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「青い花(TVアニメ動画)」

総合得点
67.3
感想・評価
384
棚に入れた
1961
ランキング
2525
★★★★☆ 3.7 (384)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.7

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青い花の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

とまと子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

水彩画の物語

高校に入って、わたしは帰宅部のままだったんですけど、友達が所属する美術部に遊びに行ってそこで先輩の二年生が油絵を描いているのを見ました。

油絵なんて中学校では描いているひとはいなかったから、ただ「すごいですね」と言うと、「油絵より水彩画の方が難しいんだよ」と話してもらえました。
油絵はちょっと間違えても上から重ねて違う色を塗ってしまえば直せるけど、水彩画は一度色を置くと紙に染み込んでどうしても残ってしまうから上描きが効かないんだ、と。


このアニメでは全編にわたって、淡い色の水彩画で作られた背景の上で繊細な線で描かれた人物たちが物語を繰り広げます。

水で溶いた絵の具を、ひと筆ひと筆 紙に落としていく。
色は白い紙に染み入って、ときには思いがけないように広がっていく。
静かに、速やかに。

そんな風に、主人公のふみの心にも人を想う気持ちの花が開いていきます。


彼女は上描きが上手にできません。
いちど染み入ってしまった絵の具の色は、拭き取っても消せない。

『失敗作じゃない。あれは本番前の練習作だったんだ』なんて、
そう思えればいいんでしょうけれど。
ふみは”めんどくさい子”なので、そんなふうには考えられないでいます。
ちょっとしたことでまたココロが震えて、ぽろぽろ涙をこぼしてしまう。

「ふみちゃんはホントに泣き虫なんだから」
幼馴染のあーちゃんが、隣に来て笑ってハンカチを差し出してくれます。
こういう人が、ふみみたいな人には必要なんですよね。
{netabare} 原作ではこの後もお話しは続いて、ふみとあーちゃんはもっともっと近づいていきます。{/netabare}



最初にお話しした先輩に、
「じゃあ水彩画で一度失敗してしまったらどうするんですか?」と尋ねたら、
「どうしようもないよ。また次の絵を描くんだよ」と答えてくれたのを憶えています。
彼女は本当にそういう風にたくましく生きて、今ではアメリカにあるデザイン事務所に務めているとのことです。

わたしはダメですww
めんどくさいウジウジした奴なのでw、このふみちゃんみたいな人にシンパシーを感じてしまいます。

そんなわけでこの「青い花」も、わたしにとってはとても好きで大切なアニメのひとつなわけです。

投稿 : 2024/09/08
閲覧 : 46
サンキュー:

0

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

社会公認じゃなくても、幾つもの想いが混じっていても愛。

「ハチクロ」組のカサエケンイチ監督×Jcスタッフ、「放浪息子」の志村さん原作という時点で微妙なはずがなし!。


もう男女の恋愛を「純愛」の名の元に無批判にロマンティックな対象として描ける時代は終わったと思います。(普段アニメ見ない、マイルドヤンキー層の人達とかは別ですが)


本作には色んな恋愛が描かれるが、それはシンプルでも、誰もが受け入れてくれて、無邪気に応援できる「純愛」ではない。


そこには弱さがあり、悩みがあり、幾つもの屈折した想いが含まれている。それは同性愛だからだけではなく、微妙さと複雑さがあり、単に甘味だけの絵空事じゃない稀な愛が描かれている。


それにしても、杉本先輩のイケメンぶりや、恋愛はじめのドキドキ感はもう男女では無理な気がする。これが男では気障で嫌味が出てしまうだろう。


そんな杉本先輩もスーパーイケメンでも、誘惑する小悪魔なお姉様でもなく、複雑な想いと弱さを抱えている活きたキャラだからより好きになってしまう。


「ハチクロ」もそうだが、愛の在り方、愛の意味、切なさや哀しさまで描いてくれる作品は心のファーストフードではない本物な味わいがある。

投稿 : 2024/04/22
閲覧 : 599
サンキュー:

24

ネタバレ

ささみジャーキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

隠れた名作、opの手を繋ぐところは必見

百合アニメとされるものには様々なものがありますが、この青い花はアニメ化された当時にあっては"新しい百合"であったと思います。
それまでの百合は、①学園のような閉じられた空間で、②学生という限定的な時間で、③王子様役とお姫様役がいて、④百合のカップルの関係は純愛で、というような傾向があったかと思います。
しかし、この作品は、①異なる学校に通い、②百合の描写や対象が学生に限定されず、③それぞれの個人として性の役割にとらわれず、④男女の恋愛のように好きになる対象が変化する、といったことが描かれており、百合の奥行きがかなり広がった様子が見て取れます。
歴史的な意義のあるこのアニメは、百合を語る上で外せない名作だと言えるのではないでしょうか。

