H さんの感想・評価
4.0
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
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takt op.Destiny タクトオーパスデスティニーの感想・評価はどうでしたか?
H さんの感想・評価
4.0
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
ソシャゲアニメなので完結しません。続きはゲームで!
バトルアニメ好きには良作。
ゲームリリースは来年で年末にCBTだって。企画開始が2017年なので今風に作り直したらしい。今は中国韓国勢の品質もペースもすごいから、ちんたらしてたら作ってる最中に古臭くなってしまうという厳しい時代。ゲームといえばジャパン!ってのは昔の話。コンシューマー勢は順当に組織の腐敗が進み、任天堂以外は軒並み爆死続き。国内産業としてのソシャゲ勢には頑張って欲しい。
ソシャゲアニメはストーリーなんかはゲーム内で何十時間でも自由に語れるので、世界観とキャラをアニメでしかできない表現で見せてくれればそれでいい。「よくわからんけど一応ゲームは触ってみるか」ってな人が増えればOKなので、その観点なら合格点ではなかろうか。こういう厨二バトルアニメはやたら哲学的なポエムを乱用したり偉人の威光を借りたりと高尚ぶってて痛々しい作品が多い中、久々にスカッと明るくライトに楽しめる作品。ソシャゲなので若い子向けってのもあるのかな。
運命カッコいい!タイタンもカッコいい!
それ以上でもそれ以下でもないが娯楽作として十分満足できる良作。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
またまた中二病タイトル。くー!イタイ!!!
この話は音楽を自粛した世界での話
主人公は内山昂輝さんです!!!よろしくお願いいたします!!!!
ということで神作品確定演出がきたので帰ります。
Q 面白かったんですか
A 面白かったです。だが惜しい!!!
要素としては本作はかなり良い出来だと思いますが、全体として繋げた時の違和感、そして細かい所に対する疑問(ツッコミ?)の存在、が本作を手放しに褒めることが出来ない理由です。
{netabare}初めて意識した異性の事実上の死に加え、その体は実在している状況{/netabare}に{netabare}「あなたが悲しい時、アタシが笑うわ」{/netabare}に{netabare}「あなたが救いたいのは世界じゃないんでしょ?」{/netabare}!!本来ならばかなり私の好みにぶっ刺さっている作品なはずです。しかし、いざ繋げてみると不自然。おそらく{netabare}ラストに詰め込み過ぎた結果{/netabare}ですかね。
そして疑問の存在。{netabare}あの火の精霊(仮称)はタクトとコゼットちゃんの契約によってどういうメリットで生まれたのか。そもそも火の精霊は何者なのか。レニーはなぜ直接ニューヨークでザーガンと相対しなかったのか。準備があったのだとしても彼らの行く先は組織内の腐敗した人だったのか。勝算がない状態で挑んで負けたら余計タクトが危ないというのは嫌でも理解してたはずなのになぜ勝負をしかけたのか。黒夜隕鉄とは結局なんであり、ムジカートとは結局なんなのか。{/netabare}まぁ答えがない、というのがオチでしょう。あ、私が見逃してるという可能性もあるのか…ワンチャン…ゲームですべてわかる系…?
