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「東京24区(TVアニメ動画)」

総合得点
60.4
感想・評価
129
棚に入れた
367
ランキング
5894
★★★☆☆ 2.9 (129)
物語
2.7
作画
3.0
声優
3.1
音楽
3.0
キャラ
2.8

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東京24区の感想・評価はどうでしたか?

まめ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

私は好きでした!
昔観たものですが、印章深いです。

投稿 : 2023/06/16
閲覧 : 82
サンキュー:

1

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ハズレですね 45点

単純に面白くなかったです。

ストーリーは微妙、流れも微妙、キャラが微妙、
纏まりも無く、荒い展開。

会話や作画、あらゆる点でマッチしなかったです。

1、2話視聴して面白さを感じることができれば継続で良いかと思いますが、そうで無ければ断念かと思います。
完走まで時間をかなり要するレベルで苦行でした。

投稿 : 2023/05/11
閲覧 : 92
サンキュー:

2

ヤマナ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

序盤は普通だった気がする

ただいつの間にか見ていなかった。

投稿 : 2023/04/29
閲覧 : 122
サンキュー:

1

かりんとう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

疑問に思うところが何個かある…

ここまで観てきて思うのは、アスミの連絡後の超人的能力を得た3人(とくにシュウタ)を他の一般人が目撃しても驚かないし、ネットとかで騒がれてるみたいな描写がないのが不思議です。
電車は目撃した人が少なかったから?とも思うけど、外警の女性がスマホで撮影もしてるし、助けてもらったまりもあの超人的な能力について深く聞いてきません。
そして4話では竜巻から人々を救うべく3人が動きましたが、そこで車を押して橋の下に投げ、突っ込んできたトラックを正面から止めるシュウタを誰もが目撃した訳です。…でも何故だか誰も追及してこない。自分としては不思議でならなかったです(笑)

それとカバ先生を亡くした後ランとコウキが自分達が動かなきゃこんなことにならなかったと言うのに対し、シュウタが3人協力すればと言うのですがそこでちょっと言い合いになります。
そして5話ではシュウタがオレ達が下手に動かなきゃ…と言うのですがランが「いやオレ達しかいないじゃんできるの」と言ってそうだそうだとコウキもシュウタを見つめてくるし…
え?前回そう言ってたのランとコウキじゃん?シュウタが弱音吐いたら逆側まわるの?(笑)

それからコズエですが、アスミが自分のせいで死んだことで引きこもっていたけど、父親が死んだ後はすぐ立ち直ったことに疑問で仕方ないです(笑)父親の方がつらくないですか?(汗)
ましてや自分を助け、目の前で竜巻に吸い込まれていくなんて…私だったら立ち直れないです。

※12話まで観終わりました。
主人公の3人がチームワークを発揮したのは最初と最後だけ。カバ先生が亡くなった後は、意見が割れて争ってほぼ個人個人で動いていたって感じです。確かにいろんなアニメ観てると仲間割れってありますが、このアニメは仲間割れの期間が長すぎてダラダラしていたかなと思う。

脚本のバイオさんが初めてアニメの脚本をしたとのことですが、ギャグシーンが無駄に多くて、それがちょっと邪魔な気がしました。

投稿 : 2023/04/04
閲覧 : 254
サンキュー:

4

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 未来の選択

CloverWorks制作のオリジナルアニメ

死んだ友人からのメッセージの謎解き?
AIで監視して犯罪を未然にふせぐのは難しいっていう話?


<メモ>
突然、死んだはずの幼馴染から着信があり、未来のビジョンを見せられ2択からの選択を迫られる。
育った環境が全く違う3人がそれぞれの正義のため協力したり、反発したりしながら未来を変えるため奮闘。
AIに繋がれた幼馴染を救うために何ができるのか!
と、面白そうな設定なのにご都合主義(足が挟まる等)と唐突な展開(殴り合い等)が台無しにしてしまった。

1話だけでも愛犬を追って線路に入る?子供ならまだしも大学生が?
足が挟まってるように見えませんけど?
シュウがビルを飛ぶより、コウキのバイクの方が早く駅に着いてますが?
と突っ込みどころ多いです。
11話12話はさらに酷いです。

みんな大好き!で犯罪がなくなればいいですね。


<主要登場人物>
・蒼生 シュウタ:榎木淳弥    ヒーローに憧れる パン屋の息子
・朱城 ラン:内田雄馬      グラフィックアーティスト集団「DoRed」のリーダー
・翠堂 コウキ:石川界人     外地警備隊のインターン 父は区長

・翠堂 アスミ:石見舞菜香    火事でなくなったコウキの妹

・櫻木 まり:牧野由依      家はお好み焼き屋「いただき」 

・黒葛川 早紀子:生天目仁美   中央情報センターの研究主任

・クナイ:斉藤壮馬        DoRedのメンバー 祖母と2人暮らし

・筑紫 渉(ちくわ):中村悠一  半官半民の治安維持を担う組織 外地警備隊(通称「ガイケイ」)の隊員 DoRedを探している

・白樺 広樹(カバ):上田耀司  シュウタ達の先生
・白樺 梢:日高里菜       火事の時アスミが助けたカバの娘

・口切 鑑/ゼロス:諏訪部順一   コウキとアスミの母香苗の研究所の同僚
                事故で失読症になった後はグラフィックアーティストに ランの師匠


<ストーリー>
東京湾に浮かぶ人口島、「極東法令外特別地区」通称・東京24区。
戦後連合国が統治していたが治安回復のため日本に返還されることになった。
区長の翠堂は東京に統合される来年までに全ての犯罪を事前に防ぐシステムの構築を目指していた。

そんな24区で宝小学校火災事件の1周年追悼ミサが行われ
翠堂コウキ、蒼生シュウタ、朱城ランの3人が久しぶりに顔を合わせる。
3人は火災で犠牲になったアスミの兄と幼馴染でアスミから「R.G.B.」(赤/緑/青 3人の髪の色)と呼ばれていた。
久しぶりに顔を合わせた3人が、幼馴染まりの「お好み焼き・いただき」で食事をしていると
3人のスマホに同時に着信がある。
死んだはずのアスミからだった。

電話を受けると脳にビジョンが流れ込んできて、少し未来のトロッコ問題の様な選択を迫られるが
電話の後爆上がりした、シュウタは身体能力、ランのハッキング能力、コウキは交渉能力を用いて
どちらも助ける第3の未来を導き出すべく動き出す。

1.列車キズナ号の乗客150人 vs レールに足が挟まり動けないまり (レールの切り替えをする/しない)
2.グルメフェスティバルを襲う竜巻 橋で逃げれば弱者が逃げ遅れる vs コンテナに避難すると勇気ある者が逃げきれない
3.ドラッグDに関わる爆弾魔 vs 要人が乗る豪華クルーズ船の乗客
4.落雷により落下するコルヌコピアのクレーンで犠牲になる多くの人 vs タワー上にいるケーブルの修理者(実はカルデアナス)


アスミから見せられる少し先の未来のビジョンは区長が推し進めている犯罪予測システム・ハザートキャスト(=KANAEシステム)が影響しているようだ。
このシステムは科学者だったコウキとアスミの母・香苗(大原さやか)が作ったものだが
演算装置として人間の脳が必要だったため諦めたはずだった。
が、香苗が暴漢に殺されたことで治安維持を急務と考えた区長が黒葛川に命じ研究を再開させたものの
人間の脳同等のAIが作れずにいたところに、アスミの死が重なりアスミをスステムのブレインに据えたのだ。
AIのブレインになったアスミは肉体は死亡しているが思念が残っていたためアスミの知り合いの危険を察すると暴走するらしい。

さらに犯罪予測のために市民に渡されているシーフォンに入っているサイファー(生体認証センター)
で精神にプラスのシステム(ディーバ)だけでなくマイナスに作用するシステム(ドラッグD)で人々を壊すことができることがわかる。


アスミを救うカギとなる「CMD」(観測データ)とクナイが開発したディーバのデータを手に入れた「R.G.B.」に最後のトロッコ問題が出される。

5.アスミをシステムから消す(KANAEシステムを解体させる) vs アスミをシステムに閉じ込める(バグを修正してKANAEシステムを構築する)


町を守るヒーローでありたいシュウタ
貧しい地区シャンティタウン出身で人々の平和を願うラン
個人のプライバシーを犠牲にしても犯罪を無くしたいと願う父の意思を継ぐコウキ

彼らの選ぶ選択は?


22.8.8

投稿 : 2023/03/10
閲覧 : 160
サンキュー:

7

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後までにもうひと盛り上げ欲しかった。

最後の最後まで主人公が悩んで答えを出すアニメで近いアニメがあったのだが、タイトルが思い出せない。
サイコパスのシビュラシステムに近い世界観のなかで、どちらを選んでも犠牲の出るトロッコ問題を3主人公三人が挑んでいく展開で進んでいく。
進むにつれて三人がそれぞれの理想を模索し、衝突し、最後はもう一度手を取って解決に望む王道青春群像。
終わり方は無難?というべきかエヴァチックというべきか…終わりまでへの盛り上げが、もう少し臨場感あった方がよかったかなという感想。
親、先輩、師匠と見守る世代もそれなりにキャラ背景もあって総じて面白かった。

声優陣がわりとじゅじゅだったので、被って被って…

100点中70点

投稿 : 2022/08/23
閲覧 : 202
サンキュー:

2

マドラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1話目が一番良かった系

トロッコ問題をベースに主人公たちに選択が迫れられる。
どちらを選んでも犠牲が出てしまうというところをなんとかできないかを3人の主人公がとある電話越しのそのことを知り、その電話がかかってくると自分の能力が飛躍的に向上するといった話だった。

正直最初はかなり面白いと思う。ただ段々雲行きが怪しくなり最後は平凡なラストだった。そこは残念。

1話目の犬のリードだっけか?あの作画ミスなのかわからんがあったりなかったりするのも気になった。そのあと重要なことにかかわってくるのに惜しい。

ちょっと主人公が優柔不断なのでそのあたりが見にくいかもしれないが作画はほぼ安定しており、設定も悪くはなかったので惜しい作品だ。

後1つ、東京24区と日常で間違えるようになったのはこの作品の影響だ。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 186
サンキュー:

3

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

未来のトーキョー

小学校火災から1年経って、追悼ミサが行われる。
蒼生シュウタ・朱城ラン・翆堂コウキ、3人の幼馴染は久しぶりに顔を合わせる。
3人のスマホが同時に鳴り、未来の選択を迫られる事となった。

3人はトロッコ問題を迫られる事となります。
犠牲は少ない方がいいですが、それはあくまで一般論。
誰も傷つかない方法がベストですが、中々都合良くは行きません。

シュウタ・ラン・コウキの3人はスマホの着信時に超人的な能力を手に入れます。
3人のヒーローが力を合わせて困難に立ち向かう、
みたいな展開で全ての問題を解決するスーパーマンみたいな話だったら良かったのですが……
犠牲が出る事故もあるので、簡単な展開では無いですね。

シュウタ、ラン、コウキの3人は、それぞれ立場や考え方が違います。
しかし、自分の信じる正義は曲げません。
正解が難しいトロッコ問題。
どのように見せるのかがアニメの見せどころですが、オリジナル作品を作るのは難しいです。

本作品はCloverWorksのオリジナル作品。
しかも同時期に『その着せ替え人形は恋をする』・『明日ちゃんのセーラー服』を抱えています。
本作品にも期待が高まりますが、やはり分が悪いかなぁ。
全部、面白い作品を作ろうと頑張っている事は分かりますが、本作品はやや弱めですね。

