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「SPY×FAMILY(TVアニメ動画)」

総合得点
87.4
感想・評価
919
棚に入れた
3039
ランキング
156
★★★★☆ 4.0 (919)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.1

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SPY×FAMILYの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

setuchi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

うーん。。

予告で期待させてもらった分
がっかり感の方が勝ってる印象。

普通に面白いし観れない事はないけれど
凄い面白いかと聞かれるとそんなでもない
あくまでもいまのところは・・
この先のロイドとヨルの強さ描写に期待したいところです。
アーニャはもう充分なので。

物語の評価を出来るだけの物語をまだアニメ内で
観ていないのでこの先に期待。

CV やはり種﨑さんは凄いというところですか。
  
キャラ アーニャは立っているがロイドとヨルがまだ足りてない印象。

作画 キメツの@の視聴というのが厳しいが
   それでもカッコウよりは全然普通か?w

音楽 普通かなぁ・・


9話で断念しました
どちらにしてもアーニャの為のアニメな印象なので
アーニャに惹かれなければ他の要素で観るしかないのだけど・・
どこで楽しめば良いのか分かりませんでした
2期のために観ようかどうか悩み中ですが。。おそらく観ないかなと

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 179
サンキュー:

5

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

コレいい。。久々の快作

可愛い、きれい、カッコイイ・・
そして・・何より、面白い。

著名少年誌が原作なアニメはやっぱ安定して面白い。

まず設定。
~{netabare}
視聴前からチラ見していた人物像から、世界のピンチを家族で協力して解決していくのかと思ってましたが・・・
今後、お互いの秘密がわかってそんな展開もあるんでしょうか・・
(もちろんご存知の方も教えないでくださいw)
{/netabare}~
あり得ない設定、あり得ない出逢いだからこそ生まれる物語もある。
こういうのってキャラの絡みとか展開も楽しみですね。

そして、キャラ。
設定もさることながら、キャラが活き活きしててその行動も楽しい。

特に刺さったのは、アーニャ。
 (山賊の娘?と思ったら、あっちはローニャ・・)
 ちょっとドジだけど、あざと過ぎないところもいい。
 ちっちゃい女の子が泣く姿に最近弱くて草。
 (若い頃は娘の結婚式で泣く父親とか全く理解できなかったけど)

ヨルもいいですね。
 キャラデザ的には珍しくないけどやっぱ早見さん効果が絶大かも。
 (あくまで自社比較w)

ちなみに制作会社。
 EDを見てると色んなとこが協力していますね。
 もちろんビジネスありきで、継続するのが大事というのもあるけど、
 得意分野で協力し合う日本アニメの姿・・いいと思います。

第2クールもすぐ始まるようなので嬉しい。楽しみです。

<今後のワタクシの見込>
#メッセージとか返せてなくてスミマセン・・レビューとは関係ないので畳みます。
~{netabare}
最近ハマったMMD(※)も、ウマ娘やキツネダンスなどやってみたかった事は一通りできた感ありなので少しは落ち着くかも。。
拙い動画ですがよければ。
https://www.youtube.com/channel/UCR3uh6-Com5Itl30ItivdRA
てか、あなたもいかがですか?(笑)

※ https://ja.wikipedia.org/wiki/MikuMikuDance
{/netabare}~

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 145
サンキュー:

22

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

偽りだとしても・・・。

2022年大人気スパイコメディアニメですね!まず皆さんが言うようにアーニャが可愛い!これはもうしょうがないw私がクレヨンしんちゃんの真似をするような子供だったとしたらアーニャにチェンジしてると思いますw凄腕スパイの父、凄腕殺し屋の母、なぜかエスパー(他人の心の声が聞こえる)の娘。それぞれが素性を隠し、利害の一致により集まった偽り家族。私は原作未読派なのでアーニャの声や喋り方はもちろんの事、ロイドとヨルも100点でした。あとコメディなんですが泣けるんですよね~。アーニャの「ずっとこの3人家族でいたい」という思いからロイドのために頑張る姿や、素性は隠さなきゃいけないのにアーニャが危険な時は本気で守ろうとするヨル。いつも冷静にミッションクリアを最優先にしてきたロイドが、話が進むにつれて家族優先で動いてしまうようになるところに感動しちゃいましたね。あとOPはテンション上がりますね。歳のせいか最近のJ-POPは苦手ですが、アニメに絡むと気に入っちゃいますw早々に2期も決定して、2022年秋が楽しみになりました!

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 143
サンキュー:

6

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ホームスパイコメディ

原作未読 全12話 分割2クールの1クール目です。2クール目は10月放送予定です。

争い合っていた東西にある国が和平が訪れた世界、西の国の凄腕スパイが東西の和平を脅かす東の国の政治家に接触するため、息子が通う名門校(小学校ようなところ)に養子を入学させて接近させる作戦を決めました。父親役のスパイの黄昏、娘役の養子で人の心が読めるエスパーのアーニャ、母親役で殺し屋のヨルの3人がお互い素性を隠しながら偽装家族を演じるお話です。

制作はWIT STUDIO×CloverWorksの共同制作ということで期待していましたね。

原作未読なのでもっとシリアスなお話を想像していましたが、結構コメディに振っていました。

特に2人の素性を知っているアーニャが、色々なシーンで聞こえてくる2人の心の声にリアクションするところが面白かったです。

3人の紹介と背景、日常と入学までの道のり、入学してからのエピソードが描かれていました。

2クールあるため途中で終わっていますが、期待せずにいられませんね。続きが楽しみです。

OPはOfficial髭男dismさん、EDは星野源さん、どちらも素敵な曲でした。

最後に、今回はアーニャが目立っていましたね。次回はヨルさんにももっと目立ってほしいですが、2クール目のポスターにはアーニャが中心に大きく描かれていましたので、やっぱりアーニャなのでしょうねw

投稿 : 2022/09/27
閲覧 : 241
サンキュー:

35

ネタバレ

ミスターK さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とても良かった!

原作を読んで絡み始めました。とにかく面白い作品!

