ぽにぃ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
待った甲斐のあった22、23話
1クール目と2クール目総括しての評価になります。
なお、原作はアニメ化した1-3巻のみ読了。
【総評】
貴族階級で正義感に燃える少佐と現場で日夜戦う被差別階級の少年兵たちを描く。
SF作品には分類されるのだろうが、本作の趣旨はそこよりも身分差、価値観の違い、生き方等を描くヒューマンドラマにこそあったと思う。
アルドノア・ゼロなんかが好きな人にはぜひともオススメしたい1作。
以下、各評価基準ごとの詳細
◎物語の評価◎
原作が電撃大賞を取っていることもあり、人間関係まわりは特によく描かれていた印象。
2クール終盤の展開は1クール目とは打って変わってご都合主義感は否めないが、物語として完成されているので評価を下げるところではないか。
◎作画の評価◎
ムラはあるもののアベレージは高めの印象。
また、随所の演出が光る。特に3か月溜めた22話は圧巻。
◎声優の評価◎
シン役の千葉さんは難しい役どころだったと思うが、状況による声音の使い分けは流石。
全体的に非常に高評価。
◎音楽の評価◎
澤野弘之音楽は裏切らない。
2クール目のOPEDは賛否両論あるが、個人的には86の異端さと幼さが感じられて好き。
◎キャラの評価◎
概ね良い。
シンの世代と兄のレイの世代の戦う理由の違いなども深堀りされてほしかった気持ちはなくもないが、アニメ化にあたって端折るポイントとしては妥当か。
各星の数は3つを基準に下記で採点。
★☆☆☆☆:好ましくない
★★☆☆☆:やや好ましくない
★★★☆☆:可もなく不可もなく
★★★★☆:良い
★★★★★:群を抜いて良い