たくすけ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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takt op.Destiny タクトオーパスデスティニーの感想・評価はどうでしたか?
たくすけ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
コラッタ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
たしか、有名なアニメ制作会社の共同プロジェクト
だったと思います。違いましたらすみません。
とにかく、作画が素晴らしい。ヌルヌル動きます。
まさに現代のアニメって感じです
音楽で戦うっていう設定も面白かった。
ただなんか、個人的には没入感が足りなかったかな~と
2周目はしないかなあ・・・
運命ちゃんの可愛いさは最高でした。
カミタマン さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2022/01/20 投稿
背景がすごくいいです。わたせせいぞうや永井博のような鮮やかな色彩と雰囲気。この世界観はたまらないです。
キャラクターも絵としても動きとしても言動もたいへん魅力的です。とくにコゼット。それと運命がだんだんと人間ぽくなっていくところも良かったです。
絵や主要キャラクターはたいへん魅力的な本作でしたが,色々評価を下げる残念な点も結構あったように感じました。
率直に言えば全体的に厨二臭が強めと言うか,なんと言うか・・・
まずは・・・すいません・・・タイトルが分からないのです^^;
taktは朝雛タクトまたは指揮棒。
Destinyは運命,ベートーベン交響曲第5番というよりはむしろ,大文字で始まっているので「運命ちゃん」か?(曲名でも小文字で始まったら違和感があるか・・・^^;)
では,op.(オーパス)ってなんだろう?最後まで語られなかったので調べてみた。
「作品番号」だそうで,ベートーベン交響曲第5番はop.67だそうだ。
結局,つなげてみても意味がよく分からない?というか使い方が変?op.だったらDestinyじゃなく67では?たぶんだけど・・・
非常にわかりにくいし読み方も普通は分からない,カッコイイし使いたいから使ってみた的な厨二病全開タイトルのように感じます。
良くあるすごく長いタイトルの方が言いにくいけど理解できる分まだましかも?
音楽が禁止されている理由もなんかよく分かりませんでした。音楽が禁止されている世界って設定がクール!的な理由のように・・・
登場するムジカートの名前も「運命」「巨人」「ヴァルキリー」「天国」「地獄」など厨二心をくすぐるネーミングでした。むしろ「田園」「エロイカ」「木星」なども登場してカオスな感じにしてほしかったw
あとは結局最後まで全くあるいはハッキリ説明されない設定も多く消化不良感が残りました。
・ムジカートの独特なメイクや(衣装も?)ってなんなのか?
・コンダクターとムジカートの関係も説得力に欠けます。ムジカートが自律的に行動しているのでコンダクターの存在意義が全く感じられませんでした。
・何故戦闘になるとタクトの右腕がなくなるのか?
・タクトの赤い痣のようなものはなんなのか?この二つはタクトと運命が相互に依存している的な説明はされたけど納得はできないような説明はありましたが・・・
「神は細部に宿る」というと言う言葉もあります。作画面では十分以上に細部を詰めていたと思うので,もったいなかったと思います。
あ!あと一つw
ラスベガスでトウモロコシ畑は無理でしょうw砂漠気候ですから(笑)
リタ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
あぎら さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ぽよお さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニメ記録用垢 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
この作品はリアルタイムで1話だけ視聴して、CMでソシャゲということを知り
なんだ……終わりのない物語か……と一度途中断念した作品でした
だが少しソシャゲやってみたいという思いからアニメ観てみようと最後まで再視聴
うん、世界観や設定は惹かれるモノがあり評価でき
また2話の過去話の下りもコゼットが良い味を出していて、最後の方で運命と分離して報われるのかな?
それとも記憶を引き継ぐのかな?