原作ではアーニャが色々な愉快な表情をしてくれるのでアニメではどうなるかと思ったけどアニメでも負けないぐらい表情をしていたのでそこが特に良かった。あとはアーニャの「ワクワク」などの独り言が声として聞こえてとても可愛かった。

2期ももうすぐなのでそこでは{netabare}ボンド(犬)の活躍{/netabare}も期待しています。

投稿 : 2022/09/26
閲覧 : 102
サンキュー:

5

是正 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい意味で空気みたいな作品

とにかく戸口が広く弱点が少なく誰にでもオススメできる反面ある程度創作物読むのにこなれた人が読むと引っかかる長所が少ない印象。とはいえそれでも一定の満足度はあるので安牌率は高い。
個人的にはそこまでヒットしなかったので渋めに評価してるけどこれくらいの満足度になるくらいにはそつのない出来

投稿 : 2022/09/24
閲覧 : 140
サンキュー:

4

taka_2 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こんにちはあるいはこんばんは

ジャンプラで原作マンガ読んでいるので、アニメ化は非常に期待してましたが、期待以上の出来で感動しております。
1期で終わってほしくないなあ。

とっくに終わってた。もう2期始まるね。
世間的評価も高いです。小学校でもぼちぼち流行っているらしい。

投稿 : 2022/09/23
閲覧 : 286
サンキュー:

8

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

正義

2022/09/21 初投稿
同日 評価訂正,加筆

ヨルさん目当てで見ました!断言できますw

胸は大きいです,でも不自然に強調されたりはしません。(なぜ大多数のアニメはこうはならない?)全身のバランスやパーツも全て美しく,トータルで否の打ち所の無い芸術の領域に感じました。特に,OPアニメーションは動きも含めて魅力的すぎました。また,本編中の戦闘時の動きも美しかったです。普段は天然のキャラ設定や声優さんの演技も含めとにかくヨルさん目当てであっという間に視聴し終わりました。



一応作品内容にも言及を・・・^^;

東西冷戦って歴史上のことかと思っていたら
ロシアのウクライナ侵攻以降,西側とか東側って言葉を頻繁に耳にするようになりました。どうやらあちら側は終わったとは考えておらず今回それを突きつけられた感じです。
話がそれましたが,そんな冷戦時代の物語です。
ロイドは西側のスパイ
ヨルはどちらの陣営か不明(見落としか?)の組織所属の殺し屋
アーニャは人の心が分かるエスパー
ヨルさんの弟ユーリは{netabare}東側の秘密警察{/netabare}
と言った設定

特筆すべきは,それぞれが自分の信じる正義=平和のために行動していることです。
善良な人間にとって,自らの命を危険にさらしたり,他者の命を奪うためには基本的には大義名分が必要になってきます。そこら辺の動機付けに言及されているのでヨルさんが殺し屋である設定も違和感が弱められます。一方ロイドとユーリに関しては,求める物は同じ平和でも所属する組織や立場の違い,知りうる情報の違いでの正義が真っ正面から対立する構図になっているのも興味深いです。

そう考えるとやはり情報って重要なんでしょう。独裁者がまず情報を統制しようとするのもうなずけます。

以下ネタバレ部分は、政治的内容を含みます。
{netabare}実際,日本国内でもある程度情報を掌握し,自分に都合良くルールを改変した人物がたいした実績も無しに(自分としては負の実績しか感じない)憲政史上最長の在職期間を樹立しました。また,その時代の情報に接してきた若い世代ほど彼の国葬に賛成しているとか。一応断っておきますが,自分は政治的には中立の無党派層です。実は彼の首相就任時に掲げた「美しい国日本」なんてフレーズにはかなり期待していました。しかしその後の自画自賛,反対意見への徹底的な攻撃,説明責任放棄,国会での論点すり替え答弁などなど・・・・正義の欠片も無い醜悪な政治に失望しました。このような醜悪な政治を長期間見せつけられ,国民のモラルやモチベーションは地に落ち,現在の日本は惨憺たる有様です。唯一の功績と言われる経済政策にしても税金を大量につぎ込んで株価は上がった物の給与所得は上がらず,つまりは格差が広がっただけです。
国葬って,国を葬るって事かも「美しい国日本」の葬儀・・・{/netabare}

そもそも憲法にも「正義と秩序を基調とする,国際平和を誠実に希求する」と書かれています。今我々が求めなければならないのは正義なのではないかと,再認識しました。


小ネタのコーナー
イーデン校の名前がどうしてもイートン校を連想させますが
イートン校はイギリスの中学から高校に当たる男子校なのでちょっと違和感を感じます。
さらにどうでもいいプチ情報でイートン校時代のボリス・ジョンソン前英国首相の写真を見るとイケメン過ぎて笑えます。あのイケメンが顔芸&愛されキャラ(辞任には追い込まれましたが)のジョンソン前首相になるとは!!w
※すいません,イケメン写真はオックスフォード時代だったようです。
https://note.com/study_abroad/n/n4ceebfbd50c3
(一目で分かる前列中央)

投稿 : 2022/09/19
閲覧 : 208
サンキュー:

23

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

創造物・エンタメの新たな可能性を魅せてくれる嬉しい逸品

2022年4月~。原作︰遠藤達哉(少年ジャンプ+連載作品)。
制作︰WITSTUDIO、CloverWorks。
異色系ホームコメディ。全話視聴済。原作未読。

【まえがき】
不思議で斬新なキャラ、ストーリー設定、愉快で心温まる展開に驚き大いに笑える。ジャンプ連載中の超人気作とはいえ、こうした創造物を生み出す力にとても惹かれる。そして、声優陣の豪華さ!
江口さん、早見さん、そしてアーニャを神にした天才種崎さん他。時代に刻まれる作品としての可能性を感じる。純粋に楽しめる逸品。

【本編・みどころなど】
時代は第二次世界大戦後の1960年~70年代頃?。未だ東西は二分されている世界。
西側組織の敏腕エージェント黄昏は、戦争を画策する東側 首謀者ドノバン・デズモンドの目論見を阻止すべく、オペレーション梟 ストリクスを遂行する。彼の息子が通う名門イーデン校に子供を入学させ、ドノバンの息子と懇意となり懇親会に出席し情報を入手及び戦争の阻止が課せられるのだが...。
7日で子供が作れるかい!!

