当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「群青のファンファーレ(TVアニメ動画)」

総合得点
58.2
感想・評価
117
棚に入れた
304
ランキング
6715
★★★☆☆ 2.8 (117)
物語
2.6
作画
2.8
声優
2.9
音楽
2.9
キャラ
2.6

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

群青のファンファーレの感想・評価はどうでしたか?

かりんとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ウマ娘の影響かな?

『ウマ娘』の影響で競馬が注目されていることもあり、企画されたオリジナルアニメなのかな?(わかんないけど…汗)

観てる感じ競馬にあまり興味がなさそうな女性をターゲットにされてるのかなと。
…というか腐属性の人達かな(笑)
男性キャラがほとんどですし、少しくらいはあるかなと予想はしてましたが思ってた以上に腐要素を全面に出していて1話の壮大な音楽とお姫様抱っこで笑ってしまいました(笑)

んーでも競馬と言うよりキャラクターの成長や絆を深める話がメインで、競馬について詳しく教えてくれてる感じはあまりしないです。
例えば『ユーリonice』とかも似たようなアニメだと思うんですが、腐要素が詰め詰めではあるもののフィギュアスケートについて細かく説明してくれて面白かったですね。

投稿 : 2024/07/17
閲覧 : 452
サンキュー:

2

きゅん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うっすいなぁ〜

内容もキャラも全て薄い〜

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 70
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

微妙

とても微妙だった
キャラも薄いしストーリーも薄い

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 39
ネタバレ

ゆうり さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

.

.

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 92
サンキュー:

0

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – youはyouに過ぎない

制作:Lay-duce のオリジナルアニメ  キャラデザ:かんさきひろ

競馬学校に入学したジョッキーを目指す青年達の成長物語


<メモ>
競馬学校の授業風景や厩舎での実習をきちんと描いたら良いアニメになったと思う。
主人公が元アイドルとか教官の双子設定とかイギリスからの留学生とか必要?

「1人ではないと叩き込まれるからこそ1人で戦える」という
たくさんの人に支えられているジョッキーならではのセリフがあったけど、そこをもっと描いて欲しかった。

留学生がいるのなら、海外の競馬学校との違いも描けばよかったのに。


少年・少女が切磋琢磨して成長していく姿をみるのは良いですね。
それを見守る大人たちは良い人、損得で動く人、それぞれ。
若者たちには大人の助言を厭わず嫌わず、かといって真に受けず、見極める力を身に付けて欲しい。

西園寺社長に執着されている優がかわいそうだった。
15歳の少年を違約金をちらつかせて脅していたけど、実際ありえるんだろうか。

競馬学校でのカリキュラム (JRAのHPから)
騎手課程
「基礎課程」     約1年半(17.5か月) 実技の他、フィジカルトレーニング等
「実践課程(前期)」 1年 トレーニング・センターの厩舎に配属され実習
「実践課程(後期)」 約半年(5.5か月) 競馬学校へ戻り生徒同士の模擬レースで技術を磨く


京力秋樹のCV 糸川耀士郎さんは
私の大好きな「黒子のバスケ」の舞台版で赤司征十郎を演じた方
初登場の時はまんま赤司様でびっくりした
こんなにきれいな顔の男子がいるんだな~と思った記憶


<主要登場人物>
・有村 優:矢野奨吾     元アイドル 両親は亡くなっている
・風波 駿:土屋神葉     耳で聞いた音が頭の中で映像になる 島出身
・天音・グレイス:花江夏樹 父親は馬主
・京力 秋樹:糸川耀士郎   父親は地方競馬のジョッキー 実は音無優のファン
・宝生 迅人:豊永利行    父親は教官の野平 父母は離婚
・桜庭 惣司朗:橘龍丸    実家は「桜庭厩舎」
・牧 皐汰:小林千晃     データ型の競馬オタク
・霜月 えり:水瀬いのり   お金を稼ぐのが目標

・朝日 豊:櫻井孝宏     競馬学校教官
・野平 和雄:東地宏樹    競馬学校教官

・久慈 凱久:浪川大輔    騎手 朝日教官と同級生
・林田 一馬:中村悠一    騎手

・北見 田子:Lynn      フリーのディレクター 優たち41期生のドキュメントを撮影
・西園寺 七緒子:勝生真沙子 アイドル時代の有村優の事務所社長


<ストーリー>
競馬学校に入学した7人とのちに加わったイギリス人の8人がジョッキーを目指し切磋琢磨していく。

その内の1人有村優はアイドルグループ「Mr.ドクター(ミスドク)」のセンター音無優として人気を誇っていたが競馬学校に入学するため芸能界を引退した。
が、元所属事務所の社長は優を諦めきれずアイドル騎士として復帰させるつもりでいる。
優は訓練中に迅人の乗る馬と衝突し頬に傷と右手の怪我で握力が低下してしまう。
チャンス到来と社長が学校関係者の面会を拒否、かつ退学届けを提出するが、
同級生とディレクター田子、ミスドクのメンバーの協力で学校に戻ることができた。
一方、体重制限(45キロ以下)に限界を感じた迅人は学校を去る。(後に獣医を目指す)

2年になった7人は栗東と美浦のトレーニングセンターで1年間の厩舎実習がスタート。

駿がかわいがっていた競走馬・キスケの悲しい出来事のあと馬の気持ちが分からなくなった(聞こえなくなった)駿がいなくなってしまう。
優は駿を追ってキスケが産まれ、引退後に帰るはずだった平戸牧場へ。

トレーニングセンターでの実習を終え、学校に戻った7人は全8回の模擬レースに臨む。
(7回目は東京競馬場で観客の前でお披露目、8回目は卒業式当日の供覧レース)

生徒達は"模擬"とはいえレースの勝敗に一喜一憂するが、
駿だけはレースに負ける悔しさが解らず騎手以外の道(調教師か牧場)に進むと決める。


22.9.12

投稿 : 2023/04/01
閲覧 : 109
サンキュー:

3

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

特殊能力の継承

1話目からBL?なのり?後半もじゃっかん友情というよりBLな…

キャラが多くて青春群像がぼやけるとおもいきや、全員ではなく特に何人かをピックアップして話に焦点が絞られてたのは良かった。なら、ほかのキャはいらないのではないかとなるが…最終的には程よい感じになった。

人間性と成長に視点が置かれているが、アイドルの話より、もう少競馬学校的な騎手になるためのお仕事ものみたいな、例えば授業に小ネタ挟むとかでもいいので、騎手要素があればいいのにと思った。

後半戦の模擬レースが始まると面白くなるので、主体がアイドルより模擬を入れた方が個人的には楽しめたと思う。

100点中67点

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 107
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

名馬を下ネタとして使うのは論外

この作品はJRA公認の騎手アニメという触れ込みで放送が始まったけど
いざ放送が始まれば次々と有り得ない描写が立て続けに起こり
最初の1話でサラブレッドの2人乗りという非常識なシーンを初めに
他にも色々と醜いシーンが頻繁に見られて全て指摘するのも億劫になるが、
でも本作で一番許せないのは日本競馬史に残る名馬エルコンドルパサーを下ネタとして使ったのは論外
これは最早エルコンドルパサーに対する侮辱としか思えませんでした。
はっきり言ってこの作品から競馬に対する敬意という物が全く感じられず
本当にJRA公認で制作されたのかと疑問に思うばかりの作品でした。

【評価】

5点・E級

投稿 : 2023/03/01
閲覧 : 181
サンキュー:

0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

ウマ娘効果で、ちょっと競馬自体には興味はあるので見たいですが

ウマ娘が話題になったことで、騎手学校のアニメというとちょっと注目を浴びる部分もあるのではないでしょうか。
まあウマ娘はでてきませんが。

競馬業界自体に興味がでた人には騎手学校というのにも興味があってもおかしくないのでは。
私もちょっと興味がありました。

えらく人数が少ないですが毎年こんなものなのでしょうか?
まあ馬の頭数の都合であまり大勢は在籍できないのかな。
騎手学校を卒業した人は全員一応デビューはできるのでしょうか?
もちろんそこから勝てる騎手に依頼が殺到しそうでない騎手は厳しくなったりもするのでしょうけれど…。
などなど、騎手学校とは果たしてどのようなものなのか、という点で興味があり、見たい気持ちはあります。
しかし見きれるかどうかは本数次第ですね。

しかしアイドルを引退してオートレーサーになったSMAPの森君は本当にインパクトあったんですね。今だにネタにされるのですから。

途中感想
やはり本数が多くなり途中で断念しました。

投稿 : 2022/12/29
閲覧 : 228
サンキュー:

2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

競馬学校、騎手課程 夢に向かって突き進む少年たちのひりひりと煌めく3年間の物語

この作品は、オリジナルアニメだったみたいですね。
wikiをチラ見して知ったこと…

競馬学校の入学倍率って最大20倍なんだそうです。
メッチャ狭き門じゃないですか…

狭き門と言えば声優さんも一緒ですが、プロになってからの在り方がまるで違うのではないでしょうか。
声優さんの中には、声優の仕事だけで暮らしていけない人が沢山いらっしゃると見聞きしています。
だから、仕事の合間にバイトをすることで生活費の足しにすることができます。

一方、一度競馬関係者になったら、きっと副業なんてしている余裕は皆無だと思います。
一口に競馬関係者と言っても裾野が広いので、全ての職業が該当しているとは思いません。
少なくても、騎手を目指すならそんな時間は無いでしょうね。


騎手を目指し競馬学校・騎手課程に入学した有村優と風波駿たち。
1年間のカリキュラムを終えた騎手候補生らは、
栗東と美浦、二箇所のトレーニングセンターに配属される。

トレセンの厩舎実習では、レースに出走する
馬の調教も担当しながら、実地で学んでいく。
現役騎手や調教師、厩務員、そして馬主といった
プロの世界の厳しさに揉まれながら、
馬という生き物と向き合う日々。

馬と人が一体となり夢を追う競馬の世界。
優、駿、そして同期の面々は、果たして変わらずに
その夢を追い続け、競馬学校を卒業できるのか。

競馬に人生を賭けた少年たちが手にする未来とは――?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

JRAが全面協力してるだけあって、これまで知らなかった一面を色々と知ることができました。
競馬学校の授業内容もですが、個人的にはトレセンの厩舎実習が一番興味を持ってみることができました。
騎手、調教師、オーナーの関係なんて、これまで考えたこともありませんが、お互いの立ち位置がしっかり描かれていたのは印象的でした。

そして、難関の入試を突破できたとしても、騎手になれる保証はどこにもありません。
騎手を目指すなら、どこまでも自分を厳しく追い込めないと、到達できる高みではない、というのがハッキリ分かりました。
情け容赦なんてこれっぽっちもありません。
それは競馬学校に至っても然り…
自身の弱さが夢に向かって走り続ける列車から振り落とされる原因と直結しているんです。

今回スポットが当てられた競馬学校の同期は8人でしたが、8人全員が騎手になれるほど甘い世界ではありませんでした。
しかも、進退を決めるのは自分自身…
だから、自分で自分の夢を断ち斬らなきゃいけないんです。

好きだから…折角騎手になる可能性があるのだからと諦めきれなければ、それが周りへの迷惑…強いては大事故にも繋がりかねない世界…
でも例え騎手に慣れなくても競馬に関連する仕事には就けるのが、この業界の裾野の広さだと思います。

それと競馬と切っても切れないのが競走馬との別れです。
その別れは、何の前触れもなくある日突然襲ってくるんです。
「予後不良」とか「安楽死」という単語や意味は分かっているつもりでしたが、例えアニメでも目の前で起こると、相当なショックを受けましたので…

オープニングテーマは、JO1さんによる「Move the soul」
エンディングテーマは、SawanoHiroyuki[nZk]:河野純喜さん&與那城奨 (JO1)さんによる「OUTSIDERS」
個人的にはエンディング曲が好みでした。

1クール全13話の物語でした。
競馬や騎手に対して真正面から真面目に向き合った作品という印象が強いです。
まさにこの作品の醍醐味だったのではないでしょうか。
個人的には総じて楽しませて貰った作品になりました。

投稿 : 2022/09/25
閲覧 : 196
サンキュー:

12

ネタバレ

よこちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

キャラも魅力がない

実は私競馬歴30年中2からやってます(^^;
JRA全面協力のアニメ、嫌な予感しかしませんでした。JRAはズレた所あるんでね、競馬ファン増やすイベントとかも下手くそだし。もう昔からです。

視聴後にまず考えたのはこのアニメは、馬券を買ってくれる競馬ファンを増やすのが目的なのか?騎手を目指す人を増やすのが目的なのか?だいぶ考えたんですけど前者なら競馬学校の話にするのはおかしい。馬券買う人って新人騎手は注目しますが、競馬学校の話なんて興味ないですからおかしい。するとどう考えても後者になるんですよね。

毎年行われる競馬学校試験、受験者数百数十人に対して合格者10人前後、合格率5%くらいなんですね。結構受けてるし騎手目指す人増やすアニメいる?それとここからが問題なんですが、競馬学校って凄く厳しいんですよ、耐えられなくて自主退学する生徒もたまにいるとか。なのにこのアニメの競馬学校は緩すぎる。男子は坊主だし教官に軽口叩けないですよ、夜に競馬学校抜け出すとかありえない。面白い話し方する教官なんかいません。主人公の元アイドル要素も不自然、完全にアイドル辞めずになんか受験出来ないだろうし、記者が大勢競馬学校に入って来るとか異常事態です。そもそも競馬学校の教官や関係者が少なすぎる。そして主人公ともう一人馬に乗ったことない。確かにJRAのHPに乗馬未経験歓迎みたいに書いてるが、実際競馬関係者の子供で小さい頃から牧場で馬乗ってたり、そうでなくても乗馬クラブに所属してた子が多い。未経験者は相当苦労するはず。そんな厳しさを描かないと嘘じゃないですか、このアニメ観て騎手目指す子いたとして現実的知ったら可哀想ですよ。

あと馬の放馬のシーン、作業者転倒ってピンポイントで竜巻?普通に音に驚いたでいいし。その馬止めるのなんで来たばかりの生徒?しかも乗馬未経験者が2人乗り、立っている人間の上を飛び越えるありえない馬のジャンプ力、人も馬も死ぬ可能性ありますよ。

8話くらいから少し面白くなります、厩舎での見習いで馬の世話をするシーンや、生徒達の模擬レース。駆け引きがあって作画も結構よくレースシーンはいいと思った。キャラ絵は普通、馬はアップの時は筋肉の質感があって良いが、離れるとそれが無くなりベタ塗りしただけの馬になり変、技術的に難しいのかも知れませんが。

馬がレースでケガして安楽死処分になったシーンは、何か取ってつけた様に入れたみたいで要らなかったと思う。感動話にするのはやめて欲しい、人間が何百年もかけて速く走る為細い脚のサラブレッドを作り出し、走らせてるのだからもちろん可哀想だと思うのはいいが感動は違う。殆どの走らないサラブレッドが馬肉になったり、動物園のエサになってるのを触れないくせにと思う。

長くなりましたが、嘘の競馬学校の話なんか面白くないし、キャラ減らして新人騎手のデビューの話にして白熱したレースを描いて、競馬ファンを増やすアニメを作った方が良かったと思う。正直、競馬知らないアニメ制作会社とアニメ知らないJRAが作った感じ。こんなの作るんなら、ウマ娘で競馬ファンを増やしてくれているサイバーエージェントに、お礼も兼ねて寄付でもした方がマシ。

いのりんがいたのとOPがカッコイイのは良かったですが、到底お勧め出来ないのでネタバレレビューにしました。

投稿 : 2022/09/23
閲覧 : 226
サンキュー:

17

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

水色のファンファーレ

オリジナルアニメ


競馬のコース(ターフ)をイメージさせるならタイトル“緑”にしていいところを“青”それも“群青”をもってくるあたり、濃ゆ~い未熟さを表現したかったのかもしれません。ちなみに私の感想は“水色”。
競馬学校で切磋琢磨するジョッキーの卵たち1クール全13話青春群像劇です。