と期待して観ていた
レニーもCV:日野聡さんにより非常に良いオネエキャラだった
❝故に❞だからこそ話数が足りなく、世界観や設定が掘り下げられず
尺を巻いた怒涛の急展開は勿体なく感じてしまった
そして何よりも、結局コゼットは戻らず、記憶の継承もされず
『なかったことにされた』のが
――ただ悲しかった
そうただの、――ソシャゲの案件アニメでした
だからソシャゲ原作のアニメは観たくないし、観応えないんだよなぁ~
まあゲームの方は取り敢えずやるかな
いこ〜る さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
予想に反してとても切ない物語だった。
多分話の骨格をなす情動は『喪失』と『再起』的なものだと思う。 {netabare} タクトが音楽を失い、コゼットが取り戻させてくれ、そのコゼットを失い、運命がふたたび音の火を灯し、そしてその運命が消え、それらが戻るまではとアンナが立ち上がる。 {/netabare}
幾重にも巡らされた喪失と再起の縁。生命と使命の輪廻。
物語の主旋律は常にこのテーマが鳴っていた。
さらに師弟という、日本のアニメではなかなか語られない関係性も織り込まれていて『愛』の概念を広く持っていたのも良かった。
それによって戦う理由が深化するからだ。
{netabare} 恋人(だったかもしれない)コゼットを失った怒りが戦う理由ならそれは私憤であり復讐だ。
だがそれだけでなく世話焼きのアンナや父の音楽を愛する人々、父の弟子でありタクトの師にもなるレニーなどを配することで、家族愛・隣人愛・師弟愛が描かれ、それらを通じて『音楽』を取り戻すのだ!と戦いの理由が昇華される。その強さが最後のザーガン戦に生きてくる。こういった丁寧な構成がとても良かった。 {/netabare}
作画の良さも特筆ものだろう。2021秋クールは良作画の作品が多かったがスタイリッシュさにおいてトップだったと思う。
で、その作画力が支えるキャラデザの良さも出色で、特に赤を基調にした運命のデザインの可愛さカッコよさは当クール随一だ。この外見に戦場ヶ原ひたぎ的減らず口と、セイバー的腹ペコの属性を当てられては降参するしかないだろう。
キャラといえばソシャゲ販促アニメはゲーム登場キャラが大量に出てきてしまうことがよくあるが、この作品はそれを排し最小限に収める英断を下している(最小限ではあったが例えばワルキューレの使い所!良かったですよね?)。おかげで前出の丁寧な構成が可能になったと思われるので、同ジャンルのアニメは今後参考にしてほしい。
(※よく出来たソシャゲ販促アニメといえばちょうど一年前の<アサルトリリィ>が思い出される。あれはめちゃキャラを出したけどメリハリつけてたから問題なかったが、大して活躍させないなら出さない方がいいのではと思う)
音楽は…そもそも『音楽』がメインテーマなので悪かろうはずがない。いずれも使い所を心得た心憎いばかりの選曲で、ムジカートと無関係でもガーシュウィンを使ったりとても良かった。
劣らずOP・EDも良曲で、特に中島美嘉は久しぶりに聴いたけど相変わらずいいなぁと思う。
声的にはコゼット・運命の若山詩音が良かった。なんと言っても<DYNAZENON>の南夢芽だもの、そりゃ良いよね。
以上、2021秋クールはこれと<古見さん>が私的2トップ。やっぱりきちんと作ってあることって大事だ。
企業戦士 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
まーたん さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
haiga さんの感想・評価
4.0
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
mamiko さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
番長 さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
バトルはムジカート同士で戦わずコンダクター狙えよとか野暮な意見を除いても面白くなかった
たまご丼 さんの感想・評価
4.3
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アルジャーノン さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
コゼット(運命)ちゃんが、無機質なふるまいからストーリーの中でいろいろ学んでいき、人間らしくなっていくところが味わい深かったです。
