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「現実主義勇者の王国再建記 第二部(TVアニメ動画)」

総合得点
68.6
感想・評価
201
棚に入れた
716
ランキング
2088
★★★★☆ 3.4 (201)
物語
3.4
作画
3.2
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.4

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☆の総合評価
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現実主義勇者の王国再建記 第二部の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

国王としての責任ある決断 →B級作品だが愛すべき一流のB級作品

【レビューNo.172】(初回登録:2025/3/2)
ラノベ原作(なろう発)で
・第1期:2021年作品。全13話。
・第2期:2022年作品。全13話。
一応リアタイで視聴してましたが、本作もちょくちょくABEMAで一気見配信
されているので、タイミングが合えばなんだかんだと観てしまう作品ですね。


(ストーリー)
主人公・相馬一也(ソーマ)は19歳の大学生。堅実に公務員になることを考
えていたが、ある日異世界の超大陸ランディアにあるエルフリーデン王国に
勇者召喚されてしまう。
エルフリーデン王国は慢性的な財政難にあえいでおり、強国グラン・ケイオ
ス帝国に(魔族と戦うための)支援金が払えないため、勇者召喚を行いそれ
を差し出すという代替案にすがったのだった。
帝国に引き渡されると不安に感じたソーマは「富国強兵」を声高に唱えその
場を凌いだものの、今度は王位を譲位され国の再建を押し付けられることに
なる。
こうしてソーマの異世界での王国再建記が始まるのだった。


(評 価)
・B級作品だが愛すべき一流のB級作品
 率直にいえばB級感に溢れる作品ではあります。
 ・作画等から滲み出る低予算感
 ・特殊能力で「俺tueee」するわけではないが、若干19歳の若者が現実世界
  での知見を駆使して様々な分野で成果をあげていくご都合主義感
 でも本作の評価すべき点は
 ・制作陣はやれることをしっかり頑張っていると感じる
 ・原作者も自分の描きたいことをしっかり描いていると感じる
 「B級作品だが愛すべき一流のB級作品」と感じるところなんですよね。

 例えばこの手の作品だと、国家間の紛争といったところに力を入れがちな作
 品が多いですし、本作も内乱やそれに乗じた他国の介入等が描かれています。
 しかし本作の真骨頂はその後の戦後処理や講和会議・外交にあり、その辺が
 面白く描かれています。

 また「王国再建モノ」ということで、王道的な
 ・財務再建
 ・道路網の構築や新たな都市建設等のインフラ整備
 ・軍事再編や強化
 ・食料問題
 を始め、国家の根幹をなす上で重要な
 ・医療衛生の推進
 ・教育改革
 ・防災・災害救助
 ・変わったところでは奴隷制度や難民問題
 といった地味なテーマも、この原作者なりにきちんと世界観を熟考した上で、
 上手く物語に落とし込んでいるなっと感じます。

 あとこの作品独自の「宝珠放送」という仕掛けが面白く
 (魔法による国営TV放送的なもの)
 この仕組みのおかけで
 ・優れた人材発掘の呼びかけ
 ・(食料問題の暫定対策として)変わった食材を紹介する料理番組
 の4話位までは、サクッと観れちゃう感じですね。
 (あと国民に娯楽を発信して、自由さをアピールする戦略も面白いですし)
 ただ2クールという尺を持て余し気味だと感じる部分はあるかな。
 異世界要素の閑話的な話がちょくちょく挟まれるのですが、これは好みが
 分かれそう。
 しかし最後に{netabare}(突然の王位譲位という){/netabare}最初の伏線も綺麗に回収されて、
 キリのいいところまでアニメ化してくれたのは高評価。


・国王としての責任ある決断
 個人的に本作の一番の魅力は
 ・国王ソーマがこの国の未来像をしっかり描き
 ・それを実現するために「国王としての責任ある決断」を下していく
 その様がきちんと描いているところだと思います。
 本作は政治思想家マキャヴェッリの「君主論」をベースに描かれているので
 すが、その中では「『残虐』の有効な使い方」について触れているように、
 時にソーマに非情な決断を迫るシーンも描かれています。
 最初は「腰掛程度」にしか考えていなかったソーマが、愛する者や守るべき
 仲間や民を得てこの国の理想のために邁進していく、そこに本作の面白さが
 あるのかな。

 特に今の日本の政治の凋落ぶりをみると余計にねえ・・・だから
 「物語の中で位、責任ある者がしっかりとその任を全うし、理想的な国家再
  建する様が描かれてもいいじゃない。」
 と、思わせてくれる作品なのかなっと。


・女性キャラはロロアがよかった
 女性キャラは王位を譲位された時に、前国王の一人娘リーシアとの婚約も
 発表され、その後も異世界モノらしくハーレム的な展開もあるのですが
 ・皆キャラデザも悪くはないのだけど、平凡で”華”や”萌え”がない
  性格等キャラ描写も無難
  (作画もたまに怪しいところが・・・)
 ・ソーマが奥手っぽい
  それに政務室に寝泊まりするようなワーカーホリックぶり
 ということで、色気もなにもねーなっとw
 (一応「頑張ってそういうシーンも入れました」的なものはありますがw)

・そんな中でもロロアはキャラが凄く立っててよかったかなっと。
 ・愛くるしい少女キャラで敵国の姫だったが、ソーマの才能に惚れこみ押し
  かけ女房に
 ・抜群の経済センスを持ち、商才も豊か
  (また国を憂いて暗躍する等の策士ぶり)
  それを演出するような M・A・Oさんの関西弁がピタリとハマる
 特に”智”においてはソーマの独断場であったので、彼と対等に渡り合える
 彼女は2期では貴重な存在でしたね。
 惜しむべきは出番が少ないところですが。
 あとジュナさんの
 {netabare}「姫様が強さを引き出すなら、私はあなた様の弱さを隠します。」{/netabare}
 は”癒し枠”として、なかなかの名言だったかな。
 全体的に真面目に内政モノをやってるって感じなので、この辺はまあご愛敬
 ということでw、

 
上述のようにキャラ萌えやド派手な戦闘シーンといった分かりやすいエンタメ
性に欠け、地味な内政モノを中心に描いていくので、好き嫌いははっきり出る
作品ではあります。なろうらしいご都合主義もありますし。
でも原作者の描きたいことがはっきりと主張されているので、個人的にはつい
何度でも観てしまう「愛すべき一流のB級作品」という評価ですね。
(なんやかんやで見返す度に、原作者の細部のこだわりが垣間見れますし)
またナレーションが速水奨さんなのも、いいキャスティングでしたし。

今のアニメって結構「圧倒的な勝ち組」と「アニメ化だけが目的の負け組」に
2極化してきた部分があると思うので、こういう
「制作陣が入れ込み、面白いかどうかやってみなければ分からない」
的な中間層アニメが増えればなあっと思いますね。