●主な登場人物
・ロイド・フォージャー。職業︰超敏腕スパイ(コードネーム︰黄昏)。表の顔︰精神科医。

・ヨル・フォージャー。職業︰殺し屋(暗殺者組織︰ガーデン所属。コードネーム︰いばら姫。悪いやつしか殺りません)
表の顔︰バーリントン市役所の事務員。色々とお茶目で天然。リンゴが好き。虫が嫌い。美女。掃除は得意だが料理は苦手。

・アーニャ・フォージャー。職業︰子供。能力︰エスパー(テレパシー)。人や生き物の心を読める。ある研究所の実験で被検体007として能力を発現する。しかし勉強ばかりの毎日に嫌気がさして逃亡。能力を隠し施設や里親先を点々としていた。

先ずは家族を作り、名門イーデン校にに子供を入学させ、懇親会に顔を出すだろうドノバンの野望を阻止すること。しかし、それは摩訶不思議な家族となる。

孤児院で一番頭が良いと紹介されたアーニャ。アーニャは黄昏の心を読んで気に入られ父ゲット。心は読めるが、まだまだ子供。
冒険大好きアーニャはやらかしまくるが、「アーニャを知ると世界が平和に」?!。本当かよ?!
アーニャの可愛さポイントは髪の色がハイトーンのペールピンク。鬼の角の様なのは髪飾り。ビビットな色と黒の髪飾りのコントラストが可愛らしさを引き立ててる。独特な話し方、たまに悪い子の顔になるのもチャームポイント?!。

強制的にお留守番させられ、父の隠し持った道具を漁り、無線機発見!!。平分で「黄昏参上!!鬼さんこちら」とか。
バカなのかすげーのか判らん!!
心読めるから、父嘘つきなのすぐ分かる。でも、父、アーニャ守ってくれるから好き。

アーニャの服を作りに行った店で、ヨルと出会う。アーニャはヨルの心の声を聞き、殺し屋だと知ってしまう!!
わくわくすなっ(笑)
ヨルは黄昏に同僚の自宅のパーティに同伴をお願いする。代わりにアーニャの母親役を引き受ける。
黄昏がパーティに血まみれで登場したり、敵に追われて戦ったり、随所で良い人名言連発する黄昏、ヨル、アーニャ。観てね♪
黄昏は、戦争阻止の為に家族を作り未経験の出来事の連発に悪戦苦闘しつつ、随所で魅せる笑いとアクションと言葉の巧みさ。盛り上がります。

印象的なのは、イーデン校の面接シーン。
アーニャは今の母と前の母とどちらが好きかと問われる。子供にとって酷で辛い質問。涙が溢れるアーニャ。キレそうなヨル。キレた黄昏は蚊がいた、とテーブルを叩き割る。そして「子供の気持ちを軽んじるのが貴校の教育理念なら選ぶ学校を間違えた」と...。
黄昏が任務より父を優先した瞬間。それはアーニャに「ずっと一緒がいい」と言われたから...。

偽りの家族は夫々が、何だか心地よいと感じ始め、ひとつ屋根の下で暮らす事に自分を見出し始める。
物語が泥臭く成らないのは、彼ら家族は悪いやつしかやっつけないから...。

何周かして、この物語の面白さはなんだろって考えたが、私の知識や経験値では物語の本当の面白さを語れない...。

アーニャは可愛いけど、キャラとして可愛さだけではなくて、例え血が繋がっていない偽りの家族でも、アーニャを守り可愛がってくれる父と母が居る。それは籠の鳥だったアーニャにとっての初めての幸せで、初めて自分の能力が人の役にたつと知ったから。

父 黄昏は言う「世の中の多くの家庭でも、皆、演じて生活してるのかなと。理想を追求して努力することは素晴らしい。でもそれに縛られては上手く行かない。だからヨルさんはそのままでいて下さい。笑顔でいてくれたらアーニャも喜びます」と。
任務と家族の天秤...。結婚1周年。アーニャ帰還。父と母仲良し。素敵なシーン。

学校のイベントとか、アーニャ人命救助とかも描かれるけど、それは物語の流れ的に必要だからだろう。面白いので観てね♪

多分...1期のポイントはこれなのかと...。
黄昏の目的が「子供の泣かない世界を作ること」だからスパイになったと...。
続きわくわく♪

【あとがき】
OP曲 「ミックスナッツ」。歌唱︰Official髭男dism。作詞・作曲︰藤原聡。編曲︰Official髭男dism。
ED曲「喜劇」。歌唱︰星野源。作詞・作曲・編曲︰星野源。

1期だけでも十分楽しめるが、本作の面白さはこれからだろう。戦争阻止の任務、家族の平和...色々あってもHappyENDがいいなぁ。

投稿 : 2022/09/16
閲覧 : 107

イツキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

深い、そしてアーニャかわいい!

 とある重大ミッションを課せられた凄腕のスパイ<黄昏>は、ミッション達成のために精神科医・ロイド・フォージャーに扮し、『家族』をつくる。が、集められた『家族』は、一癖も二癖もある、妻・ヨル(実は殺し屋)と娘・アーニャ(実は超能力者)だった―! 3人は、互いに正体を隠しながら、『家族』として成長してゆく。
 本作品は、一見、疑似家族のドタバタコメディかのように見えるが、そのストーリーは実に深い。常に任務のことだけを考えて生きてきて、何事にも全力なロイド。冷酷な殺し屋な反面、根は優しく少し天然なヨル。一見ただのかわいらしい子供だが、心の奥に秘めたほの暗い過去があるアーニャ。この3人が家族として交わることによって、これまで光が当たることがなかった部分に光が当たり、それぞれが個人として、家族として、成長してゆく様は、正に人生訓ともいえる。
 そして何より、アーニャが可愛すぎる! 数々の名(迷?)言を残しすぎていて、一番を決めるのが何とも難しい。倒れている牛に向かって「だいじょぶます。こわくない」とあやすところや、由緒ある学校の初代学長の銅像に向かって、敬礼しながら内心で「はげちゃびん」と呼んでいるところなどが筆者のお気に入り。

投稿 : 2022/09/16
閲覧 : 110
サンキュー:

6

IRON さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ふと我に返る

楽しんで見た。作画や雰囲気等、原作とアニメの差異が極めて少ない。

疑似家族が色々なトラブルを乗り越える内に本物の家族に近付いていく。スパイ、暗殺者、超能力者と、胃もたれしそうな設定だがまとまっている。

ホームドラマや子供の成長物語、家族愛的な要素が強いが、ふと我に返った時「こいつらバンバン人殺してんだよな…」となった。ぜひ深く考えずに見てもらいたい。

投稿 : 2022/09/12
閲覧 : 133
サンキュー:

6

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

真と偽の境界線

【魅力的に思った点】
・設定やキャラが面白い
・アーニャが可愛い

【残念に思った点】
・展開が遅め
・リアリティがない

【総評】
・80点
  殺伐としたスパイ物語でもなく、愛情たっぷりの家族物語でもなく、ギャグがメインです。
  全体的にクオリティも高めで気軽に見られた反面、タイトル通りの内容を期待していたため、ちょっと肩透かしを食らいました。
  所々ぶっ飛んでいてリアリティは欠けるものの、ギャグアニメとして割り切ってみる分には十分楽しめると思います。

【こんな人におすすめ】
・ギャグアニメが好きな人
・幼女が好きな人

投稿 : 2022/09/09
閲覧 : 106
サンキュー:

3

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アーニャをしるとせかいがへいわに!?