設定が最後までよくわからないところがありました。{netabare}音楽が不能になる世界ってどんなだろ?そんなんできる?D2っていったい何。ニューヨークだけあんなに無事ならみんなそこに流れてくるのでは?他地域との格差がすごい。など{/netabare}
でもそこを無視して脳死でストーリーだけを流し見するだけでも楽しめました。
作画もきれいです。泣き所もありました。
えたんだーる さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
== [下記は第2話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第2話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。
第1話だけ観ても「戦闘場面が(厨二的に)カッコいい」以外の感想はあまりなかったのですが、第2話を観て世界観なども判明してきたので楽しくなってきました。たぶん視聴は継続するつもりです。
メディアミックス企画らしく、「takt op.(タクトオーパス)」というのがプロジェクト名で、本作のテレビ放送ではスマホゲームのCMが流れています。
タイトルの「タクト」は指揮棒、「オーパス」はクラッシック楽曲の作品番号 Opus(Op.) に由来すると思われます。
作品世界的には「コンダクター」と「ムジカート」という役割があり、コンダクターの指揮によりムジカートが実際の戦闘を行い「D2(ディーツー)」と呼ばれている怪物と戦うという設定になっているようです。
「原作: DeNA・広井王子」となっていますが、たぶん広井王子氏はほぼ設定とかゲームのシナリオの方にだけ関わっていて、アニメのストーリー自体はかなりアニメオリジナルっぽい感じがしますが、特に根拠があって書いているわけではありませんので間違っていたらごめんなさい。
少なくともビジュアル面では、特にムジカートの運命が戦闘モードに「変身」する描写やその衣装、変形して射撃武器としても使用可能な大剣、戦闘時の敵味方双方の動きなど、厨二バトルの様式美をきちんと押さえたビジュアル的に美しい感じだったので、とりあえずそういう場面ありきで観るというのはアリだと思います。
主人公のタクトがムジカートの運命を「コゼット」と呼ぶ理由や、運命に何らかの不備があってアンナの運転する車に乗って三人でニューヨークを目指しているというのはわかりましたが、ストーリー要素は未知数です。
個人的には、この先が楽しみになってきました。
余談: TV CMを観ているとビジュアル面は全く違いますが、原作: 広井王子の『サクラ大戦』風味をどことなく感じます。
== [第2話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==
2022.1.3追記:
昨年中に視聴終了していましたが、レビューを更新しそびれていました。
本作の位置付けはゲームでのストーリーの前日譚ということになるかと思われます。このアニメ本編ではめっちゃ活躍した巨人(タイタン)さんですが、ゲームではどうなんでしょうか。
台詞で一から十まで全部説明してくれる感じではなくけっこう「画面から読み取ってくれ」とか「察してくれ」という感じのアニメではあったので、そのあたりを不親切と感じてしまうと評価は低くなりそうですが、タクト、コレット、運命、アンナのどのメインキャラ主観で考えてもなかなかに切ないお話ではあったので、無事に最終話まで完走できました。
個人的には、けっこうおもしろかったです。
やまびこ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
想像以上に物語が単純すぎる気がした。
せっかくMAPPAとMADHOUSEなのに、ストーリーが明らかに弱く、作画が活かされていないと思う。
設定自体は好きなんだけど、ひねりがなさ過ぎて残念。
ラストの展開も正直うーんという感じ。
P さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
teji さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
福松 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
けいP さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
最近は身体の中の細胞や馬まで
擬人化してますが、
これはクラシック音楽の擬人化
みたいな感じ?
フリクリのハルコはピロウズ音楽の擬人化か?
未来のアメリカが舞台で
作中でクラシックが流れたり
戦闘シーンはあれど
全体的に上品な雰囲気
作画もどことなく上品。
ただストーリーはいまいちだった。
なんかゲームアプリが出されるらしく
その宣伝の為のアニメ?
