはず。
それにも関わらず、知らないシーンの登場です。
ああ、よかった、単純な総集編ではなさそう・・・。
そう安堵する私。

しかし、それも束の間・・・。
あれ? あれ!? あれれ!!
その後は、見覚えのあるシーンのオンパレード。
しかもTVシリーズを知らないと、意味不明と思われる展開。
しまった!失敗したかな?と思ってみたりします。
でも、好きな作品なのでスクリーンで観られるだけでも幸せ・・・だと思おう。

そんなふうに少しもやもやっとしたものを抱える中で迎えたクライマックス。
そこで、私は、この劇場版の真意を目の当たりにするのです。
後編がとても楽しみになってしまいました。


■「運命の至る場所」
{netabare}
物語の舞台は、地下鉄テロ事件の現場となった丸ノ内線をモチーフにしています。
そして、登場人物たちはこの事件に人生を翻弄された人たちです。
つまり、丸ノ内線が登場人物の「運命」そのものを表しています。

また、3人の兄弟妹の住む場所は荻窪です。
そして、妹「陽毬」が息を引き取った場所、それが水族館のある池袋です。
荻窪も池袋もどちらも丸ノ内線の終点(両端)です。
荻窪から運命という列車にただ乗っているだけだと、たどり着くのは池袋。
そして、そこで待っているのは妹が死んでしまう結末なのです。
つまり、何もしなければ、そこが「運命の至る場所」になってしまうのです。
運命を変えたければ、運命を乗り換えなければいけません。
{/netabare}


■「運命の乗り換え」が唯一の「生存戦略」
{netabare}
列車の乗り換えって面倒ですよね。
でも、もし、今、乗っている運命と言う列車の至る場所が望むべきところではない、
そのことが分かったのなら、取りうる選択肢は4つあります。

(1) それでも、そのまま乗り続け、甘んじてその運命を受け入れる。
(2) 運命と言う列車から降りてしまう。
(3) もと来た路線を引き返す。
(4) 別の運命と言う列車に乗り換え、そして、別の場所へ行く。

(1)は、物語にならないので論外ですが、問題は、(2)と(3)です。
(2)は、運命、言うなれば人生を降りてしまうのですから死を意味します。
 そもそも生きることが目的なのでこれは選択肢から外れます。
(3)は、過去へ戻る、もしくは、やり直すことを意味します。
 しかし、人生は、未来にしか進みません。
 不可逆的でやり直すことはできないのです。
 この物語でも妹「陽毬」の死は、先延ばししただけです。
 過去に戻って生き返ったわけではありません。

つまり、消去法で、「生きるため」には(4)の選択肢しかないのです。
すなわち、「運命の乗り換え」こそが唯一残された「生存戦略」なのです。
なので、この物語の登場人物達は、運命を乗り換えようと必死にがんばるのです。

列車と言うものの特性を使い、「運命」を上手に表現した物語だったと思いました。
{/netabare}


■後編が楽しみ
{netabare}
果たして、物語の後半で登場人物達は「運命の乗り換え」に成功するのでしょうか?
もちろん、TVシリーズでその答えは出ています。
しかし、本当にその通りとなるのでしょうか?
はたまた、違った展開になるのでしょうか?

TVシリーズの最後では、記憶をなくし子供に戻った兄弟が登場します。
その兄弟が劇場版で再び登場し、あることを通じてかつての記憶を辿っていきます。
それがきっかけとなり「再び(RE)」運命の「輪(cycle)」に巻き込まれていくのです。
そして、今、ここに運命に翻弄された登場人物達の"舞台"が「再び」始まるのです。

この作品は、TVシリーズを上手く「再利用(リサイクル)」しつつ、
「リ・サイクル」として、TVシリーズには無い新たな展開が期待できそうです。
後編がとても楽しみです。
{/netabare}


■まとめ

劇場版アニメを公開初日に観る日がくるなんて、夢にも思いませんでした。
1年前まではアニメをほとんど観てこなかったので、私にとっては大きな変化です。
自分の中でアニメの存在がそれだけ大きなものになっていたんだなと実感しました。
私も「運命の乗り換え」をしたのでしょうか?
・・・少し大げさでしたね。すみません・・・。
でも、少なくとも今までとは行先の違う列車に乗り換えたのは事実なんだと思います。
なぜなら車窓から見える景色が1年前とは違いますから・・・。

投稿 : 2022/04/30
閲覧 : 278
サンキュー:

20

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おかえり、陽毬。

ピンドラが劇場版として帰ってきた。イクニの演出は相変わらず至高。音楽も最高だ。

投稿 : 2022/04/29
閲覧 : 198
サンキュー:

0

± さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/28
閲覧 : 5

老倉育 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/30
閲覧 : 5

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 10

蛍火 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/01/07
閲覧 : 15

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/02
閲覧 : 15

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/05
閲覧 : 21

きで さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/21
閲覧 : 18

かいかい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/03
閲覧 : 19

gLibh48702 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/02
閲覧 : 17

ニノマエ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/03
閲覧 : 22

sarari さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 24

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/06/24
閲覧 : 29

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/06/02
閲覧 : 30

五月雨 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/06
閲覧 : 30

kunka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 30

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/29
閲覧 : 31

劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』[前編]君の列車は生存戦略のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』[前編]君の列車は生存戦略のストーリー・あらすじ

病気の妹・陽毬の命を救うため、謎のペンギン帽の命令により「ピングドラム」を探す高倉家の双子の兄弟・冠葉と晶馬。自身の運命を信じて日記に書かれた出来事を実現しつづける荻野目苹果。新たな運命を導くため萃果の日記を手に入れようとする夏芽真砂子。大切な運命の人を取り戻すために目的を果たそうとする多蕗桂樹と時籠ゆり。彼らはそれぞれの運命と大切な人の為に「ピングドラム」を追い続けたのだった。あれから10年——
かつて運命を変える列車に乗り込んだ冠葉と晶馬が、運命の至る場所からひととき戻ってきた…。(アニメ映画『劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』[前編]君の列車は生存戦略』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2022年4月29日

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