 原作は最新話まで既読。全12話。

 1話のみではありますが、クオリティが高く満足度高めです。作画も雰囲気も音楽も声優さんも、どれも良かったです。アーニャが漫画以上にかわいかったし、ロイドはかっこよかった。ただ意外と情報量が多いのでついていくのが大変かも。

 スパイファミリーに限らず、最近のジャンプアニメはクオリティが高くてうれしい…(^^)。一部のジャンプアニメはクオリティ高いものもありましたが、だいたい人気が出たものは引き延ばしや次回予告、CMが多かったり、週刊連載なので追いつかないようにアニオリ挟んだりしましたからね。 またアニオリで完結させたり打ち切りになったりというのもあり、漫画はすばらしくてもとてもアニメは褒めがたいものが多かったので、これはうれしい傾向ですね。

 多分集英社は鬼滅あたりからアニメに力を入れ、それから呪術とかに展開していると思うので、今後のスパイファミリーも期待できそうです。
 で、この調子でいくとチェンソーマンもスゴイクオリティになりそうですね!ここでジャンプアニメの良い流れを作っていってほしいものです。

 また見進め次第書き足していきます。

見終わった後の感想。

 全体的に高クオリティでした!原作の良さをちゃんと生かした、素晴らしいアニメ化だと思います。

 まず背景、建物や街中を歩く人々など、細部に渡って事細かく描かれており、すごいこだわりを感じました。

 そして登場人物の魅力。アニメになって動きや声がついたことでより魅力を引き立たせていました。特にアーニャは、アニメーションによる子供っぽい細かな動きは勿論のこと、声優さんの舌足らずで子供らしい感じをうまく引き立たせており、より魅力を増したと思います。他にもヨルさんの天然さやロイドの優しさ・厳しさなどの表現もうまかったですね。

 ちゃんと話が作られてますね。登場人物の配置の仕方、そして世界観のあり方とか絶妙なバランスでできており、飽きさせない作りでした。世界観はダークなのに作風はコメディタッチ、それなのに違和感を感じさせないようになっているのも作者の腕でしょうね。それに加えてアニオリのシーンも追加されており、ちゃんとアニメの面白さも良いですね。

 漫画読んでてもアニメは楽しみですね!2期も引き続き楽しみにしようと思います。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/08/29
閲覧 : 460
サンキュー:

64

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

売れに売れてる「スパイ」の一家

まだ10巻も出ていないのに1500万部の大台を突破しようとしてるジャンプ+のスパイ漫画。

原作者は所謂「新人賞」から出てきたタイプの漫画家ではなく、そこそこベテランの40代の中堅漫画家だそうなので、「怪獣8号」もそうですが、ジャンプ+の作家は中堅のベテラン勢で成り立っているのが特色。なのでプロット(脚本とか、ネーム)の段階でかなり練られているので、少年ジャンプの在り来りなバトル路線に飽きている人からの支持がありそうです。

キャラクターデザインも昨今のアニメファンが好きになりそうな感じのお洒落なタッチなので流石にオタク臭さが薄らいでいると思います。

舞台はしかも「東西冷戦」時代のソ連とイギリスっぽいので、現代のウクライナ情勢に近い(なんと偶然にもですが)のでアメリカの漫画賞も受賞していた気がします。

投稿 : 2022/08/28
閲覧 : 353
サンキュー:

20

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 舞台となるのは架空の国家だが、これが東西冷戦下の統一前の東西ドイツを思わせるもの。
 この時代のドイツを舞台にしたスパイものの映画や小説は多く、スパイものとしての雰囲気は
抜群。
 街の様子や人々の服装などは1950〜60年代を思わせるもので、ある種のノスタルジーをも
感じさせる。

 とは言え、往年のドイツをそのまま模したわけではなく、当時の民生機ではなかったテレビ
番組を録画できる機器があったり、イーデン校の学食にオムライスがあったりと、細かい部分は
ストーリーに合わせて柔軟に変更されている感じ。
 異世界ものなんかで、服装は中世然としているのに下着や入浴施設は中世より遥かに後代の
ものだったりするが、ああいう感覚に近いのかな。

 スパイものと書いたが、本作部分を観る限りでは、本質的に描きたいのは「擬似家族が
一つ屋根の下で暮らしていくことで、本当に家族になっていく過程を描くホームコメディ」と
いった印象。
 この擬似家族の面々だが、夫のロイド・フォージャーがスパイ、妻のヨル・フォージャーが
殺し屋、娘のアーニャ・フォージャーが超能力者と、いずれも一筋縄ではいかない
バックボーンを持ちつつ、それを秘密にして過ごしていく二重生活が面白いところ。
 その中でアーニャだけは超能力でロイドとヨルの正体を知っており、「知っていること」
自体が第二の秘密と化している、これまた違ったスタンスであるところが面白い。
 この3人、いずれも魅力的であったが、本作がイーデン校入学やその後の学校生活に焦点を
当てた内容だったため、アーニャが頭一つ抜けていた印象。
 中の人である種﨑 敦美氏の演技も良かった。

 スパイだの殺し屋だの、設定自体は殺伐としたものがあるが、いい意味で毒気が抜かれており、
その分上品さやセンスの良さが印象付いた。
 国内外問わず人気を得たようだが、この毒気のなさが視聴者層の間口を広げていたのも人気の
一因だったんじゃないかと。
 とは言え、個人的にはこの殺伐とした設定を利用したブラックな笑いがもっと欲しかったかな。

2022/08/27

投稿 : 2022/08/27
閲覧 : 147
サンキュー:

9

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

そういうシチュエーションコメディ

主人公である夫役は一流のスパイ。
嫁役は凄腕の殺し屋。娘役はエスパー。
そこさえおさえておけば楽しく視聴出来るので細かい事はどうでもいい部類。
それぞれがそれぞれの本職を隠しつつ家族を演じる。
そんなシチュエーションコメディ。

かなり気合入ってる部類のエレガントな作品かなぁと。

投稿 : 2022/08/26
閲覧 : 123
サンキュー:

5

ひな花凛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

完成度の高い原作のコメディーそのまま

ただアニオリとまではいかないにせよ城・ドッジボールの回の引き延ばし方はちょっと、いやかなり冗長でした。尺的にしょうがないのは承知ですがね。
余計に原作の完成度の高さが窺い知れます。コミックスの爆発的人気も頷ける。

声優陣の配役がぴったりで驚き。特にアーニャ役の種﨑さんの演じられる幅の広さに圧倒されました。これまでクールな大人女性ボイスしか聴いたことがなかったんや…。
OP、ED曲も素晴らしい。特にOP曲ミックスナッツは歌詞とメロディラインのヤバさで初見時脳が爆発するかと思いました。ヒゲダンってすげー!