学ぶ事は真似る事。
誰しも始めから完全なオリジナルを作る事は難しいです。
本作品の鍵となるのはコウキの妹で、すでに死んでいるアスミです。
その鍵の秘密の部分は『PSYCHO-PASS』と同じですね。
人間の脳を使ったシビュラシステム。
本作品ではアスミ1人分の脳ですが、真似たアイディアとしては良い所を使ったと思います。

終わり方はエヴァのテレビ版ですね。
エヴァは「おめでとう」、本作品は「大好き」。
使っている単語は違いますが、終わり方が似ていますね。
まぁ、似ていると感じているのは私だけかもしれませんが。

昭和のアニメだったら、もしくはアメリカのアニメだったら、スーパーヒーロー物語で終わります。
しかし、時代は令和で舞台は日本。
日本のアニメは進化し続けています。
たまには古い作品を懐古するのも良いですが、本作品は完全なオリジナル作品。
実験的な事が多くできる舞台が整っています。
たしかに、過去の有名作を真似ていると感じる人もいるでしょう。
でも、それは過去を学んだ結果です。
過去を学んで未来に活かす事が重要。
それを忘れてはいけません。

アニメは楽しめるかどうかが課題。
本作品はオリジナル作品ですが、過去作から学んだことが多いです。
まだ、真似ている段階なので、伸びしろは大きいでしょう。
作品の積み重ねが力となり、信頼へと繋がります。
『東京24区』という作品がキッカケで、アニメを楽しいと思える人が増えたら幸いです。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 187
サンキュー:

13

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

主人公が悪い

オリジナル作品(2022.7)
CloverWorksさんのオリジナル作品。
架空の東京24区を舞台に未来の人間社会システムを巡り、3人の幼馴染の青年がそれぞれの立場で向かい合い、時に協力し、時に反発しながら何が正しいのか模索しつつ、最後は”愛”みたいなドラマ(笑)。
オリジナルという事で期待する部分もあったが、ちょっとCloverWorksさんにしては作画が安定せず。見苦しい所が散見された。
それにも増して個人的に{netabare}榎木さんが合わない。前からノイズというか、素人なのか?と感じる時もあったのだが、何故か主役やるんだよね。まだ、感情の起伏が少ないキャラは目立たず気にならないが、こういう元気が取り柄、感情で動くキャラはほんとに駄目(自分が合わないだけだが)。良くも悪くも素人臭が抜けない。とにかく、この主人公が話を邪魔する。このキャラ一人でアニメを学芸会レベルにしてしまう(あくまで私感です)。
{/netabare}主人公の馬鹿っぽさという点では合ってるのかな?それでも呑み込めなかった。
次に期待します。

私のツボ:お母さんを呼び捨てにするのはやめろ。

投稿 : 2022/07/14
閲覧 : 266
サンキュー:

5

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

クオリティ高め。まあ…面白いかな。キャラはあまり気に入らなかったけれど

さて、内容自体は面白そうです。

決して完璧というわけでもなかったですし、気に入らない部分もあるにはあるのですが…クオリティ的には十分視聴レベルですね。
作画は良好。岸田隆宏さんというだけで、おっとなります。

3人がそれぞれの能力を駆使して問題に対処していく所などなかなか良かったと思います。

じゃあ何が気に入らないかですが… まあ可愛いヒロインがあまり居ない所は。一番かわいい子がもう死んでるし…彼女が生きているかどうかが見どころですかね。

後はキャラの好き嫌いくらいですかね。今の所主人公がちょっと微妙。
人命救助に行く時いきなり仲間を殴り飛ばしたり…。
その後変に腐っていたり、無駄に暴力的だったり…
まあ基本的に脳筋主人公はあまり好きではないので。

また、トロッコ問題を突きつけられた時、その両方を助けようとするのが…。
いや、当然なんですよ。普通の物語の主人公ってのはそんなもんです。
ただ、難しい選択の代名詞であるトロッコ問題は両方助けることができないという前提のはず。
両方助けられるならそんな選択肢を出すまでもないので、なんだかなーと思いました。
・友達のために見知らぬ人を犠牲にする
・大勢の見知らぬ人を優先し友達を犠牲にする
どちらかを選択するしかなく、主人公が激しく苦悩する話の方が、ずっと見たかったですね。


というわけで心底好みというわけでもないですが、クオリティは高めなのでもうちょっと見てみようかなと。
このまま主人公を好きになれなければ、面倒になってフェードアウトするかもしれません。

3話くらいで断念
見ようかなーと思って、そのまま再生を押す気になれなくてフェードアウト、という感じですね。
トルネードには萎えたかなぁ? ただの自然現象じゃん。
選択肢も強引というか適当というか…。一話で感じた違和感は強くなる一方でした。
まあ評判も高くは無いようですし、切って問題なかったようですね。

投稿 : 2022/06/27
閲覧 : 220
サンキュー:

4

ネタバレ

オカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

可もなく不可もなし

商店街に育ち、真っ直ぐな行動により24区のヒーローになりたいシュウタ、スラムに育ちグラフィティーにより24区を変えたいラン、政治家の息子とし育ち政治の内より24区を守りたいコウキ。
幼馴染で中の良かった3人は、コウキの妹アスミの死をきっかけで、一度離れるが死んだはずのアスミからの電話により、また3人は協力する事に。

事件を解決していく3人だが、リンの仲間クナイの死により再度、道を違える。。

3人がそれぞれの方法、良い事も悪い事もしながら24区を救いたい、アスミを救いたいっと思う行動を起こす。

個人的にはチクワのキャラが好き。

昔ヒーローを目指してたチクワは、アスミの母を救えなかった事を後悔し、今ヒーローを目指すシュウタへ託す。

しかし、ラストの大好きを知らない人まで言うのはよくわからない。

全体なストーリーは予想のついた展開だが悪くなかった。
けど、ワンクールでは登場人物それぞれが薄くて何ともな、、っと言う感想。

可もなく不可もなし

投稿 : 2022/06/15
閲覧 : 180
サンキュー:

3

ネタバレ

KAZUROCK さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

毎事件全てトロッコ問題に掛けようとする展開や演出に強引さを感じてしょうがなかった。それに対するRGBの意見が一向に折り合わずにバラバラに行動するもんだから尚更共感出来ずに達成感や爽快感もほぼ皆無だったしねえ。ストーリー面においても演出面においてもとにかく空回り。それを一番感じたのがアスミの意識を内包したKANAEシステムをどうするかで揉めて言い合い殴り合いになった最終局面だっただろうか。その演出の臭さにはつい苦笑した程である。やりたい事はそれなりに伝わったけどストーリー展開・構成・演出どれもが強引且つチープでイマイチだった。そういや1クールにも拘らず何度もあった葬式シーンもどうかと思う…w

投稿 : 2022/06/04
閲覧 : 176
サンキュー:

2

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

そうはならんやろの連続

{netabare}
見終わって一か月、間が開いてるのでうろ覚えですが。

序盤の方はアスミから出されたトロッコ問題をRPGが協力し合って解決していくというもの。
設定だけ聞くと面白そうだけど、トロッコ問題への持って行き方が強引。
猫が線路を走って引っかかって...とか、謎のハリケーン発生とかそうはならんやろっていう突っ込みどころが多くて真面目にやってるのにギャグみたいになってた。まだ不思議な力が引き起こしてるとかそんなんならわかるんだけど。
そもそもトロッコ問題になってなくね?普通に他の解決法あるくね?ってなるようなのも多くて微妙。微妙だけどこのあたりまではまだマシだった。

3人がバラバラになってからは単純につまらない。
本筋の話が微妙だったからかな。
AIによる犯罪予測のために管理社会のようなものを実現することへの賛否で対立するという展開自体は良かったと思うけど、最終的に論点が、そのシステムのためにアスミの脳を利用するのはどうなのかというものにすり替わってしまって、テーマから逃げている感があった。最終的にはシステムのために人体の利用は倫理的に反するか反しないかという陳腐な対立に。

最後はまた全員で協力してと言う展開になるけど喧嘩シーンは酷い。如何せん明らかな正論と的外れな意見でぶつかり合ってるからギャグにしかなってない。

変なタイミングで余計な話が挟まれたりで構成も酷かった。
良かった点は、引っ張ってたカルネアデスの目的や正体がなんだったのかが明かされて行くパートかな。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆5
スクライドか?w 初手チンピラ 残響のテロルで見た。
序盤地味だな。なんだよこの青い奴w
なんでみんな変なとこに行って電話に出るんだw
トロッコ問題 駅員に任せろや。何で線路の上に立つねん。
いや、そうはならんやろww 整備不良ってことね。
いや、何で停車しないんだよw いや足何で抜けたし

2話 ☆5
これ結局何アニメ。構成が非常に悪い。こいつの回想もういらないって。

3話 ☆3
謎のハリケーン。またトロッコかよ。落ち着いてんなぁ。
何でいうこと聞くんだよw そうはならんやろ
道ふさがったじゃん。これギャグアニメ?
てか竜巻てこれ東京舞台じゃないんですかね。
黒幕がすべての事件の諸悪の根源でそれをあすみが食い止めようとしてるってことかな。

4話 ☆6
今のとこギャグアニメだけど大丈夫か。管理社会? 中国かよ
今回はまあまあだな。黒幕は何がしたいの?
いや、今回は普通に犯人を止めるっていう選択にそこまで無理がないしトロッコ問題になってないだろ。

5話 ☆6
ぼむったとは ハッキングもすごいやろ。エスケーエイト?
いや何が目的でそんな電子ドラッグ流すんだ? 
いやそうはならんやろw まあクナイには感情移入できるよw
これあの船の奴ら殺してしまっていいやろ。 
船の奴らも犯罪者だがw あいつら放置かよ。 

6話 ☆5
ビデオで釈明するのかよw 普通過ぎてあまり面白くねえ。
鼎システムって結局何だよ。糞アニメあるある、脳を接続。

7話 ☆3
結局糞アニメなのか面白いのか。
あのラスボス的な奴現実でもちゃんと活躍してるのかよw
話進まねえ。なんだよこのおっさんw なんか見たかったのと違うよなぁ。

8話 ☆6
カルネアデスって人物なのね。
クレーンの落下地点に人いれなければいいだけやろ...w
ガバガバ警備 誰だよ!
まあカルネアデスの目的に関しては結構よかったと思う

9話 ☆8
誰だこいつら。なるほどね。
トロッコ問題をプログラムが勝手に説いたってことか。
開発者か。怪人開発部
かなえ裏切ってやるなよw 今回面白かったな。

9.5話
総集編? 1クールで総集編最近多いのホントによくない。
Cフォンってストーリーの根幹にかかわってくるのか。

10話 ☆8
聞こえてそう。Cフォン利用して意見を変えさせるという発想面白いな。
もう死ぬほどその説明聞いた。

11話 ☆2
今更過去の話蒸し返すなよw 小学校に何しに来てるんだ?
殺せ そんな真昼間にちょっと離席した間にネズミ沸くんかw
何喧嘩してるし。いや、赤髪正論だろw
苦しんでるから助け求めてんだろw 何が自分勝手なんだよw

12話 ☆3
最後の冬アニメ。草、何アニメだよこれ。変身するなw
何だよそのポール。いや主人公草。これギャグアニメ?
キャラデザ不安定? あっさり終わったw まあ、面白くなかったな。

曲評価(好み)
OP「Papersky」☆8.5
ED「255,255,255」☆6
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/06/02
閲覧 : 542
サンキュー:

8

ネタバレ

ゆうゆう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ツッコミ所満載で・・・・

 原作は見たことありません。
 う~~ん、レールにどうやれば足が挟まる(それにかなり時間あったのに抜ける努力をしない)? 何故犬のリードをはずして助けず抱きかかえ巻き込もうとする・・・正直ツッコミ所多くて・・・あぁツッコンだら負けなアニメなんだなと感じました。
 正直つまらない・・・ってのが感想です(ニトロプラスは昔は面白い作品ばかりだしてたのにな・・・PCがメインだけど)

投稿 : 2022/05/25
閲覧 : 197
サンキュー:

3

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

社会派アニメだと思ったのに・・・

題材は「AI を利用した犯罪予測」という、非常にタイムリーな話題。実はコレ、これから近い将来に話し合って結論付けなければならないリアルな問題だったりする。似たようなアニメに「サイコパス」があるが、東京 24 区の方がかなりリアリティがある。

最初の数話は、問題提起といった感じで、中盤からは賛成派・反対派の対立という構図で、AI システムの問題点の核心に迫りそうであった。しかし、終盤にかけて、友情ワッショイのつまらないアニメと化してしまった。


・・・まあ、政治喧伝のためのアニメではないので、上記のような評価は誠に自分勝手ですね。

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 323
サンキュー:

4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未来を選べ。

この作品は、オリジナルアニメ作品だったみたいですね。


東京湾に浮かぶ人工島
「極東法令外特別地区」――通称“24区”。

そこで生まれ育ったシュウタ、ラン、コウキは、
家柄も趣味も性格も違うが、いつもつるんでいる幼馴染だった。

しかし彼らの関係は、とある事件をきっかけに大きく変わってしまう。
事件の一周年追悼ミサで、偶然再会を果たした3人の電話が突如一斉に鳴る。
それは死んだはずの仲間からの着信で、彼らに“未来の選択”を迫るものであった。

3人は、自分の信じるやり方で、
愛する24区マチと人々の未来を守ろうとするが―――

脚本にアニメ初挑戦の下倉バイオ(ニトロプラス)を迎え、
キャラクター原案は多くの女性から人気を集めるFiFSが担当。

「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」など
ハイクオリティな作品を手掛けてきたCloverWorksと、
「ジョジョの奇妙な冒険」のシリーズ監督を務める津田尚克が初タッグを組んだ
オリジナルTVアニメーションが誕生!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

東京湾に浮かぶ人工島とか、ストブラの魔族特区「絃神島」を彷彿とさせる設定ですが、こちらの作品には魔族とか、第〇真祖とかいう人知を超える人外生物が存在することから、どちらかというと人間社会から隔離されてきましたが、こちらは24番目の東京を目指した融合路線を走っていたような気がします。

もちろん、こちらの特区でも超常現象や尋常ならざる状況が起きなかった訳ではありません。
人類しか存在しないこの場所に何度も超常現象が発生する方がビックリしますけれど…^^;

その超常現象をサプライズとして括ると、この作品のテーマはずばり「人生そのもの」だった気がしてなりません。
私たちは、生きるために常に選択肢と隣り合わせです。
人生には等しく無限の可能性があり、その中から選択してきた結果が今の自分なんですから…

この作品を視聴するか、それとも視聴しないか…
或いはレビューを書くか、書かないかも自ら選択した結果の行動です。
違うのは、選択の先を見通せないだけ…
でも、それは息をするのと同じくらい当たり前の事です。

だから、全てを自らが選択することに違和感は感じませんでしたし、寧ろ自分の未来を誰かに決めて貰うことの方が遥かに違和感を感じてしまいます。

そもそも自分で未来を決めなければ、もし受け入れがたい結果だった場合、自分で決めていないからと言って無かったことにはできませんし、誰かに責任を転嫁することだってできません。

だから、自分の未来を自分で選択するのは必然なんです。
誰かの言うことを聞くのだって同じ…
自分で「聞く」ことを選択しているのですから…

もちろん、「決める」って簡単じゃありません。
簡単に決められないこと…の方が寧ろ多いかもしれません。
何故簡単に決められないか…それは常に責任が付き纏うからにほかなりません。
誰もが知っているから思い悩むんです。
これが欠落する時…それこそ社会の秩序が崩壊する時なのかもしれません。

オープニングテーマは、Survive Said The Prophetさんによる「Papersky」
エンディングテーマは、蒼生シュウタ(榎木淳弥さん)、朱城ラン(内田雄馬さん)、翠堂コウキ(石川界人さん)による「255,255,255」

1クール全12話の物語でした。
アニメーション制作は、CloverWorksさん…
今期「明日ちゃんのセーラー服」と「その着せ替え人形は恋をする」と一緒に手掛けられたようですが、3作品にクオリティの差を感じたのは私だけでしょうか。
この作品は他の2作よりクオリティが総じて高いとは思えませんでした。
同一クールに3作品も手掛けた影響なのか、或いは別な大人の事情があったからなのか…
詳しいことはよく分かりませんけれど…
でも、全然楽しめなかった訳でも無いので結果オーライだったかな^^;

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 266
サンキュー:

9

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後の2話が酷かった

全12話

色々と違和感のある描写が多くありましたが、私は細かいことはあまり気にならないタイプなのでそれなりに楽しめていたのですが、終盤が酷くて評価がガタ落ちしました。

11話でアスミが死んでしまった火事の原因がネズミによる漏電だと明らかになります。
ネズミが原因なのは別に構いませんが、シュウタとまりがそれを目撃したのに見逃したことを後悔しているシーンが良いシーンのはずなのに、ネズミというのが間抜けな感じがしてギャグのようになっていました。
また、3人が本音をぶつけて殴り合うシーンも、良いシーンのはずなのに作画崩壊とシュウタの演技でギャグになっていました。
最終回ではアスミが消える時に24区中の人たちが「よく分からないけど大好きだよ」(本当に作中で言ってる)と言って見送るシーンは、いくら何でも雑過ぎないかと感じてしまいました。

声優に関してはシュウタ役の榎木淳弥さんは他の作品だと違和感なかったのに、シュウタの演技はずっと下手に聞こえました。
大人気声優ですしヒットするはずのない作品だから手を抜いていたんじゃないかと邪推してしまうくらい微妙だったと思います。 

粗が多い作品だと思うので私は結構楽しめても評価は低い作品だろうなぁと思っていましたが、終盤で一気に駄作へと転落してしまった残念な作品でした。

投稿 : 2022/04/20
閲覧 : 236
サンキュー:

7

ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:今観てる

さぁみんなでツッコもう!せーの、そうはならんやろ!

 1~3話まで
{netabare} 今期のネタアニメとして頭角をあらわしてきたこの作品。いやぁいいですねぇ。
 まず舞台が東京の人工島という手垢の付きまくったいかにもオリジナルアニメみたいな設定がいいですね。主人公も直上型のバカと頭の良くない秀才となんでも都合良くできるハッカーの3人でとてもわかりやすくネタ臭がします。
 ストーリーでは線路に足が挟まったり、完全な自業自得で電車に轢かれそうになったり、無駄にパルクールしたりと思わずそうはならんやろ!と言いたくなるはずです。
 3話ではそうはならんやろ!ポイントがどこにあるか楽しみでしたが、まさか竜巻が起こるとは思いませんでした。そしてその後、TVをジャックしたピエロのような格好した人物が「どうだったかね、私の竜巻ショーは」と言った所で腹筋が死にました。そんなコテコテな手法で…  そういえば異性の幼なじみが窓からジャンプで入ってくる世界線でした。
 今後も皆さんでそうはならんやろとツッコミながら見ていきましょう。 {/netabare}

4話視聴しました。
 {netabare}2話目と同じく前話のことを受けてRGBがどう思ったのか、そして次へと繋げるいわゆるタメの回でしたね。カバちゃんの死がさらっと流されなかったのは良かったです。
 そして、無法地帯をどうするべきかの意見の対比が描かれていました。赤と緑はこの事以外にも自分の考えをしっかり持ってるので、そこから青がどういう考えを持つようになるのかは気になります。
 さて、今回はタメの回ということもあってそうはならんやろポイントは少ないように感じました。しいて言うなら、紙袋に入ったラスクが吸い込まれるように入る魔法のポケットくらいでしょうか。

 後、こずえちゃんは引きこもりがちと聞いていましたが意外とアクティブですね。 外に出てる所しか見ていません。
 お父さんをモチーフにしたストリートグラフィティを見るため、無法地帯に入ったはまぁいいんですけど行くとしても昼間に行けばいいのに。なんでわざわざ夜? 青の人もここに入る前にもっとちゃんと止めればいいのに。 まぁともかく今回タメた分5話がわくわくします。 {/netabare}

5話視聴しました。
{netabare} クナイのランに対する感情が丁寧に描かれていましたね。そして事件は犯人を殺すというコウキの選択で幕を閉じました。まぁそれはそれとして。
 
 クナイの部屋で「オレは犯罪者だ…」って紙を見つけたところは笑いました。
 天才プログラマーは爆弾作った後、A4コピー用紙3枚机に出してその内の1枚に 「オレは…」って書いてぐしゃぐしゃに丸めて机に置くものなんですかね。私は天才プログラマーじゃないのでわかりません。後、エレベーター付けてもらうより治安のいい所の一階の住居に引っ越せばいいのに。
 それとストーリーは関係ないですが、クナイがドラッグDについて調べている時、机の上の数枚の紙が何カット後には束になっていたり、ファイルになっていたりしてました。さらに、コウキのシートベルトを書き忘れていたりしていました。頑張ってください。

 今回はこれまでのような派手さはないものの細かいところで楽しめました。次回に期待です。
 あれ…?前回の引きで街中をハックしていたカルネアデスは結局何だったんでしょう?今回絡んでましたっけ?
 {/netabare}

6話視聴しました
{netabare}Aパート いや射殺されたテロリストの犯行声明を生中継で放送しないでしょ…。
 Bパート いやぁ…なるほど…サイコパスみたいだなと思っていたらエヴァみたいな要素もありましたか。
 繋がれてるのはアスミちゃんである必要はあるんですかね?説明が楽しみです。
 ここまで見てきての疑問は、24区とはそもそもどうしてできたのか。外地警備隊と警察の違いはなんなのか。区長は24区をどうしたいのか。です。
 この辺りの話が上手く展開されていくなら、 この作品のオリジナリティもでてくるのかなと思います。{/netabare}

7話視聴しました。
 {netabare}なんですかねぇ 前回の引きから1週飛んで見せられるのがこれか… あまりにも薄い… カナエシステムも設定がフワッとしてるから、その影響で起こる事象の輪郭がぼやけている印象です。

 出番は多いけど存在感のないシュウタが「何やってるんだ…俺…」って言われても、ほんとに何をやってるんだお前はとしか思わないですね。その後、葛藤して吹っ切れてましたけど、よくわからん着地で、正直 はぁ?という感じ。
 
 黒葛川さんの一言も衝撃でした。「年明けから日本の法律の適応を受ける」…え、じゃあ今はどこのなんの法律が適応されてるんですか… カナエシステムとか言ってる場合か? 財閥から資金提供を受けている外地警備隊の人達はどうなるんですか? 24区が日本に変換されてから20年もあったのに何してたんですか? と疑問が次々浮かびますが、これからの話で解決されるのでしょうか 期待です。
 あ、後 黒葛川さんの乗ってる車すごいハンドル大きいですね。{/netabare}

8話視聴しました。
 {netabare} うーんと…まぁ色々あったんですけど…全体のストーリーとしては足踏みの一話でしたね。…いやこのアニメこんなんばっかりだな…。

