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「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール(TVアニメ動画)」

総合得点
88.8
感想・評価
742
棚に入れた
3218
ランキング
96
★★★★★ 4.1 (742)
物語
4.1
作画
4.3
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.1

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無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

評判通り素晴らしい→傑作の誕生

第二十話まで視聴しました。
あにこれで評判が良く、いいレヴューが沢山あって書くのに気が引けていましたが、少しだけ書きたいと思います。
とにかく風景に力が入っていて綺麗、前世のおっさんがちょくちょく出てきて、ちゃんと影響を及ぼしているなど、さすが転生物の元祖と呼ばれているだけはあります。進行もテンポはいいけど丁寧で好感が持てます。天変地異の原因を探り悪者を打倒するといったヒロイックな方向に走らず、地道に家族を探す、というのがとても気に入りました。
OPの時間を物語の進行に使うなど、尺が足りねーんだよ!という制作陣の心の叫びが聞こえるようです。
微エロ描写は気にならない程度のものです。
今回は前世での経験がしっかりと生かされた回でした。第三皇子がまさか同志だったとは笑えます。しかも巫女ってw 後半でアイシャの話し相手にエリスがなっていた光景を見ると、パーティや仲間に女性がいることの心強さを感じます。百貨店やショッピングモールに行くときに女性や子供と一緒に行く時の心強さに近い感覚を覚えました。男だけだと、迷子に声をかけるのもはばかられますからね。話は戻りますが、こうゆう展開は変なハーレムを作るより、よっぽど共感できます。
最後もアイシャを安易に仲間に加えるのではなく、いい話風に贈り物をしつつ、実は自己弁護しているという展開に、よく練られているなあと感心しきりです。最後の最後はちょっと驚きました。
どうか帰りの道も無事でありますように。

2021-1217追記
第二十一話を視聴、すみません、備忘録です。
世界最強の男にルーデウスが殺され、男(龍神オルステッド)はヒトガミへの伝言をルーデウスに命じました。「ヒトガミ、お前を殺す」と。
銀さんの出番が多くてとても楽しいです。
ルーデウスとエリスのシーンですが、無意味なエロアニメで無意味なエロシーンを無理やり視聴させられることを多数経験した身としては、「これなんだよ!」と心から思いました。違いは必然性と心情でしょうか。

2021-1226追記
第二十二話を視聴、ルイジェルドはスペルド族の呪いの真実を知り、苦悩しつつも希望を持ちます。
ルディの故郷に到着、同時にルイジェルドとの別れ。また会おう。
ディレーヌおよびエリスの従者アルフォンスと再会。アスラ王国の現状説明。大きなものを一気に受け止めたエリス、酷な決断を迫られます。心の整理をつけるためか、ルディに同衾を迫るエリス、短気です。エリスの決断は旅。呆然とするしかないルディ、ようやく涙を流しました。
今回も実に丁寧に心情を描いていて、まさに本領発揮だと思います。派手なアクションを求めている方には辛いでしょうが、こういう回もある、ってことで。

2022-0108追記
第二十三話を視聴、最近、焚火にはまっています。半分仕事であるために時間不足に拍車がかかっているのが辛いところですが。ディレーヌがジャヒー様に見える私の目は腐っています。大帝もねw
再建と汗、震災後を思い出さざるを得ませんし、制作陣も意図しているのでしょうね。辛いけど希望を持ちたいです。
って、OPだけでこれかよ! 凄すぎるでしょ。
銀さんの本気泣きは初めて聴きました。プロだ。当たり前ですが。見せつけられるっていうのはこうゆうことだなーって。
髪の毛などの演出が素晴らしいです。ルディ、中身は大人なんだからしっかりしろよ、という感情を視聴者の中にうまく引き出してきます。「人生には流れに身を任せる時期もあるんだよ」って言いたいです。もちろん、一番大切なのは自分自身の心身です。日にち薬というものもあるけど、キャンプの実情を考えたら、まずは動くべき。唯物論的思考が求められます。徐々に獲得していく流れになると思うけど、どう見せてくれるのかな。
ルイジェルドの微笑み、エリスの宣言(共に実に良い作画)、非常に丁寧に描かれています。こんなん、他の異世界アニメと比較するのは不可能です。格違いを超えています。
おい、御者、手袋くらいしろよ、基本だろ、って笑わせてくれます。
旭川の件を始めとして、贋作者(原作者に訂正)の想いがストレートに伝わってきます。そして「魔界大帝、お前、何してんねん」というシーンを挟むバランス感覚にしびれます。出てきたそれぞれに伏線が張られていると予想しています。なお、名乗りは聞き取れませんでした。まあ、それでいいのです。今後の各作品において、じゃー姫口調が一人でも増える事を本気で願っています。秋アニメではもう一人いましたね。誰だっけ・・・。あれも意味がありましたね。もう老人化していて自分で書いたことをすぐに忘れます。
あ、思い出した! 86のフレデリカだ!
「みーえたーぞー」は、是非とも「見えたのじゃー」にしてほしかったですw
リーリャとアイシャはミリシオンに到着しパウロと再会。母親ゼニスはとある結界内に居ることが示唆されました。ちょ、大帝のポーズw ベガリット大陸の迷宮都市ラパン。聞くだけでワクワクするし、世界の広さを表現できています。いつの間にか陛下呼びしてるのも、いい感じに飛躍してます。魔界大帝が狂言回し? て、え? さらばなの? 西部劇の草玉のパロディ。いちいち細かい点で笑わせてくれる実に良質なエンターテインメントです。しかし、ちゃんと草玉の陰で消えてる所がヤバさを感じますね。
やらなくていい、がんばらなくていい、というのは実に重要なメッセージです。昔、「Media is Message」という言葉が流行りましたが、その真実性は現在でも損なわれていないので、新聞・民放各社のかじ取り役の人達には「それで君たちの責任を全うしていると思っているのか」と強く問い質したいです。完全に無職転生に食われている事すら知らない、という哀れな状況ですね。
以上、矛盾したことを書いていますが、私の中では整合性が取れています。ここはそれを語る場ではないので、プロフにいつかまとめます。
さて、また外しました。唯物論的解決ではなく、真逆でした。人が何かから立ち直るのには幾つかの方法があり、今回のも十分にあり得るものでした。もう予想はよそうかな。
次回はお正月休みみたいで現状の私にとっては助かっています。86も休みだし、めっちゃ助かっています。あにこれに残る目途が立ちます。一個一個頑張りたいと思います。あ、あまり頑張りませんけどw でも、事実として少しずつ努力を継続することで状況は改善に向かってはいます。計画では新作を観始めるのも時間の問題、となってきています。

2022-0121追記、評価確定(甘めです)、前追記の誤字訂正追加、タイトル追加
検索して、以上の2クールで第一期は完結、第二期はとある個人の方の予想だと2023年1月~2024年10月のどこかだろうとのことでした。
実に素晴らしい物を見せて頂きました。わざわざこの作品のためにスタジオを立ち上げたとのこと、本気度が伝わります。
間違いなくアニメ史に残る大傑作の誕生です。ほぼリアルタイムで観れて幸せでした。

投稿 : 2022/01/21
閲覧 : 381
サンキュー:

36

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

異世界での本気を見せてもらいました

第2クールはルーデウス達の暮らすフィットア領に魔力により人々が世界各地に飛ばされる転移災害が起こり、ルーデウスとエリスも魔大陸に飛ばされ、そこで出会ったスペルド族のルイジェルドと出会い共に元のフィットア領へ帰還するまでの話。

全編大原ゆい子さんが手掛けた楽曲が使われていますが、どの曲もこの作品に合っていてとても素晴らしいと思います。
特にEDの風と行く道が本編視聴後に流れると涙腺が緩みました。
変わらないで欲しかった日常、だけど現実は変わりゆく、強く生きて行かなくてはいけない。ルーデウスとその仲間、家族達の思いが伝わってくるような感じがしました。


そしてパウロとの再会から和解、別れ、ルイジェルド、エリスとの別れ泣かせてくれます。
この旅を通してデッドエンドの3人は本当に成長しました。

34歳の引き籠りが転生して人生をやり直す。
体は子どもでも34歳の知識を持ち、多言語を習得する恵まれた頭脳と無詠唱魔術という優れた才能を持ちつつも努力は続け、エリスを故郷に連れて帰る為に考えを巡らす。
でも自分より強い相手もいるし、失敗もする、何でも思い通りにいかない展開がリアリティがあってとても良かった。
元々が引き籠りで自信の無い人間だった訳なので、いくら頑張ろうとしても失敗すれば卑屈にる時があるのは仕方がない事だと思います。
それでも転生して、必死に人生をやり直そうとする前世の男の気持ちが凄い伝わって来た気がします。

最終話で前世の男が引き籠った理由が出てきますが、平気で横入りをする不良達を注意した事でいじめられた事が原因でした。
元々は正義感が強く優しい人間だったのでしょうが、引き籠ってしまう事で、両親に余計な心配をかけてしまっている事、そんな自分を変えれない悔しさ等何とかしたくても引くに引けない状況に陥ってしまっていたのだろうと感じました。