投稿 : 2022/08/23
閲覧 : 107
サンキュー:

5

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャストの演技は凄いと思うけど世間の評判ほどにはハマれない

冷戦時代の東西ドイツっぽいオスタニアとウェスタリスを舞台とした、スパイアクションコメディー作品です。10月からは2クール目の放送も予定されているみたいですね。

ウェスタリスからオスタニアにスパイとして潜入しているロイド(コードネーム: 黄昏(たそがれ))、秘密の研究機関で「被検体007」として生まれ、脱走して孤児院に保護されていたテレパシストであるアーニャ、市役所の職員として身分を偽り指示されたターゲットを殺すヨルの三人が、それぞれの思惑で偽装して家族として過ごすというなかなかに捻った設定です。

作中の様子は意外と殺伐としていて、特にヨルさん絡みではけっこう人が死んでいるにも関わらず全体的な描写はかなりコミカルで、そこに騙されている感じはけっこうあります。

両国名はドイツ語でOstenが東、Westenが西であることにちなんだ架空の国名と思われます。ただ、'80年代当時の東ドイツで作中でアーニャが観ているほど普通にテレビアニメが観れていたのかとか、観ていたストーリーが放送OKそうな物であったのかとかは良くわからないですね。

アーニャはテレパス能力は凄いけど考えることは年齢並みの幼児、ヨルさんは殺し屋としての異常に高い身体能力に対して家事能力がほぼ皆無というギャップをそれぞれ笑いにつなげていく感じでしょうか。

じゃあロイドでの笑いはないのかというとそんなことはなくて、ウェスタリスの諜報機関にいかに大げさな準備をさせて(視聴者目線で見ると)しょうもないことをやらせるか、みたいなところがロイドの笑わせどころだと思います。

安っぽくは作られていないし観れば毎回ちゃんと面白いんですが、「SPY×FAMILYってどこが面白いの?」って他人に聞かれて説明しようとすると意外と表現するのが難しいですし、冷静に考えたら「そんなに面白いのか?」っていう疑問も出てくるような…。

まあ、コメディとしてはわりと面白いです。

投稿 : 2022/08/19
閲覧 : 408
サンキュー:

48

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

既に名作、あとは超名作になるかどうか

よくこんな設定思いついたな、というのが最初の感想です。コメディとしては間違いなく秀逸。声優陣も文句なく、特に早見さんの澄んだ声が、ヨルさんの雰囲気にぴったりです。

あとは、この名作が超名作になるかどうか。私なりの基準では、超名作とは、初回視聴から10年くらい経って再視聴したときに、ただ楽しめるだけのみならず、新たな発見があるような作品です。例えば、私にとって、(少なくとも尺を延ばしにかかる前、原作でいえば20巻くらいまでの)犬夜叉はそういう作品です。最初に視聴・原作を読んだ時には、{netabare}桔梗の気持ち、珊瑚の気持ち、かごめの気持ち、犬夜叉の気持ち、たぶんちゃんと分かってなかったです。いま改めて読むと、登場人物の切なさ・辛さがずっとよく分かります{/netabare}。他にも、例えばトイ・ストーリーやクレヨンしんちゃんの映画のうち評判の高い作品は、この基準を満たしているように思います(逆にコナンやドラえもんの映画はあんまりそういう感じではないですね。コナンの映画は好きですが)。

このシーズンでは、間違いなく子供も大人も楽しめる作品にはなっていると思うのですが、現状コメディのほうに軸足が置かれています。しかし今後、「家族」の絆が試されるエピソードも出てくるでしょう。そのシリアス展開の出来によって、この作品が超名作になるか、が決まるように思います。それから、現在のところ、舞台装置に留まっている、オスタリアとウェスタリスの関係は、このままあくまでも舞台装置でしかないのか、そこが物語にもっとしっかりと絡んでくると面白そうです。またロイド・フォージャーの過去やスパイになった経緯などが現在不明なので、そこに説得力のあるストーリーを持ってこれるか、も重要かなと思います。

やや不満なのは、このシーズン単体で見たときの終わり方が中途半端であること。秋に2クール目をやるということですが、それなら、「カッコウ」のように2クール連続でやったほうがよかったのでは、という気はします。2クール目を楽しみにしています。

投稿 : 2022/08/18
閲覧 : 145
サンキュー:

13

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

巧妙かつ絶妙なキャラ設定

コードネーム「黄昏」
有能なスパイが任務遂行のために子供を・・・
孤児院から調達した子供はエスパー・・・
さらに、ターゲット接近のために受験を・・・

コードネーム「茨姫」
冷徹な殺し屋が面接試験のために母へ・・・
利害関係が一致した三人が家族を・・・
みたいなアクションコメディーです。

スパイ、ロイド・フォージャー。
殺し屋、ヨル・フォージャー。
エスパー、アーニャ・フォージャー。
三人の個性が合成され、楽しいかぎりです。

ポイントはアーニャがテレパスであること。
ロイドとヨルの内面を読み取り、戸惑うアーニャ。
それに反応する二人。
このためファニーが加速します。

最大のポイントはアーニャがキュートであること。
「父、大嘘ツキ!」「うぃ!」「ピーナッツ!」等々。
数多のアーニャ語録がストレート&ファンシー。
本能の赴くままに発する言葉は、素直に笑えます。

特異な存在であるロイドとヨル。
そのすべてを知るアーニャ。
かりそめファミリーの暗躍はまだこれから。
2クール目も期待大です。

投稿 : 2022/08/18
閲覧 : 262
サンキュー:

38

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャストがドはまり過ぎる

漫画で展開と内容を知っていたのに普通に面白いし、キャストがハマリ役過ぎてて凄い
漫画を読んでいる際に脳内再生してたVCと同じ
特にアーニャが寸分違わないイメージ通りだった笑

二期も楽しみですね

投稿 : 2022/08/17
閲覧 : 160
サンキュー:

11

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

つづきは2022ねんのあき、わくわくっ

隣接する東西2つの国家間には、厚い鉄のカーテンが置かれ、一触即発の危うい状況の中、仮初の平和が続いていた。
そんな折、東国・オスタニアの政治家「ノバン・デズモンド」に怪しい動きがある。
デズモンドは東国の対西国強硬派、国家統一党を率いており、東西の平和を脅かす重要人物である。
戦争の引き金となりかねないデズモンドの動きを探るため、西国・ウェスタリスは、オスタニアに凄腕のスパイ、コードネーム"黄昏"を送り込む。
デズモンドと接触し、その動きを探るため、スパイ・黄昏は、任務・オペレーション〈梟〉を遂行する。

