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「東京マグニチュード8.0(TVアニメ動画)」

総合得点
86.4
感想・評価
2698
棚に入れた
13855
ランキング
199
★★★★☆ 3.8 (2698)
物語
4.1
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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☆の総合評価
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東京マグニチュード8.0の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんでそうしちゃうかなあ

 09年の作品で、15年くらい前に再放送を録画して観ていたのですが、東日本大震災が発生し放送が中断され、そのまま観れなくなっていたのですが、AT-Xで一挙放送してくれたので観ました。
 1話から、丁寧な日常描写。忙しさにかまけて親からほったらかしにされ、不満を募らせる思春期の女子中学生、いつもイライラして喧嘩ばかりの家族を思い、なんとか雰囲気をよくしようと頑張る小学生の弟とか、実にリアルでした。
 我々とすれば、東日本大震災や能登の地震などリアルに見てきたため。東京タワーがばったり倒壊しちゃったり、余震が揺れすぎだったりいろいろ不自然に感じるところもありましたが、まあフィクションだから目をつぶります。
 単調な展開で視聴感が結構長くって、途中からゲームしながら視聴したせいもありますが、最終話直前に弟さんが亡くなっていたって事実が突きつけられたとき、不覚にもビックリしてしまいました。すっかり正常バイアスがかかってしまい、二人ともそろって家族に再会できたと思い込んでいた自分としては、もうこのガッカリ感が半端なく、弟さんの死が意味するものは、視聴者を泣かせることにしかないのではないかとすら思ってしまいます。心底製作者を恨みました。(笑)
 このバッドエンド、ファニーゲーム(実写映画)Uボート(実写映画)に匹敵します。酷い話を見せられたものだと後味の悪さが半端ありません。自分としては、観た後に後悔するタイプの作品でした。

投稿 : 2024/09/07
閲覧 : 125
サンキュー:

1

ネタバレ

ももたろす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2週目で理解がより深まるアニメ

東京直下でマグニチュード8.0が起きたらどうなるか をシュミレーションを通したアニメ

集団心理や被害状況、精神状態などはうまく描写されていたと思う。
{netabare}未来はゆうきを失ったことで(恐らく)PTSDになっていたが、亡くなった時系列を再度見返すと、真理さんの視線や話し方などでそれを感じれる描写がキチンと描かれていた。見ていてどこか不自然さを感じていたが描写が上手かったと思う。{/netabare}

姉弟ならではのケンカや仲の良さ、戻ってこない日常など、今一度考えさせられるアニメだと思う。

投稿 : 2024/04/18
閲覧 : 132
サンキュー:

0

ネタバレ

nloveY さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

名作と位置づけるのは何か違う

はっきり言って泣いたし心を揺さぶられたが5点中4点。

満点を付けるか少し悩んだが、他の方のレビューでも指摘されているように現実とは乖離があることから一つ下げます。
しかし、視聴中の私は多少の違和感はあったものの被災経験者ではないので細かい部分には気づけなかった。しかし、それも良い収穫だったと思う。

題材は良いと思います。登場人物の年齢設定も、無理なく等身大で姉弟間の独特な雰囲気の描写は絶妙で良かったと思います。

イッキ見するつもりが一度8話で中断したのは何かを感じ取ったのか、案の定悲しい展開へ・・・
ハッピーエンドではないことは何となく知っていたけど今回ばかりはソレを願わずにはいられなかった。

結末を知ってからの2周目は見方が変わるだろうがミライちゃんが不憫すぎて当分は見れそうにない。

実際の災害とはかけ離れている部分はあるだろうが災害について考える機会が与えられるだけでも良いことなのではないかと思いました。

その点低学年や中学生向けの教材に良いのでは?と思ったけど学校で見せるには長すぎるか...


自身が当事者になった時は周りの人に優しくできる大人でいたいと思いました。

投稿 : 2022/11/10
閲覧 : 559
サンキュー:

14

ネタバレ

秋川 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハッピーエンドでもないのに後味の良い終わり方

1話から引き込まれました。日常が地震によって壊される恐ろしいシーンです。地面の割れ方や画面の揺れがリアルでドキドキしました。

余震に怯える人たち、我先に桟橋に行こうと急ぐ人たち、イライラが募り喧嘩をする人たちなど他の被災者にフォーカスした描写も多くて見所ありました。

こう言っちゃ不謹慎ですが、サバイバルな雰囲気にワクワクしていました。
3話にて水上バスに乗ってお台場から離れるシーンがあるのですが、もう一隻の水上バスが橋の倒壊に巻き込まれてひっくり返ってしまいます。未来の乗ってる水上バスでは(あの水上バスに乗っていたら危なかった)というムードになるのですが、そのシーンでもワクワクしていました。

あとマリさんが格好すぎました。3話辺りまでの未来ってマリさんに対して反抗的な態度を取ることもあって、見てるこっちがイライラしてたんですけど、それでも未来と悠貴の安全を第一に考えるのはすごいと思いました。
芝公園から恵比寿まで未来と悠貴を導いた上に砧公園まで未来を先導しようとしてるのは責任感強くて良いキャラだなあと思いました。
9話のマリさんがひなちゃん、おばあさんと再会するシーンは感動しました。

最初は反抗的な態度を取っていた未来もマリさんや孫を亡くしたおじいさんやけんとくんと交流することで家族の大切さを理解してくるのですが、そんな矢先に8話で悠貴が死んでしまうんですよね。かなり重い展開でした。

9話以降の悠貴は未来が作りだした幻でマリさんや他の人達から見えないんです。10話の未来が悠貴を幻だと認識するシーンもかなり重い展開でした。ですが、未来がショックのあまり悠貴の幻を作りだすという展開は、意外性があって普通に好きな展開です。

ただ、9話以降の悠貴は未来の作りだした幻で他の人から見えないので、未来はずっと独り言を発していた訳です。そう考えるとマリさんの反応が不自然です。いくら同情していたとはいえ、未来が独り言を発し続けていたら多少は驚いたり不審がるはずです。マリさんの反応が不自然な点が残念です。

最終回にて未来は悠貴が亡くなった現実に打ち拉がれながら家に帰ります。お母さんやお父さんと再会するも悠貴はいません。その後、家族3人は悠貴を悼みながらも日常に戻っていきます。ハッピーエンドでないのに後味の良い終わり方で不思議な感じです。



(追記)
8話の2段階夢オチでうまく現実と夢を混同させてますよね。
未来やマリさんが手術室のような部屋の前で治療を待つシーンが夢だったんですよね。

手術室の前で未来とマリさんが神妙な面持ちで待つ。手術室から出てきた医師が、悠貴の死を宣告する。その場でマリさんが膝から崩れ落ちる。
ベタですよね。ドラマで何回か見たことあります。