エリスと一夜を共にして人生の絶頂を迎えた後の突然の別れ。
正に天国と地獄です。前世では女の子、そもそも人ともまともに会話した事も無く、34歳童貞の初体験です。
そりゃあ天にも昇る気持ちだったろうに、突然いなくなれば自分の力不足だったのかと不安にもなるだろうし、どん底の気分で再び引き籠りたくもなるでしょう。
でも、ロキシーやシルフィーもルーデウスの事を尊敬し信じていましたし、グレイラット家での楽しかった幼少期の日々を思い起こし、ゼニスを探さなければと再び奮起し旅を再開する所で話は終わります。

転生した人生で家族から愛されていた事を思い出し、その事により前世でも両親や家族だけは自分の事を心から心配し応援してくれていた事にも気付くきっかけになりました。
これだけでも前世の男はルーデウスグレイラットとして人生のやり直しを見事に出来たのかなと思います。

それだけでは無くエリスも手のつけようの無い暴君から、人間的に見違える程成長し、彼に感謝をし愛する人の為に強くなろうと決心をするまでになりました。

また、ルイジェルドもスペルド族に付された負のイメージを払拭する努力をし、実際に払拭されつつある状況にまで変えてくれた事で呪いから解き放たれ前向きに生きるきっかけをルーデウスが与えてくれました。

この2人を成長させた事も大きな功績でした。

ルーデウスのエロ要素も、まぁ前世が引き籠りの中年ですし思春期真っ只中の年頃だと色々妄想してしまう方がある意味現実味があるでしょう。
むしろ良く気持ちをセーブしていたと思います。

なろう系作品の中でもかなり優れた内容だと思います。
作画、音楽、ストーリーどれも素晴らしく今期の作品の中では一番放送を楽しみにしていました。

原作の最期まで映像化してくれる事を切に願いたいです。

投稿 : 2022/01/19
閲覧 : 210
サンキュー:

24

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

今季では文句なしで一番

旅が好きなんでしょうか…。

ひたすら何処かに向かって歩いていく、道中色んな目に会うも、様々な人に出会い、そして別れが訪れる…。
普遍的な物語のラインをたどってるですが、ケルト系の音楽に特徴ある背景による演出に、旅を通して徐々に成長していく登場人物(ルデイ、エリス、ルイジェルド)の3人、それに交わる魅力的なキャラクター達…と考えてみると本当に王道ファンタジーなんだとつくづく思います。

絵も最期まで安定してましたし(ただし後半キャラ絵が崩れギミだった気もします。)、個人的にはルイジェルドさんの声(浪川さん)が好きでした。

とりあえず早く続きが観たいです。

投稿 : 2022/01/17
閲覧 : 179
サンキュー:

20

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キョン、異世界に転生す!?キョンの第2期

原作未読。最終話まで視聴。

「前世の男」役の杉田智和さん。
相変わらずハルヒのキョンの声にしか聞こえない(笑)。
まあ、そんな余談はさておき・・・。

重厚な物語。
この作品には、この評価がピッタリだと思います。

幾重にも張り巡らせた物語が、全くとっ散らかることなく、きちんと紡がれている。
順調に進んでいると思いきや、」必ずズッコケる。
そして、そのたび、きちんと立ち直る。

この、「きちんと」が大事。
ここに矛盾があったり、無理があると物語が薄っぺらくなってしまう。

それが一切ないのがこの作品の素晴らしさ。

作画も絶品です。
これだけでも一見の価値アリかと・・・。

投稿 : 2022/01/17
閲覧 : 258
サンキュー:

45

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

折れて、曲がって、跳びこえて。

気心の知れた友人に、本作のことを尋ねてみましたら、知っている人のほうが多かったのでちょっとばかり驚きました。
「あれ?みんなそんなにラノベ読んでるの!(そんな有名作だったの?)」と、なんだか仲間外れにされたように感じました。

「あなた、異世界ファンタジーなろう系嫌いだったでしょう?だから話題にしなかったのよ。」と、迷惑気にいじり返されました。
すっかり鼻たれ扱いにされたので 「じゃあアニメになっているの知ってる?」と切り返したところ 「とっくに観てるわよ。」とけんもほろろと捌かれてしまいました。

~ ~ ~ ~ ~

そのあと、なんのかのと転生談義の時間を割いたのは、あにこれ界隈を賑わせている "あの演出" でした。

男性の原作厨からは、「制作陣が作品の主旨をきっちりつかんでアニメ化している!」、「映像化されたことで原作以上にキャラクターに強烈な磨きをかけていてGJ!」、「無職男の妄想圧力が、なろう系主人公に対する視聴者の期待値を侵蝕している!」など、まぁ出るわ出るわで、「友人を選び間違えていたか?」と三日ほど悩みました。

女性陣からは、「バカは死ななきゃ治らないって嘘だよね!」、「箍(たが)が外れたら案外あんな反動もありなんじゃない?」、「なろう系ファンタジーに女性ハーレムを盛り込むのはもう飽き飽き(辟易?)、ゴールデンタイム作品じゃあるまいし、セクシャリティーがあからさまに描かれてもノープロブレム。」など、こちらも出るわ出るわで、「やっぱり私の友人だわ・・・。」と頷いた次第。

ただし、大事なことがあります。
作者は、無職男のゲーム脳的な妄想メンタリティーをルーデウスに転写したり、大人キャラの生々しい振る舞いをルーデウスに見せたりしています。

メタファーと比喩するには、いささか下卑た演出になっているのはどういうわけなのか。
顰蹙とも評されるそれは、ルーデウスの成長にとって如何なるエネルギーに置き換わっていくのか。
そういった視点や尺度で向き合わなければ、作品を眺めているだけで終わってしまうような気がします。

本作のコンセプトには、定番として、読者に "現実世界での閉塞感" からの脱却の疑似体験を一縷と空想させるわけですし、視聴者に "性的表現への共感と反発" を一要素として投じていることにも、当然その意図が組み入れられているわけです。

本作の骨格は、謂わば、人生哲学(フィロソフィー)とリビドー(性的衝動)のダブルボーンとして築かれているようにも感じます。
より自分らしく生きることの欲求は、真っ当な成長譚そのものです。
それが叶わない生きにくさへの必死の足搔きも、同じく成長譚として不可欠の要素です。

本クールにおいても、キャラクターたちは、至極真っ当に "生きよう" としています。
彼らの奇を衒わない実直さは、いったい何を物語に含ませているのでしょう。
もしかしたら、無職男が望んでいた社会参加への心残りなのでしょうか?
あるいは、転生ルーデウスに託された家族構築の命題なのでしょうか?

二人は、表裏一体の関係です。
ルーデウスは、いよいよ逃げも隠れもできない立場に置かれます。
無職男は、一歩引いた場所からルーデウスの選択を考えています。
単純なアプローチではひも解きにくい様相を共有しながら、生き方を模索していくのだろうと感じます。

~ ~ ~ ~ ~

転生前の無職男の Serious Closed Community.
転生後のルーデウスの Fantasy Open World.

作品が、原作をどんな脚本立てで魅せにくるか。演出やカット、劇伴などはどのような表情を見せ、それらはいったい何クールを費やすのだろうかと思うと、つい気も急いで、原作に手を出してみたくなります。

ロングライフ作品のようですから、アニメも迂闊には評価しづらいし、終幕を迎えるまでは大口を叩かない方が身のためかも知れない、なんて思ったりしています。もちろんお小言も。

いずれにせよ、本クールも期待に違わぬクオリティーでしたし(2クールのレヴューは?!)、ファンとして次作を久しく待つ身となりましょう。

反面、今ながら "ロス" の反動におののく想いで、やおら身構えてもいます。

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 235
サンキュー:

30

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

意味ある異世界転生

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
異世界転生モノのど真ん中、という感じですね。

一期と変わらず、クオリティは非常に高い。個人的には、「鬼滅の刃」に近い感覚。

一定水準以上の原作なら、めちゃくちゃ丁寧にアニメ化すれば、ここまでちゃんと面白くなるという証明。

個人的には、こういう金かけたアニメが、ちゃんと儲かって、他の制作会社も、数を絞って高クオリティアニメを作ろうと思える風潮になっていって欲しいです。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一期は主に、私がニートが嫌いだといことで評価を下げてしましたが(苦笑)、そこはもう問題視しません。自分が慣れたこともあるし、その過去を生かそう生かそうという姿勢もみられますし。

同じチート無双を描いても、元々その世界の住人の場合と、転生者の場合があるけど、後者は、「前世がある」ことをちゃんと生かさないと、転生させた意味を失います。多くのなろう系は、「モテずに死んだから、モテたい」とか「過労死したから、スローライフをしたい」という、1+1=2みたいなシンプルな、まるで記号のような思考回路の元に転生先での行動原理とします。ひどい場合には、3話くらいからは転生関係なくなることすら。

でも、想像力を働かせれば、色んな可能性があるわけで。

例えば、ブラック企業で過労死するまで働くのは、本人なりに仕事にやりがいがあったからかもしれない。だとしたら、転生先でもやっぱり働くと思うんですよ。

結果は同じであっても、そこに至る過程や考えには一人一人の違いがある。そこを無視する異世界転生が多い中、本作はきちんと主人公の人生を無視していない。「やればできるという夢の中で生きていく」ってのは、ニートの心情の真理をついていると思う。こういう作りにすれば、「異世界転生に意味が生まれる」。

また、主人公の都合に合わせて世界が構築されるのではなく、世界の都合に合わせて主人公が動くのも素晴らしい。現に、それぞれのキャラクターは、それぞれの価値観と目的のために、それぞれの人生を歩んでいる。

こういう丁寧さが、何よりも本作の魅力だ。

あと、このアニメを観ていて思ったのは、「絵になる」ことだ。さりげないシーンの1つ1つの作画が丁寧で、(今はデジタルだけど)セル画に加工して1話あたり20カットくらいシーンを抜粋し、1枚限定30万くらいで売ったら売れるのではないだろうか(30万×20枚×12話=7200万)?

