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「化物語(TVアニメ動画)」

総合得点
92.1
感想・評価
13401
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47498
ランキング
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化物語の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

寓話ではなく物語 アニメではない超エンターテイメント作品

 この物語、それぞれのヒロインたちに問題があり、それが原因で怪異と出会い、怪異をどうやって祓うか、という話なわけですが、誰も問題は解決しません。怪異に出会う前に戻ることしかできません。

 {netabare} 戦場ヶ原は体重を取り戻しましたが、家庭がもとに戻ったわけではありあません。八九寺は実は自分が怪異ですので、問題がある阿良々木と羽川は家に帰れない事情はそのままです。神原は戦場ヶ原と付き合えるわけではなく、千石に至っては問題を自覚すらしていません。羽川の家庭問題もそのまま、阿良々木とも付き合えません。ついでに忍野忍も元には戻れません。{/netabare}

 つまり、それぞれのヒロインはただ怪異と出会って、怪異を何とかしてというそれだけの物語です。寓話のような考えさせる教訓はどこにもありません。

 へー、すごい、こわい、びっくりした…そういった感想だけ出ればいい、教訓はない、考えなくていい。アニメの進行にそって、楽しめばいい。だから化け物を語るだけの物語…化物語なのでしょう。

 それはこのアニメがまるで紙芝居のように動きが少ないことでもわかります。というかアニメとは思えません。話を聞くことがこのアニメの本質なでしょう。そして「読む」ための「文字」が画面で多用されます。
 ひょっとしたら、だから、ヒロインそれぞれにOPを用意して動かしてくれたのかもしれません。

 物語だから聞くだけで意味がわかります(一度やってみてください)。なので、映像と音楽のほうは徹底的にエンターテイメントとしての「面白さ」に振れたのだと思います。演出、エロティシズム、怪異のビジュアル、スタイリッシュな映像、OPED含めた音楽。エンターテイメントとしての作り込みが楽しめます。
 もちろん、「エンターテイメント」だからこそクオリティーが高くないと、見られたものではないでしょう。それが、アニメのようなアニメでない。超エンターテイメントを生み出したのでしょう。

 それにしても、この物語はその前提として傷物語との関係ってどうなっているんでしょうか。あの忍野忍との出会いはさも前提のように語られていますが、原作にしてもアニメにしても、この「化物語」が初出ですよね。だとするとものすごいストーリーの作り込みですよね。

 なお、最近は、オーディオコメンタリーばっかり聞いています。「聞く」という言葉の通り、これもメタ的に「言葉を楽しむ」ような仕掛けになっています。2巻が最高です。
 エンディングはもう何百回聞いたかわかりません。


追記 ユーチューブにアップされたシャフト作成の大暮維人のキャラデザ版のPV見ましたでしょうか。エロいと言えばエロいです。戦場ヶ原の●クビのポツンとかやりすぎなくらいです。が、ほとんど動いていなかったですね。残念です。
 でこちらのTVのオリジナル版のキャラデザの秀逸さを改めて感じました。やっぱり化物語はこっちですね。

投稿 : 2022/02/17
閲覧 : 441
サンキュー:

16

camuson さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

印象度:88

原作未読。原作小説も購入していたのですが、結局未読のままです。


さて、本作についてですが、ニコニコ動画の全盛期とも重なっていて、
一大ムーブメントになっていたことを思い出します。

原作者が西尾維新ということで、
ライトノベルや美少女萌えアニメ等のお約束的情報を下敷きにしつつ、
登場人物は言葉遊び的に過剰に修飾された会話をかわしつつ、
京極堂の憑き物落としのライト版みたいなエピソードが続きつつ、
と言ったところでしょうか?

アートスタイルは独特で、
何気ない日常風景のディテールをデザイン化している風で、
アトラスのペルソナシリーズとか、
中村佑介のイラストとかのポップ感に割と近いのかな。

手を抜くことなく、きっちりつくっているのが伝わってきます。
オープニングをエピソードごとに違うものにするなど、
商業的狙いとコア層の喜ぶツボがうまくマッチしていて、
それを高いクオリティで実現し得ているのが、素晴らしいと思います。

投稿 : 2022/02/05
閲覧 : 246
サンキュー:

6

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

異界としての怪異

人はその成長過程で世界を「見えるもの」だけで囲い込み「見えないもの」を切り捨てていく。けれどもその一方で「見えないもの」はしばし「異界」とも呼びうる体験として回帰する。

この点、思春期は「異界」に最も接近する時期である。本作はこうした思春期における「異界」との遭遇を「怪異」として描くある種の寓話ともいえる。本作に現れる様々な「怪異」を敢えて分析心理学的な用語で分類すれば、おそらく戦場ヶ原の蟹はグレート・マザー、八九寺の蝸牛はトリック・スター、神原の猿はコンプレックス、千石の蛇はペルソナとアニマ、羽川の猫は影という風に、それぞれ関連付けることができる。

臨床心理学者、河合隼雄氏は心理療法の場面においてしばし顕在化する「見えないもの」の位相を〈たましい〉という名で呼んだ。ここでいう〈たましい〉とは身体と精神を統合する超越論的な場を指している。そして氏は〈たましい〉は〈だまし〉として現れるという。「異界=怪異」との遭遇はまさに〈だまし=たましい〉との遭遇なのである。

人は世界に棲まう上で自らの生の物語を必要とする。そして「異界=怪異」との遭遇は、その生の物語を紡ぎ直す契機ともなる。だからこそ人は勝手に1人で助かるのである。いやむしろ、人は勝手に1人で助かることしかできないのである。本作はなかなか言語化が難しいといわれる異界体験を見事なまでに「物語」として描き出していると思う。

投稿 : 2022/01/31
閲覧 : 229
サンキュー:

4

ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

阿良々木くん、モテモテ

十五話構成って珍しいかも。原作の構成に合わせたのでしょうか。
エンディングがとても良く、控えめに言ってもマイアニソンベスト10に入ります。
予告は西尾維新さん脚本ということで、からかわれているようで面白いです。
特筆すべきは話のテンポの良さで、一話一話があっという間に終わります。
他の物語シリーズは未見なので、是非観てみたいです。
全体的に女の子は可愛く描かれていると思います。まれに戦場ヶ原さんを斜めから描いたカットが不細工に見えるんだけど、シャープに描こうとして失敗しているのかな。序盤に複数回見受けられました。
言葉遊びが多いけど、会話部分は「痛い」の寸前で踏みとどまってる感じで、私的にはセーフでした。正直、「千差万別」のくだりには爆笑しました。メインの視聴者層が京極夏彦さんの作品等に流れてくれると嬉しいです。
怪異物の醍醐味って、うんちくと言葉遊びにあると思います。
推しはやはり戦場ヶ原さんですね。素晴らしいヒロインぶりでした。

以下、本作と関係ないので折りたたみます。
{netabare} 千石撫子役は花澤香菜さんでしたね。押しも押されぬトップ声優さんです。花澤香菜さんといえば、ラストエグザイルのホリー・マドセイン役を思い出します。新鮮な感じがして私は好きでした。
ところで、秋アニメは何を観ようかなー、とPV集みたいな動画を何本か眺めていたところ、花澤香菜さん出演のアニメ、さすがに多いですね。もちろん主演もあります。
新型コロナの影響でアフレコを多人数で一緒にするのではなくなり、声優さんごとの別どりを多用しているそうです。その結果、実績のある声優さんのスケジュール調整が容易になり、実績の少ない若手声優さんのチャンスが減る可能性があるそうです。こんな状態が余りに長く続くと声優業界にとっても危機となります。まあ、あらゆる業界が悪影響を受けているわけですけど。
早く元の日常に戻ってほしいと切に願います。{/netabare}

2022-0112お知らせ
アベマで全話一挙が1月14日22:55まで視聴できます。

投稿 : 2022/01/12
閲覧 : 344
サンキュー:

28

そうま先生 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

なんか変な性格の女子しかいない。

わけわからなかった。(キャラに全く感情移入できない意味で)

シャフ度というネタは好き。他嫌い。

知り合いが、パチンコ化されてから、なんか語るようになったけどギャンブルするような人間が好むアニメなのじゃないですか。(冷たい目)

投稿 : 2022/01/10
閲覧 : 218
サンキュー:

2

Kansan さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一度楽しめたなら、、

会話劇が素晴らしい作品であるのは周知の事実。個人的にはギャグが長々と続く雰囲気からドキッとするようなシリアスな場面までの盛り上げ方がとても素晴らしいと思えた。これはアニメ化に際し、会話のテンポやサウンドエフェクト、そして良くも悪くも目立つ演出技法の功績と言えると思う。
キャラクターはそれぞれ立っていて魅力的に感じられるが、逆に言えば尖ってるキャラが多いという事。その尖ってる部分を苦手にしている人からすれば視聴するのがやや苦痛かもしれない。キャラが好きになれれば八割型この作品を楽しめると思う。
一度好きになれればこの先の長いシリーズも楽しめるし、何回も見直してキャラの心情や読めなかった文章を読めたりして楽しめる。用は好きになったもん勝ち。

投稿 : 2022/01/06
閲覧 : 324
サンキュー:

4

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最初は演出ウテナ?と思ったが…

最初見たときの感想は演出ウテナ?って感じでした。
ヒロインが入れ替わりながら話が進む感じという事で、美少女が1話毎に出てくるようなセンチメンタルジャーニーやセラフィムコールのような物を想像していた。
実際は大体3話ぐらいで完結するショートストーリの積み上げで最終的には時間軸がアニメも原作もバラバラになるけど大きな話に繋がっていく流れの作品。

各ストーリーのヒロインたちもしっかりキャラ立ちしており、話もしっかり作り込まれていて全然別物だった。活字の言葉遊びや対話掛け合いの気持ちのよい台詞回し。それもキャラそれぞれ違った台詞回しが個性的で新鮮。原作の持ち味を上手に演出していたと思う。
レビューも多く評価も高いので長々書くことはないが、合う合わないあるかもしれないが一度は視聴チャレンジしてもいいと思う作品。

ガハラさんとの掛け合い言葉遊びは「これぞ化物語」の基本掛け合い。
個人的にはやはり放映順でなく、傷物語と猫物語黒を視聴してからの方が面白いし分かり安いと思う。
重し蟹の怪異譚は暦と他のキャラの関係性を考えると、もっと戦場ヶ原との関係性として話数を重ねて重みを増やしてほしいと個人的に思ったが、二話であっさり解決。
マヨイとの掛け合いもまた「これぞ化物語」。映像なくても耳に心地よく、かみまみた。
駿河は結局美味しいところを持っていくのはガハラさんだが、とても気持ちのいい終わり方をする。
戦場ヶ原とのデートでハギレよくいい感じでテレビ版は終わってたと思うが、つばさキャットはどういう括りなんだろ?
いや、年末放送かなにかだったかな?


100点中98点

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 377
サンキュー:

11

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

西尾維新×シャフト×新房監督の怪異ファンタジー。

原作は西尾維新先生のラノベで、ジャンルは怪異ファンタジーです。
主人公阿良々木暦と色々な怪異に出逢ったヒロインたちが巻き込まれたトラブルを描いています。
シャフト・新房監督の独特な演出も癖になりますし、西尾維新先生作品の独特なセリフ回しも癖になり、最終話まで観てしまいました。
所々に挟まれるパロディやメタ発言も面白いです。
最期まで楽しめました。

ちなみに、ご存じの方もいるでしょうが、「西尾維新」
ローマ字で書くと「NISIOISIN」となり、前からも後ろからも同じ「にしおいしん」と読めるんですよねー。

投稿 : 2021/12/15
閲覧 : 303
サンキュー:

31

ネタバレ

E-jodo さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

楽しいお話かな

3つのポイントからコメントを書いていきます。あと小生、物語シリーズはにわかの身です。

・映像のシャフトっぽさは花丸です。これぞ『新房作品』っていう感じです。
小生、この「っぽさ」が大好物な身です。
他のシャフト作品が好きな方にもオススメしたい作品ですね。

・ストーリーに触れれば、なんとも言えない感じ。長ーいシリーズものなんでしょうがないかな?
でもテンポは良かった。それぞれの話も2~3話完結で見やすかったですしね。

