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「大正野球娘。(TVアニメ動画)」

総合得点
66.5
感想・評価
456
棚に入れた
1990
ランキング
2846
★★★★☆ 3.7 (456)
物語
3.7
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.8

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大正野球娘。の感想・評価はどうでしたか?

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

彼女たちの甲子園がここにある!!

 大正レトロな雰囲気な時代に、初心者の少女たちがゼロから始める野球部。伊藤かな恵の主人公の小梅ちゃんが健気で可愛い。
 野球初心者で何も知らなかった彼女たちが部活勧誘から始まり、強豪校の男子野球部を倒すという目標を胸に頑張っていく真摯な姿が自然で心地良いアニメでした。時代背景を生かした特訓描写や日常回など、ただ野球をしている女の子たち、というだけのアニメではなくてキャラたちがいきいきとしていたのが良かったです。作画もとても丁寧で野球描写にも真摯に描いていたところが素晴らしい。試合も熱い展開で良作。楽しめた。

投稿 : 2024/01/17
閲覧 : 51
サンキュー:

1

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大正時代の女子野球作品

最初は大正時代の女子野球という事であまり期待してなかったが、
いざ蓋を開けたら野球描写が思ってた以上にしっかりしてたのと、
また本作は2009年の作品だけど野球シーンの作画については
近年の女子野球作品の「八月のシンデレラナイン」や「球詠」よりも遥かに上でしたね。

それとストーリー的には大正時代の女子野球とはいえ内容的には王道的なスポ根という感じだけど、
ただ登場キャラが基本的にお嬢様が中心なのでメチャクチャ泥臭いイメージはなく
何処となく従来のスポ根作品には無い女学園的な淑やかな雰囲気を漂わせてる感じですが。

後は本作に関しては最初は初心者で全く話にもならなかった彼女達が段々と上達して行く過程が観てて面白いと思いながら
特に終盤における男子との試合は手に汗握る試合展開が非常に盛り上がるのと、
そして彼女達の成長した姿を見て感慨深く思わされました。

【評価】

94点・2A級

投稿 : 2023/05/17
閲覧 : 102
サンキュー:

0

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

大正時代に野球しようってした女の子たちのおはなし

あらすじはあにこれのを見てね^^

アキ子さんが野球をはじめようって思ったのは
野球をしてるいいなずけから
女は家庭に入るべき。。みたいなこといわれて
野球で勝ってくやしがらせたい。。そんな感じで

お友だちの小梅さんをさそったのに
野球が好きだからとかじゃなくって
ルールとかも知らなくって
はじめはどうなるのかなぁって思って見てた

野球をするおはなしみたいなのに
なかなかおはなしがすすまなくって
あれっ?って思っちゃったり

はじめはおもしろいコメディもあんまりなくって
まじめなドラマなのかな。。って

大正時代のおはなしだけど
はじめにちょっと出たくらいで
あとは今とそんなにかわらないみたいかなぁ

ちがうなぁって思ったのは
着物とか着てる人が多いのと
授業のおわりに「おじゃんでございます」とかって^^

あと
{netabare}14歳くらいでもう結婚のこととか考えてたのかなぁ
いいなずけとかって。。{/netabare}

でも半分くらいしてから急におもしろくなったみたい
おばかなコメディw({netabare}つじうち{/netabare}) 恋のおはなし 
百合みたいなおはなしあと温泉とかw(男子むけかな?)

野球も相手のチームが見つかって
練習試合とかはじめて
ほんとうに勝つのにどうしたらいいのかなぁって
みんな一生けんめいがんばりだしたり^^


ほかのスポ根とかみたいに
あつい思いとか感動するところとかって少なかったけど
最終回にまとめちゃったみたいかな。。
ちょっと感動

にゃんは{netabare}12話のみじかいお話だったから
映画のおはなしとかなくしても
もう少し野球をがんばってるところ{/netabare}とかが
あったらよかったかもって思った

でも
かわいい女子がいっぱい出るけど
(キャラの顔はヤマノススメとかあいうらみたいな感じかな)
ハーレムとか日常ふわふわアニメとかじゃなくって
それに大正時代のことがなんとなく分かったり
ドラマっぽくってふつうにたのしかったよ♪

投稿 : 2021/04/18
閲覧 : 1192
サンキュー:

149

OK! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

2020/11/11 終了

投稿 : 2020/11/11
閲覧 : 310
サンキュー:

0

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大正女子の日常系野球アニメ

第1話の「男がすなるという、あれ」を「男がするなという、あれ」と勘違いして読んでたのは私です(>_<)
元ネタは土佐日記からみたいですね。訳すと「男がすると聞いている、あれ」になるのでしょうか?

舞台は大正時代末期。
当時、日本に浸透し始めていた野球を女学生たちがチームを作り、男子学生チームに戦いを挑むというお話です。

私、江戸~大正あたりの日本ってなぜかすごく好きで、その頃を取り扱った本とか映像作品とかよく見てました。

これを見たきっかけも「大正」というタイトルに惹かれて見た感じです。

最初見た印象は、大正時代にはあんなにスカート短くないよねぇ、とか
あの時代女学校に通えたのってお金持ちのお嬢様だと思うから、小梅の実家の洋食屋ってすごく繁盛してたのかなぁとか、
そんなことを考えたりしてました。

また、風呂敷に包んで教科書を持っていくところや、終業時に「オジャンでございます」と言ったりするところなど、大正時代っぽい当時の風俗も色々と取り入れられていて雰囲気はあったと思います。

ぜんぜん野球なんてやったことがない女学生たち(一部の人は 経験あり)が、部員集めから、部室やグラウンドを自分たちで掃除や整備をしたり、毎日の練習や小学生との練習試合などを通して、すこしずつうまくなって
いくところも良かったんですが、結構日常シーンも多くて、私はそういうところも好きでした。
でも本格的スポ根ものを期待している方にはちょっと物足りないかもしれません。
あとちょっとだけ百合っぽい雰囲気もありましたね。