デズモンドは用心深い男のため、容易に人を近づけることはなく、接触は非常に困難でした。
そのため、オペレーション〈梟〉は、黄昏に仮の子供を付けて、デズモンドの息子と同じ学校に入学させ、子供経由でデズモンドとの接触を謀るという作戦となります。
本作は、任務遂行のために合理的な行動を一人で行ってきた黄昏が、仮でも家族を持ち、子育てに奮戦する様を描いた作品です。

冷戦状態の国家間をまたがった国際的スパイの活動が描かれますが、コメディ色が強く、楽しい内容でした。
OPはヒゲダン、EDは星野源で、コミックの宣伝もジャンプのゴリ押し感が強いですが、そういった面を加味しても良作だと思います。
黄昏は、精神科医「ロイド・フォージャー」と身分を偽り、孤児院で「アーニャ」を引き取ります。
また、妻がいないと不自然なため、利害の一致した「ヨル」と仮想夫婦として一緒に暮らします。
だが、実はアーニャは人の心を読める超能力少女で、また、ヨルは凄腕の殺し屋でした。
スパイと超能力者と殺し屋が手を組んだのであれば、政治家の考えを暴き出して場合によっては暗殺することが、造作なくできそうなものですが、厄介なことにこの3人は事情によりお互いがお互いの素性を隠したまま家族生活を行っています。
上辺の家族なのですが、信頼しあい、愛が芽生えてゆきます。
その描写が、見ていて嬉しくなります。

デズモンドの息子と同じ名門校にアーニャを入学させようとするために、リサーチをして対策をしていくのですが、大失敗をしてしまい、なんとか入学するも、アーニャは入学初日で罰則を与えられ、東西平和という大役を担っている黄昏は、その度に胃をキリキリさせます。
それでも父・ロイドが大好きなアーニャは、特待生を狙ってがんばるストーリーです。だいじょうぶます。がんばるます。

宣伝のゴリ押し感は鼻につきますが、アーニャはかわいいし、面白かったです。
本作は分割2クールのため、今期は中途半端なところで終幕します。2022年秋放映予定の続きが楽しみです。

投稿 : 2022/08/16
閲覧 : 160
サンキュー:

11

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

偽りの家族から家族愛を描く作品

世界観:7
ストーリー:7
リアリティ:5
キャラクター:8
情感:6
合計:33

<あらすじ>
世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。
東国オスタニアと西国ウェスタリスは、十数年間にわたる冷戦状態にあった。
西国の情報局対東課〈WISEワイズ〉所属である凄腕スパイの〈黄昏たそがれ〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。
その名も、オペレーション〈梟ストリクス〉。
内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。
〈黄昏たそがれ〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。
だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!
3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。
ハプニング連続の仮初めの家族に、
世界の平和は託された――。


シーズンの覇権候補作品との呼び声を聞きつけて視聴開始した経緯です。はじめの数話で、あらかたの設定を説明し、しっかりと惹きつけてくれまして、最終話まで毎週の楽しみとなりました。

本作は良い意味でも悪い意味でも設定色の強いアニメです。
{netabare}夫役のロイド(主人公・コードネーム:黄昏)がスパイ、妻役のヨルが殺し屋、子ども役のアーニャが相手の心を読み取れる超能力者、このそれぞれが自身の仕事や能力を隠しながら、家庭生活を送っていきます。

知的かつ爽やかイケメンであるロイド、裏の顔はきついが外見・性格美人(天然)のヨル、喋りが可愛く子どもなりに親の期待に応えようと頑張るアーニャの3人が個性的で、冒頭4話までのテンポは素晴らしいです。

物語の舞台設定をしっかりと説明し、アーニャの「父すごい嘘つき。でもかっこいい嘘つき。」で締める第1話。手榴弾のピンを指輪代わりにプロポーズする第2話。ヨルも同居し、偽装家庭が完成、ひったくり犯を捕らえて、「素敵な家族」と言われる第3話。受験での先方の非礼への怒りを蚊に叩きつける第4話。いずれも、それぞれの立場も描かれており良回な上、アーニャの言い回しや間違いがすごくかわゆい(「だいじょぶます、がんばるます」、「オペラたべたり」)。

アーニャの声優(種﨑さん)がちょっと前に視聴したヴィヴィと同じで、声優さんの技力をまたしても見せつけられました。早見さんは安定しすぎて、早見さんとして見てしまうのですが(笑)。

3人の中では地味なロイドですが、初めての育児(育児あるある)に戸惑うあたりが微笑ましく、スパイの時と家族の時とでのオンオフにメリハリが効いていて、こちらも好演です。

構成が完璧に近すぎるくらいで、原作者もアニメの脚本家も狙っているというか、完成されすぎのドライ感がありました。原作者の遠藤氏は本作のキャラに愛着がないとコメントしていて少し話題になったのですが、私は正直本心もあると思います。

このあたりは新海作品のレビューでも書いたような記憶がありますが、自分の描きたいものを書いてそのままヒットする天才も中にはいるものの、一般大衆のニーズからはズレるのが普通で、ヒットまでに数作の駄作(というか尖りすぎたり、独りよがりすぎたりする作品)ができるものです。概ね描きたいものを書いた後で、本作は原作者にとってしっかり考えられた作品という位置づけになるでしょう。

さて、素晴らしかった第4話まででしたが、第5話からストーリーの練度が落ち始めます。そもそも第5話のロイドマンは、アニオリエピソードらしく、水増し回ということなので仕方がないと思いますが、トップのスパイの顔を組織内メンバーに知らしめることになり、敵を騙すにはまず味方からという手を放棄することにつながりますし、スパイ組織の中にスパイがいたらどうするのかという点でナンセンスです。

そして学園回以降、そもそもなぜデズモンドに接触するために子供をイーデン校に入学させただけではとどまらず、ステラを集めなければならないのかという疑問も強くなり、流石に設定に頼りすぎな面が押し出されていきます。

また、ヨルさんの武力問題があります。最初の時点でもヨルさんの裏の顔が殺し屋というのは、(まだ全ての設定を知りませんが、)おっとり天然な表のキャラ設定からすると不自然に感じましたが、それが加速していきます。酔っぱらった上でのロイドマンとの戦闘や、スーパーで買い物をしている間にアーニャを人質にした男たちとの戦闘、アーニャへの訓練からのアーニャのパンチの威力。このあたりから、ギャグの要素がかなり大きいことを認識しましたが、ロイドの学園への介入など、やりすぎ度が増してしまいました。