・そして最も印象的だったのはセリフ。西尾維新センセイの作品は初めてでしたが、会話のリズム感、色彩、ユーモア、どれも最高ですよね。
{netabare}特に個人的には神原駿河との会話が一番楽しかった。二人は生き生きと話してくれます。{/netabare}

投稿 : 2021/12/15
閲覧 : 203
サンキュー:

6

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

怪異と僕と君の、誰も知らない物語

物語シリーズのアニメ第1作。

久しぶりに見返したので、
レビューも書き直します。

物語シリーズは好きだったので、
原作もシリーズの途中まで既読です。

久しぶりに見返してみても、
やっぱり面白いなあと思いました。

全15話です。


● ストーリー
高校3年生の5月。

阿良々木暦(あららぎ こよみ)は、
クラスメイトの戦場ヶ原ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)の秘密を知る。

上階から落ちてきた彼女を受け止めるも、
彼女にはおよそ体重と呼べるものがなかったのだ。

その秘密をばらさないようにとひたぎから脅しを受けるも、
暦もまた、普通の人とは違う体質を持っていた。

暦は春休みに怪異絡みの事件に遭遇しており、その時に力を借りた忍野メメ(おしの めめ)のもとへ、ひたぎと共に向かう。

ひたぎの体重を奪ったのは“蟹”の怪異であり、
彼女の過去にも関係があった。


「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」
「なでこスネイク」「つばさキャット」。

この5つのお話が15話で描かれます。

それぞれ怪異絡みの話で、
阿良々木くんが困っている女の子の力になって解決を目指すのが流れ。

阿良々木くん自身も春休みに吸血鬼と遭遇しており、
その後遺症で普通の人よりも傷の治りが早いという体質を持っています。

(この春休みのエピソードは「傷物語」で描かれています。)

誰かのために命を捨てるのも厭わない性格のため、
捨て身で怪異とぶつかっていく阿良々木くん、
しばしばグロくて目をそむけたくなるシーンもあります。


● キャラクター
1つのエピソードで中心となるヒロインが一人。

阿良々木くんがそばにいて、
忍野の力を借りて、解決にあたります。

そして阿良々木くんに好意を寄せていく…
モテモテです、阿良々木くん。

このヒロインたちが可愛くて属性と個性強くて、
魅力的な女の子ばかりなんだよなあ。

ツンデレな戦場ヶ原さん、
小学生ロリっ子の八九寺真宵(はちくじ まよい)、
スポーツが得意で百合とBL好きな後輩の神原駿河(かんばる するが)、
おとなしい性格だけど色気アピールが強い中学生の千石撫子(せんごく なでこ)、
命の恩人であり超優等生の眼鏡巨乳委員長の羽川翼(はねかわ つばさ)。

属性の個性が強くて、
ハマる人にはとことんハマりそうw

ちなみに私は真宵ちゃんが一番お気に入り^^
このロリは、いいロリだ。
真宵OPの映像、可愛いが詰まりすぎてて最高でした(*´Д`)

でも可愛いだけじゃないのがこのヒロインたち。
それぞれが何かを抱えていて、それが怪異との接触に関係しています。


● 作画
原作は会話中心の小説のため、
アニメもセリフが多い会話劇中心となっています。

止め絵になりがちなところを、個性あふれる演出で見ている人が飽きないように工夫されているところが、大きな特徴ですね。

この作画演出は好みが分かれそうなところではありますが、アニメファンなら見ておくべきかなとも思える、他では見れない独特さです。


● 音楽
それぞれのヒロインごとにOPがあります。
そのどれもが名曲…!

ちなみにすべての作詞はmeg rockさん、
作曲は神前暁さんです。

【「staple stable」 / 戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和) 】
【「帰り道」 / 八九寺真宵(加藤英美里) 】
【「ambivalent world」 / 神原駿河(沢城みゆき) 】
【「恋愛サーキュレーション」 / 千石撫子(花澤香菜) 】
【「sugar sweet nightmare」/ 羽川翼(堀江由衣)】

アニメーションも凝られていて、すごいです。


EDもまた名曲。

【 ED「君の知らない物語」/ supercell 】

12話の戦場ヶ原さんとこの曲のつながりが最高過ぎて、
12話があるからこそのこのEDだとさえ思います。

この曲単体でも十分に神曲なのですが、
12話で聴くのが一番好きです。


● まとめ
ホラーで怖い雰囲気もありますが、
阿良々木くんと女の子たちとの会話はコメディ。

なんでもつっこめる阿良々木くんは、
優秀なツッコミ役です。笑

長いシリーズなので、初めから手を出すのはためらうかもしれませんが、
ハマるとその面白さで一気に見たくなると思います^^

私もこのまま次は偽物語を振り返っていきたいと思います♪

投稿 : 2021/11/20
閲覧 : 539
サンキュー:

60

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

楽しいは人それぞれ。

【概要】

アニメーション制作:シャフト
2009年7月3日 - 9月25日に放映された全15話のTVアニメ。
原作は、西尾維新による小説。
監督は、新房昭之。

【あらすじ】

主人公・阿良々木暦は高校3年生。彼は春休みの或る事件をきっかけに、
通常の人間ではありえない非日常の世界に足を踏み入れていた。
彼はまた、「怪異」に関わってしまった少女らとの仲を深めて、
その少女らを苦しめる恐ろしい「怪異」絡みの事件を解決していく。

初シリーズとなる今作では、阿良々木暦が、
戦場ヶ原ひたぎ・八九寺真宵・神原駿河・千石撫子・羽川翼ら少女との、
5つのエピソードが綴られているのだった。

【感想】

あにこれでは大人気の化物語。

今どきBDの売上だけで人気を計るのは時代錯誤ですが、
シリーズが安定して万単位で売れ続けるのはファン層が根付いている証。
かくいう自分も10年ぐらい前はファンのひとりだったような。

各ヒロインとのセクハラの混じったじゃれ合いコントと、
作画が本気を出す怪異との血みどろのバトルが喜ばれていて、
作品の面白さは原作者の西尾維新氏の言葉遊びなどの文章のセンスに依存していて、
これは、「アニメ化は不可能なもの」とのこと。

小説をアニメ化するにあたって文章を間引いたり、
地の文を映像に置き換えたりするのが普通ではあるのですが、
その普通のアニメ化の手順が原作小説のエッセンスを薄めてしまうのでしょうか?