投稿 : 2023/02/11
閲覧 : 163
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

この作品に関して百合作品として良作なのは間違いないんだけど、
ただ本作に対して是非とも推したいかと言われるとそこまで思い入れが有る分けでもないが、
ちなみに本作の簡単な感想を言えば奥平あきらの爽やかなキャラクター好きでしたね。

【評価】

65点・2B級

投稿 : 2023/01/31
閲覧 : 112
サンキュー:

0

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キャラがアバターに見えます。原作よりはわかりやすいです。

「青い花」の原作は読み辛いです。初めて読んだとき「ポカーン」でした。まず、キャラが誰が誰だか理解できなくなり、また行動の原因や因果関係が読み取りづらいです。
 具体的には書評じゃないので止めておきますが、アニメになってその読み辛さはほぼ解消されていました。カラーなのが良かったのかもしれません。

 アニメ化されてびっくりしたのが、マンガのコマのサイズやコマ数と、アニメ上の時間経過がまったくリンクしません。多分私が小さなコマとかちょっとしたセリフ、絵の表現の読み取り方を分かっていないのだと思います。

 それが今回アニメで解消されたのでその点は良かったですが、しかし、話が分かるとなおさらポカーンです。

 なぜポカーンかといえば、ヒロインかと思われるあーちゃんの心の動きがまったくわからないからです。なにか各キャラクターの思惑に反応するだけのキャラの記号のような印象を受けます。

 そして、ふみちゃんの内面も依存体質で「さみしい」「怒った」「嫉妬」「うれしい」「好き」などの表面上の内面はわかります。
 ですが、彼女のバックボーンというか人間としての成り立ちというかそういうものが見えてきません。そしてふみちゃんの気持ちは依存にしか見えなくて、純愛に見えませんでした。
 
 杉本先輩はラブハンターですか?という感じです。ただ、なんとなく人間としての裏付けが見えるのが唯一この人だったかなあ。

 志村貴子さんの女性からの絶大な支持からいって多分私が分かっていないだけだとは思います。
 作品の見方として、心情をシンクロして入り込む、自分に置き換えて入り込む、のは出来るかもしれません。あえて表面上の表現しかせず、淡々と人の動きを描写することで、感情移入のアバターとしての機能を持たせている気もします。

 原作後半になるとちょっと印象が違う部分もありますが、アニメ化された部分まではほぼキャラの内面が見えてこない=キャラの区別がつかない、記号が動いているだけに見える、という感じでした。

 ほぼ忠実なアニメ化で、最後だけちょっと違いました。小学校ですね。ここの意味なんですけど、5話の電車の中の「初恋」についての問答で、原作だと青い花のカットが入っていましたが、それがアニメ版だと入っていません。
 その部分を最終回に持って来たんですね。「青い花」とは、あーちゃんが、小さくて目立たないけどそばにいてくれる綺麗な青い花でした、という意味だと思います。だから、あーちゃんは背が小さくなくてはいけなかったんでしょう。

 ここはそこまで丁寧に説明する必要があるか?という気もしますが、一方でアニメを13話で切るにあたって、ここを最後に持って来たのは構成というか脚本が工夫したんだろうなあ、という好感は持てました。

 また、作画が変わった動きをする感じなのも妙なひっかかりがあり、良かったです。独特で面白い画作りだと思います。綺麗なアニメでした。


 ということで、志村貴子さんですね。難しいです。「青い花」で引っかかってしまい、「娘の友達」「淡島百景」は積ん読中です。他にも部屋のどっかに眠ってるかもしれません。どうも表紙が良くて見た目で買っちゃうんですよね。サブカル系のコミックが大好物ですし。
「どうにかなる日々」「ラヴ・バズ」「わがままちえちゃん」は既読です。短編でエロいほうが理解しやすいなあ。



 

 

投稿 : 2022/12/11
閲覧 : 171
サンキュー:

4

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「好き」と言う気持ちは、友情なの? 愛情なの? この命題に答える前に物語が終わってしまったのが残念

ガチ百合だが、妙に違和感のある百合作品。
なんとなくもう一歩踏み込めていない感じがする。

それは、この物語が、男女間の恋愛をそのまま百合にしたような感じだからだ。
確かに、それが百合だよと言われれば、それまでなのだが・・・。
なんと言うか、女の子同士の特有の何かみたいなものが足りない気がする。

主要な登場人物は、3人の女の子。
主人公は、高身長のメガネをかけた女子高生の「ふみ」。
10年ぶりに再会した幼なじみの「あきら」。
そして、皆の憧れのまとでボーイッシュな先輩の「やすこ」。

物語のあらすじは、ある事情で傷心になっていたふみがやすこに一目ぼれする。
ふみとやすこは付き合うが、ふみは、やすこの態度に疑心暗鬼にとらわれていく。
そんな中、ふみは、だんだんとあきらに対する気持ちに気が付いていく。