終盤2話使っての男子学生チームとの対戦は、{netabare}「魔球」という隠し玉で相手打線を封じていくけど、途中から魔球が見破られて・・と{/netabare}なかなか展開も見ごたえがありました。
最後の{netabare}主人公の小梅がバックホームする{/netabare}シーンも良かったです。

それから。小梅と洋食屋で見習いの三郎の許婚同志の関係もお似合いで微笑ましかったです♡

投稿 : 2020/11/07
閲覧 : 330
サンキュー:

19

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これはアリ。。大正時代に(野球)ロマンの嵐

 
面白かった。
自分が高校まで野球してたのもあるけど、設定だけでなく、時代の雰囲気にも惹かれました。

■時代は大正
明治の次で、昭和の前の、大正です。
サクラ大戦のせいか、妙に惹かれる時代です。

■音楽
あの劇中歌・・・明るくて気分が上がる。
大正時代の流行歌『東京節』。
この曲は昭和時代にも数多くのリメイク曲が出されてヒットしていることから、昭和世代の日本人には馴染みがある。とのこと。(Wikipediaより)

改めて歌詞を調べてみました・・

今の今まで、
「なーべちゃんたらぎっちょんちょんでパイのパイのパイ・・」
だと思ってた・・
「ラメチャンタラ・・」だった(@@!

意味不明でしょやw

最近、森七菜がパンのCMでも歌ってますね(替え歌をw)。
第一話で、その曲に乗せての時代説明があり楽しさ満載でした。

■キャラ
チームメンバーそれぞれが魅力的。
推しは、小梅(名前がいいw)、宗谷雪、月映静辺り。

■キャスト
キャストも今思えば豪華。
中原麻衣、能登麻美子、喜多村英梨、広橋涼、牧野由依、新井里見、などなど。(この時既に牧野さんと出会ってたのか・・)
そして・・・伊藤かな恵さん。
~{netabare}
レールガン(佐天)、To LOVEる(ナナ)、花咲くいろは(松前緒花)、僕は友達が少ない(柏崎星奈)、SAO(ユイ)、フォトカノ(新見遙佳)、などなど、けっこう主要キャラ演ってますね。

広橋さんの声、能登さんの声、牧野さんの声、色々な作品を観てきた今聞くと感慨深い・・w
{/netabare}~

■ストーリー
野球を始めるきっかけとか、ぶっちゃけムチャな設定や展開もあるけど、まあアニメだしw
コミカルな展開かと思えば、それなりの人情もあったし、ちょっとした胸キュン回もあったかな。
試合の展開も捨てたモンじゃない。

 原作:ラノベ。漫画も出版。
 制作:J.C.STAFF
 放送:2009年夏。全12話
 視聴:リアルタイム
 投稿:2020年秋

これから、とある女子野球アニメを観るに当たり、レビューを書くために過去作を再視聴した次第ですが、やはり良作でした。
 

投稿 : 2020/10/31
閲覧 : 321
サンキュー:

16

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ところがぎっちょんちょん

チャンコロッタラ ギッチョンチョンデ
バイノバイノバイ
キュウフキン ト ゴーツー デ
フライフライフライ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

J.C.スタッフということで、“とある大正娘のベースボール”である。
明るく、清々しい少女たちに出合えること請け合いだ。

史実においても、大正13年、九州の女子高等学校2校による、日本初の女子野球試合が予定されながら、当時の県当局により部活動が解散させられ、幻となってしまったそうだ。

ところがぎっちょんちょん、

彼女たちの無念を晴らすようなストーリーがあったとしても良いではないか。
そんな空気が流れていても不思議ではない時代、大正の東京市に想いを馳せるのである。

投稿 : 2020/09/23
閲覧 : 263
サンキュー:

14

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

思いの外、王道なスポ根もの

 原作は未読。
 アニメでは数少ない女子野球もので、更に時代が大正というかなり珍しい作品だが、大正は
スポーツが盛んになり、女子の地位向上が叫ばれた時代ゆえに、大正の女子野球という設定は
うまくはまっているように思える。
 政治の大正デモクラシーや文化の大正ロマンなどからくる明るい空気感は、作品の持つコメディ
テイストにマッチしており、この辺の雰囲気は同じく大正を舞台にした「はいからさんが通る」に
通じる感も。

 小笠原 晶子の許婚である岩崎 荘介の晶子に対する「女性は家庭に入るべき」といった発言に
反発して野球を始めたため、当初は「女性の社会進出を扱ったシリアスな要素を多分に含んだ作品に
なるのかな?」と思ったりもしたが、その辺の要素は端々に顔を出すもののそれほどシリアスに
取り上げられることはなく、肩肘張らずに楽しめる作品。
 逆にテレビ放映時は「けいおん!」のすぐ後に放映されただけに、最初の頃は「野球は適当で、
女子キャラがワイワイやるのがメインでは?」と思うような声もあったが、実際はかなりちゃんと
したスポ根もので、終盤の朝香中学との試合などはクライマックスに相応しい内容。
 部活ものという点では、時代設定こそ大正だが、同好会と部の違いが扱われたり、合宿が
あったりと現代のそれとはあまり変わらない感じ。

 時代考証は結構やっているようで大正時代独特の文化・風俗の描写も見どころの一つ。
 「時代的に膝を出すユニフォームがおかしい」といった声もあったが、これは大正に限らず現代が
舞台の「八月のシンデレラナイン」や「球詠」に対してもあったもので、これは野球に近い
ソフトボールのユニフォームの影響と女子キャラの足を見せるためのファンサービス的なもの
なんじゃないかと。
 むしろ本作では硬式を強調していながら、打者がヘルメットを被っていないのが結構怖かった。