OPの「ミックスナッツ」はOfficial髭男dismさんの楽曲でノリが良く、コンビニ等でも流れているのを聴きました。ただ、歌詞の終わりの「ここに僕が居て、あなたが居る、その真実だけでもう胃がもたれていく」というのが好きにはなれなかったため、楽曲購入には至っていません。(Youtubeでたまに聴く程度)

世界観は上記などの設定の巧みさ、作画や音楽なども考慮して7点。

後半に評価が下がっているのは上記の理由でのストーリーとリアリティの評価の変動によるところが大きく、それぞれ、7点、5点で決着。

キャラは設定が強い面での違和感も含まれるため若干調整が入り8点。
情感は家族愛にたくさんの場面でほっこりさせていただいたので6点。

ヨルさんのシスコンな弟(ユーリ)がロイドの敵である東国の国家保安局員であり、結婚を報告していなかったところ、ユーリがその話を聞きつけて訪問してきてロイドとヨルにキスしろと言いながらやめさせるあたりは面白かったです。ヨルさん照れすぎですが、弟の前でとなると恥ずかしさはありますかね。

今後、シリアス展開になるとしたら、このユーリとロイドが直接の作戦上の衝突が起きた場合や、ヨルさんの殺し屋組織の位置づけやつながりがわかっていないところですが、ヨルさんの殺しのターゲットが黄昏になった場合でしょうか…。この作品を好きなギャラリーにとって、そんな展開は望まれてもいないでしょうが、作品としての質を深め、ステージを上げるには避けられない気もしています。
{/netabare}

多分、かなり広い層に受け入れられる作品で、序盤の設定・物語のテンポが素晴らしいので、楽しく視聴できるのでおすすめです。

2022秋シーズンから第二期が予定されており、引き続き視聴したいと思っています。

(参考評価:3話78686=4.3→4話4.4→5話4.1→6話4.2→10話4.1→11~12話4.0)
(視聴2022.5~6)

投稿 : 2022/08/14
閲覧 : 205
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26

ksnsn7 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

予想外!

またジャンプのゴリ押しバトルものかと思ったらクオリティの高い一話完結型のギャグアニメだった笑
しかもアーニャがかわいいのでずっと見れる。特に6話は笑える。

投稿 : 2022/08/13
閲覧 : 106
サンキュー:

7

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アーニャ神ってる

漫画を長男が持っていてそのうち読もうかなと思っていた作品。悩みましたが、アニメ先に視聴しました。さすが人気作品超面白いです。

西国の凄腕スパイ黄昏が、冷戦状態の東国の危険人物を探るため、偽の家族を作りその人物に近づく話。
黄昏は精神科医ロイドと名乗り、まずは東国に潜入し偽家族作り。難航するのかと思いきやあっさり偽の妻ヨルと娘アーニャの3人家族の出来上がり。ネタバレになるんで話の内容は言いませんが、ガチガチのスパイものではなく、コメディに振り切ったファミリーの部分の話が多い、もちろんスパイ活動はしてますが。

この家族3人が面白い。
ロイドは凄腕スパイなんですか、小さい失敗もするんですよね。まぁ、ミッションがムズすぎるのもありますが。スパイらしく読心術で相手を見抜いたりするのに、ヨルが殺し屋なのは気付かない。

ヨルは殺し以外は正直ポンコツ。はやみんが演じててほのぼのして可愛らしいですが、慌てもので思考が殺しに結びついたり、殺し屋らしさを出す時がある。

そして幼女キャラのアーニャ。非常に面白い神キャラ。超能力で人の心が読めるので、ロイドとヨルの正体を知っており、2人が仕事の事を考えたりする時、その内容に恐れおののいたりする。顔がギャグ顔や変顔で面白いのに、さらに独特の話し方をする。たねちゃんが演じているが、変な言い回し、言い間違い、さらっと毒舌、神演技面白すぎる。そして動きまで独特です。この作品はアーニャがかなり貢献してると思うし、誰からも好かれやすい、可愛いと言うより愛嬌のあるキャラです。

キャラ絵は少し癖あるけどすぐ慣れますね、アーニャは可愛い感じですね。作画も全体的にいいんじゃないでしょうか。

OP曲はヒゲダン、ED曲は星野源、マジできたなって感じです。どちらも良い曲、星野源なんかオシャレに歌いますわ、そらガッキー嫁になりますわf^_^;
映像も家族を描いていて特にED私は好きです。

2022年春クールはかぐや様3期かなと思ってましたが、スパイファミリーが抜いてきた感じです。まだ、このクール視聴途中ですが、たぶん覇権です。あくまで私の感想ですが。10月から2クール目が始まるようで、それを観てから漫画読もうかな。

ぜひお勧めですね、観て損はないアニメだと思います。

投稿 : 2022/08/12
閲覧 : 266
サンキュー:

34

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スパイミッションではなくハートフル重視作品

スパイファミリーというタイトルからしてスパイの話なんだろうなというのは想像がつきますが、スパイとしての役割というよりもスパイの家族としての出来事を中心に描写している作品です。分類としてはハートフル作品と言ってしまってもいいのではないかと。

スパイ物の知略を活かした駆け引きが……というのを期待するのは止めたほうがいいですが、それなりにテンポ良くほっこりする話が多いので、最後まで観ることができました。

投稿 : 2022/08/12
閲覧 : 132
サンキュー:

7

ネタバレ

たつや さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白かったけど、全体的には尻すぼみだった印象

前半5話はマジで神回並みの面白さだったが、最終回に向けて、終盤少し尻すぼみだったのという印象。でも老若男女問わず誰もが観て楽しめる、良い作品だった。2機が楽しみ。アーニャピーナッツが好き。だいじょうぶます。がんばるます。


↓各回の感想↓

1話 10p 漫画がかなり有名らしく今季の覇権とまで言われていたので期待していたが、その期待を大きく超えてきた。スパイの父と超能力者の娘の掛け合いがここまで面白いなんて。テンポも良かったしストーリーも面白かった。
2話 10p ヨルさんとの出会い、入籍までを描いた回。2話でこんだけやってくるとは思わなかった。ストーリー面白すぎな。
3話 8p 今回の回は少し平凡だと感じた。アーニャが他の人の思考を読み取れるからこそ大衆の思考も聞こえてしまって頭が痛くなる的なのが少しデジャブ感を感じた。まあハードルが高すぎるからなこのアニメは。全然おっけー。
4話 10.5p いーや神回。もうどこをとっても面白い。完璧なアニメを見せられたら、言葉が出なくなる時ってあるじゃないですか。今それなんですよね。ヘンダーソン教授との掛け合いガチ面白い。
5話 9p いやマジですげぇよ。演出も作画も声優もOPもEDも完璧。びっくりの連続。ただ今回のは出来杉てて草。アニオリらしい。アニメの怪盗再現するって発想がすごいわ。ペルソナ5を彷彿させるようなアニメーションだった。
6話 8p スパイファミリーの基準が高すぎるからこその8点。まあ今回はそこまで進展なかったしな。普通に面白くはあった。
7話 8.5p 8話 8p 9話 8p 10話 8p 11話 9p
12話 9p
総合評価:106(点)÷12(話)=88.3(点)

投稿 : 2022/08/12
閲覧 : 139
サンキュー:

9

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

表裏一体の日常系

視聴完了
全12話
原作読了

一言感想
漫画の再現度バッチリで、カッコイイシーンもバッチリ!!