ファンとして欲しい人もいれば、アニメのヒットを予想し、転売目的の投資として買う人もいるだろうし。

アナログは、CGのようにいくらでも複製できるものではないから、価値が生まれる。今さら全てアナログは厳しいだろうけど、日本ならではの文化として、作画マンを「画家」として扱い、アニメの名シーンを「絵画」として販売するイメージです。まあ、方法は何でも良いので、少しでも制作会社やスタッフに金が落ちるようにできないもんかね。

どの場面も非常に作画が綺麗で、わずか数秒で消えてしまうのがもったいなかったので、そんなことを考えてしまいました(笑)

とにかくまあ、OPの時間まで無駄にせず、作品世界を表現しようとしている制作陣に拍手ですよ。これだけ愛されて作られる作品は幸せですね。三期も期待です。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
まずは下ネタでジャブか。予見眼。チートに向かっていくな。これ、構成が良いな。エリスが努力で強くなったところを描いた後に、魔眼で一気に追い越し、悔しさを煽る。んで、謝って、許して、後悔する。自然な流れだと思う。密航を許容。腹を割って話す大切さ。

2話目 ☆4
ロキシー、白馬の王子様願望w シコッてくるのを、鯨の潮吹きで例えるなや(笑) 不意をつかれたら普通にまけるのが良いよね。

3話目 ☆4
悟っている(笑) ガッチリバトル。一秒後の未来視なら、対応厳しいこともあるよな。じいさん、死んだか。

4話目 ☆4
OP、頑張るよな。ギレーヌの故郷。獣人の言語習得能力、半端ないな。なるほど、雨季は動けないのね。あ、本当に忘れてた(笑) 

5話目 ☆4
変態仮面だなw ここで親子再会。なぜこんなに、落ちぶれているか、だな。まあ、いじめにはトラウマあるしな。思い至らない、というのはシンプルな理由だな。

6話目 ☆5
ギースの、超正論。天才息子を持つダメ親父が、ちゃんと描けている。父親なんてあんなものだ。説得力あるな。つまりはブーメランだな。僕らは、ね。お互いに年下だしね。やり直すのは、得意だもんな。転生の意味がある。旅立つことの重みが違う。

7話目 ☆3
念話が使えない。言葉を操れるのは、家族だけ。ロキシー、子供に戻る。親子の物語を、二回連続。

8話目 ☆3
フィギュア愛はよく分からんが、伝わるw 巫女、第三王子、超強い。バレテーラー(笑)

9話目 ☆5
やたら強いな。異世界転生でここまでボコられるというのもな、珍しい。

10話目 ☆4
ゆっくり、たっぷり、別れのシーン。んで、しっかりヤル展開。ワインの比喩はいらないとは思うけど(苦笑)   まあ、ここまでちゃんと作ってくるなら、アリはアリだと思う。

11話目 ☆5
初体験&初のフラれで、引きこもりに(笑) デブはガチでキレると、結構強いけどな、格闘技とかでも体重のアドバンテージはでかいし。そりゃ、退学というか、裁判だろ。繋ぎの2期で、このクオリティはヤベエよな。やればできるという夢の中で生きていく。真理だな。
{/netabare}

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 228
サンキュー:

39

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

正妻はエリス!

2022/01/16 投稿
同日     加筆

1クールと基本的に同じ印象です。

作画,特に背景画が美しいです。世界設定がしっかりされた上で美しい背景に落とし込まれていると感じます。
ただし,19話のOPで描かれたラタキアの街は東アジア風(塔の形からバリ島の可能性も有り?)の町並みで,寺院や王宮を思わせる大きな建築物も散見されました。しかし,ストーリーが進んで現れた王宮な外観はドラクエのスライムのような屋根のイスラム建築風(BGMはガムラン風)なんか設定の甘さなのか深い意味があるのか少しモヤモヤしました。


抵抗のあるところもこれまで同様

エロシーン・・・こちらが慣れたのか,少しマイルドな仕様になったのか1クールほどは気になりませんでした。

人神との会話シーン
相変わらず人神の口調や態度が気持ち悪い・・・ちょっぴりオルステッドの気持ちが分かりますw
そして相変わらずの前世の姿,なぜ前世の姿のままなのか?転生とは何なのか?中身は前世の人格の延長なので,実はルーデウスという人格は存在しないという,ルーデウスとしての人格全否定なのか?意味はともかく,必要性はなんとなく感じられてきた2クール目でした。



そして,自分としての2クールの最大の見所はなんと言ってもエリスでしょう!
なんとエリスの魅力的なことか!
キャラとしての絵的な可愛さ。
いわゆるツンデレの魅力(含声優さんの演技)!自分はどちらかと言えば苦手分野なのですが克服したかも知れませんw
アニメーションとしての動き,仕草や表情,アクションなど
ヒロインオーラ全開です!

自分としては,メインヒロインはエリスで確定です!正妻(第1婦人)枠はエリスで確定です。原作を読んでいないので,数年後に{netabare}ルーデウスの子供をつれて再登場すると勝手に妄想しています(笑){/netabare}

それにしても,エリスの口調「○○するわよ!」「○○しなさい!」などはルーデウスの心の声のせいか涼宮ハルヒにしか聞こえないw

ジャマなエロ要素さえなければ,お気に入りの棚確定なんだけどなー^^;




2022/01/16 加筆部分

ところで,{netabare}1クール8話「ターニングポイント」で光に飲み込まれ遠くに飛ばされたのはルーデウスとエリスだけだと勝手に思い込んでいました。まあそう思わせる話の展開ではあったのでしょうが・・・

ルーデウスやエリスの故郷が丸ごと吹き飛ばされ無くなっていたていたという衝撃の展開(1期最後に触れられては居ましたが・・・)
行方不明者を捜す張り紙や,パウロを中心とした行方不明者捜索組織の結成など,東日本大震災を経験した自分としては共感できる面がありました。

22話でのルーデウスとエリスの件について
15才と12才?でいいの?ってちょっと思ったのですが。
忘れていました,これは異世界の物語なのです。
そもその現実の日本だってかつて「赤とんぼ」の歌詞で三木露風は「15で姉やは嫁に行き~」って歌詞を書いています。ほんの100年程度前の日本の話です。
だいたい,この世界の1年が我々の暮らす世界の1年と同じ時間かも謎です!15才って我々の時間に換算して30年くらい有ったりして(笑){/netabare}
そう考えると,エリスとルーデウスの件も問題無さそうです。異世界なのですから!