悠貴は病院に運ばれた時点で死んでいた。未来は廊下で悠貴の死亡診断書を見る。白い布をめくり、悠貴の青ざめた顔を見る。こっちが現実でしたね。
一回目の夢オチが現実でした。

投稿 : 2022/09/10
閲覧 : 173
サンキュー:

7

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

短縮版を学校で教材でながしてもいいかもね。。って、えっその結末(@_@)

よく出来ている
絵がシンプルで
昔観て数話で断念

dアニメで一気見できるので数話づつ
地震が起きたらどうなるか
しっかりと考えうる過程、イラつくこと、思い通りにならないこと含めて描写している

でも主人公の態度等ムカつく。。。っと多少イラッとしましたが
最後の方はそれもなくなり
弟と仲良く
試練が人を鍛えるというお話でもあるかな。。

って
おねえちゃん、あのね。。って

不覚にも涙😭でした

このシンプルなキャラにそれやるかね
でもあのまま無事で終わったら、それこそ防災気をつけよう話で政府関係からの予算で作ったような感じだったかも。。

考えうる過程。。身近な人の死もその中にはいりますね

平和で健康で
たくさんのアニメを観れることに
感謝せねば

ラス2話で感想が変わりました
良い作品かと

※クリさんなにやってるかわからないからあまり好きじゃないので、数話毎に違うアナアンサーでもよかったかなぁ

投稿 : 2022/03/24
閲覧 : 349
サンキュー:

9

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

主人公にイラつき過ぎて終盤の泣けそうな所も泣けなかった

ストーリー自体はかなり良いと思う。地震という自然災害がテーマなので現実味があり物語にのめり込みやすいアニメになってる。全11話なのでサクッと観れるのも良い点

ただ、主人公の行動や言動に終始イライラが止まらなかった。他のキャラは良い人ばかりだけど、主人公の印象は個人的にかなり重要視してるのでキャラの評価はかなり低め

こういう現実味溢れるアニメも悪くないなって思いました

投稿 : 2021/09/29
閲覧 : 414
サンキュー:

1

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

深い絆を感じた

心にぽっかりと穴が開いてしまったような、そんな気分でコメントしています。以前似たような大災害をテーマにした作品を見ていて、あまりにも酷いものだったので災害というテーマにネガティブな感情を抱いていましたが、大きく覆されることになりました。未来ちゃんと悠貴くんに感情移入しまくっちゃうんです。なんならボランティアをしているおじいちゃんに感情移入してしまいます。それほどまでにリアリティがあり、緊迫感がありました。キャラクターの心までリアリティがあるのには驚かされました。主に未来ちゃんのことなのですが、中学生特有のそっけなさだったりパニックに陥った時の情緒不安定さだったりがいい意味でリアルなウザさを出していて、本当に原寸大の中学生を主人公に置いているなと感じました。面白いという表現は間違っていると思いますが、非常に考えさせられる作品でした。これほど感情を揺さぶられる作品も少ないと思います。

85/100点

投稿 : 2021/01/01
閲覧 : 321
サンキュー:

3

ネタバレ

Fanatic さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

姉弟愛、親子愛、家族愛に焦点を当てたディザスターパニック

2009年にノイタミナ枠で放送されたアニオリ作品です。
巨大地震で大きな被害を受けた東京を舞台に、主人公の少女・小野沢未来を中心に、被災者たちの目線で物語が進んでいきます。

■制作:ボンズ × キネマシトラス
■監督:橘正紀 「プリンセス・プリンシパル」「ばらかもん」「.hack//Quantum」他
■シリーズ構成:高橋ナツコ 「こみっくがーるず」「ろんぐらいだぁす」「俺物語」「ゆゆ式」他
■キャラデザ:野崎温子 「英雄伝説 空の軌跡」「アニメじゃん」等

なるべく、肝の部分ではネタバレないように書いたつもりですが、念のためネタバレ表記にしておきます。
事前情報のあるなしが鑑後感にかなり影響すると思いますので、未見の方はご注意ください。
(もちろん、おすすめはネタバレ無しでの視聴です)

ロボット展を見たいという弟の小野沢悠貴(8)に付き添いでお台場に来ていた小野沢未来(13)。
トイレに行った悠貴を待っている間に、それは襲ってきます。
東京湾北部を震源地とするM8.0(最大震度7)の大地震。

揺れが収まったあと、崩壊寸前の建物の中へ悠貴を探しにいく未来。
その時、お台場で知り合ったバイク便ライダーの女性、日下部真理(32)と再会し、一緒に悠貴を救出することに成功。
その後、交通もライフラインも崩壊した東京を舞台に、自宅へ辿り着くまでの三人の姿を中心に物語が進んでいきます。

数百万人の帰宅困難者が東京の街を自宅へ向かって歩く映像は、東日本大震災の時のニュース映像と重なります。
(アニメの放送は実際の大震災より前ですが)
しかし、本作の東京は首都直下型地震に見舞われていますので、多くの建物が倒壊、あるいはその寸前まで破壊され、公共交通機関はおろか、まともに歩ける道路さえ殆ど残っていない、非常に深刻な状況です。

避難中、まだ8歳で、我慢も注意力も足りない弟に、もともとお台場に来ること自体に後ろ向きだった未来は、どんどん苛立ちを募らせていきます。
そんな未来の態度が、さらに彼女に悪い形で跳ね返ってきたり……。
しかし、精神的に弱っていく未来を元気付けたのもまた、明るくて姉思いの弟、悠貴でした。
苦難を乗り越えながら、少しずつ強まっていく姉弟の絆。

そんな二人に付き添い、お台場からずっと助けてくれたのが日下部真理です。
自らも、家族の安否も分からず連絡も取れない状況で、それでも未来と悠貴を見捨てずに、ずっと三人で一緒に帰ろうと励まし続けてくれます。

物語中盤、疲労で体調を崩し、呼吸不全で倒れてしまう悠貴。
真理によって病院に担ぎ込まれて治療を受けることに。
処置を待っている間、二度も未来の不吉な夢落ち演出を挟むものだから、「悠貴きゅん、大丈夫かよぉぉ……」と気を揉んで観ていましたが、翌日には無事に回復して、再び三人で出発します。