でこぽん さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この物語は、音楽が失われた世界で、コンダクター(指揮者)のタクトとムジカード(戦士)の運命の成長と活躍を描いた物語です。
正直言って最初は訳が分からないことが多くて面白くありません。
Openingも、最初は全然感動しませんでした。
でも、視聴を続けていると、物語の内容が少しずつ理解できて、感動するようになります。
そしてOpeningの歌と描写を見ただけで、悲しくて悲しくて泣けてきそうになります。
このOpeningには、深い哀愁が込められています。
Endingも、7話までと8話以降とでは、挿し絵が微妙に違っています。その違いの意味するものをつきとめると、複雑な思いが交差して心がこみ上げてくるでしょう。
主人公のタクトは、有名な指揮者を父に持つ卓越したピアニストです。
しかし、この世界では音楽は禁止されています。
歌ったり演奏したりすると、D2という異形の生物がやってきて町を破壊し人間を殺すためです。
コゼットはタクトの演奏するピアノ曲が大好きな明るい少女。
彼女の明るい笑顔にタクトはいつも癒されていました。
そのコゼットが{netabare} 亡くなり、彼女の体は、{/netabare}ムジカードの運命へと変わります。
ムジカードは、有名な楽曲の力を宿しており、D2を倒すことができる戦士のことを指します。
運命は、最初の頃は何も知らないので、非常識な行動をしてみんなを悩ませます。
しかし、運命は少しずつ心が成長していきます。
{netabare} 自分はコゼットという少女の体をもとにつくられたことを理解し、
コゼットの姉の深い悲しみを知り、タクトがいかにコゼットを大切にしていたかを知り…
でも、自分はコゼットではない。姿かたちはコゼットだが、自分はコゼットにはなれない。だから悩み、悩み…。{/netabare}
その心の成長が、とても感動します。
もしかして主人公はタクトではなく運命なのでは?と、思ったりします。
そして、いつの間にか運命が魅力的に感じるようになりました。
Openingは「タクト」、複数の人たちが歌っています。
Endingは「SYMPHONIA」、中島美嘉さんが歌っています。Openingとは趣が異なった美しい歌声です。
どんなに絶望な状況でも、音楽は希望をもたらしてくれます。
音楽は心を救ってくれます。
この物語の最後は、絶望ではなく希望への道なのでしょうね。
dakiramk3 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
組織だけじゃなくて音楽が禁止されてるのにピアノ引いて敵をおびき寄せてる主人公側もかなりの問題があるのでは……音楽が禁止されていることによる多大な影響というのも見えないし、音楽抜きでキツいのは主人公だけのようにも見えてしまって、諸々設定倒れという気がしないでもない。
コゼット・運命を筆頭とする女子連中は、かなりの魅力があった。だが主人公に引きずられててちょっと可愛そうに見えるところすらあった。でもその女子がバトルするシーンは……正直アクションはこれくらいやってくれなくてはとおもうくらいによく動いていて、この戦闘集だけでもお釣りが来るんじゃないかとも思うくらいなのはつまり……そのほかの部分が安すぎたか。
bk301 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
全体的に高評価だけど作曲してた楽譜の行方はどうなってしまったのか?というのが心残りで、どこかで披露してくれるのかなと思っていたので少し残念。あと最後はゲームに続けるような終わらせ方なのかな?気になった方は是非ゲームもどうぞ。自分は多分やりません(;^_^A
大重 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
キャポックちゃん さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
【総合評価☆☆☆☆】
音楽を忌み嫌い演奏家を殺戮するモンスターD2の襲来によって、音楽文化が消滅しかかった近未来。そこで、名曲の魂を宿した戦闘少女ムジカートが、コンダクターの指示に従ってD2とバトルを繰り広げる。この設定は、音楽を不要不急だとして排除するコロナ禍の社会を象徴するものとも解釈できるが、そんな寓意的な解釈にこだわる必要はあるまい。作中で「なぜ音楽のために闘うのか」という理由が明確に描写されており、余計な説明がなくても登場人物に共感できるからだ。
主人公・朝雛タクト(名指揮者・朝比奈隆にあやかったネーミングだろう)にとって、クラシック音楽は人生のすべてだった。優れた指揮者だった父親に憧れ、ピアニストを志す。隣家の美少女コゼットとは音楽を通じて結びつきが生まれ、しばし平穏が戻った街で行ったピアノ連弾は人々に感動を与えた。D2は、これらすべてを奪ったのである。父親は殺され、自身は右腕を失う。