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 353
サンキュー:

40

テングタケ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

18話まで観ました。→最後まで観ました。

正直、何故皆さんが絶賛しているのか全くわかりません。
1期で遠い異郷に飛ばされて以降、ご都合主義で全く話がつまらないままグダグダと続きます。
2期になってから、興味を引く展開はひと欠片もありませんでした。
絵が綺麗とかそんなことは、ストーリーがつまらなければなんの価値もありません。

追記:最後まで観ました。
印象は変わらず。

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 226
サンキュー:

6

ネタバレ

ぽよお さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

完成度がすごい

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 149
サンキュー:

7

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

バランスの良い異世界転生もの

1クール12話

一期で結構面白く期待していましたが、ニ期目ですが物語や人間関係に深みが出てきた感じですね。

ストーリーも退屈しないような展開で続きが気になります。

他である超展開的なものこそないですが、だからこそ淡々と安定感のある内容。

三期があるかは私は分からないですが、続きがあるといいなと思える作品です。

投稿 : 2022/01/15
閲覧 : 152
サンキュー:

6

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

濃密な全23話

2021年1月からの第1クールからコロナでの延期を経て10月からの第2クールまで、濃密な全23話を堪能できた。
ストーリーも面白かったが、ともかくアニメーション作品としての出来が素晴らしかった。
ラノベ原作アニメの中では史上最高傑作と言えるのではないか。
ほとんど文句の付けようがない傑作だったと思う。
「異世界転生」ならびに「なろう作品」のパイオニア的存在だということを事前情報で知り、そんな古めかしい作品が今更アニメ化かよと懐疑的に思ってたが、実際には既存異世界作のどれよりも面白かった。
参考にされてるはずの作品が一番ってどういうこと?って不思議なくらいで、まさに原点にして頂点と言えた。

もちろん映像や演出が現代アニメーションの最高峰レベルだったことも高評価に大きく影響している。
アニメしか見ない自分は、いわゆる「なろう作品」の原作は総じて未読だが、断言して言えることはアニメ制作陣が原作より何倍も素晴らしいものになるよう練りに練った作品作りを心掛けたであろうことだ。
例えば、本アニメには決まったオープニングが存在しないこと。
各話冒頭のアバン後に曲は一応流れるが、山川の自然風景や新たな都市の風景をバックに登場人物のやり取りが描かれる。オープニングも本編の一部、あるいは毎回特殊オープニングと言える手法が用いられていた。
それだけで一切の妥協を許さない制作陣の力の入れ具合が理解できるだろう。
作画は常時高品質で特に戦闘シーンは圧巻の一言。第21話オルステッドとの戦いはジャパニメーションの粋を結集した劇場作品を凌ぐクオリティと話題となった。

3人登場するヒロインはどの子も魅力的で三者三様。
個人的にはロキシーというキャラが大当たりでした。
お姉さんぽい一面もあり、逆に幼い一面もあり…なにより見た目と声が可愛い。そしてまさかのアラフォー。
とはいえ、全編を通すと大半のヒロイン成分がエリスに占められてしまっていた。
2クール目はずっと一緒だったし、彼女が正ヒロイン化したのは妥当な流れ。
一番最後に登場して第一印象最悪だったエリスも心身ともに立派に成長して…成長して…最後には…まぁ、みなまで言わないが…
(ところで15歳のヒロインが肉体年齢12歳の主人公と合体するって、BPO的に大丈夫なんすかね?←結局言ってしまった。)
幼少時代のヒロイン、シルフィも非常に可愛らしいキャラだったが、アニメ内のシナリオ段階では活躍は数話に止まった。続編での活躍が待ち遠しい限り。

ひとつだけ、人によっては不快に感じられる要素だったのは、主人公のルーデウスが子供に欲情する変態だったということか。
金髪イケメンに転生したとはいえ、元30代無職デブが10代前半の少女たちに性的悪戯をかますのは不快感がなかったわけではない。
妄想するだけならまだしも、この主人公の場合は実際に寝てる少女のパンツを脱がすなど行動に移してしまうから、さすがにタチが悪い。
この点は「真面目な正義マンだけが主人公じゃない」という作者のアンチテーゼたる主張と受け取ることで強引に納得することにした。
しかしながら特に女性視聴者からはやはり非常に大きなマイナスポイントとなり、シナリオ要素としては全方位有効にオススメできるアニメではなかったかもしれない。

声優さんのキャスティングも素晴らしい。
ルーデウスのモノローグと転生前のブ男、いわば陰の側面を演じた杉田智和さんはハマり役。本作を名作たらしめた要因の半分は杉田氏の功績と言っても過言ではないかも。
ルーデウス本人の声を演じた内山夕実さんは、昔から実力派女性声優として活躍していたが、ここにきてキャリアを代表するキャラクターに恵まれたね。
杉田氏と内山さん、2人1役が見事噛み合っていて作品をより良いものに昇華させたと思う。

続編については、まず間違いなく作られるだろう。問題はいつになるかだ。
このアニメの台頭によって、ラノベ原作アニメの勢力図は大きく塗り替えられたかもしれない。
昨年までは未だに"ソードアート・オンライン"がラノベアニメの頂点にいた気がするが、はっきり言って内容もアニメの出来も段違いで無職転生に軍配が上がる。
今後は本作が何年もかけて定期的に制作されるロングランシリーズになってほしいが、SAOと違って○○編のようにはっきりと物語が区切られてないのが若干ネックとなりそう。
完結までいかないと区切りがない1つの人生記だから、合間を置くと内容を忘れることが心配される。
なので早めの2期をお願いしたいね。
自分は間違ってもコミカライズなどに手を出さず、アニメ一本でいきたいので。

投稿 : 2022/01/15
閲覧 : 140
サンキュー:

11

たこわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2021年No. 1

作画、音響をはじめとして一期から通して大変気合の入った作品です。作り手の気苦労が伝わってくるようです。年度別では間違いなくNo. 1の作品でしょう。
漫画版は読んでいるのですがアニメは若干違った路線で展開していますね。おそらくこの後も続編で出るのでしょう。
脚本に関して好き嫌いが序盤ではっきりすると思います。あと物語全体通して作り込みが過ぎてテンポが悪く感じるかもしれません。
声優はS氏が余りにも濃い演出をしているので他が空気。S氏は好きだが他声優が気の毒。そんな中で井口由香は1人気を吐いていた。流石。

個人的に物語の肝でもある白髪のヒロインが殆ど2期では触れられていないので雲行きどうなの?と感じてしまいました。

投稿 : 2022/01/13
閲覧 : 165
サンキュー:

5

だんだだん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すごい第二クール

第一クールで異世界アニメとしては破格の質で度肝を抜いたわけだが、
第二クールに入ると乱れて…こない。正直、原作でもこの部分の
ストーリーは「いろいろあったけど何とか戻ってこれました」で
終わっちゃうところ、アニメでは心象描写から背景まできっちり描きこんで、
すっかり魅入られてしまった。

各話の構成も素晴らしく、切々と流れるED曲とうまくマッチする
終わり方になっている。 最終話こそ、ちょっと引っ張る感はあったが、
この後、ドラマチックな再会を果たすゼニスを描いたあたり、
とても上手いな、と。

本当にこのアニメ制作陣には信頼がおける。
第三、第四(で終わらないかもなw)クールが実に楽しみだ。
問題は、他の異世界アニメがえらくポンコツに見えてしまうことくらいかw

投稿 : 2022/01/11
閲覧 : 195
サンキュー:

11

かとー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

相変わらず素晴らしい

ストーリーも程良く、エッチなのも最高ですね!
僕はロキシーといかがわしい事したいです!

投稿 : 2022/01/11
閲覧 : 220
サンキュー:

16

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一期よりはちょっと

面白いのは間違いない。
ですが一期よりはちょっとおちるかな。
ルーデウスがあんがい頭の悪い立ち回りをするのがね。
父との再会は良かった。
その後の展開は少し丁寧さに欠けたように思えます。
もうちょっと時間をかけて家族を見つけて欲しかったかな。
第3王子の件もなんだかなぁ
しかしそれらを補ってあまりある作画と音楽
なにより次回作への期待感が半端ない。
楽しみにしてます。

投稿 : 2022/01/11
閲覧 : 289
サンキュー:

10

ミロク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

高水準クオリティのはずだが、不当な低評価・荒らし・煽りレビューが目立つので対応を検討。

異世界作品の中では随一の品質であると言えます。
ただ何故か不当な低評価を付けるアンチや荒らし連中が多い。
その大半の理由として挙げられるのが「主人公が気持ち悪い」という『アニメの完成度』とは全く関係のない個人の好みである『性質への主観評価』である。
この『アニメの性質』だけで他の評価も不当に下げられる始末。


※【『レビュー絞込検索』をすれば、すぐに分かります。】※


『性質への評価』を投稿した方々は、逆に貴方達が高評価した作品にも「同じ事が言える」という事を理解しているのでしょうか。
この「性質への評価」については後述します。



無職転生は原作未読、特別に思い入れがあるというわけでもないが、このシーズンでは最も完成度が高かったのを記憶している。
物語構成、世界観、緻密な設定、背景やキャラの見せ方、演出、メッセージ性など、どれを取っても他と一線を画す出来栄えになっている。

陳腐な異世界物ではない。
分析的に視聴すればより顕著にそれがわかる。
道具一つとっても描写がとにかく丁寧で凝っている。

「絵」だけでキャラの心情や背景等も理解しやすいよう配慮されている。
そしてオープニング音楽(複数曲)を大陸ごとに切り替えて使用している。
声優に関しても非の打ち所がない。
作画は高次元に良く、近年のアニメ作品と比較しても最上と言っても過言ではない。

無職転生のファンでなくとも、高評価せざるを得ない完成度。
2クール目を加味しなくとも高水準である。

しかし、上記でも述べた悪質な連中が思いの外多いので、今回下記のように指摘させてもらう。



まずは「この作品を高評価する人間は現実では●●だ~」「現実逃避をしている~」と、煽るレビューがあるので、逆に返します。

ここ近年のアニメの傾向として可愛いヒロインを押し売りする様な物ばかりが出て、それがなぜか高評価を受けています。(物語がぱっとしないにも関わらず)
「高評価する人は現実では●●だ」と主張する側の全く同じ論理で、リアルで彼女いないんですか?可愛い女の子達を見て癒される必要ありますか?現実逃避ですか?(笑)となるわけです。