しかし、衝撃の真実が明かされるのはその後でした……。

ジャンルとしてはディザスターパニックになります。
オープニングクレジットの最初に挿入される、
「本作品は首都圏での巨大地震発生を想定し、膨大なリサーチと検証に基づいて制作されたフィクションです。リアリティーを追求し、十分なシミュレーションを経てオリジナルストーリーを構築しておりますが、演出上、実際のものと描き方が異なる場合があります」
という説明通り、リアルな災害描写が一つの見所であるのは間違いありません。

ただ、この手のジャンルでよく見られる群像劇ではなく、あくまでも視点は主人公の未来に固定されています。
その為、災害そのものよりもフィーチャーされていたのは、未曾有の災害に直面する中、助け合って困難を乗り越えていく被災者たちの姿でした。

終盤、10話からは涙がボロボロと溢れて止まりませんでした。
13歳の少女の視点から描かれる、極限状態での姉弟愛、親子愛、そして、苦難を乗り越えて再構築される家族愛を描いた、A級のヒューマンドラマでした。
おすすめです。

投稿 : 2020/12/15
閲覧 : 234
サンキュー:

10

ネタバレ

ささはら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

(このレビューはボロ泣きしながら書いています)

一気見しました。
物語だけど、物語じゃない。自分にも起こる可能性があるから、なんとも苦しくて、涙が出るアニメでした。
この作品を見て思うことは2つ、
前半は誰かのために、自分ができることはないかな?と振り返らされます。
自分本位に生きていたことに恥ずかしくなる。日々に、文句ばかり言っていることに反省させられました。
ですが、後半では人はいつ死ぬか分からないのだから、後悔せずに生きた方が良い、とも思いました。

ゆうきが亡くなってからの描写ですが、ゆうきの幽霊描写が長すぎるせいで、まりが家族と再会できたのも本当なのか?と8話以降に起きたことが夢オチなのかそうじゃないのか分からずに見てしまうのが残念ポイントです。あそこの感動が削がれてしまった気がします。
あと死んでるなら影を描かない(妄想代理人みたいな)かな?と思って注目してたけど、未来が自覚するまで普通に影あるんですよね、、

まあとにかくまりお姉さんに感謝してなああああ
( ; ; )
まりお姉さんがいて良かった。おばあさんと娘を見つけたのは恩返しになったんだろうな。

あんなに可愛くて前向きでいい子だったゆうきが亡くなったのは辛すぎました。頑張ってたのになあ…
主人公は、改心する過程を描くためにキツイ性格にしてるんだろうけど、結構見てるのキツかったです。
そんな怒んないでよ…ってなります

「普通の仲良し家族」じゃなく、ちょっとギスギスしてる家庭にしたのはリアルだなあと思います。
嫌なことあっても、自分のためにしてくれてることもたくさんあったんだな、って気付かされる。

東京に住んでるので、いつこんな事態に見舞われるかもわからない。
遠出はなるべくしない
頑丈な建物に住む
備える
気をつけていこうと気が引き締まります

投稿 : 2020/12/11
閲覧 : 290
サンキュー:

5

ネタバレ

はなちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

有り得ない展開

タイトル通りですが、ネタバレにも繋がるので一部隠しますが…
何ともシナリオの進み方が異様です

もし、未だ視聴されていない方で、これから視聴しようと考えておられる場合、未曾有の災害が起きた時にどうすべきか?や、その事後の後にどう行動を取るべきか?等、そういったリアリティのある展開を期待されている方は肩透かしとなる可能性が大きいです

{netabare} シナリオ進行が酷いとも感じる場面が複数あり、余りにも唐突で有り得ない展開に驚かされました
なかでも、父親が爆死するとか…そんな有り得ない進行に翻弄され最終回までです
まるで、起きそうにもない出来事をどんどん詰めてしまい、リアリティの無さが目立つ作品でした {/netabare}

投稿 : 2020/11/08
閲覧 : 233
サンキュー:

2

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「走ってんじゃねェェーーーよ!!!!」

私のどーでもいい感想日誌を読んでくれてありがとう。

この日誌は【これから視聴する方は絶対的ネタバレでまじまじ見ちゃダメだよ。】


東日本大震災の映画「遺体」を当時劇場で観てたのと、キャッチしてる方のレビューでみて。
アニメ作品の震災映画を観るの初٩(๑´3`๑)۶

DVDで全5巻

楽しみだよね! マグニチュード8.0で東京はどうなっちゃうの??


■観終えて

「当作品は膨大な調査と研究・シュミレーションに基づいたノンフィクション的な作品です」

さて私は《東日本大震災の発生時》千葉県の新しくない中規模商業施設の6階にいたの。

▲突如
今まで聴いたことのない大きな地震音。
今まで経験のない大きな揺れ。
立ってられない。膝をたたみしゃがんだ。
遠近、商品が落ちる音。天井のライトは見たことのない揺れ幅でぐるんぐるんしてる。天井や壁の構造材が異常音をたててた。
すぐ停電。メインは消え、基本暗いが非常灯がすぐ灯いた。

最大級の揺れは一旦収まった。
ここからが《私には衝撃》だった。

エレベーターは当然停止している。
メインの階段に各階の客が多数「殺到する。」

《誰もが自己の安全を。可能なかぎり速く、、ここから。。》私にはそうみえた。 この、暗く閉じた空間から、外の世界へ脱出したい と考えた。

スタッフは一生懸命、大きく声かけしている。

「落ち着いて!階段の方へ進んでください。」
「慌てないで!ゆっくり階段を降りてください。」

問題はここだ。

ダダダ ダーーーン!
ダダダ ダーーーン!!!

若者が、いい大人が

私が野生児のように、14階の高層住宅の階段を毎日の遊び場に、ドロケイで【超高速降り】してたように

私が高校時に運動部で、雨の日に階段で【高速の上り降りトレーニング】をしてたように

ふつうに降りる私を。ゆぅっーくりしか降りれない高齢の方を。
慎重に降りる子供たちの後ろから。

《運動部か野生児のように猛スピードで直線的に追い抜いてゆくのだ》


「走ってんじゃねェェーーーよ!!!!」(怒声大声)


次の機会があったら言ってやらねばだ。
もちろん危険 2次災害 否 人災 ひと被害ってヤツ

問題はいつも、"極限状態" "そのとき" どーできるかだよね。。

報復が怖いとか?