モーツァルトの名演で知られるクララ・ハスキルは、階段で転倒し頭を強打して亡くなったが、その最後の言葉は、翌日に共演予定だったグリュミオーへの伝言「大丈夫、手は守ったから」だったという。ピアニストにとって手がどれほど大切か、それを失ったタクトの苦悩がいかほどだったかを考えさせる。
さらなる悲嘆をタクトに与えたのは、音楽が絆であることの象徴だったコゼットの喪失だろう。{netabare}D2の襲撃によってコゼットは致命傷を負うが、ベートーヴェン第5シンフォニーの魂が宿り、タクトに使役されるムジカート「運命」として覚醒する。ただし、コゼットの人格は完全に失われ、「外見だけが同じ別人」となっていた。タクトはコンダクターとして「運命」と行動を共にせざるを得ず、他者の心中を全く忖度しない非人間的な言動を見せつけられる。それは、タクトが絶えずコゼットの影を意識し、「彼女はもういない」という絶望的な思いに苛まれることを意味する。{/netabare}
タクトが抱く喪失感がいかに強烈だったかは、彼がD2を撃滅する際の残酷さに見て取れる。第3話で彼が「運命」に「やれ」と命じるとき、その憎悪に燃えた瞳は正視できないほど恐ろしい。ちょっと非人間的な戦闘少女を使役するバトルアニメは、『機巧少女は傷つかない』『ブラック・ブレット』など少なくないが、軽いギャグや萌え描写を繰り返すばかりで、「なぜ闘うか」という根本的な問いに答える作品はほとんどない。一方、『takt op.Destiny』の場合、タクトが「運命」を異様に酷使してまで闘い続ける理由は、胸に突き刺さるほどよくわかる。「運命」が妙な敬語を使い、やたらに甘い物を食べたがる姿は、滑稽さよりも悲しさを感じさせる。
タクトの心情を直接的に感じさせるのが、第6話「朝陽-Rooster-」のエピソード。老人ばかりになった酒場で演奏される「ラプソディ・イン・ブルー」の、何と切なく心に沁みることか。{netabare}ピアノを弾くタクトの背後に、一瞬コゼットの姿が浮かび上がるのを見逃さないように。{/netabare}
ところで、このアニメはゲーム『takt op.』(未発売)の前日譚として制作されたらしいが、ゲームでも主人公の喪失感が的確に表現されるか心許ない。ラスト2話は、ゲームに接続するためなのか、大味なバトルばかり続いてひどくつまらなかったし。
くにちゃん さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
残念ながら、絵とOP音楽を除けば特段観るべきところはございませんでした。
どうでもいいのですが、レニーと巨人ちゃんの声優の組み合わせが、「白い砂のアクアトープ」では上司と部下になるいう…。
横比較無用ノ介 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ストーリーよりも映像を楽しむ作品でしょう。
運命ちゃん可愛いです。
誕生直後は無感情で、制御不能だったけど、タクトたちとの旅の中で感情を理解していく。
無表情のままだけど、楽しいこと、嬉しいこと、そして愛を学んでいく。
アンナも良かった。
コゼットの変容ぶりに戸惑い、タクトの世話も焼きながら、2人のための旅を続ける。
姉として一歩引いた立場にいたけど、タクトへの想いが現れた終盤は感動的。
ピアノばかのタクトと、運命ちゃんのやりとりが良い。
「では僭越ながら、私が察しました沈黙の理由を、マエストロに代わって言語化いたしましょう。」
「お前の言いたいことは察したから、それ以上何一つ発言する必要はない。」
特にラストバトル前の会話は見事です。
シンフォニカの指揮官たちには、もっと深い考えで行動してもらいたかった。
彼らに少しでも共感できれば、素晴らしい作品になったかも知れない。
ストライク さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
うおお さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
めちゃめちゃ面白いです。
アニメーションがほんとに綺麗でずっと画面に見入っていた。
一話見たときは正直外れかなと思ってたけど、物語が構築されるにつれどんどん面白くなっていって、最終話の頃にはものすごく気持ちが高まった状態だった。
takt op.Destiny タクトオーパスデスティニーのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
takt op.Destiny タクトオーパスデスティニーのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