この話は、あきらとやすこが男の子であっても全く違和感がない。
まず、やすこは、性格も態度も男の子である。
ふみと付き合っているところを見ても、女の子同士と言う感じがしない。
視聴者としては、男の先輩と付き合う女の子の男女間の恋愛にしか見えない。
特にふみとやすこの最初のキスは、男女間のその印象が強い。
一方、あきらは、恋愛経験はなく、ふみへの接し方も友情的。
あきらは、幼少のころはとても活発で泣き虫なふみを助けて励ます存在だった。
その性格は今も変わっていない。
そのため、困っている女の子がいると助けるヒーロータイプの男の子のようである。
つまり、男の先輩と付き合ったが実は幼なじみが好きだったと言う話に見えてくる。
それではダメなのである。

私が考える女の子同士の恋愛とは、どちらも”女の子”であってほしい。
確かに女の子っぽい、男の子っぽいと言う差はあってもいい。
それでも、最後、一歩踏み超える時には、やっぱり女の子だからと言うのが欲しい。
なんと言うか、男女間には無い、女の子同士の特有の何かを描いてほしかったのだ。

この作品は、あきらがふみを意識し始める前の段階で終わってしまう。
そのため、百合と言うよりも、ふみの恋愛や片思いの物語に見えてしまう。
つまり、思春期の女の子では当たり前の恋愛で特に百合と言う感じがしなかった。

女の子が同性に対する「好き」と言う気持ちは、友情なの? 愛情なの?
結局のところ、この作品は、この命題まで踏み込めなかったのが残念なのである。
この作品は、最後まで飽きずに観る事ができた。
しかし、それは、どこかでこの命題への答えを求めていた結果のような気がする。
私は、この友情と愛情に境目があるのかどうかを確かめたかったのだと思う。

ちなみに百合物語ではなく、初恋物語として観ると悪い終わり方ではないと思う。
物語ラストの夜の学校での場面は、結構好きである。
OP曲「青い花」の歌詞そのままのとても綺麗な終わり方である。

投稿 : 2021/11/28
閲覧 : 272
サンキュー:

12

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

あーちゃん以外のメインキャラはクズ

昔リアタイで観て途中で切ってた作品。
当時、同じような百合作品で主人公が同じ長身メガネの『ささめきこと』とゴッチャになってた。

昔見た時、肉体関係を表に出したガチレズ作品だと思ってたけど、そうでもないな。もちろんちゃんとした百合作品だけど、もっとドロドロした感じかと思ってた。

百合は嫌いじゃないし、そこまでドロドロしてないから普通に観れたけど、恋愛作品特有のキャラのめんどくささがあった。
主人公のフミは移り気が激しい重度の百合脳だし、杉本先輩もノンケのくせに自分の想いを断ち切るために同性をたぶらかす精神的弱者だし、京子はただのストーカーだし、この作品に出てくる百合キャラは全員ロクでもないやつしかいない。
唯一、百合キャラではないけど、あーちゃんだけが周りに気を遣う聖人キャラだった。


原作だと高一から高三まであるらしいけど、このアニメは高一で終わり。
ストーリーも「フミが先輩に別れを告げて、自分の初恋があーちゃんだったことを思い出す」とこで終わってるから、どのカップリングもゴールインしていない中途半端な終わり方。
まあ恋愛系のアニメ作品だと珍しくも無いけど、別に続きが気になって原作買うほどの作品でもないし、こういう“色んな意味”で中途半端な作品が嫌いな人は観ない方が良い。


それと、最初OPを松任谷由実が歌ってるのかと思ったけど、そんなわけなかった(笑)

投稿 : 2021/09/19
閲覧 : 243
サンキュー:

0

花園 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

優しく包み込んでくれる、精神安定剤のような作品。

OPもEDも名曲で、内容も丁寧に作り込まれた感じがしました。劇的な展開はありませんが優しくて、上質な百合だと思います。この作品を見ると安心して眠れました。

投稿 : 2021/09/03
閲覧 : 170
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大人しそうで、大胆な子

OPの歌は素敵な声でメロディも良いです。OPの時点で百合ものだと分かるのでイヤなら見ないことです。

原作のコミックの装丁がとても良くて、手に取って・・気が付いたら女の子同士で恋愛してました。

OPのおさげの子があーちゃん、長身のロングヘアーの子がふみちゃん。二人は幼馴染で昔はあーちゃんの方が背が高かったです。「ふみちゃんはすぐ泣くんだから」二人の中ではこの言葉はとても大事です。