おススメ度合いは低め。個人的にはけっこう好きなお話でした。
競馬学校の朝は早い。早朝の息遣いを画面から感じられます。お馬さんの走りをローアングルから捉えて疾走感も伝わってくる。予算は置いといて何を伝えたいかが垣間見える見た目。
そして次にジョッキーになるためのプロセスや大事なポイントのご説明。競馬学校なる題材を扱うにあたっての最低限のお作法は踏まえているのは好印象です。
最後に物語としても卵たちの諸般の事情のいくつかはシビアな内容を持ってきてます。例えば

 1.{netabare}好きだけじゃどうにもならんエンタビジネスの契約縛り{/netabare}
 2.{netabare}「競馬の騎手とレイバー乗りはちっこい奴に限る(後藤隊長)」な現実{/netabare}
 3.{netabare}キスケの死を巡る各自の葛藤や乗り越え方とかもね{/netabare}

競馬に明るくないためどんだけリアリティあるかは知りませんが、我々が目にするであろう“レース”の前段階のけっして光だけではない陰の部分にも焦点を充てているのもあって、今後お馬さんや馬主に加え騎手にも視点を置けるかもしれない内容にはなってます。


転じてネガティブ要素。卵たちの諸事情いずれも本来なら納得感のある理由ではありますが、その根拠となる部分が脆弱なためキャラへの共感には至りにくい。こちらメインのネガポイント。
サブ的なネガポイントは複数ございます。代表的なのはオープニングかしら。吉本とK-POPの合体ユニットの楽曲そのものが濫造品チックなことはもとよりアイドルものと勘違いさせることに充分貢献してます。BL要素ゼロとは言わんけど不要なブーストかかってたのよね。


前半は主人公有村優(CV矢野奨吾)を軸に物語の芯を作って、中盤の実技編から競馬学校という本来の題材にさらに絞り、いろんなもの乗り越えて「さあ次なるステージへ」な最終回…とこれだけ見れば悪くないんだけどいろいろ足を引っ張る要素がありましたよって作品でした。



※ネタバレ所感

■卵たちの諸事情
こう見ると8人って多くね?というのはあります。1クールで全員拾う限界ってどれくらいなんですかね?よく見かける5人前後がちょうどよいのでしょうか。
さておき各々抱える事情もいろいろで不自然で突拍子なものはありませんでした。具体的には以下

【主要人物】属性と抱える事情
・有村優(CV矢野奨吾){netabare}:元アイドル。回ってるビジネスを捨てるという十字架。{/netabare}
・風波駿(CV土屋神葉){netabare}:馬と話せるGIFT持ち。人馬一体だからこそキスケの死で堕ちる。{/netabare}
・天音グレイス(CV花江夏樹){netabare}:名門で資産家。プライド捨てたら一皮むけるのに。{/netabare}
・京力秋樹(CV糸川耀士郎){netabare}:凡人枠。優推しだった。特になし。{/netabare}
・宝生迅人(CV豊永利行){netabare}:親が教官。成長期にきちんと物理的に成長してることが悩み。{/netabare}
・桜庭惣司朗(CV橘龍丸){netabare}:親が騎手。迅人の良き理解者。名門!?二世の悩みはあるある。{/netabare}
・牧皐汰(CV小林千晃){netabare}:競馬オタクの努力家。才能という壁にぶち当たるべくしてぶち当たる人材。{/netabare}
・霜月えり(CV水瀬いのり){netabare}:女子。男社会を泳ぎ渡る難しさ。{/netabare}

物語上、優と駿は一軍枠。天音と迅人が次。秋樹・惣司朗・皐汰・えりが後塵でしょう。
主戦級はまあ目立つので置いとくとして、秋樹は優のアイドル前後の前部分に意味を持たせる役回りとして、惣司朗は環境/生い立ちに恵まれている者同士迅人の良き理解者として、皐汰は才能だったり環境だったりと持てる者と対極にある持たざる者の代表格として、えりは紅一点として、各々良きスパイスとして機能して欲しい制作陣の意図は感じられました。
これで主戦級のまばゆい光が担保された上で後方枠が輝く物語となると一気にエモくなるんですけどもちろんそこには至ってない。ただし素質はあったよ!ってところだと思います。


■メインのネガポイント
ジョッキーを目指す動機の希薄さ。ものすごく足を引っ張ったのはこれに尽きます。逆を言えばこれさえあれば化けたのに。

{netabare}成功しているアイドル辞めてまでジョッキーを目指すインセンティブってなにかありました?
馬と話せるGIFTを持ったきっかけやそんな天才が数ある職種の中で騎手を志向したのかわかりました?

主戦級ですらこれです。「騎手になりたい」のはわかった。でも「なんでなりたいの?」「なってどんなことしたいの?」がわかりませんでした。
優くんは第一話で「人と馬が一体になれるようなそんな騎乗ができる騎手になりたい」と言ってはいますが、そこに至るまでの原体験はノータッチだったような気がします。
全ての作品に求めるわけではないにせよ、とある職種を目指す過程を描く物語だからこそ避けてはいけないポイントだったのではないでしょうか。{/netabare}


■サブ的なネガポイント
オープニングが合わないという点をあえて挙げました。エンディングも似たようなもんですが…
試しにオープニングアニメーションをご覧あれ。朝か夕方か薄光が差し込む厩舎や馬場のカットで流れる楽曲として打ち込み音が絶望的に合いません。ただしこれは私の感性のお話。一方で感性とは別にそこそこのアニメウォッチャーさんだとこう男性アイドル臭を前面に押し出されると「あー女子向きね」なバイアスがかかる傾向があると思ってます。
脱アイドルしてジョッキーを目指す主人公だし主要キャラ男だらけだし、受け取る程度に個人差はあるのは前提と前置きしつつ…過敏にBL反応せざるを得ない導火線みたいな楽曲だったと思ってます。

{netabare}優が所属していたユニット『Mr.ドクター』メンバーを“JO1”の人が演じられてましたよね。そんなバーター感を目ざとく嗅ぎつけちゃうもんなんです。{/netabare}


※余談

■ドクター繋がり

{netabare}○ネードクターのCM好きですわ。
「ギリギリでいつも生きていたい」デビュー曲から早幾年。すっかり角が取れた感あります。

アニメに戻って若さなりの“ギリギリ”を堪能できるのが青春群像劇の醍醐味だと思うのですが、ギリギリだったのは制作事情だったのかもしれませんね。うーん。{/netabare}

投稿 : 2022/09/17
閲覧 : 268
サンキュー:

21

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーん

うーん 競馬好きだけど あんまり 騎手目線で見たことないからかなぁ
微妙です なんか 物足りない

投稿 : 2022/08/28
閲覧 : 155
サンキュー:

3

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

騎手の卵たちの物語

全13話

競馬学校を舞台にした青春群像劇。入学から卒業までを描いています。

主人公の有村 優は有名アイドルながら、騎手になることを諦めきれずに競馬学校へ入学、まわりの雑音に苦しみながらも他の生徒たちとも徐々に打ち解けていきます。

また、もう一人大きな存在が同じ生徒である風波 駿、音で馬たちを聞き分けること出来る天性のセンスの持ち主、有村 優が深くかかわることとなります。

他の生徒たちのお話もあり、それぞれに抱えているものを同じ同級生同士一緒に克服できるかという感じでした。

最初は学校での訓練編、後半はトレーニングセンターでの研修となりますが、様々なことが起こりますね。

競馬学校といういささか特殊な、あまり知られていない学校のことを知ることができましたね。

レースで競い合うという視点より、どちらかといえば仲間意識が強くお互い切磋琢磨しているところを描いている感じでした。

OPはJO1さん、EDはSawanoHiroyuki[nZk]:河野純喜&與那城奨 (JO1)さんがでした。

最後に、この作品と全然関係ないですが、まだまだスマホゲームのウマ娘にハマっていますw

投稿 : 2022/08/20
閲覧 : 209
サンキュー:

13

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おうまたん

オリジナル作品(2022.8)
競馬学校の3年間をそれぞれの思いでそれぞれの道を歩む少年少女の割とシリアスな青春?ストーリー。
冒頭は国民的アイドルから一転オートレーサーになって某グループを抜けた方を彷彿とさせますね(もう知らない方多いのかな?)。
1クールで見事な纏めだと思います(元々2クールのつもりだったんじゃないの?と感じずにはいられなかったものですから)。個人的にはもう少し各キャラの親子関係だったり背景を深堀して観たかったかなと感じました(主人公の両親亡くなってるって最後でポロるとか・・・わかんねぇよ)。至って真面目な作品です。
ジョッキーになるのって大変です、自分が若い頃勤めた会社の社長はジョッキー目指すも体重がどうにもできず(作中のハヤト君と同じですね)挫折し父親の会社で一から営業を学び叩き上げで社長に上り詰めました。この社長、営業時代「死ぬ気でやる」って意味わかってる?って同僚に言ってたみたいです。騎手になる為減量でほんとに死にかけた経験があるとかで成績も負けず嫌いで優秀だったとか。騎手になってたら活躍してたかも知れませんね。
さて、やりたい事ができる人生って楽しいでしょうね。しかし、それが勝負の世界となると楽しいだけじゃ済みません。そういう部分もシビアにこの作品は登場人物を通して描いています。
キラキラした目のままの子供のままでいれたら・・・どうなんでしょうね?

私のツボ:はやと君

投稿 : 2022/08/03
閲覧 : 165
サンキュー:

7

ネタバレ

Keiner さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

色々とカオス、でも面白かったよ?

視聴者を絞り切れなかったのがちょっとまずかったのかな~

BL&青春群像っていう取り合わせは王道で、悪くなかったが、それと「競馬」は相性が悪かったかもしれない。ウマ娘の影響もあり、若い男性で競馬に興味を持った人たちが観にきてびっくりとなりかねない。1話の時点で男性視聴者は、BLもいける人でないと厳しかったのではないかと(私は男性ですが、ソフトBLはむしろ好きです)。

ただ、競馬学校の題材はある程度掘り下げられていたし、競馬学校で学ぶ中での特有の苦悩や喜びといったものを、それぞれのキャラクターの背景を踏まえて描写できていた。この経験の中で、それぞれのキャラクターが自分の過去と向き合い、自分なりの夢にたどり着く様は爽やかで、競馬学校を舞台とした青春として、十分に楽しめる内容だったというのが個人的な評価。

キャラがちょっと多く、薄かったのはもう少しやりようがあったように思う。特に{netabare}グレイスは、二話くらい使って自己紹介回があるにもかかわらず、それ以降完全に噛ませかギャグ要員と化したのは残念に思えた。てっきり優駿と三角関係になってくれるのかと思っていた。そうでないならいっそ登場させずに、他の同期を掘り下げてもよかったと思う。{/netabare}

作画や脚本等、演出面でのクオリティはお世辞にも高いとは言えない。レースのCGは個人的には許容範囲だった。むしろレースのシーンはBGMがめちゃくちゃかっこよく、見入ってしまった。

他にもツッコミどころを挙げるときりがないが、BL好きで競馬に興味がある人で、この作画のクオリティを許せる人ならおススメしたい。良アニメと言えないことは分かるが、個人的には好きです。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 197
サンキュー:

7

ネタバレ

オッサンズ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

リアリティも無ければ、誰向けに作られたのかも分からないアニメ

アイドルを辞めた主人公が
競馬学校に入学して同期と共に切磋琢磨するストーリー
・・・という事になっています

方向性としては腐女子向けのBL系です
イケメン元アイドルとイケメンジョッキーのキラキラした演出が目立ちます
競馬を題材にしていますが
頑張る主人公や、スポ根、リアリティのある描写を求めてはいけません



自分は競馬ファン寄りの立場で見ていましたが
ハッキリ言って完全な「糞アニメ」です
ここまで酷いアニメを見たのは久しぶりです
特に大きな問題点が2つあり



腐女子向けとして見ると競馬要素が完全に邪魔、テンポを損ねるだけ
演出がワンパターンで単調
イケメン同士が出会う→キラキラ演出or風がブワァ→胸キュン

不愉快な登場キャラクターが多い
勝手にアイドルを辞める無責任な主人公
しかもアイドルを辞めて競馬学校に入学した理由が理解できない
何故かルー語で喋る教官、外国人生徒は空気読めないDQNで特に酷い

主人公が所属していたアイドル事務所の社長も
主人公をアイドルに戻すために、陰湿な中傷動画を作らせたり
不愉快な言動が目立つ



競馬ファン向けとして見ると
現実ではありえない行為、やってはいけない行為ばかり
リアリティの欠片も無いとんでもない描写が多く呆れるしかない

サラブレッドに2人乗りした揚句、人間を飛越
(実際にやったら馬が大怪我しますし
人間の頭上を馬が飛び越えるという、サーカスでもやらないような危険極まりない行為)
本馬場入場直前にジョッキーが謎の部屋で謎の木馬に乗ってる
(実際の競馬ではそんな場所も木馬も時間もありません)

挙句の果てに馬と会話するキャラまで出てきます
比喩ではなく、マジで会話してます
怪我が疑われる馬に対して
「〇〇(馬の名前)は痛くないって言ってます」とか電波な事を言い出します
しかも周囲の人間はそれに疑問を持ちません



腐女子向けのBLアニメとしては
テンポもキャラも悪く褒める部分の無い駄作
競馬ファン向けのアニメとしては
リアリティが皆無のトンデモ描写ばかりで呆れるしかない駄作

結果的に、どの層に向けて作られたのか分からないストーリーに
出来の悪いCGの競馬のレースシーンが組み合わさる事で
完成度の低い糞アニメができたという事でしょう



というか競馬学校が舞台なのに
中盤は主人公がケガで長期離脱して競馬学校と関係無い話が続いたり
後半は登場キャラクターのオムニバス形式になるので
主人公が完全に空気になり
上記に書いたような「主人公がアイドルを辞めて騎手を目指した理由」も
あやふやなまま進んでいきます

後半は急に説明シーンが増えて
専門用語だらけで競馬に詳しくない人には分かり辛くなり
その分、各キャラクターの描写も減って1話1話の内容が薄くなるなど
全体の構成にも大きな問題があります
とにかく、まともな部分を探す方が難しいレベルです



同じ公営ギャンブルを題材にした
「モンキーターン」の養成所編のような内容を期待していると
余りの糞っぷりに般若になります

投稿 : 2022/07/26
閲覧 : 162
サンキュー:

5

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

不釣り合いなファンファーレ

アイドル要素、小学生で起きそうなトラブル、展開を詰め込んで唐突過ぎ、名前だけ借りてリスペクトを感じない

ちなみに、これを『ウマ娘』ブームに乗っかったと安易に揶揄するのは、アニメは企画から放送までたった一年でポンと作れると思ってそうでお察しと言った感じ。増してこの作品はJRA全面協力で一部実在した名を使ったりしてるからそんなポンと作れる様な物じゃない。実際インタビューを見ても「2017年末頃から企画として動いている」と語られている

と思いたかったけれど、実際は一年でポンと急繕いで作った様な内容と制作環境だった感じだったのは間違いない。残念ながら
確かに、『ウマ娘』ブームに乗っかる様に放送を早めたのかもしれないとは思われても仕方のないクオリティで放送を敢行したという点に於いても、作り直した先人を見た視聴者の目は冷たい物があり、リスペクトという点に於いてもJRA全面協力ながら遠く及ばず、時期が悪かったという擁護もこの体裁ではそんな気は起きない
エルコンドルパサーの批判から見ても、そういうギャグを認められる作品と視聴者から見られていない時点で取り込み方も失敗しているなと思う


内容に関して。前半は青春群像劇という観点から見ても、アイドル要素がかなり幅を利かせている割には結局有村の“覚悟”は最初から変わっておらず、環境や仲間たちの影響という描写も薄く感じてしまうや、そもそもの覚悟もあまり伝わらないというミスマッチが起きている
トレセン編は普通に面白かった。色々吹っ切れて真剣に馬や競馬という物に視線が向かい、騎手や調教師の描き方や関わり方も、ちゃんとしていたと思う。まぁ、駿に関しては一人で抱え込み過ぎで、実際はそんなこと無いのに風波のせいにしている風な捉え方を駿一人でしているのはうーんと言った感じかな
11話で、牧が「結果を残さなきゃ見向きもされない」というセリフ。そもそも牧というキャラが11話まで全くスポットが当たっていなかったからキャラ自体を忘れていたのが説得力増してその通りだなと、意図してないだろうけれどクリティカルなセリフだったのでこの作品で一番心動かされたポイント

他のキャラはあまり覚えてない。アイドルファン 本国コンプ持ち 体重気にするボーイ 客寄せパンダじゃない女子と色々要素としてはあったけれどまとまったかと言われればもっと描けたとは思う

劇伴は澤野氏。よくあるビートだったけれどそれが良い!

