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「takt op.Destiny タクトオーパスデスティニー(TVアニメ動画)」

総合得点
71.4
感想・評価
324
棚に入れた
924
ランキング
1358
★★★★☆ 3.5 (324)
物語
3.2
作画
3.9
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.5

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takt op.Destiny タクトオーパスデスティニーの感想・評価はどうでしたか?

コラッタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作画が神!!

たしか、有名なアニメ制作会社の共同プロジェクト
だったと思います。違いましたらすみません。
とにかく、作画が素晴らしい。ヌルヌル動きます。
まさに現代のアニメって感じです
音楽で戦うっていう設定も面白かった。
ただなんか、個人的には没入感が足りなかったかな~と
2周目はしないかなあ・・・
運命ちゃんの可愛いさは最高でした。

投稿 : 2022/01/22
閲覧 : 146
サンキュー:

2

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「神は細部に宿る」

2022/01/20 投稿

背景がすごくいいです。わたせせいぞうや永井博のような鮮やかな色彩と雰囲気。この世界観はたまらないです。
キャラクターも絵としても動きとしても言動もたいへん魅力的です。とくにコゼット。それと運命がだんだんと人間ぽくなっていくところも良かったです。

絵や主要キャラクターはたいへん魅力的な本作でしたが,色々評価を下げる残念な点も結構あったように感じました。



率直に言えば全体的に厨二臭が強めと言うか,なんと言うか・・・

まずは・・・すいません・・・タイトルが分からないのです^^;
taktは朝雛タクトまたは指揮棒。
Destinyは運命,ベートーベン交響曲第5番というよりはむしろ,大文字で始まっているので「運命ちゃん」か?(曲名でも小文字で始まったら違和感があるか・・・^^;)
では,op.(オーパス)ってなんだろう?最後まで語られなかったので調べてみた。
「作品番号」だそうで,ベートーベン交響曲第5番はop.67だそうだ。
結局,つなげてみても意味がよく分からない?というか使い方が変?op.だったらDestinyじゃなく67では?たぶんだけど・・・
非常にわかりにくいし読み方も普通は分からない,カッコイイし使いたいから使ってみた的な厨二病全開タイトルのように感じます。
良くあるすごく長いタイトルの方が言いにくいけど理解できる分まだましかも?

音楽が禁止されている理由もなんかよく分かりませんでした。音楽が禁止されている世界って設定がクール!的な理由のように・・・


登場するムジカートの名前も「運命」「巨人」「ヴァルキリー」「天国」「地獄」など厨二心をくすぐるネーミングでした。むしろ「田園」「エロイカ」「木星」なども登場してカオスな感じにしてほしかったw


あとは結局最後まで全くあるいはハッキリ説明されない設定も多く消化不良感が残りました。
・ムジカートの独特なメイクや(衣装も?)ってなんなのか?
・コンダクターとムジカートの関係も説得力に欠けます。ムジカートが自律的に行動しているのでコンダクターの存在意義が全く感じられませんでした。

・何故戦闘になるとタクトの右腕がなくなるのか?
・タクトの赤い痣のようなものはなんなのか?この二つはタクトと運命が相互に依存している的な説明はされたけど納得はできないような説明はありましたが・・・

「神は細部に宿る」というと言う言葉もあります。作画面では十分以上に細部を詰めていたと思うので,もったいなかったと思います。

あ!あと一つw
ラスベガスでトウモロコシ畑は無理でしょうw砂漠気候ですから(笑)

投稿 : 2022/01/20
閲覧 : 386
サンキュー:

27

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

戦闘シーンが素晴らしい

主要キャラが皆美麗で戦闘シーンなんて迫力はあるし美しいしとても良い。
世界観も良いし舞台となるアメリカの景色も素敵。
音楽と戦闘の融合する様子や、オープニングエンディング共にかなり力が入っていて惚れ惚れする。

だけど、ストーリーというか展開がなぁ...
まだ序盤か中盤あたりの気持ちなのに、もう終わりか!と思ったのと
えっ、あなたが退場するって話あった?そして次あなたがそうなるの?と理解出来ない展開になるし、ラスボス的な人間の行動も公式サイトの文書とかを読んで補足してもやっぱり理解出来ないし、うーん...という感想。

目で見る部分耳で聴く部分が素晴らしいだけに、勿体ない作品。

投稿 : 2022/01/17
閲覧 : 186
サンキュー:

6

ネタバレ

あぎら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一気見しました

んー、面白いんですけど、好き嫌い別れちゃうかもしれないです。

個人的にはもう少し導入部分を増やして欲しかったなと思いました。

コンダクターとかムジカートもなぜ人間の素体が必要なのか、運命ちゃん以外のムジカートがどのようにしてうまれたとか原作読んでないとわからないことがいっぱいなままで物語の観点は点数低めです。

でも、ヒロインの運命ちゃんは主人公と一緒に話が進むにつれて人格が成長していくので見ていて楽しかったです。

最後は完全なBADエンドなのか、希望が残ってるハッピーエンドなのかはちょっとよくわかりませんでしたが、涙が誘われるシーンなども多かったかと思います。

見るものないなぁ、って思った時に見るのがいいかもしれません。

OP曲がsupercellとまふまふさんの歌でした。

投稿 : 2022/01/17
閲覧 : 189
サンキュー:

5

ネタバレ

ぽよお さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

EDの中島美嘉さんの曲はすごい良かった

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 170
サンキュー:

2

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やはり❝ソシャゲ案件アニメ❞でした……

この作品はリアルタイムで1話だけ視聴して、CMでソシャゲということを知り
なんだ……終わりのない物語か……と一度途中断念した作品でした

だが少しソシャゲやってみたいという思いからアニメ観てみようと最後まで再視聴

うん、世界観や設定は惹かれるモノがあり評価でき
また2話の過去話の下りもコゼットが良い味を出していて、最後の方で運命と分離して報われるのかな?
それとも記憶を引き継ぐのかな?
と期待して観ていた
レニーもCV:日野聡さんにより非常に良いオネエキャラだった


❝故に❞だからこそ話数が足りなく、世界観や設定が掘り下げられず
尺を巻いた怒涛の急展開は勿体なく感じてしまった

そして何よりも、結局コゼットは戻らず、記憶の継承もされず
『なかったことにされた』のが
――ただ悲しかった


そうただの、――ソシャゲの案件アニメでした
だからソシャゲ原作のアニメは観たくないし、観応えないんだよなぁ~

まあゲームの方は取り敢えずやるかな

投稿 : 2022/01/13
閲覧 : 239
サンキュー:

5

ネタバレ

いこ〜る さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

予想外にとても切ない物語

予想に反してとても切ない物語だった。
多分話の骨格をなす情動は『喪失』と『再起』的なものだと思う。 {netabare} タクトが音楽を失い、コゼットが取り戻させてくれ、そのコゼットを失い、運命がふたたび音の火を灯し、そしてその運命が消え、それらが戻るまではとアンナが立ち上がる。 {/netabare}

幾重にも巡らされた喪失と再起の縁。生命と使命の輪廻。
物語の主旋律は常にこのテーマが鳴っていた。

さらに師弟という、日本のアニメではなかなか語られない関係性も織り込まれていて『愛』の概念を広く持っていたのも良かった。

それによって戦う理由が深化するからだ。

{netabare} 恋人(だったかもしれない)コゼットを失った怒りが戦う理由ならそれは私憤であり復讐だ。
だがそれだけでなく世話焼きのアンナや父の音楽を愛する人々、父の弟子でありタクトの師にもなるレニーなどを配することで、家族愛・隣人愛・師弟愛が描かれ、それらを通じて『音楽』を取り戻すのだ!と戦いの理由が昇華される。その強さが最後のザーガン戦に生きてくる。こういった丁寧な構成がとても良かった。 {/netabare}

作画の良さも特筆ものだろう。2021秋クールは良作画の作品が多かったがスタイリッシュさにおいてトップだったと思う。
で、その作画力が支えるキャラデザの良さも出色で、特に赤を基調にした運命のデザインの可愛さカッコよさは当クール随一だ。この外見に戦場ヶ原ひたぎ的減らず口と、セイバー的腹ペコの属性を当てられては降参するしかないだろう。

キャラといえばソシャゲ販促アニメはゲーム登場キャラが大量に出てきてしまうことがよくあるが、この作品はそれを排し最小限に収める英断を下している(最小限ではあったが例えばワルキューレの使い所!良かったですよね?)。おかげで前出の丁寧な構成が可能になったと思われるので、同ジャンルのアニメは今後参考にしてほしい。
(※よく出来たソシャゲ販促アニメといえばちょうど一年前の<アサルトリリィ>が思い出される。あれはめちゃキャラを出したけどメリハリつけてたから問題なかったが、大して活躍させないなら出さない方がいいのではと思う)

音楽は…そもそも『音楽』がメインテーマなので悪かろうはずがない。いずれも使い所を心得た心憎いばかりの選曲で、ムジカートと無関係でもガーシュウィンを使ったりとても良かった。
劣らずOP・EDも良曲で、特に中島美嘉は久しぶりに聴いたけど相変わらずいいなぁと思う。

声的にはコゼット・運命の若山詩音が良かった。なんと言っても<DYNAZENON>の南夢芽だもの、そりゃ良いよね。

以上、2021秋クールはこれと<古見さん>が私的2トップ。やっぱりきちんと作ってあることって大事だ。

投稿 : 2022/01/10
閲覧 : 364
サンキュー:

18

ネタバレ

企業戦士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画、音楽は良いが…

OPも良い、作画もクオリティは高い、有名な曲がキャラとなり指揮者がコントロールと新しいアイデアもある。しかし、今一つ盛り上がらない。ひねりやストーリー、キャラの深掘りが弱いせいかな?良いアニメは何回も見直すがそこには至らない。ただし、巨人ちゃんが最後の覚醒バトルは上がった。主人公でもそう言ったシーンが欲しかった。

投稿 : 2022/01/06
閲覧 : 200
サンキュー:

3

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かった

takt op.Destiny 全12話感想

前半は盛り上がりがなかったけど後半はよかった。前半はタクトがただただウザイ。イライラしすぎやろ。8話でようやくタクトが運命のこと認めだした感じ。運命って名前で呼んでたし。アンナお姉ちゃんもようやくね。
終わりで地獄と天国が合体してイカれた感じになってたけどああいうのいい👍
終わり方も良かったです。あとタイタン可愛い♡

投稿 : 2022/01/06
閲覧 : 222
サンキュー:

11

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好みが過ぎる(視聴済追記)

かあ~~!ヤバい!