「この作品を高評価する人間は現実では●●だ」という輩の高評価している作品を見ていますが、大体が「最強主人公」「ラブコメ」「可愛い女の子達が主役」に偏っている。

しかも他の作品と比べて評価項目が平凡レベルなのにもかかわらず満点に近い評価。

※【不当な低評価を付けている連中の高評価する作品の傾向を見れば分かります】※

中二病ですか?(笑)スカっと系が好きな中二病の痛いお子様ですかね(笑)現実で無双出来なくてアニメで現実逃避(笑)


『最強主人公』『ラブコメ』『可愛い女の子が主役』系のアニメは、現状リアルでダメダメで勉強も運動も出来ない、彼女もいない充実していない……等、そういう奴が現実逃避で楽しむ作品だよね(笑)
いいよね!アニメで夢を見られて。現実は悲惨なのに(笑)
高評価で絶賛してる人はまあ……そういうことだよね(笑)



と逆に煽り返すが可能です。
現実と乖離している分、こっちの煽り返しの方が効果抜群です。
完全にブーメランが刺さっています。

このシーズンのアニメのランキングでウマ娘が1位をとっていますが、まさにそれを物語っていると思います。

あれが普通の馬だったらどうでしょう、あれが可愛くないキャラだったら魅力を感じるでしょうか。可愛いヒロインだからこそ成り立っているわけです。特に男受けが良いからこそ、強引に擬人化してキャラを可愛くしているわけです。

可愛いヒロインが出ているからという理由で満点評価を付け、この作品には不当な低評価をつける。
この作品では「癒し」や「最強」等を感じ取れない為、現実逃避しづらいという理由もあるのでしょう。


「現実逃避をしているか否か」の観点なら、「可愛い女の子が主役の癒し系」「主人公最強系」の方がよっぽど現実離れしていますし、「ご都合主義なラブコメ物」も現実から目を逸らしています。

現実逃避したい人、ご都合主義の世界に浸りたい人からすれば、この作品、無職転生との相性が悪いのかもしれません。

この作品は現実との距離が近く、人間の悪い部分(男女の性欲、理不尽な災害、殺人)等、沢山出てくるので、幸せな気持ちになりたい人(現実逃避したい人)にはとことん向きません。


私は別にこの作品の信者ではありませんが、完成度だけは他の作品よりも突出して高いと考えています。
その為、荒らしによる不当な低評価とレビューを見て大変不快に感じました。彼らが高評価している作品はお世辞にも完成度が高いとは言えません。他のレビュー者も言っていますが「ネガティブハロー効果」が起きています。

これだけの作品に仕上げてくれた制作会社への敬意すら感じない。
制作会社は報われませんね。

その為この作品、自分の中では4.6くらいの評価ですが、5にします。
本来自分がアニメに点数を付ける事なんてありえないのですが、価値観の一言では片づけられない、あまりにも偏ったレビュー・不当な低評価が目立つので対応します。

仮の話で、アンチや荒らし連中の行いが「価値観の一言」で片づけられるならば、子供向けの作品、主人公最強系、可愛いヒロインだけが出る作品、スポーツや音楽系の作品など、
自分はこのへんが特に嫌いなので低評価をつけますよ。これは不当な低評価ですか? でも貴方たちのやっている行いが正しいものとするなら、
「不当評価なんてものは存在しない」ってことになりますからね。



『好みは人それぞれ異なる、各々の価値観だ』という主張は理解できますが、だからといって全く道理に合わない低評価は目に余ります。




本来、低評価すべき作品というものは、例えば「作画崩壊or作画が雑」「声優が棒読みor下手」「物語に一貫性がない、矛盾」「キャラが立っていない(掘り下げ、個性不足で存在感がない)」「音楽が合わない、うるさい」など、こういった形である事が普通であり、その上で他作品の評価状況と比較した上での判断になります。

この作品はどの項目においても、十全に近い状態で丁寧に制作され高評価に値します。無論、他作品と比較しても高水準です。
これは決して贔屓をしているのではなく、明らかに他の作品と比較しても桁違いにレベルが高いから言っています。



貴方達も自分が高評価する作品を「最強主人公が出る奴は中二病、キャラ評価☆1」「可愛い女の子だけが出るなんて非現実的、キャラ&物語の評価☆1」「ロボットがダサすぎて集中できなかった、それ以外は割と普通だけど、ロボットがゴミ過ぎて途中断念、オール☆1」「擬人化とか気持ち悪すぎオール☆1」「主人公覚醒とかご都合主義過ぎ、オール☆2」「仲間の慣れ合いがキモい、作品全体としては良いけどオール☆3」「ラブコメとかリアルで恋人いない奴が視聴する作品(笑)主人公やヒロインは美形ばかりで非現実的、それだけで他の良い要素ぶち壊す程なのでオール☆1」など主観に偏り過ぎる評価をされたら嫌でしょう。これを『価値観』の一言で片づけたら更に荒れます。

そもそも、それぞれのアニメ作品ごとに『性質』があります。
この『性質』を単純な「個人の主観的過ぎる好み」で評価していたら、
制作側も何の考えもなしに「視聴者受けの良い作品」ばかりを世に送り出して「似たような作品」が大量に溢れ出てきます。

もう既にそのような兆候は出ています。先ほども言った通り「とにかく可愛い女の子を主役にした作品」を出せばウケが良いだとか、そういう「個性のない作品」ばかりが増えてきています。

「個人の好みで作品を評価するものだろ!」と主張している人は、貴方が高評価する作品を上記の様な「他は完成度高いけど、キャラが非現実的だし、全く共感できないから☆2が妥当かな(笑)」「グロ作品なんだろうけど、グロ嫌いだから☆1」「恋愛作品なのはわかるけど、恋愛嫌いだから☆3」なんて『性質』への主観的過ぎる評価で作品の点数を下げられたらたまったものじゃありませんよね。

だからこそ「性質」ではなく純粋な『完成度』に着目して評価するべきなのです。
そうすることで多様なジャンルの作品が生まれますし、制作のモチベ向上にも繋がります。

「完成度」に着目せず、ただ「個人の性質への主観的過ぎる好み」で評価する人は視野が狭いですし「自分が同じ事をされたら嫌」ですよね。
「自分が同じことをされても良い」という考えの人は名乗り出てください。
貴方が「個人的過ぎる好みで性質への低評価をしているレビュー内容」をそのまま「貴方の高評価する作品」に返す事もできますので。
例えば「キャラが気持ち悪い」というのも、そのまま貴方の高評価する作品にも当てはまります。どの作品にも共通して言えることです。
何故なら「個人の好み」だからです。

「完成度」についても個人の主観的要素は当然含まれますが、少なくとも、
「キャラ嫌いだから」「バトルがないから」「主人公が最強じゃないから」「ご都合主義じゃないから」なんて「性質についての主観評価」にはならないはずです。

この作品は確かにキャラの個性が強いですが、それはあくまでもアニメの「性質」に過ぎません。「性質への評価」が罷り通のであれば、貴方の高評価する作品に低評価を付ける事ができます。

この流れは作品の幅を狭める事にも繋がりかねないので、「完成度」に重きを置いて「評価すべき」と繰り返し言っています。



純粋に完成度の高い作品を不当に貶す行為は、制作会社への侮辱でもあるので、今後の事も考え、私は絶対に許しません。

手抜き作品に対する批判であれば分かりますが、今回の一件に関してはあまりにも的外れな主観が入り過ぎている「不当な低評価」と言えます。
真面目に他作品と『完成度』を比較してください。


ただでさえアニメ業界は低賃金であるというのに、頑張って制作した「完成度が非常に高い優れた作品」を個人的過ぎる感情で不当に貶すのは大変失礼です。

アニメ業界の未来の為にも、
完成度の高い作品は、制作側への感謝の気持ちを込めてください。
逆に完成度の低い作品は相応の評価をしてもらって構いません。



また無関係の人をむやみに煽る民度の低い方達もいる様なので、通報もしておきます。

現実に近い物語だとしても、現実とアニメは別物です。
現実に置き換えて話そうとする輩は揃って荒らしです。

この作品以外にも上記で述べた「性質への主観評価」が沢山見受けられますが、私は今回此方の作品を取り上げました。

なぜなら、此方の作品については特別「完成度が非常に高い」からです。
純粋に制作会社を賞賛すべきです。
にもかかわらず、「キャラの特徴」性質だけの的外れなレビューに加え全く妥当性のない不当な低評価をしている方が沢山います。

そんな事ばかりしていたら「偏った性質」「視聴者に媚びる個性のない作品」ばかりが世に出てきます。



私が強い憤りを覚えているのは「この作品だから」という特別な理由ではなく、「完成度が非常に高い作品だから」というものです。
「完成度が非常に高い作品」であるにもかかわらず、全くもって不当な低評価、的外れなレビューをしている方々が沢山いたのを確認したので、今回初めて投稿させていただきました。