そんな感じで「ウマ息子」だの一番の目玉はアイキャッチだの言われた逆風の中で、特に大波乱も大まくりもダークホースも無く最初だけ話題にはなったものの、この作品のクオリティで離れていくのも完走してなんだけど当然だとは思う。そんな作品

投稿 : 2022/07/20
閲覧 : 188
サンキュー:

10

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

競馬学校の青春群像劇。至って真摯な内容の割に及第点未満

【良い点】
題材は良かった。
馬アニメなら「ワルキューレロマンツェ」は名作だけど、リアルの競馬騎手に焦点当てたアニメは多分これが初。
ウマ娘人気にあやかった云々言われているけれど、
作劇は至って真面目で(面白いかはともかく)好感は持てた。

狭き門な競馬学校、入学生たちは早くもマスコミ対応するなど、普通の学生ではなく半ばプロのエンターテイナーを求められるんだな、と。
そこらのアイドルアニメよりも遥かにプロアイドルだけど、良くも悪くも華やかさが無い。
王道なスポコンとは良くも悪くも毛色が違い、個々人の事情やメンタルの葛藤を真摯に描いた。
面白いかはともかく、こういうタイプの作品もアリ。

主人公は人気アイドルだったが本当の夢である騎手になりたい、周囲の反対や現実の壁にぶち当たり、それでも前に進めるかどうか…
他にも過酷な体重制限に苦しむ者、トレーナーの娘ちゃん(12歳)が可愛がっていた馬を未熟な騎乗で骨折させ?恨まれて挫折するなど、一様に重い葛藤を背負いながら、それでも夢を追えるか?
才能と現実の狭間で足掻く青春劇自体は悪くなかった(はず)。

【悪い点】
競馬業界の厳しい舞台裏に苦しむ話が中心なためか、重苦しくて楽しくない。
その競馬業界の話も薄く触れる程度で説明不足なまま進行、見所になっていない。

青春群像劇に関しても、キャラクタードラマが薄い。
アイドル辞めたい主人公の話を長々とやるが、どちらも本気さが伝わらなかった。
キャラが淡白で情熱や主体性が見えてこないためか?半数を占める主人公の話が面白くなかった。

キャラ同士がライバルな余所余所しさあり、この手の美少年たくさんな強みも活かせていない。
キャラ同士の絡みがテンプレの域を出ず、群像劇や友情が深まるに至らず。

他キャラのドラマは悪くはなかった気がするが、1クールで主人公が半分取っていて残り半クールで人数多過ぎて処理出来ていない。
馬を骨折させて死なせた重い挫折を乗り越えるには明らかに尺不足。

櫻井ボイスでルー語先生も良き指導者像を見せたかったと思われるが、単なるネタキャラになってしまっている。
全体的にキャラが弱い。

キャラデザ自体は及第点だが華が無い。
紅一点の子も地味で華が無い。
一番の見せ場である競馬シーンのCG作画がイマイチ。
肝心要な馬の描写がウマ娘やワルキューレロマンツェに著しく見劣りする。

声優陣が若干拙い。気になるほどでもないが。櫻井氏も本作に限れば滑っていた。(氏の責任ではないが)

【総合評価】2点
酷評している割には嫌いじゃないんだけど、各要素万遍無く微妙な感じ。
真面目にやっているはずなのにつまらない、残念なタイプ。
シリアスな青春劇ならば主人公ともう一人の二人くらいに絞る、
ライトな娯楽BL寄りならばシリアス控えて楽しい掛け合いを増やす等、コンセプトを絞るべき。
主人公のアイドル設定も、騎手のマスコミ対応やファンサービスに活かすなど、もっと見せ方はあったと思う。
評価はとても悪い程ではない「悪い」

投稿 : 2022/07/15
閲覧 : 212
サンキュー:

5

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

すっっっごい、うっすぃぃ~~印象(苦笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
競馬学校を舞台にしたアニメ。

青春群像劇をやりたかったのか、競馬の裏側を魅せたかったのか、BL的なのをやりたかったのか、なんとも中途半端な印象でした。

こう、「ちゃんとつまらないアニメ」でしたね(苦笑)

《以下ネタバレ》

【視聴断念(レビュー)】
{netabare}
「アイドルを辞めて騎手を目指す」アニメだから、周りからは当然、「どうせ遊びだろ?」「あいつは本気じゃない」と言われ、それをはね除けていく、という構成になるでしょう。

が、どんな皮肉か分からないけど、キャラクターの背景や言動の1つ1つが薄っぺらいため、完全に「遊びで競馬をやってる奴」に見えてしまっている。

ここでもう、作品は崩壊している。

そもそも、ここまでちゃんと尺とって、ちゃんと好感度低い主人公も珍しい。

アイドルを本気でやっていた上で、競馬も本気でやろうとしているなら応援できる。また、アイドルが本当に苦しくて、ようやく本当に夢に向かえるなら、それもそれで良いだろう。

しかし、自分の過去(アイドル時代)を肯定してるか否定しているかも、作品の中でフラついているので、アイドルも競馬も本気ではない、その場の感情だけで動く、単なるガキんちょに見えてしまう。いっそアイドルに戻った方が良いと思った。

あとどうでもいいけど、主人公とそれ以外にルックスの差が感じられない。いや、「みんなイケメン」「みんな美女」は、アニメのデフォだけど、本作の設定ならば、主人公がスバ抜けてイケメンにしないとダメでしょ。

まあ、たくさんのイケメンを出す、変なアイドル設定をつける時点で制作が

「競馬」「競馬学校」の魅力を信じていない

と言えるでしょう。そんな「愛のなさ」では、人の心は打たない。

個人的には、「競馬学校」めっちゃ興味あります。元アイドル設定とかなくて全然OKです。シンプルに、競馬学校の現実をしっかり描いてくれば、それで充分です。

もっと信じましょうよ。競馬や競馬学校の魅力を。
{/netabare}

投稿 : 2022/07/13
閲覧 : 204
サンキュー:

17

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

騎手を目指す若者の群像劇

騎手を目指すっていうのは珍しいかな~と思ったけど、なんか…なんかあと一つなにか欲しかった気がする…

馬と話せる不思議ちゃんな設定も、他がリアルなだけに「え?」って感じがしちゃったし。。。


全体的にさらりさらりとお話が進行したな~
全員をメインにしたかったのかもしれないけど逆にとっちらかっちゃった?
優がずっとメインかと思えば、急にお馬さんと話せなくなった駿の話になって、ラストの乗馬試験?でいい人かと思ってたこうたくんが意外としたたかになってたり…?
話数が限られてるからしょうがないんだろうけどちょっと物足りなかった。



といいつつ、こちら録画してたのを一気に見ましたw
お気に入りキャラは櫻庭くんと宝生くん~

アイドルから騎手学校へ転向…某リアルアイドルグループを思い出したよ^^

投稿 : 2022/07/13
閲覧 : 134
サンキュー:

3

ネタバレ

ロリ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

だめだなこのアニメ

なぜこんなに面白くないのだろうかと思うくらいの超駄作。
競馬学校という魅力的な題材がありながら、所々出てくる安っぽいCGと取ってつけたような適当な作画。
澤野弘之音楽で正直けっこう期待していただけに残念で仕方ない。ていうより正直時間返せと言いたい。

前半のアイドルのグダグダに時間かけた割には、後半のトレセン編以降が普通におもしろくなるかと思って期待してたが、結局数だけ多くて薄いキャラのどうしようもない薄い背景が薄く描かれてるだけ。
素人ゲスト声優がエグいしもう犯罪として取り締まった方がいいと思うくらいにとにかくヒドイ。
一人一人にフォーカスして各々のバックグラウンドとか見せるのは全然ありだと思うが、中身が薄いから全く引き込まれない。
序盤の桜が舞って馬が走り抜けるシーンは茶番すぎてもはや笑えるレベル。
後半シリアス展開になりまともなストーリーになった感はあったが、最終回は打ち切り感が強く脚本が頭使って全く考えていない下手くそに終わってしまうという始末。
個人的には微妙どころか映像での誤魔化し感があるし、JRAがバックに付いているからか話に幅を持たせられていないので内容が普通以上にならないからとてもつまらなく感じた。
挑戦や友情、挫折やら感動系に繋がることを色々盛り込みたいのはわかるけど、結局はどこかで見たような内容でどれも中途半端でキャラもパッとしないし、感動させようとしても全く感動しないシナリオでした。
馬にフォーカスしてシナリオが全く描かれてないから、この内容だとわざわざ競馬学校である必要がないし競馬シーンのCGがゴミすぎて臨場感全くないですね。
良く分からず終いな特殊能力と青春群像劇と呼ぶには視点がとっ散らかっただけな残念な構成と、所々難点が見られた脚本。よくもこんなお粗末のものを作ったとイグ・ノーベル文学賞ものだなと褒めてあげたいです。

まあアニメにわかとか論点が整理できない初心者が見るぶんにはいいかもしれません。

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 245
サンキュー:

5

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

そんなに悪かったかな...?

{netabare}
世間評価はたぶん今期一悪いのかな、自分は最初から最後まで楽しめました。
自分は競馬の知識全くと言っていいほどないので、細かい部分には目が回らなかったからこそなのかもしれませんが。

まず、このアニメの後半を評価してる人からの評価も悪かった気がするアイドル編だけど、個人的にはパートも面白かった。
確かに競馬と言う題材の割に競馬要素が薄かった章だけど、最初の方からキャラの掘り下げ回を多く挟んで来ているあたりからも、どちらかと言うとそもそもこのアニメは主人公達が立派な騎手になるまでの内面的な苦難を描いた話をやりたいというのが伝わってくるので、アイドル編も主人公が自立してやりたいことをやるまでの王道的な物語として悪くなかったかな。
もし、アイドル要素と言ってライブが挟まれたりしたら、商業的な目的を感じてしまって興醒めだけど、別にそういう展開もないので、主人公の純粋なキャラ付けの一部として捉えられる。
仲間との結束もあのエピソードがあったからこそ得られたもの。
主人公がアイドルの道に戻るかを葛藤する中、仲間の励ましによって競馬の道をそのまま歩むことを決意する話は王道ながら良かった。

後半パートは主人公が一時的に変わり調教師の話。
風波を中心に調教師の仕事と言うものがしっかりと描かれていて興味が持てた。
特に競走馬のレースでの問題点を分析して原因を追究し、それに対する対処を風波考えるというのも、その分析がかなり具体的な内容で専門性があって引き込まれたかな。
それに明るい話ばかりではなく、馬の死亡、安楽死という暗い話もあったのが良かった。
風波の言うことだけを信じた大人たちの方にも問題ある気もするが、能力を持っていて先の分析力からも多大な信頼を置かれていたというのもあったのか、それは置いといて当然風波が責任を感じるはずで。
馬の死亡と言った調教師の仕事の上でぶち当たる暗い壁をどう乗り越えるかという話も、これも最初に書いた通りキャラの成長ストーリーとして一貫していて良かった。
葛藤の中、主人公の説得などを通じてキスケの死という現実を受け入れて一歩前に進んでいくのが感じられて良かったです。

競馬シーンもCGが雑だったのは残念だが、それ以外は良かった。
合わないと思っていた澤野弘之のBGMがハマっていて迫力があったし、狙いの馬の前方に出るなどの戦略的な面もあって競馬知らない身としてはかなり面白かったです。
メインの相手の皐汰に関しても、その前での他人のつてがないからこその自分自身で努力するしかないという話は共感でき印象に残っていたので、ライバル的存在として機能していて熱かった。

ただ微妙な要素もないわけではなく、最終回は2カ所微妙な点があった。
一つはあのアイドルプロデューサーが何もなく丸くなりすぎなこと。
もう一つは、風波の能力が他人に譲渡可能と言うのは完全にファンタジーに足を突っ込んでしまっていて作風に合っていないということ。
能力的な見せ方だけど、実際は観察眼によるものだ的な設定で良かったのに。

一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
ウマ息子。男主人公が元アイドル設定って珍しいな。
ホモ? 癖のある歌い方だな。

2話 ☆5
こいつ初対面への口のきき方悪すぎるだろw
主人公分析力はあるのね。悪くはないけど面白くもないね。
これ結局ホモ枠? 澤野w

3話 ☆4
なんだこいつ、掃除しろw こういうゴミキャラ出すなよ。
スポーツアニメって頭おかしいキャラ出さないと脚本書けないの?
不快 まあ改心するだけマシだわ。

4話 ☆7
ゲロイン 競馬しろ 夏に合宿で走るのか。判断が遅い。
そうはならんやろ。いやガチで危なくて草。
男で男性アイドルファンって珍しいな。
気を使って言わないってどういう意味だよ。
赤髪と主人公がまさにライバルって感じで結構話いいな。

5話 ☆9
あほくさw こういう風に元アイドル設定もちゃんと活きてるの意外といいアニメかもしれない。
いいぶつかり合い。

6話 ☆9
けがなんかしてたっけ。ギスった。ベタだけどいい展開だな。
腐女子向けでも二番煎じでもなくちゃんとやってるアニメ。

7話 ☆8
けが思ったよりも重そうだな。馬の復帰とかけたシナリオなのかな。
よくわからんけど。アイドルとは縁切りか。

8話 ☆9
今回は馬に焦点当てた話なのね。観察力すごいな。
脚本結構しっかりしてると思うんだけどなこれ。能力持ち?
馬に対する愛が感じられるな、風波の。

9話 ☆10
馬のこと第一に考えてていいな。けどそんなん言ってたら勝てないというのも正論。これ風波が乗る流れ?
顔にこんな傷あるまま話進むのも珍しいな。
最初の方はイキってたのに。
原因を分析して的確な対処法で問題や欠点を解決しようとするのが専門的でいいわ。CG雑だけど競馬シーン迫力ある。不穏。

10話 ☆9
この英語奴。なんか最初のシーンと言い不穏だな。知ってた。
骨折から安楽死と言う暗い側面も描いてくれるのは好感。鬱展開。

11話 ☆8
謎のダジャレ。そういや久々に主人公の出番だな。は?
死んでるじゃん。止まるんじゃねぇぞ。現実を受け入れての成長。
ホモ。

12話 ☆9
競馬の特訓初めてではw 立場とか競馬へのつての話良かったな。
何もなかったら尚更努力しないとね。戦略性があってレースも面白い。
裏で切れてたのにw

13話 ☆6
花江イキるな。BLかな。社長人柄変わりすぎ。
こいつこんなキャラじゃなかったよな? CGもっとよければ。
構成が分かりにくい。やっぱ騎手にはならず調教師なのか。
BLかよ 力の引継ぎとかできるのかよw
そんな魔法的な要素はいらなかったな。
普通にすごい観察眼ってことでよかったのに。
前回最終回で良かったな。
まあ締め方は王道で悪くなかったよ。

曲評価(好み)
OP「Move The Soul」☆8
ED「OUTSIDERS」☆9.5
9話挿入曲「」☆9
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 255
サンキュー:

5

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私的アニメ感想簿66

う~ん、見終わったんですけど・・・
何というか
「これ競馬じゃなくても良かったんじゃね(byライドウ)」
という某阿波連さんのキャラの声が聞こえてきそうなアニメでしたね。