とりあえず。今こうして振り返ると要素要素がピックアップされ「ああ。あのシーン超好きだなぁ」とはなりますが、決して「ああ。この作品超好きだなぁ」とはならないということです。いやなる人もいるでしょうけど。
{netabare}
名指揮者の息子である主人公(タクト)は幼馴染み(コゼット)を失ったと同時にムジカートという謎の生物型兵器(運命)を得る。旅をする中で、オカマ(レニー)とショットガン(タイタン)の二人組と知り合い、指導をしてもらう。途中分かれ、いざこざが合ったが、ニューヨークにて大企業のCEO(ザーガン)がやばいことを実行しようとしている所をレニーとタイタンが阻止しようとするもレニー死亡。主人公の父を殺したザーガンの目論見を叩くためにザーガンのムジカート(『天国』と『地獄』が合わさった『地獄のオルフェ』)と戦闘し勝利するも発動を中止するために主人公超瀕死故に冷凍睡眠。主人公のエネルギーに頼っていた運命はコゼットの姉(アンナ)と一体化(?まじで謎)
融合したのか二面性になったのか非常にわからない
今回の内山昂輝さんは「全てを達観し諦めたフリをする」タイプでしたね。個人的には「ラッキースケベで赤面し愚直に正義を信じる」タイプの内山さんより好きなので、安心しました。
まぁゲームでも主人公ということでぜひとも私が内山昂輝となり、運命ちゃんや月光ちゃんと仲良くなりたいものですね。
そしてなんと言ってもレニーの最後。ずっと笑っていろ!どんなときでも君は笑え!てものすごく「境界線上のホライゾン」の里見義頼を思い出して泣きそう。
それに対するタイタンちゃんも超好き。ずっと泣きながら笑ってほしい。
あとタクトくんが死にそうになっていたときの運命ちゃんも好き。目の前の死と自身の喪失が同意義なのに、なぜか嫌ではないという感覚。かなり好き。他にも名シーンはあるのですが、特に好きなのはここらへんですのでぜひとも三回ぐらい見てください(体験談)
{/netabare}
監督は伊藤祐毅さん。グラブルの方ですね
シリーズ構成は吉村清子さん。ヴァンガードの方ですね
キャラデザは長澤礼子さん。
劇伴は池頼広さん。SDガンダムの方ですね
アニメ制作はMAPPAさんとMADHOUSEさん。呪術廻戦の所とオーバーロードの所ですね。
作画は良く戦闘シーンも含め丁寧に描かれていたと思います。キャラ原案も良く、非常に満足できる作画でした。
声優さんはとても豪華で非常に素晴らしい演技でした。
何を得たのだろう。何を失ったのだろう。
ということで
Keiner さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
スマホゲー原作にありがちな、崩壊後の世界で異形の敵と戦う異能美少女って感じの設定。楽曲の擬人化的な要素もあるが、途中まで見た感じ、それを活かせているとは感じなかった。主題歌やBGMもそんなに印象に残らなかった。
戦闘の作画こそいいものの、それだけで、キャラも掛け合いも特筆すべきことがなく、愛着が湧かなかった。特に主人公のタクトは、今では希少になりつつあるコテコテのやれやれ系で、ギャグでやってるなら笑えるが。。。
舞台設定がアニメにしては珍しく、アメリカ中西部で、ウェスタンなデザインが好きな人にはいいのかも。個人的には別に好みでもないので、相性が悪かった。
とはいえ、破綻しているような要素はないので、中二系のバトルものに飢えている方なら楽しめるのではないでしょうか。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
最後まで失速することなく、面白かった。
脚本が作画に負けていると感じる部分もあるが、作画が凄すぎるだけであり全話視聴してのストーリーに対する満足度はかなり高い。
本作はソシャゲの販促アニメという位置付けであり、アニメで作品の全体像を示し、その後を描いたゲームの物語と合わせてはじめて takt.op という作品が完成する。こういう構造なのであれば、別にアニメの脚本がゴリゴリにすごい必要もないと思う。自分はあくまでゲームのストーリーがメインだと思って見ていたので十二分に楽しめた。
最終話で{netabare}ゲームからはアンナが主人公となり、人間のままムジカートの力を宿し”運命”として戦うようになること{/netabare}が示唆され、綺麗にゲームへと繋がるところも物語の序章としてうまく構成されている。ソシャゲの方は開発が遅れてるようだが、時間かけて綿密に制作されてるようなので期待したい。
ネムりん さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
meimei さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
第一話で何の説明もなく敵が出てきて主人公達が戦う。後の回で何で戦うようになったのかの描写が出てきますが視聴者を置き去りにして話が進んでいく。
1周目は暇潰し程度に観てましたがストーリーを理解してから2周目を観ると結構楽しめました。
「運命」の成長して感情が芽生えていく部分も見所の一つです。
音楽を題材にしてる割に挿入されるBGMのインパクトが薄かったなと思います。
ムジカートが運命などクラシックの音楽から生まれた存在だけに戦闘シーンで迫力のあるポップな音楽を流すのは難しかったのかもしれません。
オープニング曲は良かったですね。
脳トレ さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
てとてと さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
U さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
DB さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
世界観がなかなか好みでした。音楽で戦うってのも設定として理解してしまえば普通に楽しめるものでした。話としてはとても悲しいお話にも感じましたが、それでも前向きに戦う登場人物の描写は興味深く見続けることができたと思います。
ハニワピンコ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
バニラコーク さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルにも書きましたが販促アニメなんですか?
結構面白かったです。
ヒロインがおとぼけキャラで良い感じ。
バトルシーンはスピード感あってカッコ良い。
音楽がテーマなんだから
そこはもうちょい頑張って欲しかったですが
十分満足致しました。
2期やって欲しいけど後はゲームでって事なのかな?