もー教育や教養しかないよ
国が格差をちいさくしないと

▽やっと本作品
中1と小3の姉弟が、両親が共働きで、夏休みに2人だけで東京お台場のロボット展に。
そこで、マグニチュード8.0にぶッこまれるっつーお話

レインボーブリッジが落橋
ロボット展の大施設バッキバキ
ガラス破片頭上から大量ガッキガッキ
アスファルト舗装の地面 巨大にぼっこぼこ ついでにガラス破片や破砕物
高速道路は一般道路に横だおれ巨大ズガーン
埋立地は被害甚大、映画級

翌日
お台場に孤立した人たちは、海上保安庁など、小型船の、各臨海方面への送迎支援に大殺到。
渡し場は考えれば当然だが人数制限で詰まる。
だが急ぐ群衆は我先に、必死で密集。下り坂でエスカレーターのように集団ドミノ倒し。

サンダルやハイヒールの者は足が悲惨。だが歩くしかない。

・・・

・・・

子供2人だけで『自力』で生き残る、
世田谷区の家に帰ることは不可能に近い。と伝えてる。
壊れた東京で、徒歩しかなく、交通案内板や地図をみれるだろうか?
怪我、水や食料、トイレ、熱中症、睡眠不足 どうなる???

そして、クラッシュ症候群だ。
阪神淡路大震災では、瓦礫など圧迫状態などから解放された400人中
80人もが、その後、時間・日数が経つとともに『死亡』した。

"誰もが"

助かりたいだろう。
待つ家族のもとへ帰らねばならないだろう。
水や食料や休む寝床がほしいだろう。
怪我や発生した具合の悪さを治してほしいだろう。

本作のように
知らない子供2人を、私は私の家まで連れて帰るという選択肢をとれるだろうか??
同じ方向ならまだしも、別のとこに届ける余裕は無いはず。
安全確保が第一なら、その後に親御さんに連絡とれれば良い。
とおもうけど、子供たちは自分の家じゃない方向について来てくれるだろうか??

『極限状態』

人間がおかれるときの、行動と備えを考えさせてくれる物語。

制作側は
震災のハナシを、バッド・エンディングだけで物語を終わらせられなかったんじゃない?

作画や音楽は、あにこれの人気作品と比べて評価するのは ちょっと深呼吸しないと。
震災モノは商業的に向かなそうで、制作費は少かったんだとおもう。
こういう作品を、みんな大好きな高評価の会社や声優さんが、
有名な俺Tueeeとか萌をやってるひとたちがツクルには、
私たち消費者・お金をおとす人たちが、こういう作品を
〈もっと注目して もっと評価しないと〉とおもいました。

あと これ 家族やたいせつなひとがいたら 子供とも
一緒に観ると きっと・・・(•ө•)♡

投稿 : 2020/10/09
閲覧 : 267
サンキュー:

12

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

観るのが辛かった

震災をテーマにした作品なのだから鬱展開である事は分かっていたが、
中々最後まで観るのは辛い作品だった。

一番辛かった理由は姉弟の行動が観ていてイライラしてしまうというのが最も大きかったのだが...

中1の姉未来は思春期で反抗期だからまぁあれがリアルと言えばリアルなのかもしれないが、無駄に背伸びをして子ども扱いしないでという割には周りを一切見ないで行動する。

小3の弟悠貴も好き勝手動き周り、はぐれて度々探す羽目になる。

あれだけの震災が起きてパニックになればイライラもするし些細な事で喧嘩するのも理解は出来るのだけど何かモヤモヤしてしまう。

お台場で出会った真理さんは幼い娘を持つ母としての優しさと強い責任感を持つ女性なのは分かるけど現実あそこまで他人の面倒を見てくれる人間もそうそういないだろう。
まぁ正義のヒーローとしての理想像ではあるけれど。

そしてラストは悠貴が途中から死んでいるんだけど未来にだけは見えているというファンタジー展開。
あれだけ多くの人間が死ねば周りの人間が全員無事ではないという方が現実的なのかもしれないけど、小野沢家は全員再会出来て心がスッキリした気分でラストを迎えたかったのが個人的な感想。

あと気になったのは
災害ボランティアの活動が震災後すぐのようだったけど、一般人がそんなに直ぐに危険な場所の瓦礫撤去とかするかな?
震災後数日で受け入れ態勢が出来るとも思えないんだけど。

首都圏で災害が起きると被害が凄まじい事になる。
コロナでも人口が集中しているだけに感染者数が他県と桁違いに増える。
やはり人口が密集する事でのメリットもあるがデメリットもかなりある。
この先の未来、どんな予想外の災害が起きるか分からないだけに一極集中ではなく地方に人が分散して住む方が良いと改めて思った。

投稿 : 2020/09/29
閲覧 : 274
サンキュー:

4

ネタバレ

うさぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

現実では、真理さんみたいに自分の子供より見ず知らずの子を優先して世話を焼いてくれる大人なんていないよな…。地震や火事など、大規模な天変地異が起きた時、人間の本性が浮き彫りになる。みんな自分が一番可愛い。
未来のキャラ、反抗期真っ盛りの中学生で、前半中盤ずっと不貞腐れてたから良い印象を持たない視聴者が多いみたいだけど、ある意味、この子のせいで弟が死んだともとれるから、やり切れないよなー。死因は熱中症じゃなくて、東京タワーが倒壊した時、瓦礫がぶつかり頭部を損傷し死亡。この作品で初めてクラッシュ症候群という言葉を知った。

投稿 : 2020/09/17
閲覧 : 221
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

東京マグニチュード8.0の感想

中学1年生の未来ちゃんと
弟のゆうき君は
2人でお台場のロボット展を見にきてて
マグニチュード8.0の地震にあったの

それで
そこで知り合いになった
まりさんってゆうお姉さんといっしょに
世田谷まで帰ろうってするおはなし。。


とちゅうから悲しいお話しが多くなってきて
さいごの何話か
にゃんはもう悲しくって
なみだが止まらなくなっちゃった。。

{netabare}
はじめは
逃げようっていそいで人を押したり
ぶつかったりしても
ごめんも言わないで行っちゃったり
そんな大人の人たちがいて
にゃんは悲しくて腹がたったの

でも
2人にぜんぜん関係ないのに
自分も
家にお母さんと4歳の女の子がいて心配なのに
まりさんってほんとに親切でやさしくって
いっしょに帰ってくれてうれしかったぁ♪