今後このような『完成度の高い作品への不当な評価及び侮辱』が続くようであれば、不当に評価する者をリストアップした上で様々な角度から対応を検討します。

※ちなみに現在不当評価者(荒らし含む)をざっと確認したところ、同一人物と思われるアカウントが多数見つかりました。私の中では別々の人間が不当評価を行っているものと考えていましたが、このようなケースもあるんですね。
下げられた分の評価を上げる等の対応も今後必要になって来る場合があります。加えて彼らの扱いについても十分に検討する必要がありそうです。

ひとまず現在の不当評価者(荒らし含む)と新規の不当評価者の動向を観察し対応方法を決めていく次第です。

※【不当に低評価する人間、荒らし等の情報は『レビュー絞込検索』(☆3~☆1)をして、彼らのプロフィール内に入れば高評価作品の傾向&偏りを掴む事ができます。(絞込検索をした後、サイト内文字列検索で「2022/01」と最新の日付を指定して検索すれば不当評価者の最新投稿を取得可能です)】※

投稿 : 2022/01/10
閲覧 : 269
サンキュー:

6

ネタバレ

螺旋常連からくり剣豪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

正直言ってやや微妙

異世界無双が多数を占めるなろう関連作では異質な、正統ファンタジー作品の2クール目です。11話までの振り返りはしないので、1クール目を観てから視聴することを強く推奨します。

チート特典とかではなく、最初から才能自体はあるものの自分の努力で力を開拓していくのが他のなろうファンタジーとの明確な差異であり魅力の一つ。下手なご都合主義に頼らず、しっかりとした過程を踏んでストーリーが進むのはなろうというよりはロードス島戦記やアルスラーン戦記に通ずるものがあります。

ストーリーは基本的にファンタジー的なものではなく、基本的には86と同様、人と人とのエピソードを展開に起こす、いわゆるヒューマンドラマの傾向が強いです。様々な問題や仲間との衝突を経て、ルーデウスたちが成長していくところが、この作品の醍醐味でしょう。
パウロとルーデウスの再会を描く16、17話は特にその点において秀でていたと思います。

難点は序盤から続く下ネタとファンタジーらしい展開が少なく、エンタメ性に乏しいという点でしょうか。真新しさも薄め。よくある展開で纏まってるので意外性はほぼ無い。最新話までそんな調子ではあります。

下ネタ要素についてはルーデウスの前世要素が足を引っ張り、彼に愛着を持ち難い要因になり得るかと。私は物語を楽しむ上で過剰に描写されるこの要素はちょっと要らないかと思っています。

もう一つのエンタメ性の低さですが、このアニメは基本大真面目にシリアスなストーリーを展開していくので、ギャグ要素などは少なくケレン味には欠けます。世界観自体もよく低評価されるなろう関連作と大差無く、良く言えば分かりやすい、悪く言えばありきたりです。
結局のところこの作品も他と同様、あくまでキャラクターの強い魅力で魅せているので、そちらを重視していればこうした点は気にはなり難いでしょう。
戦闘シーン自体は滑らかなものの、相手はちんけな悪人やモンスターばかりでしっかりとした敵対勢力との対立は現状しておらず、数自体も少ないのでバトル作品として楽しむのも正直微妙なところです。ルーデウスが強いという設定はこのせいでそこまで活かされてはいないです。
しかも強い割に格下相手によく窮地に追い込まれるのでカタルシスとはとにかく無縁。そこまで異世界無双作品に反目しなくても、とは思います。

あとは展開の意外性には乏しい。まあそうなるやろ、な展開が多く、他作品と比べて新展開になっても驚きはそこまでないです。意外なのは20話に出て来たロキシーフィギュアのエピソードくらいですかね。まあその分脱線とかはしないので一種の安心感はあります。

作画や音楽は全体的に良質。作画は時々角つきますが、気になるというレベルではないでしょう。

個人的にはヒューマンドラマとしては傑作、ファンタジーとしては現状佳作といった評価です。

21話視聴
作画は確かに凄かったですが、戦闘に入るまでの流れがちょっと酷い。実力者のルイジェルドやエリスがびびり、魔眼も異常をきたすような明らかにヤバい奴に気さくに話し掛けるルーデウスに違和感がありました。
結果圧倒的な実力差に屈して殺されかけたわけですし、シーロン王国の時からそうですが、ルーデウスは得体の知れない奴相手にいくらなんでも不用意に立ち回り過ぎな気がします。結果論ですが、ヒトガミのことを喋らなかったらあの様子からしてオルステッドにはおそらく襲われなかったでしょうし、スルーする選択も十分できたはず。
慎重ではなくなった代わりに迂闊さが目立つようになったりと、本来ならプラス要素になるはずのルーデウスの成長要素がずっと裏目に出ている気がします。






私のレビューについて言及している方のレビューを拝見しました。

アニメはアニメで楽しんでいるので原作見ろと言われても困ります。しかもまだそこまで思い入れも無いので。
伏線ばら撒いてるんですとかまだ序の口だとかも、伏線を回収する先の話がどんなものかも知らないので知ったことではありません。この作品のレビューに限りませんが、私はあくまで今の話までを見て良いところ、悪いところを純粋に評価しています。
3歩進んで2歩下がる。そういうストーリーを軸にした作品があるのも知っていますし、レビューはまだしていないですがその手の作品も評価してはいます。無職の一部が自分の肌に合わないことを素直にレビューしているに過ぎません。
あと、頭空っぽのご都合主義作品だけ楽しんでれば良いだとか、そうやって他人の好みを貶すのは感心しませんね。
私のレビューに対して言っていることは分かるところもありますが、好きな作品を単純に貶してくるだけなのは正直言ってカチンときました。

このアニメにしっかりとした設定やストーリーラインがあるのは認めています。
実際、私は無職をそれなりに難点はあるとは思いつつも、面白い作品だとは思っています。
戦闘メインではないこともここまでの話を観て大体把握しているつもりなのです。このレビューでは戦闘単体の評価をしているだけです。私自身、戦闘描写のある作品では主人公と魅力あるライバルとの名勝負を期待するので、そこも肌に合わなかった部分ではあります。

自分の評価が完璧なものではないことも理解しているので、いちいち揚げ足を取ってこなくても結構です。

全話見て
似たような御涙頂戴の話の繰り返しで正直飽きてきました。ちょっとうだうだやりすぎですかね。ルーデウスがスペック的に強い割には力を持て余しているし、いちいち過去のトラウマをフラッシュバックさせてウジウジしまくるのでいい加減癪に障る。それだけでなく一度終わった種類のトラウマでさえ何度も何度も蒸し返してウダウダやるのでそこがキツい。そうした短所を補うために賢いかと言えば別に賢くもないし。風の噂で聞いたんですけど、今後も教訓も活かさず同じ失敗を繰り返してうじうじするんですよね。別にうじうじするのは良いんですけど、一度失敗したことを繰り返すのはただの愚か者ですよ。

投稿 : 2022/01/10
閲覧 : 374
サンキュー:

14

DB さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

登場人物がどれも生き生きと描かれており、次が見たくなるいい作品だと思います。転生ものらしい部分も確かにありますが、きちんとしたストーリーとテンポで飽きさせない作品です。続きが気になるので3期も絶対に見ようと思います。

投稿 : 2022/01/09
閲覧 : 135
サンキュー:

5

にしやまん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いろいろ詰め込み過ぎなのに全部がいい感じにつながりあっている

めっちゃ面白い。
1期から一気観するのがオススメ!