キャラデザ、音楽、主人公、ヒロイン
私の好みにぶっ刺さりまくりです!

めちゃくちゃオシャレでスタイリッシュなアクション少し退廃的で謎めいた世界観
堪らないですね!
特にヒロインのコゼットがかわいカッコよすぎ
無感情気味の若山詩音さんの演技も良いですね
あとちょっと弄れたタクト役の内山昂輝さんもピッタリです!

新たな楽しみが出来て嬉しいです。
毎週楽しみに観たいと思います
※ヒロインの名前間違えてたので訂正w

ーーーーーーここから視聴済感想ーーーーーーーー

観終わりました!

面白かったです!!

新年一発目の感想がこの作品ってのもわたし的に良かったですね(自己満足)

ちゃんと主人公達の試練も描かれていますし力に対する代償もあります。何より素晴らしい作画と音楽
主題歌もエンディング曲もとても素晴らしい
そして飛びっきり可愛いヒロイン達
華やかでカッコイイキャラデザはアニメ屈指だと思います
順調に終われば私的にはトップテンに入る作品になったかなと思います



でもでもでも残念!!


後半のストーリーが微妙でした!!


いや、ラスボス(コンダクターの方)の魅力が無さすぎて…ネタバレになりますが正義に絶望して悪堕ちみたいな悪役はもうウンザリなんですよね。
もっと悪役らしくいて欲しかった。
あと満を持して出てきた天国ちゃんのキャラも強さも微妙でしたしここは凄く残念
なぜタクトだけムジカートの力を使うと疲弊するのかも最後までよく分かりませんでした(というかアンナのお姉ちゃんがチョロっと説明してたあれだけ?)

ラスボス前のD2相手にワルキューレとタイタン含めた3人のムジカートをタクトが指揮したのはとても良かったんですよね。ラスボスも3人だけじゃなくて他のムジカート含めた交奏曲で締めてくれたら私的には100点だったのですが。

ラストのCパートでアンナがシンフォニカに入るのも納得出来ないんですよね
いやいやアンナの音楽的素質の伏線ってありましたっけ?

まあめちゃくちゃ可愛いタイタンちゃんが死ななかった事がとても救いでしたけど(死亡フラグ立ちまくっていたから)あと運命ちゃん復活も良かったけど。

ただタクトと運命ちゃんのラブ要素はいらなかったかなあ、最終的にはアンナにキスさせた意味がよく分からなくなっちゃいました
最後の運命ちゃんの告白は私的にはいらなかった

とはいえ12話で(ある程度)綺麗にまとまってますし、もしかしたら続編もあるのかな?って終わり方でしたのでまだ見てない方にはおすすめ出来る作品かなとは思います。でも惜しかったですね

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 276
サンキュー:

25

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

音楽とバトル

聞き馴染みのある音楽と共にバトルシーンが描かれます。主人公タクトたちは未知の生命体の戦闘に巻き込まれてしまいます。SF感が強めです。ぶっ飛んでいるなと思うところもありますが、作画は綺麗です。
 女子が可愛く戦闘物が好きな方はぜひ見てもらいたいです。

投稿 : 2022/01/03
閲覧 : 153
サンキュー:

3

番長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画のみ

バトルはムジカート同士で戦わずコンダクター狙えよとか野暮な意見を除いても面白くなかった

投稿 : 2022/01/03
閲覧 : 177
サンキュー:

7

ネタバレ

たまご丼 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作画最高、物語?

ほとんどの方のレビューでも言われている通り、キャラデザや作画は素晴らしく、主人公の運命ちゃんをはじめとしたムジカート達もとても魅力的ですし、戦闘シーンも素晴らしいです。

ただし、ストーリーは疑問だらけでスッキリしません。
D2の正体は不明だし、ムジカートとコンダクターとの契約や制約も曖昧ですし、ザーガンがD2を集めて殲滅するために人口密集地のニューヨークを使う理由も意味不明です。また、ザーガンの企みを止めるためにタクトが最後は自分一人の手でケリをつけようとしますが、ザーガンとタクトの間にそこまて特殊な因縁はなかった筈です。

まとめ
「?」は沢山残る作品ですが、総合的には十分楽しめる魅力的な作品だと思います。

 

投稿 : 2022/01/03
閲覧 : 223
サンキュー:

6

ネタバレ

アルジャーノン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

悪くない話でした

コゼット(運命)ちゃんが、無機質なふるまいからストーリーの中でいろいろ学んでいき、人間らしくなっていくところが味わい深かったです。
設定が最後までよくわからないところがありました。{netabare}音楽が不能になる世界ってどんなだろ?そんなんできる?D2っていったい何。ニューヨークだけあんなに無事ならみんなそこに流れてくるのでは?他地域との格差がすごい。など{/netabare}
でもそこを無視して脳死でストーリーだけを流し見するだけでも楽しめました。
作画もきれいです。泣き所もありました。

投稿 : 2022/01/03
閲覧 : 160
サンキュー:

7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

厨二的バトルの王道

== [下記は第2話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第2話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

第1話だけ観ても「戦闘場面が(厨二的に)カッコいい」以外の感想はあまりなかったのですが、第2話を観て世界観なども判明してきたので楽しくなってきました。たぶん視聴は継続するつもりです。