 主人公の鈴川 小梅だが、この手の作品の主人公は自分が発起人であることが多いのに対して、
本作の発起人は晶子で、逆に引っ張られる側が主人公の場合はそこで秘めていた才能が
開花することがあったりするが小梅はそれもなく、主人公としては珍しいタイプだなという印象。
ただ、才の無さを補おうとするひたむきさや努力家な面は目を引くもので、やはり主人公に
相応しいキャラだなと。
 他も魅力的なキャラが多かったが、個人的に好きだったのはどこかずれた感じのあった月映 巴。
「球詠」の大村 白菊なんかもそうだが、武道経験者が強打者になるというパターンはある種の
ロマンを感じる。
 女子ものゆえに百合要素もある。メインの小梅と晶子に関しては、バッテリーを夫婦に
準えることから、それっぽく描くような部分もあったが、二人ともそういった感情はなさそうで、
実際に百合的要素は小梅に対する巴、巴に対する桜見 鏡子などの方にありそう。

 キャストに関してはこの当時、色々な作品で主要キャラを勤めるエース級の女性声優を集めた
豪華な印象。
 今でも活躍されている方も結構いるが、さすがに少女役はあまりないため今観ると貴重な感も。
と書いたけど小梅役の伊藤 かな恵氏や本作では大人のアンナ・カートランド役の新井 里美氏は今も
「とある科学の超電磁砲T」で中学生やってたw。

 全体にしっかり作ってある印象だが、逆にやや地味な感も。

2020/06/01
2020/06/02 脱字修正

投稿 : 2020/06/02
閲覧 : 252
サンキュー:

7

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

男がすなる「やきう」といふものを…

女もしてみむとてするなり。

ということで、詳細は公式でも観てください。

男尊女卑の大正時代。
女学校に通う小梅は、クラスメートの晶子に
強引に誘われて野球をすることになります。

メンバー集めから練習、そして試合(朝香中)
という野球アニメの王道という流れです。

ただ、ストーリーの展開が非常に巧みで、
先へ先へと観たくなる良作です。
2009年の作品ですが、正直いまの時代の
女子野球アニメ(ハチナイ、球詠)を観る
限り、ぜんぜん進化していないよなと感じ
ます。むしろ、プレイ動画とか、こっちの
ほうが上なんじゃないかと思うぐらい。

大正女性の社会進出をテーマに描かれている
という意味では「はいからさんが通る」に
通ずるものがありますね。

手放しで「面白かった」と高評価できます!

投稿 : 2020/04/25
閲覧 : 280
サンキュー:

5

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

王道でも感動できる良作

大正時代に女の子が野球をする話。

「女は家にいて男のサポートをする」のが当たり前。婦女子が野球なんてあり得ない時代の話である。

主人公は女学校に通っている少女・小梅。活発で元気の良い女の子である。その快活さを買われてか、あるひ突然野球に誘われることになる。

誘ったのは、小梅の親友である晶子。婚約者のいるご令嬢であるが、婚約者に"男尊女卑"の扱いをされたことに非常に腹を立て、婚約者の岩崎がやっていた野球で勝負をしようと企てる。

女学校に勤務していた英国人教師の助けも借りて、なんとか 9 人集めるも、野球初心者の女子チームが、ハードな訓練をしてきた男子チームに勝てるはずもなく、一矢すら報いることもできないまま、一回目の"非公式試合"は惨敗で終わる。

しかし、ナメられたまま気に喰わない女子一同。この時代に女学校に通えるだけの家柄がある人たちが集まっているからだろうか、やはり男尊女卑には敏感なのであろう。正式に「櫻花會」を設立し、今度は公式試合として、リベンジを図る。

「女性であるという壁」を乗り越え、試合にたどり着いた櫻花會。頭を使った策略で序盤は(多少ナメていた)男子たちにリードを奪う展開。しかし、中盤は秘策を攻略し、男子チームがしだいにリードを広げていく。諦めるわけにいかない櫻花會一同、投手の癖を読まれていることに気付き、それを逆手にとって次第にペースを取り戻していく。

あふれる闘志で男子と互角以上の展開に持ち込み、迎えた最終回。二点差の二死二三塁。投手・岩崎 vs 打者・晶子のクライマックスの場面。なんともアツい展開である。セオリーなら敬遠だが、岩崎はもちろん勝負を選択。晶子はセーフティバントで意表を突く(というより、さすがに男女の差がありすぎてまともに勝負ができなかった)。三塁走者は生還し、一塁は見事セーフ。そして、二塁走者だった小梅がホームに飛び込む。キャッチャーのタッチをうまく交わすも、ホームベースにわずかに届かず・・・ゲームセット。


展開としては、王道のシナリオだったが、なぜだか目頭が熱くなった。近年にはないアニメである。このころは良いアニメがたくさんあった良い時代だったなあ・・としみじみ思った。

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 238
サンキュー:

4

KANO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

はい、おじゃんでございます。

時代背景は大正14年、女学院に通う洋食屋の娘、鈴川小梅。
ある時、級友の小笠原晶子より野球を一緒にして欲しいと、
相談を受ける。男子がすなるもの(するもの)とされる、
当時の野球。動機を彼女から聞き出すと…
意を決して、仲間を集め、学校からの反対、親には内緒など
時代背景さながら、彼女達の奮闘が始まる…

大正時代を背景にした、女子学生の日常を描いています
明治時代となり約60年。欧米の文化もかなり伝わり、
大戦へ向かう以前の比較的平和な時代背景として、
当時の特徴が至る所に描かれています。

まず制服ですが、作品背景の5年程前から女学院での、
セーラー服が出来たばかりで、初代のセーラー服は、
セパレート型では無くワンピース型だったそうです。
作中で描いて欲しかった部分です
(因みに私は制服マニアでは有りません!)
作品背景時期だと、制服が義務付けられた学校もあった
筈ですが、作品としては袴との両用が良く写ります。