投稿 : 2025/03/07
閲覧 : 184
サンキュー:

12

easy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

S1序盤からお寒い『水晶使ってTVショー』で悪い予感はしていた、似非関西弁ヒロインで瓦解する物語

マイナー食材を普及させるために水晶を使って全国放送だ
グルメ番組で「まいうー」とか言わせればいいんじゃね
歌姫をプロデュース…

安直でとても寒い

ポンチョ君自体はいいんだ、ただ、この段階で嫌な予感は有ったのだが
原作は後にこの手の雑な先史文明的技術を脳死採用してゆくらしい
更にわざとらしい関西弁を使う敗戦国ヒロイン・ロロアで違和感倍増し

・賢い設定
・関西弁
・口リキャラ

私はこの手の似非関西弁キャラにアレルギーが有ります
賢い設定としたロリキャラに憑依、言いたい事を説明する気持ち悪さ
打算寄りで好意も薄い此奴が出てきてからは不快な時間が増えていく
此奴の鬱陶しい行動から始まる『全員と婚約』クソどうでもいい流れで
終盤は一気にハーレム物に傾き、嫌な側面が噴き出すのが印象最悪でした

楠大典さんのファンなので、王政の膿を出すゲオルグの処遇周り、
黒幕を一気に容赦なく粛清するところまでは面白かったんですけどね
似非平和主義でなく、モヤモヤがサクッと処理されたところまでは

下品な私は「雑破業」という名前で×たなり漫画を思い出すわけですが、
引き・クリフハンガーを繰り返す脚本は良かったと思います
また、上記黒幕処理でも行われている『結から見せ、あとで種明かし』
推理物構成も良いのですが、似非関西弁と似非先史文明の雑さが…

投稿 : 2025/03/02
閲覧 : 60
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

守備範囲の広さは感心する

 原作は未読。
 1期は内政中心の内容だったが、1期終盤のアミドニア公国との戦争を機に、本作では
外政部分が増えたことで、話に広がりを感じる。
 一方、内政の方は奴隷や難民の問題などより深刻な問題を扱っており、ドラマに深みを
感じる。
 他にも医療衛生の問題、宝珠放送によるメディア利用、料理開発、都市建設など、他の
国作り系作品と比べても扱う範囲が広い印象。
 内政以外にもこの世界での科学技術や魔物と魔族の関係性など、取り上げる部分の守備範囲が
広いなと。

 ストーリー的にはソーマ・カズヤの即位の真相や、それに伴う1期での内乱の
ゲオルグ・カーマインの行動の真意などが明らかになり、解答編といった展開。
 内乱と言えば、これまで優しさを前面に押し出した感のある治世を進めてきたソーマが、
内通者とはいえ皆殺しにする展開はなかなかインパクトあるもの。
 作中でも触れられているようにマキャベリの「君主論」の影響がありそうな行為だが、
この内通貴族粛清以外の部分はマキャベリズムとは程遠い治世。さすがにマキャベリズムを
押し通すような主人公はピカレスクものでもなければ無理かな。

 一方、ソーマの恋愛事情だが、男性主人公に好意を持つ複数ヒロインがいるような設定の
作品をハーレムものと呼んだりするが、本作では本当にハーレム作りが始まってしまった。
 ハーレムものは主人公が複数のヒロインと関係を持つような展開になると倫理的に
批判されたりするが、異世界の王様による一夫多妻となると特に問題にならないようで、
ある意味面白い批判からの逃げ道といった感じ。

 1期に較べて内容的にバラエティに富み、面白要素が増えた感じだが、唐突に扱う内容が
変わることの連続で、ブツ切り感が凄い。

2022/06/22
2024/02/07 加筆・修正

投稿 : 2024/02/07
閲覧 : 172
サンキュー:

5

きゅん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:----

どんどん面白く無くなる

とにかく主人公クソ。
口だけの頭悪い独裁者て感じのキャラ、

投稿 : 2024/01/22
閲覧 : 60
サンキュー:

1

hidehide さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

今まで…

一体、今までどうやって国を回してきたのか…
一体、今まで何を食べてきたのか…
一体、今までどうやって流通、物流を可能にしたのか…

再建を計るにしても、
『そんな所から?』のレベルが多すぎて、
割りと大した事はやってないと思ってしまいましたが…

ま、それらも含めた、『再建記』なのでしょうか。
だとしたら、先々、まぁまぁ、果てしない…

投稿 : 2023/10/10
閲覧 : 77
サンキュー:

1

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★☆

過去の名作の一つ、「十二国記」を思い出させるような感覚。第二部を観て、さらなる来たいと3期の到来を願う作品。

2023.05.30 ★★★☆(3.7) 1度目観賞評価

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 108
サンキュー:

2

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

悪くはないけど印象が残りにくい…

まずは総評

『 悪くはないけど印象が残りにくい 』

上から目線で申し訳ございません…(; ・`д・´)
全体的に悪いことは少なかったです。
作画も1期2期通じて崩れてると思いませんでした。

ストーリーとしては転生者が国を救うという話でした


◆ストーリー
俺最強系ではなく頭を使って策略を練っていきます。
個人的に強い系は飽きているので、好感が持てます!
   (ただキャラが問題でした)


◆テンポ
そこそこです!途端良いとは思いませんがしっかり展開はしてくれるので
気にはなりませんでした。


◆キャラ
本作品が最も問題だと思う点です。
まず主人公の知識がどう考えても年齢と合いません。
いち大学生が持つ知識ではないですし、持ってたとしてもそれを実行するのは得ることよりも非常に大変です。
年齢を高く設定してくれれば、度量も納得できますがさすがに無理があります。
その点が本当にもったいない気がします。


本作はキャラがそこそこ多いので、ヒロインがどうしても薄く感じます。
当たり障りもなく…といった具合で、少し八方美人な気も。
癖がある方が賛否はあれど印象と味気がするかなと…
そういう意味では癖ありの俺最強系の方が覚えやすいでしょう。





ポテンシャル自体は低くなかったと思いますが、
キャラなど乖離している部分があり、当たり障りがないのもあって印象がどうしても普通ぐらいになってしまいます。
ただ戦わせるものじゃないので、知識がある分余計にもったいない…。 
もっと練れたはずなのでは……!んーすごく勿体ないと感じます。
そんな作品でした。

投稿 : 2023/04/26
閲覧 : 131
サンキュー:

3

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真

2023/04/20 初投稿

OP・EDが変わった14話から最後まででいいのでしょうか?