某ウマ娘の人気にあやかって作られたのかどうか分かりませんが(汗)妙なところで詳しい描写があると思ったら、競馬としてあり得ない描写があったり、一体制作陣はどういう考えで作ったのか理解に苦しむ内容になってしまったのが残念でした。
何というか元アイドルがいて、馬の気持ちが理解できる能力持ち(って、能力って譲渡出来るの?)がいて、二世がいて、紅一点(いいわね、いくわよ)がいて体重に苦しんでいるのに髪の毛も短くしない、外国から来た男、よくわからん英語交じりのセリフをしゃべる教官の過去話
さらに途中で時間を飛ばして・・・明らかに詰め込み過ぎのような(う~む)
それぞれの話を掘り下げてないのに、次の話にどんどん変わっていくのは、ホントもったいなかったです。

多分、もうちょっとシナリオをきちんとして、テーマを絞って描けば、もっと面白い作品になったと思うんですよね。
それなので、最後にデビューする描写がありましたが、あまり思い入れが感じなかったというか、ああデビューするんだねで思ってしまいました(こらっ)

投稿 : 2022/07/02
閲覧 : 167
サンキュー:

5

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

優駿

アイドルを辞めて競馬学校に入学した有村優。
競馬学校に入学した若者達は、騎手になる事を目指して切磋琢磨するのであった。


本作品は1~7話の競馬学校1年生編と8~13話の実習編の2つに分ける事ができます。

まずは、1年生編。
ここでは、有村の事を中心に描かれています。
元・人気アイドルだった有村のおかげで、競馬学校の宣伝効果は抜群。
注目度が上がります。
個性豊かな1年生。
競馬の騎手の基礎を学びながら、お互いの友情を育んでいきます。

訓練中の事故は仕方が無いです。
まだ技術が未熟な事もありますが、騎手に怪我は付き物。
安全性が100%という保障は無いのです。
有村の怪我を知った、アイドル時代の社長は競馬学校を辞めさせようとします。
これは大人のエゴかなぁ。
失敗してもやり直しができるのは、若者の特権。
有村は周囲のサポートもあり、実技披露に間に合わせようとリハビリを頑張ります。


8話からの実習編。
場所は栗東トレーニングセンター。
学生たちは馬の世話をしながら、馬への接し方を学んでいきます。
ここでの中心は風波駿。
馬の気持ちが理解できる特殊な能力を持っています。
風波は馬の気持ちが分かる事を当然だと考えていたのでしょう。
突然、馬の声が聴こえなくなり、故障に気づけなかった事を責める風波。
馬が怪我をすると安楽死する事になる罪悪感を背負う事となります。
自分自身を責める風波。
そこに救いの手が差し伸べられて、風波は、再び馬と向かい合う事を決意します。

本作品は競馬学校の騎手を育成する過程を描いています。
個人的には、学校の体重制限や規律の厳しさを描いても良かったかなぁと感じました。
ウマ娘で競馬に興味を持ち始めたアニメオタ達。
現実世界にも影響を与えています。
でも、本作品で騎手を目指す人が増えるかどうかは疑問ですね。
元々、狭き門の競馬学校。
馬への憧れだけでは耐える事はできないでしょう。
風波のように馬の気持ちが理解出来たら楽しいのでしょうが、それは普通の人には難問です。
競馬学校の過程を修了して騎手になります。
競馬の騎手への見方が変わる内容でした。

投稿 : 2022/07/02
閲覧 : 160
サンキュー:

14

ノエル さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

残念

あまり取り上げられない分野なので、騎手学校とはどういう生活をしてるのか、普段の訓練や食事管理など、普通の人が知らない事が分かるのかと期待して見始めましたが、全く分からず、話の方向性も見えなくて、残念な感じです。

投稿 : 2022/07/01
閲覧 : 178
サンキュー:

2

RnFTp24575 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

製作陣は頼まれて無理強いで作らされた感がすごい

絵は綺麗な方
声優もちゃんとしてる方
ストーリーもモデルがよく分かる程度にアレな方
その上でシナリオがダメ
本当にとりあえず納期間に合わせた感じが否めない
設定に対するキャラの挙動も不可思議で
本当にチグハグな作品だった

投稿 : 2022/07/01
閲覧 : 149
サンキュー:

2

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

イマイチ

感想

オリジナルアニメですかね?
競馬騎手になるための競馬学校を舞台にしたお話。

アイドルから騎手を目指すため入学した有村 優が主人公。
正直に言うと、あまり面白くなかったです。
アイドルに戻らせようとする事務所社長との、戻る戻らないの件はつまらないし、要らない。
覚悟決めて騎手目指してるんだから、入学した後になっても反対しに来る事務所社長には、見てる方もうんざりでした。
それより、馬の声が聴ける風波 駿を主人公にした方がまだ面白かったのでは?って思ったよ。
終盤では、大切にしてた馬がレースで骨折し、薬殺されてからは馬の声が聴けなくなってしまった件があったけど、ああいうのがあるならやっぱり風波 駿を主人公にして立ち直る話にして盛り上げた方が良かったんじゃないのかな?なんて思ってしまいました。
あと、もっと競馬学校のあるあるや、練習や事情をもっと詳しく知れたらよかったかも。

投稿 : 2022/06/30
閲覧 : 159
サンキュー:

13

70366 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

ルー大柴みたいなしゃべり方をするのはやめてください

投稿 : 2022/06/29
閲覧 : 159
サンキュー:

1

ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

いいんだな!これで! お手本にしたいつまらなさ

 1~3話まで
 {netabare} 1~3話を経ていよいよ作品の方向性が決まってしまった感じがしますね。
 
 現在 他作品によって競馬に対する関心 興味が以前より広まり、JRAの全面協力を得て完全に追い風状態で満を持して制作されたのがコレですか…。

 なんというか、スポンサーに雁字搦めになっている感がすごいですね。 主人公の元アイドルという謎設定に加え、OP EDをJO1が歌い アイドルグループのメンバーの声優も担当する。 この時点で あ……察し……となり、やるせなくなりました。

 いや、しかし!新たな層を取り込みたい! 長年競馬ゲームを作っていたコーエーテクモゲームスの力を借りて馬の挙動を見せたい! その心意気はいいですが、このままだと正直苦しい…。
 特に第3話を見た後だとそう思うしかない。天音・グレイス君をわざわざ転校生にして、1話割く理由がわからない。 そのせいで授業 訓練パートが再びキャラ紹介に使われる始末。そのくせ、寮からの脱走は時間をかけてやる。 競馬学校が舞台なのにそこからの脱走に時間をかけてどうする…。
 
 さらに気になるのは、 過去の名馬をアイキャッチに使ったり、この3話ではステイゴールドの名前とそのレースの実況を出したりなど 真面目に競馬モノに取り組むつもりも無いくせに競馬ファンに媚びようとするその姿勢です。 
 JO1や競馬のファンの皆様、スポンサー様の顔色を窺うのに必死ですね。

 これからの展開で不安なのは、主人公のアイドル設定がまだ生きているので、これから先の話でフィーチャーされると思いますが、今でも蛇足気味なのにさらに掘り下げられるのかと思うと辟易としますね。

 作画の面でも現状でキャラの顔など結構ギリギリです。3話Aパート中盤の馬房で言いあいの後 立ち去るグレイス君の後ろ姿なんか割りとアウトだと思います。 
 いつか作画崩壊を起こしそうな予感がします。

 これからに期待です。{/netabare}

 4話視聴しました。
 {netabare} これはwひどいww 4話もなかなか強烈でしたねww
 まぁとりあえず競馬アニメと名乗るはやめましょうか。
 いつの間にか7月になり海へ合宿へ行くそうです。そういうのは まず学内での練習風景をちゃんと描いてからやるもんだと思いますが、まぁ流しましょう。
 
 そして合宿パートかと思ったら、ちょっと走って 寺での修行を静止画ダイジェストで流し、休みになり海へ。 
 こちらがメインなのかと思ったらはしゃぐ様子を静止画ダイジェストで。 
 ビーチでの多種目競技大会のお知らせを見て参加することに。 なるほどこちらが本命なのかと思ったら、その様子も静止画ダイジェストで。 
 いや、まじで 何がしたいんや?

 途中、有村くんが周りにバレて ギッッとなっていましたが、じゃあちょっとは隠す素振りをしようよw 丸出しで歩いてんだからそりゃそうなんだろw

 Bパートになり、キャンプファイアーへ。2022年にもなってなんでCDプレイヤー? そんでそれを持ち歩いてんのか? 変わった人なんですね。
 そして率先して雑用してた子が急にブチギレて、グレイスが女の子にキャーでバタンで花火がドーン!
 いや、何がしたいん?w

 場面変わって、どうやら赤髪の秋樹くんは有村君のファンだったようです。その事から突然アイドルをやめた有村君にツンケンしていましたが、なんだか知らない内に吹っ切れたらしくライバルと認めてくれたみたいです。
 ……………うん、だから何がしたいねん。突然出てきた設定で勝手に葛藤して、合宿来たばっかりの頃はまだめちゃくちゃ悪態ついていたのに、知らん間に吹っ切れてるって…  そういう過程とか、秋樹くんとの絡みとか描くための合宿編じゃないのか! 

 最後にジムナスティック飛躍をやるそうです。前半に教官から各自、課題に向き合うようにと言われましたがそんな描写は一ミリもなかったので、何を抱えていてどうしたらいいのかまるでわかりませんね。
 
 有村君が走っている様は完全にうまぴょいで笑いました。
 彼はアイドル時代に培ったダンスの要領を思い出し飛べるようになったようなので、この合宿は何の意味もありませんでしたね。
 まさか合宿編でその最終日に出される課題に、合宿での成果とは関係ないものでクリアするとは思いませんでした。
 
 朝日教官のいらねぇ小ボケを挟みつつ、これで合宿編は終わりらしいです。いや、本当にマジで何がしたかったんでしょうか。JRAはこんなもんを推してるのか…   ここまで来たら、さらに立派なネタアニメになることを期待します。{/netabare}

 5話視聴しました。
 {netabare} モンキー乗りという課題に対して、生徒たちは憧れから色めき立つも難しさに苦戦する。 この課題クリアに向け生徒たちは協力して特訓に励むが、その裏で騎手の厳しい体重制限に苦悩する生徒が……という 物語で競馬学校ならではもありつつスッキリしているので、前話 前々話よりは大分マシな印象です。
 
 ただ、最後の方の宝生君とくだりは導入が変でしたね。 自主練習中の今まで全然絡んでなく、しかも最近 切羽詰まっている様子の宝生君に脈絡もなく自分のアイドル問題を語り、現状の自分に調子づく有村君。そりゃキレられるよ。
 今話で2人を会話させたいのはわかりますが、もうちょっと何とかなんないのか…。 
 そんで事故っぽくなって次回へ…か…。
 
 
アイドルのくだりについて。
 この作品は元メンバーを出して、絡ませないといけないというタスクがあるので、その消化ですか。事務所との対立もこれまでのフリがあるのでやっておかなくてはいけませんね。 
 騎手がダメだったからアイドルに戻った時、世間にそんなに歓迎されるものか疑問ですが事務所は頑張るみたいです。
 
 これからわかることかもしれませんが、有村君はなんでアイドルをやっていたんでしょうか。
 
 彼は「うんざりだよ、何の迷いもなく騎手になる道を進みたかった。」と言っていますが、元々ジョッキーになりたかったけど、流れでアイドルをすることになったのか。
 それとも、元々アイドル もしくは、もっと幼少の頃から子役などの芸能活動をしていて、ある日ジョッキーに心奪われた。なのか。それによってこの言葉の意味や重みが変わってくると思いますがどうなんでしょうね。
 ジョッキーになりたい理由の方も うやむやになっているので気になります。

 今のところ有村君は、「なんかよくわからないがアイドルをしていたけど、なんかよくわからないがジョッキーになりたいので、急にアイドルやめた人」なので、彼がアイドルについて言及しても、ジョッキーについて言及してもなんだか言葉が軽く、響いてこない印象です。 この主人公に何を期待すればいいのかわかりません。
 彼のオリジンについて語られるのを待ちましょう。{/netabare}

 6話視聴しました。
 {netabare} うーん…また中身のないスカスカな話に戻ってしまいましたか…。 
 今話はそれに加えてお粗末な演出が目に付きます。窓を使うやつや、怪我の話だから雨を降らすとか、ショックを受けてタブレット落として暗転するとか、こういう 洒落臭いのが多いです。

 全体として怪我した有村君を励ますだけの話なんですが、テンポ重視で事故の描写カットして空いた尺に要らないもの詰める謎の所業をしていますね。結果、病室とクラスメイトの反応を行ったり来たりしてテンポがすこぶる悪いです。

 最終的に壁をスパイダーマンしてきた駿くんからウォークマンに入ったボイスメッセージを貰いますが、ウォ…ウォークマン…?なぜに…? 
 私は詳しくないんですが、ウォークマンてボイス録音できるんですか? 軽く調べたら古い型に専用マイクつけるとか出てきたんですが…。
 それか外部録音機器からパソコン経由してウォークマンに落として来たんですかね。そんな迂遠な…。
 いや、競馬学校ではスマホ等は制限されているというのはわかるんですけど、3話で教官の目を掻い潜って寮から脱走した奴らが、そこはちゃんとするんかいとは思いました。フィクションとリアルのバランス感覚が奇妙ですね。 合宿回のCDプレイヤーといい、ちょっと懐かしい音楽機器出すのが好きなんでしょうか。
 そして、そのメッセージにあった天音君が「へっぽこでトンチキな騎乗が~」と言っていましたが、へっぽこでトンチキなのはこのアニメの方ですw

 今話での一番の問題点は、有村君のパーソナルな部分について何も語られないことです。

 前話の時にも書きましたが、アイドルとしての有村君、騎手を目指す有村君についてわからない事が多いので、彼の立場についても心境についてもずーっと ?が付いて回ります。
 
 今回終盤 競馬が好きだ!代えがたいくらいに!とテンションで乗り切りましたが、彼のその思いがどれくらいでどっから来てるのか明かされないので、付いて行けないというのが正直なところ。
 もう6話やぞ…そんなんでいいのか…。

 アイドルの面について、というより今回は社長との関係性について。
 HPには有村君の親代わり。とありますが本編中にそんな描写はないし、実の親についても触れられないので、勝手になんかしてる嫌な人になっています。
 怪我のことから親的目線で反対してるのかと思えば、ネガキャンしたり違約金とかの話したりこのキャラをどうしたいのか? あなたはアイドルに戻るしか道はないのよ…ってそんなことはないでしょうよ。

 有村君の今回の心境についても、怪我で続けるのが難しいのか、事務所との兼ね合いで難しいのか、自身の心が折れたのかがごっちゃになっています。制作側もごっちゃになってないか?
 騎手になれるかどうかは取り敢えず怪我治してから考えようよ。
 この辺りを最後テンションで棚上げして流してしまったので、結局なにも解決せず冒頭の状態に戻っただけでした。
 
 今回だけでなくこれまでもパーソナルな部分を描くチャンスはいくらでもあったのに、まだ出し惜しみする意味がまるでわからない。
 いつまでスカスカでグズグズな話をこねくり回すつもりなのか。これからに期待です。{/netabare}

 7話視聴しました。 加筆修正しました。
 {netabare}いやぁ…前話について私は いつまでスカスカな話をこねくり回すつもりなのか と書きましたが、まさか今話でそれらを全部ゴミ箱にダンクシュートするとは思いませんでした。そんな7話です。

 まず病院を抜け出して電車のカット。これは1話の踏襲で、その後出てくる自転車2人乗りや馬のイメージも同じくそうなんでしょうけど、こういうことは一丁前にやろうとしますねこのアニメ。ちゃんと物語を積み上げてからやって下さい。

 事故から1ヶ月程経っていますが、退学の件は結局どうなっているんですか? 保留ということでしたが社長はあんだけ啖呵を切ったのにその後なにもしてないんですか?