10年程前から、全国中等学校優勝野球大会が始まり
中等学校の野球が盛んになった時期だと思います。
因みに第1、2回は大阪府豊中市で行われ、
現在は跡地にメモリアルパークが建設されてます。
近隣の家の塀に当時の球場のレンガ塀が数箇所残ってますが
周囲は近年に新築の戸建住宅が並んでいます。

金銭価値の演出がほぼ無かったと思うのが少し残念です。
子供の頃、祖母が大正時代は家建てるのに1000円だったと
聞いた覚えが有ります。場所や規模は不明ですが…
カレーライスも、大正時代から流行った食べ物です。

当時の女子の在り方から、後半は野球に対する描写も
描かれているので、女子野球と言う観点から入ってしまうと
足らない感が有るとは思いますが、私のように大正時代の
女子学生の日常から入って、野球を絡めるとして観れば
思いのほか楽しめる作品でした。
ガチの女子野球作品は今後の期待とします。

1クールとしては、比較的纏まりも良く思え、
当時の時代背景や、女子学生の日常が好みの方には
お勧め出来る作品だと思います。

投稿 : 2020/01/07
閲覧 : 324
サンキュー:

32

ネタバレ

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女子×野球は面白い!

このアニメはタイトルどおり、大正時代に女の子達が野球をするアニメなんですけど、このアニメで描かれてるのは大正時代当時の風景や人たちや文化が描かれています。

当時は野球を女の子がやるのはよく思われてなかったのかな?
{netabare}主人公の小梅も野球をやってるのを両親に隠してたし。{/netabare}

野球は男’だけ’がやるものと思われてて。

そんな中クラスメイトの晶子に
誘われて小梅も野球を初めて、メンバーを集めて試合をする。

大正の風景も良かったし、袴姿の女性もいいな~と思いました。
もちろん野球の試合も本格的に描かれていますよ。

野球好きな人はもちろん大正時代が好きな方もぜひ。

投稿 : 2019/12/22
閲覧 : 479
サンキュー:

28

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大正女子の日常系野球アニメ

第1話の「男がすなるという、あれ」を「男がするなという、あれ」と勘違いして読んでたのは私です(>_<)
元ネタは土佐日記からみたいですね。訳すと「男がすると聞いている、あれ」になるのでしょうか?

舞台は大正時代末期。
当時、日本に浸透し始めていた野球を女学生たちがチームを作り、男子学生チームに戦いを挑むというお話です。

私、江戸~大正あたりの日本ってなぜかすごく好きで、その頃を取り扱った本とか映像作品とかよく見てました。
何年か前にNHKでやってた「タイムスクープハンター」って番組があって、昔の日本にジャーナリストがタイムスリップして、昔の日本の風習などを取材するという内容なんだけど、これも大好きでよく見てました♪

ちょっと脱線しましたが、これを見たきっかけも「大正」というタイトルに惹かれて見た感じです(-_-)

最初見た印象は、大正時代にはあんなにスカート短くないよねぇ、とかあの時代女学校に通えたのってお金持ちのお嬢様だと思うから、小梅の実家の洋食屋ってすごく繁盛してたのかなぁとか、余計なことを考えたりしてました。。
また、風呂敷に包んで教科書を持っていくところや、終業時に「オジャンでございます」と言ったりするところなど、大正時代っぽい当時の風俗も色々と取り入れられていて雰囲気はあったと思います。

ぜんぜん野球なんてやったことがない女学生たち(一部の人は経験あり)が、部員集めから、部室やグラウンドを自分たちで掃除や整備をしたり、毎日の練習や小学生との練習試合などを通して、すこしずつうまくなって
いくところも良かったんですが、結構日常シーンも多くて、私はそういうところも好きでした。
でも本格的スポ根ものを期待している方にはちょっと物足りないかもしれません。
あとちょっとだけ百合っぽい雰囲気もありましたね。

終盤2話使っての男子学生チームとの対戦は、{netabare}「魔球」という隠し玉で相手打線を封じていくけど、途中から魔球が見破られて・・{/netabare}となかなか展開も見ごたえがありました。最後、{netabare} 主人公の小梅がバックホームする {/netabare}シーンも良かったです。

それから。小梅と洋食屋で見習いの三郎の許婚同志の関係もお似合いで微笑ましかったです(*^_^*)

投稿 : 2019/12/22
閲覧 : 321
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

当時(2009年)としては、周りのアニメ作品から見て非凡かもしれないけれど・・・

2019.04.27

大正14年(1925年 大正時代最後の年)。東邦星華高等女学院に通う洋食屋の娘「鈴川小梅」は級友で貿易商・小笠原家のお嬢さま「小笠原晶子」の頼みで野球チーム発足の同士にさせられるのだが・・・

現在、JK野球アニメ「八月のシンデレラナイン」視聴中なのですが、予想以下の『ヘボい動画とヘボい構図&カット』にウンザリ。(笑) 面白味のある演出や上手く描けたり動画の出来る人材不足は未だ不足で深刻な状況です。

そんな折、野球少女の過去作でも見ようかと10年程前にあった本作『大正野球娘。』が未視聴だったので、小分けで見るつもりが・・・思わず一気見してしまうほど面白くてノメリ込み!2周ループまでしてしまいました。(笑)

時代は軍国主義に走っていた大正時代の日本。でもソコは見せずに女性の社会進出も目立ち始めた当時。「男尊女卑」「女は家庭を守るもの」「大和撫子たるもの慎ましく貞淑であれ」の風潮は根強く残り、まだまだ女性の人権は軽くあしらわれていました。
キッカケは晶子の許嫁「岩崎荘介」が言った何気ない一言。それに憤慨した負けず嫌いの晶子は朝香中学(今で言えば高等部)野球部員である荘介に対し女子野球チームを立ちあげ試合をして見返してやろうという、殆ど意地とワガママみたいな理由。(笑)
幸か不幸か、年頃の好奇心旺盛な女子たちが賛同したり、無理くりに引き込まれたり、好きなあの娘と(百合的な)親睦をしたいと様々な理由で集まって出来た野球チーム「櫻花會(おうかかい)」。亜米利加人教師・アンナ先生を監督に迎え、野球初心者の少女達が少しづつ確実に成長して伸びていく過程は見ていて心地よかったです。 しかし現代より「様式美」を尊ぶこの時代。婦女子が大股で走ったりしゃがんだり、大声で大手を激しく振って大声で叫び回るなんて「まあ、なんてはしたない!」と蔑視されるから、世間体を考えたら中途半端な覚悟や仕上がりなんて出来ないだろうなぁ・・・