水彩画の背景はキレイですし、キャラに注目させたいところでは、ちゃんとピンボケしてキャラに視線を集めます。

少し抑えた「可愛すぎず、美し過ぎない人物」達の生活はまるで箱庭のようです。でもその世界の住人はあまり幸せではありません。限られた人物によるドラマは演劇を見ている感じもします。

さて、大人しい子として登場するふみちゃんですが、実は大胆な子では?と感じることもあります。小さくても青い炎はとても熱い・・。

原作の良さを生かしつつ、アニメ独自の魅力があってとても良い感じです。

OP・EDの歌も作品にマッチしてて素敵です。OP・ED共にあーちゃんが花びらを降らせる描写があって対比が効いてます。
あと、「手がとてもキレイ」なアニメでもあります。

物語を素直に見ても良いし、技術的なことに注目しても良いと思います。食わず嫌いせずに見てもらいたい作品です。

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 200

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こういうアニメも好きです。

大胆描写もあってちょっとドキドキしながら見てました。

投稿 : 2020/02/15
閲覧 : 239
サンキュー:

1

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

昔の「Sister」でしょうか。男性にもお勧めします。

性差・性別・年齢などの境目が,
実は個性的であいまいで,
同性を好きになったり,
愛したりするのも,偏見が少なくなりました。

成長過程でも,いろいろ変わったり,
変わらずそのまま,
貫く方もいるようですが,
アニメ版のほうは,原作版に比べて,
より純粋に心情のきめ細やかさを売りにして,
ストーリーが構成され,嫌みなく見ることができました。

女子同士でも,失望あり,
他の女子との感情でのやりとりに葛藤ありで,
それを異性の立場でどうとらえるかで,
受容できるか,拒否するか決まるかもしれません。

原作本は,遠まわしに言いますが,
さらに一歩も二歩も踏み込んだ行為の表現があるので,
興味のある方はそちらもどうぞ。

同性間でも恋愛は難しいですよね。
嫉妬あり,友情あり,性愛もあり,
でもまじめに心理描写が
描かれていたのでので良しとします。
男女の恋愛も,しるこの塩加減程度に出てきます。

LGBTテーマの作品はアニメや漫画でも
取り上げられてきていますし,
漫画では,IS(インターセクシャル)
男でもなく女でもない性を描いた作品まで出てきています。

少数派というイメージは,このアニメからは感じられません、
ごく自然に入っていけますので,
好奇心半分でも見てみても損はないように思います。

女子高ですと,性非行が少ないという話があります。
昔は思春期の同性愛を「S」と表したものですが,
自然に男女の性愛に戻っていく生徒が
多かったという話を聞いています。

私は同性愛については,否定も肯定もしません。
中立でもありません。
少数派の方々は,どんな世の中や社会でも,
常にいらっしゃるものです。
ありのままを受け入れています。

投稿 : 2019/11/14
閲覧 : 341
サンキュー:

4

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そーめん

<2018/1/27 初投稿>
もう10年くらい前でしょうか。
フジでド深夜にやってました。
ノイタミナではなくNOISEという別枠。関東ローカルだそうです。
予備知識ゼロで観始めたのを覚えてます。

レビュー書くにあたり1話を見返してみたのですが、あれ?絵柄こんなにいい感じだっけ?
人の記憶って曖昧ですねー。
絵柄はうさぎドロップに似た雰囲気です。

主人公はそれぞれ別の女子校に通う高校生の"ふみ"と"あきら"。

ふみは背が男性並みに高く、スラっとした黒髪ロングの眼鏡美人。なのに大人しく内向的。
あきらは背が低く、活発で明るい感じの可愛らしい女の子。髪はショートで茶系。

舞台は鎌倉。
高校の入学式に向かう二人が、駅で出会うところから物語は始まります。

絵柄や演出は「女子高生が主役な割に色合いがくすんでるなぁ。どんな話なんだ?純文学?」という感じ。

と・こ・ろ・が

初めて観た時のこと。
実は1話の最初から不穏な空気を感じてました。
短いアバンの後、OPが終わりを迎える頃、「へ???」と思える映像が。

仰向けに寝そべったふみの横に腰を降ろしたあきら。見つめ合う二人。
そして二人ともマッパ。

不思議といやらしい感じはしないのですが、でもなんでマッパ?
女の子二人で、そんな構図で見つめ合って。
この落ち着いた静かな(地味ともいう)絵柄でこれって。

私はいわゆる百合ものアニメは苦手なのですが、そういうのともちょっと違う。

もしかしてこれはガチのやつか?