 田子さんがいつの間にか生徒との橋渡しになっていますが、彼女は社長派で有村君のリハビリにも反対していて、2話では盗撮盗聴もしていたのに何がきっかけで心境に変化があったんでしょうか。 
 最初はフランクなお姉さん、しかし実際は社長の策略のノリノリ実行犯。ネガキャンドキュメンタリーは完成させるも、思う所はある。しかし、病院ではしっかり社長派。そして、今話。立ち位置がブレにブレています。
 
 密着を通して有村君や生徒達と近くにいた彼女が橋渡しになる。それは自然でわかりやすくていいと思うんですけど、彼女の元々のスタンス、学校生活に密着してみての心情、怪我をした有村君を見てからの心情、それでも励む彼を見ての心情、など彼女についていーっぱい描くチャンスはあったのにそれを全部スルーしていきなり結果に飛べばそりゃ変ですよ。

 例えば、彼女はミスドクに対して思い入れがある、などあれば実行犯をしてても頷けますし、動画完成後に社長に対して提言する。でもあれば橋渡し役もスムーズだったのでは、と思います。

 そして田子さんに生徒達からデータを送るなら、前回のウォークマンのくだりは何の意味もないですね。 この荷物と共に送れば済む話でした。全くもって整合性が取れてません。
 
 ライブをテレビ中継に間に合わせるために予定を変更するそうですが、学生にとっては留年もかかってるテストなんですよね? なんでそんなに競馬学校に対して芸能事務所が幅を利かせてるのかわかりません。

 駅から包帯を捨てて走る有村君。 入院のくだりを1話かけてやったのに、開始10分もしない内に
回復しました!って バカなんか? なんでそう自分たちで作ったフリやら展開をないがしろにするのか意味がわかりません。Aパート終了です。

 私が見ている放送局のAパート終了後のCMで社長の「クビよ!」のくだりを使ったCMが流れ、盛大にネタバレを喰らったのは笑いました。
 
 Bパートになり、ミスドクによるインタビューです。
 出た!何のケーブルも繋がってないマイクを使ったインタビュー!!
 ガンマイクでのフォローもなし。カメラマンの横に立ってる音声さんは何がしたいんやw
 生中継て言うてたくせにカメラにわけわからんケーブルしか繋がってへんやんww
 中継車もなしでどうやって生中継するつもりやねん。
 ミスドク、カンペもなしで生中継てめちゃくちゃテレビ慣れてるなw
 おいおいおい!アイドルがインタビュー中にカメラにケツを向けんな!
 インタビュー対象をカメラからガッチリ ガードしてるやんww
 全然、テレビ慣れてませんでしたw
 
 生中継という事から 間に合わないかも!?ってピンチが起きたのにその様子が適当なのはなんなんでしょうか。

  そして、キャラが各々これまでを振り返っていますが このアニメにはそういうことはまだ早いですね。キャラの掘り下げも積み重ねもないので、他キャラはカットになりました。中途半端なことをしないで欲しいですね。

 牧くんが「学校にいる間は仲間として楽しく過ごしたいです!」と笑顔で言っていますが、残念ながらその楽しい学校生活はCパートで「一年後…」となり、まるまるカットです。無慈悲ですね。

 飛越披露はいよいよ有村君の番になりました。
怪我からの復帰、課題のクリアをスポ根で乗り切るのはいいんですけど、ならその努力の過程を隠すなよ! 後出し的に構成する意図がわかりません。

 オチに困ったら取り敢えず笑顔で乗りきろうとしますね。

 そして、ここからアイドル設定の怒涛の片付けに入りますが、まぁなんともひどい。散らばったものを足で部屋の隅に固めておくみたいな処理の仕方です。

 社長から正式にクビを宣告されましたが、結局なぜハナから脱退ではなく休止にしていた理由も、有村君のアイドルに対する思いもわからずじまいでした!さらに、社長個人と有村君の関係についても触れられませんでした!本当にありがとうございました!
 もう、これから有村君の過去について語られても完全に手遅れです!お疲れ様でした!!

 社長に関しては絶対に有村君が自分で筋を通して説得するべきだったと私は思います。
 現状、自分の親代わりであり、怪我した際は個室の病室を用意してもらい、夜間にリハビリ室に器具を持ち込んでもらうなど無茶もしてるのに、こいつは、騎手になりたい!ただそれだけ。そしてその理由も明かされない。 どうやったらこいつを応援できるのでしょうか。

 テストが終わったんなら、まずお前は病院に帰れ。

 今回の話で一区切りついたようですが、もうなんでしょうね、これ。
 関係ない要素を膨らませて、他をおざなりにして、あげくその結末を雑に放棄する。
 前回くらいまでは「つまんない話」くらいでしたが、もう物語もドラマもフリもオチもクソもないですね。 動いてる絵に音がついてるだけです。
 アイドルという設定に対してこんなケリの付け方するなら現ミスドク jo1に本気でライブパートしてもらう方がまだスポンサーにも誠実だと思います。
 
 次からのトレセン編で今まで空気だった駿くんが活躍するかどうか、期待です。{/netabare}

 8話視聴しました。
 {netabare} 有村君を主軸に置かなくなった途端にだいぶ話が良くなりましたね。 少なくとも物語として次はどうなるのだろうと思えるようになりました。

 今回の話では、当初から有村君とダブル主人公感を出していた駿くんが7話の間我慢した結果 ここにきて主人公要素を爆発させていることに笑いました。
 
 彼の素養が認められていく。というのはいいと思います。ですが、彼の「馬の声が聞こえる」をことさらに解説して、いかにも「能力」のように仕立てるのはどうなんでしょうか?
 異能力競馬バトルでも始めるつもりでしょうか。

 そして一方の有村君はというと、なんというか彼はもう一周回って憐れですよね。
 実習生が先輩騎手にもっと言えば日本ダービーに出るような騎手に楯突いてぶちギレられるて…
 そんでその時言われた事を自分の意見みたいにして今度は同期にあたるって…
 本当に…ちょっともう…人間としてアレですね…
ちょっと前に駿くんに「お互い充実してるな」キラッって言ってたのにね…

 さて、今回の話から競馬についての比重がかなり多くなりましたが、うーん…正直このやり方は正解なんでしょうか…。
 
 前回までのアイドル要素などは競馬に対して新たな層を取り込む目的だったんでしょうけど、今話でその層を突き放しすぎではないですか?

 急に専門用語のオンパレードで、各種レースの名前、馬主と厩舎の関係性、などを出されても理解するのは不可能じゃないですか?
 「無敗の三冠路線を歩ませる。」とか、「いきなりオープンですか?」とかなんのこっちゃわからないと思うんですが…

 そして、それらを分かりやすくするつもりも、分からなくても面白くするつもりもないのが かなり致命的ですね。

 特にそう思ったのはオークダイヤモンドの新馬戦勝利に至るまでのところです。
 
 駿くんの発言からオークダイヤモンドは "シャドーロール"を用いたそうですが、その効果を素人が見てもわからない表と言葉だけでさらっと流す。 
 これでは彼の発言がどうオークダイヤモンドに作用したのかわかりません。
 一応パドックでシャドーロールをつけた姿が映りますが、競馬を知らない人があれを見て「あれがシャドーロールかぁ、あれをすれば馬の下方の視界が遮られ芝の切れ目や物の影に驚かなくなるのかぁ」とはならんでしょうよ…
 駿くんが「これで下に驚かなくなるよ」と装着してあげる描写でもあれば違うんでしょうけど。
 
 そして、見せ場のレースも全カット。出てくる用語が理解できなくてもレースの様子が見応えあれば充分楽しめると思えますし、その用語について調べてみようとも思えるんですが…。得られたのは、なんかよくわかんないけど勝ったらしいという情報だけ。
 
 では、競馬について知っている層ならどうでしょうか。
 競馬ファンなら作中の言葉は理解できるでしょうが、しかし、馬への指を食いちぎられしまいそうな人参のあげかたや、古い馬の年齢の数え方、ガリレオ血統をあんなに誇るなどちょっと首を捻る表現が多いのは気になります。

 結果、ライトな層にもコアな層にも刺さらないどっち付かずな方へ転がっている気がしますが次回に期待です。 {/netabare}

 9話視聴しました。
 {netabare} 前回とは違い一応レース描写があり盛り上がりポイントが用意されていたのは良かったですね。新馬戦を勝ったオークダイヤモンドの次なる戦いはどうなるのか。そんな9話でした。

 全体の流れとしてはオークダイヤモンドの課題と向き合う話で良かったと思うのですが、そうなると林田騎手の悪者みたいな扱いについてはちょっと気になりますね。
 
 前話の新馬戦と今話の若駒ステークスのレース内容はカットされたのでわかりませんが、林田騎手としては前走で大差をつけて勝ったレース運びで、馬の状態も若干追い出しは気になるけど上々と聞いていて、負けはしたものの2着で降ろされるってなかなかシビアですね。
 いや、まぁ実際シビアな世界なんでしょうけど相変わらずその辺りの表現がやっつけに感じます。

 その後 駿くんが林田さんにキレに行きますが、
そこでも林田さんの言っていることは間違っていません。若駒ステークスくらいの馬群を怖がっていてはダービーで戦うのは難しいでしょうし、「レースはこれだけじゃない。」というのも確かにそうです。
 学生に「勝手なことしないでください!」と言われても「前勝てたのは たまたまで…」と言われても怒らず大人な態度でいるのはむしろ好印象なのですが、脚本的に嫌われ役にしたいようなので仕方ないですね。

 最終的に駿くんは林田さんの言うように、オークダイヤモンドを甘やかすだけではいけないと思い至りましたが、その時に林田さんとのことはなかったことのように振る舞っているのは林田さんが不憫でなりません。w

 林田さんの代わりに久慈さんが騎乗することになり、久慈さんが出るのに伴って有村君が画面に映るようになりましたが、やはり有村君の心境というか久慈さんとの関係性はよくわかりませんね。
 前話でモメてるかと思えば、今話で駿くんの前では誉めてたり、そんでまた衝突したりとどう見ていいかわかりません。ダービーで偶然出会い、怪我の時も偶然出会い、トレセンでも出会いと関係性が深そうに見えるのに其の実ペラペラです。
 正直、オーナーの娘と駿くんにフラグを立ててるヒマがあるならこちらを今一度 精査して欲しいです。
 
 昨年のダービーの話を掘り返してきましたが、今その話する時なのか?
 2話と6話で触れて引っ張ってきたもの回収するの駿くんが主役の今がベストだったのか?
 そんでその答えが「馬の性格を考えて」なの、だからなんやねん!って感じがして最高ですねw
 あんだけ意味深にしときながら、蓋を開けてみるとなんてことない答え 拍子抜けとはまさにこのことですねw
 ダービーの時 久慈さんが馬の性格を考えていたことと、現状の展開は全然関係なくてめちゃくちゃどうでもいいですね。

 そしてこれからの展開でなにやら天音グレイス君が曇っていたので彼についての話をするんでしょうか。また彼の話をすんのか…。
 「外国人だからか?」と卑屈なこと言ってましたが、それを同じく珍しい女学生の霜月ちゃんに言ってもしょうがない気が…。そんで自分ハーフやん?  次回に期待です。{/netabare}

 10話視聴しました。
 {netabare} 自身が今まで信じて疑わなかった「馬の声を聞く」を失ってしまった駿くん。自分の核となる部分を失って今後どうなってしまうのか…な10話。
 今話は最後の方の部分だけあれば良かったので、やっぱりAパートの部分が気になりますね。
 
 天音くんはなにやら日本のやり方が気に入らないらしく、調教に乗せてもらえないようです。 
 まぁ実習で学びに来て教わる気がないならそりゃそうでしょうね。
 日本の調教は肌に合わないそうですが、イギリス フランス アメリカから逃げ出してきて日本に流れ着いたのにどの口が言ってんだ?と思いました。 さらに言えば彼はすでに一年以上ここで学んでいるのにまだそんなこと言ってんのか とも思いました。
 時間軸のすっ飛ばしにキャラの心情がついてきていませんね。

 そして天音くんは先生と話をつけ騎乗が許されたそうです。
 彼が実際に先生とどう衝突してたのか知りませんし、それをどう謝って許されたのかわかりませんがとりあえず許されたそうです。なんじゃそりゃ。
 彼は小さなライバルルックはやめたそうですが、3話で日本に残ったのは2人のライバルがいるからだ的なことを言っていたので無理に日本にいる理由はなくなってしまいましたね。 これでいつでも本国に帰れます。やったね!。
 そんでまたオチに困ったので笑顔で乗り切りました。

 このパートで効果的だったのは朝日教官の過去を出すことと、Bパートのために馬頭観世音菩薩を出すことでしょうか。

 Bパートになりオークネイチャは阪神大賞典へと挑みます。
 ベテランの意見よりぽっと出の学生の意見を尊重された菊さんはちょっと可哀想でしたね。
 そして、林田さん再登場です。やはり林田さんはいい人ですね。
 
 レースが始まり、天候は悪化。今どき雷の表現を紫で表すて…こう…なんというか…なかなかに…ダサ…いや!まぁまぁ…まぁ!いいと思います。宝塚市上空をラピュタが通ってんのか?とか思いましたが、まぁいいと思います。
 一瞬 雷が落ちた時、馬に直撃したのかと思いヒヤッとしました。 通常ならそんなことはないとわかるのですが、なにしろこんなアニメですので もしかしたらあるかもしれないと身構えてしまいました。そんなことはなくて良かったです。

 馬の予後不良について描くのは少し予想外でしたが、ここも競馬を知らない人からすると ? ですよね。 「え、死んだの?なんで?」と戸惑いしかないような…。
 何の為に競馬に詳しくないであろうオーナーの娘の未来ちゃんを登場させているのか。絶好の解説チャンスだろうに。
 
 未来ちゃんの功績とすれば、悲壮感を更に出すために雨のなか外に出たことと、阪神競馬場の外観がよく見えるように開けた場所に移動したことでしょうか。
 後、未来ちゃん見た目のわりに言動が幼いなと思っていたら12歳なんですね。 だからお菓子とかで釣ろうとしていたのか。
 
 皇さんは度々 責任は私にあります。と毅然な態度ではあるんですが、その割りに駿くんにフォローを入れるとかはしないんですね。

 さて次回からの駿くんの動向は気になります。が、このアニメの特徴として、前話のフリを活かしてこない。というのがあるのでどうなるでしょうか。今回の天音くんについても だからどうした感が拭えませんでした。なので、駿くんも次回のAパートで復活してても不思議ではありません。
 次回に期待です。{/netabare}

 11話視聴しました。
 {netabare} 気持ちの整理をつけるため北海道の牧場へと飛んだ駿くん。気落ちする彼に有村君はなにを語るのか。ホースマンが背負う宿命とは…な11話。

 皇さんがキスケに手を合わせる有村君にホースマンの宿命を語ります。皆、キスケの死を悲しみながらも仕事をしています。データを見つつ電話する田安さん… 馬を洗ってあげている菊さん…… オークダイヤモンドを撫でながら物憂げな表情の………お前誰やねん…。

 駿くんはどうやら北海道の牧場にいるようです。ずいぶんと遠くまで…。
 社長の奥さんから2、3日前に急に訪ねてきたと電話があったらしいですが、逆に奥さんは何故、2、3日情報を寝かせたのか謎ですね。 いきなり来た学生をとりあえず働かせるのは道民特有の器の大きさでしょうか。
 
 そして、会いに行くという有村君と逃げたやつはほっとけという久慈さんとの衝突です。

 ほっとけという意見に対し、有村君は「あいつは逃げ出すようなやつじゃない!きっと何か訳があるんだ!」 ・・・はぁ?そりゃそうやろ!ずっとその話をしてるんやん!なんのきっかけも無しに飛んだ訳ちゃうやん! 今回こんな感じにとんちんかんなセリフが多いです。

 「訳なんか知るか!」とブチギレる久慈さん。そこまでキレる必要ある? そんで、おそらく31歳とかの大人が16歳の子供の胸ぐらを掴むな。

 はるばる平戸牧場へとやって来た有村君。 敷地内に無断で入り、柵も飛び越え侵入する始末。お前は学校で何を学んでたんや…。 
 そんで有村君。駿くんがヘラヘラしてんのは確かに謎やけど、いきなり胸ぐら掴むのはやめましょう。 もしもし、久慈さんですか? あなたの悪い影響が有村君にモロに出てます。
 今まで散々 馬の前で怒鳴っている描写がありましたが、今回でやっと注意が入りました。お前は学校で何を学んでたんや…。

 奥さんのキャラ設定はなんなんですか?どうしても必要なんですか?