にゃんは
ちょっと悲しいときとかどうしようって思うと
すぐになみだが出てきちゃう

でも
未来ちゃんは文句ばっかり言うけど
泣いたりさわいだりしなくって
すごいなぁって思った☆


そんな文句ばっかり言ってた未来ちゃんが
ゆうきくんのせいだ!みたいにおこって
ゆうきくんがどっかに行っちゃった頃から
どんどん悲しくなってきた


ステンドグラスを見に行ってドアを開けたとき
ろうそくが見えて 
えっ?ってなんだか分からなくって
それで分かってから
なみだが止まらなくなった。。


ゆうきくんが死んじゃうところがあって
でも
夢だって分かってほっとしたけど
そのあとからなんとなくヘンな感じがして
ときどき今の何だろうって思ってたけど

まりさんの家ぞくのこととかあって
それも悲しくって
でも
ゆうきくんがもっとさがそうって
それで生きてるって分かって
ああ。。よかったぁ^^って

だけど
まりさんとお別れのときは
また悲しかったなぁ。。


それからすぐに世田谷について
未来ちゃんたちのママとパパが
生きてるって分かったからよかったけど

ふつうだったらもう少しで会えそうって
ちょっと明るい感じになりそうなのに
でも
なんとなく暗い感じがして
もしかして。。ってどきどきして見てたら

ゆうきくんのお友だちのおうちがこわれて
えっ!もしかしてここで?って思ったら
ほんとはゆうきくんが。。

そのあとずっと泣いちゃったなぁ

1人で帰れない未来ちゃんに帰ろうよ。。って
あんなに文句ばっかり言ってたのに
お姉ちゃんといっしょに帰りたいって
お姉ちゃんありがとうって。。


ママと会って。。
病院でゆうきのおかげで帰れたって

それでも未来ちゃんは元気にならなくって
にゃんも心配しちゃった。。

まりさんが来て
今までの思いをまりさんにお話しして
ゆうきくんのプレゼントをママにわたして
それで未来ちゃんがやっと元気になれてよかったぁ☆

「歩きつづけなきゃ!ゆうきが見てる」

{/netabare}

東日本大震災で
被害が大きかったところの人たちはまだこまってるし
もしかして東京もこれからかもしれないし

いつまた
こんなことがおきるか分からないから
これからもこのお話しをときどき見て

どうしたら助かるとかだけじゃなくって
自分のことばっかり考えないとか
文句ばっかり言わないとか
こまってる人を助けてあげようとかも
いろんなこと考えておいたほういいと思った☆



あんまり関係ないけど
twitterで信頼できるアカウント一覧に
「特務機関NERV」ってゆうのがあるって話題になってたw

https://nerv.app/

パロディサイトかな?って思ったけど、ウィキペディアには

ITエンジニアで、法人向けの情報セキュリティサービスを提供するゲヒルンの創業者である石森大貴が、創業直前の2010年2月に個人で始めたTwitterアカウント「特務機関NERV」を端緒とする

って書いてあって、エヴァファンの社長さんがはじめた
マジメな防災情報サイトみたい^^

投稿 : 2020/09/03
閲覧 : 1681
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291

ネタバレ

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

嘘のような本当に近い話

8.0くらいじゃこんなにならんだろと思いながら3.11を思い出す。
そうはいっても津波に対し危機感が足りないことによって命を落としたものが数多くいた東日本大震災。放射能漏れにより死を覚悟した時、命は本当にはかないものだと感じる。改めて生きがいについて考えさせられる作品だったのではないだろうか。世の中は亡くなった人の為にあるわけではない、生きている人の為にある。前向きに行けたらそれは多分良いことだ。

投稿 : 2020/08/18
閲覧 : 227
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2

ネタバレ

カマキリ宇宙人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

国民として考えざるを得ない「震災」という脅威

ネットの掲示板で度々「泣けるアニメ」として評価が高かった本作。FODに加入してやっと見ることができました。
他の人も話題にされていましたが本作の放送は2009年。東日本大震災の前にあたります。首都直下地震として、被害は主に建物の倒壊と火災によるものになっています。東日本大震災以降耐震基準がさらに厳しいものになり、現代ではここまで被害が大きくなる(死者18万人超)ことはないと信じたいですが、本作の地震の描写があまりにもリアルでショッキングであり、また余震の恐怖も存分に描かれていて、今この地震が起きたらホントにこんな状況になるんじゃないかと身震いしました。
物語は、未来と悠貴、マリさんを中心に展開していきます。地震の惨禍で姉としてそして人間として成長していく未来。どんな時も明るく、姉を慕い続けた悠貴。そして、とても面倒見がよく兄弟のことをずっと助けてくれたマリさん。未来を筆頭に三者とも魅力的なキャラクターとして丁寧に描かれています。それ故に感情移入がしやすく、泣ける作品になっています。ストーリーの展開で特筆すべきところは物語の終盤部分になりますが、ここでネタバレするにはあまりにも重く辛いものであるので省略させていただきます。是非ご自身の目でご覧になってください。
東日本大震災からもうすぐ10年という節目を迎えます。このアニメを契機に、震災ひいては災害について考え直すのもいいと思いました。その価値がこの作品には十分あると思います。

投稿 : 2020/08/13
閲覧 : 178
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3

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大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

総集編で視聴。噂に違わぬ高クオリティな災害アニメ。感動作。

総集編にて視聴。
評判が良くていつか見たいと思っていたので、助かります。

1クールのアニメを2時間に収めたということは大分カットされているハズですが、特に違和感無く楽しめました。
もちろんもっとじっくり見た方が、もっと面白かったのかもしれませんが。

非常に面白く感動できました。
阪神大震災の後に作られたということで、震災の描写が阪神大震災でしたね。
東日本大震災の後だったら津波とかの描写があったはず。
東京がこうならなかったのは震源地が離れていたのもありますが、阪神大震災の反省で耐震補強を重ねていたからもあるでしょう。
地震対策は大変ですがとても必要なことなので、通行止めになって面倒くさいなとは思いますがイライラせずに我慢したいと思います。

ただ視聴者の世代によっては感想が分かれるかな、と思います。

若い視聴者には、主人公に対するヘイトが向きそう。
でもある程度年をとって、親目線になっているとまた違いますね。

あの年頃の子供ってのはわけもなく苛ついているものなのですよ。
自分にも心当たりがありますが反抗期とか中二病とかそのあたりで。
もちろん、だとしてもこんな災害があった今は頭を切り替えるべきだろう、と言いたくなりますが…
でもそんなものなんですよ。子供は未熟で馬鹿なんですよ。だから少年法で守られているんです。

…はっきり言って弟の直接の死因は、姉の暴走によるものですよね。
もちろん本当に悪いのは震災だし、子供だけで行かせた両親にも責任があるし、決して姉だけが悪いとは言えないですが。
でも、そこは責められても仕方ないと思います。でも姉は将来に渡ってそれを後悔し続けることでしょう。
そうした重く暗い影を背負うのは悲しいことだと思える程度には、ヒロインのことが好きになれました。

それを終盤まで悟らせない演出は素晴らしかった。
確かに1クールかけてじっくり、徐々に気付いていくように見ていたらさらに楽しめたかもしれませんね。

でも、とても良い作品でした。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 267
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4

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

地震怖い。

結論、悠貴が天使やった話。
本放送も見てんけど、最近、総集編が放送されたからそれで見返し。
本放送の時は、どの時点で悠貴が死んでたんか気づかんかった記憶があるんやけど、見返したら、めっちゃ分かりやすかった。
最近、関東で小さい地震が結構多いから、非常持ち出し袋とか、お水とかストックしだしてんけど、これを使うことがないといいな。

投稿 : 2020/06/07
閲覧 : 225
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おーいん君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

今日か、明日にでも起こる現実。

アニメを見慣れている自分を呪った作品です。

展開が読めるというか、こういう物語にしないとダメだろうな。

って気づいてしまうんです。

だから、ああ、やっぱりこういう結末なのか。というエンディングを迎えて。

はじめて、自分がアニメを見慣れていて、展開や物語の構成を無意識に読み解いてしまうのが悔しかったです。

貴方には疎ましい今日がありますか?