・・・ガチでした。

ガチの百合、というよりガチのレズビアン。
(違いはうまく説明できないっス)

物語が進んで「へえぇぇぇ」となった記憶があります。

登場人物の数は多めで、それぞれの高校で同級生や先輩(だったかな)たち、他にもふみの従兄弟のお姉さんとかいろいろ出てきます。
百合な人もいればいわゆるストレートというかノンケの人も。
そして百合な人間関係が濃密に交錯していきます。

ただ、絵柄や演出のせいか油っ濃いところはなく、すらすら話が入ってきます。
まるで"そーめん"
食べた後、あんまりお腹に溜まらないところも、それでも意外とカロリー高いところも。
性的な表現が無い(ような気がする)のも、胃もたれ感しないのに一役買ってる気がします。

どのシーンが面白かったかと言われるとわからないと答えてしまいそうですが、でもなぜか全般的に不思議なインパクトがありました。

「女子校では往々に同性愛があり、そうなると人間関係が結構大変」と経験者に聞いたことありますが、これ観てるとホントそうなんだなと。

「青い花」というタイトルが作品の雰囲気を上手く表してると思います。

ちなみに原作漫画の作者は女性で掲載誌は「マンガ・エロティクス・エフ」だそうです。

投稿 : 2019/09/30
閲覧 : 547
サンキュー:

28

まいぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

恋愛ものである

原作未読

◎ストーリー
主に高校生たちの恋愛もの。詳しくはwiki等をご覧下さい(ネタバレ抜きで説明することが非常に困難)。

◎評価
・物語の評価が4.0未満であるため、ネガティブな内容を含んでいます。ご理解下さい。

・良かった点として、表現の仕方(描写)を挙げときます。この作品は1から10まで(登場人物の声を通して)説明してくれる作品ではありません。自分で描写(声なし絵のみ)から、制作者の隠した意図(制作者が表現したかったこと)を汲み取らなくてはなりません。そういったことを聞くと不親切な作品だなーと思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、制作者の方はきちんと配慮しています(それが良かった点です)。
どんな配慮かというと、視聴者が俯瞰視点で観ることができるようにしていることです。普通、恋愛アニメというものは、いかに視聴者を登場人物(主に主人公)に感情移入させ、出来事・感情の起伏を共に味わってもらうかとういうことに重点を置いていると思います。こういうタイプの作品の場合、隠した描写をしたとしても、主人公なら気付きそうなレベルなものだと思います(気付きにくくすると視聴者がついていけない)。
しかし、この作品は視聴者を登場人物に同化させるつもりがないように感じました(主観ですが)。むしろ、感情移入させずに、視聴者が傍観者としてこの作品を観れるような作りにしてると思います(おそらく、制作者が「このような内容の作品をどう思いますか?」と視聴者に問うためにそうしているのだと思います)。そのため、誰の視点にもよらない、全体の目として視聴でき、気付きにくく分かりにくい不親切な表現(これは褒め言葉です)にも気付き、解釈することができます。恋愛アニメとしてこのようなタイプの作品は新鮮に感じたので、この点をポジティブに評価します。

・悪かった点は、内容にパンチがないことです。恋愛アニメとしては、刺激がかなり少ない部類の作品だと思います。恋愛アニメといえば、「えー」とか、「きたー」などの言葉をついつぶやきながら観るものだと思いますが、本作に関してはただ淡々と観ていました。本作が刺激が少ない作品となってしまった原因の一つに、前述した「俯瞰視点」が関係してることは言うまでもありませんが、それを差し引いてもパンチのない作品だと思います。

・もう少し刺激があれば物語の評価が4.5くらいついてもおかしくない作品でした。2クール分(24話くらい)で作ってくれていたら・・・と心より思います(制作者のやりたかったことの半分くらいしかできてなさそうだと感じました)。

・作画において、(上述含め)表現の仕方が良い(電話のシーンとか)と感じたのでポジティブに評価します(作画4.0)。

◎こんな方へおすすめ
・俯瞰視点で恋愛アニメを観るのが大丈夫な方(「恋愛ものは感情移入して、応援したりするのが当たり前!」と思う方はNG)。

◎さいごに
たくさん女の子いたけど、好みの子はいなかった・・・

投稿 : 2019/05/22
閲覧 : 339
サンキュー:

3

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

複雑

やはり人間関係は難しい

投稿 : 2019/03/17
閲覧 : 235
サンキュー:

0

既読です。 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

で、なに?

誰の何を描きたかったの?