[キャラ感想]{netabare}
主人公・鈴川小梅(キャッチャー):丸顔に林檎頬とヒロインとしては美人枠ではないけれど、健気でひたむきな姿勢は愛らしく好感でした。頼まれたら「No」と言えないのが玉にキズ。何かと振り回されてましたが頑張りました。(笑)

小笠原晶子(ピッチャー):お嬢様だけど嫌味が無く、気さくなトコロが好感。プライドが高いせいか、弱みを見せまいと悩みを抱えこむのが玉にキズ。(そのせいで周りが余計に不安になったりもしました) 強気なせいで少々コミカルなトコロもご愛敬。(笑) 投球フォームが初期の「女投げ」も終盤には立派な投球モーションに成長してるのが凄い!

川島乃枝(ライト):眼鏡少女でチームブレイン。野球理論・作戦など探求心旺盛なトコロがスゴかった!(国際キネマの吉村くんとは、その後が気になるトコロ)

宗谷 雪(セカンド):老舗の呉服商のお嬢様。チームを見守るお姉さん的位置。ユニフォーム(店で売り出す予定だったが廃案になった体操服)や野球道具などを手回ししてくれるアリガタ~イ存在。小学時分に野球経験もあり、普段のおっとり感からは想像できない軽やかなプレースタイル。愛称は「お雪」。

石垣 環(ショート):小説家志望で群れてつるむのを嫌う孤高の文豪口調。(でもホントは人見知りな恥ずかしがり屋) 雪とは幼馴染で野球経験者。愛称は「タマちゃん」。(「タマちゃん言うな!」www)

月映 巴(サード):高めの身長にショートカット。顔立ち凛々しく剣術も嗜む運動好き。なので下級生からは「タカラヅカ」的な存在として慕われるも性格は割と大雑把で少々だらしないボーイッシュな面有り。動体視力は良く選球眼は優れている。小梅に対して密かに(百合的な?)好意を持っているので何かとアプローチするのがコミカルでした。

月映 静(ファースト):巴の双子の妹だが性格容姿とも正反対のシッカリ者。ズボラでアヤフヤな巴を叱ったり嗜めたりするも、巴に甘えられるとツイ気を許してしまう程気にかけている。

桜見 鏡子(レフト):巴を「お姉さま」と慕う下級生。巴と一緒に居たいという下心で「櫻花會」に入ったものの、非力故に足手まといに悩んだりもしたけれど努力と根性で立派に一皮むけました。(笑)

菊坂 胡蝶(センター):短距離スタートダッシュの力量が陸上競技では通用しないことに悩んでいたところを盗塁運用に適切と見込まれ陸上部からヘッドハンティング。鏡子とは寄宿舎のルームメイト。

アンナ・カートランド:英語教師で本場仕込みの亜米利加ベースボールを指導って。(笑) 豪快な性格ながらもチーム一人一人をシッカリ見て指導する姿勢はイイ先生だなぁと思います。

キャラ全体の雰囲気として『変すぎる』おバカキャラが居ないのが好感触。
現代風にハッチャケ過ぎると違和感があるからコレで良かったと思いますが、若い人には物足りないでしょうかね?(しかし約一名、登場時は誠実そうな印象だったのがチャライ青年に・・・)
でもみんな生き生きした感じがしてて良かったと思います。ああ、今より真面目な時代だなぁ・・・


[大正らしい風俗文化]
・学校で「鞄」という概念がいつから始まったのかは不明ですが、持ち物は「風呂敷」に包んで持ち歩くというのが大正らしい感じ。
・「らんでぶー」はモダンに言いまわした、今で言う「デート」?
・活動写真→キネマ・映画と呼ばれ変わるのですが、トーキー(録音声・録音楽)が無いこの時代では、無音の映像に合わせて「活弁士」が浪曲のように語ってました。
・「お昼のドン」。軍国主義に走っていたこともあってか、都心の方では
正午の時報に大砲で空砲を撃っていたと聞いたことがあります。(後に地方では正午にサイレンを鳴らす習慣ができたとか)
など、「らしい」感じがしました。{/netabare}

脚本(セリフ)で心打たれたり、安定作画・機敏なモーションには素早い動画と使い分け、程よくコミカル、チョッピリ青春ロマンスと面白かったです。
終盤は息切れしたのか、やや強引な展開になりましたが「自分(らしさ)を認めてもらいたい・証明したい」というような意気込みと、そのために直向に努力する姿がイイ雰囲気でした。






[愚痴]
でも、この頃はまだ制作が真面に機能していたのに最近は・・・
ホント「八月のシンデレラナイン」ときたら!(怒) 制作がトムスらしいけど、コリャ「ソラウミ」の二の舞になりそうな気がします。

投稿 : 2019/04/27
閲覧 : 429

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スポ根はおもしろい

大正時代に女学院に通える人なんてお嬢でしかないのだが、野球のルールを覚えていくことや、メンバー集め、練習、練習、また練習で成長していく様はスポ根の王道で楽しく観れた。

投稿 : 2019/03/19
閲覧 : 247
ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大正娘の野球譚。逞しい女の子は美しい。

なにこれ普通に面白い。
男の子に勝つために野球をする大正娘。

女の子が野球をするというのは中々に面白い。

この作品は小梅さんや晶子さんが主人公というより、大正野球娘全員が主人公という作品でした!