望んでいない日常があるんですか?

それは、本当に壊れてしまって、失ってしまっていいものですか?

投稿 : 2020/05/13
閲覧 : 322
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2

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HAKU さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣ける・・・!

もし大地震が起こったら・・・
制作陣が下調べをしっかりして、アニメだからあるご都合主義的なこともありますが、どうしようもないこともしっかり描くのがすごいです。
そして、家に帰ってからの喪失感。
そこからどう立ち直るのか・・・。

姉がわがままで、時折見せる弟想いの姿もあって、でも長続きはしなくて、それが最後には・・・
悲しくなるのは分かっていても、何度も観てしまうのは、最後の最後で泣ける展開、演出があるからです。
このアニメを観て、マリさんみたいになれたらなと、妄想したことが何度あったか・・・(笑)

最終話は本当に、ハンカチなしでは観ることができません。
音楽の使い方が本当にずるいんです。
今までの姉弟の関係を丁寧に描いたこと、お母さんとの再会で見せる表情、声優さんの表現、言葉一つ一つ、どれも気持ちがこもってます。
防災についてのアニメかと思っていたら、家族愛がテーマなんですよね。
キャッチコピーは、「家族に会いたい、と初めて思った。」
こういうのには弱いなぁ・・・

本当に丁寧に作られています。
たったの11話なのに、しっかり描き切っているし、最終話は怒涛のように泣ける場面があります。
でも、くどくなくて、それぞれの場面が大切なんです。
こうやってレビュー書いている時も、懐かしくなって最終話観て泣けてきました(笑)
まだ観てない人、ぜひ観てください!

投稿 : 2020/05/01
閲覧 : 265
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4

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STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

当たり前の大切さ

 東京タワーの倒壊、ビルの崩落など、キャラの危機的状況を作るためのドラマティック展開こそ
あったものの、ヒャッハー的な暴徒や極限状況を仕切るプチ独裁者が登場したり、主要キャラが
超人的行動で危機を脱するといったような展開はなく、かなりリアリティを感じる内容。
 防災意識を啓蒙するような番組で大地震をシミュレートした再現ドラマが流れることがあるが、
あんな雰囲気に近いものを感じた。
 制作時期が阪神・淡路大震災後ということもあってか、高速道路の崩落、震災後の火災など、
阪神・淡路大震災の時の被害を思わせる描写が多々。
 もし東日本大震災後に制作されていたら、地震発生時に主要キャラがお台場にいたこともあって、
津波の描写などもあったのではないか?と思う。

 展開的にはお台場で震災にあった小野沢 未来と悠貴の姉弟と日下部 真理が自宅に帰るまでの
話で、主要キャラが3人だけとかなり絞られたもの。
 テレビ放映時は震災前から震災後の序盤の未来の態度がネットなどで批判されていた記憶が
あるが、あれぐらいの年齢なら反抗期であんな態度を取るのもむしろリアリティがあるなと
思ったり。
 そんな未来が、震災により家族と普通に会えるということがどれぐらい大切かということか
判ったり、人として成長していく過程が良かったりする。マイナス要素の中にもなんらかのプラスが
あるみたいな。

 基本的展開は割と良かったんだけど、細かいプロットが色々と気になるところが。
 まず3人のいずれも突発的な単独行動が多すぎ。そういうことをしないような約束をしても何度も
それを破るような展開。キャラの危機的状況を作りたいのだろうが、何度も同じようなことの
繰り返しは話作りが下手に思えてしまう。

 そして、悠貴の死。未来の両親との再会や真理の子供との再会が、再び家族に会えた喜びを象徴
するものなら、悠貴の死はもう会うことのない悲しみを象徴するものとして、作品内では充分に
意味のあるものだとは思う。
 それでも未来が変わっていく原動力は「お姉ちゃんとして弟を自宅に連れ帰る」というもの
だっただけにそれが報われないのはちょっとやりきれない感が。
 あと作品外の事情も踏まえてしまうが、直接的被害はなくても多くの日本人は現実での震災による
悲しみは散々見聞きしているはずで、個人的には「あえてここで描かなくてももう・・・」という
感もあった。

 死そのものとは別に「実は悠貴は病院で死んでいた」という演出も気になるところ。
 退院後の動き回る悠貴は、作品世界では幽霊が存在する世界観なのか、未来が現実逃避で見た
幻覚なのかはよく判らないままだったが、まあ映画「シックス・センス」などに代表される
サプライズ演出。
 視聴者を驚かせるための演出なのだろうが、個人的にはサスペンス作品ならともかく、比較的
リアリティがあり、人間ドラマに重きを置いていたり、防災意識を啓蒙する要素もあるこの作品には
不要な演出に思えた。

2020/04/26

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 260
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6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

流した涙の種類が違う

今まさに見終わったところ。
どうしてこんな作品を作ろうと思ったのか理解に苦しむ。
もう一度見ようなんて気には絶対にならないので忘れないうちにレビューをしておく。


採点が非常に難しい。
なぜなら他人に勧めたいかといわれたらどちらとも言えないから。平和ボケしている現代人は見るべきなのかもしれない。将来をしっかりと見据えることのできなくなったこどもたちは見るべきなのかもしれない。家族を愛せなくなった人は見るべきなのかもしれない。

泣いた。
それはもう他作品では経験したことがないほど泣いた。
涙もろくなったからではなくとめどなく溢れる涙が頬を伝った。
わたしはそういう作品と出会えることを楽しみにアニメを見るのだが、この作品は涙の種類が違う。
感動をともなう心を洗う涙とは異なり、今回流した涙は、悲しい、寂しい、辛い、などがないまぜになった心を抉られるような、そんな涙。中には家族愛なんかも少しは入っているだろう。しかし胸を刺すような、強い負の感情がほとんど。流したかった涙ではなかった。

演出も決して上手くはない。もっと短くまとめられるはず。見ていて辛いので11話は長すぎる。また、最初の4話、主人公は中学一年生にも関わらず小学三年生の弟よりも精神的に幼い。他の方も書かれているがわたしも終始イライラして見ていた。登場するこどものとる行動が目も当てられないのはほぼずっとで、ようやく余計なことをしなくなったときにはひたすら悲しみの刃で胸の同じところばかりを刺してくる。

繰り返しになるが、いったいどうしてこんな作品を作ろうと思ったのだろうか…。評価は、3をつけたのではない。採点不能。この世界の片隅にと同じだということ。

投稿 : 2020/03/20
閲覧 : 399
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ととうさぎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

号泣!