見て損はしないと思います。
蛇足ですが22年夏アニメが楽しみすぎる!!
実力至上主義2期
はたらく魔王さま2期
オーバーロード4期
ダンまち4期
待ちきれません!!!
Usotarou さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
ゲームの発売前に企画されたアニメらしいですね。
戦闘シーンはスピード感があってキャラがめっちゃ動いててカッっこ良かったですが、ストーリーがわかりづらくて視聴者置いてけぼりアニメでした。
キャラクターもなんかいまいち感情移入できないし世界観もしっかり説明がないから置いてけぼりだし敵の台詞がコテコテだし、正直面白くないですね。
OPは声も曲調もすごく好きでした。サビは普通に鳥肌立ちました。
しろくま さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ぺー さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
メディアミックスもの ゲーム展開されてます
音楽をモチーフに遊んでみた!みたいな作品。
コンダクター(そのまんま指揮者の意)がムジカートと呼ばれる有名楽曲を擬人化した娘さんと二人三脚で怪物とくんずほぐれつするバトルものです。ゲームに映える設定。“MUSIC”と“ART”でムジカートって意味なんですかね? クラシック曲にちなんで年季の入ったコクみたいなのを味わえたらいいなぁと思いましたがそうはいきませんでした。
・似たようなコード進行の曲をを連荘で聴かされて辟易してたまふまふさんを再評価。これはよい
・中島美嘉さんはまあよいよね
・動くし武器のデザインも凝ってるのか派手というのか人目をひく
コクどころか片手間で視聴可能な程度でしょうか。選ぶキャラとバトルが面白ければOK!なゲーム設定の範疇を超えません。せっかくの定番曲すら曲に絡むエピソード薄めなのでなぜ“指揮者&曲(擬人)”なる設定にしたのか根っこの部分で理由をイマイチ捉えきれないんですよね。だいたい複数の楽器が奏でる音ををいい感じでまとめてくことが生業の指揮者なのにタクトふる対象は擬人化娘一人って時点で本質外してる気がします。アンサンブルなんて関係なくドローンを操縦するのと何が違うんだって話になるかと。
ということで御不満理由は“音楽”がストーリーにあまりにも絡んでこないことでした。
{netabare}有名指揮者の息子だとか劇伴で流すとかは設定と演出のことで誰でもできるので、これをもってストーリーに絡んでるとはちょっと言い難い。{/netabare}
アニメ序盤はゲーム原作にありがちなありきたり展開ゆえに、設定に信憑性を持たせてくれたら良かったのにねといったところなんでしょう。
なお最後まで鑑賞すると一通りまとまりのあるストーリーになってます。全11話と1クールものでも短く物語とキャラの心の動きともども説明不足は否めないところですが、差し引いても手に取りやすい作品になってることを評価したいですね。
※閑話休題
■どうもノリきれなかった2つの理由
①指揮者は凄い
有名どころはもちろん、プロ指揮者の知人おりまして事前の準備から指揮ひとつで変わる演奏などなどのお話を伺ってたりするともう少しその深淵の片隅くらい見せてくれたら良かったのに、とは期待の裏返しだったかもです。
先述した通りでドローンの操縦と変わらないのよね。とは言いつつも古くは金田正太郎くんと鉄人28号にまで遡る定番の関係性だけに、このへん気にしなければ違和感を持たないことでしょう。
②広井王子
最近は『ソラとウミのアイダ』でお馴染みの氏が本作でもいっちょかみしてます。前作は奇抜な設定が有機的に絡んでない印象でしたので似たようなもんかと思える出だしにギアを一段下げました。
①指揮者は凄い②広井王子…あくまで個人的な予備知識や先入観によるもの。気にしなきゃよかよ!