今のところ、たまちゃんがすんごいかわいい。
主人公の癒し系キャラというのも良い。
案外野球の才能もありそう。正直なところ、3話でもあったけど、小梅さんのお転婆ちゃんは惚れちゃいそうになりますよね~♪
小梅さん、おモテになるよね~♪
たまちゃん、頼もしい。チームのネーミングも面白い。凝っている。
女性らしさも残しつつ、男性に負けないようにという感じの女の子の気持ちが伝わってくる作品ですね。

あきこさんと小梅さんも仲が良いのはわかるけど、日常生活を共にして普段の生活で知らないことを分かち合っていくというのもまた良いです。

何かあれだね。皆かわいい、うん。こちょうちゃんもかわいい、うん。
恋もありというのがまた青春。小梅さん、本当にモテるね~♪


ストーリーはテンポよく進む感じで暇しない感じ。

最後までテンポよく面白い内容でした。王道なストーリーな感じですが、それがまた一段と引き立っていました。チーム一丸となって逞しくなっていく女性陣はかっこよかった。


一日で一気見するほどの内容でした。きっかけはある男性の気の効かない一言で始めた野球。それがこんな楽しくなるとは。

相手の男性陣も好青年であった。
最後は小梅さんの幸せな笑顔がみれて良かった!
三郎さんと御幸せに!好青年すぎる。




名前を間違えまくってて恥ずかしい…ごちょうではなくこちょうでした。

投稿 : 2019/03/04
閲覧 : 321
サンキュー:

7

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

数少ない大正時代を描いたアニメ

少女たちが野球を始めるというお話なのですが時代背景が大正時代というのがとても素敵です。

「半ドン」の言われ(もう半ドンという言葉を知っている人も少なくなったと思いますが)や「おじゃん」の言われもわかりますよ。詳しくはウィキペディア等で調べてね(笑)

大正時代は15年しかなかったし関東大震災の影響でくらい時代に思われがちですが日本では数少ないとても素敵な時代だったのではないかなと私は思っているので大正時代を背景に描かれたこのアニメがとても好きです。

野球好きな人、少女物が好きな人、大正時代が好きな人は是非!

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2018/10/11
閲覧 : 301
サンキュー:

5

ootaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いいと思う

評価自体はこのくらいですが、個人的には楽しめました。もう少しキツい話がメインだと思っていたので、少し安心してます。オススメは時代が作品も内容も違うので野球好きな方や古い作品を観たい方はいけると思います。

投稿 : 2018/09/07
閲覧 : 274
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

3話まで視聴

百合を期待して観ると裏切られるので注意。

投稿 : 2018/04/06
閲覧 : 254
ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

朝ドラ「大正野球娘。」

 まだ女性の社会進出が一般的ではなかった時代。晶子は許嫁からの女性への無理解な言葉に反発し、彼がやっていた「野球」でリベンジをするべく女学校に通う小梅たちに一緒に野球をしようと提案する。なんとか仲間や指導者を集め野球を始めるも、なかなかうまくいかない。許嫁のチームはおろか、小学生のチームにも勝てない始末。それでも彼女たちは諦めず、野球も恋も友情に様々なことに挑戦する。そんな女の子たちの一風変わった青春物語。

 大正という時代に女性が野球をするという目新しい舞台設定で終わらず、女の子たちが一生懸命に野球に向き合い上達していく姿を丁寧に描いている。最終話での許嫁率いるチームとの大熱戦は見ごたえがあり、思わず目頭が熱くなった。また野球以外にも各キャラクターのお当番回、小梅の許嫁との恋愛、小梅が映画デビュー?など彼女たちの普段の素顔や日常のお話も描かれていて飽きさせない内容になっている。

 大正というアニメではほとんど扱われていないだろう時代にスポットを当てた作品。冒頭から当時の時代背景や文化を、流行りの歌にのせて表現している部分が印象的。時代監修としてはどこまで忠実なのかは歴史に疎いのでわからないが、なんとなく当時の時代の雰囲気は伝わってきた。
 肝心の野球に関しては短期間での上達ぶりはやや現実的ではないものの、そのあたりが気にならないくらい一生懸命に工夫し努力する彼女たちの姿に胸をうたれた。力のある者、足の速い者、分析力に長けた者、それぞれが自分の長所を生かし、また短所を補い合いながらチームとして団結していくさまをあまり暗くならない程度に気持ちよく描いている。最後の試合の決着については勝利とはいかないまでも、引き分けくらいでもよかったかなとも。恋愛面はやや弱かった感もあるが、1クールでは仕方がないか。
 
 今の世相的にも、NHKの朝の連続テレビ小説の題材としても扱えるよい作品だと感じた。ちなみにNHKの朝の連続テレビ小説の第一作が放送されたのが、昭和36年(1961年)だという。本作「大正野球娘。」の舞台は大正14年(1925年)。彼女たちは野球と共に青春を過ごした後、その朝ドラ第一号をテレビの前で楽しむことはできたのだろうか。

視聴日 18/1/27

投稿 : 2018/02/05
閲覧 : 286
サンキュー:

6

ネタバレ

カットマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すっきり見れるアニメ!

可愛い女の子たちの野球ストーリー。
話もなかなか面白くあっという間に見終わってしまいました!
最後もきれいな終わり方で見て損はないアニメだと思います。
最後の試合で小梅ちゃんのブロックして前に一回転するところは笑えた!