もう11年前の作品なんですね。正直ネタバレしてて話の内容もわかってたのですが…号泣しました!

家族の愛。これが最大のテーマでした。
普段は当たり前になってしまい感謝や愛情って薄く感じるんですよね。それを再認識するって…再認識した時には遅いって現実でもあります。
未来にとって悠貴は鬱陶しい存在。姉弟なんてそんなもんなんでしょうね。
でも本当はとても大切な存在で…いなくなって心に強く残ります。
悠貴の方はお姉ちゃん大好きでしたね。笑顔にしたくて橋を見に行きたくて…凄く純粋な子供でした。
本当に…本当に凄く良い子で…このまま大きくなって、大好きなロボットを研究する様な人になるように成長していくはずだったんですよね。

最終話。涙無しで観れません。悠貴が選んだお母さんへのプレゼント。涙腺が崩壊しました。

決してハッピーエンドではないですけど、是非一度観て欲しい作品でした。

投稿 : 2020/03/07
閲覧 : 215
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3

ネタバレ

美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

泣いた

投稿 : 2019/12/04
閲覧 : 263
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2

ネタバレ

J さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

このアニメは見ていて辛かった。まあ、災害のことが描かれたアニメなので話の内容が当然重いし辛い内容だったけれども引き込まれた

{netabare} こういうアニメは誰かが亡くなってしまうんだろうなと思いながら視聴、毎話ヒヤヒヤしてたけれども東京タワーが倒れて来て悠貴が頭を打ってしばらく起き上がれなかったあの場面はおそらく伏線だったのですね。その後倒れて病院へ駆け込んだが死亡、しかし演出上死亡が確定していなかったがっこうぐらしを視聴していたので真理さんと悠貴との会話や接触が一切なくなにか思いつめている様子でこれはもしかして死んでしまっていて幻覚を見ているんだろうなと内心では生きていて欲しいと望みながら視聴を続けたがやはり死亡してしまっていた。なんだかんだ姉弟仲が悪くても悲しいものは悲しいもちろん最終話まで涙なしには見れなかった。ただ不満を一つ言いたいロボットオタクが出てくる辺りでの自ら危険に飛び込んでいく演出は流石に阿呆かと思った少し考えれば分かるようなものなのに不自然過ぎた {/netabare}

投稿 : 2019/11/03
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1

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KomcHi さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

弟が繋ぐ家族の絆

見終えました。

姉のミライと弟のユウキが
お台場のロボット展を見に行った日に、
首都直下地震に襲われ困っていたところ、
マリさんが力を貸してくれて自宅へ帰るお話。
ってそんな簡単に片付けられない物語でした。

マリさんはとても親切な人で良い人でした。
こんな人が世の中にどれだけいらっしゃるのか。
マリさんがいなかったら、
姉弟も自宅に辿り着けなかったでしょう。

帰る途中、ある分岐点に差し掛かります。
東京タワーが倒れミライを庇ったユウキが頭を打ちます。
直後は問題なさそうでしたが、
次第に辛そうな顔になっていくのですが、
ミライに心配をかけたくないユウキは、
大丈夫、ちょっと頭が痛いだけとごまかします。

しかし‥‥
ユウキは倒れてしまって。
病院に担ぎ込まれます。

ミライはユウキが死んだ夢を観たのですが、
起床した時にはユウキが元気に走り回っていました。
ユウキは
『点滴をうけただけだから大丈夫だよ』
ってミライに言います。

初めて観た時は気付かなかったのですが、
実は‥‥もうユウキは死んでました。

ミライは弟を亡くした事を受け止められず、
ユウキは姉が無事自宅に帰れるか心配で、

ミライにはユウキの霊が見えてたんですね。
きっと姉弟の思い合う力がそうさせたんだと思います。

自宅近くになるとミライは現実を受け止めだし、
それに従ってユウキの霊は少しずつ姿を消していく。

自宅に着いたらユウキは、
『お姉ちゃん今までありがとう。
これからもずっとお姉ちゃんのココにいるよ。
お姉ちゃん、だーいすきっ!』
って。
その後、姿が消えてしまって。

泣いちゃいますよ!笑

その後父母ミライは合流し、
新しい生活を始めていき、
傷が少しずつ癒えていったある日、
ミライは母に誕生日プレゼントを渡します。
母の誕生日は震災の日だったので渡せてませんでした。
そのプレゼントは、
亡くなったユウキが選んだプレゼントで。
死んでしまってもユウキからお母さんへの思いが伝わって。
私は涙腺崩壊してました。
やはり家族愛は素敵ですね!

ストーリーはリアルではありましたが、
感情移入出来て良かったです。

この作品は1周目と2周目で見方が変わると思います。
2周目は、病院以降のユウキは霊と分かっています。
また、ミライにはユウキの霊が見えていますが、
一緒にいるマリさんには見えていません。
マリさんからすると、
死んでしまっていてそこにはいないユウキに、
話しかけているミライの姿は、
悲しく痛々しく見えていていただろうなと、
想像しながら見ることもできました。

見る人によって感じ方が異なる作品なのかなと思いました。

投稿 : 2019/10/31
閲覧 : 340
サンキュー:

17

ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

その時、東京は何かも崩れ落ちた

【視聴きっかけ】
2009年のアニメ作品を全然視聴していなかったような気がしたので、
特におすすめされたこの作品の視聴を始めました

【総評】
震災後の様子を忠実に再現されたところはほんと素晴らしかったです
私の予想とほとんど同じような展開が並んだけど、ベタな展開だったからこそ
変な道に進まずに真っ直ぐに進めたのかな