メディアミックス企画らしく、「takt op.(タクトオーパス)」というのがプロジェクト名で、本作のテレビ放送ではスマホゲームのCMが流れています。

タイトルの「タクト」は指揮棒、「オーパス」はクラッシック楽曲の作品番号 Opus(Op.) に由来すると思われます。

作品世界的には「コンダクター」と「ムジカート」という役割があり、コンダクターの指揮によりムジカートが実際の戦闘を行い「D2(ディーツー)」と呼ばれている怪物と戦うという設定になっているようです。

「原作: DeNA・広井王子」となっていますが、たぶん広井王子氏はほぼ設定とかゲームのシナリオの方にだけ関わっていて、アニメのストーリー自体はかなりアニメオリジナルっぽい感じがしますが、特に根拠があって書いているわけではありませんので間違っていたらごめんなさい。

少なくともビジュアル面では、特にムジカートの運命が戦闘モードに「変身」する描写やその衣装、変形して射撃武器としても使用可能な大剣、戦闘時の敵味方双方の動きなど、厨二バトルの様式美をきちんと押さえたビジュアル的に美しい感じだったので、とりあえずそういう場面ありきで観るというのはアリだと思います。

主人公のタクトがムジカートの運命を「コゼット」と呼ぶ理由や、運命に何らかの不備があってアンナの運転する車に乗って三人でニューヨークを目指しているというのはわかりましたが、ストーリー要素は未知数です。

個人的には、この先が楽しみになってきました。

余談: TV CMを観ているとビジュアル面は全く違いますが、原作: 広井王子の『サクラ大戦』風味をどことなく感じます。
== [第2話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2022.1.3追記:
昨年中に視聴終了していましたが、レビューを更新しそびれていました。

本作の位置付けはゲームでのストーリーの前日譚ということになるかと思われます。このアニメ本編ではめっちゃ活躍した巨人(タイタン)さんですが、ゲームではどうなんでしょうか。

台詞で一から十まで全部説明してくれる感じではなくけっこう「画面から読み取ってくれ」とか「察してくれ」という感じのアニメではあったので、そのあたりを不親切と感じてしまうと評価は低くなりそうですが、タクト、コレット、運命、アンナのどのメインキャラ主観で考えてもなかなかに切ないお話ではあったので、無事に最終話まで完走できました。

個人的には、けっこうおもしろかったです。

投稿 : 2022/01/03
閲覧 : 389
サンキュー:

38

やまびこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

MAPPA×MADHOUSEだが……

想像以上に物語が単純すぎる気がした。

せっかくMAPPAとMADHOUSEなのに、ストーリーが明らかに弱く、作画が活かされていないと思う。

設定自体は好きなんだけど、ひねりがなさ過ぎて残念。

ラストの展開も正直うーんという感じ。

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 151
サンキュー:

4

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

物語とキャラの魅力が‥

他は良かったのですが、肝心の物語が何とも。
敵の構成が雑過ぎるし、少ないなーと。
味方もですが。
最後のラスボス的な人の闇堕ち理由もよくわからなかったし、ありきたり過ぎて刺激に欠けました。
そういうキャラクターとしての魅力も含めてキャラは下げてます。

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 174
サンキュー:

5

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

物語がともかく・・

物語がともかく・・ 作画はとてもきれいだった・
結局 音楽は そこまで 関係ないような気もするが・・

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 145
サンキュー:

4

ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

腹が減っては戦ができぬ

第一話を視聴しました。
音楽で戦うコミカル成分が少し入ったロードムービーっぽいです。
ピアノ演奏って美しいですね。もう少し聴きたい所ですけど、腹八分目が良いのでしょうね。
運命のビジュアルがかなり好みです。それだけでも観る価値がありそうです。
バトル物はちょっと苦手(でも軍事物は好き)なのですが、なんだか綺麗で私でも大丈夫です。多分、暑苦しくないのが良いのだと思います。
何やら美しい物語になる予感がします。

2021-1113追記 ネタバレ有りに変更
第六話まで視聴しました。今回は戦闘がなかったのですが、お休み回では決してありません。むしろ今後につながる非常に重要な回でした。人々の過去と現在を丁寧に描くことで、何を代表して戦うのかがはっきりと印象付けされました。独断ですが、タクト一行は一層精神的に強くなったのではないかと思います。特に色々な変化を見せた運命は次戦で圧倒的な強さを発揮するのではないでしょうか。
EDの中島美嘉さん、声質だけでも凄い存在感があり、とても癒されます。

2021-1213追記
第十話まで視聴しました。
相変わらず絵が美しいのですが、フラグの立て方が凡庸に感じました。フラグなしでもいいんじゃないかな。かえってそっちの方が衝撃があって良いと思いました。劇中音楽もようやく?それらしく感じることができて、ここは良かった点でした。
レニーの生き様について。私がどうこうと横やりを入れるのは無粋というものでしょう。と言ってる時点で彼を肯定していますが。何を優先して生きるのかというのは本人次第。自分自身、身につまされる所もありました。
「音楽は死なない」