 というのもわからない事が多いんですよね。

 黒葛川さんとぜロスの関係とか、コルヌコピア計画とか、黒葛川さんはカルネアデスの格好してコルヌコピア内部で何をしていたのか、とか

 さらに、カルネアデスの正体は黒葛川さんと分かったけど、目的が「カナエシステムにはバグがあり、区長に知られるわけにはいかない」 バグがなんなのか分からないし、区長に知られていけない理由も分かりません。
 そこで、この目的を踏まえてこれまでのカルネアデスの活動を振り返ってみると、、、やっぱりよく分かりません。結局 黒葛川さんが何故ルネアデスなのかは分かりません。 1つ分かったことで余計に謎が増えました。
 そして、何かよくわからないデータを盗み出したランはゼロスに「カナエシステムってなんなの」といい質問をしますが、「私の世界を破壊した悪魔さ」とよく分からないことを言われてしまいました。ゼロスはいい声でダサいのが最高ですね。スプレー舐めるのはやめましょう。

ゼロスは、カナエシステムは利便性もあるが危険性を伴う、諸刃の剣だと言っていましたが、特にこれといってカナエシステムの利便性が描写されているわけではないのでピンときません。
 
 他にも色々ありますが、現状で深く考えると
そもそもこれは…みたいなことが起こりまくっているのでこれからに期待です。 {/netabare}

9話視聴しました
{netabare}  初っ端からまたゼロスがやってくれました。  カウボーイ~小枝咥え~ 私の目に狂いはありませんでした。 やはりゼロスは いえ、0thは最高でした。
「翠堂 豪理は信頼できません」じゃないよwwどの格好で言ってんだww お前もだよw 豪理パパもあんな変なのが横にいてよく真面目に話せるな。 いや、豪理パパも差し入れにベンティサイズを出す変な人でした。

そしてなんやかんやあって、カナエさんが殺されてしまい、その死から豪理パパはカナエシステムの完成へと踏み切るんですが  うーん、正直微妙…

 いや、わからなくないんですが、明らかに様子のおかしい人を人気のないところまで追いかけて、刃物を見ても逃げずにお話を…って言って殺されるのははっきり言って変ですよ。都合上殺した感が出過ぎです。
 その後 犯人について言及されないので、通り魔的に犯行に及んだのか、なにかドラッグなどで精神が錯乱していたのか、貧しさ故に追い詰められやったのか分かりません。 
 そのせいで豪理パパのカナエシステム実現への動機付けが薄味に仕上がってしまっています。
 カナエさんに過去に囚われるなと言った人が一番過去に囚われているのは皮肉ですね。

 今回の話で前回までの謎 主に人間関係については語られました。点と点が線で繋がるのはやはりいいですね。このまま24区そのものの疑問点も解消されていくことを期待します。
{/netabare}

9.5話視聴しました。そしてこれまでの整理

 {netabare} 総集編となりました。今さら驚きはしませんね。副題もついていたので元々やるつもりだったのかもしれません。 間に合わなかったのなら
 EDのサビの「Ah 未完成なまま過ぎる僕らの毎日は 後悔と期待 行ったり来たり 往来 時間はいつでも無情だけど」というのが心に染みますね。

 今回について特に言及することはありませんが、せっかくなので私的な疑問について考えたいと思います。 前話で人間関係については語られましたが、世界観についてはまだまだ謎が多いです。

その1 24区はそもそもどうしてできたのか
 1話冒頭で「極東法令外特別地区 戦後 連合国によって統治され、アジア有数の危険な歓楽街として名を馳せた」とあります、つまり場所自体は戦前からあったことになります。大きさは後に広げたにしろ、日本は何の目的でそんな場所を作ったのか謎です。

その2 24区とはどういう場所なのか
 前述しましたが、24区はアジア有数の危険な歓楽街として名を馳せたそうです。しかし、今の24区にはそんな雰囲気は微塵も感じられません。
 新しくカジノを建設するという話がありましたが、むしろ今までカジノが無かったことに驚きです。
 1話冒頭の続きで「治安回復を名目に日本に返還されることが決まって20年余り…」とあります。相当頑張って治安を回復したんでしょうか?
 そして、この世界の「戦後」が史実と同じなら24区は50年程 連合国の統治をうけていたことになりますが、そのわりには街並み等はものすごく日本なのは何故なのでしょう? 連合国の人たちはみんな帰ったんですか?
 そもそもここに住んでる人は日本人が多いですが返還後に移り住んで来たんですかね? ずっと外地の育ちなら、東京編入について思うことはないんですかね? 逆に東京に住む人は24区が編入してくることに何も思わないんですかね?

その3 24区と日本の関わり
 24区から出る場合、又は24区に入る場合どうしているのか気になります。 区外への通学は許可証がいるらしいので気軽に行き来できるわけではなさそうです。そもそも電車が通ってないのでその場合 車通学なのでしょうか?運転免許は同じものなんでしょうか? 法律が異なるとはどのくらい違っているんでしょうか?
 街並みを見ると20年前の時点でビルが建ち並び、企業が多そうですが、法律の壁を越えたメリットが何かあるのでしょうか?
 
最後に疑問とは少し違いますが
 ハザードキャストについて
 これねぇ…この作品のキーワードではあるんですけど上手く利用されてないですよねぇ…。
 監視カメラやc-フォンの情報から予測ってのがフワッとしててよくわからないし、その活躍を7話冒頭で「なんやかんや、効果があった」ってしたのが致命的ですよね。
 次世代巨視的凝集体演算装置と小難しいこと言ってますが、まぁ莫大な計算能力を持っているコンピュータだそうです。 
 こんなこと言っては元も子もないかもしれませんが…… もっと他のことに使えばいいのに。
 この中途半端な近未来感がつまらない要因の1つなんですよねぇ。
 もっと素直にハザードキャストすごいって思わせてくれればいいんですけど…。{/netabare}

10話視聴しました。
{netabare}TVで24区についてのニュースが流れていましたが、 へぇ…すごいなぁ 24区って1話冒頭から察するに大田区と同じくらいの大きさなのに、TV局5つもあるんだなぁ。 そういえば8話でちらっと映っていた天気予報では24区を5等分して予報していたもんなぁ。 24区はメディアの激戦区なんですね。

 きなこちゃんがdoredのメンバーだとバレてしまいました。  へぇ…すごいなぁ きなこちゃんてただの銭湯の番台の子だったはずですが、それがネットで話題になるほど、地域でのSNS交流が盛んなんですね。町内会限定のSNSでしょうか。
 あと、銭湯になると必ずギャグをしなければならないマイルールでもあるんでしょうか。

 梢ちゃんが外警に追われていましたが、さすがアクティブ系引きこもりの面目躍如ですね。
 パトカーに落書きはどんな法律でも大抵アウトだと思いますが、まぁいいでしょう。doredに入るようですが、今回の件や、アスミ、カバちゃんの件など彼女はなんだか損な役回りを押し付けられていますね。 一番可哀想なのは彼女かもしれません。

 シャンティタウンと外警の対立が激しさを増しています。 doredやシャンティタウンの人々はカナエシステムに反対していますが、カナエシステムを導入するのと、シャンティタウンを再開発するのは話が別なので、no more監視カメラ!と訴えても効果はないと思います。
 あと、ハザードキャストを最大限利用して犯罪者に仕立てるみたいなこと言っていましたが、外警はそんなことしなくても以外と簡単に犯人を射殺しますし、すぐに銃に手をかけるので任せていいかもしれません。

そして黒葛川さんが目を覚まし、アスミについて語ってくれました。なんだか最後はシュウタに丸投げ感が否めませんが、RGBの3人が謎の電話についてひとまず理解して、ラストへの足並みがそろった感じがします。 コウキとランはスタンスがハッキリして、シュウタはまた悩む。3歩進んで2歩下がるみたいなことを彼はずっとしてますね。

 まぁ何はともあれどう締めるのかは期待しています。{/netabare}

11話視聴しました。
{netabare} いやぁ…笑わせていただきました…! しっちゃかめっちゃかな11話でしたね。
 
 久々に気持ちよく言えますね、せーの、そうはならんやろ!

冒頭から順にいきたいと思います。
 
 黒葛川さんのアスミをシステムから消すか、システム内で眠らすかどちらが救いかの問いにシュウタは「またトロッコ問題かよ…」 いや、トロッコ問題ではなくないか? どうしてもトロッコ問題というキーワードを入れたくてしょうがないみたいですね。今までも別にトロッコ問題が活きていたわけではないのでここにきて念押しされるように言われも困ります。

 取調室にてシュウタが筑紫さんに君のヒロイズムは病気だと言われていましたが、そうですか?シュウタは幼なじみがピンチなら助けるし、知り合いが絡まれていたら全裸で助けますけど、別に困ってる人がいたら放っておけないみたいな描写一ミリもありませんでしたよね? こいつは今のところ知り合いしか助けてません。

 そんで、ネズミで漏電でトラウマのシーンは笑いました。
 そんなトラウマ要素もあるなんて初耳ですし、「あの時…!俺がネズミを見逃さなければ…!」っていやいや、そうはならんやろw 放火魔による犯行って発表されてんのにネズミによる漏電だってどの段階で気付くんですかw
 アスミの死の要因にシュウタが自責の念があるというのはいいと思うんですけど、他に色んなパターンが思い付くのに、わざわざネズミをチョイスするところが最高ですね。
 それからまた、アスミをどうするかの選択を託され、わかんねぇと叫び走ります。そんで選べねぇと叫んでAパートが終わります。 前回の引きであったシュウタのテロリスト認定も別になんの意味もなかったので、ぶっちゃけこのAパート全部いりません。

 そしてBパート 屋上にて衝撃的なことが起こっています。見返せる方は是非見返して下さい。
10話では屋上からの景色は普通に街並みが広がっていたのに、今話では海になっていますw もう一度言います街並みが消え海になっていますww
 一体1話の間になにがあったと言うのでしょう。アハ体験でしょうか。 カナエシステムとかシャンティタウンとかよりも大変なこと起きちゃってますけど。
Mr.トゥエンティフォー アスミちゃん助ける前に作画スタッフを助けてやってくれ…
 そして、マリもネズミを退治しなかったこと悔やんでいるそうですw だからなんでそんなにネズミ押しやねんw というかマリに関しては2話でアスミを引き留めきれなかったというのをやっているのに、ここにきてネズミの方を悔やんでいる意味と意図がわかりません。(そもそも、アスミの死は火事場に無防備に突っ込んでいった完全なる自業自得である。) 
 そして、マリの「シュウちゃんはアスミちゃんに会って全部正直に話すの」というのも意味不明です。アスミちゃんに会ってあの時、ネズミ退治しなくてゴメン!と言うのか、アスミちゃんものすごく困りますね。そりゃアスミちゃんも来ないでってなりますよね。

 そして殴りあいのシーン
本来ならつもり積もった感情を爆発させ、本音をぶちまけながら泥臭く熱いシーンになるはずですが、
 もっちゃりとした作画とのっぺりとしたカメラワークと構図でキャラのテンションとも合ってなく音楽もついてないので、見てられないというのが正直なところ。かっこいいシーンならば音楽なしもバチっとはまるんでしょうけど…

さぁいよいよ来週は最終回ですが、いよいよ作画の方が崩れ始めてきているのでどうなるのでしょうか。そしでストーリーはちゃんと締まるのか期待です。{/netabare}

最終回 視聴しました。
 {netabare} よwwくwwわかんねぇけどww 私も大好きですwww(画面カットイン)

 はい、というわけで無事なんとか最終回を迎えることができました。 感慨深いですね。

 では、さっそく冒頭からいきます。

 CMDをコウキに渡すと、『バグが修正され、カナエシステムが本格導入となり、プライバシーはないが安全が保証される』 ふむ、成る程。
  
 CMDをランに渡すと『アスミの意識の存在が証明され、カナエシステムは解体され24区は自由だけど安全は保証されない』 …ん?なんか画ではシャンティタウンが盛り上がってますが、前にも書きましたがカナエシステム導入とシャンティタウン再開発は別の問題ですよね? それにどっちにしろ4月から東京編入につき、法律も変わるそうなので自由とはならないんじゃ…?