そこで用いられたのが、アニメ演出家の尾石達也氏による「シャフト演出」
・実写を加工した静止画を唐突に貼り付ける。
・文字だけをバックに延々と喋り続ける。
・パロディではパロディ元に絵柄を合わせたカットを挿入する。
・「シャフ度」や目の極端なアップを用いる。

西尾維新氏の地の文で文章量がやたら多い台詞を声優の早口で流し続ける労力。
言葉が本体で絵はオマケ。
視聴する自分側から見れば一つ一つの出来事をアニメーションとして楽しむでなく、
口頭で説明が済まされるのが大部分であることから、単純に情報として消化し続けている感。

自分みたいにフルアニメを愛する人間から見たら、
これらは邪道もいいところで、え?ここ動かないの?口パクしないの?
「赤齣」「黒齣」「白齣」「青齣」「黄齣」と文字が書かれた単色の画像を、
ちょくちょく会話中に挟むのも全くの意味不明。おい、アニメーションはどこに行った?

学校を舞台にしても阿良々木、ひたぎ、翼以外は画面に一秒も姿を見せずにモブキャラが不在。
それは主人公以外が複数のヒロインたちの恋愛対象にならない美少女ゲームよりも歪であり、
阿良々木と美少女たちと忍野メメと怪異以外が一人も存在しないような世界(稀に例外あり)に、
シャフト演出とは、低予算の省力化をカッコつけてる技術なんじゃないかと思ってしまう疑惑。

かと思えば捻ったコンテは完成まで時間がかかるらしく、作画時間が犠牲になることもあり、
このアニメは一体何がやりたくてどこに向かっているのだろうと?

アニメは総合芸術であると信じる人がいて、芸術とは自由なもの。
他のアニメではなかなか見られない前衛芸術的な型破りな演出が、
刺激的で目新しいと始まった当時は肯定的に捉えられてたとは思います。
ただ、最初は目新しかったシャフト演出も繰り返せば、自分のように飽きて脱落する人もいますね。

話の内容は、俗悪、エロ、変態、こじらせ系向けのハーレムアニメ。
それが全てじゃないとは知りつつも。あれ?これって酷い話じゃないの?と思ってしまい、
そのシャフト演出を自分が好まないことからも、アニメそのものに自分は首を傾げてしまうのです。

それが漫画家の大暮維人氏が週刊少年マガジンで連載中のコミカライズ版の「化物語」が、
漫画家の緻密な作画でエロはより過激に暴力はより痛々しくてアニメより酷い内容になってるのに、
『それが楽しくて、もっとやれ!』と自分がなっている不思議さ。
漫画とアニメでは手順も手間も楽しみ方も違うと知りつつも、
化物語=シャフト演出の固定概念を覆す、
別のアプローチからの原作のいじり方があるという事実に感心しました。

原作をアニメにコンバートするのに他にどんな演出があったのか?
といえば具体的な話はできませんが、
自分がこのアニメに関して好まないのは俗悪でもハーレムでもなくて、
「シャフト演出」が誤魔化しの技法に見えてしまうという一点。
その、本当に面白い大暮維人版で再アニメ化してくれないかな?と思ったりもして、
評価や人気とは別に自分の趣味・嗜好は変動するものであって、
過去に好きだったものがそうでなくなるという例。
それが、このアニメ作品でした。


各話の感想やキャラクターについて一切書いていませんが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2021/11/15
閲覧 : 446
サンキュー:

58

ネタバレ

蒙古斑 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日本語で遊ぼう

タイトルにもある通り、この作品はとにかく日本語で遊びまくった。やっぱり日本語って面白れぇ。って思うはず。

物語

まだ1期の段階ではわかないことも多かったはず。(記憶があいまいなので、私に責任を押し付けるなよぉぉおお!!)でも普通に面白い話となっている。しかし特筆するべきところは、そこではない。キャラ同士の掛け合いだ。流石小説原作なだけある。キャラのセリフの量が尋常じゃない。なおかつとても面白い。ラジオを聞いているかのような感覚。言葉選びか秀逸である 間がよい パロディーが多い などなど。

作画

これには満点 時々文字だけが出てくるのだが斬新かつ、なんだかおしゃれに思える。背景もシャフトならではの独特さ。本当にここは現実世界なのか?いや、それにしては違和感がある。ならここはいったいどこなのだ。シンプル それが一番美しく洗練された完全体なのである。さて私は何回同じようなことを言ったのだろうか。

キャラ

誰得と思うかもしれないが、僕は八九寺 君が好きだ。
これは決してロりが好きというわけではなくてダナ。だって精神年齢だと彼女は20を超えているぞ。見た目は子供中身は大人だ。どこかで、ませガキが言っていたな。八九寺と阿良々木の掛け合いがこれまた面白い。

まとめ

日本語で遊ぼ を見飽きた人にぜひとも見てほしい作品である。学びとかには決して期待しないほうがよいぞ。キャラの掛け合いがよく。キャラクターも魅力的。背景も良くて。見ていて飽きない。

投稿 : 2021/10/31
閲覧 : 290
サンキュー:

6

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実験的作品・・・?

アニメでありながら実写を使用したり、読ませる気のない時間で字幕を表示したり、意味のない漢字を頻繁に表示させたり、ほとんど動きのない中で延々とキャラにしゃべらせたり、前衛的と言うか実験的と言うか、挑戦的と言うべきか挑発的と言うべきか。
そう、常に製作者から観客に向けて挑発しているような感じです。「どうだ、俺様のセンスは。ついてこれないなら見なくてもいいんだぜ?」みたいな。
鑑賞中、私は何度も何度も「もう止めてもいいですか?」と自問自答しました。
それでも曲がりなりにも最後まで観れたのは、出てくる女の子の誰もが必要以上に可愛らしく、必要程度にエロかったからでしょう。
ただ、ストーリー自体は特筆するほど面白くはなかったような。あくまで普通レベルでしょうか。
物語シリーズはこの後も沢山ありますが、まあ本作だけで私はおなか一杯になりました。

投稿 : 2021/10/27
閲覧 : 258
サンキュー:

5

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

言葉遊びが目に入る

原作は小説で、言葉遊びが目に入ります。最初はなんだこれと思いました。
その後アニメ化されたものは全部視聴しました。
確かに気にはなる(本編の以前にあるであろう物語の始まりも置き去りで気になる)のですが、言葉遊び以上のものなく、それ以下のものもありませんでした。でもきっと遊び心はくすぐられたと思います。
もう一度みたいとは思えませんが、好きな人は好きだと思います。

一応放送された順番は、
「ファーストシーズン」
化物語
偽物語
猫物語(黒)

「ここからがセカンドシーズンとして」
猫物語(白)
傾物語
囮物語
鬼物語
恋物語
花物語

「一応ここからファイナル・シーズン」
憑物語
終物語

最後に劇場版の全三部作で『傷物語』があります。
傷物語は現在途中(2017年5月現在)です。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 333
サンキュー:

9

poco さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

ハーレム要素以外

作画、演出、脚本、全て素晴らしいです。ハーレム要素だけが気持ち悪いですが。。。

投稿 : 2021/10/18
閲覧 : 243
サンキュー:

2

ネタバレ

遥かなる蒼 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイポグラフィとのマリアージュ

好きな人から借りっぱなしになって見るタイミングを失っていた化物語のBlu-rayBOX。
仕事中にふとかけた過去のマイベスト「恋愛サーキュレーション」で花澤さんの声に癒されながら、そういう言えばこれは何かの主題歌だったな。。と何気なくが重なって見始めた途端。。

止まらない!

まどマギや巌窟王でもあったビジュアルの演出。
レビューを漁っていると、ここに触れてる方も多く。
ほほう、これが俗にいう シャフ度 というやつなのか・・・と自分が感じた部分を言語化するのに、皆さんのレビューを漁るものの。。。

タイポグラフィについて触れている方はあまりおらず、
自分がWEBデザインの仕事をしているから気になるのかなとか。思ったり。

音楽や作画、キャラや物語についての言語化は皆さんのレビューに頼るとして、フォントについては自分の言葉で残しておこう!!

文字のスピードがとにかく速い。読むのはほぼ無理なスピード。これって、読むというより「感じる」が近い。捉えられそうで、捉えられない。それくらいのニュアンスで掴んでってことなのかな。

旧書体?というのかな、「正確にはあってるか分からないんだけど、なんとなく読める」ような難儀な漢字たち。漢字辞典の「この漢字、実はこういう書き方もあります」って書かれている後ろの、後ろの方に日の目を見た事なさそうな漢字ちゃんを使ってくれてる。なんだか、誰も1人にしないよ、感にほっこり。
そして、読めないし、よく分からないんだけど、何回か見てると、もしかしてこういう意味?と感じてくる。自分ごとに変えると、「分からないけどとにかく前に進もう、やってみよう」と応援されてるみたいで、今日もめでたい女を発機しています。
さらにさらに、なんだかよく分からなければいいんじゃなくて、パッと見た時に「なんだか美しい形をしている」漢字たち。なんで美しいのかは分からないんだけど、形として、うっとりしてしまう。
もしかしてこの漢字たちは吸血鬼要素が入っている怪異の一つで、魅了する力があるのかな。

ここで魅了されて、仕事をサボターーじゅしてレビューをいそいそ書き込んでいるわけですが。
漢字そのもののチョイスもグッド!と熱弁したけど、この子達を際立たせる、フォントが最高かと。
なんだっけあのフォント、確か左隅に毎回書かれていた気がする。いや、素敵。

背景とのコントラストもちょうど良く。縦書き、横書き、字間、アニメーションの中に溶け込む「テキスト」と「パス」の間を行ったり来たりして、物語に溶け込んでくる。映画の字幕の役割が完全に動画レイヤーとテキストレイヤーで役割分担しているものであったら、もう完全にその逆。意味を伝える記号・役割を大きく超えて、

視覚としてのアニメーションと
聴覚としての声の雰囲気と
頭で理解している物語そのもの
ここら全てにビジュアル面の時点で「絡まった状態」でリンクしてくるから
結果この文字が自分の中に入った後、とても気持ちよく昇華される


掛け算があらゆる要素で発火していて、最高のマリアージュに仕上がってる。


「文字」の可能性を大爆発させてるって感じます。

この作品の中にあるテーマ要素をタイポグラフィでも表現している気がして。
早く、化物語について、持ち主と話をしたいなと思ったのでした。
いろいろ感じられて、カーミーサーマありがとう〜♪です!

投稿 : 2021/10/16
閲覧 : 215
サンキュー:

7

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒロインの毒舌ドSっぷりはクセになるほど清々しいです。。。

タイトルからしてなにやらシリアス。
最終話まで重い話が続くのかなと思って、ちょっと後回しにしてきました。
ふたを開けたら、あらびっくり。意外とラブコメでした。
内容も数話完結のオムニバス形式、問題解決型のストーリーで観やすかったです。

「怪異」の謎を解き明かしていくストーリーは、オーソドックス(正統派)です。
それを会話を通じで解いていく様はとても面白い。まるで探偵推理物のようです。

主人公「阿良々木 暦」とヒロイン「戦場ヶ原 ひたぎ」の会話も面白いです。
お互いにセリフをかぶせてかぶせて、これ以上かぶさらなくなったら次の話題へ。
表現微妙ですが漫才とコントを足して2で割ったような面白さです。

特にひたぎの毒舌ドSっぷりは、クセになるほど清々しいです。
ここで自分の性癖さらしてどうするんだと思いつつ見下されたいキャラベスト3。
(1)化物語/ひたぎ、(2)俺ガイル/雪ノ下雪乃、(3)青ブタ/桜島麻衣 ※毒舌順
でも、彼女たちの不器用な愛情表現は、観ていて微笑ましく可愛いです。


この作品の監督は、新房昭之さん。
あれ、この作品は、あまり絵が動かないですね・・・。
あっ、これが有名な「シャフト演出」ってやつですね。

この作品は、基本会話劇なので、動いてもどうせ口だけです。
口パク見せられるよりも遠巻きの俯瞰構図の方が逆に会話に集中できるのかも?
と、思いつつ、それならオーディオドラマでいいのでは?って話もありますよね。
でも、たぶんそれではダメなんです。
セリフかぶせ劇なので、最後は、キメ顔を見せてオチを作らないと。