■ラストについて
{netabare}利他的な行為といいますかどうも滅びの美学みたいなのには弱いので心動かされちゃうのよね。{/netabare}
視聴時期:2021年10月~12月 地上波リアタイ
-----
2021.12.25 初稿
よこちゃん さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
音楽と連動して、コンダクターのタクトが指揮し、ムジカートの美少女、運命が敵と戦いながらニューヨークを目指す話。あれ?巷ではあまり評価が低い?すごく面白かったのになぁ。どうやら私がこのアニメにハマったようです。
確かに話はよく分からない部分が多いです。説明不足感はかなりあります。ツッコミ所も結構あります。だから物語点は3.0にしました。他の要素が良かったです。
まず、作画が綺麗でキャラ絵も良い、美少女が可愛い、戦闘シーンが迫力ありよく動く、武器がかっこいい。これら全部含めてオシャレな雰囲気、しかも、私は美少女が戦うアニメが大好物、ハマりますよね。最近、可愛い女の子が出てくるアニメが多かったので、久々にコゼット、運命ちゃんが美少女で良かったです。
あと、推しの声優さん本渡楓のお姉さん声、伊藤美来は安定の通常運転、水瀬いのりは少しぽくない声、推しではないが結構好きな上坂すみれが、やはりノリノリに感じる、皆んなええなぁ。しかも、運命ちゃんを演じる声優さん若山詩音も好きな声、声優点は満点です。
もちろん、話は良い部分もあって、運命ちゃん最初無感情で棒読みですが、だんだん感情が芽生える、話す事もそんな言葉いつ覚えたの?とかも面白い。特にタクトとのやり取りは楽しめました。他にも個性的なコンダクター、ムジカートいて、でもキャラは多過ぎずその点は分かりやすかったです。
OP曲までオシャレ感あって良い。
ED曲は中島美嘉起用でもちろん良い。
原作はDeNAと広井王子、ソシャゲの販促アニメなようです。予算かけたなと思います。広井王子は昔、私が学生の頃夢中になって遊んだゲーム天外魔境作った人。感慨深いです。
と言う風に私が平均満足度も高くなりました。ハマった感はありますが、私はとても楽しめましたし、特にオシャレでよく動く戦闘シーン観て欲しいです、ぜひお勧めしたいアニメです。
素塔 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「音楽の危機」と「危機の音楽」。
本作の設定、いわゆる世界観をまずはこんな風に要約できるだろうか。
侵略者により危機に瀕した世界と音楽。そこに出現した
兵器となって闘う音楽、ムジカート。―そのそれぞれが
主人公タクトの物語、ヒロイン運命の物語として展開される。
ところで、本作で「音楽」が指し示す意味は単一ではない。
例えば「音楽は人の心を照らす光」のような、
主語化されたフレーズだけで捉えようとすると逆に不明瞭になる。
本作ではすべてが「音楽」を介して物語られている。
その多様な現れを「―としての音楽」というかたちで析出し、
それらがポリフォニーのように有機的に連関し、ストーリーの展開を推進する
力学的な構造を想定しつつ、物語の意外な厚みを掘り下げてみよう。
{netabare}喪失としての音楽。
タクトの弾くピアノはそう呼べるだろう。
父の非業の死。禁忌となった愛する音楽。やり場のない怒りと無力感。
失われた音楽に執着するタクトは、ピアノとともに世界から孤立する。
そこにまた、新たに生々しい傷を加える、コゼットの喪失。
一途に音楽を愛するだけの青年が成り行きで戦闘に巻き込まれ、
しかもそれが音楽の名のもとに行われる事態は、皮肉と言うほかないだろう。
だから当然、物語のはじまる時点では、彼自身に戦う意志などありはしない。
だが、コンダクターとなり、旅と戦いの中で危機の世界を経験してゆくことで、
やがて闘う目的と、自らの音楽の新たなかたちを見出してゆく。
その内面の変化は音楽に仮託され、物語の中心軸を形成するのである。
タクトの決定的な転機は第6話で描かれる。
旅の途次に立ち寄ったニューオーリンズとおぼしき街で
自らの演奏をとおして人々の中に今も生き続ける音楽への渇望を実感し、
この経験をきっかけとして作曲が開始される。
今回は戦闘がなかったのですが、お休み回では決してありません。
むしろ今後につながる非常に重要な回でした。
人々の過去と現在を丁寧に描くことで、
何を代表して戦うのかがはっきりと印象付けされました。
福松さんのレビューでもこのように指摘されているように、これは決して
単なるエピソード回ではなく、物語に転回を画す最重要のポイントである。
なぜなら、戦う動機につながっていく彼自身の音楽の発見、すなわち
「希望」というテーマの、最初の兆しがここに印されるからだ。
それはあたかも分光器のように、彼の音楽を三つの位相に分節する。
あるいはここに、弁証法のプロセスを想定するのは大げさに過ぎるだろうか?