2021-1224追記、前追記文字訂正
第十一話まで視聴、ムジカートのデザインが押しなべて美しいです。特に帽子をかぶっている子、何て名前なんだろう。受け継がれるレニーの想い。タクトに限界が近づく。ピンチの姉妹、別のムジカートが来ると思ったら来た。ワルキューレ、素敵な名前だなー。武装もそれらしいし。うるさいだけで気絶させられる貴重な戦力ワルキューレ。いや、特攻に巻き込みたくない優しさからでしょうか。音楽とは、音楽を繋ぐこととは何なんだろうか。タクトは相変わらずバカである。音楽バカでもある。ターゲットはザーガン。シンフォニカのコンサートマスターって言ったっけ? 首席なんちゃらは違いますよね、こないだやられてたし。天国と地獄、どうなったの? オルツェ? オルゼ? あ、オルフェか、三石さんだ。エヴァをエバーと言うくらいだから、もうなんでもいいやw

2022-0101追記 1213追記句読点変更、評価確定
最終第十二話を視聴、ここまでを振り返りながら観ると、実に美しいOPですね。曲も変則的な感じがするのですが、詳しい方、これは何というのでしょう? 変調?
オルフェ戦。ちゃんと竪琴を持っています。音楽も良いです。まさに王の名にふさわしいです。って、お前が蹴るんかい! 運命が全く油断していない猫の顔をして一人、オルフェの復活を待ち受けます。うん、ここで場面転換になりますよね。
天国と地獄、ここで再登場は嬉しいです。崩れかけていた下士官と兵の士気が一気に向上、短かかったけど、二人を観れて良かったです。ちゃんと配置してますね。次にもっと良い配置が待っていました。
黄色いちっこいののピョコピョコ音のする武器って? しっかり者風の二人組。相変わらずデザインがいいし、惜しみなくつぎ込んできます。天国と地獄がもう一度。戦況がマシになる。犠牲になる事を志願する若い兵士、虚しい勝利、戦場と日常を行き来する、悲惨な犠牲、などなど力の入ったカットが連続しました。帽子の子がいないのでちょっと不満ですが、出てくると信じています。ってゆうか、登場するでしょう、前話のあの見せ方からいって。(この予想、外れました)

タクトは最奥部へ侵入、相手は語る。世界を愛す、と。
一方のオルフェは世界を救うにはこの道しかない、と。
D2をニューヨークに封じ込める方針だったのですね。今回の犠牲はやむを得ないものだという事ですか。よくある構図ですが、それだけに答えは人の立場によって変わってくると思います。どちらが正しいか、言えないです。ただ、感想があるだけです。
運命とオルフェ戦は、あしたのジョーになりました。両方、倒れるかと思いました。ここで、「じゃじゃじゃじゃ~ん♪」が来ました。これは決めてくれるはず。「食べたいものは、何でも食べます!」と言わせたかったですね、食いしん坊設定を生かして。
並び立ち、敵に対峙する二人。実に絵になっています。名カットだったと思います。あくまで個人レベルの感想ですが。とにかく初めの直感の「何やら美しい物語になる予感がします。」は大正解だと感じました。
あの運命が泣いている。美しい。え! 消えてキーホルダーになったの?
アンナもシンフォニカに入った。二人を待つんですね。
EDの美しさを再確認。素晴らしいラストシーン。

感動しました、言葉も出ませんでした。物語としてはちょっと足りない感がありましたが、絵の力が凄かったです。

あにこれのレヴューにもありますが、確かにいくつか気になることはあります。自分なりの解釈を少し。
・あの右腕消失はなに? コンダクターって仕事してるの?
「何か(中二病)を象徴しているのでしょう。直接の表現とは限らないかもです。まあ、格好良いから、良いと思います。真相は後付けされるかもだけど、あまり注目すべき点ではないのかもしれません。」
・D2来るのに音楽演奏してるやん。
「D2は一時鳴りを潜めたが、人の手により再活性化させられたので、知らない人の中には油断している人間もいます。むしろ、再活性化した人物が音楽イベントの開催を誘導した節があります。もちろん、六話のように警戒している人も居ます」
ちょっと時間がなく、以前読んだレヴューでちらっと見たものだけについて少しだけ書いてみました。時間が出来たらさらに追記したいですが、メッセージの方があってるかもしれませんね。
(12/29に書いたのですが、投稿を忘れていて1/2に投稿)

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 375
サンキュー:

27

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

クラシック音楽の擬人化?

最近は身体の中の細胞や馬まで
擬人化してますが、
これはクラシック音楽の擬人化
みたいな感じ?
フリクリのハルコはピロウズ音楽の擬人化か?

未来のアメリカが舞台で
作中でクラシックが流れたり
戦闘シーンはあれど
全体的に上品な雰囲気
作画もどことなく上品。

ただストーリーはいまいちだった。
なんかゲームアプリが出されるらしく
その宣伝の為のアニメ?