第2部も面白く見させていただきました。

社会の改革的な話好物なのです,

さらに相談,会議,謁見,対談,交渉いろんな話し合いの場面が多くありました。わりと会話シーンの時間が長いです。
これまた好物です。(たぶん少数派でしょう^^;)


個人的に{netabare}奴隷制度に手を付けた{/netabare}22話は神回認定です。
ほぼほぼ,ゲストキャラ中心にストーリーを展開している点
はじめソーマ達が出てこない(序盤は出てきますが・・・)展開に違和感を感じるのですが,いつの間にか話に引き込まれていました。
もちろん,ツッコミどころは山ほど有るのですがw
そもそも,教育ってそんなに短時間でできるの?(作中何年もかけたようには見えませんでした。)
仮に短時間で出来たとしたら
①この世界の人類がみんなすごく優秀(これだと,ソーマがすごく有能な国王であることと矛盾します。)
②ジンジャーが教育者としてものすごく有能{netabare}これは,終盤ソーマがジンジャーを奴隷教育所の設立者にスカウトしたことを考えれば一応あり得る話です。しかし,物語から受けるジンジャー像は奴隷に対しても思いやりがある優しい人程度です。恐らくストーリー的に教育に要する時間は考慮されていなかったと見るのが妥当な気がします。全ては,奴隷に対して教育を行い改革を行ったという功績を表す記号のような気がします。しかも,最終的には奴隷制度は維持されるばかりか,奴隷商人は公務員化されるというよく分からない展開w{/netabare}
と色々ツッコミどころは感じながらも,見終わった後はすごく感動しちゃっていたわけですw

24話の難民問題についてもすごく良かったし
お妃講座も割と好きですw
最終話のとって付けたような{netabare}突然の超展開も実は結構面白いと思いましたw(全くの出たとこ勝負という分けでも無く,14話で伏線張って言いましたねw){/netabare}

自分としては終盤特に盛り上がり面白かったようにおもいました。

そうそう,ハーレム構成員として1期からちらほら顔を出していたロロアがついにレギュラー化したのも高ポイントです。自分はロロア推しです!!

わりと,賛否が分かれる作品(しかも,否の方が多数かもw)のような気がしますが,自分としては星五つのお気に入り棚入りという最高評価だったりします。

ところで,書き忘れましたがソーマが反体制派の貴族達を一気に殺害したところは流石に引きました・・・

投稿 : 2023/04/21
閲覧 : 457
サンキュー:

15

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

よくあるなろう?

異世界に転生されて
こっちの知識を異世界に教えながらまちづくりするって感じのよくある感じのお話
戦闘シーンはほとんどなく、会話が多いから地味ながらもキャラクターが可愛いのでそれだけで見れた
人に進めるほどでは無いがまあ可もなく不可もなくな作品かな

投稿 : 2023/04/18
閲覧 : 116
サンキュー:

3

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ストーリーがとにかく薄い

2クール26話

現代社会から、剣と魔法の異世界へ召喚されてしまい王様としてダメダメな国を再建していくとう話。

たしかに現代社会の知識は有用でしょぅか、なぜ主人公がそこまで優秀なのかもよくわからず、話がご都合主義的に好転していきます。

中盤以降はハーレム色が強くなり、なんだかフワッとしたまま終わります。

暇つぶしに見るレベル。というと酷評に聞こえるかもですが、私は相当な回数の寝落ちをしました。

投稿 : 2023/04/17
閲覧 : 169
サンキュー:

2

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自国より先に

自国のゴタゴタを治めてその先に進んでいく第二部。
平和だけでは終わらなくなり、色んなややこしい事象が絡み合ってきて、主人公の負担もどんどん増える。

他国との協力・連携も必要になってくるので更に頭が冴えてないと話ならない。それをあの若さでガツガツ進めていくのはやっぱり面白い。

この二部でさえまだ真の目的には達していないようだし、今後の二期?三期が凄く楽しみ。
多分ここからがもっと思っていた事の逆だったりなんやかんやなるはず!
その為に異世界からの主人公が存在するって所が関わってきて期待大。

投稿 : 2023/04/05
閲覧 : 102
サンキュー:

5

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

現在の国際情勢からも、考えさせられる21話目

あにこれはアニメを楽しむサイトなので、あまり政治的なことは書きたくない(し、書いてきていない)のですが、流石に今回は看過できないですね。

本作の21話目。東西の争いを寓話的に表していました。レビューではアニメ内の寓話を要約して引用し、私感を述べます。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
東の神様は言いました。世界は平等なのだ。人間よ、同じ分働き、同じ作物を得なさい。

西の神様は言いました。世界は自由だ。人間よ、自由な時間に働き、自由に作物を採りなさい。

困ってしまったのは、その境界付近の国々です。その2つの神様を信じる国々が争ったら、真っ先に被害を受けるのは自分達だからです。

そこで、3つの取り決めをしました。

1つ。武力で国境線を変更するのはやめましょう。

1つ。それぞれの国の民族に自分のことは自分で決められる権利を与えましょう。

1つ。東西の国の文化交流をはかって仲良くなりましょう。

この寓話の結末は、東の神の勢力が力を失い、全面戦争にはなりませんでした。しかし、後に多民族国家で、ある民俗が独立をはかります。これを認めれば、「武力による国境線の変更」を認めることになり、認めなければ「民族自決の原則」に反する。この矛盾に、ルールを定めた国々は身動きがとれなくなります、、、。


このアニメでは、主人公の国が人類宣言に加盟していないため、人類宣言加盟国から侵略され、撃退したことで1都市の統治を獲得。しかし、大国の要請によりそれを変換。後に、返還後の圧政に苦しんだその都市が主人公サイドの治世を求めて国を変える。それに他の都市も連鎖的に主人公サイドに流れ、結果として、国家が併合されてしまいます。

アニメが放送されたのは、一昨日の2月27日。

びっくりするくらい、今のウクライナの情勢に近いんですよね。ただし、プーチンには正当性が全くなく、単なる侵略戦争ですが、本作には、主人公サイドに正義があり、併合される国の国民もそれを望んでいるように描かれている点が違いますが。

これは、アニメの制作サイドも気を遣ったのだろうと思います。あまりにもタイムリー過ぎる上に、主人公が(結果的には)ほぼロシアと同じことをしているのだから。

資本主義と共産主義の戦いなんて、目には見えないものの戦いなんだから、紙とペンで存分に行えば良い。議論をすること自体は悪いことではない。

ただし、それを暴力によって押し通そうとした時点で、言論や思考の戦いは放棄した=負けを認めた ということになる。

「暴力とは弱さの1つの形である」D・ロシュトー

フランスのサッカー選手の言葉だが、真実を捉えていると思う。それが戦争であれ、私たちの身近な人であれ、暴力に訴える人は本質的には弱い。

それは間違いのない真実だが、暴力の恐怖というのはその理不尽なまでの威力にあって、いくら自分が正しいことを言い、相手が間違っていたと証明しても、ナイフで刺されたら死んでしまう。死んでしまっては、いくら正しくたってなんにもならない。まさに、今、ウクライナの方々はそういう理不尽さと戦っているのだと思う。