ピアノが象徴する失われた平和な過去。ムジカートとともに戦う彼の闘争は
未来の平和を勝ち取るために経過しなければならないアンチテーゼとしての現在。
だとすれば、その先にある、止揚された平和を自身意味する未来の音楽こそは、
やがて生み出されるタクト自身の曲に他ならないだろう。
死の間際のレニーに、タクトは最後にこう告げる、
「これまで出会ったすべてを曲に込めるつもりだ」と。
旅で出会った様々な人生。音楽をとおして回復された世界とのつながり。
おそらく王道の成長ストーリーと呼んでも差し支えない内実がここにはある。
そして、この作品の本質を最も的確に表現する言葉として自分は
「途上の物語」、―このように呼んでみたい想いに駆られる。
闘争としての音楽。
すなわち、ムジカート。
侵略者と戦う力を有した音楽であるそれは、まさしく危機の音楽である。
タクトと運命との絆の深まりもまた、音楽の媒介によって表現される。
そこに、タクトと同様、運命が戦う意味に目覚めてゆく過程が重ねられる。
戦うこと自体が存在意義であるムジカートは、固有の動機をもたないからだ。
彼女の転機は第8話で語られる。
すでに人間的な心が芽生えていた彼女の中に、未知の感情が現れる。
傷を負い倒れたタクトを見て不安と恐れに駆られ、戦いを放棄する。
物質的な存在ではない彼女は死というものを知らない。だからその時訪れたのは、
タクトと一緒にいられなくなる、彼のピアノを二度と聴けなくなる、
そのような生々しい予感だった。
二人の心の接近が描写不足だと、批判する向きもありそうだが、
音楽とは本来言葉によらず、直接心から心へ真実を伝える力を持つものである。
彼女がタクトのピアノを愛している事実は第6話ではっきり表明されている。
音楽の化身である運命ならば、タクトの音楽の中に流れている
純粋で一途な情熱を直接理解し、愛するようになるのは自然である。
そしてここにドラマが生まれる。運命の中に生じた葛藤である。
タクトが愛する音楽と、ムジカートである自分が具現する闘争の音楽との相克。
平和の中でこそ奏でられるべき彼の音楽は、自らの存在理由とは背反する。
タクトと自分の存在がすでに、相容れないものだと彼女は悟る。
タクトを残して単身、地獄に対して無謀な戦いを挑んだ彼女の言葉には
この苦悩と覚悟とが同時に表れている。
―マエストロは本来なら、こんな戦場に立つべき人じゃなかった・・・
ただ音楽が好きで、ピアノを弾いているだけで良かったんです。
―音を力とするのがコンダクターとムジカートよ。むしろ戦いに相応しいと思うけど。
―あなたにはわからないでしょう・・・
運命が自らを投げ出してまでも彼を守り抜こうと決意した理由は何か?
そして、この葛藤が乗り越えられるべき契機はどこに求められるか?
・・・ここに、この物語の核心はある。
この前夜、逃げ込んだ洞窟で二人は心の内を明かしあっていた。
コゼットを失ったことで、作曲を続ける意欲を喪失したタクトに、運命は
彼の音楽に寄せる真実な気持ちをありのままに打ち明ける。
「それでもマエストロは曲を作るべきだと思います。
その音を待っている人が、必要としている人がいます、この世界には。」
この時、彼女の言葉がタクトの曲に新しい意味を与えたのだ、―希望である。
希望としての音楽。
新たに見出されたタクトの、いや、タクトと運命の音楽のかたち。
この世界から希望を絶やしてはならない。希望の音楽を未来につなぎたい。
ムジカートにアプリオリに備わった闘争本能ではなく、
彼女の目覚めた心が獲得した、戦うべき新たな目的がここにあった。
一足早く新しい地平に到達した運命に、タクトがあらためて問いかける。
―この世界には僕の曲を必要としてる人がいる、お前はそう言ったな。
なら、お前はどうなんだ?