 まぁ二択にしたいようなので流しましょう。
 
 シュウタはランに最高にイカス ローラースケートを貰い いざアスミに会いに行くようです。
 ハイエースに無人大型トレーラーを突っ込ませて止めようとするなんてアスミちゃんの本気が伺えますね。

 ランがトレーラー止めるので周りに被害出ないようにヨロと頼み「へっ無茶しやがるぜ!」とかっこつけてシュウタが飛び出しました。そして、最高にイカス ローラースケートを用いてトレーラーを蹴り飛ばし、歩道橋をぶっ壊してました。いや、被害出とるがな。 私はてっきり受け止めたりするものと思っていましたが、最高にイカス ローラースケートを履いているので仕方ありませんね。
 そんなローラースケートも扉にドロップキックでキレイに靴だけ消し飛びました。足が無傷で良かったですね。 そういえば腕に着けてたのはなんだったんでしょう。車に捕まっていた紐がそうなのでしょうか? あ、後 ダストシュートに飛び降りる前の引きのカットで3人の後ろ姿が映りますが、せっかくのシュウタの装備がなかったことになってますね。 急に消えるのも仕様でしょうか。

 そしていよいよアスミとの対面です。トンチキ電脳ワールドが全員に配信されるとは思いませんでした。
 今話でアスミちゃんの心境が次々に語られます。ちょっと整理してみましょう。
 
・私はみんなの未来を決めたくなんてない、辛い未来を見続けるのは限界。

・会ったら未練が溢れてしまうので会わずに解放してほしい。

・みんなが幸せな未来なんて夢である。 
 
・カナエシステムの暴走を止めたい。

・自分の死については自覚している。

・救わない方を選ぶことは残酷だが誰かがやらなくてはいけない

・ほんとの自分は死んでいるので会っても仕方ないのにどうしてくるの?苦しいだけじゃない

以上のことから、『彼女は やりたくはないがカナエシステムには賛成なので仕方ないと思っている。』だと思われます。 この考えは人間臭さがありいいなとは思います。
 が、自分で決めきれなかった判断をRGBに丸投げして、しかも自分の名前で電話しておきながら忘れてほしいはちょっと無茶かなとは思います。

 そもそも、この子は事故で偶発的に死亡し、お父さんによって勝手にカナエシステムにぶちこまれたのに、本人がそれを良しとしているのは健気という一言で済ましていいものなんでしょうか。

 お父さんに対する思いが一言もありませんでしたが、この一連の騒動 お父さんにヴィジョンを飛ばしていたらそれで済んでいたのでは? アスミの意識があると知ったら即効で浄化されていたので、案外 事実ありのまま伝える作戦も効果があったかもしれません。

 そして、俺たちの可能性に不可能はない。でオチたらしく その後の大好きだ 愛してる合唱の力業でなんとかなりました。 伝説的ですね。w

 今回は与えられた二択に1話のような裏技的ではなく新しい択を作り選ぶことができました。人々は新たな道を進んでいく。で幕を閉じました。
 あれ?そういえば1話の冒頭で意味深に出ていたカナエさんはなんだったんでしょうね。{/netabare}

 全体を通して
{netabare} 皆様、お疲れ様でした。
 ここからは最終回まで見終えての全体の感想を書きたいと思います。

・良かった点
 
 まずオリジナルアニメーションという枠組でなにか新しいものを作ろうとしてくれたのは良かった点だと思います。

 人間の心の動きを細やかに描こうとしていたのは良かったと思います。

 音楽についても個人的には良かったと思います。op 劇中歌 edどれも好きです。特に劇中歌は最終回をちゃんと感動的なものに押し上げてくれていると思いました。

 
・いまひとつだった点
 
 設定を活かしきれなかった。この作品の軸である。24区 ハザードキャスト カナエシステム シャンティタウンなど気になる設定はあるものの、深掘りされず浅いままなのでグラグラの世界設定の上にストーリーが展開してもなんだかなぁという感じ。  
 最終回もアスミちゃんが必死に訴えていましたが、カナエシステム別に必要ないよなぁと思ってしまいましたし、24区もそこまでして守るもんでもないよなぁと思ってしまいました。
 結局、24区とはなんだったのか謎のまま終わってしまいました。

 いてもいなくてもいいキャラが多い。これもいまひとつだった点だと思います。ゼロスとか梢ちゃん、マリ シュウタの父……そういえばシュウタのお父さん最終回いなかったですけどなんででしょうねw
 そして、ぶっちゃけシュウタもいてもいなくてもいいんですよね…設定を掘らないかわりにこっちの話を膨らませるのかと思いました。

・作画について
 これは動きがイマイチとかそういう次元ではなく、作画によるミスが多いというのは重大な欠点だと思います。さらっと見てるだけでも何個か見つかるのでよくよく探せばまだあるかもしれません。 個人名には間違い探しのようでこれもまた一興と思っていましたが、制作会社の沽券に関わると思います。

・最後に
 この作品は面白いとは言えませんが、毎回心の中でそうはならんやろと突っ込みながら最後まで見てしまいました。
 終盤には愛着も湧き毎週楽しみにしていたところもあります。
 こんな作品もあったなと覚えておこうと思える作品でした。 人には勧めませんが。 {/netabare}

投稿 : 2022/04/20
閲覧 : 922
サンキュー:

9

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

企画とテーマ〇。SF設定ストーリー×。RGBの判断に筋がなくラストの納得感がない。

 話がつまらなくて一回切ろうかと思いましたが、SFはなるべく頑張ってみようと思い視聴。まあ、テーマとかやりたい事は浅くはないですので見られました。が、やってる事がちょっとなあ、という感じです。


 さて、未来予測がどこまでできるか、ですが、竜巻が地域的に発生する確率を計算することは出来ても、発生した結果誰が死ぬかの予想はできません。落雷も同様です。バックトゥザフューチャーのように未来の情報がないと不可能です。

 これはラプラスの悪魔であり、不確定性原理によりどんなに優れた量子コンピュータがあっても、それどころか神ですら絶対に不可能という結論が出ています。(つまり、ブタ野郎の古賀朋絵ちゃんということですね)

 ここがSFとしては厳しいです。既にSFのクリエータとしては常識ですので、私はVR内のシミュレートとか未来から見ているのでは?と予想しました。が、本作は結局そこの種明かしがありませんでした。つまり、言葉どおりコンピュータの計算で予想できるという結果です。これはいただけません。

 また、RGBその他の目が光る演出ですね。この非人間的な演出も同様です。特定の音楽などにより人間の思考が偏っていく、誘導される、精神状態に異常をきたす、肉体の枷が解放される、のはSFとしていいでしょう。でも、あの目の光り方は人間ではないサイン以外の何物でもありません。そして、主人公の非人間的な能力も同様です。あれが演出で絵の見せ方だということだとしたら、ちょっとミスリードもいいところです。

 そしてなぜシステムに脳を使わなければならないかの設定もあいまいです。

 という具合にSFとしてはガバガバだし、演出もおかしいところだらけでした。


 RGBは結局、法=ルールつまり客観に従う判断、善悪=個人の価値感つまり主観に従う判断、どちらでもない両方救う道の模索の3通りでした。
 この点はいいと思います。トロッコ問題の出題意図は、正解を出すことではありません。哲学ですから徹底的に考えることで、正義とは何かについて考えるプロセスです。アニメでそれを表現しようとした試みは面白いと思います。

 自動運転の車のプログラミングの問題もホットですね。事故が起きそうなときに搭乗者を助けるか歩行者を助けるか。もちろんメーカーとしては搭乗者優先になるんでしょうけど、こんなのは外部に公表できるわけがありません。人間だからこそ許される行為です。

 カルネアデスとは、緊急避難の問題で法律を勉強するときに議論されます。(難破したとき一人しか掴まれない板があったらと言う話)
 オープニングの扉のトリアージという言葉はストーリーには無かったですが、コロナ下で話題になりました。医療がひっ迫したときの治療の優先順位ですね。
 ソーシャルポイント…中国の信用ポイント問題ですね。個人の情報を監視することで人の信用度を図ることです。個人情報の侵害ではありますが、中国や場合によっては韓国でも実施されつつあります。
 日本ではソシャゲのポイントみたいに軽い使われ方をしています。日本でもポケモンゴなどは位置情報をオンにするための誘導ですし、そのスマホで決済すればどこでどんな時にどういう動機で何を買ったかなど簡単に解析されてしまいます。

 残留思念ということで人の生死の問題をクリアしていますが、あれは脳死問題を表現した?明確に語られてはいませんが。
 また、優れた研究者の命は重いか、というのも考えられると思います。

 こういう問題提起があったのは良いと思います。

 重ねていいますが、トロッコ問題は人の生死の問題ですから理屈で考え尽くすことが重要です。簡単に解答があるという人は疑ってかかるべきです。ただ、現実問題としてAIにプログラミングしなければなりません。もっと怖いのはAIが人の命に軽重を付けたら、それがブラックボックスだとしても受け入れるのか?どうするんだ?というのが本作のテーマです。
 なお、最近電車をドリフトさせて両方助けると言う動画が流行っているみたいですね。


 ただ、ストーリー全体ですよね。先ほど言った通りSFとしてはまったく適当です。そして、それぞれのRGBの判断ですね。これが組み合わさって何かを表現していましたでしょうか。いきなり冒頭の選択で第3の選択が成功してしまいます。
 その後、コンフリクトにより失敗とかいろいろありますけど、じゃあ、その個々の判断の判断基準がストーリーに沿って、RGBたちが徹底的に考える、つまりトロッコ問題の意味になっていたか。なんとなく頑なに自分を守っているだけに見えました。

 そして最後の結論。正義を個々人に任せるではポピュリズムになってつまり2022年の現状になってしまいます。せっかくの問題提起が堂々巡りしかできないという感じで、何が主張したかったのかがまったく見えず、お前等で考えろという丸投げな気がしました。


 総評です。生命倫理、個人情報と社会を主題にした企画は良かったと思います。設定ももうちょっとSF的に整合性をとれれば悪くはありませんでした。ただ、脚本、演出、構成、すべてが中途半端です。

 キャラデザ、作画がもうちょっと一般的な形におさまっていれば、まだ誤魔化せたかもしれませんが、特徴がありすぎましたね。

 それとアルドノアゼロとかサイコパスとかの焼き直し感がすごくて、ニトロプラスもいよいよ枯渇したかなあ、という感じでしたね。残念です。

 いいところ悪いところが極端なので全部3で評価しておきます。



以下 視聴時のレビューです(3話まで)。

1話 あー来ましたね。挑戦的なオリジナルアニメ。いいですね。これはSF的などんでん返しをねらったパタンでしょうね。前後編ありましたが面白かったです。

{netabare}  24区の設定が戦後から続くという話ですので、歴史のIFにも見えますが、おそらくはバーチャルリアリティー内の選択と可能性の問題…なんでしょう。若干火災事故の時の2020年5月10月というロゴの変化で3000という数字っぽい余韻がありました。1000年先のコンピュータの内部…なんでしょうか。

 AIが人類の可能性を確かめている感じ?未来における人類の選択…でしょうかね。3人の能力が高まることから考えて、3名が特殊な役割を与えられたプログラム…かなあ。墓地のテクノロジーとか、ドローンやAI関連が若干現在の技術を上回っている気がしますし。

 とはいえ1話ですから確信はないです。ぜひこの推理をいい意味で裏切って欲しいところ。

 マトリックス+サイコパスに「道徳問題」を絡めた感じな気がします。一番わかりやすいトロッコ問題が来ました。まあ、トロッコ問題の解決としては邪道でしたけど。
 その他、バンクシー(落書きアート)も、道徳と芸術の問題がありますし、パルクール(街を障害物に見立ててアクロバティックな動作で移動する)も同じく迷惑行為かスポーツかで意見が分かれます。

 作画がちょっとアレでしたが、演出でチャレンジングなところもあって不快では無かったです。

 というわけでストーリーというよりSF的設定が明かされるプロセスが楽しみです。ちょっと注目したいアニメですね。

追記 冒頭で赤いランドセルの少女が車に轢かれていました。そのそばにいた少年の髪の色が、主人公の気がします。これは何か関係あるでしょうか。少女は線路に挟まれた娘?