 駿くんは不貞腐れてもう帰らないそうです。
いや、帰らないならより一層 連絡しろ。
 
 電話のシーンなんですが、この世界の人はスマホを耳の裏にあてて会話するのが主流なんですか。
 
 夕食時に、奥さんのギャグのせいで馬刺しを食べたみたいになっていましたが、「美味しかった?」という質問に「はい!温かくて心までポカポカになりました。」と答える有村君。 ???こいつは料理を温度で判断してんのか? 
 味を聞かれて温かいです。て遠回しに口に合わなかったと伝えたいのでしょうか。直後の駿くんの美味しいでしょ!にも無反応ですのでもしかしたらそうなのかもしれません。 もし素で言っているならなかなかに狂気ですね。

 旦那さんの心が通じていたならもう一度キスケ会わせてやることができるという意味深な言葉でAパート終了です。

 Bパート 会わせてやることができると言って次の日の朝一番にすぐとは、行動が早いですね。
 仔馬のモモに草あげて鼻ピクピクで、キスケ…?は、なんかこう…ピンとこないような…そこまで珍しい行動でもないような…。まぁいいでしょう。
 どうやら、モモはキスケの弟だそうです。
なんで旦那さんは弟であること黙っていたんでしょうか? なんかドッキリのネタバラシみたいになっていますがいいんですか?

 6話の病室のやり返しとばかりに有村君が駿くんを諭します。 このやり取り自体はとてもいいと思いますが、如何せん有村君の競馬に対する想いは全くわからないので惜しいですね。
 有村君の言葉で駿くんは復活したようです。
 
 そんでまじでこの夫妻のキャラはなんだったんでしょう?

 その後、刻んでの時間飛ばしで実習が終了したようです。
 久慈さんの「世話なんてしてねぇ」というセリフ。 この手のセリフで本当に世話をしてないパターンてあるんですね。 最初印象が良くなかった久慈さんが、話数を重ねて出番が増えても印象が悪いままというのはもうむしろお見事ですよね。
 天音くんも別れの挨拶をしていますが、これまでもずっと厩舎の人が全然映らないのは何故なんですか?一言だけ喋った人もいないなんて、 実はそんな厩舎は存在していなかった…みたいな怖い話ですか?

 皇先生との挨拶ですが、先生が謝っていますが作中で5ヶ月経ってるからなぁとなんだか微妙です。
 そして、皐月賞の優勝旗が映る。
??? これもよくよく意図がわかりません。
先ほど、ダービーの謎のチラ見せがありましたが、この時は あれ?皐月賞はどうなってん?とさせて、レースはカットして時間を飛ばし、もう菊花賞の話をして あれ?ダービーはどうなってん?
のところに皐月賞は勝ったらしいという情報。
 相変わらず競馬に詳しくない人に優しくないですね。なんでこういうところを適当にするんでしょうね。奥さんにダジャレ言わせてる暇があるならこっちをフォローしようよ。

 駿くんの爽やかスマイルで締めましたが、未来ちゃんとのことはどうなったんですか?無かったことですか?

 そして、最後のCパート。
校門から建物へ至る道中のちょっとした木陰で同期と教官が無言でこっち見て道を塞いでいるのはなんなんですかww シュール過ぎませんか?w

 という訳で今話にて実習パートは終了のようです。 今話に限って言えば、駿くんの顔の作画は良かったなと思います。泣き顔や最後のオークダイヤモンドと別れを済ませて出てくる動きのところなど特にそう思いました。 
 なんか、口元アップで喋らせる描写気にいってんのか多いな。とは思いましたが概ね良かったなと思います。

 実習パート全体を通して言えば 悪くはないんですが、キャラが成長した。というより天音くんも駿くんもマイナスになって元に戻ったという印象です。美浦の子達は結局ノータッチでしたし、栗東にしても霜月ちゃんはちょいちょいチラつかせていましたが、別に何もありませんでした。
 
 こうなると、オークダイヤモンドの話は必要だったのか。と疑問に思ってしまいます。
 レース内容もほぼ全カット、駿くんの落ち込みからの復活もキスケがいればそれでよかったわけですし。
 キャラの深掘りも展開の面白さも中途半端に終わってしまいました。
 尺が足りない問題は、やはり前半のアイドルパートの存在が悔やまれますね。ですが、足りてない割に久慈さんと何にもならない喧嘩をしたり、奥さんにダジャレ言わせたりときっちり無駄なことしてるのでなんとも言えませんね。
 
 さて、残り2話でどうまとめるのか次回に期待です。{/netabare}
 
 12話視聴しました。
 {netabare} なんだかここに来て今回の話が一番 ''競馬学校アニメ''していましたね。
 各模擬レースによって展開が違い、その時々での騎手たちの思惑や駆け引きが描かれていました。
 少々CGがツラいところもありますが、画面に動きが出てきて これまでの話と比べると概ね良かったのではないかと思います。

 ただ、視聴し終わった直後の私的な感想としましては、「もっと爽やかに戦えんか?」です。

 今回の話では キャンプファイヤーで急にぶちギレた変な奴くらいしか印象がない牧くんに焦点が当たります。
 彼のキャラの役目として、何か一つ強味を持っている同期に対して自分は努力して結果を出すしかない。そして最初地味だったものの頭角を現してくるキャラ。というのはアニメ・漫画ではジャンル問わず所謂あるあるですが、その分わかりやすく盛り上がるポイントだと思います。
 だが、何故そんなキャラを嫌味な感じにするんだ群青のファンファーレ……。

 この作品の悪癖とも言える部分なんですが、キャラの掘り下げをしようとする時に、その手法が基本的に全体をギスギスさせる、衝突させる、キャラを一旦下げる、曇らせる、しか知らないので非常に視聴している側はストレスに感じます。
 そしてその割りに深掘りされるわけでもないのでトータルして、何がしたかったのか?みたいなことが多いです。

 今回の牧くんも同様です。 なぜ真っ当に努力している彼をちょっと調子づいたイヤな奴にしてしまうのか。 実習で相当しごかれたそうですがなぜその様子を描かないのか。 この模擬レースをクライマックスにしたいなら なおさらトレセン編で各キャラの努力などをしっかり描いておかなくてはいけなかったのではないでしょうか。
 前回に続きオークダイヤモンドの話の必要性について疑問をもってしまいます。

 そして、この嫌味なキャラに仕立てあげられた牧くんに有村 優という中身スカスカ主人公をぶつけるとまぁなんとも残念な感じになります。

 というのも、今回のように複数回同じメンバーで戦うとなると、前回はこうだったからこうしよう、とかあいつはこうするだろうからこうしよう。などの切磋琢磨する様子が魅力だと思います。ですが、今回の牧くんと有村君では切磋琢磨というよりマウントの取り合いをしているだけのように感じました。
 有村君は牧くんに対してライバル心や向上心から奮起しているというより、嫌なこと言われて煽られてムカついたから倒してやる!という気持ちが強いように感じました。

 最後の第五回模擬レースでの演出についてなんですが、有村君のレース展開が上手くいっているのはいいんですが、 中盤で先団の後ろにつけて「ここで待つ!」シュピーンッ!!とか最終直線で「もう伸びない!」ギュピーンッ!!とか消極的な言葉やマイナスな言葉ではなく、盛り上げたいなら熱い言葉でキメてくれればいいのにとは思いました。

 その勝因についても結局、作戦としては初見殺しだったのは思うところはありますが、まぁいいでしょう。
 というか、ここまで有村君を見てきて彼に勝ってほしいという気持ちが微塵も湧きませんね。
 ずっとセンスがあるのかないのかわかりませんし、めちゃくちゃ努力しているわけでもないし、いやしてるかもしれませんが全部カットされてるし、結局騎手になりたい理由教えてもらえてないし、前にも書きましたが彼に何を期待したらいいかわかりません。
 
 そして、次回は第六回を飛ばして第七回模擬レースへ、と駿くんの騎手にならないフラグを立てて12話は終了しました。

 さて次回はいよいよ最終回ですがどうやって締めくくるのか楽しみですね。順当にいけば残りの模擬レースを消化してENDでしょうが、この作品は大胆な時間飛ばしに定評があるのでどうなるのでしょうか。 {/netabare}

 13話視聴しました。
 {netabare} 1話から不安定な話を積み重ねてきたこの作品ですが、いよいよ最終回です。
 公式サイトによるとこの作品は「夢に向かって突き進む少年たちのひりひりと煌めく3年間の物語」だそうです。現時点では実際の内容とのギャップを感じますが、今話にて どうその3年間を締めくくるのでしょうか。


 視聴し終えての第一の感想は、「今までやってきたことのツケがちゃんと災いして最後の大掃除に終始てんやわんやとしているな」です。
 今までこの作品がほったらかしにしていたこと、足りなかったこと、していなかったことが一斉に降りかかっていて、あれもこれもとしている間に終わってしまいました。

 まず、秋樹くんと牧くんのキャッチボールですが、お互いの心情をぶつけ合ういいシーンになりそうなんですが、よくよく会話を聞いてみると本当にびっくりするくらい中身がありません。何度聞いてもなんの意味も生じないので耳からすり抜けていきます。
 そもそも作中で3年たって今さら家系の話してるのか?
 秋樹くんとの絡みをやりたいなら同期のサラブレッドが揃った美浦のトレセンにてやっておけば良かったのでは?

 続いてお墓参りのシーンですが、これは前にも書きましたが今さら有村君の過去、そして社長との関係性についてやっても手遅れです。
 見ている側は有村君の両親が亡くなっていることをここで知ることになります。
 ですが、何故亡くなってしまったのか、両親と社長の関係性はわからないままです。ここにきて中途半端にその情報は必要でしたでしょうか。
 さらに、社長から「あなたの両親はきっと応援しているわ、あなたのお母さんは新しいことに挑戦することが好きだったから」と、こいつはいけしゃあしゃあと何をほざいているのでしょうか? 
 ゴリゴリに反対して姑息なマネまでしておいて、初めから味方でしたかのような態度で接しているなんて、面の皮が厚いとはまさにこの事ですね。
 5話で有村君は「社長は元々俺が何かしようとすると邪魔する人なんだ。」と言っています。社長は有村君がなにかしたいと言うたび、有村君の母がよぎりながら反対していたことになります。もうおぞましいですね。 ヒール側のキャラにも事情があり、そんなに憎めない人だった。というお約束にも失敗してるのは目も当てられませんね。

 駿くんは1年半以上ほったらかしにしていた未来ちゃんに会ったそうですが、結局未来ちゃんの姿が映ることはありませんでした。雨の中、泣きじゃくってキレ散らかしたのが最後の姿というのはちょっと可哀想ですね。

 ここまでに上げた事は全部もっと前のそれぞれのパートのところで消化しておくべき事柄です。
 
 霜月ちゃんについてもそうですね。彼女は作中で全体通して取材を受けているシーンが多く、注目されていることがわかります。ですが、取材をよく受けている。本当にただそれだけでした。面白くなりそうな要素があっただけに残念です。

 彼女に対しての教官も「騎手をやめたら記事が小さくなった」と「いっぱい食べたら満腹になった」くらい当たり前なこと言われてもどうしたいいかわかりません。教官が久慈騎手と同期という設定は必要だったのでしょうか。

 宝生くんの再登場はよかったのですが、彼とのパートが思い出したかのような露骨なBLパートに使われてしまったのは残念ですね。


 そして、最後の有村君と駿くんのパートとなります。
 まぁまずは見ていた皆さんが感じたことでしょうが 改めて言います。  オールマイトか!。

 彼の能力は譲渡できるんですね。知りませんでした。
 その前に有村君が黒い帽子としか言い様のないシンプル過ぎる帽子を目印だ と言ってくれましたがあれが目印になるならもう何でもいいですね。
 それかこの帽子がもっと有村君の私物という印象が強ければ良かったのですが…。

 今話で出てきた黒い画面にシャランラーンと「優が使ってよ」や「また一緒に」という書き文字の演出。
 このアニメそんな青春真っ盛りみたいなアニメでしたっけ?
 そして、ウユニ塩湖で走りながら「これが優が見ていた世界!」その世界私たちも初見です。

 これまで殊更に競馬は甘くない、騎手の世界は厳しいとキャラに言わせていたのにここにきて怒涛のファンタジーラッシュ。結局はそういう感じでいくんですね。
 
 最後のレースもあっさりと流し、卒業して有村君のデビュー戦にて、俺たちの戦いはこれからだとなりタイトルドーンで終わりました。
 冒頭の海のシーンは何が目的だったんでしょうね。

 さて、全13話を終えとりあえずお疲れ様でした。全体の感想はまた後日にしますが、この13話だけ見ると最初にも書いたように、これまでの大掃除が大変だったという感じ、やりたいこと やらなければいけないことに振り回されている印象でした。前回そして第7回模擬レースへ、と煽っておきながらレース内容が戦略も熱さもなくあっさりで、話に区切りをつけるためだけの舞台装置となっていたのは悔やまれます。 {/netabare}

 全体を通して
 {netabare} 総評するにあたって改めて全13話を見返しましたが、やはりすこぶるつまらないですね、この作品。
 レビューのタイトルにも書きましたが、まさにお手本のようなつまらなさ。教科書にしたいくらいです。
 
 私がそう感じた理由は大きく分けて次の3つです。

 ①主人公造形の悪さ。
 
 ②やりたいことの焦点が定まってない。
 
 ③この作品の在り方。


 まず①主人公造形の悪さ について。
 
 やはりこの作品を語る上で有村 優の存在は欠かせません。
 この作品がつまらない理由の半分くらいは彼に起因していると言っても過言ではありません。
 物語の最序盤は、いかに主人公に共感して感情移入できるかが大事だと思います。 もっと端的に言うなら、いかに主人公を好きになれるかが大事です。
 では、有村君の序盤の立ち振舞いはどうだったか と言うと、およそ考えられる限りの中で最悪です。
 第1話でアイドルをやめて騎手になる理由は明かされないまま入学。入学時の同期のコメントを聞いて、自分の行為がメンバーやファンを裏切るわがままだと自覚。 秋樹くんに「気まぐれで来んなや!」と言われても反論できず、もちろん視聴者側も擁護できず、放馬騒動も主体性なく流されるままで終わる。

 第2話では、粋がるわりに実力はない。ドキュメンタリー撮影時もファンとかに申し訳なさを1話で自覚していたのに、非協力的。この時点でもう心情に矛盾がある。そのイラつきを同期にぶつけたりもする。 どうすればこんな感じ悪いヤツを好きなれるというのでしょう。
 さらに、彼につられて同期も感じ悪い。主人公の障害として設定されているマスコミも感じ悪い。事務所も感じ悪い。と作品全体がギスギス気味に
 
 3話ではさらにそこに、天音君という上手いけど感じ悪いやつがきて、そんな彼と下手で感じ悪い有村君がぶつかるという地獄絵図。
 アイドルとして本気で人前に立っていたと言うなら急に辞めたことの補填のドキュメンタリーちゃんとやれ。
 
 この3話までで、有村君の嫌なところは多々あるものの良いところは1つも描写されません。
 懸命にひたむきに努力するわけでもなく、元アイドルという経歴に対するスタンスがコロコロと変わり彼の真意はわからないまま不機嫌な様子を見せつけられる。  
 アイドルだった自分と決別したいなら、いっそ頭を丸坊主にでもして入学すれば良かったのです。
 
 この時点で主人公は感じ悪く、またそれを払拭するほど魅力的でもなく、そんな彼と衝突する側ももれなく感じ悪くなり、視聴していて胸糞悪く話がつまらなくて先が気にならない。と絶望的状況です。 漫画なら打ち切りコース待ったなしという感じ。

 すでに3話にして、嫌われる要素しかない有村君ですが彼はこんなもんでは止まりません。4話、5話を経てさらにどうしようもなくなっていきます。
 4話でアイドルだった自分を多少肯定的に捉えられるようになりましたが、5話でちょっと上達したことに調子づきアイドルであったことを全否定します。
 前話のことはなんだったのか、3話で天音くんに言った「本気で人前に立ってた!」のセリフはなんだったのか。
 その後怪我をして入院する6話をやっても彼と事務所との整理はつかず、詰む寸前のテトリスのようになり、どうしようもなくなって電源を引き抜くような形の7話で強制的に有村君について終わらせました。
 
 あまりに無惨としか言い様がありません。8話以降は存在感を消し、最後のまとめの方だけスポットを当て話を締めくくりました。
 
 
 一体どうすれば彼は主人公たり得たのでしょうか。


・まず第一に有村君の騎手になりたい理由を明確にする。 
 
 どんな作品でも主人公の動機付けは大切でしょうが、特にスポーツものであり競馬という珍しい題材を扱っているのにそれがないのは何を考えているのでしょうか?
 一応、ホームページには幼い頃から芸能活動をしていて仕事で訪れた競馬場でレースを見て心うたれる。とあります。

   ちゃんと設定があるなら描けよ!! 