OPの歌詞が脚本を上回って

何とも勿体ないアニメでした。

投稿 : 2019/03/06
閲覧 : 295
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ガチ百合

ガチ百合作品ですが露骨な絡みはなく、心理描写と映像美の表現に、ユーミンの曲っぽいOPと雰囲気にやられてしまった。
透明水彩画のような色彩設定も好みだ。
カサヰケンイチ氏はこういう演出も出来るだなぁ。
へぇ〜!
ささめきことでも主人公はメガネっ娘であったが、えっ?これも?
メガネっ娘=百合なのか?と自問自答してしまうが…
女子高だったら同性に恋するのはあるあるですよ。
後はサブキャラのCVが豪華であった。

投稿 : 2019/02/11
閲覧 : 230

ムーネクッニ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2期、いつまでも待っています

いわゆる百合アニメですが、かわいい女の子たちがキラキラした恋愛を繰り広げるものとは少し違うかもしれません。

以下、ネタバレにならないように掻い摘んでコメント。

・物語:
志村貴子さんの漫画が原作で、3巻までがアニメ化されています(現在は完結して全8巻)。各話副題はいろんな文学作品のタイトルからつけられています。おしゃれ。
物語の内容は、神奈川県の鎌倉を舞台とした女子高生同士の恋模様や主人公が自分の初恋を思い出していくというもの。少しですが同性間だけでなく異性間の恋愛もあります。物語の中に転換点はありますが大きな起伏はありません。流れている時間をただただ切り取っていったような作品です。
原作では「その時の心の動き」をダブルミーニングのような言葉や余白などで表現しています。それをアニメなりに解釈しながら視聴者にも余地を残しつつ上手く映像化しています。また、原作ではサラリと描かれていた劇中劇の『星の王子様』がアニメでは掘り下げて描かれていて、大好きなシーンのひとつです。

・声優:
声とキャラのイメージはあっていると思います。ふみちゃんは棒演技ですがむしろいい感じです。(薬物乱用はダメ。ゼッタイ。)

・キャラ:
登場人物は原作より少しクールな感じになっています。主人公は幼馴染同士のふみちゃんとあーちゃんの2人。主にふみちゃんを軸として物語が進んでいきます。
キャラの性的志向は一人ひとりで異なり、一見「レズ」でも一概に「レズ」という訳ではなくしっかりと描き分けられています。
あーちゃんが元気で優しくてかわいい。

・作画:
キャラ、小物、背景全てとても丁寧に描かれています。背景は水彩画のタッチを残していてキャラたちと良く馴染んでいます。鎌倉を旅行したくなります。

・音楽:
OPは空気公団の青い花。「様々な感情で人が成り立っています。怒って言い合いになったり、笑ったり、一緒に喜んだり、泣いたり。その感情ひとつをとってみるより、多角的に見たら、まるで花束の様にとてもきれいなんじゃないかと思います。みんなそれぞれ、ひとつしかない花束を持っていると感じました(空気公団公式HPより)」Vo.山崎ゆかりさん
劇伴は羽毛田丈史さん。ゆったりした曲調のものが多く、時々テレビ番組でも使われているので聴いたことがあるかもしれません。

・まとめ:
原作は愛読漫画のひとつなので原作目線の要領を得ないコメントになってしましました。
まさに「片想いが趣味」なんじゃないかと思うくらい矢印が行ったり来たりしています。内容自体をみればドロドロしたものですが、不快感はありません。一人ひとりに注目してみると、みんな自分勝手だけど純粋です。
派手な作品ではありませんが隠れたコアなファンが多いようで、昔のアニメなどのBD化投票では5位にくい込み、放送4年後にBD化されました。北米版DVDが発売されたり非公式評論集が刊行されたりもしています。
百合アニメ好きだけでなく恋愛アニメ好きにもおすすめの作品です!ぜひ1度手にとってみてはいかがでしょうか。

・余談:
この頃LGBTという言葉が知られてきました。互いがLGBTという言葉に「差別感」も「特別感」も感じなくなった時、互いが互いを本当に受け入れたということだと思います。難しく捉えず、アニメや漫画が知ったり考えたりするきっかけでもいいんじゃないかなーと、個人的には思います。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 322
サンキュー:

2

olive さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

繊細

投稿 : 2018/09/24
閲覧 : 229
サンキュー:

1

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ドラマに引き込まれた百合作品。

原作は志村貴子さんの漫画が原作です。
いわゆる百合作品ですが、それほど濃いシーンは無いのでしっかりと観られました。どっちかというとシリアス寄りなので、ドラマに引き込まれました。

「ゆるゆり」よりは本格的に10代の女子の感情を描いていました。
舞台は鎌倉方面でそのあたりの風景も出てきます。聖地アニメでもあります。

背景もキレイなので背景にも注目して観てみるといいかもしれませんね。

投稿 : 2018/08/26
閲覧 : 360
サンキュー:

12

↙→↘↓↙←↘+BC さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

百合って

生理的にキツイ
知らずにみてて途中で気付き
だいぶきつかった

投稿 : 2018/07/09
閲覧 : 260
サンキュー:

1

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

好きな声優目当てで見たら
まさかの、レズビアン系作品でした。
性描写は少なく片思い〜両思いになっていったり
女子達の甘酸っぱい青春と葛藤があり
面白いと思いました。

話数も11話と少ないので
長くもなく短くもなく
1クールで見やすいです。

推してたカップルが自分達の気持ちに
気づき両思いになっていったのが好きです

ふみちゃんとあきらちゃん
いつまでもお幸せに!