―私も・・・いえ、私は、マエストロの曲が聴きたいです。
―遠慮なく僕の命を使え。僕とお前の二人でやるんだ。・・・
タクトの曲。希望としての音楽。それをいま、二人は共有する。
未来へ希望をつなぐために戦う、この同じ動機の中で二人の心が一つになる。
葛藤を乗り越えて生まれた絆。ここにもまた、弁証法的な過程が認められそうだ。
平和の音楽(タクト)と闘争の音楽(運命)が、希望の音楽として止揚される。
本作の音楽がさらなる高みへの志向を内在させているのだとすれば、
間違いなく、ここがその頂点である。そして同時に、
タクトと運命がたどってきた心の旅の終着点でもあるのだろう。
ここに本作の最終的なテーマを認めて間違いはないだろう。
最終話のザーガンとの闘いに決着をつける、一対一での対峙の場面、
絶望と犠牲による痛みの音楽を讃えるザーガンに、タクトが決然と言い放つ言葉、
そこにはタクトが獲得した信念がさらに強められ、揺るぎなく表明されている。
「だって、この世界には音楽があるじゃないか。
D2だって僕たちの音楽の力があるから倒せるんじゃないか。
どこに絶望する必要がある?・・・」
微妙なニュアンスを読み取っていきたい。この言葉はまず「音楽の力」、
すなわち闘争の音楽であるムジカートの存在を肯定するものだ。
同時に、この「力」の中に、新たな意味を読み取ることができるのではないか。
戦闘のための物理的な力であることを越えて、すべての人間にとっての
「絶望と闘う力」、すなわち希望の力へとそれは昇華されているのである。
「音楽はいつだって人を救ってる。
僕も音楽があったから今ここに立っている。
いつだって僕は音楽に救われてきた。
音楽がつないでいく希望と歓びを、二度と誰にも止めさせはしない。」
この「音楽」にもまた、倍音のようにもう一つのニュアンスが響く。
おそらくそれは、今この瞬間、自分と並んで立っている運命を指しているのだ。
並び立つ二人を正面から収めたカットは、互いの存在を受け容れ合い、
ついに同じ地平に到達したタクトと運命の現在を端的に表しているようだ。
「苦悩を突き抜けて、歓喜に至れ。」 ベートーヴェン
最後に、愛としての音楽。
哀切な訣別の時は確実に二人に訪れる。
なぜなら、本作は「途上の物語」だからだ。
全ての生命力を枯渇させたタクトは永い眠りにつき、彼の作曲は途絶える。
だが眠る直前、完成した曲の旋律だけを口ずさんで運命に聴かせる。
その彼の、運命との契約によって失われた右腕・・・
自分とタクトをつなぐ絆だったその存在しない右手を最後まで握り続け、
眠っているタクトに愛を告白し、運命は消えてゆく。このとき初めて彼女は
マエストロではなく、「タクト」と呼んでいたようだ。・・・
さて、タクトの隣には運命に代わって、今度はコゼットがいる。
彼の復活した右手に、彼女がドックタグのようなものを握らせる。
このラストシーンが暗示する意味はほぼ想像できるが、それよりも明瞭に、
すでに第2話で、コゼット自身が予告していることに気づかれただろうか?
ベートーヴェンのピアノソナタに託して、
コゼットがタクトに語ったこんな言葉があった―、
「悲愴の第一楽章は絶望の今。
かすかな希望の明日を見いだす、第三楽章。
その間をつなぐ第二楽章は・・・愛なの。」
このフレーズに、物語のすべてが集約されているのは明らかだろう。
本作の本質はやはり、絶望から希望へと至る「途上の物語」なのである。
そして、そこには確かに、ひそやかな「愛の音楽」も鳴り響いている。
なぜなら、絶望の今、すなわち音楽が失われかけた危機の世界の只中で、
自ら戦いに身を投じる音楽とは、「愛」そのものだとは言えないだろうか?
それはまた、「かすかな希望の明日を見出す、第三楽章」へと、
音楽の未来を託されたタクトを導き、ともに戦い、守り抜き、
絶望を希望へとつなぐ使命を果たして、消えていった運命とコゼットの
ひたむきな愛の物語でもあった。
彼らの想いを未来につなぐために、アンナもまた戦いに身を投じてゆく。
闘う音楽、ムジカートとは、希望への途上にある音楽の現在に他ならないのだ。
「途上の物語」―。彼らの旅はまだ終わっていない。{/netabare}
毎期の終わりに、デジャヴのように繰り返される、
ソシャゲ原作アニメへの定番化した評価は本作にも及んでいる。
曰く、作画凄い、キャラ可愛い、ストーリーは薄っぺら・・・等々。
勿論、出色のバトルシーンこそが本作の華であることは言うまでもないが、
バトルに十分な尺を割けば、しわ寄せがストーリーにいくのは当然で、
ドラマメインの場合とは異なった描出法が必要になってくるだろう。
音楽。闘争。愛。主要なモチーフを巧みに組み合わせた緊密な構成と、
細部まで緻密に練られたシナリオによって、そこはクリアされていたように思う。
{netabare}例えば、アンナが死んだ娘と混同されるエピソードは、
彼女自身がコゼットの死を受け容れ、運命と向き合う決心につなげられていく。
また、割り振られた僅かな尺の中でもザーガンの人間像は定着できていた。
戦場で兵士を鼓舞するザーガンの言葉にすでに自己犠牲への賛美が見られ、