あらすじ
ここにある家族がいた。
夫、妻、娘の、3人家族。
どこにでもある家庭だったが、
実は夫はスパイ、妻は殺し屋、娘はエスパー
だった。
という家族が事情を隠して生活する表と、
裏家業の日常をうまく描いた作品。
アーニャが人命救助を行い、星をもらうところまでで終了。
なお、分割2クールとなっており、2期は10月からとのこと。

感想
基本漫画に忠実で、決めシーンはしっかりカッコよく描かれている。また、細かいところはところどころ、大きいところとしては合格祝いのお城での話に、アニオリが挟まれているが、これが原作を全く壊さず、むしろすごくいい感じで補完している。
完璧な作品だった。
2日も楽しみにしてます!
ボンド!!

投稿 : 2022/08/12
閲覧 : 104
サンキュー:

7

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

たねちゃん劇場

原作:漫画 未読

感想

赤の他人が家族になる 偽装家族のホームコメディスパイアクション!

ロイド・フォージャー = 敏腕スパイ = カッコいい!
アーニャ・フォージャー = 人の心が読める超能力幼女 = 可愛い!
ヨル・フォージャー = 敏腕殺し屋 = ちょっとおかしい!
そう、ヨルさんだけ ちょっとおかしいんです!!
普段は天然だけど温厚で、人優しい女性なのに、切れると人が変わったように怖い顔になって簡単に人殺ししちゃうんだよ?
普段とのギャップが激しすぎるんですけど!
「おまわりさ~ん ここに殺人鬼がいます!」って言ったところで、おまわりさんも殺されちゃうと思います。
恐い変人さんです!

それはさておき、アーニャの変顔と毒舌が面白いです!
しかし、CVの 種﨑敦美さんも最近は七色声ですね!
少年役では、ドラクエ ダイの大冒険のダイ役や、普通にヒロイン役では青ブタの双葉理央役など、今回の幼女役でアーニャと、いろんな声が出せるので、これからもっといっぱい役が演じれそうで、将来安泰ですかね^^

偽装家族だけど、時々ハートフルもあり、ホームコメディとしても抜群に生かされてます。
何気にヒッキーと雪乃んのコンビも良き!二人が結婚して子供生まれたらアーニャみたいな子だったりして。なんて妄想もできてしまうw

採取的には、この偽装家族が本物の家族になっちゃうんじゃないのか?なんて予想もできるけど、気になりますね!
後クールの秋が楽しみです ^^

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 177
サンキュー:

43

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アーニャ、ささみ肉好き!

この話は黄昏の話

スパイの話とはいえど、有名なスパイアニメ。例えばプリンセス・プリンシパルのようなものを期待した方は引き返したほうが良いでしょう。
私が被害者です。

ジャンプにて人気(らしい)である本作がアニメ化するのにそう時間はかかりませんでした(らしい)。しかし私は存在すら知らなく、無名アニメだと思って見始めたのですが、まさかのジャンプ。ええ!?
ジャンプアレルギーの私は「大丈夫かな」と思っていたのですが、スパイだということもあって楽しみにしてたのです。

Q「それで違ったの?」
A「まさかのコメディ」

そうコメディ。スパイとして真面目に活動するのはほんの一瞬であり、基本はコメディ。スパイとして活動する主人公を振り回す状況と登場人物。もちろんのことまっったく内容が無いというわけもなく、順当に時が流れ物語も進んでいくには行くのですが、コメディメインなのでやはり遅い。

Q「じゃあ酷評?」
A「普通に笑った」

最初はコメディありのスパイアニメだと思っていたため、本作のコンセプトに戸惑っていた時もありましたが、コメディアニメとして純粋に面白く、笑ってしまうことも多々。

アニメ初心者にもとっつきやすく、知名度も相まって、陽キャアニメ(私が勝手に命名)の一つに確実に入っていると言えるでしょう。狙ったのかどうか知りませんが、ターゲット層にうまく合致した良いマーケティングだと私は思っています。

{netabare}
国を揺るがす重要人物に接触するために小学生の父となり、懇談会に出席することを命令されたベテランスパイの主人公(黄昏)は孤児院で賢い娘(アーニャ)を拾うが実は人の心が読める超能力者。母を得るためにそこら辺の都合の良い女と結婚したが実は殺し屋。なんとか一次試験を合格し二次試験も補欠合格し入学。標的の息子を殴って嫌われるが、財閥の娘と仲良くなる。退学まで1/8、懇談会出席まで1/8という成績。

要約しすぎましたかねぇ
まぁコメディですし、内容は二の次です。
個人的には二次試験の際銅像に敬意を払っていたときにアーニャが「ハゲチャビン…」と言っていたのが好きです。
他にも好きな場面がありますが、戦闘シーンも好きです。コメディアニメにもかかわらず戦闘シーンに躍動感があり、とても好印象。

キャラが良かったですね。登場人物全員が好き。寮長も最初らへんは暴走してましたが、途中から超良いやつでしたし、弟くんも悪いやつじゃなさそうですし。
{/netabare}

監督・シリーズ構成は古橋一浩さん。RE:UC0096の監督をされた方ですね
キャラデザは嶋田和晃さん。約ネバの方ですね
劇伴ははたしょう二さん。ブギーポップの方ですね
アニメ制作はWIT STUDIOさんとCloverWorksさん。Vivyと青ブタの所ですね

作画は素晴らしく、声優も豪華で、知名度にふさわしい出来栄えと言えます

誰のために戦うのだろう
ということで締めます

投稿 : 2022/08/08
閲覧 : 129
サンキュー:

11

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SPY×FAMILYのストーリー・あらすじ

人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。
(TVアニメ動画『SPY×FAMILY』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年春アニメ

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