 あとRGBってサブタイトルは3人の男の髪の色ですね。三原色…意味があるんでしょうか。{/netabare}

2話 もんじゃの優勝が陰謀って…

{netabare} 陰謀のスケールが小さすぎて笑いますね。モールの店の構成を商店街と同じにしても魅力はでないと思いますし…価格とか品揃えの幅とか…まあ、分かりやすく表現したかったんでしょうけど、こういうところ、しっかり勉強したほうが脚本に説得力がでると思います。もんじゃがモールの看板で優勝したから地上げって…

 翠堂財閥が絡んでいるという事で、その辺でドラマがあるんでしょう。ところでグルフェスって2018年は12月にやってたのに今回は夏なんですね。それとも半年以上準備期間があるんでしょうか。どういう設定なんでしょう?とにかく時間経過でトリックがありそうなのでその辺気になります。

 やっぱり、あすみちゃんの吹っ飛んだ服装が気になるのと、桜木さん、年頃の女子が毎日黄色いTシャツって…もうちょっと頑張りましょう。5月はこの世界線だと真夏なんでしょうか?

 あと桜木さん、あの窓を飛び越えるのは危険すぎるだろうとか気になることがちょっと多いですね。
 RGBって、実際の髪の色?普通アニメの髪の色って心象風景なんだと思っていましたが…全員染めてるってこと?それともVR世界だから?

 あと落書きアートの彼、素性隠してるならスプレーを腰に付けてお好み焼き食ってるのはヤバいでしょう。

 ちょっとディテールの作り込みが甘いところが多くて、全部が仕掛けなのか単なるアニメの質の問題なのかわかりません。考察する意味があるのかないのかが不明です。SFやるならそういうところは気を付けて欲しいところです。

 さて、最後の場面で「観測」と「収束」という言葉がでまあしたね。シュタインズゲート感がたっぷりです。1話のパワーアップの設定と合わせると、マトリックス的なバーチャルな世界でタイムリープをする感じでしょうか。

 EDの曲名255.255.255の意味はサブネットマスクではなく、RGBのことですよね。つまり「白」っていうことでいいでしょうか。未来はわからないあるいは無限の可能性?{/netabare}

3話。ひょっとしてRGBはマギシステム?トロッコ問題の深層学習でしょうか。

{netabare}  もんじゃの陰謀とか作画とか演出とかストーリー展開とか枝葉の部分は置いておくとすると、要はトロッコ問題…つまり命の選択を徹底的に考えろ…と。となると最後は世界系?何かの選択で助かる側と助からない側がいる未来の話になるんでしょうね。それを3人が超進化して全員助けちゃおうぜ…みたいな。

 RGBの3人はどう考えても人間ではないので、マトリックス的なバーチャル世界の中で倫理をつかさどる投票システムAIという感じでしょうか。

 エヴァでいうところのマギシステム…つまりカスパール、メルキオール、バルタザールの3つのコンピュータがそれぞれのアルゴリズムで未来予測して合議制で決める…みたいな感じですね。

 RGBの3人は、シミュレートからの深層学習、つまり「危機」は学習機会だという事でよろしいでしょうか。いや、合ってるかわからないですけどね。

 うーん。話のテーマは面白いけど、そもそもアニメが面白くないなあ。いやストーリーのボディの部分はつまらなくないけど、エピソードの出来と演出が悪いなあ。もんじゃからのキャベツで、最後は竜巻で自己犠牲ですかあ…まあ…。

 興味があるので視聴は継続しますが、風呂敷広げて畳めなくならないようにしてほしいなあ。{/netabare}

投稿 : 2022/04/20
閲覧 : 469
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15

ネタバレ

よこちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

メイン3人があまり協力しない

第1話が1時間放送で、あー古いけどトムクルーズの映画みたいな話やなと、結構面白そうと観てました。メインキャラのシュウタ、ラン、コウキに死んだアスミから電話同時にかかって来て同じ場所にいるのに、普通は出る前に言うだろなとか、何故身体能力が上がるのかとか、線路に挟まった脚&犬のリード問題とか。ツッコミ所はあるけど、第1話は良かったんです。

しかし、第2話以降どんどん失速していって…
ツッコミ所無いアニメなんと作れないし、逆にあった方が面白いと私は思ってるんですが、多すぎるのはやっぱりあかんですね。話もいろいろ詰めこんで、謎だらけになってよく分からない。カバ先生、クナイ、カナエの死に方が雑すぎて悲しくならない。話が進まない割にパンの話とかいらない。身体能力上がるのが薄くなって役に立ってない。

それでも第9話過去回辺りから少し面白くなったんですが、ネズミ見て火事なんか予測不可能ですよ。
終盤は忘れてた身体能力上がるのを利用して突破するも、結末はまぁ、そんな感じにしかならないよねって思いました。

背景、キャラ絵はオシャレな雰囲気にもっていきたいが、少しスベってますかね。キャラ絵が癖あるんですよ。唯一きなこが可愛いと思ってたら、視聴後男娘だと気づきショック(^^;
あと、個性的な感じのキャラ多いのに、掘り下げないから薄いです、もったいない。

私はお勧め出来ないのでネタバレレビューにしました。好きなCloverWorks作品ですが、このクール3作品も手がけてキツかったのでは、キャラの顔が変な所があったので、余計にそう思います。
後の2作品は良いデキです。

投稿 : 2022/04/19
閲覧 : 181
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10

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

トロッコ問題、とは?

視聴完了

放送順の時間軸で見ると色んなナゾがとっ散らかっていて、途中で断念しそうになるが、実はやっていることは単純明快。

ある女性が過去の実績と現状の分析から得られる犯罪予測システムの理論を作る→そのシステムがきっかけで区長と出会い結婚、子供2人を授かるが、突然暴漢に刺されて死亡→区長、亡き妻の意志を継ぎシステムの実装を目指すも、脳となるべき人工物を作成できず断念→廃校となった小学校で火災発生、2人の子供のうち女の子が巻き込まれ、体に致命的なダメージを負う→区長がその子の脳をシステムに組み込み実装→その子供と生前関係があった人物が事故に巻き込まれる予測により子の自我復活→トロッコ問題1→トロッコ問題2→もう1人の子の秘書的な人がシステムに組み込まれたこの自我が復活したことに気づき、周りに気づかれないために悪役を演じる→トロッコ問題3→トロッコ問題4→トロッコ問題5→エンド

要するにただの行き当たりばったり。
物語を盛り上げると思われたトロッコ問題も主人公たち3人の行動が微妙だったり、そもそも問題が成り立ってなかったりでいまいち盛り上がらず、キャラの行動も非常に中途半端で、最後盛り上げようとしたのだろうけどいまいち。
最後にトロッコ問題まとめで終わりに。

1.線路に足が挟まった少女に無人運転の列車が迫る
 列車を停めればクラッシュして周りに被害、止めなければ女の子は死ぬ
→そもそも列車は無人運転で外部からの停止信号もシステムエラーで受け付けない状態。つまり止められず、選択肢になっていない。
ちなみにアニメではどちらも選ばない!とか言いながら女の子をヒーロー主人公が超人的な身体能力で救出、仲間のハッカーがドローンで列車に物理的に攻撃し強制ブレーキ、女の子を少し通り過ぎ普通に停止。あれ、止めたらクラッシュして被害拡大じゃなかったの?

2.グルメフェス会場に竜巻発生。
 大人を助けるため会場の脱出を優先すれば足の遅い子供と老人は死ぬ。子供たちを助けるため会場のコンテナに身を隠せば大人が入りきれず死ぬ。
→アニメではハッカーがコンテナの手配、区長の子とヒーローが会場の脱出に動くも、導線が重なりコンテナ車がクラッシュ。喧嘩をしつつコンテナでやり過ごすも被害者多数。
これもトロッコ問題になっておらず、そもそも子供はコンテナで、大人は会場を脱出すれば助かるのだから会場のコンテナに子供老人を隠し大人は脱出すればいいだけ。強度が足りなくてもヒーローとハッカーがあればなんとでもなる。

3.豪華客船を爆破しようとする犯人と、豪華客船に乗る人々。
作中でも言っていたが選択肢になっていない。豪華客船を見捨てるなんて選択肢はただの犯罪者。考えるべきは犯人を殺させないようにする方法。

4.落雷により建設中のクレーンが倒壊の危機。それを防ぐために悪人だった人物がワイヤーで補強しに行っているが、その結果悪人は死ぬ。悪人を助ければクレーンが倒壊する。
これも悪人がワイヤーを補強しに行くのを止める、という選択肢があって初めてのトロッコ問題なのに、区長の息子がいきなりその選択肢を潰す。ヒーローはワイヤーで補強し雷に打たれた悪人を蘇生しただけ。

5.ヒーローが持つ最後のパーツ、区長の子に渡せば最強の管理システムが、ハッカーに渡せば自由な未来が手に入る。

ただの2択。
ちなみにどちらも選ばず、3人で本拠地に特攻。最後のパーツとは無関係に物事は進み、管理システムは破棄される。

あれ、結局ちゃんとしたトロッコ問題ないじゃん?

投稿 : 2022/04/18
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4

ネタバレ

nishi さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

Cloverworksの2作品の影に隠れた万策も尽きたオリジナルアニメ

万策が尽きて総集編を2回もやったアニメです

着せ恋、明日ちゃんのようにはまったく上手くいきませんでした
作画以外全て酷かったです
作画も怪しかったけど

投稿 : 2022/04/16
閲覧 : 177
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5

ネタバレ

トリプレット さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いいやん、みんなで大好きって叫ぶ最後のシーン、熱くなるやん

あれで、一人の少女が背負っていた痛みや苦しみも、責任も、全部ぶっとんで、そして明るい笑顔になって愛を叫ぶシーン、最高でした。

全12話あり、12話の最後の最後まで少女はずっと苦しんでましたが、このクライマックスのために、これまでの12話を積み重ねてきたんだと、理解できました。

あそこ、涙なしにはみれません。ハンカチ用意しましょう。

1話の途中で、主人公3人同時に死んだはずの少女から電話がかかってきて、意識をハッキングされて未来を見せられて、そして命の選択をさせられるシーンがあるのですが、ここあたりから、物語にゾクゾク感が生まれます。

そのあと数話ぐらいは基本的にこの繰り返しですが、命の選択も、知人を救ってそのほか大勢を犠牲にするか、それともそのほか大勢を救って知人を救うかの選択を迫られてばかリで、それらの選択と別な道はないかと四苦八苦する主人公達の葛藤と行動もすごくドキドキ感があります。

最後ネタバレして今うと、あすみんにみんなが大好きって言ってたシーンで、みんなのエネルギーがあすみんの肉体に奇跡を起こしてあすみんが蘇生する!!的なストーリーを見たかったです。

なぜあすみんは生き返らないんだ、生き返ったほうが登場人物達も、見ている人もハッピーエンドなのに!!