いい感じに裏切り続けてくれるストーリーが最高。
いろいろな場面で各キャラの人間味がでていて、異世界転生ものなのにリアルを感じる。

物語の構成も秀逸で、すんなり入ってくる感じ。
かと思ったらとんでも展開で度肝を抜かれる。
3期が待ち遠しい。

投稿 : 2022/01/06
閲覧 : 159
サンキュー:

7

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

真摯な異世界転生

<2021/11/17 初投稿>
原作未読。
前期同様リアタイで視聴してます。

相変わらずアニメーションのレベル高いっすねぇ
それだけで見る価値あろうというものですが。
もちろんそれだけではない。

というわけで今回改めて思ったことを少し書いてみます。

なろう系異世界転生モノの原点であり原典というべき本作。
ここまで視てコンセプトがはっきりしてるように感じられてきました。

それは
「前世で生き方をしくじった主人公が、
しくじりと真正面から向き合い、
異世界で授かった新しい生で同じ轍を踏まないよう
真摯に生きる」
というもの

そのしくじりは普通なら直視できないようなあまりに痛々しい、情けない自分。

「◯◯は死んでも治らない」とは言いますが、
「死んで生まれ変わったらやり直せた!」
と最後言えるような物語なのではと。

人生に絶望した人が本当に人生をやり直そうとしたらこうなるのか、と思えるような。
そうしたテーマに真摯に取り組んで生まれた作品なのかもですね。

<2021/11/30 追記>
20話爆笑しました。
せっかく16〜18話で感動したのに
俺の感動返せ 笑

そして今日のYahoo!ニュースに
「<無職転生>ロキシーのフィギュアがフィギュア化」
って記事が!
「フィギュアがフィギュア化」ってこれまたメタなw
やはり腕は3本あるんだろうか?w

<2021/12/21 追記>
最終回まで見終えました。
良いラストでしたね。
3期が見たくなる。

物語の楽しみ方には大きく三つあると思います。
一つは登場人物に感情移入していく
二つ目は俯瞰的に見る
三つ目は感情移入と俯瞰をなんとなく使い分けながら見る

でも結局俯瞰だけ、ということは少なく、大なり小なり誰かに気持ちを入れ込んで見ていくことが多いと思います。
全く誰にも感情移入しないのは難しい。
つまり一か三。

本作の場合、やはりルーデンスになったつもりで見ていくのが王道。
そこで問題は前世の男。
ルーデンスになった気持ちで見ていくと突然この男が現れる。
まるで自分の嫌な過去を見せられたような気分になる人もいるのではないでしょうか。
そう思わせてしまうってことは、それだけ上手く作品を創り上げてるってことなんですが。
でも、自分の嫌なとこ見せられたような錯覚を覚え、これに我慢できない人はこの作品を生理的に受け付けられなくなるかも。

なんてことを考えてしまいました。

ざっくり言えば、嫌なことに正面切って向き合ってますよね。
私は本作のそういうとこ好きなんですけど。

投稿 : 2022/01/05
閲覧 : 681
サンキュー:

69

ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ルイジェルド、かっこいい!!

無職転生2期
12話~23話

1期では、ルーデウスが転生してから強くなって、魔力災害に巻き込まれ、一緒にいたエリスを元の地まで送り届けようというところで終わった。
この2期では、そんなエリスを元いた地まで旅をする話。

内容としては、バトルシーンが増え、メインキャラがどのぐらい強いのか等が何となく分かるようになってくる。
また、離れ離れとなった家族との再会や、目的を果たすためにどうすれば最善かと苦悩するシーンも見どころかなと。

気になった点は、ところどころの話のタイトル。
19話の『ルート選択』21話の『ターニングポイント2』等。
1期でも8話に『ターニングポイント1』とあったけど、そういう回なのかな~?ぐらいにしか思ってなかったけど、『2』まであると意味深に思えてしまう。

ちなみにお気に入りの回は21話の『ターニングポイント2』
{netabare}ルイジェルドでさえオルステッドにダメージを与えられず、エリスに至っては時間稼ぎにすらならなかったが、ルーデウスは不意打ち気味とは言えダメージを与え、2激目は相手に技?も使わせ魔力量にも驚いていた。もし万全の状態で杖も使っていたらどうなったんだろうか?{/netabare}

他にも獣人族に捕まり理不尽な言動等を受けたり、{netabare}父親パウロとの再会時にも喜ばれるどころか、期待され過ぎて雑に扱われたりと、{/netabare}正直ルーデウスは相当苦労していたのに、腐らず居られたのは周りの人が良かったのか、ルーデウスが父親の事を信頼していたからだろうか?
1期よりも心理描写が強く描かれており、本当に良く出来ていると思いました。

見終わった感想は、大満足であった。
ルーデウスとエリスを必ず元の場所まで連れて行くというルイジェルドの強い意思。
長年、悪い事には加担しない、子供は見捨てず助けると言った強い信念があるものの{netabare}ルーデウスを信頼し、身勝手な行動は取らず、自分のプライドを捨ててまでも献身的な行動に出たルイジェルドは漢!!絶対に勝てないと分かっていても、ルーデウスとエリスを守るために、オルステッドに立ち向かうところも凄かった。{/netabare}
長い旅も終わり一段落したし、未解決な部分が多々あり、これからの物語にも期待を持たせてくれる。
{netabare}オルステッドの「まだ知り合ってない」が謎過ぎた。{/netabare}

一応目的も果たし、ルーデウスがこの後どうするかも気になるところ。
後、未だ見つかっていない人達も気になるところ。
{netabare}1期では結構出番もあったエリスのお爺さんが死んだのと、父母が亡くなっていたのは驚いた。{/netabare}

大変良い作品でした!!
続編楽しみにしていますっ!!

投稿 : 2022/01/05
閲覧 : 187
サンキュー:

20

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い

下ネタ多めですが面白かったです。
まだ見てない人は1期からぶっ続けで見た方がいいです。

投稿 : 2022/01/05
閲覧 : 172
サンキュー:

7

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

単純接触効果

一期のレビューで転生物にする必要ある?と辛口レビューに――まあ言うて私のレビューは全部辛口ですが(笑)――なってしまったが

だがしかしファンタジー物としては至高レベルの出来であるとは評価していた作品ではある


今作で合計23話という長丁場、単純接触効果でデブニートの顔を何度も観てくると
アラ不思議!あれだけキモイと思わせてた見た目も慣れてくる

それに
❝人の本質はね、基本的に変わらないの。❞
❝上記の様に述べてきたが、私は別に人は絶対変わらないって言っている訳ではない。
外部的要因によって大きく心揺さぶられたとき、人は良くも悪くも変わる。
これは生物学的に生物の全ては恒常性と変化性の相反する性質を持っているから。❞
と前回のレビューで述べた様に

実際問題として、作中の中で前世のダメダメな部分が垣間見えて来た
だが今世で接して来た、家族・エリス等の大切な存在
それが引き金となり――
――錆びていたトリガーを漸く引くことができた

このままじゃ駄目だ

――最後にデブニートはゼニスを探すべく過去を乗り越えたのであった


こんな感じで人間の本質の部分をしっかりと描いていた二期は非常に好感が持てる
転生しても楽だけじゃないよと、前世の尻拭いをするとになると
同じくリゼロもこれをしっかりと描いているから私の中の評価が高い

創作物であっても現実と乖離した、価値観や倫理観を見せつけられると
人は共感が全くできない
故に名作と呼ばれる作品は心理描写がどれも秀逸なのである

投稿 : 2022/01/05
閲覧 : 424
サンキュー:

29

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snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これが映像表現<85>

本作の魅力は単に作画がいいというに留まらない、映像表現でしょう。
台詞ではなく映像で表現していくので画面から目が離せないんですね。
わかりやすいところでは父親の転移事件後の苦難がOP流してる間の映像ですべて表現されていたり。
背景描写も魔大陸・中央大陸で文化文明的な違いを描写できてたり。

原作は幕の内弁当的な美味しいものを詰め合わせましたという感じで、なろうで日々更新して人気をとっていくには掘り下げるよりも新キャラ新背景新事件なんだろうなぁといった感じなんですが、何段も格上の作品に仕上げられてますね。
{netabare}
ただ、この先が学園モノになってしまってコミカライズでは停滞の印象を持っていたのねん。当時のラノベで流行ってたからかなぁ、みたいな。
{/netabare}

この作品を作るためのスタジオ設立だということで最後までやるんでしょうが、ここまでの手腕だと他の作品も観てみたくなるなぁ。

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 208
サンキュー:

7

ネタバレ

ゆーな さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白いアニメって言いたいのに主人公が変態すぎてこまる

二期になってもとっても面白くて毎週楽しみにしてました\(^▽^\)
またまたいいとこで終わっちゃいましたね(´・ω・`)

各話に盛り上がるところと、先が気になるところがちりばめられていて、いつも面白い( v ̄▽ ̄)
ロキシーがかわいくてかわいくてちょっとしか出番ないのがつらいけど
ルイジェルドやエリスとずっと旅してるからルイジェルドもエリスも好きになってきちゃった(*´艸`)
主人公だけじゃなく一人一人が失敗したり経験したりして学んで、成長していくのが好き☆

面白すぎて大好きだけど、1クールからずっとヘンタイなシーンがいっぱいあって、大好きなアニメって友達に紹介したいのにこまるー(/□≦、)
せめてここだけでもオススメって紹介したくてレビュー書きました☆

でもエッチなシーンが好きな人も多いだろうから、やめてなんて言えなくて
私が見なきゃいいだけだけど、面白くてやめられなくてホントこまる。。。

{netabare}
こういうとき素直に興奮して見れて楽しめる人がうらやましいなあ(-ω-;)
いあ、だってさ、主人公がパンツ頭にかぶるようなアニメを堂々と好きだなんて友達に言えないぢゃん(`□´)

ルーデンスの変態なところが気持ち悪すぎて、むりー

胸の横のほくろまで正確につくられたロキシー人形、どれだけじろじろ観察してたの?
それを脱がして観察してハァハァしてるとことかうわぁって感じでドン引き
なんであれ売ったの? 男性が買ったらああなるの想像できるよね?
自分そっくり精巧につくられたフィギュアをあんなヘンタイに所有されて、毎日じろじろ観察されるんでしょ? やだもう(/_<。)
ロキシーがかわいそう(´・ω・`)