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 199
サンキュー:

11

ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最初は面白くないが、いつの間にか大好きになった物語

この物語は、音楽が失われた世界で、コンダクター(指揮者)のタクトとムジカード(戦士)の運命の成長と活躍を描いた物語です。
正直言って最初は訳が分からないことが多くて面白くありません。
Openingも、最初は全然感動しませんでした。

でも、視聴を続けていると、物語の内容が少しずつ理解できて、感動するようになります。
そしてOpeningの歌と描写を見ただけで、悲しくて悲しくて泣けてきそうになります。
このOpeningには、深い哀愁が込められています。

Endingも、7話までと8話以降とでは、挿し絵が微妙に違っています。その違いの意味するものをつきとめると、複雑な思いが交差して心がこみ上げてくるでしょう。


主人公のタクトは、有名な指揮者を父に持つ卓越したピアニストです。
しかし、この世界では音楽は禁止されています。
歌ったり演奏したりすると、D2という異形の生物がやってきて町を破壊し人間を殺すためです。

コゼットはタクトの演奏するピアノ曲が大好きな明るい少女。
彼女の明るい笑顔にタクトはいつも癒されていました。
そのコゼットが{netabare} 亡くなり、彼女の体は、{/netabare}ムジカードの運命へと変わります。
ムジカードは、有名な楽曲の力を宿しており、D2を倒すことができる戦士のことを指します。

運命は、最初の頃は何も知らないので、非常識な行動をしてみんなを悩ませます。
しかし、運命は少しずつ心が成長していきます。
{netabare} 自分はコゼットという少女の体をもとにつくられたことを理解し、
コゼットの姉の深い悲しみを知り、タクトがいかにコゼットを大切にしていたかを知り…
でも、自分はコゼットではない。姿かたちはコゼットだが、自分はコゼットにはなれない。だから悩み、悩み…。{/netabare}
その心の成長が、とても感動します。
もしかして主人公はタクトではなく運命なのでは?と、思ったりします。
そして、いつの間にか運命が魅力的に感じるようになりました。

Openingは「タクト」、複数の人たちが歌っています。
Endingは「SYMPHONIA」、中島美嘉さんが歌っています。Openingとは趣が異なった美しい歌声です。


どんなに絶望な状況でも、音楽は希望をもたらしてくれます。
音楽は心を救ってくれます。
この物語の最後は、絶望ではなく希望への道なのでしょうね。

投稿 : 2021/12/30
閲覧 : 567
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41

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アクションシーンだけでもどうぞ

 組織だけじゃなくて音楽が禁止されてるのにピアノ引いて敵をおびき寄せてる主人公側もかなりの問題があるのでは……音楽が禁止されていることによる多大な影響というのも見えないし、音楽抜きでキツいのは主人公だけのようにも見えてしまって、諸々設定倒れという気がしないでもない。
 コゼット・運命を筆頭とする女子連中は、かなりの魅力があった。だが主人公に引きずられててちょっと可愛そうに見えるところすらあった。でもその女子がバトルするシーンは……正直アクションはこれくらいやってくれなくてはとおもうくらいによく動いていて、この戦闘集だけでもお釣りが来るんじゃないかとも思うくらいなのはつまり……そのほかの部分が安すぎたか。

投稿 : 2021/12/30
閲覧 : 164
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11

bk301 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

コゼットかわ タイたんかわ

全体的に高評価だけど作曲してた楽譜の行方はどうなってしまったのか?というのが心残りで、どこかで披露してくれるのかなと思っていたので少し残念。あと最後はゲームに続けるような終わらせ方なのかな?気になった方は是非ゲームもどうぞ。自分は多分やりません(;^_^A

投稿 : 2021/12/30
閲覧 : 106
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5

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公の戦い方が格好いい。運命ちゃんを筆頭にキャラも魅力的でハイクオリティで面白い。

1話感想 4.2 主人公の戦い方が格好いい。普通にハイクオリティで面白い。
ソシャゲーアニメなんですね。
ソシャゲーアニメというと…何回言ったかな。
まあとにかくクオリティが異様に低いアニメが多くて、なろう系とどっちが酷いかというと、いい勝負ですがソシャゲーの方が酷いんじゃないの? と思うくらいなので警戒が必要なのですが…。

いや本作は普通のアニメとしても普通にハイクオリティです。
主人公の戦い方が格好良くて目が惹かれました。男の方。
いや良いじゃないですか、あの片腕が消えて指揮棒を振るの。
ヒロインを戦わせているだけで出血していく身を削る戦い方。
なかなかに変な奴ではありますが音楽を愛しているのは伝わってくるし、この主人公は大いに気に入りました。
ヒロインも可愛いですね。名前は結局運命で良いの?

ただもう一人の人間の女はどうなのかな。
魔物が道を塞いでいる状況で、周辺住民のためにも、目的地に早くたどり着くためにも、どう考えても魔物を倒そうとした主人公とヒロインの行動が正しいのに、何の対案もないくせに変に文句を言って邪魔をしていたんですよね。
これはうざかった。それで自分が正論を言っているつもりなのがなんだかなーと。
まあ主人公たちが無視しているので良かったですが。

まあ壁をぶっ壊したことだけは確かに問題でしたけれどね。
普通にドアから出てから飛んでいけばいいやん…w

まあそんな主人公達の奇行も許せるくらいにキャラを気に入ったので、これは申し分ないです。視聴継続。

全話感想
とても面白かったです。作画も最後まで安定していて戦闘シーンが特に美しかった。
運命ちゃんが実に良かったですね。機械のようだった運命ちゃんが徐々に人間味あふれる女の子に成長していく姿が描かれているのが非常に良い。
主人公のタクトもまあ音楽バカですがまっすぐで良かった。
レニーとタイタンも良かったですね… ワルキューレもなんか扱いが不憫で良かったw 敵は意味不明ですが理不尽な所も良かったのでは。
とまあ、大変満足です。
アニメはアニメで一応ケリが付いた感じですが、続きはゲームでということになっちゃうんですね。