今回の戦争は、ロシア国内でも批判されているという。そりゃそうだ。ロシア人でも戦争を望まない人の方が多数ではあるだろう(と信じたい)。

私の知り合いに、柔道で全日本3位になった人がいて、昔、プーチンと練習試合をした(リアルに)。プーチンも全く弱いわけじゃなかったが、全日本選手権に出たら1回戦負けかなという感じだったらしいが、結局彼は投げることは出来ず、判定で負け(てあげ)たらしい。

やはり、こういう状態が良くないんだと思う。

「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです」

「何百年かにひとり出現するかどうか、という英雄や偉人の権力を制限する不利益より、凡庸な人間に強大すぎる権力を持たせないようにする利益のほうがまさる。それが民主主義の原則である。」

「民主共和政治の建前──言論の自由のおかげである。政治上の建前というものは尊重されるべきであろう。それは権力者の暴走を阻止する最大の武器であり、弱者の甲冑であるのだから。」
 
「戦争の90%までは、後世の人々があきれるような愚かな理由で起こった。残る10%は当時の人々でさえあきれるような、より愚かな理由で起こった。」

全て、「銀河英雄伝説」の「ヤン・ウェンリー」の言葉です。彼の言葉を借りるのなら、正に今、「残る10%」の戦争が行われているわけです。

「私は少し歴史を学んだ。それで知ったのだが、人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。生命以上の価値が存在する、という説と、生命に優るものはない、という説とだ。人は戦いを始めるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。それを何百年、何千年も続けて来た……」

1日も早く、この戦争が終わり、ウクライナに、そして世界に平和が訪れることを願っています。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
交渉になかなか見所があった。引かないところは引かない。交渉だけで1話使うのは、転スラ2に通ずるな。アニメスタッフの気概は感じる。

2話目 ☆3
ジャンヌ、以外に抜けている。普通、魔族が魔獣を食べた段階で、2つの種族が異なる、もしくは主従の関係にあることくらい分かるだろ。魔族は少数民族。結局、現代無双はあるな。

3話目☆3
アニメだからだが、即決即断だな。王女、恋のライバルかな(笑)? 

4話目 ☆3
あの王様、やり手なのか? ちゃんと死んだ? 実は生きてる感じかな。

5話目 ☆4
ガッツリ殺したな。残虐の使い方。そしてラブコメ(苦笑)

6話目 ☆2
これは、、、かなりチートが進みそうだな。

7話目 ☆3
ジーニャの存在は、この作品のバランスを崩しそうだな。あ、逮捕案件だw まあ、今併合しなくても、結果的に3国と国境は接するわけだから、とりあえずもらえるもんはもらっといた方がデメリットは少ないわな。人材活用は良いけどね。

8話目 ☆4
人材を集めるのは良いけど、わりと使い捨てなのがな。資本主義と共産主義の争いと、そこに挟まれた国。狙ったわけじゃないだろうけど、ウクライナ問題にタイムリーだな。んで、今回ウクライナが最大の被害者であり、どう考えても無理筋なロシアの言い分なのに、拒否権でそれを通せるという、絶望感。やはり、大国の枠組みだけで物事を決めると歪みがでるよな。

9話目 ☆


10話目 ☆
ちょっとあれだな、抗生物質とかまではご都合主義になるな。北斗(笑)

11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2023/02/07
閲覧 : 442
サンキュー:

17

マドラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界転生ものだがこのくらい一部に尖ってると面白いと思う

異世界+ハーレム+現実での知識を使って というベースのところは他と似ているのだが、国の建設やら財政面などをそれっぽく話をしているのは他にない魅力だと思う。

あまり浮き沈みが1話の中でないようになっているので一気にみたほうがいいかもしれない。ただ決してつまらないわけではない。

現実の知識を使ってももう一つ越えられなくて、そのために努力をしているのがきっと私の楽しいに響くのだろう。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 147
サンキュー:

4

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

Re:ゼロから始めるエルフリーデン王国

ほぼほぼ紙芝居ですが下手に動かすよりは粗が増えずに済むので潔いかなと。
会話だけで進行していく割に退屈しませんでした。
ラブコメ的な部分は必要無いかも。それ以外はそこそこ。
主人公が何かに失敗したら都合いいところからやり直せてしまうのでは?
というオチでした…

投稿 : 2022/07/19
閲覧 : 149
サンキュー:

2

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ナショナリズムからコスモポリタニズムへ

分割2クールの後半パートです。
地味な異世界アニメながら、国家や人類のあり方を考えさせられました。

本クールは、アミドニア公国との戦後処理から始まります。
アミドニア公国は人類宣言に参画している国なので、その盟主グラン・ケイオス帝国の仲介を受けます。
その中で、興味深い話があります。

人類宣言では現行の国境線の変更を認めていません。
だから、エルフリーデン王国がアミドニア公国を支配することをグラン・ケイオス帝国は容認できません。
このため、賠償金の支払いを条件とした講和になりました。
しかし、これによりアミドニア公国の人民は重税に苦しみます。
もともと、君主の圧政に苦しんでした人民はエルフリーデン王国に好意的でした。
なので、人民のことを思えば人民の自由意思を尊重して国の在り方を決めても良かったのではないかと思います。
要は、国へのあり方は人民が主体となって決めることで、為政者が勝手に決めた国境線は関係ないということです。
つまり、国ではなく人なのです。
ソーマ・カズヤはそのような思想の持ち主だったので、この講和は不本意なものであったのでしょう。

{netabare}古代より、ナショナリズムが当たり前のように思われてきました。
しかし、現代のような科学技術の発達した世界では、このような前時代的な考えは滅びの道となるでしょう。
これを克服するには、考え方を変え、コスモポリタニズムを浸透させるしかないと考えます。
民族、宗教、歴史、政治社会体制等、国と国との関係は複雑です。
ややもすれば、不幸な出来事も起こるでしょう。
しかし、今、コスモポリタニズムに立脚し、すべてのことを理性的に判断すれば自ずと道は開けてくる筈です。
それは高く険しい道ですが、それを成し遂げる知恵と勇気が人類にはあると信じたいです。{/netabare}

あと、この作品には、教育、就業の機会、技術革新、難民問題等もあり、何気にいろいろ考えさせられました。
また、今後、内政以上にグラン・ケイオス帝国等西側諸国との関係に苦労させられそうです。
さらに、魔族との共存への道についてもソーマ・カズヤは考えていると思います。
それは、魔族語を解せるトモエが最大の鍵になるとのことからも明らかです。
多分そこが最終着地点、つまり全種族のコスモポリタン化だと思います。

この作品、3期4期と続いてくれたら嬉しいです。
それにしても、ソーマ・カズヤは一体何人の妻を娶るんだろう。
そこだけは恨め羨ましいところです。

投稿 : 2022/06/19
閲覧 : 179
サンキュー:

15

ネタバレ

KAZUROCK さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

面白くない訳じゃないけどアクションもなく総体的に地味。1期から引き続き観ている人間はともかくここから興味を持つのはかなり苦しいように思えた。そういう意味では見所に欠いた内容だっただろうか。もうちょっとメリハリやストロングポイントがあればと思う。原作通りの進行ならそうも行かないのかもね。

投稿 : 2022/06/04
閲覧 : 122
サンキュー:

2

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

着々と‥‥‥

原作未読 全13話

二部という事で一部から続きとなっています。一部(全13話)から観ることをオススメします。

異世界に召喚された主人公が召喚された国から王位を譲位され王国を再建するお話です。

一部より続いている問題の解決や内政の変革など様々なことがありましたね。

{netabare}
まさか、主要キャラ女子全員を婚約者にするとは思いませんでしたw

前国王と王妃のお話、奴隷商人のお話は良かったですね。
{/netabare}

内政的なお話はひとまず解決されたように思えます。

続きがあれば外交・魔族とのことでしょうか。

バトルがほとんどない異世界王国再建話、興味があったら観てくださいね。

一部と同じくOPは水瀬いのりさん、EDは愛美さんが歌っています。

最後に、異世界というと中世ヨーロッパの景色みたいな感じで描かれていること多いですが、最近は昔の日本(江戸時代以前)ような感じを描いている作品が多い印象がありますねw

投稿 : 2022/06/03
閲覧 : 208
サンキュー:

13

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

二期も

うーん、さすがに絵が雑すぎ。

投稿 : 2022/05/20
閲覧 : 138
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1

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「王国再建」自体はそろそろ終わりな第二部

公式略称は「現国」です。

「第二部」となっていますが話数は前期からの通番ですし、第二部から観始めてもほぼ意味不明かと思われますので前から観ていない方はここでさようなら…。

本作に出てくる、東西冷戦を「世界は平等であるべきだ」と唱える東の神様と「世界は自由であるべきだ」と唱える西の神様のそれぞれを信奉する民同士の争いに例えた寓話はけっこう好きです。




とりあえず思わせぶりにチラチラと姿を見せていたロロアさんが、ついに本格始動する第二部なのです。OP/EDでもロロアさんがヒロインムーブしていますが、ついにその正体が明らかに(笑)!

エルフリーデン王国の内政(食糧事情・インフラ整備など)を立て直し内戦を収めた一也(カズヤ) = 暫定国王ソーマですが、隣国アミドニアから戦争を吹っ掛けられ、それに勝利した戦後処理から第二部は始まります。

そんな中で「人類宣言」の盟主たるグランケイオス帝国、周辺国に戦力を派遣して成り立っている傭兵国家ゼム、政教一致のルナリア正教皇国などについて徐々に明らかになっていきます。

そして最終話では本作のエピソード・ゼロたる「勇者召喚にまつわる秘密」が前国王夫妻により明らかに!

第二部までを楽しめた人なら、原作や(あれば)この先のアニメ化も楽しめることでしょう。

なお、原作ノベルは17巻まで出ていますがまだ完結はしておらず、第二部では4巻までのアニメ化といったところ。

先はまだまだ長いのでした…。

投稿 : 2022/05/18
閲覧 : 250
サンキュー:

17

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

大 どんでん返し

原作:ラノベ 未読

感想
国の政治、経済など内政・外交を世界の歴史上の偉人が成した事実に基づき生かし治めていくところは、転スラや月が導く異世界道中記より全然考えられててバトルなくても普通に面白いです。
むしろバトルなくていいくらいには。

2期になり、ソーマの力になるキャラも少しづつ増え、なかでもやっぱりヒロインとなるロロアが重要キャラですかね。
経済に強く、今後ソーマの嫁としては勿論、国の財政面をやりくりするにはなくてはならない存在になりそうです。(やっぱ商売=浪速の関西ということで関西勉なのん?安直すぎでは?)
でもこのヒロイン やっぱ嫁候補なのねw
これで益々リーシアの立場が薄くなるなぁ^^;

終盤で、まさかの真実が明かされるんだけど、元王妃 エリシャ・エルフリーデンが、過去の対象に自分の記憶を送ることができる能力があり、ソーマに王位を譲らなかった世界で、上手くいかなくてやり直した結果が今の世界だという爆弾発言には驚かされました。
ってことは、いくつもやり直した分だけその世界が存在するって事じゃん?
じゃぁ、今自分たちが見てるこの世界でも、もし気に食わない未来が起こったら、また別のやり直した世界が生まれる訳で・・・じゃあ今この世界の話はめっちゃあやふやで失敗するかもしれない世界って事で・・・
視聴者の立場からすると、それって今ネタバレしちゃってもいいの?って。
まぁ この世界が王妃の満足する無事な世界で、これ以上やり直しはないと限定してるから今の世界を視聴者に見せてるんだとするなら納得ですけど。
う~ん ちょっとムズイですね。
まぁなんにせよ驚きました。
話もだけど、設定でもなかなか面白いと思いました。
続きがあれば観たいですね。

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 188
サンキュー:

18

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現実主義が理想論を追い続けるの?

原作既読(コミカライズ版は発行巻購入済み) 全13話

あらすじ
異世界に召喚された青年が王国を立て直す話


公的メディアには正確で公平で忖度のない情報を流してほしいです
色んな事をねwww


では感想を
1期からすると明らかにパワーダウンwww
後半に入るとただのハーレムアニメ^^;

現実主義ってなに?って感じで物語が進みます
まあ、こ~ゆ~アニメは絶対的に賛否両論あると思います

何が正しくて何が間違っているのか
何が正義で何が悪なのか

おそらく答えは永遠に出ないでしょうね^^;
それこそ現実世界の問題と一緒で

スッキリとした終わり方なのにスッキリしない感じは何なんでしょうね
まあ、俺たちの戦いはENDなのでしょうがないかなと

個人的評価は3.3になっていますが、そこまで悪い作品じゃないと思うんですよね
なんででしょうねwww


作画はかなり不安定でしたね
星2.5でもいいかなって思ったぐらいです。
崩壊はなかったんですけどね

声優さんは普通
なぜか分かりませんが不満が残りました
キャラ作画のせいなのかな・・・理由が分からない

音楽は普通
残念ながら印象に残っていません

キャラは2期ですが特に進展なし
ほぼ1期から出ているキャラばかりです
新キャラっぽくても1話だけとかキャラの無駄遣い^^;


内容自体は決して悪くないのになぜ批評になるんでしょう
何とも不思議なアニメですね

グダグダ感があったのがいけなかったんですかね?
物語の展開がサクサク進み過ぎなのが駄目なのか・・・

理由は分かりませんが、視聴すると物足りなさは感じる作品だと思います
どなたが忘れましたがレビューで(タイトル詐欺)的な事が書いてあったような・・・

個人的には私も同じような感想です^^;
でも内容は決して悪くないんですよ

コミカライズ版を購入していますし、大好きな作品なんですよ(フォロー中)

しかし・・・この2期の内容だとお薦めはしません
1期の流れからなら・・・

1期の(面白かった)っていう感想で止めても良いかも(苦笑
ってわけで、これから視聴する方は自己責任で(爆笑)
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

色んな意見がありますので色んな方のレビューを参考にしてくださいな(丸投げ)
♪~( ̄。 ̄)ノ”⌒(感想) ぽいっ



では最後に一言
本当はクイズにする予定でしたが、こっちにしました

絶望した~!理想を追い続ける現実に絶望した~!
理想の国を作ろうとしたのに、いつの間にか独裁者!
理想の顔を追い続けて無理な整形で借金!
理想な会社を追い求めて転職を繰り返し、結局アルバイト生活!
理想な結婚相手を見つけようとしたら、理想が高すぎて婚期を逃す!
理想の身体を目指したらマッチョになりすぎて逆に女性に嫌われる!
理想の部屋をイメージしすぎて綺麗すぎる部屋になり、彼女すら呼べなくなる潔癖症!