投稿 : 2022/04/15
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3

ネタバレ

いい歳したおっさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

劣化『マイノリティリポート』

原作未読(アニオリかな?)、アニメのみ視聴のレビューです。

架空の現代の東京「24区」を舞台に描くSFアニメです。この24区では「あるシステム」によって導入されているハザードキャストというアプリケーションを区民に支給し、未然に犯罪や事故を予測し防止する(犯罪予測の場合は『ガイケイ(要は警察)』が動き、未然に逮捕する)政策が区長によってとられています。
この政策がとられるきっかけとなったある小学校の大火災事件に、主人公達主要人物が巻き込まれており、その幼馴染で友達付き合いのあった少女がその火災により死亡してしまいます。
その一周忌、その火災の追悼ミサにて、参加した主人公3名のスマホに亡くなったはずの少女から同時に着信は入り・・・

ちょっと長くなりましたが、あらすじはこんな感じです。キービジュアルとあらすじでかなり面白そうに感じて視聴してみました。

{netabare} タイトルで書きましたが、皆さんは「マイノリティリポート」という、トム・クルーズ主演の映画はご存じでしょうか。
このアニメの重大な事実がわかった時、この映画と設定がほぼほぼ同じで、真っ先にこの映画が思い浮かびました。

その設定がほとんど同じという点は全然良かったのですが、クライマックスの纏め方がダメでした。
その過程はそれほど悪くなかったのです。主人公の1人「翠堂コウキ」の一家では・・・

『母が犯罪・事故の予測防止システム(香苗システム)の根幹を開発』

『父が母の死後、システムを引き継ぐも完璧な運用が出来ず苦悩』

『娘が小学校火災に巻き込まれ死亡』

『父が、死後の娘の脳を使用しシステムに組み込み完成させる』

『父が区長となりシステムを使用しハザードキャストを運用』

『娘の自我がシステム内で失われず、予測内容の選択結果に葛藤・苦悩する』

『その結果、システム上「バグ」として主人公3人に助けを求める形でスマホに着信を入れ、トロッコ問題(選択)を迫る』


この一連の設定や流れそのものは良かったと思いましたが、それらを最後に活かせなかったのは残念でした。
最終話の茶番劇としか思えない主人公3人の殴り合い、「助けて」と主人公3人にコンタクトを取ったのに最終的には「会いたくない・来ないで」というアスミ、24区中でアスミを「大好き」連呼する理解不能な区民達・・・ {/netabare}

観終わって「はぁ~・・・」とため息しか出ませんでした。

いい年して「ヒーロー」を連呼する主人公シュウタにも違和感。生い立ちや理由はある程度理解できるもののキャラとしてあまり好きになれませんでした。このキャラは好き嫌い分かれそうですね・・・
唯一「きなこ」がキャラとして可愛いかったのは救いでした。

余談ですが、映画「マイノリティリポート」はなかなか良く出来ていて面白いです。まだ観たことない方はご覧になってみて下さい!

大分、長文になってしまいました、失礼致しました。

投稿 : 2022/04/13
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4

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

★★★

2022.4.12 ★★★(3.0) 1度目観賞評価

投稿 : 2022/04/12
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ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ただのごちゃごちゃしたアニメ

今期一番の期待外れ。設定はなんか面白そうだけど、最初から最後までただのごちゃごちゃした話でした。

話にまとまりがなくて、知りたいことがなかなか知れないのにどんどん謎だけが増えていくのがストレスフル。

キャラに魅力なくてリアリティなくて複雑でわかりづらくて雰囲気悪くて底が浅いって、物語としては最悪じゃないですか? 

・主人公も味方も敵もモブも、みんな考え方や行動が極端で場当たり的に動くのが見ていてイライラする。キャラクターにまったく共感できない。みんな頭空っぽなの?
・シュウタが空気で、いなくても何も問題なさそう
・シュウタはいちいち悩みすぎ。選択することが物語上重要だから必然かもしれないけど、ジレンマを楽しむというよりただの優柔不断。
・3人そろうとあーでもないこーでもないって揉めてばかりいる
・ストーリー上特に必要なさそうなキャラクターが多い
・話が全然進まず関係ない話(しかも薄い)がどんどん挿入されるのでモヤるし興味もなくなる
・台本に操られたような不自然な行動が多い
・いろいろな謎や陰謀や駆け引きがごちゃごちゃ絡み合ってて、わかりづらい。
・謎をばら撒きすぎて消化不良のまま終盤まで放置
・某人気アニメのパクリ設定がひどいし、その設定が全然活かせてない
・3人がバラバラに解決のために動くのは面白いと思うけど、ただバラバラなだけで全く連携とれてないし何も前進しない感じにモヤる。
・最終回でようやくわだかまり解決に動いて、それもなんか低質な作画でぐだぐだやってた。これが最終回でいいの?
・パンの話など無駄な話が多くて、こんなことしてる時間あるならアスミとの話などキャラクターの掘り下げちゃんとやったほうがいいと思った。


以下、途中までメモしていたことを投稿します。
最初から面白くなかったけど6話でこの話ダメだって思ったので7話以降はメモもほぼ辞めました。
{netabare}
【シナリオ・キャラ】

6話
第一話からサイコパスっぽい設定がちらちらしてて、もしかしてそうかなって思ったらやっぱりアスミを生体ユニットにしてアスミの脳を使った演算システムっていう想像通りの展開になった。
たぶんそうだって思ってたけど、間違いであって欲しかった。

まるまるサイコパスと同じネタ。ネーミングセンスも一緒。
これだけもたもたやっといて、やっとでてきた重大要素が二番煎じ?
この回が一番失望しました。これ以後はほとんど惰性で見ていた気がします。


【変なところ】
あまりにも変なこと不自然なことが多すぎて、実はみんな作り物のロボットなのかな?って思うくらいキャラクターの行動にリアリティがなかった。
挙げればキリがないですが、1話だけでも変なところがいっぱいあります。

・線路にまるで足をわざと突っ込んだみたいに足をはさんで抜けなくなって、引っ張られたらあっさり抜けるところはあり得ないけど、どうなってるの?って思った。
・なんで犬が線路にまっしぐらに走っていくんでしょうか? 世界一おいしいビーフジャーキーでもあったの?
・飼い主の女の子も残酷ですよね。 犬の首輪外して逃がしてあげれば犬は助かるのに。

4話
・コズエがシュウタに怒った理由はわかるけど、あれだけ怒っていたシュウタとあっさり和解。 
アートを一人で探しに行かせる理由付けのためだけに癇癪起こさせて動かしてますよね?
それで、シャンティタウンは勝手知ったる庭か何かなの?
こんな引きこもりの女子が一人で歩いていいようなところだとは思えないけど。

5話
なんで問答無用で射殺したんでしょうか? 
話を聞けば事情わかるかもしれないし、話もスムーズに進むのに。
謎を残すために証拠隠滅したようにしか見えない。

9話
カナエは自殺願望でもあったの?
なんであんなやばそうな人をシャンティタウンみたいな危ないところで追いかけて行ったんでしょ? 正気とは思えないです。

{/netabare}

投稿 : 2022/04/11
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23

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

今後のオリアニに期待<55>

各話の配置とか構成はいいけど、各話ごとが細部まで詰まってない印象の序盤。後半は今までのお話をまとめてく流れから著しく微妙な回はなかったものの、一番デキが良かったのは過去編の9話で最終回は大オチ含めてやや微妙。
ニトロプラスの人のアニメ脚本構成初挑戦ということで、想定外もあったのかな。
ラストは、カナエちゃん寿命なら放置しててもカナエシステムなくなるよなぁ、ってのと住民にティーンの青春お涙を見せて理想的な方に進みましたってのがちょっと・・・。
物語を通して、選択を突きつけるってのがうまく機能してなかったので、最後に両取り成功しても、そらそうなるやろねぇってな感じ。
物語中に両取りは不可能という酷薄さと最後に両取り実現するものすごい奇跡の描写が両方不足気味だったかと。
それでも次に期待したくなるオリジナルアニメではありました。
同じ期に3本アニメ放映したCloverWorksのみそっかす扱いなわりには、オリアニ売りの某とか某を越えてるし。

間に合わずと総集編のせいで次の期にめり込んでたけど、放送枠とかやりくりできるのかなぁ。どうせアニメ放送するからという枠の抑え方なんでしょうか。

いっかいやすみ<55>
6話まで視聴。
初回だと超人能力で活躍する単純なヒーロー物って呆れ気味の印象だったけど、全然そういう方向ではないじゃない。なんであんな展開を初っ端1時間スペシャルでやっちゃったのかな。
単話ごとは微妙でもそれぞれバラエティのある展開なので、見飽き感は薄い。
RGBの対立でドラマ的に深まるかなってところで、開始前から囁かれてた作画不安が炸裂したのか7話は延期して再放送。
最終回がズレると面倒だなぁ……観続けるか微妙なライン上ではあるけど、同じ用に微妙な同期中では現状これがトップくらいの位置なのに。

のんきな進行<52>
3話まで視聴。
2話はひたすら過去の提示で能力使っての山場無し。
そりゃタメの回も必要なんだろうけど、それがただタメのみで終わってしまうのはどうなのか。
3話では選択の重み付け。初回であっさり両方助けたせいで。やたら軽くご都合に見えてしまってたけど、今回は両取りが失敗。
犠牲になったのがカバ先生で、関係を描写してたけど喪失感はイマイチ。
話をまたいだストーリー進行計画を練ったのかもしれないけど、各話単位での魅力が足りな下げ。
両取りの失敗は初回でやった方がよかったし、その上で選択しないと大切な人がどんどん失われていくみたいな示唆を入れとけば緊張感でたんじゃないかなぁ。
トータルな構成としても、1話はご都合ヒーローアニメっぽい話で動きで見せるぜ、2話は過去話ばっかやるぜ、3話目でようやく選択肢に重みをつけるぜって最重要の序盤にのんきだなぁ。

お話だけアレな気が<52>
1話視聴。
初回1時間枠ながらも1話ということらしい。
冒頭、女の子が車に跳ねられる事故映像で目をキャッチしてから能書き独白が始まって、ちゃんと工夫してるなぁとオリジナルアニメに対する甘々な良かった探し。
演出は優れてたのか、お話がチュートリアルな事件といった感じで普通だったのに退屈することなく1時間観れた。
パルクールな動きをする青とかアニメ用の動きのキャラですわね。
ラストが強引で、線路に挟んだってのがどうやって?だし、割と時間があって下はバラストがひいてあるんだから石を一つ一つ抜いていくのも難しくなさそうだし、それを超スピードで引っこ抜いたら足千切れそうだしと、無理無理でしたわ。
作ってる方も無理があると思ったのか、どうやって足を抜いたのかは画面の外というなんかお話と演出が分離してるような感じ。
トロッコ問題出したかったんだろうけど両方助けたらトロッコ問題にならないし、そもそも誰も葛藤してないという。