歪んだヒロイズムの暴走に至る心理に一貫した整合性が付与されている。
世界を救う使命感と現実との狭間で、重圧に押しつぶされていく彼の苦悩も
二人のムジカートの視点を介して効果的に表出されていたと思う。{/netabare}
ただ、惜しいことには、通常の説明的な描写に慣れた耳には繊細過ぎ、
十分に聴き取れずに終わるかも知れない。自分もそうだったのだが、
再視聴してみるとかなり印象が変わる作品である。
(2022.1.1 初投稿)
うにゃ@ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
思いのほか面白かった。作画も背景も綺麗でよく動き、キャラもたっているし、ストーリー展開もわかりやすい。
コンダクターとムジカートがセットでD2を倒しながら、タクト一行がニューヨークを目指す。
D2に関しては音楽に集まる以外は不明なことが多く、また、セットの二人も音楽の力がどう作用してるのか謎だったり、不明な点は多い。基本的にはそんなことはどうでもいいという感じで進んでいく。
わりと視聴中、疑問には思ってもスルーして最後まで視聴できる。
終わった後で、ゲームの導入アニメという事を知り、最後の唐突展開がゲームへ持ち越しというのを理解。それにしても最終展開の集めてどうやって倒すんだ?とかとか、力押しでもいいから最後きちんと畳みかけていてほしかった。
しかし、ゲーム導入アニメじゃなくても全然いけてるアニメだった。
100点中81点
徳寿丸 さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
オカ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
三毛猫メリー さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
2022.2.15 視聴完了。
ゲームの前日譚……
わかりにくいストーリーだった。
D2はよくわからないし
ムジカートとコンダクターがペアで戦うのはいいとして
クラシックの題名を持つムジカートなのに
音楽が活かしきれていない。
というかクラシック詳しくないんですが
実際曲使われていたのでしょうか?
うぐいす さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ある日主人公と女の子がピアノで連弾していたら、敵が強襲してきてコンダクターとムジカートになるところから始まるお話。
ムジカートというのはクラシックのひとつの曲の戦士みたいな感じで、コンダクターの指揮でより強くなるらしい。
今回は数人しか出てこないが、例えば同じベートーヴェンでも今回出てくる「運命」ちゃんと同じベートーヴェン作曲の他の曲のムジカートが出てきても面白かったかもしれない。
アニメの質が良ければ「ウマ娘」みたいに大量にキャラを登場させても成功するわけだから。
主人公以外の心情の変化の描写がないため、ムジカートのロボットみたいな情に希薄な性格が、急に人を手助けするのが当たり前になっていたり、主人公に恋愛感情っぽいものを抱いたり(アンナも)と前触れもなくキャラ設定が変わっていくので物語に入り込めない。
敵自身にボスがいるわけではないみたいなので、そこもちょっとあやふやで結果地味なアニメに仕上がった感じ。
そもそもクラシックをアメリカでってのでハードル上がってる気がする。
内山昂輝の低い声はイケメンレベル高い。
本渡楓は何だかんだで「手品先輩」が一番かわいい。
kuromi1988 さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ninin さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
全12話
D2と呼ばれる宇宙から突如飛来した異形の怪物が人々を襲い街が破壊されている世界、唯一の対抗手段が人間を素体に生み出されたムジカートと呼ばれる人間兵器及びそのムジカートと契約して指揮するコンダクターと呼ばれる人間たちが戦うお話です。
その中でも自然にムジカートとコンダクターになった「運命」と「朝雛 タクト」が、戦いながらお互いをよく知り共に成長していくお話です。
音楽(クラシック)をモチーフにした作品、しかもよくクラシックで指揮者が指揮棒を使って演奏するような指揮者、ムジカートによってバトルは色々な武器を使っていますね。
全てがどうかは分かりませんが、組み合わせはムジカートが女性・コンダクターが男性って感じでした。
最初は無機質な感じの運命が人々と出会い色々な経験をしたことで、次第に人間らしい感情が出てきたのが良かったですね。
D2はただ街を破壊、人々を傷つける怪物なので、やはり人間同士のお話が中心になっています。
お話はキリが良いところで終わっていますが、どうやらソーシャルゲームで展開される前のお話のようですね。
QPはryo (supercell) feat. まふまふ, gakuさん、EDは中島美嘉さんが歌っています。