特にヤバかったのが、ロキシーの下着盗んで御神体にしてるとこ。なにあれキモい|電柱|ヽ(_ _|||))))ウゲェェ
それから2クールで下着のいちばん汚い部分をピンポイントで匂いかいでなめてるところが本当に気持ち悪すぎて、吐きそう。
せめて持ち主のいないところでやってあげて、なんで持ち主の前でやるの?さいていー(`□´)
あんなことされたら泣いちゃうよ(/_<。)

これ見てて中学の水泳の授業の時に男子に着替え盗まれたの思い出してふるえた((((;゚Д゚))))
デリケートな話だからって言われて、着替え戻って来なかったし、犯人も男子ってことだけしか教えてもらえなくて、誰かわからない男子がこういうことしてたのかなって思うと気分悪くなった。それで同じ学校行くの嫌だったから女子校に進学することにしたのよね。
でも、女の子のいじめじゃないってわかっただけでも良かったって思ってるの。アニメとは関係ない話☆

それでも変態なとこは、お姉ちゃんと「きゃー、やだー、きもーい」って叫びながら見てたから良かったけどホント困ったのが普通のえっちなシーンはなんか生々しくて恥ずかしくなっちゃって、「きもーい」とか気軽にいえなくてちょっと気まずかった。 



シナリオの良かったとこは、2クール目は何度か転生前の姿になるシーンあって、そのたびに元の身体に嫌悪してるところあったけど、転生前に優しい言葉をかけてくれていた友達や両親の優しさに気づいていって、本当は元々気づいていたけど気づいてないふりをしていて、最終回でルーデウスが、転生前の姿で引きこもりをやめて玄関から外に出たという描写が、過去の自分の弱さを乗り越えたって感じがしていいラストだったなヽ(ω・ヽ)

{/netabare}

ヘンタイなところとエッチなところだけどうしても受け付けなかったけど、面白かったです。
2期がとっても楽しみです。

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 644
サンキュー:

38

うおお さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

こんなに素晴らしい作品に出会えて本当に良かったなと思いました。
話が面白いってだけじゃなくて、見てて根気強く生きるパワーで圧倒されたって感じですね(?)
ほんとに良かった。

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 169
サンキュー:

8

はなが天使に… さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2期というより
1期の後編なんですね。

中だるみもなく物語が進むにつれ
出てくるキャラそれぞれがうまく絡み
ちゃんと活きていて
展開も見事に盛り上がっていきます。
冒険あり、バトルあり、魔法あり、エロあり
笑いあり、涙あり、友情あり、セクハラあり
・・・・うん、見どころ盛りだくさんですw
タイトルも一応合ってるんですが
良い意味で置き去りにするくらいよく出来た
異世界転生ファンタジーだと思います。
主人公が才能溢れた美少年だけど
中身が元いじめられっ子の引きこもりおっさんなので
感覚が大人で卑屈だけどその分冷静に対応出来たり
俯瞰で物事を把握出来ているあたりがギャップになってて
面白いですね。
主観と客観の両方で楽しませてくれる感覚になれて
非常に楽しめました。

アナウンスがもうあるのかわかりませんが
流れ上間違いなくあるだろう続編も楽しみにしてます。

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 183
サンキュー:

19

sawatti さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エリスがさぁ~すげーいいんよ~

エリスがかわいいんだよねぇ。人によっては気性が苦手な人もいるかもしれんが待ってくれ、エリスの根底にあるものがさーもう真っ直ぐなわけよ。全然んぶれないわけ。その純粋さに可愛さをめっちゃ感じるんよなぁ。

ロキシー、シルフィ、エリス3人共それぞれ違う魅力でかわいいんだが、この後の話も知っててもやっぱ、エリスかわいいんだよなぁ。

ちなみにamazonの批判レビューのほぼほぼは性的描写がーーの一辺倒なので全く参考になりませんw君等見るの絶対間違ってるからwっていうツッコミしかないのでアマプラで視聴してもレビューは見る価値ゼロです。

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 161
サンキュー:

8

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絆を紡ぎ、手繰り寄せる物語

【紹介】
質の高い異世界なろう系アニメの分割2クール目。
異世界転生系アニメの手本になるようなよくできた名作。
相変わらず笑えるシーン、感動的なシーン、ワクワクするシーンの連続で飽きないですね。

【作画】
安定していて素晴らしい作画で、戦闘の動きがとても良い。
魔法の演出とかも良い感じでファンタジー世界の魅力を十分に伝えてくれています。

【キャラクター】
相変わらず魅力的なキャラクター達。
私はロキシーが好きですが、みんな可愛いですね。

ザノバがとても面白いキャラだった。
こんなぶっ飛んだキャラが出てきても不思議じゃないけど、今までなかったパターンなので不意打ちでした。
こういう程よく滅茶苦茶なキャラクターいいな。

【シナリオ】
1クール目はキャラ紹介がメインだったけど2クール目は物語が大きく動いてきてシナリオ的な面白さが増した。
前世での失敗、転生後の失敗、どちらもちゃんと反省して向き合って、今度は失敗しないように努力する。
仲間や大切な人のためなら、どんな困難にでも立ち向かう主人公が男らしくて最高にカッコいい。

抜群にシナリオが良くて先が気になって仕方がない。
相変わらず各話の区切り方、余韻の残し方、次の話へのつなげ方で興味の引き方がうまい。
主人公だからいつも行いが正しいわけじゃないし、主人公だからいつも善行を積むわけでもないし、仲間だからいつも都合よく動くわけでもない。
人間だから、間違うこともある。
だからキャラクターそれぞれが生きてるって感じがする。

{netabare}
16話親子喧嘩は、パウロの言い分がかなり理不尽では?って思ったけど、ちゃんと理不尽だってことをギースが指摘してて良かった。
人に諭すときに、正攻法でこれがこうでこうだからこうしたほうがいいって優しく諭すことってあまりなくて、ちょっと荒療治だけどちゃんと相手に響く言葉を選んで諭すところが、信頼関係があるように思う。
そういった人間らしさがとても魅力的に思った。
{/netabare}

ちょいちょいエッチなシーンや変態行為が出てくるのも相変わらずで、正直かなり気持ち悪い行為も多くて、顔をしかめながら見ていたけど
シナリオの中にうまく溶け込んでいて、短く話の邪魔にならないように入っているのは良かった。

【総評】
細かいことが気になるところもあったけど、そんなことはどうでもいい。
とにかく面白かった。それで充分じゃないでしょうか?

期待通りの2期で、つまらないシーンがほとんどなく順当に面白かった。
変わったものを作ろうとか、商業的な成功を目指そうとか、作者のメッセージを発信したいとか、そういう余計なことをせずに正攻法で楽しい作品を作ろうとする姿勢が素晴らしい。

続きがとても気になりますね、早く続きが見たい。こんなのは久しぶりだ。
原作を我慢できずに読んでしまいそう。

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 548
サンキュー:

58

マカトニア さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大人向けの異世界転生アニメ

本当によく考えられたストーリーだと思います。
2周しましたが、「見せ方」がとても上手でした。
まさか背景の作画ですら後の伏線になっているとは……。

本作は回を重ねる程に面白さが増すこれまでとは違ったタイプの異世界アニメなので、温かく見守っていきたいと思います。

ヒューマンドラマ色が強いので、ご都合主義のノリや無双系等を期待している人にはおすすめできません。

本作はそういった意味で大人向けに作られています。

良くも悪くも『人間』をしっかり描いているので。

主人公の強さは、魔力量こそ多いですが、チートではありません。
何故なら、魔力量が多くとも身体が生身の人間なので剣士相手だとサポート無しではまず戦えないです。

現時点では、剣術>魔術の力関係です。

戦闘では度々ピンチになって仲間に助けられます。
その為、これまで他の異世界作品で見られていた「主人公無双」がないので、その点はご留意ください。


全体的に制作会社さんはとても良く頑張っていると思います。
専用スタジオなのでこの1本に掛ける熱量が凄いです。

音楽も舞台に合わせて変更するという、これまでのアニメとは違った取り組み方をしていて斬新でした。

キャラの方も前世の設定を上手く活かされており、丁寧だと感じます。

本作の総合評価は、他作品の評価を鑑みて相対評価で★5を付けさせていただきました。文句無しの完成度だと思います。

本当の物語はまだまだ先だと思っているので続編に期待です。

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 204
サンキュー:

10

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無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールのストーリー・あらすじ

「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓う。フィットア領転移事件で魔大陸に転移後、冒険者パーティ「デッドエンド」を結成し、魔大陸最南端の港町・ウェンポートに到着したルーデウスたち。ルーデウスは「魔界大帝キリシカ」と出会い新たな力を手に入れる。魔力災害に巻き込まれた家族や仲間の行方はー。「人生やり直し」ファンタジー、再始動!(TVアニメ動画『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年秋アニメ

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