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「シチリアを征服したクマ王国の物語(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
6
棚に入れた
14
ランキング
7899
★★★★☆ 3.6 (6)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.5

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シチリアを征服したクマ王国の物語の感想・評価はどうでしたか?

Mi-24 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

心が老化しそうな、カビ臭いアニメ

老人が淡々と語る昔話。
一応話しの山場はあるが、高揚がなく平坦。

日本のアニメでは余り見ないタイプなので物珍しさはあるが、退屈な作品だ。

投稿 : 2023/11/11
閲覧 : 54
サンキュー:

0

camuson さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

印象度:65

2019年公開のイタリア・フランスのアニメ映画。
amazonレンタル(48h;500円)で見ました。

原作のイタリア人作家による童話は未読です。


人間との共存を望むクマ族の王様によって、
平和的に統治されることになったシチリア。
当初は人間との共存もうまくいってるようであったが・・・

という話を、劇中物語として前半は紙芝居芸人の男と娘に語らせ、
後半はクマ族のみが知る真相として語らせています。

劇中物語として語る手法自体はとりわけ珍しいものではないのでしょうが、
ストーリーテリングのメリハリ、
そして、語る者が異なれば、物語も異なるという可能性を明示した点で、
とても効果的に機能していると思いました。


アートスタイルが興味深いですね。
語り部の男と娘は、二次元的なキャラクターなのですが、
クマはデフォルメされたあからさまな3Dポリゴンです。

背景も大きくデフォルメされていて、
遠景は二次元的な書割的な感じなのですが、
ここにクマや人間の兵隊など郡体を成すオブジェクトが3Dで配置されると、
遠近感が強く感じられ、空間の広大さが感じられます。
すべて二次元の手書きだと出ない空間の感覚だなと思いました。



老若男女が見て、それなりに楽しめる作品で、
完成度が高い作品だと思います。

ただ、何か大きく心動かされるということがあまりないのと、
中学二年生がみて、心躍るような内容は一切ないのと、

現代人である以上、現代社会を映す鏡になってるかどうかが
興味対象となるところですが、それがあまり感じられず、
結果として刺さるものがなかったかなと。

投稿 : 2022/08/08
閲覧 : 174
サンキュー:

3

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

イタリアの児童文学原作の仏伊合作映画、82分。面白いかは分からないが含蓄がある?

旅芸人の親子が老熊に語り聞かせる形式の童話調の物語。
前半は親子が語り、熊王が息子探しに熊一族引き連れて冒険、後半は人間の街の王になった熊王と人間に染まった息子の話を老熊が語る。

【良い点】
欧州の童話、欧州版昔話みたいな語り口と雰囲気。
特徴的な作画やイタリア?フランス?(詳しく知らない)の民謡?に乗せて旅芸人の軽妙な語り口やミュージカルとも少し違うが吟遊詩人の吟遊めいたノリが独特で引き込まれる。
良くも悪くも日本アニメとは異質な趣。
後半の海蛇とのバトルはかなり迫力あり。

前半は息子攫われた熊王がクマ一族連れて冒険遠征、悪い人間領主の軍勢と戦争したり、怪物とバトルしたり。
良くも悪くもクマらしくなく、武器使ったり地の利活かしたり、戦争シーンがコミカルで面白い。
魔法使いや怪物など西洋ファンタジーの童話らしい展開で飽きさせず。

後半(42分頃)から今度は老クマが芸人親子に続きを話してくれる第二部。
息子トニオが主人公、おそらく後半が本題。
人間の政治権力や欲望に染まっていく熊たち、自然と人間の関係がテーマ?人間といすぎちゃダメ?
魔法や陰謀絡みの波乱ありつつ、ラストはクマも人間もいるべき場所へ的な結論に。
本作のクマは良くも悪くも人間と変わらないのもあり、異なる民族間の確執的なテーマも感じる。
シチリアのマフィアを思わせる悪い熊とか、イタリアらしさか。