総作画監督が作画崩壊が起きそうとツイートしてるのが本作のことだとか囁かれてたり、なんか不穏な現場ですねぇ。

投稿 : 2022/04/11
閲覧 : 511
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4

ねるる さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

【酷評】令和のアニメ史に残る圧倒的駄作。

2022/01/27 3話まで視聴済み。

3話まで見たけど、全然面白くならない。切りたくなってきた。

主要キャラの3人が1人の死んだ女に囚われすぎだし、3人とも子供っぽくて、独りよがりな厨二病って感じ。今のところ人気声優に任せて視聴率取ろうとしてる作品にしかみえない。面白くなるのかな…。

2022-04-10 全話視聴終了。
〜あらすじ〜
東京湾に浮かぶ人工島「極東法令外特別地区」――通称“24区”。そこで生まれ育った幼馴染"シュウタ"、"ラン"、"コウキ"。しかし彼らの関係は、1人の大事な人の死をきっかけに大きく変わってしまう。そんな中、ある日死んだはずの仲間からの着信があり、彼らに“未来の選択”を迫る。3人が選ぶ未来の選択とは_。

最後まで少しも面白くならなかった。
多くを語る気も失せるくらいの駄作。
トロッコ問題から始まり、色んな問題に手を付けたけど、どれも中途半端で整合性がなく、キャラクターの言動も独りよがりで理解し難く、見ててダルかった。
理解しようと思う気持ちさえ湧かないつまらなさ。

メインキャラ3人が協力しあって2択を迫るトロッコ問題を解決していくと思いきや、そんなことも無く、全て悪い方向に進むというお粗末さ。最終回間近の3人で殴り合うシーンも、安っぽいし、ラストの愛してるもポカンだし。意味がわからない。この作品を見て誰が面白いと思うのか。

加えて作画が崩れる回もあり、どうしようもない。
音楽だけ無駄に良いのもなんか無理。

このアニメのまともだったのは1話と過去回だけかな。
2クールものだったら完全に切ってた。

見切った皆さんお疲れ様でした。

投稿 : 2022/04/10
閲覧 : 376
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12

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ストーリーは無駄ばかりで雑だし話もキャラも魅力が無い

最終話視聴完了

8話以降はパン作りみたいなしょうもない無駄話が無かったがとにかく雑。
最初のレビューでピンチに至るまでの過程が雑と書いたがこのアニメは最終回に至るまでが雑。
ツッコミ入れたくなるような所がある。
そのあたりは他のレビュアーさんもいっぱい書いてる。
例えば香苗が殺されたとこ。
明らかにヤバい奴を1人で追って刺されちゃうとか迂闊にも程がある。
死んでしまった理由を仕方ないなと思えるような事にしてくれよ。
まだまだあるけど他のレビュアーさんのを参考にして下さい(おい)


とにかく粗いです。
やりたい事を取捨選択せず全部詰め込んで繋いでみましたって感じ。
そのやりたい事のクオリティーも高くない。
おかげで前半はダラダラダラダラ進むストーリー。

後半は少しだけマシになったけどストーリー自体の魅力が薄い。
香苗の死因もそうだし、学校が燃えたのはネズミのせいだったとか、カルネアデスの正体は黒葛川だったとか、なんか首を傾げたくなるような事ばかり。

とくに面白くなく積み重ねも無い状態で、最終回に皆が「大好きです」って言いながら涙流すのを見せられてもね…
宗教みたいで少し怖かったんですけどw

キャラクターの魅力も薄い。
特にシュウタは主人公のくせにウダウダ悩んでばっか。
キャラ同士の絡みが少なくどのキャラもバラバラに動いてるだけでまとまってないように感じた。

良かった所はシャンティタウンの雰囲気くらい
よくRPGでも出てくるああいう場所の建築物とか荒れた雰囲気が好きなので。
現実にあったら絶対行きたくないけど(笑)


全体的に酷かった。
余計なエピソード入れずテンポ良く進めればまだ良かった。
というか圧縮したら2時間くらいの長編作品になりそうじゃないか?
そう思えるくらい無駄が多かった。
カバ先生やクナイが無駄死にだったと思えてきます。


余談
最近オリアニ酷いですね。
人体コア、家族が死んで闇落ち(?)とかオリアニで今更やる展開じゃないと思う。
カナエシステムにアスミが組み込まれてるの知った時、全然驚かなかった。
予想してた人も多かったかも。

作画とストーリーは良かったが最後にトンデモ展開の海賊王女
無駄エピソードばかりで完結しないサクガン
中身のレベル高すぎてチンプンカンプンのSonny Boy(理解力不足のせいでもあるが)
作画が悪く無駄エピソードばかりだけど完結した東京24区

個人的に厳しかったなぁ。
どれも素材は良いのに。

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初稿

何か雑なんだよなぁ

1話でまりが線路に足が挟まりピンチという場面。
その挟まり方はおかしいし、救われる時あっさり足が抜けるのもおかしいだろってのが雑。

というかそもそも
犬が逃げて駅から線路に入っていったのはまあ無くはないかって感じだったけど、犬を追いかけてまりが躊躇いなく線路へ入ってくのはおかしすぎ。
普通駅員に言うよね?
小学校低学年くらいまでの子供なら判断できないだろうから仕方ないかもしれないが(低年齢の子供にホームドア乗り越えて線路に入っていけるフィジカルはまず無いけど)
この女バカじゃないの?って思いましたよ(笑)

ピンチに至るまでの過程が雑というか杜撰というかお粗末。
どうしてこうなったのか理解できん。


自分はそんなに深く考えないで見てるから3話の竜巻、5話のクナイのテロ、8話のクレーン倒壊に絡んだ二択の所はそれなりに良かったと思う。
ツッコミどころは多々あるけど。

それ以外の話が中身薄くてつまらないしテンポが悪すぎ。

2話のグルメフェスティバル、こんなのサクサク進めてとっとと竜巻発生のくだりに持ってけよって思った。

4話のシャンティタウンへ行った梢ちゃんを追いかける話もまるまる1話使わなくていい。
前半と後半で梢ちゃんキャラ変しすぎじゃない?

6話はクナイが殺された後の流れをダラダラやって最後にやっとカナエシステムについて少し明かされた。
もっとサクサク進めてよ。

万策尽きて1週飛ばしてからの7話
中盤なのにパン作りで1話使うなよ…
風呂で溺れたシュウタにきなこが人工呼吸しようとしてたけど、気道確保しないし鼻をつままないしキスしようとしてるだけ。
この子もバカなの?それともスタッフは人工呼吸知らんのか?


話に悪い意味で緩急がついてる。
毎話アスミから電話きて対処していく息もつかせぬ展開にすればいいのに、薄い日常回みたいなの挟むから盛り上がらない。
2・4・6・7話で話が進んだり色々解明されれば見所あるのだけど、話が進むのは最後だけだしわからない事も多い。

各キャラがバラバラでやりたい事やっててどうしたいのかいまいちわからない。
どうまとめてくるんだろうか。
設定はそこまで悪くないのにシナリオとシナリオ構成が下手くそすぎるしキャラの味付けもいまいちで魅力が薄い。

評価は最終話視聴後に。

投稿 : 2022/04/10
閲覧 : 262
サンキュー:

9

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

管理社会アンチテーゼの青春劇として悪くないが、真価発揮が遅過ぎる

【良い点】
設定とテーマと大筋のストーリーはかなり良い線突いていた。
治安の悪い特区で「PSYCHO-PASS」のシビュラシステムの黎明期初期段階めいた管理ディストピアシステム構築されようとしている舞台背景、
タイプの異なる主人公トリオが各々のやり方や正義に葛藤し衝突する過程を青春劇にしつつ
「トロッコ問題」というAI社会で避けては通れぬ問題提起。

話が進むと過去に死去した筈のヒロイン(トリオの一人の妹、他二人の幼馴染)がカナエシステム(本作でのシビュラ)の中枢と判明、三人は彼女とも向き合っていく。
個々の要素は過去作で使い古しているネタだけど(サイコパス、フロントミッションのカレンデバイス等)、それを2020年代のトレンドであるAIとトロッコ問題、正義の在り方、民主主義か管理社会か?
といった今日的なテーマを描こうと試みた意欲は評価したい。
2020年から世界的流行病への対処失敗で民主主義国家の自信が揺らぎ、管理統制国家が対処に成功(したかに見えた)事で、自由意志よりもAIなどシステムの管理統制重視の気風が出てきた時代に、
カナエシステムに向き合う各々の群像劇と回答は、
今日的なテーマをちゃんと描けていたように思う。
過去の過ちは取り返しがつかないし、これからも何度も間違うだろう。けれど可能性を恐れず自分たちで選んでいく。
やや青臭くはあるけれど、回答としては申し分ないと思った。

全12話を通しての伏線や回収は良く出来ている。
前半は分かりづらいが通してみれば、
こういう事だったのかとちゃんと分かる。
どちらかというと現在進行形の話よりも過去回想の方が良かった。

主人公トリオの性格や立ち位置は明快だったし(タクティクスオウガ風に言えば、アーティストでハッカーなアウトローのランがカオス、市長の子息でエリートのコウキがロウ、そしてメイン主人公のシュウタがニュートラル)、ラスボスの市長も妻と娘を愛するが故に道を踏み外した哀しき人であったり、秘書とコウキなど過去の掘り下げが進む後半のキャラドラマは良い。

【悪い点】
中盤から後半の過去掘り下げや真相判明するのが遅く(9話前後)、
序盤から前半の話が分かりづらい上にフラストレーション溜まりがち。
謎の状況で延々とトロッコ問題の悪意強いられる展開に辟易。
テーマ上必要な過程なのは通してみれば分かるが、個々のトロッコ問題エピソードがチープで白けてしまう。
トロッコ問題がチープなのは、折角の良きテーマも浅く感じさせる。
後半の過去回想は良いが、序盤から頻繁に回想入れられても未だ視聴者がキャラ掴めていない時点では話が散漫に見えてしまう。
その時点から話が複雑になっていく、そのためか前半が面白くない。
9話前後から割と面白いんだけど、大方の視聴者はその前に脱落しそう。

キャラが個性的に見えて弱い。
主人公トリオの性格付けはテンプレの域を出ないし、
生きてる幼馴染は空気だし。
主に大人たちに魅力出てくるのが中盤以降の過去回想からで遅い。
カナエシステムに囚われたアスミの存在の大きさは過去回想見れば分かるが、逆に言うと単発の過去回想に依存する構成では足りない。
三人の友情やアスミの存在という軸は良かった、
そこを終盤無理矢理盛り上げてはいたが全体的にはイマイチだった。
もっとアスミちゃんを掘り下げるべきだった。

アクションは部分部分では外連味があるが、チープなシーンも多い。
キャラデザもあまり魅力がない。

【総合評価】4点
管理社会アンチテーゼの青春劇として悪くないんだけど、
飽きさせず見せる構成が拙かった。
微妙に惜しい要素が重なって、良作から脱落した感じ。
評価は良い未満だけど酷評はしたくない「普通」

投稿 : 2022/04/10
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東京24区のストーリー・あらすじ

東京湾に浮かぶ人工島「極東法令外特別地区」――通称“24区”。 そこで生まれ育ったシュウタ、ラン、コウキは、家柄も趣味も性格も違うが、いつもつるんでいる幼馴染だった。しかし彼らの関係は、とある事件をきっかけに大きく変わってしまう。 事件の一周年追悼ミサで、偶然再会を果たした3人の電話が突如一斉に鳴る。それは死んだはずの仲間からの着信で、彼らに“未来の選択”を迫るものであった。3人は、自分の信じるやり方で、愛する24区(マチ)と人々の未来を守ろうとするが―――(TVアニメ動画『東京24区』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年冬アニメ

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