投稿 : 2018/01/02
閲覧 : 235
サンキュー:

3

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

男もすなる野球といふものを、女もしてみむとてするなりw

[文量→中盛り・文量→感想系]

【総括】
まさか、紀貫之も、アニメのレビュータイトルにされるとは思っていなかっただろう(笑) でも、ちゃんとそんな作品ですよ♪

キャラもののようでもありながら、意外と野球もしっかりやっていて、バランスの良さが光る作品。

大正というレトロな世界観が好きな方、少女達のほのぼのとした日常に癒されたい方、野球というスポーツを通した爽やかな戦いが観たい方、いずれにもオススメできる作品ですね♪

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
大正時代、まだ女性の社会進出が一般的ではなく、「女は男の3歩後ろをついて歩けば良い」「女は家に入り、家事と子育てさえすれば良い」なんてことがまかり通っていた時代。

そんな時代に、(男勝りと非難されようとも)真剣に野球に取り組む少女達の物語。

好印象だったのは、キチンと努力や成長の過程が描かれていた点。ただのキャラ萌えでは終わらないぞという気概を感じた。

女性の社会進出といったテーマ性を持たせながらも、作風である可愛さや爽やかさを損なわないように丁寧なバランス感覚のもとに作られている、なかなか上手い作品。

野球なんで、当然キャラは最低でも9人出てくるわけだけれども、モブを作らず、キャラの個性をちゃんと生かしていた。1期の尺を考えれば、充分な出来だと思う。個人的には、小笠原晶子の、ツンとした感じだけど、人一倍頑張っている姿に萌えた。

☆4と迷うけど、バランスの良さと引き換えに、突き抜けた魅力は少なく、ギリギリで☆3にします。
{/netabare}

投稿 : 2017/11/14
閲覧 : 327
サンキュー:

22

たんぜん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一昔前のガルパン

絵が少し古いのは仕方ないとしまして

ストーリーはまさに大正版ガルパン
1人1人とメンバーを集めていく。

野球をするきっかけはどうであれ、
ジェンダーなものをテーマにする社会性も見受けられました。
と、かたいこといってますが
全体的にやることが明確なので見やすい
キャラの個性あり
ストレフフリーで
音楽もよく
大団円
と、いい作品、良作でした。

投稿 : 2017/09/12
閲覧 : 233
サンキュー:

2

らむね さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

佳作

「女子中学生が半年の練習で男子強豪校に勝てるわけがない」という点に目をつぶり、「百合は生理的にムリ」というのでなければ楽しめると思います。
野球が題材なのは珍しいですが、要は「少女が集団スポーツを頑張る青春モノ」なので、そういうのが好きな方にはおすすめ。
最近だと自転車とか流行ですが、野球という日本社会ド定番を女子がやることに新鮮味を持たせるために大正時代を設定したのかな、という感じです。
ちょいちょい、当時の風習が出てきてそこも興味深い(チャイムは用務員さんが懐中時計を見ながら手動で鳴らし、それを聞いて級長が「はい、おじゃんです」と言って授業が終わるとか、マジか!)。

作画安定、本作の声優さんには詳しくないですが違和感なし。
最終話は定番の感動シーン、ちょっとうるっときました。

投稿 : 2017/05/09
閲覧 : 253
サンキュー:

4

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「野球しようぜっ!」

原作未読で視聴。


観る前はあまり期待していませんでしたが、観てみたらとても面白かったです。あまりのテンポの良さに1話見たら止まらずいつもの全12話の一気観コースでした。


内容は作品のタイトルで大体察しが付くとは思いますが、『大正時代、女学院に通う小梅(14才)と晶子(14才)が中心となり、校内で9人のメンバーを集めスクールアイド・・・いや違った、女子野球部を結成。その名を「櫻花會(おうかかい)」と命名する。そして「女性に学歴など不要」、「しょせん女なんかに野球なんて」と馬鹿にしたラスボス・朝香中学の男子野球部の打倒を目指す物語。』


時代設定が大正というのがいいですね。SL、レンガ造りの建物、自動車といった西洋文化が入ってきたとはいえ、まだまだ女性が積極的に活動したり行動したり発言したりすることは事は「はしたない」の一言で片づけられる時代ですから、本作品の中ではそれがうまく9人のメンバーが野球部を結成するに至る動機付けとなっていました。


全話を通して、最初はキャッチボールすら満足に出来なかった9人のメンバーが、試行錯誤を重ね徐々に上手になっていく練習風景は面白かったです。しかも何気にその練習方法が本格的でちょっと驚きでした。そしてアニメ終盤でのラスボスとの試合では、野球の技術的な面だけではなく、双方のチームの心理的な駆け引きも描かれていて見応え十分でした。ただ、作品全体を通して作画がいまいちだったのが残念でした。もう少し綺麗ならよかったにと思いました。


それにしても、こういったスポーツ系のアニメを見ると感化されて無性にスポーツがやりたくなってくるのは私だけでしょうか? って事で、ちょっと磯野でも誘って野球やってきまーーす。

投稿 : 2017/03/27
閲覧 : 284
サンキュー:

26

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まるで朝ドラのような女子学校野球物語。

原作小説。
原作未読。

大正時代、許嫁と喧嘩した娘が友達と女子学校内で野球部を作って
ギャフンと言わせようというタワイのないドラマ。

アニメで大正ロマンと言えば、サクラ大戦だが、そんな時代の雰囲気を
漂わせる趣のある作品。

この時代にしてはえらく短いスカートであるが、それはアニメのお約束。
主人公である洋食屋の娘がなんとなくホワンとしているのは
なんか良いですね。
昔を感じさせるが、なんとなく現代風な女の子たちです。
とても好きなほのぼのとしたアニメです。

投稿 : 2017/03/10
閲覧 : 321
サンキュー:

7

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

・・・大正?・・・大正かなぁ?www
架空の世界にしても適当すぎな舞台はちょっとと思ったけど、内容はコメディタッチで結構面白く見れました。
最終回がこの手の作品としては圧巻で、視聴後は爽やかな気持ちになれました。

投稿 : 2017/02/13
閲覧 : 246
サンキュー:

2

赤緑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

[寸評] 良作 大正時代の女学生が青春する話

ラノベ原作。
雰囲気は出てると思うが、ちょっと芋臭さがある。でもそれは設定上しかたない。
逆に、世界観にそぐわないようなくだけた表現(ギャグ)は出てこない。
露骨な百合描写は、たぶんなかったと思うが。その道の愛好家が喜ぶ描写はあるらしい。

OPはやはり芋臭さがあるが、それを込みで味わえば。

野球なので登場人物が多い。
それに合わせて声優陣も豪華である。


私は好きな作品。


ラメチャンタラ ギッチョンチョンで パイノパイノパイ~♪

投稿 : 2017/02/07
閲覧 : 241
サンキュー:

5

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

努力と才能。

アニメーション制作:J.C.STAFF
2009年7月 - 9月に放映された全12話のTVアニメ。

大正天皇が崩御し、昭和に元号が変わる前年。
女学院に通う13,14歳ぐらいの少女たちが女の矜持を賭けて、
旧制中学校の野球部(五回生で17歳ぐらい)に勝負を挑むというお話。

私がこのアニメを観た印象ですが、
名門第三野球部からイモ臭さを抜いて倒す目標を悪役にするのを控えて、
尚且つ萌えを足した感じででしょうか?

決起→挫折→努力→成長→勝負

ストーリーを追っていくとスポ根アニメのテンプレ通り。

「男にバカにされた!」とムキーとなって勝負を挑んでみたものの野球部に歯が立たない。
身の程知らずなのはまだいいとして、ユニフォーム着てる野球部相手に、
セーラー服や袴で挑むなんてないでしょw
本格的なユニフォームはともかく学校指定の体操着ぐらいあるでしょ?
「ちょっと頑張れば勝てる!」
なんて野球と対戦相手を舐めてた彼女たちの慢心?拙さ?を表す記号として分かりやすいですけどね。

敗戦に打ちのめされる→お揃いの運動服を用意する→練習と研究に真剣に取り組むようになる
ここらあたりは良いのですが、

方方に練習試合を断られて、やっと見つけた試合相手が小学生チーム。

ピッチャーの晶子さん。練習相手が小学生だと知って「(゚Д゚)ハァ?」となる。
ちょっと待ってねw あんたら、こないだ野球始めた初心者でしょ!
子供たちのほうが野球歴は先輩なのに、なんで上から目線なのさ?
作中で晶子さんは窘められます。いや、それ!当たり前ですね。

スポーツ漫画にも色々ありまして、
・主人公が経験者で天才で周りを引っ張っていく。
・主人公は初心者だけど、周りは経験者。
・主人公は経験者で、強豪に入り凄い先輩たちに揉まれて成長していく。
昨今はいろいろありますね。

対して、この大正野球娘。は草野球をやってたのが2人いるけど殆ど初心者のチーム状態が出発点で、
数ヶ月間で急成長を遂げて行く。
主人公チームはガシガシ強くなってくけど、ライバルの強さは変わんないところとか、
本当に昔のスポ根のテンプレ通りだなって思いました。

創作なんですし、視聴者にわかりやすいように、
故意にこの展開にしてるのでしょうし、
そこに野暮なことを言っちゃいけないといえばそうなんですが、
強いチームは絶えず修練を重ねて、壁に突き当たったりしながら力を日々高めているのですから、
お嬢さんたちが数ヶ月間、頑張ったところで進化し続ける相手に追いつくのは不可能に近いのですよね。
ましてや倒す目標である朝香中は体格が違う、パワーもスピードもね。
女子アスリートでもレスリングとか観たら分かる通り、強い人は鍛え方が違いますし。
でも、このアニメだと野球を数ヶ月頑張った後でも、ヒラヒラしたお嬢さん連中にしか見えない。

ここまで書いてみると、あまりにも夢のない私の考え方が悲しくなってきますけどねw
思えば、スポーツアニメとして名高いスラムダンクも、筋肉多めですがアレもファンタジーですし、
あだち充の野球漫画の主人公が全員天才なのもファンタジー。
このアニメだけをあげつらうのは、本当は不毛なんじゃないかと!

ということで、このアニメは野球をお題とした舞台演劇だと想定して、
楽しめば良いのかな~?と思ったりしました。

コメディ要素も多めで、
野球を肴とした少女活動写真的な物が作品の本質だと思いますしね!

つまらない感想ですが、これにて終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2016/03/11
閲覧 : 390
サンキュー:

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大正野球娘。のストーリー・あらすじ

時は大正14年――。良家の子女が集う東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅に、親友の小笠原晶子が声を掛けた。「一緒に野球をしていただきたいの!」
 突然のお願いに、思わず頷いてしまう小梅。
しかし、ルールも使う道具も分からないことだらけ。
はたして、本当に9人集まり、男子と試合が出来るのか!?
可憐な乙女たちの奮闘が、始まる!(TVアニメ動画『大正野球娘。』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2009年夏アニメ
制作会社
J.C.STAFF
公式サイト
www.tbs.co.jp/anime/taisho/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%AD%A3%E9%87%8E%E7%90%83%E5%A8%98%E3%80%82
主題歌
≪OP≫鈴川小梅、小笠原晶子(CV:伊藤かな恵・CV:中原麻衣)『浪漫ちっくストライク。』≪ED≫伊藤かな恵『ユメ・ミル・ココロ』

声優・キャラクター

伊藤かな恵、中原麻衣、植田佳奈、能登麻美子、甲斐田裕子、喜多村英梨、広橋涼、牧野由依、後藤沙緒里、藤村歩、新井里美

スタッフ

原作:神楽坂淳『大正野球娘。』(トクマノベルズEdge)、キャラクター原案:こうたろ/小池定路、 監督:池端隆史、シリーズ構成:池端隆史、脚本:池端隆史/天河信彦/白石雅彦、キャラクターデザイン:神本兼利、音響監督:本山哲、音楽:服部隆之、美術監督:小林七郎

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