しかし、シャフト演出は「まど☆マギ」の時はあまり気になりませんでした。
やはり、オリジナルとラノベ原作の違いは大きいのでしょうか?
前者は観て楽しいか、後者は読んで楽しいかです。
その生い立ちからして違います。
どうしても後者は、説明やセリフが多く動きが控えめになってしまいます。
会話主体の作品とシャフト演出が融合すると、すごいことになるんですね!
自分は、面白い試みだと思いました。


自分がラノベ原作で良いと思うところは、心情描写です。
原作では、ヒロインの繊細な気持ちをこれでもかって深堀して突き詰めています。
アニメ化する際、その細かいニュアンスが表情や仕草となってあらわれます。
先に挙げた3人もラノベ原作ですが、表情、仕草がとても豊かで丁寧な表現です。
そのおかげで、セリフと相まってとても魅力的なキャラになっていると思います。

この作品では、ところどころアニメでは分かり難い言葉遊びがあります。
5話の最後の暦がひたぎに言ったセリフは、漢字を見ないと分からないです。
これは、ラノベ原作の弊害としか言いようが・・・。
演出であれだけ字幕を差し込むなら、最後まで入れてほしかったかも。


最近、良く動く作品ばかり見ていたせいか「シャフト演出」はとても新鮮でした。
現実指向の背景や演出が多い中、こういう抽象的な演出の作品はとても貴重です。
ただ、観終わるころには、よく動く作品がまた恋しくなるのも事実です。

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 393
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29

マルコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:----

キメ顔で僕はそう言った

誰もが認める神アニメ
シュタゲ、ギアス、エヴァーガーデン、クラナド

癖あり神アニメ

まあ化物はこっちの部類よな〜

俺はめちゃくちゃ好きやけど

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 234
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3

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

デベソ

言わずと知れた良作だけど、海外受けはすこぶる悪いな(笑)


序盤で阿良々木が戦場ヶ原の家に行った時、戦場ヶ原の裸が描かれていたけど、ガハラさんデベソだった!?

投稿 : 2021/09/19
閲覧 : 232
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1

pH さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

何一つ面白くない

キャラが喋りまくるアニメ。
化物語に関してはとうとう一つも面白いと思えなかったが、一応、偽物語まで見てようやくこのスタイルの面白さは理解した。
しかし。
にしても続編をいくつも見ようと思うほど面白いとは感じない。
キャラの会話を楽しむ、というのがこの作品の見方だろうが、たかが会話がそんなに面白いだろうか?
気休め程度のストーリー展開も凡庸。
これを見るくらいなら他の普通に面白い作品を見た方がよっぽど良い。
この作品が一番面白いだのトップクラスに面白いだの言っている人は、本当に理解できない。他の作品知らないんじゃないかな?ヒロインを救っていく系統なら、青ブタや神のみぞ知るセカイの方が1億倍良い。
まあとにかくマジでつまらなかった。正直な感想。

投稿 : 2021/09/06
閲覧 : 342
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7

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雑談が多すぎる

主人公暦が怪異に襲われているヒロイン達を助ける話。1エピソード2話〜5話のオムニバス形式で、5人のヒロイン5エピソードあり、分かりやすく観やすいです。
キャラ絵良いです、ヒロイン達が美少女で可愛いし、独特なシャフト演出で、10年以上前の作品なのに全然古臭くないです。

私はシャフト演出は好きでも嫌いでもなく普通で、独特だなぁと驚く感じです。しかし、この作品はさすがに度が過ぎているなと思います。まるで「すごい演出だろー」と言ってるようでくどいです。漢字カナの文章の演出は多すぎだし、一瞬なので読めないし気持ち悪かったです。背景や建物、公園等も独特なデザイン、ありえない広さ、合わない人も多いんじゃないでしょうか。

そして、とんでもなく長い主人公とヒロイン達の会話。ほとんど話に関係無い雑談、まわりくどい言い回し、こんなの言葉遊びではないです、BGMのノリでここは笑うとこなんだなと分かっていても、内容が寒くて笑えません、ニヤけることすら無かったです。
しかも、会話中絶望的にキャラが動かないです。原作知りませんがアニメ化に向いてないのでは?独特なシャフトのカメラワークとか演出で凌いでる感じがしました。そう言う意味ではシャフトで良かったのかもしれません。あと、会話重視の割にはBGMの音が大きすぎて会話が聞きとれず、何度も巻き戻ししました(^_^;)

あざといエロも多いです少し下品に感じました。個人的には嫌いなロリエロもあって辟易しました。

音楽はエピソードごとにOPが変わり凝っていました。特にEDの曲が好きです。

話は面白いんですけど、無駄な会話シーン無くしたら、どの話も2話ぐらいで作れそうな印象です、だから普通ですかね。ほんの少しだけある戦闘シーンは迫力ありました。続きは気になるので次の偽物語は観ます。

かなり人を選ぶ作品だと思いますが、高評価なんですよね。私が合わなかっただけかもしれませんので、あえてお勧めしたいです。ただ、第1話で独特な雰囲気全開なので、合わないと思った人はやめた方が良いと思います。

投稿 : 2021/09/05
閲覧 : 475
サンキュー:

21

アルパカ王子 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

気取っているアニメで鼻につく

非常に、監督の作り方が鼻につく。
それでいて気持ち悪い。
何故か?
エロシーンの多用、これみよがしの監督のギャグシーン。
西尾維新さんの会話の面白味を見せることよりも、俺(監督)のセンスを見よ的な浅はかさは特に鼻をついた。
たいていはランキングに見合った面白味を持つがこれは例外。
もっとわかりやすく西尾維新さんの面白さを伝えるべき、監督のセンスとかそんなんは二の次であれば良い。
こんなダサいアニメがあるんだなと俺は思った。

投稿 : 2021/08/23
閲覧 : 226
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6

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

失礼、神アニメ

化物語〜続終物語までの全てのシリーズを含めた評価です

話の展開が本当に面白くてずっと続けて観てられる作品で、サブタイトルごとにOPが変わっているのも良い。何より作画が好き過ぎて、好きなシーンを何回も繰り返して観たりもしました