「苦悩を突き抜けて、歓喜に至れ――L.V.ベートーヴェン」音楽は人の心を照らす光――突如として、その『光』が世界から奪われる。空から黒い隕石『黒夜隕鉄』が降った夜、世界は様変わりした。黒い隕石から生み出された異形の怪物『D2』が、大地と人々を蹂躙し始める。D2は人の奏でる旋律に惹かれ、やがて『音楽』そのものが禁忌とされた。だが、その怪物に抗う者達が現れる。音楽を力とする少女達――『ムジカート』彼女達は、人類史に残る偉大な歌劇、楽曲の楽譜(スコア)を身に宿し、D2を撃ち破る力とした。そして、彼女達を指揮し、導く『コンダクター』2047年。D2との抗争によって荒廃したアメリカ。コンダクターの『タクト』は、ムジカート『運命』と共にニューヨークを目指して旅していた。音楽が失われた世界で、音楽を渇望する『タクト』D2の殲滅を望むムジカート『運命』二人の少年と少女が生み出す旋律は、歓喜かそれとも絶望か――(TVアニメ動画『takt op.Destiny タクトオーパスデスティニー』のwikipedia・公式サイト等参照)
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ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2021年秋アニメ
「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気を...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2021年秋アニメ
無限列車での任務を追えた炭治郎たちの次なる任務を描く『遊郭編』。鬼殺隊最高位の剣士《柱》の一人、音柱の宇髄天元とともに炭治郎たちが向かうのは、鬼の棲む遊郭。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2021年秋アニメ
東部戦線第一戦区第一防衛戦隊、通称スピアヘッド戦隊。サンマグノリア共和国から“排除”された〈エイティシックス〉の少年少女たちで構成された彼らは、ギア-デ帝国が投入した無人兵器〈レギオン〉との過酷な戦いに身を投じていた。そして次々と数を減らしていくスピアヘッド戦隊に課せられた、...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2021年秋アニメ
国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、それらを総合的にランキングしたもの、それが“王様ランキング"である。主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれた。ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2021年12月3日
長い冬を迎えたネオ・ヴェネツィア。寒空の下、合同練習をしていたアイ、あずさ、アーニャの3人は、いつもと様子が違う晃の後をつけたのをきっかけに水先案内人ミュージアムを訪れることになりました。出迎えた館長の明日香は、姫屋の伝説的なウンディーネとして知られる晃の大先輩。二人は姫屋の創...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2021年11月7日
科学、魔法、そしてぶつかり合う信念。繁栄を遂げる都市ピルトーヴァーと、その下に広がる街ゾウンを舞台に、敵同士として戦いに身を投じる姉妹の運命を描く。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2021年10月30日
新プロジェクトで描かれるのは小説『ソードアート・オンライン プログレッシブ』を原作とした物語。 デスゲームの舞台であるアインクラッド第1層からクリアまでの軌跡を川原自らが描くリブート・シリーズ。キリトが“黒の剣士”となったエピソードや、《アインクラッド》編では語られなかったエピ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2021年秋アニメ
空閑遊真:村中知 三雲修:梶裕貴 雨取千佳:田村奈央 迅悠一:中村悠一 ヒュース:島﨑信長 影浦雅人:杉田智和 東春秋:浜田賢二 村上鋼:野島裕史 ミカエル・クローニン:竹内良太 林藤ゆり:能登麻美子
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2021年秋アニメ
炭治郎と伊之助が見守るなか、猗窩座と煉󠄁獄の激闘が続いていた。何度斬られても即座に回復する猗窩座に対し、確実に消耗していく煉󠄁獄。戦いに終止符をうつべく、煉獄は渾身の力で奥義を繰り出す。 誰も死なせまいとする煉獄の死闘が、ついに決着のときを迎える――。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2021年9月23日
1発で戦艦を沈めるほどの絶大な威力を持った新兵器“ケイバーライト爆弾”。 共和国は王国よりも先んじて開発に成功したものの、実用化された3発を何者かによって盗みだされ、王国側に運び込まれてしまった。 一方、王国では王位継承権第三位のリチャード王子が新大陸から帰国。 王位継承権第一...