現実(リアル)は理想を捨て去る所から始まる事に絶望した~!

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 214
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9

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽しませて貰いました!

やっぱりメインヒロインがちゃんと1番素敵なのは
大切ですね。
異世界転生ハーレムのど真ん中。
大好物です。
キャラもそれぞれ立っててグッド。
変なお色気もなく正統派ハーレム。
地方公務員めざしていた学生にしてはって言うと失礼かも
しれませんが随分と頭の切れる事。
もう元の世界には帰らないのかな?
ハーレムも8人までとか言ってたので
続きがあるのでしょうか?気になります。
まだまだ観たいので続編を期待します。
あっ、出来ればFOD以外でもお願いしますよ。

投稿 : 2022/05/01
閲覧 : 187
サンキュー:

5

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

この作品は2クールです(1クールで終わると勿体ない)

視聴完了。
ちなみに1期も視聴済。

異世界に転生した主人公が、突然王位を譲られ、貧困と政治問題に悩まされる王国を立て直す話。
1期では、人材不足、食糧問題を解決したところで隣国が攻めてきてそれを撃退して終了。いずれも行き当たりばったりの薄い内容で、唯一面白かったのはライオン顔の人の反乱の話。

と思っていたが、2期は打って変わって面白かった。
まず最終話で明かされる秘密だが、前王妃は過去の自分と特定の人物に、未来の記憶を飛ばすことができる魔法の使い手。主人公が召喚された直後くらいに未来の記憶を受け取っている。また未来の世界では革新的な政策を推し進める主人公より古くからある貴族を重用し国が滅びてしまったため、過去の王様は主人公に王位を譲ると決めていた、ということが判明する。
そのため1期のご都合主義1発目、何もしてないのにいきなり王様、には理由があった。
また、いきなりリーシャの婚約者にしたのも、未来の世界でもリーシャは主人公のことを好きだったが、それを邪魔してしまった罪悪感によるもの。とのこと。
他にも自分勝手に攻めてきて敗北した隣国について1期ではお咎めなしだったが、2期冒頭から損害賠償と捕虜の話、短期間だが主人公たちが首都を占領していたことと、隣国の新国王がこれまで通りの政策を押し進めたことによる反乱、1期でほんの少しだけ出てきて特に何もしていない隣国の皇女様が反乱をまとめ上げ妥当、となかなか素晴らしい流れだった。
他にも、1期で外からの人物ばかり重用していれば古いものたちから不満が出ないはずないだろう、と思っていたが、とある謀反人の裁判を期に粛清、実力のある人物は登用するとか言っときながら、最初の1回以外探す気ないじゃん、と1期では思っていたが、2期では敗戦国の臣下を登用したり、噂を頼りに市井にスカウトに行ったり。1期で蒔いた伏線をしっかり回収していた。

最後もとりあえずひと段落ついたので終わり!!という感じ。まだまだ話にできそうなところは多いが一旦区切りのいいところで終わってよかったと思う。

投稿 : 2022/04/30
閲覧 : 149
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6

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝99

現実主義者の王国再建記、その2期なんですが、え~とまだ半年位しかたってないんですよね。
なので、気分は引き続き2期を観てる感じでした。

そもそもこの題名、長いので省略すると
「現国」
う~むなんか固い感じですね(って何の話だ)
1期は末期的症状に陥った王国の立て直しに主眼が置かれ、2期で外に打って出る展開かと思ったんですが、あくまで末期的状況から脱出しただけで、反乱勢力の排除を行いましたね。
まあ、性急な改革を行おうとすれば、かならず抵抗がある訳で、それをどうするかは大事なことですし、外国勢力の事を考えれば一気に行うのは当然の結末でしたね。
しかし、そのあとがいけない(ん?)
権力を握った後にすることがハーレムだと(おいっ)
何とうらやま・・・じゃなくて亡国一直線じゃないですか、ここはぜひハーレムは自分にまかせてもらい、王国の再建を(ぎゃ~~~っ)

ま、まあ(ヨロッ)意識してハーレムになったんじゃなくて、結果的にそうなったんだから、それはいいですけど。
最後に大逆転というか、あ~くるとは思いませんでした。
そりゃあソーマに全権を委ねる訳ですね。
作画もイマイチでしたし、同じ時期に天災王子・・・じゃなくて天才王子のアレがあったんで、ど~しても評価が辛くなる今作ですが、このラストの展開で自分の中では持ち直しましたね。

投稿 : 2022/04/26
閲覧 : 159
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11

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

シリアスなパートはまあまあ良かった。

最終話視聴完了

安いラブコメは要らなかった。
ソーマが受け身に回るし女性絡みの事になると動揺するのはよくある展開なんだけど、一夫多妻制だし国王なんだから堂々としてて欲しい。

何かとマキャベリを持ち出す話があったけど、1話の中で何回も使うと安っぽく聞こえてくる。
マキャベリだけじゃなく現実世界の知識を用いてどうやって国を再建していくかがこの作品のポイントなのだろうけど、自分には合わないのかもしれない。
ソーマがイキり気味だからマウント取ってるように見えてくる。
それに転生先の人物が無能ばかりでソーマを上げてるのもちょっとね。

天才王子の方も敵が無能で設定似てるけど国王としてはあっちの方が好き。イラっとする嫌らしさが無い。

もうちょっとソーマに魅力が欲しかったな。
見た目はなろう系量産型って感じだし服装がラフすぎるし。

ロロアの関西弁も要らなかった。
方言キャラ入れておけばいいだろって感じが安っぽい。
異世界なのに関西弁とか世界観壊してる気がする。
それにロロアは関西弁なのにユリウスが標準語なのおかしい。


物語は締まってて良かったと思うけどそういうので萎えてしまう。
ソーマが凄いと思えなかったのでもうちょっとレベルの高い話にして欲しかった。
それと作画の悪さがチープさを出してしまってたかな。
良くも悪くも所詮はなろう系という事か…