話数の多さやハーレム系が苦手な人には合わないとは思うけど、凄く完成度が高い作品だと思うので観るか悩んでる人は是非トライ

投稿 : 2021/08/21
閲覧 : 277
サンキュー:

3

セイギ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

自分には合わなかった。

有名なタイトルなので、視聴してみた。
作画はとんでもなく綺麗。ただ、演出が個人的にあまり好きではなかったので作画は★5ではなく★4.5にした。
キャラも立っている。特に戦場ヶ原さんが可愛い。
しかし、ストーリーが自分には合わなかったため、途中で断念した。

投稿 : 2021/07/26
閲覧 : 309
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3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

化物語を2回見おわった感想

ひたぎクラブの感想(1と2話目)
{netabare}
せんじょうがはら ひたぎちゃんはツンデレ(ツンドラ?)女子
ある日バナナの皮ですべってかいだんから落ちちゃった
うけ止めてたすけてくれたのは同じクラスのあららぎくん

それでひたぎちゃんはほとんど重さがなかった
でもたすけてくれたあららぎくんに
ひたぎちゃんはとってもわるいことしちゃった。。

それでもあららぎ君ってやさしかったネ
ひたぎちゃんがとってもとってもかるいのって
怪異のせいだって気がついて
めめさんのところにつれて行ってあげたんだ

めめさんって怪異のプロなんだって

にゃんははじめのほうはひたぎちゃんがきらいだった
ぼうりょくをつかう子って大っきらい(><)

でもひたぎちゃんのおうちの話しを聞いてて
なみだが出た。。
いっぱい出た。。

にゃんも小学校でいじめられてたから
ひたぎちゃんのココロがいたかったのがいたかった。。
ちょっとひたぎちゃんの気もちが分かった

でもかにさんにあやまってからほんとにかわったネ
おわりのほうはにゃんはひたぎちゃんがとっても好きになった
{/netabare}

まよいマイマイの感想(3から5話目)
{netabare}
OPのまよいちゃんとってもかわいかったね♪

小学生の女の子があんなに大きな荷物をもって
分かれたお母さんのおうちをさがして迷ってるの
まよいちゃんって明るいからよけいかなしくなっちゃった(ぐすん)

まよいちゃんもツンデレなのかな?
あなたがきらいですとか言っちゃって。。すなおじゃないなぁ

でもあららぎくん!ダメだよ
いくらなんでもきぜつするくらい強くたたくなんて。。
それも何回も!

にゃんはびっくりしちゃったよ!
コメディだからってちょっとやりすぎじゃないのかなぁ。。

にゃんはあららぎくんがほんとはやさしい人なの知ってるし
まよいちゃんもあんまり気にしてないみたいだからいいのかな。。
だけどちょっと気になっちゃったなぁ

それでめめさんからのめっせを
ひたぎちゃんが伝えてるときかなしくなってきて
まよいちゃんがおうちについたときは
もうなみだがぼろぼろ出ちゃった(え~ん)

ひたぎちゃんとも仲よくなれてよかったね♪
{/netabare}

するがモンキーの感想(6から8話目)
{netabare}
するがちゃんのお話しってちょっとこわかったなぁ
化物語を見ようって思ったのはホラーかなって思ったから
でもコメディみたいだったから
あぁ。。そういうおはなしだったんだぁ。。って

おもしろかったしかなしいときもあったし
そういうお話しなんだなぁって思ってたら
この回っておっかなかったなぁ。。

今回のお話しって「人を呪わば穴二つ」の
地獄少女のお話しみたいだったね
お話しがだんだん分かってくると
とってもかなしくなってきちゃった

みんなよりはやく走りたいっていうおねがいが
ほんとはみんなをぶちのめしたい。。
になるのってこわいなぁ(ほんとう)

にゃんも知らないうちに
こうなったらなぁ。。って思ったりしてることってあるし
でもそれってほんとはだれかを呪ってることかもしれない。。

見ててとってもさむくなってきちゃった(夏なのに。。)


それであららぎくんはするがちゃんにころされそうになっても
でもじぶんが死んでもいいってまたたすけにいっちゃうんだね
ほんとにもう!

それからひたぎちゃんが来たときに えっ!?て思ったけど
しばらくして分かったの
ひたぎちゃんったら
ほんとにあららぎくんのこと大すきなんだなぁって。。

にゃんは
ぼろぼろ泣いちゃった(はぁ)

うではそのままだっていうけどかわいそうだなぁ
でもこれが穴二つなんだよね。。
{/netabare}

なでこスネークの感想(9と10話目)
{netabare}
なでこちゃんは小学生のときつきひちゃんの同級生で
あららぎ君のことこよみお兄ちゃんってよんでる中学生の女子
あららぎ君とはずっと会ってなくって

あららぎ君がおふだをはりに行った神社で
ちょっとすれちがったけどわすれられちゃってたみたい

それでその神社にはへびがいっぱいころされてた!


なでこちゃんもいじめられてたって知って
にゃんはちょっと共かんしちゃった。。

今回ってあららぎ君のやさしさがほんものだって分かった
(いたかったけどね)
助けてあげるのはかわいい女の子だけなのかなぁとか思ってて
ゴメンねっ。。

なでこちゃんを呪ってる
見たこともない男子のことまで本気でしんぱいしちゃってたね
でもそれってあららぎくんだよね(そう!)

やっぱりちょっと泣いちゃった。。
あっ 
そういえばこのおはなしも人を呪わば穴二つって言ってたね。。
{/netabare}

つばさキャット11話目の感想
{netabare}
つばさちゃんのお父さんとお母さんって
ぜんぜん血がつながってない人たち
だから休みの日はさんぽ

そんなことってかなしすぎるよね(うぅ)
そんなつばさちゃんのこと
考えはじめたら
さいしょっからなみだが出てきちゃった(ぐすん)
{/netabare}

つばさキャット12話目の感想
{netabare}
タイトルはつばさキャットだけど
テレビのさいしゅう回だったからかな
ひたぎちゃんとあららぎ君のデートのおはなしだったね♪

でもおとうさんがいっしょってちょっとフシギ?