親しみやすく飽きさせない物語展開から、色々とメッセージを感じさせる内容だった。
ラストは老クマが芸人少女に耳打ちでこっそりと本当の結末を教えるが、内容は父と視聴者には開示されない。
あえて全てを語らず、果たして本当の結末とは?想像の余地を残す。
少女の楽しそうな様子からして、ポジティブな結論だったと思われ、後味良し。
おそらく、老クマはトニオだと思われる?が、そこも視聴者に想像させる辺りが上手い。
視聴者(読者?)に考えさせようとする作劇は良いと思った。

【悪い点】
あんまりクマである必要なくね?と思ってしまった。

良い点と裏腹、テーマやメッセージを込め過ぎている。
別に説教臭いわけではないが、なんというか、西洋的な欺瞞を少し感じる。
人間らしさをネガティブに捉える視点ばかり、トニオと女の子の交流で多少は人間の良い面も見せてほしかった。
人間もクマ(自然?)もかくあるべし?児童文学の良し悪し、ちょっと面白味が無かったかなと。

【総合評価】6~5点
面白い事は面白いんだけど、西洋児童文学のニガテな要素も否めない。
後味が良いはずなのに手放しで絶賛できないというか…
評価は「良い」

投稿 : 2022/08/07
閲覧 : 160
サンキュー:

2

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クマは森でなく山からやってくる

 雪の中をさまよって洞窟に入った語り部のおじさんと女の子が、クマと遭遇したです。クマに驚くものの何故か?「シチリアを征服したクマ」のお話を大きな紙芝居を使って話していくお話だったです。クマ相手に話を盛り上げ、女の子が楽器を鳴らしたりするところも面白いです。

 親子水入らずで川遊びをしていたクマ王のレオニンスと息子トニオだったです。レオニンスは夢中で、知らずのうちに行方不明になったトニオだったです。何が起こったのか?訳も分からず落ち込むレオニンスだったです。
 数カ月後トニオを求めてレオニンスが、仲間を引き連れ人間の街に行くお話です。そこでクマ達が、どうなるのか?だったです。言葉も喋り、知恵を絞ったり、踊ったり服を着たり人と変わらないクマが面白いです。

{netabare} 話は進み、トニオに出会うことはできて、めでたしとは行かないです。
 いっときクマと人間の共存する世界が誕生するけど、そうは行かないところも見どころです。
 人と変わらないクマは一部どうなっていくのか?、まさに人間のような振る舞いに慣れてしまう有様が、興味深いです。その結末、そしてレオニンス、トニオが何に気づくのか?最後の最後で決心したことは、{/netabare}やや寂しいながらも納得の行くものだったです。

 語り部、女の子、クマもどうなったのか?見に行ってのお楽しみになるのです。
 海外独特に色彩もよく、特徴的なアニメらしい作画もいい感じです。

投稿 : 2022/01/23
閲覧 : 203
サンキュー:

4

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/10/09
閲覧 : 35

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/23
閲覧 : 54

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シチリアを征服したクマ王国の物語のストーリー・あらすじ

旅芸人のジェデオンとアルメリーナは、山越えの途中で吹雪に見舞われ、洞窟で暖を取ることに。すると穴の奥から、侵入者の声で冬眠から起こされた老クマが現れる。ジェデオンは食べられては大変と、古くから伝わる「シチリアを征服したクマ王国の物語」を語りはじめる。
 遠い昔のこと。山奥に平和なクマの王国があった。ある日、クマの王レオンスが魚の取り方を教えていた時、息子トニオがいなくなってしまう。悲しみに暮れ、逆座を動こうとしないレオンスに、長老テオフィルが人間の暮らすシチリアに行けばトニオが見つかるかもしれないと進言する。するとレオンスは、クマの群れを引き連れてシチリアを目指して出発する。(アニメ映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2022年1月14日

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