 有村君が何歳の頃なのかはわかりませんが、通常、15歳以下の子供が親類の影響なしに生のレースを目にするというのは珍しい事だと思います。 しかもそのレースは有村君にとって、今までの価値観をひっくり返す程のレースでさぞや衝撃的だったのでしょう。 
 何故、その様子を描かないんだ……。いくらだってドラマになるでしょうよ…。
 動機付けがあるからこそ努力に意味が出てきますし、同期や事務所から騎手になることに何やら言われても、視聴者側は彼の事を応援できると思います。


・事務所はある程度初めから味方側で良かったのでは?
 
 この作品を見ているとどうしても「アイドル設定いる?」となってしまいます。彼の元アイドルという設定が競馬学校生活の足を大いに引っ張っていて、この設定のおかげで得られたものよりも失ってしまったものの方が多いからです。
 確かにこの作品において彼が元アイドルである必要性は皆無ですが、バッサリ切り捨ててしまうのも忍びありません。
 そこで私は上記の案を提唱します。

 と言うのも、物語序盤 有村君が乗り越えなくてはいけない障害が多いのです。
 まず「競馬学校の授業」 
これは初心者の有村君にとっては当然あるものです。これを乗り越えていくのが物語の核でもあります。
 次に「同期の目線」
同期からすれば、アイドルをしていた人間が急に騎手になろう だなんてどういうつもりなんだ。というのは至極真っ当だと思います。 これを乗り越えて友人やライバルになれるかどうかも物語の核ですね。
 続いて「マスコミ」
急にアイドルを辞めた彼に注目が集まるのもわかります。これからの活躍で見返したいですね。
 
 最後に「事務所」
これがすごく邪魔です。話の本筋からどうやってもはずれますし、ちゃんと折り合いをつけとけよと思います。他の障害とは違い、乗り越えてもプラスになるということがありませんでした。

 物語序盤に有村君の味方が誰もいない四面楚歌状態です。
 乗り越えるべき物が色々ある中で身内である事務所が一番の敵である必要はあるでしょうか?
 
 アイドルを辞めた代償のドキュメンタリーは、ネガティブな理由ではなく多少前向きに有村君を応援する形であればもっと見やすかったのではないでしょうか。
 これなら、授業の解説の聞き役としての田子さんもわざわざ一度好感度を下げることもありませんでした。
 社長としてもあのドキュメンタリーは、自分のわがままの責任は取りなさい。 と社長としての威厳を見せつつ、有村君の親代わりとして実は心配だったみたいな風にすれば、いい人演出もできますし、有村君の亡きご両親との関係性の方にも派生させられたのではないでしょうか。
 ミスドクのメンバーも急な脱退に当初憤りはありつつも、今は有村君を応援している。を一貫させておけば良かったと思います。
 そして最後に「夢に向かって頑張る人に向けて作った歌です。」と有村君を思いだしつつ語るシーンでもあればゲストキャラとしての役割は充分だったのではないでしょうか。

 有村君に応援を受けて頑張るという要素があれば多少主人公っぽくなったのではないでしょうか。

  
 ②やりたいことの焦点が定まってない

 結局この作品は何を描きたかったのでしょう。
競馬の世界 騎手の世界の厳しさを描きたかったのか、夢に向かう少年少女の青春を描きたかったのか。BL的なものをやりたかったのか。
 特にこのBL的要素については小手先感が否めません。もちろんこういう表現があるのが悪いという訳ではありません。
 友情、信頼、羨望、敵対心などの感情は時に 愛 と表現できるでしょう。この作品はその感情に至るまでのプロセスがなく、非常に表面的なものを見せられます。
 なにか色々やろうとしてそのことごとくが不発に終わった印象です。
 有村君のアイドル設定も、駿くんの声が聞こえる能力も、有村君と久慈さんの関係も、久慈さんと教官の関係も、霜月ちゃんの活躍も、桜庭くんの親子の確執も、未来ちゃんと駿くんの関係も中途半端に終わりました。

 ですがやはり、中でも顕著だったのは8話以降のトレセン実習です。
 1~7話までキャラの心情描写メインでやっていましたが、8話にして急ハンドルを切りアクセル全開で話を進めていきます。もちろん悪い意味で です。
 この作品は当初、競馬というものに新たな層を取り込もうと色々工夫していました。(それが功を奏したかは別にして) ですがここにきてその層を突き放すように、専門用語のオンパレード。しかもそれを分かりやすくする気も、わからなくても面白くするつもりない。という救いの無さ。 本当に一体なにがしたいのか…。

 私がこのトレセン実習で何より解せないのは、オークダイヤモンドの一連の話です。
 視聴者のことを置いてきぼりにしておきながら、結局中途半端に終わらせましたし、さらに、この先の展開でここの話は別に必要ではなかったからです。
 最終話に向けて模擬レースをやるなら、このトレセン実習での同期の努力や課題についてやるべきでした。
 
 やりたいことの焦点が定まってないので、出てくる展開がすべて場当たり的になってしまいました。


 ③この作品の在り方

 本作「群青のファンファーレ」という作品の存在理由を考えた時に重要になるのは「疾走のファンファーレ」の存在です。
 「疾走のファンファーレ」とは2020年の有馬記念の為に制作された、アニメオープニング風の広告です。
 キャラクターデザインはほとんど「群青のファンファーレ」と変わりませんが、設定については一部のキャラのみ公開され、多少の差違があります。
 公開されていたキャラは、有村君、駿くん、天音くんの3人です。
 そして、察しの良い方はもうお分かりでしょうが、設定の変更が多くあったのは有村君です。
 まぁまず、3人に共通して変更されたのは年齢と氏名です。年齢は22~23歳で、氏名については名字が多少違いました。
 駿くんと天音くんのパーソナルな設定は現行と変わりません。
 では有村君はというとまず、ご両親は中央競馬の騎手で、幼いころからサラブレッドと親しみ、素養を培った「騎手のサラブレッド」であり、ストイックで努力家で勉強家らしく、良くも悪くも優等生騎乗だそうです。だいぶ別人ですね。他の2人と比べるとずいぶんと大胆に変更されています。
 これらのことをふまえると本作のちょっとした疑問に納得がいきます。 
 有村君のキャラデザがトップアイドルのセンターだというわりに地味なのは、設定を後から変更したから。や、なぜ天音くんは他の同期に比べて出番が多く、ホームページのキービジュアルにもいるのかは、初期構想のキャラだから。などです。
 こうした初期構想に新しく要素を足したり、よくわからない改変を加えたり、逆に残したりして歪に出来上がったのが「群青のファンファーレ」というわけです。

 この作品の役割とはなんでしょうか?

 元々広告として作られたものを再利用し、JRAの協力を得て、さらに色々な企画を派生させようとしているこの作品の役割とは、競馬の普及活動 ではないかと思います。
 しかし、専門用語などの解説はなく、レースもカットが多い。
 競馬に今まで触れてこなかった人が、これを見て競馬に興味が出るような作りになっているでしょうか。
 実際、ホームページにリンクがある宣伝担当日誌にも、専門用語などが出てくるようなところでは「よく理解できなかったので捕捉です!」や「トレセン編に入って会話を理解するのにも勉強が必要だと感じています…」など
 宣伝担当者にこんな切ないことを言わせてあげないでください…。
 
 
 総評
 
 私はオリジナルアニメーションの魅力の1つは 「キチンと終われること」 だと思っています。決められた尺の中で伝えたいこと表現したいことを厳選しながらつめていき話を締めくくる。この作品はどうだったでしょうか。
 これまでの①②③ををふまえて、「群青のファンファーレ」がどんな作品か というと
 
「主人公に共感も感情移入もできず、やりたいテーマはとっ散らかりことごく不発に終わり、メインターゲットを見失い、最終誰に向けた作品なのかわからなくなった作品。」です。もうほとんど産業廃棄物ですね。

 むしろ、面白いものを作ろうとする際にはこれらの反対のことをすればいいので優秀な反面教師として頑張っていただきたいですね。{/netabare}

投稿 : 2022/06/29
閲覧 : 1020
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

男子が主人公の「かげきしょうじょ!!」的なおはなしかな?。。@1話目

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
競馬学校、騎手課程。入学倍率10~20倍、学科試験のみならず身体・運動機能検査など資質が問われる狭き門である。アイドルグループで人気を博した少年は、自分の心からの夢と初めて出会い――、島育ちの少年は馬とともに駆けることに憧れ――、英国出身の少年は親によって決定づけられた己の道に迷いながら、それでも自分の夢に向き合って――。これは、それぞれに騎手(ジョッキー)を夢見て競馬学校の門をくぐり、3年間を過ごす彼らの、その青春の軌跡の物語。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
監督:加藤誠
シリーズ構成:Team Fanfare
メインライター:福島直浩
キャラクターデザイン:かんざきひろ
総作画監督:永作友克
美術監督:大久保知江
色彩設計:岩沢れい子
撮影監督:齊藤慶一(Production I.G.)
編集:右山章太(TROYCA)
3DCG:Peakys
競馬3Dモデル・モーション協力:コーエーテクモゲームス
音響監督:土屋雅紀
音響制作:HALF H・P STUDIO
音楽:澤野弘之
アニメーション制作:Lay-duce

主題歌
OP:「Move the soul」JO1
ED:「OUTSIDERS」SawanoHiroyuki[nZk]:河野純喜&與那城奨 (JO1)
{/netabare}
キャスト{netabare}
有村優:矢野奨吾
風波駿:土屋神葉
天音・グレイス:花江夏樹
京力秋樹:糸川耀士郎
桜庭惣司朗:橘龍丸
霜月えり:水瀬いのり
宝生迅人:豊永利行
牧皐汰:小林千晃
朝日豊:櫻井孝宏
野平和雄:東地宏樹
北見田子:Lynn
西園寺七緒子:勝生真沙子
久慈凱久:浪川大輔
南原煌成:木全翔也(JO1)
東将基:大平祥生(JO1)
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第1話
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
人気アイドルグループ「Mr.ドクター」でセンターを務めていた有村優は人気絶頂の中、多くのファンに惜しまれながら芸能活動を休止、プロの騎手になるべく競馬学校騎手課程に入学した。個性豊かな同期生たちと共に記者会見を進める最中、校内で事故が発生してしまう。新入生たちで事態を収拾させようと動くなか、優は遅れてやってきたもう一人の同期、風波駿と運命的な出会いを果たす。
{/netabare}
感想
{netabare}
おはなしは公式のあらすじも見てね☆彡

人気アイドルだった優クンが、プロ騎手になる夢を見て、競馬学校に入学して
マスコミから追いかけられたり、同期生から軽く見られたりするんだけど
事故で逃げた馬を駿クンと捕まえて、仲良くなるまで。。



あらすじには「芸能活動休止」って書いてあるけど
芸を辞書で調べると「修練して身につけた技能。学問。技術。わざ。」
って書いてあるから、プロ騎手も芸能人の仲間になるんじゃないかな?って

それに、プロスポーツはショービジネスだし
おなじ芸でも、TVとかに出ない芸術家の人たちのことは
芸能人ってあんまり言わないから。。

それで、競馬学校・騎手課程の入学倍率は10~20倍って
INTRODUCTIONに書いてあるのを読んだら
プロになるために競争率の高い学校に入学したってゆうのが
「かげきしょうじょ!!」にちょっと似てるかも?って思った。。

でも、アイドルグループのセンターが。。ってゆう設定は
「白い砂のアクアトープ」に似てるのかな?タイトルも
「群青のファンファーレ」で、何となく似てるしw


1話目はふつう、ってゆう感じだったけど
同期生が優クンのことを、元芸能人だからって軽く見たり
そんな子の挑発に簡単に乗りそうになる優クンとか
はじめからギスギスしてて、あんまり好きじゃないかな?

そんな挑発に簡単に乗るような人だったら
トップアイドルになる前に、事件とか起こしてそう^^

どんな分野でだって、トップになる人はすごく努力してると思うし
そんな人を軽く見るって、きっと今までトップになったことのない人で
騎手だって有名になったら、芸能人やタレントの仲間になるんだから
反省した方がいいと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第2話 優と優
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
晴れて競馬学校に入学した優だったが、しつこく付き纏うドキュメンタリー映像の取材のせいでなかなか訓練に身が入らない。同期たちが順調にカリキュラムをこなしていく中、思うように上達せず悩んでいたある日、授業の一環で東京優駿を見学しに競馬場を訪れる。そこで優が出会ったのは現役騎手の久慈凱久だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、取材が気になって訓練に集中できなかった優クンが
ダービーの見学に行って、久慈騎手の目線と一致したときに
目の前のこと以外考えなくてもいいって分かった、ってゆうおはなし。。



お客さんの中には、騎手を信じて賭ける人だっていると思う。。
優クンだってきっとレースを見て感動したから騎手を目指したんだと思う。。

だったらこの前も書いたけど、アイドルも騎手も
人に見られてお金を稼ぐ商売なんだから
歌手と騎手って、やることは違ってもどっちもアイドルだから
取材だって大事なお仕事なんじゃないのかな?って。。

さいごは成長したみたいだけど
なんだかギスギスして、あんまり好きじゃなかった。。

それは久慈騎手も同じで、優クンが言った通りだったら
本番前の練習中に、誰かが入って来ても
集中して練習してたら、どうでもいいことだと思うし
わざわざ、出てけ!なんて話しかけたりしないと思う。。

もしかして、それくらいのことで集中できなくなるくらいだったから
今回の試合で1位になれなかったのかな?って。。
{/netabare}
{/netabare}
第3話 遠い国から来た王子
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
新たに競馬学校にイギリスからやってきた転入生、天音・グレイス。高度な騎乗技術を持っているが、高飛車な態度で同期を見下す天音は早速周囲と衝突する。そんな中、天音は駿を誘い出し、校則を犯して夜中に無断外出してしまう。連帯責任のペナルティを避けるべく、二人を連れ戻すために優たちも宿舎を抜け出すことを決める。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、転入生の天音クンがナマイキで
馬房のおそうじとか餌やりをやらないで反感を買ってたんだけど
騎乗の技術はすごいから、みんなもきつく言えないでいたら
とうとう校則をやぶって、駿といっしょに無断外出しちゃった。。

連帯責任を避けるために、41期生のみんなは2人を追いかけて見つけたら
天音クンは、学校をやめるつもりだから関係ないって。。

そんな天音クンに、優クンは
そうやってここからも逃げるのか?って問いつめた。。

優クンは、騎乗はへたっぴだけど
アイドルで本気で戦ってきたから、天音クンは言い返せなくって
宿舎に戻って、本気で学ぶため
朝一番で、餌やりやおそうじをはじめた。。ってゆうおはなし^^



天音クンは、技術はあるけど気迫がない、ってよく分からなかった。。

親の監視があったみたいだけど
自分がやりたくって学校に入ったんじゃないのかな?