車の中での話しって
ふつうにきいてたらけんかでもしてるのかなって思っちゃうかも
でもこれがひたぎちゃんなんだよね
よくきいてるとデレてるしw

おりて歩いて地面にねっころがって
あららぎくんがなにがあるんだろう?って目をあけたら

そこには:。・:*:・゚’☆,。・:*:♪・゚’★

こういうデートいいなぁ♡
それでEDの歌が流れてきて
わーん!にゃんは感動しちゃって泣いちゃった。。
{/netabare}

つばさキャット13から15話目の感想
{netabare}
つばさちゃんがまたネコになっちゃった
でもこんどはおうちのことじゃなくって。。

つばさちゃんってあららぎくんのこと
好き♡って言っちゃえばよかったのにね
そしたらストレスもたまらなかったかも。。

知らないかおしてネコかぶってたから
ネコになっちゃったのかなぁ?

つばさちゃんはかわいそうだったけど
今回ってあららぎ君とひたぎちゃんの
仲よしのお話しでおわっちゃったね

お話しはおわったけど
つばさちゃんのストレスってまだたまりそうだなって。。
なんだかちょっと
あんまりすっきりしないおわりかただったなぁ。。
{/netabare}

ぜ~んぶ見おわった感想

15話だったけどとってもながく感じちゃった

化物語に出てくる子ってみんなあたまがよさそうだね
それでみんなていねいだね。。
にゃんみたいに。。。だけどとか言わないで
。。だけれどって言っちゃうしね

アニメの中に写真とか字とかつかって
ときどき絵がなくっなったりして
今までに見たことがなかったアニメだし
みんなの会話もおもしろいんだって

でもにゃんは
あららぎくんと{netabare}ひたぎちゃん{/netabare}の♡♡♡が
気になっちゃった(#^。^#)

つづきが気になっちゃうね♪

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 3678
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385

あめだま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ツンデレが好きだからハマった。

アニメの中で一番好き。リゼロにおいて、キャラクターはレムが好きだけど、ストーリはすこし。だけど物語シリーズはキャラも平均的に上位かつストーリーは一番。

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 243
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2

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

誰でもは合わないわよ、寄り添える人だけ

 
個人的には苦手な部類。

伝統芸()のように繰り出されるお約束のやり取り、勿体つけた回りくどいセリフは苦痛。CMカットのような伝統芸()カット機能でもあれば非常にありがたいのだが…。
短気な自分にとって本作のネットリした回しは全く楽しめないし、「あの春休み」とか「あのGW」とか、本作内で語らず狙って放置されるスタイルもイライラする。
そもそもストーリーやキャラが好みじゃなく、自分のストレス許容量が小さくなってるのもあるんだろうけど。

とは言え、作画演出などは独特だがこれはこれで楽しめる。音楽やキャストも高いレベルにあると思うんで、合う合わないはともかく取りあえず触れてみてはどうだろう?

この原作じゃなくとも、本を読む人には合いやすいんじゃないかな?と想像する。
逆に観始めて「合わないかな~」と思った人は、先にネタバレ情報を取り込んでからアニメに手を付けたほうが楽しめるかもしれない。

投稿 : 2021/05/27
閲覧 : 310
サンキュー:

6

ネタバレ

Rere さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この作品に文句つけれるやつおらんやろ

物語シリーズに文句つけれる要素ない
見ててテンポいいし楽しい
かっこいいアニメだよね

投稿 : 2021/04/30
閲覧 : 279
サンキュー:

2

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

3度目の挑戦

原作を断念、アニメも2度挑戦したが断念。
3度目も本当に心が折れそうだけど、とりあえず聞き流しでもいいから最後まで見ようと思って挑戦中。

色んな人が言っているように、会話が中心で展開。
個人的には戦場ヶ原さんの話は冗長でその話必要か?と思う部分が多い。
言い回しも、賢いアピールをしたいだけに感じてすごく鼻につく・・・
エロシーンもくどい。
感情もお母さんの話の時以外は見えないし、うまいこと言わせるためのコマとして存在させているんだろうなと感じてしまう。

シャフトの演出は好きだし、雰囲気はあっているのかなとは思う。
ただ、日常パートを好きになれないのと、日常パートと怪異のパートの差別化?ができていなくてなんだかなあと。
ひぐらしみたいにわかりやすく日常パート、シリアスパートと分かれていたら好きになれたかもしれないが、戦場ヶ原さんのキャラ的に難しいんだろうなと。

冗長な会話も他シリーズも見れば伏線として回収できるというレビューが見られるが、今のところ見ようと思わない。。。

でも、
アララギさんの妹はかわいい。

投稿 : 2021/04/30
閲覧 : 477
サンキュー:

11

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2021.4.18

2回目2021.4.18

投稿 : 2021/04/18
閲覧 : 190
サンキュー:

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化物語のストーリー・あらすじ

高校3年生の少年 阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、3年間ろくに話したことのないクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。ひたぎは体育の時間には全く参加せず、病院通いを続けているのだが、実は彼女には体重と呼べるものが殆ど無かったのである。暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと執拗な脅しを受けるが、それにもめげず彼女の秘密に対する協力を申し出る。彼女によると、2年前に1匹の不思議な蟹に出会い、重さをそっくり持っていかれたのだと言う。(TVアニメ動画『化物語』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2009年夏アニメ
制作会社
シャフト
公式サイト
www.bakemonogatari.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%96%E7%89%A9%E8%AA%9E#.E3.83.86.E3.83.AC.E3.83.93...
主題歌
≪ED≫supercell『君の知らない物語』

声優・キャラクター

神谷浩史、斎藤千和、加藤英美里、沢城みゆき、花澤香菜、堀江由衣、櫻井孝宏、喜多村英梨、井口裕香

スタッフ

原作:西尾維新『化物語』(講談社BOX)、キャラクター原案:VOFAN、 監督:新房昭之、シリーズ構成:東冨耶子/新房昭之、キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺明夫、シリーズディレクター:尾石達也、ビジュアルディレクター:武内宣之、音楽:神前暁、音響監督:鶴岡陽太、美術監督:飯島寿治、色彩設定:滝沢いづみ、ビジュアルエフェクト:酒井基、撮影監督:会津孝幸、編集:松原理恵

このアニメの類似作品

この頃(2009年夏アニメ)の他の作品

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