うーん、とても面白かったので、こうされるとゲームが気になっちゃいますね。
本来ソシャゲーアニメの目的は、こうであるべきですね。
ゲームの導入としての役割を果たしつつ、アニメ単体としても決して中途半端ではなく、一応決着は付いていてきっちり面白い。それでいて続きが気になる…。
ソシャゲーアニメのあるべき姿として、完璧です。
クオリティが高ければこういうことも可能なんですよ。素晴らしい。

ソシャゲーをやれば見れるオープニングをただアニメにして垂れ流すだけとか、全部のキャラを出して一言ずつ喋らせる縛りを入れてストーリーが破綻してもお構いなしとか、世のソシャゲーアニメはそんなくだらないものを作らないでこういうのを作ってください。

まあそんな完璧なアニメでも、ゲームをやれるかは時間があるかどうかなので…とりあえず事前登録をしておきますが、やるかどうかは時間と相談します。

投稿 : 2021/12/29
閲覧 : 221
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14

ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

強烈な喪失感に突き動かされた闘い

【総合評価☆☆☆☆】
 音楽を忌み嫌い演奏家を殺戮するモンスターD2の襲来によって、音楽文化が消滅しかかった近未来。そこで、名曲の魂を宿した戦闘少女ムジカートが、コンダクターの指示に従ってD2とバトルを繰り広げる。この設定は、音楽を不要不急だとして排除するコロナ禍の社会を象徴するものとも解釈できるが、そんな寓意的な解釈にこだわる必要はあるまい。作中で「なぜ音楽のために闘うのか」という理由が明確に描写されており、余計な説明がなくても登場人物に共感できるからだ。
 主人公・朝雛タクト(名指揮者・朝比奈隆にあやかったネーミングだろう)にとって、クラシック音楽は人生のすべてだった。優れた指揮者だった父親に憧れ、ピアニストを志す。隣家の美少女コゼットとは音楽を通じて結びつきが生まれ、しばし平穏が戻った街で行ったピアノ連弾は人々に感動を与えた。D2は、これらすべてを奪ったのである。父親は殺され、自身は右腕を失う。
 モーツァルトの名演で知られるクララ・ハスキルは、階段で転倒し頭を強打して亡くなったが、その最後の言葉は、翌日に共演予定だったグリュミオーへの伝言「大丈夫、手は守ったから」だったという。ピアニストにとって手がどれほど大切か、それを失ったタクトの苦悩がいかほどだったかを考えさせる。
 さらなる悲嘆をタクトに与えたのは、音楽が絆であることの象徴だったコゼットの喪失だろう。{netabare}D2の襲撃によってコゼットは致命傷を負うが、ベートーヴェン第5シンフォニーの魂が宿り、タクトに使役されるムジカート「運命」として覚醒する。ただし、コゼットの人格は完全に失われ、「外見だけが同じ別人」となっていた。タクトはコンダクターとして「運命」と行動を共にせざるを得ず、他者の心中を全く忖度しない非人間的な言動を見せつけられる。それは、タクトが絶えずコゼットの影を意識し、「彼女はもういない」という絶望的な思いに苛まれることを意味する。{/netabare}
 タクトが抱く喪失感がいかに強烈だったかは、彼がD2を撃滅する際の残酷さに見て取れる。第3話で彼が「運命」に「やれ」と命じるとき、その憎悪に燃えた瞳は正視できないほど恐ろしい。ちょっと非人間的な戦闘少女を使役するバトルアニメは、『機巧少女は傷つかない』『ブラック・ブレット』など少なくないが、軽いギャグや萌え描写を繰り返すばかりで、「なぜ闘うか」という根本的な問いに答える作品はほとんどない。一方、『takt op.Destiny』の場合、タクトが「運命」を異様に酷使してまで闘い続ける理由は、胸に突き刺さるほどよくわかる。「運命」が妙な敬語を使い、やたらに甘い物を食べたがる姿は、滑稽さよりも悲しさを感じさせる。
 タクトの心情を直接的に感じさせるのが、第6話「朝陽-Rooster-」のエピソード。老人ばかりになった酒場で演奏される「ラプソディ・イン・ブルー」の、何と切なく心に沁みることか。{netabare}ピアノを弾くタクトの背後に、一瞬コゼットの姿が浮かび上がるのを見逃さないように。{/netabare}
 ところで、このアニメはゲーム『takt op.』(未発売)の前日譚として制作されたらしいが、ゲームでも主人公の喪失感が的確に表現されるか心許ない。ラスト2話は、ゲームに接続するためなのか、大味なバトルばかり続いてひどくつまらなかったし。

投稿 : 2021/12/29
閲覧 : 197
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12

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ゲームの販促

残念ながら、絵とOP音楽を除けば特段観るべきところはございませんでした。

どうでもいいのですが、レニーと巨人ちゃんの声優の組み合わせが、「白い砂のアクアトープ」では上司と部下になるいう…。

投稿 : 2021/12/29
閲覧 : 182
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4

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

指揮官たちの考えは理解できませんでしたが

ストーリーよりも映像を楽しむ作品でしょう。

運命ちゃん可愛いです。
誕生直後は無感情で、制御不能だったけど、タクトたちとの旅の中で感情を理解していく。
無表情のままだけど、楽しいこと、嬉しいこと、そして愛を学んでいく。

アンナも良かった。
コゼットの変容ぶりに戸惑い、タクトの世話も焼きながら、2人のための旅を続ける。
姉として一歩引いた立場にいたけど、タクトへの想いが現れた終盤は感動的。