最後に、なんか色々と疑問に思ったことがありますが、ゲームで解き明かされてくるのでしょうか~{netabare} (タクトの腕や痣のこと、運命が消えて多分ムジカートにアンナがなったこと、コゼットと運命の意志はなくなってしまったのですかね){/netabare}
hiyama さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゲームの前日譚。販促用アニメと考えると非常に良く出来ていると思う。
基本的にゲームを原作・関連づけたアニメに対する期待値は個人的にはとても低い。
ペルソナシリーズ・DMC・ガングレイヴなど良作・名作があるとはいえ、ソシャゲのアニメ化作品は原作と知っていても知らなくても微妙としか思えない物が多い印象。
しかし、この作品はソシャゲ原作(前日譚だが)としては間違いなく良く出来ている。
神撃のバハムートと同じく、アニメ単体として面白いし楽しめる作品。
ただ、やはりソシャゲに繋げるためのストーリー展開と設定が多少不協和音になっている感は否めない。
終盤は個人的にはかなり好きだが、ラストのラストはちょっと飛躍が過ぎたと思う。
そして何より戦闘の設定が…首をひねる部分ではあった。
ムジカートにはコンダクターの存在が必要なのは分かるし、戦闘に置いてもある種の増幅器的な役割があるということなのだろうが…描写でその必要性をあまり描けていない。
ゲーム的には所謂プレイヤーのポジションであるコンダクター(マエストロ)の立場は必須だし、その関係性が物語に深みを与えている面も間違いなくあるのだが…。
しかしあえて戦闘と言う要素を介在させず、音楽そのものがD2に影響を及ぼすような形でも良かったのではないかと感じてしまった。
戦闘シーン自体はかなり良いのだが、物語という観点で見れば戦闘要素はいっそない方が自然だったのではないだろうか。
素人の浅はかな考え方かもしれないが、そんな風に思ってしまった。
とはいえ、好みによって賛否が分かれるのは当然としても、作品としてはしっかり成立した内容だと思える。
多少説明不足や描写不足はあっても、物語を破綻させるような欠落はない。
まあ好み自体は大分分かれそうな展開…特に後半~終盤・ラストだが、面白い作品なのは間違いないと思う。
やまげん さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
音楽が失われつつある世界を舞台としたストーリーで、おもしろかった。
{netabare}ただ、ザーガンがどうしてタクトを特別邪魔者扱いしていたのかがよくわからず、ラストの展開には疑問が残った。タクトを無視して自身の計画を進めるのではダメだったのだろうか。{/netabare}
作画はすごく良かった。戦闘シーンの作画も良いのだが、何度かあった演奏シーンの絵も良かった。ただ、音楽は、戦闘シーンとはあまり関係がない様子だった。
原作についてはよくわかっていなかったのだが、アニメ放送終了後からゲームを配信するらしい。なかなかリスクのある展開ではないだろうか。
{netabare}アンナの声を務めていた本渡楓さんが運命の声を担当しているようで、アニメのラストのシーンの意味がようやくわかった。{/netabare}
しかし、当初は2021年配信開始の予定が、12月22日に開発会社変更になり22年配信開始になったらしく、かなりきな臭い。
螺旋常連からくり剣豪 さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
たくすけ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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「苦悩を突き抜けて、歓喜に至れ――L.V.ベートーヴェン」音楽は人の心を照らす光――突如として、その『光』が世界から奪われる。空から黒い隕石『黒夜隕鉄』が降った夜、世界は様変わりした。黒い隕石から生み出された異形の怪物『D2』が、大地と人々を蹂躙し始める。D2は人の奏でる旋律に惹かれ、やがて『音楽』そのものが禁忌とされた。だが、その怪物に抗う者達が現れる。音楽を力とする少女達――『ムジカート』彼女達は、人類史に残る偉大な歌劇、楽曲の楽譜(スコア)を身に宿し、D2を撃ち破る力とした。そして、彼女達を指揮し、導く『コンダクター』2047年。D2との抗争によって荒廃したアメリカ。コンダクターの『タクト』は、ムジカート『運命』と共にニューヨークを目指して旅していた。音楽が失われた世界で、音楽を渇望する『タクト』D2の殲滅を望むムジカート『運命』二人の少年と少女が生み出す旋律は、歓喜かそれとも絶望か――(TVアニメ動画『takt op.Destiny タクトオーパスデスティニー』のwikipedia・公式サイト等参照)
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ジャンル:アニメ映画
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