今回一番見て欲しいポイントとしては、やはり未来ちゃんですね
未来ちゃんの1話と9話の表情の違いや、ユウキへの愛が伝わってきます

最初はただの弟であって「ねえ、お姉ちゃん」「ねえ、おねーちゃん」など
中学1年生のところがありイライラしているのもめっちゃ良かった
このやんちゃな性格だったからこそ、中学生に見えましたね

中学生と高校生ってホント心境の変化が凄いので敢えて中学生で挑んだのは
大成功だと思います。

震災ってやはり一生忘れないですよね
「あの日は○○にいて、確かここで震災が起きたんだよね」みたいに

今回一番やばかったのは、3話の船から被災者が落ちてしまうところと
ユウキが死んでしまったことですね

ユウキは最初俺も正直、こんな風にいちいち呼ばれたら俺だってイラつくし、
「何でこんな子が俺の弟なんだろう?」と思ってしまいます

でも本当に家族が危ないときって、「死んで良かった」とは絶対に思えませんよね。俺だって悲しくなります

何気ない日常が過ぎていく日々でも、いつか亡くなるか分からない...
交通事故でもそうですが、日常で当たり前だから大丈夫というのは
ある意味幸せなことなのかもしれませんね

投稿 : 2019/08/07
閲覧 : 306
サンキュー:

17

ネタバレ

じゃんが さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣けるアニメと聞いて

泣けるアニメって聞いて視聴
最初の地震の時のドキドキはすごかった。これからどんなすごいことが起こるのかと思った。最後の方は泣ける描写があってしっかり泣けた。
序盤、未来が思春期真っ盛りで見ていて感動した。こんなにも中学生の感覚が丁寧に描けるもんだなと思った。
中盤は正直あまり楽しめなかった。常にジェットコースターのような起伏が欲しい身としては退屈な話が続いたかな。
しかし終盤で匂わせていた勇気の死に大きく感情を揺さぶられた。特に両親と勇気に会いたいと泣くシーンはめちゃくちゃ揺さぶられた。
最終的には見てよかったと思える良作だったと思う。特によかったと思うのは思春期の描写かな。

投稿 : 2019/06/24
閲覧 : 336
サンキュー:

4

ネタバレ

ほち さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想。

率直な感想は、観てよかった・観なければよかったという気持ちです。

涙なしではみれないという皆さんのコメントに納得です。
家族に再会できてよかった気持ち半分に、悲しい気持ち半分です。

見せ方が巧みで、私はある事実に全然気づきませんでした。
おかしいと思い始めたのは、自宅近くの避難所で友達と再会したくらいです。
真実を知ったときは、かなりショックでした。


地震の怖さ、家族の大切さに改めてきづかれた作品です。

投稿 : 2018/11/24
閲覧 : 332
サンキュー:

16

ネタバレ

つぶあん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あー、やられちゃった・・・(涙腺崩壊)

これ多分泣いちゃうから
観ちゃいかん、と思いつつ・・・


東京都心でマグニチュード8.0の地震が起こった場合を
真剣にシミュレートして作られた作品。

自分は東日本大震災で、新宿の高層ビルから
千葉県境辺りの自宅まで歩いた経験がありました。

でも、自分は被災とは言えなかったのです。
被災地域の方はもっと大変な事態になっていたことを知った時、
愕然としたことが思い出されました。

で、この作品ですが、
{netabare}

お台場で被災した中1の姉(ミライ)と小3の弟(ユウキ)。
そして偶然出会ったバイク便の女性(マリ)。
この3人がお台場から自宅のある三軒茶屋・成城に帰るまでの
被災者目線での物語となります。

最初はミライの思春期特有の苛立ちで悪目立ちしますが、
被災した後は、ユウキを心配して無謀な行動を起こすぐらい
必死になります。
徐々にお姉さんとして自覚が芽生え、最後はもう、泣かせてくれます。

付き添って一緒に行動を共にするマリさん。
この人の優しさは聖人ですかってぐらい。

そして何よりもユウキ君。
何も言うことはありません。
とにかく家族思いのいい子です。
いい子過ぎて思い出したら涙が止まりません。

物語の見どころは

まず最初に5話
避難所の古市さん。
お願いだから自分を責めないで(涙)
そして7話最後のシーンから8話がターニングポイントとなり、
ラスト11話では、涙腺崩壊しまくりでした。
{/netabare}

ここからはあくまで自分個人の感じたことです。
{netabare}
この作品は
自分が本当の被災者となった時にどう向き合うかを随所に盛り込んだ作品。

大人目線では気づかない、子供の被災者に起こりうる災難
自分本位の行動の恥ずかしさ
避難時に起こりうる危険 etc
そして何よりも 大事な人を失う悲しさ。

正直言って、自分がいざその時にどうなるかわかりませんが、
少しでも心構えを持つ事にに繋がればと思いました。

{/netabare}

他の人のレビューを見るまでこの作品を知りませんでした。
本当に良い作品だと思います。

投稿 : 2018/10/11
閲覧 : 263
サンキュー:

10

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東京マグニチュード8.0のストーリー・あらすじ

中学1年生の小野沢未来は弟の悠貴のお守りとして一緒に東京のお台場へロボット展を見に来ていた。その最中、東京にM8.0の海溝型大地震が発生、連絡橋は崩壊し、東京タワーが倒壊するなど、東京は大きな被害を受ける。
未来と悠貴はお台場で出会ったバイク便ライダー日下部真理の力を借りて世田谷の自宅へ帰ろうとする。(TVアニメ動画『東京マグニチュード8.0』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2009年夏アニメ
制作会社
キネマシトラス / ボンズ
公式サイト
www.tokyo-m8.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%81%...
主題歌
≪OP≫abingdon boys school『キミノウタ』≪ED≫辻詩音『M/elody』

声優・キャラクター

花村怜美、小林由美子、甲斐田裕子、喜多村英梨、豊崎愛生、高平成美、遠藤綾、沢城みゆき、野中藍、中博史、井上喜久子、滝川クリステル

スタッフ

監督:橘正紀、シリーズ構成:高橋ナツコ、キャラクターデザイン:野崎あつこ、セットデザイン:植田均、3D監督:井野元英二、色彩設計:加藤里恵、美術監督:中島美佳/小木斉之、撮影監督:大神洋一、編集:廣瀬清志、音響監督:たなかかずや、音楽:大谷幸、協力:東京消防庁/陸上自衛隊 第1師団/海上保安庁 第三管区/東京DMAT/東京都立墨東病院、取材コーディーネート:菊池雅之、地図データ協力:パスコ/インクリメントP、参考文献:『彼女を守る51の方法』古屋兎丸(新潮社刊)

このアニメの類似作品

この頃(2009年夏アニメ)の他の作品

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