ピアノばかのタクトと、運命ちゃんのやりとりが良い。
「では僭越ながら、私が察しました沈黙の理由を、マエストロに代わって言語化いたしましょう。」
「お前の言いたいことは察したから、それ以上何一つ発言する必要はない。」
特にラストバトル前の会話は見事です。

シンフォニカの指揮官たちには、もっと深い考えで行動してもらいたかった。
彼らに少しでも共感できれば、素晴らしい作品になったかも知れない。

投稿 : 2021/12/28
閲覧 : 182
サンキュー:

6

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

僕は好き

感想
ゲーム原作のアニメでいいのかな?
ゲームは未プレイですが、なかなか面白い設定ですね。

クラッシック音楽を宿し、人間を素体に生み出された対D2用兵器のムジカートと、それを指揮するコンダクター。
この関係がFateのマスターとサーバントの関係にちょっと似てて、良いですね。
ホントは、怪物のD2を倒すために生み出されたムジカートのはずなのに、途中からムジカート同士のバトルになってるので、それが面白いです。
普通に雑魚のD2を殲滅して回る旅だけでは面白くないでしょうからね。 

1話でコゼットが死に、ムジカートとして生まれ変わった運命は、姿かたちはコゼットなのに、中身は別人で、以前の二人の関係を知ってる者からしたら、とても切ないものがあります。
でも、運命もコゼットが好きだったタルト・タタンが好きだったり、タクトに惹かれていくのも正に運命って感じで、最後のキスの後の「タクト あなたのことが好きです」ってセリフの後に消えてしまうシーンではウルウルでした。
いや~こういう切ない系も良いんですよね~
僕的に大好物です。
映像も綺麗で、バトルはよく動いてて良かったし、声優さんも素晴らしい演技でした。
主題歌ではEDを唄う中島美嘉さんのバラードが良くって、この曲もDLして聴いてました。
作中のBGMでも、登場するムジカートのクラシックが流れるのも なんか粋でいいですよね!
ゲーム未プレイなので、ゲームではタクトと運命の関係がアニメと同じ感じなのかは分からないですが、ゲーム原作のアニメにしては素晴らしい作品じゃないでしょうか?
このアニメ 好みです。

投稿 : 2021/12/28
閲覧 : 194
サンキュー:

26

うおお さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

めちゃめちゃ面白いです。
アニメーションがほんとに綺麗でずっと画面に見入っていた。
一話見たときは正直外れかなと思ってたけど、物語が構築されるにつれどんどん面白くなっていって、最終話の頃にはものすごく気持ちが高まった状態だった。

投稿 : 2021/12/27
閲覧 : 187
サンキュー:

8

ネタバレ

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ゲームがやりたくなった

1話~最終回12話まで観終わりました。

MAPPAとマッドハウスの共同なだけあり作画がとにかく良かったです!
ストーリーは全体的には良かったですが、ムジカートについてもう少し詳しく教えてほしかったです。

ムジカートとはどうやって生まれるのか?コゼットがムジカートになった理由と他のムジカートとどう違うのか?アンナが「運命」を引き継ぐことができたのは何故か?とか…
私が聞いてなかっただけ?と思って調べると考察サイトばかり出てくるので、多分公式からは答えが出てないと思われます。
あと、個人的にラスボスであるザーガンの敵になった理由は無理やりすぎるかなーとちょっと思いました(笑)

※最後に
この作品はアプリゲームが元であり、最終回を観るにゲームに繋がる感じでストーリーは終わりました。
アプリゲームのほうも最終回放送終了後、事前登録が開始され、2022年内にはリリース予定だそうです。

ゲームの運命とアニメの運命、見た目が違うなーって思ったらまさかアンナがゲーム版運命だったとは…!
アンナが好きだったので、ゲームのほうもやってみたいと思いました。

それにしてもタクト…コゼットだけじゃなくアンナまでにも好意を寄せられるとは…隅に置けないヤツだ(笑)

投稿 : 2021/12/27
閲覧 : 236
サンキュー:

9

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takt op.Destiny タクトオーパスデスティニーのストーリー・あらすじ

「苦悩を突き抜けて、歓喜に至れ――L.V.ベートーヴェン」音楽は人の心を照らす光――突如として、その『光』が世界から奪われる。空から黒い隕石『黒夜隕鉄』が降った夜、世界は様変わりした。黒い隕石から生み出された異形の怪物『D2』が、大地と人々を蹂躙し始める。D2は人の奏でる旋律に惹かれ、やがて『音楽』そのものが禁忌とされた。だが、その怪物に抗う者達が現れる。音楽を力とする少女達――『ムジカート』彼女達は、人類史に残る偉大な歌劇、楽曲の楽譜(スコア)を身に宿し、D2を撃ち破る力とした。そして、彼女達を指揮し、導く『コンダクター』2047年。D2との抗争によって荒廃したアメリカ。コンダクターの『タクト』は、ムジカート『運命』と共にニューヨークを目指して旅していた。音楽が失われた世界で、音楽を渇望する『タクト』D2の殲滅を望むムジカート『運命』二人の少年と少女が生み出す旋律は、歓喜かそれとも絶望か――(TVアニメ動画『takt op.Destiny タクトオーパスデスティニー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年秋アニメ

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