-------------------------------------------------------------

17話まで視聴
1期より面白いような気がするような。
交渉でかなり尺を割いたがこういうのでいいんだよって思う。
(交渉の内容やソーマの発言の良し悪しは置いといて)

1期は現実の食文化持ち込んで称賛されるとか、どうでもいいのど自慢とか戦争始まるまでは薄く緩い内容だった。
シリアスに寄せるだけで物語が締まる。
綺麗事で終わらず処刑という判断を下すところが良い。

リーシアが嫉妬したり、第二王妃&第三王妃とか緩い展開は個人的にあまり要らないけど、そこは良くも悪くもラノベ原作といったところか。

作画がよろしくないのは相変わらず。
現実主義云々というか現実にぶち当たる国王のお話って感じ。

結構不満なのはソーマがずっとワイシャツとカーディガンな事。
外交においてその服装は失礼なのでは?王様らしい格好しろよ。
国王らしくなってきてるのに服装で台無しにしてる感がある。
それと国王とはいえ変にイキってる感があるのでもうちょっと態度を柔らかくして欲しいなぁ。

評価は最終話視聴後に。

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 228
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4

ネタバレ

いい歳したおっさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

第一部より面白くなっているかな

原作は未読、アニメは始めの第一部から視聴しています。

第一部は政治内部骨格の立て直しが主な内容となっていましたが、第二部は立て直しが大分軌道に乗ったことで、ソーマが外(国民や生活面)へ目を向ける展開が多くなりました。

{netabare} アニメ上で描いている事はそれほど難しい事ではないのですが、そこで描かれるソーマの国王としての責務を全うしようとする姿だけではなく、人間味がある言動も含めて見ても「人として出来た若者」だな~とアニメながらに好感が持てる人物です。特に奴隷制度に対する考え方や対応は良いエピソードだったと思いました。

正妃の婚約者となるリーシアだけでなく、側室も一気に増える展開となり「跡継ぎ」も匂わせているので、今後はソーマの王族としての繁栄など、そういった部分でも広がりのある展開もあるのでしょうか。
リアルだと王位継承者争いに発展し血生臭くなりそうなものですが、このアニメの場合は登場するキャラの人柄的に、それはないだろうと勝手に考えています。内政が大分落ち着いている関係上、今後は諸外国との「外交」も多く描く話も出てくるのでしょうか。
まだ、続きそうな終わり方をしていましたが、「FIN」となっていたのでどうなんでしょうかね・・・

また、最終話で明らかになった事実についてですが、良くあるパターンといえばそうですが「記憶の引継ぎ」はある意味「死に戻り」とほぼ同義の能力でチートと言えると思います。
「ソーマを使って、何か不都合があれば(平行世界上で)やり直しがきくじゃん・・・」と、ちと萎える設定だと最初に思いました。
ですが、そのチート能力がどうと言うよりも、『次の本人』として記憶を背負わされた二人が、王と王妃という立場を踏まえた上で味わった「悲しみや贖罪の念」などをストーリー上では強調し、そういった事実があった事をただソーマへ(そして視聴者にも)伝えたかっただけのかなと感じました。正直、深くは考察していない上での感想です。 {/netabare}

第一部から全体を通して簡単なまとめです。先人・偉人の言葉を引用している演出のせいで、どうしても王国再建の展開についてハードルが上がってしまう結果となり、正直、再建の内容についてはそこに追いついていなかった印象は拭えないですが、再建『記』としてのストーリーと見れば楽しく話を追うことが出来ました。

投稿 : 2022/04/19
閲覧 : 142
サンキュー:

4

IRON さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

FOD独占とかクソか

前シリーズも見たのでこれも見ようと思ったが、FOD独占配信だそうで。リアタイしたり録画するほどの熱意は無かった。

投稿 : 2022/04/18
閲覧 : 215
サンキュー:

1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「さあ、交渉をはじめよう」革新的な勇者の改革は外交の舞台へ――。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
第1期と第2期の放送間隔が半年しか空いていないので、最初から第2期ありきで制作されたのでしょう。

異世界の召喚された主人公ソーマを演じるのが小林裕介さん、そのソーマを召喚したエルフリーデン王国の王女…一番ソーマに近しい存在であるリーシア・エルフリーデンを演じていたのがいのりちゃんという、リゼロにおけるスバルとレムりんという間柄をどうしても思い出さずにはいられませんでした^^;

ソーマとスバルはキャラ設定が大きく異なっていますが、リーシアとレムりんの一途で一本筋の通ったところが似通っていたからかもしれません。


異世界に召喚された相馬一也は、エルフリーデン王国の王位を譲られて以来、
辣腕を発揮し、王国の政治・財政を立て直していった。

そして、三公の反乱とアミドニア公国の侵略を鎮圧したソーマは今、
新たな問題に直面していた。

アミドニアの首都ヴァンを失い敗走した公太子ユリウスが復権を狙い、
人類宣言の盟主たるグラン・ケイオス帝国に助けを求めたのである。

始まる女皇マリアの妹ジャンヌ・ユーフォリアを代表とする帝国との交渉。
それはエルフリーデン、アミドニアだけではなく、
大陸全体の運命をも左右するものとなろうとしていた――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品を視聴する人なら一度は脳裏をよぎる疑問があると思います。
既にご存じの方以外ですけど…
それは、「マキャヴェッリって誰?」です。

事あるごとにソーマは「マキャヴェッリ」という単語を口癖のように連発していましたから…
思わずググらずにはいられませんでした^^;

以下はwiki先生からの抜粋です。

名前は、ニッコロ・マキャヴェッリという、イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官だったそうです。

主な著書に『君主論』や『戦術論』があります。
理想主義的な思想の強いルネサンス期に、政治は宗教・道徳から切り離して考えるべきであるという現実主義的な政治理論を創始したとの事です。

『君主論』では、君主の在り方や権力を保持し続けるための方法が論じられていることから、現代主義の古典として位置付けられているそうです。
また、『戦術論』についても後世の軍事学の研究に影響を与えた一冊になっているとか…

確かに現実主義を基調とした思想は、この作品のタイトルとの合致していると言えます。
ですが、個人的には一つの思想に傾注し過ぎるのはある意味危険なことだと思います。

今、置かれている状況がマキャヴェッリの提唱した理論に合っていれば問題ないんだと思いますが、無理矢理その理論に嵌め込むこと必ず歪が起こると思うんです。
色んな思想や考え方があります。
無数にある選択肢の中からの最適解がマキャヴェッリの提唱した理論なら良いんですけどね。

一方、物語の方ではソーマのハーレムが着々と出来つつある感じがしましたね。
現在のところ、辛うじて片手で収まる範囲に留まっていますが、きっとそのうち片手だけじゃ足りなくなるんでしょうね。
まぁ、それだけの実績を積んできた人格者ですから違和感はありませんでしたけどね。