失恋した子達、とても見ていて
切なかった
ましてや同性を好きになる覚悟
打ち明ける勇気は簡単ではないので…
どうか、失恋した子達も幸せになってもらいたい。

投稿 : 2018/05/31
閲覧 : 256
サンキュー:

0

ポトフの味噌煮 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

骨太な百合とは

大仰なタイトルですみません。

当方、全国一千万人(推定)の百合好きの一人です。

しかし。
世の中に百合作品が溢れ、百合漫画専門誌まであるにも関わらず、好きな作品って意外と少なかったりします。

その理由は、「女の子しか出てこない作品が多い」「好きになったから仕方ないじゃん的ノリが苦手」と言ったところでしょうか。

回りくどくなりましたが。
自分としては、「異性愛が『ノーマル』とされる世の中で、同性を好きになること」を描いた作品が観たいわけです。

そこには当然、悩みや葛藤があるわけで、それが作品を骨太にすると思うのです。

前口上が長くなりましたが、「青い花」はそんな作品。

原作が大好きで、まさかのアニメ化、と思ったら、素晴らしいクオリティ。

円盤の売り上げがふるわなかったり、ふみちゃん役の声優が後々残念なことになったり…と、なんだかケチがついてしまった形の本作ですが、百合に興味がない方にもおススメできる良作です。

結論。
あーちゃん、マジ天使。

以上。

投稿 : 2018/05/31
閲覧 : 247
サンキュー:

7

gazabata さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ドロドロはドロドロでも

百合アニメなるものを発見して、じゃあ色々見てみようかということで見始めた。特に期待はしていなかった。

ストーリー:
ストーリー自体にはこれと言って特別なことはない。女の子同士であるという特異点を除けば、表面上はただのドロドロの恋愛ものだ。

キャラ:
頑張って作られたキャラだということがよく分かる。生半可な姿勢で創造されたキャラではない。
メインの子がうじうじしていてうざいという文句を見たが個人的には気にならなかった。うじうじしているのもどこかかわいらしいと思ったのは自分が男だからだろうか。

アニメーション:
妙に凝っていて好きだった。人や髪の毛の動き方がアニメっぽくなくて好きだった。演出も少なからずあったので良かった。

その他:
このアニメの良さを伝えるにはまず四百年余り時間を戻さなければならない。
知らない人はないないだろう、シェイクスピアは十六世紀終盤に有名になった詩人である。代表作は「ロミオとジュリエット」や「ハムレット」がある。中でも「ロミオとジュリエット」は恋愛ものの教科書として現代の恋愛ものに多大な影響を与えている。ドロドロとしたドラマを通してキャラクターを試して、成長させる。純粋な感情を引き出すために。
しかし、時間がたつにつれ、少しづつシェイクスピアなどの詩人の作品の良さは簡略化および改悪されていった。その代表的な子孫に昼ドラがある。とりあえずドラマとショックを求めた昼ドラにとって心理描写のような複雑なものは必要なく、とにかくドロドロを追求した。その影響で最近は自分を含め、一般人は複雑な恋愛ものを極端に嫌うようになっている。
そんな中、ドロドロな恋愛ものの良さを気づかせてくれたのがこのアニメである。先ほども言った通り、ストーリー自体にはこれと言って特別なことはない。だがよく見てみれば、どれだけ良い作品か気づくことができる。このアニメはドロドロな恋愛ものをえらく上手に作っている。物語にドロドロの必要性を感じたのは初めてかもしれない。光は暗闇の中のほうが目立つものだ。

まとめ:
ドロドロを通して純粋な感情を引きずり出してくるアニメ。今どきの恋愛アニメの最終話あたりでいきなり意味もなく出てくる「二人の関係に亀裂が!!?」とはわけが違う。ドロドロが何のためにあるかちゃんとわかっている。偉い。他の恋愛ものとは格が全然違うのにその良さをうまく伝えられなくて悔しい。そしてほかの恋愛ものと同じグループに入れられてしまっているのがかわいそう。
あとどうせなら最後までやってほしかった。

点数:8/10

投稿 : 2018/04/25
閲覧 : 283
サンキュー:

6

ネタバレ

kabaj31 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

途中で断念しようかと思いましたが・・・

6話の終盤が良かったので最後まで見ました。
全体的に、まあまあ良かったかなーという感じです。

メガネはいとこと、先輩は先生と、金髪は先輩と
それぞれ失恋を経験しています。
百合要素はあるにはあるけど、
むしろこれは、失恋と成長がテーマなのかなぁと思いました。

投稿 : 2018/04/11
閲覧 : 274
サンキュー:

0

ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

少女漫画的な青春時代の仄かな恋愛模様

原作完読

アニメは原作のほぼ前半部分にて作成されてます。

登場人物数人に百合的要素、それを織り交ぜた青春群像となってます。
完全に百合を題材とした「ささめきこと」「くっつきぼし」などとはちょっと趣が違い
百合に拘らず恋愛模様や友情を楽しむと良いですね。


{netabare}
-----------------------

百合ならこんなのも

自主制作アニメ

「りんごの木の下で」
http://anitarou327.wixsite.com/appletree/movie

拙くも頑張って作ってる感じが良いです

「PV」 - 「PV02」 - 「本編」と続けて観るのがオススメ
{/netabare}

投稿 : 2017/05/05
閲覧 : 327
サンキュー:

3

ネタバレ

明石 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

繊細な心理描写が良い

原作未読。「放浪息子」で、志村貴子さんを知りこちらの作品を視聴。相変わらず、思春期の子の心理描写が繊細。観ていて、懐かしくなるような少し胸が痛くなるような(笑)

特に好きなシーンは、10話で杉本先輩がフミに謝るシーン。「ごめんね、ごめん。ごめんなさい。」この間の取り方に唸った。

ラストも、本当によかった。こんな綺麗に終わる作品ってなかなかない。「悲しみ知らん顔」は名曲。

OPEDも作品にすごく合っていて、青い花の世界観に浸れるし演出も毎回凝ってるので、おすすめ。

投稿 : 2017/03/07
閲覧 : 310
サンキュー:

2

なこ。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あーちゃんが好き

一周目は先輩かっこいい・・・って思いながら見てたけど、二周すると先輩がクズすぎてムカつく笑

あーちゃんがほんとにいい子で好き。
付き合うなら断然あーちゃん。

投稿 : 2017/02/21
閲覧 : 223
サンキュー:

1

ネタバレ

あすは さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ぜひ最後まで作って欲しいけど

子どもからおとなの側に踏み込みかけたお年頃の、同性に対する愛情がテーマ(放浪息子はもっと未分化な性の世界ですね)。
原作・志村貴子の美しく淡い絵柄を、みごとにアニメで再現できてる。すばらしいです。

でも、アニメは、お話の核心に入る手前で終わってしまってるのが残念すぎる。2期がないと、中途半端どころじゃないのが、何とも・・・

空気公団のOPがまたすばらしい。きちんとアニメOPの枠内で短く曲を完成させているので、変なカットもないし、その意味では、アニメOPとしてこれ以上の曲は、他では聴いたことがないです。

ぜひとも2期(というか最後まで)見たいけれど、多分無理なんでしょうね・・・

個人的には、若い頃通って思い出もあるミルクホールが出てきたのがうれしいかったです。今はどうか知らないけど、骨董屋も兼ねていて、古い壊れた学校のオルガンとか買ったっけ(^^;

投稿 : 2016/09/03
閲覧 : 274
サンキュー:

3

DB さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

思春期の女の子たちの恋の話です。
同性への恋、あこがれ、友情、異性への恋も含め、登場人物それぞれの未熟さもあいまって感情が錯綜していきます。
そんな作品にピッタリなキャラたちで、生臭さもなく、登場人物が成長していく姿がきちんと描かれており、傑作だと思います。

投稿 : 2016/09/01
閲覧 : 275
サンキュー:

2

星々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いい

いや、よかった。

予想以上に普通によかった。

テーマは『初恋』かな??

見終わった後、原作もちょっと読んでみたけど、アニメの方がいいや。

投稿 : 2016/05/18
閲覧 : 289
サンキュー:

2

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青い花のストーリー・あらすじ

江ノ電沿線などの鎌倉が舞台。それぞれ別の女子高に通う二人の主人公を軸に、女性同士の恋愛と友情が描かれている。(TVアニメ動画『青い花』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2009年夏アニメ
制作会社
J.C.STAFF
公式サイト
www.aoihana.tv/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E3%81%84%E8%8A%B1_%28%E6%BC%AB%E7%94%BB%29
主題歌
≪OP≫空気公団『青い花』≪ED≫Ceui『センティフォリア』

声優・キャラクター

高部あい、儀武ゆう子、石松千恵美、堀江由衣、井口裕香、矢作紗友里、豊崎愛生、緒乃冬華、川田紳司、浅沼晋太郎、浜田賢二

スタッフ

原作:志村貴子(マンガ・エロティクス・エフ連載/太田出版刊)、 監督:カサヰケンイチ、シリーズ構成:高山文彦、キャラクターデザイン・総作画監督:音地正行、プロップデザイン:冷水由紀絵、美術監督:小林七郎、色彩設計:石田美由紀、撮影監督:大河内喜夫、編集:後藤正浩、音響監督:明田川仁、音響制作:マジックカプセル、音楽:羽毛田丈史、音楽制作:ランティス

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