いいおはなし風だったけど
天音クンって、中途半端に騎乗がうまいから
バカにして、本気を出せなかった、ってゆうことだったのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第4話 サマーキャンプナイト
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
五日間の合宿のため、海辺のキャンプ場へやってきた優たち41期生。
寺での鍛錬や砂浜での過酷なトレーニングに音を上げながらも、ビーチで束の間の休息を満喫する。
厳しくも充実した合宿を通してそれぞれに成長する一行だが、秋樹はひとり周囲に発露できない思いを抱えていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
夏合宿に行くおはなしで、いつも優クンにきつく当たる秋樹クンが
実はMr.ドクターの優の大ファンだった、ってゆうのが分かって
ステップが好きだったって言われて、騎乗もおなじだって分かったら
上達した、ってゆうおはなし。。

あと、競馬一家のサラブレッド・惣司朗クンは
いつもチャラくって、本音が見えないけど、どうなのかな?って。。



おはなしは、悪くはなかったけど、惣司朗クンのエピソードとか
朝日教官の双子の弟さんが、もしかして本人?ってゆう茶番を入れて
薄いおはなしを、なんとか1話にしたみたいな気がする。。

スポーツアニメだから、もうちょっと熱い展開とかあってもよさそう☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第5話 斜陽
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
二ヵ月後に迫った実技披露に向けていよいよ騎手の騎乗姿勢の要であるモンキー乗りの訓練が始まる。
これまで以上にハードなトレーニングが続く中、迅人はある壁にぶつかってしまう。
一方、競馬学校を訪れたアイドルグループ「Mr.ドクター」のメンバー二人と再会した優は、彼らの口から思いがけない言葉を耳にする。
{/netabare}
感想
{netabare}
迅人クンは体重が増えてきて、ムリな減量を続けてるみたい。。

優クンは、訪ねてきた「Mr.ドクター」のメンバーから
復帰計画があるって聞かされて、事務所に行って西園寺社長から
撮ってた、優クンが騎手に向いてない証明のドキュメンタリーを公開して
復帰させるってゆうのが計画だった。。

そして、そのことを迅人クンにグチったら
自分でやりたいことを選べるお前はしあわせだ!って怒って出てった。。

次の日、練習で、迅人クンの乗った馬が暴走して
優クンがぶつかっちゃったみたい。。



社長が言った「望む場所より、望まれた場所で輝くのがいちばん!」
ってゆうのは本当かも。。

でも、望まれる場所を決めるのは自分だから
みんなが優騎手を望むまでがんばればいいだけだと思う。。


迅人クンもかわいそうだけど
スポーツアニメなんか見てると、選手になりたくってがんばっても
身長が足りないとか才能が足りないとかで、あきらめる人は多そう。。

なりたい人は多いから、あきらめるんだったら早い方がいいし
続けたいんだったら、悩むより
追い出されるまでがんばるしかないと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第6話 はなれた手綱
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
訓練中の不慮の事故から重傷を負い、右手の握力を失ってしまった優。リハビリには長期間を要すと診断され絶望する彼をよそに、西園寺は着々とアイドル復帰計画を進めていく。一方、優の置かれた状況を憂うも面会すら許されない同期7人は、ある計画に乗り出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
右手が動かなくって失望する優クンだったけど
それでも騎手になりたいってゆう夢はあきらめきれない。。

そんな優クンに、西園寺社長の
手が治らなかったら違約金を返せないってゆうリアルな言葉に
優クンには返せる言葉もなくって、あきらめかけてたら
駿クンが壁を登ってきて、mp3プレーヤーを届けてくれた。。

その中には、みんなの応援と馬を走らせる音。。

優クンは、夢を取りもどした、ってゆうおはなし。。



ほかに、迅人クンが
自分がムリな減量をしてたせいで。。って悔やんでたり
久慈騎手が、悲観的な優クンに冷たい言葉を投げてったりしたけど
あんまりメインのおはなしに、うまくからんでなかったかも。。


優クンは15歳だから、西園寺さんからお金のこととか言われたら
何にも言い返せないよね。。

西園寺さんがひどい人に見えるけど
自分が正しいって思うことを言ってるだけだからしょうがないのかも。。


久慈騎手は、優クンの質問に答えなかったけど
言いにくいことでもあったのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第7話 巣立ちの日
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
駿たち同期生からエールを受け取った優は残された一か月、わずかな希望をかけてリハビリに励んでいた。そしてついにやってきた実技披露当日、学校には優の姿がない。一同が彼の到着を待ちわびる中、迅人は単独で行動に出る。
{/netabare}
感想
{netabare}
田子を中心に、実技披露にMr.ドクターを呼んでマスコミを集め
優クンを復帰させ、西園寺さんに認めさせるための計画が進んで
駅に自転車で迎えに来たのは、今日で学校をやめることにした迅人クン。。

みんなの期待を受け優クンは、障害物にちょっと引っかかったけど
無事、実技披露をクリアして、社長から正式にクビを言い渡された☆
ってゆうおはなし。。



努力が足りない訳じゃないのに
やめないといけない迅人クンはかわいそうだったけど
こんどは調教師を目指す、とかなのかな?

巣立ちの日、ってゆうくらいで、最終回みたいないい雰囲気だったけど
これで騎手になれるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第8話 栗東の風
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
騎手課程二年目の秋、栗東・美浦それぞれでのトレセン実習がスタートする。新進気鋭の女性調教師・皇朱哩が率いる皇厩舎に配属された駿は、自身の能力を調教の仕事に活かし、早くも存在感を示していく。
{/netabare}
感想
{netabare}
トレセン実習のおはなしで、
駿が馬と話したり、ラジオを聞いてただけでレースの様子が分かったりして
なにか特別な能力がありそうって思われて
新馬のキラリンの世話をまかされることになる、ってゆう感じだったのかな?



ちょっと話があちこちに行ってたみたいで
優クンが厩舎の方針と意見が合わないエピソードとかも入ってたけど
トレセン実習は、駿クンがメインとかなのかな?

大人の事情がいろいろ出てきて、なんだかスッキリしないみたいなんだけど
おはなしはどこに向かってるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第9話 併せて、飛び出せ!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
駿が調教に参加することになった新馬、キラリンは資質に恵まれているものの性格面で難問を抱えていた。重賞レースの日が迫る中、キラリンの弱点を克服するために駿はある提案をする。その頃、同じく栗東トレセンで実習に臨んでいた天音は、配属先厩舎の方針に迎合できず軋轢を生んでしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
サブタイの「併せて、飛び出せ!」の「併」は
あんまり使わないから調べたら
「あわせる」とか「ならべる」ってゆう意味で
キラリンに向けた言葉だったみたい。。

キラリンは、ほかの馬がニガテでこわがるから
駿クンは併せ馬をひかえてたんだけど、林田騎手には通じなくって
期待されたレースで馬群に突っ込んで行こうとして失敗。。

林田騎手はこれからのレースのために
キラリンを慣らそうとしたみたいなんだけど
勝手なことをしたって、駿クンにまで怒鳴られた上
厩舎の方針に会わなくってクビになって、久慈騎手に代わることに。。

そのことで駿クンがみんなと話してた時
天音クンが言った「ストレス」ってゆう言葉に反応して
キラリンの調教方針を変えて、併せ馬にしてストレスをかけ
そのあと解放させるってゆうやり方を試して見ることに。。

それは、キラリンのタイミングを感じられる駿クンだからできることで
それが久慈騎手にも分かってもらえて、みごとに弥生賞で優勝♪


そして優クンも、去年のレースで久慈騎手が前に出ようとしなかったのは
馬の様子に合わせてたから、ってゆうのが分かって
祝勝会に焼き肉にさそわれるくらい仲良くなれたみたい^^


ただ天音クンはルールに従わず、2週間の乗馬禁止になって腐ってた。。



林田さんは、厩舎の方針にさからってクビになってたけど
駿クンが甘やかしすぎたせいもあるんだから
キラリンを馬群に慣らそうってする
考え方自体は間違ってなかったんじゃないのかな?

ちょっとかわいそうだったけど、自分が正しいって思うことと
ルールとか命令が違ってるんだったら、周りを説得するしかないと思う。。


天音クンも何かあって罰を受けてたけど
バケツに八つ当たりするくらいだから、ワガママが原因なのかも。。

あと、引退をひかえたキスケの様子がおかしいみたいだったけど
これ以上、悪いことがあるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第10話 遠い雨の音
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
調教から外され馬に乗れない日々を送っていた天音。生徒の様子を見にトレセンを訪れた朝日は、苦悩する天音に対して自らの過去を打ち明ける。一方、阪神大賞典に向けて調教をこなす菊見は、キスケの様子にわずかな違和感を覚えていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
朝日教官から
騎手がひとりで走れるのはたくさんの人に支えてもらってるから
って教えられた天音クンは、厩舎にあやまって
騎乗させてもらえることになったみたい^^


天音は、キスケの右前足の不調に気づいてあげられなくって
安楽死させることになって、キラリンの言葉も聞こえなくなったのかな?

平気そうな顔してたけど、ある日の朝、厩舎から、とつぜん消えた
ってゆう感じだったのかな?



天音クンと駿クンの運命は、先週とは正反対になったみたい。。

天音クンのエピソードは
ロシアのウクライナ侵攻に似てるかも?って。。

プーチンさんは、自分たちの国が取られたものを取り返すだけ
って思ってるみたいで
それが本当なら、ロシアが正しいことをしてるみたいになるけど
周りの国を説得できないから、世界で孤立してる。。

天音クンも自分が正しいって思ってるみたいだけど
きっと正しいかどうかより
周りが正しいって思ってくれるかどうかが問題で
そうじゃなかったら、正しいことをすればするほど孤立すると思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第11話 朝露は遠く
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
皇厩舎から突如失踪した駿を呼び戻すべく、優は北海道の生産牧場を訪れる。キスケが生まれ育った場所で生産の仕事に触れる駿と優。二人が出会ったのは牧場を経営する夫婦と、モモという名の仔馬だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、駿クンがはじめてこの牧場に来た時に
キスケに会いに来た、っていったみたい。。

そして優クンはしばらく牧場で駿クンといっしょに暮らして
オーナーとも話ができるようになって、事情を話したら
心が通じてれば、キスケに会わせてやれるかもしれないって
駿クンに、モモにエサを与えさせたら、駿クンはモモにキスケを見た。。

モモはキスケの弟だった。。

それで駿クンは、キスケの血が残ってたことをよろこんだけど
たくさんの馬が死ぬことを受け止められずにいた。。

それで優クンは「平気じゃなくていい、慣れなくていい、悲しんでいい。。
でも、俺は立ち止まれない、この世界で生きてくって決めたから。。」
って言ったら「俺はどうしたらいい?」って聞くから
「それは自分で決めること。。でも競馬が、馬が好きなんだろう?」って。。

そしたら駿クンは、キスケが走って去って行くのを見て帰ることにした。。

そして厩舎実習は終わった。。ってゆうおはなし。。



なんだろう?あんまり感動しなかったのは
優クンが言葉で言っちゃったからかも。。
それも、すごく当たり前のことを。。

ウマは死ぬ、人も死ぬ、自分も死ぬ。。命が生まれてきた数だけ死ぬ。。
それって毎日のことで
駿クン以上に、好きな人が死んで苦しんでる人もたくさんいると思うけど
それでもほとんどの人はふつうに生きてる。。

もちろん、しばらくは落ちこんじゃうと思うけど
ほとんどの人がそのうち復活するみたいに
駿クンも、そう言われただけで変われたんだったら
きっと優クンが来なくても、そのことに気がついて帰ったんじゃないかな?


優クンが来たのは良かったけど、駿クンが帰ろうって思ったのは
優クンに言われたからじゃなく、自分で気がついてほしかったかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第12話 ダート1700mの駆引
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
トレセン実習を終え、競馬学校に帰還した41期生の面々。卒業まで残すところ半年、彼らが最後に取り組むのは全8回の模擬レースだ。それぞれが実習の成果を発揮し白熱したレースを繰り広げる中、一際異彩を放っていたのは皐汰の走りだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
模擬レースをくり返して、みんなが勝つことに本気になるおはなしで
みんな本気のハズだけど、皐汰クンはコネやセールスポイントがない分
勝たなかったら誰も見てくれないって思ってて
データだけじゃなく覚悟が違ったみたい。。

優クンはそんな皐汰クンから、勝負はレースの間だけじゃないって学んで
仲間と、ウマやレース戦略の情報交換をして
とうとう皐汰クンを制して1着になった、ってゆうおはなし。。



にゃんは、戦略とかって考えられるほど頭がよくないからよく分からないけど
事前の情報集め、ウマの様子、レースの流れやみんなの考えを読んで動く
スポーツって言っても、頭を使う割合が多いみたい。。

あと、皐汰クンをはじめとして
みんなくやしさを、はっきり出しすぎみたいな気がする。。

それって、みんな感情をコントロールできないってゆうことで
皐汰クンとかは、レースに負けても平気な顔をしておいて
裏で涙を流してる、とかの方が、気持ちが伝わってきそう。。
{/netabare}
{/netabare}
第13話 ゲート・イン!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
卒業までに残されたわずかな時間、41期生の生徒たちは思い思いの時間を過ごしていた。東京競馬場での模擬レースを目前に控えたある日、優と駿はある約束を取り交わす。そして迎えたレース当日、デッドヒートを制するのは――。
{/netabare}
感想
{netabare}
迅人クンは獣医を目指すことになってたり、えりはお金儲けを目指してたり
駿クンは騎手は目指さないことにしたり。。でも
最終模擬レースでは優クンと並んで走ってたり。。

駿クンが優クンに自分の能力をあげるシーンがあったけど
ウマの言葉が分かる能力って無くなってたんじゃなかった。。

じゃあ、あれって何だったのかな?

2人は離れても、駿クンは優クンといつも一緒ってゆうBL展開?



優クンがプロとして走り出したのは分かったけど
いろいろ何がしたいかよく分からないおはなしだったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


元アイドルの少年が、プロ騎手を目指して競馬学校に入学する
青春群像劇ってゆう感じだったのかな?


騎手と、競馬を陰で支えてる人たちのことが
ちょっと分かった様な気がする。。

でも、ウマの近くで大声を出しちゃいけないって知ってるのに
興奮して大声を出しちゃう主人公とか出てきて、ギスギス展開が多くって
脚本の人が、どなれば熱い思いが通じるって思ってるのかな?って。。

あと、シリアスなおはなしみたいなのに、謎の超能力みたいなのが出て来たり
不自然なキャラ付けだったり、薄いエピソードだったり
いいエピソードもいくつかあったけど、何となく雰囲気だけで終わっちゃって
このおはなし見て、騎手になりたいって思った人いるのかな?って。。

メインの声優さんたちはよかったし、作画もふつうにはよかったから
何となくもったいない感じだった。。

たぶん、伝えたいことがあるから作ったってゆうより
腐女子を競馬にさそいたいから何か作って、って言われた制作会社が
予算はあるから作画とか声優さんはいい人材をそろえたけど
実力のあるライターさんは雇えなかったんじゃないかな?

これが、花田十輝さんとかだったら
悪くっても、見られるおはなしにはなったと思う。。

このおはなしとはあんまり関係ないかもだけど
オリジナルアニメを見るたびに思うのって
おもしろい原作が書けるライターさんだったら
もう人気作家になってるんじゃないかな?って。。

人気のある作品が原作でも、アニメ化って難しいのに
そうじゃない人に原作をまかせて、作画とか声優さんに力を入れても
微妙なアニメしかできなさそうなんだけど。。





.

投稿 : 2022/06/29
閲覧 : 320
サンキュー:

30

次の30件を表示

群青のファンファーレのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
群青のファンファーレのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

群青のファンファーレのストーリー・あらすじ

競馬学校、騎手課程。入学倍率10~20倍、学科試験のみならず身体・運動機能検査など資質が問われる狭き門である。アイドルグループで人気を博した少年は、自分の心からの夢と初めて出会い――、島育ちの少年は馬とともに駆けることに憧れ――、英国出身の少年は親によって決定づけられた己の道に迷いながら、それでも自分の夢に向き合って――。これは、それぞれに騎手(ジョッキー)を夢見て競馬学校の門をくぐり、3年間を過ごす彼らの、その青春の軌跡の物語。
(TVアニメ動画『群青のファンファーレ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年春アニメ

声優・キャラクター

有村優:矢野奨吾
風波駿:土屋神葉
天音・グレイス:花江夏樹
京力秋樹:糸川耀士郎
桜庭惣司朗:橘龍丸
霜月えり:水瀬いのり
宝生迅人:豊永利行
牧皐汰:小林千晃

このアニメの類似作品

この頃(2022年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