この様な作品を見ると「ハーレム良き…」と思ったことが無い訳じゃありません^^;
でも、それと同時にそれだけの人を養えるほどの甲斐性が無いことも自覚しましたけど…
まぁ、私の様な一般人には無縁の世界ということですね。

物語は内政から外政に軸足を移しましたが、個人的には第2期の方が俄然面白いと思いました。
外政に精を出すためには国内基盤が盤石でなければなりません。
その点においてもしっかり描かれていたのは良かったと思います。

これからソーマが何人の妻をめとるか…じゃなく、今後のフリードニア王国行く末が楽しみです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、いのりちゃんによる「REAL-EYES」
エンディングテーマは、あいみんによる「LIGHTS」
どちらの楽曲も大好きでした…というより、どちらの声優さんも大好きなので耳が幸せでした。
一つ気になるのがあいみん…
持病の治療に専念するため、活動を制限されているとのことです。
たいしたことなければ良いのですが…

1クール全13話の物語でした。
最終話にはトンデモ展開が用意されていましたね。
でも、これで色々と腑に落ちた気がします。
原作は未だ連載が続いているようですが、原作のストックも十分残っているようです。
ここで終わったら悲しいので、是非続編を制作をお願いします。

投稿 : 2022/04/17
閲覧 : 373
サンキュー:

14

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

変革を与える勇者

1期に続き作画がんばれと思う作品。
王国再建記の方は1期と変わらず経済的なことで再建するのでなく、政治的な覇道で話が展開されていく。
2期になってハーレム感が増して、ストーリー展開が敵役もなくなり奴隷制度辺りで更に緩慢になってしまった。
人材登用をもっと深堀してほしかったがジーニャの話は必要あったのか?と思われた。
正直原作ストックがあるなら、切りのいいとこも迄伸ばすのではなく、短くする方が面白かったのではないかと思う。

100点中60点

投稿 : 2022/04/14
閲覧 : 159
サンキュー:

4

ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

第22話は心に響きました

この物語は第二部です。第一部が未視聴の方は、先に第一部を視聴してください。

この世界に召喚された現代人の相馬一也(ソーマ)は、エルフリーデン王国の王位を譲られた後、国の政治や財政を現代に沿った形で立て直しています。

第二部では、ソーマは多くの人達と知り合いになり、国はますます豊かになってゆきます。
その中でも異色の脚本として私の心に響いたのは第22話でした。
政治の基本は人を幸せにすること。それをつくづく感じる内容でした。


第22話の主人公はジンジャー・カミュ。ソーマは最後に少ししか登場しません。

奴隷商人のおじいさんが亡くなった後、カミュは奴隷たちを養う責任者となりますが、彼は奴隷商を続ける気がありません。奴隷商としての知識もありませんでした。

当時の奴隷たちは消耗品の道具と同じような扱いを受けていました。
粗末な衣服や不十分な食事しか与えられず、奴隷の親子・兄弟は別々に売られてゆき、二度と親子や兄弟が再会することはありません。
(これはリンカーンが奴隷解放をするまでは、実際にアメリカでも行われてきたことです)

奴隷の中にサンという少女がいました。彼女は勇気を振り絞って「奴隷を売る際は親や兄弟を離れ離れにしないようにしてほしい」とカミュに願い出ます。
当時は奴隷が主人に口答えするのは厳禁です。おそらくサンは鞭で打たれるのを覚悟のうえだったはずです。
どんなに鞭で打たれようが、家族の絆を引き裂かれる奴隷の苦しみを失くしてほしかったのでしょう。

サンの話を聞いたカミュは、{netabare} その願いをかなえます。必ず親子や兄弟が一緒でないと奴隷は売らないと約束{/netabare}します。
{netabare}それだけでなく、彼は奴隷たちの衣服を普通の人たちが着るものと同じにします。
「みすぼらしい服を着ていたらひどい扱いを受けやすいが、立派な服を着ていたら大切にされるはず」それが彼の考えでした。
さらにカミュは、奴隷たちに読み書き計算を教えます。
「付加価値をつければ高く売れる」それがサンへの説明でしたが、それだけではないことは明白です。
彼は奴隷たちに幸せになってほしいと願っていました。
だから彼は奴隷を買いたいと言ってくる人たちを必ず面接します。
どんなにお金を積まれても奴隷を大切にしそうにない人には決して売ることはしません。{/netabare}

カミュが奴隷たちを手放していく様子は、まるで孤児たちに里親を斡旋するように愛情が感じられました。


カミュのこの行動は、やがて大きなできごとに発展してゆきます。国の制度に変革をもたらします。
やがてその変革は、近隣諸国にも波及してゆきます。

たった一人の行動が国の制度を大きく変えるのです。多くの人が幸せになるのです。
奴隷の境遇を改善したカミュも立派でしたが、危険を顧みず意見を言ったサンの勇気も見事でした。
この二人が幸せになることを願います。

投稿 : 2022/04/10
閲覧 : 405
サンキュー:

22

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現実主義勇者の王国再建記 第二部のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
現実主義勇者の王国再建記 第二部のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

現実主義勇者の王国再建記 第二部のストーリー・あらすじ

異世界に召喚された相馬一也は、エルフリーデン王国の王位を譲られて以来、辣腕を発揮し、王国の政治・財政を立て直していった。そして、三公の反乱とアミドニア公国の侵略を鎮圧したソーマは今、新たな問題に直面していた。 アミドニアの首都ヴァンを失い敗走した公太子ユリウスが復権を狙い、人類宣言の盟主たるグラン・ケイオス帝国に助けを求めたのである。始まる女皇マリアの妹ジャンヌ・ユーフォリアを代表とする帝国との交渉。それはエルフリーデン、アミドニアだけではなく、大陸全体の運命をも左右するものとなろうとしていた――。(TVアニメ動画『現実主義勇者の王国再建記 第二部』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年冬アニメ

声優・キャラクター

ソーマ・カズヤ:小林裕介
リーシア・エルフリーデン:水瀬いのり
アイーシャ・ウドガルド:長谷川育美
ジュナ・ドーマ:上田麗奈
ハクヤ・クオンミン:興津和幸
トモエ・イヌイ:佳原萌枝
ポンチョ・パナコッタ:水中雅章
カルラ・バルガス:愛美
ロロア・アミドニア:M・A・O
マリア・ユーフォリア:金元寿子
ジャンヌ・ユーフォリア:石川由依

スタッフ

原作:どぜう丸(オーバーラップ文庫刊)
キャラクター原案:冬ゆき
監督:渡部高志
脚本:雑破業/大野木寛
キャラクターデザイン:大塚舞
音楽:立山秋航
音響監督:明田川仁
音響効果:小山恭正
音響制作:マジックカプセル
音楽制作:キングレコード
プロデュース:WOWMAX
アニメーション制作:J.C.STAFF

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